石原さとみ(35)が第1子を出産したことを23日、所属事務所が発表した。公式サイトでは「ご報告」と題したエントリーで「この度、弊社所属の石原さとみが第一子を出産したことをご報告致します。母子共に元気に過ごしています」と伝える。続けて「今後のお仕事に関しては本人の体調や育児の状況を第一優先に、相談しながら進めて参ります。これまで支えて頂いた皆さまに感謝を申し上げると共に、これからも温かく見守って頂けますと幸いです」と発表した。石原は、2020年10月に同年代で会社員の一般男性との結婚を発表。今年1月に妊娠をしたことを報告していた。【石原さとみコメント】この一年を通じて本当に周りの皆さんに支えられていると実感しています。また、初めて自分の命よりも大切だと想える存在が誕生した事に心から幸せを感じています。今までとはペースが変わるとは思いますが、これからもお仕事を楽しめたらと思いますので、どうか応援のほどよろしくお願い致します!石原さとみ
2022年04月23日女優の石原さとみが出演する、NTTコミュニケーションズの格安SIMサービス「OCNモバイルONE」の新CM「『OCN モバイル ONE』絶好調」編(30秒)、「絶好調550円」編(15秒)、「絶好調ドコモショップ」編(15秒)が、21日より全国で放送される。新CMの中には、前作で好評だったギターボーカル姿の石原が再び登場。バックバンドを引き連れて、スタンドマイクを握りながらド派手にシャウトするシーンも。さらに、アニメーション作家・ぬQ氏が手掛けるアニメキャラクター化した石原も登場し、石原自身も「よりパワフルになりました!」と太鼓判を押すCMとなっている。撮影後のインタビューで、ホッとした出来事を聞かれた石原は「冬の寒い時、ベランダへ出て、ヒーターや毛布でしっかり防寒しながらホットミルクとかを飲む時間が、すごく幸せだなと思いました。ちょっとした露天風呂感というか。顔はちょっと寒いけど、あとは全部ぬくぬくしていて、ホットミルクで芯まで温まるみたいな。そういう時は冬を堪能しているなと思います」と振り返る。またCMで流れる楽曲にちなんで、「絶好調だな」と思う瞬間を「体のメンテナンスで整体に行った後は、すごく体が整う感覚があって、『私、どこまでも歩けるかも』『自分は無敵なんじゃないか』と思うぐらい、絶好調と思う瞬間 があります 。ただ、どうしても体の癖があってずれたりするので、長くは続かないんですが、整体後の私は絶好調です」と語った。
2022年02月18日1999年、都庁に初登庁する石原慎太郎さん昨夏開催された東京五輪・パラリンピックの“言い出しっぺ”は石原慎太郎さんだった。当初は2016年開催を目指して招致活動を展開し、リオデジャネイロに敗れると、涙を流して悔しがった。国内の招致機運を高めるためならば……と、アイドルグループ・AKB48や漫画家・蛭子能収さんと一緒にオリジナル体操をしてみせるパフォーマンスもいとわなかった。1964年の東京五輪を会場で観戦している石原氏は、感動したシーンについてこんなふうに述べている。「“東洋の魔女”と呼ばれたバレーボール女子日本代表が宿敵・ソ連(現ロシア)に勝って金メダルを取った瞬間、大松博文監督はすーっといなくなって、遠くから壁にもたれて選手たちが喜ぶ様子を眺めてニコニコ笑っていた。あのとき、男って美しいなと思ったね」■北島康介さんと約束した“焼き肉3年分”口数が少なく“鬼の大松”の異名をとる厳しい監督で、選手との距離感は、昨夏の五輪でバスケットボール女子日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス監督とも、’11年のサッカー女子W杯でなでしこジャパンを優勝させた佐々木則夫監督とも異なる。世界で活躍する男を評価し、競泳男子金メダリストの北島康介さんの選手時代には、活躍のご褒美として「焼き肉3年分をおごる」と約束も。「世界選手権の優勝を喜んで言い出したんですが、そもそも北島さんの実家は精肉店なのでうれしいかどうかは微妙なところ。当時控えていたアテネ五輪でも金ならば……とご褒美を3年分までつり上げた」(当時の都政担当記者)ところが、都民である北島さんにポケットマネーで焼き肉をおごると有権者への利益供与とみなされるため、おごりたくてもおごれない事実が発覚。それでも「約束は守ります。違うかたちであっても」などと言い張り、都民栄誉賞を贈る際に副賞を20万円増額した。■「いまさら西部警察じゃねえだろう」1999年の都知事選で初当選すると、応援してくれた俳優・渡哲也さん(故人)や舘ひろしさんら“石原軍団”とともに弟・裕次郎さんの墓前に勝利報告した。故人の眠る場所で鏡割りやバンザイをするなどいささかやりすぎた感もあったが、選挙戦で弟の力を借りたのは確か。街頭演説では、裕次郎さんの代表作のひとつである刑事ドラマ『西部警察』のテーマ音楽を流し、聴衆に向かってマイクを握ると、「裕次郎の兄です」と挨拶してつかみはOK。都知事就任後、折に触れて「俺のほうが裕次郎よりも歌がうまい」「のどを痛めたが、本当は裕次郎よりいい声」などと張り合うように話した。2003年夏、裕次郎さん没後も制作が続いていた『西部警察』のロケで事故が起きると、都庁の定例会見でこう述べた。「石原プロの幹部が来て“裕次郎さんに怒られたんだと思います”と言うから、そのとおりだと言っておいた。昔のマネばかりせず、新しいことを考えたほうがいいよ。いまさら西部警察じゃねえだろう」テーマ音楽を使っているわりに、それは棚にあげて言いたいことを言う。さらに、「それじゃあって、いまのスタッフが『東部警察』にするかどうかは知らないけどさ」と笑いを誘った。■通ったあとには高級ブランドの残り香が政治家を引退してからも物議を醸す発言は収まらず、「暴走老人」と自嘲するように話し、態度を改めることはなかった。在職中から女性や外国人を差別しているととられても仕方のない発言を繰り返し、世論を敵にしそうになると、都合のいいところだけ切り取った報道だとメディア攻撃も。小池百合子都知事に対して“大年増の厚化粧”と言い放ち、対立候補を応援する選挙戦でむしろ逆効果になった。おそらく、敵に回して反発されなかったケースがひとつだけある。「カラスです。もともとゴルフ場でアイアンを投げつけたら頭をつつかれてカラスが嫌いになったそう。2001年に都内のカラス撲滅を宣言し、プロジェクトチームまでつくって撲滅作戦を遂行した。石原さんは“東京名物としてカラスの肉のパイを作ろうと思う”と話したが、カラスは利口でなかなか捕獲できなかった。しかし、徐々に成果を上げ3年後には約3割減らすことができた」(当時の都政担当記者)カラス肉のパイ販売は実現しなかったが、石原さんとカラスが対峙するイラストがパッケージに描かれた東京限定サブレ『カラスの勝手はダメ!ダメ!』を都庁内の売店で販売した。人間を襲ったり、ごみ集積場を荒らすカラスの天敵でもあった。■酒好きだったのにいちご牛乳を欲して長身でダンディー。スケジュールどおりに動くとは限らず、番記者たちが石原さんに話を聞こうと待ち構えていても、居場所が特定できないことも。そんなときは……。「通過予定のルートを歩いてクンクン匂いをかぐしかない。高級ブランドの香水をつけているので、石原さんが通ったあとは独特な残り香がある。もう来たか、まだ来ていないか判断できる」(同・都政担当記者)懐かしい思い出という。健康には人一倍、気を使っていた。都知事在任中、高齢にもかかわらず、シュノーケルを装着してスポーツクラブの15メートルプールを何回もターンしていたという。「1200メートルは泳いでいるからね」と番記者に胸を張った。石原結實医師の『断食道場』(静岡県伊東市)に毎年のように通い、記者団に向け、「だいぶスマートになっただろう?」などと笑みを浮かべながら確認した。父親に買ってもらったヨットに裕次郎さんとのめり込み、大きなレース中に自分の位置がわからなくなり死にかけたこともあった。「3~4年前、石原さんとヨットに同乗する機会があり、下船後に“いちご牛乳を飲みたい”とおっしゃったのでコンビニまで買いに行ったことがある。以来、ヨットにいちご牛乳を常備するようにしたんです」と面識のあるヨットマン。酒を好んだ石原さんがいちご牛乳好きとは意外だ。海を愛した石原さん。生前、神奈川県・葉山の沖合に海の男らを見守る“裕次郎さんの灯台”を建立している。死後、その隣に“慎太郎灯台”を建てるようにと、息子たちに命じてあるという。
2022年02月08日石原慎太郎さん東京都知事を4期途中まで約13年務めて五輪招致などに尽力し、国会議員時代に環境庁長官などを歴任した作家・石原慎太郎氏が2月1日、亡くなった。89歳だった。1999年に都知事になると、規制改革のため国にケンカを売る姿勢を鮮明にし、その言動は連日のように多くのメディアに取り上げられた。歯に衣(きぬ)着せぬ発言にとどまらず、乱暴な物言いも随分あった。言いっぱなしではなく、ディーゼル車の排気ガス規制や大手銀行への外形標準課税の導入など都独自の政策を次々と実現した。いまでこそ発言力のある知事は少なくないものの、就任当時は都道府県知事の発言は地方行政の枠で捉えられることが多く、知事の存在感を高めた政治家といえるだろう。一方で、記者会見などでは政策とはまったく関係のない注目発言も飛び出した。■番記者を沸かせたひと言なかでも、1987年に早逝した国民的人気俳優の弟・裕次郎さん(享年52)に触れた発言は、石原家の知られざる兄弟関係を指し示すようだったと思う。「俺のほうが裕次郎よりも歌がうまいんだ」と本気で話すことも。緊張感を持って取材する番記者たちを思わず笑わせ、沸かせたものだった。裕次郎さんは歌手として『銀座の恋の物語』『ブランデーグラス』などのヒット曲を飛ばしており、所属レコード会社によると500曲以上を吹き込んでいる。後日、慎太郎氏に「裕次郎さんより歌がうまいって本当ですか」と突っ込んだところ、「本当だよ!」とムキになって笑った。■兄として弟の安息を願う気持ちそもそも裕次郎さんは1956年、慎太郎氏の芥川賞受賞作の映画化作品『太陽の季節』に出演したのをきっかけに、やはり慎太郎氏原作の映画『狂った果実』で主演デビュー。常に批判にさらされる政治家の道を選んだ兄に対し、人気スターとして文句のつけようがない名声を得た。それが裕次郎さん没後の都知事選では、裕次郎さんの刑事ドラマ代表作『西部警察』の勇ましいテーマ曲に乗って街頭に現れ、石原軍団の応援を受けた。街頭演説のマイクを握ると開口一番、「裕次郎の兄です」と自虐ネタで聴衆を沸かすのが常だった。コンプレックスとは言わないまでも、勝ち気の塊のような慎太郎氏が、2歳年下の裕次郎さんにライバル心を持ったとして何ら不思議はない。慎太郎氏の発言で、歌唱力のエピソード以上にインパクトがあったのは“兄らしいひと言”だった。裕次郎さんの没後、菩提寺である横浜市鶴見区の総持寺などで三回忌、七回忌、十三回忌とメディアやファンの要望にこたえるかたちで大がかりな法要が営まれるなか、慎太郎氏は二十三回忌の前、「もう、いい加減に静かに眠らせてあげないとかわいそうだ」などと諭すように話し、ファンらを集めるイベントは終わりになった。兄として弟の安息を願う気持ちだろう。二十三回忌法要イベントは東京・国立競技場で約12万人を集めて営まれ、ファンを招く法要は最後になった。裕次郎さんは2019年7月17日、三十三回忌法要で弔い上げとなった。まき子夫人や石原軍団の俳優が揃うなか、家族代表として慎太郎氏の長男・伸晃前衆院議員が参列。慎太郎氏は参列したがったというが、足元が心配なため代理出席した経緯を明かし、「相変わらず格好つけなので杖を買ってやったのにつこうとしないんです」と頑固親父ぶりを明かしている。慎太郎氏の歌は一度も聞いたことがない。記者と取材対象者の立場を離れ、美声を聴いてみたかった。合掌。◎取材・文/渡辺高嗣(週刊女性記者、元・内外タイムス都庁記者クラブ担当)
2022年02月02日2022年2月1日、東京都知事や運輸大臣などを務めた、石原慎太郎さんが逝去。多くの人に影響を与えた、慎太郎さんの訃報に、悲しみの声が上がっています。【訃報】石原慎太郎氏、逝去「影響力のある人だった」石原慎太郎の息子、四兄弟がそろって会見慎太郎さんの逝去を受け、息子である、伸晃さん、良純さん、宏高さん、延啓さんがそろって記者会見を開きました。長男であり、政治家の伸晃さんは、父親について「作家として、最後まで仕事をやり遂げた」と語っています。すい臓がんを患っておりまして本当によく戦い、頑張ったんでございますが、昨年の10月に再発いたしまして、本日に至ったところでございます。年末には、12月でありますけども、小説をまとめまして大変いい上下巻ができあがって、喜んで、「これが俺の遺作だな!」。そんなことを話しておりましたけども、その後も執筆活動を、先週までも続けておりまして、今年、これが本当に最後になってしまいますが、3冊、本が出版されます。都知事など、政治家としての経験が長い父ではありますけれども、最後まで作家として仕事をやり遂げた。冥福を祈るばかりでございます。FNNプライムオンラインーより引用また、次男であり、タレントでもある良純さんも、父親の姿に「まさに文学者だ」と感じたそうです。ぼくは、石原慎太郎という人は、作家だと思っておりました。本当に最後、身体が動かなくなっても短い時間、1時間2時間ですけど、その時間にワープロに向かってですね、文字を打ち続けていた姿は、まさしく文学者なんだなと。まあ、その分ですね、父親としては、かなりユニークな人だったと思います。ただやっぱり、僕らがいうのもなんですけども、1つの時代を築いた父でありますから。父が抜けた、いなくなった後、より、ぼくらも頑張っていかなければならないと思います。FNNプライムオンラインーより引用三男であり、政治家の宏高さんは、「追いつけないけれども、父を目指して全力で頑張りたい」と語りました。また、慎太郎さんを看取った、四男の延啓さんは、「安らかに息を引き取ってくれたので、家族としては、よかったのかなと思っています」と語っています。伸晃さんら四兄弟の会見に対し、さまざまな声が寄せられました。・父親としても、1人の人間としても、家族に愛され、尊敬されていたのだなというのを感じました。・立派に育った四兄弟がそろっていて、目頭が熱くなりました。本当に素晴らしい父親だったんだろうなと思います。・今後、こんなに一家そろって、表舞台で活躍するような家系は生まれないのではないかな。・いろいろな意見はあるけれど、自分の主張を強く貫ける姿はかっこよかった。最後まで作家として、仕事をまっとうしていたという、慎太郎さん。彼の文章は、後世の人々にも影響を与え続けるのでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年02月01日2022年2月1日、東京都知事や、運輸大臣などを務めた、作家の石原慎太郎さんが亡くなったと報じられました。89歳でした。作家、元東京都知事で元衆院議員の石原慎太郎(いしはら・しんたろう)氏が1日、死去した。89歳だった。産経ニュースーより引用石原さんは、1999年4月~2012年10月まで、13年間にわたり東京都知事として東京都をけん引しました。石原さんの訃報に、ネットからはさまざまな声が上がっています。・石原さんは、存在感が別格だった…。ご冥福をお祈りします。・さまざまな意味で影響力のある人だったな。・これまでの活躍ぶりは素晴らしかった。さびしくなります。多くの人に、影響を与えた石原さん。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年02月01日“ザワつくトリオ”高嶋ちさ子、長嶋一茂、石原良純、そしてバランサーのサバンナの高橋茂雄(高嶋ちさ子の写真は公式HPより)『ザワつく』が、とにかく強い。『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系・金曜よる6時50分)。長嶋一茂、石原良純、高嶋ちさ子の、“怖いもの知らず”系の3人が、世間をザワつかせる事柄に関するトークを繰り広げる「スカッと爽快、毒舌トークが大爆発!(番組HPより)」番組だが、3人の暴言スレスレ言いたい放題の毒舌と、それぞれに対する舌戦がウケ、毎週高視聴率を記録している。昨年の大晦日に特番として放送された『ザワつく!大晦日』は、視聴率が同日の民放ゴールデン・プライムのトップを記録したことも話題となった。■罵り合いもウケている「3人の暴走トークでの掛け合い、ときにはお互いをディスり合うこともあり、そのやりとりがウケています。言うまでもなく『ザワつく』の3人は、いずれも一流の家系で育ち、自身もそれぞれの世界で確固たる地位を築いている面々。そんな彼らの、ときにはみっともなくすらみえる罵り合いは、大の仲よしであるがバトルトークを繰り広げる、中尾彬さんと江守徹さんのやりとりを彷彿させますね」とあるスポーツ紙記者。番組がスタートしたのは2018年のこと。当初は深夜0時台の放送だったが、’19年の春からゴールデンに移動。安定した人気を保ってきたが、ここにきてさらに人気の幅を広げている理由はどこにあるのだろうか。あるテレビ関係者は、「基本的には3人が好きなことを言う番組なのですが、そこに共感が集まっている」といい、“愛ある毒舌”で人気を得ている、有吉弘行やマツコ・デラックスと比較して分析する。「ハッキリした物言いの毒舌というと、マツコさんや有吉さんなどが以前から人気ですが、ふたりはどちらかというとド正論で、ぐうの音も出ないこともあります。『ザワつく』の3人は言いたい放題のメチャクチャな会話なので隙がありまくるんですが、その隙が面白がられているんです。マツコさんや有吉さんは、下からの目線で物を言うことが多いですが、ザワつくトリオは真逆で対照的な立ち位置になるところも面白いですね」最近では「ご当地ポテトチップス」や「ご当地カップ麺」のどれが一番好きなのかを決めたり、工場で何を作っているか当てるクイズを行ったり、ちょっとした話題や注目の人物にスポットを当てる企画などが人気を集めている。高視聴率を叩き出す要因として、3人のトークだけでなく扱うネタにも注目されている。「身近な話題に対して、リラックスしながらホンネを言うところもウケています。“深く考えなくても楽しい”という今のお笑いの空気に似ているかもしれません。コロナでの閉塞感や情報過多の世の中で、何も考えずにただ見ていて楽しいコンテンツは貴重だと思いますよ」(バラエティーを手がける放送作家)とはいえ“言いたい放題”には炎上のリスクが伴う。しかしザワつくトリオは、これだけ好き放題言っても、炎上することがないのはなぜだろうか。前出のテレビ関係者は「炎上好きには楽しくない存在なのかもしれない」と言い、こう続ける。■“究極のバランサー”サバンナ高橋の存在「それぞれが好き勝手なことを言っているだけなので、この人たちに文句を言ったり炎上させようとしたところで、ダメージもなければ、反応もないと思うんです。あの石原家の人、長嶋茂雄さんの息子、日本を代表するバイオリニストと、それぞれが文句のつけようがないセレブですし、多くの視聴者にとってはそもそもの世界が違う人たち。このレベルの人たちが何かを自慢したところで、一般の人たちが鼻につくような次元ではないんですよね。そこを突いたところで誰も便乗しないでしょう」番組では、暴走ぎみの3人の手綱を引くような存在として、進行役のサバンナ・高橋茂雄が出演しているが、この高橋の存在も重要な役割を果たしていると、前出の放送作家は指摘する。「高橋さんは、“究極のバランサー”のような芸人さん。どんな辛いものでもまろやかにしてくれ、ざるで濾すようになめらかにしてくれる存在。3人が暴走したときに高橋さんがいい感じにストップをかけてくれ、さらにイジってもくれる。3人だけでなく高橋さんがいるからこそ、な部分もあります」3人プラス1という奇跡のバランスが『ザワつく』人気のもとのようだ。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2022年01月28日石原さとみ《彼となら様々な事を共有しながら、どんな困難も乗り越えていけると確信いたしました》2020年10月、一般男性と結婚することを電撃発表した、女優の石原さとみ。国民的人気を誇る女優と“一般男性”の結婚は日本中の注目を集めたが、相手はやはりただものではなかった。「東大出身で大手外資系証券会社に勤務。投資会社も経営していて、都内の不動産も複数所有。年収は5000万円ほどだそう。見た目もさわやか系のイケメンで、有名ファッション誌に登場したこともあります。出会いのきっかけは、友人夫婦の紹介だったとのこと」(スポーツ紙記者)“一般男性”のイメージとはかけ離れた経歴。そんな“ハイスペック”な男性と結ばれた石原の結婚生活は、誰もが気になるところだが……。「石原さんは、結婚に関する話が“NG”なんです。2021年の4月に日本テレビ系『踊る! さんま御殿!!』に出演した際、MCの明石家さんまさんが“結婚の話はしないでほしい”と石原さんの事務所から言われたことを明かしました」(テレビ誌ライター)謎に包まれた新婚生活─。ふたりが暮らすのは、都内きっての高級住宅地にあるマンション。「住居によっては数億円もするマンションで、芸能人もたくさん住んでいますが、石原さんは見かけませんね……」(近隣住民)■ハイテンションで応援する夫婦が周辺の人も見たことがないなんて、よっぽど厳重な変装をして生活しているのか……と思いきや、思わぬところにふたりの姿はあった。12月14日、場所は両国国技館。「この日は、ボクシング世界王者の井上尚弥選手の防衛戦がありました。その会場に、石原さんと旦那さんがいたんです!ふたりはリングに近くていちばん高価な“スペシャルリングサイド席”にいました」(居合わせた客)ふたりが座っていた席のチケット代は破格で、1席15万円。2席合わせると30万円にも及ぶ。ちなみに石原と井上は同じ事務所に所属している。「旦那さんはボクシングが好きなようで、井上選手の入場時には両手を上げてハイテンションで応援していました。石原さんは特に変装もしていないのに、周りはほとんど気づいていなくて、自然体なふたりの姿が微笑ましかったです」(同・居合わせた客)誰もがうらやむ夫婦ながら、いたって気取らない様子。ふたりについて、夫の家族はどう思っているのか。国内で会社を経営する父親に電話で尋ねてみると……。「『週刊女性』さんは妻が読んでいるので協力したいのですが、過去に2誌ほど答えた際、内容を少し書き換えられて……。申し訳ありませんが、お答えできないんです」なんとも穏やかな口調で、丁重にお断りされてしまった。ベールに包まれた夫婦がうかがわせた、甘い新婚生活。夫の趣味も共有しながら、“どんな困難も乗り越えていけると確信”!
2021年12月22日女優の石原さとみが出演する、すき家の新CM「あたらしいカレー」編が、3日より放送される。新CMでは、家でリラックスする石原が笑顔で「ほろほろチキンカレー」を食べる姿を描いている。。「なにこの笑っちゃうくらい大きいチキン」と驚き、スプーンでほぐしながらチキンとカレーを食べて「んん~」と味わう幸せそうな石原の表情に注目だ。
2021年12月01日瀬尾まいこ氏による小説の実写映画『そして、バトンは渡された』が29日より公開される。血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子(永野芽郁)&義理の父親・森宮さん(田中圭)、そして夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原さとみ)&泣き虫な義理の娘のみぃたん(稲垣来泉)と、2つの血のつながらない家族のある秘密を描く同作は、公開前から話題を呼んでいる。今回は、親子役となった石原&稲垣にインタビュー。石原は自身初の母親役で、娘のみぃたんに愛を注ぎつつ魔性の女としての一面も持つ女性に。そしてNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16年)や『アンナチュラル』(18年)、『糸』(20年)など立て続けにヒット作に出演し天才子役として注目されている稲垣は「泣き虫」というキャラクター通り色々な感情で泣くシーンにも挑んだ。仲の良い2人の撮影の裏側や、石原から稲垣へのアドバイスなど、話を聞いた。○■撮影も絶対大丈夫だと確信――今回親子役となりましたが、お互いの印象はいかがでしたか?石原:(本作でみぃたんの実の父親・水戸さんを演じた)大森南朋さんと監督と4人で台本の読み合わせをしたのが最初で、その時は声が印象的だなと思いました。そこからクランクイン前に2人でコミュニケーションをとる時間を持たせてもらって、「ずっと笑ってるなあ」「ああ、この子が笑えば世の中、全員笑うんじゃないかな」と思うくらいハッピーな子だったので、これからの撮影も絶対大丈夫だと確信を持ちました。稲垣:ホン読みの時には「パパはパパだな」って思った(笑)。オーラがパパだった。石原:大森さんでしょう? もう役が出来上がってた。稲垣:ヒゲが生えてて、撮影の時には剃ってたかなあ?石原:よく覚えてるね!稲垣:ヒゲを剃ったら、もっと、ぶわん!! ってパパオーラが……。石原:増えてた! わかる(笑)――逆に、石原さんのママ感は出てましたか?稲垣:出てた! すごかった。石原:本当に!? 嬉しい。でもやっぱり、血の繋がらない親子という設定だから、フラットな感じはありました。最初から1人の女の子として見られる感じがして、それは私が来泉ちゃんに対して抱く印象とリンクしていました。最初の出会いから順番に撮ってくれたので、すごくありがたいスケジュールでした。稲垣:親子になろうと思ってやっていたわけじゃなくて、撮影していない時間と撮影してる時が同じ感覚で。1回だけ、さとみちゃんに「好きな男の子いるの?」と聞かれたのは覚えてる。で、「いないなあ」と言ったら「嘘でしょ~!?」って言われた。2人:(爆笑)稲垣:あと、なぞなぞクイズもして。石原:面白かったなあ。けっこう難しくて、私たちは答えがわかっても大森さんがわからなくて(笑)。特別な意識をせずに、ずっとしゃべってずっとコミュニケーションをとっていました。――今回石原さんの演じた梨花さんはちょっと奔放で自由な感じだったと思うんですけど、そういうお母さんはどうですか?稲垣:作中で、梨花さんがいっぱいみぃたんや梨花さん自身の高いお洋服を買ってくるシーンがあって、その時にみぃたんが「そんなに買っていいの? うち、お米ないよ」と言うんです。そしたら梨花さんがパンの耳を無料でもらってきて、工夫しておいしくしてくれて。本当にみぃたんのことが好きなんだなあというのがわかるから、 嬉しいと思います。石原:愛が伝わってよかった。でも「お米ないよ」って、ちゃんとつっこんでくれるんだよね(笑)稲垣:お米は食べたい(笑)○■「アドバイスできるような大人」になりたい――稲垣さんが今10歳とのことですが、石原さんは自分の10歳の頃を思い返してみて、違いなどは感じましたか?石原:自分は、子供の時にあまり大人と触れ合うことがなかったなと思います。親に友達が多いので、親の友達が家に来て抱っこしてもらうようなことはありましたけど、話したり遊んだりということがなかったので、くるみんはどういう大人になっていくんだろう? 私が通ってない道を進んでいくんだろうな。誰とでもコミュニケーションが取れる子になりそう。――稲垣さんは、お仕事で大人の人と接するのは楽しいですか?稲垣:楽しいです。もともとお話するのが好きだから、空き時間とかもすっごいしゃべって……。石原:声、枯れてたもんね(笑)稲垣:撮影中に変な声になって、しゃっくりをずっと我慢してて、台詞を忘れたことが1回あった気がする(笑)――「こういう大人になりたいな」と思うことはありますか?稲垣:8歳くらいの時だったかな、ある役者さんが「悲しいとか嬉しいとか、学校で感じた感情が色々あると思うけど、その感情が演技にもつながってくるから」と言ってくださって、そういうことを言えるような役者さんになりたい。石原:アドバイスできるような大人だね。自分が気づいたことを、忘れないように持っておくといいかも。――ちなみに、石原さんからのアドバイスは何かありますか…?石原:なんだろう……「楽しい気もするけど、そこまで楽しくない」みたいな中間の感情が、実はあると思うんです。笑顔って1つじゃないから、そういう時の自分の笑顔も、動画や写真などで客観視したら、お芝居に活かせるんだろうなと思います。「ダメな笑顔」を再現しなきゃいけない時もたくさんあるから。今は自撮り社会なので、好きな写真、好きな顔が固定されちゃうと、もったいないなあという気持ちはあるかもしれません。――今作で優子(永野芽郁)が最初浮かべていた笑顔にも近いものがありますね。石原:凝り固まった笑顔がちゃんと笑えるようになる瞬間が表現できたり、笑顔の幅があるとすごく素敵で、今回の芽郁ちゃんを見ていても思いました。私は1回、マネージャーさんに雑誌の撮影でOKの写真とNGの写真を見比べさせてもらったことがあって。「これが女性向けで、これが男性向け」とか、「これは我が出ていて、これは出ていない」とか。それを見た時に自分の表情の幅や、NGになる時の理由がはっきりとわかりました。どうすればダメな表情を少なくできるかも、逆にダメな表情の表現の仕方もわかったので、知ることは大事だなと思いました。――めちゃくちゃ深いアドバイスですね。稲垣さんは、この作品ではどういう表現をしたことが印象に残っていますか?稲垣:この作品で頑張ったのは、みぃたんが泣くシーンです。すっごく多くて、それが「悲しい」とか「いやだな」とか、全部違う感情でした。見てる人たちにどう伝わるのか、前田監督が細かく教えてくださったので、やりやすかったけど、頑張りました。石原:みぃたんが泣くシーンが多すぎて! 実際の撮影では、作中の何十倍も泣いてるということを伝えたい!(笑)――泣くシーンでは、学校での感情を思い出したりしたんですか?稲垣:学校では、あまり泣いたことはないかも……みぃたんに少しでも近づけるように、観に来てくれてる人が「みぃたんだな」と思ってくれるように、この涙は「友達と離れるのがいやだな」とか、この涙は「前の家に戻りたいな」とか、みぃたんそのものになりました。みぃたんの感情での涙でした。石原:本当に、嘘がなかった。これは前田監督のおかげだと思います。私に対してもそうですけど、ちゃんと嘘がないように、役者に対して感情の準備をしてくださった。しかも諦めずに何度も繰り返して下さったので、作品にも表れています。観ている方も、嬉しい涙、悔しい涙、色んな種類の涙を受け取ってもらって、最後には温かい涙を流してもらえたらと思います。■石原さとみ1986年12月24日生まれ、東京都出身。『わたしのグランパ』(03年)でデビューし、同作で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『てるてる家族』(03年)で、第41回ゴールデン・アロー賞放送新人賞、最優秀新人賞を受賞。『シン・ゴジラ』(16年)、『忍びの国』(17年)、『決算 忠臣蔵』(19年)などに出演。■稲垣来泉2011年1月5日生まれ。キッズファッション雑誌のモデルとして活躍するほか、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16年)をはじめ、『アンナチュラル』『この世界の片隅に』(18年)など子役としてTVドラマを中心に出演。さらに、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(19年)、『記憶屋 あなたを忘れない』『糸』(20年)などにも出演。
2021年10月28日女優の石原さとみが出演する、NTTコミュニケーションズ「OCN」の新CM「ずばり、OCN!」登場編が、27日より放送される。新CMでは、プレゼンターと消費者の一人二役を演じる石原。山本リンダの大ヒットソング「こまっちゃうナ」のメロディーに乗せて、消費者役の石原がネットが不安定で困った顔をしている。すると、突然目の前にプレゼンターの石原が登場。「そこはナンバーワンのにしときましょ」と満面の笑みを浮かべるなど、石原の魅力がたっぷり詰まった内容になっている。○■石原さとみインタビュー――OCNのCMキャラクターに選ばれたお気持ちをお聞かせください。ネットが使えるとかつながるって、もはや当たり前な感じがして、生活の一部になっていて、それに対して、「あれ?」と思うことが、本当に日常の中でストレスになっているんだなと、私も身をもってわかっています。こういう状況で、家にいる時間がすごく長いと思うので、今の時代にみんなが求めているところというか、OCNの光回線サービスの良さを伝えられるキャラクターに選ばれたことはすごくうれしいですし、気持ちを込めてできるなと思いました。――CM撮影はいかがでしたか?いろんな表情だったり、声色だったり、声量だったり、カメラを変えたり、画角を変えたり、すごくこだわって作っている感じが、絵コンテからも現場からも伝わってくる撮影でしたね。はじめましての現場なので、すごく緊張もしたんですけど、カメラマンチームも照明チームも、いつもお世話になっているチームだったので、すごく安心できて、楽しく撮影させていただきました。――おうちでインターネットを使う際、石原さんがよく使うサービスは?料理のレシピとか、料理を作ってるだけの動画はよく見ます。あと、便利グッズが大好きで、こういうふうにこれをこれに代用して使っていますとか、ここの食器、ここのキッチンツールがいいですとか、そういうのをランキング形式にしている動画があって、そういうのもすごく見ちゃいますね。今は写真だけでも検索できて、これなんて読むんだろうって、そこだけコピーしても検索できるし、そこからどんどん派生もできて。あと、こういうご時世なので、PCR検査で全然唾液が出ないとき、どうやったら唾液を出せるかなと思って、酸っぱい動画を見ています。本当にお世話になっていますね。――今年の秋にしたいことをお聞かせください。家にいる時、どれだけ充実できるかということを約2年やってきて、いろんな知恵とか、アイデアが浮かんできてはいますが、いつマスク時代から抜けられるのかわからないので、とにかく今はどうやったら家で楽しめるのかということを、もっと充実させられるようにしたいと思います。料理とかはそうですけど、外的な要素だけじゃなくて、自分で何かを生み出したり、作り出したり、自分で自分のことを幸せにできるようなアイデアがあったらいいなと思って、いろいろ検索して、いろいろなアイデアをもらいながら、取り組めたらいいかなと思います。――ちなみに、家で充実できる知恵とは?絵を描いたり、動画を見ながらストレッチや筋トレをしたりとかですかね。あと、けっこう大きめの画面でテレビ電話をすると、本当に一緒に生活しているみたいな感じになって、それは新しい発見でした。もし壁に画面が貼ってあったら、もうほぼ一緒の空間にいるんじゃないのかなと思うぐらいだったので、もっと大きい画面でできてたらいいのにと思いますね。テレビ電話は本当に活用しています。――CMをご覧の皆さまへメッセージをお願いします。おうちで安定したネットをお探しの皆さんに、ぜひ使っていただきたいです。おうちのインターネットといえば、ずばりOCNです。よろしくお願いします!
2021年09月24日女優の石原さとみ、永野芽郁が、16日より放送される花王「フレア フレグランス」の新CM 『香りでフレフレ! 石原さとみ』編、『香りでフレフレ! 永野芽郁』編に出演する。新CMでは、和気あいあいとした雰囲気の中、自宅や図書館など、さまざまなセットの中で日常のワンシーンを6月初旬に撮影。撮影や舞台の時は欠かさずストレッチをしているという石原は、いつもの本当の生活の一部のようで「すごいリアルでした」と話すなど、リラックスした様子だった。一方の永野は、見ていて明るくなる点をCMの見どころに挙げ、友達と集まるシーンでは共演者とアドリブを交えた撮影で盛り上がりながら、楽しそうに撮影に取り組んでいた。○■石原さとみ・永野芽郁インタビュー(一部抜粋)――今回の撮影はいかがでしたか?石原:基本的に撮影だったり舞台の時は、ずっと自分でストレッチしてるので、(今回の撮影はシチュエーションが、自分の実生活に近くて)すごいリアルでした。体を動かしたり、伸びたり、可動域を広げたりして、血流がよくなったりすると、気持ちがちょっとだけ高揚するんです。撮影中、あまりに勢いよくストレッチしてしまい、皆さんに「柔らかすぎて画角が下すぎる、床が映る」と言われました……(笑)。永野:全体を通してとても前向きな、心の底から生き生きとした女性を今回はテーマにして自分の中では撮っていたので、見ていて明るくなるようなところが見どころです。友達と集まっているところは台詞も決まっていなかったので、みんなでアドリブで、質問して答えてというのをやりました。結構初対面でドキドキしたんですけど楽しみながら撮影できました。見てる方も、なんか楽しいなって思ってもらえるCMになったんじゃないかなと思います。――新CMのテーマが「応援」なのですが、どんな時に応援されたいですか?石原:私すごい昔から好きな言葉があって、「いってらっしゃい」って言われるとすごく気合が入るんです。 ドラマの撮影とか映画の撮影でも、「いってらっしゃい」って言われると、安心したまま自分らしくと思えるので、「よっこいしょ」しなきゃいけない時とか、気合を入れないといけない時とか、緊張する時とか、その時にかけてほしい言葉ですね。永野:自分が不安だったり新しいことに挑戦する時の、楽しみじゃなく、大丈夫かなできるかなって思っている時は、「頑張れ!」って背中を押してほしい気持ちはありますね。――最近、応援したエピソードを教えてください。石原:5歳からの大親友が、出産したんです。 出産のその日朝から親友の家族とのグループラインで、その家族が、文字で全部実況してくれていて、だからすっごいハラハラしながら、何度そのメールに頑張れとか大丈夫とか、(文字を打ちすぎて)腱鞘炎になるくらい、すごい応援しましたね。 産まれた時はワーーーーって、棒線何度使ったことかってくらいビックリマークも何回も使って、心から親友たちの幸せを願ったり応援したり、それを本当に自分のことのように喜べたりするって何て幸せなんだろうって、最近すごく思いますね。永野:最近は、周りの同学年の友人たちがみんな就活を頑張っていて、色んな話を聞くんですよ。就活してる時の苦労も聞くし、うまくいった話も聞くし、面接とか面接会場に行くまでの準備段階の話とか、自分が想像するよりも考えることとかやることが多かったので、すごいなと思います。毎回会うたびに頑張れ~って言っています。
2021年08月16日長嶋一茂テレビ朝日のバラエティー『ザワつく!金曜日』(金曜午後6時45分)が5月21日の放送で歴代最高となる17・3%の世帯視聴率を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同23日に放送された同じテレ朝系の『ポツンと一軒家』と並び、この週(同17日~23日)のバラエティー番組でトップの数字だった。その後も16.2%(28日放送)、16.8%(6月4日放送)と高視聴率が続いている。■目新しさがないのに、なぜウケる?深夜枠での放送開始から2年半。ゴールデンタイムへの昇格からは2年あまりが過ぎたが、これほどまでの成功を予想していた人はいただろうか。言っては悪いが、企画に目新しさはないのである。「工場で作られているモノを当てるクイズ」「全国ご当地カップ麺No.1決定戦」「スズメバチハンター24時」等々、ありがちな企画ばかりなのだ。おまけにMCの石原良純(59)、長嶋一茂(55)、高嶋ちさ子(52)はトークのプロではない。それなのに大ウケしているのは旧来のバラエティーのような予定調和がなく、個性の強い3人が自由気ままに振る舞っているからだろう。3人だけでは収拾がつかなくなるかもしれないが、司会を話芸のプロであるサバンナ・高橋茂雄(45)が務め、きっちり引き締めている。高橋は3人の持ち味を引き出すのもうまい。とはいえ、この番組を成功に導いた立役者は何と言っても一茂だ。お笑い芸人は計算して視聴者を笑わせるが、一茂は自然体なのに見ている人を笑顔にする。たとえば一茂は番組内で「クイズ王」を自称している。おそらく本気でそう思っている。ところが「工場で作られているモノを当てるクイズ」などで見事なまでにハズしまくる。すると、クイズ王を自負しているから、猛烈な勢いで悔しがる。「1から撮り直そう」などとムチャを言い始めることもある。そんな言動を高橋がたしなめると、今度は「高橋、テメー!」と本気で怒る。ここまでカメラの前で自分に正直になれる55歳がいるだろうか。思わず笑ってしまう。最高視聴率をマークした5月21日の放送では、一茂が夫人の手料理の筑前煮がどれかを当てるクイズをやった。夫人、一流料理人、番組スタッフがそれぞれ作った筑前煮の中から、夫人が作ったものを当てるというものだった。クイズに入る前の一茂は「ママの料理の中で一番おいしい」「ハズしたら(放送後に)どこで寝るのよ」などと余裕たっぷり。ところが、あっさりハズす。番組スタッフが作った筑前煮を選んでしまう。すると顔色を変え、いたずらがバレたときの子どものような情けない表情を浮かべた。ここまで邪気が感じられない55歳を画面で見ることもない。やはり笑ってしまう。番組内で一番話すのは一茂だ。6月5日放送の同局『徹子の部屋45周年スペシャル』(テレビ朝日系)で、ちさ子が語ったところによると、一茂が8、良純が2、ちさ子が1の割合で話す。しかし、これでは合計11。計算が合わない。それを良純が指摘すると、ちさ子は「(一茂から)バカがうつった!」と無茶苦茶な言い訳をした。ちさ子は一茂を舐めきっているのだ。ちなみに彼ら3人とさんまが出演した『徹子の部屋45周年スペシャル』も14.2%という高視聴率を記録した。■政権批判も厭わないもっとも一茂はタダ者ではない。それは金曜日のコメンテーターを務めている『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)のコメントを聞いていると、よく分かる。たとえば、ほかの芸能人コメンテーターなら嫌がる政治の問題もズバズバ発言する。印象深いのは森田健作・前千葉県知事(71)が、2019年9月に同県を台風が直撃した際、公用車で別荘に行っていたと報じられた時の発言である。会見で森田氏が「公用車から自分の車に乗り換え、視察していた」などと苦しい釈明をしたのに対し、一茂は「不謹慎かもしれないけど、会見を見て笑ってしまったね」とバッサリ。さらに「この方はトップとして適任なのか」などと容赦なく非難した。政権批判も厭わない。見ていてハラハラするほど。『モーニングショー』でも自然体であり、計算がないのだ。「(他人から)どう思われたっていい」(『家庭画報』2020年1月号より)日本は苦労人ばかりを讃える風潮が強いものの、一茂の場合は何不自由なく育ったからこそ、忖度しない人格が作り上げられたのだろう。好感度を得ようと視聴者に媚びを売る芸能人や上司にへつらうサラリーマンとは大違い。視聴者側としては新鮮だし痛快だ。一茂は格好を付けることもない。5月28日の『モーニングショー』で安さを売り物にする通信販売の危険性が特集されると、自らの失敗談を話し始め、警鐘を鳴らした。「僕も大学のとき、歌舞伎町で『飲み放題、遊び放題で2500円ポッキリ』という呼び込みに騙されたことがあります…おいしい話はないと思ったほうがいいです」ここまでリアルで説得力のある話をするコメンテーターはほかに知らない。奔放な発言を繰り返すと、敵を作りやすいが、一茂を嫌う声はまず聞かない。ミスタージャイアンツこと父親の長嶋茂雄氏(85)から、人に愛されるDNAを受け継いだのだ。プロ野球ファンの中には一茂が偉大な父親の野球的素質のすべてを受け継がなかったことを嘆く声があるものの、何をやっても愛されてしまう才能はしっかりと継承したのである。かつて茂雄氏は記者から「好きな番号は何ですか?」と問われた際、「ラッキーセブンの3」と、平然と答えた。どこか一茂のおおらかさと通じる。一茂の芸能界でのここまでの成功を予想していた人はいただろうか。もっとも、育った環境とDNAを考えると、不思議なことではない。高堀冬彦(放送コラムニスト、ジャーナリスト)1964年、茨城県生まれ。スポーツニッポン新聞社文化部記者(放送担当)、「サンデー毎日」(毎日新聞出版社)編集次長などを経て2019年に独立
2021年06月11日ゆずが、石原さとみが出演する「NATSUMONOGATARI」のMusic Videoを公開した。同曲では2004年に発売された「桜木町」のアフターストーリーが描かれている。石原は「桜木町」が収録されたゆず20枚目のシングル『桜木町/シュミのハバ/夢の地図』のジャケットと「桜木町」のMVに出演しており、先日配信リリースと同時に石原を起用した「NATSUMONOGATARI」のジャケットが公開されると、17年ぶりのジャケット写真登場に驚きと感動の声があがっていた。公開されたMVの舞台は楽曲と同じ神奈川・横浜の桜木町エリア。石原が演じる主人公の女性が、過去に交際していたパートナーとの思い出を辿るかのように桜木町エリアを散策し、過去と現在が交差する懐かしい景色と共に思い出される記憶を振り返りながら、悲しみを乗り越えて一歩前に進んでいくストーリーが描かれている。映像監督の池田一真氏が手がけた今回のMVは、過剰な説明や補足要素は入れず、全編にわたり石原の表情をメインに撮りきったドキュメンタリー風ムービー。ロングヘア(過去)とショートヘア(現在)で異なる顔を見せる石原が、素の表情を垣間見せるセルフメイクや料理シーンのほか、終盤には堪えていた感情を爆発させた号泣シーンも収められている。石原の迫真の演技によって楽曲の世界観やストーリーがより具現化され、観る者を圧倒させるような作品に仕上がっている。ゆず「NATSUMONOGATARI」MV<リリース情報>ゆず「NATSUMONOGATARI」2021年6月2日(水) 配信リリースゆず「NATSUMONOGATARI」配信ジャケット配信リンク:『NATSUMONOGATARI』楽曲公式 Instagram <ツアー情報>『YUZU TOUR 2021 謳おう』8月9日(月・祝) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール開場 17:00 / 開演 18:008月10日(火) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール開場 13:30 / 開演 14:30開場 17:00 / 開演 18:008月11日(水) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール開場 17:00 / 開演 18:008月17日(火) 愛知・センチュリーホール開場 17:00 / 開演 18:008月18日(水) 愛知・センチュリーホール開場 13:30 / 開演 14:30開場 17:00 / 開演 18:008月21日(土) 大阪・オリックス劇場開場 17:00 / 開演 18:008月22日(日) 大阪・オリックス劇場開場 13:30 / 開演 14:30開場 17:00 / 開演 18:009月3日(金) 大阪・オリックス劇場開場 17:00 / 開演 18:009月4日(土) 大阪・オリックス劇場開場 13:30 / 開演 14:30開場 17:00 / 開演 18:009月5日(日) 大阪・オリックス劇場開場 17:00 / 開演 18:009月10日(金) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール開場 17:00 / 開演 18:009月11日(土) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール開場 13:30 / 開演 14:30開場 17:00 / 開演 18:009月12日(日) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール開場 17:00 / 開演 18:00特設サイト:ゆず オフィシャルサイト:
2021年06月10日左から、窪塚俊介、石原良純、阿部亮平、矢部太郎朝ドラ『おかえりモネ』が好スタート。清原果耶(19)演じる永浦百音が、気象予報士という仕事を通じて人々に幸せな“未来”を届ける物語となっている。気象予報士は、気象業務法の改正によって27年前(’94年)から導入された国家資格。合格率は5%前後と難易度は高いが、芸能界で活躍するあの人も持っていた……!■天気予報士の資格を持っている芸能人たち■Snow Man阿部亮平(27)ジャニーズで初めて大学院(上智大学大学院理工学研究科)を修了したインテリ。気象予報士は ’15年に5回目の挑戦で取得した。特技は円周率の暗唱(100ケタ以上)というから、まさにケタ違い。■ジャニーズJr.岸本慎太郎(24)’15年、阿部亮平と同じタイミングで合格。高校2年のときから気象予報士の勉強を始め、明治大学1年時、4度目の挑戦で合格。現在は『ISLAND TV』で毎週天気予報動画をアップ中。■石原良純(59)’97年取得。『スーパーニュース』(フジテレビ系)では約12年、お天気コーナーを担当した。『好きなお天気キャスター、気象予報士ランキング』(オリコン)ではV3を達成したことも。■AKB48武藤十夢(26)CSのバラエティー『AKB48の神テレビ』(ファミリー劇場)の企画から挑戦することに。 ’19年、8回目の挑戦で合格。「まさか受かるなんて……。5年間頑張ってよかった、と心から思えました」■元RAG FAIR奥村政佳(43)RAGFAIR時代には『NHK紅白歌合戦』にも出場しているおっくんは、17歳で合格。“史上初の高校生予報士”として話題に。筑波大学では気象学を学んだ。’19年には参院選に出馬。■窪塚俊介(39)合格時期は不明。慶應義塾大学理工学部を卒業。5月7日、第2子の誕生をブログで発表。「そして、兄貴も誕生日おめでとう」と同日が誕生日の兄・窪塚洋介も祝った。■三浦奈保子(34)東京大学在学中の’10年、気象予報士に合格。『クイズプレゼンバラエティーQさま!!』(テレビ朝日系)などのクイズ番組などで活躍し、現在は2児の母。■片岡信和(35)『炎神戦隊ゴーオンジャー』(’08年)で俳優デビューし、’19年に取得。『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)のお天気コーナーを担当中。最近は、エクササイズの実演まで!■春風亭昇吉(41)岡山大学卒業後、23歳で東京大学に入学。卒業後の’07年、春風亭昇太に入門。東大出身初の落語家に。’11年、気象予報士を取得。先月、真打ちに。■カラテカ矢部太郎「年々、難しくなっている感じがします」’07年3月、合格率約4%という難資格・気象予報士を取得した矢部。きっかけは、「’05年、『はなまるマーケット』のロケで気象予報士の森田正光さんに密着をさせてもらって。“気象予報士の試験問題があるからやってみる?”と言われ、解いてみたら、けっこうできたんです。“矢部くん、いいよ!勉強して取りなよ”と言ってもらいまして」芸人としてのキャリアアップも見据え、取得を決めた。「多分、勉強すればできるだろうなっていうイメージはあったので、独学で。以前、『進ぬ!電波少年』っていう番組で、部屋に軟禁されて4か国語(スワヒリ語、モンゴル語、韓国語、コイサンマン語)を覚えたことがあったので、勉強することに慣れていたんですね」もともと矢部には、東京学芸大学に入学した学力があるうえ、理科は得意科目。「まず本屋に行って、これ一冊を暗記すれば受かるといわれている『一般気象学』を買いました。でも難しくて読めないから、これを読むためにもう少し簡単な本を買う……を繰り返し、最終的には小学生向けの『天気100のひみつ』みたいな漫画までさかのぼりました(笑)」そこから順に読み進め、知識を蓄えていったという。芸人の仕事との両立は、大変だったのでは?「全然。当時は暇だったので(笑)。完全に好きなだけ勉強できました(笑)」気象予報士の試験は年2回、実施されている。「一次試験は“筆記”。15問くらいあって、5択から選ぶマークシート形式。合っているものを選ぶのではなく、間違っているものを選ぶので、難易度はかなり高いです。7割くらい取らないとダメですね」二次試験は“実技”と呼ばれるが、「天気図が配られ、問題文に制限文字数以内で答える記述式です。例えば“この天気図が何日後にはどうなるか”とか。メチャクチャ難しいと思います。気象予報士はすでに1万人を超えているので、どちらかというと“落とす試験”。過去問にまったくない出題がされたり、年々難しくなっている感じがします」2年を費やし、3回目の受験で見事、合格。「気象予報士としてお天気コーナーをやるような仕事はしていませんが、僕は気象予報士を取ってよかった。天気って地球上で全部つながっているし、やっぱり科学。科学的に未来を予想したり、考えるきっかけになりました。気象予報士って、若い女性がいっぱい受けていそうなイメージがあるんですけど、実際の会場はおじさんだらけなんですよ(笑)。『おかえりモネ』ではどんな感じで描かれるのかな?朝ドラだから過程も詳しくやってくれると思うので、またあの合格の喜びが味わえるのかなと思うと、今後がとっても楽しみです!」■6月17日発売『ぼくのお父さん』矢部太郎の新刊は、絵本作家の“お父さん”(やべみつのり)と幼い“ぼく”のほのぼの漫画。『大家さんと僕』の感動が再び!定価1265円(税込み)、A5判、オールカラー、新潮社刊
2021年06月07日石原さとみ石原さとみ(34)と綾野剛(39)のW主演ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)。石原扮する海を愛する海洋学者と、綾野扮するリゾート開発会社御曹司との禁断の恋を描いたこの作品、番組公式サイトで《史上最強のラブコメ》と自らハードルを上げていた割には、なかなか苦戦を強いられている。■ドラマは苦戦、でも現場は……「初回の視聴率こそギリギリ2ケタは獲りましたが、その後は8%台、第5話では7%台にまで落っこちちゃいました。今や視聴率はそこまで重要視されていないとは言え、このままだと“恋ぷに”というドラマの愛称も、この数字だとまったく浸透しないでしょうね(苦笑)。石原さん、綾野さんという人気も実績もある2人を起用していたわけですから、制作サイドとしても期待していたはずですけど……」(テレビ局関係者)苦戦の原因は、そのキャスティングとドラマ設定のミスマッチにあるという声も。「コメディエンヌとしても評価されている石原さんはともかく、綾野さんがいまひとつ役にも脚本にもハマっていない印象ですよね。石原さんがどうやら“海洋生物の生まれ変わり”らしい、というファンタジーなストーリーと綾野さんがどうも馴染まない。これまで『コウノドリ』や『ハゲタカ』『MIU404』といった割とハードでシリアスな作品での演技が当たった俳優ですからね」(テレビ誌編集者)SNSにも視聴者からの厳しい声が並ぶ。《もう使い古されているファンタジー路線で、そこに今話題のSDGsを絡めたいだけの作品》《石原さとみと綾野剛の普通の恋愛ドラマが見たかったなー》《完全に綾野剛の無駄遣い》低空飛行にキツいダメ出し……さぞや撮影現場には重い空気が流れているのでは、と思いきや、拍子抜けするほど明るく撮影が進んでいるというではないか。「現場を明るい雰囲気にしているのは石原さんなんです。綾野さんのNGに誰よりも早くツッコんで笑いに変えていますし。撮影スケジュールが押して深夜までかかってしまったときも、疲れた様子も見せずに大好物だという“激辛春雨スープ”の話でスタッフと大盛り上がりしてましたよ。結婚して“雰囲気が柔らかくなった”ってスタッフの間でもちょっと話題になってます(笑)」(ドラマ制作スタッフ)10代のころから、真面目でプロ意識が強い女優だったという石原。数字も評判も気にならないわけではないはずだが、「昔から“面白い面白くないは見た人が決めることで、どんな作品でも私にとっては大事な1本”と言っていましたからね。ドラマのチーム全員が最後まで走り切れるように、座長として現場を引っ張っているんだと思います」(前出・ドラマ制作スタッフ)仕事に対するこうした向き合い方は20代の半ば“不遇の時代”に培われた、という。彼女を古くから知るスタイリストが言う。「傍から見たら順風満帆な女優人生を歩んできたように見えますけど、決してそんなことはないんです。清純派女優として華々しくデビューして、’05年の大河ドラマ『義経』でヒロインを務めたものの、その後はじわじわ尻すぼみで……。引く手あまたな今の石原さんからは信じられないですが“仕事が1本もない”という時期があったんです」自分のキャラクター、女優としての立ち位置に悩む日々が続いたことも。「当時、あるスタッフからは“そんなことだから、後輩の女優たちにも抜かれるんだよ!”と厳しく言われたりして。もちろん石原さんを発奮させるために言ったんでしょうけど、悔しくて号泣したこともあったって。でも、そのときの悔しさをバネに、どんな仕事もやり遂げて、ここまでブレイクしたんですよね。だからこそ今でも“目の前の1本に全力で向き合うことを大事にしたいんだ”って」(前出・スタイリスト)号泣パワーで“恋ぷに”も浸透させられるか――。
2021年05月19日石原さとみ石原さとみと綾野剛が主演を務める新ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ、水曜夜10時)がスタートした。これまで数多くのドラマ主演を務めてきた石原さとみに対して、一部からはこんな声が聞こえてきた。「石原さとみは何をやっても石原さとみーー」。“何をやっても〜”の代表格と言えばキムタクだが、石原さとみは本当にそうなのか?ドラマのプロはどう見るか。ドラマ評論家の吉田潮さんに聞いた。■「何をやっても同じに見える」は本当?どんな役を演じても同一人物に見えるというのは、ある意味、役者として凄腕なのではないか?事務所の戦略なのか、本人の希望なのか、作り手側の勝手な思い入れなのかは知らんが、専門特化・差別化を実現できるのは選ばれし者の証でもあり。むしろ、いつのまにかその特色が「大物の風格」という扱いになり、伝説として語り継がれることもある。吉永小百合、沢口靖子、木村拓哉、深田恭子はもはや伝説というか、伝統芸能の域だし、米倉涼子やディーン・フジオカ、大谷亮平、有村架純に本田翼も、その背中を追っていると思われる。この「何をやっても同じに見える」枠にエントリーされているのが、石原さとみらしい。え、そうなの?垢ぬけないおぼこいもっさり娘役から着々と場数を踏み、ボリューミーな唇と媚びた可愛らしさを武器にしたせいか、一時期は女性票が低かった。ところが、逆転現象が起きた。女性誌や美容雑誌の表紙を飾るほど垢ぬけて、いまや連ドラの主演級までのぼりつめた石原。個人的には、何をやっても同じとは思わないけれど、この10年でメインやレギュラーのキャラクターを演じるようになってからは定型のパターンがあるな、とは思う。まず、「正」の石原。正しさやひたむきさ、当たり前にまっとうな感覚をもって共感を呼ぶ。もちろんドラマなので、ただの凡人ではない。それなりの能力や才能があったり、情熱や不屈の精神を持ち合わせていたりする。『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系・2012)では、東大卒で記憶力抜群だが就職できずに詐称しちゃったヒロイン、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系・2016)ではファッション誌希望だが校閲部に配属された編集者役、『アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系・2020)では、医師よりも看護師よりも患者の人生にありえないくらい寄り添う病院薬剤師の役。そうそう、『アンナチュラル』(TBS系・2018)の凄絶な過去を抱えた法医解剖医役も、こっちかな。正直、ここは「何をやっても石原さとみ」というよりも、誰がやっても同じ「連ドラによくある王道のヒロイン」でもある。綾瀬はるかでも新垣結衣でも吉高由里子でも違和感なし。連ドラのヒロインは、ほら、大手事務所の当番制だからさ。石原本人というよりは、テレビドラマ業界があえて定型ヒロインを作り出しているわけで。だから「何をやっても同じ」枠に入れられるのではないか。一方、「邪」の石原。傲慢でワガママ、あるいはナチュラルボーンのあざとさを売りにするキャラで、周囲を巻き込んだり振り回したり惑わせたり。高飛車な物言いや我の強さ、類まれなる媚び感を前面に押し出すのは、石原の十八番でもある。『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系・2014)ではモテモテぶりぶりの魔性系ヒロイン、『ディア・シスター』(フジテレビ系・2014)では生活も下半身もゆるめで奔放な妹役、『高嶺の花』(日本テレビ系・2018)ではエキセントリックで高飛車&芸術家肌の華道家役、『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系・2019)では傲慢でワンマンなレストランオーナー役。この手の「邪」の役柄のほうが、本人も心の底から楽しそうというか、板についているというか、自然体な印象が強い。素に近いからこそ、「邪」の石原がワンパターンに見えてしまうのかもしれない。私は、「邪」の石原のほうが断然好き。綾瀬はるかや新垣結衣にはできないんじゃないかと思う「専門性」があるから。正と邪の役柄で、振り幅は結構あると思うのだが、いかがでしょう。評価は人それぞれだけれど、『失恋ショコラティエ』『アンナチュラル』『高嶺の花』あたりで、女優・石原さとみのレイヤーがぐっと増えて、多彩な女優になったような気もしている。■「観たことがない石原」を生み出せるかで、今期の新作。『恋はDeepに』(日本テレビ系)。石原が演じるのは海洋生物をこよなく愛する研究者。海中にレジャー施設を建設する会社の次男(綾野剛)とは、出会ったその日からいがみ合う。石原は、この手のドラマによくあるキャンキャン吠えるタイプかと思ったら、意外としっとり、湿度が高め。それもそのはず、石原はどうやらただの海洋学者ではない。初回の終盤、開発予定地の海を調査するべく、ひとりダイビングしていた綾野は、うっかり岩場に挟まって溺れかける。そこを偶然、石原が「虫の知らせ」ではなく「カニの知らせ」で気づいて助ける(お決まりの人工呼吸で救命ってやつですな)。そこでわかる。石原はウツボやミノカサゴ、カニとしゃべれる。あー、そっちかぁ。人魚姫的なヤツか。人間から離れちゃったかぁ。今のドラマ業界では、植物や無機物と会話できる「モコミ(※1)」的なファンタジー企画が通りやすいのか……。ともあれ、有能で怜悧な塩顔御曹司の綾野と、海の魔物・石原のファンタジーラブコメディというわけね。今回は「正」「邪」で言えば、「正」の石原。でも、神話というか童話というか要するにファンタジーが入っちゃってるので、手厳しい視聴者からどう判断されるか、だな。「今までに観たことがない石原」を生み出せるかどうか。個人的には、逆のほうがしっくりくる。つまり、綾野が魚としゃべって美しい海を守る心優しい魔物(塩顔だし)で、石原が得意の無慈悲と発音よさげだが感じ悪い英語力で、レジャー開発と海の汚染を進める企業サイドの人間を演じたほうがよかったのでは。ま、それこそ「何をやっても石原さとみ」になってしまうかもしれないが、「邪」の石原推しとしては、ちょっとだけ暴論吐いておく。(※1)1月から放送されていた小芝風花主演の土曜ナイトドラマ『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』吉田 潮(よしだ・うしお)1972年生まれ、千葉県船橋市出身。医療、健康、下ネタ、テレビ、社会全般など幅広く執筆。『週刊フジテレビ批評』(フジテレビ)のコメンテーターもたまに務める。また、雑誌や新聞など連載を担当し、著書に『幸せな離婚』(生活文化出版)、『くさらないイケメン図鑑』(河出書房新社)、『産まないことは「逃げ」ですか?』『親の介護をしないとダメですか』(KKベストセラーズ)などがある。
2021年04月21日イギリスを代表するヒットメイカー、ガイ・リッチー監督の最新作『ジェントルメン』と、ロンドン生まれのコーヒーブランド「COSTA COFFEE」(TOHOシネマズ日比谷・日本橋で販売中)のコラボイベントが4月20日、都内で行われ、タレントの石原良純が出席した。ロンドンを舞台に、大麻ビジネスで財を成した大富豪の引退で発生した500億円の利権をめぐり、強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ&ロシアン・マフィア、下町のチンピラらが跡目争いに身を投じるクライムアクション。マシュー・マコノヒー、コリン・ファレル、ヒュー・グラントら豪華キャストが集結した。一足早く映画を鑑賞したという石原は「ハラハラドキドキ、本当に見応えがある」と大満足。「いい意味で疲れた(笑)。息つく暇がなくて、油断していると、取り残されてしまうほどスピーディな展開の連続」と魅力を熱弁し、「登場人物1人1人の個性が光っているので、今後スピンオフも作れそう」と群像劇としても高く評価していた。自身が考える“紳士の条件”について「他人に優しく、物(もの)を知っている人。やはり、人生を重ねるなかで、皆さん教養を身に着けている」と語り、「やっぱり、僕の中では、亡くなった渡哲也さん。それに舘ひろしさん。僕の先輩は全員ジェントルメンですね。女性に優しく、俺には優しくしてくれない」と笑いを交え、イベントを盛り上げた。また、映画とコーヒーの関係も触れ「今は上映中の飲食に制限があると思いますが、コーヒーを飲むことで、一瞬自分に返れて、ひと息つけるので、映画をさらに楽しめるはず。今は自分に合ったコーヒーを探す時代だし、見る映画によって、コーヒーの味を変えるのもいいと思う」とこだわりを明かした。ロンドンで1971年に設立され、高品質な手淹れコーヒーの味わいにこだわるCOSTA COFFEE(コスタコーヒー)が、「新たな物語と素晴らしい映画体験」をコンセプトに、TOHO シネマズとの共同プロジェクト「COFFEE LOVE CINEMA」を開始。2021年3月よりTOHOシネマズの日比谷・日本橋の2劇場にて販売している。取材・文・写真=内田涼『ジェントルメン』5月7日(金)
2021年04月20日2021年4月16日から始まるテレビドラマ『リコカツ』(TBS系)で主演を務める、俳優の北川景子さん。ドラマでは、交際0日で結婚した北川さん演じるヒロインと、相手役を演じる俳優の永山瑛太さんが、離婚に向けて活動する異色のラブストーリーです。同月9日に放送された、バラエティ番組『ぴったんこカン・カン』(TBS系)では、北川さんと永山さんの2人がドラマの宣伝を兼ねて、ゲスト出演。永山さん演じる役柄が、航空自衛隊員であることから、茨城県にある百里基地を訪れ、実際に活動する自衛隊員たちと触れ合う様子を放送しました。番組内で、北川さんのファンである自衛隊員から、次のような質問が寄せられた時のこと。「上司の隊員は、怒ると鬼のように怖いのですが、北川さんは怒るとどうなりますか?」北川さんは、質問に対して「怒る時はある」とうなずき、こう語りました。本当の怒りって、1年に1回か2回しか出ない。そうなるともう、鬼じゃ済まない。ぴったんこカン・カンーより引用「鬼どころか魔物になる」といい、周囲の笑いを誘った北川さん。「それは仕事で?もしくはプライベートですか?」と聞かれると…。結構不器用みたいで。家庭のことも完璧にやりたいし、仕事も完璧にやりたいし…っていうことがあって。自分が最初は「いいよ、やるよやるよ」「全部私がやる」っていってるのに、それがいっぱいいっぱいになった時に、バーンって爆発してる。ぴったんこカン・カンーより引用北川さんは、やることが多くて怒りが頂点に達すると、自宅で無言になってしまうのだとか。それを聞いた俳優の石原良純さんが「普段の結婚生活では、夫とどんな感じなの?」と尋ねます。北川さんの夫といえば、明るいキャラクターで人気を博している、ミュージシャンのDAIGOさんです。北川さんは、夫であるDAIGOさんのことを、こう表現しました。ああいう人なので、もう家でもあのまんまです。見てくださっている方に、面白いものを提供したいっていうことで、結構ストイックにやってるのかなという風に思うし。尊敬できるところはたくさんある。今のところ『リコカツ』はしていない。ぴったんこカン・カンーより引用北川さんは、自身の出演するテレビドラマのタイトルに触れて、結婚生活が順調であることをアピール!番組の視聴者からは、次のような反響が上がりました。・北川景子さまに無言で怒られるのは、むしろご褒美では。・DAIGOさんが大好きな気持ちが伝わってきた。尊敬できる関係は理想だよね。・夫婦のこういうエピソードを、気さくに語る北川さんのキャラが好き。相手の長所を見つけて、尊敬の気持ちを持つことは、夫婦に限らずどんな人間関係でも大切なことかもしれませんね。北川さん夫婦の仲のよさが伝わってくるエピソードでした![文・構成/grape編集部]
2021年04月11日左から長嶋一茂、石原良純、高嶋ちさ子バラエティー番組の視聴率レースで常にトップ争いに加わっているのがテレビ朝日の『ザワつく!金曜日』(ザワ金)(金曜午後6時45分)。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)、『笑点』(日本テレビ系)と毎週デッドヒートを演じている。2月第2週(8日~14日)の場合、『笑点』が14・7%でトップで、以下は『イッテQ』と『一軒家』が14・2%、『ザワ金』が14・1%でという結果だった。わずか0・6%内に4番組がひしめき合った(数字は世帯視聴率、ビデオリサーチ調べ、関東地区)。もちろん『ザワ金』がナンバーワンになる週も珍しくない。この番組が長嶋一茂(55)、石原良純(59)、高嶋ちさ子(52)のトークを中心とした内容なのはご存じのとおり。2018年に深夜番組として始まり、昨年10月から現在の放送時間帯になった。3人はトークのプロではない。元プロ野球選手、役者で気象予報士、ヴァイオリニストなのだから。番組側が奇想天外な企画を用意しているわけでもない。それなのに大ウケとはどういうことなのか。■キーパーソンは長嶋一茂それは3人のキャラが格別だからにほかならない。また、3人がトークのプロでない分、それぞれの言葉が新鮮だ。高視聴率の背景には昨年10月以降、放送開始が午後6時45分になったこともあるだろう。数字がグンと伸びた。他局が午後7時から番組を始める中、15分先にスタートしているのは大きい。とはいえ、番組の人気を押し上げたのは何と言っても3人の面白さ。中でも抜きん出ているのは一茂だ。『ザワ金』のキーパーソンに違いない。一茂のタレントしての才能を早くから見抜いていた明石家さんま(65)はさすがである。一茂が巨人を最後に球界から去ったのは1996年。その1年前、さんまは一茂に「やめたらどうするんや?」と尋ねていた。さんまは「やめたら、俺の番組に来いや」と続けた。さんまは一茂が引退すると、実際に『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)など自分の番組に起用した。義理ではない。一茂の面白さが分かっていたからだ。では、一茂の何が面白いのかというと、1つは自分を正直にさらけ出すところ。例えば『ザワ金』のクイズコーナーでは「クイズ王」と自称しているが(本気でそう思っているらしい)、良純とちさ子が簡単に正解した問題をあっさりとハズす。すると、全力で悔しがる。冗談か本気か、一から撮り直しを要求することも。それを進行役のサバンナ高橋茂雄(45)がたしなめると、「高橋、てめー!」と体育会系のノリで怒る。こう書くと、面白いというより、困った人だが、実際に一茂を見ていると、大笑いしてしまう。不快にはならない。惚れ惚れするくらい天真爛漫だからだ。国民的スーパースター、父・長嶋茂雄氏(85)のDNAを強く感じさせる。茂雄氏は「長嶋語」を駆使し、それがファンには魅力の1つ。一例は「魂を込めて打てば、野手の正面をついたゴロでもイレギュラーする」。一方、一茂も独特の論理展開を行う。■評価を気にしないから忖度なし!1月29日放送で、あおり運転が話題になると、「あおる奴らはヨガをやれ!」と強い口調で提言した。見ていて「えっ?」と戸惑ったが、一茂によると「あおる奴らってのは精神的に余裕がなく、不安だから、あおる!」からなんだそうだ。確かにヨガは精神の安定にも役立つとも言われる。とはいえ、あおり運転防止とヨガを一足飛びに結び付けるのは一茂くらいだろう。それを熱弁するのだから、やっぱり面白い。ちさ子は同日放送で一茂に向かってこう言った。「普通なら、ろくでもない息子に育つのに、まともに育ったわねぇ」一茂の立教高校(現立教新座高校)時代、その銀行口座には残高が常に100万円あったと聞かされたからである。残高が減ると、その都度、母親の故・亜希子さんが100万円になるよう補填してくれた。つまり、お小遣いは青天井だったことになる。「おふくろが勝手に振り込んでいた。3か月、4か月家に帰らず、(野球部の)寮だったから」(一茂)それにしたって金額がデカイ。立教大を出るまで「ローン」と「税金」の存在を知らなかったそうだが、それも不思議ではない。茂雄氏のDNAに加え、スーパーお坊ちゃまだった過去が、一茂を並みのタレントとは異次元の存在にしている。その口からは平凡な人間では想像もつかない言葉が飛び出す。だから、引き付けられる。良純もお坊ちゃま。こちらもスーパーと付けて差し障りないだろう。なにしろ父は元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(88)。慶応幼稚舎時代は神奈川県逗子市の自宅から東京・恵比寿の学校までタクシーで通っていたというのだから。誘拐などを防ぐためだろうが、逗子から恵比寿まで50キロ以上。並みのお坊ちゃまではマネできない。一茂とは共通点がある。2人とも他人の評価を全く気にしないと公言してはばからないところだ。日本中の誰もが知る著名人の父を持ち、子どものころから他人の視線を浴び、あれこれ言われ続けてきたので、いちいち評価を気にしないようになったのだろう。だから『ザワ金』での2人の発言には忖度が感じられないし、なんでも開けっ放しで話している。ちさ子は俳優の故・高島忠夫さんの姪で父は元キャニオン・レコード取締役の高嶋弘之氏(86)。番組内でのポジションは気丈な末娘といったところで、一茂や良純を「ボケ」などと罵倒する。だが、当の2人はニヤニヤしている。ちさ子の言葉には嫌味が感じられないからだ。番組を長く観ているとわかるが、ちさ子は相手が嫌がることは言わない。信頼関係が出来ている人にしか毒づかない。ちさ子は6歳年上の姉・未知子さんがダウン症ということもあり、共生の大切さを知っているのだろう。3人の組み合わせは50代最強と言って良いはず。『ザワ金』の人気は納得なのだ。高堀冬彦(放送コラムニスト、ジャーナリスト)1964年、茨城県生まれ。スポーツニッポン新聞社文化部記者(放送担当)、「サンデー毎日」(毎日新聞出版社)編集次長などを経て2019年に独立
2021年02月26日(左から)舘ひろし、神田正輝来たる1月16日、故・石原裕次郎さんが設立した『石原プロモーション』が、50年以上にわたる歴史に幕を閉じる。■石原プロ、叶わなかった“店仕舞い”「ド派手なことが得意で、それでいて律義でも知られる芸能プロダクションですから、当初は盛大な“店仕舞い”を考えていたようです」(ワイドショースタッフ)ところが、1月8日から首都圏に緊急事態宣言が再発令されたことで、石原プロの“閉店式”は幻となった。「当日の午前中は、事務所がある地元の神主さんを呼んで祈祷してもらう予定でした。裕次郎さんの写真と、昨年に亡くなった渡哲也さんの写真も額に入れて並べて、見守ってもらう形にして。神田正輝さんはレギュラー出演している大阪の生放送番組があるから欠席しますが、舘ひろしさんは参加すると聞いていました」(映画業界関係者)厳かな雰囲気で始まった後、午後は、とある場所に移動して“セレモニー”の続きを予定していた。「裕次郎さんが眠るお墓の前に関係者一同が整列して、会社を閉めた“報告”をするつもりでした。そうした一連の行事をテレビや新聞などのマスコミに密着取材してもらい、大々的に報じてもらって、全国にいるファンにも見せたかったんだそうです」(同・ワイドショースタッフ)石原プロの始まりは、裕次郎さんが所属していた『日活』とは別の、個人的な事務所だった。手掛けた映画やドラマがヒットし、数々の伝説を打ち立てる芸能プロに成長し、所属俳優は“石原軍団”と呼ばれるように。「創業当初から使用していた、実際の古い“看板”が存在するみたいでね、それも持って行って、裕次郎さんの墓前に報告をしたかったようなんだけどね……」(前出、映画業界関係者)そんな石原プロを最後まで見守ることになった“二枚看板”はというと……。■神田正輝、舘ひろしの今後「若い役者たちは別の芸能プロに移籍しますが、神田正輝さんは1人で仕事を続けるようです。女性マネージャーも連れて行くそうですが、大阪での生放送のレギュラー番組が毎週ありますから、それで十分というスタンス。もうセリフを覚えられないので、役者の仕事は受けないそうです」(テレビ局関係者)一方の舘ひろしは、「やはり女性マネージャーがいて、一緒に個人事務所を立ち上げるそうです。舘さんは、石原プロが“閉店”するその日まで、あえて何の準備もしていません。“親方”と呼んで人生の師とあおぐ渡哲也さんに対して、次の身の振り方を考えること自体が“仁義を欠く”といった考えなんでしょうね」(前出・テレビ局関係者)石原プロの浅野謙治郎専務に聞いてみると、「事務所を閉めるというのは明るい話題ではないし、こんな情勢だからそもそもマスコミを呼んで大々的にやるつもりはなく、ごく身内だけ」とのことで、神田と舘の今後については、「2人は事務所を閉めるまでは何も決めない、と聞いています。今後どうするかも聞いていません。事務所は閉めますが、3月まではマネジメントのお手伝いはさせていただきます。それまでに、それぞれが行き先を決めて落ち着くまでは、私たちも協力する。それだけです」昭和に雄叫びをあげた太陽は沈み、代わって令和の夜空に星たちが静かに輝く。
2021年01月15日車に乗って出てきた高嶋ちさ子(’19年3月)バイオリニストでタレントの高嶋ちさ子が、またまた世間をざわつかせた。1月6日放送の『1周回って知らない話+今夜くらべてみました 合体! 初告白連発4時間SP』(日本テレビ系)でのこと。男児と女児とで子育ての大変さが違うとして、「(息子は)ハズレくじと(娘は)アタリくじ」と表現。自身は男児ふたりを育てていることから「うちは、ハズレ、ハズレ」と言って笑わせた。■高嶋ちさ子の毒親発言!?これに対し、視聴者からは「息子さんたちがかわいそう」などの声があがったが、彼女のこうした言動は今に始まったことではない。昨年5月には『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で、中学生の長男について「変な臭いがしてきました」、小学生の次男についても「(iPadに)女の子のおっぱいばっかり映ってる映像とか出てきて」などと語り「子供たちが学校でからかわれるのでは」と、視聴者をハラハラさせた。そんな型破りの「伝説」の始まりは、2014年。ツイッターでのこの書き込みだ。《昨日キレて破った子供の日記と宿題。私が破いたから、私に修復の義務があるのか、破く気持ちにさせた息子が修復すべきか…。》さらに、この2年後には「ゲーム機バキバキ」事件が広く知られることに。これは「平日に任天堂DSで遊ぶのは禁止」という約束を破られたことに怒り、子供のゲーム機2台を壊したというものだ。この話を『東京新聞』のコラムに書いたところ「やりすぎ」「毒親では?」と批判された。とはいえ、こういうキャラや子育てを面白がる人もいる。翌年には『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)でこんな場面が見られた。中国人男性ピアニストのラン・ランに対し、子供をピアノの練習に集中させる方法を彼女が質問。すると、「私の父はひどかったです。母は味方してくれたが、真面目に練習しないことに激怒し、おもちゃを全部窓から投げ捨ててしまった」という答えが返ってきた。自分の「ゲーム機バキバキ」事件を思わせるエピソードに、さすがの彼女も苦笑い。視聴者から「これって台本?」という声があがったほどで、スタッフがわざと狙ったようにも感じられた。また、その翌年には、ソフトバンクのCMにモンスターペアレント役で出演。次男は「ママが怖い人みたいになっててやだ」と嘆いたが、長男は「ママがやれる役ってそれ以外何があるんだよ」と納得していたという。では、ちさ子はいかにしてこういう親になったのだろうか。じつは幼いときから気が強く、大人をいたずらで困らせるため、母から「悪魔」というあだ名をつけられたほど。そんなあだ名をつける母もなかなかのものだ。ちなみに、最近出版された著書『ダーリンの進化論~わが家の仁義ある戦い~』(小学館)にはこんな一節が。《父も、母方の祖母に「ごくつぶし」ってよく言われて「この性悪女」って返していました。そういうやりとりを、言葉遊びとしてとらえるような家族だったんでしょう。良くも悪くも、常に暴言が飛び交っていた家でした》あの気性は、そんな祖母や母から受け継いだとも考えられるが――。どうやら、それだけではない。■絶縁状態の高嶋一家レコード会社の音楽ディレクターとして、ビートルズを日本に紹介した人物でもある彼女の父は、今は亡き大物芸能人・高島忠夫さんの弟にあたる。すなわち、その息子である高嶋政宏(※1)・高嶋政伸とはいとこ関係だ。そして、このファミリーを束ねてきたのが寿美花代。元・宝塚歌劇団の男役トップスターで、女優としても活躍し、息子たちを一流俳優に育てあげた。また、夫が晩年に病で倒れると『「うつ」への復讐~絶望からの復活~』(日本テレビ系)というドキュメントタッチのスペシャルドラマに全面協力して、その巻き返しに尽力したりした。(※1、高は正しくは「はしご高」)ちさ子の一家も、かつてはこの芸能ファミリーと懇意にしていたため、子供時代には高級肉のすきやきをご馳走になったりしていたという。しかし『女性セブン』の報道(2013年)によれば、その後、絶縁状態に。そのきっかけとなったのが、ちさ子がバイオリンを習い始めたころ、寿美が放った「お金がかかるのに大丈夫なの?」というおせっかいなひとことだったというのだ。むろん、それだけが絶縁の原因というわけでもなかろうが、ちさ子もあの気性だ。自分の家族よりも格上なファミリーを仕切る、義理の伯母に対し、格下に見られがちな一家を代表する有名人として、特別な意識が生じても不思議はない。ともに宝塚やバイオリンという厳しい世界で成功し、息子たちを育てているところも似ている。それゆえの対抗心めいたものが、彼女の言動をますます激しくさせたのかもしれない。さらにいえば『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)では、長嶋一茂、石原良純という日本有数のセレブ有名人と共演中。2年連続で大晦日特番にもなった。あの番組での彼女がやたらと生き生きして見えるのも、自分だって一流なのだという意識のあらわれだとしてもおかしくない。1月1日、彼女はインスタグラムにこんな抱負を投稿。「今年は適度に頑張って適度に遊ぶ、余裕のある生活を送り、他人、身内への八つ当たりを減らしたいと思いますので、仕事激減するかもですが、よろしくお願いします」毒舌を控えるつもりなので、仕事が「激減」するかもというわけだ。とはいえ、あの性格が急に変わるとも思えない。ちさ子の「怪」進撃はまだまだ続くことだろう。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年01月13日女優の石原さとみが、すき家の牛すき鍋定食新CM「待つ幸せ」編に出演する。CMは、4日より全国で放送される。すき家が11月4日に販売開始した鍋メニューは、テイクアウト専用容器にアルミ素材を使用しており、直接ガスコンロやIH調理器などの火にかけることができる。本CMでは鍋を火にかけて煮込む時間を“幸せまでの2分”とし、グツグツと煮込まれる具材やおいしそうな匂いを楽しむ石原の表情を描く。撮影スタジオには、7月に放送開始したCM「おうち」編や、9月に放送放映したCM「カレー気分」編でも使用した自宅風セットを再現。石原の実食シーンには演技指導を行わず、貴重な“素”の表情を引き出した。石原が2分間待ったあとに「おいしい~!」と最高の笑顔でリアクションし、監督がカットの合図をかけたものの、集中していた石原がそのまま食べ続けてしまうという一幕も。撮影後、CMテーマである「待ち時間」の過ごし方について聞かれた石原は、「私、待つことってあまりないんです」と説明。「鍋を作ってても洗い物したりとか、飲み物の準備をしたりとか、もう一品作ったりとか、余った食材をストック用に料理して冷凍しとくとか……料理しながらいろんなことやってるので、待つ時間がまったくないんです(笑)」と、有効に時間を活用していることを明かした。幼なじみや親友たちと元日に鍋パーティーを行うことが恒例になっているそうだが、「ずばり、石原さんは鍋奉行ですか?」の質問には「ぜんぜん(違います)」と否定。「よそっていただけるなら、よそってほしい。作っていただけるなら、作ってほしいです(笑)」と笑顔を見せ、「私は調味料が大好きなので、“ちょい足し”するような調味料はそろえます。何口か食べた後に、この柚子胡椒入れたらおいしいかもね…とか、七味入れたらおいしいかもね…とか、ここでレモン入れたらおいしいかもね…って、よく提案します」とうれしそうに話す。また、12月24日が誕生日であることに触れ、「クリスマスと誕生日とお年玉が全部合体してたので、小さい頃は『私の誕生日を世の中のみんなが祝ってくれてる』と勘違いしていたくらいですけど」と微笑ましい幼少期のエピソードも。「年齢を重ねていくと、カップルの友達が私の誕生日を祝ってくれなかったことがあったり」と打ち明け、「小さい頃を思い出すと、(ケーキは)『お誕生日おめでとう』のプレートじゃなくて『メリークリスマス』ばっかりだったな…とか、プレゼントもらったことあったっけな…お年玉だったな、みたいな(笑)」と懐かしんでいた。
2020年12月03日(写真左上から時計回り)カズレーザー、小林麻耶、石原良純、長嶋一茂、フワちゃん、高木美保主婦にとって朝は戦争!子ども、夫を送り出して洗濯、掃除に洗い物、と息つく暇もない。そもそもワイドショーは忙しい主婦たちが家事をしながら情報を享受できるために生まれたもの。各テレビ局が視聴者の目を惹きつけようと工夫を凝らしているけれど、それって視聴者のニーズに合っているの!?4番組がシノギを削る朝のワイドショー戦争。各観点から主婦のみなさまにご意見いただきました!●『モーニングショー』(テレビ朝日系)・視聴率トップ! コロナの女王を生み出した月~金あさ8時〜司会:羽鳥慎一アシスタント:斎藤ちはるレギュラーコメンテーター:玉川徹(テレビ朝日社員)月曜日:石原良純(俳優)、山口真由(弁護士)火曜日:青木理(ジャーナリスト)など水曜日:浜田敬子(ビジネスインサイダージャパン編集長)木曜日:高木美保金曜日:長嶋一茂など気象予報士:片岡信和●『とくダネ!』(フジテレビ系)・天気予報の信頼はピカイチ!月~金あさ8時~9時50分司会:小倉智昭、立本信吾、山崎夕貴スペシャルキャスター:石黒賢(俳優/月)、カズレーザー(芸人/火、金)、古市憲寿(社会学者/水・木)月曜日:近藤サト(元フジアナウンサー)など火曜日:三浦瑠麗、中江有里など水曜日:三田寛子、デーブ・スペクターなど木曜日:トラウデン直美(モデル)尾木直樹など金曜日:中瀬ゆかり(新潮社社員)、別所哲也など気象予報士:天達武史●『グッとラック!』(TBS系)・視聴率最下位……迷走中!?月~金あさ8時~司会:立川志らく、国山ハセン(TBSアナウンサー)メインコメンテーター:田村淳(ロンドンブーツ1号2号)月曜日:橋下徹、神田愛花火曜日:福田麻貴(3時のヒロイン)など水曜日:西村博之(2ちゃんねる開設者)、星野真里など木曜日:伊沢拓司(東大卒クイズ王)など金曜日:アン ミカ、フワちゃんなど気象予報士:根本美緒●『スッキリ』(日本テレビ系)・NiziUというキラーコンテンツあり!月~金あさ8時〜10時25分司会:加藤浩次(極楽とんぼ)アシスタント:水卜麻美(日本テレビアナウンサー)、近藤春菜(ハリセンボン)月曜日:橋本五郎(読売新聞特別編集員)、榊原郁恵など火曜日:ロバート・キャンベル、高橋真麻、前田裕二(SHOWROOM代表)など水曜日:宮崎哲弥(評論家)、松田丈志(元競泳日本代表)木曜日:モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)など金曜日:菊地幸夫(弁護士)、犬山紙子(エッセイスト)など気象予報士:松並健治(月~水)、藤富郷(木、金)■世帯視聴率1位は『羽鳥慎一モーニングショー』「コメンテーターが歯切れがよく気持ちよい」(東京都30代・会社員)、「誰だかわからない若い男性、女性が出てこないところがいい」(千葉県50代・専業主婦)、「玉川さんや(長嶋)一茂さんが変なことを言いだしたときの羽鳥さんを見るのが楽しい」(埼玉県40代・パート)好意的な意見が多く聞かれたのは、世帯視聴率1位を叩き出している『羽鳥慎一モーニングショー』。「コロナの女王」岡田晴恵さんを生み出したことでも有名。「報道局にいたスタッフが多いので硬派な番組作りという印象。逆に芸能などのエンタメにはめっぽう弱い」(テレビ局関係者)一方で、「コロナのニュースで見るのをやめました。最初、岡田さんは(コロナは)大したことないというように先導していたのに急に不安を煽る方向に変わったりして、信頼できない!」(東京都40代・会社員)新型コロナ報道をリードしてきたが、それがあだになった!?エンタメ情報に定評があるのは『スッキリ』。「なんといってもニジューというキラーコンテンツを持っている。JYパークは日本の男の子を集めてアイドルグループを作ると公言しているので、今後の武器になるでしょうね」(テレビ局関係者)巷の声を聞いてみると、「海外のスターが曲を披露してくれる数少ない番組!」(20代・専業主婦)、「吉本問題のときは加藤さんが見たくて毎回つけていましたが、なんだかトーンダウンしましたね」(東京都30代・パート)、「山ちゃんの天の声が好きで見てます!」(埼玉県50代・専業主婦)、「いらないコメンテーターが多すぎる。リモート出演してまで必要か?と思う人が多い」(千葉県30代・専業主婦)と賛否両論だが、2位の視聴率をキープしている。’99年に始まり、朝の4番組の中では最も老舗の『とくダネ!』だが、番組終了のウワサが流れている。「制作費の問題ですね。もっとギャラの安い使い勝手のいい若手を使いたいのでしょう」(番組関係者)それでも老舗だけに、好感の声は意外に多い。「天達さんの天気予報はいちばん信頼しています」(東京都40代・パート)、「なんだかんだ習性で小倉さんをつけちゃいますね」(千葉県20代・パート)、「デーブと小倉さんのやりとりが好き」(栃木県40代・パート)番組終了のウワサが事実なら’93年放送開始の『どうーなってるの?!』(フジテレビ系)から27年近く見てきた朝の顔、小倉智昭ロスに陥る人も多いかも!?視聴率最下位で、テコ入れに田村淳を起用したものの、2パーセントの視聴率なのが『グッとラック!』。「立川志らくの不機嫌な顔を朝から見たくない」(東京都50代・パート)、「好感度が低いのに司会者になるとか視聴者を無視している。だから私も無視します(笑)」(東京都30代・パート)■ここが嫌い!コメンテーター編続いてコメンテーターについて思う存分コメントしてもらいましょう!コメンテーターの人選についてはほとんどの視聴者が疑問を呈する。まずは今回のアンケートでコメンテーターの人選が最も疑問視された『スッキリ』から。「今はいなくなってくれてホッとしているけど、『スッキリ』に幻冬舎の箕輪という編集者が出ていたときは見たくても番組消していました」(千葉県30代・専業主婦)「忘れられないのが、箕輪って男性が東京五輪に向けたゴミ箱企画の案を出すというコーナーで“舞妓にゴミ箱を背負わせる”という意見を出したときは最低だと思いました。真夏の暑いときに舞妓さんの格好させたうえにゴミ箱背負わせるって、人をなんだと思ってるんでしょうか」(東京都40代・専業主婦)箕輪厚介氏に対する辛辣な意見は、ほかにも数人あげていた。同番組からは、「犬山紙子っていう何やっているのかわからない人が苦手。エッセイスト名乗ってるけど読んだことない」(東京都30代・パート)、「この人、前は人の悪口ばかり言うのを売りにしていたのに、自分が子どもを産んだら急に社会的な意見を言いだした。マウンティングって言葉をやたら使っていて嫌だったから今も信頼できない」(東京都30代・専業主婦)続いて、『グッとラック!』からは、「橋下徹が高圧的に話しているのを朝から見たい人、いるんですかね?」(東京都40代・パート)、「たまたまつけたらフワちゃんが自撮り棒でミキの2人を撮影して騒いでいてカオスだった……」(千葉県40代・パート)老舗『とくダネ!』からは、三浦瑠麗氏。「何を言ってもずれている」(東京都40代・専業主婦)、「安倍政権や権力にすり寄るようなことばかり言うので、うんざりして消した」(東京都30代・会社員)、「あのだらしなく伸びたロングヘアがカルトっぽくて見ていて怖くなる」(山梨県40代・会社員)朝の顔としてふさわしくないと思う人が多かった。賛否両論だったのが『モーニングショー』の面々。「浮世離れした長嶋一茂の意見を聞いて何になるんですか?」(東京都40代・専業主婦)、「玉川って人の持論聞きたくない。顔も声も嫌い」(東京都60代・専業主婦)一方で、玉川氏目当ての視聴者もいるようで、「玉川さんは忖度なしに話してくれるからスカッとしますよ」(東京都50代・専業主婦)■ここが嫌い!番組コーナー編まずは虹プロジェクトとの連動が大好評だったはずの『スッキリ』だけど……、「パークさんと呼ばれている人が30分くらいおだてられたうえに、チェッカーズの歌とか披露していた。虹プロジェクトを見ていない私は置いてけぼり食らった気分でした」(東京都30代・専業主婦)虹プロを見ていない人にとっては、確かに意味不明かも。「街頭インタビューのコーナーが嫌い。素人に言わせて、その素人が放送後にSNSで炎上することが多いから」(東京都30代・パート)10月にも手抜きだと思う料理を聞かれた男性がから揚げをあげ、“から揚げはジャンクフード”と発言し炎上。煽るような放送を疑問視する声もあがった。続いてお騒がせの『グッとラック!』からは、「小林麻耶さんのコーナーだけ、たまに見ていました。何があったか知らないけど、出演予定の前日に降板を言い渡すなんて労働法違反じゃない?ワイドショーがニュースになるようなことしている時点で終わってる」(東京都30代・パート)コーナーについて、いちばん多かった意見が、「コーナーとかあるんですか?天の声くらいしかわからないです」(千葉県20代・パート)というリアルな声。ながら見しているワイドショー。視聴者もそんなに細かくチェックしていられないのだ。主婦100人にアンケートをした今回の企画。もっとも低評価だったのは、『グッとラック!』。とはいうものの、「見たことない」という人がほとんど。司会者やコメンテーターの名前だけを見て避けられてしまうようだ。視聴者を惹きつけるにはやはり出演者の好感度がいちばん!?■伊藤健太郎逮捕、各局はどう扱った?●『グッとラック!』24分いちばんあっさり 志らくが暴走各局イチ短く扱っていたのが『グッとラック!』。「アンミカが“伊藤さん”呼びしていたので局側は責めない方向なんだろうなと思いました(笑)。田村淳も“気配りできる子だった。パニックになってしまったのだろう”的なコメント。続いて上地雄輔も“もったいない”などという始末」(ワイドショーウォッチャー)パニックになり、しょうがなかったという流れをぶったぎったのが司会者・志らく。「伊藤のニュースが終わりかけたころに突然、“(人をはねたら)大丈夫か?と思うのが普通!”などと蒸し返し、周囲を困惑させていました」(同)●『スッキリ』27分加藤、春菜のふんわりしたコメントで締めた「冒頭から電話出演した井上公造氏が前事務所とのトラブルを語るなど、ぼろくそに叩く方向かと思いきや、スタジオに切り替えた途端トーンダウンしましたね」とワイドショーウォッチャー。続けて、「司会の加藤が罪をさんざん責めた最後に“直接会った自分としては本当にいい子だと思う”と謎の擁護をして、春菜もそれに同調。最終的にリモート出演の犬山紙子氏にふって、犬山氏は伊藤のことには触れず、’09年のひき逃げの話をし始めました。何を見ているんだろうという印象」●『とくダネ!』34分交通事故鑑定人が飛び出したひと味違う切り口を見せていたのが『とくダネ!』。「“交通事故鑑定人”という識者を登場させて交通ルールがメインの報道でした。交差点は直進車が優先、だとか……」(ワイドショーウォッチャー)。続けて、損害賠償の金額予想などが繰り広げられた。「フジは『とんかつDJアゲ太郎』スポンサーなので、伊藤のことにはあまり触れたくなかったのかなと思ってしまいました」(同)伊藤の話題が34分続いたあと、過去のひき逃げ事故遺族のドキュメントに切り替わる。●『モーニングショー』32分玉川、一茂が持論を展開「“被害者の方がいらっしゃるんです。お金の話とか罪の重さの前に若い女性でしょ?それは傷になるわけだからその責任は必ず負わなければいけないです。まずそこです”と玉川氏の忖度しないコメントがいい塩梅でしたね。長嶋一茂も逃げたことを強調して責めていて、テレビ朝日は伊藤健太郎に忖度ないのかな、と思いました(笑)」(ワイドショーウォッチャー)事故現場からの生中継やドライブレコーダーの映像を紹介するなど客観的な見方が目立った。「1番フラットな報道をしていたと思います」(同)さすが視聴率No.1!
2020年11月24日石原さとみ石原さとみが結婚を発表してから2週間が過ぎたが、関連報道はまだ続いている。そのなかで多く見られるのが夫の素性に関する記事だ。結婚発表時に男性は“一般人”とされていた。この“一般人”は折に触れて使われる言葉だが、芸能人や有名人と一線を画す意味で使われることが多い。では、なぜ一般人とするのかというと、男性の素性が明らかになることを防ぐため。「一般人の定義はあいまいです。1998年に松田聖子さんが再婚したお相手は歯科医でしたが、実名で報道され、結婚式では顔も公開されています。しかし、いつの間にか“公人”である芸能人と関係していても一般人に関して取材を控えるという慣習ができあがりました。今回のような例では報道が過熱することを避けたいと考える所属事務所の思惑もあるからです」(週刊誌記者)ところが、それが裏目に出ることがある。なんといっても、超がつくほどの人気女優の夫となる男性だ。どんな人物なのか、気になる人は多いはず。世間の期待に応えるべくマスコミは、《“新郎”探しに明け暮れている》(『週刊新潮』10月15日号)状況だったのは言うまでもない。■情報は金融業界からも当初、公表された情報は、『会社勤めの同年代の男性』ということだけだった。だが、結婚発表の翌週、『週刊文春』『週刊新潮』『女性セブン』が同時に“外資系金融会社”に勤めているという情報を報じた。まもなく『新潮』は父親の直撃取材にも成功し、『セブン』には男性の詳細なプロフィールとともに目線入りの顔写真も掲載されることに。高校はドイツのインターナショナルスクールを卒業し、東京大学に入学。人権問題に取り組んでいたことや、父親が大手電機メーカーの幹部であったこと。不動産投資のための会社を複数経営し、都内の一等地に投資用のマンションや一戸建てを所有していたり……と詳報されることなった。なぜここまで詳細なプロフィールにまでたどり着くことができたのだろうか……。「一度、彼が外資系金融マンのスーパーエリートだということが報じられたときに、外資系業界は“もしかしたらウチの会社に石原さとみの旦那がいるのでは?”と色めき立ったといいます。狭い業界ですし、すぐに業界内でさまざまな情報交換が交わされたそうです。つまり、業界内に夫の情報が巡ったことにより、週刊誌はすごく取材がしやすくなったということなんですよ。おめでたい話ですし、石原さとみと結婚すると聞いたら嫉妬する人も多いですから、みんな口は軽くなるもの」(週刊誌記者)週刊誌のみならず金融業界も“独自取材”をはじめていたというわけだが、情報のルートはその方面だけではなかった。「『セブン』にも書かれているのですが、石原さんの夫が過去に有名ファッション誌のグラビアページに出たことがあったんです。つまり、出版業界でも彼の過去にまつわるエピソードが回っていたんだとか。“普通の会社員”にしては情報源があまりにも多かったということです」(同前)ここまで詳細が明らかになってしまうと、男性に関する後追い記事が出る可能性は少なくなったと思われるが、次なる課題は夫妻のツーショット写真だろうか。マスコミの追跡はまだまだ続く──。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2020年10月20日石原さとみ「10月1日に“一般の会社員男性”との年内結婚を発表した石原さとみさん。やはりと言うか、各メディアでの報道合戦が始まりました。特に注目されたお相手Aさんの素性を細かに報じたのが『女性セブン』(10月29日号)。同誌は彼を《東大卒で人格者のスーパーサラリーマン》と称し、なんと“グラビアデビュー”していたこともスッパ抜いたのです。海パン姿で大胆なポーズをとるAさんの肉体美に、石原さんもメロメロなのでしょう」(ワイドショースタッフ)誰もが衝撃を受けた石原さとみの電撃婚。世間ではすっかり“さとみロス”も広がっているが、結婚を機に石原が2002年から所属している『ホリプロ』から独立、という報道まで飛び出している。「『週刊新潮』(10月15日号)では、彼女が5月に会社を設立し、その代表取締役に父親、役員にも母親が名を連ねていることを報じています。いわば個人事務所ですね。記事によると、ホリプロは《ご家族が石原をサポートするために立ち上げた会社》と、独立するための会社ではないと否定しています」(前出・ワイドショースタッフ)最近、よく耳にする大物芸能人の独立話。ジャニーズ事務所では今年3月に中居正広が、同じく6月に手越祐也、さらに長瀬智也の来年3月をもっての退社が発表されている。そして米倉涼子や剛力彩芽ら所属女優がごっそり抜けた、オスカープロモーションの大量流出も記憶に新しい。「他にも2020年に入って、柴咲コウや栗山千明、菊池桃子らが長年所属した事務所を退社しましたね。事務所の方針が変わった、やりたい仕事がある、など理由は様々ですが、“お金”も大きな要因になっていると思います。当然ながら、独立すればギャラからマージンを抜かれずに受け取ることができますからね」(スポーツ紙デスク)■普通のOLと同じくらいの給料芸能プロは基本的に、タレントにギャラを支払うシステムとして、サラリーマンのように毎月決まった報酬を受け取る「給料制」と、仕事量に応じて額面が変わる「歩合制」を敷いている。『ホリプロ』は所属前に、どちらかを自分で選択できるようだ。「若手のタレントさんは、まずは給料制を勧められるそうです。仕事を入れてもらう立場ですし、何より“売れる”かどうかもわかりませんからね。例えば同事務所の小島瑠璃子も給料制で、つい最近までは“普通のOLさんと同じくらい”とイベントで告白していました」(芸能プロ関係者)さらに事務所の重鎮である和田アキ子も、デビューからずっと給料制であることを度々口にしている。一方で、歩合制を進んで選ぶタレントもいる。「お笑いコンビ『さまぁ〜ず』は、『バカルディ』時代からずっと歩合制で、三村マサカズさんは若いころは“お金がない”と先輩芸人によく嘆いていました。売れっ子になった今は稼ぎに稼ぎまくっていることでしょう。吉本(興業)さんも選べるようになったとはいえ、タレントはほとんど歩合制ですし、“売れた分だけ稼げる”というモチベーションが、芸人と相性がいいのだと思います。人気があるうちは大きく稼げる歩合制の一方で、たとえ仕事が減っても一定の金額は保証される給料制。どちらを選ぶかは本人次第ですが、いずれにしてもホリプロさんはお金に関して“タレントファースト”の優良企業だと思いますよ」(前出・芸能プロ関係者)では、石原はというとーー。昨年11月公開の映画『決算!忠臣蔵』の初日舞台挨拶で、岡村隆史らとお金の話になり「私は給料制なので」と告白していたのだ。「実際いくらもらっているかは定かではありませんが、ドラマや映画、CM出演などの石原さんの仕事ぶりから単純に合算すれば数億円の売り上げになるはずです。石原さんの実績や勤続年数と照らし合わせて毎月の固定額が決まり、さらにホリプロさんの場合は仕事に応じた“インセンティブ”制度もあるといいます。これが継続して入金されると考えれば悪くない数字になるでしょうが、彼女の結婚相手は外資系の投資銀行に勤め、不動産投資会社も経営するというスーパービジネスマン。彼にしてみれば、芸能界特有のマージンシステムを知って、石原さんやご両親に何らかの助言をしたとしてもおかしくはありません。これから家族になるわけですから、パートナーの収入が多いに越したことはないですからね」(広告代理店関係者)■“独立ブーム”の背景に元SMAPがそして、近年の“独立ブーム”が起きた背景には、昨年7月に芸能界を揺るがせた“あの事件”も大きく関連しているようだ。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏が解説する。「ジャニーズ事務所への公正取引委員会からの“注意”が大きな転換点になったと思います。テレビを中心とした報道面ではまだ事務所への忖度が見受けられますが、仕事面に関しては“独立しても大丈夫”という空気が業界内にできつつあります」昨年7月に、ジャニーズ事務所が元SMAPの3人に対して、各局に「出演させないよう圧力をかけていた疑いがある」として、公正取引委員会から注意を受けていたことが明らかになった。これ以降、各芸能事務所が神経質になっているという。「長年にわたって事務所に貢献したタレントならば円満退社とされますが、たとえ円満とまでは行かずとも、退社時によほどのトラブルを起こさない限りは業界内で“干される”ことはなくなったということでしょう」(佐々木氏)4月に会社を立ち上げた中居正広は変わらずレギュラー番組を継続し、尚且つ新番組もスタートしている。同じく4月、21年間所属した大手芸能事務所を退社した柴咲コウもまた、早くも10月スタートのドラマ『35歳の少女』(日テレ系)で主演を務めている。オスカープロを退社した米倉涼子と剛力彩芽もまた、新CM出演やイベントにも出席するなど、確かに独立した後も仕事への影響はほとんど感じられない。「そして以前と違い、現在は個人でも仕事を取りやすくなっていると思います。もとより売れている人にはオファーが舞い込みますが、一方で大手事務所に所属していない人でもSNSで発信してオープンにオファーを呼び込める環境になったため、事務所の営業やマネジメントがなくとも仕事ができる時代になってきているのです。ならばマージンを抜かれるだけ損なので、独立した方がいいとなりますよね」(佐々木氏)和田アキ子のようなベテランはともかく、今後はバリバリ働ける中堅どころの独立が増えていくことが予想される。または個人事務所を設立した『極楽とんぼ』加藤浩次が、吉本興業と交わしたエージェント契約制度なども主流になるのかもしれない。■メディアからのきびしい追及しかし、独立は“いいこと尽くし”ではないとも。「後ろ盾がない分、結果が出なければ仕事がなくなるのも早い。また、仮に不祥事やスキャンダルを起こした場合には、それまで守ってくれた事務所がないため、忖度する必要がなくなったメディアからのきびしい追及を受けやすくなるというデメリットはあると思います(苦笑)。そのため、たとえ石原さんの独立話が本当だとしても、業務提携という形が現実的であり、双方にとっていい関係になるのではないでしょうか」(佐々木氏)結婚も仕事も円満が何よりだ。
2020年10月17日女優の石原さとみが13日、都内で行われたSanten「ヒアレインS」新CM発表会に出席。悔し泣きしたエピソードを語った。今月1日にかねてより交際していた一般男性と結婚することを発表してから初の公の場となった石原は、MCから「ご婚約おめでとうございます」と祝福されると、「ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します」と照れ笑い。「今日はちょっといつもより緊張しています」と打ち明けた。石原は、14日より全国で放送される点眼薬「ヒアレインS」の新CMに出演。発表会では、CMの撮影秘話を語り、涙に関するクイズや、涙の状態をチェックする「10秒まばたきチャレンジ」にも挑戦した。悔し泣きをした経験を聞かれると、「以前、アフリカに行ったことがあって、そのときに人とのコミュニケーションの中で、何もできない無力感や人間力のなさみたいなことで悔しくて情けなくて、帰りの飛行機の中でずっとボロボロ涙が出ていた気がします」とエピソードを披露。「でもあの経験が、勉強しようとか、知識をつけようとか、知らないことが多すぎる自分なんだなってことを知ったきっかけだったので、そこからの生き方がすごく変わっていった気がします」と語った。また、涙腺は「弱いほうだと思います」と言い、「ドラマを見ても、映画を見ても、舞台を見ても、音楽を聴いても、けっこうすぐグッとくるほうですね」と告白。涙を流すことは「多いと思います」と話した。
2020年10月13日石原さとみ《かねてよりお付き合いさせて頂いています一般の方と結婚する運びとなりました》10月1日、石原さとみが結婚を発表し、祝福ムードに包まれている。過去にIT会社社長との交際が報じられたこともあり、ネット上では、《芸能人が選ぶ一般男性は社長とか役員だろ》といった声も上がっているが、どうやらお相手は普通の会社員だという。「今でもプライベートで遊ぶのは学生時代の友人や幼なじみが多いそうです。そういった環境で過ごしているので、ごく普通の金銭感覚を持っている方という印象。だから一般男性を選んだのも納得ですね」(テレビ局関係者)週刊女性も過去に、彼女の庶民的な素顔を目撃していた。当時、取材を担当した記者はこう振り返る。「’18年にTBS系で放送された主演ドラマ『アンナチュラル』のプロモーション取材を行った際、焼酎が好きだというので、幻の芋焼酎『森伊蔵』が中に入ったチョコレートを差し入れしました。4粒で2000円ほどと芸能人への差し入れとしては決して高いものではなかったのですが、すごく喜んでくれました。撮影後、うれしそうにそのチョコを持ち帰っていく姿は、人気女優とは思えないほどの親しみやすさでしたね」■“オタクな人がいい”お相手の男性とはこの1年ほどで出会ったというが、年明けに放送された『石原さとみのすっぴん旅inギリシャ』(フジテレビ系)では、気になる発言をしていた。「交際相手がいないことを明言しつつ、好きなタイプは“オタクな人がいい”と断言していました。結婚相手の男性が歴史上の人物の発言などを交えながら、テレワークで後輩に指導していた姿を見て新鮮だったと明かしていますが、ロケが行われた時点で恋心を寄せていたのかもしれませんね」(スポーツ紙記者)結婚に踏み切った背景には、彼女を取り巻く環境の変化も関係しているようだ。「30歳のころチーフマネージャーが代わったことで、仕事のスタンスも変わったとか。それまでは事務所が受けた仕事をこなしていましたが、現在は石原さんが希望する仕事を実現化できるよう、事務所がサポートしています。『アンナチュラル』も社会派作品に挑戦したかった石原さんの希望を叶える形で制作されたもの。彼女の意思が尊重される体制のため、結婚も反対されなかったのでしょう」(前出・テレビ局関係者)週刊女性のインタビューで結婚観を尋ねた際には、「子どもが欲しいと思ったときにできたらいいですね」と語っていた石原。現在、妊娠はしていないというが、ハッピーな報告が聞ける日もそう遠くないかも!?
2020年10月06日「一般男性」と結婚を発表した、石原さとみ電撃的に結婚を発表した女優の石原さとみ。かつては山下智久や動画配信サイトSHOWROOM社長の前田裕二氏などとの交際報道もあったが、選んだのは“一般”の会社員男性だった。石原が発表した直筆コメントにも、「かねてよりお付き合いさせて頂いています一般男性の方と結婚する運びとなりました」と綴られていた。■一般人なのに名前も顔も公にした松田聖子の旦那このような場面でよく見かける、「一般男性」「一般女性」という表現、“一般”とはいったいどのあたりを指すのだろうか。ある週刊誌記者は、こう説明する。「公人と私人という区分けがまずあります。厳密には公人とは公務員や議員など、公職につく立場のことを指します。大臣らが靖国神社に参拝する際に、公人としてか私人としてかという部分が注目されますよね。それに加えて、『みなし公人』とか『準公人』という言い方をすることもありますが、その人が社会的な立場や影響力があったり、名前や顔を出してのメディア活動を行っていたりする場合、公人扱いとなる場合がありますね。芸能人やスポーツ選手、実業家などは公人として実名などで報道されるケースが多いです。『一般男性』や『一般女性』という表現は、いわゆる有名人ではないという意味ですね」では「会社員の男性」とせず、あえて「一般男性」という表現を用いるのはなぜだろうか。「そこは、今回の石原さんのコメントにも書かれていますが、基本的にその人が用いた表現に準ずるということになりますね」この「一般」という表現について、あるテレビ関係者も、「“一般”という、ある意味広い言葉を使い、特定の業種を明かさないことで、女優さんなどにとっては、その人のイメージを崩さないようにする目的もあると思います。つまり、映画やドラマなどで、旦那さんの顔や職業を思い出さず、その女優さんの演技に集中できたり、プライベートと女優業の線引きをするということです」とはいえ、過去には一般人なのに実名で報道された珍しいケースもある。「’98年の松田聖子さんの2度目の結婚相手は、娘の沙也加が通っていた歯科医でしたが、なぜか実名で報道され、結婚式ではその素顔も公開されています。“ビビビ婚”として話題になりましたが2年半で離婚し、今となっては実名報道に後悔しているのではないでしょうか」(前出・記者)石原さとみのように、お相手を「一般人です」としていれば、メディア側も深く追求することなく、プライバシーを守ることができるということだ。■新川優愛のパターンも逆に「一般女性」と結婚を発表した、男性芸能人の場合は、一般人としつつも、元モデルだったり、元タレントというパターンも少なくない。「谷原章介や伊藤英明の奥さんは元タレント、田村淳の奥さんは元モデルですよね。また、国分太一は元テレビ局員、二宮和也は元アナウンサーです。でもみんな、結婚した時はすでに“引退”しているため、“一般人”として結婚を発表しています」(テレビ局関係者)これらは、元有名人のため、名前が公になる場合もあるが、完全な一般人なのに、お相手の職業のみが表に出た例もある。前出の関係者が言う。「たとえば新川優愛さんは、ロケバスドライバーとの結婚を発表しました。ロケバスドライバーは、有名人か一般人かでいったら完全に“一般人”ですよね。だけど、これは公開したことで、かえって新川さんはいいイメージにつながりました。こんなふうに、一般人であることを、上手に活かすというパターンもあったりします」松田聖子の2度目の結婚時と現在では、大きく時代が変わり、一般人と結婚しても公にしない傾向にあるが、“一般人”か“公人”かの線引きが、より曖昧になってきている。「人気ユーチューバーは芸能人ではないけれど有名人ではある。事務所に所属したり会社を興していない場合には“一般人”でもあります。SNSのインフルエンサーなどもそうですが、どこまでが“一般”なのかは、ますます分からなくなってくるかもしれませんね」(前出・関係者)気になる石原さとみのお相手の「一般男性」も、名前や顔写真には配慮されるとしても、職業を暴かれる可能性はゼロではない。ともあれ、人気女優と「一般男性」の結婚は、世の男性を勇気づける明るいニュースとなった。<取材・文/渋谷恭太郎>
2020年10月03日石原さとみ石原さとみの電撃婚に世の男性はかなりの衝撃(ショック)を受けてるようである。 なぜならその相手がこれまで報じられてきたスーパーアイドル山下智久や超ヤリ手IT社長の前田祐二氏(『SHOWROOM』)などではなく、完全なる一般人だったから。ネットでは祝福の声よりも嘆きが多く、「残された望みはガッキーしか……」と追い詰められている模様。ツイッターのトレンド欄の表記もこれまでの芸能人の結婚報道でみたことのない、《石原さとみさんの結婚に衝撃を受けるみなさん》となっていたことからもかなりの盛り上がり(下がり?)だったといえよう。しかし、どれだけ低確率であろうとガッキーに望みを託したくなる気持ちもわからんでもない。その感情こそが今回の“石原さとみショック”のキモだからだ。■“結婚の決め手”リスト今回の結婚につけて、石原は直筆FAXで喜びを表現し、所属事務所もスポーツ紙の取材にいくつかの回答を寄せている。おぼろげながらその人物像についての情報も明らかになっているのだが、そのプロフィールがかなり“一般人感満載”なのである。以下に、その特徴を列挙したい。・石原の友人夫婦を通じて出会った同世代の男性・第一印象は「表情が豊かでよく笑う方。会話のテンポが一緒で話をしていて楽しい」・「ともに好奇心と知識欲が強く、疑問を感じたり知りたいことがあると、ふたりでとことん調べて一緒に発見していく」そのプロセスを楽しいと感じる感覚が一緒・健康観、食や服の好み、ライフスタイルなど、生活の基本となる価値観が似ている・それぞれの家族をお互いにちゃんと大切にし、家族との時間が最も重要なものだとする“親孝行への考え方”も一緒。はじめて彼の家族にあったときに、“私もこの人たちと家族になりたい”と思った・ここ数ヶ月、つらい出来事がたくさんがありネガティブになりがちな石原の気持ちをふんばらせ、これからどうしようかと一緒に考えて、前に進ませてくれたポジティブな性格の持ち主・彼がテレワークをしていた際、後輩への教え方がものすごく丁寧で、歴史上の人物や経営者など自分が感銘を受けた人の言葉を交えながら、相手が楽しく仕事ができるように指導していたざっと、こんな感じだ。ツイッターが荒れたのはこういった思いがあったからではないか。……え?これ、頑張ったら俺でもいけたんじゃね?と。■SNSが「俺のさとみ」と盛り上がったワケ「表情が豊か」「好奇心旺盛で知識欲が強い」「家族を大切にする」「ポジティブ」──。確かに、ここだけ並べると就活生が面接での自己PRで繰り出しそうなワードにもみえなくもない。つまり、人が人を好きになるにあたってかなり普遍的な長所である。かと思えば、いきなり放り込まれる唯一の具体的なエピソードが『テレワーク』だ。このコロナ禍において、この仕事様式はサラリーマンの間でもかなり一般化しているだけに、一気にその“普通の会社員”感が強まる。だからこそ、こう思うのではないか。「さとみ!俺だって後輩に指導するとき偉人の名言を引用したりするよ!!」この『後輩指導エピソード』もある種の“サラリーマンあるある”といってもいいだろう。本屋のビジネス書のコーナーにも『偉人に学ぶ仕事術』みたいな本が大量に積んであることがその証明だ。世の男たちが悔しがるのはそのエピソードが身近であるがゆえなのかもしれない。これがあの石原さとみが《どんな困難も乗り越えると確信しました》と感じた男なのか、と私は思う。今回、所属事務所が発表した“お相手のプロフィール”は結婚後も男性ファンを惹きつけるためのイメージ戦略の一環ではないか。本来であれば、いくらスポーツ紙から取材を受けようがお相手についての情報は「一般男性です」だけでもいいはず。わざわざ先述のような人物像と具体的エピソードを公表したのは、世間にお相手は“庶民的な”一般男性というイメージを強調したかったのではないか。ネットでは結婚が報じられた瞬間から「名前を出せないだけで社長や資産家なのでは?」という考察もなされていたし。そして、「石原さとみは一般的な会社員と結婚した」という印象を与えることに成功すれば、これまで芸能界で誰も座ったことのない人妻ポジションにつくことになる。いわば、“ギリギリ手が届かなかった大物女優”。この刷り込みがあればファンは離れるどころか、さらに目が離せない存在として意識することになるのではないだろうか。「元カノがドラマに出てる」と錯覚しながらテレビにかじりつく猛者もいるかもしれない。それはヤバい奴か。事実、ネットニュースにはツイッターのトレンドワードに『俺のさとみ』がランクインしたと報じられている(『スポニチ』)。もちろん半分冗談でツイートしたものなのだろうが、取材に対する回答を“精査”した事務所のブランディングに知らずのうちに影響された部分もあるのかもしれない。……でも気づいたほうがいい。あの大物女優・石原さとみと普通にデートを重ねて1年以内で結婚にまで漕ぎつけられる時点で“一般的”ではない。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2020年10月02日