3月30日に放送されたフジテレビ系の「ENGEIグランドスラム」(フジテレビ系)に、とんねるずの石橋貴明(57)が“乱入”。そこでの発言が、波紋を呼んでいる。石橋はかつて自身が「とんねるずのみなさんのおかげでした」でたびたび披露していた、フジテレビの名物プロデューサー・石田弘氏のコスプレキャラ・ダーイシで登場。登場するや、「松村がよぉ今いろいろ会見で大変でなぁ!」と発言。周囲が制止するひと幕があった。「石橋が名前を出した『松村』とはNGT48のメンバー・山口真帆(23)暴行事件について会見を行った、NGTの運営会社・AKSの松村匠取締役・運営責任者(56)のこと。松村氏は元フジテレビの社員で、とんねるずの番組にも携わっていました。そんな関係もあったのでネタにしたと思われますが……」(芸能記者)松村氏が出席した先日の会見中、リアルタイムで中継動画を見ていたと思われる山口が自身のツイッターで反論。報道陣の質問攻めにあった松村氏がしどろもどろになるなどしたため、会見は紛糾してしまった。そんな状況での石橋の発言。ネット上で《この危険ネタができるのは石橋さんしかいない》と称賛するコメンントは少数派。《被害者いるからネタにしたらダメ》《笑い事じゃねーんだけど》など批判の声が殺到している。
2019年04月01日とんねるずの木梨憲武(56)が1月29日、自身のInstagramに相方・石橋貴明(57)との2ショット写真を公開し、反響を呼んでいる。木梨は自身のInstagramに、「偶然、西麻布」とコメントと共に、石橋と満面の笑みを浮かべている2ショットを投稿。続けて「とんねるず方面!ライブ方向?2019後半ぐらーい?」と、今年の後半にとんねるずでのライブの開催を示唆。また「カメラマン キナシナルーミ」と記し、木梨の妻・安田成美(52)が撮影したと明かした。最後に「お問い合わせは、井上信悟様・港浩一様どちらかーで」ととんねるずとゆかりの深い、テレビ関係者の名を綴りファンを喜ばせた。この投稿には3万6千を超えるいいね!と3,000件にも及ぶコメントが寄せられ反響を呼んでいる。ファンは「なんだろう、みんなこの写真みて安心するのは。成美さんありがとう!」「お二人の笑顔最高です木曜21時も戻ってきてほしいなー」と久しぶりの2ショットに喜ぶの声が殺到している。
2019年01月30日小高真理によるマラミュート(malamute)。2014-15年秋冬コレクションでブランドをスタートさせてから、2019年春夏シーズンにみせた初のランウェイショー。
2019年01月04日女優の石橋杏奈(26)が、プロ野球・楽天の松井裕樹投手(23)と13日に結婚したことを、自身のインスタグラムで同日、報告した。石橋は、2ショット写真を添えて、「私事ですが本日12月13日にかねてよりお付き合いしておりました東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹選手と入籍いたしましたことをここにご報告させていただきます」と報告。「彼の野球に対するまっすぐな姿勢や素直で無邪気な性格に惹かれ傍に居たいと思うようになりました」とつづった。続けて、「彼の活躍が2人の幸せでもあるので 日々刺激をもらいながら私も出来る限りのサポートをしていきたいと思っておりますこれからは夫婦としてどんなときも手を取りあい思いやりの気持ちをもって共に歩んでいきたいと思います」と決意を記し、「まだまだ未熟者ではありますが温かく見守っていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。
2018年12月13日感性豊かな表現力で独自の存在感を放つ実力派女優、石橋静河。凛とした佇まいが印象的な彼女が、ノーブルなシャツスタイルを披露します。衿の重なりが絶妙!同系色のシャツをレイヤード。生地の風合いや表情にこだわり、身につけた時の心地よさにも定評のある『トゥジュー』のシャツ。グレイッシュブルーのシルク混シャツは柔らかなシワ加工が美しく、一枚で着てもレイヤードしてもきれいに着られる薄手の生地感が秀逸。ラフに袖をまくって抜け感を演出して。シャツ¥36,000中に着たシャツ¥39,000(共にトゥジュー/トゥジュー 代官山ストア TEL:03・5939・8090)バングル¥18,000(平松保城/ギャラリー ドゥ ポワソンTEL:03・5795・0451)取り入れやすいデザインながら、シルエットで差がつく一枚。シンプルな白シャツも、ドロップショルダー&ワイドスリーブで一気にオリジナリティが加速。股上の深いハイウエストパンツで、懐かしさを感じるスタイルに仕上げるのが気分。黒ベルトで全体を引き締めて。シャツ¥29,000(マービン ポンティアック/オーバーリバー TEL:03・6434・9494)パンツ¥19,000(ヤエカ/ヤエカ アパートメント ストア TEL:03・5708・5586)ベルト¥9,800(マスター&コー/マッハ55リミテッドTEL:03・5413・5530)ピアス¥16,000(kazuko mitsushima/ギャラリー ドゥ ポワソン)ボタンを大胆に開けて、羽織りとして活用。オーバーサイズのシャツをラフに羽織って、Tシャツを覗かせて。ショルダーベルト付きのワイドパンツやスニーカーなどカジュアルなアイテム同士でも、モノトーンでまとめればモードな雰囲気に。シャツ¥24,000パンツ¥43,000(共にGARMENT REPRODUCTION/OKURA TEL:03・3461・8511)Tシャツ¥12,000(エキップモン/サザビーリーグ TEL:03・5412・1937)ネックレス¥80,000(yoriko mitsuhashi/ギャラリー ドゥ ポワソン)スニーカー¥17,800(ワクワ/アナトミカ 東京 TEL:03・5823・6186)異なる素材も、ワントーンならシックな趣。ほどよくハリのあるコットンシャツに、光沢感のあるシルクスカートをセット。同系色なら素材のコントラストも派手になりすぎず、大人びた印象に。イエローを配したクリアピアスで、ポップなアクセントを加えて。シャツ¥16,000(BLUE BLUE JAPAN/OKURA)スカート¥60,000(ユーモレスク TEL:03・6427・2353)ピアス¥14,000(kazuko mitsushima/ギャラリー ドゥ ポワソン)いしばし・しずか1994年生まれ。東京都出身。女優。数々の映画や舞台、ドラマで活躍。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』での演技も話題に。来年の公開待機作に映画『二階堂家物語』『いちごの唄』『21世紀の女の子』『楽園』ほか。※『anan』2018年12月12日号より。写真・松本直也スタイリスト・高品逸実ヘア&メイク・廣瀬瑠美(by anan編集部)
2018年12月09日「鈴木さんはドラマ『SUIT』に出演するかたわら、主婦業も手抜きなしです。そんな姿を見た石橋さんも奮起。地上波レギュラー番組は今や『石橋貴明のたいむとんねる』だけですが、電話営業に奔走しています」(テレビ局関係者)今年3月、30年の歴史に幕を下ろした「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)。その人気企画「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」が2時間特番として11月24日に放送される。だが出演者の欄には石橋貴明(57)の名前こそあるものの、相方・木梨憲武(56)の姿がなかったのだ!そのためTwitterでは、驚きの声が上がっている。《特番嬉しいけど、木梨さんは?》《木梨さん出ないの?マジか…》いったい何があったのか。鈴木保奈美(52)復活の陰で奮起した石橋だが、実はそれが引き金となって「とんねるず」の間で“事件”が起きていたという。「石橋さんはもちろん快諾しました。しかし木梨さんは『なんで終わったばかりの番組をすぐに復活させるの?』と言って、出演を拒否したのです。フジも説得を続けましたが、交渉は決裂。石橋さんも怒って『もういいよ、放っておけ!』とさじを投げたそうです」(前出・テレビ局関係者)別のテレビ局関係者も2人の仲についてこう指摘する。「もともと2人の関係性について、周囲からは不安の声が上がっていました。宿泊ホテルも移動も別々という状態でしたからね。10月にはファンクラブも解散しました。今回の件を受けて、とんねるず史上もっとも不穏な関係になっているといえるかもしれません……」とんねるずは石橋が代表、木梨が取締役の事務所に所属していた。だが今年6月に木梨が取締役を辞任。映画やラジオ番組への出演、ライブ活動など自由な生活を送っている。そうした違いが、特番へのスタンスにも現れたようだ。「今のところ、すぐ解散という話は出てきていません。ただ夫が心配なのでしょう。鈴木さんは『あの人(木梨)は何を考えているんだか』と苦言を呈しているそうです」(前出・別のテレビ局関係者)11月14日、昼過ぎに車で自宅から出てきた鈴木は都内の百貨店へ。食材探しだったようで、買い物を済ませると急ぐように帰っていく。だがその表情は、どこか浮かないようにも見えた――。
2018年11月21日中居正広がMCを務める「UTAGE!」秋のリクエスト祭りが、11月7日(水)に3時間にわたって放送。この度、本番組に石橋貴明がスペシャルゲストとして登場。中居さんとの「うたばん」コンビが約10年ぶり復活する。2014年4月から毎週月曜深夜に放送してきた「UTAGE!」。レギュラー放送終了後もスペシャル番組として音楽を 見て・聞いて・楽しむ企画で人気を博してきた。今回、スペシャル番組として節目となる10回目の放送では、スーパーサプライズを決行する。そんな本番組に、音楽番組「うたばん」で中居さんとMCを務めた石橋さんがゲスト出演!先日行われた収録では、人気を博した“モジモジくん”の姿で登場した石橋さん。ミリオンヒットした“あの曲”をステージで歌唱し、舞台から客席へ、そしてMC席へと縦横無尽に大暴れする場面も。さらに中居さんのもとに歩み寄り、超貴重な2ショットも実現した。なお本番組には、柏木由紀(AKB48/NGT48)、KABA.ちゃん、川畑要(CHEMISTRY)、島津亜矢、島袋寛子、ダイアモンド☆ユカイ、DAIGO、高橋愛、貴水博之、TEE、早見優、「舞祭組」、BENI、「MAX」、松本明子、松本伊代、三浦祐太朗、峯岸みなみ(AKB48)、山本彩(NMB48)ら様々なアーティストたちが出演する。※ダイアモンド☆ユカイの☆は六芒星「UTAGE!」秋のリクエスト祭りは11月7日(水)20時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月16日とんねるずの石橋貴明(56)が8月19日に配信されるインターネットTV局・AbemaTVの特番「石橋貴明プレミアム―芸能界カジノ王決定戦―」に出演すると、同局の公式サイトで発表された。石橋は同局の番組に初出演。サイトによると「石橋貴明プレミアムシリーズ」の第1弾として4時間の放送だ。石橋は「主宰」の肩書で、MCはお笑いコンビ・おぎやはぎとみ「みちょぱ」こと人気モデルの池田美優(19)。バカラで誰が芸能界でいちばん運を持っているのか頂点を決定。プレイヤーとしてオードリーの春日俊彰(39)、元ボクシング世界王者の亀田興毅氏(31)、人気ユニット・JYJのジェジュン(32)らが参戦するという。「石橋さんといえば、今年3月でフジテレビの長寿バラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了。現在のレギュラーは同じくフジの『たいむとんねる』1本だけで、この番組も低視聴率のため打ち切り報道が出ています。そうした中でのAbema進出なので、ある意味で納得といえるでしょう」(芸能記者)しかしこの石橋のAbema出演により、民放キー局のバラエティー班に激震が走ったという。「石橋さんの出演ギャラは高額で知られており、Abemaは彼の納得できる金額を支払えたということ。その資金力は脅威です。また石橋さんの持ち味は“番組で無茶をやる”ところでもあるので、地上波ほどの規制がないネットTVは相性がいい。『とんねるずのみなさんのおかげでした』のような人気番組に化ける可能性もあるでしょう。さらにその結果次第では今後も他の大物芸人が石橋さんに追随する可能性もあり、各局とも戦々恐々としています」(地上波のバラエティー班スタッフ)視聴者数がリアルタイムで表示される同局だが、石橋の番組がどれほどの視聴者数をゲットするかが注目される。
2018年07月27日3月22日の放送で30年の歴史に幕を閉じた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)。最終回ではとんねるずの石橋貴明(56)と木梨憲武(56)が往年の音楽番組『うたばん』を再現したセットで、数々の名場面を振り返った。 とんねるずと番組スタッフから生まれた音楽ユニット『野猿』のメンバーも再結集。視聴率は前回の放送を大きく上回る9.7%を記録し、有終の美を飾った。そんな最終回に“目玉ゲスト”として駆け付けたのが、松田聖子(56)だった。 「実は、石橋さん自らが『聖子ちゃんを最終回のゲストに呼びたい』と番組に提案したそうです。彼女は88年10月13日放送の記念すべき第1回ゲストでもありました。今回も石橋さんの猛アプローチで“夢の再共演”が実現したといいます」(テレビ局関係者) スタジオに聖子が現れるやいなや、石橋は「な、なんと聖子ちゃんが来てくれました!」と大興奮。また、「(初回ゲストの際は)裏番組にTBSの『ベストテン』があったのに出てくれて……」と、あらためて聖子への感謝の気持ちを募らせていた。 芸能リポーターの城下尊之さんはこう語る。 「当時、聖子さんの所属事務所は『ザ・ベストテン』(TBS系)を蹴ってまで新番組に出演することを猛反対。それでも聖子さんは『いま人気のとんねるずに会いたいの』と周囲を説得し、出演が決まったそうです」 以来30年間、聖子と石橋は公私ともに交流を深めてきたという。 「その後も聖子さんはたびたび番組に出演。“アイドル”らしからぬコントにも積極的に挑戦してきました。ずっと“国民的スター”の重圧を抱えてきた聖子さんですが、とんねるずと一緒にいるときは、唯一、素の自分に戻れる時間だったといいます。ジャンルは違えど、ちょうど同じ年齢で同じ時代を生きてきた“戦友”ですからね」(芸能関係者) だからこそ、聖子は「戦友の最後に!」と駆けつけたのだ。 「実は、今回の最終回のために番組は様々なタレントにオファーを出したものの、みんな断られてしまったそうです。そんななか聖子さんだけは『ぜひ出演したい』とオファーを快諾。最終回にゲスト出演するというかたちで、恩返しを果たしたかったのでしょう」(芸能関係者) 番組が終わっても、2人の友情は続くことだろう。
2018年03月30日第90回アカデミー賞で2部門を受賞し、ディズニー/ピクサー作品の最高峰と呼び声の高い『リメンバー・ミー』が3月16日(金)より公開されます。本作の主人公ミゲル役で声優に初挑戦し、すばらしい演技と歌声を披露した石橋陽彩さんと、愛嬌(あいきょう)たっぷりのヘクター役でおちゃめさと懐の深さの両方を表現した藤木直人さんにインタビュー。本作は、カラフルな死者の国を舞台に、何世代にもわたる家族のつながりを描く感動作。音楽が大好きなのに、音楽を禁じられた家庭で育ったミゲルと、陽気だけど孤独なヘクター。そのふたりが交流することで、ある奇跡が生まれます。藤木さんは親の立場から教育や音楽について、石橋くんは音楽に対する熱い思いや将来像について語ってくれました。■子どもが好きなことを禁じる親の役割とは?――藤木さんは、演じたヘクターのどんな点に共感しましたか?藤木:ヘクターの抱えている強い思いは、「自分が親である」からこそいちばん理解できる部分。そこが表現の核となりました。でも陽気だけどうさんくさいというキャラクター像が難しかったです。――大好きな音楽を禁じられているミゲル。石橋さんは、もしもご両親から音楽禁止令がくだったらどうしますか?石橋:僕は幼稚園の頃から音楽が好きだったので、歌を禁じられることは絶対に嫌です。もしも本当に「禁止だ」と言われたら、いろんな人に自分の歌声を聴いてもらい、がんばってふりむいてもらえるようにと努力します。――藤木さんは親の立場から見て、どんなふうに思われましたか?藤木:今回、ミゲルの家族が音楽を禁じたのには、いろんないきさつがあったわけで。むしろ「音楽は情操教育にいいからやりなさい」というのが普通の親の考えですよね。でも、今回の話で、“音楽”を“子どもにやらせたくないこと”に置き換えて考えてみると、うちも「ダメなものはダメ」と言います。だけどもしかして親がダメだと禁じていることが、のちのちに子どもにとってプラスアルファになったり、人生が豊かになったり、将来につながることもあるのかもしれない。自分にその価値観が理解できないからといって、禁止することはすごく難しい部分があると思います。でも、中毒性があるものについては、できるだけコントロールしてあげるのも親の役割なのかなと(笑)。■子どもの才能を伸ばすために親ができることはあるのか?――「チャンスをつかめ」というキーワードが印象的でした。石橋さんはその言葉をどう感じましたか?石橋:今回の僕は、本当にチャンスをつかみにいったという感じです。僕は歌が大好きですから。でも、最近は声変わりがあり、自分の歌いたい歌が歌えなくなったりして、悩んだりしていました。いままで歌ってきた高音の女性アーティストさんの曲が歌えなくなってきて、ちょっと十八番(おはこ)がなくなってきたかなと(笑)。藤木:十八番(おはこ)! すごいね(笑)石橋:得意だと思っていたことができないことは、苦しいことかなとも思いましたが、声変わりが始まり、声が低くなったからこそ新しいジャンルに取り組めることもできると思い直しました。いまは男性アーティストさんの曲も新しく歌えるようになりました。自分の得意なところが消えてしまうけど、新しいところにチャレンジできるのはいいことかなと思います。――藤木さんは、お子さんの才能を伸ばす親の役割についてどんなふうに思われていますか?藤木:子どもの成長時期には運動する機会を多く与えるとよいと聞いて、なるべく自分の子どもにはいろんなスポーツをやらせてあげたいとは思っています。でも、親の心子知らずで。自分も考えてみれば、“親から押し付けられたもの”はやりたくなかったかなと。僕はスイミングスクールに行かされていたけど、嫌で嫌でしょうがなかった。結局本人が興味をもたないと、それは意味がないことだとも考えています。ただ、機会だけは与えてあげたいと思って、実際にいろんなことをさせているつもりではいるんですけどね。とはいえ、僕はそういった子どもの発達や指導方法に詳しくないし、実際に子どもができる前は、そういう情報にまったく目が止まらずにスルーしてきたと思います。自分が親の立場になって初めて、いろんなことを考え始めた感じで。以前、フジテレビのバラエティ番組で久保田カヨ子さんの幼児教育やヨコミネ式メソッドについて放送しているのを観たことがありましたが、子どもがいなかったらそういう番組を観ることもなかったかなと。実際に観てみると「ああ、こんな方法もあるんだ」と思い、少しずつ吸収していった感じです。ただ専門的にやっている人たちの方がはるかに詳しいから、そういうところに委ねるのもいいかもしれない。また、国としてある程度は、そういった専門的な人の声をすくい上げて普及していくことも必要なんじゃないかなとは思います。実際、スーパー園児などをテレビで観ると、「こんなことができるんだ!」とにわかには信じがたい部分もあります。でも、こうやって陽彩くんを間近で見ていると「こんな歌声を出せる子がいるんだ! ここにスーパーキッズがいた!」と感心してしまう。もちろんもともとの才能はあったとは思うけど、興味があったからこそ自分からやりたいと思ったのかなと。そう考えると、やっぱり受動的ではダメで、いかに好きになって能動的になれるかが大事。結局は本人の資質や努力によるものかなとも思います。■藤木直人が泣いた! 父という存在が映画で教えること――親からの教えで、ずっと守っている事柄があれば教えてください。石橋:僕はとくにないですね。帰ったら手洗いとうがいをするとかでしょうか?藤木:陽彩くんはえらいね! 普通子どもなんて言っても聞かないものじゃない? 僕もなるべく機会を見つけ、何度も言うようにしているけどなかなか(笑)。――音楽をテーマにした本作。今後の音楽との関わりについても聞かせてください。石橋:これから音楽だけではなくて、音楽を通じて、今回初挑戦した声優や、以前からやらせてもらっているミュージカルや舞台、ドラマなどをいろいろとやっていきたいです。それらは全部、音楽からつながってきたお仕事なのでもっと挑戦したいです。藤木:僕は高2の夏休み前にギターと出会い、衝撃を受けて、ギタリストになりたいと思いました。当時は1日何時間もずっとギターを弾いていたし、逆にギターを取られたら自分には何もない感じだったとも思います。現在は音楽は趣味に近いかな。音楽は役者以上に才能がないとできないものだと痛感しているので。いまは他の活動を含めて僕を支持してくださる人たちのためにがんばっている感じですが、でも音楽を演奏しているととても楽しいです。昔ほど音楽に夢中になっていないのかもしれないけど、ギターを弾けるステージという場所があることや、生涯楽しめるものがあるということ自体がとても幸せでありがたいことだと思っています。――最後に『リメンバー・ミー』をこれから観る方へのメッセージをお願いします。石橋:声優初挑戦でこんな大役を演じさせていただき、光栄でしたが、初めは緊張と不安しかなかったです。でもどんどんミゲルの気持ちに近づくことができたと思います。何ごともまじめで一直線に駆け走るミゲルというキャラクターができたと思います! 藤木:初めて観たときに字幕も何もなくて台本と照らし合わせながらだったけど、僕は感動して泣きました。ぜひ大人の人に多く観てもらいたいと思いました。もちろん子どもが観ても楽しいし、いろいろな年代の人の心に染み入る話なんじゃないかなと。僕も子どもと一緒に観たいですね。僕の声とか関係なく、きっと楽しんでくれると思います。『リメンバー・ミー』公開中少年ミゲル(声:石橋陽彩)は音楽が大好きで、ミュージシャンを夢見るも、彼の家では代々音楽を禁じられてきた。ある日 “死者の国”に迷い込んだミゲルは、陽気だけど孤独なガイコツのへクター(声:藤木直人)と出会う。果たして2人がたどる運命とは?
2018年03月22日岡村隆史(47)がパーソナリティを務める「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)に3月1日深夜、石橋貴明(56)が出演。フジテレビの名番組を手がけた2人の掛け合いに、ファンは歓喜した。 「もう帰ってもいいですか?アフターで女の子が待ってるんだよ」 登場するなり、こう発言した石橋。直前まで「みなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の収録がありその後、銀座のクラブを2件回っていたと冗談めかして発言した。しかしその収録では「コント北の国から」のため、宮沢りえ(44)と渡辺満里奈(47)を交えて収録を行ってきたと打ち明けた。 「今日、宮沢りえちゃんと満里奈とコントやりながら、楽しかった。やっぱりいい時代だったなぁ」 先月16日の同ラジオ番組でも「西のとんねるずを目指そう」と結成当時、相方の矢部浩之(46)と意気込んでいたことを告白していた岡村。「とんねるずのオールナイトニッポン」にハガキを送っても「一度も読まれなかった」そうだが、“先輩”との共演に始終うれしそうだった。 そんな2人のやりとりにTwitterでは、歴史ある「オールナイトニッポン」の愛聴者たちから歓喜の声が上がっている。 《ひとつの時代を作ってきたもの同士の崇高な話が聴けて感激しました》《石橋貴明と岡村隆史の先輩後輩感バリバリのトークっていいなー》《夕焼けニャンニャン、とぶくすり等で育った自分達からすると眠気ぶっ飛んで聴いてます》 さらに「みなさんのおかげでした」と「めちゃめちゃイケてるッ!」(フジテレビ系)が今月中に終了することもあり、《(このタイミングでの共演は)何かの前振りじゃないか……と期待しないわけにはいかん》との声も。今後にも注目したい。
2018年03月02日女優の石橋杏奈が18日、東京・八重洲ブックセンターで写真集『Clarity』(発売中 3,240円税込 光文社刊)の発売記念イベントを行った。写真集『Clarity』の発売記念イベントを行った石橋杏奈現在TBS系で放送中のドラマ『きみが心に棲みついた』にレギュラー出演するなど、女優として大活躍の石橋杏奈。そんな彼女の最新写真集は、3年振りとなるリリースで、ロケ地となった沖縄で貴重な水着姿はもちろん、石橋の魅力が凝縮された1冊となっている。3年ぶり4冊目となった同写真集を手にしながら「久しぶりに出させていただきましたが、今までの中で一番素に近い状態で撮れた写真集です。そんな写真集を皆さんのもとに届けられてうれしいですね」と笑顔で説明した石橋。これまでの3作と比べて「自然体のカットが多く、旅で撮った感覚の写真集です。今まではその場所その場所で撮ったりしましたが、今回は撮る予定のないところでも撮ったりしたので、自然体のカットが多いですね」といつも以上に素顔が見られるという。中には貴重な水着のカットもあるようで、「私は結構肩甲骨が柔らかくて背筋がちょっとあるんです。背中のカットが私的には気に入ってます」とセクシーさもアピールし、「母に見せたら『キレイだね』と言われました(笑)」と周囲の評価も上々のようだった。一人カラオケが趣味で、最近はドラマの撮影で頻繁には行けないものの、月に2回はカラオケボックスに通っているという。「その日の気分次第で今日はJ-POP、今日はK-POP、今日は洋楽と、歌ったりします。ラップも歌ったことがあります(笑)」と明かしつつ、NHK総合『LIFE!~人生に捧げるコント~』で披露したニッキー・ミナージュの『Super Bass』も歌ったことがあるそうで「そこはレシートに歌った曲目が出るところで、店員さんが見てくれたみたいで『応援しています!』と言われてすごく恥ずかしかったです(笑)」と苦笑い。また、出身地でもある福岡県が本拠地の福岡ソフトバンクホークスの話題となり、「田中正義選手に期待しています。一昨年のドラフト1位で入られましたが、そろそろ一軍で投げている姿を見たいですね」と期待を寄せていた。
2018年02月19日お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が、3月1日深夜に放送されるニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)にゲストとして出演予定であることが15日深夜、同番組内で発表された。とんねるずの石橋貴明3月1日は「とんねるず・石橋さんがやってくる!?」と題して石橋が出演予定。"予定"とされているのは、石橋が直前まで別現場で収録を行っているため。収録が終わり次第、スタジオに駆けつける予定だという。岡村のラジオに石橋が出演するのは『ナインティナインのオールナイトニッポン』時代の2008年10月、矢島美容室として乱入して以来、9年5カ月ぶり。2014年10月に『岡村隆史のオールナイトニッポン』となってからは初めての出演となる。50年続くオールナイトニッポンの中で、最長となる約24年間パーソナリティを務めている岡村が、一番熱心に聞いていたのが『とんねるずのオールナイトニッポン』。岡村がとんねるずのオールナイトにネタハガキを投稿していた話は番組の中で有名で、岡村がナインティナインでオールナイトをはじめる際に意識したのも、とんねるずのオールナイトというぐらい、岡村にとってとんねるずは影響を与えた存在となっている。
2018年02月16日12月23日公開の映画『勝手にふるえてろ』の特別上映イベントが5日、東京・豊洲のユナイテッドシネマ豊洲で行われ、舞台あいさつに松岡茉優、渡辺大知、石橋杏奈、北村匠海、古舘寛治、片桐はいり、澤竜次(黒猫チェルシー)大九明子監督が登壇した。映画『勝手にふるえてろ』の特別上映イベントに登場した松岡茉優芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を原作とする同作は、24歳のOL・ヨシカ(松岡茉優)が、"脳内片思い"と"リアル恋愛"の2つの恋に揺れ暴走するラブコメディ。ヨシカが10年間片思いしている中学の同級生"イチ"を北村匠海、会社の同期でヨシカのことを熱烈に愛する"ニ"を渡辺大知がそれぞれ演じている。本作で映画初主演を果たした松岡は「初主演という重荷もありましたが、大九監督とは3回目のタッグで、監督と映画を撮れるのがうれしかったので主演の不安も消えました」と監督の存在が心強かったそうで、演じたヨシカというキャラクターについては「女子の皆さんなら心の中にあると思います。毎日頑張っている女子もヨシカ的な要素を持っていると思いますね。映画を見ていただいて共感し、スカッとしてもらえる自負があります」とアピール。そんな松岡に対して石橋は「茉優ちゃんが可愛いくて、私も茉優ちゃんに恋しました。この役は茉優ちゃんしかできないし、他の人が演じているのが想像できませんでしたね」と絶賛し、「本当に大好きな作品なので、皆さんが観ても後悔しないと思います」と作品の出来に自信を見せた。12月12日に清水寺で発表される「今年の漢字」が間近ということで、主演の松岡が自身にとっての今年を漢字一字で発表。「観」と書き記した松岡は「やっぱり東京国際映画祭で観客賞をいただいたのも大きいですが、今まで先輩方が舞台あいさつで隣に立っている時に、お客さんに届いて初めて映画になると言っている方がたくさんいました。実感がなかったんですけど、この映画を客席で観た時にお顔は見えなくても空気でこの映画を感じ取ってくださっていると分かり、皆さんに受け取ってもらえて初めて映画になると身をもって体感しました」としみじみと振り返り、「私たちが撮っていたのは映画ではなくて映像。これから皆さんが観ていただくことでこの映像は映画になると思いますので、この映像を映画にしていただきたいと思います」と観客に訴えた。映画『勝手にふるえてろ』は、12月23日より全国公開。
2017年12月06日女優の石橋杏奈が18日、都内で行われた映画『泥棒役者』(11月18日公開)の初日舞台挨拶イベントに、丸山隆平、市村正親、ユースケ・サンタマリア、高畑充希、宮川大輔、西田征史監督とともに登場した。同作は2006年に脚本家・西田征史が作・演出した舞台を映画用にリライトし、監督も西田が務める。泥棒を引退し、溶接行員として真面目に働きながら恋人と暮らしていた青年・大貫はじめ(丸山)が、とある豪邸での騒動に巻き込まれ、「豪邸の主人」「売れっ子絵本作家」「編集者」を演じる羽目になってしまう。同作には当初、女優の清水富美加(現・千眼美子)が出演予定で撮影が進んでいたが、2月に幸福の科学より出家、芸能活動を一時休業することを発表し、同作も降板に。急遽、石橋が代役を務めたという経緯があった。舞台挨拶で石橋が「ひょんなことから出会って豪邸で起こる、ドタバタした喜劇なんですけど、私もこの作品とはひょんなことから出会わせていただいて……」と思わず口に出すと、一瞬の間の後に笑いが起こる。ユースケは「俺たちの救世主だからね!」、丸山は「“ひょん”っていっぱいあるもんな!」と声をかけ、「ひょんなことね!」「本当に助かったよ! ありがとう!」「助かったよ!」と次々と感謝の言葉が飛び交っていた。救世主となった石橋は改めて、「個性的なみなさんに混じって毎日お芝居できたのが本当に楽しかった」と振り返る。「こんなに面白くて楽しい現場はあるのかってくらい楽しくて。毎日ニコニコしながら、笑いをこらえるのが大変でした」と撮影時の印象を明かした。西田監督も「今回もひょんなことがいろいろあったんですけど、本当に支えてもらって、みなさんに泣かされたんですよね」としみじみ。「なかなか具体的に言えないところもあるんですけど」と清水の名前は出さなかったものの、「この日を迎えられて感無量。ここから多くの方に見ていただけたら嬉しいと思います。『つまらない』でも『面白い』でもいいので、レビューに書いて宣伝していただけたら幸いです」とアピールした。
2017年11月18日荒川弘の大人気コミックを原作に、山田涼介主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』。いよいよ公開を来月に控えた本作から、大迫力のアクション映像の数々、“真理”のビジュアルが収められた、手に汗握るIMAX(R)予告映像が到着した。すでに、IMAX(R)での上映が決定している本作。今回到着したIMAX(R)の予告映像では、山田さん演じるエドの錬成シーンのほか、エドとアルの兄弟の前に立ちふさがるホムンクルス(人造人間)、エドたちを見守る「焔の錬金術師」と呼ばれるマスタング大佐(ディーン・フジオカ)の緊迫感に満ちた迫力ある映像の数々が収録。また本映像にも登場するストーリーの鍵を握る、「真理の扉」をくぐった先にいる者のビジュアルも公開。エドもアルとともに幼き日に最愛の母を生き返らせようと錬金術師にとっての最大タブー“人体錬成”を無謀にも試み、「真理の扉」に…。錬金術の等価交換の法則に基づき、その“通行料”として、2人の兄弟は大きな代償を支払うことになったのだ。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月07日女優の石橋杏奈が30日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われた第30回東京国際映画祭「コンペティション部門」出品作品『勝手にふるえてろ』(12月23日公開)の舞台挨拶に出席。胸元&美背中あらわなシースルーの黒いトップスに黄色のスカートを合わせたコーディネートで、観客を魅了した。芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を原作とする同作は、24歳のOL・ヨシカ(松岡茉優)が、"脳内片思い"と"リアル恋愛"の2つの恋に揺れ暴走するラブコメディ。ヨシカの恋を乱す同僚・月島来留美を演じる石橋は、「ひたすらひたすら茉優ちゃんがかわいくて、女性ならだれしも共感できるポイントがたくさんあって、笑えるシーンもたくさんある作品」と魅力を紹介した。また、演じた来留美について「ヨシカの親友で、意図してないんですけど恋をかき乱してしまう。そういうことって私の周りでも起こりうる。実際にそういう友達もいたので参考にし、こういうことってけっこうあるなと見た人に感じてもらえたらいいなと思いながらお芝居しました」と説明。「かき乱してるつもりではないけど、そういう存在になってしまったり、そういう部分が女性には共感してもらえる役だと思う」と語った。舞台挨拶には、主演の松岡茉優、渡辺大知(黒猫チェルシー)、石橋杏奈、北村匠海(DISH//)、大九明子監督も出席した。なお、「コンペティション部門」は、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、『勝手にふるえてろ』のほか、瀬々敬久監督の『最低。』が選出されている。
2017年10月30日『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』が5月13日(土)に、物語の舞台である新宿、渋谷にて先行公開を迎え、主演デビューを飾る石橋静河、池松壮亮、石井裕也監督が舞台挨拶に登壇した。最果タヒによる話題の同名詩集を石井監督が自ら映画脚本家。昼は看護師、夜はガールズバーで働きながら、生きづらさを感じる美香と彼女が運命的に出会った日雇い労働者の慎二の姿を通じて現代社会を切り取る。この日はあいにくの天気にもかかわらず、劇場は満席。これには石井監督、石橋さん、池松さんも感激の面持ち。石橋さんは、石橋凌と原田美枝子の次女で、数年前に女優業を始め、本作が初主演作。「本を読むところから挑戦でした。『これどういうこと?』『わかんない』ということばかりでしたが、見たことがない景色がある気がした」とふり返る。石井監督は石橋さんについて「実力って意味では、天才・池松壮亮の足元にも及ばないけど、“新人”ってところは魅力で、新人であるが故の奇跡を起こしてくれたと思います」と語る。池松さんも「意外と石橋さん本人のことは知らない」と断りつつ「美香という人に関しては、危うくて、生きることが苦しそうで、でも純粋に生きようとまっすぐ立っていて好きです」と語る。そんな石橋さんだが、主演としての初めての舞台挨拶への緊張もあってか、質問に考え込んで沈黙することもしばしば。石井監督の現場での面白い一面について尋ねられると、しばしの沈黙の末に「ちょっと考えます…」とポツリ。石井監督は「舞台挨拶でこんな沈黙は初めて(笑)。やっぱり新人。大物が現れましたね。大型新人です!」と石橋さんの強心臓ぶりを絶賛(?)。「いまの様子で、(撮影が)フラッシュバックしました。大変でしたよ(苦笑)」と現場の様子を明かした。石橋さんは、本作について「この先ずっと心の中にある。忘れたくても忘れられない。始まりだなと思います」とその大きさを語る。池松さんは「昨今、若者に向けて作られた恋愛映画はいっぱいあるけど、そのどこにも属さない稀有な作品ができたと思います。いまをどう生きるかということ、人と人がどう繋がるかということ、そういうものを僕らもこの映画を通して探して、答えを見つけることができたと思っています」と本作への思いを吐露。石橋さんは最後に「大きな思いはあるけど、なかなか言葉にできないんですが…。この映画を撮っていて苦しかったし、いろんな人に迷惑をかけたけど、この映画に私はたくさん救われました。多くの人に届けばと思います」と語り、温かい拍手の中、舞台挨拶は幕を閉じた。『夜空はいつでも最高密度の青色だ』は新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペースにて先行上映中。5月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 2017年5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、5月27日(土)より全国にて公開(C) 2017「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
2017年05月13日〜男の理想はマリリン・モンローの真理とは〜大概の男性の理想の女性はマリリン・モンローが演じたような女性です。頭のネジがひとつふたつ緩んでいるように見えるお人好しの女性。マリリン・モンローに限らず現代の女優さんやアイドルの方でもスタイルとルックスが良くちょっとボケている位の子が男性に人気でしょう?その真理は、男というのは「俺が守ってやるんだ」という保護本能を掻き立てられ自分の方が上から目線で見下せることを望んでいるからです。女性に人格的に高い場所から見下されると、男性は劣等感が強いので、性欲・劣情を抱けなくなるどころか、自分の教養の無さや人格的な至らなさ、弱さを見透かされることに我慢ならないのです。だから男は頭のネジが緩そうに見える女性を好むのです。もちろん中には、静かでインテリジェンスなたしなみを備えた女性を好む自信たっぷりな男性もおります。しかし、世の男性がどうであれ、大切なことは、あなたがあなた自身を含め自分と同じ場所で和やかに心地良く咲ける相手であるかどうか、まず花の資質を見極めることです。形ではなく。
2017年04月20日俳優・鈴木亮平が“宮沢賢治”を演じる、6月スタートのドラマ「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」。この度、新たなキャストとして鈴木さん演じる賢治の最愛の妹・トシ役を石橋杏奈が演じることが決定した。大正10年。青年・宮沢賢治(鈴木亮平)は、岩手・花巻の裕福な実家から東京へ家出していた。8か月に及んだ東京暮らしの間も、心を捉えて離さないのは最愛の妹で女学校の教師を務めるトシのことだった。夏の終わりのある日、実家からトシの大病をほのめかした電報が届く。急ぎ帰郷するが、大したことがなさそうなトシ。賢治は家業の質店を継がせたい父・政次郎の策略に引っ掛かったのだった。久々に帰郷したものの、打ち込むべきものが見つからない賢治。そんな中、手作りしたコロッケを家族にふる舞い喜ばれたことをきっかけに、“幸せを分かち合うこと”こそが自らの理想とする生き方だと気付く。そして、その具体的な形として、教師になり子どもたちに幸せを分かち合うことを教えたいと思うように。トシの陰日向からの尽力もあり教師になれた賢治。だがその一方で、トシの体が病魔に侵されていることを賢治はまだ知らなかった――。ドラマは、賢治が愛した食や音楽を切り口とする、“ヤング宮沢賢治、愛と青春の旅立ちの物語”。特に、鈴木さんと石橋さんが演じる、傑作詩篇「永訣の朝」に綴られた最愛の妹・トシとの死別に描かれる兄妹愛は、涙なくして見られない。これまで、「天皇の料理番」やコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」などで共演経験もある2人。ドラマで石橋さんは、後に日本を代表する詩人・童話作家となる賢治の一番の理解者で、その才能を評価していた妹という役どころに挑戦する。また、女学校の教師という役柄で、バイオリンの演奏に初挑戦も。石橋さんは、「バイオリンは触るのも初めてで全く分からないところからのスタートでしたが、特にすごく上手という設定ではないのが幸いでした(笑)」と話し、「トシはヴァイオリンが好きでたまらないという役なので、楽に、楽しく、演奏出来たらなと思います」とコメント。鈴木さんとの本格的な共演は今回が初めてだと言う石橋さんは、「すごく楽しみです。どんな兄妹愛が出来上がるのか、わくわくします」と心境を語り、「このドラマで描かれている亮平さん演じる宮沢賢治が、とにかく素敵なんです。個人的にはヤスさんと賢治さんのシーンが楽しみです。みなさま、ぜひご覧下さい!!」とメッセージを寄せている。「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」は6月、毎週土曜日22時~WOWOWにて放送予定(第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年04月17日石橋凌と原田美枝子の次女で、本作が映画初主演となる石橋静河と俳優・池松壮亮の2人が主演する『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』。この度、本作の超特報映像が解禁された。舞台は2017年、現代の東京。看護師として病院に勤務する傍ら、夜はガールズバーで働き、言葉にできない不安や孤独を抱えながらも、誰かに甘えることもせず日々をやり過ごす美香(石橋静河)と、工事現場で日雇いの仕事をしながら死の気配を常に感じ、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる青年・慎二(池松壮亮)が排他的な東京で生きづらさを抱えながら出会い、そして、恋がはじまる瞬間を描くラブストーリー。原作は、2008年、当時女性では最年少の21歳で第13回中原中也賞を受賞するなど、各メディアから「新しい表現者」としていま最も注目されている詩人・最果タヒの同名詩集。これを『舟を編む』で賞を総なめにし、その後『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』など、33歳にして長編映画12本目となる石井裕也監督が映画化を手掛ける。キャストには、主演の石橋さんと池松さんのほかにも、慎二の同僚役に田中哲司と松田龍平、さらに市川実日子、佐藤玲、三浦貴大らが脇を固めている。このほど到着した初公開となる映像は、セリフは一切なく、消費と喧騒に溢れる都会を疾走する美香と慎二の姿や、ひとり呑み込めない思いを抱えながら、懊悩する2人の姿が映し出されている。そして最後には、そんな2人が出会う瞬間が捉えられている。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、27日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月07日お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が、1月2日(18:30~23:30)に放送されるテレビ朝日系バラエティ特番『夢対決 2017 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』で、侍JAPANとリアル野球BANで対決。WBC日本代表に「追加メンバーに入ってくれと言われるかもしれません(笑)」と自信を見せる。今回の「リアル野球BAN」対決は、石橋率いる「石橋ジャパン」に吉岡雄二、ゴルゴ松本(TIM)、杉谷拳士(日本ハムファイターズ)が参戦。対する侍JAPANは、坂本勇人(読売ジャイアンツ)、中田翔(日本ハムファイターズ)、山田哲人(ヤクルトスワローズ)、そして前田健太(ロサンゼルスドジャース)が集結する。試合を終えた石橋は「(WBC日本代表の)小久保監督もオンエアを見てもらえれば分かりますが、選手選考に(自分を入れるか)悩んでしまうかもわかりませんね。追加メンバーに入ってくれと言われるかもしれません(笑)」と自信。「追加招集されたら、侍JAPANの四番は中田君、筒香君と僕の争いになってしまうでしょう。あの打撃、勝負強さを見たら…(笑)」と妄想を膨らませていた。中田選手は「試合の途中からはボールも見え始めて結果も出せるようになりましたが、もっと打たないとダメですね」と反省。前田投手は「今日はすごく楽しかったです。前回(1安打)に比べると今日の結果はいいですよ」と予告している。今回の放送では他にも、ゴルフの松山英樹選手と石川遼選手が登場。とんねるずの2人と、ドラコン対決やトラブルショットストローク対決、ホールインワン対決を繰り広げる。
2016年12月19日お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明がMCを務める、TBS系バラエティ特番『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』が、10月9日(18:30~21:54)に放送されることが31日、明らかになった。これは前日に放送される、同局系の恒例特番『オールスター感謝祭』で目立てなかった、あるいはそもそも呼ばれなかった芸人たちに、再びチャンスを与える趣旨の番組。"TBS渾身の超大型お笑い特番"と銘打ち、芸人10人で1チームとなった計4チーム・40人が、1泊2日の熱海の旅で、体を張ったクイズ対決を繰り広げる。そんな新たなお笑い特番のMC務めるのは、芸人いじりに長けた石橋。サブMCとしてタカアンドトシがサポートし、総合演出は、同局系『好きか嫌いか言う時間』『バナナマンのせっかくグルメ』などを手がける神尾祐輔氏が担当する。
2016年08月31日写真家の石橋英之による個展「Presage / Connotations」が、9月24日まで東京・六本木のイマ コンセプトストア(IMA CONCEPT STORE)にて開催されている。フランス北部にあるリールを拠点に活動する石橋英之は、ファウンドフォトを使ったコラージュやアプロプリエーションの手法を用いた作品で知られる写真家。13年に東京・神田にあるBTギャラリーで個展「Presage/予兆」を開催し、15年には同作の写真集『Presage』を刊行。同年にフランス・マルセイユでも個展「Presage」を開催し、オランダ・アムステルダムで新作「Connotations」を発表し、高い評価を得ている。「Presage」は、蚤の市で購入した古写真やポストカードの断片を精巧に繋ぎ合わせ、コラージュによってひとつのイメージを作り上げた作品。一見すると複数のイメージで構成されていることが分からない程に手を加えることで、一枚の絵としての完成度が高まっている。また、制作の過程で入ったホコリなどの異物はあえてそのまま残すことで作品に奥行きが与えられている。新作の「Connotations」は、「Presage」で用いた“イメージの盗用”と“再構築”というアプローチをさらに発展させたシリーズ。石橋英之の友人であるアメリカ人女流詩人が自身の恋愛経験を綴った極私的な詩に喚起されたポートレイトとなっており、インターネットのハッシュタグ検索で抽出した無数のイメージを用いてコラージュすることで架空の男性を具象化させている。そこに、典型的なファッション広告のようなイメージをも加えることで個人の私的な経験を超え、より社会に対して開かれたイメージへと昇華させた。この試みは、文学と写真の融合のみならず、現代社会における写真と集団的記憶の関係を問いかけている。今回の個展では、ふたつのシリーズのもととなった写真のオリジナルコラージュも同時公開し、その制作の軌跡を辿る。【イベント情報】「Presage / Connotations」会場:イマ コンセプトストア住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階会期:7月29日~9月24日時間:11:00~19:00入場無料休館日:日月曜日、祝日
2016年08月30日最新刊『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』を出版し、「とり婚」のススメを呼びかける池内ひろ美先生へのインタビュー第3弾。池内先生の優しくも厳しい回答や書籍に綴られた言葉の数々は、時に容赦なく心に突き刺さります。一人でも多くの女性に結婚を通して成長してほしいと切に願うからこそ、強い言葉で背中を押しているのでしょう。そして、そこには「現実を見なさい」「目を覚ましなさいという」愛のあるメッセージが込められています。誰と結婚しても同じ?これだけ話してもまだわからないのかと怒られそうですが…「とりあえず結婚」しようと思った時には、あまり欲は言えないというか、妥協せざるをえない気がします。正直にそう伝えると、またしても意外な回答が。池内先生:「もちろん誰でもいいわけではないけれど、実は、どなたと結婚してもそんなに大きな違いはありません。お相手がドバイの王子様とか、刑務所に収監されている人とか、売れっ子の芸能人とか、そういう特殊な事情があれば別ですよ。でも一般の社会人と結婚するのなら、相手が誰でもそれほど変わらないんです」そうなんですね。だったら「とりあえず結婚」してから、その先のことを考えてもいいかも。池内先生:「それから、好みにもあまりこだわらないで。自分が成長すると好みのタイプも変わるんです。私は54歳なのですが、今見てステキだなと思う男性を、もし25歳の頃に見たとしても、全然ステキだとは思わなかったでしょうね」なるほど。このお話を聞くと「運命の相手がいつか現れるはず」と夢を見続け、気づいたら50歳になってしまった…なんて人が、いかにもったいないことをしているかよくわかります。残念ながら女性の場合、年齢を無視して結婚を考えることはできないもの。そう思うと「チャンスがあれば」というのは無計画と言わざるを得ません。池内先生:「女優さんだって若い頃には若い役、年齢を重ねたらそれ相応の役を演じるでしょう。一般の女性にもその年代に合わせた役割というものがあります。40歳・50歳にもなって、理想のパートナーを見つけたいと本気で仰るような方は、自立した大人とは言えないですよね」このインタビューには「大人」というキーワードが何度となく登場しました。「コドモ脳のまま年齢だけ重ねる人が多い」と先生。これは「いつかは結婚したい」女性にとっての、今後の大きな課題となりそうです。学歴にはちょっとこだわってもいいところで、20代の男性は同世代の女性と結婚しますが、30代の男性は20代、40代の男性は20~30代の女性を求めることが多いとか。ということは、アラフォー・アラフィフの女性が結婚したいと思ったら、対象となる相手はほとんどいないかも?心配になってそう聞くと、池内先生は「女性の年齢が上がったら、今度は年下の男性と結婚するのもアリです」と一言。今や年の差は結婚のハードルにはならないんですね。池内先生:「職業や年収と同じで、年齢にもこだわる必要はありません。自分が結婚に何を求めているかがわかっていて、それに当てはまる相手なら何歳上でも下でも問題ないでしょう。ただ、年齢も仕事も気にしなくていいけれど、学歴にはこだわってもいいと思います」またもや予想外の回答が。学歴こそ、相手をバイアスのかかった目で見て失敗しそうな気もしますが。池内先生:「出身大学のネームバリューとか、そういう話ではありません。説明するのが難しいのですが、言葉や教育というのは文化の根っこなんです。どんな言葉遣いをするか、どのような教育を受けてきたか。生活習慣や価値観には、そうした背景・環境が表れます。夫婦間でそこに差があると話が合わなくなるでしょう。何より、それなりの学歴がある人は受験勉強をしっかりやった、つまり調べたり覚えたりという行動が習慣として身についていて、やるべき時にやるべきことをできる人だということ。学歴自体が大事なのではなく、受験勉強をしてきたことが大事なんです。そしてその影響は、子育てをする際に一番強く出てくるんですよ。ですから、結婚するなら、そこにはこだわったほうがうまくいくと思います」世界情勢や国会のニュースに耳目を傾ける。何かに関心を持ったら知識を深めるために本を読む。そうした習慣は育った環境の中で自然と身につくもの。また、志望校への合格を目指して必死に机に向かっていた人は、仕事に対しても同じ姿勢で向き合える、というのは納得のいく話です。ちなみに、学歴に差のある男女が結婚したらうまくいかないことが多いのでしょうか?池内先生の答えは「女性のほうが高学歴な場合は話が合わなくて失敗するケースが多いけれど、男性のほうが高学歴な分には特に問題ない」とのことでした。なぜなら女性は語彙が豊富で、雑学的な知識も圧倒的に多いからなのだそうです。仕事中と同じ心配りをパートナーにも似た背景や環境を持つ人と結婚しても、やはり価値観の相違は出てくるもの。それをよそで愚痴るのではなく、不満をはっきり伝えて改善していくのが大人ってことですよね?そう質問してみると…池内先生:「改善するという発想には、自分のほうが正しくて相手を直させようという心理がありますね。それで相手が不満に思わないならいいかもしれませんが、理解しやすい言葉で伝えて、相手を不愉快にさせずに問題を解決するのが大人。自分とは異なる価値観を受け入れることができるのは成熟の証です」例えば、と言って先生が示したのはこんなお話です。卓上の書類を、表を上にして置くか裏を上にして置くか。自分は表向きに置くけれど、彼はいつも裏向きに置く。その場合、「こうやって置いたほうが便利だから、こうしてもらえるとうれしいな」と伝えるのと「なんでそうやって置くの?こう置いたほうが便利に決まってるじゃない」と言うのとでは何が違うでしょうか。どちらも伝わるのは「表を上にしてほしい」というメッセージ。だったらどう伝えればいいか、答えは明らかですよね。そして彼が言うことを聞いてくれたら「やってくれたんだ、ありがとう!」と言えればもう完璧。彼はこの先ずっとあなたのルールに従うことでしょう。あれ、それって、仕事を円滑にするために誰もがやっていることと同じでは?池内先生:「そうですよ。夫婦だから恋人だからといって、特別な人間関係ではないんです。結婚はチーム・ビルディングだと私は説明するのですが、時には夫がリーダーとなり、時には妻がリーダーとなり、チームを作って一つのことをやっていくんです。仕事の相手だったら、お互いが気持ちよく作業するために、どういう言葉をかけるだろうか?と考えれば、夫婦だって自然と相手を思いやる言い方になりますよ」結婚は恩返し、そして恩送り最後にもう一つだけ気になることを聞いてみました。「早く結婚してほしい」「孫の顔を見せてほしい」という母親の期待を重荷に感じている女性は多いのでは?池内先生:「母親は、自分がやってきたのと同じことはもちろん、それ以上のものを与えたいと本気で願って娘を育てています。自分よりもいい教育を受けさせたい、いいものを食べさせたい、美しいものを見せてあげたいと。今の時代、多くの母親がそこまではできるようになりました。でも、結婚して子どもを産むという喜びまでは味あわせてあげられません。結婚してほしいと言うのは、この娘はあの感動をまだ体験していない、だからさせてあげたいという純粋な母心なんです。ですから、どうか母親の言葉をうるさいと思わないでください。お母さんを嫌って幸せになった女性を私は見たことがありません。なるほど母はこういう気持ちだったのかと、いつかわかる時が来ます」この回答には、思わずホロリとしてしまいました。筆者は一児の母なのですが、子育てをしていると、自分が子どもの頃にしてもらえなかったことを思い出し、「もっとこうしてくれればよかったのに」「自分はしてもらえなかった」と両親への恨みに似た感情を抱くことがあります。そんな時、大人の女性ならどうすべきなのか…池内先生のお話を聞いてよくわかりました。それは今さら親にぶつけても仕方のないこと。自分がしてほしかったことを子どもにやってあげればいいんですよね。こちらの話題について、池内先生は書籍にご自身のエピソードを紹介されています。「結婚は親への“恩返し”」であり「子どもへの“恩送り”」その文言には、自然と目頭を熱くさせるパワーが…。書籍には他にも、結婚に尻込みする女性たちに「結婚っていいかも」「結婚しちゃおうかな」と思わしめるようなメッセージがたっぷり詰まっています。気になった方は、ぜひ『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』を手に取ってみてくださいね。構えずに「とりあえず読書」したら、「とりあえず結婚」したくなるかもしれません。(文=石橋真理)『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』 (ヨシモトブックス)監修者紹介池内ひろ美東京家族ラボ主宰1961年岡山市生まれ。夫婦・家族問題評論家。夫婦・家族問題コンサルタント。メディエーター。日本ペンクラブ会員。栄中日文化センターはじめ新聞社系文化センター講師。
2016年07月28日前回の記事では、池内ひろ美先生の勧める「とり婚」=「とりあえず結婚」の真意に迫りつつ、なぜ結婚したほうがいいのかをヒアリング。「結婚の素晴らしさを知るには自分が経験するしかない、だから一度は結婚してみよう」という結論に至りました。今回の主題は「ではどうやってパートナーと出会うのか?」ということ。池内先生の最新刊『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』 では、お見合いを奨励したり、相手の見つけ方を洋服の選び方になぞらえたりと、ユニークで多様な視点で出会いの手段を紹介しています。男性も本当は結婚したがっている!結婚しない人どころか、恋愛しない人が増えていると言われる昨今。池内先生のご著書には、2010年の統計で25〜29歳女性の約60%、30〜34歳女性の約35%が未婚とありますが、2016年現在、恐らくその数字はもっと上がっているでしょう。夫婦・家族問題の専門家として、長年に渡り相談者の生の声に耳を傾けている池内先生から見て、近年の恋愛・結婚市場はかつてと何が違っているのでしょうか。池内先生:「これまで20年以上に渡り、延べ4万件近いご相談を受けたのですが、かつては私のところにいらっしゃるのは、ほとんどが既婚の方々。ですから相談内容も、夫婦関係、夫の浮気や暴力、子育ての悩み、嫁姑問題などが中心でした。ところが3年ほど前から、相談者の層がガラリと変わりました。どうしたら結婚できるんですか?結婚のメリットって何ですか?と尋ねる独身女性や、年頃の娘・息子が結婚しないのだけれど、どうしたらいい?と悩む親御さん世代が急増したのです」そんな顕著な変化が!未婚者の悩みが既婚者の悩みを上回る。それだけ結婚の手前で足踏みしている人が多い証拠ですね。相談に来るということは、女性には結婚したい気持ちはあるようですが、男性側は?結婚に後ろ向きなのでしょうか?池内先生:「いえ、むしろ男性のほうが結婚したがっていますよ。ただプロポーズしたら断られて傷つくんじゃないか、と思って積極的にアプローチできずにいる方が多いんです」つまり、本当は男女ともに想っているのに、どちらからも踏み込むことをせず、結婚に至らないカップルが少なくないわけですね。相手にもその気があるのに、気づかないまま平行線を辿ってしまうなんてもったいなさすぎる!それではまるで、中学生の初恋のようではないですか…。池内先生:「そういうカップルがいると私は通訳をします。“結婚は君のタイミングのいい時に考えればいいんじゃないかな”というのは、その気がないのではなく、“僕は今すぐにでも結婚したいんだ”っていう意味なんですよと意訳してあげないと、女性に伝わらないんです。昔はお仲人さんがいてその役割をしていたわけですよね」仲人といえば、池内先生は本書の中でお見合いを勧めています。お見合いってちょっと堅苦しい印象ですが、自分の身近な人が推薦し、結婚の意思がある相手と、事前にある程度の条件も確認した上で会えるわけですから、真剣に結婚を考えている人にとっては理想的なシステム。実際に最近は、お見合いってアリだなと考える人が増えているようです。池内先生:「自分で決めることができない人が多い分、お見合い結婚は増えていくでしょうね。何よりお見合いは、最初に相手の意思を確認できるのでムダな時間を使わなくて済みます。忙しく働く女性にとって時間ほど貴重なものはありません。結婚するかどうかわからない相手と2年、3年と付き合い、そろそろ結婚と思ったところで、相手は結婚はまだあと5年くらい先でもいいと思っていることがわかる。そこで泣いても遅いのだけれど、そういうケースは実に多いのです。その点お見合いなら、出会った時から結婚を前提に交際できるから合理的ですね」結婚相手に望む条件を3つに絞るところで、結婚相手として望ましいのはどんな男性なのでしょう。付き合う相手と結婚する相手とでは求めるものが違うとも言うし。「選り好みしてるわけじゃない」と言いつつ「価値観と趣味と仕事に対する姿勢と体の相性と…」なんて希望条件を数え上げる人、いますよね。そして「ピッタリ合う人が見つからない」ってそれ、ものすごく高い要求を掲げてますから。池内先生:「全てが合う人なんて女性同士でもいないんですよ。まして男と女という違いがあればなおさらです。同じ親から生まれて同じ環境で育った姉妹でも、性格も趣味も違うのが普通でしょう?違って当たり前。違うところを楽しむことができるのが大人というものじゃないでしょうか」そうはいっても「これだけは譲れない」ポイントがあるのもまた当然のこと。本書では、結婚相手に望む条件を3つに絞ることを勧めています。理由はいくつもの条件を挙げ連ねても、当てはまる男性が見つかる可能性は極めて低いから。ただし、3つに絞っても希望通りの男性は40人に一人しかいないのだとか!池内先生:「“どういう人がいいかわからない”“どうしても3つに絞れない”という人には、逆に“これだけはイヤ”という3つを挙げてもらっています。“浮気されるのはイヤ”“経済力がないのはイヤ”“姑との同居はイヤ”といった具合にね。この場合は、相手の容姿よりも経済力があるかどうかや、浮気しそうかどうかを重要視していることがわかるでしょう?」「イヤなこと」を3つに絞るのも、それほど簡単ではないかもしれません。でも、先生いわく「あれもこれも」と並べ立てるのは幼い証拠なのだそうです。池内先生:「結婚相手を探すのも、就職活動と同じように考えていただければいいんです。入りたい会社を選ぶ時、あれもイヤこれもイヤとNGポイントばかり挙げる人や、逆に年2回ボーナスが欲しい、夏季休暇は2週間取りたい、希望の部署に配属してもらいたい…とおいしい条件ばかり挙げる人を企業が採用すると思いますか?」確かに自分のことを棚に上げて条件ばかり挙げ連ねたら、いったいあなたは何様?と言われてしまいそう。自分にとって何が必要で何が不要なのか見極めなければ、相手を選ぶこともできないのですね。言い換えればそれは、己を知るということでもあります。通勤電車で好みの男性を選ぶトレーニングただ、本当に大事なものは何かを知るってとても難しいこと。そこで池内先生がお勧めするのは、たくさんの男性の中から考えて一人を選び取る訓練。まずは見る目を養うところから始めましょうというわけです。といっても、対象とするのは男友達や職場の男性ではありません。訓練のお題は「通勤などで利用する電車で、同じ車両に乗り合わせた男性の中の、誰か一人と一緒に暮らさないといけないとしたら誰にしますか?」というもの。それだと容姿しか情報がないじゃないの!と思いますが、よく観察すると、移動時間の過ごし方(スマホゲーム、読書、爆睡、仕事、勉強など)や仕草からその人の知性がなんとなく伺い知れたり、カバンや服装のセンスから趣味嗜好が少し見えてきたりします。毎日続けたら、かなり見る目が養われるに違いありません。でも鍛えられた見る目はどこで発揮すればいいのでしょうか。職場には出会いがないし、合コンや婚活パーティーに行く時間もない!なんて女性の場合は。池内先生:「出会いはいくらでもありますよ。電車の中のおよそ半数は男性ですよね。その人たちと毎朝出会っているじゃないですか」なんと、これは単なる訓練ではなく現実に候補者選びでもあるわけですね。結婚相手を見つけることに、それぐらい日頃からポジティブでいないといけないとは。意表を突かれました。池内先生:「実際にはその3分の2程度は結婚していたり学生だったりしますが、でも残りの3分の1は結婚の対象となる男性でしょう?電車で乗り合わせた人を恋愛対象でないと思い込んでいるから出会いがないんです。コンビニもそう。コンビニの店員さんの多くは独身の男性です」確かに働く女性の多くは、どんなに忙しくても電車に乗るし、コンビニにも行くでしょう。多忙で出会いがないというのは言い訳にならないんですね。その論理でいくと、街を歩けば未来のダンナ様候補だらけという…。池内先生:「私の友人にコンビニの店員さんと結婚した女医さんがいます。彼は売れない役者でした。彼女にとって相手の年収や肩書は重要ではなかったんです。結婚に何を求めるかが明確だったんですね。コンビニの店員さんには、役者のほかミュージシャンも多いので、そういう人を応援したい女性にはうってつけです。夢を追って頑張っている男性以外にも、優秀な幹部候補生が研修でレジに立っていることもあります。また外国人の店員さんは、政府から派遣されたエリートの可能性だってあるでしょう。どこにどういう人がいるかわかりません。見る目があるかどうかの問題なんです」先生がちょっと厳しくそう仰るのは、見る目がなくて失敗してしまった女性の相談を数多く受けてきたから。婚活パーティーで出会った男性の弁護士という肩書を信じて、だまされたと相談に来るなどのケースは後を絶たないそうです。「肩書につられると詐欺に引っかかってしまうんです。肩書ではなく人をきちんと見てください」と先生は強調します。見る目を養うことがいかに大切か、皆さんもイメージできてきたのではないでしょうか。なお、ある種の職業だからといって必ずしも年収が高いとは言い切れないし、一流企業に勤めていても、その会社が数年後も安定しているかどうかはわかりません。詐欺には合わなくても、相手の職業に囚われるとロクなことはなさそうです。近い将来後悔しないためにも、見る目を養うトレーニング、今日から始めてみてはいかがですか?(文=石橋真理)次回予告お相手選びの注意点や、結婚後の夫婦の付き合い方、母親との関係などについてお聞きします。『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』 (ヨシモトブックス)監修者紹介池内ひろ美東京家族ラボ主宰1961年岡山市生まれ。夫婦・家族問題評論家。夫婦・家族問題コンサルタント。メディエーター。日本ペンクラブ会員。栄中日文化センターはじめ新聞社系文化センター講師。
2016年07月27日いつかは結婚したいけど…。できれば子どもも産んでみたいけど…。そんな独身女性の言葉の裏には、「何がなんでも結婚しなくちゃいけないわけではない」という本音が見え隠れしているように感じます。焦燥感にいまひとつ欠ける彼女たちに「本当にそれでいいの?」と発破をかけるのは、夫婦・家族問題コンサルタントの池内ひろ美先生。『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』 を出版し、「結婚は素晴らしい体験、一度くらいは結婚してみてほしい」と未婚女性にエールを送る先生にお話を伺いました。後悔しないために結婚を経験してほしい専門家として長年に渡り第一線で活躍を続け、離婚話のもつれや嫁姑トラブルなど、結婚のイヤな部分を誰よりも熟知しているであろう池内先生が、結婚の魅力を謳うのはちょっと意外な気もします。その真意を確かめるべく、インタビューをスタート。まずはこちらの質問から。シングルを貫く女性や、バツイチ、バツニの女性は今や珍しくない存在です。社会人として自立し充実した人生を過ごせれば、結婚にこだわることもないはず。なぜ今、結婚を勧めるのでしょう。池内先生:「結婚しなさいなんて口うるさく言うと嫌がられるのは、わかっています。でも訴え続けなければいけないと思って。一度も結婚しなかった女性が後悔する姿を、いやというほど見てきたからです。結婚だけなら何歳になってもできますが、妊娠・出産には期限があるでしょう。産まないと決めた人はいいけれど、産みたかったのに機会を逃した方たちの後悔はとてつもなく大きいんです」確かに女性の場合、タイムリミットがありますね。でも仕事に生きがいを感じていたり、結婚には至らなくても素敵な恋愛を重ねたりすることで、結婚への未練を昇華させられるのでは。それとこれとは別物なんでしょうか?池内先生:「後悔する方は仕事も恋愛もひと通りのことを全て経験してきて、ふと足を止めた時に自分の中に圧倒的な欠落があることに気づくんです。そうなると、他の何かで気持ちを納めることはできません。自分への恨みが募り、その苦しみは大変なものになります」だから然るべき年齢の間にとりあえず結婚してみましょうよ、ということなんですね。この「とりあえず結婚」、略して「とり婚」は、決して相手は誰でもいいから結婚せよ、選り好みしないで妥協せよ、ということではありません。先生によれば、あまり難しく考えずに軽い気持ちで試してみよう、という意味での「とりあえず」なのだとか。後でもっといい人が現れるかもしれないけれど、そんな不確実な可能性にかけるよりも、今目の前にいる、気の合う彼と結婚してみよう。ダメだったら結婚を解消すればいい…なんてふうに。「とりあえずビール」のような感覚で例えばの話、飲み会で最初の一杯を何にするか決められず、いつまでも悩んでいたら、お店の人もその場にいるメンバーも困ってしまうでしょう。そういうときは「とりあえずビール」とオーダーして、おいしければビールをおかわりすればいいし、気にいらなければ脇にグラスを置いて別のものを頼むのが大人の女性、と池内先生。さらに「とりあえず」は、結婚を先送りすることへの警鐘でもあります。結婚を意識する相手がいるにも関わらず、「仕事がひと区切りしてからでないと」「まずはお金を貯めなくちゃ」「家事が全然できないから、先にそのスキルを上げなければ」といった不安要素を理由に、結婚を踏みとどまっている人が多いのだそう。池内先生:「漠然とした不安を理由に先送りしているとしたら、考えるだけ無駄です。その方たちは、結婚するための条件・環境を事前に整えなければいけないと思っているんですよね。それでは順序が逆です。まずは結婚してみる。できないことやクリアしなければならない課題は、それから解決に当たればいいんです。“とりあえず”という言葉の本来の意味は“他のことはさしおいて、まず第一に”なんですよ」要は全てにおいて完璧な人なんてどこにもいないということ。結婚するに値する女性に成長し、満を持して花嫁に!などと思っているうちに、千載一遇のチャンスを逃してしまった…そんなことだけはないようにしたいですね。結婚したこと自体を後悔する人はいない女性には自分の人生やキャリアを見つめ直したり、自分探しを始めたくなったりする時期があるもの。これからどのようにキャリアパスを築いていくか、新しいことに挑戦していくかを考える際、結婚は後回しにされがちです。家庭と仕事の両立、出産・育児期のキャリアの中断などがマイナス要素に見えてしまい、「結婚は私の足を引っ張る」と思う人もいるのでは。でもそれは勘違い。「実は、結婚ほど劇的に自分を変えてくれるものはないんですよ」と池内先生は力強く仰います。池内先生:「仕事によって自分のステージを上げるのももちろん素晴らしいこと。でも、結婚は全く異なるベクトルで、比較的容易にステージを変えられるビッグチャンスなんです。例えば一人で年収1千万を達成するのは大変でも、二人ならぐっと現実味を帯びるでしょう。さらに言うと、一人では生まれ育った所とは違う環境を手に入れるのは困難。でも結婚すれば、瞬時に異なる環境を得ることができますよね」結婚を機に、今まで自分には無縁だと思っていた世界に自然と足を踏み入れたり、妻や母親という新たな役割を得たことで、思いもよらない発見をしたりするケースもあるはずです。気ままな一人暮らしに慣れきってしまい、他人との生活が苦痛としか思えなくても、一緒に暮らしてみたらそんな心配は杞憂だったと感じる。家事や育児は向いてないと考えていても、いざやってみたら、自分の主婦としてのスキルの高さに驚く…など、結婚しなければ気づかない才能や嗜好が開花することも。そこだけ取ってみても結婚って素晴らしい経験ですよね?これまでの人生で形成された生活習慣や価値観を打ち破るには、相当強い信念を要するものですが、結婚に限っていえば、従来の自分なら排除してきたであろう異分子を受け入れることもそう難しくなさそうです。池内先生:「異なる価値観を自然に受け入れることができるのも、結婚のいいところなんですよ。そして、それがどうしても無理だと思った時にはやめればいいんです。なお、これはぜひ皆さんに知っておいてほしいのですが、離婚した女性で、結婚したこと自体を後悔する人はまずいません。なぜなら誰かと寄り添って暮らすことの良さを知っているから。あとアラフォー、アラフィフになると、同じ独身でも、一度も結婚していない女性より結婚を経験している女性のほうがモテます」誰でも、結婚生活がどんなものだったとしても、その経験によって確実に成長しているんですね。たとえつらい思いをして離婚に至った場合でも、結婚前の自分とは違うステージに立っているし、元の場所に戻ることはないわけです。池内先生によれば、一度得た役割というのは失われることがないそう。妻となること、元妻になったこと、新たな人の妻になること。全てが役割であり経験だと言います。どの役割も失われることなくどんどん増えていって、役割が人を成熟させるのだと教えてくださいました。結婚をメリ・デメで語るのは幼い証拠「この人と結婚しよう」と思うのって、どんな瞬間なのでしょう。優しい人だから?趣味が合うから?容姿が自分好みだから?どれも決定打というにはインパクトに欠ける気もします。決め手はいったい何なのか。既婚の友人にその質問をしたことがある人は多いはず。そこで池内先生にも聞いてみました。池内先生:「残念ながら、そういう質問をする女性は自分を客観視できていないんです。発想が幼くて“私の場合は”という視点で捉えることができないから、サンプルを取って自分に当てはめようとするのでしょう。一方“私の場合は”と考えられる人はそれなりに自分に自信もあるし、客観視もできるので“あなたの場合はどうなの?”と聞くことはあっても、自分事として他人の結婚の決め手に興味を持ったりはしません。それはその人の経験であって自分とは無関係なのですから」厳しいご意見ですが、仰る意味はよくわかりますね。友人がどんなに素敵な男性と結ばれたとしても、それは彼女にとっての幸せであって、自分に置き換えても意味がないということ。自分が結婚する相手に何を求めるか。その答えは“私”自身が見つけるしかありません。結婚にまつわるもう一つのあるある的疑問が「結婚のメリットって何なの?」。きっと幸せなんだろうなと想像しても、ふと既婚女性に目をやると、ダンナに対する不満、子育ての苦労、経済的な問題、姑との関係、仕事と家庭の両立の難しさ…と愚痴のオンパレードで、本当に結婚っていいものなの?と疑いたくなってしまうことも。池内先生:「家庭を持っている女性は大変なのよ、忙しいのよ、と絶えずこぼしているかもしれません。でも彼女たちはこれ以上ないほど幸せで、満たされているんです。お子さんがいる場合は特に。子どもというのは実は、今の若い女性が欲しがっている“承認欲求”を最も満たしてくれる存在なんですよ。でもそれは結婚してみなければわからないこと。そもそも結婚をメリット・デメリットで語ること自体、とても幼いと思います」大変そうな様子ばかりが目立つ既婚女性の愚痴の数々は、満たされているからこそ、妻や母親としての役割を得たからこその呟き…。結婚してみなければわからない。池内先生の「一度は結婚してみてほしい」という想いの理由が徐々に明らかになってきました。(文=石橋真理)次回予告実際に「とり婚」=「とりあえず結婚」するべく、結婚相手を見つけるための具体的な方法について伺います。監修者紹介池内ひろ美東京家族ラボ主宰1961年岡山市生まれ。夫婦・家族問題評論家。夫婦・家族問題コンサルタント。メディエーター。日本ペンクラブ会員。栄中日文化センターはじめ新聞社系文化センター講師。
2016年07月26日石橋凌が3月6日に東京・EX THEATER ROPPONGIで全国ツアー「Neo Retro Music 2016」の東京公演を開催した。【チケット情報はこちら】同ツアーは石橋の生誕60周年を記念して始動したプロジェクト「R=60 PROJECT」の一環として実施。オープニング・ナンバーは『RESPECT THE NIGHT』。伊東ミキオのピアノと太田惠資のバイオリンをバックに、情感豊かに全身でふりしぼるようなシャウトで、一気に場内の気持ちを鷲づかみにするさまは圧巻。続いてTHE GROOVERSの藤井一彦(g)を呼び込み、ARB時代の名曲『Just a 16』を披露、イントロが奏でられるだけで歓声が沸きあがった。さらにはTHE ROOSTERSの池畑潤二(ds)、HEATWAVEの渡辺圭一(b)も加わり、バンド時代の曲とソロのナンバーを交互に繰り出していく。1977年に結成され日本のロック・シーンに大きな影響を与えたバンド、ARBの曲も、今の石橋が表現することでまた新たな魅力を帯びて輝いていく。映画や小説のように心の琴線に触れる歌世界が、ロックンロールという衝動と融合していく。メンバー紹介の際に、「1980年代、各地のイベントでRCサクセションと共演して凄い人だなと思ってました」と石橋に言わしめた梅津和時(sax)とホーン・セクションも加わった贅沢な編成が素晴らしいアンサンブルを聴かせる。中盤の『形見のフォト』、『ヨロコビノウタを!』を演奏する際には、観客に「歌、手拍子、そして演奏も一緒に」と呼びかけ、たくさんのエッグシェーカーを投げ入れる演出も。それに応えて盛り上がるファンとのコラボレーションが熱い。アンコールで「自分にとって恩人がふたりいる」と切り出した石橋は、デビューのチャンスをくれた福岡KBCラジオのディレクター岸川均氏、俳優になるきっかけとなった松田優作と故人ふたりの名を挙げ『縁のブルース』を披露。さらに「What’s a wonderful world」、「Route66」と不朽の名曲を腕利きのメンバーと共にベテランならではの演奏で魅了した。「最近、国内がまた、きな臭い匂いが強くなってきてます。みんなと一緒にこの歌を歌い続けていきたいと思います」と宣言して『ピカドンの詩』で2時間40分にわたる熱演を締めたこの日のMCで「自分が尊敬する好きなミュージシャンと一緒に、魂が乱舞するカーニバルのような一夜にしたいと思っています」と、石橋の口から直接発表されて場内が大いに盛り上がったが、7月20日(水)に東京・赤坂BLITZでバースデイ・ライブの開催が決定した。チケットの一般発売は4月23日(土)午前10時より。チケットぴあでは独占先行を実施中。受付は3月21日(月・祝)午前11時まで。取材・文:浅野保志(ぴあ)■「SOULFUL CARNIVAL 石橋凌BIRTHDAY LIVE」日時:7月20日(水)開場17:30/開演18:30会場:赤坂BLITZ(東京都)【特電番号】0570(02)9947
2016年03月09日石橋凌が3月6日に東京・EX THEATER ROPPONGIで全国ツアー「Neo Retro Music 2016」の東京公演を開催した。【チケット情報はこちら】同ツアーは石橋の生誕60周年を記念して始動したプロジェクト「R=60 PROJECT」の一環として実施。オープニング・ナンバーは『RESPECT THE NIGHT』。伊東ミキオのピアノと太田惠資のバイオリンをバックに、情感豊かに全身でふりしぼるようなシャウトで、一気に場内の気持ちを鷲づかみにするさまは圧巻。続いてTHE GROOVERSの藤井一彦(g)を呼び込み、ARB時代の名曲『Just a 16』を披露、イントロが奏でられるだけで歓声が沸きあがった。さらにはTHE ROOSTERSの池畑潤二(ds)、HEATWAVEの渡辺圭一(b)も加わり、バンド時代の曲とソロのナンバーを交互に繰り出していく。1977年に結成され日本のロック・シーンに大きな影響を与えたバンド、ARBの曲も、今の石橋が表現することでまた新たな魅力を帯びて輝いていく。映画や小説のように心の琴線に触れる歌世界が、ロックンロールという衝動と融合していく。メンバー紹介の際に、「1980年代、各地のイベントでRCサクセションと共演して凄い人だなと思ってました」と石橋に言わしめた梅津和時(sax)とホーン・セクションも加わった贅沢な編成が素晴らしいアンサンブルを聴かせる。中盤の『形見のフォト』、『ヨロコビノウタを!』を演奏する際には、観客に「歌、手拍子、そして演奏も一緒に」と呼びかけ、たくさんのエッグシェーカーを投げ入れる演出も。それに応えて盛り上がるファンとのコラボレーションが熱い。アンコールで「自分にとって恩人がふたりいる」と切り出した石橋は、デビューのチャンスをくれた福岡KBCラジオのディレクター岸川均氏、俳優になるきっかけとなった松田優作と故人ふたりの名を挙げ『縁のブルース』を披露。さらに「What’s a wonderful world」、「Route66」と不朽の名曲を腕利きのメンバーと共にベテランならではの演奏で魅了した。「最近、国内がまた、きな臭い匂いが強くなってきてます。みんなと一緒にこの歌を歌い続けていきたいと思います」と宣言して『ピカドンの詩』で2時間40分にわたる熱演を締めたこの日のMCで「自分が尊敬する好きなミュージシャンと一緒に、魂が乱舞するカーニバルのような一夜にしたいと思っています」と、石橋の口から直接発表されて場内が大いに盛り上がったが、7月20日(水)に東京・赤坂BLITZでバースデイ・ライブの開催が決定した。チケットの一般発売は4月23日(土)午前10時より。チケットぴあでは独占先行を実施中。受付は3月21日(月・祝)午前11時まで。取材・文:浅野保志(ぴあ)■「SOULFUL CARNIVAL 石橋凌BIRTHDAY LIVE」日時:7月20日(水)開場17:30/開演18:30会場:赤坂BLITZ(東京都)【特電番号】0570(02)9947
2016年03月09日ミュージシャンとしてだけではなく、役者としても、全身全霊“表現者”たることを選び続けて来た石橋凌の最新ツアー「Neo Retro Music 2016」が2月6日、福岡・DRUM LOGOSにて幕を開けた。【チケット情報はこちら】ステージ上には池畑潤二(Ds)、渡辺圭一(B)、藤井一彦(G)、伊東ミキオ(Key)、梅津和時(Sax)という鉄壁不動のメンバーがズラリと顔を揃えている。前回のツアーよりもさらに深く広がった音の世界。今回はオープニングも含めて、ある演出が施されており、圧倒的な声量でフロア全体を包み込む、声そのものの魅力に加えて、時にブルージーに、時にファンキーに、絡み合う楽器同士のアンサンブルが、より豊潤な景色を描いていく。この日演奏されたのは、バンド初期のナンバーから最新のソロ曲まで、これでもか!というくらいにたっぷりと並んだ新旧不問のタイトル20数曲。政治的なものから、“目には見えないもの”について歌った曲まで、いずれも時代を問わない輝きと多くの人の胸を打つ、強くて優しい言葉にあふれた曲ばかり。中でも、エッグシェーカーを会場にバラまき「日頃の鬱憤やストレスを吐き出して帰ってください!」とオーディエンスを煽った後のワンシーンは、実に印象的だった。お決まりのコール&レスポンスに加えて、軽快な手拍子と「ヘイ!」という掛け声が、ある曲において自然発生的に巻き起り、曲後に思わず「嬉しい!やはり私の地元です!」と満面の笑みを浮かべた石橋。その抜群の呼吸をして、より深まったファンとの絆にグッと熱いものがこみ上げてきた瞬間だった。MCでは今年7月に60歳を迎えることに触れ、「R=60 PROJECT」を立ち上げたことを報告。ただ「昔から言われているあの辛気くさい漢字ふた文字は禁句です」「“れ”を“げ”に変えて貰ったら、石橋凌、60歳、感激です」とユーモアたっぷりに笑い飛ばす辺りは、さすが石橋凌といった感じだ。プロジェクトとしては今月3日にリリースしたライヴ・アルバム『LIVE Neo Retro Music 2015』が第1弾で、今回のツアーが第2弾。第3弾としては「全国各地で開催されるイベントやフェスにひとつでも多く出て歌っていく」とのことで、今後の動きにも是非、注目していてほしい。ツアーはこの後、2月9日(火)大阪・心斎橋BIG CAT、2月10日(水)愛知・名古屋BOTTOM LINE、3月6日(日)東京・六本木EX THEATER、3月17日(木)北海道・札幌 cube gardenにて開催。チケットは発売中。取材・文:なかしまさおり
2016年02月09日