3年にわたって全22回で放送する、大河ファンタジー「精霊の守り人」。この度、来年1月にスタートするシーズン2「精霊の守り人II 悲しき破壊神」に新たなキャスト、俳優・高良健吾の出演が明らかになった。チャグムとの旅を終えて4年。お尋ね者となったバルサはロタ王国に身を潜め、用心棒稼業を続けていた。バルサは人身売買組織に売られそうになったタル人の少女・アスラを助けるが、アスラは“タルの破壊神=タルマハヤ”を招き大量殺人を起こす力を授かった恐るべき存在であることが分かる。アスラを抹殺しようと、ロタ王家の密偵“カシャル”たちが動きだした。「人を殺してはいけない――」そうアスラに教えながら、バルサとカシャルの死闘が始まる――!原作は、橋菜穂子による野間児童文芸新人賞受賞作品「守り人」シリーズ。バルサ役にはシーズン1から引き続き綾瀬はるかが演じるほか、成長したチャグム役に板垣瑞生、ロタ国の呪術師で王家に仕える密偵カシャルの一員であるシハナ役に真木よう子、シハナの父親・スファル役に柄本明。そのほか、鈴木梨央、壇蜜 、ディーン・フジオカ、鈴木亮平、渡辺えりらが出演する。そして、この度発表された高良さんが演じるのは、シーズン2の本作から登場し、シーズン3の最後までバルサとチャグムが戦う相手となる、最大で最強の“ラスボス”・ラウル役。彼は、タルシュ帝国の第2王子で、合理的かつ明晰な頭脳を駆使して他国を侵略。その野望は、新ヨゴ国がある北の大陸に向けられているという。高良さんは「やり甲斐のある役で、撮影ではとにかく必死です」とコメント。また自身と比べ、「ラウルの正義は自分と離れていますが、理解することは十分できました。地球の話だと思います、そのような話に参加できて、光栄です。頑張ります」と語っている。「精霊の守り人II 悲しき破壊神」は2017年1月21日(土)21時~NHK総合テレビにて放送(全9回)。(cinemacafe.net)
2016年11月01日『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊S.A.C.』の神山健治が描く、父と娘の感動アニメーション映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』。この度、本作の公開が2017年3月に決定。併せて、劇場用ティザーポスタービジュアルが解禁された。2020年、オリンピックを3日後に控えた日本。「なんでこんなに眠てえんじゃろう?」岡山に父親と2人で暮らす女子高生の森川ココネは、所かまわず昼寝をしては怒られる。そんな彼女はあるとき、最近いつも同じ夢を見ていることに気づく。窮屈で、でもどこか温かいその夢は、彼女の知らない家族の秘密に繋がっていたのだった――。緻密に練られたストーリーとリアリティ溢れる本格的SF描写を得意とする神山監督が、「自分の娘に観せたい映画を作りたい」と完全オリジナル書き下ろしで作り上げる新境地のファンタジー作。物語の舞台は、岡山県倉敷市児島。瀬戸大橋のふもとにある穏やかな町にたった2人で暮らす父と娘。夢と現実がリンクするスリリングな物語と、そこですべてが明かされる知られざる家族の絆を描く。主人公ココネの声を担当するのは、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務めるほか数多くのドラマ、映画で注目を集める女優の高畑充希。劇中では、今年3つめの方言となる“岡山弁”に挑戦している。今回解禁されたポスターでは、「なんでこんなに1日中、眠てえんじゃろ?」という言葉とともに、犬のぬいぐるみを抱きかかえ、ロボット・ハーツの腕の中で気持ちよさそうに眠る女子高生・森川ココネの姿が。ロボット・ハーツのデザイン原案は、大ヒット映画『ベイマックス』のコヤマシゲトが担当。ココネが知らない両親の秘密――その謎を解く鍵は、彼女が眠る度にみる妙にリアルでとても温かい、不思議な夢の中にあった…!?果たしてココネはどんな夢を見てるのか。想像が膨らむビジュアルに仕上がっている。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は2017年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月12日●53年の歴史で日本人初のレッドカーペット女優の高島礼子がこのほど、ドラマやアニメなど世界中の映像コンテンツが取引される、フランス・カンヌの見本市「MIPTV」(ミップティービー)で、レッドカーペット唯一の日本人ゲストとして登場した。重要な役どころで出演する、綾瀬はるか主演のNHKドラマ『精霊の守り人』を世界に売り出そうと企画された「4Kワールドプレミアスクリーニング」イベントに出席したためだ。アメリカやイギリスなど、世界的に注目度の高い新作ドラマが並ぶ中、日本のドラマもカンヌで行われたPR合戦に加わった。○"MORIBITO(モリビト)"コールで着物姿の高島礼子が登場映画祭で知られるフランス・カンヌでは、毎年春の時期に映像コンテンツ見本市「MIPTV」が行われ、今年は4月4日から7日まで開催されたところだ。参加国数は97カ国にまで及び、ドラマやアニメ、バラエティ、ドキュメンタリーを売り買いするために、世界中の放送局や制作スタジオが参加し、総勢1万人以上が集まった。映像コンテンツマーケットとしては世界最大規模になる。今年は、各国の新作ドラマを、放送に先駆けて集中上映する「ドラマ・スクリーニング」イベントが初めて企画されたこともあり、例年以上にドラマバイヤーやジャーナリストが集結。そんな中、多くのMIPTV参加者が集まる初日のオープニングパーティーで『NHK放送90年 大河ファンタジー「精霊の守り人」』が、アジア初の公式プレミア上映企画を実現した。上映会場はフランス語で「コート・ダ・ジュール(=紺碧の海岸)」と呼ばれる海岸沿いにある一流ホテルやブティックが立ち並ぶ一角、「グランド・ハイアット・カンヌホテル・マルティネス」内。入口にはレッドカーペットが敷かれ、各国の報道陣がそろう中、海外向けタイトルの『MORIBITO(モリビト) : Guardian Of The Spirit(ガーディアン・オブ・ザ・スピリット)』というコールで紹介されると、着物姿の高島が、NHKエンタープライズの海辺潔プロデューサー、同社の片岡敬司監督と共に、トップバッターで登場した。MIPTVはカンヌで53年続く老舗のマーケットだ。日本もNHKや民放キー局が古くから出展し、海外に向けて番組を売り買いしているが、ドラマのセールスPRのために日本の俳優や女優、タレントが来場し、レッドカーペットを歩いたのは、今回の高島が初めて。5年ほど前に、秋元康氏が日本のアイドルフォーマットを世界に売り出すという目的でAKB48を引き連れ、開催中にステージを披露したこともあったが、これまで日本人がレッドカーペットで紹介されることはなかった。インタビューに応じた高島は「カンヌに来られたことを大変光栄に思っています。日本のドラマで初めての試みだということは、それだけこのドラマに関わる方たちの思いがあるということです」と実感。また、会場の印象について尋ねると「日本と違い、段取りが変わってしまうなど、カンヌっぽいのかなと思うところも多く、楽しんでいます。海外でこういう機会に参加できることに、とてもワクワクします」と興奮を語った。上映会前は集まった参加者を前に英語であいさつし、盛り上げている様子も見られた。●4Kでも「アップは怖くありませんでした」○テレビの技術トレンド「4K」で世界に売り出す『精霊の守り人』は今回、ワールドプレミアとして上映された。しかし、カンヌでのこのイベント時には既にシーズン1の放送が始まっており、最終話である第4話もイベント直後に放送されたところである。ディーン・フジオカら新キャストが加わるシーズン2は来年1月から放送がスタートするが、制作はこれからだ。にもかかわらず、シーズン1の上映がワールドプレミアだった訳は、既存の放送では披露されていない「4K」映像だからだ。『精霊の守り人』はテレビの最新技術トレンド「4K」で制作されている。海辺プロデューサーは「始めから4Kありきの中で制作した作品になります。"4K"、"放送90年"、"世界に売れるドラマ"がキーワードにありました。テレビマーケットで普及しつつある4Kで、ジャポニズムを持ち合わせながら、アジアから世界に広がる可能性がある作品になるよう意識し、放送90年に相応しい超大作ドラマを制作しました」と説明する。片岡監督も確固たる構想があった。「イメージにあったのは"もうひとつのアジア"です。見たことのない野性味とスケール感、どこか懐かしいシルクロードの街並みを求めて、撮影のために日本や中国、ネパールの奥地を訪ね、オリジナルな文化を再構築していきました。その作業は、大河ドラマで得たテクニックの応用そのもの。実際にある景色を組み合わせながら、CG合成によって新しい映像を作り出す大河のやり方を『精霊の守り人』で生かすことによって、"もうひとつのアジア"を作り出すことができ、全世界に売れると思いました」。また、役者の立場から高島は「4Kは正直なところ、普通の化粧では困るものもありますが、今回の呪術師・トロガイ役はフル特殊メイクでしたから、アップが来ても怖くはありませんでした」と気さくに話しながら、「どの状況でも演じる側は変わりませんが、4Kで撮られているというプレッシャーはありました。緊張感たるものは無意識のうちに表現されていると思います。こうした役者の空気感は国を越えて伝わるはずです」と海外上映の効果に期待を込めている。○世界のドラマ・ジャーナリストは英国ドラマに集中か上映会は用意していた席数を上回り、海外バイヤーなど200人が集まった。世界展開を計画する『精霊の守り人』の売れ行きを、上映後にNHKの担当者に聞くと、「各国の放送局から引き合いがあり、手応え十分」とのこと。しかし、手放しで喜べない。競合相手は強者(つわもの)ばかりだからだ。『精霊の守り人』とほぼ同時間帯に、かつて爆発的な人気を収めた、黒人奴隷を描く『ルーツ』のリメイク版がワールドプレミア上映されており、「ハリウッド・リポーター」や「VARIETY」など、世界的に知名度のあるエンターテイメント専門雑誌のドラマ・ジャーナリストたちは、こぞってこちらを取り上げていた。レッドカーペットでも、英アマゾン初のオリジナルドラマ『ザ・コレクション』のPRで来場したメリル・ストリープを母に持つメイミー・ガマーや、ユーチューバーから起業して成功したミシェル・ファン、元サッカーブラジル代表のロナウドなどに話題が集中していた。日本のドラマはこうした世界のメジャー級ドラマの中ではどうしてもニッチな存在であることは否めない。しかし、韓国の新作ドラマ『太陽の末裔』(韓国KBS)が現地で世界のドラマ・トレンドとして取り上げられる場面もあり、アジアのドラマに可能性が全くないわけではない。世界のテレビマーケットで日本の可能性を見た場面は、ほかにもあった。後編では、日本のバラエティ番組の世界展開の様子をレポートする。
2016年04月18日NHKで来年1月より放送される連続ドラマ「精霊の守り人」(シーズン2)の出演者が発表され、NHK連続テレビ小説「あさが来た」でブレイクした俳優のディーン・フジオカや子役の鈴木梨央らが出演することがわかった。「精霊の守り人」は作家・上橋菜穂子氏による野間児童文芸新人賞受賞小説が原作。今年3月より第1部(全4回)が放送され、今月9日放送でラストを迎える。第2部は原作の「守り人」シリーズから「神の守り人〈来訪編・帰還編〉」「蒼路の旅人」「天と地の守り人〈第1部〉」をもとに、お尋ね者となった女用心棒バルサと、新ヨゴ国の皇太子となったチャグム、別れ別れになった2人の冒険が描かれる。バルサ役は引き続き綾瀬はるかが演じるほか、成長したチャグム役には板垣瑞生、ロタ国の呪術師で王家に仕える密偵カシャルの一員であるシハナ役を真木よう子、カシャルの頭領でシハナの父親・スファル役を柄本明、そしてロタ王国で抑圧される“タルの民”の少女・アスラ役を鈴木さん、ロタ国王ヨーサムの弟・イーハン役をフジオカさんが演じる。また、タルシュ帝国の密偵・ヒュウゴ役の鈴木亮平、新ヨゴ国の海軍大提督・トーサ役の伊武雅刀、タルの民でアスラの母・トリーシア役の壇蜜、そのほか渡辺えり、お笑いコンビ・かもめんたるの岩崎う大、小市慢太郎、織田梨沙、品川徹、橋本さとし、福山康平らが出演する。(花)
2016年04月08日NHKの連続テレビ小説「あさが来た」のふゆ役で大きな注目を集め、同局の大河ファンタジー「精霊の守り人」では一転、綾瀬はるか演じる主人公バルサの少女時代を、同一人物とは思えないほどの振り幅で演じることでも話題の“中学生女優”清原果耶。このほど、竹野内豊×バカリズムの再タッグで贈る「素敵な選TAXI スペシャル~湯けむり連続選択肢~」の清水富美加が中学教師を演じるエピソードで、修学旅行中に突然失踪(!)してしまう女子生徒を演じることが分かった。バカリズムさんが脚本を務め、竹野内さんが過去に戻れる不思議なタクシー「選TAXI」のちょっぴりおとぼけな運転手・“枝分”を演じて好評を博したドラマの豪華スペシャル版となる本作。バカリズムさんが「スペシャル感丸出し」「スペシャルなのでちょっと浮かれている」とも明かしているように、今回は、玉山鉄二、瀧本美織、山崎樹範、宇梶剛士、松重豊といった豪華“乗客”ゲストが参戦。枝分が訪れた温泉旅館を舞台に、4つの物語がオムニバスドラマのように展開していき、それぞれが複雑に絡み合みながらクライマックスへと向かっていく。今回、清原さんが登場するのは、清水さんと丸山智己が修学旅行中の中学校教師に扮するエピソード。彼女が演じる女子生徒・太田麻尋は、教師・金本八重子(清水さん)が担任を務めるクラスの生徒で、修学旅行で宿泊する温泉旅館から、なんと突然姿を消してしまうという役柄。夜、自分のクラスの女子生徒が旅館から姿を消したことを知らされた八重子は、副担任の熱血教師・小野寺秋人(丸山さん)をはじめ、ほかの教師にそれを知られて大ごとにしたくないため、偶然旅館で出会った枝分の協力で「選TAXI」で過去に戻り、麻尋の失踪を防ごうとする。だが、何度やり直しても、麻尋は旅館から姿を消してしまい…。なぜ、麻尋は失踪してしまうのか?清水さん演じる教師は竹野内さん演じる枝分とともに、その謎を「選TAXI」で追っていく!清原さんは、まず今回のストーリーに「本当に人生を変えられるタクシーがあったら便利だなって思って、『選TAXI』にすごく乗ってみたくなりました!でも枝分さんみたいにしつこく話しかけてこられると困っちゃうかもしれませんね(笑)」とコメント。「私が演じる麻尋は学校では明るいキャラで、おしゃべりする仲良しが多いという部分は私と一緒でした。同じ中学生の女の子として、心情が重なるところがあったので演じやすかったです」と語り、ドラマのイメージとはまた違う素顔を見せた。撮影現場で「いままで中学生役として同年代の人たちとのお芝居をする機会があまりなかったので、今回の作品はすごく新鮮で、楽しい現場でした」と自身も楽しかった様子で、さらに「これまで竹野内さんにはクールで『怖そう』というイメージがあったんですけど、実際現場に入ってみると、和やかなオーラに包まれていて、すごく優しくて楽しい方でした。ダンディーでお茶目な枝分さんに似てるんじゃないかって思いました」と竹野内さんの印象を語った。もし「選TAXI」に乗れるとしたら…?「私は『やる気になったら、すぐ行動して後悔しないようにしよう!』といつも思っているので、後悔することはあまりないんですけど、勉強で苦労する時には小学校1年生のときからやり直したいって思いますね(笑)」と、前向きな姿と中学生らしい率直な気持ちを口にする清原さん。話題のドラマでの好演を機にいま最も注目される彼女が、等身大の女子中学生をミステリアスに演じる姿を見逃さないで。「素敵な選TAXI スペシャル~湯けむり連続選択肢~」は4月5日(火)21時~関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日「自信を持てる第1話ができたと思ってます」――。綾瀬はるかは、ほんわかした口調からほんの少しだけ語気を強めてそう語る。NHKの大河ファンタジーとして3年で計22話という長丁場で製作される「精霊の守り人」がいよいよ19日(土)21時から始まる。原作は昨年「鹿の王」で本屋大賞を受賞するなど、いま最も注目を集める作家・上橋菜穂子のファンタジー巨編。帝が統べる新ヨゴ国とその周辺を舞台に、女用心棒のバルサと彼女が偶然救った王子との旅路、追手や魔物との戦いを通じ、知られざる国の秘密、バルサの背負った過酷な運命が明らかに…。多くの熱烈な読者を持つ原作であり、その主人公を3年にもわたって演じ続けるというのはさぞやプレッシャーが…と思いきや、意外と綾瀬さん本人はあっけらかんとしたもの。「原作があって人気であればあるほど、みなさんの中にイメージもあって、もともと『綾瀬はるか?違うでしょ!』と思ってる人も多いでしょうから(笑)」。見えない不安やプレッシャー以前に、向き合うべきは目の前にある課題――上橋先生から「一番大事にしてほしい」と言われたアクション!「それ以前から私自身、アクションをもっとやりたいと思っていたので、それがやれるのは嬉しかったです。やってみると大変でしたけど(苦笑)」。腕立てに腹筋、スクワットなど筋トレを重ね、バルサが持つ短槍の殺陣の訓練を積み、撮影に臨んだが、それでも撮影初日から、心が折れるかというほどのつらい撮影の連続だった。「稽古だと長くても4~5時間で足場もいいですからね。本番となると朝から晩まであって、足場も砂浜のように踏ん張ろうとしても踏ん張れないような場所で、そこでダッシュしたり…(苦笑)」。肉体的な負担はもちろん、殺陣に関しては相手との呼吸、集中力も求められる。「ちょっとしたタイミングや動き次第で怪我してしまう。アクションに関しては、できないと撮影で大変なことになるっていう恐怖感、危機感がありましたね。相手もいるので、自分ができないと危ないし、何度もやり直すことにもなるので」。そしてもうひとつ、バルサの内面!「孤独や苦しみ、恨み…いろんな気持ちひとりで背負って、それでも強く生きている」というバルサの烈しさをもって演じ、これまでにない綾瀬はるかの新たな一面を見せてくれている。ここでもヒントになったのは、アクションだった。「どういうバルサにするか?声のトーンやしゃべり方はどうするか?男っぽく表現するか?礼儀や作法はちゃんとしているのか?悩んだ時期があったんですけど、アクションをやりながら、獣のように叫んでいる自分がいたんです。いざ戦いになると獰猛な、獣のように襲いかかる――これがバルサなんだ!と掴めた気がして、それは自分でも気づかなかった新しい発見でした」。シーズン1、さらにシーズン2、3と重ねていく中で、そうしたバルサの過去やより深い内面が描かれていくことになる。大河ドラマ「八重の桜」は1年を通してずっとひとりの役柄を演じるという挑戦だったが、本作は3年にわたり、間に違う作品にも参加しながらの挑戦となる。「間に違う作品があって自分なりの成長もあったり、シーズン1を見て『もっとこうしたら』と思ったものを取り入れたりできる」とこの変則的長丁場を前向きにとらえる綾瀬さん。やはり「八重の桜」で手に入れた“経験”と“財産”が、女優・綾瀬はるかを大きく変えたようだ。「それまでは、作品に参加しても、自分は自分の役を精一杯、迷惑かけないようにと心がけ演じてて、いっぱいいっぱいだったところがありました。大河ではリハーサルが週に1回あるんですが、そこではみんなが同じ目線で、どうしたらもっとよくなるかを意見しながら作り上げていくんです。1年間、それを見ていて、ものを作るってこういうことなんだ!と感じました。そこから『迷惑かけないように精一杯』という意識ではなく『私も参加して、みんなで作ってるんだ』と思えるようになってすごく面白いなって。『大河ってすごい!』といつも感動してたんです」。その喜びを胸に、綾瀬さんはこの大河ファンタジーに挑む。美しい肌をメイクで真っ黒にし、あざだらけになりながら。「家に帰っても(メイクが)なかなか落ちないんですよ!撮影期間中は白い服着られないですね」と苦笑しつつ、その表情は何とも楽しそうだった。(text:Naoki Kurozu)
2016年03月19日NHK総合の連続ドラマ「放送90年大河ファンタジー 精霊の守り人」の完成試写会が24日(水)都内で行われ、主演の綾瀬はるか、共演の高島礼子、小林颯が出席。綾瀬さんは「撮影1日目で心が折れかけた」事を明かした。アニメ化もされた作家・上橋菜穂子による野間児童文芸新人賞受賞小説を連続ドラマ化。女用心棒のバルサが、帝が放った刺客から王子・チャグムを守るために共に逃亡の旅に出る。女用心棒・バルサを綾瀬さん、呪術師・トロガイを高島さん、王子・チャグムを小林さんが演じる。綾瀬さんは、演じたバルサを「本当の意味で強さを持った優しい女性」と分析しながら「正義や自分の中に譲れない芯のようなものを持っているところに共感」と役柄を理解。クランクイン半年前から殺陣練習と筋トレで撮影に臨んだといい「アクションシーンはまとめて撮っていたので、部活の合宿みたいに、家に帰ってバタン!と倒れるように眠る撮影でした」と明かした。第1話で描かれる山中での死闘場面は「足場が乾いていて砂浜のようになっていて、そこで足に力を入れてギュッとするのが大変だった。1日目で心が折れかけた。次の日に歩けないほど筋肉痛になるくらい筋トレしたのに…」とハードさを紹介。それでも高島さんからは「代役なしでやってしまうのがビックリ。ワンカット撮るのに20回ではすまないほど練習をしていた。今の子がやるアクションのレベルが上がったと思った。見事でございました」と絶賛されていた。NHK総合の連続ドラマ「放送90年大河ファンタジー 精霊の守り人」は、3月19日(土)21時スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年02月24日2016年3月から第1部を4本放送予定の「精霊の守り(もり)人(びと)」の出演者発表会見が13日、NHKで行われ、すでに発表されている主演の綾瀬はるか他、共演者4名が出席した。本作は、作家・上橋菜穂子の「守り人」シリーズの第1作目として幅広い層から人気を集め、野間児童文学賞新人賞・産経児童出版文化賞などを受賞した作品に、脚本家の大森寿美男さんがアレンジを加え、より大人向けの作品となっているそうだ。2016年3月に第1部を4本、2017年に第2部を9本、2018年に第3部を9本、という3年がかりで全22作を放送するという壮大なものになっている。主役である女用心棒の「バルサ」を演じる綾瀬さんは「八重の桜」に続いて2度目の大河主演となる。綾瀬さんの起用理由について、プロデューサーは「30代の孤独な用心棒という役柄は、運動神経と、しなやかさが必要なので、綾瀬さん以外にいないと思った」と話した。綾瀬さんと共に物語を支えるのは、120人のオーディションから選ばれた子役の小林颯。物語の舞台となる新ヨゴ皇国の王子、「チャグム」を演じる。また、チャグムの母親役には、木村文乃、占術師役には高島礼子、異能者となったチャグムを疎ましく思うチャグムの父親役にを演じる藤原竜也がこの日、登場した。その他にも東出昌大や、林遣都など豪華な顔ぶれだ。7月2日にクランクインをした綾瀬さんは、「頼もしい共演者の皆さん、スタッフの皆さんと力を合わせて原作同様、子どもから大人までわくわくできる作品になるように3年間一生懸命頑張りたいと思います」と話した。綾瀬さんが立ち上がり、挨拶を行った際に、背中が大胆にあいたドレス姿だということに気がついた藤原さんは「背中がすごいドレスだね!」とこっそり話すと、「今言う?」と高島さんがツッコミをいれ、綾瀬さんも「そうなの」とニコニコと笑い、和気藹々とした姿を見せていた。楯のトレーニングを2月頃から週に2、3日しているという綾瀬さんは、「もともと殺陣をしたいと思っていたので、アクションが楽しみです。監督と、盾のもち方や置き方まで相談しながら進めています」と話した。綾瀬さんとの印象を聞かれた小林さんは、「すごく綺麗で優しくて、でも撮影中は面白くて。特にくしゃみが可愛いです!」と紹介。原作のファンだったという木村さんは「この役がきたときにとても嬉しかった。妃としての所作を身に付けたい」と話し、元々アニメが大好きだという高島さんも「このような素晴らし作品に、自分がどこまで結果を出せるのか、とても緊張しています」と意気込みを語った。第1部の撮影はすでにほぼ終わってしまったという藤原さんは、「セカンド、サードシーズンに向け、集中力をとぎらさせずに続けていきたいです。でも、才能のある人たちに囲まれているので、どういう刺激を受けられるのか楽しみです」とそれぞれに抱負を話した。記者からの質問を忘れてしまったり、聞き間違いをしてキョトンとした姿を見せる綾瀬さんに対し、高島さんが質問を何度か教えてあげる場面も。「精霊を見たことはありますか?」という質問に対し、「森の中で夜、ライトをピカピカっとしたら、蛍がぶわーっと出てきて、何か住んでいる!と思ったことはあります」と回答。綾瀬節で会場は終始、和やかな空気で包まれた。4K撮影ということもあり、セット替えに2週間かけ設営したり、生地から作っているというほどこだわった衣装にも注目だ。「精霊の守り(もり)人(びと)」は2016年3月より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月13日橘公司氏による原作ライトノベルも大好評のTVアニメ『デート・ア・ライブII』に登場する第3の精霊「時崎狂三」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。2015年2月発売予定で、価格は3,889円(税抜)。時崎狂三は、主人公・五河士道のクラスに転入してきた時間と影を操る"第3の精霊"で「ねんどろいど」では、ゴスロリちっくな霊装姿で立体化。『デート・ア・ライブ』シリーズでは、夜刀神十香、四糸乃に続くねんどろいど化第3弾となる。原型制作はJUN(E.V.)が担当。オプションパーツには「刻々帝(ザフキエル)」の長銃と短銃、そして表情パーツには「流し目顔」や「見下し顔」のほか、不敵な「狂気顔」が付属。赤と黒を基調としたドレスの細かい模様やフリル、リボンなどの繊細な装飾部まで細かく造形されている。ツインテールの根元にもねんどろいどジョイントを使っており、本体可動とともにさまざまポージングが可能。さらに、付属の「時計盤エフェクトパーツ」と組み合わせる事により、弾丸を繰り出す際に行う多彩なポージングも再現できる。商品価格は3,889円(税抜)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は、11月19日21:00。商品の発売および発送は、2015年2月を予定している。(C)2014 橘公司・つなこ/KADOKAWA 富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会
2014年10月26日恋がどうしてもうまくいかないと思っているなら、あなたの恋を導いてくれる精霊のメッセージを聞いてみましょう。気付かずにいた、あなたの恋の弱点を知ることができるかもしれません。上にある4つ記号の中から好きなもの、または気になったものを1つ選んで、下の解説をご覧ください。■下向き三角横線入りを選んだあなた地の精霊ノームからのメッセージです。あなたは、自分が変わることを恐れて、先に進めずにいるようです。今の状態では不満があるけれど、それを変えるためにアクションを起こすと、今よりも悪い状態になってしまうのではと心配なのでしょう。勇気を出してはじめの一歩を踏み出すことです。新しいチャンスを生み、そこから恋が育っていくでしょう。北の方角に幸運を運ぶカギがあります。部屋の北側にパワーストーンや小さな鉢植えを飾って。朝起きたら、北に向いて立ち、深く深呼吸するのも◎。ノームのエッセンスを取り入れましょう。■下向き三角を選んだあなた水の精霊ウンディーネからのメッセージです。あなたは、相手や周囲を気遣って、自分らしさを出せずにいるようです。人に合わせて許容することは、優しく寛大なことですが、意見を言えずに“Yes”のふりをしていては、恋を叶えるプロセスを進められないでしょう。相手を受け入れたら、あなたの色を混ぜることです。西の方角に幸運を運ぶカギがあります。部屋の西側に花を活けて飾りましょう。朝起きたら、西に向いて立ち、深く深呼吸するのも◎。ウンディーネのエッセンスを取り入れましょう。■上向き三角横線入りを選んだあなた風の精霊シルフからのメッセージです。あなたは、空気のように軽やかに人と付き合い、誰にでもフレンドリーでしょう。どんな人ともそれなりに楽しめる器用さは、イージーな交際をするタイプという印象を与えてしまうことがありそうです。ときには情熱をぶつけて、相手に影響する自分になってみましょう。東の方角に幸運を運ぶカギがあります。部屋の東側でお香を炊いたり、香水瓶を飾りましょう。朝起きたら、東に向いて立ち、深く深呼吸するのも◎。シルフのエッセンスを取り入れましょう。■上向き三角を選んだあなた火の精霊サラマンダーからのメッセージです。あなたは、男性的なエネルギーに溢れているようです。何も恐れぬ姿は、自分に自信がある気高い人という印象を与えるでしょう。目立つあなたに好意を寄せる異性も、「相手にされないのでは」と不安を感じるかも。先頭に立たず、たまには誰かの後ろに隠れてみましょう。南の方角に幸運を運ぶカギがあります。部屋の南側にキャンドルを灯したり、トカゲの小物を飾って。朝起きたら、南に向いて立ち、深く深呼吸するのも◎。サラマンダーのエッセンスを取り入れましょう。■おわりに今回ご紹介した三角の記号は、錬金術で4つの元素を表すものです。今のあなたに必要な元素をお選びいただき、それを守護する精霊のメッセージへと導きました。あなたの恋が叶いますように!(LUA/ハウコレ)
2014年10月20日