毎年、花粉症に悩まされているみなさんに驚きの新事実です。最近の研究で、花粉症患者が極度のうつ病になる割合が、ふつうの人の4倍、自殺率は30%も高いということがわかったのです。辛くて嫌な花粉症が、うつ病や自殺のリスクにまで関係しているとは驚きです。「たかが花粉症……」と侮らずに、きちんと治療をしたほうがいいかもしれませんよ。■くしゃみも長期に渡れば精神病に発展する可能性が花粉に対するアレルギー反応は、体じゅうの血管や組織に炎症反応を引き起こします。これが長い期間続くと、脳にまで悪影響を及ぼすと考えられています。たとえば、よくある「炎症」のひとつである「くしゃみ」は。花粉のようなアレルギーの原因を、体が追い出そうとして起こるものです。たかがくしゃみ、と思われるかもしれませんが、このような低レベルの炎症でも、花粉症のように数ヶ月単位の長期間続く場合は、中年以降に深刻な精神病になる可能性が高まるというデータがあるのです。■花粉症患者はふつうの人の4倍も躁鬱病になりやすい台湾の国立陽明大学の科学者たちは、花粉症を患う約1万人のティーンエイジャーと、花粉症を発症していない約3万人のティーンエイジャーを比較しました。2つのグループを10年近く観察し、躁病期(興奮しすぎて集中力を欠き、不眠に陥っているような時期)を特徴とする躁鬱病と診断された人が何人いるかを記録したのです。「心身症研究誌」に掲載された結果によると、花粉症を患っている青年期の人々は、そうでない人の4倍も躁鬱病と診断されることが多いことがわかったのです。花粉の時期に気分が落ち込むのは、気のせいではなかったのかもしれません。■自殺のリスクもうつ病じゃない人より30%高くなるまた、2010年のデンマークの研究によると、花粉症患者は自殺率も高くなるのだとか。オーフス大学の研究者たちが、自殺した人たちの中で、アレルギー患者とアレルギーの無い人の割合を比べたところ、花粉症のようなアレルギーを持った人は、アレルギーの無い人より、30パーセントも自殺のリスクがあることがわかりました。花粉症の影響、侮れませんね。■長期の炎症による幸せホルモンの低下がうつ病に関連くしゃみや鼻水のような「炎症」が、なぜ精神病と結びつくのでしょうか。明確な答えはまだ出ていませんが、アレルギー反応が出ている間につくられる「炎症性サイトカイン」と呼ばれる物質が関係していると考えられています。サイトカインは、花粉のような外部からの侵入者を追い出す役割をしていますが、脳の中にある幸せホルモン、セロトニンのレベルを下げる可能性もあるというのです。花粉症のように炎症が長期にわたると、どんどんサイトカインが分泌され、セロトニンは減り続けてしまいます。このことが、アレルギーによってうつ状態が引き起こされる原因なのではないか、というのが、いまのところもっとも有力な説だといわれています。現在、研究者たちはイブプロフェンのような炎症を抑える薬が、うつ病の治療に役立つ可能性について調査中。抗うつ薬が効かなかったうつ病の患者たちに、抗炎症薬を投与することでセロトニンのレベルを上げ、病状を改善できるのではないかと考えているのです。つまり、アレルギー症状を抑えたら、うつ病が改善するかもしれないということ。イブプロフェン配合の薬は薬局でも購入できるので、花粉症で気が滅入ってしまう人は試してみてもよいかもしれません。*花粉症や慢性鼻炎で精神病になるなんて、これまでまったく考えられてこなかったことですね。たとえ精神病に結びつかなかったとしても、花粉症や鼻炎で幸せホルモンが減ってしまうことは大問題。「この時期だけだから……」と我慢せずにきちんと花粉症治療をして、快適に過ごせるようにしたいですね。(文/スケルトンワークス)【参考】※Could a runny nose make you depressed? Hay fever sufferers may be four times more likely to develop the mental illness-Daily Mail Online
2015年11月30日ウェザーニューズはこのほど、2016年の花粉シーズンにおける全国の「スギ・ヒノキ花粉の傾向」を発表した。同発表によれば、花粉は2月初めから関東や九州を中心に飛散が始まる見込みとなっている。2016年のスギ・ヒノキ花粉の飛散開始時期は、全国的に平年並みのところが多くなる見込み。一方で、東海や四国、九州では平年よりやや早めとなるところもありそうだとしている。早ければ2月初めには九州や関東で飛散が始まるところがあり、2月中旬には東海や西日本の広範囲、2月下旬には北陸や東北でも飛散が始まる予想となっている。飛散ピーク時期については、スギ花粉が九州や四国で2月末~3月初め、中国地方や近畿、関東、東海で3月上旬~中旬、北陸で3月中旬~下旬、東北で3月下旬~4月上旬の見込み。スギ花粉のピークが過ぎたあとは、桜の花が咲く頃にヒノキ花粉の飛散が増え、九州や四国では3月中旬~下旬、中国地方や近畿、関東、東海では4月上旬~中旬に飛散量がピークとなる予想となっている。2016年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、ほぼ全国的に平年(2008~2015年平均)より少なくなる予想で、平年比が90%以上となる山形県や岩手県でも平年を上回る量の花粉が飛ぶことはないと見込まれている。東京都ではスギ・ヒノキ花粉の飛散開始時期を2月上旬とし、飛散量を2015年シーズンの81%と見込んでいる。同社は2016年シーズンの花粉飛散量について、「全国的に平年より少なめの予想ではありますが、西日本では2015年の約1.5~2倍となるため油断はできません」と指摘。その上で、「花粉症には早めの対策が効果的なので、飛散開始の2週間前までを目安に準備しておくことをおすすめします」とコメントしている。
2015年11月27日ウェザーニューズは10月8日、来年の花粉シーズンにおける全国の「スギ・ヒノキ花粉の傾向」を発表した。同発表によれば、ほぼ全国的に飛散量は平年(2008~2015年平均)より少なくなる見込みとなっている。2016年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの予想飛散量は、東日本を中心に平年の70%未満となる地域が目立ち、東京都にいたっては平年の43%となっている。平年比が90%を超える山形県や岩手県でも、平年を上回る量の花粉が飛ぶことはない見込み。また前年と比較すると、花粉飛散量が少なかった西日本を中心に前年比100%以上の地域が多くあるが、量としては平年並み~少なめと予想されている。同社によれば、一般的に前年の夏に十分な日照があり、夏らしい暑さであるほどスギ・ヒノキ花粉の発生源となる雄花生産量は多くなる傾向がある。しかし、今年は8月上旬に猛暑日が集中したものの、8月下旬の気温は平年を大幅に下回ったため、東~西日本を中心に雄花の生育に適した天候ではなかったという。一方で、同社は「風が強い日や雨の降った翌日などには一時的に花粉の飛散が増えるため油断はできません」と指摘。「例年、2月以降に花粉の飛散量が次第に増えていきますが、本格的な花粉シーズンを迎える前から対策しておくとよさそうです」としている。
2015年10月09日日本気象協会は10月7日、今夏の気象条件などをもとに「2016年春の花粉飛散予測(第1報)」(スギ・ヒノキ花粉、北海道はシラカバ)を発表した。同発表では、2016年の花粉飛散数は前シーズンと同程度か、上回る地域が多くなると予想されている。花粉の飛散数は、前年の夏の天候が大きく影響する。前年の夏の天候に、「気温が高い」「日照時間が長い」「雨が少ない」といった気象条件がそろうと、花芽が多く形成されるため、翌年の花粉の飛散数が多くなると言われている。これらの諸条件を踏まえた結果、2016年春の花粉飛散予測は、四国地方と九州地方では前シーズン比で約1.5倍の飛散数になるという。また東海地方、近畿地方でも前シーズンより花粉がやや多く飛ぶ予測となっている。関東地方や中国地方ではほぼ前シーズン並みで、北海道や東北地方、北陸地方ではやや少ないと予想されている。例年と比較すると、夏の気象条件がそろった東北地方を除き、全国的に例年並みか少ない地域が多くなると見込まれている。その他の地域では夏の気象条件がそろわなかったため、例年より少なく、非常に少ない地域もあるという。なお、東京は前シーズン並みで、前シーズン少なかった大阪はおよそ2倍近くになると予想されている。
2015年10月07日アシストは9月17日、標的型攻撃への対策を支援するために内部対策を重視した各種の施策を「標的型攻撃対策ソリューション」として体系化し、提供開始した。具体的には、マルウェアの侵入の予兆や状況の把握のため定期的なモニタリングを実施する「BlackDomainSensor」、内部対策として、特権IDを奪取されたとしてもデータを持ち出させず持ち出されても意味が無いようにするための多重対策として「マルウェア遮断ソリューション」「ダブルブラウザソリューション」「特権ID管理ソリューション」「ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューション」の全5ソリューションを展開する。このうち、「マルウェア遮断ソリューション」は2015年10月に新設予定であり、「ダブルブラウザソリューション」は同月に機能強化版を提供開始する予定だ。BlackDomainSensorはセキュリティ・ログ分析エンジンを使い、インターネットのアクセス・ログとC&Cサーバのリストを突合せた結果と、Active Directoryに特権IDを模したトラップ・アカウントを仕掛け、おとりに引っ掛かったマルウェアの認証失敗ログを抽出したレポートを出力する。マルウェアによるC&Cサーバへ通信している端末の発見や、マルウェアによる特権ID奪取の挙動の発見に有効という。マルウェア遮断ソリューションは2015年10月に新設予定であり、マルウェアが侵入している可能性のある端末をネットワークから遮断する。遮断は管理者がリモートから実施可能。該当端末のC&Cサーバへの不正な通信のブロックや、データの不正な持ち出し・侵害拡大の防止に有効としている。ダブルブラウザソリューションは、インターネット・アクセス用のブラウザを仮想環境で提供し、業務用端末から外部へのインターネット・アクセス(HTTP通信)を禁止させ、業務用端末のインターネット・アクセスを分離する。なお、2015年10月に機能強化版のリリースを予定している。同ソリューションにより、マルウェアが侵入したとしても、標的型攻撃の出口となるC&Cサーバとのインターネット・アクセスを禁止することで攻撃を無効化できるとのこと。特権IDはワークフローにて申請を行い、承認を受けた場合のみ利用できるように制御する。また、重要サーバへはワークフロー経由の自動ログインのみを許可し、自動ログイン以外のローカル・ログインなどは全て禁止する。同ソリューションにより、ワークフローを経由しない重要サーバへのログインを一切禁止することで、万が一標的型攻撃によって特権IDを奪取された場合でも、不正なアクセスを防止できるという。ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューションは、ファイル・サーバのデータを暗号化し、Windowsのアクセス権限とは別に独自のアクセス権を設定。また、ファイル・サーバに対してアクセスできるのは、専用クライアントを導入している端末のみに限定する。同ソリューションでは、独自のアクセス権限設定により専用端末以外からのデータ持ち出しを防止すると共に、Windowsの特権IDを奪取された際もデータの持ち出しリスクを軽減できるという。また標的型攻撃によりデータが直接持ち出された際も、データは暗号化された状態を維持するとのこと。
2015年09月18日風邪のときや花粉症の人の必需品といえばマスク。多くの人が使い捨てマスクを使用し、マスクをしていれば風邪や花粉予防の対策は十分だと思っていませんか?しかし実は、マスクは何を使ってもいいわけではないという衝撃の事実が判明しました。生活用品の商品を比較し、より安心安全な方はどちらなのかを検証する本『使うなら、どっち!?』(渡辺雄二著、サンクチュアリ出版)では、立体型マスクと比べて、プリーツ型マスクを使うのは「無意味に近い」と報じています。その理由は、長方形の不織布にゴムひもがついたプリーツ型マスクでは、顔とマスクの間に大きな隙間ができ、そこからウイルスや花粉が入ってきてしまうからだそう。しかし、店頭に並ぶ市販のプリーツ型マスクには、“飛沫99%カットフィルタ採用”や“花粉カット率99%フィルタ使用”という文字が表示されていますよね?きちんと試験をしていないと、こんな表示はできないはず。そう考え始めると、何を信じたらいいのか迷ってしまいますよね………。そこで、『使うのは、どっち!?』の作者である、科学ジャーナリストの渡辺雄二さんにプリーツ型マスクが本当にウイルスや花粉を99%カットしてくれるのかくれないのか、お聞きしました。■マスクは隙間から飛沫や花粉が侵入するまず、渡辺さんは、「“99%カット”という表示は、フィルタについて試験を行いそのような結果になっているので、本当なのだろうと思います。もしウソなら景品表示法違反(優良誤認)で、処罰の対象になりますから。しかし問題なのは、表示が事実であっても、花粉やウイルスなどが口や鼻から侵入するのを防ぐことができないということなのです」と回答してくれました。ということはつまり、フィルタがどんなに優れていてもウイルスや花粉が入ってきてしまうということでしょうか?「はい、マスクと顔の間に隙間ができてしまい、そこから空気が漏れて飛沫や花粉が入ってきてしまうのです。隙間が大きく、漏れる空気の量が大きいほど、漏れ率が高く、漏れ率の高い製品ほど、飛沫や花粉の侵入する量も多いということになります」なるほど。完全に防ぐことは難しいんですね!■プリーツ型マスクを避けた方がいい理由漏れ率の高いマスクが、プリーツ型に多いということでしょうか?「プリーツ型の場合、どうしても顔とマスクの間に大きな隙間ができてしまうので、漏れ率が高くなります。国民生活センターのテストでは、プリーツ型の場合、すべての漏れ率が65%を超えていて、90%を超える製品もありました。これでは、マスクをしていないのとそれほど変わりません。立体型にしても、漏れ率が60%を超えるものが多かったので、飛沫や花粉の侵入を防ぐのは難しいと考えられます」渡辺さん、この事実を教えてくれてありがとうございます!ほとんどの人が表示を信じて疑わずにマスクを購入するでしょうから、どうしても生まれる隙間についてまで考えたことはなかったのではないでしょうか?しかし、鼻水がダラダラと垂れる状態で人前には出られず、マスクを手放すわけにはいかない人も多いでしょうから、もしマスクを使用する場合はせめて立体型を選んだ方が良さそうです。ちなみに、渡辺さんの書いた『使うなら、どっち!?』には、マスク以外にも、シャンプーや洗剤、薬やサプリメント、消臭剤など、家庭で使う約200もの日用品が体にどんな影響を与えるかの調査と比較がされています。衝撃的な事実が満載なので、本当に体に優しいものを使いたい女性には、必読の一冊ですよ。(文/中田蜜柑)【参考】※渡辺雄二(2014)『使うなら、どっち!?』サンクチュアリ出版※ウイルス対策をうたったマスク-表示はどこまであてになるの?--独立行政法人国民生活センター【取材協力】※渡辺雄二・・・1954年生まれ。栃木県出身。千葉大学工学部合成化学化卒業。消費生活問題紙の記者をへて、1982年にフリーの科学ジャーナリストとなる。食品・環境・医療・バイオテクノロジーなどの諸問題を消費者の視点で提起し続け、雑誌や新聞に精力的に執筆し、現在にいたる。
2015年04月29日花粉が飛ぶ季節になると、辛い症状をもたらして多くの人を悩ませる花粉症。外出するときの対策はもちろん大事ですが、家の中に花粉が入ってしまうと、寝ている間も花粉症に悩まされることがあります。睡眠環境を快適なものにするためには、寝室に持ち込まないための工夫が必要です。3人に1人が悩まされている花粉症花粉が体内に侵入すると、人の身体は受け入れるか排除するかを判断します。排除する場合、その物質に反応する、抗体をつくります。そして、再び花粉が体内に入ったとき、花粉を体の外に出そうという反応が起こり、くしゃみや鼻水などの症状が現れるそうです。多くの人が発症しているイメージの強い花粉症。事実、平成20年に行われた『鼻アレルギー全国疫学調査』によると、花粉症に悩む人は29.8%もいるという結果が出ました。3人に1人が悩まされている大きな問題だといえます。室内に花粉を持ち込まない!外出時にマスクやメガネをするなど、花粉症対策をしている人は多いはず。しかし、家の中に花粉を持ち込まないような注意をしている人は少ないのでは? そこで、家の中、特に寝室内に花粉を持ち込まない工夫についてご紹介します。まず、ふとんはできるだけ部屋干しするようにしてください。どうしても外で干したいという方は、取り込んだあと、掃除機を使って花粉を吸い取るようにしましょう。寝室内の換気は、「窓を開ける時間を短めにする」「花粉が少ない時間帯を選ぶ」といった対策が必要です。窓を開ける時はカーテンをしておくと良いでしょう。できる限り空気清浄機を使うのがGOOD!こまめに掃除機を掛け、ソファやカーテンなどの布製品はキレイにしましょう。寝室の花粉の量を減らして快適な眠りを!寝室はある程度湿度を保っていたほうが良いようです。花粉が湿気を吸い、重量が増して下に落ちやすくなります。快適な部屋の湿度は50~60%と言われます。加湿ができる空気清浄機を使用して調節すると良いですね。ぐっすり眠るためには、今回ご紹介したように、寝室内に花粉を持ち込まないことがポイント。アレルギーの原因である花粉がなければ、症状もいくぶん緩和されるはずです。寝室は身体を休める場所ですから、きちんと花粉症対策を行い、快眠できる環境を作りましょう!Photo by Peter Gerdes
2015年04月15日ウェザーニューズはこのほど、今シーズンの花粉の中間まとめと今後の飛散傾向について明らかにした。同社によると、今年の花粉は、全国的に昨シーズンより約1週間も早く飛散が終わる短期集中型の飛散となる見込みだという。4月後半は平年より暖かい日が多くなると予想しており、平年(2008年~2014年の平均)よりやや早くスギ・ヒノキ花粉のシーズンは終わると見ている。現在、スギ花粉の飛散は次第に減少しており、ヒノキ花粉も4月末~5月はじめをめどに終了すると予想している。これまでの飛散量を考慮して算出した最新のシーズン全体の花粉飛散量は、関東~東海を中心に昨シーズンの1.5~2.5倍と多く、西日本を中心に昨シーズンより少ない見込み。四国や九州の飛散量は当初の予想よりさらに少なく、昨シーズンの4割の飛散量となるという。各地の予想を見ていくと、「東北北部」は、4月中頃までが飛散ピークで、晴れて気温が高い日や、風が強い日を中心に非常に多い花粉が飛ぶ恐れがあるという。飛散量は昨年よりやや多めだが、花粉シーズンは昨年より1週間早く終了する見込み。「関東」では現在、スギ花粉の飛散量は次第に少なくなっているが、ヒノキ花粉はピークを迎えている。花粉シーズンは昨シーズンより1週間早く終了すると予想している。飛散量は昨年の2倍前後で、飛散期間は1カ月弱も短くなるとのこと。「東海・甲信南部」の飛散量は昨シーズンの1.2~2.3倍と予想している。4月中旬まではヒノキ花粉のピークとなるが、花粉シーズンは昨シーズンより1週間早く終了すると見ている。「近畿」では、ヒノキ花粉は4月中旬までがピークとなる。今シーズン通してのスギ・ヒノキ花粉の総飛散量は、近畿南部を中心に昨シーズンの8割前後のところもあるが、大阪府では1.4倍、兵庫県では1.9倍となる見通し。花粉シーズンは1週間早く終了すると予想している。「九州南部」では、花粉の飛散量が昨年の半分で、スギ・ヒノキ花粉の総飛散量は県別に見ると鹿児島県では平年の4割、宮崎県では平年の8割となる見通し。昨シーズンより飛散量が少なくなることもあり、ヒノキ花粉のシーズン終了は昨シーズンよりやや早く4月末となるという。
2015年04月10日花粉症シーズンまっただ中。花粉症は体質だからとあきらめがちですが、アレルギーが起きる原因や予防の最新情報はぜひ知っておきたいですよね。4月5日21時から放送されるNHKスペシャル「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~」では、最新の花粉症のメカニズムが紹介されます。花粉症をはじめアレルギーに悩まされている人は必見です。実はアレルギーの予防や治療法の発見には、研究の最前線でも苦戦を強いられてきたのだそう。その難しい発見に挑戦し、最近注目されているのが、日本人研究者が発見した「Tレグ」と呼ばれる免疫細胞。体内の「Tレグ」がアレルギーを抑え込むことがわかってきたそうなのです。けれども、現代日本のような衛生的で細菌の少ない環境では、「Tレグ」が増えないということも判明。最近ではアレルギーが急増していますが、その理由と、治療の鍵として研究が進む「Tレグ」について、ぜひ詳しい解説を聞いてみたいですね。また、命の危険の可能性もある食物アレルギーについても、これまでの常識を覆すような結果が発表されます。これまで子どものアレルギーを予防するために、妊娠期の女性や幼児はアレルゲンとなる食品を避けることが常識とされてきました。しかし、これを覆す実験の結果が発表されるのです。一方、皮膚からのアレルゲン侵入に関しては、アレルギーを抑え込む免疫細胞「Tレグ」ではなく、逆に攻撃する免疫細胞が作られ、アレルギー発症の大きな原因になることがわかっているというから、ややこしいですね。花粉症も、皮膚や気道の粘膜からの侵入が原因になっているそうです。番組では分かりやすく説明されているので、要チェックです。最新情報ということで、耳慣れない「Tレグ」といった免疫細胞の名前などが出てきますが、スタジオゲストとして、自身や子どもがアレルギー持ちという、加藤浩次さんと松嶋尚美さんが登場するので、アレルギーに苦しむ視聴者と同じ目線で番組を進めてくれそうです。専門家を交えたアレルギー座談会では、当事者だからこその率直な悩みや疑問をぶつけられ、これまで病院に行っても、なかなか聞くことができなかった悩みが解決できるかもしれません。アレルギーは治らないからとあきらめるのではなく、こういった番組で最新情報を入手して、少しでも快適な毎日が過ごせるようにしたいものです。アレルギーに悩んでいる人はもちろん、身近にアレルギーに苦しんでいる人がいるなら、ぜひチェックしたい番組です。・NHKスペシャル「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~」放送日時:2015年4月5日(日) 21:00~21:49(N H K総合) 公式サイト
2015年04月03日Uber Japanは4月1日、ドローンが指定した場所に数分でコラーゲン入りの花粉症対策マスクを届けてくれるオンデマンドサービス「『Uberマスク』オンデマンド」を開始すると発表した。同サービスを利用する際は、Uberアプリを開いて、車種選択画面で「マスク」を選択し、ドローンが配達する場所を指定すればよい。数分で、タカラトミーのドローン「水陸空RC」が指定した場所に花粉症対策「Uberマスク」を届けてくれる。1リクエストにつき、花粉症対策マスク1枚を配達する。マスクは、コラーゲンが入っているため保湿効果が高く、付けるだけで、まるでエステサロンに行った後のようなたまご肌になれるという。ドローンは水陸空の移動に対応しているため、最短距離で届けることができる。ただ、道中で水に入った場合は、マスクが濡れてしまう可能性もある。「『Uberマスク』オンデマンド」の配達の様子は、動画で確認することができる。ちなみに、このニュースはエイプリルフール企画の紹介記事です。花粉症でなくても、突然、咳が止まらなくなって、マスクが欲しい時がありますよね。そんな時、このサービスがあったら便利かも!?エイプリルフール関連記事今年もやります! エイプリルフール 2015まとめ - 続々更新!!楽天がエイプリルフールから撤退という噂を広報部に聞いてみたヤフー、動物と出会えるように進化した「Yahoo!パートナー」サイボウズ、イクメン向けグループウェア「サイボウズ Office 192(育児)」手を使わずに文字入力可能な「Google 日本語入力ピロピロバージョン」登場
2015年04月01日「肌荒れと花粉症」に関連する調査結果は?ガルデルマ株式会社の運営するセタフィル(R)スキンケアは「肌荒れと花粉症」に関連するアンケート調査を行った。対象者は20歳代~60歳代までの女性で有効回答者数は101名。調査結果とともに、同社の医学専門家によるアドバイスなどもあり、春の花粉症に悩まされている女性や気になる人は参考にしてみては。最初に「自分は花粉症であるか?」の質問では【はい】と答えた人は7割以上いた。次に「花粉症による肌荒れを春に感じたことはあるか?」について、【感じたことがある】と回答した人は8割を超えている。さらに肌荒れを春に感じたことがある人を対象として「どのような症状があらわれるか?」とたずねたところ、【乾燥】がトップで、以下【かゆみ】【化粧のノリが悪くなる】という声が聞かれた。肌が荒れているときは、どうしている?さらに肌荒れを春シーズンに感じたことがある人を対象として「肌荒れ時の対処方法は?」について、一番多いのは【保温】で、次いで【洗いすぎないように気をつける】だった。一方【よく洗う】人もいることが分かった。同社の医学専門家によると、【肌荒れ】初期症状の中で一番多いのが乾燥肌で、乾燥した肌は保温作用のある成分減少や、皮膚構造の破壊により、皮膚に含まれている水分が外側に逃げやすくなっているという。また花粉が空中に飛び広がる時期に、顔やボディを洗いすぎるのは皮膚のバリアをこわすことになり良くない。皮膚に花粉を付着させない程度に洗い、その後の保温をしっかりとして皮膚のバリアをキープすることが大事であるなど、役立つアドバイスしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・ガルデルマ株式会社 プレスリリース(アットプレスニュース)・ガルデルマ株式会社
2015年03月30日春の足音が近づいてくると飛散しだす花粉に悩まされている人は多い。ただ、花粉症の症状を診察してもらうか否かの選択は、個々によって異なる。毎年必ず受診する人もいれば、「市販薬で十分」などと、医療機関へ足を運ばない人もいる。それでは一体、どれぐらいの花粉症患者が受診しているのだろうか。花粉症に悩むマイナビニュース会員300人に「花粉症に関する受診歴の有無」とその理由を聞いてみたので、今回はその中から受診歴がある人の意見を紹介しよう。Q.花粉症の症状を診てもらおうと、これまでに受診した経験はありますかはい(41.0%)いいえ(59.0%)Q.「はい」と回答した人にお聞きします。なぜ、医師に診察してもらおうと思ったのか教えてください1位 市販薬よりも医師の診察の方が安心できるので(56.1%)2位 市販薬の効き目を実感できなかったので(21.9%)3位 保険が適用されるので(18.7%)4位 症状があまりにもひどく、不安になったので(17.1%)5位 市販薬はどれがいいかわからず、医師に診察してもらった方が早いと感じたので(13.8%)■市販薬よりも医師の診察の方が安心できるので・「自己判断よりも、医師の指示にしたがった方が良いと思った」(31歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「薬を飲んで効き目や副作用(眠気)をみながら医師に相談し、合う薬が見つかるまで変えてもらえるから」(42歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「家族も花粉症で受診しているので」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)・「原因をはっきりさせて対処したいと考えたため」(28歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「会社の診療所だけど、きちんと花粉症と診断されて薬を処方されたので、きちんと自覚できた」(44歳男性/情報・IT/技術職)■市販薬の効き目を実感できなかったので・「別件で処方してもらった点鼻薬がよく効いたので、あらためて処方してもらおうと思い受診しました」(35歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「市販の薬では効かなくなり、病院で点鼻薬とアレロック錠を処方してもらったらすぐに治りました」(32歳女性/医療・福祉/専門職)・「医者の処方箋の方が効果てきめんでした。市販薬より効きがいいです」(45歳女性/その他/販売職・サービス系)■保険が適用されるので・「病院の薬の方が費用も安くすむと聞いたので」(26歳女性/医療・福祉/専門職)・「症状をすべて話して、それが改善される薬を処方してもらった方が安心できるし、保険適用の方が効果の強い薬が安価に手に入ると思ったので」(26歳女性/食品・飲料/技術職)・「市販薬を買うよりも、コストパフォーマンスが高い」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)■症状があまりにもひどく、不安になったので・「ひどくなると手に負えなくなるので、医者に行くしかないと思った」(50歳以上男性/医薬品・化粧品/技術職)・「ちょうど受験の年に症状がひどくなったので、受験に集中するために病院に行きました」(22歳女性/その他/その他)■市販薬はどれがいいかわからず、医師に診察してもらった方が早いと感じたので・「最初使っていた薬は眠くなるし、鼻水は止まるが強い鼻づまりになり、それで中耳炎になるなど相性がよくなかったので、よい薬を紹介してほしかった」(50歳以上男性/電機/技術職)・「どういう成分が効果的なのかを専門の人から聞いた方が手っ取り早いから」(23歳男性/その他/その他)■総評花粉症での受診歴がある人は約4割にとどまることが、今回のアンケートによって明らかになった。また、受診した人の理由として最も多かったのは「市販薬よりも医師の診察の方が安心できるので」で、2位を30ポイント以上も離すダントツぶりだった。回答者の声を総合すると、「自分で市販の薬を購入するよりも、自らの症状に見合った処方薬を出してもらった方が効率よく、なおかつ安心で信頼できる」というものだった。2位は「市販薬の効き目を実感できなかったので」がランクイン。既製品を試しても効き目が感じられず、医師に相談して以来、通院しているケースが少なくなかった。3位は「保険が適用されるので」。花粉症対策費にあまりお金をかけたくないということもあり、医療機関と市販薬のどちらがコストパフォーマンスがよいかを判断しているという意見も見られた。近年は免疫療法による治療も進歩してきているので、薬による対症療法以外の選択肢や自分でできる簡単な予防方法などについて、医師と相談するのもよいだろう。写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年1月23日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性117名 女性183名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年03月24日スギやヒノキ花粉で悩んでいる人は多くいます。年々花粉症を患う患者数は増えていると言われていて、「この時期がおっくうでたまらない」という人もいるでしょう。花粉症の人が最も苦痛なこの時期、どうやって乗り切ればいいでしょうか? 実際に花粉症で悩んでいる人達の対策法を知ると、取り入れてみたいと思える方法が見つかるかもしれません。今回はウーマンエキサイトの女子のホンネ投票で集まった、花粉症にまつわる辛いエピソードや対処法などを紹介していきましょう。Q.あなたは花粉症ですか? 2014年2月20日から2014年3月31日まで、18歳~45歳までの女性272人の人に調査したところ、なんと9割以上の人が花粉症だということがわかりました。日本では、特にスギ花粉で悩まされている人が多いようで、これまで発症していなかったのに、突然花粉症の症状が出てきてしまうというケースも少なくありません。花粉症の女性は、美容面でもさまざまな悩みを感じているようです。Q.花粉症の時期、外見で困ることは? 花粉症で最も困るのは鼻水が止まらずに鼻をかむため、鼻の周りが乾燥してしまって、ファンデーションののりが悪いという点。どれだけ保湿をしても乾燥が改善されず、まるでファンデがひび割れたようになってしまうという人も多いはずです。また、目がかゆくなったり、涙が出たりする症状があると、せっかくのアイメイクが台無し。メイクして外出しても、帰宅する頃にはほとんどアイメイクが落ちていることもあると思います。憧れの彼とデート! というときも、思うようにメイクができず気分が沈んでしまう…といった経験がある人もいるでしょう。Q.花粉症になるとお肌はどうなってしまう? 花粉症といっても、ひとりひとり肌トラブルの症状は異なるようです。最も多かったのが乾燥し、カサカサ肌になるタイプ。次いで敏感肌になり、今まで使っていた化粧品が合わなくなることもあるようです。アンケート結果では少数ではありますが、顔がパンパンに腫れて、「人に会うことすら嫌だ」という状態に陥ってしまう人もいるので、花粉症対策は徹底しておきたいところ。では、どのようにして対策をしたり、美容に対する努力をしているのでしょうか? Q.花粉症のとき、より力を入れる美容・ファッション対策は? 花粉症で悩む人の約8割が、マスクを着用して少しでも花粉をシャットアウトできるように工夫しています。目がかゆくなったり腫れたりする人は、コンタクトから眼鏡に替えて目への負担を掛けないようにしているようです。基礎化粧品を見直したり、保湿力の高いアイテムを使ったりと、肌を労わる努力をしています。また、その他の方法として、免疫を高めるためヨーグルトを食べたり、甜茶や凍頂烏龍茶を飲む、静電気の付きにくい衣料を着たり、スプレーを使うという方法も挙げられていました。ヨーグルトに含まれる乳酸菌の働きによって、免疫力が向上すると言われていますが、即効性がある訳ではないようです。日頃からヨーグルトを摂取して、体質を改善していくことで花粉症対策の効果を発揮してくれるはずです。他にも、鼻から花粉を吸いこむのを防ぐために、鼻の穴の内側にワセリンを塗るという人や、専用ののど飴や目薬を使用するという人もいました。マスクが苦手な人は、これらの方法で花粉症対策を行いましょう。■みんなの辛かった花粉症エピソード花粉症で悩む女性の悲しく辛いエピソードをいくつか紹介しましょう。・鼻に優しいティッシュが手元になくて、普通のティッシュで鼻をかんだら、3回目で鼻の皮が剥けた。・妊婦の花粉症はやばかった。薬飲めないのに鼻水ズルズル。マスク内で鼻栓! 女捨ててる! ・目が真っ赤な時に無理してアイメイクしたらまぶたまで腫れました。・目が真っ赤に腫れてしまい、ゴーグルをつけてスーパーに買い物に出かけたことがあります。ゴーグルはすぐ曇り、ルックスも恥ずかしくて失敗でした。・髪がロングなので下ろして外出したら、髪に花粉が付いてくしゃみが止まらなくなったことがありました。・帽子にマスク、メガネ、マスク、コート、手袋をしていたら職質されました。・家に着いて鏡を見たら目の下真っ黒! 新しくウォータープルーフのマスカラを買って「涙くらいじゃ落ちない」と効果を過信しすぎました。・鼻に塗って花粉の侵入を防ぐ薬を塗ったら、鼻周りが垂れた液でてっかてかになって外を歩けないぐらいに。どれも花粉症あるあるですね。この時期をうまく乗り越えるためにも、みんなの経験談を参考にしてしっかりと対策をとっておきましょう!
2015年03月21日ウェザーニューズはこのほど、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通して、計2万3,744人の花粉症の人を対象に実施した「花粉症調査」に関する調査結果を明らかにした。調査期間は2月27日~3月3日。まず、2,075人を対象に、2月27日時点で花粉症の症状が出ているか質問したところ、「出ているが、まだ軽い」が57%、「出ていて、既に重い」が10%、「出ていて、いつも通り」が23%、「出ていない」が10%となり、9割が2月末までに花粉症を発症していることが分かった。エリア別では、「出ていて、既に重い」と回答した人が東海で多く見られた。年代別では、20代以下では2割以上に重い症状が出ているのに対し、60代で重症の人はわずか6%であった。次に、全国4,243人に2015年の花粉シーズンが早いか遅いかについて聞いてみたところ、「早いと感じる」が31%、「遅いと感じる」が21%、「例年とかわらない」が48%となった。エリア別に分析すると、東北では早いと感じている人が特に多いことが分かった。全国2,161人に対し、花粉症の事前対策の時期について尋ねたところ、1月以前が23%、2月前半は32%、2月後半は28%となり、17%がまだしていないと回答した。エリア別では、2月前半までとの回答が最も多かったのは九州で、以下関東、東海と続いた。一方、北海道を除いた東北、北陸、四国では、3割がまだ対策を始めていないことも分かった。次に、全国3,396人に対し、花粉症対策の費用について質問をすると、全国平均は3,323円となり、大量飛散となった2013年の平均2,171円に比べても1,152円の増加となることが分かった。エリア別で見ると、石川県が最も高額で4,692円、以下、鳥取県が4,050円、鹿児島県が3,938円となった。最もお金をかけない県は、佐賀県で1,000円となった。
2015年03月18日花粉シーズンの真っただ中、くしゃみや鼻水などに悩まされている人も増えていることだろう。一方で、花粉症ではない人は普段と変わらない生活を送っているだろう。だが、そんな人たちもある日突然、アレルギー症状が出る可能性があることをご存じだろうか。花粉症はざっくりと説明すると、以下のような仕組みで発症する。(1)花粉(抗原)が体内に侵入する(2)かゆみや炎症を引き起こす化学伝達物質をたくわえている「肥満細胞」に、花粉に対する抗体(IgE抗体)が付着する(3)花粉との接触を何年も何回も繰り返すうち、IgE抗体が付着した肥満細胞が増加する(4)IgE抗体が付着した肥満細胞がある一定数まで増えると、アレルギーを発症する手前の段階である「感作」が成立。この時点で、アレルギー発症の準備が整ったことを意味する(5)感作の状態で抗原が再侵入してくると、肥満細胞に付着しているIgE抗体が「抗原抗体反応」という反応を起こす(6)抗原抗体反応に伴い、ヒスタミンなどの化学伝達物質がまき散らされることで、くしゃみや目のかゆみなどの症状が出るようになるアレルギー反応の準備ができた感作の状態では、花粉症の症状はまだ現れない。ここからくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの諸症状が出現すると、「花粉症を発症した」とされるが、発症するのは感作された人の3~5割とされている。感作から発症に至るには、抗原すなわちスギ花粉などへの暴露量がある一定値を超えることが引き金となるが、その"閾値"に達するのがいつなのかを知ることはできない。だから、これまで発症していないからといって、「今後も発症しない」という保証はどこにもない。厚生労働省も「大量の花粉に出会うと、体が花粉に対する抗体を産生する可能性が高くなります。スギに対する抗体をたくさん産生すると、何らかのきっかけでスギ花粉症を発症しやすくなります」と、注意を呼びかけている。日本医科大学大学院医学研究科 頭頸部・感覚器科学分野の大久保公裕教授によると、一度感作を経てアレルギー反応が出てしまうと、その状態が"リセット"されることは基本的にはないという。すなわち、生涯花粉症と付き合っていかないといけなくなるということだ。国民の4人に1人が苦しんでいるとされ、「国民病」とも呼ばれる花粉症。発症を防ぐための一番の予防法は、花粉を体内に取り込まないことだ。たとえ今は花粉症ではない人でも、花粉シーズンにはスギやヒノキなどの林にむやみに近づかず、マスクやめがねをした方が賢明だろう。写真と本文は関係ありません
2015年03月16日毎年、花粉が飛ぶ季節には気分がブルーになってしまう人も多いのでは?実は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで手軽に手に入る材料でできる、東洋医学をベースに薬膳的な効果のあるドリンクやメニューがあるのです。あまり知られてはいませんが、花粉症は透明な鼻水のひどい「寒証タイプ」と、粘り気のある少量の鼻水で鼻づまりのひどい「熱証タイプ」に分かれるのが特徴。それぞれのタイプに合わせて、効果的なティータイムやヘルシーランチを、薬膳師であるマダム晴子がワンポイントアドバイスと一緒にご紹介致します。■1.蕗のとう・ふき花粉症対策の薬膳食品と言えば蕗のとうです。蕗にはセスキテルペンの一種であるフキノール酸が含まれています。抗アレルギー作用があり、ヒスタミンなどが体内で放出されるのを抑え、鼻づまりの原因となるロイコトリエンの放出を抑制する作用があります。■2.ミントガムアレルギー体質が原因で、花粉症の季節になると目の充血や痒みに悩まされるタイプにはミントが効果的です。ミントはコンビニのレジの前にガムやキャンディとして売られていますよね。目の充血の他にも、花粉による喉の腫れにも効果がありますので、継続的に続けてみてください。■3.梅酒「寒証タイプ」と「熱証タイプ」どちらの体質にもお勧めなのが梅です。酸味があるものを食べることで鼻水などの余分に出ている水分を引っ込める働きがあります。あえて体質によって分けるならば、「寒証タイプ」には梅酒を、「熱証タイプ」にはアルコールの入っていない「酔わない梅酒」など、梅ジュースがお勧めです。■4.生姜紅茶「寒証タイプ」の花粉症に効果的なのは生姜紅茶です。朝起きたらまず外で冷たい空気を吸う前に、生姜紅茶を頂くことで肺が温まり、冷えからくるくしゃみの連発や、大量の透明な鼻水を抑える効果があります。■5.ガーリック・大蒜、ニラなど同じく「寒証タイプ」の花粉症に効果的なのが、ガーリック。たっぷり食べるためにガーリックライスにしたり、餃子などにしたりして頂きましょう。身体を温める効果が高いので、季節の変わり目でまだ寒さを強く感じる時などにも効果的です。■6.緑茶「熱証タイプ」の花粉症に効果的なのは緑茶です。鼻づまりがひどいからと、常に口で息をしていると、暖房で口の中が乾き、喉が痛くなってしまいます。そうなる前に緑茶を頂くことで、熱からくる炎症を鎮め、鼻炎の根本である熱を冷まします。■7.ミカンやオレンジジュースなど柑橘類「熱証タイプ」の花粉症に効果的なのはミカンやオレンジジュースなどの柑橘類です。柑橘類は体に籠った熱を冷ます効果があります。特に花粉症によって風邪を引いたような症状になる人にお勧めです。■おわりにいかがでしたか?花粉症は体質改善が必要だと言われています。花粉症を完全に撃退するには、花粉症の原因のひとつでもある精神的なストレス・過労などを避け、普段から食べる物にも気を使い、氷の入った冷たい飲み物やアイスクリームなどを避けて、お腹の中を冷やさないことが大切です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。(マダム晴子/ハウコレ)
2015年03月13日オリエンタルレシピカフェ(東京都渋谷区)は3月16日、花粉症対策メニューとして「自家製陳皮入りフレッシュみかんとヨーグルトのジュース」などの3品の提供を開始する。同店は、薬膳をスタイリッシュに味わえるカフェ&ダイニング。料理の開発には、漢方や薬膳の専門家が携わっている。今回、昨年よりも2倍以上の花粉飛散量が予想されていることを受け、花粉対策メニューを開発した。新メニューには、花粉症抑制に効果があると言われているかんきつ類を使用。みかんをはじめとするかんきつ類には、「ヘスペリジン」と呼ばれるポリフェノールが含まれている。「ヘスペリジン」は抗アレルギー作用があり、血管透過性を抑制する働きから花粉症の症状緩和に効果があると考えられているという(グリコ健康科学研究所より)。今回は、中でもポリフェノールの含有量の多い温州みかんを採用した。ヘスペリジンはかんきつ類の果皮や筋に特に多く含まれるため、みかんは皮ごとミキサーにかけて使用している。「自家製陳皮入りフレッシュみかんとヨーグルトのジュース」(650円)は、みかんの皮を乾燥させて砕いた作った自家製の陳皮(ちんぴ)を用いた。みかんを皮ごと1個と豆乳、りんご、ハチミツ、おろししょうがをミキサーにかけ、ヨーグルトと2層にしている。「まるごとみかん白玉」(650円)は、皮も入ったみかんペーストを混ぜて作ったみかん白玉に、ゆずジャム入りのみかんソースをかけた。ほんのりとしたみかん味の白玉とさっぱりとやさしいみかんソース、バニラアイス、ホイップクリームの味わいを楽しめる。「皮まで入った おもひで みかんゼリー」(400円)は、みかん2つを皮ごとミキサーにかけて作ったみかんゼリー。ヘスペリジンを多く含むみかんの内側の皮(中果皮)をスプーンですくって、ゼリーと一緒に食べるのがおすすめとのこと。※価格はすべて税込
2015年03月13日花粉によるアレルギー症状を少しでも和らげるためには、花粉からいかに回避できるかがポイントとなる。それは屋内にいる場合でも同様だが、「部屋の中にいれば花粉による被害も少ないだろう」などという考えは誤りだ。思わぬところから、花粉は部屋の中に入りこんでくる。外出時だけではなく、部屋の中でもしっかりと花粉から身を守るための方法を紹介しよう。■掃除は部屋の隅まできっちりと外から帰ってきた際には、衣服や髪などに花粉が付着している。部屋に入る前にできる限り振り落としておきたいが、それでもいくらか屋内に入り込んでしまうことは当然考えられる。その花粉を取り除くべく掃除をする際は、掃除機をかけるだけではなく、ぬれた雑巾やモップなどで床をふくとよい。また、普段生活しているスペースだけではなく、部屋の四隅を念入りに掃除するとさらに効果的だ。■洗濯物・布団はできるだけ屋内で干す花粉シーズン中は、花粉が飛散している屋外ではなく、屋内に洗濯物を干すようにしよう。シーズンの最盛期には、地域にもよるが1平方センチメートルあたりに数千個もの花粉が飛散している。屋外に干すことは、大量の花粉をわざわざ室内に入れることにつながりかねないため、できるだけ避けるようにしよう。■やむなく屋外で干す場合は掃除機などを活用スペースの関係などでどうしても屋外で干さざるをえない場合は、洗濯物にカバーやビニールなどをかけて干すようにしよう。取り込む際には、掃除機をかけることである程度の花粉は除去できる。また、花粉よけスプレーなども有効だ。花粉だらけの屋外から帰ってきてホッと一息つけるはずの自分の部屋が、花粉に"汚染"されてしまっていては元も子もない。花粉シーズンに掃除・洗濯をするときは、くれぐれも注意をしてほしい。写真と本文は関係ありません
2015年03月13日スギやヒノキなどの花粉が原因で起こる花粉症。その症状があまりにもひどく、日常生活に支障をきたしている人も少なくないだろう。そこで、マスクやめがねなどの予防グッズと並行して行える、日常生活における花粉症対策を紹介しよう。■風邪をひかない花粉症は、「くしゃみ」「目のかゆみ」など、目と鼻に関する症状が多い。免疫反応と関係の深い粘膜組織を持つことがその理由と考えられているが、花粉症シーズンに風邪をひくと粘膜を保護する上皮が弱くなってしまう。そのために花粉症の症状がひどくなるケースがあることから、いつも以上に体調管理に気をつけよう。■過度の飲酒をしない多量の飲酒は、花粉症の症状である「鼻づまり」を悪化させる可能性がある。花粉症を患っているビジネスマンやOLは、仕事後の一杯はほどほどにするかできる限り避ける方が賢明だ。■たばこを控える風邪同様、粘膜を傷つけることがあるので喫煙も控えたい。これらのことをしっかりと踏まえていれば、いたずらに症状を悪化させずにすむ。風邪は他人からうつされてしまうこともあるが、酒とたばこに関しては自分の意志の問題となってくる部分が大きい。ひどい花粉症に悩まされたくなかったら、まずは自分の生活習慣をしっかりと正すことが必要なのだ。写真と本文は関係ありません
2015年03月11日花粉症シーズン突入!暖かくなってきた今日、春の訪れを喜ぶ反面、花粉症に頭を悩ます時期でもある。自分で対策を練っていても、周りの対処法も気になる。3月6日、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)は、Tカード利用者を対象に、花粉症に関するアンケートを実施したと発表した。同調査によると、4割の人が花粉症の自覚があると回答。その内5割の人が、10年以上の花粉症歴があることが判明した。「マスク」が断トツで1位花粉症対策としては、断トツで「マスク」が1位に。花粉症歴別にみると3年以内の「新人」は、点眼薬・洗浄などの一般的な医薬品や空気清浄機の使用率が高く、身近なところから対策をしていることがわかった。花粉症歴4年から9年の「中堅」、10年以上の「ベテラン」については、病院の処方箋が上位にランクインしており、本格的な治療に取り組んでいた。対策飲食物は美容にも良いものさらに、花粉症対策として積極的に食べている飲食物を尋ねたところ、1位「ヨーグルト」、2位「甜茶」、3位「納豆」という結果に。意外にも女性の定番の美容食がトップ3となった。ヨーグルトや納豆は発酵食品の代表格で、健康・美容に良いとされている。また、甜茶は低カロリーな上に甘みを感じられることからダイエット茶としても人気がある。(画像はプレスリリースより)【参考】・CCC ニュースリリース
2015年03月10日春が近づいてくるのを花粉症の訪れで感じます。医学博士の清益功浩先生によると、花粉も、最近気になるPM2.5も、体内に入らない限り、アレルギー反応は起こさないとのこと。そのために有効なもののひとつにマスクの着用が挙げられますが、肌荒れの原因にもなりますし、1日中、屋外・屋内を問わずマスクをし続けるのは難しいですよね。清益先生は、「花粉症時期の盲点として、まず家の中に汚れた外気を侵入させないことが重要である」と言います。家の中の花粉の侵入経路を調べてみると、実は約6割が換気によって侵入すると言われていて、この時期は換気するのにも注意が必要なのだそうです。ただし花粉やPM2.5などの微粒子は、窓を締め切っていても空気を介して侵入するので、空気環境を整えるのはとても難しそうです。そこで注目したいのが、『インテリアで出来る花粉防止策』として登場した花粉対策カーテンです。カーテンの表面には粘着剤が塗布されていて、目に見えない花粉やハウスダストをキャッチしてくれます。花粉などの付いたレースは洗濯することで機能が回復します。カーテン自体にもべたつきはなく、洗濯の前後でも手ざわりは変わりません。さらに効果を求めるなら、給気口空気清浄フィルターもオススメ。給気口の内側に取り付けるだけで花粉やPM2.5 などの室外から入る空気の汚れを低減し、室内へ清浄化された空気を取り入れることができます。取り付けた際の見た目も目立たず、フィルターをカットせずにそのまま貼り付けられるという手軽さも特徴の一つ。豊富なライナップで、さまざまな形状(丸型・角型)やサイズの給気口へ対応できます。そしてなんと、家自体が花粉の侵入をブロックするものも存在します。それが、「エコ・コルディス2」。住宅業界初となる、「HEPAフィルター」搭載のスマートハウスです。こちらの住まいでは、外気を直接導入するのではなく、ベース空間(床下)の新鮮な空気を取り入れる換気システムを採用しています。外気に比べ、1/5~1/10程度の風速となるベース空間では、外気に含まれる花粉や粉じんはゆっくりと沈下し、外気を直接取り入れる場合と比べて、よりきれいな空気が得られます。新たに開発された住宅用換気システムは、0.3μmの微粒子を99.97%除去できる「HEPAフィルター」を搭載することで、自然の沈降作用によってきれいになった空気をさらに浄化し、快適な空気環境を実現するそうです。パナホームの住宅・技術研究所室長の中川浩さんによると、パナホームでは「住む人のくらし方や好みへの深い心くばりをベースに、より安全で健康な家の開発を徹底的に追求する」という理念に基づき、長年住まいにおける空気の研究を続けてきたそう。「従来の換気システムでも花粉除去に効果的でしたが、さらに小さな微粒子であるPM2.5に注目が集まっているため、よりきれいな空気環境が求められる」と中川さん。そんな中で登場した、これまでにない住宅用換気システムを取り入れた住宅でなら、より快適な暮らしが送れそうですね。・パナホーム 公式サイト
2015年03月10日ワセリンは頭から足先まで使える超優れものなんです!この季節の乾燥対策や花粉症対策にもなります。ワセリンには皮膚をしっかりとコーティングして、水分が蒸発しないように守ってくれる効果があります。ワセリンがあれば24時間、潤いを保つことができますよ♪【ワセリンの種類】薬店、ドラッグストア、ネットショップなどで1個数百円とお手頃価格で売っています。日本薬局方白色ワセリン出典:建栄製薬株式会社公式サイトよりヴァセリンオリジナルピュアスキンジェリー出典:@cosmeサンホワイトサンホワイトP-1出典:@cosme【使い方】・顔、目元、スキンケアに化粧水をつけた後に米粒1粒を目安にワセリンを塗ると、水分の蒸発を防いでくれてしっとり長持ちします。成分は油からできているのでワセリンを塗った肌を直接、紫外線にさらすのは日焼けの原因になってしまいます!朝使った時には、UVカット効果のある化粧下地や日焼け止めクリームを必ず使いましょう!・花粉症対策綿棒で鼻の穴や目の周りに薄くワセリンを塗ると、粘膜を油分で保護して花粉の侵入も防いでくれます。鼻をかんだら、また綿棒でうすく塗る、を繰り返すと効果アップ!・ひじ、かかと、腕お風呂上りが一番効果的です。次の日のお肌が柔らかくなります。・ハンドクリームワセリンは市販のハンドクリームと違って親水性がないので水で落ちにくいです。家事や水仕事をしている方は手荒れ予防にもなります。・髪の毛、毛先髪の乾燥を防いで、しっとり艶やかな髪にしてくれます。・まつ毛美容液まつ毛の根元まで塗ることで保湿されまつ毛が伸びやすくなります。・リップクリーム口紅にワセリンを少し混ぜて塗ったり、リップクリームとして高い保湿力を発揮!ヴァセリンペトロリュームジェリーリップレギュラー出典:@cosme天然保湿成分のワセリン(原料100%)でできたナチュラルな処方の保湿スキンオイルのリップクリーム。・香水の持続性UPワセリンを塗った後にそこに香水を少しかけるといつもより香りが持続します。とても油分があるので塗るときは体温で温めてから少量を少しずつ薄く塗るのがポイントです!ワセリンの厚塗りは皮膚の乾燥を悪化させてしまうので重ね塗りも避けましょう。つけすぎかなと思ったらティッシュで気にならなくなるまでふき取ります。副作用がないので赤ちゃんやアトピー肌、敏感肌の方にも安心です。ワセリンは美容に高い効果がある上に安全で低価格でとってもオススメ是非ワセリンを活用してみてはいかがですか??
2015年03月10日カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、「花粉症に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は2月13~16日、Tカードを利用している全国の16~69歳の男女を対象にインターネット上で実施し、1,793名から有効回答を得た。まず花粉症の人の割合を調べたところ、42.1%の人が花粉症であることがわかった。一方で、「花粉症だったが、治療の結果、今は花粉症ではない」と回答をした人も2.3%いた。花粉症の人に「いつ花粉症になったのか」を聞いたところ、今から「3年以内」に花粉症になった人が16.1%、「4年~9年以内」に花粉症になった人が29.2%を占めた。そして「10年以上前」から花粉症にかかっている人は54.7%で最多となっている。そこで、「花粉症歴によって、花粉症への対処法に違いがあるか」について調査。まず、花粉症歴が3年以内の人に聞いてみたところ、「マスク」(65.6%)、「一般的な医薬品: 点眼薬、洗浄」(17.2%)、「空気清浄機」(17.2%)が上位3位にあがった。花粉症歴が4~9年の人では、「マスク」(71.6%)、「病院: 処方箋」(27.6%)、「一般的な医薬品: 点眼薬、洗浄」(25.9%)の順で多い結果となった。また、花粉症歴10年以上の人も同様の順位で、「マスク」(72.4%)、「病院: 処方箋(37.2%)、「一般的な医薬品: 点眼薬、洗浄」(33.6%)となっている。花粉症歴3年以内の人との違いは、病院に通うかどうか、そして病院の薬を飲むかどうかということがわかる。なお花粉症歴10年以上の人は、「花粉をはらってから家に入る」「空気清浄機」「部屋干し」を選択した人が、3年以内の人、4~9年の人よりも比較的高く、"家の中に花粉を持ち込まない"努力をしていることもうかがえた。続いて「花粉症対策として食べたり飲んだりしている(していた)もの」を聞いたところ、「ヨーグルト」が30.4%で1位に選ばれた。続いて2位は、中国で昔から健康茶として飲まれてきていた甘いお茶「甜茶(てんちゃ)」(13.7%)、3位は「納豆」(8.1%)、4位は「チョコレート」(5.7%)、5位は「バナナ」(5.4%)という結果となっている。一方で、「花粉症対策で食べたり飲んだりしている(していた)ものはない」と回答をした人も55.3%と半数以上を占めた。最後に「花粉症の時期にやってみたいこと」を自由回答で尋ねたところ、「寝ること」「外出せずに家にいること」が圧倒的な回答数となった。続いて、「海外へ行く」「お風呂・温泉に入る」「鼻を洗う」があがっている。他に、「ティッシュの無料配布集め」「スギの木を全部切り倒す」「まつげパーマをかけること」などユニークな回答も見られた。
2015年03月10日最近少し気温が上がり始めて、花粉症のシーズンがやってきてしまいました。。。今年の花粉の飛散量は例年の数倍で、今まで花粉症を発症していなかった人でも発症するかも知れないと言われています。皆様は大丈夫ですか? ?花粉症といえば主にくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状ですが、同時に花粉による肌荒れの症状も多くみられます。花粉症を発症していない人でも、花粉でお肌がダメージを受けることもあるんです!顔や首がカサカサ、ヒリヒリしたり、かゆみ、赤みが出てきたりして化粧ノリも悪くなってしまいます。季節の変わりめは特に肌荒れを引き起こしやすく、気温の変化だけでも身体やお肌がストレスを感じています。そこで、花粉や季節の変わり目にも負けないお肌にする為の対策方法を紹介します♪・基礎化粧品を早めに敏感肌用や肌トラブル対策用に切り替えるお肌に炎症が起き始める前に使い始めましょう。ドクターシーラボ薬用アクアコラーゲンゲルスーパーセンシティブ出典:@cosmeこれ一つで「化粧水+乳液+美容液+ブライトニング+化粧下地」超敏感肌と一時的に肌荒れが起こりやすい不安定肌を守る、低刺激のワンステップゲルです。。イハダプリスクリードAA(医薬品)出典:@cosme非ステロイド性抗炎症成分のウフェナマート配合。この成分には、繰り返す肌荒れの原因となる皮膚内部の炎症を鎮め、お肌を健康な状態へと治癒させる効果があります。・帰宅したら1秒でも早く洗顔をして花粉を洗い流す花粉がお肌に長くついた状態だと痒みや炎症が増します。なるべく早めに洗い流すようにします。スクラブ入りやピーリング系の洗顔は避けましょう。クレンジングはなるべくお肌に優しいクリームタイプ、ミルクタイプの方がお肌への負担が少ないです。BISAKIクレンジングミルク出典:@cosmeライスエキス、天然ハーブのカモミールや月桃、ゼラニウム、セラミド、アボカドを配合。潤いを守りながらしっとりやわらかく保湿します。敏感肌・乾燥肌はもちろんエイジングケアにも。・ベースメイクは必ずしてから外に出る紫外線、花粉、乾燥のダメージを直接受けないためにもお肌を守るためにベースメイクは必ずしましょう。なるべく保湿効果の高いものを選ぶようにします。シュっと顔や髪にスプレーするだけで、花粉を寄せ付けないのでこちらもオススメです。メイクの上からでも使えます。イハダ花粉着色防止スプレー出典:IHADA公式サイトより出典:IHADA公式サイトよりその他にもマスクやサングラスをしたり、栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。この季節はお肌が一番不安定になりやすい時期です。花粉や肌荒れに負けない早め早めの対策で美肌を目指して、春を乗り切りましょう!!
2015年03月06日花粉症の人は、「くしゃみ」や「目のかゆみ」などの症状によってさまざまな悩みを抱えている。では、数ある悩みの中で最も困っていることは何だろうか。花粉症に悩むマイナビニュース会員300人に「花粉症で困ること」とその理由を併せて聞いてみた。Q.花粉症によって困ることを教えてください(複数回答可)1位 目や鼻が気になって仕事や家事に集中できない(70.3%)2位 倦怠感やだるさを感じ、やる気が出なくなる(30.3%)3位 夜に眠れずに寝不足になる(22.7%)4位 診察費や対策アイテム費など、お金がいろいろとかかる(20.7%)5位 症状がひどくなって、外出するのをためらうようになってしまう(17.3%)■目や鼻が気になって仕事や家事に集中できない・「仕事中、お客さまと話をしているあいだも鼻水がたれてきて止まらない」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)・「仕事中に鼻水が止まらないため、どうしても細かいミスをしてしまう」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)・「泣いているように見られて周囲からウザがられる」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)・「薬がきれると鼻のかみすぎで頭がクラクラボーっとする。耳もおかしくなるし、喉も渇くし集中できない」(45歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「頭がぽーっとして、症状のことで頭がいっぱいになり、仕事どころではなくなる」(26歳女性/食品・飲料/技術職)■倦怠感やだるさを感じ、やる気が出なくなる・「疲労感と気だるさで活力が無くなる」(37歳男性/ソフトウェア/技術職)・「やる気が出なくて眠い。しかもだるくて頭がぼーっとする」(21歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「薬を飲むけれど、それによってだるさや眠気がでてしまい、仕事への意欲がなくなる」(32歳女性/その他/事務系専門職)■夜に眠れずに寝不足になる・「おきていれば鼻水が止まらず、寝れば鼻づまりになり窒息死しそうになり寝れない。散々である」(50歳以上男性/医薬品・化粧品/技術職)・「口呼吸は苦しいので何とか鼻で呼吸しようと頑張り、よけい寝れなくなる」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「目鼻の症状で夜の睡眠が妨害され、日中ずっと倦怠感が続き、仕事効率が普段の半分程度になってしまいます」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)■診察費や対策アイテム費など、お金がいろいろとかかる・「色々効きそうなものをついつい試してしまう」(46歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「抗ヒスタミン剤を飲めば症状は治まるが、高い」(50歳以上女性/情報・IT/事務系専門職)・「10万円以上はいかないけど、中途半端にお金かかって大変」(27歳女性/情報・IT/事務系専門職)■症状がひどくなって、外出するのをためらうようになってしまう・「遊ぶ気もなくなって家にこもってしまう」(29歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「外を歩くと涙があふれてきて、人に会うと怪訝な表情をされるので近所に買い物に出掛けるのも避けたくなる」(45歳男性/ソフトウェア/技術職)■総評1位は、圧倒的大差をつけて「目や鼻が気になって仕事や家事に集中できない」がランクインした。大半は目のかゆみや鼻詰まりが気になり集中できないとの意見だったが、中には「薬の副作用で頭がぼーっとして仕事にならない」などの声もあった。2位は「倦怠感やだるさを感じ、やる気が出なくなる」だった。「一日中だるくて気が重い」などのコメントが寄せられたほか、1位と関連して「倦怠感やだるさを感じ仕事の効率がまったく上がらない」(50歳以上男性/電機/技術職)という人もいた。3位の「夜に眠れずに寝不足になる」では、鼻づまりによる寝苦しさが原因と訴える人が目立った。4位には「診察費や対策アイテム費など、お金がいろいろとかかる」が入った。「花粉症じゃなかったらあれが買えたのにと思ってしまう」(26歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)の声もあるなど、花粉症患者にとって対策・予防費用は切実な問題。消費税が8%に増税されてから初めてとなる花粉シーズンだけに、その負担感もこれまでよりもズシリときていることだろう。また、6位以下で多かった意見が「薬などを服用すると、日中に眠くなってしまう」(16.7%)というもの。「薬がないと仕事にならないけれど、薬を飲むと眠くなる」など、その副作用に頭を悩ませている人も多く見られた。アレルギー症状がひどい人にとっては、本当に花粉症のシーズンはつらいもの。職場などで花粉症に苦しんでいる人がいたら、多少のミスや効率の悪さには目をつむってあげてみてもいいかもしれない。調査時期: 2015年1月23日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性117名 女性183名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年03月06日トレンド総研はこのほど、「目の花粉症対策」に関する調査結果を発表した。同調査は、楽天リサーチが1月27日~30日、20~40代の会社員500名を対象にインターネット上で実施したもの。はじめに、「実際に感じている花粉症の症状」について質問。その結果、「鼻水」(83%)、「くしゃみ」(77%)、「鼻づまり」(75%)といった花粉症の代表的な症状を上回り、「目のかゆみ」(97%)が1位となった。「目のかゆみ」について、具体的につらかった時のエピソードを聞いたところ、「打ち合わせ中に目のかゆみに気を取られ、ろくな打ち合わせにならなかった」(富山県・男性25歳)、「パソコンを使った作業が多いが、目のかゆみがおさまらず、モニターを見ることさえできなかった時がある」(静岡県・男性37歳)、「かゆい目に針を刺したいと思った」(東京都・女性42歳)などが寄せられた。次に、「目の花粉症対策として利用したことがあるもの」を尋ねると、最も多かったのが「市販の点眼薬」(57%)で、次点には「処方薬の点眼薬」と「マスク」が33%で並んだ。その他の対策としては、「飲み薬」(28%)、「空気清浄機」(20%)、「洗眼液」(12%)、「花粉症対策用のメガネやゴーグル」(7%)があがっている。そこで、「点眼薬」と「洗眼液」について調査した。まず点眼薬について、「選ぶ時の基準」を聞いたところ、「アレルギー対策のもの」が44%で最多となった。以降、「医師に勧められたもの」(26%)、「スッキリするもの」「コンタクトレンズ用のもの」(同率24%)と続く。「花粉症の季節に点眼薬をさす頻度」は、「1日に2~3回程度」(34%)、「1日に4~5回程度」(31%)が上位となり、1日に複数回さす人が多いことが判明。さらに、29%以上の人は「1日に6回以上」と回答している。続いて洗眼液について、「利用するタイミング」を聞くと、「帰宅して自宅で」(75%)、「朝、起床して自宅で」(38%)といった回答が多かった。次点には、「会社の業務時間中」(37%)、「会社の休憩時間中」(33%)が続き、会社で洗眼液を使っている人も少なくないことがうかがえる。洗眼液を利用する際は、目の周りの汚れをしっかり洗い流してから使わなければ、目の周りの花粉やごみが目に入ってしまうという注意点がある。こうした情報を伝えた上で、「洗眼液の使用時に十分に注意していたか」を尋ねると、「注意できていなかった」という人は45%にのぼった。「清澤眼科医院」(東京都江東区)院長で眼科医の清澤源弘医師は、洗眼液の利用について、「眼科医としてお勧めはできません」。「涙は、油層、水層、ムチン層という3つの層により構成されます。まばたきをすると、それぞれ異なる役割を持つ3つの層が均等に目に塗りつけられます。この涙にしっかりと覆われていることで、目は健康な状態を保つことができます」。しかし洗眼液は、「目の汚れとして、表面のたんぱく質を洗い流します。その上、必要な強力な洗浄薬や界面活性剤も含んでいます。そのため、洗眼液で目の表面を洗い流すと、眼球の表面はきれいにはなりますが、ムチン層など大切な涙の成分も一緒に流してしまいます」と注意を促している。
2015年03月05日皮膚保護剤のアンケート調査輸入日用品等を扱っているKura Kenは、花粉による皮膚の不快感に対する皮膚保護剤(ファムズベビー:製品名)のアンケート調査を行った。花粉症で目や鼻に不快感がでる人が多くなってきたが、花粉症が重要化していると肌が露出している部分に不快感を覚える。調査内容実施時期は2014年2月~4月、実施方法は実際に目の周り、鼻の周り、唇、首筋、耳、腕・足に製品を使用して、とても良い・良い・あまり良くない・良くないの4段階のアンケート調査。サンプル数は50名で、対象者は花粉症を有する20~50代の男女。花粉症は軽度が18人、中度が17人、重度が14人。(判断は自己申告)総合評価は50例中28人が「とても良い」と答え、残り22人も「良い」と回答。「かゆみが軽減した、和らいだ」というコメントが多かった。なかには、「香りがよくない」、「香りが良いともっと嬉しい」とのコメントもあった。ファムズベビーファムズベビーは、角質層の中に保護層を形成することに初めて成功した皮膚保護剤。肌を傷める様々な原因(水、お湯、洗剤、 汗、分泌物、乾燥、摩擦、雑菌)から皮膚を遮断し、保護するという新しいタイプのスキンケア製品。保護層は肌の水分蒸発を防ぐことから、保湿作用にも優れている。赤ちゃんの乳児性脂漏湿疹、あせも予防、保湿によるアトピー性皮膚炎の予防に一定の効果が得られている。また、老人の乾燥肌対策にもよく使われている。看護師の手荒れ、くつずれ、院内感染予防、介護の分野でも乾燥肌対策、おむつかぶれ予防などで評価されている。保護層の力を最大限高めるために品質の安定性を重視し、香料を省いている。販売価格は2,400円(35g)、米国からの輸入品。(画像はプレスリリースより)【参考】・Kura Kenプレスリリース(PDF)・Kure Kenホームページ
2015年03月04日花粉シーズンは例年、最も多い時期で1平方センチメートルあたりに平均数千個もの花粉が飛んでいる。そのため、すべての花粉からの曝露(ばくろ)を防ぐことは不可能だが、被害を最小限に抑えることは可能だ。外出時における簡単で効果的な花粉の回避方法を、以下にまとめてみた。■マスクを着用する厚生労働省アレルギー総合研究事業 研究報告書によると、マスクを着用した際に鼻の中に侵入した花粉の数は、マスクなしのときに比べて約3分の1となっている。花粉症用マスクの場合はマスクなしのときに比べて約6分の1とさらに防御効果が高まっているため、マスクは有効と言える。■めがねを着用するめがねを着用することによって、目に付着する花粉の数は約3分の1まで減少するとされている。顔との隙間が少ないタイプやゴーグルタイプのものは、より高い効果が期待できる。■毛織物の衣類は避ける羊毛などの毛織物の衣類は花粉が付着しやすい。屋外から屋内へわざわざ花粉を持ち込むことになりかねないため、着用は避けるようにしよう。■帰宅時は衣服や髪をよく払ってから入室し、うがいや手洗い、洗顔をしっかりと行うできる限り、体に付着した花粉を払い落としてから部屋に入ることが大切。うがいや手洗い、洗顔も有効で、それでも気になる場合はシャワーを浴びるようにしよう。花粉によるアレルギー症状は、吸い込んだ量が少なければ症状も軽くなる。つらい症状を避けるためには、抗原となる花粉をどれだけ回避・除去できるかが重要。外出する際は、今回紹介した4項目に気をつけるようにしよう。写真と本文は関係ありません
2015年03月03日メドピアはこのほど、「医師自身の花粉症対策」についての調査結果を発表した。同調査は2月13日~19日、医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」の会員医師を対象にインターネット上で実施。1つ目の質問では3,916名、2つ目の質問では3,928名、3つ目の質問では3,900名より有効回答を得た。まず「いつ頃から花粉症の治療を始めるか」について聞くと、「2月」と回答した医師が最も多く、36%を占めた。2位以下には「何もしない」(25%)、「3月」(17%)が続いている。「2月」と回答した人のコメントには、「花粉飛散の2週間前で十分だと思います」(40代・耳鼻咽喉科)、「2月よりゴールデンウィークまで飲んでいます」(50代・産婦人科)などがあがった。また「何もしない」と回答した人からは、「マスクを着用するなどの予防だけで経過をみています」(40代・感染症科)、「症状がひどいときのみ、点鼻薬などで対処」(50代・一般内科)などの意見が寄せられた。続いて、「最も重要視している花粉の除去対策」について質問。その結果、「マスク」と回答した医師が最も多く、全体の41%にのぼった。次いで「空気清浄機」(16%)、「洗濯物を外干しにしない」(7%)があがっている。1位に選ばれた「マスク」には、「マスクでかなりの花粉を防ぐことができます」(60代・放射線科)、「各人の症状に応じてと思いますが、基本はこれでかなり違うと思います」(50代・小児科)、「物理的なシャットアウトなので、実効性があると考えています」(30代・整形外科・スポーツ医学)などの強い支持が集まった。最後に「自身で行っている、もしくは花粉症の家族に勧める花粉症の治療法」について聞いたところ、「薬物療法」と回答した医師は71%と大半を占めた。差をつけて2位以下には、「治療は何もしない」(11%)、「アレルゲン免疫療法」(1%)が続いている。中でも、抗ヒスタミン薬などを含む「ケミカルメディエーター受容体拮抗(きっこう)薬」を服用している医師が最も多く、57%。次いで「治療は何もしない」(11%)、「ステロイド薬」(5%)、「点鼻用血管収縮薬」(3%)があがった。「薬物療法」と回答した人からは、「基本的には抗ヒスタミン剤の内服。症状によってステロイドの点鼻の併用。重症の場合は手術療法も考慮」(40代・耳鼻咽喉科)、「抗ロイコトリエン薬が有効性が高く、何より副作用が少なく使いやすい」(50代・循環器内科)、「第二世代以降の抗ヒスタミン薬は眠気も少なく使いやすい」(60代・一般内科)など医師ならではの専門的な意見が見られた。
2015年03月03日今年も花粉症のシーズンがやってきました。くしゃみや鼻水、目のかゆみだけでなく、花粉症は肌にも大きなダメージを与えてしまいます。■花粉シーズンに肌荒れする原因とはもともと肌の表面には、皮脂や汗からつくられた皮脂膜があり、刺激から肌を守る働きがあります。でも、季節が冬から春に変わるこの時期は、気候の変化や紫外線などによってそのバリア機能が弱まり、肌が不安定になりがち。そんな弱った状態の肌に、花粉の刺激は大敵です。肌は花粉というアレルギー物質の進入を防ぐため、いつもよりもターンオーバーのサイクルを早めます。それによって未熟な細胞が肌となり、炎症を起こした状態になってしまうのです。そうなると、肌は薄くなり、バリア機能はますます弱まります。バリア機能が失われると水分が蒸発してガサガサした肌に。さらにかゆくてこするなどの刺激によって、肌荒れが加速することになってしまいます。「私は花粉症じゃないから」と思っている人も要注意。アトピーやアレルギー体質、冷え症気味の人は、花粉による肌荒れリスクが高いとされています。気付かないうちに肌ダメージを受けないためにも、しっかり対策が必要です。■いきなりのスキンケアはNG! 花粉シーズンの注意点花粉シーズンには、いつも通りのスキンケアをするだけではダメ。外で肌に花粉がついたら、まずそれを落とすことが大切です。外出先から戻ったら、できるかぎり洗顔かシャワーで肌についた花粉を洗い流しましょう。このとき洗顔料を使いすぎたり、お湯の温度が高すぎたりしないように気をつけて。肌への刺激になって、かえって肌荒れを加速させてしまうことがあります。また、「肌荒れしているときはメイクしない方がいい」と思いがちですが、ノーメイクのままでは花粉が素肌に直接ついてしまいます。低刺激のルースパウダーを使うなどして、外出時は必ずベースメイクを。さらに、できるだけ肌に花粉がつかないように、くしゃみや鼻水などの症状がなくても、外に出るときはマスクや眼鏡でガードするようにしてください。■肌荒れを改善するスキンケア法とはスキンケアのポイントは水分補給。セラミドやヒアルロン酸などが含まれた低刺激の化粧水を選び、しっかりと肌に水分を与えましょう。肌荒れをしているときは特に、すぐに改善しようと美容クリームなどを使いがち。でも、油分の多い高機能美容クリームなどは、花粉でダメージを受けた肌には逆に負担になってしまいます。化粧水のあとはオイルフリーのジェルなどで肌の表面に膜をつくり、保湿とともに、花粉の付着をガードしましょう。花粉症の人にはとても憂うつなシーズン。せめて肌はキレイに保って、イヤな花粉シーズンを乗り切りたいですね。
2015年03月03日