東京都などは2月1日、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは、気象業務支援センターの専任主任技師・村山貢司気象予報士が「今春の花粉飛散予測について」との題で講演し、花粉の飛散量や飛散開始日などについて解説した。○花粉は日中に100キロ先から飛んでくるまず村山さんは花粉の飛散方法について説明。花粉の代表格の一つであるスギ花粉は、大気の渦(乱流)が発達しやすい日中に飛散しやすい。その距離は100キロメートルにも及ぶ一方で、夜間はほとんど移動せずにおおよそ10キロ以内の飛散にとどまる。○花粉量を決める要素そんな遠方よりわざわざ飛来してきて私たちを悩ます花粉だが、毎年の花粉飛散量はどのように決まるのだろうか。村山さんは、花粉は前年の夏の気象と関連性があると話す。具体的には■7月中旬~下旬の気温と7月中旬~8月中旬の日照時間が影響する■ヒノキは気温、雨量の影響が大きい■スギは雨量の影響が小さいこれらが花粉の多寡を決める要素となってくる。「2014年の関東地方の日照時間は、平年に比べて110%でした。この気象条件だけで見ると、今年は花粉が例年よりも多くなると考えられます。ただ、これだけでは(花粉量は)決まりません」。そう話す村山さんがもう1点強調した要素は、「前年に花粉が多いと次の花粉シーズンは花粉が少ない」。すなわち、2015年シーズンでいえば、2014年シーズンの花粉量が多いか少ないかが関係してくるということだ。これらの条件を鑑みると、関東地方は例年並みかやはり例年よりも多いと予想されると、村山さんは解説した。関東地方の中でも東京23区に限定すると、2015年シーズンの花粉量は例年並みかやや少なくなると予想される。だが、油断はできない。「23区内では過去10年の平均値と同じか、若干少なくなると思われます。ただ、静岡県からどれぐらい花粉が飛んでくるかによって、23区は最大で(1平方センチメートルあたり)5,200個ぐらいになる。それがなければ、(1平方センチメートルあたり)4,000個かもうすこし少なくなるでしょう」。○30年で都内の飛散量は3倍に1平方センチメートルあたりの花粉が4,000個、5,000個と言われてもピンとこない人もいるだろう。では、過去の数字と比較してみるとどうだろうか。都内在住の人にとっては悲しい事実だろうが、都内の平均花粉量は年々増加しているのだ。「昭和60年代から平成はじめまでの頃の平均値は(1平方センチメートルあたり)2,000個台だったのですが、今の都内全体の平均値は6,000個台です。この30年くらいの間に、花粉がおよそ3倍に増えています」。すなわち、報道などで「今年の花粉は例年の半分ほどです」と言われても、30年前の時代では例年の1.5倍量に該当するというわけだ。村山さんは、直近20年における1平方センチメートルあたりの花粉量は毎年200個増えていると話した。○花粉が飛び始めたらすぐに予防策をそして最後に、2015年シーズンの花粉飛散開始日についても解説してくれた。スギの雄花は「11月~12月が低温」「1月~2月初めが高温」だと、開花が早くなる。今冬は1月が平年並みの気温で、2月以降も平年並みの予想がされているため、「飛散開始時期はほぼ例年並み」(村山さん)とのこと。飛散開始日は「1平方センチメートルの花粉が連続して1個になった最初の日」と定義されている。例えば、2月3日に1平方センチメートルあたり1個の花粉が確認され、翌4日にも確認された場合、2月3日が「飛散開始日」となる。村山さんは、例年1月下旬には1平方センチメートルあたり、0.3個とか0.6個の花粉が確認されるようになると話す。「早い時期に花粉症を発症される方は、やはり少ない花粉で症状が出てしまうので、飛散開始日より少し前から予防策を取るようにしましょう」。さらに、一昔前と比べて花粉の飛散量が急激に増えるようになったことについても言及。「花粉が飛び始めて2、3日で(1平方センチメートル)1個だったのが30個とか50個も飛ぶ時代になってきています。花粉が飛び始めたら、すぐに予防策を取ってください」と結んだ。
2015年02月03日ロート製薬はこのほど、「子どもの花粉症」に関する調査結果を発表した。同調査は2014年12月2日~8日、0~16歳の子どもを持つ父母を対象にインターネットで実施したもの。父母1,522人の有効回答をもとに、その子ども2,452人の症状や実態などについて集計・分析を行った。はじめに「自分の子どもが花粉症であるか」を聞いたところ、親が「花粉症である」と実感している子どもは32.7%(「花粉症」「花粉症も通年性アレルギー性鼻炎も両方」の合算)を占めた。過去に行った同様のアンケートによると、2012年は「花粉症の子ども」の占める割合が25.7%、2013年は28.8%だった。2012年と比較すると2014年は7ポイントも増加していることになる。次に「現在、子どもが該当するアレルギー症状」について聞いたところ、「アトピー性皮膚炎」の子どもが10.6%なのに対し、「花粉症」の子どもは32.7%と3倍以上いることがわかった。そこで、子どもの花粉症を実感している親にその発症年齢を聞いたところ、「3歳」「5歳」と答えた人が12.3%(同率)で最も多かった。さらに「5歳までに発症」した子どもは43.8%(2012年:36.6%、2013年:41.8%)、「10歳までに発症」した子どもは80.4%(2012年:69.3%、2013年:78.6%)を占め、過去3年間で花粉症の発症年齢が低くなっていることがわかる。続いて「子どもが目をこすったり、かいたりすることはあるか」を聞いたところ、「充血やかゆみがあり、目をかいている」子どもが最多で21.3%を占めた。「充血はなく、目の周りの皮膚をかいている」(9.2%)、それらの症状が「両方ある」(3.5%)という回答と合わせると、34.0%の親が子どもの目元に何らかの症状を感じ取っていることがわかった。さらに「子どもに目の充血やかゆみがあり、目をかいている」と回答した親に、「症状が出た時に目薬を使っているか」を聞いたところ、73.4%の親が「目薬を使っている」と回答した。その一方で、「目薬は使っていない」という親も19.0%おり、約5人に1人の子どもは、充血やかゆみなどの目の症状がありながら目薬を使っていないことが明らかとなった。調査結果を受けて、小児アレルギー専門医の末廣豊氏(大阪府済生会中津病院小児科 免疫・アレルギーセンター/日本小児アレルギー学会評議員・理事)は、「花粉症の子どもの症状は大人と同様に、目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが起こります。特に目のかゆみに関しては、我慢できずに目の周りや目の粘膜を手でかいたり、こすったりしてしまいます。目のかゆみは手でかいたり、こすったりしても良くならず、粘膜が傷ついたり炎症が悪化する恐れがあるため、目薬でかゆみを抑えることが有効です」とコメントしている。
2015年01月28日一般財団法人日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の「2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第3報)」を発表した。第3報では、全国8都市のスギ・ヒノキ花粉飛散のピーク時期について予測。また、最新の長期予報や花芽調査などに基づいて、前回予測(2014年12月3日発表・第2報)に一部修正を加えた。○飛散開始時期&ピークは?2015年春のスギ花粉の飛散開始は、例年並みか早くなる予想となり、2月上旬に九州、四国、東海地方から花粉シーズンが始まる見込みだという。気温の点から見ると、1月下旬は全国的に概ね平年並みとのこと。2月から3月にかけては、西日本と東日本では平年並みか高く、北日本は平年並みだという。この時期の気温が平年より高いとスギ花粉の飛散開始は早くなる傾向にあるため、スギ花粉の飛散開始は、西日本と東日本は例年より早く、北日本は例年並みと予測されている。ただし、寒い日が続いていても急に気温が高くなる日があると、予測よりも早く飛び始めることもあるという。そこで、天気予報専門サイト「tenki.jp」では、全国各地の飛散情報を公開している。スギ・ヒノキ花粉の飛散数がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散数と関係があるとされている。2~3月の気温は全国的に平年並みや高い予想だが、ピークを早めるほどではない見込み。このため、スギ・ヒノキ花粉それぞれのピークは例年並みだという。スギ花粉のピークは、福岡(福岡県)は2月下旬から3月上旬、高松(香川県)、広島(広島県)、大阪(大阪府)、名古屋(愛知県)、東京都は3月上旬から中旬の見込み。また、金沢(石川県)と仙台(宮城県)は3月中旬から下旬にピークを迎えるという。そして、スギ花粉のピークが終わった後は、金沢と仙台を除く各地でヒノキ花粉がピークを迎える見込み。金沢と仙台は4月にヒノキ花粉が飛散するものの、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないという。○飛散数は?2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年より少ないかやや少なく、東海から東北地方は例年並みとのこと。ただし、北海道は例年よりやや多くなる見込みだという。2014年の花粉の飛散数が少なかった北陸、関東甲信、東北地方では、2015年春の飛散数は前年の2~3倍になるとのこと。一方、前年の飛散数が例年よりも多かった九州や四国地方では、2015年春の飛散数は前年に比べて非常に少なくなる見込みだというまた、花粉の飛散数は前年の夏の気象条件が大きく影響し、一般に気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は、花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数は多くなるとのこと。2014年の夏は、北陸、関東甲信、東北地方では気温が高い所が多く、九州や四国地方では「低温」「少照」「多雨」という花芽が形成されにくい気象条件となった。このため、2015年春の花粉飛散数は、西日本では例年より少ない所が多く、東日本と北日本では例年並みかやや多いと予測されている。
2015年01月26日「JINS 花粉CUT(ジンズカフンカット)」を販売するジェイアイエヌはこのほど、"正しい花粉対策"についてまとめたニュースレター第1弾を発行した。○関東の飛散量は昨年比180%以上の予測環境省の「平成27年春の花粉総飛散量及び飛散開始時期の予測(第1報)」(2014年12月25日発表)によると、花粉シーズンの本格到来は2月上旬となる見込みだという。2015年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、東北、関東、甲信、北陸、東海の各地方で昨年に比べ「かなり多くなる」(前年比180%以上)見通し。また、近畿地方および中国地方でも「並」(前年比80%以上~120%未満)か「やや多くなる」(前年比120%以上~150%未満)と予測されており、昨年よりも万全な対策が必要とのこと。なおスギ花粉の飛散開始時期については、関東、東海地方の太平洋側、四国、九州の各地方では遅くなり、その他の地方は昨年と同様かやや早くなる見通しとなっている。○ドクターが教える花粉対策のポイントそこで、眼のアレルギーの専門家である「両国眼科クリニック」院長の深川和己氏に対策のポイントを聞いた。まず、「スギ花粉は飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めるので、花粉前線が到達する2週間程度前から早めの花粉対策を行うことをおすすめします」と深川氏。そして最も効果的な花粉対策として、「体内に花粉が入ることを可能な限り防ぐこと」をあげた。花粉対策として多くの人がマスクを着用しているが、それに比べて無防備になっているのが防衛機能の弱い「眼」だという。「仮に眼の症状が軽かったとしても、眼から入った花粉が涙に溶けて鼻涙管(眼と鼻をつなぐ管)を伝い鼻や口に侵入して症状を引き起こす可能性があります。このことから、花粉対策メガネのようなアイテムをマスクと組み合わせて使用することは非常に効果的な対策になります」と深川氏。○注目を集める「舌下免疫療法」とは?花粉症の治療法のひとつに、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させ、アレルギー反応を弱めることで完治させる「免疫療法」がある。特に、2014年10月に保険適用の新薬が発売され注目を集めているのが「舌下免疫療法」だという。これまではアレルゲンを入れる方法は注射療法のみだったが、新たに「スギ花粉エキス」を浸したパンを舌下に入れる舌下療法が開発された。これにより、自宅でも安全に取り組みながら根治が期待できる治療法として、治療を受ける人の増加が予想されるという。深川氏は注意点として、「舌下免疫療法は毎日の投与が必要だったり、最低でも2年程度の期間を要するなど、長期間にわたり根気よく治療に取り組む必要があるので、治療中はできるだけ体内に花粉を入れないようにすることが大切です。治療の成果が見られるまでは、マスクや花粉対策メガネでしっかりと対策することをおすすめします」とコメントしている。
2015年01月24日花粉対策メガネ「JINS 花粉CUT」などを展開するジェイアイエヌはこのほど、「2015年の花粉動向」について明らかにした。環境省の発表(2014年12月25日)によると、花粉シーズンの本格到来は2月上旬となる見込みだという。2015年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、東北、関東、甲信、北陸、東海の各地方で昨年に比べ「かなり多くなる」見通しで、前年比180%以上(※)と予測している。近畿地方および中国地方でも並かやや多くなると予測されており、昨年よりも万全な対策が必要とのこと。また、スギ花粉の飛散開始時期については、関東、東海地方の太平洋側、四国、九州の各地方では遅くなり、その他の地方は昨年と同様かやや早くなるという。同社では、本格的な花粉シーズンの到来に先駆け、花粉対策メガネ「JINS 花粉 CUT」シリーズのハイエンドモデルを販売している。シリーズ過去最高値の最大98.7%の花粉カット率を実現。また、花粉よりも細かい微粒子PM2.5(微小粒子状物質)も最大97.9%カットする。さらに顔の形に合わせてフィットする「フレックスカバー」を採用したことで、よりフィット感が高まり、花粉から目を守ることができるという。価格は度なし5,900円、度付き7,900円(いずれも税別)。※前シーズン比が、50%未満は少ない、50%以上~80%未満はやや少ない、80%以上~120%未満は並、120%以上~150%未満はやや多い、150%以上~180%未満は多い、180%以上はかなり多い、としている
2015年01月23日資生堂はこのほど、花粉、PM2.5を肌と髪に寄せ付けないスプレー「イハダ アレルスクリーン」(50g/税込972円)を全国のドラッグストアにて発売した。同商品は、資生堂独自の特許技術「反発イオン技術」(特許第4562585号:花粉吸着防止剤に関する特許)により、花粉の反発と吸着を防止するスプレー。でかける前にひとふきするだけで、湿疹、皮膚炎の原因のひとつである「アレル物質(花粉、PM2.5)」を肌と髪に寄せ付けないという。天然温泉水も配合。なおエアゾール容器を採用し、ミクロの霧でメークの上からでも使うことができる。約4時間おきに1日3~5回の使用が目安となる。
2015年01月16日名古屋眼鏡は1月下旬、子ども用の花粉防止メガネ「スカッシーセーフティー」(キッズサイズ・ジュニアサイズ/税別3,000円)を発売する。2014年の花粉飛散シーズン、同シリーズの出荷状況はキッズ用サイズが全体の20%を占めたという。また各機関の調べでも、子どもの花粉症の発症が年々増えていることが発表されている。一方で、メガネの使用方法の誤りや不慮の事故により、目の周りをケガするなどの事故も発生しているという。そうした状況から、同社では子ども向けに特化した、安全性の高い花粉防止メガネを発売するに至ったとのこと。同商品は、花粉の侵入を防ぐためのフード部分にシリコンを採用し、すき間が少なく、肌にやさしくフィットするのが特徴。万一の衝撃などで、フードが押し当てられてしまった場合の危険も軽減されるとのこと。また、シリコンフードは簡単に取り外せるため、手入れもしやすく、清潔に保つことができるという。フレーム部分の素材には、柔軟性に富んだ「TR90」を使用。また、耳に掛ける部分が調節できるソフトアームを採用し、子どもの顔にも合う仕上がりに。なお、レンズは度付レンズに交換が可能とのこと。
2015年01月07日子どもが1人できただけで、洗濯物の量がこんなに増えるんだと驚いた経験はありませんか? 子どもの数が増えれば増えるほど、洗濯物の量は比例してどんどん多くなっていくもの。夏場や気候の良い日などであれば、2~3時間もあればある程度乾きますが、冬の寒い日や曇りの日などは、何時間干してもパリッと渇きません。雨の日、台風の日など洗濯物が溜まりに溜まって、結局部屋干しになってしまう…ということもあるでしょう。けれども、部屋干しにするとどうしても嫌なにおいがしてしまいますし、かと言って洗濯機の乾燥機能を使うのも電気代がかさむ上、仕上がりがいまいちということも。そんな悩みを解決してくれるのが浴室乾燥機です。■浴室乾燥機を使えばこんなメリットがある浴室乾燥機を使用すると、雨の日、風の日、台風の日など気候の悪い時でも、まったく心配することなく洗濯物を干すことができます。部屋干しすると部屋中に湿気が漂ってしまい、ジメジメした部屋になってしまいますが、そういった問題も解消できます。また、花粉が飛ぶ時期でも、浴室に洗濯物を干すので花粉が付く心配もなく、花粉症対策にも効果的です。■浴室のタイプやライフスタイルにマッチした浴室乾燥機を選ぼう浴室乾燥機は、メーカーや種類によって搭載されている機能や特徴が異なります。ライフスタイルや目的に合った浴室乾燥機を選ぶことが大切です。たとえば、設置方法には、天井付けタイプと壁付けタイプがあります。高さがある程度あるなら天井付けタイプのほうが広々とした印象を与えることができます。ほかにも、24時間換気可能なタイプ、操作やお手入れが簡単にできるタイプなどもあります。ガス式か電気式かでも光熱費やパワーが異なるので、家庭に合った浴室乾燥機を選びましょう。■カビの繁殖や衣類脱臭機能、ミストサウナ機能のある浴室乾燥機も基本的に浴室乾燥機には、乾燥機能のほか、暖房機能が搭載されています。冬の寒い時には、入る前に浴室を暖められるというメリットがありますね。そのほか、空気中に浮遊しているカビの繁殖を抑えてくれる機能や、衣類脱臭機能、ミストサウナ機能などを備えた浴室乾燥機もあります。寒い季節や梅雨時期、花粉症が流行する時期には、浴室乾燥機は特に大活躍してくれるはずです。洗濯物の干し場所に悩んでいるという人は、この機会に検討してみてもいいかもしれません。各メーカーの浴室乾燥機を比較したり、特徴をピックアップしたりして、家庭に合ったものを取り入れられるようにしてくださいね!
2014年12月27日日本バナナ輸入組合はこのほど、花粉症に関する調査結果を発表した。同調査は11月11日~14日、全国の20歳~49歳までの花粉症に悩んでいる女性500名を対象に、インターネットで実施したもの。「花粉症の自覚症状がどの程度か」を聞くと、最多は「中度」で54.2%を占めた。また「重度」の悩みを抱えている人の9.0%と合わせると、6割以上の人は毎年の花粉症対策に手が抜けないことがうかがえる。「花粉症でもっともつらいこと」を聞いたところ、最多は「鼻水が垂れる」で52.8%。続いて、「くしゃみ・かゆみで眠れない」(18.2%)「ものごとに集中できない」(16.0%)があがった。「花粉症はあなたの仕事の効率・成果・内容に影響を及ぼしているか」を聞いたところ、「とても影響している」「影響している」「少し影響している」と回答した人の合計は80.0%を超えた。ほとんどの人にとって、花粉症が仕事に影響を及ぼしていることがわかった。花粉症対策で行っていることを質問したところ、最多は「マスクをする」で81.4%を占めた。続いて「薬を服用する」(59.4%)「うがいをする」(34.8%)「点鼻薬を注す」(31.8%)が上位にあがった。「花粉症対策は毎年、自覚症状が出るどのくらい前からしているか」を聞いたところ、最多は「自覚症状が出てから」で62.2%だった。このことから、花粉症の症状に苦しんでいる人が多いものの、多くの人が日頃からの予防は行っていない実態が明らかとなった。「普段、花粉症に効く食べ物を意識して食べているか」を聞いたところ、意識して食べている人は18.8%にとどまった。「食事に気を使っている」と回答した人に、「どういったものを花粉症対策として食べているか」を質問したところ、94.7%もの人が「ヨーグルト」と回答。続いて「お茶」(41.5%)「トマト」(21.3%)が続いた。一方で、花粉症対策として食べているものを摂取した結果については、「とくに変化はない」と感じている人が64.9%と半数を超えた。
2014年12月19日受験シーズンを目前に控えた12月、「新習慣『家族うがい』でインフルエンザから受験生を守る」をテーマとしたプレスセミナーが、国際感染症センター トラベルクリニック医長の金川修造先生と、坪田塾代表取締役塾長の坪田信貴氏を登壇者に迎え、JPタワー ホール&カンファレス(東京・千代田区)にて開催された。2014年は、12月初旬の時点で各地自体などがインフルエンザ流行シーズンの始まりを報告しており、対策の実施を呼びかけている。特に、受験生がいる家庭では最もかかりたくない時期であり、効果的なインフルエンザ対策の情報が求められているはずだ。インフルエンザの主な対策には、「ワクチンの接種」「手洗いの徹底」「マスクの着用」「うがいの習慣化」という4つを行うことが理想的とされているが、本セミナーでは意識が低下している「うがい」に着目し、より効果的な実施方法として「家族うがい」の効果や重要性が解説された。○受験生の体調管理を家族でサポートするための「家族うがい」坪田信貴氏のセミナーは、「合格に導く家族のサポート -試験直前のメンタル、体調、生活管理とは-」と題し、過去に坪田氏が対応した受験生やその家族の事例を交えた講演が行われた。例えば、母親だけが受験に協力的であり、あまり関心を持っていなかった父親が、受験前になって今までの方針とは異なることを言い出すと、何を信じて良いか分からなくなって失敗するケースがあるようだ。講演では、勉強方針や睡眠時間、志望校などで両親や家族間で意見が食い違ったために、悩みを抱え込んでしまった受験生の話などが紹介された。逆に、入塾の際の面談は母親と生徒の2人で来るパターンが多い中、両親が揃って受験生と一緒に面談に来た場合では、志望校にほぼ100%の確率で合格しているという。家族で意見を統一させることは体調管理においても重要で、今回のテーマである「うがい」に関しても、両親が揃って必要だと考え、家族全員で実施することが望ましい。うがいに関して無関心であったり不必要と考える家族がいると、受験生も本当に必要なのか分からなくなってしまうのだ。これは、うがいに限らずマスクの着用や睡眠時の加湿、受験に向けた生活リズムの調整などにも言えることで、実際に効果があるのかを疑ったりせずに、家族全員が協力して実践することが大切とのこと。これからの受験シーズンに向けて、気温や湿度が下がって感染症にかかりやすい気候が続く。特にセンター試験の日は雪が降ることが多く、坪田氏が受け持った生徒の中でも、当日になって体調を崩してしまって受験に失敗したケースは珍しくない。受験生を持つ家庭では、うがいが大切であることを家族全員が認識・実践する「家族うがい」を習慣化してほしいと語った。○インフルエンザ対策にうがいは有効なのか?金川修造先生のセミナーでは、感染症対策としてのうがいの効果、家族でのうがいの重要性、うがい薬に含まれている成分「ポビドンヨード」の効果などに関する講演が行われた。インフルエンザは、エジプトのミイラから検出されたほど大昔から存在し、1930年代にはウイルスも発見されているが、未だに抑え切ることができない感染症だ。感染力が強くて一気に広がることが最も問題であり、完全に制圧できる方法が見つかっていない以上、感染を最小限に食い止めることを考えなければならないという。インフルエンザの感染は、咳やくしゃみなどで飛ぶ飛沫や、その飛沫が付いた物を触った手を経由して体内に取り込む経路が多い。そのため、マスクや手洗いは有効な予防手段と認められているが、うがいの効果は懐疑的な見方をされることもある。しかし金川先生は、感染の拡大を防ぐために良いと思われることはできるだけ行うことが大切であり、うがいもそのひとつであるという。うがいの効果は、口内に入ったインフルエンザウイルスやそのほかの細菌やウイルスなどを、完全ではないにしろ洗い流すことができること、口内や喉の乾燥によって感染しやすい病気のリスクを減らせることが挙げられる。さらに、「ポビドンヨード」などのうがい薬を使うことで殺菌効果や整菌効果も期待できるため、口腔衛生の観点からも注目されているのだ。学生がインフルエンザに感染する場合は、学校か家庭のどちらかが感染経路となることが多く、家庭では行動範囲の広い社会人(親や兄弟)がウイルスを持ち込む可能性が高い。そのため家庭においては、学生本人はもちろん、社会人を含む家族全員で「家族うがい」を行って、口から飛ぶ飛沫中のウイルスを減らすことが大切とのこと。さらに、ウイルスや細菌を抑える力が強いうがい薬「ポビドンヨード」のうがい薬を使用すれば、飛沫中のウイルスの不活性化や減少が期待できるという。最後に、こうした予防策はダイエットと同じように継続することが効果を高めることになるため、家族全員が予防意識を持ち続けてほしいと語っていた。
2014年12月18日ねむログが運営する女性専用「おひるねカフェcorne(コロネ)」は2015年1月6日より、花粉症対策として「ブルーエア空気清浄機」を設置する。2015年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、北~東日本ほど多く、関東では平年(2008~2014年平均)の110~150%と非常に多くの花粉が飛散する予想だという。また、室内に入った花粉は浮遊しながら落下し、割れた中から0.5~1マイクロメートルアレル物質を拡散させるため、室内に舞い込む花粉を床に落ちるまでに効率よくかつ速く除去することが大事とのこと。仮眠スペースを設ける同店では、花粉症がピークとなる2月から4月は、世界基準No.1(※)の「ブルーエア空気清浄機」を仮眠ルームとカフェスペースに常設することを決定。花粉を気にせずにゆっくり休める空間を提供するという。※米国家電製品協会(AHAM)が定める「CADR」の全項目で最高値を取得。設置する商品は、一般的な空気清浄機と比べ2.5倍のハイスピード清浄と、空気中に漂う0.1マイクロメートルの物質を99.97%除去する高い性能をもつブルーエアシリーズの「ブルーエア センス」「ブルーエア 650E」「ブルーエアミニ 空気清浄機」。
2014年12月11日セールス・オンデマンドは、東京都・神保町にある「おひるねカフェ corne(コロネ)」とコラボした「NO! 花粉ルーム」を2015年1月6日から実施する。カフェ内に「ブルーエア空気清浄機」を設置して、花粉症による睡眠不足の女性をサポートするのが目的だ。おひるねカフェ corneは、昼休みなどの休憩時間に短時間の仮眠とリフレッシュできる場を提供する女性専用のカフェ。このたび、セールス・オンデマンドとcorneがコラボして、「ブルーエア空気清浄機」をカフェ内に設置した「NO! 花粉ルーム」を花粉症シーズンに先がけて提供する。設置されるのは、セールス・オンデマンドが日本総代理店を務めているブルーエアの空気清浄機「ブルーエア 650E」「ブルーエア センス」「ブルーエア ミニ」。ブルーエアの空気清浄機は0.1μm以上の微粒子を99.97%除去する性能を持つ。
2014年12月09日花粉問題対策事業者協議会はこのほど、来春の花粉飛散の本格シーズンを前に、同協議会の取り組みを紹介する「秋季フォーラム」を開催した。同イベントでは、日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科・松根彰志医師が「身近な花粉症対策の考え方」をテーマに発表した。花粉症・アレルギー性鼻炎とは、スギなどの花粉(季節性)、ダニ(通年性)の成分の一部を吸入することにより感作され、即時型アレルギー反応を介して、くしゃみ、鼻水、鼻づまり(3主徴)などの鼻症状が現れる。時には目のかゆみなどの目症状、のどのイガイガ感などの異常感を引き起こすことも。なお、原因は吸入抗原であり、卵白や乳製品などの食餌性アレルギー疾患とは異なるという。患者数は世界的に先進国を中心に増加傾向にあり、世界中で推定6億人の患者(世界人口は約70億人)がいるという。「鼻アレルギー診療ガイドライン 2013」によると、日本だけでも、1998年と比べて2008年は花粉症・アレルギー性鼻炎が増加傾向に。また、若い世代への影響が極めて大きいとのこと。花粉症・アレルギー性鼻炎による悪影響として、仕事能率の低下、成人睡眠時無呼吸、生活習慣病(高血圧、血管障害、糖尿病)の発症や増悪、治療抵抗性などがあげられる。また鼻呼吸障害により、小児睡眠時無呼吸、学校生活や学習効果への弊害などが起きるという。同ガイドラインによると、花粉症・アレルギー性鼻炎の治療法は大きく2つ(広義・狭義)に分けられる。広義の治療としては、患者とのコミュニケーション、花粉抗原の除去と回避がある。また、狭義の治療としては、薬物療法、アレルゲン免疫療法、手術療法があげられる。中でも免疫療法は、舌下免疫療法がスタートするなど注目を集めているという。これについて松根医師は、「複数の治療法を組み合わせて治療していくことが大事です」とコメントした。
2014年12月09日花粉問題対策事業者協議会はこのほど、来春の花粉飛散の本格シーズンを前に、同協議会の取り組みを紹介する「秋季フォーラム」を開催した。同協議会は、花粉問題に取り組む企業や研究機関が中心となり、その取り組みを多様な角度から検討し、より効果的かつ効率的な対策を進めるために結成されたという。同協議会専門家理事の妹尾堅一郎氏は、「花粉問題対策の"合わせ技"ができるように、産学官の皆さんにお声掛けをして結成した。現状では、市販の花粉対策品は統一表示になっていないため、一般消費者に分かりやすいように標準化を目指していきたい」と述べた。まずはスギ花粉に着目し、飛散する過程で破断して小さくなった花粉を「花粉片」と名づけたとのこと。そして、花粉と花粉片の対策を示した「花粉問題対策イメージ図」が今回初のお披露目に。「生成」「飛散」「曝露(屋外/屋内)」「発症」の各段階に分けて、対策前(現状)と対策後をチャートで表した。なお同協議会には、幹事会員(サントリーホールディングス、ダイキン工業、武田薬品工業、日油、三菱電機、ユニ・チャーム)、一般会員(ADEKA、ウェザーニューズ、NTTドコモ、塩野義製薬、田辺三菱製薬、帝人ファーマ、名古屋眼鏡、ロート製薬)、アドバイザー(独立行政法人産業技術総合研究所、独立行政法人森林総合研究所、独立行政法人農業生物資源研究所、独立行政法人理化学研究所)、オブザーバー(文部科学省、林野庁、経済産業省、山形県鶴岡市)が参加している(2014年12月時点)。
2014年12月09日花粉問題対策事業者協議会はこのほど、来春の花粉飛散の本格シーズンを前に、同協議会の取り組みを紹介する「秋季フォーラム」を開催。同イベントでは、ウェザーニューズが2015年春の花粉飛散予測について発表した。2015年のスギ・ヒノキ花粉は、2月上旬から関東や九州を中心に飛散が始まる予想とのこと。2月上旬~中旬には東海や近畿でも飛散が始まり、3月中旬にかけて東北へ拡大していく見込みだという。飛散開始後、7~10日間前後で飛散が本格化し、3月中には西~東日本の広いエリアで飛散のピークを迎える見通しに。関東地方のスギ花粉のピークは3月中旬、ヒノキ花粉のピークは4月中旬の予想だという。なお、マスクや処方薬などの花粉症対策は、飛散開始の2週間前までを目安に準備する必要があるとのこと。2015年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、北~東日本ほど多く、東北や関東、中部では平年(2008~2014年平均)の110~150%、東北や中部でも110~150%と多くの花粉が飛散する予想だという。近畿では平年と同程度~130%となる見込みとのこと。一方、その他の西日本エリアの飛散量は平年より少ない所が多く、中四国では平年の80~90%程度、九州では平年の70~90%程度となる見通し。また、2014年シーズンと比べると、東北~近畿は飛散量が多く、特に関東を中心に2~3倍(200~300%)となる見通しに。一方、中四国以西では、四国(太平洋側)~九州を中心に今夏の天候不順の影響が大きく2014年シーズンの70~90%となる地域が多く、中でも高知県、徳島県、佐賀県、大分県、宮崎県、長崎県では、2014年と比べて少なく50~60%程度となるそう。スギ・ヒノキ林の活性度については、全国の森林における雄花の成長状況を衛星データを利用して把握したとのこと。今回用いたのは、千葉大学環境リモートセンシング研究センターと共同研究してきた「光合成有効放射吸収率(植物が光合成に有効な波長の光を吸収する割合:FPAR)」から解析したもので、この値が高いほど植物は光合成を活発に行い、スギの雄花の量が多くなると考えられるという。地域別に見ると、関東、甲信越、東北、北海道では2013年夏よりもFPARが高いか同程度となり、北陸西部や東海(静岡県を除く)、西日本各地では、2013年夏よりもFPARが低くなった。このことから、2015年の花粉飛散量が、西日本を中心に2014年より少なくなり、東~北日本では2014年並みか多くなることが示唆されるという。一般的に、天候の良い夏ほど植物の光合成が盛んになり、雄花の生産量が多くなるという理由から、スギ・ヒノキ花粉の発生源となる雄花生産量は前年の夏の天候との相関が高いと言われている(北海道のシラカバ花粉も同様)。2014年の夏の天候は、北海道や関東を中心とする東日本(太平洋側)で、晴れて暑い日が多くなり、西日本では中国・四国~九州を中心として曇りや雨の日が多かった。このため、北~東日本では、北海道や関東を中心に雄花の生育に適した夏となり、西日本では特に九州など西のエリアほど雄花の生育に不向きな夏となったという。加えて、花粉が多く飛散した翌年は飛散量が少なくなったり(裏年)、少ない年の翌年は多くなったり(表年)と、花粉の飛散量は交互に増減する傾向があるそう。2015年の花粉シーズンは、東北~中国や四国(瀬戸内側)では表年となり、前年よりも飛散量が多くなる傾向に。一方、北海道や九州、四国(太平洋側)では裏年となり、前年よりも飛散量が少なくなる予想だが、近年は表年・裏年による増減がやや不明瞭になる傾向があり、東日本エリアと比べると、夏の天候の影響が大きいと考えられるという。このほか、全国のウェザーリポーター(同社モバイルコンテンツ会員)の報告を元にした「雄花リポート」を加味して、花粉の飛散量を予想しているとのこと。
2014年12月08日NTTデータはこのほど、レセプト(診療報酬明細書)データ等を活用した糖尿病性腎症重症化予防対策を埼玉県にて開始したことを明らかにした。糖尿病は現在、1,000万人が罹患(りかん)している病気だが、初期は自覚症状が出にくく、医療機関を受診しない人が4割近くいるという。そのまま放置して病状が進むと、目のかすみや手足のしびれ等の症状が出るだけではなく、重症化すると人工透析等のリスクも高まる。人工透析に移行すると週3回(1回当たりの治療時間4~5時間)ほどの頻度で治療をする必要が生じ、QOL(生活の質)が低下する可能性もある。さらに重症化すると、失明や壊疽(えそ)による足の切断などのリスクも高くなる。糖尿病の重症化を予防することは、生活の質を維持するとともに医療費適正化の効果もある。そこで埼玉県下18市町(※1)在住の国民健康保険の被保険者約100万人を対象に、糖尿病性腎症重症化予防対策事業を行う。すでに10月から糖尿病の重症化リスクが高い人を抽出する準備を進めており、今後、医療機関未受診者や治療中断者に対する受診勧奨および通院中の方に対する食事・運動等の生活指導を行う。このように、レセプトデータ等を活用して複数の市町村が共同して実施する糖尿病性腎症重症化予防対策事業は、全国で初となる。※1川越市、所沢市、飯能市、狭山市、羽生市、鴻巣市、上尾市、草加市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、八潮市、三郷市、日高市、鳩山町、幸手市、さいたま市の計18市町(入間市は市単独で4月から同様の事業を行っている)。
2014年11月26日PM2.5や花粉の除去、風邪やインフルエンザ対策として話題に上がる空気清浄機。しかし、キレイにする対象が"空気"と目に見えないものであるため「何を選べばいいのかわからない!」という人も多いのではなかろうか。本稿では、健康をサポートしてくれる「空気清浄機」の2014年モデルをまとめて一挙に紹介する。以下、各製品の見出しが詳細記事へのリンクとなっている(発表日順に掲載)。○部屋の隅まで風を届ける - パナソニック「F-VXK90」F-VXK90は、部屋中に漂うPM2.5の濃度を見極めて風量・気流を切り替えながら運転する「PM2.5解析プログラム」を搭載した加湿空気清浄機。吹き出し口には2枚のルーバーを備え、家具などの障害物にも負けず部屋の隅まで風を届ける。発売日:2014年9月1日発売時の市場価格(税別):80,000円前後フィルター:加湿フィルターPM2.5対応:○PM2.5の微粒子にすばやく反応 - ダイキン「MCK70R」ダイキン工業の空気清浄機は、集じん力が持続しやすい電気集じん方式を採用している。さらにフィルターに付着した有害物質に「ストリーマ照射」を行い、酸化分解する機能も搭載。2014年モデルのMCK70Rは、「高感度ホコリセンサー」によって微小粒子にすばやく反応する加湿空気清浄機だ。発売日:2014年9月9日発売時の市場価格(税別):60,000円前後フィルター:高性能フィルター(静電フィルター)PM2.5対応:○プラズマクラスターイオンをピンポイント放出 - シャープ「KI-EXシリーズ」KI-EXシリーズは、高濃度プラズマクラスターイオンを前方向に集中して放出できる「パワフルショット運転」機能を搭載した加湿空気清浄機。シャープ独自の音声ガイド機能「ココロエンジン」も備えており、部屋の空気の状態を教えてくれる。発売日:2014年9月20日から順次発売時の市場価格(税別):68,000円~110,000円前後(モデルによって異なる)フィルター:抗菌・防カビ後ろパネル、ガスもと~る脱臭フィルター、静電HEPAフィルターPM2.5対応:○デザインを一新してスタイリッシュに - 日立「クリエア EP-KVG900」日立アプライアンスのEP-KVG900は、前面に強化処理ガラスのパネルを採用し、デザイン性にもこだわった加湿空気清浄機。操作部はタッチパネルになっている。吸気面積の拡大や新モーターの採用などによって8畳を7分で清浄する空気清浄能力を持つ。発売日:2014年10月4日発売時の市場価格(税別):65,000円前後フィルター:アレルオフ微細じんHEPAフィルターPM2.5対応:○好みの湿度にお部屋をキープ - ダイキン「クリアフォースZ MCZ70R-W」MCZ70R-Wは、除湿と加湿を自動で切り替えて湿度をコントロールする「しつどセレクト運転」を搭載した除加湿空気清浄機の最上位機種だ。集じん力が持続しやすい電気集じん方式で、花粉やPM2.5などの微粒子も除去してくれる。発売日:2014年10月2日発売時の市場価格(税別):140,000円前後フィルター:高性能フィルター(静電フィルター)PM2.5対応:○空気清浄能力に特化 - 「ブルーエア ニオイフィルターモデル」ブルーエアは、独自の「3ステップHEPASilent(ヘパサイレント)テクノロジー」によって、ハイスピードで空気清浄・脱臭を行う空気清浄機。加湿機能などは搭載しておらず、空気清浄に特化した設計だ。ニオイフィルターモデルでは、5分で92%のニオイを除去できる。発売日:2014年9月18日発売時の市場価格(税別):55,000円~81,000円前後(適用畳数によって異なる)フィルター:3ステップHEPASilentフィルターPM2.5対応:○バルミューダ「AirEngine」のテクノロジー搭載 - 良品計画「MJ-AP1」MJ-AP1は、三層構造の「360°集塵脱臭フィルター」や垂直方向に循環器流を生み出す「デュアルカウンターファン」など、バルミューダの空気清浄機「AirEngine」のテクノロジーを搭載した空気清浄機。良品計画が企画とデザインを、バルミューダが技術設計と開発を担当した。発売日:2014年秋発売時の市場価格(税込):39,000円フィルター:360°集塵脱臭フィルターPM2.5対応:○世界基準「CADR」で認められた実力 - カドー「AP-C700S」AP-C700Sは、高性能3層フィルターによって空気をろ過する空気清浄機。光触媒でフィルターをセルフクリーニングする「フォトクレアシステム」を採用しており、フィルターの長寿命化を実現している。発売日:2014年10月28日発売時の市場価格(税別):111,000円前後フィルター:光ブルー活性炭フィルター、銀イオン抗菌HEPAフィルター、特殊活性炭フィルターPM2.5対応:
2014年11月08日日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第1報)を発表した。2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海度はシラカバ)の総飛散数は、九州と中国・四国のほとんどの地域では例年を下回ることが予想され、近畿から北海道にかけては例年並みの所が多い見込みとなっている。前年(2014年)の飛散数と比較すると、九州と中国・四国は少ない所がほとんどであるという。しかし、近畿から東北にかけては前年より多く、特に関東や東北では非常に多くなる所があることが見込まれるとのこと。北海道は、前年並みの飛散数になると予想している。花粉の飛散数は夏の気象条件が大きく影響する。一般には、「気温が高い」「日照時間が多い」「雨が少ない」と花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数が多くなるとされている。2014年の夏は、太平洋高気圧の西への張り出しが弱く「平成26年8月豪雨」の影響を受けたことにより「北暑西冷」となった。気温は北海道から中国・四国にかけては平年並みか高く、四国や九州では低め。日照時間は、北海道から関東では平年並みが多く、東海から西は少ない傾向が見られた。降水量は、平年を上回った所が多く、特に北海道や西日本の太平洋側では顕著となった。また、花粉の飛散数の多い年と少ない年は、交互に現れる傾向がある。2014年は、西日本の一部を除き全国的に花粉の飛散数は例年並みか例年より少なかったが、高温・多照・少雨などの花芽が多く形成される夏の気象条件がそろった所も少なかった。そのため、特に九州や中国、四国は花芽の形成にとっては悪条件となり、例年を大幅に上回ることはない見込みだという。ただし、東京では2倍以上、大阪は、およそ1.5倍になると予想している。
2014年10月14日ビーズは同社自転車ブランドDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)より、花粉や微小粒子を99%カットするフィルターを採用した自転車用マスク「ダストシールドマスク」と、交換用の「ダストシールドマスク専用交換フィルター」を発売する。○逆止弁バルブ付きで呼吸もしやすい同商品は花粉はもちろん、微小粒子状物質(PM2.5)や大気中の浮遊物質、車やバイクの排気ガスなどからサイクリストを守る自転車用マスク。花粉捕集効率99%、0.1マイクロメートルの粒子を99%以上(※)カットするフィルターを採用した。呼吸が苦しくならないよう、逆止弁バルブを左右に付けている。素材には伸縮性のあるネオプレーン素材を採用。鼻部分にはアルミ製ノーズクリップを用いた。装着部分はズレないよう、幅広のベルクロテープを採用している。サイズはM(顔周り45~48cm)とL(54~58cm)の2種類を用意した。価格は2,000円(税別)。別売の交換フィルターを使用すれば、高い微小粒子カット効果を維持できる。フィルターは5枚入りで1,400円(税別)。※日本衛生剤工業連合会全国マスク工業会規定試験方法およびPFE(微小粒子捕集効率)試験(ASTM F 2299)による。フィルター性能の数値であって、マスク本体の性能を示すものではない
2014年09月30日(画像はニュースリリースより)夏バテの経験は?鳥取県が実施した、熱中症&夏バテ対策に役立つ調査結果!鳥取県は『夏バテおよび熱中症と食生活』に関連する調査を実施した。調査方法はインターネット調査で、千葉や東京、神奈川などに住む20歳代~50歳代までの女性の方あわせて300名が調査の対象だ。(調査の詳細はリリース全文を参照のこと)最初の質問「いままで夏バテを感じたことがあるか?」に対して「毎年、夏バテがひどい」「軽い夏バテを毎年経験する」「毎年ではないが、軽い夏バテになる」「今年はじめて夏バテの経験をした」をあわせると、全体で7割以上の方が症状の差はあっても、「夏バテを経験したことがある」と答えている。次に「日常で食事をしっかり取ることを大事にしているか?」の問いでは、「大事にしている」と回答した方は全体の8割以上だった。フルーツなどから水分補給をしたい?水分補給に適合するフルーツの1位は?さらに夏の暑さや熱中症の対策として「フルーツなどから水分補給をしたいか?」の質問について、全体の7割以上の方から程度の差はあっても「フルーツなどから水分を取っている。また取りたい」との声がきかれた。そして「水分補給をする為に適合するフルーツは?」について、【梨】が46%以上で一番だった。【梨】は8割以上が水分で、さらにカリウムや果糖およびリンゴ酸など、疲れた体を回復させる為に役立つ成分が含まれているという。このような調査を参考にして、夏バテや熱中症の対策に【梨】を試してみては。【参考】・鳥取県 市場開拓局販路拡大・輸出促進課 ニュースリリース(共同通信PRワイヤー)
2014年08月27日雨の季節。雨上がりの蚊の多さにびっくりしたことはありませんか? 特に体温の高い乳幼児は虫に狙われやすく、虫刺されの後の感染症が心配です。今回はご家庭で簡単・安全にできる虫よけ対策をご紹介します。蚊は周りより温度が高いところへ向かう習性があり、体温、においをかぎ分けながら、血液を吸う相手を探しているのだそうです。一般的に黒い服を着た人が狙われやすいとよく言われるのは、黒が熱を吸収しやすく、体温が上がるからなのです。乳幼児はただでさえ体温が高く、汗かきです。市販の虫よけスプレー等は6ヶ月未満の赤ちゃんには使えないものが多く、幼児であっても使用上の注意が必要です。そのため、ママがしっかり対策をして、蚊から守ってあげましょう。■お部屋の中での虫よけ対策・窓を開けるときはこまめに網戸を閉める洗濯物を干したり取り込むときの少しの間でも、必ず網戸を閉めることを徹底しましょう。・外から蚊の侵入を防ぐ商品を使用する最近では網戸に貼るタイプ、ベランダや軒下に吊る下げるタイプ、網戸にスプレーするタイプなど、さまざまな商品が発売されています。ちょうどこの季節だと、ドラッグストアに「虫除け対策コーナー」が設けられていることが多いので、住環境に合ったアイテムを見つけてみてくださいね。我が家では全て併用して試してみています! ・虫よけハーブを育てるゼラニウム、レモングラス、バジルなど、虫が嫌いなハーブを育てることも虫よけにつながります。グリーンは癒し効果もあるので、身体に優しく虫よけができます。・煙の出ない電子蚊取り器を使用する子どもの手の届かない場所に設置しましょう。煙の出る線香タイプを使用する場合は、しっかり換気をしましょう。■お出かけ時の虫よけ対策・なるべく肌の露出を避け、明るい色の服を着るできるだけ肌を晒す面積を減らしましょう。紫外線対策にもつながります。・汗をこまめに拭いてあげる汗のにおいに反応して蚊が寄ってくるので、こまめに拭いてあげましょう。・虫よけシール、リングなどの虫よけ商品を使用する比較的お肌に優しい成分を使用している虫よけシール、リングなどを身に付けるのも効果的です。0ヶ月から使えるベビーカーに吊るすタイプの商品も販売されているので、赤ちゃんにも安心ですね。水に濡れても効果が変わらないものが多いので、お水遊びが好きな子どもにもピッタリです。この他にも蚊が多い時間帯(早朝、夕方)や場所を避けて外出するなど、お住まいの地域やライフスタイルによって実践してみてくださいね。親子で楽しい夏が過ごせますように!
2014年07月14日毎日暑い日が続くと、熱中症対策はもちろん、少しでも心地よく過ごす方法を知りたくなりますね。けれども、「聴くだけで涼しく感じる音楽」があると聞けば、ちょっと信じられないような気がするかも。それはどんな音楽なのでしょう。「聴くだけで涼しく感じる音楽」は、トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社が、7月1日から全国のトリンプ製品取扱店の店頭BGMとして導入するもの。(導入期間は8月31日まで)もともとは、トリンプが日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトに賛同し、商品・サービスを通じて熱中症対策を共にサポートするオフィシャルパートナーとなったことから始まったそう。みなさん、暑い夏に汗だくで試着した経験ありますよね? トリンプは、猛暑時に来店するお客が快適に下着選びができる売場環境を提供するために、「聴くだけで涼しく感じる音楽」を開発しました。これはトリンプオリジナルの音楽として、サウンドヒーリング協会理事長であり、音を使った快適環境の演出や商品開発を数多く手がける喜田圭一郎さんがプロデュースしたそう。聴くだけで、身体を休息モードにする「副交感神経」と活動モードにする「交感神経」との働きを高めて自律神経のバランスを整え、涼しさを感じやすい身体の状態をつくることで、「聴くだけで涼しく感じる音楽」を実現しているというからすごいですね。具体的には3種類の音の異なる働きかけにより「聴くだけで涼しく感じる音楽」を構成しています。ひとつめは意外性に作用する音楽として、メロディ、リズム、ハーモニーなどの音楽です。店内の雑踏の中でもかき消されず、聴覚がここちよく音を意識して聴き取ります。2つめは自然音であるきれいな水が流れる音や森の小鳥の鳴き声、透明感のある虫の鳴き声などです。3つめは、クリスタルチューナーやベル、氷、鈴などの高周波帯域の音となっています。これらの3種類の音が組み込まれた「聴くだけで涼しく感じる音楽」を聴くと、心拍数が変化し、まず副交感神経の働きが高まっている状態である休息モードになり、身体の回復力が高まり、涼しさを感じやすくなります。それから交感神経の働きが高まっている状態である活動モードに切り替わり、手足の血管が収縮すると、皮膚の温度が低下、爽快感やスッキリ感などが得られ、涼しく感じられるのだとか。実際に聴いてみてどんな風に感じるのか、ぜひ体験してみたいですね。ほかにもトリンプでは、カップの汗とムレを素早く逃がし、着けたてのさらさら感をキープする「天使のブラ.スリムライン」や湿度に反応して網目が開閉して湿度を焼成する「天使の扉」、接触冷感機能「タッチクール」や吸水速乾機能など多彩な機能をそろえた「スキニッククール」などのアイテムで、「熱中症ゼロへ」プロジェクトに貢献していくのだとか。これらのアイテムを使って熱中症に気をつけながら、少しでも快適に夏を乗り切りたいですね。そしてぜひ「聴くだけで涼しく感じる音楽」を店頭で体験してみて。・トリンプ 公式サイト
2014年07月02日いよいよ暑さも本格的になってきました。熱中症に気をつけるようにといったコメントを、天気予報などで耳にすることも多いですね。けれども、屋内にいることが多く、激しい運動をするわけでもない人は、自分とは無関係と思いがち。熱い夏を元気に乗り切るために、簡単にできる対策をぜひ知っておいて。まず、どうして熱中症になってしまうのか、その理由を知れば、自分にも関係があるとすぐにわかるはず。熱中症は、汗をかくことで水分とミネラルが失われ、体内の水分とミネラルバランスが崩れた後、体温が上昇することで発症します。そう聞くと、クーラーの効いた屋内にいることの多い人は、そんなに汗をかくことはないから大丈夫と思ってしまうかも。けれども、実は夜間や屋内でも注意が必要なのです。実際、早朝や夜間帯に熱中症のため、救急搬送されている人も多く、中には亡くなる人も。気密性が高い住宅では夜になっても室温が下がりにくいうえ、睡眠中は汗で体内の水分とミネラルが多量に失われることなどが原因と考えられているそう。寝ている間にどれだけ汗をかいているかなんて、あまり気にしたことはなかったのでは? 実は、睡眠中には500ml~1Lもの汗をかくので、十分な注意が必要なのです。また、そんなに気温が高くない日が続き、今年は冷夏だから安心と思っていると、思わぬときに熱中症になることも。冷夏の場合、体の暑さへの順応に時間がかかり、そんなときに急に気温が上がると、思わぬときに熱中症にかかることもあるから油断は禁物ですね。そして実際に熱中症になると、脱水症状に伴い、急激な血圧低下作用がおき、その結果、頭痛やめまい、吐き気、脱力感が引き起こされます。熱中症ぐらいと思ってしまうかもしれませんが、ときには命に関わることもありますから、しっかり注意することが大切。きちんと対策をして、楽しく元気に夏を過ごしたいものですよね。そのための対策としては、水分とミネラルをこまめに補給することが大切。水分補給の大切さはよく耳にしますが、体内でミネラルを作ることはできないので、食品や飲料から摂取する必要があるのです。ミネラルを摂取できる食品や飲料の例としては、ミネラルウォーター、“ミネラル入り”むぎ茶、塩アメ、梅干し、ひじきなどが挙げられます。中でも、“ミネラル入り”むぎ茶は、熱中症予防に必要な「ミネラル」と「水分」を同時に摂取できるため効率的。また、カフェインゼロ、カロリーゼロなので、毎日飲んでも安心です。実は熱中症は当日の水分不足だけではなく、数日前からの水分・ミネラル不足が原因で発生します。継続して飲める“ミネラル入り”むぎ茶なら、その点も安心ですね。“ミネラル入り”むぎ茶には、血液さらさら効果や体温下降効果があることが認められています。そして漢方医学の視点から大麦の焙煎した香りでリラックス効果もあると言われているので、熱中症予防だけでなく、健康を意識している人にとってもおすすめ。カフェインゼロだから寝る前にも飲めるうえ、目覚めたときにも体に負担が少ないから、ごくごく飲めそう。暑さに負けず、もちろん熱中症にかかることもなく、元気に夏を乗り切りたいなら、“ミネラル入り”むぎ茶を積極的に飲んでみては?
2014年06月19日内閣府政府広報室はこのほど、運営する政府広報オンラインにて、「熱中症予防の7か条」を発表した。○熱中症にならないための"7か条"を紹介熱中症は気温が高いなどの環境下で、体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こる。2013年の6月から9月にかけて熱中症で救急搬送された人はおよそ5万9,000人で、そのうち88人が亡くなっている。小さな子供や高齢者、病気の人などは特に熱中症になりやすく、重症になると死に至ることもあるという。今回は、熱中症にならないための「熱中症予防の7か条」を紹介。1.「暑さを避ける」、2.「服装を工夫する」、3.「こまめに水分を補給する」、4.「急に暑くなる日に注意する」、5.「暑さに備えた体づくりをする」、6.「個人の条件を考慮する」、7.「集団活動の場ではお互いに配慮する」の7つとなる。1.「暑さを避ける」-屋外では日陰を選んで歩くことや、日傘や帽子の使用を推奨。屋内での熱中症を防ぐため、扇風機やエアコンを適切に使用することも大切になる。2.「服装を工夫する」-汗を吸収してくれる吸水性に優れた素材の服や下着を着用。また、えり元はなるべく緩め、通気を心がける。3.「こまめに水分を補給する」-こまめな水分補給が重要性。たくさん汗をかいたときは、水分とともに塩分も補給する必要がある。4.「急に暑くなる日に注意する」-梅雨の合間に突然気温が上がった日など、体がまだ暑さに慣れていないときは、熱中症が起こりやすくなるという。5.「暑さに備えた体づくりをする」-日頃からウオーキングなどで汗をかく習慣を身に付けておくことで、熱中症にもなりにくくなる。6.「個人の条件を考慮する」-熱中症の発生には、その日の体調が影響。前の晩に深酒をしたり、朝食を抜いたりした状態で暑い環境に行くのは避ける。風邪などで発熱している人や下痢などで脱水症状の人、小さい子どもや高齢者、肥満の人、心肺機能や腎機能が低下している人などは熱中症を起こしやすい。7.「集団活動の場ではお互いに配慮する」-暑い場所での作業や運動は、こまめに休憩したり、一人一人当たりの作業時間を短くしたりする。
2014年06月13日(画像はニュースリリースより)「熱中症」の対策に利用できる、飲料水登場!ハウスウェルネスフーズ株式会社は「C1000リフレッシュウォーター 熱体リカバリー」を全国で、6月9日から発売開始する。暑い夏に症状がでやすい「熱中症」の対策に役立つ、グレープフルーツ味の清涼飲料水で、製品の容器はグレープフルーツのカラーと同じイエローが取り入れられており、体力を回復させてくれるような、パワーを感じさせるデザインに仕上げられている。飲みやすく、「塩分」や「水分」を補給できる製品の中身この製品には「クエン酸1000mg」「ナトリウム220mg」、そして「ビタミンC1000mg」が調合されており、暑い日差しの中、発汗などで体内の失われた「水分」や「塩分」をしっかり補給してくれる、「熱中症」の対策に利用できる清涼飲料水となっている。また内容量は500mlで、バッグなどにいれて楽に持ち運べ、87カロリー(100mlで17kcal)と、カロリーも低めに設定されているので、健康やダイエットに気をつけている方も安心して飲める。そして親しみやすいグレープフルーツ味は、飽きずに飲みやすく、さわやかでサッパリした味わいを堪能できる。梅雨があけたら夏も本番。外出が多い人は「熱中症」をふせぐために、大事な水分と塩分を体内補給できる、この清涼飲料水を試してみては。【参考】・ハウス食品グループ本社株式会社 ニュースリリース
2014年06月07日花粉症シーズンにマスクは欠かせないものですね。また、風邪をひいて咳が出るときにはマスクをつけるのはエチケットのひとつ。そういうわけで、マスクをつける機会は案外多いものです。けれども、マスクをするとメイクが付いたり、耳にかけている部分が痛くなったりすることもよくあります。そこでオススメなのが、株式会社白元のキレイにフィットする女性専用マスク「be-style(ビースタイル)」。これは、白元が20~30代の女性を対象に使いきりマスクについてアンケートを実施した結果、「病人のような印象になる」「オシャレ感がない」といった見た目の不満や、着用時にメイクでマスクが汚れるといった声に応えて開発したもの。メイクがつきにくい不織布を採用することで、メイク落ちを軽減、またドーム形状を保立体タイプなので、唇が触れにくくなっているのもリップメイクのためにはうれしいですね。肌ざわりがやさしいうえに、幅の広い耳ゴムのおかげで、耳にもソフト。マスクは一日中、長時間かけるものだから、肌にやさしいものがいいですよね。さらにマスク全体のアウトラインは、”目もとのラインをキレイに”、”アゴのラインをシャープに”見せる工夫も。機能的にも、花粉・ウイルスを含む飛沫99%をカットし、花粉やウイルスの侵入を防いでくれるから安心して使用できそうです。「ドーリーピンク」「キューティーイエロー」「エレガントパープル」「プレミアムホワイト」とカラーバリエーションもあるので、その日の気分やファッションに合わせれば、花粉症や風邪でブルーな気分も少しはアガるかも。どうせしなければいけないマスクなら、少しでも女性のことを考えた快適なマスクを使いたいもの。白元の「be-style」なら、マスク使用時の不満点が解消されそうです。・株式会社白元 公式サイト
2014年04月23日だんだん気温が高くなってきました。ゴールデンウィークをすぎれば、さわやかな中にも汗ばむような陽気の日もきっとあるはず。気温の上昇とともに、注意が必要になってくるのが、熱中症対策ですね。ここ最近は、毎年猛暑と言われ、熱中症の話題もよく耳にします。実際、熱中症になったり、熱中症の可能性を感じたりしたことのある人もきっといるはず。本格的な暑さが来る前に、熱中症とその対策について知っておきましょう。(出典『海洋ミネラル通信』)熱中症は、汗によって失われた水分や塩分を補給できなかったりしたときに、熱をうまく逃すことができずに起きます。体温が著しく上昇し、臓器の障害や血流量の低下などを招き、頭痛、吐き気などさまざまな症状がおこります。重症化すると死に至ることもあるので、注意が必要です。以前は、真夏に屋外でスポーツなどをしているときのものといったイメージだった熱中症ですが、今は普通の会社員が街を歩いたり、お年寄りがエアコンを入れずに屋内にいたりするときの危険性が語られるようにもなっています。実は、熱中症が危険なのは真夏だけではないと知っていましたか。昭和大学医学部救急医学講座の三宅康史教授によると、「特に注意が必要なのは、梅雨の中休みなどに急に気温があがったとき」なのだとか。まだ体が暑さに慣れていないときこそ、注意が必要なようです。熱中症予防のためにはこまめな水分補給が重要なことはよく知られてきているので、ペットボトルや水筒などを持ち歩く人も増えていますね。特に、喉が乾いたと感じる前に、こまめに飲むのが一番なのだとか。ぜひ気をつけたいところです。けれども、運動などで大量に汗をかいたときに蒸発するのは水分だけではありません。ナトリウム・カリウムなどのミネラルも一緒に失われてしまいます。塩分濃度が低下すると、脱水症状が進行して危険なこともあるのだとか。さらに、体調がすぐれないときや、寝不足のときなども注意が必要。このような場合、水分補給だけでなく、同時にミネラルもしっかり摂取できればより安心。バランスのよいミネラルウォーターをこまめに飲むようにしましょう。不純物を取り除いてきれいに磨いた「純水」に、高知県室戸沖の海洋深層水由来のミネラル(ナトリウム・カリウム)を10%UPして加えた 「miu」 なら、ミネラルをバランスよく補給できそうです。また、日本人がおいしく飲用できる軟水仕様の硬度88mg/L に設定し、口当たりがやわらかくまろやかな味わいに仕上げているので、美味しく水分補給できるのもうれしいですね。「miu」には、フレーバーウォーターの「miu ピーチ&マスカット」、スポーツウォーターの「miu アクティブチャージ」もあるので、特に激しい運動をするときは「miu アクティブチャージ」を飲むなど、上手に使い分けてみて。暑い夏も元気に過ごせるように、熱中症対策を心がけて水分とミネラル補給をお忘れなく!・ダイドードリンコ 公式サイト
2014年04月16日今年も花粉の季節がやってきました! 毎年辛い思いをしている方、今年からという方も、みなさんどんな対策をしていますか? ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。朝は鼻水鼻づまりで目覚めてしまったり、目のかゆみを我慢できず、こすって余計にかゆみを感じたり、頭痛やのどの不快感などもありますね。この時期はちょっと煩わしいなと思ったりしていませんか? いくら花粉症がつらくても仕事のパフォーマンスは落とせませんし、休日も楽しみたいですね。ここぞというときはクスリで症状を押さえるにしても、のどが乾いたり、眠くなったりと副作用を心配する方も多いものです。女性なら鼻のかみすぎによる肌荒れも気になるところです。花粉の時期は約2ヵ月あります。なるべくクスリの摂取を減らしつつ、症状も押さえる方法を取り入れていきませんか? ■花粉症を撃退! ツボを押してみよう! 睛明(せいめい)、承泣(しょうきゅう)は目のショボショボ、かゆみに効果的です。1か所につき5秒押しましょう。睛明(せいめい)は、目頭の少し内側にあります。人差し指で気持ちいいくらいの力で押します。承泣(しょうきゅう)は、目の真下にあり、骨のきわにあります。人差し指で骨のきわを引っ掛けるようにして、奥から手前に少し押し出すように行います。目がかゆいときに、こすると余計にかゆみを感じたり充血してしまいます。女性はマスカラに花粉が付着しても、簡単に洗顔することができないので、まめにツボ刺激をして不快感を和らげましょう。鼻の症状に効果があるのは、鼻通(びつう)というツボです。鼻の通りをよくします。ツボの位置は、鼻の両側にあり、小鼻の上のくぼみにあります。親指と人差し指でつまみ、指を少し上下に動かします。30秒程度行うと良いでしょう。ツボ押しは仕事中、症状が気になるときや、お風呂上がりなどの好きな時間に何度でも押すことができます。個人差はありますがツボ刺激をすることで、一定の時間、症状が解消されスッキリ過ごすことができます。東洋医学では、花粉症の発症には体質が大きく関わっていると考えています。体質を改善して症状を押さえるというのが考えかたの根底にあります。もちろん今すぐ解消したい、というときもツボの場所を知っていると解決できます。ツボ押しは、通年通して習慣化していただき、体質改善に役立ててもらえるといいと思います。今年の春は、スッキリ爽快に過ごしましょう!
2014年04月06日暖かくなり、過ごしやすくなってきて嬉しい半面、毎年春になると花粉症による肌荒れに悩む方は多いのではないでしょうか。花粉症の時期の肌トラブルとして、かゆみ・乾燥・赤み・化粧ノリの悪さ・ヒリヒリする・かぶれ・皮むけなどがあげられます。今回は花粉症による肌トラブルを回避する4つの方法をご紹介いたします! ■汚れはしっかり落とすけど、保湿もしっかり! 肌のキメの溝に花粉やホコリが残っていると、肌トラブルの原因になるので、キメの奥までしっかりと汚れを落とすことが大事です。洗顔料をさっと泡立てるだけではなく手の平をひっくり返しても落ちないくらい、モッチリ濃密な泡を作って洗顔をしましょう。お肌が乾燥したり、化粧水が肌にしみたりなどの症状がある場合は、クレンジングや化粧水にスクワランオイルなどのオイルを1~2滴足すと、オイルが皮脂膜の役割をしてくれてしっとりします。■マスクやメガネを着用する。花粉が肌に直接着くとかゆみやかぶれの原因になります。直接花粉が肌に付着したり、目に入るのを防ぐためには、マスクやメガネを着用しましょう。最近はメイクが落ちにくいマスクや、アロマの香りがするマスクなどもありますので、その日の気分に応じて色々な香りのマスクを楽しんでみるのもいいですね。■緑黄色野菜を積極的に摂る。お肌のバリア機能が低下している時に摂りたいのが、「ベータカロテン」。ベータカロテンが不足すると、新陳代謝が衰えて肌荒れを起こしやすくなりますし、細菌に対する肌の抵抗力が弱くなったりします。ベータカロテンが多く含まれているのは緑黄色野菜。中でも、にんじん・かぼちゃ・菜の花・ブロッコリーなどがオススメです。比較的手に入りやすいものばかりですので、毎日少しずつ食べるように心がけましょう。■掃除と洗濯をまめにする。お部屋の中の花粉もまめに取り除かないと肌荒れの原因になります。しかしながら、いきなり掃除機をかけてしまうと花粉が舞い上がり、沢山吸い込むことになるので、掃除機をかける前に雑巾やウェットタイプのシートなどで拭き掃除をしてから掃除機をかけましょう。シーツやクッション、衣類にも花粉がついていますので、洗濯もまめすることが花粉対策にも繋がります。外に干すと花粉が付着しますので、必ず部屋干しにしましょう。部屋干しにすることで室内の湿度が保たれ、花粉を舞わせない効果も得られます。花粉は年々多くなっていると聞きますので、花粉症でなくても、肌トラブルにならない花粉対策をしましょう!
2014年04月04日桜も咲いて、まさに春!という感じの陽気が続いていますが、花粉症持ちの人にとってはまだまだ苦しい季節。今年は例年の半分以下の飛散量…なんて言われてはいても、症状がなくなるわけではないのがつらいところですよね。トレンダーズ株式会社の調査によると、「花粉の時期に我慢することは何ですか?」という問いには、4割超の人が「外出」と回答したとか。中にはデートや合コンを我慢する人もいるようです。これこそ由々しき事態!うららかな陽気をよそに、恋の進展は花粉症に阻まれている、と言っても過言ではありません。そこで、花粉症に負けずに春のデートを快適に楽しむアイデアと、彼への気遣いポイントを集めてみました。自分には花粉アレルギーがなくても、彼は花粉症持ち…という人も、知っておいて損はないと思います!■ 気遣いポイント・基本のき症状がある人もない人も、体に花粉をつけないことが一番の予防策。特にドライブデートの時は、密閉された狭い車内に花粉を持ち込むと大変なことに…。王道ですが、花粉のつきにくい服装(ポリエステルなど表面がつるつるした素材がおすすめ!)、車・室内に入るときには必ず体を払ってから、というのが基本です。自分はもちろんのこと、彼の体についた花粉を払ってあげるのもいいんじゃないでしょうか?軽くボディタッチもできちゃいますから、一石二鳥。症状のない人も、花粉症持ちの彼のためにこのひと手間をかけると「気遣いができる子だなぁ」って思ってもらえるかも!■ 気遣いポイント・持ち物編ポケットティッシュは保湿タイプを一つ多めに持参、というのが鉄板ですが、ゴミを入れる小さな袋もあるとスマートですし、女性らしい細やかさをアピールできそうですね。また、鼻づまりを軽くする効果のあるペパーミントやユーカリのエッセンシャルオイルを1滴コットンにたらしてハンカチの間にしのばせ、鼻がつまってきたらさりげなく香りをかぐと、快適に過ごせます。自分のためだけでなく、彼のためにも準備しておくといいのでは。■ 気遣いポイント・飲食編鼻通りが良くなりそうなミントのガムを持ち歩いている人は多いと思いますが、意外と盲点なのが水分。薬の副作用や口呼吸の影響で、どうしてものどが渇きがちですが、水分のとりすぎは鼻水・鼻づまりを促進してしまうそうです。くれぐれも飲みすぎには注意してくださいね。食べ物では鍋やラーメンなど、温かいものがオススメ。また、辛いもので血行が促進されて鼻が楽になる、という人も多いんだとか。一緒に食事をするなら、スンドゥブチゲなんかを楽しむのもいいですね。■ デートは室内に限る!ここまで、外出する際の注意点についていろいろと書いてきましたが、やっぱりできれば外出したくないというのが花粉症持ちの本音。でも、それではあまりにもつまらない。おうちでまったり過ごしたり、映画やカフェなど室内デートを楽しむカップルも多いようですが、軽い運動は鼻づまりを改善し、気分転換にもなります。例えばボウリング、シミュレーションゴルフなど屋内で体を軽く動かすのはいかがでしょう。夢中になっているうちに、いつの間にか症状を忘れて…なんてのも期待できそうですよ。■ 意外とイケる?山デート全ての人に当てはまるわけではないのですが、一見症状がひどくなりそうな自然タップリの山の中にいる時のほうが、街にいる時よりも症状が軽い、という人も少なからずいるようです。これは、市街地よりも空気がきれいなことや、地面に落ちて埃などに汚染された花粉が再び巻き上げられる量が少ないからではないか、と推測されています。そこで先日、筆者(花粉症持ち)も実際に東京近郊の山を歩いてみましたが、予想していたほど症状が出なかったことに、本当に驚きました!もちろん、その日のお天気や体調、体質にもよるとは思いますが、普段から比較的軽症な方であれば、ちょっと試してみてもいいかもしれません。ただし、スギやヒノキの人工林の中に入っていくことは自殺行為。広葉樹の多い山を下調べしてお出かけくださいね。余談ですが、鼻声やうるんだ目、小動物みたいな小さなくしゃみを「かわいい」と思う男性も多いようなので、症状を気にしすぎなくても良さそうですよ。寝込むほどの症状ではないからこそ我慢を強いられるこの時期ですが、家の中でウダウダしているのはやっぱりちょっともったいない。春は短し恋せよ乙女。つらい花粉症ももうすぐ収束の時期を迎えます。それまでは万策講じて楽しく過ごし、あわよくば恋も進展させちゃってくださいね。(文=石村佐和子)
2014年04月03日