マイボイスコムはこのほど、花粉症に関する調査結果を発表した。同調査は2月1日~6日、同社のアンケートモニターを対象にインターネット上で実施し、1万2,084名から有効回答を得た。まず「花粉症にかかっているかどうか」を聞いたところ、花粉症経験者は46.0%となり、そのうち現在花粉症の人は34.5%となった。地域別に見ると、関東や中部では花粉症経験者が5割強、現在花粉症の人が4割弱を占めている。一方、北海道では花粉症経験者が2割強と少ない傾向が見られた。次に「花粉症で悩まされる症状」を聞くと、「鼻水が出る」「目がかゆくなる」「くしゃみが出る」「鼻がつまる」の順で多くなった。また、「くしゃみが出る」「鼻をかみすぎて鼻の下が痛い」「のどがかゆい、イガイガする」「頭がぼーっとする」の項目では、女性が男性を10ポイント以上上回る。特に「のどがかゆい、イガイガする」では20ポイント差となった。「花粉症の予防・対処をし始める時期」については、56.8%の人が「3月」と回答。また、北海道では「5月」、東北では「4月」が最多となった。症状が重い人では、「2月」「3月」が6割と多い傾向になっている。続いて「花粉症の予防・対処で利用するもの」は、「マスク」(56.0%)が最も多く、「医師の処方薬、注射」(35.7%)、「市販の目薬」(32.3%)、「市販の飲み薬」(26.2%)が続いた。「マスク」については、女性では7割弱を占めている。また、関東では6割強と多いのに対し、北海道や中国では3~4割にとどまった。最後に「花粉症の症状を軽減するために気をつけていること」を聞いた。自由回答には、「スナック菓子などの添加物ばかり食べないようにする。規則正しい生活をする」(女性・19歳)、「コンタクトの利用時間をなるべく短くする。花粉症の症状に効くと聞いた食材を食べてみる」(女性・35歳)など、食べ物に気をつけているという回答があがった。また、「洗濯するときに、柔軟剤で花粉対策用の物を使用している」(女性・40歳)、「なるべく外出しない。マスクは一日中掛ける。洗濯物は風がおさまってから乾かし、早めに取り込んで部屋干しする」(女性・64歳)など、洗濯方法や干し方に気を配っている人も多いことがわかった。
2015年03月05日この冬、初めてドライノーズに苦しめられました。スキーや登山で雪山に入っていると、寒さで鼻の奥がツーンと痛くなるのには慣れているのですが、今年は山を降りてからも鼻の奥がじんじん、ヒリヒリして止まりません。鼻の奥がゴロゴロして、やがて血の塊がポロリ。はなをかむと血が滲んでいます(お聞き苦しい話で申し訳ございません)。そんな窮状を訴える私に、医療関係で働く友人(以前にも登場した、頼りになる姉御です)はこともなげに言いました。「そりゃ鼻の奥が乾燥してるんやわ。コレ塗っとき~」そうして勧めてくれたのが、なんとワセリン。え? ワセリンを鼻の穴に? と一瞬ひるみましたが、塗ってみてびっくり。マイナス10℃の山中で凍てつく風を吸い込んでも、ツーンと来ません。ツーンと来ないから鼻水でグシュグシュすることもなし! ワセリン、恐るべし!? ワセリンは鉱物油を精製して作られる純度の高いワックス。ボクシングの試合でよく目にするように止血に使われたり、目や鼻の粘膜に塗る薬の基剤として用いられるなど、安全性が高いことで知られています。角質層や毛穴からも浸透せず、肌の表面に留まって保護膜を作る性質があるため、アレルギー反応も起こりにくく、赤ちゃんの肌の保湿にも使われます。これを鼻の奥に直接塗るとは意外でしたが、匂いも刺激も全く無く、鼻の粘膜を乾燥から守ってくれてとても快適でした。ということはつまり…。そう! これからの季節、花粉症対策にもなるかもしれないということ。調べてみると、最近話題の「塗るマスク」の成分もほぼ、ワセリンと同様のようです。なーんだ、そうだったのか! と膝を打ちつつ、さっそく伸びがよく使いやすい白色ワセリンを自分用に購入。60g入りチューブで450円程度と、お値段もお手頃です。使用上の注意は、鼻の中に塗る=いくぶんかはのどを通って飲み込んでしまう、ということを肝に据え、清潔な状態で使いましょう。綿棒にとって、鼻粘膜を傷つけないようにそっと塗布します。1日2~3回塗り足しましょう。製品の保管については、ワセリンには防腐剤も酸化防止剤も入っていないので、高温を避け、チューブにはなるべく空気を入れないように。一度開封したワセリンはなるべく早く使い切るか、シーズンを持ち越さずに買い換えましょう。とはいえ、ワセリン自体はとても安定したワックスなので、そう簡単に変質することは無いようです。この辺、面倒臭がり屋の私にもとても安心。今年もやってくる憂鬱な季節。深刻なアレルギー症状にはこれだけでは不十分ですが、シンプルに「粘膜をガード」してくれるワセリンの力、ぜひお試しあれ!
2015年03月05日皮膚保護剤のアンケート調査輸入日用品等を扱っているKura Kenは、花粉による皮膚の不快感に対する皮膚保護剤(ファムズベビー:製品名)のアンケート調査を行った。花粉症で目や鼻に不快感がでる人が多くなってきたが、花粉症が重要化していると肌が露出している部分に不快感を覚える。調査内容実施時期は2014年2月~4月、実施方法は実際に目の周り、鼻の周り、唇、首筋、耳、腕・足に製品を使用して、とても良い・良い・あまり良くない・良くないの4段階のアンケート調査。サンプル数は50名で、対象者は花粉症を有する20~50代の男女。花粉症は軽度が18人、中度が17人、重度が14人。(判断は自己申告)総合評価は50例中28人が「とても良い」と答え、残り22人も「良い」と回答。「かゆみが軽減した、和らいだ」というコメントが多かった。なかには、「香りがよくない」、「香りが良いともっと嬉しい」とのコメントもあった。ファムズベビーファムズベビーは、角質層の中に保護層を形成することに初めて成功した皮膚保護剤。肌を傷める様々な原因(水、お湯、洗剤、 汗、分泌物、乾燥、摩擦、雑菌)から皮膚を遮断し、保護するという新しいタイプのスキンケア製品。保護層は肌の水分蒸発を防ぐことから、保湿作用にも優れている。赤ちゃんの乳児性脂漏湿疹、あせも予防、保湿によるアトピー性皮膚炎の予防に一定の効果が得られている。また、老人の乾燥肌対策にもよく使われている。看護師の手荒れ、くつずれ、院内感染予防、介護の分野でも乾燥肌対策、おむつかぶれ予防などで評価されている。保護層の力を最大限高めるために品質の安定性を重視し、香料を省いている。販売価格は2,400円(35g)、米国からの輸入品。(画像はプレスリリースより)【参考】・Kura Kenプレスリリース(PDF)・Kure Kenホームページ
2015年03月04日花粉シーズンは例年、最も多い時期で1平方センチメートルあたりに平均数千個もの花粉が飛んでいる。そのため、すべての花粉からの曝露(ばくろ)を防ぐことは不可能だが、被害を最小限に抑えることは可能だ。外出時における簡単で効果的な花粉の回避方法を、以下にまとめてみた。■マスクを着用する厚生労働省アレルギー総合研究事業 研究報告書によると、マスクを着用した際に鼻の中に侵入した花粉の数は、マスクなしのときに比べて約3分の1となっている。花粉症用マスクの場合はマスクなしのときに比べて約6分の1とさらに防御効果が高まっているため、マスクは有効と言える。■めがねを着用するめがねを着用することによって、目に付着する花粉の数は約3分の1まで減少するとされている。顔との隙間が少ないタイプやゴーグルタイプのものは、より高い効果が期待できる。■毛織物の衣類は避ける羊毛などの毛織物の衣類は花粉が付着しやすい。屋外から屋内へわざわざ花粉を持ち込むことになりかねないため、着用は避けるようにしよう。■帰宅時は衣服や髪をよく払ってから入室し、うがいや手洗い、洗顔をしっかりと行うできる限り、体に付着した花粉を払い落としてから部屋に入ることが大切。うがいや手洗い、洗顔も有効で、それでも気になる場合はシャワーを浴びるようにしよう。花粉によるアレルギー症状は、吸い込んだ量が少なければ症状も軽くなる。つらい症状を避けるためには、抗原となる花粉をどれだけ回避・除去できるかが重要。外出する際は、今回紹介した4項目に気をつけるようにしよう。写真と本文は関係ありません
2015年03月03日メドピアはこのほど、「医師自身の花粉症対策」についての調査結果を発表した。同調査は2月13日~19日、医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」の会員医師を対象にインターネット上で実施。1つ目の質問では3,916名、2つ目の質問では3,928名、3つ目の質問では3,900名より有効回答を得た。まず「いつ頃から花粉症の治療を始めるか」について聞くと、「2月」と回答した医師が最も多く、36%を占めた。2位以下には「何もしない」(25%)、「3月」(17%)が続いている。「2月」と回答した人のコメントには、「花粉飛散の2週間前で十分だと思います」(40代・耳鼻咽喉科)、「2月よりゴールデンウィークまで飲んでいます」(50代・産婦人科)などがあがった。また「何もしない」と回答した人からは、「マスクを着用するなどの予防だけで経過をみています」(40代・感染症科)、「症状がひどいときのみ、点鼻薬などで対処」(50代・一般内科)などの意見が寄せられた。続いて、「最も重要視している花粉の除去対策」について質問。その結果、「マスク」と回答した医師が最も多く、全体の41%にのぼった。次いで「空気清浄機」(16%)、「洗濯物を外干しにしない」(7%)があがっている。1位に選ばれた「マスク」には、「マスクでかなりの花粉を防ぐことができます」(60代・放射線科)、「各人の症状に応じてと思いますが、基本はこれでかなり違うと思います」(50代・小児科)、「物理的なシャットアウトなので、実効性があると考えています」(30代・整形外科・スポーツ医学)などの強い支持が集まった。最後に「自身で行っている、もしくは花粉症の家族に勧める花粉症の治療法」について聞いたところ、「薬物療法」と回答した医師は71%と大半を占めた。差をつけて2位以下には、「治療は何もしない」(11%)、「アレルゲン免疫療法」(1%)が続いている。中でも、抗ヒスタミン薬などを含む「ケミカルメディエーター受容体拮抗(きっこう)薬」を服用している医師が最も多く、57%。次いで「治療は何もしない」(11%)、「ステロイド薬」(5%)、「点鼻用血管収縮薬」(3%)があがった。「薬物療法」と回答した人からは、「基本的には抗ヒスタミン剤の内服。症状によってステロイドの点鼻の併用。重症の場合は手術療法も考慮」(40代・耳鼻咽喉科)、「抗ロイコトリエン薬が有効性が高く、何より副作用が少なく使いやすい」(50代・循環器内科)、「第二世代以降の抗ヒスタミン薬は眠気も少なく使いやすい」(60代・一般内科)など医師ならではの専門的な意見が見られた。
2015年03月03日今年も花粉症のシーズンがやってきました。くしゃみや鼻水、目のかゆみだけでなく、花粉症は肌にも大きなダメージを与えてしまいます。■花粉シーズンに肌荒れする原因とはもともと肌の表面には、皮脂や汗からつくられた皮脂膜があり、刺激から肌を守る働きがあります。でも、季節が冬から春に変わるこの時期は、気候の変化や紫外線などによってそのバリア機能が弱まり、肌が不安定になりがち。そんな弱った状態の肌に、花粉の刺激は大敵です。肌は花粉というアレルギー物質の進入を防ぐため、いつもよりもターンオーバーのサイクルを早めます。それによって未熟な細胞が肌となり、炎症を起こした状態になってしまうのです。そうなると、肌は薄くなり、バリア機能はますます弱まります。バリア機能が失われると水分が蒸発してガサガサした肌に。さらにかゆくてこするなどの刺激によって、肌荒れが加速することになってしまいます。「私は花粉症じゃないから」と思っている人も要注意。アトピーやアレルギー体質、冷え症気味の人は、花粉による肌荒れリスクが高いとされています。気付かないうちに肌ダメージを受けないためにも、しっかり対策が必要です。■いきなりのスキンケアはNG! 花粉シーズンの注意点花粉シーズンには、いつも通りのスキンケアをするだけではダメ。外で肌に花粉がついたら、まずそれを落とすことが大切です。外出先から戻ったら、できるかぎり洗顔かシャワーで肌についた花粉を洗い流しましょう。このとき洗顔料を使いすぎたり、お湯の温度が高すぎたりしないように気をつけて。肌への刺激になって、かえって肌荒れを加速させてしまうことがあります。また、「肌荒れしているときはメイクしない方がいい」と思いがちですが、ノーメイクのままでは花粉が素肌に直接ついてしまいます。低刺激のルースパウダーを使うなどして、外出時は必ずベースメイクを。さらに、できるだけ肌に花粉がつかないように、くしゃみや鼻水などの症状がなくても、外に出るときはマスクや眼鏡でガードするようにしてください。■肌荒れを改善するスキンケア法とはスキンケアのポイントは水分補給。セラミドやヒアルロン酸などが含まれた低刺激の化粧水を選び、しっかりと肌に水分を与えましょう。肌荒れをしているときは特に、すぐに改善しようと美容クリームなどを使いがち。でも、油分の多い高機能美容クリームなどは、花粉でダメージを受けた肌には逆に負担になってしまいます。化粧水のあとはオイルフリーのジェルなどで肌の表面に膜をつくり、保湿とともに、花粉の付着をガードしましょう。花粉症の人にはとても憂うつなシーズン。せめて肌はキレイに保って、イヤな花粉シーズンを乗り切りたいですね。
2015年03月03日ウェザーニューズはこのほど、西日本から東日本の広い範囲で、本格花粉シーズンに突入したことを発表した。同社では、全国約1,000カ所の花粉観測量に応じて目の色が変化する独自の花粉観測機「ポールンロボ」による花粉の観測を行っている。各都道府県に設置しているポールンロボのうち3割以上が、1日10個以上の花粉を観測する日が2日間以上あった場合を「花粉シーズンイン」、1日30個以上の花粉を観測する日が1日以上あった場合を「本格花粉シーズンイン」としている。2月23日~24日、ポールンロボによって、関東・甲信(東京都、神奈川県、千葉県、山梨県)、近畿(大阪府、兵庫県、和歌山県、三重県)、中国・四国(広島県、岡山県、鳥取県、島根県、香川県、徳島県、愛媛県)、九州(佐賀県、長崎県、鹿児島県)で基準を超える花粉飛散量を観測。今後も飛散が増える見込みのため、本格花粉シーズンに突入したことを発表した。これにより、既に花粉飛散が本格化している地域に加え、合計29都府県で本格花粉シーズンが始まったことになる。また、東北南部(宮城県、福島県、山形県)や北陸(石川県、新潟県、富山県、福井県)のほか、長野県、滋賀県、京都府、奈良県では、各府県の3割のポールンロボが10個の花粉を2日間以上観測し、花粉飛散シーズンに突入したとのこと。まだ本格シーズンに入っていない近畿の一部や岐阜県、茨城県では2月末(2月25日付)、北陸や長野県、東北南部では、3月はじめ頃に本格シーズンに入る見通し。その後、さらに花粉の飛散量が増え、近畿では3月中旬、北陸や長野県では3月中旬~下旬、東北南部では3月下旬からスギ花粉の飛散ピークを迎える予想だという。東北北部では、3月はじめにかけてスギ花粉の飛散シーズンに入る予想で、平年(2008~2014年)と比べると、同程度か4日ほど早くなる見通し。花粉飛散シーズンに入った後、1週間から10日くらいで本格的な花粉シーズンに突入し、4月上旬~中旬にスギ花粉の飛散ピークを迎える予想となっている。
2015年03月02日写真を見ただけで、「ああ、もう辛い……」という方も多いのでは?いよいよ花粉症の季節が到来!今年の飛散量は例年より多め!頭がボーとする、目がかゆくてゴシゴシ。鼻水がダラダラ。薬を飲んでも眠くなっちゃう……。これじゃ仕事になりません。そんなときは副作用の少ない「漢方」がオススメ!漢方薬は「眠くなる」などの副作用が少ない!そもそも花粉症とは、花粉が目や鼻などから体内に入ることでくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー反応を起こすこと。アレルギーの症状を抑える抗アレルギー剤を飲むと、眠くなったり、だるくなったりしませんか?そんな人にオススメなのが漢方です。漢方薬は自然の木や草花などから採った「生薬」を組み合わせてできているので、副作用が少なく、眠くなったりしないのが魅力です。また、その人の体質や症状にあわせた漢方薬を処方してくれるので、効き目が実感しやすいんです。冷え性⇒「小青竜湯」、胃腸が弱い⇒「苓甘姜味辛夏仁湯」花粉症で処方される代表的な漢方薬は、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)。くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみをはじめとしたアレルギー症状を抑え、ほとんどの体質の人に効きますが、中でも冷え性の人によく効くとされています。胃腸が弱く、虚弱体質ぎみの人には、胃に優しい苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)などが処方されます。鼻水、鼻づまり、目がかゆい時の漢方は?花粉症といっても症状はさまざま。鼻水が止まらない時には、体を温めて鼻水を減らす麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)。鼻づまりの場合は、血行を促進して鼻の通りをよくする葛根湯加辛夷川芎(かっこんとうかしんいせんきゅう)や辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)。目がかゆい場合には、体内に熱を持っていると考え、体を冷やす作用のある越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)と、それぞれ症状別に適した漢方があります。厚生労働省が花粉症の民間療法について調査したところ、漢方が効くと答えた人は5割にものぼったそう。花粉症の症状別に処方される漢方薬で、イヤ~な花粉症を乗り切りましょう!
2015年03月02日いよいよ本格的な花粉のシーズンが到来! くしゃみ、鼻水、目のかゆみ等が主な花粉症の症状ですが、この時期はお肌がかゆくなったりカサついて荒れてしまう人も多いようです。実はこれらのお肌の不調も花粉症のサイン。そこで花粉症対策にもなるスキンケア方法や、花粉症の症状を和らげてくれる食材をご紹介したいと思います。■帰宅したらすぐにクレンジング&洗顔をするお肌に花粉が付着するとかゆみ等を引き起こす原因に。帰宅したらすぐに洗顔して花粉を落とすように心がけましょう。花粉症の症状が出ているときは免疫力が低下しているので、お肌も刺激に対して敏感になっていることが考えられます。なるべく刺激の少ないクレンジング剤や洗顔料を使って優しく顔を洗い、ぬるま湯で洗い流しましょう。洗顔後は刺激の少ないコスメでしっかり保湿ケアを。■保湿ケアでお肌のバリア機能を強化鼻をかみすぎたり顔をこすったりしてお肌のバリア機能が崩れてしまうと、角質層にあるセラミド等の細胞間脂質が減少し、カサついたり肌荒れが悪化する原因に。セラミド入りの美容液やクリーム等でしっかり保湿し、バリア機能を強化してあげましょう。外出前には環境汚染物質や外的刺激からお肌を守ってくれるアンチポリューション効果のあるコスメや、花粉の吸着を防ぐスプレー等を活用してお肌を徹底的にガード! ■花粉症の症状を和らげてくれる食材を摂取花粉症の症状を和らげるためには免疫のバランスを整えることが大切。そのために免疫力アップによいとされているキャベツやショウガ、大豆、ネギ、ニンジン等の食材を積極的に摂るようにしましょう。特にニンジンは粘膜の保護・修復作用のあるビタミンAが豊富なのでオススメですよ。他には免疫機能と密接な関わりのある腸内環境を整えてくれる食材も積極的に摂取! 免疫機能の乳酸菌が豊富なヨーグルトや食物繊維の多いごぼう、納豆や味噌等の発酵食品を毎日の食生活に取り入れましょう。免疫機能の大敵でもある活性酸素を撃退してくれる抗酸化物質が豊富なブルーベリーやイチゴ、リンゴ等のフルーツも◎。いかがでしたでしょうか? 洗顔や保湿等の今すぐできる方法の他に、花粉症の症状を和らげてくれる食生活を根気よく続けて、花粉のシーズンを乗り切りましょう!
2015年03月01日新宿にあるハイアット リージェンシー 東京のスパ&ウェルネス「ジュール」から、花粉症の不快感を軽減する「花粉症対策 デトックス スパ パッケージ」が新登場。3月1日(日)~6月30日(火)の期間提供される。花粉症は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみといった典型的な症状だけでなく、頭痛や風邪に似た症状などは花粉症の初期症状とも言われ、体のあらゆる不調を招く原因になっている。今回「ジュール」が提供するのは、花粉症の不快感を軽減したり、体の巡りを良くしてデトックスすることでリフレッシュ効果をもたらすパッケージだ。コースは、はじめに60分間の「ディープ ボディ ワーク」、もしくは「“ビオロジック ルシェルシュ”カスタマイズ フェイシャル」のいずれかを選択。「ディープ ボディ ワーク」は、ペパーミントなどのエッセンシャルオイルを使った力強いストロングとプレッシャー、ダイナミックなストレッチで体のコリを和らげリンパの流れを促進。熟練のセラピストによるリズミカルで心地よいタッチで気分はもう極楽。一方のフェイシャルは、世界のセレブリティ達のレスキューコスメとして知られ、美容通が最後にたどりつく究極のスキンケアコスメとも言える「ビオロジック ルシェルシュ」のスキンケア効果を存分に味わうことができる。各トリートメント後は、足のむくみや疲れにアプローチするフット トリートメントと、頭部の血行を改善するスカルプトリートメントをプラスし、合計90分間のパッケージとなっている。トリートメント前には、ホテルスパならではのズイッツ・バス(腰湯)やミストサウナ(※女性限定)で体を程よく温めて代謝をアップさせれば、トリートメント効果もアップするのでおすすめ。春はデトックスの季節。デトックス系のスパメニューを効果的に活用してみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年02月26日インターワイヤードはこのほど、花粉症に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は1月20日~23日、同社運営のネットリサーチサイト「DIMSDRIV(ディムスドライブ)」のモニター4,626人を対象にインターネット上で実施したもの。まず花粉症歴を質問したところ、現在花粉症の人は39.2%いることがわかった。一方で「花粉症になったことがない」人は55.2%、「以前は花粉症だったが今は治った」人は5.6%を占めている。現在花粉症である人の花粉症歴は「20年以上」が最も多く、14.7%。「1年未満(この1年に発症した)」人は1.4%にとどまった。また、男女ともに40代が最も多く、40代男性は44.9%、女性は43.1%となっている。また、50代以上は、年代が上がるほど割合が低い傾向が見られた。70代以上では、男女ともに2割前後しかいないことがわかる。また、50・60代以外では、どの年代も女性よりも男性の方が花粉症である人の割合が少し高くなっている。地域別に見ると、最も花粉症率が高いのは「甲信越」(49.7%)と判明した。以降、「関東」(43.7%)、「東海」(41.9%)、「東北」(38.2%)が続いている。一方で「北海道」は他の地域に比べてかなり低く、18.7%にとどまった。「どの植物が原因か」との質問には、「スギ」が圧倒的に多く、69.5%を占めた。「ヒノキ」は24.6%、「ブタクサ」は21.6%、「イネ科植物」は14.9%となっている。一方で、「どの植物が原因か分からない」と回答した人も23.4%いることがわかった。地域別では、東北以南の地域は「スギ」が最も多く、「関東」では74.6%にのぼっている。これに対し「ヒノキ」は、「東海」「近畿」「九州・沖縄」では3割を超えるものの、「関東」では21.3%と低い傾向が見られた。また「北海道」では、46.2%が「シラカバ」と回答。「スギ」は33.3%にとどまり、「ヒノキ」は5.1%と非常に低い結果となっている。続いて、現在花粉症の人に「特につらいと感じている症状」を聞くと、「鼻水が止まらない」が最も多く、72.9%を占めた。以下には、「眼がかゆい」(66.8%)、「くしゃみが止まらない」(51.0%)、「鼻がかゆい」(46.2%)が続いている。花粉症によって「生活において困ること」についての自由回答では、「コンタクトレンズが使えない」「マスクで化粧がボロボロ」「運転中のくしゃみで一瞬目をつぶってしまう」などが寄せられた。また「仕事において困ること」の自由回答では、「集中力が落ちる」が最多となった。そのほか、「会議中に眠い」「調理などの衛生的作業のため、顔を触れない」などがあがっている。一方で、「風邪なのか、花粉症なのかわからない」という意見も見られた。最後に「花粉症によるくしゃみ連発の最高記録」について質問。その結果、「5連発」した人が29.9%、「3連発」した人が22.6%と上位にあがっている。さらに「10連発」した人は14.9%と1割を超え、「20連発以上」を経験した人も4.5%いることが判明した。また、回答者の平均は「6.57連発」。これについて、2005年に行った同様の質問でも平均は「6連発」となり、10年前とほぼ変わらないことがうかがえる。
2015年02月24日日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の「2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第4報)」を発表した。第4報では、北海道のシラカバ花粉の飛散開始時期を新たに予測。また、最新の長期予報や花芽調査などに基づいて、前回予測(1月14日発表・第3報)を一部修正している。同協会では、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日以上連続して観測した場合を「飛散開始」と定義している。それによると、2月前半には九州から関東地方の多くの所で花粉シーズンに入り、東京都心でも2月8日にスギ花粉の飛散開始が確認された。2月中旬以降は中国地方から関東では晴れて気温が高い日が多く、広島(広島県)と高松(香川県)でも2月11日に飛散開始が確認されている。「九州や四国地方では、スギ花粉の飛散数が次第に増加しており、まもなくスギ花粉のピークを迎えるでしょう」と同社は発表している。今週末から来週のはじめ頃(2月21日~2月24日)は全国的に気温が高くなる所が多く、西日本はスギ花粉の飛散数が増加し、北陸や東北地方の一部も飛散開始となる見込み。北海道では、3月から4月の気温は平年並みか低い予想となっている。しかし花粉の飛散開始時期が大きく遅れることはなく、シラカバ花粉は例年並みに4月下旬から5月上旬に飛散が始まるとのこと。スギ・ヒノキ花粉の飛散数がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散数と関係があると考えられている。3月の気温は全国的にほぼ平年並みとなる予想。4月の気温は西日本では平年並みで、東日本と北日本は平年並みか低い見込みだが、ピーク時期を遅らせるほどではないという。このため、スギ・ヒノキ花粉それぞれのピーク時期は例年並みと予測できる。スギ花粉のピークは、福岡(福岡県)は2月下旬から3月上旬、高松(香川県)、広島(広島県)、大阪(大阪府)、名古屋(愛知県)、東京(東京都)は3月上旬から中旬の見込み。金沢(石川県)と仙台(宮城県)は3月中旬から下旬にピークを迎えるという。そして、スギ花粉のピークが終わった後は、各地でヒノキ花粉がピークを迎える見込みとなっている。金沢と仙台では4月にヒノキ花粉が飛散するものの、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないという。2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年(2005年~2014年の平均値)より少ないかやや少なく、東海地方から北海道は例年並みの所が多いという。2014年の総飛散数から予測すると、北陸、関東甲信、東北地方では、前年の2~3倍となる見通し。一方で九州や四国地方では、前年に比べて非常に少なくなる見込みだという。また、2014年の夏の気象条件から考えると、西日本では例年より少ない所が多く、東日本と北日本では例年並みかやや多いと予測されている。
2015年02月19日東京都などはこのほど、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは日本医科大学大学院医学研究科 頭頸部・感覚器科学分野の大久保公裕教授が「花粉症予防と対策及び治療に関する最新の話題」との題で講演し、花粉症治療の現状や展望などについて解説した。○花粉症はどのように発症するのか最初に大久保教授は、スギ花粉症発症のメカニズムについて解説した。花粉(抗原)が体内に侵入してくると、かゆみや炎症を引き起こす化学伝達物質をたくわえている「肥満細胞」に、花粉に対する抗体(IgE抗体)が付着するようになる。花粉との接触を何年も何回も繰り返すうち、IgE抗体が付着した肥満細胞が増加していき、ある一定のレベルに達すると「感作」が成立する。感作はアレルギーを発症する1段階手前とも言える状態だが、この時点でアレルギーを発症する確率は50%以上となる。感作の状態で抗原が再侵入してくると、肥満細胞に付着しているIgE抗体が「抗原抗体反応」と呼ばれる反応を起こす。それに伴ってヒスタミンなどの化学伝達物質がまき散らされることで、くしゃみなどの症状が出るようになる。大久保教授は、スギ花粉症の有病率は1998年に比べて2008年ではほとんどすべての年代で増えていると話す。「有病率は決して高くないのですが、一回かかると治りづらいということがわかります」と、完治がなかなか難しい花粉症のやっかいな性質を指摘した。○花粉を寄せ付けないための簡単な行動そんな花粉症の悩みから抜け出すにはどのようにしたらよいのか。大久保教授は2つの観点から「対花粉症」の解説をしてくれた。抗原の除去と回避2つの「対花粉症」のうちの1つは、日常生活においてなるべく抗原(花粉)を寄せ付けないように努めることだ。特別な施術などをすることなくスギやヒノキの花粉を回避するには、下記のことに取り組むとよいという。■飛散の多いときの外出を控える■飛散の多いときは窓・戸を閉めておく■飛散の多いときは外出時にマスクやめがねを着用する■外出時に毛織物などのコートは避ける■帰宅時は衣服や髪をよく払ってから入室する■帰宅時に洗顔、うがいをして鼻をかむ■掃除を励行する○自ら実施できる舌下免疫療法そしてもう1つの対策方法が、根本的解決を目指す「免疫療法(減感作療法)」だ。免疫療法(減感作療法)対症療法の薬物療法とは異なり、免疫療法は"治癒"が期待できる根治療法だ。小児期に行うと他抗原の感作を抑制し、他のアレルギー疾患の合併を減少させる効果があるとされている。免疫療法の中でも特に近年注目を集めているのが、「舌下免疫療法」(舌下減感作療法)だ。これは抗原のエキス、すなわちスギ花粉症ならばスギ花粉エキスを舌の下側(舌下)に滴下し、一定時間その状態を保ったあとで飲み込むというものだ。注射などによる「皮下免疫療法」よりも全身性の副作用が出るリスクが少ない可能性があるそうで、通院せずに自宅で自ら"治療"できるというメリットもある。実際、スギ花粉による症状が緩和できたという臨床試験例もある。花粉症患者531人はシダトレン(スギ花粉エキス舌下液)とプラセボ(偽薬)のいずれかを、スギ花粉飛散期1年目の約9~20週間前(中央値18.9週間)からスギ花粉飛散期2年目が終わるまでの最長83週間にわたって、1日1回、舌下に滴下。患者はそれを2分間保持した後に飲み込み、その後5分間はうがいと飲食を控えていた。2つのグループの差は、総合鼻症状薬物スコアと総合眼症状薬物スコアで調べた。これらのスコアは症状と薬物併用状況を点数化したもので、スコアが低いほど症状が軽いことを意味している。その結果、シダトレンを舌下に滴下することで、スギ花粉飛散期2年目では、平均4割のアレルギー症状の程度の軽減が確認された。特に花粉飛散のピーク期間で顕著に症状がやわらいだという。そして、治療をやめた後のシーズンも、治療効果が続いている実感を伴っている人が多いこともわかっている。ほかの試験でも、舌下免疫療法によって患者のQOL(生活の質)に改善が見られたという報告もされている。○患者自身の理解力や自己管理能力が必要舌下免疫療法は自ら行うだけに、治療に対する理解や毎日しっかりと投与を行えるだけの自己管理能力も求められる。事実、大久保教授も「(アレルギー症状の原因となる)自分にとっての『異物』を持って帰ってやる治療法なので、それを理解していない人にはできません」とクギを刺す。それでも、自分の努力次第でつらいアレルギー症状をコントロールできるというのであれば、トライしてみる価値はあるといってもよさそうだ。「毎日やる必要のない免疫療法がないか、5~6回注射するだけでスギの反応性を落とせないか、そういったことも考えて免疫療法は続いています」と大久保教授が話すように、免疫療法は日々、新たな可能性を模索している。重度の花粉症に悩みながらも、これまで一度も医療機関を訪れていないという人もいることだろう。そういう人は一度医師と相談してみて、できる限りよいQOLで花粉症シーズンを乗り切るように試してみてはいかがだろうか。
2015年02月18日「涙や鼻水がグズグズ……メークがくずれる~!」「皮膚がガビガビ、肌荒れがヤバい……」辛い花粉の季節。こんなお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。今年の花粉の飛散量は、去年に比べると東京で2倍、大阪では1.5倍にもなるといわれています。そこで今回は、花粉症に効果抜群の「食べ物・飲み物・ツボテクニック」をご紹介したいと思います~!■食べて花粉を撃退!おすすめ食材・ポリフェノール花粉などのアレルギー症状を引き起こす物質の発生を抑えるだけでなく、症状を悪化させる活性酸素を除去してくえるポリフェノール。毎日積極的に取り入れましょう。ポリフェノールたっぷり食材【シソレンコンぶどうウコンブロッコリーなど】・DHA・EPA青魚の脂質成分であるDHAやEPAは、アレルギー症状を抑えて、免疫力を高める働きがあります。お寿司でいただくのがオススメ。わさびの作用で鼻がスーッと通り、すぐに効果を感じられますよ。青魚が苦手な方は、αリノレン酸が豊富なエゴマ油や亜麻仁油、くるみなどを食事に取り入れればOKです。・乳酸菌免疫機能の過剰反応によって引き起こされる花粉症状。腸から免疫力を強化&調整してくれるのが乳酸菌です。種類が豊富なので、同じものを14日間程度とり続けて効果をチェック。もっとも自分に合う乳酸菌をみつけてくださいね。■飲んで鼻もココロもスッキリ!ハーブティー鼻づまりや喉のイガイガに効果的なハーブティー。同時に気持ちもリラックスさせてくれます。毎日飲み続けることで体質改善や症状の緩和に。1日2~3杯を目安に飲んでくださいね。花粉症に効果的なハーブティー【ネトルエルダーフラワーペパーミントルイボスティーレモングラスなど】■花粉症におすすめ☆顔ツボテクニック・晴明(せいめい)目頭の近く、鼻の付け根部分にあるツボ。親指と人差し指の腹でつまむようにプッシュしてください。目のしょぼしょぼ、鼻づまりに効果的です。・鼻通(びつう)鼻の両側の真ん中あたりにあるツボ。人差し指の腹を使って数回プッシュしましょう。鼻がスゥーと通ります。・迎香(げいこう)小鼻の脇にあるツボ。人差し指と薬指を使って同時に数回プッシュ。口の中に人差し指を入れて、上のはぐきから小鼻にむかって押してもOKですよ。晴明、鼻通、迎香を鼻筋にそってマッサージするのも効果的。洗顔時やスキンケアのときに行ってみてくださいね。■おわりに是非これらを参考にセルフケアで花粉症状を撃退!スッキリさわやかな春を迎えましょう。
2015年02月18日ウェザーニューズは2月13日、関東全域、東海、甲信、九州の一部で"花粉シーズン"に突入したことを発表した。同社は、全国1,000カ所に花粉観測量に応じて目の色が変化する独自の花粉観測機「ポールンロボ」を設置。そして、各都道府県の3割の「ポールンロボ」が花粉を10個以上観測した日が2日以上あった場合に「飛散開始」と定義している。これによると、2月12日は関東(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)、静岡県内、山梨県内の3割以上、長崎県や宮崎県内の5割以上の観測地点において、10個に達したという。関東や山梨県では、2日以上という条件を満たしていないものの、今後も飛散が徐々に増える見込みであることから今回の発表に至った。花粉シーズンインの時期は、昨年と比べて関東では18日、山梨県では13日、宮崎県では11日遅くなり、長崎県と静岡県では4日早まっている。2月中旬は、西日本を中心に春の気配を感じられるほど暖かい日や、風が強まる日もあるため、西~東日本の太平洋側でも続々と花粉シーズンに突入する予想。また2月下旬は、まだ冬の寒さになる日が多くなるものの、冬型の気圧配置が緩んで寒さが和らぐ日もあり、そのタイミングで山陰など西日本の日本海側では花粉シーズンに突入する見込みだという。平年(2008~2014年)と比べると、東北や北陸では3~7日程度遅く、その他のエリアでは平年並みのシーズンインとなる予想。なお花粉シーズンに入った後、1週間から10日くらいで本格的な飛散シーズンに突入する。九州では3月上旬、関東から中国・四国の各地では3月中旬にスギ花粉の飛散ピークを迎える予想だという。また、スギ花粉の飛散量がピークを過ぎた後は、桜の花が咲く頃にヒノキ花粉の飛散量が増え、西~東日本では4月上旬~中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる見通しとのこと。2015年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、北~東日本ほど多く、東北や関東、中部では平年(2008~2014年平均)の110~150%と多くの花粉が飛散する予想となっている。近畿では平年と同程度~130%となる見込み。一方、その他の西日本の飛散量は平年より少ない所が多く、中国・四国では平年の80~90%程度、九州では平年の70~90%程度となる見通しだという。また、昨シーズンと比べると、東北~近畿は飛散量が多く、特に関東を中心に2~3倍(200~300%)となる見通しとなっている。一方、中国・四国以西では、四国(太平洋側)~九州を中心に昨夏の天候不順の影響が大きく、昨シーズンの70~90%となる地域が多い予想。特に、高知県・徳島県・佐賀県・大分県・宮崎県・長崎県では、昨年と比べて大幅に少なく、50~60%程度となる見通しだという。
2015年02月16日東京でも、2月11日よりスギ花粉の飛来が発表されました。花粉症の皆さん、対策はお済みでしょうか。オススメの対策法は、宇宙服を身につけることです。宇宙服を着れば地球の外でも暮らせるのですから、花粉ごとき簡単に防げるに違いありません。ただファッションの観点から見ると、この格好はあまりよいとは言えません。全身が守られているので、男性には「付け入るスキのない女だ」という印象を与えてしまうでしょう。同じ女性からも、「無機質で冷たい」という印象を持たれ、翌日から誰も話しかけてくれなくなるかもしれません。いくら花粉から身を守るためとは言え、大切な人間関係を壊したくはないですね。ここにも、宇宙服のような完璧な防護服に身を包んだ研究員たちがいます。二人しかいないということは、仰々しい防護服のせいで、他の研究員たちから見放されてしまったのでしょうか…。しかし、たった二人だけでも新薬の開発に成功した様子。その新薬とは、アレルギー専用眼科薬「マイティア(R)アルピタットEXα」シリーズです。この新しい目薬は、目のかゆみを抑える「抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミンマレイン酸塩)」を、従来品(※1)の2倍もの量を配合しています。(※1:従来品とは、「マイティア(R)アイテクト(R)アルピタット」シリーズ)そもそも花粉症で目がかゆくなるのは、目に入ってきた花粉を異物(抗原)とみなすのが原因です。そこで対抗するためにつくられた抗体が、目の粘膜内にある肥満細胞と結合することで、ヒスタミンなどを放出し、知覚神経を刺激します。すると、目のかゆみが生じるのです。抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンが知覚神経を刺激するのを防いでくれます。「マイティア(R)アルピタットEXα」シリーズは、この抗ヒスタミン成分を最大濃度配合(※2)しているとのこと。これまでの目薬ではあまりかゆみをおさえられなかったという人にとって、頼りになりそうですね。(※2:一般用眼科用薬製造販売承認基準)それでは、この新薬によって、解放された研究員たちの様子をご覧ください。この清々しい笑顔。もうこれからは、大げさな防護服のせいで他の研究員たちからのけ者にされてしまうことも、きっとなくなることでしょう。よかったですね! …もちろん、これらのストーリーはCMの演出によるものでフィクションですが、開発された目薬の性能は現実のものなのでご心配なく。シリーズは、「マイティア(R)アルピタットEXα(クールタイプ)」と、「マイティア(R)アルピタットNEXα(ノンクールタイプ)」の2つのラインナップ。いずれも第2類医薬品、メーカー希望小売価格¥1,800(税抜)で、現在発売中です。・千寿製薬 公式サイト
2015年02月16日暖かな陽射しを感じるようになれば、あの嫌なシーズンがやってくる。まさに花粉の到来だ。一説には日本国民の約10~20%が罹患しているといわれる“花粉症”。しかし、皆さんが受けている花粉症の治療には、思わぬ落とし穴がある。今では、耳鼻科や内科などでも「くしゃみ」や「鼻水」だけでなく「眼のかゆみ」や「充血」などに点眼薬や内服薬を処方してもらえるが、病院やクリニックによってはドクターが医薬品の効能や用量・用法を正確に理解しておらず、症状がなかなか治らないということが起こっている。コンタクトレンズ使用者においては、レンズによって点眼薬が異なるため、誤った処方をして、眼に傷を負わせるなどのトラブルも発生しているらしい。やはり、それぞれの専門医に診てもらうこと。そして、早期予防が一番効果的なため、症状が出る前に最寄りのクリニックへ行くことがオススメである。そこで今回、眼科による花粉症の治療に詳しい、JR東浦和駅近くにある「柳崎眼科クリニック」の竹井浩明院長にお話を伺った。ベストメガネコンタクト東浦和店と併設している同院は、今年1月30日にリニューアルオープンしたばかりで、飛散量がピークの時期には1日で最大100名前後の患者さんを治療するという地域に根差したクリニックだ。○スギ・ヒノキの飛散量は例年並みの多さ。まずは、2015年の花粉の飛散量はどの程度なのか。その傾向についてうかがった。竹井院長: 「今年の関東地方でのスギ及びヒノキ花粉の総飛散量は、例年並みというものの花粉飛散量が少なかった前年よりは多いという予測です。特にスギが多い傾向です」花粉症の中でも患者数が最も多いとされるスギが昨年と比べて、花粉の飛散量が多いということなら油断は禁物だ。スギ花粉の飛散が始まるのは、通常は2月の2週目2月9日~10日あたり。ピークの時期が2~5月なので、これからが特に要注意だ。○薬を飲んでも、眼のかゆみが治まらないケースもある。花粉症にかかると、ほとんどの人が耳鼻科や内科に通院している。その理由のひとつが、「眼のかゆみ」「充血」「涙がでる」などの『季節性アレルギー性結膜炎』に罹っても耳鼻科などで点眼薬や内服薬を処方してくれるからだ。竹井院長: 「『眼のかゆみ』だけでなく『鼻水』『くしゃみ』など、その症状に合わせて効き目のある薬を選ぶので、耳鼻科や眼科でも処方する薬は変わりません」患者さんもいくつもの病院を周るよりは、一つの病院でまとめて処方箋を出してもらえたほうが楽なので、そういう選択をするのは無理もない。しかし、それが必ずしも花粉症の治療に最適だと限らないと竹井院長は危惧している。竹井院長: 「薬の用量・用法をきちんと理解しないまま、処方している病院・クリニックなども少なくありません。例えば、薬の種類によりますが『眼のかゆみ』があるにも関わらず、抗アレルギー薬だけを処方していては、いつまで経ってもかゆみが軽減されないということがよくあります。いつ始めるかという治療の時期などによっても、使う薬は異なってきますから、患部の症状や薬の効用など、あらゆる状況を把握して適切な治療ができる専門医に診てもらうのが大切です」○コンタクトレンズ使用者は、要注意!最近特にトラブルとして多いのが、コンタクトレンズをしている患者さんへの花粉症の治療である。竹井院長 「コンタクトレンズのハードとソフトで違うのはもちろん、ワンデー、マンスリーなど、ソフトタイプの中でも種類によって、使う点眼薬は変わってきます。懸濁液(液体の中に粒子が分散して、濁っている状態)などのように振って使う点眼液は、溶け残ったものがコンタクトに付着して目を傷つけてしまう可能性があるので、コンタクトレンズでは一切使えません。こうしたことを理解しておかないと、思わぬトラブルになりかねません」眼科以外ではコンタクト装用者の治療までは、理解していないケースが多いという。花粉症の患者さんにとっては、これからの季節を快適に過ごせるかどうかは、適切な治療にかかっているといっても過言ではない。「各専門領域のドクターに診断してもらうことも大切ですが、一番は初期療法です。花粉症の症状がでる前に治療を始めたほうが効果的」と竹井院長は言う。気になる人は、いますぐ身近なクリニックへ。○今回お話を聞いた柳崎眼科クリニックとは?柳崎眼科クリニックはJR武蔵野線東浦和駅から徒歩7分にある眼科医院で、土・日・祝日の診療も行っています。個人眼科では数少ない検査機器も導入しており、健康診断や人間ドックで、眼科を受診するように指示された方も、精密検査を行うことができます。
2015年02月16日ヤフーは2月12日、「Yahoo! 地図」において全国の花粉飛散情報を地図上に反映する「花粉情報」の提供を開始した。配信期間は5月末までを予定。同コンテンツは、「Yahoo! 天気・災害」にて提供する情報と連携。日本国内の観測地点102カ所の花粉飛散情報をもとに、花粉量に応じた5段階の「花粉顔アイコン」を表示する。花粉量が多くなるにつれアイコンの表情が"怒り顔"になり色味や形も激しくなるなど、一目で花粉の飛散情報がわかるよう地図上に可視化しているという。朝と夕方の1日2回更新で、当日だけでなく2日後までの花粉量予測も地図上に反映する。なおスマートフォンアプリ版では、利用者が設定した地域の花粉量予測の通知機能を実装する(Android版は2月12日より、iOS版は2月中旬以降に実装)。これにより、毎週日曜日の夕食時間帯に翌月曜日の花粉量予測が自動で届くという。同コンテンツは、 PC版、アプリ版(iOS、Android)、スマートフォンブラウザ版に対応。
2015年02月13日一般財団法人日本気象協会とP&Gは2月9日、花粉飛散ピークとPM2.5に備えて共同開発した「部屋干し指数」の情報提供を開始。同日、共同記者発表会を行った。「部屋干し指数」とは、「天気」だけでなく、洗濯物に付着してしまう花粉やPM2.5といった大気の汚れも条件判断に含めて5段階で指数化したもの。算出方法は、日本気象協会の天気・風速・花粉の飛散量予測・PM2.5の分布予測と、アレルギー専門医の清益功浩氏が監修した洗濯物の花粉付着モデル実験の結果を掛け合わせている。これにより、洗濯物を乾かす際に、屋外干しよりも部屋干しがふさわしい環境であるかを判断できるという。○花粉対策の3原則日本気象協会が1月14日に発表した「2015年春の花粉飛散予測(第3報)」によると、スギ花粉は2月上旬から飛散を開始。北陸、関東・甲信、東北地方の花粉飛散量は前年の2~3倍となることが予測されている。清益氏は、花粉対策の3原則として「花粉症の症状を軽減すること」、「花粉の体内への侵入を防ぐこと」、「花粉を室内に持ち込まないこと」をあげた。まず花粉症の症状を軽減するためには、「抗ヒスタミン薬」「抗ロイコトリエン薬」などの内服薬をできるだけ早い時期に服用することだという。このほか、スギ花粉エキスを体内に吸収させる「皮下免疫療法」や「舌下免疫療法」なども有効とのこと。次に花粉の体内への侵入を防ぐ方法として、飛散量の多い日は外出を控えること、外出する場合にはマスクとメガネを装着することをあげている。そして、花粉を室内に持ち込まないためには、洗濯物などの衣服の扱い方がポイントとなる。具体的には、「花粉が付着した衣服をはたくことと、洗濯物を屋外干しから部屋干しに切り替えることがあげられます」と清益氏。実際に、清益氏が監修した花粉付着モデル実験では、花粉の飛散量が多いと「ウール」「綿」「ポリエステル」の3種類の衣服素材への付着量も多いことがわかっている。○正しい洗濯物の干し方とは?同発表会には、"洗濯王子"こと洗濯アドバイザーの中村祐一氏も登場。中村氏は、部屋干し特有の嫌なニオイの原因を「洗濯物の湿り気によって衣類に繁殖した雑菌」とし、それを防ぐための洗濯物の洗い方と乾かし方のポイントを伝授した。洗い方のポイントは、洗濯物を溜め込まず、できるだけこまめに洗濯することだという。そして、濡れた洗濯物を洗濯機に入れたまま長時間放置しないこと。さらに、洗浄力が高く雑菌臭に強いタイプの洗濯用洗剤を使用することだという。そして、乾かし方のポイントは2つ。エアコンや除湿機などで空気を循環させることと、洗濯物の空気に触れる表面積を増やすようにして干すことだという。具体的には、ジーンズなどの厚手のボトムスは裏返しにし、洗濯バサミなどを使って筒状(履いた時と同じような状態)にして干す。そうすることで、空気が通りやすくなり、型崩れも防ぐとのこと。また、フードのついたパーカーなどは、腰部分をハンガーにかける"逆バンザイ干し"にすると、空気に触れる表面積が広がって乾きやすくなるという。なお部屋干し指数は、日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」にて閲覧できる。8時と18時の1日2回更新。配信期間は5月末までを予定している。
2015年02月13日ウェザーニューズはこのほど、同社が提供するスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」(一部有料/月額・税別300円)にて「花粉対策info」の配信を開始した。同コンテンツは、当日の花粉飛散予想と、ユーザーの症状に合わせた対策を通知するサービス。受信時間は6時と7時から選択できる。「花粉症は症状のタイプや強さが一人ひとり違うため、症状に合わせた対策が必要」と同社。そこで、過去10年にわたって蓄積した全国のユーザーの症状報告をもとに花粉飛散量と症状の出方を検証し、症状別に16パターンの対策方法を割り出したという。まず、同アプリの「花粉Ch.」内にある「My カルテ」のチェックシートで症状に関する質問に回答すると、花粉症のタイプが自動判定される。花粉症のタイプは、鼻・目・肌・のどへの症状の出方によって16パターンに分類され、症状別に対策を通知する「花粉対策info」に活用されるという。「花粉対策info」では、「Myカルテ」で判定された花粉症のタイプ、ユーザーが日頃行っている主な対策、当日の花粉飛散予測をもとに対策を決定。「今日の対策」として、「マスク対策必須なレベル」「必要な対策は点鼻薬です」などのアドバイスが表示されるという。なお「臨時花粉対策info」を受信する設定にしておくと、昼や夜の時間帯に対策が必要なレベルの花粉が観測された場合にも臨時で通知される。
2015年02月12日東日本では今年も飛散量が多くなりそう2月10日、株式会社資生堂より花粉時期の肌ケアポイントが発表された。環境症から今年の花粉予測飛散予報(第2報)では、中国地方や近畿地方は昨年と同じくらいかやや多く、四国地方や九州地方では昨年よりもやや少なめ、その他の地方ではかなり多くなるとの予想。スギ・ヒノキ花粉の飛散量ピークは、九州地方では2月下旬、四国から関東・北陸地方では3月上旬から下旬、東北地方では3月下旬から4月上旬になると見られている。花粉を家に持ち込まないこれからの季節は、花粉を出来るだけ衣類や身体に付着させず家の中に持ち込まないための対策が必要。花粉症環境保健マニュアル2014や環境症の花粉情報サイトには、以下のような対策か効果的とされている。・ポリエステルや綿製品で起毛のない衣料を着用する。・洗濯物は室内干しに。・マスクや眼鏡を着用。マスクの内側にガーゼを入れると効果的。・部屋の換気時はレースのカーテンをしたまま、窓を10センチ程度開ける。・こまめに掃除し、掃除機だけでなく雑巾やモップも使用する。・うがい・手洗い・洗顔をきちんと行う。花粉時期の肌ケア花粉や黄砂、冷たい風などの刺激でこの時期はいつもよりも肌が過敏になっている。肌が荒れている状態でほこりや花粉が付着すると肌あれはさらにひどくなる場合が多い。洗顔の後は化粧水や乳液などで、水分・油分・保湿成分を補い、肌表面を健やかに保つ。目や鼻、頬がかゆくてもゴシゴシとこすらない。かゆい時は冷やして沈静させるのがベスト。スキンケア時に肌に違和感がある場合は、コットンを使用せず手のひらを使ってやさしくおさえるように化粧品をつける。(画像はプレスリリースより)【参考】株式会社資生堂プレスリリース
2015年02月12日花粉対策ミスト2015年2月6日、翠松堂製薬は、ミストをスプレーするだけで肌を花粉から守る「花粉対策ミスト ユッカ ウォーターヴェールn」をリニューアル発売すると発表した。2015年の花粉飛散予測日本気象協会の予測では、2月上旬から花粉シーズンがスタート。飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年より少ないまたはやや少なく、東海から東北地方は例年並みで、北海道は例年よりやや多くなると予測。前年(2014年)の花粉の飛散数が少なかった北陸・関東甲信・東北地方では、前年の2~3倍になる一方、前年の飛散数が例年よりも多かった九州・四国地方では、2015年春の飛散数は前年に比べて非常に少なくなる見込み。製品コンセプト花粉による肌が乾燥したり、かゆくなったりするのは、皮膚の角質層のバリア機能が低下し、花粉のアレルゲンが侵入するためといわれている。「花粉対策ミスト ユッカ ウォーターヴェールn」は肌にミストを吹きかけて、花粉を寄せ付けない肌バリアを形成する化粧水。花粉の季節より前に肌バリアを形成することで、花粉による肌のかゆみや乾燥を少なくなる可能性がある。製品特長天然由来成分ペクチンの働きにより、肌にスプレーしただけでバリアが形成、花粉を捕まえて、花粉を肌に直接触れさせないようにする。保湿成分アラントイン、グリチルリチン酸2カリウム、加酸分解ポリガンマ-グルタミン酸カリウムが角質層のバリア機能を守り、乾燥を防ぐ。赤ちゃんや敏感肌にも使うことができる。価格は40 ml 1,500円(税込1,620円)(画像はプレスリリースより)【参考】・翠松堂製薬プレスリリース(@Press)・ユッカホームページ
2015年02月12日くしゃみや鼻水が止まらず、さらに頭がボーッとしてくると、「風邪を引いたかな?」と思いますよね。しかし、じつは花粉症の初期にも、似たような症状が見られるのだとか。2月から3月にかけて花粉が飛散する時期にこれらの症状に見舞われたら、もしかしたら風邪ではなく花粉症かもしれません。そこで今回は、花粉症と風邪の見分け方をご紹介。さらに2015年春の花粉情報もお届けします!○熱っぽいと思ったら花粉症だった!花粉症に悩むマイナビニュースの読者300人に、花粉症と風邪、どちらか迷ったことがあるか尋ねたところ、「はい」と答えたのは15.0%とやや少なめ。もしかしたら、花粉症の初期症状が風邪と似ていることに気付いていない可能性もあるかもしれませんね。どちらか迷ったことがある人たちにその顛末を聞いてみると、「ついに自分も花粉症になってしまったかと思ったけど単なる風邪でした」(25歳女性/不動産/事務系専門職)という「風邪」派はごくわずか。ほとんどの人が「花粉症」だったことがわかりました。・「最近鼻水が止まらないと思っていていくら鼻炎カプセル飲んでも効果ないと思ったら花粉症でした」(35歳男性/機械・精密機器/技術職)・「初めて花粉症になったとき、のども痛いし熱は出るしでわからなかったから」(28歳女性/人材派遣・人材教育/事務系専門職)・「風邪で絶対花粉症じゃないと意地を張っていたけれど、アレルギー検査であっさり発覚」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「喉が痛くて鼻が出たり詰まったりするし、熱っぽい感じがしたので、風邪だと思ったが、耳鼻科に行ったら花粉症と言われ、鼻が詰まるせいで夜に口を開けて寝ることによる乾燥による喉の腫れなどで、風邪ではなかった」(26歳女性/金融・証券/専門職)まさに風邪の症状と似ていますね。「そもそも、花粉症という病名を知る前、ずっと風邪だと思っていました」(50歳以上男性/電機/技術職)という意見も見受けられました。症状から風邪だと思ってしまう人は多いようですが、中には「花粉症だと思ったら、花粉症と風邪の両方だった」(35歳男性/情報・IT/技術職)という意見もあり、ますますどちらかわからなくなってしまいそうです……。○「目」の症状もチェック!アンケートによれば、本当は花粉症だったのに、勘違いして風邪薬を飲み続けていた人がチラホラ。そこで、花粉症対策の専門家である、ベストメガネコンタクト武蔵浦和店の高木香乃(たかぎ かの)さんに見分け方を教えてもらいました。――風邪と花粉症、どちらも症状が似ていますが、見分ける方法はありますか?高木さん「くしゃみが立て続けに何度も出る場合は、花粉症の可能性大。風邪だったらそこまで連続しないものです。また、透明でさらさらの鼻水が出ることも、花粉症の特徴です」――風邪のときにも、さらさらの鼻水が出ることがありますが……。高木さん「風邪の場合は、最初はさらさらしていても、だんだん黄色っぽく粘着質な感じに変わっていきます。風邪と比べるとひどい鼻づまりに悩まされるのも特徴で、鼻の通りが一度よくなったと思っても、すぐにつまってしまいます」――鼻水の状態をチェックすることもポイントになりそうですね。ほかにも、花粉症の特徴があれば教えてください。高木さん「目のかゆみや充血、涙、異物感といった、目にも症状があらわれます」○花粉の飛散時期&量は例年以上!――今年の花粉は、いつごろから飛び始めるのでしょうか?高木さん「北日本は例年並みですが、西日本・東日本は2月下旬から。例年より早く花粉の飛散が始まると予測されています」――例年より飛散時期が早いということは、花粉の量も多くなるのでしょうか?高木さん「花粉飛散量は平年の1割増、東日本は3割増とやや多い予想です。もっとも飛散量が多いのは関東で、平年より5割と増加する見込みです」――ありがとうございました。高木さんによれば、「関東では例年より早く、例年以上の花粉が飛散する」とのこと。ある日突然、花粉症が発症することも珍しくないそうです。読者アンケートでは花粉が飛散する「2月(20.7%)」「3月(17.7%)」に花粉症対策を行う人は約4割でしたが、メガネやマスクなどを使って早めに対策することで症状をやわらげることができるといわれています。つらい目にあわないためにも、これからやってくる本格的な花粉シーズンに早めに備えたいですね。
2015年02月10日MSDはこのほど、花粉症・アレルギー性鼻炎情報サイト「花粉なう」において、期間限定コンテンツ「花粉飛散予報」をオープンした。「花粉なう」は、花粉症に悩む人へ向けて、花粉症対策に役立つ情報を提供するウェブサイト。花粉症の知識をゲーム感覚で習得できる「花粉症道場」と「花粉症の基礎知識」をはじめ、さまざまなコンテンツをそろえている。今回オープンした「花粉飛散予報」では、毎日更新される全国132地域の1週間分の花粉飛散量を5段階で表示する。また、スギやヒノキなど飛散している花粉情報を7パターンで提供。自分の地域における花粉量と飛散している花粉の種類を一目で確認することができるという。同コンテンツの掲載期間は5月末までとなり、パソコンおよびスマートフォンで閲覧できる。
2015年02月07日日本調剤は2月5日、「花粉症の実態と対策」の調査結果を発表した。同調査は1月16日~19日、これまでに花粉症と自覚・診断されたことがある全国の20~70代以上の男女1,198人を対象に、インターネット上で実施したもの。まず「花粉症の症状がひどい季節」について聞いたところ、「春(3月~5月)」と回答した人が85.1%と圧倒的に多かった。また、花粉症で起こる症状のトップ3には「目のかゆみ」(80.6%)、「くしゃみ」(72.6%)、「鼻づまり」(66.4%)があがった。次に「花粉症の治療で病院に行くか」を聞いたところ、「病院に必ず行く / 行く場合もある」と回答した人は約6割を占めた。「病院に行く」割合が最も高いのは、女性70代以上の層であることがわかった。一方で「病院に行かない」人も約4割おり、その理由としては「我慢できる程度だから」(44.6%)、「面倒だから」(33.5%)が上位にあがっている。また、病院に行く人に「1回の診察費や治療薬費でかかった費用」を聞いたところ、「1,000~2,000円未満」が最も多く、36.2%を占めた。男女ともに70代以上の後期高齢者では、「1,000円未満」が最も多いことがわかった。続いて「花粉症の治療薬を使用するタイミング」を聞いたところ、内服薬、外用薬ともに「花粉症の症状が出てから使用する」(内服薬: 29.6%、外用薬: 38.0%)、「症状がひどい時だけ使用する」(内服薬: 24.1%、外用薬: 23.5%)が上位にあがった。これらを合わせると、半数以上の人は花粉症が発症してから治療薬を使用していることがわかる。花粉症の治療薬を使用している人の満足度を調査したところ、「満足している」人が10.0%、「やや満足している」人が44.5%を占めたものの、半数近くの人は治療薬に満足感を得ていないことがわかった。さらに、「花粉症の治療薬の影響」について聞いたところ、内服薬は「特に影響はない」との回答が最も多く、42.8%を占めた。次いで「眠気」(36.8%)、「口や目の渇き」(26.6%)、「ボーッとする・集中力の低下」(24.7%)があがっている。そこで、「治療薬の影響が出た場合は医師や薬剤師に相談するか」を聞いたところ、約7割の人が「必ず相談する / 相談することもある」と回答した。最も相談する人が多いのは、女性40代で83.0%を占めている。
2015年02月06日いよいよ花粉症の本番シーズン。できれば薬に頼ることなく快適でヘルシーな日々を過ごしたいアラフォー女子に、今回はナチュラルレメディ(自然療法)の視点から注目のケア法をご紹介します。炎症を悪化させない “抗酸化ケア”体内に抗体ができてしまうことで起こるアレルギー症状。完治は難しいものの、ケア次第で皮膚や粘膜で起こってしまう炎症をできるだけ小さくすることは可能です。炎症が起きた体内には活性酸素が増えるため、食事や良質なサプリメントで抗酸化力を高めましょう。ポリフェノールが豊富な甜茶、天然のマルチビタミンといわれるネトル(イラクサ)など、抗酸化力の高いハーブはこれまでにも花粉症対策において注目されてきました。また、アレルギーは免疫反応のひとつなので、免疫細胞の60〜70%が集まっているという腸内環境を良い状態に保つことも、症状を軽くする重要キーのひとつ。小学生の頃から花粉症に悩まされてきた私も、腸内美化をできるだけ意識しながら、毎年ひとつ気になるナチュラルレメディを試した結果、症状をかなり軽くすることに成功しています。注目の花粉症対策ハーブ“春ウコン”そして、近年になって注目が高まっているのが春ウコン。ウコンの別名はターメリック。すぐにカレーに入れるスパイスが思い浮かぶ方もいると思いますが、日本でよくカレーに使われるのは、二日酔い防止に効くといわれる秋ウコンです。秋ウコンは、肝臓に良いとされるクルクミンという成分が非常に豊富。しかし春ウコンは、フラボノイドやカンファーといった精油成分、ミネラルが豊富です。約1000種類におよぶ薬効成分を含んでいるそうで、活性酸素による炎症の鎮静や、体全体の免疫機能のサポートに役立ってくれます。春ウコンもカレーやスープ、ターメリックライスなど、スパイスとして料理に使うこともできますが、やや苦みが気になるかもしれません。摂取する場合は、オブラートに包んで摂る方法がおすすめです(1日あたり3〜5gくらいが有効な摂取量といわれています)。ムズムズ感がはやく鎮まる“鼻うがい”それでも風が強く花粉が大量に舞う日などは、どうにも鼻がムズムズ…。そんな時には、ヨガを習慣にしている人の間ではおなじみ、小さな水さしのような形をしたネティポットを使った“鼻うがい”を試してみるのも手です。▼鼻うがいのやり方1)まずは洗浄液の準備を。人肌よりややぬるめ(33℃程度に)に冷ました白湯に天然塩を入れて0.9%の生理食塩水をつくり、ポットの7分目まで入れます。2)洗面台などで少し前かがみになり、首を軽くかしげて口をやや開けた状態で上側の鼻の穴から洗浄液を少しずつ注ぎます。少しずつ頭全体を傾け、反対側の鼻の穴から洗浄液を流しだします。3)口を閉じると、食塩水が喉に入って流れ込んでしまうため必ず口を開けて行います。お湯の量が半分になったら、反対側に顔を向けて同様に。鼻うがい後は、ティッシュで片鼻を押さえながら鼻をそっとかむ要領で洗浄液と空気を出します。鼻の粘膜がクリーニングされると、気になっていたムズムズやグズグズ感が速やかにすっきり。ただし、間違った使い方をしてしまうと別の炎症を招いてしまうことがあるので以下の点に注意して行ってください。“鼻うがい”時に気をつけたいこと・わずかでも細菌などを含んでいる可能性のある水道水は使わない。・一度湧かしてぬるめに冷ました白湯を使う。・使用する白湯は清潔な容器に保存、24時間以内に使い切る。・手や器具は洗って乾いた状態から行う。・鼻うがい後は、粘膜や鼓膜を傷めないよう思いきり鼻をかまない。・就寝2時間前には洗浄を行わない。・蓄膿症などの耳鼻疾患がある方は行う前に専門医に相談を。水道水に含まれるわずかな細菌は、飲用の場合は胃酸で死滅しますが、湿度のある鼻腔に入るとそのまま残って大きな炎症を招いてしまうことがあるそう。また、鼻うがい後すぐに横になってしまうと、洗浄液が完全に排出されずやはり鼻腔内に残ってトラブルの素になるため、ベッドに入る直前は避けましょう。ナチュラルレメディ(自然療法)はあくまで自分の体に本来備わっている治癒力を応援するもの。自己流で行って炎症を悪化させてしまっては台無しなので、作法をふまえ、体の声を聞きながら取り入れたいですね。
2015年02月06日MSDの「花粉なう」2015年2月2日、MDSは同日、花粉症・アレルギー性鼻炎情報サイト「花粉なう」において、期間限定コンテンツ「花粉飛散予報」を開設したことを発表した。花粉飛散予報毎日更新される全国132地域の1週間分の花粉量を5段階で、飛散している花粉の種類(スギやヒノキなど)を7パターンで提供。自分の住居や出かける際での花粉量と飛散している花粉の種類を一目で確認することが可能。掲載期間は2015年2月~5月。パソコンあるいはスマートフォンで閲覧可能となっている。花粉なう「花粉なう」はMSDが提供する花粉症・アレルギー性鼻炎に関する情報提供サイト。コンテンツには、「花粉症 症状ちぇっく」、「花粉症道場」と「花粉症の基礎知識」、「花粉飛散予報」、「花粉温度なう!」、「病医院検索」がある。「花粉症 症状ちぇっく」は自分自身の症状を確認することにより、医療機関で医師と相談するときに役立つ。「花粉症道場」ではクイズに答えることで、ゲーム感覚で知識が得られ、「花粉症の基礎知識」はその解説。「花粉飛散予報」が今回オープンしたもの。「花粉温度なう!」花粉飛散の開始を1月1日の累積気温で推計。累積気温が摂氏400度が飛散開始の目安といわれている。2015年2月1日までの累積温度は摂氏330度。「病医院検索」では花粉症について相談できる医療機関の情報を住所、最寄り駅名、郵便番号などから検索可能。(画像はプレスリリースより)【参考】・MSDプレスリリース
2015年02月05日東京都などはこのほど、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは、日本医科大学大学院医学研究科 眼科学分野の高橋浩教授が「眼科からの花粉症予防と対策」との題で講演し、目のアレルギーや治療薬、花粉症患者の目のケア方法などについて解説した。○花粉症とは季節性アレルギー性結膜炎のことそもそも花粉症とは、スギ花粉やヒノキ花粉などの花粉によって起こるアレルギー疾患のことであり、特にそのアレルギー症状は目と鼻で起こりやすい。目のアレルギーには、即座に反応が出るものに「季節性アレルギー性結膜炎」と「通年性アレルギー性結膜炎」があり、やや時間をおいてから反応が出るものに「アトピー性角結膜炎」「春季カタル」などがある。いわゆる花粉症は、「季節性アレルギー性結膜炎」に該当する。その症状はかゆみや充血、流涙などがあるが、花粉症シーズンにこれらの症状が出ているからといって、自分で季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)と決めつけるのは危険だと高橋教授は話す。「花粉症はいろいろなアレルギー性結膜炎の一つにすぎません。(発症の)原因はダニ(による通年性アレルギー性結膜炎)で、それがたまたま時期が(花粉シーズンと)重なっただけかもしれません。これらの(かゆみ、充血などの)症状を見て花粉症と決め付けるのは早いです」。高橋教授によると、季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)と同じような症状を呈する結膜炎が他にもあるそうで、その代表的なものが『ウイルス性結膜炎』、いわゆる『はやり目』だという。花粉症だと思い込んで生活していると、周囲に感染させてしまうなど、思わぬ"被害"を与える可能性もある。季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)かウイルス性結膜炎かはっきりと判明するまで、注意が必要だと高橋教授は警鐘を鳴らした。○万全の予防策をしても、すべての花粉は防げない少しでも花粉症の症状を和らげるためには、予防やセルフケアが大切だ。■帽子を着用する■めがね、または花粉症用ゴーグル型めがねを着用する■マスクを着用する■スカーフを着用する■髪をまとめる■凹凸のない素材の衣服を着用するこれらの予防策をとるのが好ましいが、高橋教授は花粉による曝露(ばくろ)を100%防ぐことはできないと指摘。どれだけ予防策を講じても、すべての花粉をシャットアウトすることは不可能だと覚えておこう。治療に関しても解説してくれた。眼科では季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)の治療には、肥満細胞安定薬と抗ヒスタミン薬を用いるのが通例。それでもどうしてもかゆみが治まらない場合は、ステロイドを使用することもある。肥満細胞安定薬は効果が出るまでに時間がかかるため、「花粉が飛び始めたら点眼するのが良い」と話した。一方の抗ヒスタミン薬は、かゆみへの即効性に優れるのが特徴だ。最近はこの2つの要素を備えたものも多いので、点眼薬選びの参考にするのもいいだろう。○過度の洗眼・点眼がさらなる危険を招く恐れも最後に、高橋教授は季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)に悩む人に知っておいてほしいことについても言及した。ドライアイは花粉症を悪化させるアレルギー性結膜炎に負けないくらい患者が多いと言われているドライアイ。ドライアイとアレルギー性結膜炎は似たような症状が出るが、両者は互いに「負の相互作用」がある。すなわち、ドライアイがアレルギー性結膜炎を悪化させ、アレルギー性結膜炎がドライアイを悪化させる。どちらにも該当するという人は注意が必要だろう。過度の洗眼・点眼は危険過度の目洗いは、目を閉じた状態からパッと目を開いた際に目元に現れる「涙の膜」の維持機能を低下させる恐れがある。この涙の膜の維持機能が低下していくと、涙の量は普通でもドライアイの症状が出てくる。「曝露(ばくろ)されてしまった目の花粉を取り除くという考え方は正しいですが、やりすぎはよくないです」。洗う際には防腐剤なしの人口涙液がお薦めだという。同じく過度の点眼にも注意が必要で、使用する点眼薬は防腐剤なしのものがいいとのこと。2weekなどのソフトコンタクトレンズの上から点眼をしないコンタクトレンズはさまざまな成分を吸着する。花粉が吸着されていることもあるし、点眼薬が吸着されていることもある。1dayタイプやハードコンタクトの上から点眼しても大丈夫だが、2weekなどのソフトコンタクトレンズの上から点眼するのは避けるようにしよう。○花粉シーズンを快適に過ごすための努力を花粉症の症状がひどくなると、意識が目や鼻にばかりいってしまい仕事や家事に集中できなかったり、倦怠(けんたい)感やだるさに悩まされたりする。ただ、高橋教授が解説してくれたように、点眼や洗眼など「目のために良いだろう」と花粉症患者が思ってやっていることが、実は自身の目をさらなる危険にさらしている可能性もある。それでは元も子もない。自身の目のケア方法に不安や疑問がある場合は、しっかりと医師に相談した上で、少しでも花粉シーズンに快適に過ごせるよう、努めてもらいたい。
2015年02月05日『ネムジム食堂』の夜ごはん担当、薬剤師で料理研究家のヨシダです。毎回ひとつずつ、体内時計を整え、快眠につながる栄養素を紹介しながら、手軽でおいしいレシピをお届けいたします。今回は、春先に重だるく私たちを悩ます花粉症対策のレシピをご紹介いたします。この時期、春の足音はうれしいものの、私たちの多くを悩ます「花粉症」。「鼻が詰まって眠れない」「夜になっても眼の痒みやくしゃみが止まらない」など、ゆっくり眠れない人も多いのではないでしょうか。「ネムジム食堂」では、食事面のサポートで少しでも花粉症のつらさが軽減し、皆さんがゆっくり眠れるようサポートをしていきたいと思います。アレルギー症状の原因は、活性酸素!?花粉症のようなアレルギー反応が起こっている時、私たちの体の中では活性酸素が大量に発生しているといわれています。この大量発生が、症状の増悪にもつながっているそうです。この活性酸素の働きを抑制する作用が、「抗酸化作用」といわれるものです。抗酸化作用のある酵素は、20歳をピークに減少!一般的に抗酸化作用を持つといわれているのは、ビタミンA、C、Eやβ‐カロテン、リコピンなどのカロテノイド、アントシアニン、イソフラボンなどのポリフェノール類が挙げられます。私たち自身も、もともと抗酸化作用のある酵素を持っていますし、前回までにたびたび登場している“睡眠ホルモン”メラトニンも強い抗酸化作用あることが知られています。こういった酵素やホルモンの量は20歳をピークに減少し40代からは加速度的に減少するそうですから、食品で補給してゆくのは重要なことかもしれません。ビタミンA、C、Eを一緒に摂ると効果的ビタミンA、C、Eはその文字並びの通り、ビタミンACE(エース)と呼ばれていたりもします。粘膜を強化する働きがあるビタミンA、活性酸素を減らすのに効果が高いビタミンC、不飽和脂肪酸が参加してできる過酸化脂質の生成を抑える働きがあるビタミンE。これらを一緒に摂ると相乗効果があるといわれています。今回は、ビタミンA、C、Eがたっぷり含まれているレシピをご紹介します。「カラフル野菜のくるみ和え」≪材料≫(2人分)・にんじん80g・ブロッコリー80g・カリフラワー100g・くるみ60g(生で無添加のものを選んで下さい)・砂糖大さじ1・薄口醤油大さじ1・水20㏄・塩少々・くるみオイル(なければオリーブオイル)小さじ1≪作り方≫1.にんじんは食べやすい大きさに切り、ブロッコリー、カリフラワーは小房に分け、下茹でしておく。2.くるみはフライパンで乾煎りし、包丁で粗く刻んでから、すり鉢にうつし、砂糖を加えすりつぶす。続けて、薄口醤油、水、塩、くるみオイルを加え、滑らかになるまで擂る。3.よく水気をとった1.を3.に加え、よく和え、器に盛る。※お野菜の水気をしっかりとっておかないと、全体に水っぽい仕上がりになってしまうので、注意しましょう。☆ビタミンA、C、Eが含まれている食材をご紹介・ビタミンAが多い食材:緑黄色野菜、シソ、パセリ、うなぎ、レバーなど・ビタミンCが多い食材:いちご、キウイフルーツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツなど・ビタミンEが多い食材:植物油、ナッツ類、かぼちゃ、うなぎなどこのレシピではにんじん、ブロッコリー、カリフラワー、くるみを使いましたが、ビタミンACEの入った他の食材を組み合わせて、いろいろな「くるみ和え」を試してみるのもいいですね!夜ごはん担当:ヨシダさん「ネムジム食堂夜ごはん担当のヨシダです。よろしくお願いします。ネムジム食堂夜ごはんは、体内時計を整え、心地よい眠りを届けてくれるその名も「快眠夜ごはん」です。快眠夜ごはんを食べて、よく眠った翌日は頭も、肌も、気持ちもスッキリ。カラダもココロも若返ります。ヨシダがつくる快眠夜ごはん、よい眠りでよい明日をお迎えください!」ヨシダさん(本名:吉田三和子)プロフィール:薬剤師で料理研究家。『なごみごはん』という簡単家庭料理・パーティー料理の教室を開催。著書 「食べたいものを食べやすくデイサービスで人気の介護食83」講談社刊。食のコミュニティ「andparty」マイスター。食コミュニティ「andparty」はこちら『ネムジム食堂』とは『食で眠りを鍛える!』をモットーに「今日を元気に過ごす朝ごはんレシピ」、「快眠を約束する夜ごはんレシピ」など、毎回様々な情報をご紹介していきます。『ネムジム食堂』その他の記事はこちら
2015年02月05日そろそろ花粉症が気になるシーズンですね。花粉症の人にとっては、憂鬱な日が続きます。少しでも楽に過ごせるように、今から対策を考えたいものです。室内の花粉症対策には、空気清浄機が注目されがちです。けれども、床はもちろん、ソファや家具の隙間、棚の上などあらゆるところに花粉は存在し、一度落ちてしまうと空気清浄機では取り除けないのです。そこで、花粉対策にこそ是非使ってほしいと名乗りを上げているのがミーレの紙パック式掃除機。AllAbout家電ガイドの滝田勝紀さんもまさに「花粉対策には掃除!」の提唱者。滝田さんも指南するミーレの紙パック式掃除機の注目すべき3つのポイントとは?■床だけではなく空気もきれいにできること掃除機で床をきれいにするのはもちろんですが、きれいな排気を送り出すことで、空気もきれいにできる掃除機を選びましょう。ミーレの紙パック式掃除機なら、合計11層のエアクリーンシステムによって、0.3μm以上の微粒子の集塵率99.999%以上(ASTM F1977に準拠したテスト結果)の排気性能を誇ります。空気清浄機にも負けないほどのクリーンな排気を送り出すことで、床だけでなく、空気もきれいにしてくれるのです。■吸引力がすぐれていること室内の花粉を確実に取り除くには、床やカーペットから花粉を確実に取り除く力強い吸引力が必要です。排気性能とともに、高い吸引力を持つ掃除機を選びましょう。ミーレの紙パック式掃除機なら、ゴミをしっかり集めるノズル、心臓部である高効率なモーター、さらには吸引力を最大化する空気の流れの三位一体の吸引力によって、強力なダストピックアップ率を誇ります。だから、床やカーペットから花粉をしっかり取り除いてくれるのです。■床以外にもたまった花粉を取り除けること花粉は、空気中や床だけでなく、ありとあらゆるところにたまっています。例えば、ソファ、家具の隙間、棚の上、テレビ、パソコンの電子機器など。帰宅した際の洋服にも花粉はたくさんついています。さまざまなところに対応できる掃除機を選べば、お部屋の花粉症対策はバッチリです。ミーレの紙パック式掃除機なら、ホコリ取用ノズル、すきま用ノズル、家具用ノズルの3点のノズルが備わっているので、家中のあらゆる場所に対応できます。今なら、対象のミーレ掃除機を買った人に抽選で、HEPAエアクリーンフィルターを10個プレゼントする 「きれいな空気を最大10年分プレゼントキャンペーン」 も実施中。さらに応募した全員にHEPAエアクリーンフィルター(税抜¥5,940相当)がプレゼントされるので、この機会にぜひ応募しては?(キャンペーンは4月30日まで。応募受付は5月18日まで)本格的に花粉の季節がくる前に、しっかり花粉対策ができる掃除機を準備しておくことをオススメします。ミーレ紙パック式掃除機で、ツライ花粉の季節を少しでも快適に過ごしたいですね。・ミーレ・ジャパン 公式サイト
2015年02月03日