俳優の市原隼人が18日、京都市内を中心に開催中の「京都国際映画祭2019」(~21日)内で行われた映画『喝 風太郎!!』(11月1日公開)の舞台挨拶に、柴田啓佑監督とともに登場した。『サラリーマン金太郎』『俺の空』の本宮ひろ志の傑作漫画を、破天荒な僧侶役で市原隼人を主演に迎えて映画化。長年の修行を終え、ボロボロの袈裟に身を包み町へ降り立った僧・風太郎。大酒を食らい、大の女好き、破天荒で非常識、かつ自由勝手で横暴なこの男に、出会う人はみな振り回されてばかりだが、彼らは思いのまま生きる風太郎といると心が解きほぐれていく。市原は「こんなにファンがいる本宮さんが作られた風太郎を演じさせていただけることが単純にうれしかったです」と喜び、「脚本を読んで鳥肌が立ちました。生きるということが1つテーマになっていて、生きるということを考えてみたんですけど僕にはわかりませんでした。本当に難しいです。生きるとは何か考えながら現場に立ち、本当に多くのことを感じさせていただける作品になりました」としみじみと語った。司会者から役作りをしっかりしたのか聞かれると、「しっかりしました」と笑いながら答え、「扮装も2時間かかるんです。ヒゲをつけて、よくヒゲも食べちゃって大変でした」と説明。「風太郎という男は一見、破天荒に思えるんですけど、すごく愛がある人間で、自分と向き合う手立てをするだけで押しつけではないんです」とキャラクターの魅力を伝えた。そして、本作の見どころについて「クマみたいな毛むくじゃらな人間が、街に出てかき回している様と、いろんなことに驚いている様と、あと、生きるということについて深く考えさせられる作品」とアピール。「個々の存在意義があると思う。なぜ自分がいるのか、自分は本当に必要なのか迷う瞬間もあると思うんですけど、必ずみなさんが生きていることで幸せになっている方がたくさんいるので、それを感じていただけたら幸いです」とメッセージを送った。柴田監督は、市原演じる風太郎について「思っていた以上に市原さん扮する風太郎がすごい馴染んでいて、撮影中も普通に街の中に風太郎としているんですけど、破天荒なことを芝居でやっても馴染んできて、市原さんの風太郎ってこういうことだなって感じた。簡単に言うと、最高でした!」と絶賛。「風太郎の衣装は微妙にモデルチェンジしていまして、そういうところも見ていただきたい」と細かいこだわりも明かした。
2019年10月18日俳優の市原隼人が9日、都内で行われた主演ドラマ『おいしい給食』(テレビ神奈川、TOKYO MX、BS12)の記者会見に出席した。今作で初の教師役を務める市原は、給食がなによりも楽しみという異色な教師を演じることに、「まず食がおいしく喉を通るように5キロ以上落として、給食の前には食事を控えて挑んでました」とストイックな役作りを明かした。同作は、80年代のある中学校を舞台に、市原演じる給食マニアな教師・甘利田幸男が、生徒と“どちらがおいしく給食を食べるか”をかけた闘いを繰り広げるというコメディ。市原は、役作りのために減量した経緯を「役者としての見られ方を捨て、それよりも甘利田の在り方を重視しました」と明かし、「給食、青春、ドラマ、コメディ。ありそうでなかった、まったく新しい感情をお届けできるのが楽しみです。人と人とをつなぐ作品になることを心から願っています」と自信をのぞかせた。またイベントでは、ドラマの放送に先駆けて、本作の映画化が2020年初春に全国ロードショーされることが発表され、市原は「より世界観に入れる作品になっていますので、ぜひお楽しみください」とアピールしていた。会見にはそのほか、武田玲奈、佐藤大志、豊嶋花、辻本達規、酒向芳、綾部真弥監督も出席した。
2019年10月10日●リスペクトし合っていた2人今月3日、あるタイトルの復活の報に、SNSがザワついた。それは、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太とオードリーの若林正恭が出演する『たりないふたり』。「人見知りで社交性・恋愛・社会性の“たりないふたり”が、毎回さまざまなテーマを元に各々のたりない部分を暴露し合いながら、最後はそれらの恥部を漫才に落とし込んで披露する」という内容で、2012年4月から日本テレビで放送された番組だ。シーズン2やライブを経て、今回5年ぶりに『さよなら たりないふたり ~みなとみらいであいましょう~』と題したライブが、11月3日に横浜ランドマークタワーホールで開催されることが発表されたのだ。いまやゴールデンタイムでMCを務めるまでになった人気者の2人だが、この番組が立ち上がったのは、2人ならではの性格に起因していたのだという。今回のライブでも企画演出を務める日テレの安島隆氏に、『たりないふたり』の歴史から、今回の復活の経緯も含めて話を聞いた――。○■階段の端っこでうずくまっていた山里まずは、安島氏と2人の出会いからひも解いていく。2004年の年末、『M-1グランプリ』に彗星のごとく現れた南海キャンディーズに衝撃を受けた安島氏は、バナナマン、おぎやはぎ、ドランクドラゴンや、新垣結衣も出演していたコント番組『落下女』に「どうしても入れたい」と強く思い、南キャンが最年少芸人メンバーとして加入することになった。そこで、山里をフィーチャーすべく、他のメンバーたちがシュートという名の“ムチャぶり”を打ってくるのを、彼がゴールキーパーとなって言葉で返していくという設定のコントを収録。「山ちゃんは切り返しの切れ味がすごいから、そこを生かしたかった」という狙いだったが、いまいち跳ねなかったという。その撮影が終わり、次のコントのリハーサルをしようとするも、山里の姿が見つからない。各所探し回って発見した場所は、現在取り壊されている、日テレ麹町スタジオの階段の端っこ。そこでうずくまっていた山里は「僕、もう折れちゃいました」と落ち込んでおり、「ちゃんと計算もできないままこういう場を作っちゃった僕が悪いんだよ」と励ました安島氏は、この番組で引き出しきれなかった山里の良さをいつかきちんと演出したいという思いを持って、付き合いが続いていった。そんな中でスタートしたライブが『潜在異色』。心の中にある違った色を出していくというコンセプトで、当時はキモいとイジられるイメージが強かった山里が、1人でガッツリ本格派の漫談を披露し、集団コントも作るなど、深く仕事をしていく中で、人間関係などの悩みも聞くような関係になった。○■さまざまな共通点が判明この『潜在異色』に、後に参加したのがオードリー。彼らがブレイクを果たす前に漫才を見た安島氏は「圧倒的に新しいし実力がある」とオファーし、2008年の『M-1グランプリ』で敗者復活から準優勝を成し遂げた状態でメンバーとなった。こうして、若林と仕事をするようになると、「ブレイクしている中でも、人間関係だったり社会の慣習などに悩みを持ってることが分かって、『あれ? これ、山ちゃんに前から聞いてるのと一緒だ』と思って、僕の中でつながったんです」。ほかにも、「相方の個性的なキャラクターをプロデュースしている」「当時いわゆる “じゃないほう”」など、さまざまな共通点があることに気づいた。さらに、若林がふと安島氏に「山里さんってすごいですよね」「YouTubeのツッコミまとめ集を見てるくらい好きです」と声をかけ、一方で山里も「若林くんってすごいよね」と互いにリスペクトし合っていたことが判明。そこで、2人のユニットを作り、スピンオフのライブをやることになった。「若林くんによれば、僕は、山ちゃんと若林くんを結びつけた坂本龍馬だそうです(笑)」と、“キューピッド”になったのだ。○■予想外の地鳴りのようなウケ方当初は、「2人とも言葉のセンスがすごくて知的なツッコミだと思ったので、そこに焦点を当てたおしゃれな(笑)ライブを作ろうと思ってたんです」というが、いざ打ち合わせを始めると「『飲み会がとにかく嫌だ』とか『テレビが面倒くさい』といった話がすごい盛り上がって(笑)、じゃあ、これをそのまま前面に出したほうが面白いなと思ったんです。お互い芸人という世界に入って、テレビに出て人気者になっても素直に順応できず、いろいろ思っちゃう人たち。そんなことをコンセプトにしようと、ユニット名も『たりないふたり』にしました」と方針が決まった。こうして行われたライブでは、「『飲み会で相手の話を咳(せき)してとめる“ストップ咳”という技がある』『コンタクトを忘れたと言って片目を覆いながら飲み会からいなくなる“伊達政宗”という技がある』とか、そんな話をしたら地鳴りがするようなウケ方をしたんです」と大反響。しかし、「実は、ここまで笑ってもらえるとは思ってなかったんです」と本音を打ち明ける。「『飲み会が嫌だ』とか『バラエティのひな壇が嫌だ』とかいう話を延々と言ってるんですよ。お客さんはみんな楽しく飲み会に行ってるはずだし、ひな壇のバラエティも面白く見ているはずなのに。でも、ウケたってことは、みんな本音では飲み会、嫌なのかなと(笑)。今までスポットライトが当たっていない面白そうな部分を引きずり出したんだと思いました」と分析し、その後、『たりないふたり』が番組化されることになった。これは、まだ若林が『アメトーーク!』で“人見知り芸人”を打ち明ける以前のこと。「今だと僕も経験を重ねて、そんな構成でウケるのだろうかって躊躇(ちゅうちょ)しちゃうと思うんですけど、2人に熱がすごくあったから、面白いからいいかと思ってやっちゃった部分もありましたね」と振り返る。●きっかけは山里亮太&蒼井優結婚そして、14年に行われたライブ『たりふたSUMMER JAM ’14 ~山里関節祭り~』から5年が経過。この間、次の展開をどうするのかと聞かれると、安島氏は「どっちかが結婚するか、40歳を超えたときじゃないですかね」と話していたという。その理由は「『たりないふたり』は、2人の天才が生き様をぶつけ合うドキュメンタリーなので、描くべき考え方や境遇の変化がないと、次はないなと思っていました」。そこに2019年初夏、突如舞い込んできた、山里亮太&蒼井優結婚という大ニュース。「山ちゃんに『結婚おめでとう』って話したら、『これは“たりないふたり”、行けますかね?』って来たんです。若林くんからは、定期的に『山ちゃんとこんな漫才の設定ありますかね?』と言ってくるくらい、2人で漫才をやりたい気持ちがずっとあったので」と、今回の復活が決まった。すでに本番まで1カ月を切り、打ち合わせを重ねているかと思いきや、「たまたまなんですけど、山ちゃんの結婚の前から、2人は一切顔を合わせてないんです。2人ともMCになってるから、番組で会うことがないんですよね。そのことは感慨深いんですけど、プライベートでは僕が入って初めて会うという謎の関係性のままで、全然会ってないということなので、このまま会わずに本番の日を迎えることにしました。実際、スケジュールも全然合わないですし」と、大胆な設定を打ち出した。ポスタービジュアルも、センターマイクに向かって2人が出会うかのような構図になっているが、「若林くんは、山ちゃんが笑顔で自分が無表情。差をつけられたのが気に入らないみたいですけどね(笑)」とのことだ。シーズン1では、山里が夜中まで打ち合わせしてADが使う仮眠室で寝て、翌朝『スッキリ』に出るというスケジュールで、全12回分の漫才をみっちり作り込んでいたが、シーズン2では、客前で40分間打ち合わせして漫才を1本作るという構成でも成功していたため、ぶっつけ本番でも2人に全幅の信頼を寄せる安島氏。一方で、公式ツイッター上で、山里と若林が互いに投稿してやり取りを行っているため、この内容が本番に反映されることにもなるだろう。○■タイトルに“さよなら”の理由それぞれとは打ち合わせをしている安島氏が、今回の最大の見どころとして挙げるのは「やっぱり山ちゃんの結婚になると思いますね。素敵な女優さんと結婚した山ちゃんを若林くんがどう切り刻んでいくのか(笑)。『たりないふたり』での若林くんは、山ちゃんが“若林クレイジー正恭”と命名したくらいヤバい奴ですから(笑)」と予想。「若林くんは長年の戦友ですから、山ちゃんは信頼もしているし、覚悟もしてると思います。そして反撃の牙も研いでいると思います(笑)。きっと“漫才の形”でしか聞けない話や本音のぶつかり合いがあると思うので、それがすごく楽しみですね」と期待を込める。『潜在異色』で2人と最初に打ち合わせをした際、山里と若林は隣同士に座っても直接しゃべらず、向かい側に座る安島氏を通して意見を言い合う、見事な“たりないふたり”っぷりを見せていたそう。「山ちゃんいわく、“スカッシュトーク”です(笑)」と回想するが、今回のライブ復活決定から打ち合わせの現状も、そこから実質変わっていない2人。だが、今回のタイトルは『さよなら たりないふたり ~みなとみらいであいましょう~』と“さよなら”が頭に付いているのが気になるところだ。これについて聞いてみると、「いろんな意味が考えられますよね。2人の状況が大きく変わって、もう“たりない”ところから“さよなら”したのかな?ということ。ということは、『たりないふたり』も最後という意味での“さよなら”というのも考えられますし…。ライブを見終わった後、お客さんにこういうことか、と感じていただければ。現状、明確な答えはないです(笑)」と答えてくれた。○■お笑いコンテンツの可能性は広がったテレビでのレギュラー復活は、多忙な2人のスケジュールもあり「簡単ではないと思います」というが、一方で「今は漫才やコントなど、作り込んだお笑いのコンテンツにとって、少し前よりも環境としては良いんじゃないかと思います。動画配信のプラットフォームなどもできて、可能性が広がったと思うんです」と力説する。そして、「あとはやはりライブですね。見てくださるファンの方にチケットやグッズを購入いただいて、活動資金にしてやっていくというのは、お笑いを作る上で原点なので、今回は本当にその大切さを実感しますし、復活を待ってくださっていたファンの方の存在が何よりありがたいです」と感謝。それに加え、今回は全国の映画館でライブビューイングも行われ、規模が大きく拡大することになる。そんな『たりないふたり』を、「今手がけることは僕にとって、とても大きなテーマです」と語る安島氏。「やっぱり自分が寝食を削りたいと思うほど熱のある仕事しか、自分の中に残らないし、世の中の人にも届かないと思うんです。YouTuberにしても、それが伝わるから人気が生まれるという部分もあるんじゃないですかね。今回のライブを通して、あらためて自分に熱があるものを本気で作って、それと同じくらい皆さんに届ける努力もしなきゃいけないなと思うようになりました」と、気を引き締めていた。●安島 隆1973年生まれ、東京都出身。早稲田大学卒業後、96年に日本テレビ放送網入社。『落下女』『潜在異色』『たりないふたり』『ぜんぶウソ』『コレってありですか?』『ヨロシクご検討ください』『解決ナイナイアンサー』『ウーマンオンザプラネット』『得する人損する人』『犬も食わない~ディスり合いバトルコント~』などを担当し、現在は『行列のできる法律相談所』のディレクターを務める。『さよなら たりないふたり ~みなとみらいであいましょう~』開演:2019年11月3日17:30【ライブ】会場:横浜ランドマークタワーホール料金:5,940円(全席指定、税込)チケット先行抽選:10月10日12:00~23:59、当落発表:10月11日18:00予定チケット一般先着:10月12日10:00~【ライブビューイング】会場:全国各地の映画館料金:3,000円(全席指定、税込)チケット先行抽選:10月12日11:00~17日10:00、当落発表:10月31日13:00チケット映画館販売:11月1日~3日
2019年10月09日お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太とオードリーの若林正恭によるライブ『さよなら たりないふたり ~みなとみらいであいましょう~』(11月3日、横浜ランドマークタワーホール)の詳細が7日、発表された。9月に突然の若林のツイートにより動き出した『たりないふたり』。山里が止めるのも聞かず、若林による匂わせツイートにより、ライブの開催が明らかになってしまい、先日急きょ、ライブタイトル、メインビジュアル、開催日、会場のみが発表された。そして今回、チケットぴあで、10日12時から先行抽選、12日から一般先着販売を開始することが決定。SNSでは一般先着と告知されていたが、急きょ抽選が追加となった。また、ライブビューイングはイープラスで12日から抽選販売を開始する。料金は、ライブが5,940円、ライブビューイングが3,000円(いずれも税込)となる。さらに、今回のライブが“打ち合わせ時間”が足りないことが判明。Twitterで「そんなことより山ちゃんレギュラー16本でライブもあるから忙しくて会える日が無いらしいよ。11月3日まで一緒に住んでもいい? 文責 若林」「他の解決策を探してくれないか?(中略)そして、時間がないのはそっちもでしょ? 何か方法はないかね? 文責 山里」と内情を勝手にツイートしていたが、調整を続けた結果、多忙を極める2人のスケジュールが合わないことが決定的に。本番まで一切の打ち合わせをすることなく漫才ライブに臨むことが決定した。これまでの『たりないふたり』では、1つのテーマを元に2人の足りない部分を掘り下げたのちに、即興漫才を展開。あれから5年が経ち、“打ち合わせゼロ”という状況に置かれた2人は、無事に漫才を披露することができるのか…。
2019年10月07日お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太とオードリーの若林正恭によるライブ『さよなら たりないふたり ~みなとみらいであいましょう~』が、11月3日に横浜ランドマークタワーホールで開催されることが決まった。『たりないふたり』は、2012年4月から6月まで日本テレビで放送された、山里&若林出演の番組。人見知りで社交性・恋愛・社会性の“たりないふたり”が、毎回さまざまなテーマを元に各々のたりない部分を暴露しあいながら、最後はそれらの恥部を漫才やコントに落とし込んで披露するという内容だ。14年4~6月には続編となる『もっとたりないふたり』も放送された。番組放送に合わせて開設したオフィシャルTwitterでは、番組同様丁々発止のやりとりを2人が展開。14年12月のDVD発売告知まで続き、その後は休止状態になっていたが、今年9月、突然若林が「毎年誕生日にメールくれるんだよな。怖いなぁ。でも、そういうところかぁ… 文責若林」とツイート。山里が「おめでとうで恐怖を感じられたのは初めてです。なにより若林くん、もう、おめでとうも素直に受け取れなくなってるんだね…そういうとこなんだよね。 文責 山里」と返すやりとりが始まり、3万を超えるフォロワーを騒然とさせていた。そして今月2日、新たに若林が「近いなぁ。11月3日(日)かー。」「さよなら たりないふたり」というタイトルは秀逸ですよね!」など山里の制止を振り切って“匂わせ”ツイートを投稿し、再びSNSをザワつかせている。チケット発売は10月12日からで、価格は5,400円(税別)。ライブビューイングの開催も予定しており、詳細は近日発表される。
2019年10月03日鈴木伸之、飯豊まりえ、市原隼人らが主演するオムニバス映画『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』から、テーマの“季節”感じる予告編が到着した。今回到着した予告編は、4つの物語がこの1分の映像に凝縮。まず、夏の物語『ナツヨゾラ』では、幼なじみの小杉亘(宮世琉弥)がゆみ(齊藤なぎさ)に「別に、俺がいなくなったところで何も変わらないだろ…」と言う、切ないストーリーを予感させるシーンが登場。秋の物語『時々もみじ色』では、鈴木さん演じる高校性・大和に「オリンピックでも目指さないか?」と安田(モロ師岡)が誘う。「こいつは、何か打ち込めることがあったほうがいいんだ…」と安田が大和のために何かを訴える様子も描かれる。また冬の物語『冬のふわふわ』では、飯豊さん演じる革工房を開いた菊池綾子が「デザインはいいんですけど…」と言われながらも必死にデッサンをする場面が。そして、春の物語『桜咲く頃に君と』では、余命幾ばくもない妻・真奈(平田薫)と小学校教師の尚也(市原隼人)が、残り少ない時間を噛みしめるように過ごしている様子が確認できる。さらに映像では物語とともに、みゆな「くちなしの言葉」、BENI「夢色日和」、「moumoon」の「One Time」、ハジ→「春夏秋冬。」と、4組のアーティストが書き下ろした主題歌も一部挿入されている。『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』は10月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風
2019年09月26日市原隼人が給食マニアの教師役で主演するドラマ「おいしい給食」から、ポスタービジュアルと予告編が到着した。本作は、市原さん演じる給食マニアの教師・甘利田幸男と給食マニアの生徒・神野ゴウ(佐藤大志)による、どちらが“給食をおいしく食べるか”という闘いを描く学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子どもたち、大人たちの様々な人生模様が食欲をそそる給食バトルと共に展開する。甘利田の給食愛が炸裂する今回到着した予告編では、給食をおいしそうに食べまくる甘利田や、甘利田に闘いを挑む生徒・神野(佐藤さん)がほくそ笑む場面などが収録。神野は、そのままの給食を美味しく食べることに意義を見出している甘利田とは違い、給食をアレンジしてよりおいしく食べようとするタイプとあって、牛乳をシェイカーで振ったり、タルタルソースをトッピングしたり。そんな神野の行動に、甘利田は興奮のあまりメガネも吹っ飛ばすほどの衝撃を受けまくる!また、あわせて公開されたポスターには、スプーンを片手にキメ顔浮かべる甘利田と、その後ろには初の教師役を演じた武田玲奈や甘利田が担当する生徒たちが写し出されている。第1話あらすじ1984年夏。常節中学校の校門に立つ数人の教師と当番の生徒。登校する生徒たちに挨拶している。その中に立つ教師、甘利田幸男(市原隼人)。甘利田には秘密が。それは、給食に愛がある故にそれを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」であること。給食のために学校に来ているといっても過言ではない。だが、そんな彼の前にある一人の生徒が挑戦状を叩きつけることになる。彼の名前は神野ゴウ(佐藤大志)。給食に愛がある故に変革を求める13歳だ。どちらが給食を「おいしく食べるか」。給食マニアの教師と生徒の、静かな闘いがはじまろうとしていた。一方、御園ひとみ(武田玲奈)が3か月の臨時雇いで常節中学校に赴任してくる。彼女は甘利田が担任を務める1年1組の副担任を受け持つことになるが、赴任早々に給食費が無くなる事件が…。「おいしい給食」は10月16日より毎週水曜日21時~テレビ神奈川にて放送(全10話)。※ほかTOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送スタート(cinemacafe.net)
2019年09月23日映画『3人の信長』(9月20日公開)の公開記念舞台挨拶が21日に都内で行われ、TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳、相島一之、前田公輝、坂東希、渡辺啓監督が登場した。同作は、“織田信長”の新たな姿を描いた時代劇エンターテインメント。永禄13年。金ヶ崎の戦いにより敗走中の織田信長の首を狙って廃村に潜んでいた元今川軍の蒲原氏徳たちが、影武者を含めた3人の信長を捕らえてしまい、あの手この手で本物をあぶりだそうとするが、それぞれ信長に似通っている3人が今川軍を翻弄する。主演となったTAKAHIROは「誰もが知る戦国武将ということで、プレッシャーは感じたんですけど、お二人がいらっしゃるので、身を委ねながら楽しませていただきました」と振り返る。「テレビで見てる人たちという印象でしたし。衣装合わせで会った時にミーハー心が。『うわ、本物だ』と思った」と最初の印象を明かした。撮影では朝から晩まで一緒だったというが、「隼人くんに関しては、サウナでもよくご一緒させていただいた。サウナにパッと入ると、隼人くんが腕を組んであぐらをかいていて、胸筋がすごすぎて、女風呂と間違えたのかなってくらい巨乳」と驚きの発言。「プルプル、ピクピク。ボリュームがすごかった」と告白し、市原は「2歳からスポーツをやってるので」照れ笑いを浮かべていた。また前田は高嶋政宏、相島との撮影が多く「こんなに先輩お二人とずっと時間を一緒にすると、考えたこともなかった」としみじみし、相島からは「友達になったもんね」と肩を組まれる。最後には、信長が南蛮から伝えたとされることから530mmx485mmx55mmの巨大カステラが登場し、長崎出身のTAKAHIROは「長崎にいたときはカステラが主食みたいなものだったので」とジョークを飛ばしつつ喜んでいた。
2019年09月21日今回、ご紹介する作品は、『3人の信長』。TAKAHIROさん、市原隼人さん、岡田義徳さんがそれぞれ織田信長を熱演。「我こそが信長」と猛アピールする、オリジナルの時代劇エンタテインメントです。3人の信長を魅力たっぷりに演じたお三方にお話をうかがいました。写真・大内香織 文・田嶋真理 スタイリスト・渡辺康裕(W/TAKAHIROさん)小野和美(ポストファウンデーション/市原隼人さん)吉田幸弘(岡田義徳さん) ヘアメイク・下川真矢(TAKAHIROさん)大森裕行(ヴァニテ/市原隼人さん)岩井マミ(岡田義徳さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 45タイプの違う織田信長を、魅力たっぷりに体現本作の舞台は、永禄13年。戦国史上もっとも有名な織田信長の撤退戦「金ヶ崎の戦い」をモチーフにしています。主君・今川義元を討たれて復讐心に燃える元今川軍の侍たちが、金ヶ崎の戦いに敗れて逃走中の織田信長を捕らえることに成功。ところが、彼らが捕らえた信長は3人!? 影武者の首を打ち取れば、今川家の恥となるだけに、元今川軍の侍たちは威信をかけ、あの手この手で本物をあぶりだそうとします。初の時代劇映画主演にして、初のまげ姿を披露するTAKAHIROさんは、3人の信長のなかでもっとも頭がキレるかぶき者の信長・甲を好演。市原隼人さんは天然キャラな信長・乙、岡田義徳さんは考えがまったく読めない信長・丙にふんしています。真の信長の命を敵から守るため、3人の信長は自分こそが本物だと主張。彼らが元今川軍の侍たちを相手に繰り広げる、命懸けのウソつき合戦が見どころとなっています。ーー本作はコメディや謎解きの要素を盛り込んだ、これまでにないタイプの時代劇だと思います。最初に脚本を読んだときの印象を教えてください。TAKAHIROさん 誰が味方で誰が敵なのかといった謎解きの要素がたくさんあり、個人的に楽しみながら脚本を読み進めました。市原隼人さん 脚本を初めて読んだ途端に引き込まれるほど、面白かったです。時代劇と聞いて構えてしまう方もいらっしゃると思いますが、この映画は全くそんなことがなくて。現代の言葉でセリフを話していますし、物語が進むにつれてどんどん点と点がつながっていき、誰が信長なんだというシンプルな結論へ導いていきます。早く撮影に入りたいという気持ちでいっぱいになりました。岡田義徳さん 脚本を読んだ段階ではわからないところだらけでした。文字だけでは画が思い浮かばなかったぶん、渡辺啓監督が撮りたいビジョンを見てみたいというワクワク感がありました。TAKAHIROさん 本読みで音を聞き、「こういうことなのか」と、納得するところもありました。市原隼人さん 3人で同じ役をやるというのはなかなかない機会ですので、本当に貴重な経験を楽しみました。ーー実際に撮影へ入って、新しい発見はありましたか?TAKAHIROさん 発見だらけでした。3人の信長が敵軍と同様に、映画を観る方の心もかきまわしていくので、一瞬一瞬を見逃さずに勘ぐりながら観ていただきたいです。すべてがつながっているので。市原隼人さん まず、衣装も髪型も同じという驚きがありました。撮影に入ると、自分がシーンを動かすときの芝居をおふたりが丁寧に受け止めてくださり、安心して演じることができました。岡田義徳さん みんなが面白いものを作ろうという意識を持ち、撮影に臨んでいました。だからこそ、良い緊張感と良い抜け感があり、有意義な時間を過ごさせていただきました。ーー3人で信長を演じることに難しさは? 演じるうえで意識したことがあれば、教えてください。TAKAHIROさん 僕ら自体が三人三様ですから、もともとの個性を活かして演じれば、あえて意識しなくても違った信長になると思いました。もちろん、難しさはありましたが、撮影中にたくさんコミュニケーションを取り、チームワークができあがっていたこともあいまって、出るところと引くところの空気感を感じながら、あうんの呼吸で演技ができました。市原隼人さん 土台はコメディなので、笑わせるよりも笑われることを意識して、何のためのシーンなのかということを把握して感情を動かそうと思いました。3人で演じるシーンでは自分も楽しみながら感情をぶつけ合い、自分の素性を話すシーンでは3人でする演技とは違った表現を心掛けました。岡田義徳さん 映画の前半は、ほとんど密室劇となっています。密室では緊張感や圧迫感が漂うものですが、そんななかで余裕を保つ、抜く演技をしようと思いました。そういう状況下で平然としていれば、底が見えない、変わった男に見えるかなと。ーー共演する前と共演する後で、お互いのイメージは変わりましたか?TAKAHIROさん 僕はおふたりをファンとして見ていたので、共演してよりイメージが強くなって、もっとファンになりました。一方で、元今川軍の蒲原を演じた高嶋政宏さんの下ネタがすごくて(笑)。自分の器ではまだまだ足りずに受け止めきれませんでしたが、意外と隼人くんが一番応戦できたことに驚きました(笑)。市原隼人さん 終始、聞き手でしたけれど(笑)。岡田義徳さん 聞く度量があるという(笑)。素晴らしい。TAKAHIROさん そこは意外でしたね(笑)。ーー世間一般のイメージでは、市原さんがもっとも顔を赤くして、戸惑いそうな印象ですが(笑)。TAKAHIROさん すべて任せました(笑)。市原隼人さん 何でも来いです(笑)。TAKAHIROさん 岡田さんは、真面目な顔をして冗談を言うんです。撮影の終盤では、どれがウソか本当かわからなくなり、戸惑いました(笑)。ーーまさにこの映画に登場する信長のようですね。具体的にはどのような冗談を?TAKAHIROさん 「次はこういうシーンらしいよ」「今日のケータリングはあれらしいよ」とか。岡田義徳さん ひどいですね(笑)。TAKAHIROさん ウソか本当か見抜けないうちに撮影が終わりました(笑)。とても楽しかったです。ーー最後に、この映画を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。TAKAHIROさん この映画には、たくさんのヒントが散りばめられています。敵軍の気持ちになってひとつも見逃さず、疑いながら観ていただければ、最高に楽しめると思います。市原隼人さん 舞好き、相撲好き、新しいもの好き、猫嫌い、変わり者……などと伝えられている、信長のイメージを思い浮かべながらご覧いただきたいです。そして、どれが本物の信長なのかを見極めるために、ぜひ劇場にいらしてください。岡田義徳さん 良い意味で、時代劇のセオリーをぶっ壊した映画です。時代劇だからと構えずに観ていただきたいです。インタビューのこぼれ話お三方に、最近のオフの過ごし方を聞くと、映画で演じた信長と同じく三者三様の答えが。「自宅の庭の手入れにハマっていて。無心で、芝を刈ったり、剪定したり、外壁を高圧洗浄機で掃除したりしています」(TAKAHIROさん)。「カメラが好きで(※プロとして写真展を行うほどの腕前)、撮影のためにニューヨークへ行きました」(市原隼人さん)。「いまは子育て中心で、子どもと妻の3人で過ごしています。家族と過ごす時間が、財産ですね」(岡田義徳さん)。プライベートの過ごし方も個性あふれるお三方でした!Information映画『3人の信長』9月20日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開監督・脚本:渡辺啓出演:TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳ほか配給:HIGH BROW CINEMA©2019「3人の信長」製作委員会TAKAHIROさん 衣裳協力:シャツ¥30,000(MINEDENIM×WACKO MARIA/MINED TEL:03・6721・0757) そのほかのアイテムは、スタイリスト私物市原隼人さん 衣裳協力:シャツ¥30,000(ボス/ヒューゴ ボス ジャパン TEL:03・5774・7670) ネックレスは、本人私物 パンツと靴は、スタイリスト私物岡田義徳さん 衣裳協力:カーキブルゾン¥33,000(NEXUSVII./V.E.L. TEL:03・5771・4774)パンツ¥16,000(TIGRE BROCANTE/TIGRE BROCANTE TEL:092・761・7666)ブーツ¥68,000(Rolling dub trio/THE BOOTS SHOP TEL:03・3843・0833) そのほかのアイテムは、スタイリスト私物
2019年09月19日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、14日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)で、ブレイク当時の忙しさについて語った。12日に放送されたバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で、俳優・田中圭と共演した若林。若林と田中は2011年に行われた舞台「芸人交換日記」でも共演していた過去がある。当時はかなりの仕事量だったらしく、若林は「今より夜遅くまで収録していたし。その後に稽古をしていたのよ。もう本当にヘトヘトで、ネットで落語家になる方法をずっと調べてたんだから。もう、きついなって思って」と語った。さらに「アイスを5本ぐらい買って泣きながら食べてたもん、1人で」と振り返ると、相方の春日俊彰は「ギリギリだな、それ」とツッコミ。若林は「うん。ホントそうだよ」と応じていた。また、若林から「今の方が気分的には楽でしょ。2009年~2011年の方がちょっと変な行動してたでしょ?」と聞かれた春日も「まあ、そうだね。だから、ノーパンで収録に臨んだりとか、女性もののパンツはいたりとか」と振り返った。そしてスタッフから、現在ブレイク中の霜降り明星も自身のラジオ番組で「大変だ」との旨を話していると聞かされると、若林は「でも放送で言うのはすごいね。肝が据わっているよね。俺らは言えなかったもんな」と言い、春日も「そうだね。なに言ってるんだ、みたいな感じにはなったかもな」と話していた。
2019年09月17日「サラリーマン金太郎」「俺の空」の本宮ひろ志の同名傑作漫画を、市原隼人を主演に迎え映画化した『喝 風太郎!!』の公開が決定。併せて、板野友美、鶴田真由、近藤芳正、麿赤児ら追加キャストとポスタービジュアルが解禁となった。■ストーリー山奥の寺から長年の修行を終え、みすぼらしい袈裟に身を包み町へ降り立った僧・風太郎。大酒を食らい、大の女好き、破天荒で非常識、かつ自由勝手で横暴な風太郎に、出会う人はみな振り回されていく。カモを見つけては、幸運のお守りを売りつけ詐欺まがいのことをしている健司は、風太郎に取り入って金儲けを企むことに。家庭でも会社でも虐げられ居場所を失くしてしまった社畜サラリーマンの末吉は、家族と上司に復讐するために、風太郎にある将来の計画を聞いてもらう。ネット依存症の自称インフルエンサーの詩織は、風太郎の周りで起こる揉め事を撮影し、再生回数を稼いで自分の存在価値を高めようと企んでいる。最初はそれぞれの事情で、風太郎を利用しようとしていたが、思いのまま生きる彼といることで、心が解きほぐされていく。そんな中、風太郎たちは、ホームレスのためにボランティアで炊き出しの活動を熱心にする美しく心優しい麻季と出会う。だが、麻季には裏の顔があり、とんでもない事態に巻き込まれていく――。■「サラリーマン金太郎」「俺の空」の本宮ひろ志の傑作漫画を映画化!「サラリーマン金太郎」「俺の空」の本宮ひろ志の同名傑作漫画を映画化した本作は、悩み迷う人々に喝を入れる修行エンターテインメント。『カメラを止めるな!』を生み出したシネマプロジェクトの『あいが、そいで、こい』の柴田啓佑監督が劇場長編の1作目としてメガホンを取る。破天荒で非常識な僧侶・風太郎役で主演を務めるのは、骨太な人間ドラマからコミカルなエンタメ作品まで、幅広いキャラクターを演じることができる『空母いぶき』「リバース」の市原隼人。彼の口から飛び出す「生まれる者は必ず死ぬ也」といった僧侶ならではの説法から風太郎特有の金言や、「あんたの人生だ。生きるのは、あんただぞ」「したいようにすればいい」「お前は弱い。それを認めることがまず第一歩だ」というような、厳しくも暖かい真理をついた「喝」も見どころの1つだ。風太郎に取り入って金儲けを企む健司役には、モデル・俳優として活躍し、主演を務めた特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』などで人気の藤田富。自称インフルエンサーの詩織役を演じるのは、第12回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した工藤綾乃。麻季役を演じるのは、『64-ロクヨン-』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などに出演するベテラン実力派女優の鶴田真由。気弱なサラリーマン末吉役を演じるのは、「なつぞら」『紙の月』など、数々のドラマや映画に出演する名バイプレイヤー・近藤芳正。このほか、歌手・女優として活躍し、『Diner ダイナー』『プリズン13』などに出演する元AKB48のメンバー・板野友美や、圧倒的な存在感を放つ舞踊界の怪人麿赤児、独特の演技力を持ち監督としても活躍中の二ノ宮隆太郎らも出演する。この度解禁されたポスタービジュアルには、太文字のタイトルがでかでかと躍る一方で、市原さん演じる僧侶・風太郎が静かに手を合わせる姿が。「すべての迷える子羊たちへ」というコピーが添えられ、静けさの中に魂を揺さぶるビジュアルに仕上がっている。『喝 風太郎!!』は11月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月09日映画『3人の信長』(9月20日公開)の舞台挨拶付き完成披露上映会が20日に都内で行われ、TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳、高嶋政宏、前田公輝、坂東希、渡辺啓監督が登場した。同作は、“織田信長”の新たな姿を描いた時代劇エンターテインメント。永禄13年。金ヶ崎の戦いにより敗走中の織田信長の首を狙って廃村に潜んでいた元今川軍の蒲原氏徳たちが、影武者を含めた3人の信長を捕らえてしまい、あの手この手で本物をあぶりだそうとするが、それぞれ信長に似通っている3人が今川軍を翻弄する。TAKAHIROは、高嶋について「ドキドキ通り越してムラムラするっておっしゃってたので、僕らは終始ヒヤヒヤしてます」と苦笑。「現場でも本当にすごかったので。高嶋さんは見たことないくらいジェントルマンなんですけど、淡々と下ネタをおっしゃるので」と説明すると、高嶋は「大人のセクシーなジョークね」と訂正。「今日も何をおっしゃるかヒヤヒヤ」とTAKAHIROが心境を吐露すると、「つい最近映画の会見でクレームきたことあるので、気をつけます」と明かした。高嶋はさらに「TAKAHIROさんからの、クレープ屋一件差し入れ! これは最高でした」と現場での対応を絶賛。TAKAHIROは「島根の方で撮影させていただいたんですけど、山奥だったのでお店もないですし、スケジュールもタイトな中撮影してたので、何か喜んでいただけるものを」と、理由を話す。毎朝3時45分出発だったというが、高嶋は「出雲のオープンセットがLDHさんの持ち物だったので、使い放題。何時までというのがないので、有意義に撮影ができたよね」と、語った。さらに前田が「TKAHIROさんのクレープは、クランクアップされた後もクレープ屋を差し入れてくださったんですよ。自分が終わったにも関わらず」と補足すると、高嶋は「ソツがないねえ! HiGH&LOW!!」と褒める。19日に行われた映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の最速プレミア試写会に触れられ、前田は「昨日のやつ!!」と、照れ笑いを浮かべた。渡辺監督も「最終日もいただいた気がします」と明かし、TAKAHIROは「そうでしたっけ? ちょっと太っ腹なんで覚えてないですね」と笑顔を浮かべた。渡辺監督はさらに「TAKAHIROくんの着物の中に蛾が入って、そのときにTAKAHIROくんが出した声を覚えていて、意外と高かった」と暴露すると、高嶋は「何、喘ぎ声を出した!?」と大喜び。また「市原くんと高嶋さんが重たいシーンを撮ってた時に、ものすごくみなさんを待たせてしまっていたら、現場を和ませようとTAKAHIROくんがちょんまげに裸と、ジャージで来たんですよ。笑うしかないですね」とエピソードを披露する。渡辺監督は「重いシーンだったんで、市原くんはどうだろうと思ったら、肉体美を見て『パンプアップしてる!』って喜んでた」と振り返り、市原は「そうですね、はい」と照れた様子を見せていた。
2019年08月20日市原隼人主演のドラマ「おいしい給食」が、10月よりテレビ神奈川、TOKYO MXほかにて順次放送決定。市原さんは、連続ドラマ初の教師役で“給食マニア”を演じる。80年代。ある中学校で給食マニアの教師と生徒が、静かな闘いを続けていた。それは、どちらが給食を「おいしく食べるか」――。本作は、教師・甘利田幸男と生徒・神野ゴウの“給食マニア”よる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、様々な人生模様が食欲をそそる給食バトルと共に紡がれていく。今回食ものコメディ初挑戦となった主演の市原さんが演じるのは、給食に愛がある故にそれを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」な甘利田幸男。生徒の人気は極端に低い主人公だ。「台本がとにかく面白かった」と本作の印象を明かす市原さんは、「甘利田は、中学校の数学教師なのに、学校に行く一番の理由が給食を食べることなんです。その時点でもう、枠からはみ出ている(笑)。でも一方で、本音や確信を突くような言葉も吐ける。世の中、思っても言えないことがたくさんあると思いますが、そこをズバっと言ってくれるので気持ちいいです」と演じる役柄について明かし、「演じたことのないタイプの役で、表情も動きも、振り切った演技をしています。誰も見たことのない市原隼人を100%見れると思います」と期待高まるコメントを寄せる。さらに、食べるシーンについては「こんなに体力を使うとは思わなかったです(笑)。何回も何回も食べるので。それと、大勢の人に見られながら食事をすることは普段ないので、妙な緊張感があります」と実際にやってみて発見があったそう。そして「ドラマの概念をすべてひっくり返す、ぶっ飛んだ作品になっています!給食という食を通して、大人と子供、世の中に向けたメッセージも込められています。肩の力を抜きながら、笑いながら楽しんでいただけたら嬉しいです」と視聴者へメッセージを送っている。第1話あらすじ1984年夏。常盤中学校の校門に立つ数人の教師と当番の生徒。登校する生徒たちに挨拶している。その中に立つ教師、甘利田幸男(市原隼人)。甘利田には秘密があった。それは、給食に愛がある故にそれを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」であること。給食のために学校に来ているといっても過言ではない、給食マニア教師・甘利田は、ただ心の奥底で給食を愛するだけ。教師が生徒以上に給食を楽しみにしているなどと知れたら、威厳が失墜するからだ。だが、そんな彼の前にある一人の生徒が挑戦状を叩きつけることになる。彼の名前は神野ゴウ。給食に愛がある故に変革を求める13歳だ。どちらが給食を「おいしく食べるか」。給食マニアの教師と生徒の、静かな「闘い」がはじまろうとしていた。「おいしい給食」は10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送開始。(cinemacafe.net)
2019年08月14日6月30日、俳優の市原隼人(32)がインスタグラムを更新。6月13日~19日まで銀座で開催された写真展が終了したことを報告し、来場者に感謝の気持ちをつづった。キャノン主催の写真展で、写真家・立木義浩氏(81)と共に出展。市原と立木氏のそれぞれのアングルで撮影したニューヨークの写真が披露された。今回は、東京と大阪限定の写真展。7月11日からは大阪でも開催される。そんななか、《地方でもやってほしいです》《沖縄でもやって下さい》《機会があったら福岡でもやってください》と地方ファンから熱望の声があがっている。市原といえば、映画やドラマで引っ張りだこの人気俳優。今年公開予定の映画「3人の信長」に出演し、「喝風太郎」では主演を務める。そうした多忙なスケジュールの合間を縫って、写真撮影のために1月にニューヨークへ渡っていたのだ。以前から「カメラが大好き」と公言していた市原。2014年には、“業界のプロ”が集うニューヨークの映画学校「ニューヨークフィルムアカデミー」で写真の授業まで受けていたという。2月15日に《これから僕の本格的な写真家としての人生が始まりました》と“写真家デビュー”をインスタで報告。今回の写真展は、“プロ”として初めての試み。そんな彼は《いつからか自分の中の夢の一つでした》と今回の展示をふりかえっていた。ファンからは《夢の一つが叶って、本当に良かったですね》《夢がまたひとつ叶った事が凄く凄く嬉しかったです》と祝福の声もよせられた。
2019年07月01日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、20日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)で、相方・春日俊彰のプロポーズ企画における、号泣の裏側を明かした。春日は18日放送のTBS系バラエティ番組『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』で、長年交際していたクミさんにプロポーズし、見事に成功。一部始終を隠れて見ていた神父姿の若林は、登場の際に、鼻水を垂らして大号泣していた。若林は「俺も結構、内緒で打ち合わせしてたんだよ」とのことで、「俺が神父だから、聖書持ってたでしょ。『キャバクラにはもう行かないことを誓いますか』みたいなのを、4パターンくらい言う感じだったの。その後、ゆずさんを呼んでピアノの感想を聞いて、写真を撮って終わり、っていう台本だったの」と本来予定していた流れを説明した。「まさか泣くとは思っていなかった」という若林は、所定の場所でスタンバイ。しかし「(『栄光の架橋』の)前奏でもう号泣」と明かし、「めちゃくちゃ良かったよ。ゆずさんがそれに合わせてくれる優しさと愛と。春日のたどたどしさと不器用さも良い方に出ていた」と絶賛した。必死に声を押し殺して泣いていた若林は「ヤバいと思って。でも手紙読むらしいから、それまでに涙が引っ込めばいいのかって思って、泣きやもう、泣きやもうとしてたわけよ」というが、春日の手紙での涙は止まらず。若林が「もう嗚咽が出ちゃうっていうくらい。鼻水と床がずっとつながっていたんだから。俺、納豆の糸をとるみたいに、ずっと指でまわしていたの。すすると音がするから」と振り返ると、春日は「そっちはそっちで戦いがあったわけですな」と漏らしていた。その後、春日のプロポーズは見事に成功。若林は「どうなるか分からないけど、出るしかないと思って、意を決して立ったら、鼻水が出たんだろうね。それで段取りが全部吹っ飛んで」と振り返った。そして、若林が「ゆずさんが入ってきて、ゆずさんに回してもらっちゃって」と苦笑いをすると、春日も「申し訳ないことしちゃったよ。歌も歌ってもらって、回しというか、締めまでやってもらっちゃって」と話していた。
2019年04月21日映画『3人の信長』が、2019年9月20日(金)に全国公開。EXILE・TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳主演。信長が3人⁈前代未聞の時代劇エンターテインメント映画『3人の信長』は、「我こそが信⻑」と主張する3⼈の信⻑と、元今川軍の侍たちとの攻防を描いた前代未聞の時代劇エンターテインメント。物語の舞台となるのは、永禄13年。⾦ヶ崎の戦いにより敗⾛中の織⽥信⻑の⾸を狙って、元今川軍の蒲原氏徳たちは廃村に潜んでいた。主への復讐心に燃える中、元今川軍は遂に信長を捕獲!…しかし、彼らの前に現れたのは、なんと“3人の信長”だったのだ。2人は影武者に違いなく、一族のプライドをかけて本物をあぶりだそうとする元今川軍。対する信長勢は、真の信長を守るために、“我こそが信長だ!”と猛アピールを開始する。いずれも噂にきいた信長とそれぞれに通っている為、今川軍はしまいに混乱に陥ってしまう…。果たして本当の信長は誰なのか?!互いの誇りをかけた笑いと人情の謀略合戦が幕を開ける!!メインキャスト物語の個性的なキャラクターを演じるキャスト勢にも注目。初の⻑編単独主演『僕に、会いたかった』に続き、主人公を務めるEXILE・TAKAHIROをはじめ、市原隼人や岡田義徳といった豪華な顔ぶれが揃う。<3人の信長>信⻑・甲(EXILE・TAKAHIRO):3人の中で最も頭が切れるかぶき者。信長・乙(市原隼⼈):噂通りの貫禄はあるが、ときどき天然。信長・丙(岡⽥義徳):噂通りのうつけ者だが、まったく読めない。<敵>蒲原⽒徳(髙嶋政宏):3人の信長に翻弄される今川軍残党。半兵衛(前⽥公輝):蒲原の家来。瀬名信輝(相島⼀之):今川義元の元家⾂。朽⽊ハル(E-girls/Flower坂東希):織⽥信⻑への恨みを抱く、戦国⼤名の妻。監督・脚本に渡辺啓監督・脚本を担当するのは、渡辺啓。TVドラマ『タンブリング』や映画『HiGH&LOW』シリーズなど、数々の人気作品を手掛けてきた人物だ。MAN WITH A MISSIONの楽曲が主題歌にオオカミロックバンドMAN WITH A MISSIOの「86 Missed Calls feat. Patrick Stump」が主題歌に決定。MAN WITH A MISSIOは「『3人の信長』は、笑いあり、大ドンデン返しありで、最後には涙が出てしまう素晴らしい作品となってます。映画とともに私たちの楽曲も楽しんで頂ければ幸いです。」とコメントしている。【詳細】映画『3人の信長』公開日:2019年9月20日(金)監督・脚本:渡辺啓出演:TAKAHIRO、市原隼⼈、岡⽥義徳、相島⼀之、前⽥公輝、奥野瑛太、坂東希、 髙嶋政宏配給:HIGH BROW CINEMA
2019年04月18日これまで数々の映画・ドラマの題材となった“織田信長”を、初の時代劇映画主演となる「EXILE」TAKAHIRO、さらに市原隼人、岡田義徳の3人で演じる『3人の信長』が9月20日(金)より全国公開されることが決まった。本作は、「我こそが信長」と主張する3人の信長と、主を討たれ復讐心に燃える元・今川軍の侍たちとの攻防を描いた前代未聞の時代劇エンターテインメント。ときは永禄13年。金ヶ崎の戦いにより敗走中の織田信長の首を狙って廃村に潜んでいた元・今川軍の蒲原氏徳たち。復讐心に燃えた元・今川軍がついに捕らえたのは、なんと3人の信長!?万が一、影武者の首を打ち取ってしまっては、今川家はいい笑いものになってしまう。3人のうち2人は影武者に違いないが、今川家の威信にかけて、蒲原たちはあの手この手で本物をあぶりだそうとする。しかし、真の信長を守るため、3人の信長たちも「我こそが信長」と猛アピール!うわさに聞いた信長にそれぞれ似通っている3人が今川軍を翻弄する。互いの誇りを賭けた笑いと人情の謀略合戦が幕を開ける!主人公の信長・甲を演じるのは、初の長編単独主演映画『僕に、会いたかった』に続き、主演を務める「EXILE」のTAKAHIRO。初の時代劇映画主演にして、ちょんまげ姿を披露するTAKAHIROは3人の中で最も“頭がキレるかぶき者”の信長・甲に扮する。“うわさ通りの貫禄はあるが、ときどき天然”な信長・乙を演じるのはNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の傑山役にて、貫禄ある肉体を披露し話題となった市原隼人。そして“うわさ通りのうつけ者だが、まったく読めない”信長・丙を演じるのは、映画、ドラマ、舞台と多岐にわたって独特の存在感を出している岡田義徳。そして、3人の信長たちに翻弄される今川軍残党の蒲原氏徳を、『キングダム』『空母いぶき』など話題作に立て続けに出演している高嶋政宏が豪快に演じる。今川義元の元家臣・瀬名信輝には相島一之、蒲原の家来・半兵衛には前田公輝。そして織田信長への恨みを抱く、戦国大名の妻・朽木ハルを「E-girls/Flower」坂東希が演じる。監督は、NHK「ラストマネー -愛の値段-」、TBS「タンブリング」、映画『HiGH&LOW』シリーズなど数々の脚本を手掛けてきた渡辺啓。3人の信長と今川軍との攻防を喜劇的に描き、滑稽な姿を見せる新たな信長像を生み出した。『3人の信長』は9月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月15日11月19日、「FRIDAY」で南沢奈央(28)との破局が報じられたオードリー・若林正恭(40)が「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日系)に出演。弘中綾香アナウンサー(27)から“破局報道イジり”があったものの、ネットでは思わぬ反応が上がっている。弘中アナが「最近、私の友だちで若林さんが『かわいい』という子が結構いるんです」と切り出すと、「マジで!?何とかしてもらえる?」と若林が反応。「ちょうどなんとかしてもらいたくなったのよ……」と“破局報道”をほのめかすコメントをした。さらに「そうですよね。だから元気出してもらいたいなと思って」と弘中アナが返答すると、若林は「なんとかしてよ、それ。弘中ちゃんしかお願いできないからさ。困ってるのよ……」と笑いながら“お願い”していた。同番組の放送開始当初から「息がピッタリ!」と好評の若林・弘中コンビ。今回もナイーブな話題を阿吽の呼吸で笑いに変えていたが、Twitterではこんな声が上がっている。《オードリー若林と弘中アナのやり取り(ボケとツッコミ)を見てると、この二人相性ピッタシなんじゃないかと思えるので、早いとこ付き合っちゃえよと思うのは私だけじゃないはず》《頼むから弘中ちゃんと若林くっついてくれよ……この二人が一番お似合いだろ》《この二人が付き合っちゃえばイイのに……と思ってる激レアさんファンは多いだろうなー》そう、2人に「付き合っちゃえ!」という声が上がっているのだ!「実は若林さんは『犬も食わない』(日本テレビ系)で共演する水卜麻美アナウンサー(31)とも『お似合い!』という声が上がっています。弘中さんと水卜さんはどちらも、天真爛漫で癒し系。若林さんは過去に『恋愛は上位5%の人間しか出来ない』と発言するほどの“こじらせ男子”ですから、『“こじらせ”を受け止めてくれる人が合う!』とファンは考えているようです」(芸能関係者)かつて彼女いない歴12年を誇っていた若林。だからこそ、ファンは幸せを願っているようだがーー。果たして?
2018年11月20日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、3日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)に生出演。オードリーがMCを務めるテレビ東京バラエティ番組『ひらがな推し』(毎週日曜 25:05~)の収録にて、けやき坂46からクレームを受けたことを明かした。『オードリーのオールナイトニッポン』では、たびたび漫画『キン肉マン』のたとえ話をするオードリー。この日も若林が相方・春日俊彰の私服を「ウォーズマンの子供時代みたいな」と表現すると、その流れから「この間、けやき坂のメンバーに、『漫画のたとえが分からない。キン肉マンのたとえが分からないから、やめてください』っていうクレームがあっただろ」と切り出した。しかし若林は、「俺はあれ以降も、キン肉マンのたとえを逆に増やしていってるんだよ。『ひらがな推し』の収録で」と言い、「(直近の収録でも)ラッキーアイテムが星っていう女の子がいて、『じゃあ、両肩に星貼っていればいいんじゃない?』って。そしたら春日が別にツッコまずに、『困ったとき、投げれるしな』みたいな(笑)。技術さんしか笑ってないもん」と明かした。メンバーが黒いマントをしていたことに対しても、若林は「俺は言ったよ。『ヘル・ミッショネルズじゃないですか』って(笑)。『俺はやめないぞ!』って叫んで」と振り返ると、春日は「ちょっとケンカみたいな空気になるもんね、向こうも『分からないし』みたいな顔してるし(笑)」と明かしていた。
2018年11月12日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、3日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)に生出演し、女優・南沢奈央との破局を報告するとともに、感謝の気持ちを明かした。番組冒頭、若林が「いやー参ったなー。困ったなー。よりによってなんで土曜かね」とボヤいたのは担当マネージャーについて。その後も「絶対話さなきゃいけないニュースがあって…」と切り出しつつも、別の話題について言及した。通常は40分ほどオープニングトークを繰り広げる同番組だが、この日は20分過ぎで「提クレいきましょうか」と締めようとする若林。「珍しくオープニングで話すことないね」と打ち明けると、相方の春日俊彰は「ああそうなの? ないですか、なにか? ありそうだなと今日の朝、思ったけどね。若林さん、今日話すことあるだろうなって思ったけどね」と同日朝に一部スポーツ紙に報じられた破局報道に暗に触れた。その後、若林は「しゃべらないといけない」ニュースとして、アリアナ・グランデが破局ネタで笑いをとる元婚約者に不快感を示したニュースなどを紹介。春日は「どうでもいいよ! 違うのよ。破局違いなんだよ、聞きたいのは」とツッコんだ。これに対して、若林は「でも分かんないよね、そういうニュースが真実なのかどうかって。真実を自分で見極めないと。皆さん、気をつけましょう。出てるネットニュースが全部正しいとは思ってないよ、ハッキリ言って」と話したが、「ただ、今日の俺のニュース、事実だね。あれ事実です」と南沢との破局を認めた。南海キャンディーズ・山里亮太から同日の早朝、「おかえりなさい」とのLINEが送られてきたことも明かし、「アイツ、一緒の"こっち側"みたいな言い方するからさ。なんか嫌なんだよ(笑)」と話した。そして「こんなこと言うと、『うるせえよ、気持ち悪いな』って言われるかもしれないけど、いい恋させてもらったね」と若林が振り返ると、春日は「うるせえよ、気持ち悪いな。40歳のおじさんがよ。気持ち悪いだけよ」とツッコミ。破局の理由については、「私の度量の狭さですよ」と述べ、「先方には言われましたよ。『今回の件、笑いにガンガンしていいからね』と。でも今日のこの感じだと、あんまりできてないっていうのが、ただただ悔しいね。クソーッと思うよ」と明かした。さらに若林は「いろんな話聞いてもらって。俺を人間にしてくれたよね」と"先方"への感謝を語った。
2018年11月04日毎週金曜夜にフジテレビ系で放送中の「ダウンタウンなう」。10月26日(金)今夜の放送はお馴染み人気企画「本音でハシゴ酒」に俳優の市原隼人、女優の倉科カナが登場。一同が驚愕した市原さんの“やりすぎ伝説”とは!?ダウンタウンと坂上忍さんの3人が、豪華ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う人気の「本音でハシゴ酒」。ドラマ「ROOKIES」で人気となると「おんな城主 直虎」などのドラマから『無限の住人』などの映画まで幅広い役柄を演じる俳優として常に一線で活躍中の市原さん。市原さんはダウンタウンの2人もその礼儀正しさを絶賛するほど、仕事もプライベートもストイック。役作りのためにハイエナの補食動画を研究したり、蜂に刺されても演技を続けたり、壁を殴りながらせりふを覚えたりと数々の“やり過ぎ伝説”を告白。さらに役者仲間からも共演シーンで“胸ぐらをつかまれたら息が止まった”というタレコミが。実際にMCの「ダウンタウン」浜田雅功相手に実演したところとんでもない展開に…!またプライベートで見知らぬ人のケンカの仲裁に入った市原さんが取った行動に一同あ然。飲み仲間の山崎夕貴アナウンサーも思わず「面倒くさいですよ」と叫んだやり過ぎ朝ご飯エピソードも必見だ。もうひとりのゲスト、「カインとアベル」「奪い愛、冬」などで活躍する倉科さんは冒頭から“酒豪”を告白。そのお酒に関するエピソードが語られるほか、以前浜田さんとロケで共演した際、浜田さんが倉科さんの弟宛てにメッセージをくれるなど優しくしてもらったという意外な接点も明かされる。そこから家での超ズボラな部屋着姿が暴露され意外な一面が明らかに。また家で絵を描いたり写経を書いたりしているという倉科さん。12歳の弟からも「暗すぎる」と言われる倉科さんの絵とは!?倉科さんの独特の“間”とキュートな笑顔にも注目。倉科さんが主演、市原さんも共演する映画『あいあい傘』は現在絶賛公開中。25年前に姿を消した父を探す主人公・さつきを倉科さんが演じ、さつきと運命的に出会い恋をするテキ屋の清太郎を市原さんが、さつきの父・六郎に立川談春、六郎を支えながらお茶屋「恋園庵」を営む玉枝に原田知世、そのほか、入山杏奈、高橋メアリージュン、やべきょうすけ、永井大、トミーズ雅らが出演。逢いたいのにずっと逢えずにいた父と娘の愛にあふれた5日間の物語を描く。「ダウンタウンなう」は10月26日(金)今夜21時55分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年10月26日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、22日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)にて、人生で初めて“ぎっくり腰”になったことを明かした。若林は「この間、初めてぎっくり腰になってさ」と切り出し、「火曜日の朝だよ、くしゃみした瞬間に。よく聞くでしょ」と語った。「どういう体勢でくしゃみしたの?」と相方・春日俊彰に聞かれると、「中腰くらいでくしゃみしたら、ピリッと…バシーンみたいな感じかな」と当時の状況を説明。「でも多分ぎっくり腰だけど、ごくごく弱めかなと思ったの。なったことなかったから」というが、それから車に乗って収録スタジオに着くと、「車庫に入れて降りたら、腰が動かないの。固まっちゃってて、もうドアにしがみつくような感じで立ち上がって」という状態まで悪化していたという。若林は「正直、こんなこと言うのダメだけど、一宮市のライブ(「オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアー」愛知公演)終わって燃え尽き症候群だったから、『もういいかな』と思った。地下駐車場で。『もうここでいいのかな、終わっても』っていうか」と言うと、春日から「引退ってこと? 理由はぎっくり腰やったからって? 100歩ゆずってアスリートなら分かるけどさ」とツッコまれていた。また、駐車場からは壁伝いに移動し、痛さでかがめないため、マネージャーらに手伝われながら衣装に着替えたという若林。その後の番組収録でも、ぎっくり腰になったことをごまかすため、「春日の真似をしてゆっくり移動する」というていで、カモフラージュしたことを明かしていた。
2018年09月24日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭のエッセイ集『ナナメの夕暮れ』(文藝春秋)が、8月30日の発売からわずか2週間で10万部を突破した。この本では、若林自身が年齢を重ねたことにより、ゴルフが楽しくなったり、あまり悩まなくなったりと、心境の変化が書かれている。20代、30代を中心に売行き好調であり、売り切れの書店が続出。これまでの著作を上回る初速を記録しているとのことだ。若林は「この本を書かせてくれた10万人の皆様ひとりひとりと、ぼくの心に巣食うナナメのモンスターに心から感謝します」とコメントしている。
2018年09月13日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、8日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)にて、職務質問を受けたことを告白した。15日に愛知県・一宮市民会館で「オードリーのオールナイトニッポン 10周年全国ツアー」公演を控えることもあり、最近新ネタを考えていたという若林。しかし設定がなかなか思い浮かばずモヤモヤした若林は、街中にあるレンタル自転車によく乗っているという。ある日の夜、ネタが思いつかないこともあり、レンタル自転車に乗りながら代々木公園を何周もしていた際、「ずっと後ろからもう1台来るなと思ってたら、警官でさ、『ちょっと止まってもらっていいですか』って(笑)。『あの、どちらへ』って聞かれたけど、とっさだから『ちょっとモヤモヤして』って言っちゃて」と職務質問を受けたことを明かした。その後、免許証を提示した若林。「免許証見せたら、『あ、若林さん! 失礼しました』って言ったんだよ。でも、その後に『ちょっとバックの中見せてもらっていいですかね』って(笑)」とその時の様子を振り返り、「俺の感じでOKになると思ったら、より怪しいんだろうね」と分析していた。さらに「だからはっきり言ったよね。『ちょっとネタが思い浮かばなくて』みたいな。そしたら、『大変なんすね』っていう話になって、『やっぱりあるんですね。見る方は見るだけですけどね。頑張ってください』って」と警察官とのやり取りを明かしていた。
2018年09月09日●"ナナメ"ではなくなった8月30日にエッセイ集『ナナメの夕暮れ』(文藝春秋)を発売したお笑いコンビ・オードリーの若林正恭。この本では、若林自身が年齢を重ねたことにより、ゴルフが楽しくなったり、あまり悩まなくなったりと、心境の変化が書かれている。心境面での変化に加え、近年ハマっているプロレスやゴルフの魅力、そして相方の春日俊彰についてなども聞いた。○タイトルは眠る直前に"降りて"きました若林正恭(わかばやし・まさやす)1978年生まれ。東京都出身。O型。漫才コンビ「オードリー」のツッコミ担当。2000年に春日俊彰とナイスミドルを結成し、後にオードリーに改名。2008年「M-1グランプリ」2位。現在、『潜在能力テスト』、『セブンルール』、『激レアさんを連れてきた。』などに出演中。17年に発売した著書『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』では、第3回「斎藤茂太賞」を受賞。――タイトルの『ナナメの夕暮れ』はどのように決まったんですか?僕も40歳になりますし、テレビにはとんでもない天才がいるので、色々と諦めることが多いんですよ。なので、「諦念」とか、"諦"という文字をタイトルに使いたいなと思っていたんですけど、山里亮太が「天才はあきらめた」という本を先に出しやがりまして(笑)、結構悩んだんですよ。自分で言うのも鼻につく言い方ですけど、「ナナメの夕暮れ」というタイトルは眠る直前に"降りて"きましたね(笑)。10代からずっとバーベキューとかハロウィンとかに対して、ナナメ目線だったんですね。でもおじさんになると、ナナメが通用しなくなるんですよ。――ナナメではなくなっているんですね。ナナメのパワーで35歳ぐらいまでものを作ってきた部分があるんですけど、おじさんになってくると似合わなくなってくるんですよね。30前半くらいでラジオで「ハロウィンやってるヤツらな…」って言うのは似合うと思うんですが、39歳の俺と春日が「ナイトプールで写真撮ってるヤツらさ」というのは「見るなよ、なんでナイトプールのインスタ見てんだよ」っていう話で(笑)。そういう違和感が6年前くらいからありました。でもナナメがなくなることで、なんか逆に若返っていく感覚があって戸惑ってるんですよ。○くだらなくなっていく漫才の設定――若返っていく感覚というのはどういうことでしょうか。おじさんって、プロレス会場で若い人よりも騒いでたり、号泣してたりするんですよ。自意識過剰とか他者の目から見てイケてるのかイケてないのか怖いという感覚が、おじさんになるとなくなるから、中学生みたいに本当に楽しいことにドンっといくんです。自分も最近、DJ機器を買ったんですよ(笑)。32、33だったら「アイツ芸人のくせにDJ始めやがった」と言われるのが嫌という自意識過剰があったんですけど、言われても平気になっちゃってるんです。漫才にも如実で、今までお笑いファンに「なかなか面白い設定」とか「今までなかったね」と言われたくて、キョロキョロしながら作っていたんですけど、設定がとにかくくだらなくなっていくという(笑)。――年齢以外で、そういったナナメや自意識が減った理由はあるんですか。そうですね。……もったいないなと思い始めたのは、自分の中では整理がついてるんですけど、親父が死んだのが結構デカかったかもしれないですね。入院生活も長かったんですが、1回、何年ぶりかに外出許可が出たことがあって、むちゃくちゃうれしそうに本持ってファミレスに行ったんですよ。ファミレスで本読むことってこんなにうれしいことなのかと思ったときに、趣味とか生活にハリがでるものがないとやっぱりキツイなと思って。だから他人が少しでも楽しめることであれば、それは俺にとってのプロレスやアメフトだから、やっぱりナイトプールをバカにしちゃいけないと思っちゃったんすよね(笑)。芸人としては、引き出しの1個がなくなった感があるから、トーク作るのにしんどくはなったんですけれど。『ヒルナンデス』でロケしてて、パンケーキにカピバラの絵描いたりするのも、めちゃくちゃバカにしてた方だけど、バカにしちゃダメなんだなと思ったんですよ。●「虎のかぶりもの」をかぶるか否か○プロレスとゴルフの魅力――若林さんは近年、アメフトに加えて、プロレスを見たりゴルフをやられたりが趣味ですよね。プロレスとゴルフの魅力をお聞かせください。プロレスラーは、自分の言語を超える本質的な部分をさらけ出すじゃないですか。360度囲まれたリングという場所でさらけ出すという行為が、自分は中々さらけ出せない性格というのもあって、感動しますよね。感動すると「もうちょっとやってみようかな」と思えるし、疲れが取れるって感動する以外ないんですよね。温泉に1人で行ったりもしたけど、余計なこと考えちゃって、めちゃくちゃ体に悪くて(笑)。ゴルフは打ちっ放し行くときに座禅とか瞑想に近いんだと思うんですけど、ゴルフの球をいかに上手く飛ばすかしか考えないから、「あの番組、3月で終わるのかな」とか考えなくて良いっていうのが1番ですね。――先ほどお話に挙がった自意識過剰に関連した話題ですと、過去に若林さんは撮影で「虎のかぶりもの」をすることを求められたものの、かぶらなかったことがありました。現在ですと、いかがでしょうか。今だったら、「虎のかぶりものをしたくない」という気持ちがあったときに、そこも大喜利になってくるから、「かぶった方が合理的なんだな」ということだけでかぶるという感じですかね。かぶらないことでウケるんだったらかぶらないし、という感じかもしれないですね。――芸能界の中で、そんな昔の自分を見ているようだなと思える方はいらっしゃいますか。事務所の後輩とかにはいますね。この間、テレビの現場見に来た後輩がいたんですけど、あいさつを俺がしてるのを見て、「若林さんのあいさつって、表面上に見えて心の底から『お願いします』って言ってるように見えないんですけど、それでもあいさつって大事なんですか」って聞かれたんです(笑)。表面上しっかりすることが逆に大事なんだよという話になったときに、でも自分も昔は「あいさつってなんの意味があってするんだろう」って思ってたなと。あいさつは村の掟に従う意思がありますよという表明であって、それ以上でもそれ以下でもないと思うから、表面上でもするっていう感じですけどね(笑)。――ところで、『ナナメの夕暮れ』では「生きるセンスがある人に大きめのコンプレックスがある」と書かれていましたが、ラジオで以前、春日さんのことを「生きるセンスがある」と話されていました。春日さんに対して、そういったコンプレックスに近いものがあるのでしょうか。いや、コンプレックスだらけですね、春日に対しては。アイツは本当に疲れないし、目標を決めさえすればそれにすごく最短ルートで努力するし、人の悪口言わないし。あとは時間を楽しむのは上手いですよね。俺みたいに公園で「あーでもないこーでもない」と考えないで、ゲームやり始めるだろうし(笑)。それに頭良いしね、アイツ。あとは絵になるし、絵が強いというか。だからコンプレックスしかないです。――それでは最後に、9月20日には40歳になる若林さんですが、今後やっていきたいことがあればお聞かせください。今まで本当に自意識過剰で下駄履いてやってきたんだなと驚いてます。でもそうやるしかなかったなというのもありますが。なので、他人の目を感じないで、素直に自分の好きなことをやっていこうと思います。ゴルフとかを始めたりすると、山里亮太から「お前そっち側行くのか」と怒られるのですが(笑)。バカにされながら楽しむという道があると思っていなかったんで戸惑って驚きましたが、楽しみでしょうがないんですよね。『ナナメの夕暮れ』雑誌「ダ・ヴィンチ」での連載に、大幅に書き下ろしエッセイを加えた、「自分探し」完結編。ゴルフに興じるおっさんなどクソだと決めつけていた。 恥ずかしくてスタバで「グランデ」が頼めない。 そんな自意識に振り回されて「生きてて全然楽しめない地獄」にいた若林だが、四十を手前にして変化が訪れる――。 ゴルフが楽しくなり、気の合う異性と出会い、あまり悩まなくなる。 だがそれは、モチベーションの低下にもつながっていて…… 「おじさん」になった若林が、自分と、社会と向き合い、辿り着いた先は。
2018年09月03日新作歌舞伎『NARUTO-ナルト-』の公開舞台稽古が3日に東京・新橋演舞場で行われ、坂東巳之助、中村隼人取材に応じた。同作は岸本斉史による人気コミック『NARUTO』を歌舞伎化。落ちこぼれ忍者のうずまきナルト(巳之助)が、うちはサスケ(隼人)らとともに、強大な敵・うちはマダラ(市川猿之助・片岡愛之助)に挑んでいく。72巻もの長さの原作だが、巳之助は今回の舞台化で「完結させるのを目標に掲げた。選りすぐってやっていくので、ノンストップで進んでいきます」と説明。全てが見どころだという。また隼人は「普段の立ち回りよりももっともっとテンポの速い、歌舞伎ではなかなかないアクション」とポイントを語る。水の中での立ち回りなどアクションシーンも多いが、巳之助は「バトル漫画なので、物語の進行にアクションが伴う。戦いでキャラクターが気持ちを交換するので、不可欠なんです」と説明した。和楽器バンドが音楽を務めることもあり、ロックテイストを取り入れた舞台に、2人の格好もまるでビジュアル系のようだと言われると、隼人は猿之助と愛之助の格好を示し「モロX JAPANですからね」と苦笑。2人の格好について「連獅子の獅子とかで使っている毛を使っていて、結構、歌舞伎にあるものを使っています」と解説した。また同じ少年ジャンプ掲載作品では、2人も出演していた「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」の成功もあるが、巳之助は「全然違う舞台になっています。原作自体も陽と陰の違いがありますし、じっくりと物語を楽しめる濃密な作品になっています」と同作の特徴を語った。公演は8月4日〜27日、新橋演舞場にて行われる。
2018年08月03日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、17年に発売した著書『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(KADOKAWA)で第3回「斎藤茂太賞」(一般社団法人日本旅行作家協会主催)を受賞し、26日に都内で行われた授賞式に出席した。若林は「書いてるときにはこんな賞をいただけるとは全然思ってなくて。今の時代は『正論』が強いと思っていて、グレーなことをグレーなまま書いて伝わるかなと思ったんですが、こうやって選んでいただいて、本当に書いて良かったなと思います」と喜びの表情を浮かべた。また「ピュアな視点、ものの考え方」が高評価の対象となったことにも触れ、「僕、今年39歳でピュアと言われていいのかな」としつつも、「子どもの頃から余計なこと考えるなとか、面倒くさいこと考えるなとか、周りの人に言われてきたので、この歳になってものの考え方を褒めてくれる人がいるんだとうれしかったですね。斎藤茂太先生とか、審査員のみなさんとか、親父とかに『この考え方のままでいけ』と言ってくれたような気がして、すごくうれしかったです」としみじみ。さらに「お笑いと違って、本はダイレクトな反応がないので、こうやって賞をいただいたら書いてきて良かったなと思うし、これからも細々と書いていこうかなと思います」と今後の執筆活動にも意欲を見せた。そして、故・斎藤茂太さんの長男・斎藤茂一氏が、「オードリーの春日(俊彰)さんはあんまり好きじゃない」とコメントしたことを受けて、「春日という男は海外ロケに結構行くんですね。アフリカの部族とかヨーロッパとか、何十カ国行ってるんだろうなというくらい。旅には行ってるんで、これを機に好きになってほしいと、相方としてはちょっと思います」と春日を気遣う場面も。授賞式の最後には、司会者から「最後にひと笑いを」とまさかの無茶ぶり。若林は「こういうとき春日がいないと困りますね」と苦笑いを浮かべていた。
2018年07月27日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、16日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)にて、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良からかけられた一言を明かした。オードリーの若林正恭同番組では放送10周年を記念したツアーを開催中。9日には青森公演が行われ、ツアーファイナルとなる来年3月2日には、東京・日本武道館で開催が予定されている。先日、メイク室で内村と会ったという若林は「ツアーやってるんだってね、ニュースで見たよ」と話しかけられたことを明かす。そして若林は「来年、武道館でやるんですよ。お客さん入ってくれるか本当に心配で」と内村に明かしたという。内村も過去には、『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』の番組イベント「南原清隆 生誕28周年記念祭and長女隊コンサート」(93年)を日本武道館で開催した経験がある。その内村から「今のオードリーなら絶対入るよ、大丈夫だよ」との言葉をかけられたという若林は、「初めて大丈夫と思ったね」とうれしそうな様子で振り返っていた。
2018年06月18日仕事人間の市民課長・渡辺勘治が、胃がんを患ったことを機に、自らの人生を見つめ直していく黒澤明監督の傑作『生きる』。その初ミュージカル化が決定し、市原隼人が渡辺の息子・光男役でミュージカル初出演を果たす。【チケット情報はこちら】20代前半、ブロードウェイでミュージカルに興味をもちつつも、自らにはむかないとこれまでオファーを断ってきたという市原。今回そんな彼の背中を押したのが…。「30歳を超えたころ、自分が守りに入ったなと感じる瞬間があったんです。その時、すごく悔しくて、寂しくて、自分は何をやっているんだろうと。そこからもっと何かを掴みにいきたいという欲が出てきて。ただ実を言うと、これも1度はお断りしているんです。でも“俺また守りに入った!”と気づいて、追いかけるようにやることを決めました」その初ミュージカル作品が『生きる』であったことは、「素直に嬉しい」と市原は顔をほころばせる。「内容とは反するかもしれませんが、僕は見ていてとても興奮するんですよね。すべての人物が生き生きとしていて、映る世界がすべて楽しそうで、どの場面を見ても生活感や人間味が溢れんばかり。さらに一生懸命愛情を込めて息子を育て、その幸せを大切にし続けた父の想いが、胸の奥まで突き刺さってきて…。さらに今回はミュージカルということで、メロディという表現方法がより人の感情を動かすのだと、事前のワークショップを通して学びました」光男の父・勘治をWキャストで演じるのは、市村正親と鹿賀丈史のふたり。「それぞれ違う生き方をしてこられた方々だというのはすぐに感じられましたし、きっと出来上がる舞台もまったく違うものになると思います。ただ根本にあるものはおふたりとも同じで、ずっと何かを大事にし続ける、守り続けるものがあって、しかもその守り方がとても優しい。あと市村さんはとにかく楽しい方です。気がついたら市村ワールドに引き込まれていて、ずっと居たくなるほど(笑)。鹿賀さんは言葉は少ないですが、現場のすべてを見られている、とても真摯な方という印象です」市原にとってターニングポイントになりそうな舞台だが、観る者にとっても忘れられない感動の1作となりそうだ。「老若男女問わず、気軽に楽しめる舞台だと思います。それでありながら、生きることがより楽しく、より深くなる舞台。この機会を逃すのは本当にもったいないと思いますので、ぜひ劇場に遊びにいらしてください」ミュージカル「生きる」は10月8日(月・祝) から28(日)まで、東京・TBS赤坂ACTシアターにて。チケットの一般発売は6月9日(土)午前10時より。なお、現在、プリセールを実施中。受付は6月8日(金)午後11時59分まで。取材・文:野上瑠美子
2018年06月08日5月29日、オードリーの若林正恭(39)が「第3 回 斎藤茂太賞」を受賞したとわかった。 同賞は旅に関する優れた紀行文、エッセイ、ノンフィクションを表彰するもの。受賞作は17年7月に刊行された「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」であり、審査員の下重暁子(82)は同作について「一人キューバに旅立った3泊5日の弾丸旅行をつづる本書はそのピュアな視点、ものの考え方も高評価の対象となった」と受賞の理由を語った。さらに他の審査員から「『純文学』という言葉が飛び出した」とも明かしている。 ネットでは祝福の声とともに、同作について「泣ける」といった声が上がっている。 《おー若林さんのエッセイが賞を受賞!すごい 若林さんの書く文章すごく好きなのでうれしい》《この作品読んでる時、旅を通して最後に語られる親父さんとの関係に泣かされた》《終盤は比喩じゃなく泣いた》 「泣ける」理由のひとつは、上記の声にもあるように若林が父親への思いを綴っているためだ。若林の父親は16年4月、闘病の末に他界。生前はサボリ癖があり、会社を8回もクビになったという経歴を持つ。家計を圧迫していた上に、「親父がいつも家にいるな」と若林は違和感があったようだ。 それでも父親を慕っており、昨年10月に放送された「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)では“死の衝撃”についてこう明かしている。 「どんな偉い人の聞こえのいい言葉も、全然響かなくなるな、親父が死んだら。『生きてる人の言葉だな』って思うもん。『死んでねぇもんな、この人』って思うもん、どんないいこと言ってても」 昨年9月のインタビューで若林は同作の執筆中、父親について触れるか否か「葛藤した」と発言。しかし「(旅行先として)キューバを選んだ理由の一つに、亡くなった親父の存在がありました」とし、こう語った。 「旅行中もずっと親父が話しかけてくるような不思議な感覚の中にいて。その部分を書くか悩んだのですが、親父との対話をスルーしてしまうと、この旅行記は着地できないだろうなって」 葛藤を乗り越えた若林は「一人で海外に出かけるということは、とても有意義で価値のある経験だと分かりました」と結んでいる。 今月19日放送の同ラジオでは相方の春日俊彰(39)ばかりが評価されているとし、「本当にイヤになってきたよ」と拗ねていたが――。今回の受賞で持ち直すか?
2018年05月29日