女優の能年玲奈が18日、東京・新宿ピカデリーで開催された主演映画『海月姫』(12月27日公開)のワールドプレミア試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、漫画家・東村アキコが2008年から漫画雑誌『Kiss』(講談社)で連載中の同名漫画を原作に、『L・DK』(2014年)などで知られる川村泰祐監督がメガホンを取った作品。能年演じるクラゲをこよなく愛する主人公・倉下月海(くらした つきみ)と、自らを"尼~ず"と称して「男を必要としない人生」を掲げる"オタク女子"たちとの共同生活を描き、音楽を"ヒャダイン"こと前山田健一が担当した。自身のブログで「クラゲイメージで来てみてくださいね」と呼びかけていた能年。この日は、クラゲをイメージした特注衣装で登壇し、客席にクラゲファッションを見つけると笑顔を見せた。その後、「タコクラゲと一緒に撮影していたので、すごく好きになりました。撫でたいくらい…できることなら…できないか(笑)」「あとはキタユウレイクラゲ。写真で見ると煙みたいな感じですごくきれいです…」とクラゲの魅力をささやくように語りはじめると、場内はいつものように"能年ワールド"に…。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)出演後では初主演映画となった『ホットロード』(8月16日公開) は、公開26日で興行収入20億円を突破。本作では、その不良少女役からオタク女子役という正反対の役柄に挑み、さらなるヒットが期待されている。能年は、イベントの最後にマイクを渡されると「お祭りみたいな映画なので、お祭り気分で陽気に楽しんでいただければいいなと思います!」と今度は元気よくあいさつ。敬礼をしながら「海月姫祭り! 始まりであります!」と役柄になりきって呼びかけると、共演者や観客からは「おー!」と歓声が上がり、この日一番の盛り上がりを見せた。同イベントには能年のほか、菅田将暉、太田莉菜、アジアン・馬場園梓、篠原ともえ、片瀬那奈、速水もこみち、長谷川博己、原作者・東村アキコ、前山田健一、川村泰祐監督が出席。終盤には、クールジャパン戦略担当大臣の山口俊一氏も応援に駆けつけた。
2014年11月18日女優の能年玲奈が11月18日に東京・新宿ピカデリーで行われた主演作『海月姫』の完成披露試写会に出席した。本作でクラゲを愛する“クラゲオタク”を好演し「私自身もクラゲが好きになりました。特に好きなのは、一緒に撮影したタコクラゲ。できることなら、なでてあげたい」と笑いを誘った。その他の写真舞台あいさつには能年をはじめ、共演する菅田将暉、太田莉菜、馬場園梓(アジアン)、篠原ともえ、片瀬那奈、速水もこみち、長谷川博己、音楽を手掛ける前山田健一、原作者の東村アキコ、川村泰祐監督が勢ぞろい。登壇者がクラゲを意識した思い思いのファッションに身を包む中、能年は「ご覧のように、お祭りみたいな映画なので、ぜひお祭り気分で楽しんでください。海月姫祭り、はじまりであります!」とアピール。フジテレビ系深夜アニメ枠ノイタミナでアニメ化もされた人気漫画を実写映画化。男子禁制アパートに集まるオタク女子集団“尼~ず”の一員である月海(能年)が、童貞エリートの修(長谷川)、その弟で女装美男子・蔵之介(菅田)と出会い、クラゲを溺愛する月海の日常に変化が訪れる。一方、“尼~ず”が暮らすアパートが、土地再開発による取り壊しの危機に陥り……。本格的な女装に挑んだ菅田が、「毛をそり、エステに通い、骨格矯正も頑張りました」と役作りの苦労を明かすと、能年は「お肌のケアにもぬかりがなくて、素晴らしかった。女性として見習わないと」と菅田の“女子力”を絶賛。長谷川は「仕事ができてクールだけど、女性にはウブ。そのギャップがいいんじゃないですかね」と自身の役柄について語った。『海月姫』12月27日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年11月18日能年玲奈を主演に迎え、東村アキコ原作「Kiss」(講談社)にて連載中のコミックを実写映画化した『海月姫』。このほど、能年さん演じるオタク女子と、長谷川博己演じる童貞エリートの恋を予感させる劇中ビジュアルが公開された。国民的人気を誇る能年玲奈、若手実力派筆頭の菅田将暉や長谷川博己を始め、池脇千鶴、太田莉菜、馬場園梓(アジアン)、篠原ともえほか、個性豊かな豪華キャストが集結している本作。主人公は、イラストレーターを志すクラゲオタク女子・月海。小さい頃、亡き母と一緒に見たクラゲのようにひらひらのドレスが似合うお姫様になれる…こともなく、いまやすっかり腐った女の子に。月海は、男子禁制のアパート“天水館”で「男を必要としない人生」をモットーとする “尼~ず”たちとオタク道を極めた、それなりに楽しい日々を送っていた。しかしこのゆるい日常は、女装美男子と童貞エリート兄弟の出現によって揺るがされることに――。今回到着したのは、ゆらゆらと揺れるクラゲをバックに能年さんと長谷川さんのなんだかいいムードを収めた写真。長谷川さんが演じる修は、政治家である父親の秘書を務める未来の首相候補の超エリートだが、30歳過ぎても童貞という“残念ボーイ”。ある日、破天荒な女装男子・蔵之介(菅田さん)によってメイクされた月海に一目ぼれしてしまうという役どころだ。今回公開された一枚は、一目ぼれ後に訪れた水族館での一コマ。オタクな月海はクラゲに夢中だが、今後の2人の恋を予感させる一枚となっている。 さらに、修が月海のためにとクラゲの巨大なぬいぐるみをかかえて慌てふためくシーンを収めたものも。果たして、2人の恋のゆくへは…?『海月姫』は12月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海月姫 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014映画『海月姫』製作委員会(C) 東村アキコ/講談社
2014年10月31日俳優の向井理と女優の片桐はいりが30日、都内で行われた映画『小野寺の弟・小野寺の姉』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。『小野寺の弟・小野寺の姉』は、両親を亡くしてから、一軒家で暮らす不器用な姉弟の恋を描く、温かい人間ドラマ。向井、片桐の他、山本美月、及川光博、ムロツヨシ、寿美菜子、麻生久美子、大森南朋ら豪華キャストが出演。実写映画『怪物くん』(2011年)や、アニメ「TIGER&BUNNY」などの脚本を手掛けた西田征史監督がメガホンをとった。ぴあの出口調査で満足度ナンバー1になったことについて向井は「すごくうれしいです。満足度ってバロメーターなので」と大喜び。姉弟役ということで、似ている部分を尋ねられると、片桐は「体温が同じでした。体温というか、作品に対するモチベーションの温度が、同じでした。それは奇跡的なこと」と言うと、向井もうなずき「気負いがなかった。だらけているわけじゃないけど、西田さんがメガホンをとっていたからだと思います。一軒家で撮影していて、昭和のノスタルジーみたいな感じ。今回は脱力系のお芝居が必要とされていたので、そこの調節が似ていたかなと思います」と、撮影を振り返った。続いて、向井と片桐の仲良しぶりがわかるエピソードを、西田監督が披露。「一軒家に控室があり、呼びに行ったら、ふたりが横で寝てるんです。男と女じゃないですか!主演女優と、主演男優でしょ!?2人が無防備に寝てるのを見て、姉弟みたいだなと思いました」と感心。2人は覚えてないようだったが、片桐は「でも、これだけいっしょにいて、何の噂もなかった(苦笑)。悔しいな」と恨み節を口にし、会場は爆笑の渦に。3人とも続編についても前向きで、向井が「何でもできると思うんです。西田さん次第で」と言うと、片桐も「寅さん映画みたいに46作!」と西田監督にラブコールし、会場からも拍手が上がる。また、クロストークの後、向井たちから、感謝の気持ちを込めて、スペシャル映画グッズが当たる抽選も行われ、大盛況のまま、幕を閉じた。
2014年10月31日女優・能年玲奈が主演を務める映画『海月姫』(12月27日公開)の場面写真が22日、公開された。本作は漫画家・東村アキコによる『海月姫』が原作。能年玲奈がクラゲオタクでピュアな主人公・倉下月海を演じ、菅田将暉、池脇千鶴、太田莉菜、馬場園梓(アジアン)、篠原ともえ、片瀬那奈、速水もこみち、平泉成、長谷川博己らが出演する。監督は『ひみつのアッコちゃん』『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の川村泰祐、脚本は『私の優しくない先輩』の大野敏哉が担当。きゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がける飯嶋久美子が衣装デザイン、音楽プロデューサーの"ヒャダイン"こと前山田健一が音楽を手がけるなど、旬なクリエイターも参加する。主題歌には、4人組バンドSEKAI NO OWARIが「マーメイドラプソディー」を書き下ろした。公開された場面写真には、男子禁制アパートに住む"尼~ず"たち(能年=クラゲオタク、池脇=鉄道オタク、太田=三国志オタク、馬場園=和物オタク、篠原=枯れ専)の、原作からそのまま飛び出したかのようなビジュアルが映し出されている。驚いた"尼~ず"たちや慌てふためく能年の顔、池脇と太田の奇妙すぎる動きなども公開。そのほか、菅田の新しい女装美男子姿やドレス作りに没頭する能年など、新たな一面も垣間見ることができる。(C)2014映画「海月姫」製作委員会(C)東村アキコ/講談社
2014年10月23日「今回ほど、自分自身と役の境目がなかったことはないですね」。映画『小野寺の弟・小野寺の姉』で演じた進という役柄について、向井理はそう語る。朝ドラから漫画原作の映画までタイプの異なる幅広い役をこなし、自然に役に溶け込むがゆえ、どの役からもなかなか彼自身の“素”が見えないが、本人の言葉を信じるなら、本作で見せている姿が、まさにプライベートでの向井理そのものということになる。その他の写真両親の死後、2人で生きてきた姉のより子と弟の進が反発し合いながらも互いの幸せを願い奔走する姿、各々の不器用な恋愛模様を絡めつつ描き出す本作。向井にとって特別な作品となったようだ。原作は本作で長編初監督を務めた西田征史自身による小説。映画に先立ち昨年、映画と同じく向井と片桐はいり主演、西田演出による舞台版が上演されたが、5年ほど前から映画化を含めた企画が決定していたとあって「やっと来た、という思いだった」と明かす。舞台版が姉弟に降りかかる非日常的な事件を描いたのに対し、映画で描かれるのは他愛のない日常。それを踏まえ、向井が意識したのは「より子との距離感」だった。「2人が一緒にいて話しているシーンはもちろんですが、セリフなしでより子を見ている進の表情からより子の人物像が見えてきたり、一人でいる時でも何となく互いへの愛情が見えてくる、そんな雰囲気を出せればと思ってました」。とはいえ冒頭の発言でも分かるように、役を作りこむといった作業は一切なく、西田からも細かい注文も片桐と姉弟関係について話し込むということも全くなかった。「何も考えてなかったというのが正直なところです(笑)。舞台の上で少し緊張してスタンバイしている僕らの姿や、撮影の合間にベラベラと話している様子を見て、西田さんには僕らが本当に姉弟に見えたそうです。作りこんで役に寄せるのではなく、自然に築いてきた関係をそのまま映像に乗せたという感じでした」。2010年の『ゲゲゲの女房』への出演と前後して巻き起こった“熱狂”から数年。いまなお人気は衰えることを知らないが、周囲の喧騒をよそに当人は「僕自身はデビューしてから何も変わってないというのが正直な思い」と冷静そのもの。ただ、本作の西田然り、同じ監督・演出家と2度目、3度目となる仕事が増えてきたことに喜びと責任を感じている。「一度呼ばれて、次もまたその次の作品でも呼ばれるものを常に提示していきたいです」。『小野寺の弟・小野寺の姉』10月25日(土)新宿ピカデリーほか全国公開取材・文・写真:黒豆直樹
2014年10月23日東村アキコの人気コミックを能年玲奈主演で実写映画化する『海月姫』の最新予告編とポスター画像が公開になった。最新予告編本作は、“男性を必要としない人生”をモットーに掲げ、男子禁制の天水館で暮すクラゲを愛する月海(つきみ)、三国志を熱烈に愛する“まやや”、枯れたオジ様専門の“ジジ”ら、ヲタ女子集団“尼~ず”が、自身の聖地“天水館”を守るために奔走する姿を描く。能年のほか、菅田将暉、長谷川博己、池脇千鶴、太田莉菜、馬場園梓(アジアン)、篠原ともえ、片瀬那奈らが出演し、ヒャダインこと前山田健一が音楽を、SEKAI NO OWARIが主題歌を手がけている。このほど公開された予告編はクラゲを愛する月海がクラゲへの偏った愛を炸裂させる場面から始まり、尼~ずのメンバーが次々に登場。さらに女装美男子と童貞エリートの兄、天水館の買収を企む一派など“濃い”キャラクターが次から次へと出現し、月海たちを翻弄する。また、予告の後半には主題歌『マーメイドラプソディー』が流れる中、能年演じるヲタ女子・月海が全力疾走する場面など、ドラマティックなシーンも描かれており、作品の完成が楽しみになる内容に仕上がっている。『海月姫』12月27日(土) 全国ロードショー
2014年10月09日朝ドラ「あまちゃん」でブレイク後、TVで見る機会も多くなった能年玲奈さん。美人で色気のある女優さんとは、また一味違った雰囲気を持つ彼女を見て、虜となる男性も増えています。そこで今回は、20代男性の方々から、能年玲奈さんの魅力について話を伺ってきました。それを参考に、ピュアで守ってあげたい系の女子になる方法をご紹介します。■1.少女のような純粋さと素直さを持つ「見栄を張るようなことはせず、常に素直なところが好印象だよね。何より、あの少女のような純粋さに男はやられちゃう!」(21歳/大学生)同年代の女子に比べ、少し幼い感じが残る能年さん。でも、その少女のような純粋さが、魅力のひとつでもあるのです。純粋さと素直さを持つことは、男性からだけでなく、同性である女性からも好感をもたれるので、日頃から、忘れないようにしておきたいですね。■2.ちょっと頼りない感じをほどよく出す「バラエティ番組に出ているとき、見ているこっちが『大丈夫かな?』と思うくらい、ちょっと頼りない感じがする。でも、その頼りない感じが可愛くて、守ってあげたいと思ってしまう」(27歳/営業)あまりにも頼りないと、男性側も「しっかりしろよ」と言いたくなるでしょうが、少し抜けているくらいの頼りなさは、男心をくすぐります。意中の彼の前では、ちょっとだけ頼りない一面を見せてみては?男性の保護本能スイッチが入り、「俺が守ってあげないと」と、彼に思わせることができるはず。■3.しっかり者と甘えん坊のギャップを意識する「トーク番組のときは、周りの共演者にフォローされている感がすごくあるけど、それが演技になると、人が変わったかのようにしっかりと役を演じているよね。そのギャップに魅了される」(24歳/販売)自分が苦手なことや、不安に思うときは、周りに甘えて助けを求めてもOK。でも、得意分野を前にしたときは、それとは真逆のしっかりした一面を見せましょう。普段はしっかり者なのに、ふとした瞬間に甘えてくる。そんなギャップを目にすれば、それだけで男性もドキッとしてしまうこと間違いなしです!■4.清潔感のあるメイクや髪型を心がける「あの透明感が好き。メイクもナチュラルだし、髪型や服装も男性好みだと思う。やっぱり彼女にするなら、ああいう清潔感のある子の方がいいな」(29歳/通信)すっぴんに自信がないからナチュラルメイクは無理!と思う女子もいるかもしれませんが、まずは、普段のスキンケアを丁寧にして、肌に透明感を持たせる努力をしましょう。もちろん、髪型や服装にも気を配り、常に清潔感を忘れないように。男性って、意外と細かい部分まで見ているんですよ。■おわりにただ可愛いだけでなく、少女のようなピュアさもある。それが、能年さんの最大の魅力であり、男性から好印象を持たれる秘訣なのかもしれません。そんな能年さんを見習って、男性から「守ってあげたい!」と思われるピュア女子を目指しましょう。(LISA/ハウコレ)
2014年09月26日「あまちゃん」でブレイクした能年玲奈を主演に迎え、大人女子に人気の「Kiss」(講談社)にて連載中のコミックを実写映画化した『海月姫』。このほど本作のポスタービジュアルと特報映像が解禁!“オタク”な能年さんの姿が初お披露目となった。本作の主人公は、イラストレーターを志すクラゲオタク女子・月海。小さい頃、亡き母と一緒に見たクラゲのようにひらひらのドレスが似合うお姫様になれる…こともなく、いまやすっかり腐った女の子に。男子禁制のアパート“天水館”で、「男を必要としない人生」をモットーとする “尼~ず”たちとオタク道を極めたそれなりに楽しい日々を送っていた。しかしこのゆるい日常は、女装美男子と童貞エリート兄弟の出現によって揺るがされることに…。キャストには、いまや国民的人気を誇る能年さんを始め、『共喰い』『闇金ウシジマくん』の若手実力派俳優・菅田将暉、実写版『進撃の巨人』へ出演が決定している長谷川博己が兄弟役で出演。また“尼~ず”の仲間たちには池脇千鶴、太田莉菜、馬場園梓(アジアン)、篠原ともえと個性豊かな豪華キャストが顔を揃える。今回、ポスターと特報映像で明らかになったのは、男子禁制のアパートに住む、“クラゲオタク”の能年さん、“鉄道オタク”の池脇さん、“三国志オタク”の太田さん、“和物オタク”の馬場園さん、“枯れ専”の篠原さん、と筋金入りのオタク女子集団の姿。さらに彼女たちの前に突如現れる、女装美男子の菅田さんと童貞エリートの長谷川さんの兄弟の姿も!ほぼスッピンに三つ編み・めがね・スウェットを着用という、能年さんの完璧なオタク姿には、撮影現場に見学に来た原作者・東村アキコ先生も大絶賛するほど。俳優陣が扮する強烈なキャラクターはもちろん、特報映像のラストに映し出される能年さん初(!?)の渾身の“白目”にも注目だ。『海月姫』は12月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月20日女子なら誰もが憧れる、ピュアな雰囲気を作ってくれるナチュラルヘアといえば、「能年玲奈風ヘア」。そこで今回は、ナチュラルの代表「能年玲奈風ヘア」をご紹介。■ 能年玲奈風ヘア1 ショートから伸ばしかけの方にも最適で、余計なボリュームを出さずに頭・顔を小さく見せるウェービーとは正反対なタイトマッシュボブ。カラーは肌を奇麗に見せるモーブなルミエールカラーで!■ 能年玲奈風ヘア2 女性らしい丸みのあるショートボブ。頭の形にフィットさせてカットするのでパーマをかけなくても出来るスタイルです。■ 能年玲奈風ヘア3 ナチュラルつやブラウンベージュで透明感たっぷりつやカラー。黒髪や暗めでも◎な夏髪カラー。大人カジュアルキュートフェミニンなモテ愛されヘルシーロハスストレートショート。■ 能年玲奈風ヘア4 夏らしい爽やかなショートスタイル。全体にレイヤーをしっかり入れ軽さを充分に出しています。レザーでカットし毛先をシャープな印象に仕上げた、この夏オススメのショートスタイルです!■ 能年玲奈風ヘア5 襟足スッキリなショートヘア。ショートスタイルに飽きてきたらショートバングにチャレンジしてみるのも♪カラーは、軽やかさが出るように、やや明るめのカシスブラウン。■ 能年玲奈風ヘア6 短めの前髪がポイントのボブスタイルです。毛先が重くならないように少しだけ段差をつけています。前髪はおでこ半分くらいでカットしています。あなたもこの夏のヘアチェンで、「能年玲奈風」のピュアオーラを手に入れてみない?来週もお楽しみに。提供:ビューティーナビ編集部 ・美容室検索サイトビューティーナビ
2014年08月09日人気コミックを映画化した『ホートロード』の公開記念イベントが6日に江東区の中村中学校・高等学校で行われ、主演を務める能年玲奈と、映画初出演を果たした“三代目J Soul Brothers”の登坂広臣がサプライズで登場。ふたりが会場に現れると、約300人の女子中高生は黄色い歓声をあげた。イベントの模様本作は、1986~1987年に「別冊マーガレット」で連載され、単行本全4巻の累計発行部数が700万部を突破する同名コミックを、三木孝浩監督(『僕等がいた』『陽だまりの彼女』)が映画化した作品。家庭に居場所がない14歳の少女・和希(能年)は、夜の湘南で不良グループに属する洋志(登坂)に出会い、反発しながらも次第に距離を縮めていく。興奮さめやらぬ学生たちを前に、能年は「みなさんの制服姿が素敵すぎて、目の保養になります。ありがたいです」と満面の笑み。一方、登坂は「すごい熱気ですね。女子校に来ることなんて、なかなかないこと。温かく迎え入れてくださりうれしいです」とパワーをもらった様子だ。また、本作で反抗期を迎えた10代のヒロインを演じた能年は「私のイメージとは違う役なので、どう演じればいいか悩みました。原作ファンのみなさんを裏切らないように、でも自分の軸はブレずに演じたいと思った」と語る。また、登坂にとっては、本作は演技デビューとなるが「原作の紡木たく先生や三木監督が『役を演じようとせず、登坂君のままでいてくれたらいい』と言ってくれた」と振り返った。生徒から「学生時代の一番の思い出は?」と聞かれると「中学時代にバンドを組んでいて、それに熱中していた。ギターは今も弾いています」(能年)、「体育祭で頑張った思い出がある」(登坂)。「夢がなかなか見つからない」という高校2年生に対しては、「頭で考え込まず、好きなことに貪欲に取り組んでみるのもいい」(能年)、「焦らずに、今自分がやりたいことをやっていれば、自然と本当にやりたいことが見つかるはず」とアドバイスした。『ホットロード』8月16日(土)全国公開
2014年08月06日小さい頃、親に連れられて行った能舞台では、怖がって泣いていたらしいのですが、大人になったら、お能が大好きになっていました。歌舞伎も楽しいし、文楽にハマっていた時期もあります。ただ、生々しい俗っぽさが洗練に洗練を重ねてシンプルに行きついた…究極のエンタテインメントって、能しかないと思うのです。数百年、続いている伝統に畏敬の念を感じるとともに、能楽が与えてくれる静かで激しい世界、静謐な中に込められた清冽なエッセンスに、観るたび、ゾクゾクせずにはおれません。グローバルな世の中だからこそ、和の美意識を大切にしたい客席の床下に流れ込む海流と魚群が見事な借景になっていた、幻想的な厳島神社の能、桜の季節のお約束、靖国神社の夜桜能など、様々な舞台を楽しんできましたが、ここ10年ほど、毎年楽しみに通っているのが、宝生流の能楽師、細野ひろみ師が主宰する「あかね会」という能のお教室のおさらい会。友人が通っているので親しみやすさがあり、今年も、友人とお仲間たちのお稽古の成果を発表する舞台を見学してきました。「素謡」(すうたい)といい、お謡だけの演目も。右から2人目が、お弟子さんたちに混じった細野ひろみ先生「四季の能 平明に 清澄に」(樹と匠社)というエッセイ集の著書もある細野先生は、男性中心の能楽界で、女性ということを意識せずに活躍しておられる能楽師。友人は、細野先生の高潔な芸とお人柄に魅せられて、何十年もお稽古に通い続けているそうです。友人の舞台写真。後ろで、そうそうたる能楽師の先生方が地謡と囃子を務めてくださるのが圧巻いつもはカジュアルな服装の友人が、着物と袴のいでたちでキリリと舞台に現れると、思わず目を見張ります。お能には、謡(うたい)といって歌う要素と、仕舞(しまい)といって踊りの要素があります。謡はお腹の底から発声するため、朗々とした力強い声の響きが特徴的で、仕舞は踊りとはいえ、すり足が基本で、一般的な踊りのイメージからすると抑えた静的な動きに見えますが、実際はかなりのハードワーク。この声と動きに、中世から連綿と続いている歴史の重みを感じてワクワクします。あかね会は発表会でありながら、お弟子さんたちのバックで唄っている地謡(じうたい)や囃子(はやし)の伴奏を務めるのが、プロの能楽師たちという贅沢さ。素謡(すうたい)といって歌うだけの演目があるのですが、途中から細野ひろみ先生が加わると、その瞬間、舞台がピーンと引き締まるのがわかったり、発表会の最後に、先生のお仲間である素晴らしい能楽師たちの番外仕舞が観られたり、その感動が忘れられなくて、毎年、通い続けてきました。おさらい会後の番外仕舞で、「岩船」を舞う小倉伸二郎先生。凛々しい舞姿に周囲からため息が今年も、人間国宝の三川泉先生による「鵜乃段」という仕舞が拝見できて、ほっぺたをつねりそうになりましたよ。三川先生、90歳を越えていらっしゃるとはとても思えないダイナミックな動きに目を奪われました。枯淡の域ではなく華やか! まさに眼福でした。人間国宝、三川泉先生の「鵜乃段」。峻厳な風格と軽やかさが同居するダイナミックな舞台一度、体験してみたいお稽古事はお能の謡と仕舞能なんて観る機会がないし知識もない…という方も、イマジネーションが刺激され、夢うつつなひとときに癒されますから、ぜひ一度、気軽に訪れてみてはいかがでしょう? もし、これから何かお稽古事を体験するのなら、能の謡と仕舞かなあ…と思っています。お能をしている人の姿勢の良さ、自然でこなれた着物の着こなし、立ち居振る舞いの美しさに憧れます。目指したい究極のキレイスタイルかもしれません。とはいえ、お稽古中はジーンズでもOKだそうで、ちょっとホッ…。意外と気楽に体験できそうです。・ 宝生会 ・ 能楽協会
2014年06月18日dビデオ&BeeTVで配信中の恋愛オムニバス・ドラマ「最上のプロポーズ」のEpisode4「ウェディングベール」編に主演した向井理と同作を手がけた青山真治監督が、プロポーズという日常的なモチーフをリアルとファンタジーの狭間を目指して表現したことを明かした。『EUREKA〈ユリイカ〉』(00)、『東京公園』(11)などで数々の賞を受賞、世界で活躍する青山監督が描く“プロポーズ”にまつわる4人の男女の物語。プロポーズが叶うというジンクスの花屋マリエッタを舞台に、向井 理、斎藤工、金子ノブアキ、小出恵介が各々主演した4種類のオムニバス・ストーリーが展開する。向井の「ウェディングベール」は、突然出て行ってしまった彼女を探し出して、“二度目のプロポーズ”を試みる青年の話だ。プロポーズという題材を表現することについて、「等身大でいければいいなと思いました」と向井。「自分だったら、どうする? というアプローチのほうが生々しくていいと思いました。僕の役柄は変わっているので、あそこまでのことはしないとは思いますけれど(笑)」。プロポーズが叶う花屋などシチュエーションにこそファンタジック要素があるものの、多くの登場人物たちの心情は極めてリアルで、共感必至のセリフや表情が多いことに気づく。青山監督によれば、「キャストたちが撮影に入る前に作ってくるリアルから、ワンステップ上がったくらいの夢心地みたいな感覚を切り取るように心がけていました」と、ある種、恋愛における“理想”の描出を試みたことを明かす。自分以外のエピソードを観た向井も至極納得して恋愛ドラマを観ていたそうで、「たとえば工君主演のエピソードは、王道かなって思いますね。初恋って、好きな女の子にいじわるすること、みたいな(笑)。世の男子なら誰でも胸に覚えがあるはずだと思いますね」と太鼓判を押す。実は今作、“イケメンたちの恋の告白が観たい女子のための恋愛”がコンセプトだが、向井が指摘するように男子も共感するエピソードが多いのだ。この点、青山監督は、「ふわっとしたリアル(笑)」がポイントだと補足する。「ファンタジーという言葉が早いかもしれませんが、映像、色味、衣装などを含め、ちょっと現実から浮いている感じを出そううとしました。それは男女問わず、恋愛経験者であれば分かっていただけるのではないでしょうか」。ドラマ「最上のプロポーズ」dビデオ&BeeTVにて好評配信中(1話約10分、全12話)(アクセス方法)ドコモのスマホ・タブレットから「dマーケットアプリ」搭載機種⇒dマーケット>dビデオ powered by BeeTV「dマーケットアプリ」非搭載機種⇒dメニュー>dマーケット>dビデオ powered by BeeTV※spモード(315円/月)の契約が必要です※別途パケット通信料がかかります取材・文・写真:鴇田 崇
2013年06月28日片桐はいりと向井理が姉弟役で共演する舞台、『小野寺の弟・小野寺の姉』が7月に開幕。そこで小野寺の姉・より子役の片桐はいりと、小野寺の弟・進役の向井理にそれぞれ話を訊いた。舞台『小野寺の弟・小野寺の姉』チケット情報すでに『ママさんバレーでつかまえて』『ハングリー!』でも共演を果たしている片桐と向井。向井は片桐について、「本当にすごい人」と切り出し、「僕が心から尊敬していることを、はいりさんは全然感じていないと思いますけど(笑)。そんなはいりさんと、特に舞台でご一緒出来るのは本当に楽しみですし、同じくらい怖くもあります」と明かす。それについて片桐は、「向井さんは私と真逆の人。不器用な私と違って、何でもサラリとこなせてしまう。自分とは全然違うタイプだからそう思うのではないでしょうか…」と、遠慮がちに語る。今回作・演出を手がけるのは、『ママさん~』でもそのふた役を担った西田征史。実は片桐にとって西田作品は、「最大公約数をつかむような、かなり難易度の高いもの」らしい。「私が考えつかないような角度から、西田さんの笑いは生まれていく。どちらかと言うと私は、ピンポイントを狙うような芝居に慣れているので、そこはもうちょっと間口を広げていかないと難しいかなと思います」と、現段階での課題を挙げる。さらにあまりやったことのない、物語の主軸を担う人物だけに、「そういう“わきまえのある主役”というのを(笑)、向井さんに教えてもらいたいです」と続ける。その向井にとって西田は「兄貴みたいな存在」であり、「ちゃんと笑えて、意外に泣ける。すごく緻密で愛のある作品を作られる方。そんな西田さんが長年温めていた作品に参加できるのは、すごく嬉しい」と目を輝かせる。また舞台では初のコメディということで、「そこは今まで全部はいりさんに持っていかれたところなので、今回はぜひ僕も取りにいきたい」と意欲を見せる。向井が演じる進は、姉に翻弄されながらも能天気で自由な、ちょっと内気な男性。自らのことを「あまり快活ではない」と語る向井だけに、「あまり違和感なくできるのでは」と笑う。片桐演じるより子は、本人いわく「思いの分量が多過ぎる人」。また足し算ではなく引き算していく役だと考えており、「今回はちょっと薄味にチャレンジしてみようかなと。『私の出汁、どれくらい出てますか?』ってことをはかられる場所になると思います」と話し、ベテラン女優のさらなる飛躍を予感させた。公演は7月12日(金)から8月11日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、8月22日(木)から28日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。東京公演のチケットは発売中。大阪公演は5月18日(土)午前10時より一般発売開始。なお、チケットぴあでは大阪公演のインターネット先行抽選を5月1日(水)午前11時より受付。取材・文:野上瑠美子
2013年04月26日俳優の向井理(30)が5日、都内で行われたペンタックスのデジタル一眼カメラ『TRY!Q10 体感キャンペーン』記者発表会に出席した。近づくクリスマスの思い出を聞かれた向井は「あんまり思い出がないんですよね。毎年クリスマスになると寿司が食べたくなるので出前をとってますね」と意外なこだわりを明かし、「クリスマスは和食の出前がくるスピードは早いですよ。狙い目です」と笑顔で明かした。【写真】向井理、THE BAWDIES、チャッピー人形全員で記念撮影趣味でよく写真撮影をする向井は「一度個展を開いたんですけど、風景や花が多いかな。最近では、犬の顔を魚眼レンズで撮影するのにハマってます」とマイブームを紹介。また、来年の抱負については「今年で30歳になったので、来年も今年同様に忙しくしたい。30代を充実させたいですね」と意気込んだ。同イベントに出席した4人組ロックバンド・THE BAWDIESは「カメラが好きで、メンバー同士で頻繁に撮影会をします。学生時代からの付き合いなので、お互いが一番素の笑顔を引き出せます」と語っていた。また、イベント中には向井理が出演する『PENTAX Q10』のCM衣装を着たチャッピー人形が初お披露目された。
2012年12月05日映画『カラスの親指』が11月23日(祝・金)に公開を迎え、主演の阿部寛を始め村上ショージ、石原さとみ、能年玲奈、小柳友、伊藤匡史監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズの第1回目の上映前に舞台挨拶を行なった。道尾秀介の人気小説を原作に、ひょんなことから共同生活を送ることになった5人の男女が、人生の一発逆転のために一世一代の詐欺を悪徳組織に仕掛ける様を描く。能年さんが現在、ヒロインを務めるNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の撮影中ということもあり、主要キャストの5人が勢揃いするのは久々。この5人が醸し出す疑似家族のようなムードが阿部さんはたいそう気に入っているようで、「無理して作るというよりも、自然と家族の和ができたと思います。自分の中で評価が高い作品です」と自信を覗かせる。監督は「かなり粘る人だった」(阿部さん)ということで、キャスト陣はそれぞれに何度もリテイクを重ねたシーンがあったよう。監督曰く「断トツはショージさん」。ショージさんは最初の挨拶から「ありがとうございます、というよりもすいません」と恐縮しきりで「全員がセリフを覚えてきてて…『当たり前だ』と言われました」と苦笑を浮かべていた。阿部さんは「タバコを吸うシーンは20テイクくらい重ねた」と告白。比較的自由にアドリブで演じたという石原さんは「能年ちゃんとの滑り台のシーンは重ねましたね」とふり返った。「何の違いだったんですか?」という石原さんの質問に監督は「滑り台が滑ってなかった。景気よく躍動的に行ってほしかった」と微妙な違いを説明する。小柳さんは「牛乳を飲むシーンは、4リットルくらい飲みました」と明かす。本作のために10キロほど体重を増やし、髪形も含め大変身を遂げており「いまの感じとだいぶ違うのでそれだけで騙せたんじゃないかと思います。別人が出てますので(笑)、ご了承ください」と語った。能年さんが演じた少女・まひろは強気でズケズケとものを言うタイプ。テイクを重ねること以上に“大先輩”の阿部さんに向かって、暴言に近いセリフを言うことがつらかったようで「阿部さんにこんなこと言っていいのかな?と怖くなりました(苦笑)。カメラ回る前に『こえぇー…』って思いながらやってました」と緊張気味にふり返る。だが、そんな能年さんに阿部さんは「堂々としてましたよ」とニッコリ。姉役の石原さんも「能年ちゃんはテイクを何度重ねても顔色ひとつ変えずにカラッと重ねていく」と証言。そして村上さんからは「僕と似ているところがあって、怒られても普通に昼ご飯を食べてた」と意外と図太い一面を暴露され、「怒られてもご飯は美味しいです…」と恥ずかしそうに笑みを浮かべていた。監督は「5人の作り出す時間、空気が奇妙であるけれど心地よいです」と満足そうにうなずいた。『カラスの親指』は全国にて公開中。■関連作品:カラスの親指 2012年11月23日より全国にて公開© 道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ
2012年11月23日朝の連続テレビ小説の新しい顔に来年4月にスタートするNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」のヒロインに、フレッシュな新顔、能年玲奈が選ばれた。25日明らかとなったもので、オーディションによる選考で決定したという。ティーン向けファッション雑誌「ニコラ」の読者モデルオーディションでグランプリを獲得し、専属モデルとして活躍していた能年玲奈。2010年5月号で卒業し、その後は女優として映画やCM、ドラマなどで活躍している。デビュー出演の映画「告白」、そして最近では、カルピスウォーターのCM美少女としても注目され、その存在を知られている新進の女優だ。ファッションリーダーでもある新ヒロインに注目!能年は、ニコラを卒業したモデルらと仲が良く、美容の話やダイエットの話などでよく盛り上がるのだとか。ファッションモデル出身ということもあり、現在も自分流の着こなしをよく披露しており、同世代からファッションリーダー的存在として見られることも多い。そんな彼女が、国民的ドラマのNHK朝ドラのヒロインとなったということで、一気に女優としてのキャリアをあげ、注目の存在となる可能性も高くなってきた。彼女自身も、どんどん主演などを経験していきたいと強い意志をもっているという。能年は、同じニコラのモデルだった新垣結衣にあこがれて、この世界へ入ったとのこと。事務所も同じレプロエンタテインメントに所属している。いまやしっかりと女優の道を確立している、彼女に続く、いやそれを超える存在となることができるか、期待される。宮藤官九郎氏が脚本を務めることでも話題となっている作品だが、フレッシュな美しさで作品を彩る、能年の魅力と今後にも注目したい。元の記事を読む
2012年07月27日宮﨑あおい×向井理主演で、ベストセラー作家・西加奈子の「きいろいゾウ」が実写映画化!メガホンを取るのは、『余命一ヶ月の花嫁』『雷桜』『軽蔑』など男女の愛の様々な形、心の機微を見つめ続けてきた廣木隆一監督。本作で初共演となる宮崎あおい、向井理にそれぞれお互いの印象をインタビューした。<宮崎あおいコメント>2回ほどお会いしたことがあったのですが、その時の印象でいうと……話にくい人なのかなと、ちょっと思っていました(笑)。でも、始まってみたらそのときのイメージとは全然違ったので安心しました。話しやすい方ですし、すごくいい意味で、普通だったんです(笑)。それがとても安心しましたし、ツマとムコを一緒に作っていくなかで、きちんとふたりの関係性を作り上げることができるなあと思いました。<向井理コメント>このままの感じの人なのかなという部分と、絶対何か隠し持ってるなと思っていた部分がありました(笑)。ハートの部分で、外見でイメージするだけじゃない人だろうと思っていたので。それは想像どおりで、筋がある方だなという感じがします。小説を読んだときもイメージしていたのですが、実際お会いして顔合わせのときに宮崎さんの髪型が前髪パッツンになっているのを見た時に、『ああ、ツマっぽいな』と思いました。現場では、本当にふたりのシーンが多いので、そこでベースをつくっていかないと周りも巻き込んでいけないので、そこをどうしようかなっていうのは多分お互い考えているんですが…でも考えるよりもやってみるのが一番ですね。一緒につくっていけたらいいなと思います。今をときめく2人の俳優が出演を熱望した『きいろいゾウ』。初共演となるふたりが、切なくも、深い優しさで包み込む夫婦の愛情を魅せていくだろう。作品情報『きいろいゾウ』監督:廣木隆一『ヴァイブレータ』『余命一ヶ月の花嫁』『雷桜』 脚本:黒沢久子『キャタピラー』、片岡翔出演:宮﨑あおい、向井理 他配給:ショウゲート2013年、新宿ピカデリー他全国ロードショー
2012年05月18日映画『カラスの親指』の製作現場会見が2月16日(木)に行われ、阿部寛、石原さとみ、能年玲奈、小柳友、村上ショージが出席。メイキング映像も初めて公開された。道尾秀介の同名小説を原作に、人生の再起をかけて大勝負に臨む中年男性2人と若者3人の“盗聴バスターズ”の姿を描く。すでにクランクアップが発表されていたが、追加撮影のためにキャスト陣が再結集した。5人は劇中の衣裳である作業着姿で会見場へ。阿部さんは「どの役柄もすごく個性的。本読みの段階でみなさんがキャラクターを作っていました。チームワーク良くやれてよかったです。現場はすごいですよ。監督はすごくこだわるんです。作品に対するあれほどの愛情と粘りは大したものだと思います」と語る。石原さんは、自身が演じた奔放な性格のやひろが気に入っているようで「いままでやったことがない役で、バカップルもやれて嬉しいです。やり過ぎってくらいキャピキャピやりました」と喜びを語った。その妹・まひろを演じた能年さんは「現場で阿部さんは(役柄の)タケさんにしか見えなかったです。自分もこんな風になれたらと憧れます」とニッコリ。だが、その阿部さんとのある共演シーンについて「まひろがタケさんの布団に潜り込むシーンがあったんです!『阿部さんの布団に!?』って思い緊張しましたが、無事に撮り終わって安心しました」と恥ずかしそうに明かす一幕も。阿部さんは「そんなに緊張してたなんて知りませんでした。僕もドキドキしました」と飄々と語り、会場は笑いに包まれた。小柳さんは頭を坊主にし、10キロ体重を増やして本作に臨んだそう。だが「5か月ぶりに会ったらショージさんに『あまり変わってないな』と言われました…。3合もご飯食べて寝る前にラーメン食べたりしたのに」と苦笑。牛乳を飲むシーンでも「リハーサルのときから飲んでて全部で3本くらい空けて、結局吐きました」と明かしたが、阿部さんは「テンション高いシーンでもテストのときから本気でやってくるし、すごいです」と小柳さんの役者魂を絶賛した。そして今回、“俳優”として阿部さんと中年詐欺師コンビを組んだ村上さん。「セリフがめっちゃ長い。監督に『途中で声が出なくなる役にしてくれないか?』と相談したり、阿部さんが足をケガして撮影が中止にならないかと思ったこともあった」と苦労を告白すると、阿部さんは「ショックですね」と苦笑しつつ「現場では追いつめられた草食動物みたいになってましたが、最後には頑張った分が実ってます」と思わせぶりに語り、“相棒”を称えた。『カラスの親指』は今秋、全国にて公開。■関連作品:カラスの親指 2012年秋、全国にて公開
2012年02月16日向井理「場違い承知」と恐縮しきり『麒麟の翼』ヒット御礼にサプライズ登壇俳優の向井理が2月13日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された『麒麟の翼~劇場版・新参者~』の大ヒット御礼舞台挨拶にサプライズ登壇。客席から大歓声を浴びながら、主演を務める阿部寛に花束を手渡した。「場違いは承知していますが、大ヒットおめでとうございます」と恐縮しきりの向井さん。実は今回のサプライズ、向井さんがほんの一瞬、映画本編に登場していることから実現。東野圭吾の人気連作である加賀恭一郎シリーズの1作を、連続ドラマ「新参者」、スペシャルドラマ「赤い指」に続いて映画化。向井さんは「新参者」で母親を殺されてしまう売れない役者・清瀬弘毅役で出演していた。そして、今回の劇場版では、所属する劇団の公演が決定し、その告知を行うポスターに向井さんの姿が確認できるのだ。喫茶店「黒茶屋」のシーンなので、まだ観ていない方はもちろん、すでに鑑賞した方も確認してみては?向井さんはポスター撮影のために、わざわざ現場入り。「誰よりも早く現場に行って、15分でクランクアップしました(笑)」とやはり恐縮しながらふり返った。一方の阿部さんは「こんなすごい人になるなんて。もちろん予感はしていましたが…。いろんな顔を持った役者さんだから、これからもっとすごくなるはず」と向井さんにエールを送っていた。舞台挨拶には、新垣結衣、溝端淳平、土井裕泰監督が同席。公開から2週間で動員86万3,000人、興行収入10億5,000万円を記録する大ヒットで(2月12日時点)、「数字としてはふわっとしていて、実感がわかないが、映画の公開後に舞台挨拶に立つ機会をいただけたのは、本当に嬉しいこと」(新垣さん)、「京都の実家(の家族)も、もう3回くらい観てくれた。いろんなテーマが含まれているので、2度、3度と楽しめる。記録だけではなく、記憶に残る作品になれば」(溝端さん)。阿部さんもこの大ヒットにご満悦で、「来週あたり、僕も映画館に観に行きたい。隣の席に僕がいたら…ぜひ気軽に声をかけてください」とアピールしていた。『麒麟の翼~劇場版・新参者~』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:麒麟の翼~劇場版・新参者~ 2012年1月28日より全国東宝系にて公開© 2012映画『麒麟の翼』製作委員会■関連記事:阿部寛、客席の父への思いを吐露『麒麟の翼』監督、続編に意欲も溝端淳平は降板!?『麒麟の翼』阿部寛インタビュー刑事・加賀を通して見る父への思い、後輩への思い阿部寛、東京・日本橋に凱旋!「第二の故郷」だと感謝しきりJUJUサプライズ熱唱に、阿部寛も感激このミステリーが泣ける!『麒麟の翼~劇場版・新参者~』試写会に10組20名様ご招待
2012年02月13日笑顔は人を幸せにする──向井理が初主演を果たした映画『僕たちは世界を変えることができない。』には、そんな人の心を豊かにする笑顔が詰まっている。原作は現役医師である葉田甲太氏が大学生だった2005年に、カンボジアに小学校を建てるための募金プロジェクトを立ち上げ、実際に小学校を建てるまでの体験記を綴った「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」。向井理は甲太(コータ)という役柄を通じて何を感じたのか?「命を削って作った作品」だと1つひとつ言葉を選びながらカンボジアロケを懐かしむ表情はただただ優しく、何かを伝えたいという直向きな情熱に満ちていた。台本も原作も読まずにカンボジアへ。その理由は…向井さんがカンボジアを訪れるのは2度目となる。1度目はデビュー間もない頃、テレビ番組「世界ウルルン滞在記」の畑作りを手伝うための旅だった。そして今回は、主人公コータを演じるためにカンボジアへ。「ドキュメンタリータッチで撮りたい」という深作健太監督の意向に応えるべく、向井さんは、コータとして彼の素を見せることを意識したという。演技し過ぎない演技、足し算ではなく引き算の演技、それは決して簡単なものではなかったはず。「簡単ではないですよね。普通のことをしながら(何かを)伝えるということは確かに難しくて…。コータはヒーローのようなキャラクターではないので、力技での芝居はしたくなかったんです。その方が簡単ではあるんですけど、そうしたくない作品でした。また、カンボジアでの撮影は敢えて台本を読まないようにしたんです。原作を読んで感情が固定しないようにと思って、原作も読まずにいました。というのは、シェムリアップ州立病院のエイズ病棟、ツールスレン博物館、キリング・フィールド…今日はどこに行って撮影するのかということは分かっているけれど、そこで何があるのかは撮ってみないと分からないんです。(原作者が実際にお世話になった)観光ガイドのブティさんがどんな説明をしてくれるのかは、その場じゃないと分からない。だから事前に知識は必要ないなと。初めて目にするから湧き出てくる感情もある、その時のリアクションを大切にしたいと思ったんですよね。ちゃんと感情が自由に動くように、変に身構えないように、セリフをセリフっぽく言わないということを心がけていました」。そんな真摯な役の取り組み方で、向井さんはコータの感情を生々しく演じきった。これは向井理本人のリアクションなんじゃないか?と勘違いさせるほどのリアルさがあるが、そこにたどり着くためには、きっと陰ながらの努力があったはず。けれど、その努力も葛藤も苦しさも役者として当たり前のことだと捉えている、それが向井理がデビュー当初から貫いている姿勢。実に真面目でプロフェッショナルだ。カンボジアのロケでは、長回しでスタートからカットまで4時間! という撮影もあり、撮影時間はトータルで200時間にも及んだという。つねにカメラを向けられるなか、向井さんを含め、学生サークル“そらまめプロジェクト”の主要メンバーを演じる、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝の4人それぞれが自分たちの演じるキャラクターを通して感じたカンボジアとは一体どんなものだったのだろうか。4人をガイドするブティさんの話から、カンボジアを知ることができたと語る。「ブティさんの話を聞いていると、その情景が浮かんでくるんです。聞いているだけでつらいのに、ガイドという仕事とはいえ、自分のつらい経験を話してくれたのは嬉しかったですね。幼少の頃、ポル・ポト政権時代に政府の弾圧で父親を殺されたこと、自分は学校にいけなかったけれど、自分の2人の子供には学校に行ってほしくてガイドとして頑張っていることを、サラッと言えるのが凄い。それが僕の感じたカンボジアという国、人に対する印象ですね。強い国だなと。人として、カンボジアに行くことができて、本当に良かった」。観客もまた、コータたちを通じて切なさや悲しさを味わい、強く生きるカンボジアの人々の姿から何かを感じ取ることだろう。子供たちの笑顔が活力へ変わる幸せとは何か?自分はいま幸せなのか?と深く考えさせられるきっかけとなるのが、カンボジアの子どもたちの笑顔だ。「あの笑顔はすごい力ですよね。あの笑顔がこの作品の大切な要素だった」と顔をほころばせ、映画の核心に迫っていく。「カンボジア特有ですよね。日本人はカンボジアに対して、地雷、ポル・ポト政権、アンコールワット…勝手な偏見を持っていて、発展途上の国として見ている。僕もそうなんですけどね。そういう中にあの笑顔がある、だから笑顔が凄いと思うのかもしれない。彼らは日常的にあの土地で暮らしていて、朝が来て夜が来て、それが普通なのに。でも、そうではない人たちは、自分と照らし合わせて考えると(自分が)情けなくなって、あの笑顔に癒されるだけでなく、何か突き刺さるんですよね。コータたちは紆余曲折あって小学校を建てますけど、建てただけではダメだとも思っている。それでも、子供たちのあの笑顔があることで着地できたのかなと。撮影中、小学校1〜2年の子供たちと一緒に遊んでもらったんです。楽しいと笑ってくれる、遊んでいると笑ってくれる。役柄としてだけれど、この子供たちのために学校を建てるんだ! と思うと、すごく力になった。この子たちのために頑張れると思いました」。映画のラスト、小学校開校式のコータのスピーチのセリフには台本にはない言葉が添えられ、感動的なワンシーンとなった。「誰かのために何かをする喜びというのは、きっと自分のために何かをする喜びよりも強い」というのは劇中のコータのセリフ。誰かのために一生懸命になる素晴らしさを再確認させてくれる言葉のひとつだが、コータを演じながら向井さん自身もそんな熱い感情を抱いたのだろうか。最後にもう一度、向井理の心の中をのぞいてみたく、問いかけてみた。「正直、自分が出ている映画でそういうことを感じるのって難しいんですよね。客観的に見れないというか。撮影後、完成した映画を観ても、200時間の9割を知っているので、ああいうシーンがあったなとか、あのシーンカットされたなとか、自分の芝居にダメ出ししたりしてしまう(笑)。でも、映画の撮影ではあるけれど、自分たちで体験したこと、感じたこと、心に刺さったことが、もしかしたら映画を観ている人以上にあるのかもしれない。それをどれだけ純粋に届けられるのかが、今回の撮影のテーマだったと思うんです。たくさんのメッセージを詰め込んだつもりです。観て下さった方それぞれに感じるものがあったら嬉しいですね」。僕たちは世界を変えることができない──かもしれないが、コータとして向井さんが笑顔になれたように、笑顔が人を幸せにすると気づけること、それはきっと世界を変える小さな一歩、そう信じたい。(photo:Toru Hiraiwa/text:Rie Shintani)『僕たちは世界を変えることができない。』3連続インタビュー 松坂桃李インタビュー:: 原作者・葉田甲太×峯田和伸インタビューcoming soon!■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:向井理、思わず本音が!?「パルテノン神殿は汚いところだった」松坂桃李インタビュー照れ屋な22歳が見つけた“熱いもの”向井理、流暢な英語でスピーチ!海外オファーは「なきにしもあらず」?NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら向井理、“母校”明治大学で『僕せか』PR…なぜかTBS安住アナが乱入
2011年09月21日10月から放送されるBSプレミアム「世界遺産 時を刻む」の番組ナビゲーターに、俳優の向井理が起用されることになり9月16日(金)、NHK放送センターで会見を行った。現在、900以上ある世界遺産を「塔」「お祭り」「木々」「庭園」といったテーマで切り取り、紹介する番組で、向井さんも「既存の番組とは違った、新しいアプローチで世界遺産に迫っている」と早速アピール。幼稚園の頃ギリシャ旅行をし、世界遺産であるパルテノン神殿を見学。「まだ子供でしたが、ずいぶん汚いところだなって思いました(笑)。本当にあちこちボロボロで…。長い歴史がある証拠だと思うんですけど」と笑いを交え、思い出話を披露した。毎回、世界遺産はもちろんのこと、そのルーツや歴史的背景、世界遺産と共に暮らす人々の息づかいを伝える同番組。「地元の人との触れ合いも紹介されるので、温かく土臭い番組の雰囲気をナビゲーターとして伝えていければ」と気合十分の向井さん。すでに番組スタッフとも「作り手としていいチームワークができている」そうで、自身の海外ロケ参加にも意欲満々。ちなみに向井さんが、いまもっとも行ってみたいのはスペインだといい「サッカーや料理が大好きなので、ぜひ一度は」と瞳を輝かせた。会見にはNHKエンタープライズの須磨章プロデューサー(世界遺産プロジェクト事務局長)も出席し、「好奇心旺盛で、歴史や建物に興味がある向井さんに番組のナビゲーターをお願いした」と起用理由を明かした。第1回は塔をテーマに、スペイン最西端に2,000年間そびえる灯台「ヘラクレスの塔」にスポットを当て、いまも古代ローマ建築の面影を残す内壁のヒミツや、長年塔を管理する灯台守のペドロさんの日常も紹介する。NHK BSプレミアム「世界遺産 時を刻む」は10月7日(金)から毎週金曜、21:00から放送(全15回)。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:松坂桃李インタビュー照れ屋な22歳が見つけた“熱いもの”向井理、流暢な英語でスピーチ!海外オファーは「なきにしもあらず」?NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら向井理、“母校”明治大学で『僕せか』PR…なぜかTBS安住アナが乱入向井理主演『僕たちは世界を変えることができない。』試写会に100組200名様をご招待
2011年09月16日向井理の主演映画『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』の試写会が9月13日(火)、東京・有楽町の日本外国特派員協会にて行われ、上映後の質疑応答に向井さんが登壇。英語を交えながら外国人記者からの質問に答えた。150万円を集めてカンボジアに小学校を建設した医学生の実話を映画化した本作。TV番組での経験をきっかけにカンボジアを「第二の故郷」と公言する向井さんの初主演映画であり、実際にカンボジアでの撮影も行われた。「俳優業を始めてまだわずか5年です」と驚きをもって紹介された向井さん。詰めかけた外国人記者に向けて「Do you think about this film?(映画はいかがでしたか?)」と問いかけると、会場からは温かい拍手が沸き起こった。さらに向井さんは流暢な英語で「この映画は実話を基にした物語で、いかにしてカンボジアに学校を作るかということを描いてますが、大きなメッセージとして努力、思いやりといったことを掲げています」と語りかけた。この作品を通じての“変化”を尋ねられると「ボランティアに対する見方が変わりました。自己満足でいいものなんだと分かりました。子供たちの笑顔に象徴されるように、自分が何かすることで、物質的なものではなく笑顔という精神的なものを得ている。お互いのやり取り、キャッチボールの中にあるもので、『やらせていただいている』と感じました」と語った。近藤プロデューサーは、向井さんのキャスティングに関して「ベストではなくオンリー」と語るが、向井さんは「僕が選んだのではなく、映画に選んでいただいているという気持ち」と説明。流暢な英語を操る向井さんに対し、記者からは海外作品のオファーが来たら?という質問も出たが「もしもオファーがあっても、時間の余裕がないとやれないと思っています。(オファーは)なきにしもあらずですが…やるにしてももっと英語をできるようにならないと。ただ、世界に目を向けるのは大事だと思っています。タイミングが合えば」と慎重ながらも意欲を示した。さらに、カンボジアを訪れて何を感じたかを尋ねられると、実際に訪れた、ポル・ポト政権時代の虐殺の跡地であるキリング・フィールド、収容所博物館となっているツールスレン博物館、そしてエイズ病棟の存在とそこで撮影されたシーンに触れ「台本のあのシーンには全くセリフがなく、ガイドさんに自分が聞きたいことを聞いて、テストもなく、すぐ本番で撮影しました。この映画に自分の素は出ていないですが、あのシーンだけは甲太というキャラクターを通して素を見せています。ショックなどという一言では言い表せない。人が実際に生きて、ここで殺されたという事実があって。ツールスレンで、ひとりでしゃがんで空を見上げるシーンがありましたが、実際に三十数年前に同じことをし、同じ光景を見ていたんだなと思い、人間の恐ろしさや、もしかしたら自分が殺す側になっていたかもしれないという危うさなどを感じました」と真摯に自らの思いを伝えた。最後の挨拶では、ワイヤレスマイクが使えずに、やむなく机の上に置かれた巨大なマイクを手で抱えてしゃべるというハプニングもあったが、「こういうマイクで話すこともまずないと思います。初めてのことは好きなので、こういうマイクにもどんどん挑戦していきたい(笑)」とユーモアたっぷりに語り、会場を笑いに包み、外国人記者たちのハートをガッチリとつかんだ様子。そして、新作の撮影でマレーシアにいるために欠席となった深作健太監督の「日本人の撮った映画ですが、カンボジアを通じて日本を映したい」というメッセージを紹介し映画をアピール。再び会場は大きな拍手に包まれた。『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』は9月23日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら向井理、“母校”明治大学で『僕せか』PR…なぜかTBS安住アナが乱入向井理主演『僕たちは世界を変えることができない。』試写会に100組200名様をご招待向井理、芦田愛菜、武井咲、中山優馬が「ほんとにあった怖い話」でホラー初挑戦!癒し系?頼れる系?親友にしたい俳優ランキング三浦春馬と天海祐希が1位に!
2011年09月13日向井理の初主演映画『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』のプレミア試写会が7日に明治大学駿河台キャンパス(東京都千代田区)で開催され、向井をはじめ、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝、村川絵梨、原作者の葉田甲太が“特別授業”と題した舞台あいさつを行った。舞台あいさつの模様ひょんなことからボランティア活動を始めた医大生のコータ(向井)が、カンボジアに学校を設立するため、仲間たちを集めて資金集めに奔走。さまざまな困難や葛藤、さらにはカンボジアが抱える厳しい現実と向き合いながら、自分自身を見つめ直す姿が瑞々しく描かれる。監督は『バトル・ロワイアル II/鎮魂歌〈レクイエム〉』『同じ月を見ている』など、多彩なジャンルを手がける深作健太。向井は明治大学農学部を卒業した“同窓生”で、「イマドキの大学生を描いた作品なので、実際の学生さんがこうした話に、何を感じてくれるのか気になっている」と緊張した面持ち。学生たちから拍手が沸き起こると、安どの表情を見せ「単にメッセージだけの映画にはしたくなかった。みなさんにとって、これから何をする原動力になってくれれば」と先輩としてアピールにも熱がこもった。昨年11月にカンボジアで行われたロケを振り返り「現地の人たちと共演し、役者じゃないリアリティーに触れて『役者として負けたな』って思いました」。ハードな撮影にあって、食事は唯一の楽しみだったといい「ご飯がとにかく、おいしいんですよ。あちらもお米が主食なので、ご飯に合う料理も多くって」とニッコリ。ただ共演した柄本が連日、トムヤムクンを食べたがったそうで「トムヤムクンがない店だと嫌がるんですよ。嫌いじゃないけど、たまには他のものを食べたい日もあるだろ(笑)」と呆れ顔だった。松坂は「初海外で見るものすべてが新鮮。アンコールワットの朝焼けに、思わず涙が出てしまった」。窪田も初めての海外で「毎日、みんなでプールで遊んでいた」と無邪気に振り返った。舞台あいさつには明治大学のチアリーダーと応援団も登場し「六大学野球の応援によく行っていたので懐かしい。伝統が受け継がれるのはうれしい」(向井)と目を細めていた。『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』9月23日(金・祝)より全国ロードショー
2011年09月07日北川景子、向井理という人気俳優共演の話題作『パラダイス・キス』の、主要キャラクターが“アトリエ”に勢揃いしたポスタービジュアルが解禁となった。「NANA」、「天使なんかじゃない」(共に集英社刊)などで知られる矢沢あいの人気漫画を原作に、ファッション業界を目指す若者たちの青春、彼らとの偶然の出会いをきっかけに、進学校に通う主人公の女子高生が自らの進むべき道を模索する姿を描いた本作。昨年の映画化決定の発表時から、人気絶頂の北川さん、向井さんが出演するということもあって話題を集めてきたが、このたび、ついにポスタービジュアルが明らかになった。凛々しい表情でポーズを決める紫(ゆかり/北川さん)と、その脇でトレードマークとも言える帽子をかぶってクールに佇むジョージ(向井さん)。その後ろには、山本裕典が演じる紫の同級生の徳森に、五十嵐隼士扮する女装の美男子・イザベラ、大政絢と賀来賢人が演じるカップルの実和子と嵐に、ジョージと同じくデザイナーを志す、加藤夏希扮する香が、それぞれ個性が光るファッションに身を包み笑みを浮かべている。人気のアパレルブランドが全面協力し、各ブランドの新作が惜しげもなく提供されたという衣裳も注目だが、もうひとつ、忘れてはならないのが彼らがいるこのアトリエ!ジョージたちの創作の現場であり、原作ファンにとってはおなじみの、古いBARを改装したという設定のこのアトリエだが、原作に忠実に作りつつ、実写化に合わせて映画的ないくつもの工夫がなされている。原作では完全に地下室という設定になっていたが、映画ではあえて半地下風とし、外からの光がさしこむように!また、床はヤスリをかけるなどして古さを演出するエイジング加工が施され、BARの名残として古いレジやシェイカーなどを残しつつ、あちこちに『パラキス』ならではのファッションアイテムが配置された独特のインテリアコーディネートとなっている。また新城毅彦監督の提案で、後ろにそびえる大きな棚に色合いのグラデーションを付けるなど細部にいたるまで工夫が施されている。つい先日、本作の主題歌を人気シンガーソングライターのYUIが担当する(「HELLO〜Paradise Kiss〜」と「YOU」の2曲を提供)ことが発表されたばかりだが、キャストに衣裳、アイテムに音楽とそれぞれの要素で“最高”が集結した本作。原作とは異なるエンディングも含め、原作ファンの想像を超える映画に仕上がったと言えそうだ。なお、6月4日(土)の公開を前に3月26日(土)より前売鑑賞券(税込1,300円)の発売が開始。特典として特製クリアファイルが付いてくる。『パラダイス・キス』は6月4日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:パラダイス・キス 2011年6月4日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会■関連記事:『パラキス』主題歌にYUI!北川景子&向井理からも絶賛の声シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第12回)ガーリー服が似合うオシャレ男優は?『パラキス』向井理らの新画像が到着!公式Twitterでファッションアイテムも紹介スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位に大政絢インタビュー「仕事で泣きそうになること?ある…けど我慢してます(笑)!」
2011年03月25日北川景子、向井理ら人気の若手俳優陣が出演する映画『パラダイス・キス』。その主題歌を人気シンガーソングライターのYUIが担当することが決定した。ファッション誌「Zipper」(祥伝社刊)で1999年〜2003年に連載された矢沢あいの大人気漫画を映画化した本作。ファッションに夢を賭ける若者たちと、彼らとの出会いを通じて自分の歩むべき道を探していく女子高生の青春、葛藤が描かれる。映画化決定が報じられると共にキャストや劇中のファッションなどが多大な注目を集めてきた本作だが、その主題歌を同世代の女性層から絶大な人気を誇るYUIが担当することに。YUI自身が映画の中の主人公たちが夢を追いかける姿や、進路に迷う姿に感銘を受けたことで、この夢のコラボレーションが実現した。松橋真三プロデューサーは「映画化にあたり、世界観がぴったりで同世代からの人気もとても高いので、ぜひYUIさんにお願いしたいと最初から考えていた」と明かす。今回、YUIが手掛けるのは「HELLO〜Paradise Kiss〜」と「YOU」の2曲。「HELLO〜Paradise Kiss〜」に関しては、恋の予感を感じさせる曲として、東京のビル群、おしゃれなショップ、楽しそうに洋服を選んでいる女の子たち、これからの人生が前向きで楽しいことが起こりそうな様子を表現してほしいとのリクエストが寄せられた。もう一曲の「YOU」に関しては、本作が女子高生の紫(ゆかり/北川さん)の成長物語でもあると共に、ジョージ(向井さん)との恋の物語でもあることから、ジョージに出会ったことにより全てが変わり、色々なものが手に入るようになるのに、「あなただけがいない」という大切な人と離れてしまった切ない気持ちを歌ってほしい、というお願いがYUIになされたという。まさにリクエスト通り、紫の気持ちを代弁する一曲に仕上がり、こちらの「YOU」はエンディングにも使用されることになった。今回の主題歌発表に際し、YUIから、それぞれの楽曲についてコメントが寄せられた。「HELLO〜Paradise Kiss〜」については「『パラダイス・キス』は原作も読んでいたのですんなりメロディも浮かんできました。サウンド面ではピチカートを取り入れてみたりと楽しく映画の場面も考えながら作り込むことができました。…危険な夢に迷いもあるけれど、とにかく希望に満ちた楽曲に仕上げられたと思っています」とのこと。一方の「YOU」に関しては「エンディングに近いクライマックスで使っていただけるということで、何度もそのシーンを実際に観て口ずさみながら制作していきました。壮大なストリングスに等身大のアコースティック弾き語り…丁寧に主人公・紫の気持ちになったつもりで表現したいと思いました。幅広く共感してもらえる楽曲になったと思います。公開がとても楽しみです」と楽曲に込めた思いを明かしてくれた。この2曲を聞いた北川さん、向井さんからも絶賛の声が!北川さんは「撮影現場でも聞かせて頂いていたので、女の子が誰かを好きになる瞬間の恋心をイメージするのに、紫を演じる上でとても参考になりました。“いっそ出逢わなければ良かったのに、Say hallo,Say good bye”という歌詞に共感しました。紫が傷つくかもしれないと分かっていながらもジョージに惹かれていく感情を止められなくなっていくところに重ねて聞きました。2曲とも、『パラダイス・キス』の映画の世界観にメロディや歌詞がマッチしていて、若者の恋愛の瑞々しさや切なさ、一瞬の煌めきのようなものが表現された素晴らしい曲だと思いました。YUIさんの曲には、等身大の女の子たちの、夢を追いかける気持ちや、恋心をストレートに表現されている曲が多くていつも共感したり、勇気や元気をもらったりしています。聞くと清々しい気持ちになれたり、前向きになれるのがYUIさんの声、曲の魅力だと思います。今回主題歌とエンディング曲をYUIさんに手掛けていただけたことは、YUIさんの一ファンとしてとても嬉しく思います」とコメント。向井さんは「撮影現場で聞いたときには、映画というのは現場では音がないので『パラダイス・キス』の“形作り”に、とても役立てることができました。『HELLO〜Paradise Kiss〜』はインパクトがあって、“これから始まる!”という感も夢に向かっている若者を応援してくれているなと思いました。エンディングが原作と異なるため、今回とても大事なのですが、エンディングに『YOU』が流れていたときに、映画オリジナルのエンディングを象徴する曲を作ってくださったな、と思いました。映画は音楽で作品が変わるので、素晴らしい楽曲で嬉しかったです!YUIさんの楽曲はこれまでに何度も聞かせて頂いているのですが、どれもぶれのない、芯のある楽曲ばかりですね」と、楽曲が自身の演技にまで大きな影響を及ぼしたことを明かしてくれた。YUIの強く、そして切ない歌声と共に紫とジョージの恋はどのようなエンディングを迎えるのか?『パラダイス・キス』は6月4日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:パラダイス・キス 2011年6月4日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第12回)ガーリー服が似合うオシャレ男優は?『パラキス』向井理らの新画像が到着!公式Twitterでファッションアイテムも紹介スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位に大政絢インタビュー「仕事で泣きそうになること?ある…けど我慢してます(笑)!」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?
2011年03月07日