週刊少年ジャンプで連載中の人気コミック『BLEACH』が、福士蒼汰主演、佐藤信介監督(『アイアムアヒーロー』『デスノート Light up the NEW world』)で実写映画化されることが発表になった。原作者の久保帯人は「映画化です。ボンヤリ浮かんでは、なんやかんやで(主に俺のイチャモンにより)立ち消えてた実写映画が遂に実現することになりました」と報告。福士は「まず『BLEACH』が実写になると聞いて自分も驚きでした。自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたいと思います」とコメントを寄せた。その他の画像『BLEACH』は、霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、ある日突然現れた死神・朽木ルキアから、死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊たちと戦う物語。既刊73巻で累計発行部数8700万部を突破する人気コミックだが、74巻で連載を終了することが決定している。実写化は根強い人気を誇る1~8巻にあたる“死神代行編”の物語が中心になるといい、作者の久保は「幸運にも連載完結のタイミングと重なったので、原作者としてできる限り協力して、BLEACHを知らない人にも楽しんで貰え、BLEACHの読者にも満足して貰えるものに近づける一助になればと思っています」とコメント。「唯一心配なのは一護の髪の色かなー! あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」と期待を寄せている。福士は「15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深いです。読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います。そして佐藤監督とは映画『図書館戦争』シリーズ以来のタッグです。緊張もしますが、監督を信頼して頑張りたいと思います」と意気込みを語る。佐藤監督は「『BLEACH』この壮大な物語を、映画化します。想像力の限りが尽くされたこの世界を、映像の力の限りを尽くして描きます。尸魂界(ソウルソサエティ)、虚(ホロウ)、斬魄刀(ざんぱくとう)、そして福士蒼汰が一護として暴れまくる姿、お楽しみに」と話している。本作は、ワーナー・ブラザース映画の配給で2018年に公開される。『BLEACH』2018年 全国ロードショー
2016年08月19日蒼井優が7年ぶりに単独主演を務める、松居大悟監督の『アズミ・ハルコは行方不明』。これまで発表されていた蒼井さんとシンガーソングライターの石崎ひゅーいに続き、高畑充希、太賀、葉山奨之、加瀬亮らの豪華出演キャストが明らかになった。寂れた国道沿い。大型モールや洋服店、レンタルCDショップ、中古車店、ファミレスなどが並ぶ、典型的な郊外の街で、ある日、突然姿を消したOL・安曇春子(28)。彼女が消えた街に、捜索願いの「探しています」ポスターをパロった落書きが不気味に拡散していく。ハルコはなぜ姿を消したのか――?本作は、アズミ・ハルコが消えるまでと、消えた後の2つの時間を交錯させながら、現代女子の生きざまを描きだす、サスペンスでポップなエモーションあふれる新世代の青春映画。「ここは退屈迎えにきて」で一世を風靡し、時の人となった新鋭作家・山内マリコの同名小説を、『アフロ田中』でのデビュー後も『ワンダフルワールドエンド』『私たちのハァハァ』と国内外から注目を集める松居監督が映画化。そんな本作から、行方不明になった主人公アズミ・ハルコを演じる蒼井さんを取り巻く、豪華なキャスト陣が発表された。アズミ・ハルコの顔をグラフィティアートとして街中に拡散する若者集団のメンバーには、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」や大ヒット中の映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で話題の最旬女優・高畑さん、ドラマ「ゆとりですがなにか」や本年度カンヌ映画祭受賞作『淵に立つ』など話題作への出演が続く太賀さん、朝ドラ「まれ」でヒロインの弟役を演じた葉山さんの3人が出演。特に高畑さんは、太賀さん演じる中学の同級生に好意を寄せ、彼と一緒にいたいという一心でグラフィティアート活動に参加するハタチの“ギャル”・アイナという、これまでにない役どころに。また、不可思議な事件がたて続く町の交番の巡査に加瀬さんほか、菊池亜希子、芹那、落合モトキ、山田真歩、花影香音、柳憂怜、国広富之と実力を兼ね備えた個性派俳優陣が集結する。<高畑充希コメント>都内の魚料理屋さんで、この役やって欲しいんだけど、と松居監督に口説いてもらったこのアイナという役。到底、私の手には負えなさそうな、幼さと足りなさと爆発力を持った、でも守ってあげたくなるような、どんな風にお近づきになればいいか分からない女の子でした。撮影中は沢山沢山悩みましたが、松居監督が同じ目線で一緒に悩んで走ってくれたことや、大好きな蒼井優さんが寄り添って守ってくれたこと、年齢の若いチームのパワーに引っ張られて、なんとか乗り切れました。どんな風に皆さんのもとにこの作品が届いてゆくのかが、とてもとても楽しみです。日本映画界を担う、いま注目の実力派若手俳優たちの競演を楽しみにしていて。『アズミ・ハルコは行方不明』は12月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月04日俳優の福士蒼汰と女優の芳根京子が19日(日)、都内で行われたフジテレビ系大型スペシャルドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚 前編」の先行試写会に出席。福士さんは、真面目過ぎる性格ゆえに“つまらない男”の烙印を押されてしまった。漫画家・渡辺潤による同名コミックを、2夜連続でドラマ化。2009年の長崎を舞台に、高校3年生の鳴海大和(福士さん)と幼馴染みの小田切未来(芳根さん)が、昭和最大の未解決事件・三億円事件という大きな渦に巻き込まれ、軍艦島に隠された三億円の謎や事件の真相に迫っていく。唐沢寿明、西田敏行、劇団ひとり、遠藤憲一、夏木マリらも出演する。3億円を手にした場合の使い道を聞かれた福士さんは「迷いに迷い、僕は使わないと思う。貯蓄」と真面目過ぎる返答で、司会のフジテレビアナウンサー・笠井信輔からは思わず「つまらない男だね~」とのツッコミが。それでも「僕は本当にお金に欲がなくて使わない。3億円あっても困るだけ。寄付したり、家族にあげたりするかも」と無欲すぎる性格を明かした。一方の芳根さんは「お店のレジに行って『以上、10点で3億円です』と言われて『一括で』と払いたい」と独特な願望を口にし、会場を笑わせた。福士さんと芳根さんはドラマ初共演。それぞれの第一印象について、芳根さんは「背が高い」、福士さんは「目がデカ!羨ましい」とビジュアルが気になったよう。撮影で仲を深める内に福士さんは芳根さんを「真っ直ぐなお芝居をする女優さん。天真爛漫イメージそのままで、明るい太陽のように皆を和ませてくれる」と評価。その芳根さんは「人見知りなので話せませんと言ったら、声をかけてくれて、私が鼻歌を歌っても『何の歌?』と気にしてくれた。助けてくれて支えてくれて、撮影期間は大変お世話になりました」と福士さんの気遣いに感謝しきりだった。「モンタージュ 三億円事件奇譚」の前編は6月25日(土)、後編は6月26日(日)それぞれ21時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月20日『ストロボ・エッジ』『図書館戦争』シリーズ、ドラマ『恋仲』など、若手イケメン俳優の代表格として活躍中の福士蒼汰。毎年大人気のカレンダー第三弾「福士蒼汰メイキングDVD付卓上カレンダー2016.4-2017.3(仮)」発売が決定!貴重なショットと共にコメントが到着した。一昨年より発売を開始し、かねてから「福士さんの“表”の顔、“裏”の顔が見られる」と大好評の卓上カレンダー。第三弾となる2016年版は全8シチュエーション。すべて福士さん自身がスタッフと入念に世界観の作り込みを行い、それぞれ違ったストーリーを演じるという、写真集のような、ドラマティックな作品となっているという。その内容を覗いてみると、【スナイパー】【逃亡者】【馬と暮らす青年】【スーパースター】などなど、現在も大ヒット公開中の『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』でスナイパー役を演じる福士さんならではのシチュエーションも含む、全く違う“8人の福士蒼汰”を収めている。また、今作も前作に引き続き、写真と日付部分がセパレートされているため、気分や季節に合わせて自分の好きな写真を飾ることができ、カレンダー撮影現場に密着取材を行ったメイキングDVDが付いてくるというから、ファンなら見逃すことのできない、マストバイアイテムといえそう。福士さんは「(撮影の)荒木(勇人)さんをはじめ信頼おけるスタッフの皆さんと打ち合わせの段階から、各シーンのシチュエーション・設定・役柄などを一緒に話し合いました。その打ち合わせを参考に、各ポーズの撮影時にそれぞれのイメージをしながら、映画のワンシーンを演じるように撮りました。見られる方それぞれのストーリーを考えてみても楽しく見られるかと思います。その中でも、ブラックスーツを着ている写真がお気に入りです。普段の自分とは違い、かなりクールに決めているところが新鮮でした」とコメント。3年目を迎えたカレンダーの発売について「全体的に男らしく、大人っぽくなっていると思います。笑顔は変わらないですが、この一年で経験したお仕事・海外旅行を通して自分自身変わった部分があったと思います。みなさんはどこが変わったと思いますか? ぜひ、感想を聞かせてください!」とファンに投げかけている。「福士蒼汰メイキングDVD付卓上カレンダー2016.4-2017.3(仮)」は2016年2月5日(金)発売。(※一部地域は発売日が異なる場合あり)(text:cinemacafe.net)
2015年11月27日e-notionは、2016年冬に放送開始予定のTVアニメ『蒼の彼方のフォーリズム』より、新規ビジュアルとキャスト情報を公開した。■TVアニメ『蒼の彼方のフォーリズム』ストーリー概要反重力を発生させるシューズ、通称"グラシュ"の発明により、人が簡単に空を飛ぶことが出来るようになった世界。久奈浜学院に転校してきた倉科明日香は、同級生の鳶沢みさき、日向晶也達との出会いを通じて、グラシュを使った新興スカイスポーツ『フライングサーカス』(通称"FC")を知り、その魅力に惹かれていく。学院のFC部に入部した明日香は、仲間達と共に、時にはぶつかり、励まし合い、それぞれの目標に向かいながら、強力なライバル達に立ち向かっていく――。――目指すは、夏の大会。TVアニメ化にあたり、監督は追崎史敏氏、キャラクターデザインは中野圭哉氏、シリーズ構成は吉田玲子氏、アニメーション制作はGONZOが担当。注目のキャスト陣は、倉科明日香役は福圓美里、鳶沢みさき役は浅倉杏美、有坂真白役は山本希望、市ノ瀬莉佳役は米澤円となっている。○TVアニメ『蒼の彼方のフォーリズム』キャラクター紹介■倉科明日香 (くらしなあすか) cv. 福圓美里久奈浜学院の2年に転入してきた少女。どんな人にも礼儀正しく敬語を崩さない。天然でダメダメなところもあるが、好奇心旺盛な努力家で一度夢中になったものには真剣に向き合う素直な性格の持ち主。■鳶沢みさき(とびさわみさき) cv. 浅倉杏美明日香のクラスメイト兼グラシュ指導員。気分任せで行動するマイペース派。朝が苦手なため午前中と午後ではほぼ別人。うどんに目がなく、"ましろうどん"の常連。■有坂真白(ありさかましろ) cv. 山本希望にぎやかでちっこい明日香やみさきの後輩。先輩であるみさきの事が大好きで、本人曰く、みさきの配下というかしもべのような感じ。実家は"ましろうどん"を経営している。かなりのゲーマーで、部屋には邪神ちゃんグッズが溢れている。■市ノ瀬莉佳(いちのせりか) cv. 米澤円晶也の家の隣に引っ越してきた、高藤学園福留島分校の優等生。FC部に所属しており、1年生にしてレギュラー。生真面目な性格で不器用な一面も多い。好きな食べ物はお肉全般。そのほか詳細はアニメ公式サイトや公式Twitterをチェックしてほしい。(C)sprite/久奈浜学院FC部
2015年10月27日女優の蒼井優(30)が、来年公開に向けて映画化される『アズミ・ハルコは行方不明』で、7年ぶりに単独主演を務めることが20日、発表された。蒼井にとって、実写映画での単独主演は2008年の映画『百万円と苦虫女』以来。今年9月17日にクランクインし、今月2日に無事クランクアップした。作家・山内マリコ氏の同名小説を原作に、『ワンダフルワールドエンド』がベルリン映画祭に正式招待されたことでも注目を集めた松居大悟監督(29)がメガホンを取る。物語の舞台は寂れた国道沿い。郊外の街で、ある日突然姿を消した独身OL・安曇春子(28)を蒼井が演じ、彼女が消える前と消えた後の時間軸を交差させながら、"アラサー・ハタチ・女子高生"の三世代を通して、"現代女子"の生き様を描く。「30歳という節目を迎えるこの年に、初めての同い年の映画監督、松居大悟さんに出会い、彼の頭の中にあるもの、やりたいと思っていることを信じる仲間たちと全力を尽くして撮影期間を駆け抜けました」と充実感をうかがわせる蒼井。「スタッフ・キャスト、ひとりひとりが作品と向き合って、それぞれの思いを込めて作ったこの映画は、観て下さる方によって、全然違う楽しみ方や感じ方を生み出すような、どの角度からも観られても大丈夫な、強いものになっているはずです」と太鼓判を押し、「観客のみなさんとの間にいい化学反応が起きること期待しています」と早くも公開を心待ちにしている。一方の松居監督も、「こうして発表コメントを書いていることが幸せです」と心境を伝え、「人の気持ちなしではここまでたどり着けませんでした」と感慨深げ。「もともと山内マリコさんの作品の匂いが大好きで、何冊も買って、上京してきた人に勝手に配っていました」と振り返り、「『アズミ・ハルコは行方不明』は、小さな地方都市の世代別ガールズムービーです。自分とプロデューサーと蒼井優さんは同い年で今年30才です。アラサーのハルコを行方不明になんかさせません。最高に最高で自由な作品にします。編集がんばります!」と力強く宣言した。
2015年10月20日国内のみならずフランス全土で大ヒット公開中の『岸辺の旅』のトークイベントが11日にテアトル新宿で開催され、黒沢清監督と蒼井優が登壇。「この役はなんとか蒼井さんで!」と監督の熱烈オファーを受けた蒼井が「こんな恐ろしいオファーはない」「玉砕してもいいかと思ってやらせて頂いた」と当時の心境や撮影秘話を明かした。その他の写真『岸辺の旅』は、失踪から3年後に死者として帰ってきた夫(浅野忠信)と、その妻(深津絵里)が、失踪中にお世話になった人々を訪ねて旅を続ける様を描いたラブストーリー。蒼井は本作で、夫と深い関係にあった女性・朋子として、深津演じる妻と対峙する、出演シーンは短いながらも観るものに強烈な印象を残す役どころを演じている。「僕にしては珍しいのですが、脚本を書いている途中から朋子役は蒼井優さんがいいんだけどと、強く言っていました」という監督の言葉を受け蒼井は、「台本を読んだときには、すごい役がきてしまったなって思ったのと同時に、深津さんと対峙するようなこんな恐ろしいオファーはないなと思った」と言い、「でも黒沢監督とは一度『贖罪』という作品を一緒にやらせていただいて、その現場がすごく楽しかったので、またお仕事できるんだったら玉砕してもいいかと思ってやらせて頂きました」と吐露。深津とは「共演は今回が初めて」で、「深津さんのカッコよさにしびれた」と話し、「現場ではすごく緊張していたので、結果的には深津さんがやってくださるので、それに合わせてやっていきました。深津さんが机を挟んで目の前にいて、とてもじゃないけど世間話ができるような感じではなく、すごく集中力をもたれた方なんだなと思いました」と印象を語った。「『岸辺の旅』の撮影は、ちょうど別のドラマの撮影中で、深津さんの座り方がとてもきれいで…。あの姿勢だけだったら真似してもばれないんじゃないかって私の“深津イズム”が思って。ドラマの現場に戻ってからそれをずっとやっていたんです。そしたらそのままぎっくり腰になっちゃって(会場爆笑)。私の腰にきていたので、完敗でした」。蒼井が「完成した映画では、あぁ、怖いな。私こんな顔していたんだって思いました」と話すと、監督は「深津さんと蒼井さんは、だいたい自分がどうやればいいか分かっていて、『このへんでふたりがリングに上がって、このへんでジャブをくりだして、このへんでゴングが鳴って。まず蒼井さんから軽くパンチが入って、深津さんも善戦するんですが、蒼井さんの圧勝で』と。それで、分かりました。ではよろしくという感じで撮影しました」と語り、「最初このシーンは、深津さんのアップで終わるはずでしたが、その後、深津さんの後ろ姿になるので、蒼井さんのアップで終わればすごいものになるなと思って、編集でそのようにしました」と明かした。『岸辺の旅』テアトル新宿ほか公開中
2015年10月13日漫画『ひだまりスケッチ』の作者や『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズのキャラクター原案で知られる人気漫画家・蒼樹うめ氏の自身初の個展「蒼樹うめ展」が、3日から東京・上野の森美術館で開かれ、連日多くの来場者でにぎわっている。既報の通り、開幕初日2日とも美術館前で見られた光景は入場を待つファンらの長蛇の列。あまりの来場者に入場規制もかかり、120分待ちから300分待ちになるほどの大盛況を博している。10日間限定ということもあり、以降の平日でも多くの来場者が訪れ、時には1,000人以上の行列を作ることもあった。"どこにでもいる女の子から、神さまになった女の子まで"をキャッチコピーに冠している本展は、12日まで公開。『ひだまりスケッチ』や『魔法少女まどか☆マギカ』の原画やイラストに加え、デビュー前の幼少時からの作品や他作品に寄稿したイラスト、仕事場を再現したコーナーなど多種多様な蒼樹氏の側面が展開され、オリジナルグッズも多数販売される。また、蒼樹氏本人に加え、TVアニメ版『ひだまりスケッチ』で、ゆの役を務めた声優の阿澄佳奈や『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズで、まどか役を担当した悠木碧の3人による音声ガイドも用意されている。チケットは一般・大学生が1,000円、中高生が600円、小学生以下は無料で、音声ガイドの利用は700円(全て税込)。会期中は不定期で蒼樹うめ氏が不定期で会場に来場し、ライブドローイングを公開。閉幕に備え、徐々に作品は完成に向かっているという。
2015年10月10日漫画『ひだまりスケッチ』の作者や『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズのキャラクター原案で知られる人気漫画家・蒼樹うめ氏の自身初の個展「蒼樹うめ展」が、3日から12日の会期で、東京・上野の森美術館にて開幕した。"どこにでもいる女の子から、神さまになった女の子まで"がキャッチコピーの本展は、"章"と称される5つのエリアで構成。代表作『ひだまりスケッチ』(以下『ひだまり』)や『魔法少女まどか☆マギカ』(以下『まどマギ』)の原画およびイラストに加え、多種多様な蒼樹氏の側面が展開される。サイン会も行われた4日には、閉館時間直前でも入場を待つファンたちの長蛇の列が。あまりの来場者に入場規制もかかり、120分待ちになるほどの大盛況を博している。観覧していて、すぐに気がつくのは、展示物の隣などに書かれた蒼樹氏による吹き出し(キャプション)の多さ。これは、2日に行われたマスコミ向けの内覧会で、「私は私なりに、あまり美術展ぽくない、肩肘張らず、楽しくリラックスしながらニコニコと見ていただける展覧会にできたら」「今までの私を見てくださっている方でも、楽しめる工夫をあちこちに入れました」とあいさつした蒼樹氏のアイデアによる。各作品のキービジュアルなど見慣れている作品でも、その制作背景を語るキャプションによって、新たな発見ができるような仕組みに。これはどのエリアにも共通する工夫で、優しく温かい空間ができあがっている。展覧会を訪れ、会場2階部分にあがったファンを迎えるのは、「第1章 蒼樹うめとは」。絵日記や書写などの幼少時の作品をはじめ、粘土でできた自画像やこだわりの焼きビーフンの模型などが並べられ、漫画家としてだけでない蒼樹氏の裏側をも、うかがわせるエリアとなっている。また本展のために描き下ろされた『ひだまり』と『まどマギ』のキャラクターがクロスオーバーしたメインビジュアルも披露されている。道なりに進むと「第2章 『ひだまりスケッチ』の世界」に。2004年より、漫画誌『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)で連載され、2007年に第1期がシャフトの制作で放送されて以降、2012年の第4期にわたってTVアニメ化された同作の魅力を余す所なく伝える。原画などはもちろん、劇中で主人公・ゆのらが住む"ひだまり荘"を立体的に再現。同作の世界に紛れ込んだかのように感じられるエリアとなっている一方、蒼樹氏が考案した、ゆのの絵描き歌が楽しめるコーナーやイラストメイキングの模様を鑑賞できるコーナーも設けられている。1階部へ降りると、「第3章 原稿の部屋」。壁面には、ラフスケッチや完成イラスト、アイデアの走り書きのようなものまでおびただしい数の絵が掲出されている。ここでは、蒼樹氏が実際に仕事をしている作業場のデスクを液晶モニターから椅子、足元のゴミ箱まで忠実に再現。「第1章」とは対照的に、漫画家としての蒼樹氏の側面をうかがい知ることができる。「第3章」に隣接している「第4章 キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』」では、同作のイラストを初期設定の段階から展示。このエリアは特に蒼樹氏のキャプションが多く、漫画表現とアニメ表現との差異に悪戦苦闘しながら、主人公・鹿目まどからが出来上がっていく過程を眺めることができる。天井には、主要キャラクターのプレートがつり下げられており、かわいらしいアレンジに。大型のタペストリーも設置され、そこにも、蒼樹氏の試行錯誤の後が見られる。できあがったビジュアルも展示されており、初期からの差異をじっくり鑑賞することも可能だ。最後のエリアは、「第5章 『蒼樹うめ』の仕事」。こちらは、『ひだまりスケッチ』や『魔法少女まどか☆マギカ』以外の連載作品や他者の漫画・アニメ作品へ寄稿したビジュアル、自身が主宰する同人サークル・apricot+としてのイラスト、そして各企業とのコラボレーション作品などを多数展示。『ひだまり』や『まどマギ』だけでは飽き足りない、コアなファンでも楽しめる内容になっている。「蒼樹うめ展」は、12日までの10日間限定で開催。会期中、不定期で行われる蒼樹氏によるライブドローイングが行われるほか、多数のオリジナルグッズも販売される。また、蒼樹氏本人に加え、TVアニメ版『ひだまり』で、ゆの役を務めた声優の阿澄佳奈や『まどマギ』シリーズで、まどか役を担当した悠木碧の3人による音声ガイドも用意されている。チケットは一般・大学生が1,000円、中高生が600円、小学生以下は無料で、音声ガイドの利用は700円(全て税込)。
2015年10月05日女優の蒼井優が8月4日(火)、都内で「スティッチ!パーフェクト・メモリー」の公開アフレコを行い、スティッチ役の山寺宏一と対面。共演は蒼井さんの“おはガール”卒業から15年ぶり。ふたりで「おーはー」を披露し、再会の喜びを分かち合った。ディズニーが国内製作する人気テレビアニメシリーズ「スティッチ!」の3年ぶりとなる最新スペシャル「スティッチ!パーフェクト・メモリー」。蒼井さんは、本作のヒロインである銀河連邦の女性型情報解析ロボット・ティーラを演じる。「ロボットの役なので、いろんなパターンの演技を用意していたが、ディレクターさんから『もっと人間ぽい雰囲気で』とご指示をいただき、自分の想像力の無さが悔しかったですね。求められる声をパッと出さなきゃと反省しました」とアフレコをふり返った。一方、山寺さんは「ティーラは難しい役どころ。でも、そこは演技派女優!改めていろんな引き出しがあるなと思った」と感心しきり。蒼井さんから「実はスティッチ役が、山ちゃんだとは気付かなかった。やっぱり、山ちゃん、すごい!」と敬意を表されると、「卒業したおはガールとの共演が夢だった。こんなに立派になって…」と感激の表情だった。蒼井さんと山寺さんが「おはスタ」で共演していたのは、いまから15年前のこと。「当時からきれいで、可愛かったけど、それ以上に“変顔”が得意でね。共演していた雨上がり決死隊のふたりも『優ちゃんには負ける』と言っていた」(山寺さん)、「当時は緊張で足がガクガク震えていた。山ちゃんが『寒いの?』と心配してくださって…」(蒼井さん)と当時の思い出話に花を咲かせていた。「スティッチ!パーフェクト・メモリー」は8月7日(金)18時半~、ディズニー・チャンネルで世界初放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日俳優の早乙女太一が5月9日(土)、都内で行われた出演作「ゲキ×シネ『蒼の乱』」の初日舞台挨拶に登壇。本作で実弟の早乙女友貴と共演し「気持ちは複雑ですね。こいつには負けられないけど、頑張ってほしい気持ちもあって」と胸中を明かした。国内屈指の人気を誇る「劇団☆新感線」の舞台を10数台のHDカメラでデジタル映像化し、映画館のスクリーンで上映する人気企画「ゲキ×シネ」シリーズの最新作。平安時代の架空の国を舞台に、将門の乱を新解釈したスペクタクルが展開する。この日は同劇団3度目の出演で、座長を務めた天海祐希、共演する新感線初参加の松山ケンイチ、ベテラン俳優の平幹二朗が駆けつけた。一度は挫折した革命の志を取り戻す主人公・蒼真を演じる天海さんは、「座長という大役は恐れ多くて、押しつぶされそうになった」と告白。それでも「ここにいる皆さんをはじめ、キャスト、スタッフの皆さんと一緒だと思うと、気持ちも和らいだ」と言い、「私にとって、人生の宝物がひとつ増えた。私が感じた清々しさが、皆さんにも伝われば」と熱っぽくアピールした。一方、松山さんは蒼真と運命的に出会い、夫となる将門小次郎を演じ「みんな一丸となって、フルマラソンを完走した感覚」とふり返る。以前から新感線の大ファンで、「あがり症なので、ゲネプロではずっと足が震えていた。いろんなところから汁が出ていましたよ…」と当時の緊張ぶりを明かしていた。早乙女さんは都を騒がす大盗賊・帳の夜叉丸役で新境地。コミカルな役どころに加えて、実弟の友貴さんとの殺陣シーンを披露しており「ミスはなかったですね。あっ、弟には失敗がありましたけど」とライバル心を燃やした。また、天海さんが「上演中、女性陣が太一くん派、友貴くん派に分かれていた」と明かすと、照れ笑いを浮かべていた。舞台に立つ演者の表情や息づかいに加えて、新感線の魅力である豪華絢爛なセットや衣装を間近に見られるのも、『ゲキ×シネ』ならでは。御年80歳の平さんは、「芝居は1回限りで消えてしまう宿命。ですがゲキ×シネなら、芝居の緊張と映画の熱意が掛け合わされる。(インドの)ボリウッド映画にも負けません!」とその魅力を熱弁していた。(text:cinemacafe.net)
2015年05月09日NHK朝ドラ「マッサン」にもゲスト出演を果たした女優・天海祐希を主演に迎え、「劇団☆新感線」の舞台を映画館で味う“ゲキ×シネ”最新作『蒼の乱』。5月9日(土)より劇場公開されることが決定し、臨場感と緊張感あふれる予告編映像が解禁となった。国を追われ孤独に生きながらも、優しく強い海のような女、蒼真(天海祐希)。不器用ながらも真っ直ぐに生きる、風のような男、将門小次郎(松山ケンイチ)。 二人は出会い、やがて結ばれるが、迫り来る戦火が二人の運命を大きく揺り動かしていく――。1980年の旗揚げ以来、演劇界に新風を巻き起こしながら今年35周年を迎える「劇団☆新感線」。その舞台が映画館の大スクリーンで味わうことができる演劇&映像の新感覚エンターテイメントが、ゲキ×シネだ。このほど、その原点ともいうべき市川染五郎、天海さん出演の『阿修羅城の瞳2003』が4月11日(土)より上映され、続いて本作が連続上映される。今回、解禁される予告編は、天海さん演じる“蒼真”の「小次郎――。私は生きる。お前が愛したこの草の海で」という熱の込もった台詞から始まる。壮大なスケールを感じさせる音楽と共に次々と映し出されるのは、本作の名場面。“将門小次郎”をまっすぐ朴訥な魅力で演じた松山ケンイチ、さらに“帳の夜叉丸”で切れのある殺陣で魅了した早乙女太一も登場。そして、本作の鍵を握る“謎の王”を演じた平幹二朗が圧倒的な貫録で魅せていく。手を取り合う蒼真と小次郎。だが、愛し合う二人は国を揺るがす戦乱に巻き込まれていく。「私はただ、蒼き草原とそこに生きる民を守りたい。それらを愛した男の心を守りたい」と剣を取る、天海さん演じる蒼真。そんな蒼真が向かえる悲しき運命とは…。映画館ならではの臨場感で圧倒する、ゲキ×シネ最新作にして最高傑作と呼ばれる『蒼の乱』。天海さん、そして松山さんらの熱演を体感してみて。『蒼の乱』は5月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月27日昨年で生誕40周年を迎えた永井豪と石川賢原作の人気アニメ『ゲッターロボ』シリーズより、『真ゲッターロボ 世界最後の日』に登場する「真ゲッター1」がプラモデル化され、2015年7月にコトブキヤより発売される。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は7,344円(税込)。『真ゲッターロボ 世界最後の日』は、今川泰宏監督(1~3話)、川越淳監督(4~13話)によって1998年に『ゲッターロボ』シリーズ初のOVA作品。2014年には同社が展開するデフォルメプラモデルシリーズ「D-STYLE」(ディースタイル)で立体化されている「真ゲッター1」だが、今回はゲッターバトルウイングを展開した全幅36cmという大ボリュームでプラモデル化される。実際のキットでは、各部に引き出し式関節や2重関節を使用し、アクション性とプロポーションを両立。ゲッターバトルウイングは基部2カ所で可動し、ポージングの表情付けが可能となっている。腹部は差し替えにてゲッタービームの発射状態を再現できるほか、武装はこちらも巨大な全長32cmのゲッタートマホークが付属。武器持ち手は基部が可動し、手首パーツが3種類(握り手、平手、武器持ち手)同梱される。商品価格は7,344円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年7月を予定している。(C)1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
2015年03月18日福士蒼汰が昨年に続いて、卓上カレンダー「福士蒼汰カレンダー2015.4~2016.3」を発売したことを記念して3月7日(土)に購入者を対象にした握手会を行なった。昨年、2014年度版の卓上カレンダーを発売し好評を博したのに続き、今年は新たな試みとして豪華両面刷りのカレンダーを発売。AサイドとBサイドの2つの世界の中で福士さんが様々な表情を見せている。さらに特典DVDも付いており「遊んでいるカットも見られます。僕も見ましたが非常にいいです」(福士さん)とのこと。出来上がったカレンダーの写真について、福士さんは「非常に、思っていたよりもカッコよく、男らしく撮れていると思います」と満足そうに語る。お気に入りの写真は、あまり見せたことのない丸メガネを着用したショット。実は普段から目が悪くプライベートではたくさんメガネを持っているそうだが、この丸メガネタイプは「普段あまりかける機会がないですが、印象がガラッと変わって気に入ってます。知的な感じに見えます(笑)」と明かす。メガネをかけている女性は好きか?という質問には「いいと思います」とニッコリ。「ギャップもいいですね。たまに外したり、近くのものを見る時だけかけたり」とメガネ女子へのギャップ萌えを告白した。今回のカレンダーは4月はじまりのカレンダーだが、いまはちょうど年度の終わりの卒業シーズン。福士さんは「高3の時はほぼ学校に行けなかったので『ライダー』が自分にとっての学生の卒業だった」とふり返る。昨年はドラマ「きょうは会社休みます」で見せた“壁ドン”が大きな話題を呼んだが、報道陣からの「壁ドンも卒業?」という質問に、「入学もしてないんで!」と苦笑い。「(周りから壁ドンについて)言われることは多いけど、ドラマで1回と今度公開の映画(『ストロボ・エッジ』)で1回だけ。普段はやらないです」と壁ドンを巡る周囲の熱狂に首をひねる。このカレンダーの中に壁ドンは?という問いには「どうでしょう…(笑)」と不敵な笑みを浮かべていた。この日の握手会は東京・神保町の書店で行われたが、開始前から店舗の前には長蛇の列をなす多くの女性ファンの姿や「仮面ライダーフォーゼ」時代からのファンの子どもとその母親らの姿が見られた。こうしたイベントに加え、映画やドラマ、CMの撮影、取材、舞台挨拶など忙しい日々が続くが当人は「人と会うことでエネルギーをもらえるから楽しみです」とこの忙しささえも楽しんでいるようだった。さらに俳優としては、自分自身と「真逆の役をやってみたい」と幅広い役どころへの挑戦に意欲をのぞかせる。「あまちゃん」以降途切れることなく高い人気を誇っているが「もうデビューから5年目を迎えるので、いつも思うのは恩返しをしていかないといけないということ。この4年間は与えてもらうばかりだったので、持っているものを返していきたい」とこれからについても語った。「福士蒼汰カレンダー2015.4~2016.3」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年03月07日福士蒼汰が3月7日(土)、「福士蒼汰カレンダー2015.4~2016.3」の発売を記念して購入者向けの握手会を実施。イベント前の報道陣との質疑応答で、同日のブログでもスタッフが報告していた“右手の負傷”の詳細について明かした。福士さんは右手の一部にテーピングを巻いた状態で報道陣の前に登場。この日、更新されたオフィシャルブログでも「スタッフより」というタイトルで数日前の自主トレーニング中に誤って右手を負傷したこと。骨に異常はなく生活にも支障がないこと。この日の握手会は片手での握手になることなどが報告されていた。改めてこのケガについて福士さんは「トレーニング中の不注意でケガをしました」と説明。具体的にはトレーニングのためにランニングをし、公園でシャドーボクシングをしてたそうだが「公園のポールを相手に(シャドーボクシングを)してたんですが(リーチの)伸びが意外とよかった(苦笑)」とのことで、誤ってポールに拳をぶつけてしまったという。ケガ自体は「打撲でたいしたことなかったので、安静にしていれば大丈夫です」と特に支障がないことも改めて報告した。「福士蒼汰カレンダー2015.4~2016.3」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年03月07日話題を集めたドラマ「きょうは会社休みます。」、主演映画『神さまの言うとおり』など昨年も大活躍となった、若手俳優・福士蒼汰。昨年大ヒットした“卓上カレンダー”が、今年も「福士蒼汰 メイキングDVD付卓上カレンダー2015.4-2016.3(仮)」としてリリースされることが決定。福士さんの貴重なショットと共に、コメントがシネマカフェに到着した。今年は豪華両面刷りーー素顔を覗かせるナチュラルテイストなショットの“表”となるAサイドと、ドラマチックなシチュエーションでクールにきめた姿が収められた“裏”となるBサイドの2つの世界観で、俳優・福士蒼汰の魅力をたっぷりと収めたものに仕上がっている。また今年の卓上カレンダー発売に際して、「今回は表蒼汰・裏蒼汰が見られる特別仕様となっています。撮影していて、両方とても楽しかったです。すごく遊んだ部分と男らしく撮った部分と、いろんな世界にいる福士が見られると思います。あなたが求めるのはどの世界の福士でしょうか」。さらに発売記念イベントとして、3月7日(土)に東京・三省堂書店神保町本店で握手会が開催されることも決定。福士さんも「みんなで盛り上がりましょう」と呼びかけている。「福士蒼汰 メイキングDVD付卓上カレンダー2015.4-2016.3(仮)」は3月5日(木)より発売開始。(※一部地域は発売日が異なる場合アリ)(text:cinemacafe.net)
2015年01月19日蒼井優と鈴木杏を主演に岩井俊二が原作・脚本・監督を手がけた映画『花とアリス』の前日譚となる長編アニメーション『花とアリス 殺人事件』。このほど、蒼井さんが演じたアリスと鈴木さんが演じた花の“出会い”が描かれる本作から、特報映像が到着。およそ10年ぶりとなる、2人の声の共演がお披露目された。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の、アリスこと有栖川徹子(声:蒼井優)は、1年前に起こった「ユダが、4人のユダに殺された」という奇妙な事件のうさわを耳にする。さらに、アリスの隣の家は “花屋敷”と呼ばれ、生徒たちから恐れられていることも判明。だが、その住人がユダについて何か知っていると教えられたアリスは、 “花屋敷”に潜入する。そこには、不登校のクラスメイト・荒井花(声:鈴木杏)が暮らしており…。『花とアリス』は、2004年、花とアリスという幼なじみのふたりの少女が、日常や友情、そして恋に揺れる様を描き、蒼井さんと鈴木さんがともにブレイクするきっかけとなった人気作。そして、岩井監督が再びメガホンを取り、脚本と音楽も担当して、『花とアリス』の前日譚となるふたりの出会いのエピソードを監督初の長編アニメーションとして製作したのが本作だ。特報映像では、主人公となる“史上最強の転校生”アリス役の蒼井さんと、“史上最強の引きこもり”花役の鈴木さんが声で共演を果たしており、アニメーションとなった“花とアリス”に新たな息吹を吹き込んでいる。また、『花とアリス』は当時、「キットカット」とのコラボレーションでも話題となったが、今回も「キットカット」とのコラボが実現。特設サイトでは、実写版のショートフィルムを皮切りにスペシャル映像が登場するという。『花とアリス 殺人事件』は2015年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『蒼の乱』の製作発表が1月30日、都内で行われ、天海祐希、松山ケンイチ、早乙女太一、高田聖子、平幹二朗らキャスト陣と、演出のいのうえひでのり、脚本の中島かずきが顔を揃えた。劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『蒼の乱』チケット情報作品は平将門伝説をモチーフにした中島かずきの書下ろし。日本の平安時代をイメージした架空の国を舞台に、渡来衆を束ねる女の長・蒼真(そうま)と坂東の若武者・将門小次郎が運命的な出会いを果たし、新たな国作りへと踏み出していく姿を描く。演出のいのうえは「ここ数年のいのうえ歌舞伎はヘビーな内容のものが多かったが、今回は原点に帰って、さわやかで少し軽めの舞台になると思う。主演に天海さんを迎えられたことも大きい。天海さんは現実離れした役が光る(笑)、スケール感のある女優。国盗りをテーマにスケールの大きな舞台になれば」と話す。天海は女長・蒼真を演じる。劇団☆新感線の舞台は4年ぶり3度目。「また新感線に出させていただけるということで本当にうれしく思っています。“人間離れ”した部分があるとするならば、思う存分舞台で発揮したい。今回は恋もあるというので楽しみ」と笑顔。その相手役が松山で、夫となる若武者・将門小次郎を演じる。新感線の舞台は今回が初参加。「先日本読みをしまして、初めて本読みで大笑いしました。そのぐらい楽しい舞台。早くみなさんにお届けしたい」。天海との共演については「“人間離れ”した(笑)天海さんの夫になるには、僕も“人間離れ”しなければいけない。バランスを意識していかなければ。今はまだまだですが、どう天海さんと夫婦になれるか稽古でつめていきたい」と意気込んだ。早乙女は謎の大盗賊・帳の夜叉丸を演じる。新感線へは3度目の出演だが、今回は実弟早乙女友貴が初参加。兄弟で華麗な殺陣シーンも披露する。「僕が新感線へ初参加したのも同じ17歳だった。並ばれてしまったのは悔しくもありうれしくもあります」と話していた。公演は3月27日(木)から4月26日(土)まで東京・東急シアターオーブ、5月8日(木)から27日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。東京公演のチケット一般発売は明日、2月1日(土)午前10時より。
2014年01月31日宮崎あおい・高岡蒼佑・岡田准一の三角関係女優の宮崎あおいと俳優の高岡蒼佑が離婚を発表したのは、昨年12月の28日。(写真:Amazon.co.jpより)離婚の原因は、宮崎とジャニーズの「V6」岡田准一との不倫だと報道された。また、現在高岡がそれについてツイートでつぶやきをはじめたため、話題を集めている。(宮崎あおいと岡田准一の不倫、元夫高岡蒼佑のツイートが止まらない)実は、そんな渦中の二人が、ついに顔をあわせるのではないかと、噂になっている。小栗&山田の結婚式で鉢合わせ?サイゾーウーマンのニュースによると、芸能プロ関係者はこう語った。「小栗旬と山田優の結婚披露宴ですよ。会見で山田は『年内に行う予定』と話しており、実際に会場関係者との打ち合わせも始まっているそうです。しかし、披露宴に招待されるであろうメンバーには、岡田と高岡のように顔を合わせてはマズい人たちがゴロゴロいますよ。宮崎にしても小栗とはプライベートでも交流があるそうですから出席してもおかしくない」なんと小栗は、高岡と岡田の両方と、プライベートでも親交が深いのだそうだ。高岡が過激なツイートで怒りをあらわにしているだけに、両者が鉢合わせるとなれば、なにか事件が起きるのではとハラハラしてしまう。小栗夫妻はいったい、どのように結婚式への招待者を選ぶのだろうか。いずれにせよ、要注目の結婚式となることは間違いない。編集部 鈴木真美【おすすめニュース】小池栄子と佐藤江梨子がダブルAV出演か大森南朋に小野ゆり子を紹介したのは蒼井優だったAKB48前田敦子ヌード5000万円宮崎あおいと岡田准一の不倫、元夫高岡蒼佑のツイートが止まらない元の記事を読む
2012年04月02日大森南朋と蒼井優の破局、小野ゆり子との結婚人気俳優・大森南朋(40)と入籍した女優・小野ゆり子(22)が、大森の元カノ・蒼井優(26)にそっくりなことが世間を騒がせていた。(画像:蒼井優公式ホームページより)しかし、ここにきて、大森に小野を紹介したのが蒼井本人だったという衝撃の事実が明らかになった。結婚のきっかけは元カノの後輩との浮気?先日発売された『女性セブン』の記事によれば、「小野と蒼井は、2011年に野田秀樹の舞台『南へ』で共演してから親しくなり、一昨年の春にあくまでも“可愛い後輩”の一人として、大森に小野を会わせた」という。そして、「それから2か月後の昨年5月。大森の自宅近くの路上で、2人が激しく口喧嘩をしている様子がキャッチされた。実はこの喧嘩の原因こそ小野だった」というのだ。確かに、思い返してみると、大森は小野との結婚をホームページ上で報告した際、二人の“馴初め”などについては一切語っていない。男の浮気癖はなかなか治らないというし、大森と別れてよかったのかもしれないが、その男が二股をかけらていた後輩と結婚するとなっては、蒼井も大きなショック受けたのではないだろうか。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月29日宮崎あおい・高岡蒼佑・岡田准一の三角関係女優の宮崎あおいと俳優の高岡蒼佑が離婚を発表したのは、昨年12月の28日。離婚の原因は、宮崎とジャニーズの「V6」岡田准一との不倫だと報道された。(画像:高岡蒼佑Twitterアカウントより)この発表の翌日、元夫の高岡はTwitterで、「test2011test/空大地いつまで待っても来ないわけだ もう吹っ切れた君らにはいつか天罰が下るさ俺は人に罰は与えられない それでいいし それがいい自分はもう振り返らない 新しい一歩を踏み出す幸せになって長いことありがとう新しい朝だよ」とつぶやいている。おさまらぬ高岡の怒り月日も流れ、ほとぼりも過ぎたように思われていたが、ここ最近高岡がこの件についてツイートを再開し、話題をよんでいる。以下が、一連のつぶやきだ。「Sousuke Takaoka/truedoor2012舞台を必ず成功させたかいがために、我慢してきた。自分も彼も毎日毎日、無意味な気まずさを感じさせられて、意識して、我慢して。だけど、問題児扱いされるのは自分で。 本当は誰が社会的に問題がある人間なのか、問題ある事務所なのか。ここまでされて何であんな阿呆共を庇わなきゃいけない?」「Sousuke Takaoka/truedoor2012平気な顔して使われる側も使われる側。 都合よく見ないふりをして使う側も使う側。何処の事務所だとか遠慮しないで公平にやってみればいい。手を引っ張っただけで不倫男と何年も言われ続けてた男もいる。かたや旦那が海外に行ってる最中に人妻に手を出す不倫男もいる。 闇。これが芸能界。」「truedoor2012/Sousuke Takaoka2012/03/25(日) 21:23:20 via ついっぷる Pro for iPhone芸能界の人間は鼻くそみたいな連中ばかり。暴排条例でもわかるように。自分達は関係ありませんとばかりに一斉にサーッと逃げていく。散々利用するだけ利用しといて、立場がヤバくなったら自分達は知りません。いざとなったら簡単に裏切る情けなさ。 愛など存在しないのが芸能界。 昭和を見習え。」「truedoor2012/Sousuke Takaoka2012/03/25(日) 23:01:48 via ついっぷる Pro for iPhone今自分は幸せでも、あるフレーズを言われたりしたら思い出したくなくても、一生忘れないと思う。筋を通したり、決着してたら別。 悪者になる覚悟もあったけど、その後の対応がお粗末過ぎた。芸能界の汚さと、取り巻きの汚さのど真ん中だった。 自分はこのまま終わらすつもりもない。だから戦う。」「このまま終わらすつもりもない」としめくくられているように、今後もまだまだ高岡の「つぶやき」は続きそうである。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月27日小畑友紀による累計発行部数1,000万部超の人気漫画を原作とした映画『僕等がいた』に生田斗真と吉高由里子が主演することが決定!さらに、共演陣として高岡蒼甫、本仮屋ユイカが出演することも明らかになった。原作は「月刊ベツコミ」(小学館刊)にて2002年より連載が開始され、いまなお連載中。北海道と東京を舞台にした、矢野元晴と高橋七美の10年以上にわたる純愛を描き出す。映画は前後篇の2部作で製作されるが、ついにメインキャストが発表!クラスの3分の2の女子から好意を持たれるほどの人気者でありながら、かつての恋人との死別という過去を引きずる矢野を生田斗真が、そんな矢野と出会い、やがて惹かれ合うようになる七美を吉高由里子が演じる。様々な葛藤を乗り越えて結ばれる矢野と七美。過去のトラウマに苦しむ矢野を七美は全力で支えようとするが、思いが成就した矢先にさらに大きな運命が2人を翻弄することに。家庭の事情で東京へと旅立った矢野と、釧路に残った七美。彼女は大学進学で上京を目指すのだが…。出演決定に際し、生田さんからは「『僕等がいた』の映画に出演させて頂くことになりました。とても人気のある漫画だと、以前から認識していました。こんなにカッコいい、それでいてとても人間的な矢野というキャラクターを自分が演じさせてもらうことに、恐縮していますが精一杯“矢野”という人物に息を吹き込みたいと思っています。学生服を着るのはこれが最後になるかもしれないので(笑)。甘酸っぱいスクールライフを思い切り満喫したいと思います」と意気込みを語る。吉高さんも「漫画原作のラブストーリーは初めてです。今日に至るまでたくさんの方が読んで、胸が高鳴ったり、焦がされたり、愛されてきた素敵な漫画だと思います。そして、これからも残る作品として、原作ファンの方を裏切らないように、恥ずかしくないように、気持ちを庇う照れをなくして尽力したいです」と撮影を前に心情を明かしてくれた。次々と話題作に出演し、人気と実力を兼ね備えた2人が北海道で、東京で、どのような“化学変化”を見せてくれるのか、期待したいところだ。そして、2人を取り巻く同級生にも若手実力派が名を連ねる。矢野の幼なじみで大親友であり、七美にとっては頼もしい相談役である心優しい純情男子・竹内匡史(まさふみ)を演じるのは高岡蒼甫。2人の恋を応援し見守りつつ、抑えきれずに七美に想いを寄せてしまう、という役どころとなっている。高岡さんからは「大勢の方に喜んでもらえる作品になるように、自分自身役に向きあっていきたいと思います。沢山の原作ファンの方、そうでない方にも喜んでもらえる作品になるように、自分自身も楽しんで演じさせていただきます」とのコメントが到着。そしてもうひとり、欠かすことのできない重要人物である山本有里(ゆり)を演じるのは本仮屋ユイカ。有里は、矢野や七美の同級生にして、死んでしまった矢野の元カノ・奈々の妹であり、矢野が持つ心の影の“秘密”を知る人物。暗く、他人を寄せ付けないオーラをまとうが、そんな彼女を矢野は放っておくことができない…。本仮屋さんは「原作を読み進めるうち、気付けば私も矢野元晴に惹かれていました。不器用でも一生懸命想いを貫こうとする登場人物たちに共感し、その中のひとりとして演技できることを光栄に思います」と出演の喜びを語る。この影をまとった役柄をどう演じるのかも楽しみなところ。監督は、『ソラニン』で不器用で瑞々しい若者たちの完成を見事なまでに描写した三木孝浩。『クローズド・ノート』、『岳-ガク-』の吉田智子が脚本を手掛ける。物語の舞台である北海道・釧路在住の原作者・小畑さんは、映画化に際して「田舎の自室でひとりでちまちまと描いていた世界が、多くの方の手を借りて映画になるということがなんとも感慨深いです…」とのコメントを寄せてくれた。いまだ原作は連載中とあって、この2部作の映画がどのような結末を迎えるのかも注目が集まりそうだ。純粋がゆえに傷つき、不条理な運命に翻弄される2人の想いは果たして結実するのか――?映画公式サイト上ではエキストラの大々的な募集も行われているが、撮影は実際に釧路でも行われる予定。『僕等がいた』は5月に撮影を開始し、2012年春、前後篇2部作連続公開を予定。■関連作品:僕等がいた 2012年、全国東宝系にて公開© 2012小畑友紀・小学館/「僕等がいた」製作委員会
2011年05月02日映画『洋菓子店コアンドル』に主演し、パティシエ役に挑戦した女優の蒼井優が、自らこれまでに蓄積したスイーツ情報を厳選し、紹介する書籍「蒼井洋菓子店〜大好きスイーツ・ベスト88〜」がマガジンハウスより発売されることになった。映画は、東京の街角にある洋菓子店「パティスリー・コアンドル」に集う人々の物語が描く。江口洋介が、かつて伝説的なパティシエとして腕を奮いつつも、あることがきっかけでスイーツの世界から身を引いた十村を演じ、蒼井さんは江口さんとW主演で、恋人を追って鹿児島から上京し、コアンドルで働く娘・なつめを演じている。劇中の画像でも見られるように、パティシエのコックコートがお似合いの蒼井さんだが、自他ともに認めるお菓子好き。今回発売されるスイーツ情報本、その名も「蒼井洋菓子店」では、そんな彼女がこれまでに実際に足を運んだり、取り寄せたりして蓄積した様々なスイーツの情報、大好きなパティスリーやとっておきの味を惜しみなく紹介する!“蒼井優とスイーツ”と称して蒼井さんのお母さんの手作りバナナケーキのことや、映画でのパティシエ体験について語るほか、“幸せスイーツテイスティング”では、行列ができるスイーツやお取り寄せスイーツを彼女が本気で試食!“エレガントなスイーツマナー”の章では、崩れやすいミルフィーユを美しく食べるコツなどを紹介する。インタビューに加え、オフショットも満載。スイーツを前に幸せそうな蒼井さんの笑顔にドキッ!「蒼井洋菓子店〜大好きスイーツ・ベスト88〜」は1月27日(木)発売。『洋菓子店コアンドル』は2月11日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。「蒼井洋菓子店〜大好きスイーツ・ベスト88〜」(マガジンハウス刊)著者:蒼井優価格:1,400円(税込)発売日:1月27日(木)■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第10回) スイーツを作るのが似合う俳優は?ケーキが子供たちを救う!『洋菓子店コアンドル』がラブケーキプロジェクトとタッグ煌くスイーツにキュン『洋菓子店コアンドル』女性限定試写会に25組50名様ご招待『洋菓子店コアンドル』の見どころは“女版・寅さん”蒼井優と“マドンナ”江口洋介?ほぼ全員が鑑賞後「スイーツ食べたくなる」『洋菓子店コアンドル』が女心をガシッ
2011年01月15日江口洋介と蒼井優のW主演となる映画『洋菓子店コアンドル』が2011年正月第2弾で公開されることになり、2人がパティシエ役に挑戦することが発表された。江口さん、蒼井さんの初共演作となる本作。江口さんは“伝説のパティシエ”と呼ばれるほどの腕を持ちながらも、8年前に突如としてスイーツ界から姿を消した元パティシエで、いまは製菓学校の講師をしつつ、評論家としてガイドブックを出版する十村遼太郎を演じる。一方の蒼井さんが演じるのは、東京のパティスリーで武者修行中の恋人との結婚を夢見て、彼を追って鹿児島から右も左も分からぬ東京へと出てきた臼場なつめ。2人が出会うのは、十村が常連客として訪れ、ひょんなことからなつめが働くことになった評判の洋菓子店“パティスリー・コアンドル”。なつめは恋人を見つけることができるのか?そして十村がケーキ作りをやめた理由とは?女性たちを魅了する“スイーツ”をスパイスに、人生の挫折と再生がキュートに、そして切なく描き出される。メガホンを握ったのは、『60歳のラブレター』、つい先頃公開された『半分の月がのぼる空』などで若くして、その演出力が高い評価を受ける深川栄洋。江口さんと蒼井さんには、当然のことながらお菓子作りのシーンも!江口さんは「オファーをいただいた当初は、正直、自分じゃないのでは?と思うほど繊細な印象を受けていました。そして監督と細かいディスカッションを重ねていくうちに、十村という伝説のパティシエ像が、少しずつ自分の中に生まれていきました。作品に入る前には何度もケーキ作りを体験し、その奥深さと、その味を維持していくプロフェッショナルたちの真剣さ、厳しさを知りました。試食するため都内の店を何軒も見学したのですが、実に美味しそうにケーキを食べている人たちが大勢いるのを見て、ちょっと驚きながら、そういうことも幸せの一瞬なのでは?と感じたりもしました。物語の主役とも言える、沢山の“宝石のようなケーキたち”が、この作品を盛り上げています。映画を観終わったときに『ちょっと、ケーキ食べに行かない?』と、思わず誰かを誘ってしまいたくなるような、そんな作品に仕上がったのではないかと思います。劇場で、ぜひともそんな幸福感を味わってみてください」とコメントを寄せてくれた。蒼井さんからも「今回は、鹿児島弁とケーキ作りに挑戦しました。ケーキ作りの材料と器具一式を先生にお借りして、家で毎日練習したのですが、鹿児島弁を練習して、クリームの絞りをやって、絞りが上手くいくようになったら、今度は鹿児島弁を忘れてしまって、また練習して…。結構、睡眠時間を削って没頭しました。深川監督はとても優しくて、けど譲らないところは絶対に譲らない人。それは、自分のためではなく全て作品のためで、周りはそんな監督のために頑張っていました。江口さんとは今回初めてご一緒させていただきましたが、これまで会ったことのないタイプの方で、好奇心がわきました。役柄的に反発し合うことも多かったので、一番長いシーンがドア越しだったのも印象的です。最高の現場でした。そこにいた人たち全員の想いがしっかりスクリーンに映っていることが、この映画の魅力だと思います」とのコメントが到着。鹿児島弁、そしてコックコート姿の蒼井さんを想像するだけで期待が膨らむが、蒼井さんのコメントにあった「(十村となつめ)役柄的には反発し合う」、「ドア越しのシーン」というのも気になるところ!ちなみに、本作は昨年の10月にクランクインし、1か月強の撮影を経て、12月の初旬にクランクアップ。深川監督は江口さんと蒼井さんを演出してみて「ジャズのライヴ演奏を楽しむドラマーのような感覚で映画作りをしたという印象があります」と感想を語っている。監督曰く「江口さんは、いままでTVドラマでは見せなかった姿を私たちにみせてくれました。蒼井さんは、同じ時代に映画人として存在出来て良かったと思わせてくれる響きを見せていただきました」とのこと。果たしてどのような仕上がりとなっているのか?2人のほかに、コアンドルの女主人を戸田恵子が、パティシエールを江口のりこが演じることも発表された。ビター&スイートなエンターテイメント『洋菓子店コアンドル』は正月第2弾として新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
2010年05月08日