家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。最近は韓国のドラマや映画をリメークする日本の作品も増えてきました。映画『きみの瞳が問いかけている』は、’11年に韓国で大ヒットした映画『ただ君だけ』を原案とするラブストーリーで、早くもソフトが発売されます。■『きみの瞳が問いかけている』4月2日Blu-ray&DVD発売。Blu-rayコレクターズエディション:6,930円、DVD:4,180円、DVDコレクターズエディション:5,830円(すべて税込み)。発売・販売元/ギャガ深夜に駐車場の料金所でバイトをする塁は、実力あるキックボクサーでしたが、罪を犯して夢を見失っていました。そこに事故で視覚を失った明香里が現れ、次第に引かれ合い、希望を取り戻していきます。ところが塁は、明香里の事故の原因が自分の犯した罪にあると知ってしまい……。見どころは何と言っても、塁を演じる横浜流星のキックボクシングのシーンでしょう。中学3年生のときに極真空手で世界一になった彼ならではの、キレッキレのアクション。映画のために10キロ増やして肉体改造したそうで、腹筋もバッキバキに割れてます。そんな塁の瞳は、つらい過去を生きてきたために憂いを秘めて寂しそうで、見ているだけで胸が苦しくなります。両親を失った明香里を演じる吉高由里子は、やや明るすぎる印象はありますが、ピュアで素直な心の持ち主を演じています。2人の距離が少しずつ縮まって迎えた、淡いキスの甘く切ない瞬間。思わずじーんときてしまいました。BTSがこの映画のために書き下ろした主題歌『Your eyes tell』も、純愛モードをさらに高めてくれます。(文:西元まり)「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月29日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。韓流に負けず美男美女がいっぱい出てくる華流の映画やドラマ。その中で、日本の原作を中国ファンタジー史劇として映画化したNetflix映画『陰陽師:とこしえの夢』が、今大きな話題です。■Netflix映画『陰陽師:とこしえの夢』独占配信中狐を母に持ち、妖魔を式神にする陰陽師の晴明(チンミン)は、天都城に封印されている禍の大蛇が目覚めると聞き、師匠の遺言に従って託された剣を手に東へ。そこに、博雅(ボーヤー)や阿瀧(アーロン)という法師が集結します。宮廷では鶴守月(ホウショーイェ)という法師が長らく女帝や公王(皇帝の娘)を守っていましたが、ある秘密が明らかとなり、ついに大蛇が暴れだします。今をときめく華流男優たちが勢ぞろいし、ワイヤアクションたっぷりに戦うシーンは劇画チックで、超クール。晴明に仕える式神たちもこれまたルックス抜群で、記者は思わずそれぞれの俳優名をチェックしてしまいました。中国の古い城下町がまた美しく、かつて記者が旅行で訪れた西塘(シータン)という町によく似ていました。「ああ、海外旅行に行きたいなあ」と思わずため息。つい、ビジュアルばかりに目を奪われますが、ストーリーはかなり複雑。何と何の戦いなの?と何度も混乱しますが、途中から「そっか、これはBL(ボーイズラブ)なんだ!」と気づきました。そう思って見ると、全く違った深い愛の物語に。エンディングの言葉に思いが集約されています。(文:西元まり)「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月29日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。Netflixドラマ『愛の不時着』『梨泰院クラス』や映画『パラサイト半地下の家族』など、恋愛や家族を描けばピカイチの韓流作品。でもこんなSFジャンルは初めてでは?『スター・ウォーズ』ばりの宇宙戦争映画『スペース・スウィーパーズ』をご紹介しましょう。■Netflix映画『スペース・スウィーパーズ』独占配信中時は2092年。土壌の酸性化で地球には植物が育たず、人々は悲惨な生活を送っていました。宇宙船操縦士テホは、女船長チャン、元麻薬王ギョンス、アンドロイドらと宇宙船「勝利号」に乗って、宇宙ゴミを集めては金に換える毎日。偶然見つけた子どもを200万ドルで引き渡す取引で、一獲千金を狙います。しかしその子どもは、宇宙開発企業UTSが探している大量破壊兵器ロボットでした。妙にアナログなオンボロ宇宙船がとんでもないスピードで宇宙を駆け巡り、戦って敵を倒していくシーンは迫力満点。見事なCG映像は、ハリウッド大作レベルです。なのに、荒れくれチームの4人が子どものかわいさに振り回されるところが、何ともほほ笑ましい展開。子役のパク・イェリンの名演技にやられます。韓国作品の子役のレベルの高さといったら!テホがなぜ金儲けに一生懸命なのかも、次第にわかってきます。一人ひとりの個性とその仲間愛がしっかりと描かれていて、記者は137分がとっても短く感じました。(文:西元まり)「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月22日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』以降、ヒット作を生み続けてきたロバート・ゼメキス監督。彼の手にかかれば、どんな大女優もコメディアン。今度はアン・ハサウェイがその餌食(!?)に。昨年公開され現在デジタル先行配信中のダークファンタジー映画『魔女がいっぱい』をご紹介しましょう。■『魔女がいっぱい』デジタル先行配信中。Blu-ray&DVDセット3月19日発売。価格/4,980円(税込み)発売元/ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元/ NBC ユニバーサル・エンターテイメント’60年代のアメリカ南部。8歳で両親を亡くした少年は、祖母に引き取られ大事に育てられますが、ある日食料品店で人間の姿をした蛇使いの魔女に出会います。魔女を知っている祖母は、逃げるために少年を連れ高級ホテルへ。ところがそこに魔女の一団がやってきて、ある薬を使って世界中の子どもをネズミに変えてしまおうという恐ろしい陰謀を企てていました。劇中に出てくるネズミたちがとにかくカワイイ!VFX(視覚効果)技術で表情やしぐさが本当に豊かで、心底癒されます。それに比べ、大魔女を演じるアン・ハサウェイの怖いこと。目が大きいだけに、睨まれたらネズミでなくても震え上がってしまいます。でも、怖すぎて笑っちゃうんです。口が裂けるシーンや臭いを嗅ぐシーン、そして訛りの激しい巻き舌の話し方。何もかも大げさで、張り切った感満載です。映画『チャーリーとチョコレート工場』と世界観が近いなあと思ったら、やはり同じ原作者でした。春休み、子どもたちと映画を見てから原作を読むのも楽しいですね。(文:西元まり)「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月22日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は28日間で8,200万世帯が視聴し、これまでの記録を塗り替えた大ヒットドラマ、19世紀イギリスの貴族社会を優雅に演出した『ブリジャートン家』をご紹介します。■Netflixオリジナルシリーズ『ブリジャートン家』独占配信中舞台は1813年のロンドン。名家の娘たちは結婚相手を見つけるために競って着飾り、母親と舞踏会へ繰り出します。ブリジャートン家の美しい長女ダフネも社交界デビューしますが、兄のせいで評判がガタ落ち。そこで、公爵サイモンと偽装交際することに。しかし彼にはある決意がありました。これまでの貴族モノと違うのは、登場人物全員がお高くとまっていないところ。王妃をはじめとして、人間くさくて親しみやすいんです。豪華絢爛なドレスやウィッグもユニークで、自分の意見をハキハキ言うダフネなど、一人ひとりのキャラが立っています。後半は一転、ダフネとサイモンの開けっぴろげなラブシーンの連続。広いお城のあっちでもこっちでも!おいおい……と言いたくなるほどですが、そこはさすが美男美女、まったくいやらしく見えないから不思議です。とくに記者は、サイモン役のレジェ=ジーン・ペイジのカッコよさから目が離せませんでした。みんなが噂に振り回されるゴシップ紙の謎の記者が誰なのかも、最後まで気になります。早くも2月からシーズン2の撮影が始まり、次はダフネの兄・アンソニーにスポットライトが当たるそうです。(文:西元まり)「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月21日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。13億5,000万人以上という世界第2位の人口を抱え、経済成長著しい大国、インド。一度行った人は、あまりの人の多さと騒々しさと想像を絶する貧富の差を目の当たりにして、人生観や価値観がひっくり返されるといいます。今週は、そんなカルチャーショックをガツンと受ける骨太映画『ザ・ホワイトタイガー』をご紹介します。■Netflix映画『ザ・ホワイトタイガー』独占配信中’10年、インドのシリコンバレーといわれる都市バンガロールで、若手起業家バルラムは少年時代を思い出します。カーストと貧しさゆえに父を病気で亡くし、村を出たいと考えた彼は、裕福な地主の息子アショクの専属運転手に。冷徹な地主とは違い、米国帰りのアショク夫婦はリベラルでバルラムは大事にされますが、ある事件をきっかけに、矛盾と怒りを抱え込むようになります。前半はバルラムの苦労物語なのですが、単純な成り上がり映画ではありません。貧困がいかに深刻で社会的に生み出されたものであるか、そして、一見リベラルに見える人間ほど実はいかに利己的であるかを見せつけます。それは観賞者である私たちへのまなざしでもあります。搾取されることに疑問を持たなかったバルラムの目がどんどん虎のように鋭くなり、やがて搾取する側へと転換するのです。暗い話であるはずが、彼の強い目力と存在感にぐいぐい引っ張られて、あっという間の2時間です。(文:西元まり)「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月15日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、時間を逆行!見返したくなるアクション映画をご紹介します。■映画『TENET テネット』Blu-ray&DVD、ダウンロード販売中。Blu-ray&DVDセット4,980円(税込み)。販売元/NBCユニバーサル・エンターテイメントスパイアクション映画といえば007やMIシリーズが有名ですが、昨年公開され現在配信中の超大作『TENET テネット』が話題です。時間を巻き戻す装置を巡って未来の人類の滅亡を阻止しようとする、諜報員の男の物語です。冒頭、キエフのオペラハウスで大規模なテロが勃発。特殊部隊の一員だったその男は捕らえられ、謎の任務を命じられます。相棒として合流したニールと共に、未来の鍵を握る武器商人セイターの行方を追って、セイターの美しい妻、キャサリンに近づきますが……。時間を巻き戻すマシンが出てきますが、単純なタイムトラベルではなく、映像が逆再生されるように流れ、前に進む人と後ろに戻る人とが同時に存在するという、不可思議な現象を見せてくれます。銃弾は銃口に戻っていき、車は後ろに走り、殴った男は起き上がる。「いったいどうやって撮影したの?」という疑問は、ブルーレイ特典映像を見るとわかります。CG満載かと思いきや、“リアル”を重視したクリストファー・ノーラン監督のクセが強い!過去のスパイ映画へのリスペクトも半端ない。タイムトラベルにありがちなツッコミどころもあり、ストーリーが超複雑なので、記者は映画公式サイトの考察を読んで再度観賞。すると、見落としていた意外な事実が!複数いる黒幕は誰なのか。ぜひとも2度見てください。(文:西元まり)「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年02月01日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、ジョン・トラボルタがダサい男に大変身!偏執的な怖さをジワジワ伝える映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』をご紹介します。■映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』DVD販売中、4,180円(税込み)。発売・販売元/ギャガジョン・トラボルタという名を聞いて思い出される、’70年代大ヒット映画『サタデー・ナイト・フィーバー』や’90年代映画『パルプ・フィクション』。彼はいずれの作品でも個性的なダンスで一世を風靡し、人気絶頂となりました。そんな彼が危険なストーカーを演じる本作は、これまでにない彼の新境地を見せてくれます。舞台は米ハリウッド。社会にうまく適合できないムースは、大通りでのパフォーマンスで何とか日銭を稼ぐ毎日。ファンである人気俳優ハンター・ダンバーだけが心のよりどころ。しかしサイン欲しさに家の前で待ち伏せするも、やっと会えた彼に邪険にされてしまいます。ムースはファンの大切さをダンバーに教えようと、彼の家に何度も侵入し、次第に常軌を逸していきますが……。記者も経験があるのですが、好きな俳優が目の前にいたら、確かに舞い上がってしまいますよね。話をしてみたい、近づきたいと思うのは当然のこと。でもそこで逆に邪険にされたりしたら、ショックは計り知れません。そんな微妙なファン心理をトラボルタは繊細に表現していて、記者も「もしかして実際にストーカー被害を受けた実経験?」と思ってしまいました。ムースの気味悪い行動はこの先どうなってしまうのか。最後までゾクゾクさせられる作品です。(文:西元まり)「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年02月01日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週はアメリカ白人貧困層の問題をあぶり出す作品をご紹介します。■Netflix映画『ヒルビリー・エレジー−郷愁の哀歌−』独占配信中昨年激しい大統領選挙戦が繰り広げられたアメリカ。1月20日12時(米東部時間)、第46代米大統領就任式を迎えますが、Netflix映画『ヒルビリー・エレジー−郷愁の哀歌−』はトランプ支持者が多かったオハイオ州が主な舞台。’17年に日本でも翻訳本が出版された実話の映画化です。J・D・ヴァンスは、イェール大学ロースクールに通う優秀な苦学生。しかし就職活動中に母が薬物を過剰摂取したという連絡が入り、慌てて故郷に帰ります。薬漬けで荒れた母を前にして、J・Dは昔を思い出します。それは、男や薬物に翻弄される激情的で暴力的な母と、いつも守ってくれた祖母との、波乱に満ちた少年時代でした。ヒルビリーとは“田舎者”という意味。かつて自動車や鉄鋼産業で栄えた中西部は今や「ラストベルト」(さびついた地帯)と呼ばれ、白人貧困層が多く住む地帯に。強く豊かなアメリカの復活を彼らは願って、トランプを支持していました。映画ではそんな格差社会を背景に、母がどんなに落ちぶれても見捨てず守ろうとする家族の苦闘を描きます。「努力をしろ。クズになるか何者かになるかは、自分で決めろ」という祖母の言葉でJ・Dは勉強に目覚め、人生を切り開いていきます。政治の影響力は当然大きいですが、人間一人ひとりの力はもっと大きいのだと、改めて感じた記者でした。(文:西元まり)「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月25日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、カードゲーム「大炎笑」を妹夫婦と3人でやってみました。■「大炎笑」第3版、2,200円(税込み)。企画・制作/PANTS。販売/平和堂。アマゾンで発売中現代のコミュニケーションツールとして定着したソーシャルメディア。とはいえSNSは、無神経なコメントで炎上する心配もあり、使い方を間違うととんでもないことに。そんな炎上を疑似体験できるカードゲームが「大炎笑」です。まず共通テーマを決め、テーマに対する気持ちを各自、発言用紙に書きます。炎上しそうな発言には炎上レベル「3」、残りの2人は「2」と決めて、条件に合う数字の炎上カードを手札から出し、ほかの人の発言用紙の上に置いていきます。炎上カードには「調子にのるな!」とか「超ムカつく」などのあおり言葉が書かれていて、最後にたくさん置かれた人が「大炎上」で負けというわけです。手はじめに「コロナ」をテーマにし、妹は「毎日が窮屈だ!」、妹の夫は「まさか世界がこんなことに!」、記者は「早く特効薬作って」と発言用紙に書きました。妹の発言に、「こういうときにする発言ですか?」「はあ?」と書かれた炎上カードが次々と置かれ、妹は炎上して負けてしまいました。炎上カードに書かれた言葉を、相手の顔を見て口に出して置くので、言葉の意味を考えるきっかけになります。メディア教育の一環として小学校などでも使われていて、まさに、炎上の被害者にも加害者にもなりえる今の時代を反映したカードゲームといえそうです。(文:西元まり)「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載
2021年01月04日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、今年10月下旬にNetflixで全7話が一挙に独占配信されるや、たった28日間で約6,200万世帯がチェックしたという、チェスをテーマにした大ヒットドラマ『クイーンズ・ギャンビット』をご紹介します。■Netflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中’50年代アメリカ。母親を事故で亡くし、9歳で児童養護施設に入所したベスは、用務員のシャイベルからチェスを教わり、めきめきと腕を上げます。やがて養子縁組された先で全米各地のチェス大会に出向き、賞金を稼ぐように。しかし精神安定剤とアルコールがなければ集中力を保てないほど、ベスはボロボロになっていました。クイーンズ・ギャンビットとはチェスの定跡名。劇中多くのチェス用語が飛び交いますが、用語を知らなくてもドラマはしっかり楽しめます。理由は、独特の美学が貫かれた世界観にあります。背景が、暗い深緑色の児童養護施設から明るいブルーの養母の家へ、そしてカラフルなホテルへと変わっていき、ベスもどんどんおしゃれになっていくので、見ていて飽きません。真剣勝負に懸ける10代の娘と、酒好きな養母の珍道中もまた魅力的で、緊張高まるチェスの試合とは対照的に、まるでコメディのよう。なにより、男ばかりのチェス界で、ベスが余裕で男たちを負かしていく小気味よさといったら……。ラストのロシア人との優勝決定戦まで、ひと時も目が離せません。(文:西元まり)「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月21日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今週は、凱旋門のような斬新なデザインで世界的に有名な、大阪の梅田スカイビルの非公開エリアに入れるガイドツアーに参加してきました。■「梅田スカイビルガイドツアー」大阪市北区大淀中1-1-88梅田スカイビルまずは39階のツアー集合場所へ。エレベーターで35階まで上って、ガラスチューブのエスカレーターで空中庭園展望台が見える39階へ。まるで宇宙ステーションのようです。アテンドの女性と一緒にいったん1階に下りたその奥が未公開エリア。そこには、ミロの《夜の鳥》、エッシャーの《上昇と下降》、ルノワールの彫刻《洗濯女》など、約30点の貴重な絵や彫刻が並んだアートギャラリーが!これは一見の価値アリですね!そしてビルの心臓部、地下2階の機械室「マシンズー」へ。カラフルな色の機械が稼働しています。電気とガスを作る「コージェネ・ザウルス」、蒸気ボイラーの「スチーム・バッファロー」など、機械を動物や恐竜に見立てた説明看板がまた楽しい!壁にも鳥や木の絵がポップに描かれ、アートがいっぱい。「ここで働く人に、気持ちよく働いてもらいたいとデザインされたものなんです」とアテンドさん。最後はエレベーターで22階に上がり、関係者のみ渡れる近未来的な空中ブリッジへ。2つの棟をつなぐ通路はガラスチューブ天井で、空に浮かんだ気分。1時間の“宇宙旅行”を終え、次はランチ付きガイドツアーに参加したいと思った記者でした。(取材と文:西元まり)「女性自身」2020年12月22日号 掲載
2020年12月14日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、’00年に撮影が始まって、途中9回も頓挫した末に完成した壮大な迷作(!?)『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』をご紹介します。■『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』Blu-ray&DVD発売中。Blu-ray5,170円、DVD4,180円(ともに税込み)。発売・販売元/インターフィルム舞台はスペインの片田舎。映像監督のトビーは、撮影がうまくいかず、ある男からDVDを買います。それは、トビーの学生時代の卒業制作映画『ドン・キホーテを殺した男』でした。その作品を撮影した村を訪ねると、ドン・キホーテを演じた老人は、いまだに自分をドン・キホーテと信じ込み、いやがるトビーをサンチョ・パンサと呼んで旅へと向かいます。その先々で不可解な出来事に翻弄されるトビーですが……。記者がテリー・ギリアム監督の作品を初めて見たのは、’81年公開の『バンデットQ』でした。子ども部屋のクローゼットから馬上の騎士が現れて冒険旅行に出るというファンタジー。まるで眠っているときの夢を映像化したような予測不能な展開が続き、以来、記者は監督の大ファンに。型破りな夢物語はどの作品にも受け継がれ、今回は、莫大な製作費に加え、自然災害や主役の交代が重なって、何度も撮影が中断。それでもあきらめずに完成させた監督の不屈ぶりが、夢に取りつかれた劇中のドン・キホーテに重なるものを感じました。また、華やかな映画業界を皮肉った描写も多くあり、大人が楽しめるファンタジー作品です。(C)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Matoo a Don Quijote ALE Tornasol SLU(文:西元まり)「女性自身」2020年12月22日号 掲載
2020年12月14日‘00に『六番目の小夜子』(NHK)でデビューし、今年で20周年の節目を迎えた松本まりか(36)。‘18年に『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)で“あざとかわいい”主婦を演じ、瞬く間に大ブレーク。感情を爆発させるような鬼気迫る演技は話題を呼び、旬の女優として快進撃が続いている。今年も『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)や『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)、『先生を消す方程式。』(テレビ朝日系)と地上波の連続ドラマにレギュラー出演。年明けには、木村拓哉(48)主演のスペシャルドラマ『教場II』(フジテレビ系)への出演も控えている。ブレークするまで出演したドラマは単発が多いものの、40本を超える経験値の持ち主。そんな松本は、たゆまぬ努力を続けてきたという。「柔らかく可愛らしい印象ですが、実はとてもストイック。『六番目の小夜子』で共演した同年代の山田孝之さん(37)や栗山千明さん(36)が売れていくなか、焦りや絶望感を抱えていたといいます。ですが“女優として大成する”という信念は曲げず、読書やダンスなど自分磨きのために努力を惜しまなかったと語っていました。また長く不安定な日々を過ごすなか、努力の仕方に何度もトライアンドエラーを繰り返したといいます。そのなかで、ストイック過ぎると潰れてしまうことにも気付いたそうです。今でも撮影後の深夜にあえてトレーニングすることもありますが、自分の限界をきちんと把握しているのです」(芸能関係者)そんな松本の魅力は、1度聞いたら忘れられないような甘い声だ。デビュー直後には人気ゲーム『FINAL FANTASY X』のリュック役や、人気アニメ『蒼穹のファフナー』の遠見真矢役を担当。最近では、『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』(TBS系)のナレーターとしても活躍している。彼女にとって声は外せない個性だが、一時は悩んだこともあったようだ。「ドラマなどの演技では、目立たないように抑えていたといいます。ですが『ホリデイラブ』での怪演ぶりが、ネットニュースになるほど話題に。“あざとかわいい”や“怖い”といった、小悪魔的な印象が世間に広がりました。一気に認知度があがったことで、『楽しんでもらえるなら』と気持ちが切り替わったそうです」(テレビ局関係者)ここ2年間は努力が花開いた年だったが、バラエティ番組などで垣間見せる人柄も人気を後押ししているようだ。「Instagramやバラエティ番組で見せる素の姿は、ツッコミどころ満載。Instagramの配信で、10分間の沈黙を貫いた“サイレントまりか”は話題に。さらにテレビ番組で紹介された恩師からのメッセージには、涙を流しながら2分間沈黙。彼女の情緒あふれる雰囲気に引き込まれ、スタジオ全体が静寂に包まれたほどです。またある時は、築50年の家に住んでいることを告白。お湯が出ないため冷水のままシャワーを浴びていると明かし、共演者を驚かせていました。そういった意外性の多さも、『もっと見たい』と思わせてくれる魅力のようです」(前出・芸能関係者)努力と経験によって成功を掴んだ松本。来年はどんな表情を見せてくれるのだろうか。
2020年12月04日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、過去の大事件のトラウマと闘う歌姫の物語『ポップスター』をご紹介します。■『ポップスター』11月6日DVD発売。3,800円(税別)。発売・販売元/ギャガ時は’00年。アメリカの学校で男子生徒が銃を乱射し、教師や生徒を次々と撃ち殺します。命を取り留めた少女セレステは長いリハビリ生活の後、教会の追悼式に呼ばれます。そこで歌った歌が全米の話題となり、悲劇を克服した歌姫に祭り上げられていきます。そして’17年、世界的歌手になった31歳のセレステの耳に、海外での乱射事件のニュースが聞こえてきます。過去のトラウマと闘いながら、彼女はステージに立つのですが……。スター特有の不安や孤独にさいなまれる様子を、主演のナタリー・ポートマンは女優魂全開で見せてくれます。セレステが歌う楽曲は、全曲、記者が大好きなSia(シーア)の書き下ろし。トップアーティストのシーアは製作総指揮にも名を連ねており、薬物・アルコール依存症などで苦しんだシーア自身の実体験が映画の根幹にあるに違いありません。音楽映画は『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒット以降、リアルなステージシーンが肝ですが、この映画でも、きらびやかなステージでのセレステのダンスパフォーマンスに圧倒されます。いったいナタリーはどれだけ練習したのだろう。そう思わずにはいられない圧巻のラストです。(文:西元まり)「女性自身」2020年11月24日号 掲載
2020年11月16日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今週は、京都国立博物館で開催中の御即位記念 特別展「皇室の名宝」に行ってきました。■御即位記念 特別展「皇室の名宝」11月23日まで京都国立博物館にて開催中今回展示されているのは、宮内庁・三の丸尚蔵館の所蔵品を中心とする書や絵画、工芸品など約100件。狩野永徳、尾形光琳、円山応挙ら著名な絵師たちによる屏風などの作品が並びます。中でも、伊藤若冲が40歳のときに描いた色鮮やかな《旭日鳳凰図》と《動植綵絵》、琳派の俵屋宗達の《扇面散図屏風》など、江戸時代の名作が間近で見られ、双眼鏡をのぞきながら時間をかけて作品を鑑賞する観客が多くいました。記者が興味をひかれたのは、《蒙古襲来絵詞》です。まるですぐそばで見て描いたかのような、馬の躍動感と兵士の甲冑の緻密さ。物語を後の世に伝えたいという、いにしえの熱意が伝わります。そして、全体で324メートルにも及ぶという《小栗判官絵巻》も、よくまあこれほど細かく丁寧に描いたものだなあと、感心するばかりです。また、現代の即位式を私たちはじかに見ることができませんが、《霊元天皇即位図屏風》を見れば、江戸時代は庶民も即位式を見ることができたとわかります。中国の文化や美を取り入れて和に融合させていった王朝文化の雅の数々に、思わずため息が……。事前予約優先制の今だからこそ時間をかけてじっくり鑑賞できます。(取材・文:西元まり)「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月09日女優の松本まりかが7日、東京・渋谷スクランブルスクエアで行われた「SHIBUYA SCRAMBLE FESTIVAL 2020 Produced by anan(略称:シブスクフェス)」に登場。12月4日に発売される写真集『MM』(マガジンハウス)の撮影裏話を明かした。松本は「大人の遊びをテーマに、大人が遊んでもいいじゃんっていう感じで、いろんな遊びを詰め込んだユーモラスな写真集になっています」と説明。「私を知っている方も知らない方もみんなが楽しんでもらえるような一冊にしたいと。今も作っている最中なんですけど、ぜひ見ていただきたいと思えるような自信作になった。頑張りました」と語った。また、大きな麦わら帽子で胸元から太ももを隠した表紙の“帽子ブラ”カットについて、「砂浜で撮影していて砂だらけになって、帰るときに『海で落としてくる』って言って、海に入って私が脱ぎだしたんです。それで一糸まとわぬ姿になってしまい、そんな時にスタイリストさんが持っていた帽子を投げて『これで隠して』って。それで『えへ』っていう感じのカットです」と説明。「面白い面白いという感じで撮ったお遊びカット。それが表紙になってしまいました」と話した。大きな葉っぱで体を隠した“葉っぱブラ”カットについても、「見たこともないくらい大きな葉っぱがあったので、この葉っぱで何か面白いことできないかなって。じゃあ葉っぱで隠しちゃおうっていうノリから、面白いねっていう感じで撮りました」と振り返った。anan創刊50周年を記念した同フェスは、“すべての女性の、いま好きなこと。”を集結させた都市型イベント。目玉となる「ananAWARD」の授賞式や、特別ゲストを招いたトークショーなどのスペシャルステージを開催するほか、同誌の展示会や歴代出演者によるお祝いコメント動画の上映、ananパンダモチーフのオリジナルグッズを展開するPop-Upストアなど、多彩なコンテンツを実施する。
2020年11月07日女優としてはもちろん、バラエティ番組でも人気加速中の松本まりかさんが写真集を発売。ご本人が本作に込めた想いを、ここでしか見られない写真集未収録カットとともにお楽しみください。大自然に抱かれながら気持ちを解放する松本さんの表情は必見。『MM』の撮影が行われたのは、夏の終わり。晴天に歓迎されてスタートした撮影は初日からクライマックス。どこまでも広がる雄大な海を前に、童心に帰って波と戯れていた松本さんの姿が印象的でした。彼女のシェイプされたボディラインも見どころの一つです。ファッション要素も随所に。今まで出会ったことのない松本まりかがそこかしこに。セクシーだったり、クールだったり、ガーリーだったり、ボーイッシュだったり。ページをめくるたびにくるくる変わる松本さんの表情から目が離せない!どんなコーディネートも颯爽と着こなし、楽しんでいるその姿は、同じ女性から見ても憧れ感満載です。いつまでも眺めていたくなるほどドラマティックな表情から目が離せなくなる。現場のクリエイターたちに身を委ねて、あらゆる表情に挑戦してくれた松本さん。ドレッサー前で魅せたセンシュアルな顔つきやロマンティックなランジェリー姿でツンデレガールに変身してくれたクローゼットのカットは、ひと目で心を奪われてしまう吸引力が。無防備だからこそ惹かれる。無垢な松本まりかに誰もが恋をする!?目覚まし時計をかけずに迎えた週末の朝に生まれたままの姿で気だるそうにまどろむ……。目にした誰もがドキッとする、無垢でいてそこはかとなくセクシーな表情も惜しみなく披露してくれた、松本さん。透明感溢れる素肌にも思わず見惚れ、魅了されてしまう。36歳の今だからこそ挑戦できるオトナの遊び心を詰め込みました。自粛中、ふと写真集を作りたいという気持ちが降りてきたという、松本まりかさん。「そこから、運命に導かれるかのように素敵なスタッフさんたちとの出会いがあり、発売日を迎えようとしています」と、にこやかに話してくれた。写真集を撮影する直前は人生の中でも一番と言っていいほどハードな日々だったという松本さん。そんな中でも「自分なりに“私はこの写真集にこんなに懸けられた”と思えるところまで向き合いたかったんです。作るからには胸を張って『見てください』と言える作品にしたかったので、普段から気を付けている食事や体作りはもちろんですが、スタッフの皆さんとの予定調和ではない撮影にしたい気持ちが大きかったので、できるだけフラットな気持ちで臨むように心がけました」『MM』の制作にあたり、掲げたテーマは、松本さんにとって新境地となる“ポップ”。「36歳のオトナの私がポップな写真集を作るという発想自体がユーモアそのものなんじゃないかと思ったんです」撮影中はロケに同行した信頼できるクリエイターたちに身を委ねることができたのだそう。「プロフェッショナルな皆さんと私のインスピレーションが共鳴し合うことで新しいクリエイティブが生まれると信じていたので、スタッフの皆さんと一緒に遊びながら作り上げました。シリアスなシーンではその世界観に浸るようにつとめた一方で、“カメラブラ”や“葉っぱブラ”など、ユーモアが溢れるシチュエーションでは『ちゃんと隠せてますか?』ってはしゃいだのも、いい思い出です」一糸纏わぬ姿を披露していることも発売前から話題に。「シンプルにそのときの直感や予定にない状況を楽しみたかったんです。“帽子ブラ”の表紙が誕生した海では撮影が一段落し、体についた砂を落とすために海に入っていって。出ようとしたときに隠せるものが近くになくて、咄嗟にスタイリストさんが帽子を差し出してくれて撮れた偶然のカットなんです」スタッフから提案された松本さんのイニシャル“M”のポーズも遊び心をもって現場で試行錯誤してくれた。「東京に戻ってからは写真選びにも参加させていただき、一緒に『MM』の世界に入り込んで楽しんでいただけるエッセンスを随所にご用意させていただいたつもりです。ぜひ手に取って、感想を聞かせていただけるとうれしいです」眠る、着替える、メイクする……。松本まりかが様々なシチュエーションを遊び、演技する写真集『MM』は12月4日にマガジンハウスよりリリース。楽天ブックスにて限定カバーバージョンも発売決定。¥1,980まつもと・まりか東京都出身。女優、声優、ナレーターなど幅広く活躍。Instagram(@marika_matsumoto)やTwitter(@marika_2000)で写真集の撮影風景などの動画を公開中!※『anan』2020年11月4日号より。写真・中村和孝(まきうらオフィス)スタイリスト・一ツ山佳子(SLITS)ヘア&メイク・中山友恵取材、文・石橋里奈(by anan編集部)
2020年11月01日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、キュートに乗り切るフランス転勤奮闘記『エミリー、パリに行く』を紹介。■Netflixオリジナルシリーズ『エミリー、パリに行く』独占配信中パリは、誰もが一度は憧れ、行ってみたいと思う街。でも、実際に住んでみたら、憧れを打ち砕かれるほどハードと聞きます。ましてやそれが仕事だったら……。フランス語は必須だし、フランス人はプライドが高い人が多いし、記者も、出張で行って悪戦苦闘した思い出があります。そんな街で明るく働くアメリカ女子のドラマ『エミリー、パリに行く』。パリのマーケティング会社で1年働くことになったエミリー。上司や同僚は、フランス語を話せない彼女に友好的ではありません。ところが、彼女のSNSが仏大統領夫人のリツイートによってにわかに注目を集めます。エミリーの機転の利いた企画や提案はクライアントに認められ、日に日にフォロワー数が増えていきますが……。注目は、エミリーのファッション。ピンクなどを基調としたコーデは毎回カラフルでかわいくて、パリの街を闊歩する彼女の姿をみるだけで元気をもらえます。そして、エミリーの行動力。キーパーソンを見つけて積極的に話しかけ、仕事に結びつけていきます。クライアントの男性から言い寄られても、愛嬌ある笑顔と嫌みのない会話で切り返し、好きな男性には素直に愛を表現。有名なカフェでお茶をしたり、石畳の道を散歩したりするエミリーと一緒に、パリ気分を存分に味わってください。(文:西元まり)「女性自身」2020年11月3日号 掲載
2020年10月26日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、記録的再生数の大作ダークファンタジードラマを紹介。■Netflixオリジナルシリーズ『ウィッチャー』シーズン1独占配信中ダークファンタジードラマ『ウィッチャー』は、暗く美しい世界で繰り広げられる、3人の運命の物語。Netflixで最も再生されたと噂の、話題のドラマです。オープニングで、いきなり襲ってくる巨大なクモの化けもの。剣を振りかざして討伐するのが、リヴィア国から来た主人公・ゲラルトです。彼は、見た目は人間ですが実はミュータントという、モンスターハンター。人から忌み嫌われる孤高の存在なのですが、戦う姿がとにかくカッコイイ!!そんな彼と出会うのが、魔法使いのイェネファーと、シントラ王国の王女シリ。この3人を軸に、物語は進んでいきます。架空の国名や人名など固有名詞が多く、混沌とした戦国の世を理解するのは並み大抵ではありません。そこで記者は、イェネファーに注目して話を追うことにしました。彼女は体に障害があり、両親は彼女を魔法学校の校長に売ります。入学後、彼女は実力を発揮し始め、ある条件と引き換えに、絶世の美女に生まれ変わります。ゲラルトと出会って引かれ合ったのもつかの間、ニルフガード帝国の侵略の手が彼女にも、そしてシリ王女にも迫っていました。壮大な戦国絵巻ですが、記者は同じく配信中の「制作の舞台裏」を見て理解を深めました。シーズン2が来年放映予定だそうで、この先が楽しみです。(文:西元まり)「女性自身」2020年10月27日号 掲載
2020年10月19日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。おでかけスポットは、視覚障がい者の案内によって純度100%の暗闇の中で対話を楽しむ「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。積水ハウスとの共創プログラム「対話のある家」が大阪で開催中で、天体観測を楽しむ夕べに夫婦で参加してきました。■ダイアログ・イン・ザ・ダーク「対話のある家」第31回「真っ暗の中で天体観測を楽しむ夕べ」10月26日まで住ムフムラボにて開催。参加者4人で「家」の中へ。視覚障がいのあるぐっちさんとやべっちさんが、「今日は家族になってみんなで過ごしましょう」と案内してくれます。部屋が次第に暗くなり、真っ暗に。目が慣れて何かが見えることはありません。こんなに見えないなんて……。ロープを手に、隣の相手を感じながらソーシャルディスタンスを取ります。壁を伝って歩いて靴を脱ぎ、縁側へ。最初は怖くて「汗びっしょり」という夫。やべっちさんの優しい声に導かれて徐々にリラックスし、安心モードになりました。縁側から庭に下りて、音や声を頼りにみんなと道具で遊びます。そしてみんなで天体観測をイメージし、それぞれの体験を語ります。記者は、この夏見た日本海の満天の星が360度広がったように感じました。もう一人の女性も沖縄で見た星空が見えたと言います。あっという間の約70分で、併設のカフェで参加者と感想を述べ合いました。見えないものをイメージや感覚が補ってくれる不思議な体験。怖さも克服でき、気づきを与えてくれます。会話が弾むのでリピーターが多いのも納得です。(文:西元まり)「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月12日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。結婚式は人生の一大イベント。挙げるとなれば、結構な準備期間とお金がかかりますよね。そのなかで、お互いの価値観の違いや本当の気持ちに気づくことも。今週はそんな恋愛映画をご紹介します。■映画『ベストフレンド・ブライド』Amazon Prime Video、U-NEXT、TSUTAYA TVほかで配信中高齢者介護センターで働くジェスは、副業的に友人のウエディングプランナーを引き受けることが喜び。ところが、突然彼氏にフラれたうえに、幼なじみで大親友のテッドから婚約したと聞かされ、大ショック。しかも相手は、高校時代に女王様と呼ばれ、テッドをいじめていたキム。ジェスは祝福できないまま、ウエディングプランナーを引き受けるのですが……。昔は太っていていじめられっ子だったテッドは、今はイケメンのトレーニングジム経営者に。ジェスでなくても、キムはお金目当てでは?とか、イヤな性格は今も変わらないだろうとか、つい余計なことを言いたくなります。でも恋愛だけは、当人同士にしかわからないもの。テッドとキムも、婚約した理由をジェスに話すシーンがあるのですが、なるほどとうなずいてしまいます。はたして、男女の友情はこの先どうなる?記者は、大学時代の女性の同級生と、高校時代の同級生だった夫の3人でみたのですが、三人三様のツッコミどころがあって楽しめました。いろんな結末を想像しながら見ると、話が膨らみますよ。(文:西元まり)「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年10月05日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。ホラーやサスペンス、サイコスリラーは、記者にとってときどき無性に見たくなる映画ジャンル。今週は、DVDになったばかりの心底ぞっとする怖〜い映画『ミッドサマー』をご紹介します。■映画『ミッドサマー』Blu-ray&DVD発売中。Blu-ray4,900円、DVD3,900円(ともに税別)。発売・販売元/TCエンタテインメント両親と妹が自殺したアメリカ人女子大生ダニーは、失意の中、恋人クリスチャンの研究調査旅行に同行します。行き先は、同級生ペレの故郷、スウェーデン奥地の牧歌的な村。そこで90年に1度の儀式が夏至祭りの中で執り行われるのです。笑顔で迎えてくれる村人たち。しかし、学生たちが立ち会った村の習慣は戦慄するほど衝撃的で、まさに恐怖の始まりでした。カルト集団のような村人の行動は異様で、不安をあおります。しかもずっと白夜で、闇のないホラー映画なのです。でもただ怖いだけじゃないのが、本作の奥深さ。独自の文化や風習を視覚化した建築や絵画は隅々まで美しく、目を凝らして見たくなります。衣装や音楽も、村人の清楚な生活を表現しています。すべてが統制され、安心して暮らしていける村。ある意味ここは理想郷なのでは?そう思わされてしまうところに、洗脳のわながあります。女性たちと何時間もグルグルと踊り続けたり、抱きしめられたりするうちに、居心地がよくなっていくダニー。ラストの笑みは何を意味するのか。公式ウェブサイトにある観賞者限定の解析ページも大変興味深いです。(文:西元まり)「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載
2020年09月28日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、伝統舞踏団を舞台に、ジョージアンダンスを通して若者の葛藤を描く映画『ダンサーそして私たちは踊った』をご紹介。■映画『ダンサーそして私たちは踊った』Blu-ray&DVD発売中。Blu-ray4,800円、DVD3,800円(ともに税別)。発売・販売元/ファインフィルムズジョージアという国をご存じですか。かつてグルジアと呼ばれた東欧の国で、料理がおいしく、ワイン発祥の地としても知られています。なかでもジョージアンダンスという伝統舞踏が有名で、記者は昨年、そこで学ぶ日本人ダンサーを取材しに、10日間首都のトビリシに滞在しました。その国立舞踊団がこの映画の舞台です。両親が離婚し、アルバイトで家計を支える貧しい若者メラブ。唯一の生きがいは、幼少期から兄と習っているジョージアンダンス。ダンスでペアを組むマリは幼なじみで、友達以上恋人未満の関係です。ある日、才能豊かな青年イラクリが入団し、メインキャストの枠を競い合うライバルになります。猛練習を重ねるうち、2人の間にある感情が芽生え始めますが……。イラクリもメラブもそれぞれ彼女のような存在がいるのに、お互いを思う気持ちを抑えきれず、その情熱をダンスにぶつけます。ジョージアンダンスは、男は戦士のように剣舞などで強さを誇示し、女は優美に舞うダンス。保守的な世界で、同性愛はタブーなのです。それでも殻を破り、初めて自由を感じたときのメラブのキラキラとした瞳がとても純粋で印象的です。ラストのオーディションでメラブは、伝統的な衣装に身を包み、堂々と前衛的なダンスを踊ります。そのほとばしるエネルギーに、目が釘づけになることでしょう。(文:西元まり)「女性自身」2020年9月22日 掲載
2020年09月14日女優の松本まりか(まつもと・まりか)さんが、2020年9月8日にインスタグラムを更新。同月7日発売の雑誌『週刊プレイボーイ』38号のアザーカットを公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 広島の海に浸かってみた。 今年初の海だ。初めて夏を感じたひととき。 #週プレ #アザーカット そして今夜9時からは竜の道..です!ヨ 電子版 bitly.com/330lEL9 Amazon amzn.to/3jMPA4g Photographer :三瓶康友 @sampeism Stayrist:長張貴子 Hair&Make:佐藤エイコ Coordinator:江守章浩 edter:石橋太郎 Shooting Cooperation:古本屋弐拾dB 松本まりか (@marika_matsumoto)がシェアした投稿 - 2020年 9月月8日午前12時09分PDT白いビキニに透け感のあるシャツを合わせたコーディネートで、広島の海を満喫している松本まりかさん。1枚目ではとびっきりの笑顔、2枚目ではアンニュイな表情で見る人を魅了しています。同日には、『もうひとつの表紙』と題された黄昏時のオフショットを投稿。最後にアップされた動画が「幻想的で美しい」と話題になっています。 この投稿をInstagramで見る 日が落ちる束の間の黄昏どき 『週刊プレイボーイ』もうひとつの表紙 @sampeism 三瓶さんの写真には孤独が写る オフショット 動画 この写真の音が聞こえるって、なんかいい 先ほど帰宅し、遅ればせながら 竜の道観ました。 もう、、締め付けられる。 来週、最終回か。 このドラマほんとに皆さん素晴らしいです。 松本まりか (@marika_matsumoto)がシェアした投稿 - 2020年 9月月8日午前6時56分PDT投稿を見たファンからは「女神!」「きれいすぎる…」とそのビジュアルを絶賛する声が殺到。「一緒に海を楽しんだ気分」と松本まりかさんとのデートを妄想するコメントも寄せられています。・まりか様、美しすぎます…。・きれいや~!本物の女神さん。・完璧なボディですな!海デートに行きたい…。松本まりかのインスタにはセクシーな写真がいっぱい!このほかにも松本まりかさんのインスタグラムには、ヘルシーなボディスタイルが堪能できる写真が満載!投稿があるたびに、たくさんの『いいね!』や喜びの声が寄せられています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 松本まりか (@marika_matsumoto) on Apr 20, 2020 at 6:29am PDT この投稿をInstagramで見る 自粛明けから撮影再開しているドラマ 『竜の道〜二つの顔の復讐者』 4月スタートでしたが、7月28日夜9時スタートとなりました。 今度は愛を知らない強気な社長令嬢。 相当強い女よ。ハリネズミみたいに全身に針を張りめぐらせてるような女。痛そうで、触れたくないの。でも、知るためには触れないわけにはいかないじゃない.. その難攻不落の女は私を毎日悩ますの。 ..上等だわ。 毎日くらっとするくらいどっぷり浸かれるんだから。 しあわせ、以外、ない。 写真は前回の#Friday #othershot #撮影柴田フミコ #ヘアメイクイガリシノブ #スタイリスト長張貴子 松本まりか (@marika_matsumoto)がシェアした投稿 - 2020年 6月月12日午前6時00分PDT この投稿をInstagramで見る 誠実にいきましょ。 自分自身が、自分自身に、 いつも、ずっと、そうあれますように。 #FRIDAY #アザー 松本まりか (@marika_matsumoto)がシェアした投稿 - 2020年 6月月13日午前7時01分PDT この投稿をInstagramで見る ごめんなさいサイズ間違えて投稿しなおしましたコメントくれた皆さんゴメンネ。。 改めまして!このあとすぐ私ももちろんおうちでみますあーこの徹底トーク待ちきれないっ あたらしいテレビ 徹底トーク2020 【放送予定】5月10日(日)[総合]後11:00~前0:00 【出演】佐久間宣行(テレビ東京 プロデューサー) 土屋敏男(日本テレビ シニアクリエーター) 野木亜紀子(脚本家) 疋田万理(メディアプロデューサー) ヒャダイン(音楽クリエーター) フワちゃん(YouTuber芸人) 【語り】松本まりか(俳優) 【司会】杉浦友紀(NHKアナウンサー) #FRIDAY #アザーカット 松本まりか (@marika_matsumoto)がシェアした投稿 - 2020年 5月月10日午前6時07分PDT この投稿をInstagramで見る ✨㊗️20万人✨ こんなに更新も気まぐれなインスタに..20万人もの方がフォローしてくれました。Twitterももうすぐ10万人。数が全てではないかもしれない。でもこんな気ままなSNSをフォローしてくれた事がすごく嬉しい。いいねもコメントもいつもすごく沢山..本当にありがとう。 ちょっと長いけど、今の個人的な思いを話します ついこないだまで自由だった時は、ひとりでいいって思ってた。ひとりがいい、ひとりじゃなきゃって思ってた。 だけど今は...望んでも望んでも叶わない。 でも、そんなことなかったね。 私はここで、みんなと繋がれてるんです。 みんないてくれてありがとう。 私はみなさんからとても救われてる。 インスタライブも、更新も、ちょっとでもみんなの暇つぶしに、心のエンタメになるのなら、こんなでもやろうと思う。 みんなが笑ってくれたら私も笑えるから。 チカラが湧いてくるから。 私の切なる願いは、今作ってるこの素晴らしいドラマを、映画を、みんなに届けたいの。 猛烈に演りたいの。届けたいよ..。 私と関わる演者さん、スタッフさんに絶対移したくない。移してはいけない。強く強くそう思うから...今はひとり、耐える。 だから決めました。 私はこの心細さ許なさを埋めるために最も欲しているモノを自分に与えない。 私は誰とも触れる密をしない。 その代わりここでみんなと密をする^ ^ これほどの苦難だからこそ自身を、いや人類を、より良く成長させてくれるチャンスだと思うんです。落ち込むコトもあると思う、たまに弱音を吐いて、また這い上がって、一緒にそんな時を過ごそう? どんな風に自分自身変化していくかを楽しみながら。これを乗り越えた先にこそ、きっともっと自分自身も社会も世界が素敵になって、素晴らしい未来が待ってるわ✨ だから今はみんなとここで、沢山沢山密をしよう! 楽しい楽しい蜜な密をね❣️ 2020.4.7 松本まりか #FRIDAY 松本まりか (@marika_matsumoto)がシェアした投稿 - 2020年 4月月6日午前9時13分PDT この投稿をInstagramで見る 明後日の写真集#月刊松本まりか汀 お渡し会第二弾 ご好評につき、特別に当日券も発行してもらうことになりました!是非是非渋谷に気軽に会いにきてくださいね❤️たのしみだなぁ。 【日程】 2020年1月18日(土) 【会場】 東京-渋谷 HMV&BOOKS SHIBUYA 6F にて当日開店時よりチケット店頭販売 【時間】 1部-12:00~ 2部-13:00~(当日、ご希望の部を店頭スタッフにお申し付けください) ※先着順となりますのでご了承のほど宜しくお願い申し上げます 松本まりか (@marika_matsumoto)がシェアした投稿 - 2020年 1月月16日午前5時46分PST松本まりかってどんな人?松本まりかさんは2000年に放送されたドラマ『六番目の小夜子』(NHK)で女優デビュー。2018年に出演したドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)であざとかわいい魔性の女・井筒里奈を演じ、広く知られる存在になります。2019年には月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)や、ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)にゲストで出演。さらに同年にはドラマ『死役所』(テレビ東京系)に主要キャストとして出演し、原作そっくりのビジュアルが話題を呼びました。2020年現在は、ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)と『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)の2本にレギュラー出演。各誌グラビアでも抜群の存在感と色気を発揮し、さらなる活躍が期待されています。素晴らしいビジュアルはもちろん、確かな演技力で現在の人気を築き上げた松本まりかさん。これからも、その勢いは増していく一方でしょう。松本まりか、中学の頃は『無敵状態』だった?ドラマ『ホリデイラブ』での演技が話題に[文・構成/grape編集部]
2020年09月11日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。コロナ禍以降、人が集まっての映画製作がなかなか難しい今。そんななか、「緊急事態」を題材に、なるべく非接触で打ち合わせし撮影した5組の監督によるオムニバス映画『緊急事態宣言』が、Amazon Prime Videoで話題です■映画『緊急事態宣言』Amazon Prime Videoで独占配信中まずは園子温監督作品『孤独な19時』を紹介。新型コロナウイルス終息後、新ウイルスが出現し、年数回しか外出が許されない日本。ソーシャルディスタンスは50メートルになり、一度も家から出たことがない青年の音巳(斎藤工)は、同居していた祖父母や父母とも死別して一人暮らし。そんなある日、外から妙な音が聞こえ、ついに外出を決意。それは男女のキスの音なのでした。このほかに、離れた親子がリモートで誕生日を祝う中野量太監督作品『デリバリー2020』、俳優・ムロツヨシとメディアクリエーター・真鍋大度、劇作家・上田誠によるユニット「非同期テック部」の『DEEPMURO』、三木聡監督による極貧生活の女優のホラーストーリー『ボトルメール』、世界各地の自粛生活映像を集めた真利子哲也監督『MAYDAY』など、いずれも深刻な題材を扱いながら、ユーモアや日常の大切さが随所にちりばめられています。新型コロナウイルスの終息を願って、少しでも工夫しながら毎日を強くたくましく生きる私たち。今だからこそ見たい映画です。(文:西元まり)「女性自身」2020年9月15日 掲載
2020年09月07日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、大阪・太陽の塔そばのららぽーとEXPOCITYにある日本一の巨大観覧車に、4基だけ、プロジェクションマッピングでゾンビが出てくるゴンドラがあるとのことで、夕暮れどきの18時ごろを狙って、恐る恐る行ってきました。■期間限定最恐観覧車シリーズ「地獄のゾンビ観覧車」(EXPOCITY内オオサカホイールにて9月30日まで開催中)住所:大阪府吹田市千里万博公園2-1ゴンドラに乗り込む際、係員から説明を受けます。「先日、ご乗車されたお客さまが姿を消しました。これから調査員として、乗り込んで真相を明らかにしていただきます」。ゴンドラの中は真っ黒で、よく見ると虫や蜘蛛の巣など気味の悪いものがあちこちに。ヘッドホンを装着後、“かな”という少女の語りが流れます。消えた親友“しず”を捜すため観覧車に乗って、異世界から戻ってこられなくなった“かな”。2人の思い出のブローチを探すのがミッションのよう。ところが一緒にある呪文を唱えると……。画面は一転。「地獄の門が開かれた」という不気味な女の声がしたあと、ゾンビたちが現れ、窓をガンガンたたきます。逃げ場のない個室空間ならではの、恐怖体験!ヘッドホンから聞こえる声がめちゃ怖く、子どもだと泣き叫ぶ子もいるとか。18分間はあっという間で、降りた後、乗車体験証明書を渡されました。乗車中のある行動によって、違うエンディングが待っているそうな。お口直しにノーマル観覧車にも乗って太陽の塔や美しい夜景を見下ろし、2度3度と楽しめる観覧車なのでした。(文:西元まり)「女性自身」2020年9月1日 掲載
2020年08月24日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、『ソウ』シリーズを手掛けたリー・ワネル監督の予測不能な展開が待っている映画『アップグレード』をご紹介。■『アップグレード』Blu-ray&DVD発売中。Blu-ray4,800円、DVD3,900円(ともに税別)。発売元/パルコ。販売元/ハピネットちまたにAI(人工知能)がどんどん応用され始めた現代。職場の人手不足を解消できたり、複雑な分析や計算をあっという間にしたりと、人間社会にとって多大な利益をもたらしてくれます。でも、もしも逆にAIが世界を制御する側になったらと思うと、怖いですよね。『アップグレード』は、そんなSFアクション映画です。妻と自動制御の車に乗っていたグレイは事故に遭い、何者かに撃たれます。妻は即死、グレイも全身まひで車いす生活になり、脊髄にSTEMというAIチップを埋め込む世界初の手術を受けることに。するとグレイは歩けるようになり、驚異的な戦闘能力を手に入れます。その日から彼は脳内のSTEMと会話をし、妻を殺した犯人を追うのですが……。かつて『ブレードランナー』という近未来映画で描かれたレプリカント(人造人間)は、情緒的で人間っぽいロボットでしたが、この映画では無機質なAIチップが人間の脳内にすみ着くんです。そういえば私たちの今の暮らしも、携帯電話やパソコンなしでは困るほどで、便利に使っているようでも、実はそれらに支配されているように記者は感じられます。ITは私たちにとって実用的である半面、脅威にもなりうる。そんなことを物語るラストに、思わず震撼させられます。(文:西元まり)「女性自身」2020年9月1日 掲載
2020年08月24日モデルや女優、歌手として活躍している西内まりや(にしうち・まりや)さんが、2020年8月11日にインスタグラムを更新。同じくモデル、女優として活動する姉・西内ひろ(にしうち・ひろ)さんとの水着ツーショットを公開しています。西内まりや、姉とのツーショットに「似てる!」西内まりやさんは、滝をバックに撮影した姉との写真を披露。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram 姉と♀️ 昔はよく喧嘩してたけど最近はしなくなったな〜 優しくてちょっとおっちょこちょいな姉。 いつもありがとう〜 A post shared by Mariya Nishiuchi 西内まりや (@mariya_nishiuchi_official) on Aug 11, 2020 at 1:14am PDT昔はよくケンカをしていたという2人ですが、今ではすっかり仲よしに。セクシーな水着姿で身を寄せ合う様子にファンは「めっちゃきれい!」「双子みたい!」と大絶賛!・2人そろってとても美しい!大好き!!・美人姉妹すぎて…即スクショをしてしまった。・西内姉妹は世界一かわいい!これからも応援し続けます!西内まりやさんは姉・西内ひろさんを「優しくてちょっとおっちょこちょい」とイジりつつ、「いつもありがとう」と感謝のコメントをしています。この言葉から、姉を本当に信頼していることが伝わってきますね。そんな美しい2人のツーショットについては、こちらの記事でも紹介しています。お姉さまも美しい!西内まりや、姉妹2ショットを公開で大反響2人の今後の活躍に、これからも注目です!西内まりやの『今』は?引退説が流れるも、モデルとして見事なスタイルを披露![文・構成/grape編集部]
2020年08月11日女優の松本まりか(まつもと・まりか)さんが2020年8月10日に、ドラマ『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)の公式インスタグラムに登場。セーラー服姿のおさげショットを公開し、話題になっています。松本まりかの制服姿に「現役でもイケる!!」同インスタグラムでは、同日に放送されたバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に松本まりかさんが出演することを告知。セーラー服の衣装に身を包んだ、松本まりかさんの貴重な写真を4枚公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram 今夜の #しくじり先生 にはわれらが #松本まりか さんが出演‼️ 授業内容は銀シャリ橋本直先生による「学校からなくなったもの」です 松本さんの貴重な制服姿を拝める番組をお見逃しなく もちろん #妖怪シェアハウス のお知らせもあります 今日24時15分から放送です 是非ご覧ください➰ #松本まりか #テレビ朝日 #しくじり先生俺みたいになるな A post shared by 『妖怪シェアハウス』テレビ朝日公式 初回は8月1日から! (@youkaihouse5) on Aug 9, 2020 at 9:00pm PDT現役女子高生といわれてもおかしくないキュートなビジュアルに、ファンはメロメロになっています。・めちゃくちゃかわいい!現役っていわれても違和感がない!!・松本さんはなんでも似合うなぁ。一緒に制服デートがしたい…。・激かわ!!こんな子が学校にいたら毎日がハッピーになる。松本まりかさんは2000年放送のドラマ『六番目の小夜子』(NHK)で本格的に女優デビュー。同作では女子高生役として制服姿を披露しており、今回投稿された写真を見て、当時を思い出した人も多かったようです。松本まりかさんの魅力は、これからさらに多くの人を魅了しそうですね!松本まりか、中学の頃は『無敵状態』だった?ドラマ『ホリデイラブ』での演技が話題に[文・構成/grape編集部]
2020年08月11日