西田大輔が描く本格派ミステリ作品で、「ONLY SILVER FISH」シリーズ第三弾となる『RUST RAIN FISH』が2021年9月23日(木・祝)から紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAほかで開幕する。舞台は、第二次世界大戦時の日本。『ONLY SILVER FISH』『+GOLD FISH』から引き続く“上質なミステリ”をテーマに、史実とファンタジーが混ざり合ったワンシチュエーション会話劇で、2014年に初演されて以来の上演。西田は「誰でもいいというわけではなく、自分が思う俳優と一緒にやりたいという気持ちが強かった。本当に温めてきた作品で、満を持して上演できる」と話す。今回はWHITEとBLACKの2チーム制で上演される。BLACKの顔ぶれについて、西田は「僕といつもお芝居を作っているメンバーが多く、言葉でなくても伝えられる関係性」。一方、WHITEについては「素晴らしい俳優の皆さん集まっていただいて。楽しみでしかないし、新たに作品をつくれる喜びがある」と話す。チームごとに時間を分けて稽古をすることもあり、確かに好対照な芝居になりそうだ。西田も「僕は本来その俳優でなければできないお芝居にしか興味がない。1つの作品でも、全く毛色の違う2人が演じると、完全に違う物語が生まれる。それこそがお芝居の魅力なのではないか」と語る。主宰する「AND ENDLESS」での活動のほか、ゲーム原作舞台の先駆けとなった『戦国BASARA』の演出や、ドラマ『Re:フォロワー』の脚本など、幅広い分野で活動する西田。その原動力を尋ねると、「感覚としては、まだまだ若手のつもりだった」と笑い、「僕に話しかけるタイミングを探っている若い俳優を見た時に、もういい歳になっているんだなと気づいた」という。それでも「まだまだ行きたい場所がある」らしい。コロナ禍でまだまだ苦しい状況が続くが、西田は「劇場という空間で、みんなで一つのものを見つめ合うということがどれだけ尊いことなのか。もしコロナがなかったら気がつかなかったかもしれない。先輩たちが舞台に立つ姿をみて、『舞台っていいな』と思った、あの感覚。そういう原点を感じる時間だったと思う」とポジティブな一面を見出だす。最後に、「もし劇場に来ることができるのならば、『RUST RAIN FISH』という芝居を心の底から見てほしい。そして、一緒に客席から舞台を見つめ合う時間にしたい。もし劇場に来ることができなくても、またいつの日か劇場に足を運んでくれる日まで、僕らは頑張ろうと思う」と観客へメッセージを送った。取材・文:五月女菜穂
2021年08月27日NHK連続テレビ小説『おちょやん』での活躍も記憶に新しい前田旺志郎さん。少年のようなあどけない笑顔で、明るい人柄で親しみやすい雰囲気ながら、ふいに覗かせる憂いには知的さも漂い、その存在感に惹きつけられる。しかし、本人曰く「基本的にありのままというか、見たまんまの普通の大学生だと思います」とのこと。そんな前田さんが憧れるのも、自分を飾らない人。「少し前、阿部サダヲさんと共演させていただいたんですが、あれだけお芝居がすごくて大河ドラマに主演されるような方なのにまったく驕らないんです。すごくピュアで、いい意味で普通の感覚を持っていて素敵だなと」今回、撮影用に私物の漫画をお借りしたけれど、持参してくれたのは『SLAM DUNK』を筆頭に“ザ・少年マンガ”なラインナップ。恋愛ものはあまり見ないとか。「映画とかを観て、自分事としてとらえるってことはなくて。役に恋するみたいな瞬間はあるんですけど」それでも、「羨ましいと思うことはある」らしい。「告白されるなら、めちゃめちゃベタですけど、校舎裏に呼び出されて…とか(笑)。淡々と会話する落ち着いたカップルより、ふざけて笑ったりするような和気藹々とした関係が理想です。僕、しゃべるのが好きなんで、話を聞いてめっちゃ笑ってくれる人はいいですね。あと、どんな人に対しても、ちゃんと心で接することができる人。たとえば、お店で料理が運ばれてきた時に、ありがとうございますって言えるとか。そういう場面での人に対する態度は気になるかもしれない。それから不意の笑顔には弱い気がします。以前、醍醐虎汰朗くんとごはんに行った時に、何気ない場面で『ありがとう』って笑顔を向けられて、かわいいなぁと思っちゃいました」現在20歳。自身も恋愛を描いた作品に出演する機会も増え、「演じる恥ずかしさはもうないです」と話す。「自分が好きになる側だとしたら、恋愛スイッチというか、役として相手の役を好きになるようにはします。その女優さんのインスタをフォローすることもあるし。すでに好きになっている設定だとしたら、どんな出会いで、どこで好きになったのか自分で考えることもあります」恋愛すれば、相手のことを想像したり深く考えたりしてしまうもの、時に感情が大きくゆさぶられることも。「人として成長できるなって思います。他人の価値観に触れて、合わせていこうとするって、恋愛以外ではなかなか経験できないこと。自分以外の人を理解しようとするのはどんな場においても大切だと思いますし、役者としては芝居にも影響すると思います。『おちょやん』で共演した方とも、大恋愛したら人間力が上がって芝居がうまくなると思うって話をしてました。あと、単純に好きな人がいたら頑張れるっていうのはありますよね」結婚にも憧れるけれど、今は仕事が何より大事。「中学までは大阪にいて、高校進学の時に、仕事を辞めて地元の友達と一緒に進学するか東京に出るかっていうところで、初めて自分が今までやってきたことって何だったんだろうって考えたんです。それまで受け身でやってきたけれど、好きだからやってきたんだなって自覚して、そこから現場での取り組み方や姿勢が変わりました。今までは単に現場が楽しくて行っていたけれど、仕事として意識するようになって、徐々にお芝居がすごく楽しいなって思うようになって。たまに、人との掛け合いの中で、自分でも予想しなかったお芝居になる時があるんです。その本番中に起きる化学反応が面白くて仕方ない。とくに『おちょやん』はそれの連続。後半は(杉咲)花ちゃんの顔を見ただけで泣けてくるくらい。そこまでいけたのが、本当に楽しかったしありがたかったです」ここからますます活躍の場が増えるのは間違いない。やってみたいのは「仕事に就いている役」だそう。「学生役やニートが多いので、刑事ものや弁護士に憧れています。今、自分の中にないキャラクターを演じる演技レッスンを受けているんですけど、根本から自分とは違う人をやるってどういう感じなのか興味ありますね」俳優/前田旺志郎(まえだ・おうしろう)2000年12月7日生まれ、大阪府出身。お笑いコンビ・まえだまえだとして活動。近年は俳優として活躍し、近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『うみべの女の子』は8月20日公開、『彼女が好きなものは』は秋公開を予定。Tシャツ¥9,900フルジップパーカ¥28,600(共にFilMelange TEL:03・3473・8611)羽織シャツ¥5,280(CORD TEL:03・3313・5744)パンツ¥17,600(HOLLYWOOD RANCH MARKET TEL:03・3463・5668)写真家/持田 薫(もちだ・かおる)1991年生まれ、東京都出身。雑誌の他、CDジャケットや「私が撮りたかった女優展 Vol.3」等で活躍。「撮影前、『写真は慣れなくて、苦手です…』と前田さんがおっしゃっていて。でも撮影が始まると勘が鋭いというか、表情も動きも場所に応じて求められることをくみ取ってくださるのが印象的でした」※『anan』2021年8月25日号より。写真・持田 薫スタイリスト・小宮山芽以ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’S)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年08月22日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。現代パートで、沢田演じるゴウこと円山郷直の孫・勇太を演じたのが、俳優の前田旺志郎だ。小学生の時には兄・前田航基とお笑いコンビ・まえだまえだとしても活躍、現在は20歳となり現役大学生として勉学に励みながら俳優として精力的な活動を行っている。今回は前田にインタビューし、同作への思いや、俳優として思うことなどについて話を聞いた。○■今の時代にはいない「トップスター」との共演――今回松竹映画100周年記念映画で、主演の沢田さん演じるゴウの孫としてキーになる役でしたが、お話を聞いた時にはどのような気持ちでしたか?もう、「うおお! 頑張るしかないな」という感じでした(笑)――沢田さんについては、どのような印象だったんでしょうか?ゴウは勇太の前ではとても自然体ですし、沢田さんが役の内側の部分で会話してくださっているのを感じました。この役は2人とも少し変わったところがありますが、互いに周りの情報にあんまり左右されず、偏見なく人として向き合えるところがあって、相性が良かったんじゃないかと思います。沢田さんも大先輩で大スターで、緊張もしましたが、お芝居の中ではゴウとして向き合っていましたし、おじいちゃんとしての優しさも、常に感じていました。撮影現場にいる時は僕も「ゴウおじいちゃん」という気持ちで接していました。――前田さんの世代だと、沢田さんについてはどのようなイメージを持たれていたんですか?父親がよく車で沢田さんの曲を流していました。共演が決まってから若い頃の動画も見させてもらって、すごくかっこよかったですし、今の時代にはいないトップスターだと思いました。現代は自分を表現する媒体が良くも悪くも多いので、色々なフィールドの中でのスターはいますけど、誰もが共通認識として知っているスターは生まれづらいと思うんです。みんながスターだと思える存在というのは、やっぱりすごいなと。――そういう存在って、改めて欲しいと思いますか?それぞれが自分の得意なことで自分を表現できる媒体が増えるのは、めちゃくちゃいいことだと思っています。多様性はすごく大事なので、いろんな人がメディアに出ることによって、見る方の認識も自然と養われていくでしょうし、そういう意味では現代の情報社会になって良かったです。でもそれはそれとして、やっぱりみんなが共有できるものがあった時代への憧れみたいなものもあります。どちらがいい、という話ではないんですけど、メディアはその時代に合ったものが流れるのでしょうし、社会全体として見たときに、今はこれがベストなんだろうと思ったりはします。○■同世代に「負けてられへんな」――前田さんは現代パートに出演されていますが、過去パートを観て何か感じたことはありましたか?ゴウがまっすぐに進んでいるのが、すごくいいなと思いました。今は情報が入りすぎて、夢を抱く前に諦めてしまうこともあるけど、実際にやってみないとわからないこともありますし、ゴウのように夢を持てるのはすごくいいな、と。――前田さんはもちろん子役の時から活躍されていますけど、もし今から役者を目指そうとしていたら無邪気に夢を抱くのは難しい、と思うところもあるのでしょうか?大変だろうなあ、と思います。だからこそ、今、同世代で役者を始めた人、夢を追いかけてる人たちの熱量はすごいですし、その熱量に対して「負けてられへんな」という気持ちもあります。――今は大学で演劇教育をテーマに学ばれてるんですよね。はい。でも舞台の演出やお芝居自体を学んでいるというよりも、演劇を教育に導入することの可能性を探っていて、教育の色の方が濃いかな、という感覚です。演劇を通して学べることはたくさんあって、多様性や行動力、創造力、主体性もそうです。演劇に触れることで、他人の普段見られない部分に触れたり、その場でコミュニケーションが取れたり、それから演劇を完成させた時の成功体験が自己肯定感を上げてくれたりと、色々なことにつながるんじゃないかと、僕は思っています。2020年に学習指導要領が変わって、今までは詰め込み型教育だったところへ、問題解決力の重要性が提唱されだしていて、色々なアクティブラーニングも導入されているので、PBL(Project Based Learning)の1つとして、演劇の可能性もあるんじゃないかと思っています。――お話を聞いていると地に足がついているというか、本当にしっかりされているんですが、長く芸能活動をされていて、そういったことは意識されているんでしょうか?「真面目に生きよう」「地に足をつけよう」と考えているわけではないんですけど、僕に唯一あるのは「調子に乗らない」です(笑)。調子に乗るなんて、絶対にありえないことなんですけど、自分がそうありたいという理想ではあります。――では最後に改めて、作品について感じたところを教えてください。僕はこの作品を観ると「いろんな愛に溢れた作品だな」と思うんです。山田監督がずっと描かれてきた家族の愛情はもちろん、恋愛もあれば友達への愛もあり、映画への愛情もある。誰が観てもどこかで共感できたりとか、何か励みになったり学べたりすると思うので、あまり映画を観ない人、よく観る人、色んな方に観ていただけたら嬉しいです。■前田旺志郎2000年12月7日生まれ。大阪府出身。子役としてデビューし、2007年からは兄の前田航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。俳優として活躍の幅を広げ、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』(11年)では主演を務める。 近年の出演作に映画『キネマの神様』(21年/山田洋次監督)、『彼女が好きなものは』(21年/草野翔吾監督)、『うみべの女の子』(21年/ウエダアツシ監督)、ドラマ『猫』(20年/TX)、連続テレビ小説『おちょやん』(20-21年/NHK)など。
2021年08月16日竹内良輔(構成)と三好輝(漫画)による同名漫画を原作とした舞台『憂国のモリアーティ』case 2が7月23日(金・祝)より上演。西田大輔の脚本・演出による舞台化第二弾となる本作は、ウィリアム・ジェームズ・モリアーティとシャーロック・ホームズの“運命的な出会いと再会”をメインテーマとして描く。コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズにおけるシャーロックの最大の敵、モリアーティ教授を主人公に、階級制度に縛られた大英帝国の闇と変革の物語を描く漫画「憂国のモリアーティ」。舞台版はウィリアム・ジェームズ・モリアーティに荒牧慶彦、シャーロック・ホームズを北村諒が演じる。荒牧、北村、そして脚本・演出の西田の3人に、第1弾上演時の手応えや今作の見どころを聞いた。アニメ化前に上演された第1弾での手応え――第1弾の反響も大きかったと思いますが、手応えはいかがでしたか?荒牧手応えはめちゃくちゃありましたね。第1弾のときはまだアニメ化はされていなかったんですけど、ミュージカル版が先にあって、ミュージカルの方でも『憂国のモリアーティ』がすごく面白いと盛り上げてくださり、それからの舞台版だったのでお客様の期待値も高かったと思います。でも本当にミュージカル版と舞台版の演出もまったく違うもので、「同じ作品をやっているのに、こんなに違うものになるんだ!」と、お客様には演劇の面白さを体感してもらえたと思うので、ファンの心を掴めたな、と手応えはありました。北村当時は(コロナ禍前で)まだ客席の間を歩くことができた時代だったので、本番は劇場でのリアクションやお客様の表情だったり、間近でお客さんの反応を感じられました。(case 2の上演に先駆けて)YouTubeで第1弾の無料配信なども行われたんですが、そのコメントを見てすごく楽しんでくださっているのが伝わってきたので、手応えを感じることができました。――西田さんは第1弾をどう作っていったのでしょうか?西田ミュージカル版が先だったというのはあるんですけど、僕は荒牧ウィリアムの闇への光をどう美しく魅せるか、みたいなところから始まって、それに相対する北村シャーロックという、原作とこのふたりを物語としてどうやって美しく魅せるかを考えていきました。そういう意味では、舞台ならではの世界観をふたりを中心に構築してこられたな、という思いはすごくありますね。――第1弾上演後にアニメも放送され、さらにキャラクターへの解釈が深まったと思いますが、改めて担当されているキャラクターの印象を教えてください。荒牧カッコよくて美して儚いのがウィリアム・ジェームズ・モリアーティです。最大の自己犠牲をもって、この国を美しい姿に変えたいというウィリアムの姿は原作の漫画でもアニメでも変わらず美しいという印象です。北村シャーロックはピュアさがすごく素敵だなと思っていて。謎に対するピュアさだったり、自分の好奇心に真っ直ぐに進んでいけるところ。止められないくらいの衝動が湧き出てくるというか、そこが一番素敵だなと感じます。見た目や雰囲気は大人っぽいんだけど、子供みたいな表情をするときや、キラキラした笑顔を見せる瞬間もあるので、そこはやっぱりウィリアムと対比している部分でもあり、魅力でもあるなと思います。役者・荒牧慶彦、北村諒の演技の掛け合いをキャラの関係と重ねてできる――アニメを踏まえて今回取り入れる部分や、第1弾からの変化はありますか?荒牧アニメの情報が何もないところから自分で作り上げ、アニメ化されたものを見て、「ああ、やっていたものは間違いがなかったな」と思いました。声優さんの演じ方も僕が目指していたところと似ているところもあったので、前作から変わらずキャラの感情を原作から持ってきて、荒牧慶彦なりのウィリアム・ジェームズ・モリアーティを作り上げるところは変わりないなと思っています。北村僕も僕なりのシャーロックを演じたいと思います。原作ものの舞台がたくさんある中で、もちろん『憂国のモリアーティ』のアニメも素敵でしたが、前作も漫画から得る情報やイメージから膨らませていったものが大きかったので、今回もベースはそこにあるなと思っています。西田第1弾のときはアニメはなかったので原作と自分たちで手探りで作っているなかで、まっきー(荒牧さん)が何気ない稽古の合間で、「西田さん、僕はこの作品がすごく面白いと思っているんですよ。アニメが出来てお客さんがこの世界観に触れて、舞台にも足を運んでくれる人がたくさん増える気がするんです」と言っていたんですよ。それがすごく印象的で。真ん中に立つ子がそれを言ってくれるのであれば、原作の世界観を真摯に誠実にやっていれば間違いないと思ったことを覚えています。――第1弾はモリアーティ陣営でのストーリー展開が多かったですが、今回はシャーロックと対峙するシーンも多くなりますね。荒牧前作はそんなに絡みがなかったですが、ウィリアムってけっこうシャーロックに対して興味を抱いているだけじゃなくて、“好き”なんですよね。やっと自分と同じレベルの思考能力を持っている人と高次元での会話ができる。そういう意味でもライバルで、影と光という意味でもライバルだと思うんですけど、そういうウィリアムの根っからの楽しさを前面に出せる。僕もきたむー(北村さん)と知り合ってから長いですし、そういう意味で役者・荒牧慶彦、北村諒の演技の掛け合いを楽しめる。そういったところを今回、キャラの関係と重ねてできると思っておりますので、僕も楽しんでいこうかなと思っております。北村単純にシャーロックから出てくる感情や表情が増えそうだなと思います。今までは色々な事件や謎を解決していくことが目的でしたけど、目の前にウィリアムが現れて一緒に推理対決をできることによって、掴めなかったものが目の前で掴めるところにきている、みたいな環境の変化があります。そこに対しての嬉しさや高揚、ワクワクみたいなものが今回は特に出るんじゃないかなと思っています。単純に稽古をやっていて楽しいです。――西田さんは今回ふたりのシーンが増えることで演出されていて面白いと思っている点を教えてください。西田あえて舞台版でやるとなったときに、第1弾では第一幕でウィリアムの過去やバックボーンを描いて、第二幕はアイリーン・アドラーを通してシャーロック・ホームズという人間を描いて、次のステージでふたりを会わせよう、という構想のもと始まっているんです。だから、満を持して今回列車の推理対決の話なんですけど、これから大きなうねりになっていくふたりの静かなる前哨戦というか。それはふたり自身にもすごく感じていて、僕が「この役はこういう気持ちだから」と言うことはひとつもないくらい、ふたりもちゃんと研究しているので、すごいふたりだな、と思います(笑)。荒牧・北村(笑)。――では稽古も、とてもスムーズに?西田いや、けっこう大変ですけどね。でも、第1弾以上のスケールになっています。荒牧それは間違いないですね。「このふたりのこの先を見てみたい」と思ってもらえるように――第1弾では、アンサンブルのダンスなどで魅せながら、非常にスムーズで美しいショーのような場面転換が印象的でした。今回はどんな演出を考えていらっしゃいますか?西田また新しい場面の変わり方になっているので、これはもう見てのお楽しみですけど、画期的なことをやっています!――前回とはまた全然違った雰囲気になると?荒牧違いますね。――おふたりは西田さんならではだと感じる演出部分はどんなどころでしょうか?荒牧階段ですね(笑)。階段が今回もひとりでに動きます。北村動く階段に乗っては回って、それがまた違う仕掛けになっていたりとか、その魅せ方は西田さんならではだと思いますね。荒牧あと、画作りが美しいなと感じます。台本を読んだときに、「これをどうやるんだろう?難しそうだな」という部分も、稽古場で大輔さんに演出を付けてもらうと「こういう表現の仕方があったんだ!」と驚きと発見が多々あるので、大輔さん素敵だなと思います。西田ありがとうございます!ほぼ全部稽古場から生まれているんだけど、やっぱりシャーロックは動くし走るから、比較的こういうことをやろう、とイメージしやすいです。ウィリアム陣営は基本は動かないところでどう感情のうねりで魅せていくかになるので、普通に終わってしまうところを終わらせない、みたいなところはすごく考えます。――では、今作の見どころを交え、楽しみにされている方にメッセージをお願いします。西田メディアミックス展開されている中で舞台は今回2回目だから、荒牧ウィリアムと北村シャーロックが僕の中で固まっていて、観客の中でも確実にそう思う人が多くなっていくと思うし、「このふたりのこの先を見てみたい」となる、何かを残せるように頑張りたいと思います。前回よりも大きなスケールになるように、このふたりを中心に他の俳優たちもすごく魅力的なので、このメンバーでしかできない、パワーアップした第2弾を楽しんでいただければと思います。北村ふたりの出会いもそうですし、その他の事件もとても派手さがあったり、目まぐるしく動いていく人たちがいて、本当に舞台上をみんなが走り回るので、それは迫力がすごいと思います。今回、新しいキャストの方も入ったりとパワーアップしているし、また一層『憂国のモリアーティ』の世界が広がったことを感じてもらえると思うので、西田さんが言ったように、この先を見てみたいと思えるような作品になると思いますので楽しみにしていてください。荒牧まず、大前提として謳っているウィリアムとシャーロック・ホームズ宿命の対決。出会いから見どころです。ミュージカル版ともアニメ版とも違う、舞台『憂国のモリアーティ』の魅力がふんだんに詰まっています。観に来ていただいたら、「ストレートプレイで表現するというのはこういうことなんだ!」と大好きだと思ってもらえるような世界観に仕上がっていますので、ぜひ楽しみにしていてください。――楽しみにしています、ありがとうございました!取材・文:能一ナオ撮影:曽我美芽舞台『憂国のモリアーティ case2』2021年7月23日(金・祝)~2021年8月1日(日)会場:新国立劇場 中劇場※7月23日(金・祝)に定点映像、7月31日(土)、8月1日(日)にスイッチング映像のライブ配信あり。詳細は公式サイトへ
2021年07月22日どんな難役でもこなす演技力の高さが評価され、出演作のオファーが途絶えない白石聖さん。前へ前へと全力疾走中の今だからこそ抱える、悩みや迷いとは。22歳、過渡期の今に迫ります。私って趣味も少なくてつまらない人間だなって(笑)。――正統派ヒロインからトリッキーな役まで、幅広く演じられてますよね。幅といったら幅なのかもしれないですけど、それは悩みでもあるんです。幅広いとおっしゃっていただけているぶん、印象に残りづらいんじゃないかなという不安もあるので、もっと自己プロデュースができるようになりたいなって。――そんな中で、自分の得意分野や強みは見えてきましたか?それはまだ模索中です(笑)。よくこういう取材で自分の強みを聞いていただく機会も多いんですけど、本当にわからなくて。自分でもまだあまり掴みきれていないというのが正直なところです。――これだけ出演作が続いていると、モチベーションを保つのも大変じゃないですか?モチベーションのキープの仕方にも結構悩んでいて、とある番組で“モチベーションの維持の仕方がわからない”っていう悩みを相談させてもらったこともあるくらい(笑)。もともと私、目標設定をするのがすごい苦手なんです。というのも、昔はずっと声優になりたいって思っていたけど、女優というお仕事に行き着いて、今すごく楽しくやれているので、10年後どうなっているかなんてわからないなって。今で精一杯すぎて、先の目標が立てられないんです。――でもこういう取材だと、必ず目標を聞かれますよね?(笑)そうなんですよね。だから、そのたびに困ってます(笑)。目標も立てられないし、趣味と言える趣味も少ないので、こういう取材を受けるたびに答えられることがなくて、本当に私ってつまらない人間だなって思っちゃいます。――いえいえ。さきほどからお話を聞いていると、白石さんは“仕事人”という印象を受けます。そうなんですかね…?でも目標とかモチベーションを持たない中でも、その時その時、最善を尽くしているつもりではあるので、こんな感じで不安定でもいいのかなって。これからもいただいたお仕事は、100以上の力で返していきたいなとは思っています。――白石さんといえば、文化放送『白石聖のわたくしごとですが…』でラジオパーソナリティにも挑戦されてますよね。ラジオ、すごく楽しいです!――俳優さんの場合、役を通さず、素の自分として話すほうが緊張するとおっしゃる方も多いですが…。バラエティ番組とかはやっぱり緊張しますけど、ラジオは私一人なので着飾る必要もないですし、すごくリラックスした状態でいられるというか…。本当に好きなことを喋っているから楽しいのかもしれないです。もちろん女優として役を演じて、そのイメージで私を見ていただくことも大切なことだとは思うんですけど、やっぱりイメージを固定されすぎてしまうと息苦しくなってしまうので、ちゃんと自分は自分として大切にしておきたくて。そういう意味でラジオは発散できる場所なんです。――ラジオのお仕事は、ご自身の希望だったんですか?声優志望だったので、声に関する仕事がしたいとは言ってました。――なるほど…!でも白石さんの声は本当に聞きやすいですよね。いえいえ。本当に昔は声がコンプレックスだったんですよ。アニメをよく見ていた時は女性声優さんの声に聞き慣れていたので、なんで私の声はこんなに低いんだろうとか、もっと可愛い声がよかったなとか。今はこれが私の良さでもあるのかなと思って受け入れられるようになってきたんですけど。――趣味もないとおっしゃっていましたけど、お休みの日は何をされてるんですか?整体とか、マッサージに行っています。リフレッシュする時間が好きなんですよね。コロナが流行する前は、自分でいいところを調べて、名古屋までマッサージを受けに行ったりもしてました。――それは趣味と言ってもいいレベルかもしれないですね(笑)。そうなんですよ!でもなかなか、整体が趣味っていう人もいないですよね(笑)。本当に休みの日は癒されたいという気持ちです。――じゃあお休みの日は、一人で過ごすことのほうが多いですか?今はご時世的にそうですけど、友達と遊ぶことも多いです。とくに地元の友達と過ごす時間は、とても大切。何をするわけでもなく、会って話せればそれで十分です。――仕事の相談とかもお友達にされるんですか?しますね。たぶん私、人と話すことが息抜きになっていて。ラジオも喋れるから、息抜きになっているんだろうなと思います。こういう取材を受けている時間も、“本当に私ってこう思ってるんだっけ?”と、自分と向き合ういい時間になっていますし。全然はっきりとしたこと答えられなくて申し訳ない限りなんですけど(笑)。――とんでもないです!最後に、目標というほど大袈裟なものではなくても、いま何か、やってみたいことはありますか?この間、初めてラジオで生放送をやらせてもらったんですけど、それがすごい楽しかったんですよね。音楽が流れて、スタッフさんがキューを出して話し始めるっていう一体感みたいなものが、ラジオっぽ~いと思って(笑)。生でしか感じられないものも多かったので、またいつか機会があればやりたいなと思っています。しらいし・せい1998年8月10日生まれ、神奈川県出身。2016年に俳優デビュー。ドラマ『I”s』では約700名の中からヒロインに大抜擢。’19年には美少女タレントの登竜門といわれる『ゼクシィ』の12代目CMガールに選ばれ、一躍注目を集める。主演ドラマ『ガールガンレディ』はMBS・TBS系列で深夜に放送中。映画『胸が鳴るのは君のせい』累計発行部数250万部突破の大人気コミック『胸が鳴るのは君のせい』を実写化。転校生の有馬隼人(浮所飛貴)と親友のように仲良くなった篠原つかさ(白石聖)は、友達にはやしたてられ、思い切って告白。が、きっぱりフラれてしまう。それでも諦めきれず奮闘するつかさに、有馬も徐々に心を動かされていく…。現在公開中。キャミワンピ¥25,300上に羽織ったトップス¥26,400(共にtiit tokyo)バングル、ピアス 参考商品(共にPOCHER)サンダル¥7,590(RANDA TEL:06・6451・1248)インナーハイネックはスタイリスト私物※『anan』2021年6月16日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・北川沙耶香ヘア&メイク・鷲塚明寿美インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2021年06月12日アニメ「TIGER & BUNNY」の西田征史が総監督、「MAPPA」が制作するオリジナル水球アニメ「RE-MAIN(リメイン)」。7月3日(土)からの放送に先駆け、オープニング&エンディングアーティスト・主題歌、および追加キャラクター・キャストが決定。オープニング主題歌は「ENHYPEN」初の日本オリジナル曲となった。西田氏が原作・総監督・シリーズ構成・全話脚本・音響監督を務め、「呪術廻戦」を手掛けたアニメーション制作会社「MAPPA」とタッグを組み、誰も見たことのない本格水球TVアニメに挑む本作。中学3年の冬、ある出来事を境に水球をやめた主人公・清水みなと(cv:上村祐翔)。彼は高校に入学し、ひとつの約束をキッカケにそこで出会った仲間たちと水球を始めることになる。だが、弱小水球部には様々な困難が待ち受けていて…。「ENHYPEN」は“K-POP第4世代のアイコン”と呼ばれ、2020年11月に韓国デビュー。先日、韓国2nd Mini Album「BORDER : CARNIVAL」が米Billboardのメインアルバムチャート“Billboard 200”で18位にランクインするなど、世界中から注目されている。7月6日(火)に日本デビューが決定しており、「ENHYPEN」にとって初めてとなる日本オリジナル曲「Forget Me Not」がオープニング主題歌に決定した。「“前に進む!” “自分に打ち勝つ!”というキーワードの歌詞に疾走感のあるエレクトロギターサウンドによって仕上がった『Forget Me Not』。まるで僕たちの青春の1ページを表しているような、夏を彩る爽快な楽曲となっています。どうぞご期待ください!」と爽やかにコメント。また、エンディング主題歌は、2015年にゲーム「アイドルマスター SideM」に大抜擢され声優デビュー、その後も数多くの作品に出演し、アーティストとしても活躍する仲村宗悟の「壊れた世界の秒針は」。「生きていくということは沢山の選択をするということですから、これまでに『ああしておけばよかった』と思うことがあったと思います。でもそれもきっと間違いじゃなくて、それはもっともっと先でしかわからないことだったりして。そんなことを考えながら曲を書きました!」とコメントを寄せている。なお、今回追加キャラクターとして、曙學館中等科・高等科水球部の監督・備前昭充(cv:緑川光)、六花学園高校水球部の部員・富山健(cv:花江夏樹)、六花学園高校水球部のキャプテン・福井晃久(cv:高杉真宙)、六花学園高校水球部の副キャプテン・石川則道(cv:松岡禎丞)が発表された。「RE-MAIN」は7月3日より毎週(土)深夜1時30分~テレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年06月04日「夜寝る前に必ず1回は、明日死んでいたらどうしようかな、と考えます。そんな人生、何か幸せだなと思います」5月22日、西田敏行(73)が映画『いのちの停車場』舞台挨拶で杖を片手にそう死生観を告白すると、会場から拍手が湧き起こった。ドラマ『俺の家の話』(TBS系)も好評だった西田。下半身が不自由な能の宗家役を車いすに乗って体当たりで演じたが……。「’16年に頸椎をケガして以来、足とヒザの痛みで歩行が困難になり、医師から長時間の歩行を禁じられたそうです。ふだんから杖をつくようになりました。奥さんが日常的にサポートして、娘さんたちやプロの方にもお手伝いいただいているようです」(テレビ局関係者)もともと糖尿病の持病を抱えていた西田。心筋梗塞で倒れたのは55歳のときだった。「彼の暴飲暴食や過労を気にしていた奥さんが節制するよう言っていた矢先に自宅で倒れたんです。処置が早く、幸いにも約1カ月で退院できましたが、病室で初めて“死”を意識した西田さんは、もしものために、家族に向けて簡易な“遺書”を書いたと聞いています」(劇団関係者)一時期、生死をさまよったことで仕事への姿勢が変わったという。「“いつ死んでも悔いがないよう、1本でも多く作品に出たい”と事務所にスケジュールに空きがないほど入れてくれとお願いするようになったそうです」(映画関係者)西田にとって、『いのちの停車場』で29年ぶりに共演した吉永小百合(76)は“命の恩人”だそう。「ヘビースモーカーだった西田さんですが、大ファンの吉永さんから『西やん、役者を長く続けてほしいからたばこをやめて』と言われて禁煙するようになったんです。奥さんは苦笑していたそうです」(前出・映画関係者)以来、できる限り体調管理に気をつけるようになったという。’16年に発売した自伝『役者人生、泣き笑い』(河出書房新社)で《幸か不幸か、役者には定年がないので、生きている限り役者稼業を続けていくつもりです》と宣言している西田。「そんな西田さんが近年、役者人生の集大成として考えているのが、田中角栄さんを演じることなんです。清濁併せ持った絶大な政治力と自信に人として興味を覚えたそうです」(前出・テレビ局関係者)西田は雑誌のインタビューでもこう語っている。《血液型も同じB型で根底に人間が好きという思いがあるのを感じるんですよ。日中の国交が回復した際の周恩来とのやりとりだけを抽出して2時間ぐらいのドラマにしても面白いななんて思っています》(『毎日が発見』’17年9月号)役者業だけでなく、日本俳優連合理事長でもある西田。コロナ禍で苦しむ後輩役者たちの未来を憂い、最強宰相の政治力に強い憧れを抱いているのかもしれない――。
2021年06月03日日々の暮らしに寄り添ったコンテンツを発信する「北欧、暮らしの道具店」から生まれた、西田尚美主演の短編ドラマを長編映画化した『青葉家のテーブル』。この度、キャストたちの瑞々しさ溢れる場面写真が到着。さらに、本作とコラボしたオリジナルアニメ「リヴィングライフ」もYouTubeで公開された。この度到着したのは、西田さん演じる春子をはじめ、青葉家と周囲の人々のくるくると変わる表情と「北欧、暮らしの道具店」ならではのこだわりが詰まったインテリアとカラフルな配色が印象的な場面写真。旧友同士お酒を酌み交わす春子と知世(市川実和子)や、洗い物をしながら密談(?)するリク(寄川歌太)とソラオ(忍成修吾)、夕暮れの空の下で懸命に耳を澄ますリクたちバンドメンバーなど、他愛もない、けれど愛おしい日常とひと夏の冒険が切り取られている。なかには、今回が映画初出演となる、お笑いコンビ「蛙亭」の中野周平演じる紺介が悔しさを滲ませながら拳を握る貴重なカットも初公開された。さらに、「北欧、暮らしの道具店」YouTubeチャンネルにて、『青葉家のテーブル』と「北欧、暮らしの道具店」のもう一つのWEBドラマ「ひとりごとエプロン」がコラボレーションしたオリジナルアニメ「リヴィングライフ」を公開。「グランドファンク」が手掛けるアニメオリジナルの曲に合わせ、月明かりや照明の暖かな光の中で過ごすとある平日の夜を描き、主人公・春子と同居人のめいこもアニメとなって登場している。『青葉家のテーブル』は6月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:青葉家のテーブル 2021年6月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Kurashicom inc.
2021年05月14日映画監督の内田英治、女優の真飛聖が24日、都内で行われたトークイベント「内田英治監督×真飛聖 特別授業『LABO』」に出席した。芸能事務所のワタナベエンターテインメントと直結でスクール運営を行うワタナベエデュケーショングループでは、ワタナベエンターテインメント所属のアーティストが講師となり、スクール在校生に向けて様々なテーマで授業を行う新たな長期プロジェクトを実施。この日は第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞に輝いた『ミッドナイトスワン』の内田英治監督、本作に出演した真飛聖が登壇してスクール在校生の前でトークを行った。現在公開中の『ミッドナイトスワン』の話題となり、内田監督は「僕は予算に限りがある中で、自分の好きなことができるインディーズの世界でやっています。『ミッドナイトスワン』もそういう作品で、草なぎ剛さんが賛同してくれて公開され、あんなに素敵な賞(日本アカデミー賞)もいただきました。好きなことをやってきた結果としての映画なので、好きなことをやった方が良いんだなと正直に思います。僕も色んな作品をやってきましたが、ベースとして『ミッドナイトスワン』みたいな映画が撮りたかったし撮れたということですね」と振り返った。内田監督の作品に出演したかったという真飛は本作で念願が叶い、「草なぎさんがやると知った上で脚本を読んだんですが、草なぎさんのお芝居が大好きなんです。これを剛さんがやると想像しただけで泣けてきました。現場では色っぽくて、剛さんに皆が引っ張られていました」と主演の草なぎを絶賛。自身が演じたキャラクターについては「バレエの先生というのもあってプレッシャーがありました。バレエの先生に見えるかな? ということに囚われ過ぎて作られたモノになってしまったので、それを監督が日々コミュニケーションを取ってくれたお陰でほぐれてきました。本当に感謝しています」と感謝すると、内田監督は「実花先生(真飛が演じたキャラクター)と一番喋ったと思いますが、作り込むんじゃなくて撮影の現場で生むためのアイデアを2人でずっと話し合いました」と真飛とのコミュニケーションで良いキャラクターを生み出せたという。その2人は現在U-NEXTで配信中のドラマ『列島制覇 非道のうさぎ』でも一緒に仕事をしている。内田監督は「『ミッドナイトスワン』で初めてお目に掛かった時の真飛さんの最初のお芝居があまり好きじゃなかったんです。でも色々と話し合って一緒に作っていったら現場でどんどん変わっていって、『列島制覇』でご一緒した時に昔の芝居の質感と違ってビックリしました。本当にいい役者さんだと思いましたね」と評価。真飛は「ワンシーンを撮ってから監督が『芝居変わったね』と言うんです。どっちに? と思ってすごく怖かったですね(笑)」としつつ、「すごくうれしかったですね。それが自分の糧になっています。そんな風に言ってもらえるのは初めてだったので、そこから自分の中で楽に呼吸しながらいられるようになりました。本当に楽しい感じですね」と内田監督との出会いに感謝しきりだった。
2021年04月26日吉永小百合主演のヒューマン医療ドラマ『いのちの停車場』の応援歌を、本作に出演する西田敏行が歌唱することが決定。特別映像も到着した。今回発表された応援歌「いのちの停車場」は、ギタリストの村治佳織が作曲した映画エンディングテーマに、小椋佳が作詞を担当した楽曲。映画のエンディングとして流れる楽曲は、いのちのあり方を観客に問いかけるこの作品の余韻を味わえるよう「歌詞のない女声のヴォーカリーズ」として作曲。だが、製作総指揮・岡田裕介が完成した楽曲を聞いた際、その旋律の美しさに感動。この楽曲に歌詞をつけ、映画のテーマでもある「掛け替えのないひとつひとつの命を鼓舞する」応援歌として届けられないかと考え、本応援歌が誕生した。楽曲を歌唱したのは、本作で「まほろば診療所」院長として吉永さん演じる医師・咲和子に寄り添い、共に最後のいのちの輝きへの向き合い方を導く仙川を演じた西田さん。「小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました。最初に受けた感動をそのまま持ち、レコーディングに挑みましたが、歌い終わるとみなさん感動した面持ちで入ってこられて、素敵です!とおっしゃっていただいたので、自信を持ちました。皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います」と自信を覗かせる。さらに今回、西田さんの歌声とレコーディング姿、本編の印象的なシーンが散りばめられた特別映像も公開された。また、本作の主演を務めた吉永さんは「優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です」と楽曲にコメントを寄せている。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月22日俳優の西田敏行が、吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の応援歌を歌うことが、22日に明らかになった。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。応援歌「いのちの停車場」はギタリスト・村治佳織が作曲した映画のエンディングテーマに、小椋佳が作詞を担当した楽曲。本作の製作総指揮である故・東映グループ 岡田裕介会長が、「人生」というテーマを表現したエンディングテーマの作曲を村治に直接オファーし、作品の余韻を味わえるよう「歌詞のない女声のヴォーカリーズ」として作曲された。しかし完成した楽曲を聞いた岡田会長がその旋律の美しさに感動し、この楽曲に歌詞をつけ、映画のテーマでもある「掛け替えのないひとつひとつの命を鼓舞する」応援歌として届けられないかと発案、旧知の友の小椋佳に作詞をオファー。歌い手としては、西田に歌唱を依頼した。西田は劇中でもまほろば診療所の院長として、吉永小百合演じる医師・咲和子に寄り添い、ともに最後のいのちの輝きへの向き合い方を導く仙川を演じている。レコーディングは3月末に実施され、作曲を担当した村治も立ち会った。その歌声を聞き感動した村治は、「今ここでセッションをしたい」と熱望するほどで、西田以外にこの楽曲に最初に新たな命を吹き込む人はいない、と太鼓判を押す。主演の吉永も「優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です」と絶賛した。○西田敏行 コメント岡田裕介会長が「小椋佳さんに詩をお願いして、村治さんに曲をつけてもらって、歌は西田に歌わせてくれよ」と生前におっしゃっていました。どこか裕介さんの遺言のような気持ちがしながらも、精一杯やらせていただきました。小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました。最初に受けた感動をそのまま持ち、レコーディングに挑みましたが、歌い終わるとみなさん感動した面持ちで入ってこられて、素敵です! とおっしゃっていただいたので、自信を持ちました。皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います。この映画のテーマ「いのち」「人生」の中にある、希望を感じていただけたらと思います。○村治佳織 コメント西田さんが歌唱してくださると聞いて、天国の岡田会長からの最高のプレゼントだと思いました。エンディングテーマでのAyakoさんの素晴らしい歌唱についで、言霊が加わったこの曲に新たな命を吹き込んでいただく最初の方として、西田さん以外には考えられません。レコーディングで初めてお会いした際に“役者の歌ですから”とおっしゃっていたのが印象的でした。演じることを極めておられる西田さんの、曲を表現する力に圧倒されました。音に乗せて、言葉ひとつひとつに命を吹き込むとはどういうことかを目の当たりにしました。○吉永小百合 コメント優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です。
2021年04月22日タレントの山口もえ(43)、俳優の前田旺志郎(20)が18日、都内で行われた「分子マスク」プレス発表会に出席した。前田は、兄弟漫才コンビ・まえだまえだの弟で、現在俳優として活動中。前田が6~7歳の頃に山口とバラエティ番組で共演したことがあったという。山口が「かれこれ20年くらい前?」と言うと、前田は「そんな前ではないですね」と笑い、山口が「お会いした時、こんなちっちゃくて!」と手で身長を表現すると、「そんなちっちゃかったですか!? 今の半分くらい」と笑った。そして山口は「お兄ちゃんとすごい上手な漫才をされていましたよね。素晴らしい俳優さんになっちゃって。ご活躍はテレビの上から見ていますよ。すごいですよね」と目を細め、前田は「ありがとうございます」と喜んだ。さらに山口は「漫才する小学生が出たって衝撃でした。でも、小学校で漫才でこの世界を知ってしまったら、大人になったらどうしようもない子になるのかなと心配していたんですけど」と当時心配していたことを明かし、「こんないい子に育って本当によかったです。すごくまっすぐで好青年に育ったのはよほど素敵な親御さんなんだろうな」としみじみ。自身の子供も前田のように育ってほしいと言い、「どうやったらこんないい子になるんだろう」と好青年ぶりに感心しきりだった。「分子マスク」は、100ナノメートルの微粒子を99.9%以上キャッチし、不織布の2倍呼吸がしやすいマスクとして昨年12月に話題となり、総支援額1億8413万970円と、マスクジャンルにおいて「クラウドファンディング史上最も売れたマスク」。山口も前田も「付け心地がいい」「スポーツのときにつけていても呼吸もしやすい」などと気に入っていた。
2021年03月18日島袋聖南さんがプロデュースを行なうスキンケアブランド『QOBE(クォーブ)』から、“純国産非分解100%プラセンタ原液”を原料とした美容液『クォーブPLセラム』が、2021年2月7日(日)より発売されています。濃度の濃い“非分解プラセンタ”を使用今回登場した美容液で注目すべきは、なんといっても濃度の濃い“非分解100%プラセンタ原液”が使用されていること。栄養が豊富に含まれた天然のプラセンタの成分がそのまま行き渡るように、独自の製造工程で粉砕処理をしたのが“非分解プラセンタ”です。多くのプラセンタ製法で行なわれている120℃の加熱殺菌と酵素によるたんぱく質分解を実施していないため、プラセンタの持つ機能ができる限り保たれています。この“非分解100%プラセンタ原液”を使用した『QOBE PLセラム』は、一般的なプラセンタに比べてたんぱく質濃度が2倍以上、整肌因子としても注目されているEGFは4倍と、その成分の濃さも魅力の1つです。島袋さん「等⾝⼤の肌を健やかに導くスキンケアを」『QOBE』をプロデュースする島袋さんは、毎日を楽しむために「若さ」よりも「健やかさ」に注目しています。年齢を重ね“アンチエイジング”に目を向けるよりも「⽇頃からなるべくトラブルを起こさない、平穏な肌を⼿に⼊れること」が大切と考え、「シワの1つや毛穴1つにこだわって自分を追い詰めるようなスキンケアをするよりも、無理をしない美容法で、等⾝⼤の肌を健やかに導くスキンケアをしたい」とコメントしています。『クォーブPLセラム』¥8,800(税抜)使い方はとても簡単。洗顔後すぐに目元や顔になじませた後、2~3プッシュを顔全体~首筋にハンドプッシュします。しっかりとセラムを入れ込み、すべらず手に抵抗を感じるほどになってから、化粧水を使うのがおすすめだとか。セラムを入れ込む際も、こすらず手の圧でじんわりと浸透させていくイメージで行なってみてくださいね。【商品情報】『QOBE クォーブPLセラム』価格:¥8,800(税抜・送料¥500)内容量:35mlアンチエイジング以外の美容法も注目されている昨今、一度、『QOBE』のシンプルなスキンケアを試してみてはいかがでしょうか?【参考】島袋聖南、スキンケアブランド【QOBE】より、「純国産非分解100%プラセンタ原液」を原料とした美容液を2月7日より発売! -PR TIMES©︎Amaris株式会社文/Ayumi
2021年02月14日1981年に公開されたハリソン・フォード主演の映画『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』が、日本公開40周年を記念し、『レイダース 失われたアーク《聖櫃》4DX』として、3月5日(金)より全国4DXシアターで期間限定公開されることが決定。4DX版ポスタービジュアルと新・オリジナル予告編も公開となった。本作は『インディ・ジョーンズ』シリーズの第1作目で、ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグが初タッグを組んだ冒険活劇。第2次世界大戦前夜の1936年を舞台に、旧約聖書に記されている十戒が刻まれた石板が納められ、神秘の力を宿しているという契約の箱「聖櫃」を巡り、ナチスドイツとアメリカの考古学者インディ・ジョーンズ(フォード)が争奪戦を繰り広げる。銃撃戦を繰り広げ、走る車にしがみつくアクションシーンや、巨大な岩玉が転がってくるシーンなど、4DXと相性抜群の本作。名曲の数々とともに蘇るインディの興奮と感動に満ちた冒険の旅をお見逃しなく。『レイダース 失われたアーク《聖櫃》4DX』予告編『レイダース 失われたアーク《聖櫃》4DX』3月5日(金)より公開
2021年01月26日三浦貴大と知英が共演する、昨年急逝された名匠・佐々部清監督の渾身のラストストーリー『大綱引の恋』が5月7日(金)に全国公開決定。場面写真と予告映像が一挙に解禁された。本作は、『陽はまた昇る』や『半落ち』『夕凪の街 桜の国』『ツレがうつになりまして。』『八重子のハミング』など数多くの名作を産み出し、昨年3月31日に62歳で亡くなった佐々部監督の遺作。主人公・有馬武志(三浦貴大)を通し、家族を軸にした物語の中で愛を守ろうとする様を爽快にドラマチックに描き切っている。10月31日より舞台となる鹿児島にて先行公開された。この度解禁された場面写真や30秒及び60秒バージョンの予告映像には、鹿児島で400年以上にもおよぶ歴史と伝統を守り続けている川内大綱引のシーンが切り取られている。実際の祭りのシーンが起用され、迫力ある映像で物語を盛り上げている。また、武志が知英さん演じる韓国から来た研修医ジヒョンと抱き合う姿のほか、本作プロデューサーで武志の父親役の西田聖志郎や母・文子役の石野真子、妹・敦子役の比嘉愛未、敦子の交際相手役の中村優一らの姿も。佐々部監督が遺した、大切な人への愛の物語を予感させている。『大綱引の恋』は5月7日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大綱引の恋 2021年全国公開予定(C)2020映画「大綱引の恋」フィルムパートナーズ
2021年01月18日ECサイト「北欧、暮らしの道具店」初の映画、西田尚美主演『青葉家のテーブル』より、特報映像3種が到着した。劇場公開に先駆けて到着した特報映像は、心とお腹に響く3種類。まずは、西田さん演じるシングルマザーの春子たちが作る、美味しそうな料理が映し出されていく「料理編」。オシャレな小物、花瓶や調理道具など、青葉家が暮らす素敵な部屋が垣間見える「インテリア編」。そして、春子や市川実和子演じる友人・知世らが登場する、生きることのほろ苦さと温かさがにじみ出る「本編映像編」だ。短いながらも、本作の世界観あふれる映像となっている。さらに、西田さん、市川さんら出演者6名からコメントも到着。西田さんは「青葉家の暮らしをちょっと覗いているようなお話たちは、とても身近でほっとするところや、グッとくるところがあり、私が演じる青葉春子みたいに生きたいなぁと思ってしまう大好きな作品です。その青葉家のテーブルが、映画になるなんて」と思いを明かし、市川さんは「春子と知世の20年の時間の流れ。歳を重ねるってあらためておもしろいなぁと、若気の至りも、その暑苦しさも、ダサさも痛さもひっくるめ、ついでに私自身の20年もひっくるめて、この映画の完成を心待ちにしているところです」と期待を寄せている。<キャストコメント全文>■西田尚美『青葉家のテーブル』が映画になりました。2年前くらいでしょうか、「こういう感じ、好きですか?興味ありませんか?」と最初はwebの短編ドラマのようなお誘いだったと思います。「はい、好きです。興味あります。」とお答えしてから、『青葉家のテーブル』は、なんと4話まで続きました。青葉家の暮らしをちょっと覗いているようなお話たちは、とても身近でほっとするところや、グッとくるところがあり、私が演じる青葉春子みたいに生きたいなぁと思ってしまう大好きな作品です。その青葉家のテーブルが、映画になるなんて。皆さんの特別なものになれたらとても嬉しいです。■市川実和子撮影現場には、さっぱりとした、心地のよい空気が流れていました。とっても穏やかで、そして映画を作り出すエネルギーみたいなものがふつふつとしていて。丁寧に作り上げられるシーンの中に立っていて、「あ、YouTubeで観た青葉家の世界にいるんだ」と嬉しく、なんだか不思議な気持ちでいました。春子と知世の20年の時間の流れ。歳を重ねるってあらためておもしろいなぁと、若気の至りも、その暑苦しさも、ダサさも痛さもひっくるめ、ついでに私自身の20年もひっくるめて、この映画の完成を心待ちにしているところです。■栗林藍希ドラマ『青葉家のテーブル』をはじめて観た時、私は青葉家のファンになりました。そんな青葉家の世界の一員になる事ができた撮影期間は、とにかく楽しくて、おいしくて、毎日が幸せでした。私が演じた優子は、行動力のある可愛らしい女の子です。どんな事があってもちゃんと前を向いて進んでゆく姿に、心にずっしりと残るような勇気を貰いました。可愛らしい姿と勇敢な姿を応援しながら楽しんでもらえたら嬉しいです。おいしくてキラキラしている料理と空間に寄り添う素敵な美術品。スクリーンのすみからすみまで楽しめる作品になっていると思うので、ぜひご覧ください。■寄川歌太リクと僕は少し違って少し同じ。リクを演じながらリクを応援し、リクは演じる僕を応援してくれている…そんな感じでやってきました。映画の撮影に入る時、「青葉家、ただいま」と...青葉家の撮影は里帰りした感覚になります。セリフの一つ一つが心に染み込んで温かい気持ちになる作品です。映画版「青葉家のテーブル」は市川さん、栗林さんが新しい風を吹き込んでくださっています。青葉家のテーブルと出会って約3年。スタッフのみなさん、青葉家のテーブルのファンのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。春の公開、楽しみにしていてください。■忍成修吾映画『青葉家のテーブル』公開決定、おめでとうございます!ECサイトの動画から始まりましたこの企画、配信中も結構反響を頂いて、自らも気に入っている役柄であったので、映画化の話を聞いた時はとても嬉しかったです。短編から長編になり、登場人物も増え、新たな魅力も加わりつつ「青葉家」のほのぼのも残されてます。自分が演じる「ソラオ」も相変わらずです。久しぶりに会った歌太くん(リク)は大きくなっていて、なんだか親戚の子に会った様な気持ちでした(笑)今回も劇中の小物や料理は本当にオシャレで、そこもお楽しみ頂けると思います。また続編が出来たら良いな~。■久保陽香映画『青葉家のテーブル』の台本を読んだ時、あれ?私に向けてのメッセージなのかな?って思ってしまうくらい、心に響いた言葉がありました。いつも『青葉家のテーブル』は、その時の自分に優しく寄り添ってくれてるような気がして、ふとした言葉に救われたりして胸があったかくなります。撮影中も青葉家らしいな~と思う時間の流れ方があって、それがほんとに心地よくてこの時間が終わってほしくないと何度も願いました。一瞬一瞬が愛しくて、青葉家で過ごす時間がとっても大好きです。映画版『青葉家のテーブル』もみなさんの心にふわっとあたたかい風が流れてくるような作品になってると思います。なったら嬉しいな。『青葉家のテーブル』は2021年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:青葉家のテーブル 2021年春公開予定© 2021 Kurashicom inc.
2021年01月06日山田洋次監督最新作『キネマの神様』の新たな出演者、リリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎の3名が発表された。揃って山田監督作品初出演となる。リリーさんが演じるのは、1950~60年代の日本映画黄金期に活躍した、助監督のゴウ(菅田将暉)が師匠とする映画監督・出水宏。多くは語らないが、映画撮影において確固たるこだわりを持ち、ゴウに監督としての在り方を背中で教える。先日最終回を迎えた「極主夫道」への出演も話題となった志尊さんは、テラシン(小林稔侍)が経営する映画館「テアトル銀幕」でアルバイトをするイマドキの青年・水川を演じる。「テアトル銀幕」を通して、現代のテラシンや淑子(宮本信子)、そしてゴウ(沢田研二)と会話を重ねる中で関係性を築いていく役どころだ。また、落ちぶれたゴウが持っていた才能を再び見出す、孫・勇太役で、先日放送終了した「猫」で連続ドラマ初主演を務めた前田さんが出演。現代のゴウにとってのキーパーソンと言える勇太。内気で部屋にこもりがちの繊細な彼だが、ゴウとはほかの誰よりも信頼関係を築いていく。過去のゴウ、現代のゴウ、とそれぞれ人生を共にする3人。リリーさんは「山田洋次監督、沢田研二さん、志村けんさん。僕の憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です」と参加を喜ぶ。志尊さんは「自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした。スタジオに入った瞬間から感じる、緊張感、繊細さ、熱量。全てにおいて貴重な時間でした」と撮影をふり返り、前田さんも「正直、山田監督は厳しかったです。しかし、それは僕にだけではなく自分自身に対してもで、映画を作る事への一切妥協しないあの姿勢は映画への愛に溢れており、心の底からリスペクトしています。改めてこんな素敵な作品に出演できた事が嬉しいですし、多くの人に観ていただきたいと思います」とコメントしている。『キネマの神様』は2021年4月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年4月16日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2020年12月22日重松清の小説「きよしこ」のドラマ化が決定。安田顕、西田尚美、吹越満、菊池風磨、貫地谷しほり、眞島秀和らの出演も明らかになった。重松さんの名作「きよしこ」を、NHK土曜ドラマ枠で初めてドラマ化する今回。安田さん演じる小説家の白石清は、吃音の息子を持つ母親から「吃音なんかに負けるなと息子を励ましてもらえないか」という手紙をもらい、幼い頃に思いをはせ、担当編集者・野村(菊池さん)に「個人的な話を書かせてほしい」と告げる。少年時代から吃音を抱えていた白石。特にカ行とタ行が苦手で、自分の名前さえつっかえてしまうため、父(眞島さん)の仕事の都合で何度も転校し、自己紹介の度にクラスメイトから笑われる経験があった。小学1年、初めての転校でそのつらさを感じたきよし。友だちにも家族にも思っていることを言葉にして伝えられないきよしは、なんでも話せる友だちが欲しかった。聖歌の「きよし この夜」を「きよしこの夜」と勘違いして想像した“きよしこ”が理想の友だち。いつか子ども部屋の窓をたたいて現れてくれないか、“きよしこ”とならスラスラしゃべれるのに…。表題の「きよしこ」のほか、千原せいじ演じる孤独なおっちゃんとの交流を描く「どんぐりのココロ」。好意を寄せてくれる地元の女子大生(福地桃子)とも、家族とも離れた東京への進学を選ぶ決意と旅立ちを描いた「東京」の3編を中心に、大人になった白石が吃音を抱えながらも妻・早織(西田さん)との温かい生活の中、一冊の本を書き上げるまでを描いていく。土曜ドラマ「きよしこ」は2021年3月20日(土)21時~NHK総合にて放送(単発)。(cinemacafe.net)
2020年12月07日放送作家の高須光聖氏が、“カジサック”ことキングコング・梶原雄太の公式YouTubeチャンネルで、3日に公開された動画にゲスト出演。自身が構成を務めたTBS系バラエティ番組『恋するハニカミ!』について語った。芸能人の男女がデートをする模様を観察するという内容だった『恋するハニカミ!』。「【超神回】放送作家 高須さんが語るダウンタウンさんの凄さとは…」と題して公開された動画で、高須氏は、「あれ(『恋するハニカミ!』)を考えて、デートさせたいなと思うけど、デートって嘘じゃない? でもリアリティが欲しかったの。何が1番リアリティがあるかなと、ずーっとこの企画何かが足りひんなと考えていたときに『手握ろ』と思ったのよ」と明かした。続けて、高須氏は「1番最初に儀式として『手を握りますか?』って、どんな俳優でもどんな女優でも、手を握る瞬間は素になるのよ。すごい顔するのよ。ちょっと照れが出る。どれだけ気を張って自分を変えてても、手を握った瞬間に『何とかしよう』という違うものが顔に出るのよね。態度にも動きにも」と熱弁。そして、「それが見えた瞬間に『これ企画に面白そう』って。その瞬間をみんなが面白がってくれて、入り込んでいるのを見ると『思いついて良かった』って」と振り返った。
2020年11月11日放送作家の高須光聖氏が、“カジサック”ことキングコング・梶原雄太の公式YouTubeチャンネルで、3日に公開された動画にゲスト出演。自身も携わるTBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』について語った。「【超神回】放送作家 高須さんが語るダウンタウンさんの凄さとは…」と題して公開された動画で、高須氏は「テレビに優秀な才能が集まっているかといったら、ちょっと疑問なところはあるあかもしれへん」とし、「こんなこと言うと、語弊あるねんけど、面白いことって、淀んだ場所じゃないとあかんような気がする」と持論を展開した。続けて高須氏は「テレビは昔は、胡散臭かったはずなのよ」とし、「テレビはもう淀みようがない」と話した。そのうえで、「でもその中で面白いことがないわけじゃないと思う。それこそ、『水曜日のダウンタウン』をやってる藤井(健太郎)とかは」と挙げ、「世の中の人がテレビのルールを結構知ってるから。『アメトーーク!』のように『芸人の性理ってこうなんだ』っていう上で成り立ったトークをしてる番組は、昔なかったわけじゃない。手の内を知らずに笑ってた。でも、その手の内をバラしたうえでもう1個面白くするみたいな。だから『ここまでいったらヤバいんじゃない?』っていうのを(世間が)心配してくれるのよね」と語った。そして、「『水曜日のダウンタウン』っていうのは、縁をずっと歩いてて、『ヤバいんちゃう? 落ちるんちゃう?』っていう落ちるラインの企画を吸い上げている。世の中の人も『ええんかそれ?』みたいな、ちょっとワクワクしながら。別に大きな笑いがあるわけじゃないけど、その視点とその目線を楽しむバラエティの作り方はたぶんあると思う」と話していた。
2020年11月10日新垣結衣と星野源が共演する「逃げるは恥だが役に立つ」の新春スペシャルドラマに新キャストとして西田尚美と青木崇高が出演することが分かった。またタイトルも「ガンバレ人類!新春スペシャル!!」に決定した。スペシャルドラマでは、原作の10&11巻を基に、契約結婚から生まれた恋を経て、みくり(新垣さん)と平匡(星野さん)がついに本当の結婚を決めた連続ドラマのその後が描かれる。また、みくりの伯母・百合ちゃん(石田ゆり子)と風見涼太(大谷亮平)のその後の関係も描いていく。「半沢直樹」の“鉄の女”ぶりが話題となった西田さんが今作で演じるのは、百合の高校時代の同級生・花村伊吹。病院で看護師長として働いており、互いにキャリアウーマンとなった2人は、卒業以来34年ぶりに再会することに。一方、大河ドラマ「西郷どん」、『るろうに剣心』シリーズなどに参加する青木さんは、平匡の新しい職場の上司・灰原慎之介役で出演。コミュニケーションスキルは高いが、体育会系のノリで下ネタも話す、平匡とは対照的な役どころ。また、みくりと平匡に訪れる人生の一大事に関わるキャラクターでもある。西田さんは「実際にゆり子さんとは20年前にドラマ で共演して以来の共演だったので、セリフがすごくリンクして、本当に友達と久しぶりに会えた感覚で現場に居させていただきました」と撮影に参加した感想を語り、「『いろんな人がいる。いていいんだよ』っていう、見てくださる方の気持ちが楽になるような、そういう風になれば良いかな」とコメントしている。出演決定時は「ひっかきまわしてやろう」と思ったという青木さんは、「このドラマは悪者が出てくるっていう訳ではないですし、それぞれ等身大で、皆さんの周りにも居そうなキャラクターの人たちが描かれています。その複合体が社会なんじゃないかなって思いますし、そこを丁寧に描かれていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と視聴者へメッセージを寄せた。「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」は2021年1月、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年11月03日大泉洋を主演に迎え、福田雄一監督が有名歴史エンターテインメントを映画化する『新解釈・三國志』に、西田敏行が歴史学者として参加。「三國志」を研究する歴史学者に扮する。「蜀」の武将・劉備を、数々のドラマ・映画に出演し、シリアスからコメディまでその演技力で圧倒的な存在感を残す大泉さんが演じ、誰も見たことのない歴史エンターテインメント作品を生み出す。そしてこの度、およそ1800年前の漢王朝後期から三國時代にいたるまでを研究する歴史学者・蘇我宗光役として西田さんの参加が決定。数々のドラマ・映画・舞台で活躍し、シリアスからコメディまで見事に役を演じ切る、まさに日本を代表する名優。大ヒットシリーズ「釣りバカ日誌」をはじめ、様々なコメディ作品においても人々に笑いと元気を与え続ける、まさに“レジェンド・オブ・コメディ”の名に相応しい西田さんが、『銀魂』『今日から俺は!!』などのコメディチーム・福田組に新解釈を講義する“語り部”となる。様々な「三國志」に関する文献が並ぶ部屋の中で、蘇我の講義に沿って“新しい三國志”が紐解かれていく本作。蘇我のユーモアあふれた語りにより、「三國志」を知らない人は“三國志とは何か”がわかりやすく、三國志を知っている人は“いままで知らなかった新しい三國志”を楽しむことができそう。ストーリーテラーである“新解釈”の語り部となる歴史学者役に、西田さんは「一人でのお芝居でしたので、もっとこの作品の俳優さんたちと一緒にお芝居したいなという気持ちが生まれました。また、福田監督は、キャパシティそして知識が広く、新しいことにチャレンジしていく意欲に溢れた方です。『三國志』はいままでにも色々な解釈がされてきましたが、今回は福田監督らしい個性溢れる新しい解釈が出来ているのではと思います」とアピールしている。『新解釈・三國志』は12月11日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新解釈・三國志 2020年12月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2020「新解釈・三國志」製作委員会
2020年10月03日長谷川京子、木村多江、貫地谷しほりが出演する秋の特別番組「3人のシングルマザー~すてきな人生逆転物語~」に片岡愛之助、前田旺志郎、醍醐虎汰朗の出演が決定。「半沢直樹」も記憶に新しい片岡さんは自身の余命を知りながら、最期の瞬間まで妻と子どもへの愛を貫く父親を熱演する。木村さん演じる水川早苗が主人公となる「東大とグリーンカレー」は、2人の息子を東京大学合格へと導いたシングルマザーの物語。早苗の最愛の夫、水川幸太(みずかわ・こうた)を愛之助さんが演じ、木村さんとは初共演。自身の余命を知りながら、残していく妻と子どものために準備をして気丈に振る舞う父親役だ。「半沢直樹」で自分の仕事への信念を貫く男性を演じた愛之助さんが、最期の瞬間まで家族への愛を貫く男性を演じる姿は、今作でも視聴者の心を揺さぶるだろう。そして幸太の死後から9年後、一念発起して東大を目指す長男・水川亮太(みずかわ・りょうた)を、幼少の頃より兄弟漫才コンビ「まえだまえだ」としてお茶の間の人気を集め、現在は俳優として幅広く活動、今年は舞台「NIPPON・CHA!CHA!CHA!」で初主演を務めた前田さんが演じる。そんな兄に影響を受けて東大を目指す次男・水川翔太(みずかわ・しょうた)役には、映画『天気の子』で主人公・森嶋帆高の声を演じて注目を浴び、連続ドラマ「恋はつづくよどこまでも」や映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』など話題作への出演が続く醍醐さんが起用された。愛之助さんは、「妻と、これからの成長が楽しみな二人の息子たちを置いて逝ってしまう父親というのはどんな心境だったろうと、考えても想像つかない境地でした。きっと悔しいだろうし、とても悲しいだろうと。それでも幸太は家族の未来を考えて最期まで生きたと思いますし、それを意識して演じました」と役作りについてコメント。木村さんとの初共演を「リビングでグリーンカレーを食べながら一家団欒というシーンが最初の撮影でしたが、初共演とは思えないくらい打ち解けてすぐに夫婦になることができた」と語り、「僕のアドリブにもお付き合いいただいたり、多江さんは現場を明るくしてくれるすてきな早苗でした」とふり返っている。「東大とグリーンカレー」あらすじ水川早苗は、最愛の夫・幸太を病気で亡くした後、女手ひとつで2人の息子を育てている。最期まで家族に尽くしてくれた幸太を思い、「子供がやりたいことは全部かなえたい」とコンビニエンスストアでパート勤務をしながら多忙な毎日を過ごす早苗。そんなある日、高校1年生の長男・亮太の三者面談で「欠席が多く、志望する大学合格は厳しい」と担任から告げられてしまう。早朝から夜まで働きづめの早苗は知らなかったのだ。落ち込む早苗を気遣う次男・翔太。一方で、母を失望させた自分自身にいら立ちを募らせた亮太は家の壁を殴り、穴を開けてしまう。夫を亡くした時に、自分が息子たちを守ると誓ったのに…と打ちのめされる早苗。険悪な水川家だが、亮太が母・早苗に宛てた1通の手紙によって大きく変わろうとしていた――。「3人のシングルマザー~すてきな人生逆転物語~」は10月1日(木)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年09月28日人気音楽グループ『いきものがかり』のボーカルである吉岡聖恵さんが、結婚したことが分かりました。吉岡さんは、自身のInstagramでファンに向け、このようにコメントしています。 View this post on Instagram A post shared by 吉岡聖恵 (@kiyoe_yoshioka_official) on Jul 31, 2020 at 8:07pm PDTいつもいきものがかりを、そして吉岡聖恵を応援して下さる皆様へ私、吉岡聖恵は本日8月1日に、結婚致しました事をここに御報告させて頂きます。お相手は一般の方で、私の事を1人の人間として、そして1人の歌い手として心の底から受け止め、包み込んでくれる、優しく真っ直ぐな心を持った方です。そして私の人生においてとても大切な「歌うこと」に対しても大きな理解を示してくれています。これからも皆様への感謝の気持ちを大切に、1人の人間として成長し、歌手としても素敵な歌を末長く届けていけるように、より一層精進してまいります。あたたかく見守って頂けましたら嬉しいです。コロナ禍がまだまだ続いております。事態の一刻も早い収束を、皆様と心を同じくして願っております。吉岡聖恵kiyoe_yoshioka_officialーより引用「歌手として、素敵な曲を末永く届けていきたい」とこれからの活動にも言及した吉岡さん。結婚発表に、ファンからはたくさんのお祝いのコメントが寄せられています。・おめでとうございます!これからもずっと応援しています!・暗いニュースばっかりの中、嬉しいニュース!おめでとう!・家族が入籍したように感じ、とても感無量です。おめでとう、末永くお幸せにね!これからも、歌手として、『いきものがかり』のメンバーとして、素敵な楽曲を多くの人に届けてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年08月01日2020年6月5日、俳優の生田斗真さんが同じく俳優の清野菜名さんと結婚していたことを発表しました。2015年に放送されたテレビドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)で共演した2人。ネットでは祝福の声がたくさん上がっていました。生田斗真、結婚を発表!気になる相手はドラマで共演した…生田さんの実の弟で、フジテレビアナウンサーの生田竜聖さんは同日、Instagramを更新。「#ピース」「#2重アゴの2」「#2人末長くの2」とコメントを添えて自身が笑顔でピースした写真を投稿しました。 この投稿をInstagramで見る 生田竜聖(@ryusei_ikuta)がシェアした投稿 - 2020年 6月月5日午前2時51分PDT投稿には、「お兄さんおめでとうございます」「めでたいですね」「いい笑顔」などの祝福のコメントが寄せられています。兄である斗真さんの結婚報告は、竜聖さんも嬉しかったことでしょう。竜聖さんのコメントの通り、2人とも末永く幸せに過ごしてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月06日前田旺志郎が舞台初主演を務める『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』が、1月10日(金)KAAT 神奈川芸術劇場大スタジオにて開幕した。「NIPPON・CHA!CHA!CHA!」の公演チケット情報日本のコンテンポラリーダンスをリードし、世界で活躍し続ける振付家・ダンサー山田うんが演劇の演出に初挑戦となる本作。マラソンでオリンピックを目指し、日本中の期待を一身に背負い必死に生きていく若者の孤独と挫折を描いた、如月小春の傑作戯曲「NIPPON・CHA!CHA!CHA!」を、【演劇版】と山田が作品から着想を得て創作された【ダンス版】で同時上演する。主人公カズオを演じるのは、幼少期より兄の前田航基とお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動し、現在では俳優として活躍の場を広げる前田旺志郎。今年、宮崎駿作品の国内初舞台化作品となる「最貧前線」で初舞台を踏み、今回は記憶にも新しい大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で演じた水泳選手・小池禮三役に続き、再びアスリートを演じる。舞台は、高度経済成長期に入る少し前の日本。倒産寸前の小さな靴工場、天下一運動靴店では、社長をはじめ、娘のハナコ、職人達が倒産を逃れようと試行錯誤。そんな靴工場に、両親を飛行機事故で亡くしたヨシダ・カズオが姉のアキコに連れられて、救世主の如く現れる。足の早いカズオは、靴工場、町の人々の期待を一身に背負い、天下一運動靴店の靴を履き走り続ける。少しずつ生活が豊かになり浮き足立ってきた日本。周囲の熱い応援を受け、走り続けるカズオは、ついにはオリンピック選手候補に選ばれる。しかし、大事な大会を前に怪我をしてしまい、その事を周囲に話せないカズオ。カズオは自らがみんなの夢、日本の夢となることで挫折を乗り越えようとするが...。上演時間は2時間45分(演劇・ダンス連続上演、途中休憩含む)を予定。1月19日(日)まで上演。チケットぴあにてチケット発売中。
2020年01月15日「頸椎亜脱臼の大ケガや胆のう炎を発症するなど、60代半ばで体調を崩すことも多かった西田さんを、地方ロケにもぴったり付き添って公私にわたり支えていたのがAさんでした。周囲から『まるで実の父子のようだ』といわれていたほどの“側近”だったのですが……」(テレビ局関係者)19年間続けた『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ系)の司会を熟慮の末、11月22日の放送回で卒業すると発表した西田敏行(72)。愛着ある番組を降板する葛藤と並行して、実は西田に“もう1つの苦悩”があったことは知られていない。「元マネージャー・Aさんは7年間、西田さんの所属事務所で働いていました。しかし、あるときを境に彼とは連絡がとれなくなってしまったのです。後から事情を知り、驚きました」(前出・テレビ局関係者)西田の所属事務所はほかに数人、俳優を抱えているものの、ほぼ西田のギャラが収益の大半を占めているという。「西田さんの『探偵!ナイトスクープ』の出演料は1本150万円だったといわれています。映画でもドラマでも存在感のある西田さんのギャラは高値安定。年間で数億円の売り上げがあったようです」(制作関係者)西田は気さくで人柄もよかったというAさんに全幅の信頼を置いていたが、昨年、その関係に亀裂が生じる出来事が起きていたのだ。「Aさんが仕事の経費と称して、西田さんの知らないところでお金を使い込んでいたそうです。この不正が発覚した後、彼は事務所を解雇となり業界も去ったといいます。西田さんはかなりショックを受け憔悴していました。後日、Aさんと関わりがあり、お世話になった仕事関係者には、悲痛な胸の内を打ち明け、彼が突然退社したことを自ら詫びていました。ただ、西田さんはいろいろ悩んだ末、Aさんの今後の人生を考え、“退社”以上のペナルティを彼に科すことはしなかったそうです」(西田の知人)7年間、ずっと苦楽を共にしてきた側近のまさかの裏切りに、西田は大きな衝撃を受けたという。西田の所属事務所にAさんの退社、およびその理由について聞いたところ「ノーコメントです」と語るのみだった。西田はこの問題に悩んでいた2年前の3月、スポーツ紙にこう語っている。《肉体が老いてきて、人間的に丸くなってきたとは思いますけど、好好爺にはなりたくないんです。生々しいもの、怒りや嘆きを持ち合わせて、まだまだ表現者としてのポテンシャルを探ってみたいと思うんです》“側近の背信”への怒り、嘆きも彼の役者魂をさらに燃え立たせるエネルギーになることを願いたい。
2019年11月05日約19年間務めた『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の司会降板を発表した西田敏行(71)。そして、後任はダウンタウンの松本人志(56)が務めると発表された。10月25日の収録後に行われた会見で、西田はその理由についてこう語っていた。「僕が局長をやりはじめて、たまたま感動して泣いてしまったことをきっかけに、どんどん依頼内容に感動系が増えていってね(中略)。軌道修正していかないとこの番組のコンセプトが薄れるという危惧があったので、ぼちぼち退くべきだなと……」しかし、西田には降板した“別の理由”があるという。テレビ局関係者はこう語る。「西田さんはドラマの撮影中に動けなくなってうずくまってしまうなど、以前から深刻な体調不良が心配されています。長らくレギュラーを務めている『ドクターX』(テレビ朝日系)の最新シリーズの第1話では逮捕され、“退場”するような場面がありました」西田の芸能生活は、病気やケガと闘いの日々だった――。01年11月、西田は首の骨が変形し手足のしびれなどが起こる頸椎症性脊髄症を罹患。03年3月には心筋梗塞で緊急入院し、生死の境をさまよう事態に。近年も16年2月に、自宅ベッドから転落したことで首を痛め、頸椎亜脱臼に。その手術を4月に受けた直後、胆のう炎も発症していた。「首のケガも完治していないようで、ふだんの生活では常に杖を使っており、歩くのも大変なようです。さらに最近では糖尿病の傾向もあるそうで、満身創痍の状態で仕事を続けてきました。一部からは『治療に専念するために芸能界を引退するのでは……』という声も聞こえています」(前出・テレビ局関係者)そんな西田を常にそばで支えてきたのが4歳年下の妻・寿子さん(67)だ。16年6月、胆のう摘出手術後にコルセット姿でリハビリに励む西田の車いすを押す寿子さんの姿を本誌も目撃している。10月下旬、“引退危機”の真相を聞くべく、都内で買い物中の寿子さんに記者は声をかけた。――西田さんが『探偵!ナイトスクープ』を降板するのは、深刻な体調不良が理由とも言われていますが?「いやいや、全然そういうわけじゃないですよ。今日も主人はテレビの収録に行かせていただいていますから」笑いながらやさしく答える寿子さん。寿子さんに直撃した翌日、本誌も自宅から杖をつきながら送迎車に乗り込み、都内のスタジオに向かう西田の姿を目撃した。続けて、寿子さんは西田の現在の体調についてこう語る。「本人も体調を気にして整えようと、一生懸命頑張っていますし、節制しています。だから気力の衰えなんかもありませんよ。少し膝が悪いので、食事や減塩にも気をつけています。いまは歩くときに少し杖を使ったりもしていますけれど、本人はいたって元気ですよ」そして、西田の“引退危機”について話が及ぶと、寿子さんは力強い声でこう答えた。「そんなことはまったくないですよ。大丈夫。主人は、死ぬまできっと現役です。お仕事さえいただければ、続けていきたいと思っているんじゃないかしら」この言葉には夫人から西田への“祈り”が隠されていた――。2人の出会いは71年。当時所属していた劇団の研究生として入ってきた寿子さんに西田が一目ぼれ。猛アタックの末に、彼女の住むアパートに西田が転がりこむ形で同棲生活がスタートしたという。「同棲をきっかけに、寿子さんは劇団を辞め、女優の夢も諦めました。その後は下積み生活を送る西田さんを支えるために、アルバイトをいくつも掛け持ちしていたといいます。74年に結婚しましたが、まだお金もなく新婚旅行にも行けなかったそうです」(西田夫妻の知人)寿子さんの献身的なサポートもあって、一躍売れっ子俳優の仲間入りを果たした西田は、寿子さんに“提案”をする。「2人の子宝に恵まれ、仕事も軌道に乗り出したころ、西田さんは寿子さんに『育児が一段落したら女優に戻ってもいいんだよ』と言いました。しかし、彼女はその申し出をきっぱりと断ったそうです。西田さんの役者としての才能にほれ込んでいた寿子さんは、自分の夢を捨ててでも支える覚悟をしていたようです。彼女が『夫は生涯現役』と答えた陰には、『夫にはずっと役者を続けていてほしい』という願いがあるのでしょう」(前出・知人)西田が降板した背景には、45年間寄り添い続けてくれた“妻への感謝”もあったという。「西田さんはナイトスクープを降板したことで、今まで以上に時間の余裕ができることでしょう。まだ現役とはいえ、西田さんも70歳を超えています。『これからは苦労をかけてきた寿子さんとの時間を大切にしたい』という思いもあるのかもしれませんね」(前出・知人)最後に「私も主人がずっと仕事を続けるのを、応援していますから」と記者に答えて、その場を去った寿子さん。妻との固い絆を胸に、これからも西田は役者道を突き進んでいくことだろう――。
2019年10月31日売れっ子放送作家の高須光聖(55)。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』をはじめ、多くのバラエティ番組で構成を担当するヒットメーカーだ。映画の脚本も手がけ、さまざまなジャンルで活躍する。最近は、368ページにも及ぶ長編小説『おわりもん』(幻冬舎)を出版し、マルチな才能は尽きることがない。「ふだんは僕が書いたコントも脚本も、芸人さんたちが面白く演じてくれるでしょ。でも、僕が1人で1から100まで完成させた“自分の作品”は持ってなかったんですよ。今はね、“プールでしか泳いだことがないけど、意外と遠くの島まで溺れずに泳いで行けるんとちゃうかな”と思えて」(高須・以下同)芸人やタレントをますます輝かせるためではなく、“自分の作品”に挑んだのが小説『おわりもん』だ。混迷を極める戦国時代、社会の底辺にうごめく“おわりもん”の五郎左衛門と又兵衛は、いつも周りの出来事に巻き込まれて窮地に追い込まれるが、大ばくちを打って成功する。ハラハラドキドキの展開には、もちろん高須らしい笑いの味付けもされている。超多忙な高須を、編集担当者は月に1度、様子を見に訪れた。「それまでに原稿用紙3枚くらいは書き進めておかんと、と焦ってました(笑)。最初は甘っちょろい僕に小説なんて書けるわけがないと思っていたけれど、空想の翼を広げるとどんどん広がって、筆が追いつかないくらいでした。時代劇だけど、ありそうでなさそうなファンタジーにしよう、と」関西弁でどこかほっこりする登場人物のやりとり。時代劇なのに、今風のテンポが面白い。「最初は標準語で書いたけど、気持ちが伝わらへん。で、読みづらいけど関西弁にしたんです。作りものの物語やのに、関西弁だと不思議になじむんですよ」毎朝、5歳と1歳の娘たちが起きだしてくる前が自由に使える時間。執筆にはその時間をあてた。「上の子の赤ちゃん返りがひどくて、下の子を抱いてあやすと『私も抱っこ』と手がかかって大変なんですよ。上の子がまだ起きてる時間に帰宅できると、添い寝するんですけど、僕が先にぐっすり寝ちゃう(笑)。朝は4時半ごろ目が覚めて、子どもが起きるまでの約2時間が自分の時間。小説はそんな早朝にこつこつと書きました。女性や恋愛も書きこんだほうがよかったかな。ま、ええか。次の作品に反映させますわ」おおらかな表情で夢を語る。構想はまだまだ膨らむばかりだ。
2019年10月28日グラビアアイドルの西田麻衣が、最新イメージDVD『ラブまい』(4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。2006年のデビュー以降、童顔フェイスに似つかわしくないIカップバストと豊満ボディーでグラビア界を牽引している西田麻衣。今年3月23日の誕生日で30歳を迎え、最近は大人の色気も漂わせてグラドルファンを沸かせている。最新作では、はちきれんばかりの衣装に身を包み、Iカップバストが躍動する1枚となっている。今回のDVDで演じた西田のキャラクターは、セクシーなOL役。男性社員と沖縄出張するという刺激的なストーリーが進行していく中、花柄の眼帯ビキニに三角ビキニ、チューブトップ風水着など、さまざまな衣装でセクシーアピール。30歳となってさらに大人っぽくなった夜ベッドなどのシーンも見どころの一つとなっている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが10月20日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館6F(18:00~)で開催される。
2019年10月18日