こんにちは、エェコです。それは娘が幼稚園最後の年、年長さんの最後の発表会を明日に控えた夕方に起こりました…。■発表会前日にハプニング発生!帰りのバスに乗る前、トイレに行ったら破けてしまったとのこと。先生に言いだしづらくて、隠して帰ってきた…と。見たところ、私の裁縫技術では修復不可能…。普段なら「修繕に出そう」と言えたのですが…そう明日は最後の発表会なのです。今すぐ修繕に出しても、日数がかかるので明日使うことは難しい…。え…、どうしよう…とオロオロしていました。■不安な娘を前に、私がすべきことは…ただでさえ不安なのに、私が不安な顔してますます不安にさせてどうするんだ~!とにかく安心させてやらなきゃダメでしょ~!こうして、当日なんとかなりましたが…動じない心とポーカーフェイスは必要だ…!今回は小さなトラブルでしたが、これが災害とかだったら…。子どもが一番頼りにしているのは親ですから、とりあえず安心させてあげること…!たとえ自身が動揺していても、それを顔や態度に出してはいけない。これからも心がけていこうと思いました。
2022年08月21日子ども同士なら気楽なのに、親同士の連絡って何かと気を使いますよね……!(汗)■大人の付き合いって複雑相手の親御さんの心象悪くないような断わり方を……って考えてしまう~子ども同士だと「今日はやめとく~」「おっけ~」で済む会話なんだけど、親を経由するとちょっと軽すぎるな? とかいろいろ考えて「すみません、その日はちょっと用事がありまして……モニョモニョ」みたいな説明をつけた文章を考えてしまう。前もこういう話題描いたことあったけど「疲れたから家にいたい」っていうときの断り方に、毎度悩んでしまうよ(コロナだから遊ぶのも控えてるんだけどね、お断りの仕方に悩みますよね)。
2022年08月20日第2章に突入した『初恋の悪魔』(日本テレビ系)。物語が大きく動き出す第6話が、2022年8月20日に放送されます。これまで自分の中にもう1人の知らない人格がいるのではないかと疑っていた星砂(松岡茉優)。第6話では、星砂の『もう1人の人格』に関する謎が徐々に明らかになっていきます。星砂のもう1人の人格をめぐる謎偶然、街で星砂に出会った鈴之助。しかし、その時の星砂は、もう1人の人格であり、当然ながら、まるで自分のことを知らない様子に鈴之介は戸惑うしかありませんでした。後日、星砂について悠日(仲野太賀)から相談を受けるも、何もいえずにいた鈴之助。一方、雪松(伊藤英明)は、星砂の身辺を詳しく調べていました。鈴之介と、もうひとつの人格となった星砂(松岡茉優)が偶然、東京で会った。星砂は鈴之介のことをまるで知らない様子だが、自分の名前を知っていた鈴之介に興味を示す。戸惑いを隠せない鈴之介を、星砂は、自分が寝泊まりしているネットカフェに連れて行く。一方、雪松(伊藤英明)は、星砂の身辺を詳しく調べていた。その後、鈴之介の家を訪れた星砂は、少しずつ心許し始めた鈴之介に自分の過去を語り始める。16歳で家出して東京に出たこと。そこで出会ったリサ(満島ひかり)という女性に救われたこと。そして更に、そのリサが、悠日の兄・朝陽(毎熊克哉)が殉職したとされる事件に深く関わっていたことを。物語の中に散りばめられた謎が、徐々に1つの『答え』に向かって動いていく『初恋の悪魔』第6話。キーマンであるリサとは一体、そして朝陽の殉職にどう関わっているのか…物語は、新たな局面を迎えます。[文・構成/grape編集部]
2022年08月19日私の実親は父母ともに毒親です。こういう風にはっきりと実親を「毒親」と捉えることができたのも、ここ最近の話。私は結婚を機に初めて実親と離れ、だんだんと自分が置かれていた環境が「おかしい」ということに気付き、やっと目を覚ましました。毒親からは離れたものの、「とある物」が1枚もなく、今は少し後悔している話をします。なくて意外と困ったものとは現在、実親とは「絶縁」とまではいかなくとも、年1回会う程度の疎遠状態。年1回しか会えないレベルの遠い場所に実家があるのかといえば決してそうではなく、電車で小一時間程度の場所にあるのですが、気持ち的な距離はすごく遠い存在です。 そんな疎遠の関係によって、今困っているのが「実親の写真や、私の子どもと実親が写っている写真が1枚もない」ということです。 保育園のアルバム作りで⋯本格的に悩み出したのは、下の子どもが保育園に入園したころです。園で「思い出アルバムを作りませんか」という話になり、子どもたちの0歳から今までの写真をまとめたアルバムを親が手作りしようという企画でした。そこで主任の先生が、「このアルバムは、今までお子さんがいろいろな人に愛されたとわかるように記録するために作成しますので、子ども単体でなく、おじいちゃん・おばあちゃんも含めたアルバムだとなお良いですね」と発言されたのです。 保育園の先生の発言に傷つくもちろん主任の先生は私の家庭環境についてはまったく知りませんし、私自身も実親が毒親だから疎遠になっているとはとても言えません。そんな背景もあったうえでの主任の先生の発言なので、そこまで気にとめる必要もないとは思いつつ、私はその言葉に非常に敏感になっていました。 さらに「祖父母など親族関係と縁が遠い子どもは愛が薄いのだろうか」などとマイナス思考に陥ってしまったのです。 現実と向き合わざるを得ない状況にそして、子どもと一緒に写る祖父母(実親)の写真が1枚もないことに向き合わざるを得なくなり、大変悲しい気持ちになりました。しかし、そのとき3歳になっていた上の子どもにおいては、私の実親の写真が1枚もないことで支障を感じたことは特にありませんでした。実親の写真が1枚もないことをそれまで気にもとめておらず、下の子どものアルバム作りの話が出るまで、私は実親のことがすっかり頭から抜け落ちていたんだなとも感じました。 私は今回の件を気に病んでいました。しかし、気に病むこと自体、まだ毒親の毒から抜け出せていないとも感じ……。だからあえて不参加ではなく、参加して精一杯与えられた機会を楽しみたいです。しかし、「せめて子どもと実親が一緒に写っている写真を1枚程度はおさめておけばよかったな……」と、今さらながら後悔しました。 著者:橋爪真理子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年08月15日「私なんて」「どうせ……」など、子どものネガティブ発言には要注意です!お子さまの自己肯定感が低下しているかもしれません。教育の専門家は、「子どもの自己肯定感には、親の言動が大きく影響する」と言っています。どうやら、 “自己肯定感の高い子どもの親が絶対にやらないこと” があるようですので、順番に見てみましょう。自己肯定感とは「自分が自分であって大丈夫」という感覚絶対にやらないこと1:子どもと誰かを比べる絶対にやらないこと2:子どもの行動を勝手に決める絶対にやらないこと3:子どもの話をしっかり聞かない絶対にやらないこと4:子どもを心配しすぎる絶対にやらないこと5:ネガティブな言葉を使う子どもの自己肯定感を高める『自信スイッチ 10歳からはじめるポジティブ習慣39』自己肯定感とは「自分が自分であって大丈夫」という感覚「自己肯定感」という言葉の生みの親である臨床心理学者・高垣忠一郎氏によると、自己肯定感とは “自分が自分であって大丈夫” という感覚とのこと。教育ジャーナリストの中曽根陽子氏は、自己肯定感について以下のように詳しく説明しています。「自己肯定感」とは、自分のいいところも悪いところも含めて、「自分はありのままでいいんだ!」と認められる感情のことです。一方、その逆はなにかというと、自分の存在を認められない「自己否定」です。この自己否定の感覚が強くなると、最悪の場合は自ら死を選ぶということにもなりかねません。それだけ自己肯定感は重要な力であり、いわば生きる力の根幹です。(引用元:STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|自己肯定感が「高い子の親」と「低い子の親」。驚くほど全く違う、それぞれの特徴とは)このように、自己肯定感は「生きる力」の基盤となるほど重要な力。また中曽根氏は、著書『成功したいなら「失敗力」を育てなさい』のなかで、親の言動次第で子どもの自己肯定感は高くも低くもなると述べています。なるほど、自己肯定感が「高い子の親」と「低い子の親」の言動には違いがあるのですね。今回は、自己肯定感が高い子の親が絶対にやらないことを見ていきましょう。絶対にやらないこと1:子どもと誰かを比べる自己肯定感が高い子どもの親は、子どもと誰かを比べるようなことはしません。教育学博士であるアグネス・チャン氏は、子どもの自己肯定感を高めるために一番大切なのは「自分の子どもを誰かと比べないこと」だと断言しています。子どもは、学校に行けば常に比べられる生活です。だからこそ、親だけは子どもと誰かを比べないでほしいとアグネス・チャン氏は強調します。「あなたはあなたのままでいい」「自分のペースで成長していけばいい」と無条件の愛を伝え続けましょう。国際社会で活躍できる人材を育成するスクール「TLC for Kids」代表の船津徹氏によると、自己肯定感が低い子どもは、ほめられても喜ばない傾向があるとのこと。その原因は、親の「子どもと誰かを比較する言葉」なのだとか。「お姉ちゃんはできたのに、あなたはどうしてできないの?」など、人と比べる言葉ばかり投げかけていると、子どもの自信はどんどん萎んでしまいます。そして、誰かにほめられたときでも「いまはそうやってほめているけれど、どうせ……」と卑屈になってしまうのです。子どもの強みを引き出すプロであるアメリカの教育家ジェニファー・フォックス氏は、「子どもがもって生まれた価値を心から信じることから始めなければならない」と説いています。「大好きだよ」などの愛情を伝える言葉、ぎゅっと抱きしめるなどのスキンシップによって、親は無条件の愛を子どもに示すことができます。フォックス氏によると、これらが自己肯定感を育む特効薬となるようですよ。絶対にやらないこと2:子どもの行動を勝手に決める自己肯定感が高い子どもの親は、子どもの行動を勝手に決めません。「時間がないから、もうこれにしなさい!」「サッカーよりも、将来のために塾で勉強しなさい」こんなふうに、子どもに指図してしまっていませんか?子どもの気持ちを考えず、親の意向ばかりを押しつけていたら、子どもの自己肯定感は育まれないでしょう。では、親は子どもにどう対応すればいいのか?幸福学研究者で慶應義塾大学大学院教授の前野隆司氏は、「子どもがワクワクしてやりたいと思えること、得意なことをどんどんやらせてあげて」と言います。そして、結果だけではなく、どんな小さいことでも、よいところをたくさんほめてあげること。すると、子どもの自己肯定感は伸びていくのです。前野氏はまた、「これからの時代、肩書きではなく、高い自己肯定感を維持して頑張った人が成功する」とも話していますよ。習い事を選ぶときも同じです。教育学者で東京大学名誉教授である汐見稔幸氏は、「必ず子どもの『好き』を優先させてあげてほしい」と指南します。子ども自身が自分の行動を決めて実行すれば、自己肯定感は上がります。親のやらせたいことを押しつけるのではなく、子どもの好きなことを選ばせて、強みを伸ばしてあげたいものですね。絶対にやらないこと3:子どもの話をしっかり聞かない自己肯定感の高い子の親は、子どもが話しかけてきたとき、聞き流したり話を遮ったりすることはありません。ジャーナリストでありキャスターでもある岸田雪子氏によると、「子どもの話を聞くことは、子どもの自己肯定感を育てること」なのだそう。子どもは、親にしっかり話を聞いてもらうと、「ありのままを受け止めてもらっている」「親から自分が認められている」と感じます。そして、「親が自分のことを認めてくれた」と感じたことがある子どもは、「自信」「考える力」「乗り越える力」が育っていくのだそう。とはいえ、親御さんは仕事や家事などで毎日忙しいでしょう。そこで、子どもが「話を聞いてもらえた!」「お母さん(お父さん)にまるごと受け止めてもらえた!」と感じる、話の聞き方をしてみましょう。岸田氏は、聞き方のポイントをふたつ挙げています。ぜひ参考にしてみてくださいね!ポイント1:短時間でOK。集中して子どもの話を聞こう!忙しい時間帯に「話を聞き流す」よりも、短時間でもいいので「集中して話を聞く」ことを意識してください。やらなければいけないことが詰まっているようなら、「寝かせるのは10時でもいい」「ご飯は “レンジでチン” のメニューにしよう」などと、予定を変更してでも親自身の心に余裕をつくりましょう。 ポイント2:子どもの話を評価しない・否定しない・遮らない子どもの気持ちをありのまま「そうなんだね」と受け取ります。「たいしたことないよ」(評価する)、「ダメじゃない」(否定する)、「えっ、そんなことをしたの!?」(遮る)ような反応はNGです。「〇〇ちゃんはこう思ったんだね」などと、子どもの言葉を繰り返すのも手ですよ。 絶対にやらないこと4:子どもを心配しすぎる自己肯定感の高い子の親は、子どものことを過度に心配しません。米国NLP協会認定マスタープラクティショナープロコーチの田嶋英子氏によると、子どもを心配しすぎることは「あなたを信頼していませんよ」ということと同じ意味なのだそう。田嶋氏はまた、親が心配しすぎるから「心配な子ども」に育ってしまうと話しています。しかし「心配」という言葉で、何をイメージするか、考えてみましょう。「ちゃんとできるかどうか、不安」「この子は、要領が悪いから」といった背景が浮かんできたのではないでしょうか。「心配」が、子どものことを思っての言葉であることは、間違いありませんが、イメージする未来が、前向きでないことも確かです。(引用元:ダイヤモンドオンライン|日本の若者の自己肯定感を低くする「親の口ぐせ」とは)そこで、「心配」の代わりに「信頼」してみませんか?田嶋氏は、親が「信頼」するから「信頼される子ども」が育つと言っていますよ。また、東京都市大学人間科学部教授の井戸ゆかり氏は、心配しすぎによる親の「先回り」が子どもの自己肯定感を下げていると危惧しています。その先回りを、親は子どものためだと思っています。でも、子どもは成長過程でさまざまな問題に直面し、解決するなかで自信を持つと同時に達成感を感じたり、周囲の人に認められる言葉かけをされたりすることで自己肯定感を高めていくわけです。(引用元:STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|あなたの子どもは大丈夫?絶対に見過ごしてはいけない「自己肯定感」低下のサイン)井戸氏によると “簡単ではないけどなんとかできるレベル” のお手伝いをさせることで、子どもの自己肯定感がアップするのだそう。子どもがお手伝いをやり遂げたなら、「頑張ったね」「ありがとう」と子どもをたくさんほめてあげてください。子どもは「自分は必要とされているのだ!」と自信を得られるので、自己肯定感がアップしますよ。絶対にやらないこと5:ネガティブな言葉を使う自己肯定感の高い子の親はネガティブな言葉を使わない傾向があります。「ネガティブな感情ほど伝染しやすい」と警鐘を鳴らすのは、トロント大学教授で生命倫理学者のケリー・ボウマン氏。たとえば、批判的でネガティブマインドが強い親に育てられると、ミラーニューロン(他者の行動を見て、自分が行動したかのように脳内で反応する神経細胞)の働きにより、その子どもの思考までネガティブになってしまうのだそう。船津氏も「言葉は親が思っている以上に子どもの脳に影響を与える」とし、以下のようなネガティブ言葉は控えるべきだと話します。【否定】→「無理」「できっこない」【ケナシ】→「ダメねえ」「下手ねえ」「バカだねえ」【比較】→「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なのに」「〇〇君はできるのに」【突き放し】→「もう知らない」「嫌い」「勝手にして」「産まなければよかった」【クドクド・ネチネチ】→「何度言ったらわかるの」「前にも言ったでしょう」 また、前出の前野氏は「親の謙遜は子どもの自己肯定感を下げる」と言っています。「〇〇君は絵が得意だね」とお友だちの親御さんからほめられたとき、どう返していますか?「そんなことないよ。絵ばかり描いていて、△△君みたいにもっと活発になってくれたらいいのに。〇〇は運動が苦手だから」などと言っていませんか。わが子がほめられたときは、「ありがとう。でも△△君もかけっこが速くてすごいね」など、ネガティブ言葉にならないように、相手の子どもをほめ返すと◎ですよ。子どもの自己肯定感を高める『自信スイッチ 10歳からはじめるポジティブ習慣39』最後に、子どもの自己肯定感を高める本を紹介しましょう。若者の自己肯定感の低下が危惧される現代に、自己肯定感の第一人者・中島輝氏が子どもたちに贈る、「もう大丈夫」と心から思える自己肯定感を養う一冊です。対象年齢は10歳からとありますが、大人が読んでもためになる内容となっています。今日からすぐに始められる毎日習慣で子どもの自己肯定感を育んでいきましょう! ***5つの特徴のうち、あなたがやってしまっているものはありましたか?子どもの自己肯定感を高めるならば、「子どもを誰かを比べず」「子どもの行動を勝手に決めず」「子どもの話をしっかり聞いて」「子どもを心配しすぎず」「ネガティブな言葉を使わず」、子どものサポートをしていきましょう。(参考)加藤紀子(2020), 『子育て ベスト100』, ダイヤモンド社.ジェニファー・フォックス 著, 土方奈美 訳(2009), 『子供の強みを見つけよう』, 日本経済新聞出版.高垣忠一郎(2004), 『生きることと自己肯定感』, 新日本出版社.ダイヤモンドオンライン|日本の若者の自己肯定感を低くする「親の口ぐせ」とは朝日新聞 EduA|親だからできる!子どもの自己肯定感を高める秘訣とは?みらのび|子どもの自己肯定感を伸ばす方法とは?低い子の特徴やNG言動も紹介たまひよ|子どもの自己肯定感を高めるには話の聴き方にコツが!イライラして余裕がないときは、頭の中にお弁当箱を思い浮かべるのがおすすめ⁈【ジャーナリスト岸田雪子】The Asahi Shimbun GLOBE+|アグネスの子育てレシピ 子どもの自己肯定感があまりに低い日本へ、アグネスのアドバイスはSTUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|あなたの子どもは大丈夫?絶対に見過ごしてはいけない「自己肯定感」低下のサインBook Bang|子どもに「規則正しい生活」は必要ない息子3人を「スタンフォード大学」に合格させたアグネス・チャンが考える教育法
2022年08月01日オシャレに気を使っていて友達にも褒められる、出会いの場にも行っているのになぜか彼ができない......。それ、ひょっとしたらあなたの理想の高さが原因かも。そこで今回は、12星座別「理想が高すぎる女性ランキングTOP6」を、後半は1位〜3位としてご紹介します!■第3位:さそり座想像力が豊かなさそり座の女性ですが、行動力はそれほどあるわけではありません。なかなか男性に自分から声をかけられないので、彼とこうなれたらいいのに!と理想ばかりが高くなってしまう傾向があります。気がついた時には理想が飛び抜けて高くなってしまい、自分にぴったりの人が現れないと嘆くこととなってしまいそうです......。■第2位:かに座消極的で自分からアプローチするのが苦手な女性です。それでも恋愛に対する憧れは強いため、気持ちを満たすために恋愛の漫画やドラマを山のようにみています。ドラマチックな展開を自分に投影してしまいがちで、知らぬ間に理想が高くなってしまうようです。自分が高望みしていることに気がつかないまま良い人が現れないと毎日を過ごしてしまうでしょう。■第1位は...第1位はやぎ座の女性。普段から職場でハイスペ男子を見慣れているため、恋愛相手の男性も当然ハイスペ男子がノーマルの状態になっています。そこへあれこれ自分の要望をプラスするため、出来上がった理想像はほぼ完璧。アニメやドラマにしか出てこない相手が理想のため、現実で相手を探すのは困難を極めそうですよ。(紗莉紗もも/占い師)(ハウコレ編集部)
2022年06月09日オシャレに気を使っていて友達にも褒められる、出会いの場にも行っているのになぜか彼ができない......。それ、ひょっとしたらあなたの理想の高さが原因かも。そこで今回は、12星座別「理想が高すぎる女性ランキングTOP6」を、前半は4位〜6位、後半は1位〜3位としてご紹介します!■第6位:ふたご座自分がモテると言うことを分かっているので、以前付き合っていた人よりももっといい人をと無意識で考えてしまいます。そのため、徐々に理想の高い男性にしか目が行かなくなり、気がついた時にはかなり理想の高い男性を求めるようになってしまうでしょう。数を重ねるごとに理想が高くなるので、相手を見つけにくくなってしまいそうです。■第5位:おとめ座恋愛相手=結婚相手と、少々極端な思考も持ち合わせているため、交際相手に理想の夫への期待を重ねてしまいます。自分の父の良い部分、話で聞いた良い旦那像を相手に求めてしまい、頭の中の彼の理想像はかなり高くなってしまいがち。そのため相手がなかなか見つからなくなってしまうでしょう。■第4位は...第4位はしし座の女性。恋愛に対する興味や、季節イベント、彼との記念日などの特別感も大きく、それに対応できる相手を望むので、理想が高くなってしまうでしょう。最初は付き合ってくれる男性も徐々に付き合いきれずに離れていってしまいがちです......。それでも周りからのチヤホヤがあるため、なかなか理想が高いと言うことに気がつきにくい人と言えます。(紗莉紗もも/占い師)(ハウコレ編集部)
2022年06月09日子どもが生まれると、ママやパパは「病気やけがをせず、元気に育ってほしい」とただただ願うばかり。子育ては怒濤の日々で、決して穏やかでないけれど、根底にはいつも「子どもをさまざまなリスクから守りたい」という気持ちがありますよね。子どもが元気に成長してくると、今度は「やりたいことを見つけて、夢を叶えてほしい」と期待がふくらむのも親心。▼真坂(まさか)家の子どもたちの夢は…もし夢のために、子どもがお金のかかる習い事や私立校への進学を希望したら、なんとかしたいと親は思うもの。そのために考えておきたいのが教育資金のこと。いまの時代、お金にゆとりがなければ、子どもの夢のサポートも大変になってしまいます。学費のほかにも意外とかかる! 子どもの“教育関連費”って?教育資金のなかでも学費については、ある程度意識して準備しているママやパパが多いかも。でも学費以外の教育関連費は意外に見逃されがちです。 一般的に塾や習い事の月謝は年齢と共に上がり、進学のタイミングともなれば思いがけない出費が次々と…。たとえば公立中学でも、夏&冬の制服に体操着、指定のクツやカバンが必要だったり、大学進学で一人暮らしを始めれば、引っ越し費用や家具家電で数十万円かかったり。弟や妹がいれば、教育費も2倍になり、家計への負担が重くのしかかります。 “教育資金のゆとり” は子どもが小さい頃からの準備がおすすめ!子どもの未来の選択肢を狭めないためには、教育資金のゆとりが大事。教育費がピークを迎える前、できるだけ子どもが小さいうちから準備するのがおすすめです。「わが家の教育資金は大丈夫?」と不安なママやパパをサポートしてくれるのが、こくみん共済の「こども保障・満期金付タイプ」です。ご担当者にお話を伺いました。「こども保障・満期金付タイプ」は、「こども保障タイプ」にプラスして加入できる保障です。教育資金のゆとりを、子どもが小さいうちから無理なく準備できます。早めに始めれば、月々の負担は少なくなりますよ。0歳から加入できる子どもの総合保障、こくみん共済「こども保障タイプ」は、月々の掛金は1,200円と手頃ながら手厚い保障が特長。入院・通院・手術の保障に加え、入院時の諸費用・骨折までサポ―トしてくれ、子育て中のママやパパを経済的にも精神的にも守ってくれます。さらに未来の安心をプラスできるのが、「こども保障タイプ」に満期金をプラスした「こども保障・満期金付タイプ」。教育資金としての満期金も同時に貯めることができます(※単独での加入はできません)。\こくみん共済「こども保障・満期金付タイプ」/3つのポイント1. コースは3種類【中学準備コース】【高校準備コース】【大学準備コース】の3つがあります。「高校準備コース + 大学準備コース」など、同時に複数のコースに加入することもできます。 2. 満期金は50万円または100万円受け取る満期金は50万円または100万円から選べます。複数のコースに加入する場合、高校入学準備には50万円、大学進学準備には100万円など、コースごとに金額を変えることもできます。3. 満期金を受け取る年齢を選択できる満期が入学直前だと、入学金の支払いなどに間に合わないことがあります。満了年齢を選べる「こども保障・満期金付タイプ」なら、必要なお金を早めに準備することができます。【中学準備コース】では、満11歳または満12歳【高校準備コース】では、満14歳または満15歳【大学準備コース】では、満17歳または満18歳 …を選べます。<月払掛金の一例>たとえば、0歳で高校準備コース(50万円型 ※満15歳満了)と大学準備コース(100万円型 ※満18歳満了)の2つのコースに加入した場合、月々の掛金合計は7,285円です。 高校(50万円):2,735円 + 大学(100万円型):4,550円=月々7,285円 「こども保障タイプ」1,200円にプラスして加入するので、月々の掛金の合計は8,485円になります。病気やけがの医療保障に加えて、教育資金を積み立てている安心感も得られる「こども保障・満期金付タイプ」は、0歳~満14歳の健康な方なら誰でも加入できます。子どもの年齢が低いほど月々の掛金の負担は軽くなるので、早めの加入がおすすめ。子どもの年齢や希望コースで 掛金が変わる ので、一度 シミュレーション してみては。 子どものいまを守り、「未来の夢の実現」を応援するために親は子どもの幸せを誰よりも強く願うもの。子どもの人生は子ども自身が切り拓いていくものですが、親にしかできないこともあります。その一つが、いま起こりうる病気やけがのリスクに備えること。そして、未来の夢のチャレンジをサポートできるお金を、できる範囲で用意しておくこと。万一の備えは、こくみん共済の子どもの総合保障「こども保障タイプ」でカバーしつつ、プラスで「こども保障・満期金付タイプ」に加入すれば、早いうちからゆとりある教育資金の準備が可能に。また、子どもが18歳になり、満了になっても、健康状態にかかわらず、大人向けの保障タイプへ移行加入することができるので、大人になってからもわが子をずっと守ってくれます。子どもが生まれた直後からママやパパに寄り添って、子どもをリスクから守り、未来を輝かせるためのお金のゆとりをつくってくれる「こども保障・満期金付タイプ」。ママやパパの愛情をかたちにした、大人へのパスポートのような、お守りのような保障なのです。 無理なく貯める教育資金こくみん共済「こども保障・満期金付タイプ」 パパとママの愛をかたちにできる「こども保障・満期金付タイプ」こくみん共済は、手頃な掛金で手厚い保障が特長です。子どもがいる家庭におすすめなのが、0歳から加入できて入院やけがなど万一に備えられる 「こども保障タイプ」 。これにプラスして「こども保障・満期金付タイプ」に加入すれば、中学・高校・大学入学のタイミングで、50万円または100万円の満期金を教育資金として受け取れます。 教育資金のゆとりは、親の安心と子どもの夢の実現につながっています。「こども保障・満期金付タイプ」はママやパパの愛情をかたちにした、いわばお守りのような保障。さらに月々200円プラスで万一の賠償リスクに備えられる 「個人賠償プラス」 もおすすめです。 \子どもたちの未来を守る/「こども保障・満期金付タイプ」 \子どものいまと未来をサポート/「こども相談室」(無料)「こども保障タイプ」に加入すると、「こども相談室」を無料で利用できます。子どもの素朴な “なぜ? なに?” や学習・進路相談には、大学講師や予備校講師がアドバイス。パパやママの育児に関する疑問には、保育士や看護師が回答。子育て世帯を広く長くサポートしてくれます。「こくみん共済」 ここが魅力!組合員のたすけあいの力をひとつにすることで、充実した保障を手頃な掛金で実現したのが「こくみん共済」です。年齢・性別にかかわらず、ムリなく加入することができます。また、医師の診断も不要なので加入手続きも簡単! 毎年5月末の決算で剰余が生じた場合、ご契約者さまには割り戻し金をお戻ししています。[PR] こくみん共済 coop
2022年05月31日多くの人が直面する親の介護問題。時間だけではなく、お金までかかったらたまったものではない。親の介護のコツは親のお金で行うこと。専門家が解説するーー。「“人生100年時代”といわれています。親の介護期間が長くなれば、そのぶん介護費用の負担も増加します。子どもが親の介護で苦しまないためにも、原則“親の介護は親のお金を使う”と決めておくことです。そうすれば、介護破綻を防ぐことにつながります」こう語るのは、『親の介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)の著者で、介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さん。「2021年度 生命保険に関する全国実態調査」(生命保険文化センター)によると、在宅介護にかかる自己負担額は、月平均で4万8,000円。施設介護の場合だと、月平均12万2,000円もかかるという。また、同調査における介護期間の平均は5年1カ月。全体の17.6%の人が「10年以上」介護をしているというから、長期化のリスクにも備えなければならない。「親の介護費用を過度に負担したことで、子どもの教育費などにも影響を及ぼし、夫婦関係がギクシャクしてしまうケースも少なくありません」(太田さん・以下同)そこで太田さんに、世話をする子どもが損をせずに、親のお金で介護費を確保するための5ステップを指南してもらった。【1】親の財産を把握する「介護費用というのは、“いくらかかるかではなく、いくらかけられるか”が大事。そのためには、親の懐ろ事情を事前に知っておくことがとても重要となってきます」(太田さん・以下同)そもそも、親がどれだけお金を持っているか。ほとんどの子どもは知らないという。「親の年金額、預貯金、株、不動産、どのような保険に加入しているか、さらに借金の有無などを知っておくことで、どんな介護ができるか見えてきます」別居している子どもの場合、親が住民税課税世帯か非課税世帯なのかさえ、把握していないケースが多いそうだ。「もし非課税世帯であれば、医療費や介護費などの負担が軽減されます。ぜひ、親が元気なうちに財産の状況を聞いておきたいですね」しかし、普段からコミュニケーションが取れている親子なら聞きやすいが、そうでない親子も多い。子どもから突然お金のことを聞かれたら、怒りだしたり、戸惑ったりする親もいるだろう。「保険の話をきっかけにするのが有効です。たとえば、“私、〇〇という保険に入ったんだけど、お父さん(お母さん)はどんな保険に入っているの?”と聞いてみる。自分の情報を開示しながら、話を切り出せば、会話がスムーズになります。話の流れで、徐々に年金や預貯金の話に広げていく」また、親の確定申告を代わりにやることで、通帳や保険内容などをチェックすることもできる。もちろん、親に介護のことが心配だからと伝えて、ダイレクトに聞いてみるのも手だ。月々の年金額も含めた親の懐ろ事情が把握できたら、月にどれだけ介護に対してお金を使えるか、見えてくる。【2】代理人カードを作る要介護状態になれば、親は気軽に銀行に行けなくなるだろう。買い物や公共料金の支払いなど、日々の細かい支払いを肩代わりしているうちに、大きな負担になってしまうことも。「年金が振り込まれる親の口座のキャッシュカードをもう1枚作りましょう。これは本人以外の親族でもお金を引き出せる『代理人カード』と呼ばれるもので、多くの金融機関が対応しています。ただし、口座名義人が申請して作るものなので、親と相談したうえで、親が元気なうちに金融機関に同行して作っておきましょう」親のために使うお金は、親の口座から引き出したもので払おう。【3】「預かり金」の活用を検討する親からまとまったお金を預けてもらう方法もある。「たとえば、親の定期預金500万円を解約して、将来介護費用として使用するための“預かり金”として、新たに子ども名義の口座を作ります。その際、親子間で“覚書”を交わす。預かり金であれば、贈与税はかかりません。介護が始まったら、その口座から費用を出金する。親が亡くなった時点で残金があれば、そのお金は相続財産となります」相続や税金のトラブルを防ぐためにも、介護にかかった費用の明細と領収書は必ず残しておこう。【4】任意後見人契約を検討する本人に代わって財産管理や介護契約などを行うことができる「成年後見制度」というものがある。「この制度は、裁判所が後見人を選任する『法定後見』と、本人(親)が成年後見人を指名して契約する『任意後見』に分類されます。後者の『任意後見』は本人の意思によって決めることができるので、親が子どもを指名できます」親が元気なうちに、任意後見契約を結んでおけば、将来的に認知症になってからの財産管理や契約などをスムーズに行える。一方、「法定後見」の場合は、親の判断能力が低下したときに、成年後見人が必要と感じた親族らが申し立てを行って、裁判所が後見人を選任する。「必ずしも配偶者や子どもが後見人になれるわけではなく、面識のない弁護士や司法書士といった第三者がなるケースが多いようです」親の口座から介護費用を引き出したい場合でも、第三者の後見人にいちいちお願いして判断を仰がないといけなくなるという……。【5】地域包括支援センターに事前に話を聞く最後は、親が要介護になっても慌てないための情報収集!「はじめて介護をすることになると、不安や疑問、わからないことだらけです。各自治体には高齢者とその家族が気軽に無料で相談できる『地域包括支援センター』を設置しています。事前に親の住む地域にあるセンターに連絡して、親が要介護になったら“どんな介護サービスを利用できるか”“費用の軽減制度は?”など、介護に関するさまざまな情報をリサーチしておく。そうするといざ介護となっても慌てずに準備できます」長期化する介護期間を乗り切るためにも、親の介護は親のお金で賄う時代なのである。
2022年05月20日■前回のあらすじ高校生の娘・香菜がオフ会に行くことにどうしても恐怖心が拭えない母。しかし香菜の従兄である高志によってオフ会主催者と話せたことでようやく送り出す決心をする。 >>1話目を見る 【親side STORY】インターネットの普及に伴い、親子でどうやってネットを利用していくかはきちんと話し合いルールを設けることが必要と言われています。でも子どもの方がネットへの親和性が高く、気がついたらネットの知識は圧倒的に子どもの方がもつことに…。「危ないから」「わからないから」というだけでネットを遠ざけることはもうできない時代。どうネットと付き合えばいいのかは親も考えるべきなんだと思いました。そして子どもは、いつしか親の見守れる範囲を飛び出て、自分で決めた世界に羽ばたいていきます。子どもの自立を妨げる親にはなりたくない。でも子どもに何かあったら助けたい。まだまだこの葛藤はしばらくは続く気がしています。それでも子どもが私の元から巣立つそのときまで、親にできることは何かを考えていきたいと思っています。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・上坂シュウ/イラスト・ 深白(アトリエPP)
2022年05月19日ライブドアブログ公式ブロガーで、インスタやブログでエッセイ漫画連載中のゆっぺさん。自身の体験やフォロワーから寄せられたエピソードを漫画にされています。「子どもの性問題・解決編」は、フォロワーの体験談をもとにしたお話です。子どもたちに性について教える、ぐり子さん。「自分の体は自分で守れるようにならないといけない」「たとえ相手が仲の良いお友だちであっても、自分の大切な部分を簡単に見せたり触らせたりしてはいけない」「もし嫌だと思うことがあったら、すぐに声に出して嫌だと言う」と、ぐり子さんが真剣に話していると、それを神妙な面持ちで聞く子どもたち。まだ幼いながらも、どうやら伝えたいことは伝わったようです。 子どもを被害者や加害者にさせないために ぐり子さんの夫は「まだ子どもは小さいし、性的な意味はないのだから……」と、今回の件を軽視していたようです。 でも、何か問題が起きてからでは遅いですよね。まだ子どもが小さくても、ぐり子さんのように理解できる言葉を選んで伝えればいいだけのこと。誤った知識をつけた子どもたちが、性の被害者や加害者になってしまったたとき、親たちはきっと「ちゃんと教えておけばよかった」と後悔するはずです。 本作は今回で最終回となります。実際に現在お子さまをもつ方をはじめ、多くの方々が性教育について考える1つのきっかけになればいいな、と思います。 ※本作はフォロワーの体験談を元にした作品です。ゆっぺさんの実体験ではありません。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2022年05月10日【生理前に現れる別人格】シングルマザーとして息子・いとくんと暮らしているカコマツさん。生理期間になると、まるで別人格が現れたかのように怒ったり悲しくなったりしてしまうことに悩んでいるそう。生理前のこの日も、激しいイライラに襲われぐったり……。そんなとき、いとくんがとった行動とは……!? 生理前のイライラに悩む私に息子がとった行動とは…? 生理前や生理中に起こる激しいイライラに悩まされるカコマツさんですが、いとくんの前では、我慢するよう気をつけていました。しかし、うまくコントロールできないときもあり……。 落ち込むカコマツさんに、いとくんがくれた手紙には「おかあさんだいすき」「いつもいっしょにいるから」と、カコマツさんを気づかうメッセージが……。そんないとくんの「やさしさに甘えたくない(イライラ症状を)治したい」と強く思うカコマツさんなのでした。 監修/助産師REIKO カコマツさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター カコマツ北海道在住のシングルマザー。息子との日々を描いた漫画は、インスタやブログにアップしており、すくパラでも連載中。
2022年05月02日私たち家族が住む住宅地は、同じくらいの年齢の子どもがいるご家庭ばかり。気の合う親子でよく遊ぶことが日常でしたが、トラブルを避けるために必ず親が付き添うという暗黙のルールがありました。ある日、遊びに混ざってきた近所の子どもたち。親の姿はなく、挙句の果てに乱暴なことをしてきて……。子育て付き合いでのご近所トラブルに関するエピソードです。 近所の子育て付き合い私が住んでいる場所は新興住宅地で、15世帯ほど入居しています。周りは同じくらいの年齢の子どもを持つ家族がほとんど。一般の人が多く通る道からは中に入っているので、敷地内には郵便や宅配便などの用事のある車以外が入ってくることはほぼありません。平日の夕方や週末の日中によく一緒に遊ぶのが主に3~4家族で、一番年上の子が小学校2年生、下の子は2歳くらい。まだ小さい子がいるため親が子どもから目を離すことはなく、いつも全員の親が子どもたちを見守りながら親同士は話している、というのが日常でした。 よその子どもたちが混ざってきて…ある日、私たち複数の親子が遊んでいると、同じ新興住宅地で見たことのある子どもたちが混ざってきました。その子たちは幼稚園に通う兄弟で、10分ほど経っても親の姿は見えません。一緒に遊んでいるときに他の子をけがさせてしまうなどトラブルになることを恐れて、親に付き添ってほしいと考えました。そこでその兄弟に「お母さんかお父さんは?」と尋ねましたが、私の言葉を無視して遊び続けていました。ただ遊ぶだけならまだしも、その兄弟はルールを守らず……。私たちのグループの子どもが遊んでいる物を取ったり、順番を奪ってしまったり。小さな子は、兄弟に物を取られて泣いてしまいました。 トラブル回避のために伝えると…子どもたちが遊んでいる物を取られたり体を押されたりと乱暴だったため、見ている私たちも我慢できず……。「大人が見ていないと危ないこともあるからお母さんかお父さんを呼んできてくれるかな? お母さんお父さんが見ていないなら一緒には遊べないよ」とその兄弟に伝えると、理解し家に帰ったようで戻ってくることはありませんでした。それから日が経ったころ、同じ兄弟がまた私たちのグループのところにやってきたのです。しかし今度はお母さんが付き添っていました。兄弟がお母さんに話してくれたのかどうか定かではありませんが、トラブルを少しでも避けるためによい方向に向かって安心しました。 子ども同士が遊ぼうとしているのに、大人が制限をかけてしまうのは子どもに申し訳ないと思いました。しかし、けがなどのトラブルを避けるためには、親が見守るというのがこの住宅地での暗黙のルールです。とはいえ、もしかすると、ルールと思っているのは実は内輪だけなのかもしれません。いずれにせよ、未就学児が親の付き添いなしで遊ぶのは危険なので、もしまた同じようなことがあれば子どもを通さず大人同士できちんと伝えようと考えています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! イラストレーター/まっふ著者:樋山ゆり菜6歳男児、4歳女児の母。夫は不規則な勤務体制のためワンオペ育児多め。食べることが大好きで、地元・栃木県の食をメインとしたブログを運営しながら、飲食店にて接客のパートをしている。
2022年04月07日「わが子には失敗してほしくない」「できれば失敗せずに成功してもらいたい」――そう願う親は少なくないのではないでしょうか。しかし、失敗体験でしか得られないものもたくさんあるようです。今回は、「失敗体験の重要性」「子どもが失敗したときの親の心得」について、とことん考えていきましょう。“カーリングペアレント” が奪う「わが子の失敗体験」みなさんは、過去に大失敗をした経験はありますか?これまでの人生を振り返って、すべてのことが希望通りスムーズに進んだという人はいないはず。むしろ、「いまになって考えると、あの頃の失敗がその後の人生に役立っている」「失敗した当時は、この世の終わりとばかりに絶望したけど、あの経験があったからこそ飛躍できた」と実感している方が多いかと思います。では、「わが子の失敗」についてはどうですか?いつでも親がそばにいて、手を差し伸べてあげられる幼少期なら、子どもの失敗にすぐに対処することができるかもしれません。しかし、幼稚園、小学校、中学校に通うようになるにつれ、子どもは親と離れて過ごす時間が増えていきます。すると、常に子どもに手を差し伸べることは難しくなるでしょう。それでもなお、親が子どもの失敗を未然に防ぎ続けた場合、子どもの成長過程においてさまざまな問題が表面化してしまうようです。その弊害について、精神科医・片田珠美氏は著書『一億総ガキ社会 「成熟拒否」という病』のなかで「カーリングペアレント」を例に挙げて解説しています。カーリングとは、氷上のストーンが進む道をブラシでゴシゴシとならし、スムーズにストーンをすべらせて得点を競う競技。同じように、子どもの進む道からあらゆる障害を取り除き、 “困難や危険も人生の一部である” という重要なことを身につける機会を奪う「カーリングペアレント」がいま、世界各国で問題視されているとのこと。「子どもが転んだりけがをしたりしないことが最優先課題になっている過保護・過干渉の教育が、打たれ弱い子どもや若者を数多く生み出していることは明らか」と片田氏が指摘するように、失敗体験を避けながら育った子は、失敗して傷つくことを過度に恐れて、挑戦する前から諦めるようになってしまうのです。さらに、「挑戦しない」→「失敗経験がない」→「根拠のない万能感が育つ」となるため、少しでも自分の思い通りにいかないストレスにさらされると、対処ができなくなってしまう子も出てくるのだそう。そしてその際によく見られるのが、「衝動コントロールができなくなってキレる」「弱い者いじめをして欲求不満を発散する」「不登校やひきこもりの形で安全地帯に避難する」の3つの行動。失敗体験がないまま成長すると、子ども本人が生きづらさを抱えていくことになってしまいます。失敗を通して学ぶ「やり抜く力」と「決断力」次は「失敗を通して学ぶこと」について、詳しく解説していきます。失敗体験を重ねることで身につく力はたくさんありますが、そのなかでも「やり抜く力(GRIT)」と「決断力」はとても重要です。失敗によって身につく力1:やり抜く力(GRIT)ペンシルバニア大学心理学教授のアンジェラ・ダックワース氏の研究によると、「やり抜く力」は生まれもった才能ではなく、失敗を恐れずに挑戦し続けることで後天的に身につけられるのだそう。何度も失敗を繰り返すことで、「今度こそ!」と成功を目指してやり抜こうとする意識が芽生えるのです。どんなに優れた才能や恵まれた資質が備わっていても、何事も途中で投げ出してしまうようでは成功をつかむのは難しいでしょう。逆に、才能や資質に恵まれていなかったとしても、粘り強く取り組む姿勢と努力し続ける強い意志が備わっていれば、成果をあげることができるはず。親は、子どもに失敗させないように先回りして手を出すよりも、たとえ失敗しても自分の力で立ち上がれるようにサポートすることが大事です。子どもが、何度でも挑戦しようと思えるような接し方や声かけを意識しましょう。失敗によって身につく力2:決断力失敗によって培われる、もうひとつの力は「決断力」。オーストラリアエディスコーワン大学教育学部講師のマンディー・シェイン氏は、「失敗がもたらす最大の利点は、自分の決断に対する当然の結果を学べること」と断言しています。たとえば、「宿題をしなければ怒られる」「練習をしなければレギュラーになれない」という “結果を経験させること” が大切なのです。「Aをしたら、Bが起こる」というシンプルな概念も、失敗を経験してこそ理解できるとシェイン氏は言います。「決断」には責任がともないます。自分の決断によって不利益が生じたり、傷ついたり後悔したりすることを恐れていては、いつまでたっても決断力は身につきません。わが子には、失敗をたくさん経験して決断力を高めてもらいたいものです。子どもが「安心して失敗できる」ために親がやるべきことどんなに失敗体験が大事だとわかっていても、子どもが明らかに失敗しそうなとき、口や手を出さずにいるのは難しいものです。そこで、「この経験がわが子を成長させる!」と信じて見守ってあげられるように、また子ども自身が「安心して失敗できる」ように、親としての3つの心構えを提案します。■ネガティブなリアクションをやめる花まる学習会代表の高濱正伸氏によると、物事を始めるときに「できない」「やりたくない」と否定形から入る子どもは、親のリアクションの影響から失敗を恐れているのだそう。たとえば、子どもが新しいことに挑戦しようとしたとき、「本当にできるの?」「難しいから無理だと思うよ」と言っていませんか?テストやスポーツでミスをした子どもに対して、「あ〜あ」「もう、本当にダメね」などと失望の言葉をぶつけていませんか?「『最初から成功しなければならない』と強いられた子どもが、失敗を恐れて挑戦することを敬遠するようになるのは当たり前」と指摘するのは元筑波大学附属小学校副校長の田中博史氏です。失敗した結果に対して、「叱る」「がっかりした態度を見せる」「プレッシャーを与える」といった対応をしていると、子どもは「失敗してしまった!」と必要以上に恐怖を感じることに。まずは落ち込んでいる子どもの気持ちに共感し、「話してくれてありがとう」「頑張る姿が見られて嬉しいよ」と前向きな声かけをしてあげましょう。そして、「子どもが勇気を出してなにかに挑戦しようとしたとき、『うちの子は成功するかな?失敗をするならどんな失敗をするかな?』とニコニコしてただ見ていてあげればよい」という田中氏の言葉を思い出して、大らかな気持ちで見守ってあげてください。■「結果」より「努力」をほめるアドラー心理学のメソッドを取り入れた「松井美香ピアノ教室」代表の松井美香氏は、「子どもに失敗をさせないようにすることではなく、失敗を恐れない、強く前向きな心を育てることが大切」と述べています。アドラー流子育てでは、結果よりも経過を重視し、失敗したら何度でもやり直せるということを教えるのだそう。親として気をつけるのは、結果だけに注目しないこと。目を向けるべきは、それまでの努力です。テストの結果がよくなかったとき、「なんでこんな点数なの!?」「こんな点数だなんて恥ずかしい!」「もう二度とこんな点数とらないで!」と、結果だけを見て責め立てるのはもちろんNG。努力したけど結果に結びつかなかったのなら、「頑張って解いたけど難しかったんだね」「一生懸命勉強していたよね。頑張る姿が嬉しかったよ」と、親が努力した過程を認めることで、子どもは前向きに失敗を受け止められるようになります。また、その先の段階として、子どもに「次はどうしたらいいと思う?」とたずねたり、一緒に考えたりすることも大切です。アドラー心理学者でカウンセラーの本郷博央氏は、「失敗は誰にでもあることなので仕方がない。むしろ喜んで受け入れるべきという前提のもと、『じゃあ次に同じことをしないためにはどうしたらいいか?』と考えることが、子どもの成長や自信につながる」と述べています。■親自身が「失敗を失敗と考えない」教育ジャーナリストの中曽根陽子氏は、「子どもに失敗させまいとするのは、『自分の子育てや家庭教育はうまくいっている』と親が安心したいだけ」と苦言を呈しています。前出の片田氏もまた、「たいていの親は子どもに『あなたのためを思って』と言うが、じつは『子どもが失敗すると自分も不安になるので、その不安を回避するため』という場合が少なくない」と厳しく指摘しています。だからこそ、親自身が失敗に対する認識を改める必要があるようです。「失敗する大人の前だと、子どもも気軽に失敗できる」と前出の田中氏が述べるように、子どもに自分の弱点をさらけ出したり、失敗談を話したりしてみましょう。そうすると、「私がこんなことを言っても、このお父さんなら味方になってくれる」「お母さんだって苦手なことがあるのだから、僕も苦手なことを言ってみよう」と、子どもは苦手なことを素直に表現できるようになります。東京都市大学教授の井戸ゆかり氏も同様に、「『失敗してもいい』という気持ちの裏には、なにか問題が起きても『お父さんとお母さんのところにいけば大丈夫』という思いがある」と述べ、子どもが親を「安全基地」だと感じられるような、親子の信頼関係の重要性を説いています。そのためにも、日頃からどんな小さなことでも話し合えるような関係性を築いておきたいですね。***子どもが失敗を恐れるようになるのは、親の態度や言葉かけが大きく影響しています。まずは親御さん自身が、失敗に対するネガティブなイメージを捨てて、「わが子が成長するチャンス!」と前向きにとらえることから始めてみましょう。(参考)片田珠美(2010),『一億総ガキ社会 「成熟拒否」という病』, 光文社新書.All About|「カーリングペアレント」とはどんな親?アンジェラ・ダックワース(2016),『やり抜く力GRIT(グリット)ー人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』, ダイヤモンド社.ニューズウィーク日本版|立ち直る力を持つ「強い子供」に育てる、正しい失敗のさせ方とは高濱正伸(2012),『伸び続ける子が育つ お母さんの習慣』,青春出版社.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもを大きく成長させる、人間関係における失敗。親が知るべき「子どもとの距離感」Gakken キッズネット|失敗を恐れずチャレンジする心を大切に/くやまない、悩まない、自分を責めないーー心がラクになるアドラー流子育て【第14回】いこーよ|失敗も怖くない!子どもの自信をアップさせる子育て法STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|任せて、失敗させて、考えさせる。「困難を乗り越える力」を伸ばすには、放っておくのが◎田中博史(2018),『子どもと接するときにほんとうに大切なこと』, キノブックス.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「失敗を恐れない力」の育て方。子どもに「挑戦したい!」と思わせる、効果抜群な言葉かけソクラテスのたまご|カーリングペアレントとは?特徴と事例、予防策を解説
2022年03月04日人それぞれ理想のプロポーズってありますよね。でもそれは女性だけでなく、「プロポーズをする側」である男性にもあるかも…今回は、12星座別「男性のプロポーズの仕方」について、YouTube『占いちゃんねる』を参考に会話形式でご紹介!この中に理想のプロポーズはある?■牡羊座|彼女から煽られて…彼女:ねえ、〇〇ちゃん結婚したって!彼氏:へー、そうなんだ。ってかさ、昨日職場で~~~。彼女:…結婚の話題になるとすぐ話逸らすよね。結婚の話をするの嫌なんでしょ?彼氏:いや、そんなんじゃないし。彼女:じゃあ、私と結婚できる?彼氏:いいよ。結婚しようよ。■牡牛座|ド定番!王道プロポーズ彼女:おしゃれなレストランだねー。彼氏:う、うん!せっかくの誕生日だしね!彼女:嬉しい!ありがとうね。彼氏:うん!彼女:(ニコニコ)彼氏:あ、あのさ…僕と結婚してください!■双子座|日常のなかでふいに彼氏:今日も楽しかったー。彼女:そうだね、久々に会えてよかった。彼氏:あ、そうだ。言おうと思ってたんだけど…彼女:ん?なに?彼氏:僕と、結婚してください。■蟹座|思い出を大切に彼氏:ここ覚えてる?彼女:うん!告白してくれた公園だよね。。彼氏:そうそう!それでさ、伝えたいことがあって。彼女:なに?彼氏:こんな僕だけど、結婚してください!■獅子座|まさかの演出で…彼氏:美味しかったねー彼女:うん!あ、デザートがきた!彼氏:…彼女:ケーキ美味しい!…あれ?何か入ってる。彼氏:ふふっ彼女:え?指輪?これって…彼氏:僕と結婚してください(キラッ)■乙女座|ザ・シンプル彼女:こんなホテル初めて!彼氏:へへっ、頑張っちゃった。彼女:連れてきてくれてありがとうね。彼氏:どういたしまして!彼女:良い記念日になりそう。彼氏:うん。…あのさ、僕と結婚してください...■天秤座|流れに乗っかって…彼女:えっ!〇〇ちゃんたち結婚したんだって!彼氏:そうなの?あの二人どのくらい付き合ってたんだっけ?彼女:うーん、5年くらい?彼氏:へぇー、俺たちと同じくらいか。彼女:そうだね。ねえ、私たちもそろそろ結婚とか…彼氏:うん、俺も思ってた。じゃあ結婚しよっか。■蠍座|お家でいきなり彼女:美味しい?彼氏:美味しい!俺は幸せだなぁ。彼女:えぇ?急にどうしたの?笑彼氏:彼女がご飯作ってくれて、一緒に食べれて…幸せだよ。彼女:そう?彼氏:うん!ねえねえ、俺と結婚しよう?■射手座|非日常的な空間で彼氏:この場所、素敵じゃない?彼女:本当だ!綺麗!写真撮ろうっと。彼氏:よかった。彼女:えー!本当にすごーい!彼氏:…ねえねえ。彼女:ん?どうしたの?彼氏:僕と結婚してください■山羊座|転勤などがキッカケで…彼氏:あのさ、今日転勤が決まって…彼女:えっ!そうなの?どこに?彼氏:福岡県。それで着いてきてほしいなーって…彼女:どういうこと?彼氏:結婚してほしい。■水瓶座|ん?プロポーズ…?彼女:記念日に会えてよかったー!彼氏:そうだねー。彼女:…じゃーん!これプレゼント!彼氏:おーありがと。あ、俺からもあるんだ。はいコレ。彼女:えっと…これって指輪だよね?もしかしてプロポーズ?彼氏:そうだよー。これからもよろしく。彼女:…■魚座|慰めの延長で彼女:ただいまー。…はぁ。彼氏:どうしたの?何かあった?彼女:うん…今日仕事で色々やらかしちゃって…彼氏:そっか。でもたまにはそういう日もあるよ。彼女:そうかなあ?でもありがとうね。彼氏:…俺がこれからも支えるよ。結婚しよう?■彼はどんなプロポーズをしてくれる?積極的にいったり流れに任せたり…12星座ごとにプロポーズの傾向はさまざま。あなたが受けるプロポーズは、一体どんなものになるのでしょうか。12星座ごとの本音や行動を、ぜひチェックしてみてくださいね。(文=ココロニプロロ編集部)
2022年02月26日もうすぐひな祭り♪ 子どもの年齢に合わせて、簡単に折れる<おひなさま>のつくりかたをご紹介します! ポップな絵柄の折り紙を使えば、ファッショナブルなおひなさまに。親子で楽しくコミュニケーションを取りながら、”おひなさまづくり”にチャレンジしてみませんか?<3~4歳向け>いちばんシンプルに折れる、おひなさま。一般的な15角サイズの折り紙を1/4サイズに切って折ると、小さな子どもでも折りやすくてGOOD♪ 和柄の折り紙を選ぶと、ひな祭り感がアップ![つくり方]顔を描いて、完成!<4~5歳向け>ちょっぴり複雑な工程もチャレンジできるようになってくるこの年齢。まずは子どもに任せて折ってよう! 最後の方の細かい工程はママと一緒に折れば大丈夫。おひなさまは自立するので、飾り棚にも飾りやすい。[つくり方]ひっくり返して、図のように折る。ひっくり返して、顔を描いて、完成!<6歳~向け>もう一人でも折れるかな? 細かい工程は、ママも一緒にサポートしてあげよう。おひなさまは自立するので、完成したら飾ってね。たくさん折って、おばあちゃんやお友達にもプレゼントしちゃおう![つくり方]後ろに半分折る。後ろのふちに合わせて折る。中に入り込んだ紙を外へ引き出す。図の矢印の方向に広げる。折り紙を図の向きに変えて、図の●同士が重なるよう折り、開いて折線をつける。7でつけた同じ線で後ろに折る。ひっくり返して、図のように折る。ひっくり返して、顔を描いて、完成!(4~5歳向け)オリガミオリガミ<15角> 水彩 ボーダー柄 ¥300(6歳~向け)オリガミオリガミ<15角> 水彩 花柄 青、赤 各¥300問い合わせ:株式会社デザインフィル ミドリカンパニーwww.midori-japan.co.jp/chotto青柳祥子さん折り紙創作家。雑誌、TVなどのメディアや折り紙教室など多方面で折り紙指導を行う。著書に『かわいいどうぶつおりがみ』(永岡書店発行)がある。/Yukari Narita
2022年02月25日まめねこさんが描く、毒親に育てられたWさんのエピソードです。Wさんは4歳の娘さんがいるシングルマザー。子どもの頃、毒親の母に育てられました。殴る蹴るの毎日でも、子どものころはおかしいと思いませんでした。しかし、ある出来事をきっかけに、自分の親が普通ではないことに気が付きます……。シングルマザーのWさんは4歳の娘さんと2人暮らし。しかし、自分の子育てに自信が持てないと言います。それは、自分自身がいわゆる「毒親」のお母さんに育てられたから。普通の親が分かりません。 お母さんは、Wさんが高校入学した頃に変わっていきました。殴る蹴るも当たり前の日々。それでも、当時はお母さんが普通の親でないことに気が付きません。 自分と向き合うため、娘に同じ思いをさせないため、Wさんは過去を振り返ります。はたして、お母さんはなぜ毒親になったのでしょうか。そしてWさんが毒親だと気付いた出来事とは……!?思い出す母親の姿は…… 当時の彼氏との刑事事件、Wさんの高校中退をきっかけに、お母さんは変わってしまいました。お酒を飲んでは、殴る蹴るの毎日。 「そんな暇があるなら……働けぇ!」 お風呂さえもゆっくり入ることは許されません。 心配してくれる周囲の声に耳を貸さないWさんでしたが、ある日、お母さんが彼氏を庇う出来事が起こります。しかも、お母さんはWさんを殴ってまで……。 このとき、Wさんはようやく気付きました。 お母さんが普通の親ではないこと、これまで自分がされてきたことがおかしいということに……。 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2022年02月16日「私の育児は絶対に正しい」と自信をもって娘の教育に励んでいた投稿者さん。熱心に取り組んだ甲斐あり、娘は勉強のできるいい子に育ったはずなのに、頭が真っ白になるような言葉を投げかけられるのでした。私の教育は間違っていたの!?■優秀なはずの娘がついた嘘私は朱音。小5の娘・結衣がいます。そして、同じ町内に私の妹・紗枝の家族も住んでいて、紗枝の娘の莉子ちゃんも、結衣と同じ小学5年生です。私は結衣の将来のために、幼い頃からしっかりと教育をしてきました。一方、妹の紗枝の家では莉子ちゃんがあまり勉強が得意ではないらしい上に、紗枝も「うちは子どものやりたいことをやらせるって決めている」と言い放つ始末。そんなある日、小学校の個人面談がありました。結衣は、学校のテストはほぼ満点だったため、担任の先生の言葉は、信じがたいものばかりでした。まさか、今まで良い点数のテストだけを私に見せていたなんて…。結衣に嘘をつかれていたことがわかり、私はショックで、家に帰るなり結衣を問い詰めました。結衣の将来のため――そう思った私は、翌日から放課後は遊ばせず、塾のない日は家でもっと勉強するよう言いました。娘の勉強量を増やした一週間後。満点に喜んだのも束の間、結衣の答案をよく見ると、式が間違っているのに答えだけあっているものや、唐突に正しい答えが書かれているものがたくさんあったのです。勉強を頑張っていると思っていた結衣が、実は解答をカンニングしていることに気づいた私は、まず夫の弘毅に相談することにしました。「娘のため」と夫は言うけれど、ずっと「結衣のため」だけを考えてきたのは私。それなのに私の育て方が悪かったかのように言う夫に怒りがおさまらず…。私の育児は絶対に正しいと確信したかった私は、妹の家を訪ねることにしました。■結衣の言葉に頭が真っ白に結衣の家を訪ねた帰り。莉子ちゃんが成績が上がらないのは、やっぱり親が見ていないからだと思いました。でも、成績のことをあんなに楽しそうに話すなんて、うちでは考えられない…。自分とは真逆の育児をしている妹の家のほうがいいなんて…。私は結衣の言葉に、頭が真っ白になってしまいました。そして、莉子が珍しく泣いて訴えた姿に、これまでの育児が間違っていたんだともわかりました。でも、一体何がどう間違っていたのか、いくら考えてもわからなくなってしまいました…。このストーリーに読者の反応は…?■主人公の心の葛藤に共感して涙勉強のできるいい子に育っていたとばかり思っていた娘からの涙の訴えで、自分が毒親になってしまっていたことに気付いた朱音。読者の方からの感想をご紹介します。・毒親離れって本当に大事だと思いました。毒親の呪いは物理的に離れても解くことができなくて、自分から考えを変えていかないと本当の意味で開放されないなって思いました。・これはママのケアも同時進行でやらないと意味がない。子どものケアだけしても、ママの母親への気持ちを満たしてあげないと根本的な解決にはならない。・主人公は本当の意味での勉強ができていたわけではないのではと感じました。自分は間違っていないと主張し、「疑う」「深く考える」ということができていないので、正解が1つに決まる問題を解いて点数になるような勉強だけを勉強だと思っているのではないかと思います。本来、答えが幾つにもなるものを考えるのが学問なのに、この厳しさでは娘さんの人生も豊かにならないですし、受験でも困りそうです。それ以前に娘さんの心の傷が心配ですし、親戚を落ちこぼれと断じる姿勢が歪みを植え付けていないか心配になりました。・こんな親、絶対嫌だ。勉強は大切なのは大きくなった後になって思うけど、勉強が全てではないし、こんなに縛られてたらそりゃこうなるよねーっていう状況な気がする。朱音と同じような経験をした方からの感想も届きました。・私も40前のいい大人なのに、いまだに母親に好かれたい気持ちがあるので、この主人公の心の葛藤に共感して泣いてしまった。・うちの親もそうやって気づいてくれたら良かった…。・この手の呪縛は一生この子に取り付く。「大丈夫」「もう平気」「うん、わかった」と言っても それは母親を安心させるため、すべて嘘。毒親が子供の頃にかけた呪いは一生続くんだ。・全く同じ毒親持ちです、お陰で人間不振、人間嫌いになりました。・私も母の呪縛とともに育った長女です。主人公の気持ち、内容は違うけどわかる。私の場合は毒だけじゃなく愛情もかけてもらっていたので、呪縛があったことに気づいたのは結婚して実家を出て数年経ってからでした。・この連載記事で描かれているほどではないけれど、私の実家もかなり似た傾向がある家庭だったので、結衣ちゃんの気持ちが手にとるように理解できてしまいました。暴力や性的虐待、あるいは不倫や酒・ギャンブル依存等ほどわかりやすく重大な不和状態ではなくとも、その後の人格形成や人生に大きな悪影響を及ぼし得るものなのだということが、他の読者の方にも伝わればいいなと思いました。教育に熱心になりすぎるのは、子どものためなのか親自身の問題はないのか考える必要がある…。そんなことを思わされるエピソードでした。ウーマンエキサイトでは、親子関係はどうあるべきかをテーマにした漫画を多数紹介しています。▼漫画「子どもを縛るママと尊重するママ」
2022年02月06日■前回の木村先生のお話これからの時代を生き抜くためには母親も子どもも、失敗しても立ち直れる「レジリエンス」が必要。しかし親が過保護になって必要以上に子どもに関わり続けてしまうとこの力は伸びません。そうならないためには…?つい、子どもに口うるさく行ってしまうのは、ママが不安だから。ヘリコプターペアレント(ヘリコプターのように子どものまわりを旋回し、管理・干渉し続ける保護者を意味)のような子育てをしないためには、「周囲の同調圧力に負けずに、子どもを信用するが大切」と木村先生に教えていただきました。再び読者Aさんと木村先生の会話に戻りましょう。■勉強しない子どもを信じることができる?木村先生:「勉強をしない」、「素行が良くない友だちと付き合ってる」…。こういったことを長い人生の中で経験することは、悪いことではないと私は思っています。子どもが成長する最中には、山あり谷ありであることの方が自然です。「わが子は今、回り道をしているけれども、最終的には自分らしく幸せな大人になっていく」と、信じていればいいんです。Aさん:その状況で、子どもを信じるって、とても、とても、難しいと思います…。木村先生:どうして? だって、自分の子どもでしょう? ゲームばかりしていても、親に迷惑をかけていても、自分の子どもでしょう? その子は、世界にたった一人しかいない、わが子でしょう? 「自分には、最終的に帰るところがある」と、子どもが思えていること。これが、とても大切だと私は思うのです。そのためには、「どんなことがあってもお母さんは、あなたの味方だよ」と、ママ自身が子どもを信用するしか方法はないと思うんです。■勉強しない子ども自身が困っている可能性もあるAさん:子どもに、「お母さんは、あなたの味方だ」ということが伝わっているのかな? というのがわからなくて…。どう伝えればいいのでしょう?木村先生:たとえば、子どもが「勉強したくない」と言ったとしましょうか。そんな時、親は心配だから「なんで?」と聞きます。聞かれた子どもは、自分の中に原因があると考えて、不安になったり、塞ぎこんだりしてしまうのです。そんな時は、発想を転換する! HOWを使うんです。「どうしたら、あなたが楽しく勉強ができるようになると思う?」「どうしたら、あなたが勉強したいと思うようになるかなぁ?」と、子どもに聞いてみるのです。Aさん:なるほど。声かけをそんなふうに変えていくことから始めればいいんですね。木村先生:子どもに対して「指示命令」をするのではなく、「問いかけ」をしてみる。そして、その問の答えを子どもから言ってもらえる。親は、そんな大人になればいいのです。「子どもが、勉強をしない」と親が困っているとしたら、子ども自身も、本当に困っていることが多いのです。「(本当は勉強したいと思うのに)、その方法がわからない、向き合い方がわからない」といった感じでね。子どもが困っている原因は、じつは本人の中ではなくて、案外、周りの環境の中にあるんです。私が校長を務めていた大空小学校(映画『みんなの学校』の舞台となった学校)には、学校に通えなくなった子どもがたくさん転校してきました。でも、大空には通えるんです。「違いは、何?」と聞くと、「空気が違う」と、子どもたちはみんな言っていました。Aさん:空気…。子どもたちは、きっと、今の世の中や、学校の空気がつらいんですよね。木村先生:今の学校の空気に入ろうとしたら、自分をガチガチのスーツケースの中に閉じ込めなければならない。でも、それを風呂敷に変えたら? 風呂敷は、どんな形にも自由自在になるでしょう? だから「子どもを育てる」のではなく、「子どもが育つ」。その周りにいる自分たち自身を少しずつアップデートしていこう! 大空は、そんな大人の集まりでした。Aさん:子どもを主語にして、自分が変わっていく…、そんな感じでしょうか。 ■10年後の社会で「生きて働く力」とは木村先生:そうですね。だからこそ、「勉強をしないさい」と子どもに言うときには、「勉強って、何だろう? 学びって、そもそも何だろう?」といったことを、ママたちには自分の頭で考えてみて欲しいのです。下記は、私が文部科学省から聞いた文言です。「みんなと同じことができる」このことが評価される時代は終わった。他人と違うことに価値のある時代になってきた。木村先生:文部科学省は10年に一度行う「学習指導要領」の改訂をし、小学校では2020年度から既に新しい学習指導要領(※)での指導が始まっています。ところで、今の学習指導要領の下で育った子どもたちが大人になる、10年後、20年後は、どんな世の中になっていると思いますか?Aさん:10年後、20年後…。そうですね、学歴があることよりも、「自分が何をやりたいか?」を追求していける子が生き抜いている気がします。木村先生:本当にそうですね。今の学歴社会、受験社会が、どこまで通用するのかな? と、私は、思います。Aさん:でも中学受験など受験が低年齢化して、ママたちがヒートアップしている現象もある気がします。この歪みが、どこで調整されるのか? いつ世の中が変化していくのかが不安です。■「正解通りにできること」が目標?木村先生:Aさんが世の中の変化を感じていないのであれば、残念ながら娘さんが通っている学校は、変化をしていない可能性もありますね…。私の肌感覚としては、「全国の学校」という日本の全体像で見れば、随分と動き始めている印象です。一方で、旧態依然のまま、まったく変化をしていない学校があるのも事実です。たとえば、オリンピックがありましたが、現状はそのキーワードだった「多様性」や「共生」が、行動に繋がっていない人が多いのと似ているイメージでしょうか…。木村先生:ところで、多様性ってどんなことだと思いますか? 私は、多様性とは「違う文化をリスペクトすること」だと思っています。子どもがふたりいたら、ふたりともが、それぞれ別の人間ですから違います。お互いがお互いをリスペクトできる。言い換えれば、それぞれの人が、それぞれの人をリスペクトできれば、すべての人が「自分の人生」を生きることができるのです。具体的に考えてみましょうか? たとえば小学校1年生になったら「廊下は、右側を歩きましょう」と、習います。右側を歩くのが「正解」で、これまでは「先生に言われなくても、自主的に右側を歩けること」が評価されてきました。学校も親も「正解通りにできること」を、教育の目標に掲げてきたのです。けれども、「正解通りにできる子ども(右側を歩ける子ども)」を育てたところで、多様性が尊重される社会で生きていけますか? これからの世の中には、左右がわからない人が歩いているかもしれないし、「左側を歩くことが正解」という文化の外国人の方だって増えていくでしょう。Aさん:本当に、そうですね…。木村先生:これから育てるべきは、「きちんと右側を歩ける子ども」ではなく、「道で人にぶつからないためには、どうすればいいか?を、自分の頭で考えられる子ども」なんです。そのためには、「曲がり角では、立ち止まるようにしよう」など、日々生活の中で、都度、自分で考えていかなければなりません。Aさん:そういう子を育てるためには、どうしたらいいんでしょうか?【木村先生がママたちに伝えたい9のこと】4.「自分には、最終的に帰るところがある」と、子どもが思えていることが大事5. 指示命令ではなく、「あなたはどう思う?」と、子どもに聞いてみる6. これから育てるべきは、自分の頭で考えることができる子である「自分の頭で考えることができる子」を育てるためには、私はどうすればいいですか? 次回も、木村先生と一緒に考えます。※文部科学省: 学習指導要領「生きる力」 学校で学んだことが、明日、そして将来につながるように、子どもの学びが進化します。新しい学習指導要領、スタート。■お話を伺った木村先生の書籍 『10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方』 木村泰子(著)/青春出版社(1,540円(税込))「見えない学力」が身につけば、結果として「見える学力」(成績)は上がる! 2万人が感動したドキュメンタリー映画『みんなの学校』(「不登校ゼロ」の公立小学校)で話題となった大阪市立大空小学校初代校長が明かす、子どもが自分で考え行動しはじめる「見えない学力」の育て方とは?【木村泰子(きむら やすこ)先生】映画『みんなの学校』の舞台となった大空小学校の初代校長。大空小学校は、「奇跡の公立小学校」「こんな小学校にわが子を通わせたかった」と言われる大阪の公立小学校。「子どもたちから学んだこと」をベースにした子育て論が、ママたちの支持を集める。
2022年02月02日メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、「自分は毒親かも」と思った方に向けてお話ししています。どんなことをしてしまうと毒親なのかを詳しく解説!子どもをしっかりした子に育てたい、勉強のできる子に育てたい。大切なわが子の将来を思うからこそ、子どもにさまざまなことを期待し、教えたくなりますよね。教えなければという思いから、ついつい子どもに対して口うるさくなってしまう親は多いものです。でも、それが“毒親”としての一歩だったとしたら……。毒親にならないために、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。 そもそも“毒親”とは?最近、ニュースなどで見かけるようになった「毒親」という言葉。毒親とは、暴言や暴力、しつけという名の過干渉をする親について使われる一方、自分の都合を優先し、子どもを放置したり、かまわない親についても使われる言葉とされています。また、親の過干渉から生じることとして、子どものキャパシティ以上に勉強をさせることを“教育虐待”とも言われるようになりました。 もしかしたらその対応は“毒親”の一歩かも暴言や暴力はもちろんしていない、ネグレクトもしていない、だから私は毒親ではない、と思っている人はもしかしたら危険かもしれません。誰でも毒親への一歩に足を踏み入れている可能性があります。お行儀よく食べさせよう、お片付けができるようにさせよう、電車の中でじっとしているように教えよう、これらはどれも当たり前に子どもに教えたいことだと思います。もちろん、お子さんがきちんと社会で過ごせるように教えたほうがいいことでもあります。けれど、子どもの成長に合わせず急ぎすぎて教えてしまうことは、毒親への第一歩を進めてしまうことにつながるかもしれません。 期待をかけすぎないようにブレーキを親としては、ついつい先回りしてお子さんにいろいろと教えこませたくなります。でも、まだまだ小さいときにお行儀などを教え過ぎることが、その後の“教育虐待”にもつながっていく恐れがあります。 根底にあるのは、こうなってほしい、こうあるべき、という子どもへの期待。しかし、小さなお子さんのキャパシティは、まだまだ小さいものです。それが本当に“今”教えたほうがいいことなのか? 子どものキャパシティを超えた親の「期待」がかかっていないか?を考えてみましょう。もし、ちょっと子どもにうるさく言い過ぎているかも……と思ったら、友人やご自身の親御さんに自分の対応が過干渉になっていないか聞いてみてください。自分の子どもに責任を持っていない、ある意味「無責任」な意見が、自身の毒親への一歩を止めてくれるブレーキになることがあります。 大切で愛するわが子のためだからこそやっていることであり、お子さんによってできる範囲も受け止め方もさまざまなため、どこからが毒親への一歩となるのかは、本当に難しいところです。うるさく言い過ぎているときに、「子どものため」という理由からであればちょっと立ち止まってみて、お子さんの気持ちが後回しになっていないか考えてみるといいかもしれません。 イラスト/マメ美 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2022年02月01日冬に美味しいお鍋…。作るのも簡単な鍋…。毎日でも食べたい勢いですが、我が子はお鍋が苦手。私も子どものとき苦手だったから気持ちはわかる…が、食べてほしい!子どもウケする鍋をいろいろ試しましたが…。いろいろスープを変えても、ベースの野菜を白菜にしてもキャベツにしても、味を濃いめにしても薄めにしても、効果ナシ!子どもふたりは鍋が苦手のまま。ただあることをしただけで、イチコはものすごく箸が進むようになりました!それは…。これだけ!野菜を細切りにすると、噛む力も少なくて済むし、スープの味もしっかり具に絡むし、野菜独特のクセのある風味も抑えられて、めちゃめちゃ食べやすいんです!親の私たちも「こっちの方がおいしい!」と大絶賛。笑イチコの食べっぷりも全然違います!二太郎も一緒に、家族みんなで美味しく鍋をつつけるのはいつになるやら…。とはいえ細切り野菜鍋、イチコには効果があったので、子どもの鍋嫌いにお悩みの方、ぜひ試してみてくださいねー!
2022年01月31日偏食はなぜ起こる? 子どもの好き嫌いは「防衛本能」って本当?特定の食品への好き嫌いを極端にはっきり示すことを、一般に「偏食」といいます。偏食のある人の食事風景を目にすると、「わがまま」「親のしつけが悪かったんだろう」「食わず嫌いでは?」などと眉をひそめる人が多いかもしれません。けれど、発達途中の子どもの食に目をうつせば、偏食は決して珍しいことではなく、多くの子どもが通る道です。偏食はなぜ起こるのでしょう?大人にとっては、食事は栄養補給の手段であると同時に楽しみの一つ。「おいしいものを食べるために頑張っている!」という人も多いでしょう。でも、幼い子どもたちにとっては、食べることは不安を伴う行為でもあります。食べるということは、体の中に異物を入れるということ。もし腐っていたり、毒物だったりすれば、命が危険にさらされてしまいます。食べたことのない食材を警戒するのは、「本当に食べていいのか分からない」と本能が危険シグナルを発するから。「青い色は未熟でおいしくない?」「酸味は腐敗のサイン?」「苦味やえぐみは毒の可能性がある?」こうした本能的感覚は、体が未熟で免疫力も低い子どもにとっては、生き抜くために大切なもの。さまざまな味や食感を楽しめるようになるには、経験と学習を積み重ねることが必要です。ぺっと吐き出したり、見るだけで食べなかったりすることも、乳幼児期の子どもにとっては「本当に安全?」と確かめるための大切な経験なのです。好き嫌いをなくそうと「全部残さず食べなさい!」と叱ったり、「どうして食べられないの?」と責めたりするのは、逆効果になることも。怒られながら食べる食事が楽しいはずはありませんね。嫌な記憶と結びついて、ますます偏食が進んでしまう恐れもあります。子どもの偏食が気になるとき、大人はどんなアプローチをするといいのか。発達段階別にポイントを見ていきましょう。離乳食期の偏食克服は、「食べにくさ解消」が最大のカギ「同じものばかり食べたがる」「苦手な食材があるとお皿のはじによけたり、口からペッと出したりする」離乳食が進んで3回食になるころから、こうしたお悩みがよく聞かれるようになります。離乳初期はスムーズに食べていた赤ちゃんでも、成長するにしたがって「緑の野菜が苦手」「お肉を食べたがらない」など、特定の食材への好き嫌いをはっきり示すようになることも少なくありません。乳幼児期は、まだかむ力が弱く、消化機能も未熟です。奥歯まで生えそろっていなければ、繊維質の野菜や肉をすりつぶして食べることはできません。また加熱しすぎてパサパサした魚や肉は飲み込みづらく、口の中にいつまでも残ってしまうことも。離乳食には、発達段階に合わせたかたさ・大きさの目安がありますが、目安どおりに調理しても食べにくそうな場合は、より小さめ、やわらかめを意識するとスムーズに食べられるようになるでしょう。離乳食期をすぎたあとも、食べづらそうにしている食材やメニューがあれば、小さく刻んだり、とろみをつけたり、やわらかく煮込んだりするといいでしょう。食べ慣れていない食材や調理法は、赤ちゃんにとっては未知のもの。信頼する大人が食べている姿を見ることで、「これは食べても安全なんだ!」と確認でき、「食べてみよう」という意欲につながります。3回食になり、食べられる食材が増えてきたら、大人の食事と同じ食材で離乳食をつくり、いっしょに食卓を囲むのもおすすめです。赤ちゃんの偏食は、「見慣れていないから」「食べたことがなくて不安だから」という可能性も高いものです。ペッと出されたり、残されたりするのはがっかりしてしまうものですが、めげずに何度も食卓に登場させてみましょう。たとえ食べられなかったとしても、ほかの人が食べる姿を見るだけでも、赤ちゃんにとっては大きな経験になります。何度も繰り返し目にするうちに、ふとしたタイミングでパクッと食べられるようになることも。ただし、「食べなさい」と無理強いするのはNG。「食べられたらラッキー!」くらいのおおらかな気持ちでトライしてみましょう。幼児期の偏食克服のポイントは?気分を乗せる声かけも大切!離乳食を卒業すると、幼児食へとステップアップします。幼児期も、まだかむ力や味覚は発達途上。いろいろな味や食感を体験しながら、食の世界を広げていく段階にあります。なじみのない食材、はじめて目にするメニューには、警戒心を抱いたり、進んで食べようとしないことも当然あります。また自己主張が強くなり、「これはイヤ!」「○○は食べたくない!」と断固として拒否することもあるでしょう。子どもの食べる様子を観察しながら、食事を楽しみながら好き嫌いを少なくできるよう、工夫してみましょう。「もぐもぐと咀嚼するけれど、飲み込めずに出してしまう」「口に入れるけれど、かみにくそうな表情をしている」。こんなときは、かたさや大きさを見直してみましょう。ほとんどの食材が食べられるようになっていますが、咀嚼力は大人と同等とはいきません。大人と同じメニューでも、子ども用はこまかく刻んでやわらかく火を通す、食べやすくカットするなどの工夫が必要です。苦手な野菜はこまかく刻んでホットケーキやハンバーグにまぜたり、具だくさんのシチューに入れてよく煮込み、素材の味を分かりにくくしたりと、「嫌い!」と意識せずに食べられるように調理すると食べられるようになることも。また、好きなキャラクターのお皿に盛りつけたり、かわいい型で抜いて見た目を楽しく演出するのもよいでしょう。見た目の楽しさが、子どもの「食べてみたい」という気持ちを後押ししてくれます。ひと口でも苦手な食材を食べられたら、「すごい!」「食べられたね」と大げさなくらいほめてあげましょう。ほめられたことが自信となり、「次も食べてみよう」という意欲につながります。また、「お肉、おいしいね」「野菜の色、きれいだね」と好奇心を刺激するような声かけをしていくのもポイントです。偏食が気になると、つい「全部食べられるかどうか」にばかり意識が向いてしまいますが、自分が食べる姿をじーっと見つめられながらの食事は子どもにとっても気詰まりなはずです。「そのうち食べられるようになる」と気楽に考え、会話を楽しみながら食事をしましょう。学童期の偏食克服には「いっしょにつくる」もおすすめ学童期に入ると、かむ力もぐんと発達し、経験の積み重ねで「苦手だった食材が食べられるようになった」ということも出てくるでしょう。その一方で、嫌いな食材については、本人にも苦手意識が強くなり、どんなに調理法に工夫をしても頑として食べようとしない、ということもあるかもしれません。苦手な食材を出すときは、完食しやすいようにあらかじめ量を少なくします。頑張って完食できたら「お皿、ピカピカになったね!」「がんばったね!」とたっぷりほめてあげましょう。もちろんひと口だけでも食べられたら、大きな一歩! 完食することを無理強いせず、食べてみようと思ったことをほめてあげましょう。いっしょに買い物にいったり、調理をしたりするのも、子どもの食の世界を広げる体験です。苦手な食材でも「自分で選んだ」と思うと、どんな味なのかが気になったり、少しでも食べてみようと興味がわくものです。また、調理をいっしょにするのもおすすめ。食材の色の変化を見たり、においをかいだり、グツグツ、ジュージューという音を聞いたりと、調理は五感への刺激にあふれています。できあがった料理には、愛着もひとしお。喜んで食べてくれる家族の顔をみれば、ますます「自分も食べてみよう」という気持ちが動かされるはずです。挑戦する料理は、難しいものである必要はありません。野菜をちぎってサラダにするだけでも十分! 子どもがつくってみたいと思うもの、簡単にできそうなものからトライしてみましょう。苦手なメニューでも、いつもとは違う雰囲気のなかでなら、思わず楽しく食べられることもあります。たとえばお弁当を持って公園でピクニックをしたり、友達を招いてホームパーティをしたりなど、気分が盛り上がるイベントの中のメニューに苦手食材も入れておくのも一案。食べられたら、しっかりほめて達成感を感じられるようにするのもポイントです。発達障害がある子どもには、偏食の悩みが多い?発達障害や感覚過敏がある場合は、新しいものや知らないことに不安や緊張を感じやすく、偏食がひどくなりやすい傾向があります。(ただし、偏食があるからといって必ずしも発達障害があるとは限りません)また、感覚過敏があると、苦みやえぐみ、酸味などを強く感じて、食事がおいしいと感じにくいこともあるほか、食材の色がどぎつく見えたり、食感が気持ち悪いと感じて食べられなくなるケースもあります。たとえばトマトの種のつぶつぶが目に飛び込んできて「こわい」と感じたり、揚げ物の衣が口にささって「痛い」と感じたり、感じ方はさまざまです。食べ物の食感や味わいだけでなく、金属製のスプーンやフォークの冷たさにびっくりしてしまったり、口当たりが気になってしまって、食事に集中できないという子もいます。また、「白いごはんは食べられないけれど、混ぜごはんなら食べられる」「学校では食べられないけれど、家なら食べられる」、反対に「白いごはんしか食べない」「学校以外では食べられない」など、その子なりのこだわりが強いケースもあります。発達障害は外見からは障害の有無が分かりにくいため、なかなか理解が得られにくい障害です。発達障害の特性によって出ている偏食についても、「そんなの嘘だ」「家で食べられるなら、学校でも食べられるはずだ!」と責められてしまうことが懸念されます。学校の給食で毎日「好き嫌いなく食べなさい」という指導を受けつづけた結果、学校に行くこと自体が難しくなってしまうこともあります。ただ、発達障害があるときの偏食は、単なる好き嫌いではなく、「痛み」「恐怖」「堪えがたい不快感」などと結びついていることも少なくありません。無理やり食べさせようとすれば、ますます不安や緊張が強くなり、食べられる食材や量がいっそう狭まったり、食べること自体に嫌悪感を持つようになってしまうことも考えられます。偏食が激しいと、「栄養不足になるのでは」「成長に影響が出てしまう」と心配になるのも当然ですが、焦りは禁物。子どものペースに合わせて、ゆっくり少しずつ食べられるものを増やしていくことが大切です。こだわりや特性に合わせたメニューで「食べられた!」を増やそう発達障害の特性によって偏食が起きている場合は、まずは子どもが安心できることを最優先に考えましょう。偏食があっても食べられるもの、食べられる場所は、その子にとって安心できるもの。経験を重ねることで、安心を増やしていくことが大事です。たとえば、感覚過敏があってかたいものやサクサクしたものが口内に刺さるように感じられる場合も、しっとり煮たり、蒸したりすればおいしく食べられることもあります。「野菜の種や葉脈がこわい」という場合は、ポタージュスープのようにすれば不安がぐっとやわらぐかもしれません。えぐみや苦みを敏感に感じ取ってしまう場合は、葉野菜や肉類は下ゆでしてアクを抜いたり、トマト味やクリーム味など、好きな味に調味して食べやすくするのもいいでしょう。子どもの声を聞きながら、不安を取り除き、不快感なく食べられるメニューにアレンジしていきましょう。どうしても難しく特定の栄養がとりにくい場合には、サプリメントや栄養補助食品やジュースなどで補うなど、取り方を変える方法もあります。買い物に行ったり、調理をしているところを見せたり、お手伝いをしてもらうのもおすすめです。食べることに直結しなくても、食べ物にまつわる経験を重ねることで、食に関する認知力が少しずつ上がり、ふとした瞬間に「食べてみよう」という意欲を持つことにつながります。ベランダ菜園で野菜を育てたり、食べ物が登場する絵本を読んだりするのもいいでしょう。大人数での食事がプラスになるお子さんもいる半面、大人数だと食べられないお子さんもいます。食事をとる環境によって食べられるものや食べられないものが変わってくることもあるので学校や園と情報交換をすることが大事です。文部科学省では、「偏食により食事量が極端に少ない、反対に特定の食品の食べ過ぎにより成長や栄養の摂取状況に問題がある児童生徒」を個別的な指導の対象としています。学級担任や栄養教諭、養護教諭が、子どもの達成感や自信につながるような指導をすることを目指すもので、ほかにも特別支援教育コーディネータ、学校医などが連携することもあります。一方では過度な偏食指導によって園や学校に行くことが苦痛になる子どももいます。園や学校での偏食指導においては先生方と相談・連携することが大切です。極端に全体の食事量が少ない場合の偏食指導は、慎重に進める必要があります。また、地域の児童発達支援センターや子ども発達支援センター、児童相談所、発達障害者支援センターなどの専門機関に相談してみるのもよいでしょう。食事は毎日のこと。親子だけで抱え込むと、日々の食事が大きな負担になってしまうこともあります。専門家からのアドバイスを受けることで、新しいアプローチ法が見つかることもあるはずです。参考:食に関する指導の手引第6章 第6章個別的な相談指導の進め方:文部科学省スモールステップで少しずつアプローチを!偏食が激しい子どもも、食に関する経験を重ねていくことで、だんだんと食べられるものが増え、食の世界を広げていきますし、偏食は時間が経てば解決する場合もあります。偏食のことを考え、工夫してつくった食事を食べてもらえなかったり、早く片づけたいのに食事に時間がかかってしまうなどすると親としてもストレスが溜まりますよね。食事の時間が親も子も苦痛に感じてしまう場合には、一度偏食指導を休憩するのも一つの手です。頭ごなしに「食べなさい!」と怒るばかりでは、食への拒否反応はさらに強まってしまいます。偏食克服にはある程度の時間がかかるものとおおらかに構え、「においをかげただけでもOK!」「ぺろっとなめるだけでも成長!」とスモールステップを大切に、子どもが達成感を得られるようにサポートしていきましょう。
2022年01月22日親がわが子のポジションに口出ししてくる。「うちの子は足が速いのでFW向きだと思います」「ボールコントロールが得意な方なのでMFが適正では」など親がさせたいポジションを指定。低学年ではポジションを固定しなくていいと思うが、保護者達にどう説明すればいい?というお悩み。わが子のポジションを指定してくる親御さん、どうやら最近増えてきているようです。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ポジション固定しない方がいい理由とお勧めの練習メニューを教えます。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<飛び込んで交わされたり、バランスを崩して転ぶ1対1の守備を身につけさせるにはどうしたらいい?<お父さんコーチからのご質問>池上さん、こんにちは。私はわが子(小6)のチームで指導している保護者コーチです。といっても、人数が足りなくて低学年(U-8)を見るのを手伝っている程度で、ちゃんとライセンスを持っているコーチが何人もいるので指導内容はその方たちが方針を決めています。相談したいのはポジションのことです。子どもの頃はいろんなポジションをさせた方が良いと聞きますが、保護者がわが子にさせたいポジションがあるのか口を出してくることがあります。(私がコーチ陣の中では若い方なので言いやすいのだと思います)「うちは足が速いのでFWが合っていると思います」「ボールコントロールが得意なので...(要は『MFが適正だと思う』という主張)」など、多くは前目のポジションをさせたがります。先日、野球の新庄剛志監督も選手たちにいろんなポジションを体験させて、相手のことを理解させるトレーニングをしているとニュースで拝見し、様々なポジションを経験することはチームで連携するうえで大事なことなのかなと思いました。低学年ではまだポジションは固定する必要がないと思いますが、保護者に理解いただけるようにするにはどうすればいいか悩んでいます。池上さんはこれまでどのように対応(または説明)してきたか、教えていただけますと幸いです。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。親御さんはわが子に成長してもらいたいと願っていますが、指導者も当然ではありますが自分の教え子を伸ばしたいと思っています。目標の着地点は同じなのに、向かうプロセスがちょっと違うようです。それを踏まえ、このポジション問題については指導者から親御さんに説明する必要がありそうです。■同じポジションを続けた方が上手くなる、と思っている理由「フォワードならずっとフォワードと、低学年から高学年までずっと同じポジションをやったほうがサッカーが上手くなる」例えば、そのように多くの保護者は考えています。そのほうが手っ取り早いと思っているようです。親御さんだけでなく、指導者においても長い間そう考えられてきました。「ひとつのことを長くやればやるほどうまくなる」スポーツでも、習い事でも、似た教育観が根付いていました。ところが、サッカーではさまざまなポジションを経験したほうが、どこが自分に合ったポジションなのかがわかる。そうやって積み上げてきたものが有効に働くと、今は考えられています。私は北海道から沖縄まで全国各地の少年サッカーコーチの方と交流がありますが、近年は「小学生の間はいろんなポジションをやらせる」とおっしゃる方が断然増えています。■成長すると「ポジションの適正」が変化する小学生のうちにポジションを限定しないほうがいい理由は、中学生になって第二次性徴期に入ると体格などが大きく変化するからです。身長がぐんと伸びる子、伸びない子の差が出てきます。体格が変わるので、小学生の時に足が速かった子があまり目立たなくなったり、そうでもなかった子が図抜けて速くなったりします。つまり、個々が持つ「ポジションの適性」が変化します。これらのことを踏まえると、小学生の間にポジションを決めるのは非常に危険だと言えます。私がJリーグ2クラブで育成に携わった10数年間だけでも、ジュニアユースやユースの選手をよく見ると、個々の適性がポジションと合っていないケースは少なくありませんでした。■「うちの子は○○のポジションでプレーしてほしい」という親の望みが重圧になるこれは子ども自身の希望があるのかもしれません。であれば、子どもたちの希望を聞きすぎてしまうのも問題かと思います。しかしながら、その背景には相談者さんが訴えている保護者の存在がありそうです。親御さんの「うちの子は前めのポジションでプレーしてほしい」という望みが、子どもの重石になっていることも少なくないはずです。この親子の希望に加え、子どもの成長より勝利を優先しがちな指導者のエゴも作用します。こうなってしまうと、子どもの将来のためになりません。サッカーをずっと続けてもらうためにも、サッカーのすべてのポジションを理解している、体験したことのある子どもに上のカテゴリーにあがってきてほしい。このようなことを、親御さんにも理解してもらうことが大事です。■保護者にも学んでいただくこと。ともに学びあうことが大事日本のサッカーでは、保護者の啓もうやきちんとした学びの場が設けられていません。仕組みがないので、各チームの指導者が伝えていくことが重要になります。そのためにも、指導者は勉強しなくてはなりません。「学ぶことをやめたら指導者ではない」の言葉は、どのスポーツでも言われていることです。今はインターネットで世界中からあらゆる情報を入手することができます。ネットの記事や書籍などでも、最新の育成方法が紹介されています。そういったものをコーチの方が保護者や他の指導者に伝え、ともに学び合うことが大事です。ご相談者様は幸い、「低学年ではまだポジションは固定する必要がないと思う」と理解してもらっているようです。理解していますが、保護者に理解いただけるようにするにはどうすればいいか悩んでいます。また、相談者は北海道日本ハムファイターズの新庄監督のことを例に挙げられていますが、この練習はプロ選手に向けたもので「他のポジションの選手の気持ちを知る」という目的のようです。少年サッカーでさまざまポジションをプレーすることの目的はそこではないので、上述したように違う事例をもって伝えましょう。池上正さんの指導を動画で見る>>■さまざまなポジションを経験できる練習メニュー(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)さまざまなポジションを経験できるメニューと言えば、ドイツの小学校低学年の子どもたちが行う「フニーニョ」という3対3のミニゲームがあります。ゴールは左右に2つずつ。4つあります。小さな簡易ゴールやコーンにバーをのせた小さなもので十分です。相手に攻撃されて守備に戻る際もゴールが2つあるため、3人で力を合わせて守らなくてはなりません。全員に守る習慣が植え付けられます。一方で、相手からボールを奪った瞬間、さあどこから攻撃したらいいか。最もいいポジションにいる味方にパスを出す判断をしなくてはならないので、そこで試合を組み立てる中盤の経験ができます。そうやって、シュートまで持ち込むプレーを3人全員が経験できます。ドイツサッカー協会は、フニーニョをやっていくとフォワード、中盤、バックとすべてのポジションを全部経験できることを、実際にデータを取って検証しています。そのエビデンスに基づいて、協会はこのメニューを推奨しているのです。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年12月10日誕生日は、いつでも特別な日……、そう感じませんか?もしかしたら、彼も同じようなことを思っているかもしれません。前編に続き、男性の12星座別で「彼が理想とする『誕生日の過ごし方』」を占います。今回は後編として、てんびん座(9月23日~10月23日生まれ)~うお座(2月19日~3月20日生まれ)のご紹介です。■ てんびん座(9月23日~10月23日生まれ)【ムードあふれる誕生日】ムードがあふれるシチュエーションが、てんびん座の男性の理想みたい。2人きりでも大勢でも「誕生日を祝ってくれている」という雰囲気が嬉しいようです。芸術的でおしゃれなプレゼントに喜びそう。■ さそり座(10月24日~11月21日生まれ)【ちょっと風変わりな誕生日】一風変わった誕生日を過ごしてみたいと思っているかも。古民家を貸し切ってのパーティーとか、いつもは行かないような風変わりな過ごし方を理想としているみたい。プレゼントも、珍しいモノを好む傾向があるでしょう。■ いて座(11月22日~12月21日生まれ)【のびのびと過ごせる誕生日】遠く離れた土地で開放感を味わいながら、何のしがらみも感じなくて済むような……。そんなふうに、のびのびと誕生日を過ごすのが、いて座の男性の理想みたい。場所だけしつらえたら、彼のしたいようにさせてあげるのが無難かもしれません。プレゼントも、その場で彼の好きなものを選んでもらうのが良いかも。■ やぎ座(12月22日~1月19日生まれ)【前後の予定を気にしなくて良い誕生日】やるべき仕事が終わった状態で、次の仕事の予定のことを気にしなくて良くて……。という状況での誕生日が、彼にとって理想みたい。嬉しいプレゼントは、歴史が感じられるモノのようです。アンティークなどが良いかもしれませんね。■ みずがめ座(1月20日~2月18日生まれ)【趣味を楽しむ誕生日】こだわりが強い傾向にある、みずがめ座の男性。趣味も多いみたい。そんな彼は、趣味をめいっぱい楽しむ誕生日を理想としているでしょう。素直に楽しんでくれるかも。たとえば、車好きならF1レース観戦などでしょう。■ うお座(2月19日~3月20日生まれ)【水と関係のある場所】恋愛中は基本、彼女優先なところもある、うお座の男性。「大好きな彼女が一生懸命考えてくれた誕生日ならなんでもOK!」とすらも思っているかも。ただ、水に親しむ星座なので、水族館や海などの水と関係のある場所を選んでも良さそうです。もらってうれしいプレゼントは、ペアのものかもしれません。■ こんな時期だとしても、考えるだけで恋のチャンスが…?この時期だと、そもそも彼に会えない……、なんて場合もあるでしょう。ですが、「〇〇君の誕生日、こういうことしたかったなぁ」と伝えるだけでも、「この子、自分のことこんなに考えてくれているんだ……」と喜んでくれるかもしれませんよ。(芦田イングリット/占い師)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年11月28日「毒親」という言葉が世間一般に知られるようになってきましたが、私の父も祖父母も毒親でした。子どものときは本当につらい思いをし、その毒親ぶりは今でも夢に出てきて夜中に飛び起きてしまうほどです。しかし、捉え方を変えれば彼らは立派な反面教師。今回は毒親育児を反面教師にしている私の経験をお伝えします。 祖父母からの言葉がけを反面教師に私は物心ついたときには祖父母に育てられており、実の両親の顔を知りませんでした。今でも、なぜ両親がいなかったのかはわかりませんし、知りたくもありません。それでもやさしい祖父母に育てられて、めでたしめでたしといきたいところでしたが、決してそういうわけにはいかなかったのです。 祖父母はとても恩着せがましく、口癖のように「お前は本当は施設行きだったのに」と言ってきたのです。これは今思い出してもつらい言葉です。そのため、私はわが子には毎日のように「生まれてきてくれてありがとう」と伝えるように心がけています。 お風呂は週1、おかずはスーパーの総菜のみ祖父母は戦争時代を生きた人だったためか、今の人と感覚がズレているところがありました。その最たる例がお風呂に毎日入らないことです。どんなに汗をかいても週1回しかお風呂に入れてくれませんでした。 また、祖父母は2人ともごはんを作ることができないからと毎日スーパーの総菜を与えられました。そのため、私にとってのおふくろの味はスーパーの総菜なのです。 これらの経験から、私はどんなに疲れていてもわが子を毎日丁寧に入浴させ、手作りの料理をおなかいっぱい食べさせるように努めています。 父が帰ってきてからは恐怖政治が始まるそれでも、小学生のときにフラッと父が帰ってきてお風呂などの衛生面は改善されました。ところが、この父親もとんでもない人でした。思い通りにならなければ乱暴な言葉で怒鳴って言うことを聞かせようとするのです。その怒り方は本当に常軌を逸していて、とても恐ろしいものでした。 父はたまに家に立ち寄る程度の存在だったのに、怒鳴り散らすためだけに現れることもあって、父がいると気が休まりませんでした。私はこの父の恐怖政治を反面教師に、むやみに大声を出さず、諭すように叱ることを心がけています。 私自身は毒親にはなるまいと努めてきたためか、わが子はのびのびと育っています。昔のつらい思い出を振り切れる日はなかなかこないと思いますが、子育ての反面教師として毒親との思い出を利用すれば、親としての道を踏みはずすことはないだろうとプラスに考えるようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/imasaku著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2021年11月18日親子の関わりわが子が生まれてから親は、そのそだちのなかで、一所懸命にわが子に付き合い、あるときは涙し、あるときは安堵し、またあるときは心から笑い合ってきた。最初は、なにもかも手をかけ、どうしてなかなか自分でできないのかを悩みながら、徐々に手をかけることがすくなくなってきたことに、安心と寂しさを抱え、相変わらずできたことを褒めるよりも、できないことに口を挟み、次第にゆっくりと距離を置かれていく。親だからこそ、わが子の痛みや戸惑いを感知し、親だからこそ、それを未然に防ぎたいと思う。だからこそ、関係者へのまなざしが厳しくなる。自分が関われない状況において、それを他者に委ねるとき、われわれは、どれほどの信頼をもって、相手に託せるのだろう。幻想に近い期待は、現実の中で感謝となることもあれば、失望にも変化する。それがわが子の力不足という理解より、それをなぜ支え励ましてくれなかったのかと、委ねた方に思いが募る。自分が関われないだけに、わが子への思いが大きくなる。そこには関われない申し訳なさからの自責の念も隠れている。かといって、常にそばで関わり続けるべきかといえば、それもまったく現実的ではない。わが子への申し訳なさは、ついつい委ねた他者へ感情的になる。そんな微妙な揺れのなかにいる親の気持ちを知ってか知らずか、わが子は、わが子なりに成長していく。できないことから目が離せない親の言動が、子どもにとっては痛みと重荷になり、徐々に子どもも感情的になり衝突するか、距離を置こうとする。そこにまた、親は、追い打ちをかける。発達が気になる親子の関わりこれは、発達が気になる子の親に特徴的なことがらではなく、おそらく大なり小なり、多くの親子の関わり合いとも言えるだろう。唯一異なることとしたら、最近になって、長くこうした親子関係に付き合い、最近は子どもよりも親への関わりに重心移動してきた僕は、発達が気になる子を育てる親だからこその一所懸命さにある思いがあると感じてきた。発達が気になるわが子に対して、多くの親は僕は1歳半健診前後にすでに「うちの子、どこか他の子と違う」、「そだちが遅い」などの心配を抱えていることが少なくない、なにかしらの気づきがあると理解している。ただ、心配を抱えるイコール受診相談、そして診断という流れには、なかなかならず、多くの親は、今後のそだちのなかで、あるいは保育教育の場のなかで大きく変化するだろうと思っている、あるいは期待している。だから、健診や保育現場での関係者からのそだちに関わる心配な指摘に対して、同意しつつも反発、否定したい思いもある。しかし、自分自身も心配であったがゆえに、年長になったことをきっかけに、あるいは就学を前に、という節目節目で、医療福祉機関への相談を決意する。そこで診断されたことに、多くの親は、実は納得する部分もあるが、それ以上に大きなショックを受ける。一般に子どもにある障害を受容していく過程には、衝撃・拒否・悲嘆・抑うつ・受容といったD.ドローターの段階説と、成長発達の節目ごとに親が一喜一憂するというS.オルシャンスキーの慢性的悲哀説などが代表的である。いずれにしても、わが子に診断がつくということは、大きな衝撃であり、しばしそれは受け入れがたく、時に怒り悲嘆となり、気持ちは沈む。そこから再び立ち上がり、可能な限りの関わりで、思いを整理しようとする。しかし、それは、診断がなくなることでなく、全体としてわが子を受け止める道程である。故に、階段をどんどん上がっていくことよりは、節目節目で一喜一憂を繰り返す。どの時点にいても、最初の衝撃は消えることない思いとして親の心に留め置かれ、まさにそこから別の人生に歩みを変えたと思われるくらいである。多くの親が「この子を残して死ねない」と口にするが、そこには「この子と共に生き続ける」という覚悟も、診察室で強く感じる。そこには、わが子という別人格に対する親の思いというよりは、自分の一部としてのわが子という思いがあるように思われ、わが子の診断を受け止めることは、自らの生き方を大きく変えるほどの覚悟と表裏一体のようにも見える。この子を残して死ねないということは、この子を私は護り続ける、護り切るという大きな思いでもある。だから、子どもが成長していくなかで、多くの他者が介在していくことに、親は戸惑い、相手を厳しく査定し、評価する。発達が気になる子の親の思い子どもの親への思い成長していく子どもにとって、当初親は大きな守り神で、大きな支えであった。そだちのなかで、子どもはこの支えからしばし離れ、自分だけの力を試そうとしたり、別の支えを探そうとする。ごく自然に友人ができ、親以外の大人との関係性のなかで、ものの見方、考え方が変化していく。こうした他者の視点を取り入ることで、子どもは成長変化し、沢山のそだちの選択肢を手に入れる。それが時に親とぶつかる場合もあり、守り神は護り人となり、一番頼りになる人へと子どもにとって変わっていく。ほどほどに役立つ存在となり、そのすきまを、多くの他者が埋めていく。子どもにとって、成長していくなかで、支えは親から他者へとひろがっていく。発達が気になる子の親への思い発達が気になるということは、時に他者との関係性づくりが不器用で、信頼先の他者がなかなか登場しない、つくりにくいという場合もある。あるいは、親が、その思いから長く守り神であり続けてしまい、そこから離れる、自分の力を試そうとする時期がなかなか訪れにくくなることもある。もっとも、他者が、その方を護れず結果孤立させたり、傷つかせたりしてしまうことも少なくない。多様性をいくらうたっても、個々の許容範囲には、一定の制限がある。子どもにとっては、その許容範囲は決して広くはない。どこまでを許容してよいかは、風土や環境が決めている。それを構成する大人たちの文化がある。実際はまだ、そこには多様性という言葉で収まる社会ではないような気がする。だから、子どもたちもさることながら、そこに棲む親は、守り神で居続けないと護りきれないという思いを抱く。そこに、適度な分離というそだちに必要な舞台は、準備されにくい。親に孤立無援から抜け出してもらう過干渉、過保護という言葉は、社会が周囲がほどほどに干渉、保護していれば、徐々に消退していくと思っている。それでも過ぎた関わりを親がしなければならないのは、社会が、他者が、その人にとって、ほどほどの護りを示していないと判断されているからに他ならない。「親が先に死にます。その後、誰がこの子を守ってくれるというのですか」診察室でまだ幼いわが子を前に、若い親が口にする言葉に、親の孤立無援感を痛感する。国からも、地域からも、大切にされているという実感がない、と僕は感じてしまう。それでも、子どもが親から離れることで手に入れる自由に、僕はそだちの意味を思う。自由は快適ではないが、自分である程度のことを決めることの歓びは、その人にそだちにとって意味がある。生きにくさを感じることも、大切な経験であり、そこからすこしでも工夫と他者の応援を糧に、さらに自由に生きてほしい。痛みある自由を生きるわが子に、孤立無援のなか、いいようのない申し訳なさを感じつつある親に対しても、わが子のそだちから、ほんのすこし自由になってほしい。子どもたちは、親に対して護ってもらいたいという思いだけでなく、親に対して役立つ存在でもありたいと思っている。親を支える側にも立ちたいと思っている。それが、そだちである。そこから得る、子どもたちの夢や希望を親は信じ、わが子のこれからへの不安と、自身にある寂しさを抱え、距離をおいていく。子どもは未来に向かい、親は子どもを見守り続けながらも、自身の新しい未来を手に入れてほしい。
2021年11月12日映画「梅切らぬバカ」トークイベントを開催Upload By 発達ナビ編集部2021年10月26日(火)に、東京・渋谷のユーロライブにて、映画「梅切らぬバカ」のトークイベントが行われました。会場には、当日イベント前に行われた特別試写を鑑賞した当事者家族ら関係者60名程が。試写に続き、トークイベントにもご参加いただきました。登壇したのは、この映画の脚本・監督をつとめた和島香太郎監督、映画の脚本制作時にも協力した横浜自閉症協会会長の中野美奈子さん、児童精神科医の三木崇弘先生、そしてLITALICO発達ナビ編集長の牟田が司会をつとめました。和島監督が、この映画に込めた想いとは?トークイベントでは、まず和島監督にこの映画に込めた想いについて聞きました。和島監督:以前、障害がある人のドキュメンタリー作品の編集に携ったのが映画を撮ろうと思ったきっかけ。地域の人との関りがなく孤立して困難を抱えている様子があったこと、近隣の方からドキュメンタリーでは近隣住民の被る迷惑が描かれていないと指摘を受けた経験がありました。障害がある人と近隣の人たちとの間にある溝を埋める、つながりやその可能性は、フィクションという形であれば描けるのではないかと考えて、この映画を撮ろうと考えるようになりました。Upload By 発達ナビ編集部それを受けて、児童精神科医の三木先生もコメント。三木先生:映画でも、隣の里村家の父親・茂が”隣の人”というような表現をしていたのが、”忠さん”と名前を呼ぶようになる。”こわい”“怪しい”存在から、”こういう人だよね”と人となりを理解し、一人の人として接するようになる。そういうことが大切。横浜市自閉症協会の中野さんは、自閉スペクトラム症と知的障害がある息子さんはコミュニケーションが苦手であることから、自身が地域活動に関わるようにしてきたと言います。中野さん:私自身が積極的に地域の活動に参加してきた。それによって、地域の中にさまざまなつながりができました。結局息子は地域外のグループホームに入居することになりましたが、私自身これから老いていく中で、地域の中につながりができたのは心強いと感じています。「梅切らぬバカ」というタイトルの意味するところは?「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざがあります。樹木の剪定には、それぞれの木の特性に従って対処する必要があり、それが転じて、人とのかかわりにおいても、相手の性格や特徴を理解しようとむき合うことが大事であるという意味をもつことわざです。この点を意識したタイトルや脚本であるのかを監督に伺いました。和島監督:不要な枝を切ろうとして、実は切ってはいけない枝を切ってしまったりする。人との関係ってそういう失敗がよくおこるのではないか。間違えた選択肢をとってしまうこともあり、人と関わっていく難しさに悩みながら道を探す。人と人との関わりというのはそういうものなのではないか。この映画を通して、よい方向に向かっていくプロセスを感じ取ってもらいたいです。和島監督の言葉を受けて、三木先生は映画を観て感じたこととして次のように発言しました。三木先生:映画の中でも、反対運動を繰り広げる地域の人も、忠さんと距離をとる隣人も、”これでいいのかな”と、どこかに迷いがある。やさしい面もあり、でも拒否する面もある。そういう周囲の人たちの気持ちの揺れも感じられました。Upload By 発達ナビ編集部トークでのやりとりを通して、当事者も、その周りの人たちも、心が揺れながら、失敗を重ねながらも良い方向に向かっていくプロセスを描こうとした監督の想いが伝わってきました。キャスティングについて母親・珠子役の加賀まりこさん、自閉スペクトラム症のある息子・忠さん役の塚地武雅さんの配役は見事でした。障害のある息子への母のあたたかなまなざし、自閉スペクトラム症のある人になり切った演技が見事だった塚地さん。このキャスティングはどのように決められたのでしょう。和島監督:昔、バラエティ番組で歯に衣着せず、共演者に本音で指摘する加賀さんの姿を見たことがあり、とても印象的でした。厳しいことを言うけれど愛情がある。珠子は占い師という役で、彼女を慕う女性たちの悩みを聞き叱咤激励するのですが、そこが加賀さんの姿と重なってぜひ演じていただきたいと思った。塚地さんについては、彼の芸を見ていて、物まねにしても、すごく対象に愛と敬意をもってこだわりをもって取り組むという印象がありました。忠さんは、そういう方に演じていただきたいと思ったのがオファーの背景です。また以前、ダウン症のお子さんの保護者の方に”あなたは地域の有名人になりなさい”といって育てているという話しを聞いたことがありました。塚地さんにはそういう愛されるキャラクター性があると感じていたことも、オファーの理由のひとつです。中野さん、三木先生も俳優陣の演技力のすばらしさに驚いたと言います。また、三木先生は、地域の反対派を演じる俳優たちの揺れ動く演技もまた見事だったと話してくれました。脚本について脚本では、横浜市自閉症協会の中野さんのご意見も伺いながら練りあげたと言います。例えば忠さんに母親が「(これから)どうしたい?」と聞き「お嫁さんをもらいます」というシーン。そこにもこだわりはあったのでしょうか?中野さん:私自身、きょうだいに全介助の障害があって。彼女が20歳になったころ、結婚したいと言ったのですが、そんなの無理でしょうと聞き流してしまった。でも今は、どんなに重い障害があってもどうしたいか本人の意思を尊重する”意思決定支援”というのが重要視されるようになっています。そのあたりがちゃんと描かれているなと感じました。Upload By 発達ナビ編集部三木先生もこのシーンについて、とても印象的だったと言います。三木先生:映画では、母親は「どうしたい?」と聞きながら、「とはいえ母と一緒にいたいと思っているでしょう」という気持をもちながら聞いていたと思う。でも、母の想いと違う形で忠さんの想いが表出されるところがいいと思いました。忠さんが家を出てグループホームに入居したシーン。息子をグループホームに送ったあと、一人スーツケースを転がしながら家に帰っていく母の後ろ姿は、そうした思いを保護者側が飲み込んだんだな、子どもの想いを大切にしたのだな、ということを感じさせてくれました。親なきあとについて映画では、中年にさしかかった自閉スペクトラム症のある息子と高齢の母の暮らしを描いており、親なきあとについても考えさせられます。障害のある息子さんのいる中野さんは、親なきあとへの備えはどのようにしているのかを話してくださいました。中野さん:私はきょうだい児でもありますが、きょうだいは中年になっても実家にいて、母が倒れたときに横浜と実家のある四国を行き来する生活を余儀なくされました。そのような経験からも、息子が20代前半からグループホームに入れました。グループホームはなかなかあいておらず選択の幅もあまりないかもしれないけれど、早いうちから「ここだけは譲れない」という点を整理しておくことも大切ではないかと思います。と、グループホームの入居についての実体験を話してくれました。また、グループホームでの生活においては、周囲や支援者の支援や環境調整などが大事だともお話いただきました。Upload By 発達ナビ編集部また、環境調整に加えて、家族や支援者を信頼し、障害がある人の意志や想いを伝え叶えられてきた経験の積み重ねも大切ではないかという話もでました。親なきあと、わが子が支援の網の目からこぼれ落ちずに幸せに暮らしていくためには、必要な環境を事前に用意しておくこと、そして支援者を信頼し自分の意志を伝える関係性を育める土台があることが大切なのではないかと改めて気づくことができました。この映画を届けたい人「障害のある人が身近にいない人、今まで関心がなかった人に届けることができたら」という想いは、監督はじめ、登壇者皆同意見でした。「障害のある人のまわりの人の目が、”あの人は怖い”という監視の目から、“こんなことが好きな人だよね”というような見守りの目になってくれたら」というのは、監督のみでなく、障害がある人やその家族皆のねがいなのではないでしょうか。俳優への興味関心からこの映画に興味を持ち、観てくれるのもひとつのきっかけとなるでしょう。また今後、映画館のみでなく地域の学校や施設などで上映会などが広がっていったら、企業のダイバーシティ研修などでも活用できたなら…。これからも末永くこの映画が、理解のすそ野を広げてくれることを願ってトークイベントは終了となりました。『梅切らぬバカ』上映情報Upload By 発達ナビ編集部11月12日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国ロードショー都会の古民家で暮らす自閉症の息子と母。息子が50歳を迎えるのを前に、母は「このまま共倒れになっちゃうのかね?」とつぶやきます。障害のある人に不寛容な社会の中であっても、寄り添いながら暮らす母子の姿を温かく誠実に描いています。一人ひとりと誠実に向き合う中で、小さいけれど確かな未来への希望が生まれていく様も感じさせてくれる作品です。監督・脚本:和島香太郎出演:加賀まりこ、塚地武雅渡辺いっけい、森口瑤子、齋藤汰鷹、林家正蔵、高島礼子配給:ハピネットファントム・スタジオ
2021年11月11日■前回のあらすじ他のママたちが加奈の仕事のチャンスを後押ししようとする中、美加だけは加奈に思いがけない提案をする。 >>1話目を見る あのファミレスでの出来事から半年ほどが過ぎました。あの後私は息子と話し合い、悩んだり調べたりした結果…美加さんが教えてくれたチームに移りました。このチームは美加さんが言っていた通り親の負担が少なく、私はあの時のチャンスを諦めることなく仕事のオファーを正式に受け、毎週企画会議に参加しては、仕事に本腰を入れています。そこで久しぶりに再会した美加さんと私。私は仕事が忙しく、美加さんと会うのは駿介が今のチームに移籍して以来はじめてのことでした。半年前のファミレスでの出来事についての話題になり…。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月04日■前回のあらすじ友だちに誘われ息子の駿介が入った地元のサッカークラブ。思い切り身体を動かせるのは良いけれど…。 >>1話目を見る そんなある日…。私たち3年生のママたちはとても仲が良く、特に透くんを1年生からチームに入れていた美加さんはまとめ役的な存在で、みんなから信頼されています。 私がサッカークラブについて「親の負担が大きい」と感じているのには、あるきっかけがありました。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月27日当たり前なことかもしれませんが、結婚をするんだったら幸せに結婚したいと思いませんか?あなたと彼の理想が一致したら、ミスマッチも起こりにくいかもしれませんね。前編に引き続き、彼の12星座別・彼の考える「理想の結婚相手」を占います。■ てんびん座(9/23~10/23)【センスがいい女性がいい】自分のセンスに自負しているところもある、てんびん座の男性。家の中のセンスを乱されるのには我慢できないかもしれません。なので、当然結婚相手にもセンスがあることが理想でしょう。実用性よりもデザイン性を重視する家具を選んでも、賛成してくれる人が理想みたい。■ さそり座(10/24~11/21)【一途な女性がいい】「結婚した後もラブラブだった恋人時代と同じように愛情を感じていたい」そう思っている節があるのが、さそり座の男性。結婚してどんなに時間が経とうとも、一途に自分のことだけを好きでいてくれて、「あなたが好き」と愛情表現をしてくれる女性が理想なのかもしれません。■ いて座(11/22~12/21)【アクティブな女性がいい】アウトドア系のことや冒険っぽいことをするのも好きな一面を持つ、いて座の男性。恋人時代とはまた違う角度で楽しめるDIYやキャンプ、BBQ、知らない街の探索などを、一緒に楽しくやってくれる相手が理想かもしれません。体力がある女性だと、より良いでしょう。■ やぎ座(12/22~1/19)【節約上手な女性がいい】計画性抜群なところもある、やぎ座男性。金銭感覚がしっかりしていて、できるだけ無駄なく生活を送ることができる女性が理想のようです。求めるレベルが高そうですが、平たく言うと無駄遣いをしない女性であればOKかもしれません。■ みずがめ座(1/20~2/18)【自立している女性がいい】みずがめ座の男性は、趣味などの自分の時間や交友関係を大切にしたい気持ちもあるようです。妻にばかりかまっていられないので、自立している女性が理想なのかも経済的自立しているのもありがたいし、何よりも精神的に自立していることが一番の理想といえるでしょう。■ うお座(2/19~3/20)【甘えさせてくれる女性がいい】うお座の男性は、甘えん坊な部分もあるみたい。そのため、甘えさせてくれる女性が理想の結婚相手なのでしょう。2人きりのときは、子供のように甘えても受け入れてくれる。ときには仕事の愚痴も「うんうん、大変だね、がんばれば大丈夫だよ」と聞いてくれるような女性が理想かもしれません。■ 彼の理想に当てはまってた?自分は気になる彼の理想像に当てはまっていたでしょうか?もしくは、「〇〇座の彼の理想像って私だ!」なんて発見もあったかもしれません。全然違う場合でも、少しでも彼の理想に近づけるように努力すれば、彼もあなたが気になるでしょう。(芦田イングリット/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年10月24日