私はかれこれ20年近く、家計のやりくりの取材をしてきました。その中には、貯蓄が1000万円以上ある人も、少なくありませんでした。その人たちが、とりわけ収入が多いというわけではありません。年収300万円台(手取り)というケースもたくさんありました。また、お金を使わないケチケチ生活をして、ギスギス暮らしているわけでもありません。要するに、お金のやりくりが上手なのです。ということは、そのやりくりの仕方を真似すれば、誰でも1000万円貯めることが可能というわけです。ぜひ今日から真似してみてください。○「余ったら預金しよう」では一生貯まらない1000万円貯蓄を達成できた人で「先取り貯蓄」をしていない人は、まずいないと断言できます。少なくとも、私がお会いした人たちは、皆さん、先取り貯蓄をしていました。「毎月、預金できたらいいな~」とか「余ったら預金しよう!」と思うものですが、「今月こそ少しは預金できそう」というときに飲み会に誘われたり、たまたま入ったショップで欲しい物を見つけて衝動買いしたり、あるいは風邪をひいた病院代がかかったり……とお金はなかなか余らないものです。その結果、「今月も預金できなかった」ということに。この"負のスパイラル"から抜け出すのが「先取り貯蓄」なのです。「余ったら」ではなく、先に貯蓄を確保するというわけです。先取り貯蓄は、あれこれ考える必要がなく、手間のかからない方法で貯めるのがいちばん。「毎月決まった金額」を給料天引きや自動引き落としで"自動的&強制的"に貯めるのがオススメです。勤務先に「財形貯蓄」や「社内預金」の制度がある場合は、ぜひ利用しましょう。そのような制度がない人は、銀行やゆうちょ銀行などの金融機関の「自動積立定期預金」などを利用します。これは、給料が振り込まれる口座から、毎月、お金が自動的に積立口座に移るというもので、積立金額と積立日を自由に決められます。積立日を給料日やその翌日に設定すれば、給料天引きと同じように"自動的&強制的"に貯めることができます。○「あればあるだけ使ってしまう」人ほど先取りで貯められるこれまで「毎月、給料日前は口座残高がほぼ0円。スッカラカン!」という人は、先取りで預金すると、月の途中で足りなくなるでは……と不安に思うものですが、実は、こういう人ほど先取り貯蓄が向いているのです。というのは、たとえ給料日前に残高が0円になっても、赤字にもならず、クレジットカードでキャッシングすることもなく乗り切っているからです。つまり、「あればあるだけ使ってしまう人」=「なければないで、なんとかなる人」というわけ。先取り貯蓄分は最初からなかったものと考えれば、残りのお金できっとやりくりできるはずです。1カ月の貯蓄は月収の1割が目安。手取りが20万円なら2万円、25万円なら2万5000円が目安です。足りなくなるのが心配なら、最初は無理をせずに、5000円からでも、1万円からでも始めましょう。5000円を先取りしても、1カ月をラクにクリアできたら、翌月から1万円、さらに2万円と少しずつ増やしていけばいいのです。大事なことは、"貯蓄習慣"を身につけることにあります。1000万円も、もとをただせば小さなお金の積み重ね。貯め続けてさえいれば、必ず到達できるゴールなのです。(※写真画像は本文とは関係ありません)<著者プロフィール>村越克子フリーランスライター。学習院大学文学部心理学科卒業。編集会社を経て、フリーに。主婦を読者対象とした生活情報誌を中心に執筆。家計のやりくりに奮闘する全国の主婦を取材し、節約に関する記事を数多く手がける。執筆協力に『綱渡り生活から抜けられない人のための絶対! 貯める方法』永岡書店など。
2015年05月11日「貯金がうまいか?」と聞かれたら、わが家は「へた」だと思う。アリとキリギリスならキリギリス。すべての楽しみを我慢してまでコツコツとためられない。つい、うまいものを食べに行っちゃうし、「ひたすらため続けるのってツラい」と思ってしまう。そんな倹約がヘタくそなわが家でもお金をためられるサービスが登場した。サンフランシスコのスタートアップDigitによる貯金箱サービス「Digit」だ。初めてDigitのことを耳にした時、銀行口座にお金が入ったり、使う予定のないお金があったら勝手に貯金に回してしまったりするサービスと聞いたので「それ、ないわ~!」と思った。でも、先にベータサービスを体験した人の話だと、「とても楽しく貯金できる」という。楽しくためられるなら「貯金=ツラい」で貯金できないわが家としてはスゴいことである。Digitに登録すると普通預金口座のようなDigitアカウントが作られる。そして、自分が普段の生活に使用している銀行口座とDigitをリンクさせる。すると、Digitが口座の残高のモニタリングを始める。残高の水準、入金の規模、生活費の規模、入金と出金のサイクルなどを把握し、それをもとにDigitが貯金を開始する。2~5日おきに1回、5ドル(約595円)から50ドル(約5950円)程度。過度の引き出しを行わない保証はしていないが、ユーザーの生活レベルに合わせて、ユーザーが十分に許容できる範囲に収めるそうだ。自分の口座間とはいえ、誰かが勝手にお金を移すのは気分の良いものではない。でも、実際に試してみると、そんなに悪い気分ではないのだ。毎回「持っていかれた……」と思うものの、喪失感を覚えるような額ではないから「今日はランチに出掛けるのを止めて自分で作ろう」とか、「ラテじゃなくて、普通のコーヒーにしておこう」とか、そのたびごとにポジティブに倹約する気持ちになれる。これが、例えば1回1ドルのような少なすぎる額だと、なかなか貯まらないし、それぐらいなら倹約せずに見過ごそうという気持ちになってしまうだろう。ちゃんとお金が貯まるけどネガティブにならない、毎回いいあんばいで持っていくものだと感心する。Digitのもう1つの特長が連絡や操作が基本的にテキストメッセージであること。例えば、ボーナスが入金されたり、いつもより出るお金が少なかったりした場合、Digitが「口座残高が○ドルを超えましたよ。何ドルぐらい貯金に回しますか?」と尋ねてくる。「○ドル」と返信すると、銀行口座から○ドルがDigitの口座に移る。現金が必要になった時も「○ドル引き出して」とテキストでメッセージを送ったら、翌営業日には銀行口座に指定した金額がDigitから送られている。お金を移すのはちょっとした手間だが、これならサクっと完了できる。正直、最初はお金を移したという実感を持てなかったほどだ。自動的に貯金されるのを止めたい時は「Pause (一時停止)」とテキストで指示すると、Digitが「どのくらいの間?」と聞いてくるので期間を返す。すべてがテキストメッセージでのやり取りなのだ。だから手軽だし、貯金のアシスタントがいるような感じでためようという気分が萎えない。何かをやってくれた時に「ありがとう」と送信したら、ちゃんと「どういたしまして」と返ってきた。「今年はスマートウォッチがくるか?」とか、「Appleが電気自動車事業に参入か?」などと騒がれているが、IT企業の力を最も信じている米国の若い層が最も"変革"の実現を期待している分野は金融である。1981年から2000年に生まれた10万人以上からデータを集めた「The Millennial Disruption Index (MDI)」によると、ミレニアルズ世代はリーマンショックとその後の不景気、就職難を体験しているだけに「銀行大手」に不信感を抱いている。相変わらず銀行大手は高所得者の資産運用の手助けは熱心で、それ以外の人たちからは何かにつけてサービス料を取るばかり。だから「信頼できるパートナー」というような感覚を抱けない。おじさんの1人である私は最初「テキストメッセージで貯金」なんて危なっかしいと思ったが、ミレニアルズたちは顧客本位のサービスを提供する金融機関が登場したらリスクよりも変化に期待するのだろう。現時点でDigitユーザーの平均年齢は27歳だ。ベータサービスでは全体で100万ドルを超える貯金を達成したそうだ。これはユーザー全体の収入の5.5%程度だという。大きな規模ではないし、Digitアカウントには利子がつかないので資産は増えない。貯金箱のようなサービスだ。でも、普通の人たちが普通の目標をクリアするのを無理なく、自然と手助けしてくれるサービスの登場は注目に値する。
2015年02月23日「予定通りに貯蓄できない原因はコレ!」 では、貯蓄額が増えて行かない原因を知り、対策も学んだ。今回は、月々の積立額を確実に捻出できるよう、支出を効果的に見直す方法を学び、本気の貯蓄に迫ろう。引き続き、『覚えておきたい! お金と節約の基本88(別冊エッセ)』をもとに、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子先生にお話を伺います。■支出を種類別に考える月々の貯蓄額を捻出するためは、支出を効果的に見直すことが不可欠。その際に支出を、「固定支出」、「変動支出」、「その他の支出」の3本柱に分けて考えてみると、見直しやすくなる。固定支出とは、家賃や住宅ローン、こづかいのように毎月支払う金額が決まっている支出。変動支出は、電気代や通信費のように毎月支払う金額が異なる支出を指す。そのほか、レジャー費など楽しみに使う支出があり、それぞれを分けて見直すことが大切なのだ。■毎月の支出の種類■固定の見直しで節約効果アップ! 「上記3つの支出の中でも、割合が大きい固定支出を見直すと、節約効果が高くなります」と、畠中さん。では、固定をどんなふうに見直していくとよいのか、具体的に見ていこう。■家賃は手取り月収の25~27%に支出の中でいちばん大きい割合を占める住居費。家賃は掛け捨てになるため、手取り月収の25~27%が基本だ。もし超えている場合は、更新時期などに、引っ越しを含めた固定支出削減の方法を検討しよう。住宅ローンに関しては、月の負担だけに注目して負担割合を減らすと返済期間が長くなり、総返済額も多くなる可能性があるので注意が必要だ。■保険は手取り月収の6~8%に! 保険は選び方次第で、大きな節約になる! 毎月の保険料は、死亡保障を掛け捨て型の保険、医療保障を保険料固定の終身タイプの医療保険を選択し、手取り月収の6~8%に収まるようにしたいもの。死亡保障はネット生保を選んで、医療保障と合わせて5%前後にすることも可能だ。■夫婦のこづかいは手取りの10%こづかい額は夫婦の話し合いで決められる費目。まずは、今の金額が手取り月収の何%に当たるか計算し、10%を超えていたら、見直そう。なぜ、こづかいの見直しが必要かといえば、しわ寄せがどうしても貯蓄額や生活費にいってしまうからだ。減らした場合、ボーナスからのこづかい額を増やすなどの調整をするのは〇。■習い事代は手取り月収の5%早期教育や習い事にお金をかける家庭が増えているが、そのために教育資金用の貯蓄が不足してしまうことも。習い事は手取り月収の5%以下を目安にしよう。子どもが小さい時期はお金の貯め時。自治体などが主催している教室に参加するなど、習い事にお金をかけない工夫をし、その分、将来の教育資金を増やしていくことも大切だ。月収に対しての目安数字を教えてもらうことで、なかなかメスをいれづらかった固定費の見直しにも着手できるはず。今年こそ、さまざまな技を駆使して「本気の貯蓄」を頑張ろう! 本気で貯蓄をしようと思ったら…●お金オンチさんでも安心。いちばんやさしいお金の入門書 『覚えておきたい! お金と節約の基本88(別冊エッセ)』 (扶桑社)定価:1,000円(税別) 【連載:貯まる家計の作り方特集】・ 第1回 あなたの家の「貯蓄力」をズバリ診断 ・ 第2回 確実にお金が貯まる貯蓄術 ・ 第3回 予定通りに貯蓄できない原因はコレ!
2015年01月17日「確実にお金が貯まる貯蓄術」 では、貯まる鉄則は先取り貯蓄にあることを学んだ。今回は、毎月貯蓄をしているはずなのに貯蓄額が増えて行かない原因と対策について、「覚えておきたい! お金と節約の基本88(別冊エッセ)」をもとに、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子先生にお話を伺います。■貯蓄が増えない原因は、特別支出にアリ「毎月、貯蓄をしているのに、貯蓄額が増えて行かないどころか減っているという場合、多くの原因は『特別支出』にあります」と、畠中さん。特別支出とは、毎月はかからないけれど、年に何度か必要になる大きな支出のこと。貯蓄やボーナスから無意識のうちに使っている家庭が多く、きちんと把握して準備しておかないと、せっかく貯めた貯蓄を一気に減らしてしまうことに。まずは、どんなものが特別支出になるのかを知っておこう。■こんなものが特別支出畠中さんに特別支出の例をあげてもらった。項目ごとに、ひとつひとつ目で追っていくと、「ああ、コレね」「思い当たる!」「ある、ある」という支出が多いことに驚くはず。こういう支出の積み重ねが、貯まらない原因となっているのだ。■年間の特別支出計画表を作成する年に何度かまとまって出ていく特別支出。このお金をきちんと管理しておかないと、貯蓄が増えない原因となってしまう。特別支出を、かかるたびに用意するのではなく、あらかじめ予算立てしておけば、貯蓄を予想外に使うこともなくなるはず。まずは上記の表を参考に、下の年間の特別支出計画表を書き出してみよう。予定や金額がハッキリわからないという人は、大まかにでも良いので見積もり金額を入れてみて。編集部注:特別支出計画表のPDFファイルも用意しました。ダウンロードは こちら から。■特別支出の準備方法特別支出に備える方法は、大きく分けると「月収から積み立てる」か「ボーナスから取りおく」かの2つ。毎月積み立てる場合は、手取り月収から先取り貯蓄と特別支出の積立額を引いた残りが生活費となる。◆毎月の家計から積み立てる1年間の特別支出予定額 ÷ 12 = 毎月の積立額◆ボーナスから取り置く1年間の特別支出予定額 ÷ 2 = 1回のボーナスで取りおく額特別支出についてもっと知りたい人は…●お金オンチさんでも安心。いちばんやさしいお金の入門書 『覚えておきたい! お金と節約の基本88(別冊エッセ)』 (扶桑社)定価:1,000円(税別) 【連載:貯まる家計の作り方特集】・ 第1回 あなたの家の「貯蓄力」をズバリ診断 ・ 第2回 確実にお金が貯まる貯蓄術
2015年01月13日「あなたの家の「貯蓄力」をズバリ診断 」 では、我が家の目標とすべき貯蓄額を把握した。今回は、確実にお金が貯まる貯蓄術について、『覚えておきたい! お金と節約の基本88(別冊エッセ)』(扶桑社)をもとに、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子先生にお話を伺います。■「先取り貯蓄」でしっかり貯める「確実にお金を貯めるには、給与が入ってから生活費として使う前に取り分ける『先取り貯蓄』が鉄則です。お金は、残ったら貯めようと思っても貯まりません」と、畠中先生。勤務先に制度があれば財形などの天引き貯蓄で、なければ積立型の預貯金を利用しよう。先取りする貯蓄額は、手取り月収の1割が目安だ。■「1割上乗せ貯蓄」で貯蓄力を鍛えるお金をもっとハイスピードで貯めたい! そんな人は、お金を増やすために投資商品の運用を考える前に、少しでも月々の貯蓄額を増やすことが大切だ。「そこでおすすめなのが、『1割上乗せ貯蓄』です。これは、ひと月1万円を積み立てている人なら、1万1,000円に、2万円を積み立てている人は2 万2,000円にと、1割ずつ積立額を増やす方法。1万円単位で貯蓄額を増やすのは難しくても、1,000円単位なら毎月のやりくりにも大きな影響は出ません。少しずつ利息もつき、リスクのない状態でお金はしっかり貯まっていきます」(畠中さん談)。【1割上乗せ貯蓄は、こんなに差がでる!】◆毎月2万円を貯蓄1年後 24万円+利息10年後 240万円+利息◆毎月2万2,000円を貯蓄1年後 26万4,000円+利息10年後 264万円+利息毎月2,000円違うだけで、24万円の差!■「プール貯蓄」「ストック貯蓄の違いを理解する貯蓄がカタチになってきたら、ひとつ覚えておきたいことがある。それは、貯蓄には「プール貯蓄」と「ストック貯蓄」の2種類の貯蓄があるということ。プール貯蓄とは、年払い用の保険料や税金など、近いうちに使うために取り置くお金のこと。ストック貯蓄とは、教育資金や住宅資金など、将来のために貯めるお金だ。ある程度、貯蓄が貯まってきたら、貯蓄を2つに分けて管理し、「プール」で余ったお金を回して、「ストック」を増やしていこう。 「ストック貯蓄」を利率の高い預け先に預け替えするのも〇。確実にお金が貯まる貯蓄パターンはわかった次回は、「予定通りに貯蓄できない原因はコレ!」です。確実にお金が貯まる貯蓄術をもっと知りたい! と思ったら…お金オンチさんでも安心。いちばんやさしいお金の入門書 『覚えておきたい! お金と節約の基本88(別冊エッセ)』 (扶桑社)定価:1,000円(税別) 【連載:貯まる家計の作り方特集】・ 第1回 あなたの家の「貯蓄力」をズバリ診断 ・ 第3回 予定通りに貯蓄できない原因はコレ!
2015年01月10日500円玉貯金をしたことはありますか? 「チリも積もれば山となる」という言葉の通り、いつの間にか、“あれ? こんなに貯まっている!”という経験ができるのが500円玉貯金です。筆者もしていて、過去にはそのお金で一眼レフのカメラを購入したり、海外旅行に行ったりした経験も。しかも、いつの間にか貯まっていたおかげで、なんだか得した気分になり、二重にハッピーな気持ちに。今回は、そんな筆者の貯金マイルールを紹介します。■500円玉専用の貯金箱を用意するまずは貯金箱の用意です。500円玉を手に入れたら、必ずこの貯金箱の中にいれましょう。貯金箱は透明なケースなど、貯まっている様子がわかるほうが貯めていて楽しくなるので、おすすめ! また貯金額を記録できるスマホの無料アプリも多数あるので、そちらも一緒に使うと、今いくら貯まっているのかがわかるので、楽しく貯金できますよ。■そのほかの小銭用の貯金箱も用意する小銭貯金は、貯金することを習慣化させないと貯めるのが難しいです。しかし毎日500円玉を用意することは難しいですよね。そこで500円玉以外の小銭貯金箱も用意しましょう! 毎日、帰宅後に財布の中身を確認し、小銭を貯金箱にいれます。筆者のマイルールは、100円玉だけ財布に残し、あとは全て貯金箱に入れるようにしています。このとき一緒にレシートを整理し家計簿をつけたり、財布のなかに入っているお札の枚数を数えたりしています。これで財布を整理する習慣もつきますよ。■お会計はなるべくお札から払う筆者は、500円玉欲しさになるべくお札からお会計しています。またストイックに貯金したい人は、おつりが500円ちょうどになるように計算して、お会計をしてもいいですね。■財布は、小銭ポケットに仕切りがあるものを使う買い物中などに、お札がくずれ500円玉をゲットした際は、お財布の中でも区別してとっておきましょう。筆者は小銭ポケットに仕切りがあるものを使っており、500円玉は右側に入れ、それ以外の小銭は左側に入れるようにしておきます。財布のなかでも区別しておくことで、“500円玉貯金をするんだ”という意識づけがされますよ。以上が、筆者の貯金のルールですが、まずは“貯金箱に入れた小銭はもう使ってしまった”ということにして、目標額が貯まるまでは、取り出さないようにしましょう。■1ヵ月1万円ペースで貯金できました! 筆者は、マイルールを守りながらものんびり実行。それでも1ヵ月1万円ペースで貯金できました。もちろんこの貯まる額は、お金を使う額によって変動してきます。貯金箱に入れた小銭は使ってしまった感覚だったので、なんだか得した気分に。最初に目標額を設定し、貯まったら何に使うかを決めておくと、継続して貯金ができると思いますよ。また小銭貯金をしていることを友人に話したら、旅行のお土産やプレゼントに貯金箱をもらうようになりました。■貯まった小銭は郵便局に持っていくのがおすすめ貯金ができたものの、小銭を大量に持っていても使いづらいですよね。ここでおすすめしたいのが、郵便局です。郵便局に持っていくと、小銭の枚数を機械で計算してくれ、それを口座に入金することができます。その後、口座からお札で引きだして使います! または、小銭貯金用の口座を作って、貯金してもいいですよね。もちろんしっかり貯金するならば、毎月の給料から定期預金などをするべきです。この小銭貯金は、それにプラスで行うものです。また最初にも書いた通り、上記は筆者のマイルールです。継続できるよう、自分に合うマイルールを作って、実践してみはいかがでしょうか。
2014年11月24日ソフトブレーン・フィールドは14日、主婦を対象に実施した「貯蓄」に関する意識調査の結果を発表した。それによると、貯蓄の目的は「老後の資金」が6割強を占めることがわかった。同調査は、2014年10月22日~28日にインターネット上で行われ、20代以上の既婚女性1,039人から有効回答を得た。まず、貯蓄の使い道について尋ねたところ、「老後の資金」が62.9%でトップ。次いで「子供の教育費」が55.0%、「緊急・災害時のため」が30.8%となった。「老後の資金」について準備しておきたい(準備した)金額を聞くと、「1000万円~2000万円未満」が30.1%で最多。以下、「2000万円~5000万円未満」が26.7%、「500万~1000万円未満」が23.4%、「500万円未満」が11.7%、「5000万円以上」が8.1%と続いた。準備状況については、「準備していないが、今後する予定」が60.5%、「準備している(準備した)」が37.2%、「準備しておらず、今後もする予定はない」が2.2%。準備を始める時期については、これから準備を始める人では「40代から」と「50代から」の合計が84.1%。一方、既に準備をしている(した)人では「30代から」が40.6%で最も多く、「20代から」も17.6%いた。現在の貯蓄額を夫が知っているかどうかについて尋ねると、「知っている」が41.6%、「貯めていることは知っているが金額は知らない」が36.2%、「知らない」が22.2%となり、6割弱の夫が貯蓄額を把握していないことがわかった。
2014年11月14日ライフネット生命保険は5日、「フリーランスの働き方とお金に関する調査」の結果を発表した。それによると、フリーランスの方が正社員より平均貯蓄額が高いことがわかった。同調査は、2014年10月20日~21日の期間にインターネット上で行われ、20~49歳のフリーランス・正社員1,000人から有効回答を得た。フリーランスに、現在の仕事環境について、会社員と比べて得だと思うことを聞くと、「好きなことを仕事にできる」が47.4%でトップ。以下、「好きな時間に仕事ができる」が44.4%、「好きな服装で仕事ができる」が38.2%と続いた。反対に会社員と比べて不安だと思うこととしては、「収入が安定しづらい」が70.8%で最も多かった。貯蓄額を尋ねたところ、フリーランスの平均額は431万円、正社員の平均額は359万円と、フリーランスの方が高いことが判明。フリーランスの貯蓄額の詳細を見ると、「3,000万円以上」の割合が3.6%と、正社員(1.6%)の2倍以上となったほか、「1,000万円以上」の割合は約10人に1人に当たる12.2%と、こちらも正社員(9.4%)を上回った。一方、フリーランスの5人に1人となる22.2%は「貯蓄額が0円」で、正社員(18.4%)と比べて貯蓄額の多い人と少ない人の差が大きいことがわかった。保険加入率を見ると、死亡保険や医療保険ではフリーランスの方が正社員に比べて低い結果に。保険に加入しない理由については、フリーランス、正社員ともに「お金に余裕がない(保険料が支払えない)から」が最も多かった。
2014年11月07日お給料の額は同じくらいなのに、しっかり貯めている人もいれば、片やほぼ貯金ゼロ、という人も。この差はどこから生まれるのでしょうか。貯めている人は、共通した習慣を持っています。無理なく実践できる“貯蓄習慣”を真似してみれば、今より効率よく貯金ができるようになるかもしれません。■欲しいものはお金を貯めてから買う貯めている人は買い物をするときも計画的。欲しいものがあるけれど手持ちのお金が心もとない…というときに、クレジットカードで衝動買いするようなことはしません。普段から「お金が足りなくてもクレジットカードがあるから大丈夫」と思っていると、知らず知らずのうちにお金を使いすぎてしまい、あとで明細を見てビックリ! なんてことになりがちです。買い物の基本は「お金を貯めてから」と心得て。■お金の勉強に積極的普段あまりなじみのないお金や経済の仕組みに、苦手意識を持っている人も多いかもしれません。でも、お金の知識がなければ効率よく貯めることもできません。貯めている人は、本やセミナーで知識を吸収したり、投資経験があったりと、お金の勉強に積極的です。まずは毎月の給料明細の内容をしっかり把握するところから始めてみては。ニュースで株価や為替をチェックするよう意識するだけでも、お金のことがぐっと身近に感じられるはず。■時間に余裕をもって行動する貯めている人は普段の行動にも余裕があります。時間ギリギリになってバタバタと支度をし、結局間に合わずにタクシー…なんていう無駄な出費もありません。余裕をもって行動できれば、気持ちにもゆとりができるはず。空いた時間で自炊したり、自己投資のための勉強をしたりと、貯蓄にもつなげることができそうです。■財布の中が整理されている貯めている人の財布の中はとてもキレイ。財布の中がレシートやポイントカードでパンパン、お金がいくら入っているか分からない…というような状態では、計画的にお金を使うことはできません。レシートは毎日抜き取り、ポイントカードも必要ないものは入れないようにしましょう。日頃から財布の中を整理整頓することで、収支のチェックにもつながります。■先取り貯金をしている貯蓄のための定番、先取り貯金は、やはり貯めている人の多くが実践しています。お給料が振り込まれたら、生活費を引き落とす前に、まず貯蓄分を別口座にキープ。ストレスなく貯められる、もっとも確実な方法といえます。どれも今すぐ真似できるカンタンなものばかり。普段からのちょっとした意識づけで、貯蓄習慣にチェンジしましょう。
2014年10月13日2014年1月にNISA(ニーサ)制度が導入されましたね。それをきっかけに投資をスタートしたという方もいるのではないでしょうか。さかのぼると2000年くらいから、国は「貯蓄から投資へ」という言葉をスローガン的に掲げてきたわけですが、ここへきてやっと具体的な動きが出てきました。今回はこの「貯蓄から投資へ」を国が推奨する理由について整理してみたいと思います。考えられる理由は、おもに以下の3つです。■1.預貯金では「殖やせない」時代になったかつて、高度経済成長期からバブル期にかけての日本の預貯金の金利は、今では考えられないほど高い水準でした。平成2年前後の定期預金の金利には5%を越えているものもあったほどです。そんな環境ではわざわざリスクをとって運用する必要もありません。その後バブルがはじけ、預貯金では「殖やす」効果がなくなりました。中には、「ちゃんと貯めているから、別に大きく殖えなくてもいい」という方もいるかもしれません。たしかに、近い将来使うお金は預貯金で堅実に貯めるのがおすすめです。けれども、もっと先の「老後」に備えるお金は、 前回の記事 にも書きましたが、預貯金だとインフレに対応できない可能性があります。■2.将来の生活を国や企業に頼れない時代になった少子高齢化の影響で年金の受給額が下がったり、受給開始年齢が遅れたりする中、将来の生活費を年金だけに頼ることが難しくなりました。さらに、企業の退職金も団塊世代の定年退職によって積立金が大幅に減少してしまったため、今後は退職金もあてにならない時代になりそうです。■3.経済成長のために家計の金融資産の有効活用を期待している日本の家計が保有する金融資産のうち、預貯金が占める割合は半数以上と、他国と比べ、突出して高くなっています(下グラフ参照)。家計に占める現金・預金の国際比較(グラフ: 政府広報オンラインより )この預貯金に代表される家計の資産を、私たちが直接企業に投資することで経済が成長する、国はそれを期待しているのです。つまり「貯蓄から投資へ」という言葉には「不況や少子高齢化で今までみたいに手厚く国民の面倒を見られなくなったから、後は自己責任・自助努力で頑張ってくださいね。取り組んでくれた人にはNISAなどの税制優遇をしてあげますよ」という国からのメッセージが隠されているわけです。とはいえ、投資をするのが初めてというのが、いきなりNISAをスタートさせるのは考えもの。元本保証がない分、しっかりした方針を持たずに始めると不安になったり、かえって損をしたりする可能性も高まります。まずは今後のライフイベントを整理した上で、すぐに取り崩す可能性がない将来のための備え部分から、無理のない額でスタートしましょう。
2014年09月22日毎月、お給料日前になると残高が気になってしかたがないという人もいるかもしれませんが、やっぱり貯金はしたいですよね。ずっと欲しかったバッグや海外旅行、結婚資金などのために、今から貯金にチャレンジしては? ちょっとしたコツをつかめば、きっと貯められるはず。 ■今年こそ貯め体質に 成功する貯蓄計画の立て方 漠然と貯金しなければと思っているだけでは、お金は貯まりません。具体的に行動していくことが大切。まずは貯蓄計画を立てましょう。実行可能な計画を立てれば、あとはそれを実行していくだけ。 ■これなら続けられる カンタン家計簿のコツ 貯金をするためには、まず家計簿をつけて自分の収支を理解しないといけませんよね。でも、すぐに挫折してしまいがちなのが家計簿。簡単に続けられるコツを知って、これから金を使いましょう。 ■支出を抑えたいなら見直すべきはココ! ストレス知らずの節約法とは 貯金するお金を捻出するには、やはり節約が必要。でもいろいろなものを我慢してストレスでいっぱいになるなんて、絶対にイヤですよね。では、どこを見直せばいいのでしょうか? ぜひ参考にしてみて。 ■貯まる仕組みを作る 定期預金のメリットとは 少しずつATMから普通預金のお金を下ろしているうちに、気づいたら残高が残念なことになっていることはありませんか。そんな人にオススメなのが定期預金。今まで普通預金しか使ったことがないという人はぜひこれを読んで、定期預金を始めてみては? それを貯金の第一歩にして。 ■チケット代や旅行代金が返ってくる? ユニークな保険まとめ 日頃から貯金を意識していても、何が起きるかわからないのが人生。飼っていた大切なペットが病気になったり、楽しみにしていたコンサートに行けなくなってチケット代が無駄になったり。そんなときのための保険があるのを知っていましたか? 転ばぬ先の杖はいくらあってもいいもの。知っておいて損はありません。 ■貯蓄体質になる クレジットカードとの上手な付き合い方 クレジットカードはとても便利なものですよね。でも、一歩間違えるとお金の使い過ぎの原因になる場合も。どんなところに注意すれば、上手にクレジットカードを使いこなせるのでしょうか。よく研究してみましょう。お金のことばかり考えるようなギスギスした暮らしはイヤだけれど、やっぱり忘れてならないのがお金のこと。大切なものだからこそ、真面目に考えて、無駄使いをやめて、しっかり貯金していきましょう!
2014年03月01日竹書房はこのほど、書籍『まだ間に合う30代からの貯金改革』を発売した。著者は漫画家のマキヒロチ氏とファイナンシャルプランナーの大竹のり子氏。価格は1,155円。人気漫画『いつかティファニーで朝食を』の著者のマキヒロチ氏を、ファイナンシャルプランナーの大竹のり子氏が指南。「『自分にとって大切なもの』をあきらめずに、まずは"100万円"貯める方法」を伝授する。家計の簡単な把握&見直し方法をはじめ、30代の年収の現状、税金との上手な付き合い方、自分に合った銀行の選び方、損をしない保険の選び方など、「貯金体質」になるために必要な方法を紹介している。マキヒロチ氏は第46回小学館新人コミック大賞入選。『ビッグコミックスピリッツ』にてデビュー。『CANCAM』『SEDA』『コミックバンチ』『女性セブン』『本当にあった笑える話』などで活躍している。著書に『旅する缶コーヒー+』(実業之日本社)などがある。大竹のり子氏はエフピーウーマン代表取締役、ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)。出版社の編集者を経て、2005年4月に女性による、女性のためのお金のクリニック・エフピーウーマンを設立。雑誌、講演、メディア出演も多数行っている。
2014年01月30日新しい年に心機一転、「今年こそ貯金するぞ!」と思ったら、それを実行するための計画を立てましょう。貯蓄計画はただ漠然と立ててはダメ。実現可能な計画で、しっかりコツコツ貯めていきましょう。■まずは目標を設定毎月のお給料の中から余った分を貯金しよう、と思っていても、なかなかうまくはいかないものです。きちんと貯めよう! と思うなら、まずは目標額を設定しましょう。目標額を決めるときには、無理のない範囲で始めることが大切です。いきなり「1年で100万円」と目標を決めても、1年で100円貯めるには月に8万円以上を貯金に回さなければいけません。それまで貯金習慣のなかった人には少しハードルが高いですよね。貯金目標は、一人暮らしの人なら収入の1~3割、実家住まいの人なら収入の3~4割を目安にしましょう。実際に始めてみて余裕があるようなら、徐々に貯金額を増やしていけばいいのです。■無理なく毎月貯めるコツ目標額が決まったら、毎月いくら貯金に回せばいいのかが分かります。確実に貯めるためには、お給料を引き出す前に貯金に回す、先取り貯金がおすすめ。職場に財形貯蓄制度がある場合はぜひ利用してみてください。また、銀行の自動積立定期預金でも、同様の先取り貯金ができます。毎月一定額を自動で積み立てていくことができるため、手間やストレスなく、確実にお金を貯めることができます。先取り貯金をして残ったお金が、その月の生活費ということになります。でも、貯金分が減っているため、それまでと同じ使い方をしていては次の給料日が来る前に生活費がなくなってしまいます。目標額達成のためには、月々のやりくりにも一工夫が必要です。まず、生活費の中から、家賃や光熱費、携帯代などの固定費を別に分けておきましょう。冠婚葬祭など出費の予定があるときは、その分も別に。そして残りのお金を週の数で割り、その金額で1週間過ごすようにするのです。週ごとの生活費を決めることによって、月の初めに使いすぎて給料日前にお金が足りなくなる、という事態を防ぐことができます。■貯蓄達成のために日常生活で気をつけることついうっかりの使いすぎを防ぐためには、財布の中に必要以上のお金を入れないことです。週の予算を7日で割るか、その日の予定に合わせて金額を調整して1日の予算を決め、それ以上の金額は持ち歩かないようにしましょう。突然の出費にはクレジットカードで対応。または、もしものための予備として、1万円ほど財布の別ポケットに入れておくのもよいでしょう。はじめのうちは「ちょっとキツイ」と思っていても、慣れるにつれてやりくりにも余裕が出てくるはず。これまでなかなか貯金ができなかった人も、目標額を達成したときには、きっと貯め体質に変わっていますよ。
2014年01月12日手取り18万円以下の極貧OLでも簡単に貯められる!“節約と貯金のコツ”アベノミクス効果で景気は回復基調と言っても、まだまだ不景気な世の中。でも、収入が少ないからと言って貯金ゼロでは、何かの事情で働けなくなれば、即ピンチに。しかもスキルアップを目指そうにも、勉強のための費用さえも準備できません。安心のためにも、未来のためにも、貯金は必要!ということで、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんに、収入が少なくてもできる、節約と貯金のコツをうかがいました。●整理されたスリムなお財布で浪費とサヨナラ!雑誌の企画などで、若い女性の家計相談を受けることが多い花輪さん。「18万どころか手取り月収13万円など少ないお給料で頑張っている人は珍しくありません。そこから貯金をするのは大変ですが、ちょっとした工夫で、悲壮感なく貯金ができますよ」お給料天引きで貯金に回す、家計簿をつけるといった基本ワザは以前ご紹介した「200万の借金女からゆうゆう貯金女に!浪費家のための貯蓄術」に記載した通りですが、それに加えて日々の支出を抑える上でぜひやっておきたいのが、お財布の整理だそう。「レシートやポイントカード、お守りなどでお財布がパンパンの人は、決まって貯金ができていません。まず、必要ないものはお財布から出しましょう。レシートは毎日出して家計簿に記録して。ポイントカードはお得にみえて、実は消費を誘発するものです。たくさん持っていると、ついあちこちのお店でお金を使ってしまいますから、どこでも使えるものとよく行くお店のもの、5~10枚に厳選して持ちましょう」パンパンのお財布は見た目もカッコ悪いですよね。スリムなお財布をさっと取り出す自分を想像すれば、お財布の整理も頑張ることができるはず!●まずは家賃&通信費を抑えよう花輪さんによれば月々の生活費を抑えるために、まず見直したいのが住居費&通信費なんだそう。「1人暮らしの女性の場合、家賃が月収の半分以上になっていたり、収入が少ないのに携帯代が月1万円以上という人が結構います。この2つを抑えるだけで、ぐっとお金が貯まる暮らしになりますよ」と花輪さん。「家賃は月収の1/3までに。おしゃれな街に住みたい、新しい物件が良いなどのこだわりがあるのはわかりますが、妥協点を見つけて、安くて良い物件を探しましょう。例えば、人気のエリアでも駅から少々遠ければ、家賃は下がります。遠い分は歩けばいいし、その方が健康的。築年数は古すぎなければ(昭和56年以前の建物は新耐震基準に対応していない)問題ありません」最近人気のシェアハウスもオススメだそう。では、通信費は?「何が何でもスマホにする必要はあるのでしょうか。通信費は、携帯代とインターネット代を合わせて月収の5%に抑えたいもの。ネットやメールは自宅ですると割り切って、携帯はPHSなどで通話専用にすると節約できます。どうしてもスマホがいいなら、自宅にインターネット回線は引かないという選択もありますね」●ちまちま節約より、ポイントを絞ってがっつりカット!このように、自分なりのポイントを決めて譲れる場所は大胆にカットするのが、スマートな節約の秘訣のよう。「例えば、光熱費を節約するにしても、すべての家電の主電源をいちいち落とすよりも、節電効果の大きいエアコンや冷蔵庫、照明やテレビに絞って対策をとる方が効果的です。食費を減らしたいならカップ麺や売れ残りの値引き弁当で暮らすより頑張って自炊スキルを磨いた方が、食費を抑え、なおかつ豊かで健康的な食生活を送ることができますよ」何から何まで少しずつ節約ではなく、メリハリが大切なんですね!「そうですね。そういう視点で節約に取り組めば、日々の生活に対する満足感もアップします。収入は少なくても、楽しくお金を貯めることができるはずです」<文:市川裕子取材協力:ファイナンシャルプランナー花輪陽子>
2013年11月19日日頃の買い物をクレジットカードで済ませている人は多いのではないでしょうか。ポイントサービスや支払いのスムーズさなど、とても便利なクレジットカードですが、使い方を間違えると知らないうちに赤字になってしまうことも。カードは賢く付き合えば、貯蓄や節約にも役立ちます。上手にカードを利用して、自分のお金をしっかり管理しましょう。 ■自分のクレジットカードを把握しよう手軽だからとカード払いをして、忘れたころに届く明細書を見て慌てた経験のある人も多いのでは?まずは自分が普段どこでどのくらいカードを利用しているのかを把握することが大切です。現在保有しているクレジットカードの締め日と支払日は、忘れずに確認しておきましょう。また、それ以外にも、<持っているクレジットカードの枚数>普段使っていないカードがお財布の中に眠っていませんか?<年会費>初年度年会費無料であっても、2年目以降の会費が高いものもあるので要チェックです。<ポイント還元率と交換方法>たまったポイントは、商品やマイルとの交換や、割引サービス、キャッシュバックなど、さまざまな交換方法があります。などは、しっかりと確認しておくことが必要です。■カードの使い過ぎを防ぐ方法とは持っているカードの内容を把握したら、次に、月々どれくらいの額を使っているかをまとめてみましょう。ポイントは、カード払いの分も現金と同じように月の支出として扱うこと。たとえ引き落とし日が先であっても、カード払い分と現金の支出が、1ヵ月の収入範囲内におさまるようにしましょう。カードを使った日に金額を記録して、家計簿のように現金支出とあわせて管理するのが理想ですが、それが難しい場合でも、毎月の利用明細表は必ずチェックするようにしてください。使い過ぎを防ぐには、カードについてのマイルールを決めておくのもおすすめです。例えば「カードは月2万円まで」「固定費のみカード払い」などとあらかじめ決めておくことで、ついうっかり使い過ぎる、という事態を避けることができます。■クレジットカードは、メインとサブの2枚に絞るたくさんのカードを持っていても、実は使っていないものがあったり、年会費だけを無駄に払っていたり、ということになりがちです。普段使うカードは2枚までが理想。明細チェックの煩わしさもなくなり、カード払いを集約することで効率よくポイントをためることができます。自分のライフスタイルに合わせて、よく行くお店や交通機関などのカードをメインにするとよいでしょう。タイプの違う2枚のカードを持っていれば、普段の支払いの中でさらにポイントがたまりやすくなります。また、ポイント還元率でカードを選ぶのも一つの方法です。ポイントは有効期限があるものもあるので、確認してみてくださいね。
2013年03月06日生きていくうえで貯金が必要であることは誰もが理解しているはず。でも、実際にいくら貯めたらいいのか、あるいは、毎月いくら貯金すればいいのか、よくわからないという人も多いでしょう。そもそも、なんのために貯金するのでしょうか。貯金の目的は2つあります。1つは、急にお金が必要になったときに備えるため。人生には病気やケガ、事故や自然災害など、いろいろなことが起こります。そんなとき、すぐに使えるお金がないと困ります。もう1つは、将来の夢や目標をかなえるため。資格を取る、留学する、起業する、結婚する、マイホームを買うなど、人生にはまとまったお金が必要なイベントがいくつもあります。その資金を一度に用意するのは難しいので、貯金して少しずつ準備するわけです。2つのうち優先すべきは、第1の目的のほう。何かあったときに備えるための貯金です。金額の目安は、手取り月収の3カ月分。それだけあれば、何かあっても当座はしのげるし、収入が途絶えても3カ月は生きていけるということになります。月収の10%を毎月貯金すれば2年5カ月、15%なら1年7カ月で貯まります。それが確保できたら、第2の目的のための貯金を始めましょう。こちらは、お金が必要なイベントがいつあって、いくら必要なのかを見積もり、毎月いくら貯めればいいのかを逆算します。例えば、3年後に80万円必要だとすれば、80万円÷3年÷12カ月≒2.222となり、毎月2万2000円ずつ積み立てていけばよいことがわかります。もし、毎月の貯金やボーナスを使ってもこの金額を準備するのが難しければ、目標額を下げるか、イベントの時期を遅らせます。当面、お金が必要なイベントがないという人は、100万円を目標にしてはどうでしょうか。それだけ貯められれば貯蓄体質が身についているはずなので、次のステップへも進みやすいでしょう。貯金というと、ほとんどの人は毎月の収入からお金を使って、残ったら貯金しようとするのですが、それでは計画的に貯めることはできません。着実に貯めるには、「先取り貯金」が大切。収入からまず貯金をして、残りを支出するのです。さらに、それを自動的に行えるようにします。もし勤務先で財形貯蓄が利用できるならぜひ使いましょう。給与天引き貯蓄なので、貯蓄された分は”なかったもの”として貯まっていきます。銀行の自動積立定期預金でもかまいません。給与が振り込まれる口座から、毎月決まった額が引き落とされ、定期預金として積み立てられていきます。引き落とし日を給料日の翌日にしておけば、天引きに近い形で貯められます。どちらの場合も、毎月の貯金額はムリのない範囲にしておくことがポイント。そうでないと途中で挫折してしまいます。最初は少なめの金額からスタートして、少しずつ金額をアップしていくのがお勧めです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月28日40代以上のほとんどの人が、貯金箱を使っていた経験があるだろう。その昔は貯金を促すために、いろいろな金融機関がオリジナルの貯金箱を作成して配布していたものだ。鉄人28号や月光仮面といったキャラクターの貯金箱などは、お宝鑑定番組などに登場することもあるので、30代以下でも見たことがある人は多いはず。そもそも、貯金箱の起源はいつなのか?実は、中国で発見された約2100年も昔のものが最初のものだと言われている。その後、日本でも多くの企業がノベルティとして配布していたが、最近ではそうしたサービスはめっきり減ってしまった。ところで、そんな貯金箱のことを紹介している博物館が、兵庫県にあるのをご存じだろうか?「尼崎信用金庫世界の貯金箱博物館」は阪神尼崎駅の南側にある。館長の石山朋幸さんいわく、「うちには日本はもちろん、欧米やアジア、中東などの国で作られた貯金箱までがそろっています。生産国は全部で62カ国、点数は1万3,000点以上にのぼります」とのこと。もちろん、この数字は世界最大級。「貯金箱には、それらが作られた時代背景が色濃く反映されていますから、貯金箱を見ると時代の移り変わりを知ることができます」(石山さん)。尼崎信用金庫では昭和40年代はじめ頃から、貯蓄と人々の暮らしの関わりを示す貴重な文化資源として貯金箱の収集を続けてきた。そして昭和59年(1984)、「昔の貯金箱博物館」の名称で博物館をオープンさせた。「貯金箱は貯蓄と人との関わりを示す文化資料として価値の高いものですが、加えて、芸術品としても十分鑑賞に値することが分かってきました。そこで、“文化の器”を作る目的でこの博物館を開館することにしたんです」と石山さん。開館後、コレクターからの寄贈があったり、欧米のコレクターが所属していたもの約4,000点を購入したりするうち、所蔵点数はさらに増加。そして平成2年の暮れ、創立70周年記念事業の1つとして本店が移転した際に、現在の「世界の貯金箱博物館」へと改称した。貯金箱は貯金箱の歴史をはじめ、外国らしい貯金箱や昔懐かしい貯金箱、ICが組み込まれたハイテク貯金箱など、12のテーマごとに展示されている。「中でも、直接手に触れることができるカラクリ貯金箱のコーナーは人気があります」(石川さん)。博物館では常時2,500点ほどの貯金箱を展示しているが、所蔵しているものを順次見せるために、年間スケジュールで特別展も行っている。2012年は「招き猫貯金箱展」や「世界の珍品貯金箱展」などを企画し、10月は「貯蓄の日貯金箱展」を開催している。数ある貯金箱の中でも注目したいのは、アンティークなもの、そして、日本では思いつかないような素材で作られたものだ。日本では、ブリキなどの金属やプラスチック製のものがほとんどである。しかし世界には、ヤシの実や毛布、紙、ゴム、ガラス、竹など、思いもかけないようなもので作られた貯金箱もあるのだ。貯金箱はただお金を預けるだけの道具だと侮っていた人は、ぜひこの博物館に足を運んでもらいたい。世情やお国の特性などが、これら貯金箱を通しておしはかることができるのだ。実物に触れ、ちょっと懐かしいマネーなひと時を楽しんでみるのも面白そうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日総務省はこのほど、2人以上の世帯に関する貯蓄・負債の保有状況の実態を調べた「2011年 家計調査年報(貯蓄・負債編)」を発表した。同調査は、施設などの世帯および学生の単身世帯を除いた全国の2人以上の世帯を対象に行われ、8,076世帯から有効回答を得た。それによると、1世帯当たりの平均貯蓄現在高は1,664万円で、前年の1,657万円と比べて0.4%増加。中央値(金額の低い世帯から高い世帯へと順に並べ、ちょうど中央に当たる世帯の値)は、前年の995万円から4万円減の991万円だった。一方、平均年間収入は612万円で前年の616万円より0.6%減少。また、貯蓄年収比(貯蓄現在高の年間収入に対する比)は、前年比2.9ポイント増の271.9%だった。貯蓄現在高階級別の世帯分布を見た場合、平均値(1,664万円)を下回る世帯が全体の約3分の2となる67.9%を占めた。最も多かったのは貯蓄現在高「500万円未満」の世帯で32.8%。このうち、貯蓄現在高が最も少ない「100万円未満」の世帯は11.2%に上ることが分かった。世帯主の職業別に貯蓄現在高を見た場合、勤労者世帯では官公職員の世帯が1,602万円でトップ。一方、勤労者以外の世帯では法人経営者の世帯が最多で3,244万円だった。貯蓄現在高階級別に貯蓄の種類別割合を見てみると、貯蓄現在高が少ない世帯ほど通貨性預貯金の割合が高くなる傾向にあったのに対し、貯蓄現在高が多い世帯ほど定期性預貯金および有価証券の割合が高くなっていることが判明。例えば、年間収入が「200万円以上400万円未満」の層では、通貨性預貯金が35.6%、有価証券が2.4%となった一方、「2,000万円以上3,000万円未満」の層では、通貨性預貯金が18.5%、有価証券が9.4%となった。次に、負債の状況について調べたところ、1世帯当たりの平均負債現在高は462万円で、前年の489万円から5.5%減少。負債年収比(負債現在高の年間収入に対する比)は、前年比3.9ポイント減の75.5%だった。負債保有世帯の割合は、前年比1.8ポイント減の38.2%。負債保有世帯の平均負債現在高は1,207万円で、前年の1,223万円から16万円減少した。中央値は888万円。また、負債現在高階級別の世帯分布を見た場合、負債保有世帯の平均値(1,207万円)を下回る世帯が58.5%に上り、負債現在高の低い階級に偏っていることが明らかになった。負債保有世帯における世帯主の職業別に負債現在高を見ると、勤労者世帯では官公職員の世帯が最も多く1,354万円。一方、勤労者以外の世帯では個人経営者の世帯が1,664万円で最多となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日みずほ銀行は10日より、みずほ信託銀行の資産運用商品である実績配当型の金銭信託「貯蓄の達人」の取り扱い店舗を本支店全店および一部の出張所へ拡大すると発表した。「貯蓄の達人」は、同行の一部店舗において2010年12月より取り扱っており、その累計販売金額はすでに1300億円に達していて顧客にも好評だという。このたびの取り扱い店舗拡充により、より多くの顧客の幅広い運用ニーズにみずほグループとして応えていくとしている。個人専用の信託商品信託期間は「1年」「2年」「5年」の3種類申し込みは1契約につき10万円以上1円単位主に自動車ローンやショッピングクレジット債権、住宅リフォーム資金の貸付金、住宅ローンなどを裏付資産とした信託受益権などに投資する実績配当型の金銭信託。安全性と収益性のバランスを重視した運用を行い、安定的な予定配当の実現を目指すファンドの運用資産の平均的な信用力を示す目安として、株式会社格付投資情報センター(R&I)よりファンド信用格付け「Afc(シングルエーエフシー)」を取得。(2012年7月31日現在)申込時には予定配当率を表示。信託期間中は、市場金利に変動があった場合でも予定配当率の見直しは行わない同商品には、顧客が負担する費用・手数料、また商品性に伴うリスクがある。費用・手数料については添付資料で、詳しい商品内容については商品説明書(目論見書)および目論見書補完書面などでそれぞれ確認。みずほは今後もグループ一体となって提供する総合金融サービスを通じて、より多くの顧客の利便性向上に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月15日ヘッジファンド証券株式会社は5月29日から31日の期間、夏のボーナス時期に向けた「お金にまつわる意識調査」を実施した。調査の結果、夏のボーナスの使い道は「貯蓄」と回答した人が80.8%と、景気を反映した「守り」の姿が多いことが明らかとなった。調査は、調査機関「株式会社ドゥ・ハウス」協力のもと、Webモニターによるアンケートという形で実施。夏のボーナスが支給されるという20代~60代の男女を対象に、5月29日~5月31日に行い、473の有効サンプルが得られた。まず「夏のボーナスについての使い道は?」という質問に対し80.8%が「貯蓄」と回答。その理由については「将来の年金不安に備えるため」、「老後の生活費に備えるため」、「失業や収入減に備えるため」などが多く挙げられた。ボーナスの使い道の第2位は「レジャー費」で38.9%。「生活費の補てん」は32.3%、「ローンの返済」は21.4%だった。また、16.5%の人は、「金融商品(株式投資など)」の購入に充てると回答しており、その理由は「将来の年金不安に備えるため」、「老後の生活費に備えるため」が多かった。夏のボーナスで取引を行う金融商品については、「国内株式(現物取引)」が60.3%でトップ。「株式投資信託」も根強い人気で30.8%、「FX(外国為替証拠金取引)」は23.1%だった。また、2012年はロンドンオリンピックが開催されるが、その経済効果を狙って「金融商品を購入したいと思うか」と質問したところ、「購入したい」と回答した人は26.0%。購入したい金融商品は「国内株式(現物取引)」が60.2%、「株式投資信託」が29.3%、「外貨預金」が18.7%と、夏のボーナスの投資先とは異なる結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日総務省は15日、2011年の家計調査報告(2人以上の世帯)を発表した。それによると、1世帯あたりの平均貯蓄は1,664万円で、前年の1,657万円と比べて0.4%の増加となった。このうち、勤労者世帯の平均貯蓄は1,233万円で、前年の1,244万円から0.9%減少した。貯蓄現在高階級別の世帯分布を見た場合、平均貯蓄額の1,664万円を下回る世帯が67.9%と約3分の2を占め、貯蓄現在高の低い階級に偏っている。貯蓄現在高が最も少ない100万円未満の階級が、二人以上の世帯に占める割合は11.2%となっており、前年(11.3%)に比べ0.1ポイント低下した。また、貯蓄保有世帯全体を二分する中央値(金額の低い世帯から高い世帯へと順に並べ、ちょうど中央に当たる世帯の値)は991万円(前年995万円)となっている。二人以上の世帯の貯蓄現在高階級別の世帯割合については、「500万円未満」の世帯が最も多く32.8%(2007年30.7%)で、これらの世帯の貯蓄全体における貯蓄額の割合は3.8%(同3.7%)。次に多かったのは「1,000~2,000万円未満」の20.7%(同21.5%)で、貯蓄全体の17.6%(同17.7%)となった。「500~1,000万円」は19.3%(2007年19.9%)で、貯蓄全体の8.4%(同8.4%)、「2,000~4,000万円」は17.1%(同17.5%)で、貯蓄全体の28.7%(同28.8%)、「4,000万円以上」は10.2%(同10.5%)で、貯蓄全体の41.5%(同41.4%)だった。世帯主の世代別に見ると、世帯主が60歳以上の世帯では貯蓄現在高が高い階級へも広がっていることが判明。また、世帯主が60歳以上の世帯に限った場合、貯蓄額2,500万円以上の世帯は32.3%と、全体の約3分の1に上ることが分かった。これは、2人以上の世帯全体における貯蓄額2,500万円以上の世帯の割合21.0%と比べて、1.5倍に相当する。貯蓄の種類別内訳は、「普通銀行など(定期性預貯金)」が最も多く29.9%(前年29.3%)。次いで、「生命保険など」が23.2%(同22.9%)、「普通銀行など(通貨性預貯金)」が14.7%(同14.3%)、「郵便貯金銀行(定期性預貯金)」が13.1%(同13.4%)、「有価証券」が12.6%(同12.9%)、「郵便貯金銀行(通貨性預貯金)」が4.4%(同4.4%)となった。通貨性預貯金は2006年以降、増加傾向にあるが、有価証券は2008年をピークに減少している。また、貯蓄現在高が少ない世帯ほど通貨性預貯金の割合が高い傾向にあり、貯蓄現在高が多い世帯ほど、定期性預貯金や有価証券の割合が高くなっていることも明らかになった。貯蓄現在高の年間収入に対する比は271.9%。貯蓄年収比は2010年以降上昇しており、1958年の70.0%と比べると、半世紀の間に3.9倍に増加したことが分かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日新社会人が初めての給料をもらう季節がやってきました。まとまったお金の使いみちをいろいろ考えていると思いますが、最近の若者は堅実なので、多くの人は貯蓄に回すのではないでしょうか。学生のための社会人準備応援サイト『フレッシャーズ マイナビスチューデント』にて、2012年春に社会人となる会員に対して行ったアンケート(2012年2月28日~2012年3月14日に実施)でも、その堅実ぶりがうかがえます。初任給の使いみち(複数回答)では、「親へのプレゼント/ご馳走する」(72.9%)と並んで、「貯金」(69.6%、前年比4.8ポイント増)が主な上位回答でした。さらに、入社後「貯金をする予定がある」と回答した学生(91.5%)に、貯金の目的(複数回答)を尋ねると、「将来やりたいこと・買いたいものがあるため」と「最近の不況を受け、不測の事態に備えて」というのが1位と2位を占めました。新社会人は、貯蓄の大切さをよくわかっているだけでなく、貯蓄には「夢を実現させる」という目的と「万一に備える」という2つの役割があることも理解しているようです。すばらしいですね。たしかに貯蓄は大切です。ただ、現在の預金金利は1年ものの定期預金でわずか0.025%。これでは、お金を殖やすことにはつながりません。それどころか、ATMの時間外手数料で元本割れしてしまいます。昔はお金を「貯める」ことと「殖やす」ことがイコールでしたが、今は、お金を殖やそうと思ったら、貯めるだけではダメなのです。となると、考えたいのが資産を”運用”することです。そういうと「運用するお金なんてないよ」という声が聞こえてきそう。多くの人は、「運用はお金のある人がするもの」と思っているに違いありません。でも、「投資信託」を使えば、資産運用は1万円からできるのです。投資信託は、多くの人からお金を集めて「ファンド」を作り、その資金を運用の専門家が株や債券に投資して、得られた利益をファンドに出資した人に分配する仕組みです。ほとんどのファンドが1万口あたり1万円でスタートするため、たいていのものは1万円前後で買うことができます。資産運用のハードルは意外に低いのです。投資信託の最大の特徴は「分散投資」です。どのファンドも多くの株や債券に投資しているので、株や債券そのものを買うのに比べて値動きが小さくなります。そのぶん、短期間で大きく利益を上げるのは難しいので、ある程度の期間保有して、少しずつ収益を積み重ねていくのが投資信託の利用法といえます。ただそうはいっても、どのファンドも多かれ少なかれ価格が変動するので、売買のタイミングによっては、損失をこうむることもあります。そこで利用したいのが、投資信託の『積み立て』です。投資信託の積み立ては、1つのファンドを毎月一定の日に、一定の金額で買っていきます。積み立てなら値動きに左右されずに買い続けることができ、価格が高いときは買える口数が少なく、価格が低いときは買える口数が多くなることから、平均購入価格を抑えられる効果もあります。何よりも、資産を着実に殖やしつつ、預貯金を上回る収益が期待できるのがメリットです。若い人は、運用に回せるお金は少なくても、人生の持ち時間はたっぷりあります。この時間を味方につけて、ゆっくり資産を築いていくのが投資信託の積み立てなのです。投資信託の積み立ては、多くの証券会社や銀行で扱っていて、たいていの場合、1ファンドにつき1万円からですが、最近は5,000円からあるいは1,000円からできるところもあります。社会人になると、昼間、証券会社や銀行の窓口へ行くのは難しいので、ネットでの取引がおすすめ。ネットで口座開設の申し込みをし、ファンドを選びます。毎月の買い付け代金は、銀行口座や証券口座からの引き落としのほか、クレジットカードで支払いができるところもあるので、自分の使いやすい方法を選びましょう。こうして積み立ての手続きをしたら、あとは年に何回か運用状況をチェックすればOKです。問題は、どのファンドを買うかということ。本当は、自分で勉強して「これは」と思うファンドを選ぶのが理想ですが、それまでの時間をムダにしないために、まずは、日本の株価指数であるTOPIXあるいは日経平均株価に連動するインデックスファンドを積み立ててはどうでしょう。例えば、TOPIXに連動するインデックスファンドなら、TOPIXが値上がりすればファンドの価格も同じように値上がりし、TOPIXが値下がりすればファンドの価格も同じように下がるように設計されています。TOPIXや日経平均株価は、テレビのニュースや新聞で毎日報道されているので値動きがわかりやすいといえます。また、インデックスファンドはその仕組み上、どの運用会社が運用するものでも成績に差がつきにくいので、ファンド選びで失敗することもありません。日本株のインデックスファンドを買うと、毎日の株価の動き目が向くようになり、株価に影響を与える経済のさまざまな要因にも興味がわくはず。経済を知ることは仕事にも役立つし、社会人としての視野を広げることにもつながります。毎月決まった額をきちんと貯蓄するのと併行して、ムリのない金額で投資信託の積み立てを続けていけば、5年後、10年後にはお金も自分自身もしっかり成長しているに違いありません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日ゆうちょ銀行はこのほど、長期間、預入や払戻しなどの利用がない貯金の取り扱い概要を、ホームページで発表した。2007年9月30日以前に預け入れした定額郵便貯金、定期郵便貯金、積立郵便貯金については、満期後20年2カ月を経過しても払戻しの請求などがない場合は、旧郵便貯金法の規定により権利が消滅する。ゆうちょ銀行では、満期の際には早めに手続きをするよう呼びかけている。2007年9月30日以前に預け入れした通常郵便貯金、通常貯蓄貯金については、2007年9月30日の時点において、最後の取扱い日から20年2カ月を経過していない場合は、そのほかの金融機関と同様、最後の取扱い日から10年が経過すると「休眠口座」として預かり、利用者から払戻しの請求があれば支払う。なお、2007年9月30日の時点において、最後の取扱い日から20年2カ月を経過している場合は、旧郵便貯金法の規定により既に権利は消滅している。また、2007年10月1日以後に預け入れした貯金については、最後の取扱い日または満期日から10年が経過した場合は「休眠口座」として預かり、払戻しの請求があれば支払うとしている。ゆうちょ銀行では、上記に心当たりがある場合は、早めに近くのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で払戻し等の手続きをするよう呼びかけている。なお、取扱いの状況によっては、手続きに日数を要する場合があるという。また、住所や名前に変更があった場合には、満期の際などに案内が届かないことがあるので、早めに近くのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口に変更の届出を行う。詳細は同行Webサイトまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月27日富国生命保険相互会社は、11月2日より、現行商品に比べて貯蓄性をさらに充実させた新しい学資保険「みらいのつばさ」(正式名称:無配当学資保険)の販売を開始する。これまでの特長をそのままに、貯蓄性をさらに高めるこれまでの同社の学資保険は、業界初の「兄弟割引」制度や祝金の受取プランを2タイプから選択できる等の特長で、顧客から好評だったことから、新規発売の「みらいのつばさ」にもこれを引き継ぎ、貯蓄性をさらに高めたものという。なおこの概要は以下で、詳細はリンク先に説明がある。「みらいのつばさ」の主な特長1.貯蓄性を高めたことで教育資金をより効率的に準備できる。同社の現行商品(5年ごと利差配当付学資保険)と比較し、戻り率(祝金・満期保険金お受取総額÷お払込保険料総額)が、最大で7%以上向上。さらに、「兄弟割引」が適用された契約は戻り率がより高くなる。2.ニーズにあわせて祝金の受取プランを選択できる。●S(ステップ)型⇒入園・入学・成人などの節目ごとに祝金を受け取れるため、成長を実感しながら教育資金を準備できる。●J(ジャンプ)型⇒大学進学時にあわせて祝金を受け取れるもので、負担の大きな大学進学に重点的に備えられる。3.契約者に万一のことがあった場合、以後の保険料の払込が不要となる。
2010年10月08日結婚・育児・老後……将来に向けコツコツためる女性多し将来のことや、大きな買い物をしたいときのことを考えて、まとまった金額の貯金をしておきたいと思っている社会人は多いのではないでしょうか。しかし、限られた収入の中でどれだけ貯金に回わすかというのは思案のしどころ。今回は女性451名に、毎月の貯金額と今考えている貯金の使い道について尋ねてみました。>>男性編も見るQ.毎月の貯金額を教えてください(単一回答)1位3万円~5万円未満21.3%2位1万円~3万円未満20.0%3位5万円~7万円未満17.3%4位貯金していない9.5%5位7万円~9万円未満 8.0%5位9万円~11万円未満 8.0%■将来の生活のための貯金派……・「結婚式のためのお金」(23歳/公益法人/総務)・「子どもの将来のため」(29歳/金融/財務)・「将来、年金だけで生活できるかどうか不安だから」(27歳/商社/秘書・アシスタント)・「仕事が途切れたり病気にかかったときのため」(23歳/マスコミ/マーケティング)・「万が一結婚できなかったときのため」(23歳/法務/秘書・アシスタント)・「早く仕事を辞めて、貯金で生活したい」(28歳/損保/営業)■自己投資のための貯金派……・「資格取得や趣味など」(27歳/食品/その他)・「留学資金やスキルアップのため」(25歳/広告/財務)・「将来、結婚・育児が落ち着いたときに自分の好きなことをできるように」(26歳/金融/秘書・アシスタント)■夢に向けての貯金派……・「喫茶店開業」(27歳/鉄鋼/総務)・「マイホームや車などの購入のため」(26歳/機械/総務)・「親を海外旅行につれていく」(24歳/IT/SE)・「海外移住。ヨーロッパで生活したい」(24歳/医療/秘書・アシスタント)■ためることに生きがいを感じる派……・「貯金することそのものが目的。特に使い道は決めていない」(23歳/金融/金融系専門職)・「貯金が趣味。お金がないと生きていけないから」(25歳/金融/営業)総評毎月3~5万円程度をコツコツためていくというタイプが最も多く、使い道で「結婚のため」と答えた女性は男性よりも多く見られました。また、「将来、年金だけで生活できるかどうか不安だから」という回答もあり、現行の年金制度の存続に疑問を投げかける声もありました。一方で、約10人に1人は貯金をしていない、あるいは貯金ができていないことも発覚。生活費で手一杯となってしまう給料の少なさを嘆く声も聞かれました。(文・大谷連太)調査時期:2010年6月25日~7月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性451名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクコレって自分だけ?気になる他人の価値観を知りたい方はコチラ「今から始めないとマズい?20代の結婚とお金の真実」【女性編】20代のうちに貯金しておきたい金額ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年08月05日明るい未来へ希望を託す一方、将来に対する不安から貯金する男性も……厚生労働省が2007年に行った調査によると、20代世帯主の平均貯蓄額は約181万円でした(厚生労働省平成19年国民生活基礎調査より)。個人によりバラつきはありそうですが、あまり景気の良くない今の世の中、毎月コツコツ貯金をしている人も多いのではないでしょうか。今回は男性188名に、毎月の貯金額と貯金の使い道について聞いてみました。>>女性編も見るQ.毎月の貯金額を教えてください(単一回答)1位3万円~5万円未満22.3%2位1万円~3万円未満20.2%3位5万円~7万円未満16.5%4位貯金していない11.2%5位9万円~11万円未満9.6%■買い物や消費のために……・「海外旅行」(26歳/IT/SE)・「車を買う」(22歳/自動車関連/エンジニア)・「新築一戸建てを現金で購入するため」(28歳/ソフトウェア/プログラマー)■結婚・老後のために……・「結婚と、その後の生活」(22歳/金属/エンジニア)・「新婚旅行」(23歳/電気/営業)・「結婚に向け必死で貯金してます」(27歳/情報/プログラマー)・「老人ホームに入る」(26歳/IT/研究開発)■投資・借金返済のために……・「株式投資」(24歳/電気/財務)・「将来事業をしたいのです。夢の夢ですが」(28歳/教育関連/営業)・「借金返済」(24歳/建築/人事)・「親に返す」(24歳/教育関連/研究開発)■万が一のときのために……・「失業したときに食いつなぐ資金」(26歳/機械/マーケティング)・「親兄弟が病気になったときに使う」(24歳/精密機器/設計)■漠然とした将来のために……・「とりあえずためておいて損はないという感覚」(23歳/学校/システム)・「なんとなく不安だからためている」(28歳/土木/研究開発)総評毎月の貯金額は男女ともにほぼ同じ結果となりました。結婚資金にするという声も多く見られましたが、それに劣らず多かった意見がマイホームの購入。現金一括払いからローンの頭金までとプランはさまざまですが、多くの20代男性が「持ち家」に憧れているようです。夢のある目的が並ぶ一方で、「なんとなく不安だから」という意見も多数あり、明確な目的はなくても余ったお金は保険のつもりでためておくという傾向も見られました。(文・大谷連太)調査時期:2010年6月25日~7月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性188名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクコレって自分だけ?気になる他人の価値観を知りたい方はコチラ「今から始めないとマズい?20代の結婚とお金の真実」【男性編】20代の内に貯金しておきたい金額ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年08月05日今までに、「節約貯金をしたことがあるか」を聞いたところ、「ある」と回答したのは31.3%だった。なお、ここでは金融機関以外のタンス貯金などの貯金を「節約貯金」として聞いた(図1)。図1:節約貯金をしたことがありますか?以下、「節約貯金をしたことがある」という312名の回答をまとめた。どんな貯金をしているかを聞いたところ、最も多かったのは「小銭貯金」で中でも「500円玉貯金」を挙げる人が多かった。方法としては、「500円玉を見たら即貯金」、「お釣りをなるべく500円玉でもらえるようにする」など意識的に500円玉を集める人が多かった。また、それ以外の小銭では「寝る前に、財布の中の50円以下の小銭を貯金箱へ入れる」や「気づいた時に財布にある小銭を貯金」といった回答が多く、「500円よりも無理なく続けられる」という声が多く見られた。その他の節約貯金の方法では、交通機関を使わず移動してその分の交通費を貯める「交通費貯金」や、飲み物を買ったつもりなどで、貯金する「つもり貯金」が多く、中には、偶然新札が財布に入ったら貯金する「新札貯金」といったユニークな貯金もあった。節約貯金でいくら貯められたかを聞いたところ、最も多かったのは「10万円以上」で26.0%、次いで「1万~3万円未満」24.7%、「3~6万円」20.5%となった。最も多く貯めた人は「600万」だった(図2)。図2:節約貯金でいくら貯めましたか?最後に、節約貯金をして良かったこと、悪かったことをそれぞれ聞いた。良かったこと実家に帰る際の、交通費に使えたので良かった。(女性/25才/年収300~400万円未満)節約する習慣が身についた。(女性/28才/年収200~300万円未満)お財布の中身を把握できるようになった。(女性/22才以下/年収200万円未満)少しずつでも地道に続ければ結構貯まるので嬉しくなる。(女性/29才以上/年収200万円未満)貯金に対する意識ができたこと。自分が今までかなり浪費していたのを再確認させられた。(女性/26才/年収300~400万円未満)財布の中にお金がなくても、家の中にお金があるので、深夜に気軽にコンビニに行ける。(女性/29才以上/年収300~400万円未満)大きい金額になったらそれを貯金に回して貯蓄額が一気に増えるのがうれしい。(女性/28才/年収200~300万円未満)急な出費でも安心して支払えた。(女性/25才/年収300~400万円未満)500円玉貯金をして3カ月で5万溜まったが、全く貯金をしている感覚はなく負担がなかった。(女性/25才/年収200~300万円未満)すでに使ってしまったものとして気づかないうちに貯まっているので貯金をするときに臨時収入の気分になること。(女性/28才/年収400~500万円未満)悪かったこと500円を無理やり集めたために、逆に金欠になった。(女性/24才/年収200~300万円未満)貯金重視になりすぎて、普通に使えるお金が減った。でも貯金のペースは崩したくないと思って無理をしてたら、お金がないから遊ばなくなり、つまらない生活になってしまった。(女性/28才/年収200~300万円未満)貯金箱に入れすぎて、財布がスカスカになってしまいお店で会計に困ったことがある。(女性/26才/年収200~300万円未満)家計簿をつけたところ、お金を節約しようとしすぎて買い物自体が苦痛になってきた。(女性/25才/年収200万円未満)あと数円あれば小銭で支払えたのに、前日に貯金してしまっていたのでお札を出すことになる、ということが多々あった。(女性/26才/年収200~300万円未満)本当にお金がないときにすぐにそこからお金を使ってしまって貯まらなくなったとき。(女性/28才/年収400~500万円未満)ここまで貯めたんだからと、使わないようにする意識が働き、折角貯めたのに何を買うのにも使えなくなった。(男性/22才以下/年収300~400万円未満)COBS ONLINE会員アンケート「節約貯金についてのアンケート」より抜粋(期間:2009年10月14日~10月21日、節約貯金している:312名)完全版(画像などあり)を見る
2009年11月11日COBS ONLINEの男女会員1,020名に対して、2009年7月14日から7月24日にかけて「積み立て貯金に関するアンケート」を実施した。「現在、積み立て貯金を行っているか」を聞いたところ、「はい」と回答した人は全体の34.2%で349名で、男女比は男性87人、女性262人であった。以降、「現在、積み立て貯金をしている」と回答した349名の回答を調査する。「毎月いくら積み立てているか」と聞いたところ、「5~10万円未満」が一番多く26.6%、次いで「3~5万円未満」が22.6%となった。一方、「10万円以上」と回答した人も6.6%存在した(図1)また、「何の積み立てをしているか」を聞いたところ(複数回答)、「貯蓄型の積み立て(定額貯金)」が40.7%、「会社の積み立て(財形貯蓄)」が37.1%と2つ合わせて全体の77.8%を占める結果になった(図2)。「どのくらいの期間積み立てをしていますか?」について聞いたところ、「0~1年未満」が27.2%と一番多く、次いで「1~2年未満」が22.1%となった。また、「5年以上」と回答した人も13.2%いた(図3)。一方、「現在、総額いくら貯まっているか」と聞いたところ、「100~300万円未満」と回答した人が24.1%、「0~20万円未満」が30.4%となった(図4)。「今後、その積み立てを続けるかどうか」については「はい」と回答した人が圧倒的に多く90.0%となった(図5)。「今後、その積み立てを続けるかどうか」について「はい」と回答した人にその理由を聞くと下記のような回答が得られた。実施している積み立て:会社の積み立て(財形貯蓄など)/投信型の積み立て(株式累投など)住宅財形は税制上の優遇があるから。残ったお金で生活することは、自身の自立意識を促すことにつながるから(男性/O型/26歳/年収:500万円以上/茨城県/事務系専門職)実施している積み立て:会社の積み立て(財形貯蓄など)貯金では無理かと思い財形貯蓄にしました。安心できるので自分に合った方法だったと思います。(女性/O型/27歳/年収:400万~500万円未満/東京都/事務系専門職)実施している積み立て:貯蓄型の積み立て(定額貯金など)/会社の積み立て(財形貯蓄など)給料天引きだと、給料の初期値が低くなり、それに対応できるような生活を送るようになるので、結果、お金が良くたまると思うから。(男性/B型/24歳/年収:200万~300万円未満/岡山県/事務系専門職)実施している積み立て:保険の積み立て(養老保険など)/貯蓄型の積み立て(定額貯金など)/会社の積み立て(財形貯蓄など)/投信型の積み立て保険は、貯蓄もできるよう掛け捨てではなく満期にお金がほぼ戻ってくるものにしました。投資信託は日経が低いときに積み立てを開始。財形は天引きで貯蓄しやすいからしています。貯蓄は、普通預金においておくともったいないので。(女性/A型/24歳/年収:200万~300万円未満/京都府/営業職)実施している積み立て:投信型の積み立て(株式累投など)当時は株式バブルで余剰資金を投資するのがはやっていたから。定期預金もそれほど利率がよくなかったので選択肢に入れなかった。とはいえ個別の銘柄に投資するのは銘柄を勉強する時間がないから投信にした。(男性/B型/29歳/年収:300万~400万円未満/東京都/事務系専門職)実施している積み立て:デパートの積み立て1年で満期になってボーナスがもらえるので。その後も同じように貯めていけるけど、満期後の分のボーナスは出ない。(女性/O型/26歳/年収:400万~500万円未満/大阪府/技術職)実施している積み立て:会社の積み立て(財形貯蓄など)解約するのも面倒だし、良い制度だと思うので。今更、個人で選ぶより、会社の積み立てに乗っかった方が楽だと思うし、お得だと思うから。(女性/B型/27歳/年収:400万~500万円未満/東京都/技術職)実施している積み立て:貯蓄型の積み立て(定額貯金など)財形以外のお金は旅行や日々の生活費として消えていくので、財形だけは解約せず貯金し、将来いざという時のためにためておきたいから(女性/A型/23歳/年収:200万~300万円未満/大阪府/専門職)実施している積み立て:貯蓄型の積み立て(定額貯金など)とりあえず年金が心細いので、老後の資金にするから。また将来は海外へ移住する予定なので、その資金にも充当する予定。(男性/O型/30歳以上/年収:500万円以上/東京都/経営・コンサルタント系)実施している積み立て:貯蓄型の積み立て(定額貯金など)具体的に何に使うか決めてないけど、仕事をやめるにしても転職するにしても、職を失ったとしても、結婚するにしても300万はためておきたいと考えているから。(女性/B型/26歳/年収:300万~400万円未満/千葉県/専門職)実施している積み立て:貯蓄型の積み立て(定額貯金など)将来留学をしたいため、毎月定期の貯金をすることにしている。手元に置いておくと使ってしまうし、銀行に預けることが安全だと判断した。(女性/O型/24歳/年収:200万円未満/岡山県/専門職)実施している積み立て:貯蓄型の積み立て(定額貯金など)春に引っ越し費用工面のために2年分の積み立てを解約したので、残高が一気に減ってしまった。そこで、これからはせめて50万円たまるまでは解約しないように続けていきたい。(女性/AB型/23歳/年収:200万円未満/千葉県/販売職・サービス系)実施している積み立て:投信型の積み立て(株式累投など)使う予定のないお金だから、ないものとして考えているため。もし相場が良くなれば、一部解約するかもしれない。(女性/A型/26歳/年収:400万~500万円未満/千葉県/専門職)実施している積み立て:会社の積み立て(財形貯蓄など)もともと会社の財形貯蓄を利用する気は無かったが、最低1口は必ず入らないといけないため、入ってます。(女性/A型/25歳/年収:300万~400万円未満/兵庫県/営業職)実施している積み立て:貯蓄型の積み立て(定額貯金など)年数指定定期なので(現在2回目)来年の期限が切れるまでは続ける。続けないと、解約金が発生してしまうので、もったいない。(女性/A型/27歳/年収:200万円未満/愛知県/事務系専門職)実施している積み立て:貯蓄型の積み立て(定額貯金など)使う予定もないので、知らないうちにたまっていき、たまに記帳してみると「たまってる」とうれしくなるので。(女性/B型/23歳/年収:200万~300万円未満/福岡県/専門職)実施している積み立て:会社の積み立て(財形貯蓄など)/デパートの積み立て利率がよかったから。自分が毎月一定の額を貯蓄しているとすぐに引き出してしまったので自分で安易に引き落とせないシステムにした。(女性/B型/27歳/年収:400万~500万円未満/愛知県/事務系専門職)COBS ONLINE男女会員へのアンケート「積み立て貯金に関するアンケート」より抜粋(期間:2009年7月14日~7月24日、集計人数:1,020名のうち「現在、積み立て貯金をしている」という質問に「はい」と回答した349名)完全版(画像などあり)を見る
2009年08月07日COBS ONLINEの会員に対して、2009年6月2日から6月12日にかけて「貯金額」に関するアンケートを実施した(N=1,000)。■貯金をしている層は二極化傾向「現在の貯金額はいくらですか?」という質問をすると、「20万円未満」という回答が21.8%ともっとも多い結果となった(図1)。続いて「200~500万円未満」20.14%、「100~200万円未満」18.4%となり、貯金をしている層としていない層の差があることが分かった。なお、今回の結果では「家族と同居」と「一人暮らし」ではそれほど大きな差が出なかったが、「社宅・寮」に住んでいる人の方が「200~500万円未満」の枠を筆頭に、100万円以上の貯金額がある人計65.1%がもっとも多かった。一方、「友人等との共同生活」をしている人の貯金額は50万円未満の割合が計54.6%と多いが、これらの人々は金銭的余裕がないからこそ、ルームシェアをして家賃の負担を減らしているようである(図2)。毎月の貯金額を尋ねると、「4~6万円未満」が21.5%、「2~4万円未満」が20.4%とボリュームゾーンとなっている(図3)。また、まったく貯金していないと答えた人も11.0%いた。また、「目標とする貯金額はありますか」との問いには、61.0%の人が「ない」と答えている。(図4)。■貯金をする目的は、「いざというときのため」貯金をしている理由を尋ねると、「理由はとくになし」、「なんとなく」、「いざというときのために」などの表現が多く、漠然とした目的を挙げる回答が目立った。その他、具体的な目的を挙げた回答の中で多かったのは、「結婚資金」198件、「家を買う」61件等、「旅行」59件、「マンションを買う」10件、「留学」8件、などがあった。貯金をする目的をコメントで一部紹介する。●結婚資金。親に借りてまで結婚式をするのであれば、ちゃんと自立したことにならないと思っているため。(女性/25才/200~300万円未満)●将来、今より暮らし向きや給与がよくなるという確信が持てないから、何かあったときに困らないよう貯金をしている。あとは、結婚資金として。(女性/25才/400~500万円未満)●家を建てたいので、とりあえずの頭金くらいは作りたい。ただ、実際の費用がわからないので目標金額は適当に決めた。(女性/26才/200~300万円未満)●老後のバカンスのため。(男性/25才/500~600万円未満)●都内にマンションもしくは一軒家を買いたいから(女性/26才/700万円以上)●ちゃんとした生活を心がけようという自制心と、たまっていく感覚がうれしいから。(男性/24才/200~300万円未満)●マンションなどの大きな買い物をしたり、海外へ行ったり、ゆとりのある生活を幸せに過ごすため。(女性/23才/300~400万円未満)COBS ONLINE会員アンケート「貯金に関するアンケート」より抜粋(期間:2009年6月2日~12日、集計人数:1,000名)完全版(画像などあり)を見る
2009年06月24日