周知の通り、海外は転職が当たり前の社会。日本のようにネガティブなイメージは一切なく、みな自分の思い描くキャリアのため、どんどん転職を繰り返しています。アラサー&アラフォーの、日本でキャリアを積んだ年代だからこそ、チャンスが増える憧れの海外転職。今回は、海外で転職のチャンスをつかんだ女性たちに、海外転職のリアルな現実を聞いてみました!海外では「3年で転職」は一般的アメリカのビジネス雑誌「Fast Company」によれば、就職してから数年で転職を繰り返すトレンドは、最近ますます一般化してきているのだとか。海外で、仕事の価値観の根本にある「会社はあくまで自分をスキルアップさせてくれる場所。自分のキャリアは自分が作る!」という考えがますます強まり、お金も含め、自分がハッピーになれる方向にベクトルを合わせて働こうとする人が増えているようです。また「Fast Company」は、同様に同じ会社に長年いると、ジョブマーケットから取り残され、ある意味「世間知らず」になってしまう可能性があることも指摘。日本でも終身雇用制度が崩れた今、一つの会社で生涯ずっと働ける保証はありません。アラサー・アラフォーになって一度も転職経験がないとなれば、いざと言うとき、すぐに仕事を見つけられない……という状況に陥ってしまう危険性も。海外への転職を成功させる秘訣は?日本から海外へフィールドを移し、見事海外転職を実現させたアラサー女子達。海外で成功した理由を詳しく聞いてみました!ベトナムで経験を積み、ニュージーランドで日本語講師になったE子(29)20代半ばで経験したニュージーランドのワーキングホリデーで、海外で働くことの魅力を知ったE子。ビザが切れるのと同時に日本へ帰国したものの、その情熱は覚めることなく、「早くもう一度ニュージーに戻りたい!」が毎日の口癖に。ビザのないE子が海外で働くには、ビジネスビザをスポンサーしてくれる職種・ポジションに応募することが必要不可欠。そこで、情報招集した結果、日本語教育が盛んなニュージーランドでは、日本語講師の募集が頻繁にあり、しかもビザのスポンサーになってくれる会社・団体が多いことが判明。「これなら自分にもできる」と確信したE子は、早速日本語講師の資格を取るべく、派遣社員で事務の仕事をしながら日本語養成講座へ。1年かけて無事講座を終え、その後ベトナムで短期日本語講師としての経験を積んだ後、正社員として無事ニュージーランドの教育系団体へ就職。2年越しで夢のニュージーランドへ里帰りを果たしました。「ワーキングホリデーで1年間生活したニュージーランドで、今度はきちんと社会人として長く生活してみたいと思い、当時需要が多く、ビジネスビザが発給されやすかった日本語講師になることを決めました。行きたい国で不足している職業を調べてみると、外国人に対してビザが出やすい仕事が何なのか分かるので、海外就職のチャンスに繋がりやすいかも。日本語講師として現地就職を狙おうと決めてから、かかった期間は2年とちょっと。まず日本語講師育成講座に通い、その後、経験を積むためにベトナムでのボランティアにも参加しました。それと同時に普段からニュージーランドの求人をチェックして、めぼしい求人に応募しました。数社応募して、州政府が経営する教育機関の日本語講師としてのポジションをゲット。長年の苦労がようやく報われて、本当にハッピー!」確実に自分の力で海外就職を成功させるには、それなりの時間と労力は避けて通れません。でも成し遂げた後の充実感は、格別!ドイツで服飾系会社の日本マーケティング部門で働くT子(36)日本の高校で英語の講師として働いていたT子は、35歳で結婚を機にドイツに移住。配偶者がいたため、ビザの面では何の問題もなかったT子ですが、不況の続くヨーロッパでの就職は、思ったほど簡単ではなかったよう。ローカル・日系企業を問わず、とにかく「日本人募集」の求人に積極的に応募するものの、オフィスワーク経験のないT子はいつも書類選考の段階でアウト。外国人に日本語を教えるアルバイトをしている最中、ようやく知り合いから、服飾系会社のポジションを紹介してもらい、念願の海外転職を果たしました。「海外ではこれまでの職歴がとても重要。日本語が話せるオフィスワークの求人は、日系会社の多いドイツではたくさん出ているけど、事務経験のない私は面接にさえ呼ばれなかったの。海外就職を目指すなら、少しでも日本で関連する職種に就いておいた方が有利。海外では、全くの未経験者を雇いたがる会社はほとんどなかったわ。それでも諦めずに周りに仕事を探していることをアピールしていたら、ある日知り合いから、今の会社が新しく日本マーケットを立ち上げるので人を探しているって話を聞いて、すぐ応募してみたの。マーケティングの経験はなかったけど、できたばかりの会社だったから、未経験の私でも採用してくれたみたい。海外転職はビザがあれば有利だけど、その分野でのキャリアや経験がなかったら採用されるのはすごく難しいと実感。すぐに仕事が見つかればラッキー。でもある程度長期戦で臨む必要があるから、半年ほど仕事をせずに暮らしていける貯金があるのが理想。私は現在の仕事に就くのに1年ほどかかったわ」日本である程度、関連する職種のキャリアや経験を積んでおかないと、海外転職は難しいようですね。また、半年分の生活費を準備してから臨むのが◎。イギリスで秘書として働くM子(30)イギリスの日系企業で秘書として働くM子。もともとは日本の英会話学校で、マネージャーとして働いていた経歴があるM子は、以前から挑戦してみたかった海外での就労を夢見て、イギリスにワーキングホリデーで渡英。特に知り合いや就職のつてがあったわけではなかったようですが、日本にいる間からイギリスの求人を細かくチェック。現地の派遣会社の紹介で、現在の日系会社で秘書としてのポジションをゲットできたのだそう。「日本である程度、就職先のめどをつけていたので現地到着後1ヶ月以内で今の仕事が決まったの。海外転職はタイミングもとても大事。たまたま以前勤めていた人が辞めて、急遽スタッフを探していたみたい。日本にいたときから英語環境では働いていたので、英語には特に支障はなかったけれど、ブラッシュアップのために、語彙を見直したり、英会話スクールで働く同僚の外国人スタッフに個人レッスンをしてもらったりしたわ。ネットで安いホステルを2週間分予約して、実際現地に着いてから物件を探したの。航空券や宿代、日常生活に必要なものなど、仕事を始める前に使ったお金はだいたい50万円くらいかな。イギリスは物価が高いので大変だったわ」原則30歳まで申請が可能なワーキングホリデー制度を使って、とりあえず現地に飛び込んで就活してみるのもアリかもしれませんね!オーストラリアで働くカリスマ美容師K子(36)東京の美容室激戦区で10年働いていた美容師のKは、オーストラリアで新らしくオープンした美容室のメインスタッフとして渡豪。美容技術の進む日本の美容師は、海外では引く手あまただそうで、今回の就職先は知り合いの紹介からすんなりと話が決まったのだそう。「海外で働くことに前から興味があったので、今回の話を受けて即OKしました。以前から美容師仲間でも海外に出店している人が増えていたので、ずっとチャンスがあれば……と思っていたんです。ただ、長期の海外留学経験もなく、英語にも自信がなかったので、現地到着後、夜間の語学学校に通いながら英語の勉強を続けています。ローカルのお客さんも多くて、英語での意思疎通は必須なので。住む場所は日系の情報サイトで見つけました」コネと人脈がものを言うことも多い海外就職。普段から周りに海外で働きたいことをアピールしておくことで、意外な所からチャンスが転がり込んでくることも。海外の転職活動を成功させる秘訣は、日本でその分野でのキャリアが十分あることが大切。後は求人の出ているタイミングですね。T子のように専門分野でのキャリアがなくても、粘り強く周りにも仕事を探しているとアピールすることで、意外な所から転職のチャンスがやって来ることもありますよ。「人脈」も海外転職には重要なポイントです。知り合いに、後押ししてくれそうな人がいないか見渡してみると、案外いるかもしれませんよ。
2016年07月11日【パパからのご相談】現在、育休中で、転職を検討しています。もともと会社側は育児休業への理解が乏しく、育休取得の希望を告げると、「戻る場所はないかもよ」と宣告されました。それから、育休の取得はできましたが、会社への不信感がぬぐえず、転職を考えています。「育休中に転職なんて……」と気が引けてしまうのですが、実際にはどうなのでしょうか。問題点やアドバイスがありましたらお願いします。●A. 転職市場での扱いは、基本的には他の休職とあまり変わりません。こういったご相談が増えたな、と常々思う、パパライターの矢山ユースケ@育休中です。育休中に復職できなかったケースについて、その理由を比較したとき、ママの場合は“退職”が多く、パパは“転職”が多いです。ママの場合、「子どもが病気がち」「自分の産後の体力の戻りが思わしくない」「どこの保育園にも入れなかった」という理由での退職がある分、退職>転職となっているようです。●パパママ共通している転職の理由では、転職の場合、パパとママで理由に違いがあるのでしょうか。よく耳にするのは、「戻る場所がなかった」「正社員だったのに、復職後はパートだと言われた」という、“会社との間の問題”で、パパママの違いはない ようです。ご相談を受ける中で感じたのは、育休取得社への会社からの冷遇に関して、「どこかでそんな気はしていた」「復職したママや、復職できなかったママを見てきたので、予測ができた」と、諦めの姿勢でいる人が少なくないという印象でした。なんだかやるせない状況ですね。●“育休中の転職”についての、転職エージェントの見解ご相談者さまが「育休中に転職しても大丈夫なのだろうか」「休職は転職に不利と聞くが、育休も同じだろうか」と思われる気持ちも、同じ育休中の身として、とてもよくわかります。そこで今回は、“育休中の転職”について転職エージェント各社の担当者にお伺いしました。●「育休中」と正直に伝えるべき?『必須ではない。こちらとしては別にどうでもいい情報。問題なのは“休み中に仕事のカンが鈍ることなく、転職先できちんと働けるのかどうか”なので』(33歳、経験8年)『源泉徴収票などであとからバレて心象を悪くしたり、最悪は「職歴を偽った」と退職になることもあるので、正直に告げた方が先方企業に対しても親切』(40歳、経験10年)『こちらから言われなければ、バレることはない。言わないほうがいいのでは』(28歳、経験5年)履歴書などに記載しない限り、面接担当者から「休職したことはありますか?」「休職中ですか?」と聞かれることはまずありません 。ですから、“言わない”という選択肢も考えられます。●育休中は勤務年数に含めてもよい?『労務の考え方では、休職期間を勤続年数に通算するかどうかは“企業側の判断”になるので、転職の場合も、面接官や企業側の判断となるかと』(37歳、経験10年)『病気やケガでの休職も同様ですが、「◯◯の経験3年以上必須」などの年数に引っかかりそうな場合、確認した方が良いかも』(42歳、経験8年)休職中も企業に在籍しているので、基本的には勤務年数に含めて良いようですね。ただし、職務経験の年数 については、ボーダーギリギリで不安な場合、前もって確認したほうが無難でしょう。●“育休中の転職活動”はイメージが悪い?『育休にかかわらず、“休職”という単語がすでにイメージが悪い 。そのため、大きな声では言えないが、ダンマリを決め込むことを推奨している』(33歳、経験6年)『字面としては悪いかも。特に女性は、「子どもができたらまた産休取って転職してしまうのでは」と思われる可能性あり』(39歳、経験12年)『傷病での休職中の転職と変わらないと思いますよ。だから、わざわざ告げない人がほとんどじゃないでしょうか』(30歳、経験2年)どうやらイメージという点では、“休職”の時点であまり芳しくないようです。個人的には、休職及び休職中の転職の理由が正当なものであるのならば、面接時に口頭ベースで伝えても良いと思います。その際、在籍中の企業の悪口にならないように気をつけましょう。●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)
2016年03月24日[Sponsored by Indeed]季節はいつの間にか春。オフィス見学に来た、入社予定の内定者たちを見かけて、かつての自分もあんな風に目を輝かせていたんだよなあ…と、ため息。そろそろわたしも入社5年目になり、世に言う「アラサー」だ。こんな風に、すっかりくたびれてしまったようになったのは、いつからだっただろう。■独身OLは全員バリキャリ志向?Webメディアの編集の仕事もすっかり慣れ、バリバリがんばっているつもりだけれど、ふと「なんのために働いているんだっけ?」なんて思ってしまう。将来はかわいいお嫁さん、なんてタイプではないことは分かってる。(でも、バリキャリっていうタイプでもないんだよね)転職サイトを何気なくひらく。地域を指定して、職種やスキルを指定して…いまと同じような条件の仕事が並ぶ。働く場所だけを変えても、何の意味があるのだろうと、画面を閉じた。(わたしにとって仕事って…なに?) ■転職条件は「圧倒的に尊敬できる人に囲まれること」!? そんな発想なかった!もやもやする気持ちはおしゃべりで吹き飛ばすのがいちばん。大学からの親友・ユイといつものカフェでランチすることに。前に会ったのは半年前。そういえば、ユイが転職中で不安だって落ち込んでいたっけ。約束の時間から10分経過。新しい職場は、忙しいのかな…。ユイ「チヒロごめん! 出かけにとった電話が長引いちゃって」息を弾ませ現れたユイは、疲れどころか、なんだかとても元気そう。顔から笑顔があふれている。「なんか職場、楽しそうだね。そういえばどんな仕事に就いたの?」ユイ「それがね。弁護士事務所で事務と秘書をやってるの」「ええー、すごい! でもユイ、法律なんて興味あったっけ」ユイ「ないない。(笑)ないというか難しくて分からないよ~」「じゃあ、どうして弁護士事務所?」ユイ「圧倒的に尊敬できる人と働きたくて」「え!?」ユイ「“この人はすごい”っていう人がやっぱり好きだなぁと思ってね。そういうひとたちに囲まれて働くのが、わたしの夢だったんだ」“尊敬できる人に囲まれて働きたい”さっき開いた転職サイトの検索画面を思い出す。そんな項目、なかったよね。ユイ「そういえば、チヒロ。なんか悩んでるんじゃなかったっけ?」「うん…ううん。いまヒントもらった。ありがと」もしかして、仕事ってもっと自由に探してもいいのかも知れない。そう思うと、なんだかわくわくしてきた。■「あらゆる仕事をまとめて探す」そんな都合のいいサービスがあったさっそく家に帰ったあと、求人サイトをのぞいてみる。いろいろな条件を設定して、検索結果を見てみると、似たような仕事がズラリ。職業という枠で考えると、仕事探しはとても窮屈だ。(条件じゃなくて、「やりたい」と思える仕事内容から探してみたい…。でも、そんなのどうやって探せばいいの…?)他の求人サイトでも探してみようと、検索サイトを開いてみた。『転職…仕事内容で検索…』 そんな願望をつぶやくように、検索サイトのエンターキーを叩く。検索結果をみていくと、「Indeed」というサイトが目に留まった。『転職・求人情報検索 | Indeed あらゆる仕事 まとめて検索』と書いてある。「…あった」 思わず笑ってしまった。■「文化祭」「一芸」「イケメン」こんなキーワードもOK! フリーワードで求人検索でも…わたしに『天職』なんてあるのだろうか。やりたいこと、好きなことってなんだったっけ。“圧倒的に尊敬できる人と働きたくて”そう話していたユイの笑顔が忘れられない。楽しい思い出といえば…学生の頃の文化祭だ。Indeedのフリーワードに『人前で話すのが好き』と打ち込み、条件で「正社員」をチェックする。シンプルな結果画面にずらっと並ぶ結果たち。(人事に、マーケティング会社か…いいかも。じゃあ、これは?)フリーワードに『文化祭』と打ち込むと、結果画面には映像制作会社やイベント企画運営会社が並んだ。なるほど、たしかに文化祭っぽい仕事だ。だんだんフリーワード検索が楽しくなってきた。『お笑い』『一芸』『イケメン』など、およそ仕事探しをしているとは思えないキーワードを、つぎつぎと打ち込んでいく。それでも、Indeedの検索結果画面にはマーケティング会社やタレントキャスティング会社が並んだ。いままで選択肢に入れてこなかった業界の求人が並ぶ度に、いまとはまったく違う未来が開ける気がして、気分が高揚する。今度はもっと絞り込んで、職種や勤務地、雇用形態を指定してキーワードを打ち込んでいく。いままで働いたことのない業界でも「未経験」だってOKな求人が見つかった。(世の中には、本当にたくさんの仕事があったんだなぁ) ■可能性が広がるだけでも未来は明るくなるIndeedの魅力は、検索の柔軟性だけじゃない。シンプルな画面デザインも重要だ。通勤中、スマホで検索するのはもちろん、職場でもこうやって検索できたりして。 ついつい熱中して、前屈みで求人情報を眺めていると、視線を感じた。ハッとしてパソコンから顔を上げると、斜め向かいの席の先輩が、笑顔でこちらを見ている。いつもチームを引っ張ってくれるムードメーカーの先輩だ。(ヤバい、バレた…?)先輩「最近、仕事に気合い入ってるじゃん! この前の資料も良かったよ」「あ、ありがとうございます!」(焦った…ホッ)じつのところ、最近また仕事が楽しくなってきた。Indeedで仕事探しばかりしているわたしだけれど、別にいまの仕事を辞めたいわけじゃない。ただ、Indeedでいままで考えたことがなかった職種の求人情報をみつけると、自分の未来が大きく開けたような気がする。可能性が広がるだけで、未来は明るく感じられるようになる。そうすると、不思議といまの仕事をもうすこしがんばってみようって思えるようになったりして。(よし! 今日も一日、がんばろう!)そう気合いを入れなおして、パソコンを資料作成画面に戻した。世界 No.1の求人検索サイトとして、月間2億人以上のユーザーが活用し、1,600万件以上の求人情報を掲載しているIndeed。業界や職種をまたいだ、仕事という「未来の可能性」は、アラサー女性の働き方を応援してくれる気がします。・ Indeed
2016年03月23日エン・ジャパンは3月15日、人材紹介会社集合サイト「ミドルの転職」上で転職コンサルタントを対象に実施した「円満退職」に関する調査結果を発表した。○企業からの強引な引き止めがトラブル要因にミドルが退職意向を伝えた際に、在籍企業から引き止めがあるケースとないケースではどちらが多いか尋ねたところ、「引き止めがあるケース」は43%に上り、「引き止めがないケース」は20%にとどまった。退職時・退職後にトラブルになる理由については、「企業からの強引な引き止め」が76%で最多。具体的には「引き止めを受け、円満退職をしたいと入社時期をずらしたことが原因で次の会社を辞退せざるをえなくなった」など、企業からの引き止めがトラブルにつながっている状況が浮き彫りになった。同社は「予想以上にきちんと事前の根回しをしておかないと、後々トラブルになりやすいということが明らかになった。ミドルの方というのは現職で活躍していてそれなりのポジションにある方々と認識しており、引き止めはある程度あるのではと想定していたが、結果はそれに近しいものではある」と話している。退職意向を伝えるのに適切なタイミングを聞くと、「退職希望日の1カ月前」が58%、「退職希望日の2~3カ月前」が51%。1カ月前と答えた人でも「1カ月では最低限の引き継ぎしかできない可能性がある」との意見が多く、「退職希望日の2~3カ月には企業に退職意向を伝えておくことが望ましい」(同社)としている。調査期間は2016年2月4~19日、有効回答は153人。
2016年03月16日ハリー・スタイルズが、ワン・ダイレクションの活動休止中は俳優業よりも音楽でのソロ活動に力を入れる意向のようだ。俳優業で活躍するとほのめかしていたハリーだが、脱退したゼイン・マリクと音楽で競うために、1Dのソングライターのジェイミー・スコットの力を借りて音楽に集中したいのだという。関係者の1人は「ハリーは自分が1Dの中で最も人気であるということを知っていますが、(テイク・ザットの)ロビー・ウィリアムズとゲイリー・バーロウ、もしくはゼインの脇役のようなシチュエーションにはなりたくないのです」「ゼインは自身のソロ曲を先にリリースすることでハリーを負かしていますが、ハリーの方は長期戦をする自信があるようです」「ハリーはゼインのように脱線しすぎたり1Dファンを遠ざけたりすることはしたくないようですが、だからといって自分だけが成功したいと思っているわけではないようです。ジェイミーはハリーの声に合った曲の書き方をしっています」とデイリー・ミラー紙に話す。1Dが活動休止に入るのを待たずに昨年1Dを脱退したゼインは、先日初のソロシングル『ピロートーク』をリリースしてチャート1位を多くの国で獲得。1Dを脱退してちょうど1年となる3月25日には、ソロアルバム『マインド・オブ・マイン』のリリースを控えている。(C)BANG Media International
2016年02月16日そろそろ4月の転職を考え始める時期。目標に向かってステップアップする転職はいいけれど、逃避型の場合は「転職」が「転落」の始まりになるケースも。そこで今回は、不幸な転職を避けるためのセルフチェック法やワークを紹介します。■環境や人のせいにしていないか、自分が変わる気があるか将来のキャリアアップや夢への挑戦、自分の価値観や仕事観に合う職場に移るため、そんなポジティブな動機ならもちろんOK。しかし転職の理由を無理に後付けしているようなら、再考すべき。特に現実逃避での転職は危険です。自分はそのままで、周りを変えることで解決しようという考えは、転職ジプシーを生むパターン。転職先での抱負より現状への不満が多いなんてことはありませんか? 特に人間関係の問題やストレスを抱えている人の転職は対処療法になりがちです。自分自身に根本的なコミュニケーションの問題があるのに、それに気づかず周りのせいだと思い込んでいる場合があるので要注意です。■今の職場で得たもの、成し遂げたことは十分か?転職を考えるにあたり、自分自身がどのぐらいそこで成長できたかを振り返ってみましょう。今の会社で成長を実感できたと思う点そう思った背景、根拠となる出来事これをセットで書き出してみましょう。客観視してみて、その成長に納得できればOK。しかし学びが足りないと感じたり、そもそも書く手が止まってしまう場合は、まだそこで学ぶべきことがあるかもしれません。■仕事を通して達成したい事、得たいものが明確か?仕事観を考えるとき、何があれば満足できるのかを改めて見つめ直してみましょう。自分のワクワクを探すワーク「これまで自分が輝いていた時」を思い出してください。仕事や会社での思い出だけではなく、子供時代や学生時代のことでもOKです。いくつでも、思い出せる限り書き出してみてください。そして、その時に自分がどんなふうに輝いていたかどんなことをしたかどんな気持ちでいたか周りとの関係はどうだったかなどをブレークダウンして、どんどん書き出していきます。例えば、「高校の部活で、最後の試合に勝ったとき」という思い出があったとします。「補欠だったけど、レギュラーが力を発揮できるように練習方法を工夫した」「その提案が顧問に褒められて、皆も取り入れるようになってうれしかった」などと細かく分類していくイメージです。このようなワークを通して、「試合に出ることより、自分のアイデアが認められたことがうれしかった」という思い出から、「チームに影響を与えたり、結果を出すための工夫が好き・得意」といった価値観や自分の強みに気づくことができます。転職先でのアンマッチを避けるためにも、自分自身をしっかり把握することが大切です。ぴったり合う仕事や職場に出会えたら、きっとそれが幸せな転職につながるはず。どこへ行っても、完璧な環境や人間関係はないもの。最高の環境を望むなら、まずは自分を知り、自分自身が最高の人材にならなくては! 転職活動はその覚悟を自問することから始めましょう。
2016年02月07日エン・ジャパンは29日、「転職活動中の消費」に関する調査の結果を発表した。対象は同社サイトを利用する3,998名。期間は2015年12月25日~28日。○6割が「転職に関わる消費」をした経験あり「転職に関わる消費をしたか」を質問したところ、60%が「した」、40%が「していない」と回答した。「消費した」と回答した人に「実際に使った額は当初用意していた転職のための予算と比べてどうか」を聞いたところ、55%で「多い」が最多に。次いで、「予定どおり」(39%)、「少ない」(6%)となった。「転職活動中に消費したモノやサービス」を聞くと、1位は「衣類の買い替え」(69%)だった。次いで2位は「ビジネスグッズの購入」(42%)、3位は「資格取得や勉強、習い事」(38%)となった。平均支出金額をみると、最も高かったのは「引越し」(24万2,374円)。次いで「旅行」(14万9,745円)、「資格取得や勉強、習い事」(13万3,949円)となった。「転職活動中のモノやサービスの購入理由」は、1位は「面接準備のため」(58%)だった。2位は「転職への意欲を高めるため」「知識やスキルを身につけるため」(ともに35%)、4位は「第一印象を良くするため」(31%)となった。
2016年01月30日エン・ジャパンは5日、「年収アップ転職の実現」に関する調査の結果を発表した。対象は同社サイト「ミドルの転職」を利用する631名。期間は10月30日~11月30日。○転職経験者の50%が年収アップ転職経験のある人に対して、「転職を機に年収が上がったか」を聞いたところ、50%で「上がった」が最多となった。以降、「下がった」(29%)、「変わらない」(21%)と続いた。転職で年収が上がった人に対して、実際に上がった金額を質問すると、全体では「100万円~150万円未満」(26%)が最多だった。次いで、「50万円~100万円未満」(22%)、「50万円未満」(16%)となった。年収別にみると、年収500万円未満では「50万円未満」(34%)が1位に。さらに、年収500万円~750万円未満と年収750万円以上では、「100万円~150万円未満」(500万円~750万円未満37%、750万円以上25%)が最多となった。年収を上げるために転職時に意識したことを聞いたところ、全体では「スカウトオファーが来た企業への転職」(23%)が1位だった。次いで2位は「業績好調な業界への転職」(20%)、3位は「外資系企業への転職」(18%)と続いた。
2016年01月06日デューダは24日、「転職理由」に関する調査の結果を発表した。対象は2015年4月~2015年9月に同社サイトを登録したビジネスパーソンの4万名。○転職理由、「ほかのやりたい仕事がある」がトップに転職理由ランキングの結果、1位は「ほかにやりたい仕事がある」(12.2%)だった。次いで2位は「会社の将来性が不安」(9.2%)、3位は「給与に不満がある」(7.7%)と続いた。以降、4位は「残業が多い/休日が少ない」(6.3%)、5位は「専門知識・技術力を習得したい」(4.8%)と続き、10位までの項目は前回調査(2015年上半期)と同様となった。「IT/通信/インターネット」「金融」「メーカー」「メディカル」「メディア」「商社/流通」「小売/外食」「サービス」の8つの職種別に「転職理由」を聞いた。結果、「ほかにやりたい仕事がある」の項目が1位だったのは7職種となり、前回調査より1職種増加した。13.3%で「メーカー」のみが「会社の将来性が不安」が最多となった。「ほかにやりたい仕事がある」の項目での最多割合は15.7%で「メディカル」だった。
2015年11月26日結婚を考えている彼から、「じつは転職したいんだ…」と言われたらどうしますか? 20代後半から30歳ごろは、多くの人が転職を考える時期です。とはいえ、地方転勤になったら? 給料がいまより下がったら? 私との結婚はいつになるの? なんて、イヤな考えが頭をよぎってしまうかもしれません。今回は、彼から転職話を打ちあけられたときの対処方法を紹介します。■転職したい理由を聞いてみるまずは否定しないで、なぜ転職したいのかを聞いてみましょう。「スキルアップがしたい」といったポジティブな理由から、「残業が多い」「職場の雰囲気がイヤだ」「やりがいを感じられない」などネガティブな理由もあるでしょう。「考えが甘い!」と怒りたくなっても、ここはぐっと我慢。というのも、「転職したい」と口ではいっていても、腰が重く、なかなか行動に移さない人もいます。グチをこぼすことで、ストレスを発散しているのです。しばらく静観して、転職する様子がなければ、放っておけばいいでしょう。■転職を応援しつつも、退職にはちょっと待った!むかしとは変わって、転職も一般的になりました。転職自体は悪いことではありません。ただ、気をつけたいのは、新たな就職先を決めずに、勢いで退職してしまうこと。20代ならばすぐに次の仕事が決まるかもしれませんが、30代になってくるとすぐにというわけにはいきません。過去に転職経験がある人は、“今度も決まるはず”と、変に自信過剰になっている可能性も。「転職してもいいとは思うけど、会社を辞めるのは、次の仕事を決めてからのほうがいいよ」と、応援しつつもクギをさしておくことを、お忘れなく。■給料だけでよし悪しを判断しない「転職したら給料は下がるんじゃないの?」と不安になるのは当然ですが、あまり金額にとらわれるのはよくありません。たとえば、高収入の会社に転職したとしても、そのぶん仕事が忙しく、残業や休日出勤は当たり前になるケースもあります。仕事のストレスから散財してしまい、給料は上がったのに生活が苦しくなってしまう、なんてよくある話です。一方、給料は低いけれども週休2日制で、残業もほとんどない企業だったらどうでしょうか? ふたりで一緒に過ごす時間をもうけられ、仲よく暮らせるかもしれません(もちろん低収入なのに仕事量が多い業界もありますが…)。お金はあるに越したことはありませんが、給料が下がっても動揺せずにいたいですね。■結婚を考えているのかを確認しておくこの手の話でありがちなのは、女性側が結婚適齢期というケース。勝手に結婚するものだと思いこんでいた女性が「転職して落ちついてからとなると、私との結婚はいつになるの!?」と焦ってしまうパターンです。話をよく聞いてみると、“そもそも、男性側は結婚を考えていないのでは?”と疑問に思うこともあります。彼があなたとの結婚を考えているのかどうか、それとなく探っておきましょう。ただし!「結婚は転職してからじゃないと……」と、転職を理由に結婚を先延ばしにする彼には要注意です。そのままずるずる、転職も結婚もしない、なんてこともありえます。彼のお尻をたたいてその気にさせるよりも、ほかに交際相手を見つけたほうが、お互いのためかもしれません。20代~30代の貴重な時間を相手の転職を待って過ごすなんて、もったいなさすぎます! 彼以外との結婚を考えられないなら仕方ありませんが、見切りをつけることも、ときには必要です。大企業に勤めていたって、どうなるかわからないこのご時世。無事に転職ができたとしても、そのあと仕事がどうなるかは誰にもわかりません。楽な仕事がないのと同じように、ずっと順風満帆な人生もないんです。何かしら山あり谷あり…。筆者の場合は、結婚後に彼が転職し、給料は上がったものの、あえなく会社が倒産。数か月間失業状態というできごとがありました(苦笑)。彼との将来を考えているなら、彼の転職を不安に思うのは当然です。だけど、乗りこえていけるかどうかは、あなたの覚悟次第、かもしれませんね。
2015年11月02日エン・ジャパンは13日、「ミドルの転職後の年収」に関する調査の結果を発表した。対象は、同社サイトを利用する転職コンサルタント187名。期間は、9月4日~15日。○転職コンサルの65%、ミドル層は転職後に年収が「上がる方のほうが多い」と回答ミドル層の転職において、「転職後に現在よりも年収が上がる方と下がる方ではどちらが多いか」を聞いた。「上がる方のほうが多い」と回答した割合は、「どちらかというと上がるケースが多い」(49%)、「上がるケースが多い」(16%)の計65%だった。年収が上がる方は、どのような点を評価される傾向にあるかを質問したところ、1位は「専門スキル」(84%)だった。次いで、2位は「コミュニケーション能力」(41%)、3位は「リーダーシップ」(41%)となった。さらに、職種別に見ると、51%で「経営・経営企画・事業企画系」が最多となった。次いで、「営業・マーケティング系」(45%)、「技術系(IT・Web・通信)」(24%)が上位に挙がった。ミドル層の転職では、「どのようなケースにおいて転職後の年収が上がるースが多いか」を聞くと、1位は「日系企業から外資系企業への転職」(53%)だった。次いで、2位は「転職後に役職が上がる場合」(46%)、「業績好調な業界への転職の場合」(37%)と続いた。一方、「転職することで年収が下がるケース」を聞くと、最多は「大手企業での経験者が中小企業へ転職する場合」(72%)だった。次いで、「前職での役職者が下のポジションへ転職する場合」(46%)、「外資系企業から日系企業への転職の場合」(44%)が上位となった。
2015年10月14日マイナビは10月8日、同社が運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」においてIT技術職の正社員および契約社員を対象に実施した「ITエンジニアの転職意識調査」の結果を発表した。同調査は、転職意向があり、IT技術職(エンジニア・プログラマーなど)に従事している全国の25歳・30歳・35歳の正社員および契約社員500人(25歳:100人、30歳:200人、35歳:200人1)を対象として、2015年8月20日~24日にインターネット調査によって行われたもの。対象者に「現在、仕事上で抱いている不満」について聞いたところ、「給与が低い」が45.2%で最多となった。特に、「テクニカルサポート・監視・運用・保守」は、57.8%が「給与が低い」と回答し、他職種と比較して高い結果となった。「システム開発(汎用機系)」は、「新しい技術がどんどん出てくるので勉強が大変(29.5%)」、「仕事が不規則で残業が多い(27.9%)」が高く、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」は「突発的なトラブル対応が発生する(32.7%)」が目立った。「関わりたいプロジェクトの条件」については、「技術者を軽視しない環境である」が39.0%で最多となった。次いで、「世の中に役立つものを開発できる(36.2%)」、「最先端の技術を学ぶチャンスがある(33.8%)」が続いた。「技術者を軽視しない環境である」の職種別の回答では、「プログラマー(WEB・オープン・モバイル系)」が50.7%、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」が50.0%で高い割合となり、これらの職種はともに現場志向が強く、技術に専念できる環境を重視する傾向が表れる結果となった。「今後のキャリアプラン」については、「安定した環境で働きたい(38.8%)」と「仕事より家庭(プライベート)を大事にしたい(37.8%)」が約4割となり、ほかの項目を10pt以上上回った。特に女性は「安定した環境で働きたい」が半数を超えた(52.3%)。職種別の回答では、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」は「安定した環境で働きたい(57.7%)」、「技術スペシャリストとして現場で活躍し続けたい(34.6%)」が高く、専門分野でじっくりと開発スキルを磨いていけるキャリアを希望していることが推察できる。一方、「コンサルタント・アナリスト・プリセールス」は「いずれは独立したい(25.9%)」、「海外で活躍したい(25.9%)」が他職種より高く、職種によりキャリアプランに差異が表れる結果となった。
2015年10月08日○ZARDの「負けないで」が首位に「転職活動中の自分なりの応援ソングは何か」を聞いたところ、1位は「負けないで(ZARD)」(29票)だった。次いで、2位は「何度でも(DREAMS COME TRUE)」(13票)、3位は「ガッツだぜ!!(ウルフルズ)」(10票)という結果となった。上位3曲の選んだ理由を聞くと、1位「負けないで(ZARD)」においては、「自分の心が折れそうになっても何度も『負けないで』と背中を押してくれたから。また頑張ろうと思う」「明るい未来や将来が見える気がするから」という声が寄せられた。2位の「何度でも(DREAMS COME TRUE)」には、「『10000回ダメで へとへとになっても 10001回目は 何か変わるかもしれない』と自分にも言い聞かせながらまた動く力をもらっていた」、「タイトルの通り何度でも挑戦しようという気持ちになるから」。3位の「ガッツだぜ!!(ウルフルズ)」においては、「やはり転職活動にはガッツが必要だと思うのでこの曲を選びました」「モチベーションが上がって気合が入る」という声が寄せられた。このほか、回答者からは「時代(中島みゆき)」、「YELL(いきものがかり)」、「明日があるさ(ウルフルズ)」、「C.C.Lemon 元気応援 SONG(松岡修造)」、「終わりなき旅(Mr.Children)」などの曲が挙がった。
2015年10月08日人はパンのみにて生きるにあらず、ただパンのためだけに働くにあらず……。毎日働いている会社を離れて心機一転、転職しよう! と考えるのはどんな時なのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、転職を決意したことはあるか聞いてみた。Q.これまでに、転職を決意したことはありますか?はい 34.3%いいえ 65.7%Q.どのようなときに決意したのか教えてください■労働条件が悪い・「給料が上がらず、生活に困窮したとき」(35歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「給料が上がる見込みがないと思った時」(32歳女性/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)・「給料の安さを実感したとき」(35歳男性/通信/事務系専門職)・「配置転換で待遇が悪くなりやりがいもなくなった」(42歳女性/マスコミ・広告/事務系専門職)・「今、働いている職場よりも、条件の良いところを見つけた時」(24歳女性/食品・飲料/専門職)■身体は正直・「今の仕事に対してストレスを感じたとき」(30歳女性/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)・「残業が多く、休日出勤などで体力が持たないと思ったとき」(28歳女性/情報・IT/営業職)・「精神的、肉体的につらいとき」(31歳男性/電機/技術職)・「毎日死ぬほど行きたくなくなった時」(32歳女性/不動産/専門職)・「サビ残を強制された時」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「大晦日の日に仕事していた時」(32歳男性/商社・卸/営業職)■仕事がつまらない・「つまらない仕事をしている時」(49歳男性/通信/事務系専門職)・「仕事が面白くないとき」(31歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「仕事内容がいやに思えたとき」(38歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「仕事内容に不満があるとき」(35歳女性/ソフトウェア/技術職)■評価されない・「すごく頑張っているのに給料が変わらないと分かったとき」(31歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「がんばって認められない時」(32歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「正当に成果を評価してもらえなかったとき……事前に伝えていた私自身のキャリアの意向を全く予告なしで産休明けの女子社員に業務を奪われた時」(32歳男性/通信/事務系専門職)■自分のためにならない・「この会社にいてもこれ以上自分が成長できないと感じた時」(33歳男性/電機/技術職)・「今の勤務先では、自分のやりたいことができないと分かった時」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「スキルアップが望めないから」(32歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「仕事を続けても先がないと思った」(29歳男性/情報・IT/技術職)・「自分がこの会社でうかばれることがないとわかったので」(48歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)・「自分の為にならないとき」(47歳女性/医療・福祉/専門職)■ポジティブな動機も・「もっと意味のある生き方を見つけられたとき」(24歳女性/食品・飲料/営業職)・「よりキャリアアップしたくなった際等」(24歳女性/その他/事務系専門職)・「やりたいと思えることがあったためです」(35歳男性/その他/専門職)・「希望の仕事が見つかった」(30歳男性/農林・水産/技術職)・「限界を感じ、チャレンジしたくなったとき」(30歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)■つらい人間関係・「職場の人間関係、無理だと感じたとき」(28歳女性/その他/その他)・「上司に理不尽なことで嫌味を言われたとき」(22歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「上司のパワハラに耐えられなくなったとき」(29歳男性/不動産/その他)・「上司が嫌いなとき」(27歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「お局さんに目を付けられたとき」(34歳女性/その他/その他)■会社がブラック・「ブラック企業で精神的に病み始めたとき」(32歳女性/金融・証券/営業職)・「会社のやり方に耐え切れなくなったとき、売掛を社員に払わせるなど」(47歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「会社の将来性に不安を感じたので」(50歳以上男性/その他/その他)・「業界に先がないと思ったとき」(31歳男性/その他/その他)・「あまりにも法や倫理の遵守が不徹底である会社である事を知った時(その会社は実際に辞め、後に倒産しました)」(35歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他)■総評転職を決意したことがある、と答えた人は34.3%、約3人に1人は転職を考えた瞬間があるようだ。人はどんなときに転職を決意するのか、回答に多く見られたのは、「給料が安い」「待遇が悪い」など、労働条件に関する不満だった。特に、サービス残業や休日出勤が続き、体力的に厳しくなってくると、「もう嫌だ」と思ってしまうようだ。「体を壊した」「ストレスで体重がどんどん減る」など、心身ともに不調が出た時には、自分を守るためにも転職を考えるのはよく分かる。やっている仕事が楽しくない、不満だ、ということが続くと、やはり転職を考える契機になるよう。がんばっても評価されない、という状況も、働く人の徒労感を生む。また「自分の成長」「キャリアアップ」が見込めないと仕事を続けていても仕方ないと考える人も多かった。「この会社にいても先がない」という感覚は、転職へと踏み切る大きなきっかけになるようだ。つらい状況を打破したい、というよりは、より積極的に未来を夢見て、「やりたいことがあった」「希望の仕事が見つかった」ために転職を考えた、という人もいた。会社の人間関係に嫌気がさして、というケースもあった。特に、上司との関係性を指摘する声が目立ち、「上司が嫌い」「パワハラに耐えられない」時には、部下の方が逃げるしかない。会社の方針ややり方に疑問を感じている場合も同様で、やはり社員はそっと立ち去るしかないのが現状のようだ。新天地で、今度は満足いくいい仕事ができるよう、お祈りする。調査時期: 2015年8月12日~8月15日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性155名 女性145名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年10月07日ワークポートは4日、「転職希者の意識調査」の結果を発表した。対象は、同社に来社した20~40代の男女416名。期間は、8月24日~29日。○転職に必要なもの、「決断力」がトップに「転職に必要なもの」を聞いたところ、1位は「決断力」(82票)だった。理由をみると、「転職の決意、採用面接など様々な場面で判断が必要になり、迅速な決断ができないと、せっかくの話もなくなる」「転職をしようと思っていてもなかなか行動に移せていなかった」などの声が寄せられた。2位は「覚悟」(42票)だった。「現在働いている会社で築いたものをリセットしてでも新たな挑戦をすることは『覚悟』にも繋がる」「違う道に進むためには、何かを犠牲にしても、周囲から厳しい目を向けられても、一切ぶれない気持ちが必要」などの声があがった。3位は「行動力」(37票)となった。理由としては、「自身の現状をより良い方向に変えたいのなら、自ら行動しなければ良い条件は見つからない」「誰かが仕事を持って来てくれるわけではないから」などの意見があった。このほか、「攻める気持ち」「ポジティブ精神」「情熱」などの回答があがった。
2015年09月09日ワークポートは17日、転職希望者の意識調査の結果を発表した。期間は、8月3日~8日。対象は20~40代の男女269名。○「転職活動」を表す漢字一文字、ポジティブなワードが上位にあなたにとっての転職活動を「漢字一文字」で表すと何かを聞いたところ、1位は19票で「新」となった。理由を尋ねると、「転職は新しい挑戦と考えるため」「新しい環境、新しい出会い、新しい自分に出会えるなど、様々な新しいものに直面するため」などの声が挙がった。続いて2位は「挑」(15票)となった。「未経験の業界・業種に挑戦するため」「もっと成長したいと思い、転職活動を始めたため」というコメントが寄せられた。さらに、3位は「生」(14票)となり、「仕事が楽しくないと人生も楽しくないと思うため」「自分の仕事観やプライベートでの生き方を考え直す期間だと思うため」などの意見があった。一方、「悩」、「苦」、「難」、「耐」など、ネガティブなイメージの漢字も挙がったが、少数となった。
2015年08月18日ワークポートは7日、転職希望者の意識調査の結果を発表した。対象は、同社に来社した20~40代の男女259名。期間は、7月27日~8月1日。○転職するリスク、最多は「年収の低下」転職にどのようなリスクがあると思うかを聞いたところ、1位は「年収の低下」(27%)となった。このことから、4人に1人は年収が下がるリスクを認識しつつ、転職活動を行っていることがわかった。また、2位に「環境の変化」(16%)、3位に「入社前のイメージと実情の不一致」(15%)がランクインした。以降、「人間関係」(13%)、「現場より労働条件が悪くなる」(7%)と続いた。
2015年08月12日インテリジェンスは3日、転職成功者の年齢調査の結果を発表した。期間は、2007年7月~2015年6月。対象は、同社を利用して転職したビジネスパーソン9万名。○2015年上期転職成功者、若手女性が増加2015年上期の転職者の平均年齢は、31.8歳となった。前回調査の2014年下期から0.2歳下がり、2010年上期からの上昇傾向が5年ぶりに止まった。男女別で見ると、男性は前回と同じく32.5歳であるのに対し、女性は0.2歳下がり、29.3歳となった。若手女性の転職者の増加が目立ち、女性の転職平均年齢が下がったことが、全体の転職成功者の若返りの要因といえる。転職成功者の年齢割合を見ると、25~29歳が1.4%、24歳以下が0.1%上昇した。一方、30~34歳は1.2%、35~39歳は0.3%下降し、40歳以上は前回と同率だった。
2015年08月04日ワークポートは7月31日、「転職希望者のホンネ調査」の結果を発表した。期間は7月21日~25日。対象は同社に来社した20~40代の男女268名。○転職に有利な資格やテスト、53%が「TOEIC/TOEFL/英検」「転職に有利な資格やテスト」は何だと思うかを聞いたところ、「TOEIC/TOEFL/英検」が53%で最多となった。次いで、「日商簿記検定」(16%)、「なんらかの国家試験」(11%)が上位に挙がった。また、理由を尋ねたところ、「英語系の資格が必須の企業が増えたから」「会社でTOEICを受けて、その点数で給料が決まるという話を友人から聞いたため」「東京オリンピック開催に伴う国際ビジネスの急進」などの声が寄せられた。
2015年08月04日人材採用コンサルティング会社ジョブウェブは、2016年度新卒採用実施企業を対象に採用活動に関して調査を行い、採用活動の後ろ倒しによる2016年卒採用の課題について結果を公表した。現時点で感じている2016年卒採用の課題は、就活後ろ倒しにより就活モードになかなか入らない学生に対する「学生の選考モード調整」が57.1%で最多、次いで内定出しなどの「クロージング時期」が42.9%、「会社説明会の集客」が35.7%だった。「8月以降に良い学生に選考を受けてもらえるかわからない」「学校推薦の確保が例年以上に苦戦」といった声もあがった。現時点で予定採用人数が不足し、これから学生の追加募集(選考母集団形成施策)を実施もしくは検討している企業は78.6%。うち、「実施は未定」が48.2%、「実施を意志決定済み」が30.4%であり、大半の企業が追加施策の検討は想定しているものの、8月を前に企業側の意志決定の難しさを感じさせる結果だった。また、追加母集団を形成するための施策として検討していることの最多は「新卒紹介」で28.6%で、それにつぐ「今期利用媒体での追加施策」「オファー、スカウト」が16.1%であり、初期費用が発生しない、もしくは低コストの追加施策が選ばれていることがわかる。インターンシップに関しては、実施前向きが71.4%で人気の根強さがうかがわれるが、その開催時期は「夏時期」と「秋・冬合算」が共に44.2%で同ポイント(夏:44.2% 秋:26.9% 冬:17.3%)であることから、夏にインターンシップを予定していたが、2016年卒採用の成り行きを踏まえ、秋・冬時期に開催を移行していると推測されている。なお、同調査は2015年6月22日~29日に、2016年度新卒採用実施企業の担当者56名を対象に行われた。
2015年07月23日ワークポートは、20~40代の男女284名を対象に「転職希望者のホンネ調査」を実施した。調査期間は6月1日~6日。「あなたが転職することを親御さんはご存知ですか?」と尋ねたところ、70%は「知っている」と回答した。転職は本人だけの問題ではなく、家族からの同意も重要となっているが、多くは仕事を変えることを伝えていることがわかった。昔は「転職」のマイナスイメージが強く、なるべく親には知られたくないという人が多かったが、最近は自身のスキルアップや、人生設計、人生の目標のためなどの理由で、転職する人も多い。転職が当たり前のような時代になり、転職に対してポジティブなイメージを抱く人が増えことが、両親にも堂々と話せる理由ではないか、と同社は分析している。
2015年06月16日総合人材サービスのインテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は6月8日、「DODA転職人気企業ランキング2015」を発表した。調査は3月20日~26日の間、22~39歳のビジネスパーソン5,161人を対象に実施した。5年連続で1位を獲得していたグーグルを2位に抑え、トヨタが6年ぶりに首位を奪還。営業利益・純利益とも2年連続で過去最高と好業績に加え、理系女子学生のキャリア構築支援を狙いとした「トヨタ女性技術者育成基金」設立(2014年)などのダイバーシティ推進も、女性を中心とした支持の拡大につながった。その他、本田技研工業が7位(2014年: 10位)、日産自動車が34位(同81位)など、円安の追い風を受けて好調な自動車メーカーが順位を上げている。その中で運輸/物流業を見てみると、ベスト50の中にANAが4位(2014年: 5位)をはじめ、JR東日本が15位(同14位)、JALが18位(同26位)、JR東海が30位(同51位)の4社がランクインしている。なお、メーカーでは三菱航空機を抱える三菱重工業が32位(同46位)となっている。全体の順位を見ると、ヤフーが16位(2014年: 36位)、クックパッドが44位(同59位)、LINEが64位(同195位)など、インターネット/広告/メディアでランクアップした企業が目立つ。そのほか、映画『アナと雪の女王』がヒットしたウォルト・ディズニー・ジャパンが114位にランクインするなど、話題の商品やコンテンツをリリースした企業も躍進している。
2015年06月14日就職時は「この会社で最後!」と思うのに、1年後には転職活動することに……。会社の面接とは、少し事情が違ってくるのが彼氏彼女の転職回数。「気になる異性に、自分の転職回数が知られてしまった」「気になる異性が、実は転職を繰り返す人だった……」そんなとき、あなたならどうリアクションしますか?そこで、「気になる異性が転職を何回以上しているとドン引きしますか?」という質問を全国30代の男女300人に聞いてみたところ、男女で大きな差があることが判明!なんと、男性は5人中3人が「何回転職していてもドン引きしない!」と回答したのです。さらに20回以上は13%、10回が8%、5回が8%、3回が5%と、男性は女性の転職回数にかなり寛容なことがわかりました。一方、女性がドン引きする男性の転職回数は、5回以上の24%と、3回以上の23%が大多数。約半数の女性が5回以上転職している男性にNGを出す結果に……。ちなみに「何回転職してもOK」と回答した女性は5人に1人の21%でした。転職を飽きっぽいと考えるか、努力と行動力があると考えるかは人それぞれ。今回はその理由も聞いたので、以下にご紹介します。■意外と男性は“働く女性”を応援している「女性は結婚や出産で産休や離職があるから……」は昔の話。「何回転職してもドン引きしない」男性から寄せられた声は、「納得するまで何回でも良し」「それも人生経験だから」「仕事ができるからこその転職だから」「回数よりも職種による」と、女性のキャリアアップを応援する声が大多数。いまの会社に不満を抱えて働き続けるよりも、将来のことを考えたポジティブな行動のほうに軍配が上がりました。こういうの、うれしいですよね。逆に、「3回以上、5回以上でドン引きする」と回答した男性のコメントは、「現状に不満ばかり言って過去と未来を美化しそう」「こらえ性がないと思ってしまう」「性格に問題があるかと思ってしまう」など。また、「浮気性に見える・節操がない」と、職場の人間関係を男女の人間関係に置き換えて考える風潮も……。■女性は“男性の将来性”を重視している!国税庁が発表した平成25年の給与実態統計調査結果によると、男性平均年収511万円に対して女性は271万円。これって、実はものすごく大きな格差です。しかも、男性が50代で年収のピークを迎えるのに対して、女性の年収のピークは30代。40代以降はじりじりと下降を辿っていくのです。もちろん男性でも転職が多いほど将来へのリスクが大きくなるわけで……。そんな現実を反映してか、女性は男性の3回以上の転職で「1つの事が続けられないのかなと思う」「職場の実態が把握できるまで数年かかるかと思うので短期離職はおかしい」などと回答。あとは、「どこの職場でもやっていけないだろうと思うから」「職を見る目がない」「結婚してから転職を考えられると、ついていくのが大変なので」と、どれもかなり手厳しい意見ばかりでした。中には、「転職を繰り返しても毎回会社のほうが雇ってくれるんだから、スゴイ人なのかも」「回数よりもその理由。所得が上がっているなら無問題」という意見はあったものの、ごく少数にとどまりました。女性のみなさん!キャリアアップの転職なら、気になる男性に対して回数を躊躇する必要はありません。むしろ、転職告白でドン引きする男性は器が小さいのかもしれませんよ。そして男性は、優良な会社を選ぶ判断力とその仕事を辛抱強く続ける安定性が大事。転職回数と理由をしっかり聞いて、将来のビジョンを感じられるパートナーを見つけましょう。(文/渋谷ふみ)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』調査期間:2015年3月28日(土)調査対象:全国30代の男女300名【参考】※民間給与実態統計調査結果-国税庁
2015年05月19日インテリジェンスは11日、転職理由に関する調査の結果を発表した。対象は、同社サービス利用者の転職希望者約3万名。期間は2014年10月~2015年3月。○転職理由「ほかにやりたい仕事がある」が1位2015年上期の転職理由調査の結果、1位は「ほかにやりたい仕事がある」(12.4%)となった。次いで「会社の将来性が不安」(9.5%)、「給与に不満がある」(7.4%)がランクインし、トップ3は前年と同じ順位となった。それぞれ前年より0.7pt、0.6pt、0.1pt減少する一方、「雇用形態を変えたい」(2.6%、+0.1pt)が増加。働く環境や待遇の改善を理由とした転職の割合が増えたことが特徴となっている。業界別の転職理由を見たところ「IT・通信・インターネット」「金融」「メディア」「商社・流通」「小売・外食」「サービス」の6業種では「ほかにやりたい仕事がある」が1位に。残り2業種の「メーカー」と「メディカル」では「会社の将来性が不安」が1位となった。
2015年05月12日マイナビは、Web・ゲーム業界のクリエイターに特化した転職支援サービス「マイナビクリエイター」のWebサイトリニューアルした。「マイナビクリエイター」は、Web制作・広告・映像・ゲーム業界や、Webディレクター・Webデザイナーなどといったクリエイティブ職を希望する求人者と企業とのマッチングを行う、紹介型の転職支援サービス。今回リニューアルされた同サービスのWebサイトでは、クリエイティブ職の中でも特にWeb・ゲーム業界に特化し、約1,500件の求人案件数を掲載。また、扱うサイトの種類・開発言語・ツールなど、クリエイターならではの詳しい希望条件に合わせて、求人を検索できる仕組みを用意した。こうした背景には、現在ほとんどの国内企業にはWeb関連部署が置かれていることに加え、スマートフォンの普及により、ソーシャルゲーム業界の市場が急速に拡大している情勢がある。Webクリエイティブ職はWeb制作会社に限らず、業界問わずニーズが広がっていることから、職業選択の上で職種や業務内容を詳細に知ることが特に重要となるという。そのほか、同サービスではクリエイターならではの転職の悩みにキャリアコンサルタントが回答する「転職ノウハウ」や、業界で第一線を走るクリエイターのインタビュー記事など、クリエイターのキャリアに関するコンテンツを定期的に配信予定とのこと。
2015年04月24日ちょうど2年ほど前、私が転職したばかりの時のことです。38歳、子持ち女性(しかも2人)で、かつお給料が前職より上がるのが珍しかったのか、転職エージェントのコンサルタントの方と、ゆっくりお茶を飲みつつお話しましょう、ということになりました。女性の転職相談に乗ることが多い、というコンサルタントの話で、興味深く思ったのは「出産を意識した20代後半-30代前半の女性から転職相談を受けることが多い」ということ。そのココロは「両立できそうな会社に移りたい!」。最近の若い女性(とか言うと年がばれますね。40歳です。隠してません!)を見ていると、仕事への意識が本当に多様化してきたなあと思います。入社当初から「そこそこ」でいいと思っている人もいれば、同期の男性をしのぐ"ばりばり"の人も少なくありません。私の周りにも色んな女性がいて、ずっと仕事を続けていたり、いったん家庭に入ったり、また再就職したりしています。全体に見ていると、出産後の仕事と育児の両立に悩むのは、"ばりばり"と男性並みに働いていた女性のようです。○キラキラ女子から肉食女子まで。それぞれが働きやすい職場は?"女性が働きやすい会社"とか"ダイバーシティ推進"ということを、色んなところで耳にすると思います。ただ、女性たち一人ひとりと話していると"女"は決してひとくくりにできない……と感じます。見た目はみんな同じように可愛らしい"女子"でも、中身も女子な人から中身はおじさんな人まで様々です。きっと、このコラムを読んでいる女性も、価値観がそれぞれ違うと思います。だから、自分の考えや希望に合った企業や職場を選ぶことができたら、ハッピーになるはず。○女性にとっての優良企業ランキングを発表私が所属している昭和女子大学の女性文化研究所では、そんな"働く女性の多様性"を踏まえた上で、女性にとっての"優良企業ランキング"を発表しています。業種別に女性管理職の割合や育児休業制度の充実度合いを分析したもの。例えば、出産後もバリバリ働き続けたい人には、女性管理職比率が高く、男性も育児休業を取っているような企業がお勧め。一方で、無理せず、でも長く働き続けたい人にとっては、管理職になることより、充実した育児休業制度などが魅力でしょう。出産後も仕事を続けることができれば、一生に貯められるお金は高級マンション一戸分くらいの差がつきます。入社3-5年目くらいの女性が、転職先を選ぶのにも役立つランキング、よかったら活用してみてください。○著者プロフィール●治部れんげ豊島逸夫事務所副代表。1974年生まれ。1997年、一橋大学法学部卒業。同年日経BP社入社。記者として、「日経ビジネス」「日経マネー」などの経済誌の企画、取材、執筆、編集に携わる。2006年~2007年、フルブライト・ジャーナリスト・プログラムでアメリカ留学。ミシガン大学Center for the Education of Woman客員研究員として、アメリカ男性の家事育児分担と、それが妻のキャリアに与える影響について研究を行う。またツイッターでも情報発信している。
2015年04月13日トライアローは、エンジニア職に就く(または就いていた)25~39歳の男女300名を対象に、転職にまつわる調査を実施した。調査期間は2月20日~23日。過去に転職をしたことがあるか尋ねたところ、「ある」が60.3%、「転職はしなかったが求職活動をしたことがある」は9.7%、「転職を考えたが、具体的な活動はしなかった」が23.7%で、合わせると約9割が過去に転職を考えたりしたことがあることがわかった。転職を考えた際の理由を聞くと「その時の給与・待遇への不満」(136人)が最も多かった。次いで「仕事内容(112人)」「職場の人間関係(91人)」となっている。合わせて転職を決定づけた出来事について尋ねると、給与の不満や残業代未払いといったもののほか、「残業が多い」(31歳/女性)、「過労でチーム全体が常に鬱モード」(34歳/女性)なども挙げられた。中には「トイレ掃除を義務としていて、参加しないと給与査定に影響する」といった回答もあった。就職先を選ぶ際に何を重要視するか聞いたところ、特に高い項目として「給与・待遇」(86.0%)、「勤務地」(84.7%)、「職種」(83.0%)が挙げられた。転職活動の際、正直、早く内定をもらいたいがために、雇用条件面等で妥協した点があるか聞くと、44.2%が「はい(妥協した)」と回答した。「いいえ(妥協しなかった)」は55.8%だった。妥協したと回答した人に、妥協した項目を尋ねたところ、「給与・待遇」が68.8%で最も多かった。以下、「勤務地」(31.3%)、「業種」「勤務時間」(30.0%)と続いている。就業先選びの際は重視するはずの「給与・待遇」は、内定を優先させたい時に妥協しやすい項目になっていることが明らかとなった。
2015年04月08日エン・ジャパンは、同社が運営するサイト「エン転職コンサルタント」にて、転職コンサルタント112名を対象に「年収1,000万円以上転職の実態」についてアンケート調査を実施した。調査期間は2014年11月6日~18日。年収1,000万円以上の人の転職活動は、どのように進むケースが多いか尋ねたところ、79%が「エージェントからのスカウト/ヘッドハンティング」と回答した。次いで「個人の人脈・つながり」(42%)、「企業からの引き抜き」(20%)となっている。「求人サイトに登録し、求人情報に応募する」は17%にとどまった。年収1,000万円以上の人の転職で苦労することが多いケースを聞くと「経験を活かせるポジションの求人がない」(58%)、「給与・待遇が希望と合わない」(54%)が上位を占めた。年収が上がるほど、求職者が持つ専門性や経験がどれだけ企業の求人に適しているかで採用の可否を判断される上、ポジションが限られるため、各紹介会社が持つ求人数が極端に少なくなることに原因があるようだ。求職者も、理想や自己評価が上がりすぎてしまい、社外から見た一般的な市場価値と差が出てしまうケースも見られる。年収1,000万円以上の転職成功者に共通するポイントは何か尋ねたところ、最も多い回答は「採用企業の課題を分析し、自分が貢献できる点を伝えられている」(52%)だった。2位は「ビジネスレベルの英語力を有している」(39%)、3位は「キャリアの棚卸しが十分にできている」(37%)となっている。転職が決まった年収1,000万円以上の人のうち、どのような年齢の人が多いか聞くと、「40代前半」(30%)「40代後半」(32%)が6割を占めた。「職種」の傾向は、「経営・経営企画・事業企画系」(45%)が最も多く、次いで「営業・マーケティング系」(30%)となった。転職コンサルタントからは「経営・経営企画・事業企画系」は『数多くの成功・失敗体験を有し、それを次なる事業開発・展開に活かしている人が多い』『実際のマネタイズまでをイメージできる人だったから』といったコメントが寄せられた。「営業・マーケティング系」は、その経験だけでなく、専門性やマネジメント経験、海外経験との組み合わせで、市場価値が高まるようだ。
2015年03月23日ワークポートは、同社サービス利用者を対象に「転職希望者のホンネ調査」を実施した。調査は2月2日~7日にかけて行い、389名から有効回答を得た。これまでに転職を踏みとどまった経験はあるか尋ねたところ、43%が「ある」と回答した。その理由として「やりたいことがまだ残っていたため」、「仕事が楽しく人間関係も良かったため」、「キャリアアップ、キャリアチェンジができるほど現職でスキルを身に付けていないと感じたため」などが挙げられた。一方「(転職を踏みとどまった経験が)ない」は57%だった。「一度決めたことはやり通すと決めているため」、「長い期間自身を客観視して熟考した上での結論のため」「自分が会社のためにできることは全てやり尽くしたため」などの理由が挙げられ、覚悟の上で転職活動に挑んだ様子がうかがえる。
2015年02月16日転職サイト「天職ぱんだ」を運営するWeb stafは、20代~70代の男女300人を対象に転職のイメージについての調査アンケートを実施した。調査は1月13日~15日にかけて実施し、300名から有効回答を得た。家族から「転職することにした」と告げられたときの第一印象は「ポジティブ」と「ネガティブ」のどちらか尋ねたところ、「ポジティブ」は42.3%、「ネガティブ」は57.7%だった。「ネガティブ」とイメージする理由について聞くと「転職者本人に関するマイナス要因」が最も多く、男性は58.9%、女性はやや多く65.1%だった。具体的には「働く目的を持ち合わせていないと思う」(男性/20代前半)、「仕事を途中で諦めた感じを受ける(男性/30代前半)」「仕事上の失敗(女性/50代前半)」などが挙げられた。続いて「ネガティブ」と感じたイメージは「不景気やリストラなど、社会情勢が良くない背景から」で、男性は10.3%、女性は7.6%だった。「理由を聞くまではネガティブに感じる」は、男性10.3%、女性4.5%となっている。
2015年02月09日