みなさんは「避妊」ってどの程度していますか?未婚の方はだいたいは気をつけているんじゃないかと思うのですが、気分が盛り上がったときにゴムが切れていたり、彼に「外に出すから」と言われ、断り切れずにOKしたり…つい避妊せずに致してしまったという話を聞くことも。そういった背景のもと、“できちゃった結婚”は年々増える傾向にあるようです。厚生労働省が平成22年に発表した「出生に関する統計」によると、近年はでき婚で生まれる子は全体の4分の1程度。芸能人でも赤西仁さん&黒木メイサさん、中尾明慶さん&仲里依紗さんなど、でき婚をした人って多いですよね。独身女性が集い、日頃のうっぷんを吐き出しつつ本音で触れ合える完全匿名制のSNS【独女の溜まり場アマリリス】では、そんな「避妊」にまつわる投稿を募集中。今のところ、結果は以下のような感じです。■Q:避妊してますか?・している…56.2%・たまにしないことがある…16.7%・していない…27.1%それぞれの回答をした女性たちの、本音のコメントの一部をご紹介します!【“避妊している”派の意見】・「SEX大好きだからこそ性欲だけで簡単に命を作ることはしたくない。欲求を満たすならそれだけの心構えを。」(テラsama)・「ピル+ゴムで避妊してます。周りの環境を整えて安心して出産したいので、できちゃったとかバタバタしそうで不安。」(ちわわ)・「ゴムしないとハラハラして集中できない!自分から避妊しようとしない男は信用できない。」(あまこ)――過半数とはいえ、「避妊している」のが全体の56.2%って意外と少ない?という印象。でも、考えている人はちゃんと考えているんだなってことがわかって、なんとなくほっとしました。「ゴムしないとハラハラして集中できない」という気持ち、わかります。妊娠もだけど病気も怖いし…。【“たまにしないことがある”派の意見】・「ゴムする人とは中で。しない人とは外出し。もっと自分を大事にしないとな…。情けない。。」(クスクス)・「ゴムを切らしちゃってて仕方なく生でやったら今までにないくらいにお互いに興奮しちゃって、それ以来一晩につき一度は生で入れるようになった。彼は生で入れるのはダメーって言ってくれるけど、お互いに気持ちいいんだから安全日くらいは許してほしいなぁ。」(りな)・「彼氏相手だとしないことも。どうこうなって困る相手とは必ずします。」(ナナェ)――気持ちいいとわかっていても「生はダメ」と言ってくれる彼氏がいるのは理想的ですね。クスクスさんみたいに「相手による」というのは危険すぎ。本当に自分を大事にしてください!【“していない”派の意見】・「“作りました婚”したいから、避妊はしない。アラフォーだし、できるかできないかわかんないしww。」(もんもん)・「やる相手は40代だし、精子弱ってそう。最後は外出ししてる。ちなみに40代でも結婚してないから不倫じゃないよ。」(チーズケーキ)――こちらはもんもんさん同様、「子どもができたら結婚」と考えている人が多いようです。煮え切らない態度の彼を結婚に踏み切らせるため、あえて…ってやつですね。お互いに愛し合っていて、幸せになれる自信があるならこれもありかも。でも、彼との将来がうまく想像できない人は、きちんと避妊してくださいね。今はまだ結婚する気がない。妊娠したくないという人にとって、避妊は必要不可欠なこと。「彼がしてくれない」と相手任せにするのではなく、自分の意志で避妊することが大切です。「ムードが壊れる」「彼が嫌がる」など、避妊しづらい状況もあるでしょう。でも、何かあったときつらい思いをするのは女性のほう。「避妊しないならエッチもなし」ぐらい言っていいと思います。彼が持っていない場合は、自分で用意するのもいいかもしれません。今は女性の部屋に置かれていても違和感のない、かわいいパッケージのコンドームも登場しています。例えば、不二ラテックス株式会社から出ている“女の子のためのコンドーム Cutie(キューティ)”なんて、かなりかわいいです。コンビニや薬局では買いづらいという人は、ネットで注文してみては?自分のため、大好きな彼のため、きちんと避妊をすることで、今まで以上に愛のあるエッチをすることができますように!(文=編集J)独女が集い、たまった毒を吐き出す秘密のSNS【独女の溜まり場アマリリス】
2014年05月29日突然ですが皆さん、避妊はしていますか?2011年度の人工妊娠中絶数は20万2106件。前年度からは1万件あまり減ったものの、年齢別では、20-24歳が4万4087件(全体の21.8%)で最も多いという結果が出ています。望まない妊娠を避けるには、どうすればいいのでしょうか。■1.避妊について彼と話してる?恋人ができたら、当然、セックスする仲へと変化していきますよね。そのとき、あなたは避妊について、きちんと話せますか?「コンドームしなければセックスしない。当然でしょ-。最後に外で射精すれば大丈夫って言ってる男友だちもいるけど、それは危険すぎる」(彩香さん・仮名・21歳=学生)そう。でも、一度、ふたりでちゃんと避妊について話してみたほうがいいですよね。コンドームだってつけるタイミングによっては安全とは言い切れない。「彼に避妊してもらう」という姿勢ではなく、お互いのために避妊について話し合うことが大切なのです。■2.コンドームかピルか,両方か。お互いに他の異性とセックスしないという合意ができていれば、ピルによって妊娠は避けられます。ピルの代金を彼と折半しているという女性も増えています。ただ、ピルでは性感染症は防げません。万が一のことを考えて、ピルとコンドームの併用というのが、妊娠を避ける最善策。でも、ピルは飲みたくない、あるいは体調によって飲めないという人もいるかもしれません。そうであれば、正しいコンドームのつけ方を学ぶしかなさそうです。■3.勃起したらすぐコンドームをコンドームだけの避妊では百パーセントとはいえませんが、より百パーセントを目指すために、勃起したらすぐ着けることが大事。いわゆる先走り液でも妊娠しないとはいえないから。射精のときだけ着ければいいというのは誤った考え方です。ましてや、「外出しならOK」なんて、言語道断!■4.お互いにセックスを楽しむために「妊娠の不安があって、セックスが楽しくない」そう考える女性は多いのです。男性には、その感覚がなかなかわかってもらえないかもしれないけど、女性の体についての本などを見せて、ふたりで考えてみることが必要です。望まない妊娠をして中絶することによって、心に傷を負ってしまう女性もいます。そうなったとき、男性に同じ経験はできないので、どうしても関係にヒビが入ります。そうならないためにも、事前に危険を回避しましょう。男性がコンドームを着けているとき、ムードが壊れると懸念する女性もいますが、それならいっそ、着けてあげたり、着けているところを見たりするのも楽しそう。隠さないことが、ふたりの心の壁もなくしていくコツかもしれません。■終わりに中絶件数は減り続けているのに、20歳未満では増えているし、20代前半は年齢別ではいちばん多い。望まない妊娠は、女性の体も心も傷つける可能性があります。それを理解してくれる男性と、ちゃんと話し合って、お互いにセックスを楽しみたいものですね。(亀山早苗/ハウコレ)
2014年01月16日女性が服用できる避妊薬としてよく知られている「低用量ピル(OC)」。正しく使用すればほぼ100%の確率で妊娠を避けることができる、安全で確実な避妊方法です。また、ピルには避妊以外にも、生理痛や月経前症候群(PMS)の軽減など、さまざまな効果があるといわれています。正しくピルを知って、上手に体をコントロールしていきましょう。■低用量ピルとは?ピル(経口避妊薬)にもいろいろな種類がありますが、いずれも、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンが含まれています。このホルモンの働きにより、排卵が抑えられ、受精・妊娠をさせないようにしているのです。さらに、子宮内膜の増殖をおさえて受精卵を着床しにくくする、子宮頸管の粘膜を変化させて精子の進入しないようにする、などの作用もあります。これらの相乗効果で、ピルを正しく服用した場合の避妊成功率はほぼ100%といわれています。■避妊だけじゃない ピルの嬉しいメリットとは避妊を目的として開発された低用量ピルですが、それ以外にも、女性に嬉しいさまざまな効果があります。ピルを飲むと、月経周期は規則正しく28日周期になり、生理不順が解消されます。前もって調整すれば生理をずらすこともでき、旅行などの予定が立てやすいというメリットも。それまで酷い生理痛に悩まされてきた人は、ピルを服用することによって軽減するケースが多いようです。出血量も少なくなるため、生理中の貧血症状の改善も期待できます。また、生理前のイライラや体調不良に悩む人も多い月経前症候群(PMS)や、不妊の原因にもなるという子宮内膜症を、予防・改善する働きもあるといわれています。■病気予防や美容面にも効果アリ以前は「飲み続けるとがんになりやすい」「妊娠しにくくなる」と思われることも多かった低用量ピル。現在では、ピルを飲んでいると卵巣がんや子宮体がんのリスクを大幅に軽減できることが分かっています。また、妊娠したいと思ったらピルの使用をストップすれば排卵は再開され、ピルによって妊娠しにくくなることはありません。逆に、ピルを飲んでいると子宮内への精子の進入だけでなく、細菌やウイルスが入ることも防ぐため、不妊の原因になる病気にかかりにくくなるといわれています。男性ホルモン作用が弱いタイプのピルには、ニキビの改善に効果があるものもあります。■知らないと危険! ピルの副作用女性にとってメリットの多い低用量ピルですが、服用による副作用があることも報告されています。リスクをきちんと理解した上で、用法を守って服用するようにしましょう。ピルを飲み始めると、体内のホルモン状態の変化により、頭痛や吐き気など、体の不調を感じることがあります。飲み続けるうちに自然におさまることがほとんどですが、症状がひどい場合や、長く続く場合は、服用中のピルが体に合っていない可能性があるので医師に相談が必要です。また、ピルの重大な副作用が血栓症です。ピルには血液を固まりやすくするという性質があり、頻度は非常に少ないものの、血栓症や脳卒中、動脈硬化などを引き起こす可能性があります。そのため、血栓症の既往歴がある人、高血圧症の人などは、ピルを服用することはできません。また、35歳以上の喫煙者(1日15本以上)もピルを飲むことはできません。1日に数本程度ならタバコを吸っても大丈夫、と考える人もいるかもしれませんが、喫煙は血栓症のリスクを格段に引き上げます。ピル服用を希望するなら、この機会に禁煙を考えた方がよいでしょう。低用量ピルは、薬局やドラッグストアで購入できる市販薬とはちがい、婦人科(または内科)を受診し、医師の処方のもとで服用する薬です。また、正しい方法で毎日飲み続けなければ、避妊効果も失われてしまいます。副作用のリスクを避けるためにも、必ず医師の処方を受け、服用中での気がかりがあった場合には早めに専門医を受診してください。
2013年05月05日女性の避妊や健康をサポートするウィメンズヘルスケアの専門家団体「オーキッドクラブ」は、20~30代の女性400名、男性200名を対象に、「避妊薬ピルに関する意識調査」を実施。その結果、「緊急避妊ピル」について、存在すら認知していない人が女性の約半数、男性の約3分の2にも上ることがわかった。調査期間は11月15日~11月16日。「緊急避妊ピルをご存じですか?」との問いに、46.6%の女性が「知らない」と回答。約半数には知られていない現状が浮き彫りとなった。また、同じ問いに対して、男性は「内容まで知っている(16.5%)」、「名前は聞いたことがある(19.0%)」、「知らない(64.5%)」という結果に。およそ3分の2の男性に、まったく知られていない状況が明らかになった。また、女性に「緊急避妊ピルを使いたい状況に直面したことはありますか?」と尋ねたところ、「ある」という回答は12.3%に上り、「緊急避妊ピル」の潜在的なニーズを表す結果となった。さらに低用量ピルに関する認識を尋ねたところ、「服用中」の女性が5.5%、「服用経験あり」が11.5%、「内容は知っているが服用経験なし」が20.5%、「名前は聞いたことがある」が43.5%、「知らない」が19.0%という結果になった。ピル先進国であるEU諸国では、女性の21.4%がピルを服用しているというデータ(United Nations, World Contraceptive Use 2011)と比較すると、今回の調査におけるピルの使用率はその4分の1と、とても低いと言える。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日