俳優の川崎麻世が9日に自身のアメブロを更新。タレントの野々村真やお笑いタレントの山田邦子らを自宅に招待したパーティーでの様子をつづった。この日、川崎は「芸能界 格闘技界の仲間たちをマンションにご招待してたこ焼きパーティーをやったよ」と報告し、昔から仲が良いという山田との2ショットを公開。他にも、ものまねタレントのミラクルひかるや格闘家の梅野源治と瀧澤謙太、元カリスマホストでタレントの城咲仁と城咲の妻でタレントの加島ちかえなども訪れたことを明かした。続けて、野々村や野々村の妻でタレントの野々村俊恵、野々村の長女でモデルの香音との集合ショットも公開し「奥様の俊恵ちゃんがアイドル時代 NHKの歌番組で一緒にレギュラーをやっていたんだ」と説明。「夫妻が出逢ったきっかけは正月の特番で実は俺もいたから鮮明に覚えている」といい、当時の野々村の様子について「気があるなと勘付いていたよ」とつづった。また「たこ焼き器を繋ぎ過ぎて途中でブレーカーが飛んだのでお好み焼きになった」とハプニングを明かし「一瞬マジ終わったなと思ったが何事もポジティブ思考で」とコメント。「大阪から毎回お取り寄せしている『としのぶさん家の粉』を皆さんにお持ち帰り頂いた」といい「皆さんたこ焼きみたいにまん丸な笑顔でホットな会になってほんとうに良かった」と述べ、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「凄い大人数」「素敵な方々が揃いましたね」「楽しさが伝わります」などのコメントが寄せられている。
2024年05月10日放送作家・タレントの野々村友紀子が、あす6日放送の日本テレビ系『しゃべくり007』(毎週月曜後9:00)に長女・一花さん、次女・美月さんとそろって登場する。お笑いコンビを結成していた野々村は、放送作家に転身。最近では、2丁拳銃・川谷修士の妻としてテレビ出演し、“辛口トーク”で大ブレイクした。家庭におけるアドバイス本を多数出版するなど、強く生きるヒントを届け続け、注目を集めている。今回は長女・一花さん、次女・美月さんと“野々村ファミリー”として初登場する。川谷とは仲むつまじい夫婦として知られ、結婚記念日には必ず川谷が「結婚式の日に私が持ってたブーケを、そのまま毎年送ってくれる」というエピソードを披露する。「イベントごとをすごい大事にしてて」と、娘たちの誕生日には「その年に好きなキャラクターを絵に描いてくれる」という川谷のマメすぎる父親像のほか、「旅行の計画はママ(野々村)が全部立ててくれて」「めっちゃ楽しい」と愛情にあふれた“野々村ファミリー”の姿が明かされる。両親に「恋バナとかもします」「なんでも言っちゃう」という姉妹に、しゃべくりメンバーは「勉強になる」「ちょっと見習わないとね」と感心。すると、野々村は「修士くんは、○○しないから娘でも嫌じゃない」と、いつまでも仲の良い父娘のコミュニケーション術について語る。さらに、川谷と野々村は娘たちから見ても「超ラブラブ」だそう。「私たちの前ではイチャイチャするの控えるようにしているらしいんですけど、玄関で『行ってきまーす。チュッ』って聞こえる」と、ラブラブすぎる夫婦の姿も暴露する。今回、野々村は「妻は名前で呼べ」「妻の『きょうご飯どうする?』に食べたいもの言うな」「(揉め事を)次の日に持ち越さない」など、家庭円満のルールを徹底解説。するどい視点の数々に、しゃべくりメンバーも「これは目からウロコ!」「いま稲妻が走りました」と思わず納得する。そんな野々村が「1番気配りできる人」として「全員に目が届くと言うか、ピリピリしない司会者」と尊敬する“ある芸能人”がスタジオに駆けつける。
2024年05月05日タレントの野々村真・俊恵夫妻の長女でモデルの香音が3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われたファッション&音楽イベント『Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER』に出演した。香音は、イベントのオープニングとなる「SPECIAL FASHION SHOW」内の「ANNA SUI」ステージに登場。ミニ丈ワンピを着こなした香音は、厚底サンダルの似合う美脚を披露した。同イベントには、池田美優、生見愛瑠、藤田ニコル、山本舞香らがモデルとして登場。ライブステージではILLIT、乃木坂46、FRUITS ZIPPER、ME:Iなどがパフォーマンスを披露する。南海キャンディーズの山里亮太とフリーアナウンサーの森香澄がメインMC、あのがゲストMCを務める。25回目の開催となる今回のイベントテーマは「TOKIMEKI GALAXY TRIP」。年齢性別を問わず、個性を出したファッションを楽しめる現代を銀河に例え、来場者に新しい自分を発見できるようなときめく宇宙の旅を楽しんでほしいという願いが込められている。
2024年05月03日お笑いコンビ・2丁拳銃の川谷修士の妻で放送作家の野々村友紀子が4月30日に自身のアメブロを更新。長女と次女との3ショットを公開した。この日、野々村は6日に放送されるバラエティー番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に娘達と出演することを報告し、娘達との3ショットを公開。「娘にいろいろ暴露されて、ワタワタしております!?」と述べ「いつもとちょっと違う感じの私かも、、」とつづった。続けて「演技勉強中の長女 一花(いちか)17歳」「ギャルになりかけ次女 美月(みつき)15歳」と長女と次女の写真を公開し「娘と一緒で変な緊張をしている49歳の私でした」とコメント。「修士くんはNGKのお出番で大阪のため一緒に出れませんでしたが家族で頑張っておりますのでよろしくお願いします」と呼びかけ「5月6日(月)21:00~日テレ GW最終日はおうちでゆっくりTV」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年05月02日お笑いコンビ・2丁拳銃の川谷修士(49)の妻で、放送作家・タレントの野々村友紀子(49)が4月30日、自身のインスタグラムを更新。「演技勉強中の長女17歳、ギャルになりかけ次女15歳」との“顔出し”親子3ショットを公開した。野々村は「娘2人と【しゃべくり007】に出演させていただきました」と報告し、3枚のオフショットをアップ。長女はブルーのトップス×グレーのミニスカート、“ギャルになりかけている”という次女はミニスカ制服×ルーズソックスのスタイルで、3ショットでは仲良くピースサインを決めている。放送は6日(月曜後9:00/日本テレビ系)で、「家族しか知らない話や、しゃべくりメンバーの皆さんの家事・育児の話、驚きのあの人登場!!などなど盛りだくさんです」「娘にいろいろ暴露されて、ワタワタしております!? いつもとちょっと違う感じの私かも、、」と内情を伝えた。この投稿に対し、コメント欄には「可愛い娘さんですね テレビ出たと言う事はこの先デビューするのかな?」「ふたりとも芸能人になれる美しさ」「めっちゃ美人さん」「娘ちゃん達はママ似ですね!!親子共演良いですね~」「3姉妹みたい」「ママとパパのいいとこ取りでそれぞれ美人さんですね」など、さまざまな反応が寄せられている。
2024年05月01日箱根・宮城野エリアに「ノル ハコネ ミョウジンダイ(nol hakone myojindai)」が、2024年5月17日(金)に開業する。箱根の隠れ家ホテル「ノル ハコネ ミョウジンダイ」「ノル(nol)」としてリブランドオープンする「ノル ハコネ ミョウジンダイ」は、1993年に誕生した会員制ホテル「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」を前身とするリゾート施設。「ノル」ブランドとしては、京都三条の「ノル キョウト サンジョウ」に続く2店舗目となる。そんな「ノル ハコネ ミョウジンダイ」が建つのは、人気の観光地箱根の中でも閑静な宮城野エリアの別荘地内。森に囲まれた“隠れ家”てきなホテルとして、「自分を“ととのえる”」特別な滞在を提供する。温泉露天風呂付き客室など全6タイプ・39室ロビーから東西に向かって、翼を広げるようにして建てられた客室棟には、全6タイプ・39室の客室を用意。温泉露天風呂付き客室をはじめ、2名向けの客室や4名まで一緒に寛げる客室、ペットと共に宿泊できる客室が揃う。温泉露天風呂付き客室は、箱根の自然を臨めるテラスに信楽焼の浴槽を設置。箱根十七湯のひとつ「宮城野温泉」を自家源泉より引湯しており、身体の芯からポカポカに温め、身体をほぐしてくれる。充実の温浴施設<サーマルプール・大浴場・サウナ>「ノル ハコネ ミョウジンダイ」では、「自分を“ととのえる”」魅力的な温浴施設が勢揃い。たとえば全天候型の室内プール「サーマルプール」を満喫した後は、すっきりとした爽快感を味わえる「サーマルルーム」へ。「サーマルルーム」の室内は体温とほぼ同温に設定したミストで充満。天井に配された星空を眺めながら、リラックスして身体を温めることができる。「サーマルプール」と「サーマルルーム」と繋がる「ととのいテラス」にも足を運んでみて。箱根の間伐材のヒノキを使用したウッドテラスに設置されたチェアに寝転び、早雲山をはじめ箱根の雄大な景色を眺めながら“ととのう”ことができる。ドライサウナ付き温泉大浴場また温泉大浴場内には、高温のドライサウナも。ドライサウナでしっかりと汗をかいたあとは、秘湯感溢れる露天風呂の脇で心地よい風に吹かれながら外気浴を楽しめる。自然の中で楽しむテントサウナ事前予約制で、テントサウナを楽しめるのもポイント。プライベートな自然溢れる空間で、外気浴をしながらリラックスすることができる。温浴施設へ持ち込み可能なフリーフローのドリンクロビーラウンジでは、ウェルカムドリンクや滞在中の飲み物として、フリーフローのドリンクを提供。自家製のデトックスウォーターをはじめ、コーヒー、紅茶、緑茶、ハーブティーなど全10種類以上のドリンクを自由に味わえる。宿泊者に提供される「オリジナルタンブラー」に入れれば、サーマルプールやサーマルルームに持ち込めるのが嬉しい。好きなドリンクで水分補給をすれば、より充実した“ととのえる”時間を過ごせそうだ。採れたての野菜の美味しさを堪能できるイタリアンレストランホテル内には、イタリアンレストラン「クレシータ(crescita)」がオープン。ホテル隣地の「ファーム」エリア」で収穫した採れたての野菜を使用し、“心と身体をととのえる”料理が展開される。夕食時には、東京・西麻布「No Code」にてオーナーシェフを務める米澤文雄監修による夕食コース「ラッポルティ(Rapporti)」を、また朝食時には卵料理やパンケーキから選べるメインプレートに加え、自家製スムージーやサラダなどをブッフェスタイルで堪能できる。施設概要「ノル ハコネ ミョウジンダイ」オープン日:2024年5月17日(金)所在地:神奈川県足柄下郡箱根町宮城野1488番構造規模:鉄筋コンクリート造、地上2階・地下1階客室数:39室付帯施設:レストラン「クレシータ」、サーマルプール、サーマルルーム、温泉大浴場、ドライサウナ、ととのいテラス、テントサウナ、ロビーラウンジ、ショップ、ファームエリアアクセス:箱根登山鉄道「箱根湯本」駅より車で約20分、箱根登山鉄道「強羅」駅より無料送迎有り※送迎は事前予約制(定員:5名)※送迎時間:[ホテル発] 10:10 / 11:10 [強羅駅発] 15:00 / 16:30【問い合わせ先】TEL:0460-87-2034
2024年04月28日MBSテレビ『かまいたちの知らんけど』(毎週土曜深0:28※関西ローカル)あす20日放送では、かまいたち(山内健司、濱家隆一)がゲストの野々村友紀子とともに、東京・台東区のバンダイ本社ビルを訪れる。同社のエントランスは一般見学できる展示スペースとなっていて、「たまごっち」や「ガシャポン」などを陳列。上階のカフェテリアは、隅田川をはさんで東京スカイツリーを見渡せる。かまいたちと野々村はバンダイ社員にも出会い、「リンゴとロブスター」「おにぎりとパトカー」など、ありえない2つが合体するヒット玩具「ユニトロボーン」を開発した男性社員は、開発秘話や魅力などを熱弁。個性的な特技を持つ社員も登場し、「逆立ちしながらズボンを脱ぐ」という特技のある女性社員のパフォーマンスには、かまいたちの2人も釘づけに。LEDの魔術師とされる男性社員は、顔面に自由自在に文字が表示されるフェイスシールドを用意し、濱家が言われるがまま装着して「ビートDEトーヒ」を踊ると、顔面にユニークな文字表示が。さらに「SASUKE部」のゆるい練習風景も明らかになる。番組後半は、3人でゲーム「実在していたガシャポンを選べ」「なにっち神経衰弱」に挑戦し、「バンダイ王」を決める。
2024年04月19日TBSは12日、野村彩也子アナウンサー(26)について、過労のため休養中と書面で公表した。同社は「皆様にもご心配をおかけしていますが、現在、医師の指導のもと復職に取り組んでいるところですので、ご家族を含め周辺の取材や報道についてご配慮いただきますようお願いいたします」と呼び掛け。続けて「なお、4月14日から放送を開始する日曜劇場『アンチヒーロー』の野村萬斎氏の出演と本件は無関係です」と伝えた。発表の経緯については「誤った憶測により視聴者の皆さまに混乱や誤解のないよう、ご本人達の了解のもとお伝えすることにしました」と説明した。野村アナは1997年9月25日生まれ、東京都出身。父は狂言師の野村萬斎。慶應義塾大学卒業。2020年度にTBSに入局し、『あさチャン!』(毎週月~金曜)お天気コーナー、『ひるおび!』(月・水、11台のお天気予報担当)、『真夜中のブランチ』などを担当していた。
2024年04月12日お笑いコンビ・2丁拳銃の川谷修士(49)の妻で、放送作家・タレントの野々村友紀子(49)が11日、自身のインスタグラムを更新。仲むつまじい“夫婦デート”の写真を公開した。「桜が散る前に夫婦で先日お散歩しました 夕暮れ前で、空も綺麗で気持ちよかった!」と、夫とのデートを報告。「通りがかりのお店で、修士くんがかわいいイチゴのお酒を買ってくれたので乾杯」をした様子など、計6枚の写真で紹介した。2人の娘がいるが「下の娘も今年から高校生」になるそうで、「子どもたちも自分たちの時間が大切になり、少しずつ、いつか羽ばたくための準備をしているみたい」としみじみ。「これからは、寂しいけど嬉しいこの気持ちを分かち合える夫婦でいっぱいデートしたいです。それもまた楽しみ!」と、夫への愛情をのぞかせながら思いをつづった。この投稿に対してファンからは「仲がおよろしいようで何より」「いいね」といった声が寄せられている。
2024年04月11日俳優の岡本健一が、東京・東京芸術劇場で行われた舞台『Le Fils 息子』の公開ゲネプロと初日前会見に岡本圭人、若村麻由美、ラディスラス・ショラー氏(演出)とともに登場した。同公演は、フランス演劇界を牽引する稀代の劇作家フロリアン・ゼレールが手掛けた『La Mere 母』『Le Pere 父』『Le Fils 息子』の“家族三部作”から『Le Fils 息子』『La Mere 母』の2作を同時上演。キャストの3名は、全く異なる2作品を同じ役名(母×息子×父)で演じることとなる。○■岡本健一、息子・圭人の成長にしみじみ「子どもの成長は早いなぁ」2021年に圭人が舞台初主演を務め、日本初演を迎えた同作。健一は「3年前は圭人が初舞台だったから。(今回は)参加した感じ、全然別の次元というか……かなり成長していた。子どもの成長は早いなぁという風にすごく感じました(笑)」と息子の成長を実感したことを明かす。これには圭人も笑顔も見せ、「ふふふふ(笑)」と喜びの表情を見せていた。2作同時上演となる今回。同じ役名を演じる3人(母×息子×父)に、2作品の家族の違いについて質問が飛ぶと、健一は「観にくりゃわかる(笑)」とコメントし、笑いを誘う。続けて「口で説明したりとかしても伝わらない。劇場に来て体感しないと説明できないのが舞台のおもしろさだと思うんですよね。ゼレールの脚本のすごさと、ラッドの演出が本当に世界最高レベルで、日本で観ることができるのがすごく贅沢」とアピールした。さらに、「もう圭人と(一緒に舞台を)やることもないと思う(笑) 最後ですね!(笑) なので見逃してほしくない」と最後の親子共演になる可能性をほのめかしていた。これに圭人は大笑いしつつ、「最後らしいです(笑)。自分はやりたいんですけど……」と共演に意欲を見せるも、健一は「もういいでしょ(笑)」と照れたように返していた。『La Mere 母』は東京芸術劇場シアターイーストにて4月5日~29日、『Le Fils 息子』は東京芸術劇場シアターウエストにて4月9日~30日まで上演。
2024年04月09日俳優の岡本圭人が、東京・東京芸術劇場で行われた舞台『Le Fils 息子』の公開ゲネプロと初日前会見に若村麻由美、岡本健一、ラディスラス・ショラー氏(演出)とともに登場した。同公演は、フランス演劇界を牽引する稀代の劇作家フロリアン・ゼレールが手掛けた『La Mere 母』『Le Pere 父』『Le Fils 息子』の“家族三部作”から『Le Fils 息子』『La Mere 母』の2作を同時上演。キャストの3名は、全く異なる2作品を同じ役名(母×息子×父)で演じることとなる。○■岡本圭人、父・健一に無茶振り「最後に父親が……」4月1日に31歳の誕生日を迎えた圭人。父・健一からプレゼントをもらったそうで、その中身について聞かれると、圭人は「(言って)いいんですか……?(笑) 『息子』のチラシがあるんですけど、そのチラシに包んであるお金でした(笑)」と回答し、笑いを誘う。健一も「言わなくていいだろ(笑) まぁ現金ですよね……これで好きなものを買ってくださいと……(笑)」と説明していた。お金の使い道について圭人は「カンパニーの皆さん全員に渡すカバンを買いました」と明かし、そのカバンは健一の手にも渡ったそうで、圭人は「(父から)こう来たものが、こうまわっている(笑)」とジェスチャーを交えて話した。また、演出のラディスラス氏からもプレゼントをもらったといい、「招き猫のマトリョーシカをもらいました。開けるとまたもう1つ招き猫が出てきて、最後は金色のマトリョーシカが出てくる。いま飾っています」と笑顔を見せた。会見の最後に、キャストを代表して圭人が締めの挨拶をすることに。圭人は「この作品は生きるか死ぬかがテーマになっている。そういった問題は生きていれば、誰でも考えたりとかすると思うんです。なのでこの作品を上演することで皆さんに生きることの大切さというものを知っていただいて、また考え直してもらいたいなという風に今思います」とまとめるも、「最後に父親が締めてくれるそうです……自分じゃ無理だ(笑)」と父・健一に無茶振りをし、笑いを誘っていた。『La Mere 母』は東京芸術劇場シアターイーストにて4月5日~29日、『Le Fils 息子』は東京芸術劇場シアターウエストにて4月9日~30日まで上演。
2024年04月09日浅井健一が、ソロ名義による東名阪ツアーを開催することを発表した。ツアーは、6月29日(土) 大阪・梅田CLUB QUATTRO、6月30日(日) 愛知・名古屋CLUB QUATTRO、7月5日(金) 東京・恵比寿LIQUIDROOMで行われる。チケットは、5月18日(土) より一般発売がスタート。<ツアー情報>浅井健一 東名阪ツアー6月29日(土) 大阪・梅田CLUB QUATTROOPEN 17:15 / START 18:006月30日(日) 愛知・名古屋CLUB QUATTROOPEN 17:15 / START 18:007月5日(金) 東京・恵比寿LIQUIDROOMOPEN 18:15 / START 19:00【チケット料金】価格:6,800円(税込・D代別)一般発売:5月18日(土) よりOfficial Website:
2024年03月30日加藤健一事務所『二人の主人を一度に持つと』が5月9日(木)から東京下北沢・本多劇場で上演される。「口からでまかせ系コメディinヴェネツィア」と銘打たれた本作は、“カトケン事務所”の大人気ジャンルのひとつであるドタバタコメディ。ヴェネツィアの地を舞台にした作品は初となる。1980年に、役者・加藤健一が一人芝居『審判』を上演するために立ち上げた加藤健一事務所。劇団員は加藤健一のみで、上演プログラムからキャスティング、演出、照明、音響、美術、衣裳など全てに渡って加藤本人がプロデュースするという体制をとっている。加藤が本当に芝居の好きな役者たちを集めて舞台づくりをする場であり、既成の劇団とは異なる個性的な活動を主とし、演劇界では常に注目を集める存在だ。毎年、東京公演に加え、地方公演も活発に行っており、各地で好評を得ている。加藤健一そんな“カトケン事務所”による5月公演『二人の主人を一度に持つと』は、作・カルロ・ゴルドーニ、訳・田之倉稔、演出・鵜山仁。キャストには、加藤健一、清水明彦(文学座)、奥村洋治(ワンツーワークス)、土屋良太、坂本岳大、小川蓮(扉座)、佐野匡俊、加藤忍、増田あかね(俳優座)、江原由夏(扉座)が名を連ねる。本作について加藤は、「またまた大冒険をしてみたいと思います。原題を直訳すると「二人の主人に仕える」となりますが、これはきっとマタイの福音書に書かれている「二人の主人に仕える事は出来ない」という言葉の洒落ではないかと勝手に解釈しています。この名作に、演出の鵜山仁氏をはじめ、スタッフ全員と僕たち役者10名がどう立ち向かうのか…今からハラハラ、ドキドキです。今回もまた、登れるかどうか分からない険しい山に登ろうとする無鉄砲な僕の挑戦を、是非見届けにいらしてください。劇場でお待ちしています!」とコメントしている。公演は5月9日(木)から5月19日(日)まで、下北沢の本多劇場にて上演。初日の終演後には、ミニイベントも行われるという。その後、5月25日(土)には兵庫公演(兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール)も予定。ウソがウソを呼び、周囲の人々を巻き込んで大混乱が起こる物語。役者たちが汗を流しながら必死に舞台上を駆け回る姿には、ただただ笑えてしまうこと間違いなしだ。【あらすじ】18世紀、ヴェネツィア。とある男性主人の召使い・トゥルッファルディーノ(加藤健一)は、仕事中、召使いを雇いたいと言う男に出会う。「二人の主人に仕えれば、給料も2倍になる!」と思いついたトゥルッファルディーノ。主人が増えたことで起こる数々の難題を、ウソでごまかし乗り越えていく。けれども彼の周囲の人々は、男装中・婚約破棄・恋人との死別…などなど、カオスな状況。そこへトゥルッファルディーノのウソがとんでもない誤解を呼び、事態は大混乱!お調子者のトゥルッファルディーノ、果たして上手く場を収められるのか?<公演情報>加藤健一事務所『二人の主人を一度に持つと』作:カルロ・ゴルドーニ訳:田之倉稔演出:鵜山仁出演:加藤健一、清水明彦(文学座)、奥村洋治(ワンツーワークス)、土屋良太、坂本岳大、小川蓮(扉座)、佐野匡俊加藤忍、増田あかね(俳優座)、江原由夏(扉座)【東京公演】2024年5月9日(木)~5月19日(日)会場:下北沢・本多劇場【兵庫公演】2024年5月25日(土)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット情報:()前売開始:2024年3月24日(日)10:00(全席指定・税込)前売:5,500円当日:6,050円高校生以下:2,750円(学生証提示・当日のみ)公式サイト:
2024年03月23日『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』をより深く楽しむため、ここまで烏野と音駒の両校がたどってきた道のりを、プレイバック。日向翔陽「バレー好き?」孤爪研磨「別に なんとなくやってる…嫌いじゃないけど…」(1期/第11話)日向と研磨の初の邂逅は、ほんの偶然から。烏野高校バレーボール部に入部してまもなく、ロードワークに出た日向が道端で出会ったのが、座り込んでゲームをしていた研磨だった。そのときは名前も素性も知らず、カバンの中のバレー用のシューズを見て、嬉しくて声をかけただけ。しかしそのすぐ後、練習試合の相手だったことを知り、互いに興味を惹かれるように。いま思えば、人見知りの研磨が見ず知らずの日向と会話してたことがすごい。夜久衛輔「彼だって相当レベルの高いリベロなのに慢心するどころかひたすら上だけを見てる…恐いっスねェ」夜久衛輔「3番さんのレシーブ凄かったっス」(1期/第13話)ハイレベルなリベロ同士だからこそのリスペクト。初めての音駒との練習試合で、その守備力の高さに苦しめられた烏野。試合後、音駒のリベロ・夜久に話しかける機会を窺っていたのは、烏野で同じくリベロの西谷だった。てらいなくまっすぐに称賛の言葉を口にする西谷に、リベロというポジションへの誇りと、バレーへの真摯な姿勢を感じた夜久。この時点ですでに夜久は、西谷が現状に甘んじず、さらに進化していくことを確信していたはずだ。田中龍之介「なんだお前!けっこうイイ奴だな!」山本猛虎「…お前もな」(1期/第13話)烏野女子マネージャーの美しさを通じて一気に親密に。烏野の田中と音駒の山本は、どちらも熱血で硬派で仲間を大切にする一方、血の気が多く、敵となれば威嚇するという似た習性の持ち主。それゆえ当初は何かというと対立していたが、山本が田中に烏野のマネージャー・清水潔子の名前を尋ねながらも、「(本人に)話しかける勇気は無い」と素直にぶっちゃけたことから一気に打ち解け、互いに意気投合。その後、ライバルながらも固い絆で結ばれた友人関係に発展。日向翔陽「次は… 絶対…必死にさせて俺達が勝ってそんで―“悔しかった”とか“楽しかった”とか「別に」以外のこと言わせるからな!!」(1期/第13話)日向と研磨の因縁はまだまだ始まったばかり。初の烏野vs音駒の練習試合は、3戦やって烏野の全敗。たとえ練習でも勝ちたい日向は、圧勝しながらも淡々としている研磨が不思議でたまらない。「今日勝ってどう…思った?」と尋ねると、返ってきたのは「…別に普通…かなあ」と、やっぱり淡々とした様子。それは、烏野がまだ研磨を熱くさせるほどの対戦相手ではないということでもある。ここから徐々に研磨が変化していく姿が興味深い。黒尾鉄朗「君MB(ミドルブロッカー)ならもう少しブロックの練習した方がいいんじゃない?」(2期/第7話)いまいち本気にならない月島を黒尾がわざと皮肉で挑発。インターハイ予選で青葉城西高校に敗退した烏野は、さらなる成長を求めて、音駒高校と梟谷学園高校、森然高校、生川高校がおこなっている合同合宿に参加することになる。陽が落ちるまで練習した後も、みんなが自主練を続ける中、月島だけはひとり冷めたまま。身長にも頭脳にも恵まれながら、あと一歩を踏み出そうとしない月島のことをもったいないと感じた黒尾は、発奮させようと挑発を試みる。月島蛍「僕は純粋に疑問なんですがどうしてそんなに必死にやるんですか?」(2期/第8話)月島が烏野のブロックの要へと成長を遂げるきっかけに。幼馴染みの山口に「頭脳もセンスも持ってるくせに、どうしてこっから先は無理って線引いちゃうんだよ!」と詰め寄られるも必死になれない月島は、自主練中の黒尾らの元へ赴き、「たかが部活」になぜそんなに必死になるのかと疑問を投げかける。そんなやり取りをきっかけに、黒尾からブロックの技術を学ぶようになった月島は、いつしか烏野のブロックの要へと成長を遂げていく。孤爪研磨「根性って多分最終奥義精神と体力を鍛えてきた者が満を持して発動できるもの」(4期/第18話)つねに淡々と冷静な研磨が語るチームへの信頼。春の高校バレー2回戦で、早流川工業と対戦した音駒。早流川の作戦は、音駒の頭脳である研磨を疲れさせるというもの。体力のない研磨は、敵の作戦通り第2セットで疲労のピークに。しかし、じつはそれも敵の策に乗ったと思わせ相手を翻弄する研磨の戦略だった。粘りと集中力を必要とする作戦だが、「できるよ。みんなは根性の使い手だから」との研磨の言葉に、チームメイトへの信頼が滲む。黒尾鉄朗「チームワークがハマる瞬間ってのは多分お前が思ってるよりずっときもちいいぞ」(OVA『ハイキュー!! 陸VS空』「ボールの“道”」)ひとりよがりだったリエーフがチームワークに目覚める。全国大会への出場権をかけた春の高校バレー東京都予選で、自分がいかに活躍するかばかりを考えているリエーフに対して、チームで勝つことの面白さを説いた黒尾。当初はピンときていなかったリエーフだが、3位決定戦の戸美学園との試合中、すべてのプレーがチームメイトとの連携により成り立っていることを自覚。同期の芝山優生との連係が成功したことで、チームワークの大切さと面白さに気づく。いざ、決戦の舞台へ!(4期/ 第25話)激戦を勝ち抜き、ついに訪れた決戦のとき。春の高校バレー2回戦で、優勝候補と謳われた稲荷崎高校を接戦のうえで破った烏野。そして同じく2回戦で、研磨の見事な戦略により早流川工業を倒した音駒。前日に激闘を制した両校が、決戦の朝、会場前で顔を合わせる。ここまで共に切磋琢磨を重ねてきた両校が、ついに約束の地で邂逅する。互いの長所も短所も知り尽くした好敵手。その結末は、劇場でぜひ目撃してほしい。『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』原作/『ハイキュー!! 』古舘春一(集英社 ジャンプ コミックス)監督・脚本/満仲勧キャラクターデザイン/岸田隆宏総作画監督/千葉崇洋アニメーション制作/Production I.G全国公開中©2024「ハイキュー!!」製作委員会©古舘春一/集英社※『anan』2024年3月6日号より。構成、取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年03月04日タレント・野々村真の娘でモデルの香音が2日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」に出演した。3月1日に1号店がグランドオープンした藤田ニコルがクリエイティブディレクターを務める「CALNAMUR(カルナムール)」のショーが開催され、藤田をはじめとするモデルたちがピンクや白を基調とした華やかなルックでランウェイを彩った。香音は、猫がデザインされたピンクのTシャツにミニスカートを合わせたガーリーなコーディネートで美脚を披露。笑顔を見せながらランウェイを歩き、キュートなルックスと美しいスタイルで観客を魅了した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。ファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは「百花繚乱」。春の訪れとともに迎えるTGCは、色とりどりのさまざまな花々が集まり華やかに咲き乱れる特別な場所であり、儚さをも秘めた夢の瞬間という意味が込められている。撮影:蔦野裕
2024年03月03日『La Mere 母』『Le Fils 息子』製作発表会が東京・東京芸術劇場で行われ、若村麻由美、岡本圭人、岡本健一、ラディスラス・ショラー(演出)が登場した。同公演では、フランス演劇界を牽引する稀代の劇作家フロリアン・ゼレールが手掛けた『La Mere 母』『Le Pere 父』『Le Fils 息子』の"家族三部作"から『Le Fils 息子』『La Mere 母』の2作を同時上演。キャストの3名は、全く異なる2作品を同じ役名(母×息子×父)で演じることとなる。○■『La Mere 母』『Le Fils 息子』製作発表会にキャストが登場三部作の中では2018年に3人が出演する『Le Fils 息子』、そして2019年に若村が主演した『Le Pere 父』が上演され、『La Mere 母』は初上演となる。圭人は「前回の『Le Fils 息子』初演が自分にとって本当に特別な舞台でもあって、初めての舞台、俳優となっての第1本目の舞台、そして憧れだった父親と初めての親子共演で、印象に残っていることがいっぱいある」と振り返った。さらに「1番思い出に残ってるのが、初日の15分前ぐらいの緊張の中、父親が自分の楽屋まで来てですごくいい言葉をかけてくれて。『これからお前の新しい人生、新しい道が広がっていく。だから自分を信じてこれからもやっていってほしい』と。今じゃないでしょう?」と苦笑。「これから不安定なニコラという役を演じる のに、その時、満たされそうになっちゃって。『やばいやばい、これどうしよう』と思って、涙が出そうになっちゃって、印象的に残ってますね。『いや、今じゃないでしょ』っていう。でも父親は悪くないです」とエピソードを披露した。演出のショラーは3人に信頼を置いている様子。それぞれの印象を「麻由美さんは役をコツコツと構築していくタイプの役者さんだと思います。ミルフィーユの生地のように、多層的に役を重ねていく。少しずつ役が前進していき、構築して行く。たくさんお稽古をなさって、素晴らしい役を作っていくタイプの方だと思います」「健一さんはすごく勘がいい人だと思います。動物的な勘があって、理解が早い。私は健一さんと仕事をしていると、ライオンの調教師になったような気分です」「圭人さんは、3年前に『息子』で彼の舞台デビューの仕事を一緒にするという名誉があり、最初は私からいろいろなことを教えたりした記憶があるんですけれども、最終的に私の期待を超えたところまで到達していて、本当に驚かされた記憶があります。またご一緒できることが嬉しいですし、演出家にとっては役者さんがどれだけ進歩したかを見るのが、いつも感動する経験なので、そういった感動ができることと期待しています」と表した。親子の会話について話題が及ぶと、圭人は「父親の舞台を観に行ったり、ライブを観に行ったりとかして、その時の感想とかを話したりするぐらいだと思うんだけれども、何か言ってくれたっけ?」と尋ねる。健一は「今ちょうど舞台の公演中で、それに来て終わった後に話をして、それ以来2、3週間ぶりぐらいに久しぶりに会ったら、プレゼントもらいました。タンブラー。なんかちょっと嬉しかったですね。『プレゼントをくれるんだ』と思って」と照れた笑顔に。圭人は「ちょっとなんだ」と笑っていた。一方で、圭人は「最近だと若村真由美さんとは本当に何度も共演をさせていただいてて……」「真由美さんの方が、父親より会ってます」ともコメント。若村は圭人について「本当に刺激的な存在です。おそらく圭人くんが言ってた通りに、岡本健一さんより私の方が親じゃないかと錯覚するくらい。と言っても子に育てられる親という感じがするんですけど、彼は会うたびに成長していて、きっとラッドは驚くと思います」と太鼓判を押す。若村は「初舞台の時の圭人くん、翌年に『ハムレット』で(自分が)ガートルード、レアティーズで会った時の圭人くん、『ラブレター』で幼なじみの役をやった時の圭人くん。私は彼に『ひまわりのようだね』と言ったんですけど、会うたびに大きくなって大きな花が開いていってる。恐ろしいです。今回の『Le Fils 息子』再演がどんなに前回と違うかというのを多分目の当たりにして、ラッドは『若村、何やってたんだよ』と思うに違いない。そんなふうに思うくらいに彼の成長は著しくて、観客の皆様も絶対に感じているはずです」と絶賛していた。『La Mere 母』は東京芸術劇場シアターイーストにて4月5日〜29日、『Le Fils 息子』は東京芸術劇場シアターウエストにて4月9日~30日。
2024年02月20日『La Mere 母』『Le Fils 息子』製作発表会が東京・東京芸術劇場で行われ、若村麻由美、岡本圭人、岡本健一、ラディスラス・ショラー(演出)が登場した。同公演は、フランス演劇界を牽引する稀代の劇作家フロリアン・ゼレールが手掛けた『La Mere 母』『Le Pere 父』『Le Fils 息子』の"家族三部作"から『Le Fils 息子』『La Mere 母』の2作を同時上演。キャストの3名は、全く異なる2作品を同じ役名(母×息子×父)で演じることとなる。○■『Le Fils 息子』『La Mere 母』に出演する岡本健一音楽活動もしていた中で、改めて舞台の魅力について聞かれると、健一は「いろんな活動はもう過去のことになっちゃってるんであれなんですけど、とにかく舞台というのは生なんですよね。今日もこれから舞台がありますし、その間は『この作品をいかにお客さんに届けるか』ということだけしか考えないで生きていくんです。この作品でも、人間の中で大切なことを描いていて、楽しいだけの舞台じゃない。観た人はわかるかもしれないけども、やっぱ辛いわけですよ、この役を演じるのは。人間みんなが持って抱えている悲しい部分とか不安な部分とか、1番見せない部分を出さざるを得なくなる家庭環境で、それをシンプルな素敵な言葉で届けてるんです」と熱弁する。さらに「自分としての思いはこれをいかに、お客さんに(届けるか)。舞台はお金かかるじゃないですか、高いし。だからお金と貴重な時間を使って来てくれた人に対して、『この作品で自分たちは何を伝えたいのか』ということだけしか考えてない感じでやってるんですけども。そういった意味では、いろんな人たちに観てほしい。特に若い人もそうですし、男性が本当に劇場に来なくて、もったいないなと思って」と現状についての課題も。「作品を届けるためだけに生きてる感じだから、『親子共演で息子と一緒にやれて幸せそうで楽しいですね』と思ってるかもわかんないけど、そんなんじゃ全然ないんですね」と場内を笑わせた健一。「とにかく作品を届けるということに入っていくと、遊んでられない感じ。懸命に伝えなきゃなという思いでみんなが作って、3〜4年前からスタッフも動いて、1回の公演にかけるわけですよ。その中の2~3時間に凝縮されて、僕らが生きてるんですけども、2~3時間経ったら消えてしまうというライブの楽しさもありますし、お客さんとして観にいく自分も、本当にそこで生きてる人たちに感動したりとか、『まず自分の家族を大事にしよう』と思ったり、『もっと社会に対して戦わなきゃいけないな』とか、生の舞台を見て作品から日常に感じる力が演劇にはあると思うんです。だから30数年以上経ち続けているんですけど、テレビとか記事とかじゃ伝わらないですよね。劇場に来て作品を観なきゃわからないですよ」と訴える。そして「日本全国考えても、舞台を観た人は本当に少ないんです。だって、この中で舞台観たことない人、手をあげてください!」と語りかけるが、手はあがらず、圭人は「(演劇)関係者だから!」とツッコミ。健一は「みんな観てるね。でもたぶん何人かいるんじゃないかな? じゃあ、自分でお金払って観に来てない人。いつも招待でチケットをもらって観ている人誰ですか?」と畳み掛けるも、手はあがらず「あげられないね」と苦笑。「でも少ないから、なんとか皆さんの気持ちでこの作品、舞台に来るってことを広めてほしいな」と懇願していた。
2024年02月20日映画『サイレントラブ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が2日に都内で行われ、山田涼介、浜辺美波、野村周平、吉村界人が登場した。映画『サイレントラブ』は内田英治監督がオリジナル脚本で描くラブストーリー。主人公の青年・蒼(山田涼介)が心惹かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏(浜辺美波)。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい」願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていく。○■映画『サイレントラブ』大ヒット御礼舞台挨拶に野村周平登場撮影中の内田監督の様子について聞かれると、山田は「すごく体調を崩されててよくわかんなかった。多分、いつもの内田監督じゃなかったと思うんです。なのでまた機会があったら、ぜひ元気な内田監督と作品をやりたい」と希望する。野村が「今、めちゃくちゃ喋るもんね、内田監督。『お前すげえ喋るじゃん』って思って」とフランクに話すと、山田は「やめなさい! 監督だから。こわいなあ。野村周平、怖!」と苦笑。野村は「言うと記事になるから。『監督をお前呼ばわり』。冗談ですからね!」と念押ししていた。またお気に入りのシーンを聞かれた吉村は「野村周平演じる北村がカジノやってたじゃないですか。あのシーンとか好きでした。『慣れてんな』みたいな。リアリティがある」と絶賛。野村は「俺、そういうキャラじゃない! 裏カジノとかやってないし! ギャンブル嫌いだからね!」と訴える。しかし「それでもリアリティ出すのがやっぱり俳優で。プロですから」と胸を張っていた。
2024年02月12日現代の日本×歴史上の偉人という壮大なジェネレーションギャップが織りなすエンターテインメントムービー『もしも徳川家康が総理大臣になったら』。この度、野村萬斎が演じる徳川家康のビジュアルが到着した。本作は、ビジネス小説としては異例の11万部を突破する大ヒットを記録し、コミカライズもされている「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の映像化。コロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本。そんな中で政府が実行した最後の手段は、「歴史上の偉人達をAIで復活させ、最強内閣を作る」こと。窮地に追い込まれた日本を救うべく、誰もが知る日本の歴史に名を刻む錚々たる偉人が、議員バッジをつけ大集結する物語だ。今回公開されたのは、サングラスをかけた家康が、国会議事堂の前でこちらを見ている、ミスマッチでどこかシュールなビジュアル。サングラスの反射には、浜辺美波演じる主人公で新人記者の理沙が、偉人内閣のスクープを狙おうと家康に接近している姿も確認することができる。家康役について萬斎さんは「265年の安寧の世の中を築き、その礎になった徳川家康は偉大だと改めて感じました。人の心に寄り添って周りを見渡し、世の中を平らにみているイメージを持って演じました」とふり返る。撮影については「非常に濃厚な時間を過ごせました」とコメント。また、子どもの頃から萬斎さんに憧れを持っていたという浜辺さんは「最初にお会いできたときは本当に嬉しかったです。ユーモアに溢れていてお茶目な方で、とても楽しく撮影ができました」と話している。『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は7月26日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:もしも徳川家康が総理大臣になったら 2024年7月26日より公開Ⓒ2024「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会
2024年01月31日加藤健一事務所『サンシャイン・ボーイズ』が1月24日(水)から31日(水)まで、本多劇場にて上演される。“喜劇王“ニール・サイモンが書いた『サンシャイン・ボーイズ』。日本でもこれまで幾度も上演されてきた今作に、加藤健一が事務所創立40周年&役者人生50周年で満を持して挑もうとしたのが2020年のこと。しかし、コロナの影響でやむなく延期の憂き目にあっていた。それが2022年にようやく初演を迎えると評判を呼び、加藤健一は第64回毎日芸術賞、佐藤B作は第47回菊田一夫演劇賞を受賞した。2023年9月からは全国にて85ステージにのぼるツアーを実施。その東京凱旋公演が今回というわけだ。幼い頃からチャップリンやバスター・キートンの笑いに影響をウケてきたというニール・サイモン。ヴォードヴィルにも親しんできた彼が、よく知る芸人たちを主人公に書いたのがこの『サンシャイン・ボーイズ』だ。ヴォードヴィルで大人気の、ウィリー・クラーク(加藤健一)とアル・ルイス(佐藤B作)のコンビサンシャイン・ボーイズ。何十年も一緒にやってきたふたりだが、不仲で解散してしまう。それから11年、なにもかもうまくいかず仕事もないクラークの元にテレビの大きな仕事が。しかしその条件は元相棒と往年の名作コントをするというものだった。今作は、サイモンといえば喜劇と思われていた時代に、悲劇も書けることを証明した“辛口三部作”のひとつ。しかし軽妙なせりふのやりとりと、年齢を重ねた頑固なふたりの老コメディアンのキャラクターが魅力的で、面白さと悲哀とが入り混じった名作だ。加藤健一と佐藤B作。ともに50年以上舞台に立ち続けたふたりの、歳を重ねたからこそ出せる味わいがそれぞれの役に重なっていく。ツアーを経てより磨きのかかったふたりの掛け合いを楽しみにしたい。文:釣木文恵<公演情報>加藤健一事務所『サンシャインボーイズ』作:ニール・サイモン訳:小田島恒志小田島則子演出:堤泰之出演:加藤健一佐藤B作加藤義宗田中利花照屋実韓佑華佐野匡俊〈声の出演〉清水明彦(文学座) 加藤忍2024年1月24日(水)~31日(水)会場:下北沢・本多劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年01月23日ヤングスキニーが、初の東阪野音単独公演『ヤンスキ春の野音祭り』を開催することが決定した。本公演は、5月6日(月•祝) に東京・日比谷野外音楽堂、5月25日(土) に大阪・大阪城野外音楽堂で開催。ヤングスキニーが野外で自主企画で単独公演するのは、2022年3月に代々木公園野外音楽堂で開催されたフリーライブ『いつか僕は誰もが羨むバンドになってやるフリーライブ』以来となる。チケットは、オフィシャルファンクラブ「ヤンスキカンパニー」会員限定最速先行を2月4日(日) まで受付中。<ライブ情報>ヤングスキニー『ヤンスキ春の野音祭り』ヤングスキニー『ヤンスキ春の野音祭り』告知画像■ヤンスキ春の野音祭り 東京編5月6日(月・祝) 東京・日比谷野外音楽堂開場 17:00 / 開演 18:00■ヤンスキ春の野音祭り 大阪編5月25日(土) 大阪・大阪城野外音楽堂開場 16:30 / 開演 17:30【チケット情報】前売:5,500円(税込)※全席指定 / 未就学児入場不可■ヤンスキカンパニー会員限定最速先行:2月4日(日) 23:59まで<リリース情報>ヤングスキニー メジャー2nd EP『不器用な私だから』3月13日(水) リリースヤングスキニー『不器用な私だから』ジャケット●初回限定盤(CD+DVD):3,850円(税込)●通常盤(CD Only):2,200円(税込)■VICTOR ONLINE STORE限定セット●初回限定盤+オリジナルグッズ:5,500円(税込)●通常盤+オリジナルグッズ:3,850円(税込)【CD収録内容】・精神ロック・恋は盲目・雪月花・別れ話(2024 ver.)・新曲※全5曲予定 / 曲順未定【DVD収録内容】※初回限定盤のみ■『“老いてもヤングスキニーツアー vol.2” vol.2あったんだ編』Live at Zepp Shinjuku (TOKYO)1. 愛の乾燥機2. ヒモと愛3. ゴミ人間、俺4. 本当はね、5. らしく6. 精神ロック7. バンドマンの元彼氏8. ごめんね、歌にして9. 東京10. 8月の夜11. 憂鬱とバイトEn. ロードスタームービー■Documentary of『“老いてもヤングスキニーツアー vol.2” vol.2あったんだ編』(計100分収録予定)【VICTOR ONLINE STORE限定セット オリジナルグッズ】・「未だに部屋に残っているのはあなたが欠かさず持っていたヤンスキのクリアケース」サイズ:約W80×H115mm 厚み30mm予約リンク: 2nd EP『不器用な私だから』詳細:<ツアー情報>ヤングスキニー『"老いてもヤングスキニーツアー vol.3" 2度あることは3度ある編』3月16日(土) 宮城・仙台GIGS開場 17:00 / 開演 18:003月21日(木) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 18:00 / 開演 19:003月30日(土) 広島・HIROSHIMA CLUB QUATTRO開場 17:00 / 開演 18:003月31日(日) 福岡・Zepp Fukuoka開場 17:00 / 開演18:004月3日(水) 新潟・LOTS開場 18:00 / 開演 19:004月4日(木) 新潟・LOTS開場 18:00 / 開演 19:004月7日(日) 愛知・Zepp Nagoya開場 17:00 / 開演 18:004月13日(土) 香川・festhalle開場 17:00 / 開演 18:004月14日(日) 大阪・Zepp Osaka Bayside開場 17:00 / 開演 18:004月19日(金) 北海道・Zepp Sapporo開場 18:00 / 開演 19:004月26日(金) 東京・Zepp DiverCity開場 18:00 / 開演 19:00【チケット料金】前売:4,500円(税込)※オールスタンディング / 未就学児入場不可 / 各会場ドリンク代別途必要チケット情報:()関連リンクOfficial HP::::(ヤングスキニー):(かやゆー):
2024年01月22日タレント・野々村真の娘でモデルの香音が13日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場にて開催された「SDGs 推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演した。香音は、人気ファッションスタイリストRIKU OSHIMA氏が手がけたオープニングのショーに登場。ファージャケットが華やかなコーディネートでランウェイを歩き、深めのスリットから美脚を披露した。「SDGs推進 TGC しずおか」は2019年に初開催し、今年で4回目となる。今回は、“MY FAVORITE”をテーマにファッションショーやアーティストライブを展開。テーマには、「誰かのMy favorite、あるいはこれから誰かのMy favoriteになりうるヒト・モノ・コトを集結させ、来場者や視聴者、そして「TGCしずおか」に関わるすべての人たちに“MY FAVORITE”を見つけてもらえたら、という思いが込められている。撮影:蔦野裕
2024年01月13日ダークコメディ交互上演『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』の初日前会見と公開フォトコールが18日に東京・新国立劇場で行われ、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子、ソニン、演出を務める鵜山仁氏が登壇した。今回交互上演される“ダークコメディ”2作は、「ベッド・トリック」(男性が期待していた相手とは異なる女性がベッドを共にする仕掛け)が物語のカギを握る表裏一体のような戯曲であり、シェイクスピア作品の中では数少ない女性が物語の主軸となる作品。悲劇とも喜劇ともつかない結末から「問題劇」とも分類される2作を、交互に上演することでシェイクスピアの鋭い視点と同時代性を浮かび上がらせている。○■『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』会見&公開フォトコール初日を迎える心境を「稽古を2本同時にやって、きょう初日を迎えることができるんですけども、正直どういう感じになるのか全体像が全く見えていない(笑)」と話した岡本。「お客さんが入って初めて成立するものなんじゃないかなと思う」と意気込みを語った。『尺には尺を』で演じるアンジェロという役柄について、自分の欲望に忠実に生きた男だと紹介されると、「はたから見ると、パワハラだったり、セクハラだったり権力をかざしている風に見える……ただやっている本人からしてみると、政治的なことには法律に則ってやっているんです」と説明。「ただそこに女性との出会いとか愛が芽生えると、そういったところが本当に簡単に崩れていくんだなぁとか、嘘をつくと取り返しが付かなくなるとか…色んなことを考えています。毎回(演じながら)色んな感情が出てくる」と明かした。2作を交互に上演する同公演だが、2作品を演じ分ける際の切り替えについて聞かれると、岡本は「『尺には尺を』ではこのような格好(黒の法服)ですが、もう一方はフランス王なんです。死にかけの老衰したおじいちゃんみたいな感じなので、衣装を着たら勝手に変わっちゃます(笑)」とコメントし、笑いを誘った。カンパニーとしては14年、シェイクスピア歴史シリーズとしては12年の付き合いがあるという同カンパニー。「絆を感じた部分は?」という質問に、岡本は「すごい信頼している部分がある」と回答する。「人間的な部分や性格とかというよりも作品に対する思いの強さ。難しいと言われるシェイクスピアを人間的で日常的に表現してくれる人たちが集まっている」と力強く語る。「特にこの3人(浦井・ソニン・中嶋)は突出してその部分がすごいので信頼しています。普段の私生活は全然知らない……なにをしているのかわからない(笑)。だけど舞台の上でつながっている」と笑いを交えつつ、3人を絶賛していた。
2023年10月18日約400年前の戯曲ながら、今なお世界中で上演されているシェイクスピア作品。なぜこんなに愛され続けているのか。まさに今シェイクスピア劇に向き合う岡本健一さん、浦井健治さんの対談と、数々のシェイクスピア作品から魅力を探る。2009年に新国立劇場で鵜山仁さん演出により一挙上演された『ヘンリー六世』三部作。三部を通すと上演時間全9時間にものぼる超大作に出演していた岡本健一さんと浦井健治さんのふたり。そこを皮切りに、『リチャード三世』『ヘンリー四世』『ヘンリー五世』『リチャード二世』など、鵜山演出のシェイクスピア作品の数々に共に出演してきた。そしてこのたび出演するのは、「シェイクスピア、ダークコメディ交互上演」と称しておこなわれる、『尺には尺を』と『終わりよければすべてよし』という2作の交互上演。岡本健一(以下、岡本):過去に鵜山さんともっと大変な企画をやったから、今回の交互上演くらいでは驚きはなかったな。浦井健治(以下、浦井):確かに(笑)。ただ、これまでのような歴史劇じゃなく、シェイクスピア作品の中でも問題作といわれるダークコメディ。どっちもベッドトリック(相手を騙して違う人にベッドの相手をさせる罠)があったり、似たテイストの物語だから、ちょっと…というか結構混乱しますよね。岡本:これまでは歴史劇で戦争ばかりしていたけれど、今回はそういう争いごとは全然ないし、女性を主体とした物語というのも初めてだし。今の時代に、自分たちがこの話をやることに意味がある気はしてて。浦井:どちらの作品も、女性がすごく戦略家なんですよね。岡本:女優陣と話してると、男性側と女性側で全然作品の捉え方が違っているのが興味深いなと。――『尺には尺を』は、公爵の代理でウィーンの統治を任されたアンジェロが、婚姻前に男女の性交渉を禁じる姦淫罪でクローディオに死刑の判決を下したことから起こる物語。そして『終わりよければすべてよし』は、伯爵夫人の息子・バートラムに想いを寄せるが彼に結婚を拒否された侍女のヘレナが一計を案じる物語。岡本:『尺には尺を』とか、登場人物がみんなひどい人たちだよね。浦井:全員ひどいです。岡本:公爵が人に統治を押し付けるとかありえないでしょ(笑)。ただ、法律っていうものをちゃんと見直さなきゃいけないのかもしれないというのは、この作品で思ったかな。あと、ひとりの女性との出会いで、こんなに人間の思想が変わるんだっていうことの面白さとか。浦井:僕が演じるクローディオ側の目線で言うと、政治とか権力側の意向で人間の生死が決まるっていうのが不条理ですよね。クローディオのセリフに「生きようと願うことが死を招くことであり、死を求めることに生があると覚悟しています」っていうのがあるんですけど…。岡本:えっ今の、もう一回言って。浦井:(笑いながら復唱して)死に立ち向かうことが生きることに繋がるって、他のことにも置き換えられる気がするんです。大変なときこそ成長のチャンスというか。生きる意味を考えさせてくれる話だなと。もう片方もまた、生きることの意味をみんなで見つけていくような作品ですけど、こっちのほうがもっと体当たりな感じはありますよね。岡本:『終わりよければすべてよし』で自分が演じる王は衰弱して死の間際なんだけれど、ひとりの女性との出会いで元気になる。一応、薬が効いたってことなんだけど、人間の生きようとするエネルギーがそうさせたと思ってるんだよね。まさに「終わりよければすべてよし」って思うことで、物事が前に向いていくことってある気がして。そう思ってもらえる作品にできたらいいなと。――演出の鵜山さんをはじめ共演者も、これまでシェイクスピアシリーズを一緒に作ってきた面々ばかり。岡本:10年以上、ほぼ同じカンパニーでやってきてるけど、それがすべて鵜山さんの頭の中から始まってるんだと思うとすごいよね。浦井:今回ご一緒してあらためて感じたのは、それぞれの人に寄り添って、その人が理解しやすい言葉を選んで話してくれているんですよね。岡本:人それぞれに説明の仕方が違って、俺には擬音ばっかり(笑)。浦井:僕は『ヘンリー六世』三部作が初めてのシェイクスピアだったんですよね。それまでセリフ劇的なことをあまりやったことがない中、周りは劇団を背負ってこられたような方ばかりで、そのときは、稽古場で毎日自分の不甲斐なさばかりを実感させられる日々でした。岡本:それ、全然楽しくないじゃん。浦井:でもその心理状態が、そのときに演じた役とリンクできた部分はあったんです。鵜山さんからは、役と一緒に道を歩んでいるようなイメージでセリフを体感しながら言って、と言われていて。実際、役の血が体の中に流れているかのようにセリフを言っている諸先輩方と、何作品もご一緒させていただいて学んだことも大きいですし。岡本:ここでご一緒している年配のみなさん、本当にすごいからね。シェイクスピアうんぬんていう次元じゃなく、セリフが話し言葉としてスッと入ってくる。それを見て自分もあそこに追いつこうってなるし、無言の教えがいっぱいあるからね。最初の頃、この人たちに役者として認められたい、認められるにはどうしたらいいだろうってすごく考えてた。俺としては、シェイクスピアだとか話がどうとかは置いといて、このすごい俳優さんたちが頑張っていて、それだけでも感動するから観に来たほうがいいよって思ってるくらい。高尚な劇じゃないよということは言っておきたい。――数々のシェイクスピア作品を経験してきたおふたりに、あらためてシェイクスピアの面白さを聞いた。岡本:いつも言うんだけど、シェイクスピアの戯曲って劇場で演じるために書かれてるから、本を読んだだけじゃ面白くないんだよね。人の声を通してようやく面白さがわかる。浦井:僕もシェイクスピア劇に対して、セリフが難しいってイメージを持っていたんです。でも、実際にそれぞれのキャラクターを理解して聞くと、そんなこともなくて。岡本:劇場で体感して、ようやくその魅力がわかるんだと思う。なんでこんな400年も前の作品を日本で上演するんだろうって思うけど、やってみると、今の自分たちとか今の日本の社会とかに通じるものが、そこに書かれていて、そこにちゃんとメッセージがあるんだよね。今回の舞台も、観に来たお客さんの中に、きっと似たような物語があるし、共鳴する登場人物があると思うし。浦井:イギリスのストラトフォード=アポン=エイヴォン(シェイクスピアの故郷)に行ったときに、街にシェイクスピア作品の登場人物の銅像が立っていたんです。それを見て“人気キャラ”なんだなと思ったんです。人間の中身とか関係性をわかりやすく分類してキャラクターとして描いているから、誰もが自分や周りの人に置き換えて物語を身近に見られるのかなって。しかもそれが未来への教訓にもなる。岡本:政治家こそ観たほうがいいよね。それこそ国のつくり方とか、国を統治する成功例も失敗例もたくさん描かれているから。浦井:シェイクスピア劇っていうと高尚なイメージがありますけど、人間の普遍的なことを、国だったり恋愛だったりに置き換えて面白おかしく書いたものなのかなっていう気がしています。岡本:それを高尚なものとしてやろうとすると、退屈な芝居になるんだよ(笑)。このカンパニーは、壮大なセリフをどうしたら自分たちの生きた言葉として生々しくしゃべるかってことを考えてる人ばかりだから。新国立劇場だから格式高い印象があるかもしれないけど、高尚な劇じゃないよってことは言っておきたいな。シェイクスピア人間の本質をついたセリフの数々が時代を超えて愛される。16世紀後半から17世紀初頭に活躍したイギリス出身の劇作家で詩人。シェイクスピア作として現存する戯曲は全37作品にのぼる。歴史劇、悲劇、喜劇と、そのジャンルは多岐にわたり、現在に至るまで世界各地で上演されている。その多くは古くから残る説話や歴史文献が題材となっているが、物事の本質をついたセリフなどが時代を超えて評価されている。シェイクスピア、ダークコメディ交互上演『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』10月18日(水)~11月19日(日)新国立劇場 中劇場作/ウィリアム・シェイクスピア翻訳/小田島雄志演出/鵜山仁出演/岡本健一、浦井健治、中嶋朋子、ソニン、立川三貴、吉村直、木下浩之、那須佐代子、勝部演之、小長谷勝彦、下総源太朗、清原達之、藤木久美子、川辺邦弘、亀田佳明、永田江里、内藤裕志、須藤瑞己、福士永大S席8800円A席6600円B席3300円2作品通し券(S席のみ)1万5800円当日発売のZ席1650円のほか高齢者割引(65歳以上)、学生割引、ジュニア割引(小中学生)、障がい者割引などあり新国立劇場ボックスオフィス TEL:03・5352・9999岡本健一さん(写真右)1969年5月21日生まれ、東京都出身。俳優として舞台で精力的に活動し、これまでに数々の演劇賞を受賞。また、音楽活動もおこなっており、所属するRockon Social Clubの2ndアルバムのリリースも控える。浦井健治さん(写真左)1981年8月6日生まれ、東京都出身。主にミュージカル、ストレートプレイで活躍。来年3月、ミュージカル『カム フロム アウェイ』が控える。発売中の3rdアルバム『VARIOUS』のタイトルを冠したライブDVDが10月18日発売。※『anan』2023年10月4日号より。写真・小笠原真紀構成、取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年09月30日中森明菜、チェッカーズ、菊池桃子などに数々のヒット曲を提供し、スターを輝かせ、時代を変えた。初めはコピーライターとして、しだいに作詞家として頭角を現した彼は、曲の中で「人間の本質を描きたい」と語る。多くのアーティストたち、そして妻が創造力を高めてくれた。40周年コンサートを控えた72歳のいまも、ペンが止まることはない。令和の時代に新たな一曲を紡いでいく。■チェッカーズとの出会い「ヤマハのライトミュージックコンテストで賞を取った、チェッカーズっていうバンドがデビューするんだけど」売野のもとに新たな仕事が舞い込んだ。作業にとりかかったのは、ちょうど映画『アメリカン・グラフィティ』から着想を得た、稲垣潤一が歌う『夏のクラクション』を書き終えたときだった。「映画には実在するウルフマン・ジャックというラジオDJが登場するんですが、それで『ミッドナイトDJ』というワードがふっと思い浮かんできて“おもしろいな”と。1時間45分ほどで書き上げた作品が『涙のリクエスト』だったんです」『ギザギザハートの子守唄』や『涙のリクエスト』『哀しくてジェラシー』などが候補となり、どの曲をデビュー曲にするのかが話し合われたという。「『涙のリクエスト』はデビュー曲には弱い、『ギザギザハート』くらいアクが強いほうがいいんじゃないかということに。じつはボクも『ギザギザハート』には詞をつけたんだけど、康珍化さんの書いた歌詞のインパクトにはとてもかなわなかったんですね」だが『ギザギザハートの子守唄』のセールスは期待どおりには伸びなかった。だからこそ、チェッカーズのメンバーにとって、2曲目となる『涙のリクエスト』にかける気持ちは強かったという。レコード会社のディレクターの結婚式会場のロビーで、チェッカーズの鶴久政治と武内享、藤井尚之と顔を合わせたとき、鶴久が話しかけてきたという。「売野さん、次の『涙のリクエスト』は売れますか?」「売れるよ」「ボク、売れなかったら、久留米に帰って八百屋やらなくちゃいけないんですよ」「八百屋もいいんじゃないの、おもしろいじゃない」「いやですよ、チェッカーズのほうが千倍いいですよ」「そりゃそうだよね、大丈夫、売れるから。ビートルズだって『Love Me Do』で全然売れなかったじゃない。次の『Please Please Me』で売れたんだよ」「そうっすよね。でもビートルズなんて、話がデカすぎです」「ちょっと待てよって。中森明菜だって、2枚目の『少女A』で売れただろ。俺たちがやるとそうなるから期待してて」その言葉どおり『涙のリクエスト』が爆発的にヒットすると、『ギザギザハートの子守唄』、3枚目のシングル『哀しくてジェラシー』の3曲が同時に『ザ・ベストテン』にランクインした。「もちろん売れる歌を書いたって自信はあったけど、それ以上に反響がすごい。ライブを見た芹澤さんから電話がかかってきて『すごいことになってるよ。みんなペンライト振っちゃってさ、感動したよ。あれ、やばいかもね』って驚いていました」藤井フミヤも、こう振り返る。「売野さんの歌詞の世界観がそのまま“ちょっとヤンチャで、ナイーブで、ハートブレークな少年たち”というチェッカーズのイメージを作り上げたと思います」’86年に発表した『Say Yes!』を歌った菊池桃子は、こう述懐する。「当時、同世代に向けた応援メッセージという気持ちで歌っていました。ずいぶん大人になった’23年のいま歌っても、歌詞が心に寄り添うので、売野先生の普遍性のある創造力に感謝しています」アーティストたちをも魅了した売野は’86年、’87年に2年連続で、作詞家としてのレコード売上げ枚数1位を記録したのだった。表舞台では華やかな活躍をしていた売野だが、一方では家族と向き合っていた。「プライベートはあまり見せたくないんですよね」と、前置きして、売野は少しずつ語り始めた。「妻はすごく楽しくて明るい人。料理がうまくて、ボクはほとんど外食はせず、家で食べていたんですね。その妻が、子供が生まれて1〜2年たってから、パニックになると感情を抑えられなくなったりした時期があるんです。人間って、ふだんは遠慮して言わないことも多いものですが、パニック状態となると、虚飾が一つもなく、むき出しの感情をぶつけられるんです」それは言葉のナイフや棘となって、売野の心を傷つけたこともあったという。「ともかく耳を塞いでその場を凌ぎたいと、嵐が去るのを待つような感覚になったりしました。でも、作詞家である以上、人間の本質を描きたいって思うものですよね。深いところまで考える回路っていうんですかね、それがないと、いい詞は書けない。ボクはのほほんと育って、おおらかで明るい性格。人間の陰の部分を考えることってなかったんですね。そういった意味で、妻はボクを人間として成長させてくれたと思います」親しい知人のなかには「なんで離婚しないの」「売野さんって仏様みたいな人だね」と言われることもあったというが、離婚を考えたことはなかった。その理由を聞くと、うーんと少し考えながら、照れくさそうに、こう語るのだった。「まあ好きなんだと思うんですよ。プラス、マイナスを含めて、根源的に好きな人なんですよ。ふだんは明るくて、笑ってばかりいる人です。でも、ちょっと浮世離れしていて興味深い。具体的に彼女のことを書いた詞はないんですけど、ボクの創作活動に精神的にも寄り添ってくれた、コーチみたいな存在なんですよね」売野が出会い、大事に思っていた人がすべて、作詞家として成長させてくれたのだった。■「こんなに仕事をするの!?」というほどハイペースで創作を続けている「本やCDの解説の原稿の締切りが5月末にあったんですが、じつはまだ終わっていなくて、大幅に遅れているんですよ。朝7時くらいから、夜の9時、10時まで、ずっと自宅にこもっています。さすがに自分でも“こんなに仕事をするの!?”って驚いているんです」6月中旬に行われた取材では、疲れた様子を見せず、いつものように飄々としていた。’15年には心臓病で倒れ1カ月ほど入院したこともあるので、健康には気をつけているという。「睡眠を取らないと調子が悪いから、睡眠時間を取るように。食べ物は、なるべくオーガニックのものを食べて添加物は取らない。週に2回、筋トレのためにジムに行く日は外食ですが、オーガニック野菜を使うお店に行くようにしています」健康に留意して、万全の体調で仕事に臨む。7月15日には、作詞家デビュー40周年を記念したライブが控えているのだ。「40周年は’21年なんですけど、コロナ禍だったのでイベントは延期していたんです。でもボクは、“いつか元に戻るだろうから”って、延期することにためらいはなく、あたふたすることもありませんでした」これも自然体で流れに身を任せる売野らしい考え方。そしてようやく実現に漕ぎ着けたコンサートには、藤井フミヤ、山本達彦、稲垣潤一、荻野目洋子など、これまでに出会ったアーティストが20組も出演してくれる。「3時間半を超えるようなコンサートになりそうです。すべてみなさんが知っているようなヒット曲ばかりだから、盛り上がりますよ。ボクも客席で聴きたいくらいです」売野が紡いできた詞が、時代を超えて、再び人々の心に響き渡るーー。
2023年07月02日東京オペラシティアートギャラリーでは、2023年7月6日(木)より『野又穫Continuum想像の語彙』展を開催する。架空の建築物を緻密に描く野又穫(のまた・みのる/1955-)は、近年、世界的に知られるようになったものの、まだまだ「知られざる」画家と言っていいかもしれない。東京藝術大学卒業後、広告代理店のアートディレクターとして勤務するかたわら絵画制作に取り組み、その後、いくつかの個展の開催を経て、画家として独立した野又。そんな彼の作品をこよなく愛したのが、同館コレクションの寄贈者である寺田小太郎である。1980年代という早い時期から、彼が野又の作品を毎年収集した結果、同館は野又の代表作40点あまりを収蔵する最大の所蔵館となった。前述したように、野又は主に、空想上の不思議な建築物を細密に描いてきた。現実にはどこにも存在しない風景だが、なぜか懐かしさを感じさせてくれるのは、独得な透明感と無機質な空気をまとった野又風の近未来的な建物のなかに、たとえば、ブリューゲルのバベルの塔や、エッシャーのだまし絵に描かれた架空の回廊、ルネサンス時代の絵画に登場しそうな幾何学的な建物など、なんとなく見たことのある風景のエッセンスが散りばめられているからかもしれない。2020年、イギリスの有力ギャラリー、ホワイト・キューブで野又のオンライン個展が開催され、また同ギャラリー所属となったことで、一躍国際的な作家となる。そのきっかけは、2004年、同館でヴォルフガング・ティルマンス展が行われた時に、同時開催されていた野又の個展を、現ディレクターが見ていたことだった。同展では、野又穫の独得な世界を、館のコレクションはもとより、初期から最新作まで、広々とした展示室で紹介する。作品の全貌はもちろん、ひとりのコレクターの愛と審美眼が世界への道を開いた、作家と美術館との物語も味わいながら、ぜひ作品を堪能したい。<開催情報>『野又 穫Continuum 想像の語彙』会期:2023年7月6日(木)〜9月24日(日)会場:東京オペラシティ アートギャラリー休館日:月曜日(祝日の場合翌火曜日)8月6日(日・全館休館日)時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)料金:一般1,400円、大高800円*同時開催「収蔵品展076 寺田コレクション ハイライト(後期)」「project N 91 小林紗織」公式サイト:
2023年06月30日中学時代の同級生「野々村くん」と交際中のにしこさんは、交際1カ月にして彼との別れを考え始めました。というのも、野々村くんは自己中心的な言動が多く、情緒不安定気味で突然不機嫌になることもあり、にしこさんは疲れ果てていたのです。それでも迷っていたにしこさん。職場の先輩に彼と別れるべきか相談すると、「別れたいならすぐ言ったほうがいい」とアドバイスされ、野々村くんに電話することになり……? 別れを切り出したら彼はどうでる? デートの途中で突然不機嫌になったり、にしこさんに対してまったく配慮のない行動をとったりと、野々村くんとのお付き合いに疲れ果ててしまったにしこさん。 職場の先輩に背中を押され、彼に電話で別れを告げますが、予想に反して野々村くんは引き留めてきたのです。さらに「にしこが喜ぶデートプランも考えていた」と言う野々村くん。 にしこさんの誕生日には、「おめでとう」のひと言すら言わなかった野々村くんでしたが、いったいどうしたのでしょうか。迷いがあるなかでの電話だったので、一瞬にしこさんの気持ちが揺らぎますが、そこで先輩から「流されるな」とナイスアシスト! 先輩が同席してくれていて本当に良かったですね。 にしこさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にしこ
2023年06月20日中学時代の同級生「野々村くん」と交際中のにしこさん。しかし、野々村くんは自己中心的な言動が多く、他者への配慮ができない性格で、にしこさんはだんだんと彼への気持ちが冷めていきます。そんなとき、SNSで偶然見つけたのが彼の趣味アカ。気になり覗いてみると、彼女がいることを隠して、趣味でつながった女の子と愛のメッセージを送り合っていることを知りました。にしこさんはショックよりも「どうでもいい」という気持ちが勝り……? 会ってからずっと文句ばかりの彼 SNSで野々村くんが他の女性とラブラブなやり取りをしていることが判明しますが、にしこさんは心底どうでもよくなってしまい、彼を問い詰める気力も湧きません。「まぁいいや」と思いながら日々を過ごしていると、野々村くんから映画のお誘いが。見たい映画だったということもあり楽しみにしていましたが、やってきた彼はたいそう不機嫌な様子。 ちょうど夏休みシーズンということもあり、映画館はかなり混雑しています。その状況にイライラが止まらない彼は待ち合わせてから終始文句ばかり……。最初のうちは相づちを打っていたにしこさんでしたが、あまりにしつこい彼に我慢ができず「うるせぇ。文句ばっか言ってんじゃねぇ」とひと言。普段あまり怒らないにしこさんが怒りびっくりしたのか、野々村くんはすぐに大人しくなりました。 しかし、映画を見終わりランチしていると、またもや野々村くんがご機嫌ナナメ。ついさっきまで映画の内容に興奮し楽しそうにしていたはずなのに、なぜでしょう。相変わらず理解できない行動が多い野々村くんでした。 なんだか情緒不安定気味な野々村くん。楽しそうにしていたはずが急に機嫌が悪くなる彼に、まともに対応していると疲れてしまいそうですね。 にしこさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にしこ
2023年06月15日成人式で再会した中学時代の同級生「野々村くん」と交際中のにしこさん。はじめは気が合うと思っていましたが、野々村くんの自己中心的な性格に疲弊し始めます。この日、にしこさんの家に泊まっていた野々村くんは、翌日に仕事を控え眠る彼女の横で、朝方まで大音量で動画を見ていました。朝から夜まで仕事だというのに、その音で起こされてしまったにしこさんはゲンナリ。「配慮をしてほしい」と注意しても、彼はへそを曲げるだけで反省する様子もなく……? 今後も彼と一緒にいるべきなの…? これまで野々村くんに感じていたモヤモヤが溜まりすぎて、野々村くんとの交際に疑問を抱き始めたにしこさん。彼の言動を見ていて、自分と野々村くんはいろいろと合わない部分が多すぎる、と気づいてしまったのです。しかし、彼と付き合ってからまだ3週間。別れを決断するには早すぎる? と、にしこさんの頭の中ではさまざまな考えがめぐります。 そして、にしこさんが出した答えは「彼と一度話し合うこと」。自分1人で「合わない」と勝手に決めつけて別れるのではなく、まずは向き合ってみようと考えるのでした。 付き合う前は、話が尽きることがないほど一緒にいるのが楽しかった2人。付き合い始めてからなにが変わってしまったのでしょうか。根っから性格が合わないわけではなさそうなので、いい着地点が見つかるといいですね。 にしこさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にしこ
2023年06月08日同窓会で再会したことをきっかけに中学時代の旧友「野々村くん」と付き合うことになったにしこさん。しかし、付き合いはじめると彼の自分勝手な言動が目立つようになり、にしこさんは頭を悩ませます。この日はにしこさんの家に泊まることになった野々村くん。翌日朝から仕事があるにしこさんは早々に就寝したのですが……? 人に対する配慮がなさすぎる! 翌日の仕事に備えて寝ていたにしこさんは、野々村くんの笑い声で目覚めます。時間を確認すると、まだ朝の5時……。彼は寝られないからと、大音量で音を流しながら動画を見ていたようです。この日、 にしこさんは22時まで仕事があるので、少しでも睡眠時間を確保したかったはず。 しかし、野々村くんはそんなにしこさんの事情にはお構いなし。「もう起きたの? 」と半笑いで言う彼に、にしこさんのイライラは頂点に達します。「人に対する配慮がなさすぎるよ! 」と、彼に怒りをぶつけると、野々村くんは痛いところをつかれたのか逆ギレ。睡眠を妨げられたうえに、気分が悪くなることまで言われ、最悪な気分になるにしこさんでした。 恋人同士のはずなのに、彼女への配慮が欠けまくっている野々村くん。彼女から苦言を呈されても、悪びれることも反省することもなく、むしろ逆ギレ……。本当ににしこさんのことを大切にしているのか、心配になりますね。 にしこさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にしこ
2023年06月03日