以前、レストランで緑色の面積のほうが圧倒的に多いほうれん草入りのスパニッシュオムレツを食べました。当時、野菜はポタージュにしないと食べなかった幼い娘が「おいしい!」といって食べたのでびっくり。チーズが効いていたからおいしく食べられたのかな? と、家でもほうれん草を食べてもらいたくて見よう見まねで作ったのが、今回のレシピです。当初は、ほうれん草をただ卵液に混ぜて作っていましたが、そうするとほうれん草が多く詰まった部分を食べたときに、若干のパサつきを感じていました。そこでほうれん草にオリーブ油をからめるというひと手間を加えたところ、パサつき感ゼロに! ということで、作り方(1)の部分はひと手間ですけど、お忘れなく。以前は野菜を食べなかった娘のために作っていたこの料理。普通に野菜を食べられるようになった後は、見た目のキレイさから、主人のお弁当のおかずとして活用しています。■ぎっしりほうれん草のスパニッシュオムレツレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 作りやすい分量>卵 5個ほうれん草 150gオリーブ油 大さじ1粉チーズ 大さじ3塩 小さじ1/2オリーブ油 適量お好みでケチャップ 適量<作り方>1、ほうれん草をゆで、細かく刻んでオリーブ油大さじ1をからめる。2、卵を溶き、(1)と粉チーズ、塩を混ぜ、オリーブ油適量を熱したフライパンに流し込む。3、軽くかき混ぜたら(スクランブルエッグ状)、底面に焼き色がつくまで焼く。4、裏返し、もう片面も焼き色がつくまで焼く。5、器に盛り、お好みでケチャップをかけていただく。野菜をたくさん食べられるので、お子さんにおすすめのメニューですよ。
2018年05月31日今の時期、「夏野菜」がおいしいですよね。ナスやトマト、キュウリなどさまざまな夏野菜がありますが、6~9月が旬と言われる「ズッキーニ」も人気の夏野菜のひとつ。ズッキーニを使ったレシピって、イタリアンをイメージしがちですが、じつはイタリアン以外の料理でも合うんです!ズッキーニのコールスローサラダ焼いたり煮込んだりしてもおいしいズッキーニですが、サラダに入れても◎。【材料】・ズッキーニ…1/2本・塩…少々・ハム…2~3枚・コーン缶…1/2カップ☆マヨネーズ…大さじ2☆ハチミツ…少々☆塩コショウ…少々【作り方】1)ズッキーニを千切りにし、塩で軽く揉む2)ハムを千切りにし、コーン缶は水気を切る3)ズッキーニを洗い余分な塩を落とし、水気を切る4)2と3、☆を混ぜ合わせて完成!味付けがシンプルなので、子どもでも食べられそう。ニンジンやタマネギを追加すればボリュームがアップするし、食感もより楽しくなりますよ。ズッキーニのオーブン焼き続いては、大人も子どもも大好きな「ツナ」を使ったレシピです。【材料】・ズッキーニ…1/2本・ツナ缶…1/2缶・オリーブオイル…少々・塩コショウ…少々・とろけるチーズ…適量【作り方】※オーブンを200℃で予熱しておく1)ズッキーニを厚さ2~3cmに輪切りにし、オリーブオイルをしいたフライパンで両面焼く2)塩コショウで軽く味をつける3)ズッキーニに焼き色が付いたら耐熱皿に移し、ツナ、チーズをのせる4)200℃のオーブンで6分ほど焼いたら完成!下味は付いていて、ツナやチーズからも塩気が出るので、そのままでもおいしいのですが、少ししょうゆを垂らせば、さらにおかず感がアップします!夏野菜みそ汁最後は、日本の食卓でおなじみの、みそ汁のレシピです。【材料】・ズッキーニ…1/4本・ナス…1本・赤ピーマン…1/2個・舞茸…1パック・みそ…大さじ1・オリーブオイル…小さじ1・水…400cc【作り方】1)野菜類を食べやすい大きさに切る2)鍋にオリーブオイルを入れ、野菜を炒める3)鍋に水を加えて少し煮込み、みそを溶かして完成!基本的に野菜は上記以外でもOK。冷蔵庫の残り物を使い切りたい時にもピッタリです。生、焼く、煮る…調理法によって食感が異なるのもズッキーニの面白いところ。旬の食材を色んな調理法で楽しんでください♪(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年05月28日暑い日が続くとさっぱりと食べやすいものが恋しくなります。ただしっかりと野菜もとっておきたい。そんな時は見た目でも涼を感じられる「ゼリー寄せ」がおすすめ。キラキラとした美しい見た目なのに、作り方は驚くほど簡単。今回はあっさりとした和風の味付けのゼリー寄せレシピをご紹介します。夏野菜のゼリー寄せの作り方【材料】 (200mlボデガ容器3個分)オクラ:一袋ミニトマト:10個パプリカ(黄):1個■ ゼリー液水:270cc白だし:30ccゼラチンパウダー: 5g【1】ゼリー液の材料(水、白だし、ゼラチンパウダー)を火にかけ、沸騰させないようにゼラチンパウダーを溶かします。【2】パプリカとオクラは下茹でし、食べやすい大きさにカット。ミニトマトはヘタをとって半分にカットします。【3】容器に野菜をバランスよく入れていきます。層になるように入れると仕上がりが美しくなります。【4】粗熱がとれたゼリー液を注ぎ、冷蔵庫で冷やし固めて完成です。※ゼリー液は氷水などでしっかり冷やしてから注ぐと、固まるまで時間が短縮できます。具材はお好きなものでアレンジできます。これからの季節、枝豆やズッキーニを入れるのも◎。ヤングコーンもよくあいますよ。海老やスモークサーモンを入れればちょっとしたおもてなしにも使えます。使用した容器はボデガカップ。「色々使える」という名の通り、スイーツはもちろん前菜カップとしても、「一人分」にちょうどいいサイズ。シンプルなガラスカップは数あれど、どこかに装飾があったり、スタッキングができなかったりなど何かすっきりしない部分があるもの。こちらのカップは強化ガラスなので、扱いやすくレンチンもOKなので日常使いにぴったり。気がつくとこのカップばかりが食卓にあがり、あまりスタッキングする必要もない?なんてことになる不思議なカップです。= 写真・文・レシピ:大西佳葉 = ■食のはなし 日々のおかず 【ご紹介したアイテム】 シンプルで無駄がないからスタッキング収納もできる小さめのイタリア製ガラスカップ。さらに全面強化ガラス製で安心品質の「色々使えるカップ」6個セットです。⇒ BormioliRocco色々使えるカップボデガ200cc6個セット 2,070円(税込)
2018年05月25日こんにちは。料理研究家の越野美樹です。暑くなってくると、子どもがだんだんご飯を食べたがらなくなってきませんか? 今日は、食欲が落ちているときでも食べやすい「たっぷり野菜のキムパ」をご紹介します。キムパは、ご飯にごま油の風味を効かせた韓国のり巻き。酢飯を使った日本ののり巻きが韓国風にアレンジされ、ご飯をごま油とお塩で味つけするのが特徴です。おにぎりよりも軽めで食べやすく、ごま独特の香りが食欲をそそります。のり巻きの酸味が苦手な子どもも、キムパならきっとパクパク食べられますよ。今回は、青菜や人参などの野菜をたっぷり使った、ベジタブルキムパをご紹介します。キムパの具は、人参と青菜、それぞれのナムル。のり巻きは材料の用意が大変なイメージですが、「たっぷり野菜のキムパ」なら野菜のナムルだけを用意すればいいので、下ごしらえも簡単。野菜が苦手なお子さんも、ごま油の風味が香り高く、無理なく食べられます。■たっぷり野菜のキムパ調理時間20分レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹<材料>2人分炊いたご飯 お茶わん2杯分ごま油 小さじ1塩 ひとつまみのり 2枚<人参ナムル> 人参 1/2本 塩 ひとつまみ ごま油 小さじ1 白すりゴマ 小さじ1<青菜ナムル> ゆでた青菜 50g 塩 ひとつまみ ごま油 小さじ1 黒すりゴマ 小さじ1<作り方>1、人参を千切りにしてボウルに入れ、塩を加えてしばらくおく。しんなりしたらごま油と白すりゴマを加えて和える。2、ゆでた青菜を小口切りにしてボウルに入れ、塩とごま油と黒すりゴマを加えて和える。3、ボウルに炊いたご飯、ごま油と塩を入れてしゃもじで縦に切るように混ぜる。4、巻きすにのりを置き、3を広げて1と2を手前から1/3のところに置き、くるりと巻いてしばらく置いておく。5、食べやすい大きさに切る。ごまの香りとコクで、手が止まらなくなること間違いなし!「たっぷり野菜のキムパ」は、彩りもいいので、お弁当にもオススメです。辛いのが大丈夫なお子さんには、キムチを入れてもまた楽しいですよ。■「たっぷり野菜のキムパ」のアレンジ例●アレンジ「キムパの天ぷら」キムパをたくさん作って食べ飽きたら、天ぷらもオススメです。輪切りにしたキムパに衣をつけて揚げ焼きするだけ。衣は、小麦粉と水同量に塩を加えて泡立て器で軽く混ぜればOKです。サクッと軽くて、おやつとしても食べられます。ご飯料理に迷ったら、ぜひ作ってみてくださいね。おにぎりやのり巻きに加えて、ご飯料理の新定番になることと思います。
2018年05月23日「CINAGRO ORGANIC SALAD & CAFE」オープン新鮮なオーガニック野菜を使ったフードメニューが楽しめるカフェ「CINAGRO ORGANIC SALAD & CAFE」が、2018年5月22日(火)、埼玉県のそごう大宮店に新オープンします。有機野菜を好きなだけ!同カフェで人気なのが、自慢の有機野菜を好きなだけ楽しめる「サラダビュッフェ」。自社農場や地元の契約農家から取り寄せる15種類もの新鮮野菜と、話題のスーパーフードが盛りだくさんです。野菜をさらに美味しくするのが、シナグロ自家製のドレッシング。優しい甘さの人参ドレッシングや、ゴマとポン酢で和のテイストをプラスしたシーザードレッシングなど、5種類の味が用意されています。野菜を味わえるフードメニューが充実他にもオーガニック野菜の美味しさを生かしたフードメニューが充実。スモークサーモンとレモンが相性抜群の野菜たっぷりパスタや、グリル野菜を添えたハーブチキンカレーなど、同カフェ自慢の野菜料理が並びます。美味しく安全なオーガニック野菜を、たっぷりご堪能ください。(画像はプレスリリースより)【参考】※薬糧開発株式会社のプレスリリース(@Press)
2018年05月19日こんにちは。フリーママライターの横山かおりです。私は調理師免許も持っているので料理を作るのも好きなのですが、子どもの嫌いな野菜を食べさせるのにはどうも苦労 してしまいます。そこで今回は食育インストラクターの資格を持ち、栄養士、国債薬膳師、料理研究家としてもご活躍されている増子友紀子さんに、子どもが喜ぶ野菜レシピ を教えていただきました!ピーマン嫌いな子へ「キンパ風!青椒肉絲の太巻き」【青椒肉絲】・ピーマン大6個分・豚肉300g・片栗粉大2さじ・たけのこの水煮半個分・にんにく小1/2さじ・ネギ5cm・水50ml・塩適量・オイスターソース適量・醤油適量【太巻き】・ゴハン適量・海苔適量①食材はすべて千切りに。肉は塩(分量外)と片栗粉をまぶして、お肉自体をほぐしておきます。にんにく・ネギはみじん切りにしておきます。②ごま油を入れて、にんにくとネギを加熱し、いい香りが漂ってきたら肉をさっと炒め、一度鍋から皿に出します。③②の鍋に、その他の野菜をいれてお好みのかたさに炒めたら肉などを鍋に戻し、さっとあわせたら各調味料で味を整えて完成。④太巻きにしたら、食べやすい大きさにきって提供する。「太巻きにするだけで、なんだか特別感がわきます。ピーマンは油で炒めると苦味が穏やか になるので、苦手克服ならば、くったりと炒めたほうが良いですよ!ごはんとの相性もものすごく良いですし、次に手が伸びやすい!」「また、見栄えも良い のでホームパーティにもオススメです。そのもののまま出すことで拒否感が出るお子さんには、まずはこんなふうに『緑のお野菜って怖くないし、おいしいんだよ』ってこと教えてあげましょう。」ピーマンを太巻きにしてしまうとは予想外でした !たしかに特別感にあふれ、楽しく食べられそう。太巻きにする前の炒める作業も簡単な工程なので、ピーマン嫌いのわが家の子どもたちにもぜひ食べさせてみたいです!余り野菜をフル活用!「ゴロゴロ野菜と鶏肉のトマトスープ【材料】・鶏もも肉 2枚・トマト缶 1缶・大根 15cmくらい・ニンジン 2本・玉ねぎ 2個・水 200ml・塩 適量(塩麹も美味しい!)①鶏もも肉は一枚6等分にカット(一口大より気持ち大きめ)。他の野菜は一口大に。(ゴロゴロと大きい野菜のスープがお好きなかたは大きめに。小さくてもおいしいですし、その場合は早く火が通ります。)②鍋に水と鶏もも肉を入れて沸かしアクを取ったら、その他を全て入れて煮込むだけ!(この時の塩はひとつまみだけ。最後に味を整えましょう!)③火が通ってクタクタになったら完成。お好みに味を整えて下さい。「子供の離乳食完了期から幼児食にも使えます 。大人用には塩麹を添えてみるのもオススメです。 作るときはお子さまに合わせて大きさ、かたさを見てあげてくださいね。そして最後の味を整えるときには子供用を取り分けてしまいましょう。」「上の写真のように、マカロニを入れて火にかけたら、スープパスタの完成!」「柔らかく煮込んだ野菜の甘みと、鶏肉の旨味。優しいけれどしっかり出ていてお腹からじんわりおいしいと思える味わいです。家にある野菜や仕上げに豆腐など入れても、すべて受け入れてくれるのがトマトスープの良いところ。」家にある野菜を入れて煮込むだけ !シンプルながら栄養もバツグン でおいしそう。子どもたちには野菜本来のおいしさを伝えるためにも、ムダな調味料をなるべく与えずに食べさせたいですね。作り置きにもオススメ「ナスとズッキーニのおかか炒め【材料】・ナス2本・ズッキーニ2本・鰹節1袋・塩適量・ごま油適量・ゴマ適量・塩昆布適量・醤油適量①ナスとズッキーニを薄くスライスし、軽く塩を全体にまぶし20分ほどおきます。②水分が出てくるので、ぎゅっと絞ってからごま油で炒めます。③炒めながらゴマと塩昆布を少し入れて、野菜の水分がなくなってきたら、醤油で味を整え、鰹節をたっぷりと入れて完成!「今回はズッキーニでしたが、少し厚めに切ったきゅうりでもおいしそう!少し残ったレタスも、シャキシャキとした歯応えがあっていいですよ。しかも加熱しているから、思っているよりずっと多く野菜を摂れますね 。」「お好みで七味とうがらしを入れて仕上げると、お酒にも合うピリリと辛めの大人味になりますよ。塩もみしておくでことアクやえぐみもとれ、炒めたときにぐっと旨味が出ます。作り置きもできる ので、たっぷり作っておくのがオススメですよ。」作り置きにも使えるし、これから夏に向けて、夏野菜のナスが苦手な子にもオススメの一品ですね。----------以上、いかがでしたでしょうか?最近人気の作り置き。忙しいときにはピッタリ ですね。これからの暑い季節、夏野菜をおいしく味わえそう!味付けをほんの少し変えれば大人も子どもも大満足の1品 になること間違いなしです。増子さんのブログやインスタグラムではお子さんにもオススメの料理がたくさん!代わり映えのない毎日のメニューに変化を持たせるためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。●増子さんブログエポック東洋医学・薬膳ブログ~明日をちょっと素敵に~●増子さんインスタグラムyukikomasuko(インスタグラム)●ライター/横山かおり
2018年05月18日炒めたり煮たりと、いろいろな食べ方が楽しめるキャベツは、春の野菜。今回は、そんな旬の野菜をたっぷり食べられる【ロシア風ザワークラウト】のレシピです。子どもも大好きなフルーツ、りんごを加えたザワークラウトとりんごのサラダのアレンジレシピも一緒にお届けします♪キャベツたっぷり♪【ロシア風ザワークラウト】レシピ材料:(1Lの瓶分)キャベツ・・・1個(約800g〜1kg)人参・・・1/3(約50g)ゲランドの塩・・・小さじ1ディル・シード・・・小さじ1/2※1Lの瓶と重石になる250mlの瓶、大きめのボールと小さめのボールの用意が必要。作り方:1.キャベツと人参を洗う。キャベツの傷んでいるまたは汚れている葉を取り除く。人参の皮を剥く。2.キャベツは細めの千切りにする(ナイフ、スライサーまたはフード・プロセッサーを使用)。人参はグレーターで摩り下ろす(大きめに)。3.大きめのボールの中にキャベツを入れ、塩をふりかけ、キャベツの水分が出るまで揉み込む(5〜10分)。人参とディルシードを加え、混ぜ合わせる。4.1Lの瓶とフタを煮沸しておく。瓶の中に水分ごと3を入れ、水分がキャベツにかぶるよう詰める。5.1Lの瓶をボールの中央に乗せる(キャベツが発酵している間に出てくる水分が溢れる可能性があるため)、キャベツの上に重石になる250mlの瓶を乗せ、フタをせずに3日間置いておく(雑菌が入らないようにガーゼなどをかぶせること)。ガスが溜まるので、1日に2回、木のヘラを使って瓶の底からかき混ぜ、数か所でガス抜きをすること。6.3日後、味をcheckして、酸味が足りない場合は、瓶を室温で数日置いておく。酸味がでたらフタをして、冷蔵庫で保存すること。※冷蔵庫で1ヶ月保存可。ロシア風ザワークラウトとりんごのサラダ材料:(4人分)クワシナヤ・カプースタ・・・300gりんご(紅玉)・・・1/2万能ネギ(小口切)・・・大さじ2ディル(粗みじん切り)・・・大さじ2ローストくるみ・・・10gクルミオイル・・・大さじ1ゲランドの塩・・・小さじ1/4胡椒・・・適量作り方:1.ロシア風ザワークラウトを作る。2.りんごは芯を取り除き、イチョウ切りにする。万能ネギは小口切りにする。ディルは葉だけ取り、粗みじん切りにする。3.材料を混ぜ合わせて、クルミオイルで和える。塩、胡椒で味付けする。【YuliaVetchinovaユリア・ヴェッチノワ】料理研究家。CreativeChefJapan主宰。1988年生まれ。ロシア・ハバロフスク出身。ロシア国立人文教育大学で日本語と日本文化を学ぶ。08年初来日。13年からはル・コルドン・ブルー東京校でフランス料理とパンを学ぶ。料理教室では年間1500名にロシア料理と美食のレッスンを行う。Instagramアカウント:@creativechefjapan
2018年05月17日木の温もりを感じるほっこりと落ち着いたくつろぎ空間大阪・福島にある「福島金魚」は旬の野菜とお肉をふんだんにいただける野菜バルです。「福島駅」から少し歩いた小さな路地裏にお店はあります。ドアを開けると、土壁と木で作られた隠れ家空間が広がります。丸太を切って作った自慢のカウンター席や、ロフトのような2F席など、多彩な席が用意されています。ほっこりとした個性的な店内で、楽しく料理をいただくことができます。「福島金魚」は路地裏のランドマーク的存在!大阪の福島周辺は、新店が次々とオープンするグルメスポット。特に、居酒屋やバルが立ち並ぶ路地裏は注目のエリアです。そんな路地裏が注目を浴びる前から営業している「福島金魚」は、以前と変わらず客足の絶えない人気のお店です。長く地元で愛されていることがうかがえます。福島路地裏エリアのランドマーク的なお店といってもよさそうです。トマトとアボカドが織りなす絶妙なハーモニー!こちらのお店イチオシのメニューは、「トマトとアボカドのミルフィーユグラタン」です。新鮮なトマトとアボカドを何重にも折り重ね、その上にたっぷりとチーズをかけます。トマトソースやベーコンとともにオーブンでじっくりと焼いたら、なんとも美しいグラタンができあがります。火を通すことで甘みを増したトマトとクリーミーになったアボカドは相性抜群。見た目にも味にも満足できる逸品です。旬の野菜を色々楽しむ「ベジあて10種盛り合わせ」「ベジあて10種盛り合わせ」は、女性人気No.1のメニューです。旬の野菜を使った10種の前菜料理を楽しむことができます。マリネやおひたし、天ぷらなど素材の味を生かして作られた前菜が、プレートに美しく並びます。見ているだけでもワクワクしてきそうな一皿。色々な料理を少しずついただけて、満足感も高い人気のメニューです。旬の野菜と産直お肉を使った料理を楽しくいただける!「福島金魚」では、野菜ソムリエが厳選した旬の野菜はもちろん、より美味しく料理を楽しんでもらえるようにお肉にもこだわっています。産地直送の薩摩知覧鶏や淡路いのぶたなどを、野菜とともにいただけます。野菜を使ったドリンクメニューにも注目。阪神本線「福島駅」から徒歩2分、JR大阪環状線「福島駅」から徒歩3分。改札を出て、少し歩いた小さな路地裏にあり、金魚の看板が目印です。あなたもほっこり空間で、旬の野菜を使った料理を楽しんでみてはいかがですか?スポット情報スポット名:福島金魚住所:大阪府大阪市福島区福島5-10-17電話番号:06-4796-2133
2018年04月23日野菜たっぷりのパスタ&スープ4月17日(火)、全国のセブン‐イレブンにて1日に必要な野菜の1/2以上を摂取できる新商品『野菜と食べる冷たいパスタ!蒸し鶏とトマトソース』と『野菜を食べよう!蒸し鶏とトマトのスープ』が発売される。セブン‐イレブンでは、「野菜をたっぷり食べたい」「カロリーが気になる」「保存料が入っていない食事を選びたい」など、体を気遣う人々に寄り添う商品を展開し、「カラダへの想いこの手から」マークを添付する活動を行っている。今回の新商品には、ひとつで1日に必要な1/2以上を摂取できる分の野菜を盛り込んだパスタとスープが登場する。生で、煮込んで、炒めて・・・野菜のおいしさあれこれ『野菜と食べる冷たいパスタ!蒸し鶏とトマトソース』(税込460円)は、レタス、水菜、トマトなどの生野菜をたっぷり使用。甘味と酸味のバランスの良いトマトをソースに使用した、冷製パスタに仕上げた。さっぱりとしたレモンの風味も加わり、暑い季節でもおいしく食べられる味わいになっている。『野菜を食べよう!蒸し鶏とトマトのスープ』(税込368円)は、トマト、キャベツ、人参、玉ねぎなどの野菜にチーズ、ヘルシーなむね肉、スーパーフードのキヌアをプラス。野菜は炒めたものと煮込んだものの2種類を使い、その旨みをぎゅっと濃縮。野菜のおいしさを堪能できる1品だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年04月20日最近話題の酵素。酵素のジュースなども販売されており、美容・健康面のどちらでも注目されています。そもそも酵素は生の野菜やフルーツに多く含まれており、酵素ジュースなどがなくても生野菜を食べることで摂取することが出来ます。生の野菜をモリモリ食べることは少し苦手という人も、ちょっとの工夫で美味しく食べることができるようになりますので、さっそく試してみましょう。生野菜に含まれる酵素生野菜には酵素がたっぷり含まれています。酵素は人の体の中にもともとある成分でもあり、唾液に含まれるアミラーゼのように消化を助けたり、体の色々な機能の助けをしている成分です。酵素が不足すると、体は余計に力を使うことになり、消耗が激しくなります。このため、酵素を食べ物やサプリメントから摂取することで、体が疲れて老けたり錆びたりするのを助けてあげることが大切なのです。酵素はドリンクや錠剤でも販売されていますが、生の野菜にも豊富に含まれています。生野菜を意識して摂っていくことで、酵素不足を防いで、美容や健康をキープしましょう。酵素は熱を加えることで壊れやすくなりますので、野菜は生で食べることが非常に重要になります。生野菜の食べ方を工夫して、なるべく毎日食べるようにしていきましょう。酵素の美容効果は元気の素酵素の美容効果は何といっても元気の素です。酵素は不足すると体が余計な消費をする原因になり、場合によっては消化不良なども起こしやすくなります。このようなことが増えると、美容面でも悪影響が出やすくなるため、美容の面からも近年は酵素が注目を集めています。酵素はフルーツのような他の生の食材にも含まれていますので、野菜と一緒にバランスよく摂取するようにしましょう。生の野菜をたくさん食べる調理法生の野菜をそのままたくさん食べることは難しいでしょう。トマトは味付け無しでも食べやすいですが、食べ続けていると口が痛くなってくることもあり、何より飽きてしまいます。他の野菜も一緒に食べることができる方法を検討してみましょう。定番のサラダサラダは生野菜の食べ方としては定番中の定番です。サラダはマヨネーズやドレッシングを変えることで、比較的飽きずに食べることができます。自分でドレッシングを自作する際は、まずは良いお塩とオイルを用意しましょう。オイルは手に入りやすいオリーブオイルやアーモンドオイルが味わいがあっておすすめです。良いオイルと塩だけでもドレッシングとしては十分ですが、そこに「アンチョビ」や「にんにくのすりおろし」などを混ぜると、さらに美味しく仕上がります。ドレッシングはいろいろと工夫して、自分オリジナルの美味しい味を見つけ出しましょう。また、たまにはソースや他の味で食べてみるのもおすすめの方法です。野菜スティックでおしゃれにもりもり野菜スティックは野菜を棒状に切るだけの簡単料理ですが、野菜をモリモリ食べることができる定番の方法です。つけだれもいいお味噌があれば、十分美味しくいただけます。マヨネーズや手作りのつけだれなど工夫してみても美味しいでしょう。野菜はきゅうりを始め、セロリ、にんじん、大根などが定番でおすすめです。他にも生で食べることができる旬の野菜があれば、試してみましょう。ドレッシングを工夫しよう野菜を生でたくさん食べるためには、ドレッシングは欠かせない存在です。ドレッシングには、和風・フレンチ・韓国風など様々な味があります。市販品だけでもかなりのタイプが出ていますので、何種類か揃えておくと、それだけでも生野菜を食べやすくなるでしょう。つけだれを手作り野菜スティックをつくる時のつけだれを手作りしてみましょう。まずはマヨネーズに醤油や梅干しの叩いたものを混ぜてみるなどして、バリエーションを増やすことから始めてみましょう。マヨネーズはいろいろと混ぜることで違ったつけだれになり、より楽しめるようになります。マヨネーズにソースを混ぜる定番の味わいも、野菜スティックにぴったりです。生野菜から酵素をたっぷり摂って、今日も綺麗生野菜から酵素をたっぷりと摂って、今日も綺麗を磨きましょう。体の中から健康的に綺麗を極めて、今日も元気に過ごすのです。
2018年04月16日桜がいよいよ開花してきましたね。3月は芽吹きの季節であり、万物のエネルギー(気)が外に向かって発散し始め、静から動へ、陰から陽に変わる季節です。春は卒業や入学、退社や入社、異動、引っ越しなど、環境が変わる時期でもありますが、環境の変化からストレスを感じやすく、自律神経のバランスが乱れて、心身ともに不調をきたしやすくなります。規則正しい生活を心がけ、ウォーキングやストレッチの様にゆったりとした運動を行い、徐々に気を外に発散していきましょう。早寝早起きで、体内時計を整え、朝は日の光を浴びて陽の気を取り入れましょう。春野菜で春ダメージを癒す春は、肝臓や胃腸に負担がかかりやすくなります。肝臓は、脂肪を分解し有害物質など不要なものを解毒する働きがありますが、感情とも結びついており、肝臓は「怒り」と表現されます。イライラしやすい時期ですから、お酒や油ものを控えて肝臓の負担を減らしましょう。春野菜には冬に溜め込んだ老廃物などを解毒する働きがあります。特に春の野草のほろ苦さは、身体の中からシャキっと目覚めさせてくれます。●ふきのうとう特有の苦み成分であるアルカノイドは、肝機能を強化し、新陳代謝を促進します。香り成分であるフキノリドは、胃腸の働きを良くする効果があります。花の開かない蕾の時が栄養豊富で、天ぷら、ふきのとう味噌などにすると美味しく食べられます。免疫力を高め花粉症の予防にも役立ちます。昔から春にふきのとうを食べるとその年は大病しないと言われています。●菜の花菜の花はコラーゲンの合成を助け、血管を丈夫にするビタミンC、B₂、抗酸化作用を持つβ-カロチン、カルシウム、鉄分が豊富に含まれており、黄色に咲く花が可愛らしい春野菜の代表です。お水につけて生気を取り戻してから調理するとシャキッとして美味しくいただけます。解毒作用や抗酸化作用が高く、免疫力を高めるのでストレスや風邪予防に有効です。●たけのこ食物繊維が豊富で整腸作用があるたけのこは、カリウム、ビタミンB群、葉酸などを含み、タンパク質が多く含まれています。特にアミノ酸の一種であり疲労回復効果のあるアスパラギン酸を豊富に含み、茹でると白く現れる神経伝達物質のチロシンは、ストレスの反応に重要な役割をするカテコールアミンを含んでいるので、ストレスへの抵抗力を高め、脳機能を活性化し、やる気をUPさせてくれます。ただし、たけのこはアクが強く、豊富な食物繊維がかえって身体に負担をかける事もあるので、適量を心がけましょう。酸味で代謝up!疲れを癒す梅や柑橘類、酢などの酸味には、代謝を上げる働きがあり、疲れている肝臓や胃腸の働きをサポートしてくれます。柑橘類や梅、酢に含まれるクエン酸には、疲労回復効果もあるので、疲れた時にもおすすめです。今の時期は、国産の柑橘類が沢山出回りますので、デザートとしてだけなくドレッシングにしたりお料理にも活用しましょう。漬物やヨーグルトに含まれる乳酸菌は、胃腸の働きを調えるので、こちらも意識してとりましょう。香り豊かな食材で気を巡らせリフレッシュ香りが高いミントや紫蘇などのハーブ、ジャスミン茶などの花茶は、体内の気を巡らせる作用があり、ストレスを軽減させます。花粉症にも有効です。環境の変化からストレスを感じやすい春、自律神経のバランスを整えて、心身ともに健やかに過ごしたいですね。
2018年04月06日子どもの苦手野菜のひとつ、パセリ。そもそも普段の生活でパセリは添え物。なかなか食べる機会もないと思いますが、パセリはスーパー栄養野菜で、栄養価はピカイチ!たとえばほうれん草と比較をすると、カルシウムはなんと6倍、鉄分やビタミンCは3倍以上、食物繊維も2倍以上! そして特有の香り成分には、消化促進や体臭&口臭を防いでくれるなど、大人にうれしいポイントも。このパセリを子どもに食べさせるには、「油」と「乳製品」でパセリの苦み、香りを消すという方法があります。使いやすいのが、マヨネーズとチーズの組み合わせ。このふたつでマスキングをするのがおすすめです。以前ママ友に、どうやったら子どもが野菜を食べてくれるかと質問されたことがあります。そんなママ友と娘さんが我が家に遊びに来たとき、このパセリトーストを出してみました。ドキドキしながら娘さんの様子を観察していたところ…、見事完食!うれしいことに、「お野菜入ってたけど、おいしいよ」というありがたい言葉も聞かせてくれました。そして、うちの娘も以前から食べさせていたので完食。ホッと胸をなでおろしたことを思い出します。■パセリトーストレシピ制作 管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>食パン 2枚パセリ 適量ピザ用チーズ 適量マヨネーズ 適量<作り方>1、食パンにマヨネーズをぬる。2、刻んだパセリ、ピザ用チーズの順にのせ、トースターで焼く。このレシピ、材料のパセリは”適量”となっています。ただ、食パン1枚に対して、パセリひとつかみという結構な量でも、トースターで加熱をすればしぼむので、気にならずに食べられるはずです。我が家ではいつもひとつかみ。でも、4歳の娘はパクパク食べてくれますよ。
2018年03月29日買ってきた野菜、料理に使って根や芯を捨ててませんか? 実は再生できる野菜って意外に沢山あるんです。一度買った野菜を再生させる方法のアレコレです。●根から再生できる野菜1.豆苗豆苗は二度、三度と蘇る野菜です。豆の部分を水に浸けて置いておけば、1週間から10日で再び食べられます。失敗も少ないので、先ずは豆苗から挑戦してみましょう。安くて栄養満点な豆苗、一度で根を捨てるのはもったいないです。カイワレも豆と根がついた状態で売られていますが、どうも再利用が難しい、という声も多いようです。期待せず試してみて下さい。2.水菜根の部分を少し長めに切って水に付けておくだけで、どんどん成長します。3.長ネギ・万能ネギこちらも同様に根の部分を水に浸しておくだけです。日当たりのいい場所に置いておけば1週間も経つと青い部分がどんどん成長していきます。根から5センチ位を水に浸けておきましょう。4.三つ葉香りもいい三つ葉も少し使いたい事多いですよね。根の部分をペットボトルの底を切り取った容器などによりかからせながら入れておけば成長していきます。茎が水に浸からないように注意してください。●ヘタを使う野菜5.大根の葉、人参の葉大根も人参もヘタの部分を2センチ程残して水に付けます。水を入れすぎると腐敗してしまうので少しの水を毎日あげて下さい。日当たりのいい所に置きましょう。大根の葉はお味噌汁に入れたりご飯に混ぜたり。人参は可愛い葉が育ってきます。パセリの代わりとしてスープやパスタに使えますよ●茎を使う野菜6.レタス、小松菜レタスの茎が茶色に変色している事あります。こんな場合は茶色の部分を切り落としてから水に浸します。●気をつけることどれも共通して気をつけたいのが毎日水を変えることです。日の当たる場所に置くため雑菌が繁殖しやすいためです。そして「気楽な気持ちでやること」。スーパーで売られている野菜の鮮度は様々なため、うまく再生できたり、出来なかったりはつきものです。成長の過程でキッチンが葉の緑で彩られたりするのも楽しいですよね。節約もできますが、成長の様子をお子さんと観察するもの楽しいですよね。(文・嵯峨根きよみ)
2018年03月28日こんにちは。料理研究家の越野美樹です。子どもに野菜を食べさせたいけれど、おかずにするとなかなか手を出してくれない。そんなお悩みに、ケーキの中に入ったお野菜が無理なくたっぷり食べられる「ケークサレ」がおススメです。ケークサレは、フランスで生まれた塩味のお食事系おそうざいケーキ。現地では、お菓子というよりも、食事がわりに食べられている素朴な家庭の味です。今回は、オイルで作る、甘さ控えめの軽い食感が楽しいパウンドケーキ生地をご紹介します。食べ応えがあって見た目も華やかなケークサレは、お花見のお供にも、卒園・卒業などの春の贈り物にもぴったりです。ワックスペーパーで包んで、毛糸で結ぶだけでラッピング完了。マスキングテープやレースペーパー、紙ひも、リボンなどを上手に使ってラッピングのアレンジも楽しんでみてくださいね。野菜がたっぷり入った塩ケーキは、手元にある材料で混ぜて焼くだけで手軽に作れます。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?■かぼちゃのケークサレ調理時間 20分レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹<材料>16cmパウンド型1コ分薄力粉 100gベーキングパウダー 小さじ1豆乳80gメープルシロップ 20g菜種油 30g塩 ふたつまみ蒸しかぼちゃ 50gゆでブロッコリー50g <作り方>1、ボウルに薄力粉、ベーキングパウダーをふるい入れ、泡立て器で混ぜる。2、別のボウルに豆乳、メープルシロップ、菜種油、塩を入れて泡立て器で乳化するまでよく混ぜる。3、1の真ん中に穴を開けて2を入れ、泡立て器で混ぜる。4、パウンド型に1/3量を入れて一口大に切った蒸しかぼちゃとゆでブロッコリーを詰め、残りの生地を入れて表面を平らにならす。5、180℃に熱したオーブンに入れて、15分〜20分ほど焼く。フワッフワの軽い食感とほんのり甘い生地が、野菜をふんわり包んでくれます。野菜は手元にあるものならなんでも使えますが、一つは甘い野菜だと子どもが喜ぶ味になること間違いなし! 計量カップを使わずボウル2つで作れて、オイルのケーキだから洗い物も簡単です。■「ヴィーガンケークサレ」のアレンジ例●アレンジ1 「バナナパウンドケーキ」「ヴィーガンケークサレ」の生地は、ほんのり甘いから、小さいお子さん向けのケーキとしても楽しめます。今回はケーキの中と外にバナナを加えてみました。いろいろな季節フルーツでも楽しめますが、水分が少ない果物がオススメです。ドライフルーツやナッツなどを加えて、甘さ控えめのケーキとしても楽しめます。朝食や第3の食事と言われるおやつにも安心して子どもに食べさせられる「ヴィーガンケークサレ」。ポテトサラダやきんぴらなどの常備菜や、時にはカレー粉を入れたりして、アレンジを楽しんでみてくださいね。生地さえ作ればあとはオーブンが仕上げてくれるから、忙しい日にも無理なく作れますよ。お子さんが大喜びして、知らない間に野菜をパクパク。野菜不足を一気に解消できるお助けレシピとなることと思います。ぜひ親子でふわふわ塩ケーキを楽しんでみてくださいね。
2018年03月20日おひたしや炒め物でよく使われる小松菜は、アクが少なく食べやすい野菜のひとつです。でもアクが少ないため、生で食べてもおいしいって知ってましたか? じつは生でもおいしい小松菜の生食レシピを紹介します。●小松菜のシーザーサラダベーコンと粉チーズでシーザーサラダ風にすると、小松菜がモリモリ食べられます。【材料】・小松菜…1束・ベーコン…2〜3枚・粉チーズ…少々・レモン汁…小さじ1杯・オリーブオイル…大さじ1杯・塩コショウ…少々【作り方】1)小松菜を洗い、食べやすい大きさに切って水に10分ほどさらし、水を切る2)オリーブオイル、塩コショウ、レモン汁、を混ぜる3)ベーコンを細かくして、フライパンで炒るか、レンジでチンする4)小松菜とオイルとベーコンを混ぜたら盛り付けて完成トッピングで半熟卵やトマトをのせて食べても相性バッチリ!●小松菜ナムル普段はゆで野菜を使うナムルも、生の小松菜を使えば食感もバッチリ!【材料】・小松菜…1束・ごま油…小さじ3/4杯・醤油…小さじ1/2杯・酢…少々・塩…少々・すりおろしにんにく…少々・すりおろし生姜…少々・すりゴマ…少々【作り方】1)全ての調味料をボウルで混ぜておく2)小松菜を洗い、食べやすい大きさに切り、よく水切りする3)少しすりゴマをかけて彩ったら出来上がり味付けは薄めに作ってちょっとずつ濃くしていくと失敗しにくいです。●小松菜納豆納豆と小松菜の意外な組み合わせ!? でも結構おいしいんです!【材料】・納豆…1パック・小松菜…1房・お好きなお新香…1〜2切れ・長ネギ…2cm【作り方】1)ボウルに納豆を入れ、付属のたれと辛子を入れる2)小松菜の茎は5mmくらい、葉は1cm四方くらいに切って納豆と混ぜる3)お新香とネギをみじん切りにし、納豆とよく混ぜて完成生卵と少量の砂糖を加えると、ふわふわになって食感も楽しいオススメアレンジです。生で食べれば、熱や水に弱い栄養素もしっかり取れて、しかもおいしい小松菜。普段加熱調理でしか食べていなかった人は、ぜひ試してみてください!(文・姉崎マリオ)
2018年03月19日野菜を食べなくてはいけない。栄養を摂らなくてはいけない。野菜を食べないとビタミン不足になる・・・。そんな強迫観念に駆られている人は多いことでしょう。でも、無理に野菜を食べても、美味しくないというストレスがたまる、頑張って食べているという気持ちが消化不良を引き起こすなど、良くないことも起こりがちなものです。そこで、野菜をおいしく食べる工夫をしましょう。野菜の野菜らしさは残しつつも、他のものと組み合わせることでできる、「巻き野菜レシピ」で美味しくビタミンと食物繊維を摂取していきましょう。野菜不足解消の為に、大人だけでなく子供も喜ぶ楽しい巻き野菜レシピ、見ていきましょう。野菜嫌いでも食べやすい“巻き野菜レシピ”野菜嫌いは、野菜がそのままドーンとでてくると拒否反応を示しやすいものですよね。そんな時は、お肉と合わせると野菜を食べやすくなるものです。そして、野菜をお肉に巻き付けるのは、とっても手っ取り早い野菜とお肉のコラボレーション。しかも、野菜の原型を残しつつ美味しく食べられます。少し手間はかかりますが、どれもおいしくておすすめのレシピです。そして、いつの間にか野菜をたくさん食べられているのが、とっても嬉しい点ですね。代表的なロールキャベツ(トマト・キャベツ・タマネギ)巻き野菜レシピといって一番に浮かぶのが、ロールキャベツなのではないでしょうか。ロールキャベツは煮込み料理の定番でもあり、作り置きも可能な巻き野菜料理です。なんといってもお肉とキャベツの取り合わせがよく、野菜嫌いでも食べやすいといった点はピカイチかもしれません。ロールキャベツは、キャベツの葉を丁寧にむいて、軽くゆでて、中に挽き肉と玉ねぎのみじん切りを混ぜたタネを入れて巻けばOK。そのままトマトソースなどで煮込めば、トマトのリコピンも摂れて一石二鳥です。トマトに含まれるリコピンは熱に強く、美白や抗酸化作用があり、美容にとても良いとされています。最近では花粉症にも良いと言われ始め、サプリメントとしても人気です。また、キャベツに豊富に含まれる食物繊維は、便通をよくしてくれますので、ロールキャベツはなかなかの美容食と言えるかもしれません。味をマイルドにしたければ、豆乳をスープに加えてみましょう。まろやかな味になるだけでなく、大豆イソフラボンを同時に摂取することができます。大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすると言われ、美肌サプリメントとして大変人気があります。せっかくなので、ここでもうまく利用しておきましょう。大根餃子(大根・ニラ・白菜他)大根餃子は、餃子の皮の代わりに大根で餃子のタネを包んだものです。餃子の皮よりも大根の方が食物繊維が多く、ローカロリーですので、ダイエット時にはおすすめのレシピです。餃子のタネも、なるべく野菜多めにすることで、いっぺんに沢山の野菜を摂ることができます。入れる野菜によって摂れるビタミンも変わってきますが、定番はやはりニラや白菜でしょう。ニラには疲労回復、白菜には食物繊維による便通改善が期待できますので、たっぷりと摂って、ヘルシーな巻き野菜を楽しみましょう。餃子としての焼き方はあまり変わりませんが、水を入れすぎると崩れることもあるので、少し気を付けて加減してください。肉巻きアスパラ(アスパラ)お弁当の定番でもあるアスパラ。アスパラは緑黄色野菜であり、多くのビタミンを含んでいます。さらに食物繊維も豊富で、食べておいて損のない野菜です。でも、そのままだと食べにくい、という人の為に、肉巻きアスパラをご提案します。基本的にはアスパラを食べやすいサイズに切って、豚肉か牛肉の薄切りを巻いて焼くだけ、とても簡単です。簡単ゆえに、お弁当の定番でもあるのですね。この他にも、アスパラに生ハムやサーモンを巻くなどといった方法もおしゃれで、おもてなし料理にもおすすめできます。盛り付けを工夫すればとってもおしゃれにできますので、パーティー料理にもどうぞ。巻き野菜レシピで、野菜嫌いでも美味しくビタミンと食物繊維を摂取しよう巻き野菜レシピで、野菜嫌いでも美味しくビタミンと食物繊維を摂取しましょう。野菜はおおむねローカロリーなので、ダイエットにもぴったり。健康的に綺麗に痩せられればいうことないですよね。ぜひ、この機会に野菜嫌いを克服して、野菜美味しい!とたっぷり食べられるようになりましょう。
2018年03月14日フードコーディネーターのほりえさちこさんが提案する、簡単なのにおいしい「すぐ楽レシピ」の連載。今回は、野菜につけて食べると止まらなくなるほどおいしい「ヨーグルトバーニャカウダ」を紹介します。さっぱりなのにコクがあるので、肉や魚にもよく合うんです。作り置きもできるので、ぜひ冷蔵庫に常備して活用してみてください!ホムパにぴったり♪「ヨーグルトバーニャカウダ」の作り方野菜はもちろん、肉や魚も劇的においしくなる「ヨーグルトバーニャカウダ」の作り方を紹介します。材料は驚くほどシンプル!●材料(2人分)・プレーンヨーグルト……1カップ・A(オリーブ油……1/3カップ、すりおろしたにんにく…4片分、細かく包丁でたたいたアンチョビ…8枚)・塩、粗びきこしょう……各適量・お好みの野菜(かぶ、にんじん、パプリカ、ゆでブロッコリー、ゆでれんこん、ミニトマトなど)●作り方1.鍋にAを入れて弱火にかけ、沸騰したら弱火にして、5分間煮て火からおろします。2.1の粗熱がとれたら、ヨーグルト、塩、粗挽きこしょうを加えて手早く混ぜます。3.お好みの野菜に2をつけてめしあがれ。スティック野菜やプチトマト、ゆでたブロッコリー、くし切りにしたかぶなどを添えていただきます♪ヨーグルトの酸味がさわやかに効いているので、バーニャカウダ特有のにんにくの香りがマイルドに。薬味が苦手なお子さんでもおいしく食べられます。スナック感覚で野菜が止まらなくなる魔法のディップです♪「手作りソースは日持ちしないものも多いですが、このバーニャカウダは、1度作って冷蔵庫に入れておけば、1週間ぐらい日持ちします。我が家では、ゆで豚や生のかぶにつけてよく食べています。白ワインやビールなどのお酒のちょっとしたおつまみにもぴったり。家飲みするときは、料理ができるまでの軽い前菜としてお出しすることが多いです。ひとしきり食べた後、最後にさっぱり食べられるおつまみとしても重宝しています。みじん切りにしたパセリを入れると、より色鮮やかに仕上がりますよ」(ほりえさん)【ほりえさちこ】栄養士/フードコーディネーター。和洋女子大で健康栄養学を学び、栄養士や食育アドバイザーの資格を取得。祐成陽子クッキングアートセミナーの講師を経て、テレビや雑誌、広告などで活躍。『フリージング離乳食―1週間ラクラク』『フリージング幼児食1歳半〜5歳-1週間分作りおき!』は累計4万部のロングセラーに。近著に『サラ弁』がある。●ライター庄司真美●写真さくらいしょうこ▽連載一覧はこちら♪▽時短・簡単・ボリューミー!ほりえさちこさんのすぐ楽レシピ【連載一覧】
2018年03月03日夜景が望めるロマンチックな雰囲気が自慢!旬の野菜をたっぷり使った野菜メニューの数々が自慢の「やさい家さくら」は、札幌中央区にあるお店。ビルの7階にあるため、美しい景色も魅力のひとつです。白を基調としたおしゃれな空間は、女子会にもぴったりな雰囲気。52席ほどが用意されており、50名以上の大人数での貸切りにも対応してくれます。カップルや家族連れ、友人同士など、あらゆるシーンで楽しめるお店です。ヘルシー女子に人気のおしゃれな野菜レストラン2008年にオープンした、ヘルシー料理が自慢のお店です。店名には日本人が好きな「さくら」を取り入れており、多くの人々が集まるようにという想いが込められています。美と健康を意識したヘルシーな絶品料理が数多くそろっており、季節ごとに変わる旬の野菜を楽しむことができるのが魅力です。野菜だけではなく、旬の果物を使ったヘルシーなスイーツもチェックしてください。ほっこり温まる人気メニュー「生姜湯しゃぶしゃぶ」寒い季節におすすめなのが「生姜湯しゃぶしゃぶ」。生姜のアクセントが効いた味わいは、心も体もポカポカにしてくれます。色とりどりの野菜やきのこ、お肉などがたっぷり入った一品で、栄養バランスもバッチリ!ボリュームもたっぷりなので、メインの料理として楽しむのもおすすめです。大人数でシェアして、わいわい楽しんでみてはいかがですか?思わず写真に撮りたくなる! 「バーニャカウダー」旬の野菜がタワーのように盛り付けられた「バーニャカウダー」は、フォトジェニックな人気メニュー。新鮮な野菜の食感と味わいが堪能できます。一度食べたらクセになるおいしさのアンチョビソースを付けて堪能してみてください。熱々の野菜と濃厚なチーズの味わいが絶妙な「旬の道産野菜のオーブン焼き」も食べ応え抜群の人気メニュー。野菜の味わいとチーズの味わいが見事にマッチした一品です。旬の野菜を使った絶品料理をお腹いっぱい楽しみたい!季節ごとに変わる旬の野菜を使った料理は、どれも優しい味わい。野菜本来の甘みや香りをしっかり楽しむことができます。ヘルシーな料理ばかりなので、女性にも大人気。たくさん食べても罪悪感なしの絶品料理がそろっています。女子会におすすめのコースやヘルシーなドリンク、アルコール類もそろっている、充実の内容のお店です。JR「札幌駅」、地下鉄「さっぽろ駅」から歩いて3分と、アクセスが便利な場所にあります。ヘルシーな野菜料理を食べたくなったら「やさい家さくら」を、ぜひ訪れてみてください。スポット情報スポット名:やさい家さくら住所:北海道札幌市中央区北5西5 55ビル7F電話番号:011-206-8396
2018年02月28日俳優の山﨑賢人が出演する「野菜生活100」の新CM 「野菜が好きになっちゃうおいしさ」編が、3月1日より全国で順次放映される。新CMでは、山﨑が昨年に引き続き"野菜先生"として登場。CM内ではネクタイをつけた姿で、さわやかな先生を演じ、「みなさーん、野菜をおいしく摂ってますか?」と語りかける。また、CM放映開始に合わせて、「めざせ! みんな野菜好きPROJECT」を始動。3月1日から6月30日まで、全国の幼稚園生への「野菜生活100」大規模サンプリングを開始するという。
2018年02月28日スーパーの野菜の棚を前にして、欲しい野菜の山からつい1番見た目が綺麗なものを手にとってしまってはいないだろうか。なんとなく綺麗な方がいい。味も鮮度にも関係はないけれど、私たちが何気なくとるその行動。ドイツのあるスーパーではそれができない。なぜなら、そこには他のスーパーでは置かれることのない、形やサイズが売り物にならないようなものしか置いていないからだ。これが、未来のあるべきスーパーの形なのかもしれない。Photo by Maja Seidel食べられるのに「見た目」が理由で捨てられる食料毎年、世界の生産量の3分の1にあたる約13億トンの食料が廃棄されている。(参照元:消費者庁)衝撃の量だが、問題は「もったいない」ことだけではない。食料を育てるのに使われた水、燃料、土地、そして労働などあらゆる資源が無駄になっているのだ。食料を育てるところから、消費者のもとに届くまでの工程で33億トン以上の二酸化炭素が排出されているという現状もある。(参照元:NATIONAL GIOGRAPHIC)食料廃棄の原因は家庭からでたもの、飲食店で余ったものなど多様であるが、そのなかに形やサイズなどの「見た目」を理由に出荷されることなく農家で捨てられている野菜や果物の存在がある。オンライン販売も行うドイツ・ベルリンにあるスーパーSirPlusでは食料廃棄を減らすため、形やサイズを理由に他のスーパーの棚には並ぶことのない食料を救い出し、販売している。フード・レスキュー(捨てられる運命の食料を救い出すこと)をメインストリームにしたいんだ。そうすることで、食料廃棄を大幅に減らしたい。全ての食料には同じ価値があって、命の輪の一部であるべきなんだ。消費者と、生産者と非営利団体に、食料廃棄と生産過多への解決方法を示したい。地球上の限られた資源を守りたいなんとなく綺麗な野菜や果物を選んでいるのなら、それは意識するだけで変えられる。賞味期限が消れている食べ物を考えずに捨てるのではなく、自分の感覚で判断すれば無駄にしなくても済むかもしれない。SirPlusは何よりそんな「意識」を広め、そしてお店やインターネット販売で、安く食料が買えるだけでなく地球にも優しい消費を簡単にしてくれている。地球の資源が限られていれば、無駄をたくさん出す私たちの消費の未来も限られている。そのことを考えると、SirPlusのようなスーパーが、未来のスーパーのモデルなのだと言えるだろう。名前Website|Facebook|Twitter|Instagram
2018年02月27日昨年から続く、野菜の価格高騰。家族の栄養を考えると野菜は食べさせたい、とはいえ野菜にばかりお金をかけてはいられないというのが、ママの本音ではないでしょうか?まだまだ続く野菜の価格高騰1月末時点では、野菜の価格高騰は2月中旬くらいにはおさまるなんて言われていたけれど、残念ながらその見通し通りにはいかず…。2月21日に更新された「食品価格動向調査(野菜) 」(農林水産省)によると、平年に比べキャベツは222%、レタスは179%、白菜は234%、大根は207%と、食卓に欠かせない野菜たちの価格はいまだ2倍以上。ちなみにその原因は、これらの野菜のおもな産地で、長雨や気温の低下が続いた影響だとか。価格が落ち着くのは、キャベツや大根が3月上旬、白菜は早くても3月末から4月上旬になるとの見通しが出ています。救世主は「カット野菜」長期に及ぶ野菜の価格高騰ですが、豆苗やブロッコリースプラウト、もやしなど、価格が安定している野菜で乗り切っているというママは多いはず。また、白菜そのものを購入せずに、白菜キムチで代用しているママもいますよね。じつは、もうひとつおすすめの方法があるんです!それは、「カット野菜」の活用。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、カット野菜は現在価格が高騰しているキャベツや白菜などが入っているにもかかわらず、価格はそのまま。使い方次第で、家計のピンチを救う救世主になってくれます。「価格」だけでなく「時短」にも!カット野菜は、キャベツやレタス、白菜だけのものもありますが、ニンジンやもやし、タマネギなど、様々な野菜がごちゃまぜになったものも少なくありません。スーパーなどに買い物に行っても、いろんな野菜を求めてぐるぐる歩き回る必要がないので、「買い物の時短」にも◎。また、あらかじめカットされているから、調理の際も「野菜を切る」作業が減り、場合によっては包丁やまな板を洗う手間も省けるため、「調理の時短」にもなりますよね。しかも、炒め物にも、スープにも、鍋にも使えて、使い勝手は抜群で、メリットがたくさん。節約にも時短にも役立つ「カット野菜」。上手に活用して、この危機を乗り越えましょう!(文・山手チカコ/考務店)
2018年02月25日野菜のおいしさも栄養価もぎゅっと詰まった「干し野菜」。一年を通して楽しめますが、とくに空気が乾燥している冬は干し野菜作りがおすすめです。料理の幅も広がり、いつもと違った野菜のおいしさを発見できそう。そこで、おうちでかんたんに「干し野菜」を楽しむコツをご紹介。料理好きの人気ブロガーさんに、干し方のポイントとおいしい料理法を教えていただきました!■冬の根菜類は干し野菜向き栄養価アップ・旨み凝縮というメリットに加え、“干すだけ”という手軽さからか、ここ最近自宅で干し野菜作りを楽しむ人が増えているよう。お弁当ブロガーとして人気の「YUKA's レシピ♪」のYUKAさんも、そんな干し野菜を楽しむおひとり。ブログでは「☆部(干し部)」という名の部活動をお友だちといっしょに楽しんでいるほど。「梅雨の時期以外はいつでも干せますが、冬は寒くて乾燥した晴天の日が多いので、干し野菜が作りやすいですね。とくに真冬の干し野菜は甘さも凝縮して、おいしくなる気がします」まさに今が作りどきのようです。エキサイトブロガー YUKAさんのブログ『 イエシゴトVol.241 クリスマスイブ&干し野菜作り 』より YUKAさんによると、「モヤシ以外の野菜なら何でもOKですが、今の時期は、定番の切り干し大根をはじめ、かぼちゃ、にんじん、れんこん、かぶ、ごぼうなどの根菜がおすすめ」といいます。干し野菜には、カラカラに干す「完干し」と、半生干しの「セミドライ」があります。どちらもおいしくなりますが、「ごぼうは完干し向き、れんこんやかぶはセミドライがおいしいと思います。長ねぎも玉ねぎもセミドライぐらいが甘味を増し、いつもと変わらない状態で使えます」とおすすめの干し具合を教えてくれました。エキサイトブロガー YUKAさんのブログ『 イエシゴトVol.241 クリスマスイブ&干し野菜作り 』より 「シイタケなら千切りにしてから完干して『干しシイタケ』にしてもいいですし、エリンギとしめじ、マイタケなどはセミドライがおいしいです。セミドライをそのままオリーブオイルで炒めて、塩を振るだけでおいしいですよ」とYUKAさん。ほかにもさまざまな野菜で挑戦されていて、「ミニトマトは半分にカットして種と水気をとって、完干ししてドライトマトに。一般的には干し野菜に向かないといわれるキュウリも半日干して炒め物にするとおいしいです。私はピーマンやパプリカ類も千切りにして半日干してから使ったりしますよ」といいます。エキサイトブロガー YUKAさんのブログ『 イエシゴトVol.147 干し野菜と冷蔵庫整理&「暮らしノート」のお花見特集 』より 鍋やお味噌汁に入れる具材も、いったん干してから料理に使うことがあるというYUKAさん。「通常の野菜はセミドライで充分なので半日でもOK。干しカゴで朝干しておいて夜には料理に使います」と日ごろから干し野菜を作り、料理に取り入れているようです。半日でもOKなら、気軽にできそうですね。「干すことによって野菜の旨みが凝縮するので、栄養価が上がるといわれています。スープや煮物、炒め物にといろいろ使えて、火の通りが早い。これは節約につながりますし、料理時間も短くなります」と干し野菜の良さについても教えてくれました。■ざるとネットがあれば大丈夫!干し野菜を作るときにはどんなものを準備すればいいのでしょうか。YUKAさんが日ごろお使いの道具はこうした盆ざるとネットだとか。エキサイトブロガー YUKAさんのブログ『 イエシゴトVol.129 新しいドライネットで干し野菜&朝ごはん 』より 盆ざるは干し野菜を広げやすく、風通しがいいので乾きやすいのだそう。「ただ、昔ながらの『ザルにのせて軒先で』というのもいいですが、突然の雨や風などの気候の変化やほこりなどのことも考えると、住宅街や都心にお住まいの方は、ネットで干すほうが衛生的だと思います。私はほこりよけと虫よけに、野菜をざるに並べたあとドライネットで干しています」とYUKAさん。最近では、干し野菜をする人向けに、ざるとドライネットがセットされた「干し野菜グッズ」や小さ目のドライネットもあるのだそう。YUKAさんのお友だちで、干し野菜を楽しむ人気ブログ「キラキラのある日々」のYukoさんも、同じようなざるとネットを使って干し野菜を楽しんでいます。エキサイトブロガー Yukoさんのブログ『 干し野菜と常備菜 』より 干し野菜を作るポイントは、まず野菜を洗って水気を切り、使いやすいようにカット。そして、「野菜はカットすると水分が出るので、キッチンペーパーなどに挟んでよく水気を切ってから干す」のが大切なのだそう。エキサイトブロガー Yukoさんのブログ『 干し野菜日和 』より Yukoさんは「一つ一つ拭きあげるのは面倒なので…。わたしはお野菜を切りながら、キッチンペーパーの上に、並べるようにしています。並べた後に、上からもペーパーをあてれば、簡単に水分が拭き取れますよ」と簡単にできるコツを教えてくれました。エキサイトブロガー YUKAさんのブログ『 イエシゴトVol.129 新しいドライネットで干し野菜&朝ごはん 』より また、野菜をカットするときも、食べやすい大きさ、料理する大きさに合わせてカットするといいでしょう。「たとえば、にんじんや大根を煮物に使うならば、八つ切りや半月切り、きんぴらに使うなら千切りに。大根の根の部分は千切りやイチョウ切り、葉の部分は刻んで干すと使いやすいです。シイタケは千切り、しめじは株を崩してそのまま。えりんぎは食べやすい程度に手で割いて干すといいですね」とYUKAさん。「そのほうが干し時間も短くなります。固くなったものをあとから刻むのは面倒なので、そのままフライパンや鍋に入れられる状態で干すのが一番節約で時短です」とアドバイスしてくれました。エキサイトブロガー Yukoさんのブログ『 干し野菜日和 』より Yukoさんのほうも用途に合わせて切り方をいろいろ変えていますが、お漬けもの用には白菜をこんなふうにざく切りにして干しているそう。「漬けものもほんの少し干すだけで味がおいしくなる」といいます。エキサイトブロガー Yukoさんのブログ『 干し野菜日和 』より なお、干す際の目安は、通常の野菜は半日~2日でセミドライになりますが、冬の根菜などは2~3日かかるそうです。「完干しするには、野菜のカットの仕方によりますが、スライスなら5日~7日ぐらい、厚切りなら10日を目安に」とYUKAさん。ただし、これは晴天の多い関東での話。湿気は天敵なので、夏も冬も夜は必ず室内に入れるのが良いようです。初めてトライするなら、まずは朝から夕方まで干してみて、干し具合をチェックしてみるといいでしょう。■干し野菜を使ったおいしい料理さて、完成した干し野菜はどんな料理に使うといいでしょうか。「干した野菜や根菜はそのまま鍋に入れてスープにすることが多いですね。なぜかというと、私は水で戻さないからです(笑)。そのまま投入で問題なしです」とYUKAさん。体が温まりそうなこちらのポトフも、干し野菜を入れて作ったそうです。エキサイトブロガー YUKAさんのブログ『 12.6 干し野菜でポトフ 』より 入れた野菜は、干しキャベツ、干しかぶ&かぶの茎に、ペコロス(小たまねぎ)、ジャガイモ(メークイン)、にんじん、ウインナー。コンソメ味で根菜をコトコト煮た後に干しキャベツを投入。根菜もキャベツも干し野菜にすると、それだけでぐんと甘みが増し、味わい深くなるそうです。こちらは体が温まる美容のためのデトックススープ。エキサイトブロガー YUKAさんのブログ『 ☆部 週末デトックスの干し野菜スープ 』より 干し大根に干しにんじん、干しシイタケ、ごぼう、長ねぎ、レッドキドニービーンズ缶を入れて、夜のうちに、だし汁へ入れたまま放置。朝は豚小間肉を入れて、酒と醤油と塩とみりん、自家製ショウガパウダーで味つけするだけだとか。「薄味でもけっこうおいしいですよ。最後に菜の花を刻んで入れてでき上がり」とのこと。これなら疲れているときでも簡単に作れそうですね。ときには、ピザの具にも干し野菜を使うこともあるというYUKAさん。エキサイトブロガー YUKAさんのブログ『 イエシゴトVol.130 干し野菜追加と天板pizza 』より 「ピザなどにのせる時は、半日で干すセミドライのほうがいいかもしれません。セミドライトマト、ピーマン、パプリカなどは、生より味が濃厚になっておいしいんですよ。ついでに栄養価が凝縮されるかなと思って」といいます。「完干しのものだと、ちょっと焦げやすいですので注意が必要ですし、水で戻さなければならないので面倒ですからセミドライがちょうどいい」と使い分けのコツも参考になりますね。エキサイトブロガー Yukoさんのブログ『 干し野菜と常備菜 』よりまた、Yukoさんのほうは干し野菜を常備菜によく使っているそうです。エキサイトブロガー Yukoさんのブログ『 干し大根でお料理♪ 』より干し大根を和え物にしたり、炒め物にしてみたり…。「水分が少なく、味がしみこみやすいので、常備菜作りにはぴったり」とYUKAさん。時短になるので、忙しいママたちの強い味方になってくれそうです。■いつもの料理を干し野菜でアレンジ!ブログ「お菓子と料理のサロン Atelier S Liaison アトリエ エス リエゾン」のs-tournesolさんは、半干し野菜を使って毎日の料理にちょっとしたアレンジを加えているそう。そうすることで、マンネリがちないつもの料理に、新しい味わいが生まれるのだそうです。エキサイトブロガー s-tournesolさんのブログ『 冬におすすめ 半干し野菜 』より そんなs-tournesolさんがおすすめする半干し野菜は、簡単にできる“きのこ”。「特にマイタケは、干すと驚くほど濃厚な香りに変化します。以前、半干しきのこと豚肉のみでスープを作った時、何も加えないのに、こんなにも深い味わいが生まれるのかと、衝撃を受けたことがあります」といいます。s-tournesolさんいわく、半干しが良い理由はたくさんあるそう。・手軽にできて、水で戻す必要がない・旨み・食感・香りがアップ!・味がしみやすいため、加熱時間短縮・油はねしない「野菜が本来持っている力を最大に引き出してあげること。これは日々の家庭料理の中でも、永遠のテーマですが、いつもの水餃子を、半干しきのこが主役の水餃子に変えてみただけで、おいしさがぐんとアップします」とs-tournesolさん。エキサイトブロガー s-tournesolさんのブログ『 冬におすすめ 半干し野菜 』より 「きのこにひき肉の旨みが染みて、シンプルなのに、何ともいえない深い味わいになるんです。熱々をはふはふ言いながらいただくのが幸せ」といいます。タレは3種類用意したそうですが、とてもおいしそうですね。エキサイトブロガー s-tournesolさんのブログ『 冬におすすめ 半干し野菜 』より ハンバーグやミートボールに干しきのこを加えてみても、ぐんとおいしさが増しそうですね。「肉×干しきのこ」は相性が良さそうなのでほかにもアレンジが広がりそうです。手軽にできる「干し野菜」、余った野菜などがあったら、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか? お料理の幅も広がり、いつもと違った野菜の魅力を発見できるかもしれませんよ。今回ご紹介したエキサイトブロガー・「YUKA's レシピ♪」のYUKAさん ・「キラキラのある日々」のYukoさん ・「お菓子と料理のサロン Atelier S Liaison アトリエ エス リエゾン」のs-tournesolさん
2018年02月24日料理をするときに切り落とす、野菜の根や葉っぱ部分。生ゴミとして捨ててしまいがちなこれらの「野菜くず」の中には、簡単に再生栽培できるものもあります。野菜が育っていく様子を観察すれば親子でも楽しめる、何よりエコ。子どもと一緒に野菜くず栽培にチャレンジしてみませんか?■水につけておくだけでぐんぐん伸びる「万能ネギ」野菜くずの再生栽培の中でも、手軽に試しやすいのが万能ネギ。次の手順で、挑戦してみましょう。1. 根元から3~5cmくらいを目安に切り落とし、根の部分が浸るくらいの水を入れたコップなどの容器に入れておきます。2. ネギがグラグラするときは、切り込みを入れたスポンジに差すと安定します。3. 4~5日たつと新しい芽が伸びてくるので、先の方からカットして使います。キッチンに置いておいて、みそ汁の薬味など必要な分だけハサミでカットすれば便利ですね。また、観葉植物の鉢などに差して時々水をやると、何度も収穫が楽しめます。 ■スープの彩りや炒め物に「大根やニンジンの葉」いつもなら切り落として捨ててしまう、大根やニンジンのヘタ。水につけておくと、へたからニョキニョキと葉が生えてきて、料理の彩りに一役買います。1. 大根やニンジンはヘタの部分を1~2cmほど残して切り落とします。2. 水を張った平らな容器にへたを入れます。その時、へたに水がかぶらないように注意。少し深さのある皿や、カットしたペットボトルを使うのがおすすめ。3. 1週間ほどたって新しい葉が出てきたら、手で摘み取るかハサミでカット。若葉は柔らかく、クセもあまりないので、スープやみそ汁の彩りとしても楽しめます。成長して葉が大きくなってくるとかたくなるので、その場合はごま油と塩でサッと炒めると◎。■鍋料理に欠かせない野菜も再生「三つ葉」冬においしい鍋料理に欠かせない野菜といえば、三つ葉。これも、簡単に再生栽培が可能です。1. 買ったばかりの三つ葉の根を、5~6cmを目安に茎を長めに残しカットします。2. 根についているスポンジはそのままで、カップなどの容器へ。根が浸るくらいの水を入れて置いておきましょう。3. 4~5日で新しい芽が出てくるので、料理に使いましょう。少量使いなら茶わん蒸しやお吸い物などのほか、みそ汁の仕上げに三つ葉を散らすと上品な香りに。たくさん育った場合は、サッとゆでておひたしにしてもおいしいですよ。野菜くずの再生栽培は、食べたり観察したりして楽しめるほか、ちょっとしたインテリアにもなります。野菜が苦手な子どもも、自分が育てた野菜ならおいしく食べてくれるかも!? 水質が悪くならないように、冬は2日に1度、夏は毎日水をかえるようにしてくださいね。
2018年02月17日買いすぎてしまったり、ついつい野菜を使うタイミングを見失ってしまったりして、野菜を腐らせてしまうことは多くの方が経験していることでしょう。一度も食べずに捨ててしまうということを防ぐために、買った野菜を冷凍してみませんか。長持ちすることに加え、腐らせてしまう心配も無用です。買い込んだものの余らせてしまいがちな野菜をどうする?普段仕事をしていて、週末に食料品をまとめ買いしていると、野菜が腐ってしまい使えないことがあります。新鮮な野菜を必要な分だけ買うほうがよいとわかっていても、毎日買い物に行くことはできない場合もありますね。野菜をまとめ買いしなければならないなら、冷凍して腐らないようにしてみませんか?今回は野菜の冷凍保存テクニックをご紹介します。ただし、野菜ならどれでも冷凍できるとは限らないため、冷凍していいものダメなものも合わせて確認しておきましょう。◼︎目次1.冷凍保存できる野菜、できない野菜とは2.たまねぎを冷凍してみた3.ニラを冷凍してみた4.もやしを冷凍してみたまとめ1. 冷凍保存できる野菜、冷凍保存できない野菜とは野菜なら何でも冷凍に向いているわけではありません。冷凍することで風味や食感が損なわれてしまう野菜もあるため、保存方法を使い分ける必要があります。たとえば、レタスのように水分が多い野菜は、冷凍には適していません。野菜に含まれている水分が凍り、解凍したときに食感を損ねてしまいます。トマトも水分が多いので、生のまま食べる場合には冷凍に向いていませんが、湯むきして煮込み用にするなら冷凍もOKです。ニンジン、大根、ゴボウなどの根菜類も冷凍にはあまり向いていません。ただし、冷凍した場合は以下のように調理すれば、料理にも使うことも可能です。◼︎ニンジン冷凍したニンジンは乱切りだと食感が悪くなるため、細切りにして炒め物にすると良いでしょう。◼︎大根大根はそのままだとス(芯にできる隙間)が入ってしまうため、生のまま冷凍しておでんやふろふき大根など、煮込み料理に使うのがおすすめです。スが入ることで、味が染みやすくなります。みそ汁用に細かく切って冷凍しておくと、火を通すためスが気になりません。大根おろしにしてから冷凍する方法もあります。冷凍に向いているのは、ほうれん草や小松菜といった葉物野菜。下茹でして食べやすい形にカットし、冷凍保存ができます。ブロッコリーも、下茹でしてから小分けにして冷凍保存しておきましょう。これらは冷凍することで色鮮やかな状態が保たれ、鮮度が落ちにくいです。2. たまねぎを冷凍してみたたまねぎを冷凍すると、甘みが出て、煮込み料理やハンバーグなどに使いやすくなります。細かくカットしてから冷凍保存しておくと、すぐに調理に使えて便利です。たまねぎが出回る時期に大量に購入しておき、冷凍するのもよいでしょう。たまねぎの冷凍保存は、みじん切りにしてからがおすすめです。細かく切ると水気が出てしまうため、粗めのみじん切りにしましょう。1回分をラップで覆っておきます。市販のフリーザーバッグやラップに、小分けした玉ねぎを入れます。使いたいときに1回分だけ取り出すことができて便利です。調理の手間が省けて、時短にもなります。3. ニラを冷凍してみた1回で使い切ることがなかなかできないニラは、生のまま冷凍保存してみましょう。食べやすい大きさにカットしておくと、味噌汁や炒め物にもすぐに使えます。ニラをお好みの大きさにカットしておきます。ざく切りにしてみそ汁や炒め物用として、みじん切りにして餃子用にもできます。それをフリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。最初にフリーザーバッグを横にして冷凍すると、凍ったときに立てて収納できます。冷凍するとニラがパラパラになり、使う分だけ取り出すことが可能です。4. もやしを冷凍してみた安価で使いやすいもやしは、日持ちせず、すぐに傷んでしまうのが難点です。生のままフリーザーバッグに入れて、冷凍保存しましょう。こうすれば、賞味期限の短いもやしも長持ちします。しかしもやしを冷凍すると、シャキシャキ感が失われることがあるので注意が必要です。まとめ野菜をすぐに腐らせてしまう方は、冷凍保存を活用してみましょう。冷凍に向かない野菜でも、少し工夫することで美味しく食べられます。週末に野菜をまとめ買いしたら、一気に冷凍保存してしまえば、次の週末まで新鮮な野菜が食べられます。気になった方は紹介した内容で挑戦してみてください。
2018年02月14日野菜が高いとちびちび使うようになり、どうしてもビタミンや食物繊維、ミネラル不足になりがちになってしまいますよね。そこで、家計にも体にも嬉しい海藻で、うまく冬を乗り切り、健康美をキープしましょう。冬場の野菜は本当に高い!冬場の野菜は温室栽培などを余儀なくされることから、どうしても価格が高騰しがちです。時にはお肉より高いことすらあるくらい。いつもだったらひと玉150円前後で手に入るキャベツが、300円越え!!なんてことになると、いつものようにバンバンは買えなくなってしまうものです。冬が旬のお野菜もありますので、それらをうまく利用しつつ、冬の野菜不足を乗り切っていきたいものです。そこでお助け食材として、海藻をうまく利用しましょう。海藻は乾物でも売られていて、価格が比較的安定しており、しかも長持ちするので、安い時に多めに買っておくことも可能です。家計にも体にも嬉しい海藻で、うまく冬を乗り切り、健康美をキープしましょう。冬は野菜が不足しがち、そこは「海藻」で補おう!!冬場に野菜が不足しがちになるのは、どうしても起こりがちなこと。その結果、食物繊維が不足して便秘になるなど、わかりやすく体に悪影響が出てしまうこともありますよね。そこを防ぐために、ぜひ、海藻を有効活用しましょう。いつもは、みそ汁のわかめ程度しか使っていないとしたらもったいない。ここぞとばかりに出番を増やして、海藻のミネラルや食物繊維をたっぷりと取り入れましょう。海藻には”ミネラル”と”食物繊維”が豊富!そして使いやすいのはこれ!!海藻と一言で言っても種類は豊富にあります。ですが、そのどれにも豊富なミネラルと食物繊維が含まれています。ミネラルは肌や髪につやを出したり、鉄分のように貧血の防止をしてくれたりと、体にとって役に立つことがたくさんあります。過剰摂取はよくないですが、食品からとる分には、そんなに心配することはありません。また、海藻に含まれる食物繊維には、コレステロール値を低下させる作用があります。こういった作用も、海藻のメリットのひとつです。それでは、海藻のなかでも比較的手に入りやすく、料理にも使用しやすいものを、ご紹介します。たいていのスーパーで手に入れることができますので、美味しくいただきましょう。「もずく」はそのまま食べられて便利もずくはお酢で味付けされていて、そのまま食べることができる便利な副菜です。そのまま小鉢にうつして食卓に出してもOKですし、豆腐などと組み合わせていただいてもおいしいです。副菜としては非常に優秀なので、少量パックで買っておくと便利です。乾物の「わかめ」はみそ汁へ乾燥わかめは海藻の中でも定番中の定番。とりあえず買っておいておけば、いつでもみそ汁の具に利用できます。わかめが入るだけでも、お味噌汁は立派に成立しますので、健康や美容に良いだけでなく、利便性も抜群ですね。毎朝のみそ汁を習慣化してみると、肌つやなどが変わってくるかもしれません。「海藻サラダ」は海の香り満点で美味しい海藻サラダは、生のサラダの代わりと言ってはもったいない位、海の香りに満ちていておいしいです。海藻サラダのもとは、水でふやかせばそのまま使える乾物タイプが便利です。また、みそ汁の具に、そのまま入れることもできますので、うまく使いこなしましょう。食卓を豊かにしてくれる、非常に便利なアイテムです。「のり」は何かと使える常備食材のりは何かと使える上に、旨みが足りない時でもさっとのりを足すことで、料理の格を上げることができる存在です。このために、日本では昔からよく料理に用いられており、とくに肉や魚を使えない精進料理では、欠かせない存在として、利用されてきました。ご飯やおもちに巻いて使うだけでなく、お味噌汁の仕上げに散らしたり、きのこと一緒に炒めたり・・・と、のりの用途は本当に幅が広いものです。そのまま食べられる韓国のりをおやつ代わりにするのもおすすめです。海藻じゃないけど「もやし」もうまく使える海藻ではありませんが、もやしも安定供給がなされていて、冬でも値上がりしない野菜の代表です。もやしは炒める、ナムルにするなど、わりと調理法が豊富で、かさまし食材としても活躍してくれます。うまくもやしを使って、野菜不足感をなくしていきましょう。野菜の価格高騰に負けずに”健康”と”美”をキープ!野菜の価格が上がったからって、肌つやは落さない!!うまく海藻を利用して健康的に美をキープしましょう。美容にとって重要なのは、なんといっても健康であること。健康を損なわない食生活は、美の基本です!
2018年02月14日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分の健康を考える、がっつかない女性、「食べ放題で野菜を頼む女」になりきり。量より楽しさを優先できる余裕のある女が素敵。おいしい食事やスイーツをリーズナブルにいただける食べ放題のお店って、いいですよね~。私も大好きでよく行くのですが、お鍋や焼き肉といった肉メニューも用意されている食べ放題で野菜を注文する女性を見て、ハッとしたことがあります。私にとっての食べ放題とは、お店との勝負。「この店にあるもの全部食べてやる!」くらいの気合と勢いで乗り込むので、単価が高いと思われる肉ばかりを狙って食べる。そういう行動をしている身からすると、野菜を頼む人が菩薩に見えました…。その人は、食べ放題であっても普通の食事と同じように自分の健康を第一に考えてオーダーをしている。その様子からは、気持ちにゆとりがあることが感じ取れ、とてもスマートに映ったのです。きっと彼女にとって食べ放題というのは、“おいしかったね!”“みんなでワイワイできてよかった”と思える楽しい場所。きっと、食べすぎて“一生、お肉なんて食べたくな~い!”という気持ちになることこそが損であると思うだろうし、間違っても、胃に食べ物を入れる空間を作ろうとしてジャンプしたり、「アイスを食べて口の中をサッパリさせたら肉がもう一度いける」などと作戦を立てることもありません。お目当てのメニュー目がけて店内で小走りになるといった、残念な行動もしないはず。そんな、がっついていない女性になるために、いつでも“腹八分目”を念頭に置くことから始めます!人からお菓子を勧められたときには、「ひとつだけ、いただきます!」と最初から決め、欲望をセーブしてみるのも効果があるはず。これからは“食べ放題”と“食べ溜め”は違うということを意識して、自分のキャパシティ内で、おいしく食べられる量を見極められる女性を目指します!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年2月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年02月11日カラフルなベジタブルのり巻きを作ろう!ヘルシーで栄養満点の野菜をたっぷり使ってできる簡単なのり巻きを作ってみましょう。食べやすいので、大人から子どもまで楽しめる簡単レシピです。材料(1人分)まずは野菜の下準備から始めよう水菜・・・1束にんじん・・・1/2本アボカド・・・1/2個黄色パプリカ・・・1/2個海苔・・・・1枚ドレッシング・・・お好みでまずは水菜 1束を、のりの大きさに合わせてカットしておきます。にんじん 1/2本は皮をむき千切りに、アボカド 1/2個は皮をむいて種を取ってから串切りにします。黄色パプリカ 1/2個も、種を取って千切りにしておきましょう。野菜は縦長にそろえて切るのがポイントです。千切りの太さもそろえておくと、より食べやすくキレイに仕上がります。お好みで野菜を変えて作ってみるのもおすすめ。野菜を変えて作るときは、同じ色の野菜ばかりにならないよう、いろどりに注意して野菜を選ぶことがポイントです。野菜をのりに置いて巻く準備用意した巻きすの上にラップを置きましょう。ラップを置いておくことで、衛生面と仕上げにカットする作業の際に崩れにくくなるので便利です。ラップの上に乗りを置き、千切りしたにんじん、黄色パプリカ、くし切りにしたアボカド、のりの幅に合わせてカットした水菜をのせていきましょう。隣同士の野菜の色が違うものを選ぶと仕上がりが華やかです。野菜を置く位置は、のりの手前数センチをあけてからおくと、巻きやすくなります。アボカドは、水菜やニンジン、パプリカの上に乗せるように置いてください。ベジタブルのり巻きの仕上げのりに野菜を並べたら、巻きすを使ってくるくると巻いていきます。少し具材が多いかな?と思うくらい沢山の野菜を巻くのがポイントです。少なすぎると崩れる原因になります。また切るときは、必ずラップごと!ラップをはずして切るとキレイに切ることができないので注意してください。巻き終わったら、巻きすをすぐには取らず、そのまま10分ほどなじませます。お弁当に生野菜のおかずを取り入れてのりと野菜がしっかりなじんだら、巻きすを取り、ラップの上からカットしましょう。カットしたのり巻きのラップを外してお皿に盛り付けたら、お好みのドレッシングをかけて召し上がれ!お弁当に入れる際は、ドレッシングは別添えで持っていくと、しんなりせずにおいしくいただくことができますよ。おすすめは、コンビニに売られている小袋に入ったタイプ。持ち運ぶ際に便利です。のりを巻くことで、サラダをお弁当に入れるのに比べて、しんなりしにくく、時間が経ってもシャキッとした状態なのが嬉しいですね。もちろん、今回ご紹介した野菜以外のもので作ってもOKです!その際は、赤、黄色、緑の3種の色が入っていると、見た目も綺麗なのり巻きを作ることができますよ。
2018年02月07日煮込み料理は野菜やたんぱく質を一気に取れて、しかも作り置きできるので、とっても便利な料理です。でも、唯一足りないのが生の野菜。そこで、煮込み料理にパラパラと野菜をふりかけることで、栄養をオールマイティに取る方法をご紹介します。「煮込み料理」は、野菜をうまく摂る便利な料理!煮込み料理は野菜を上手に取れる便利な料理法です。基本的には野菜を鍋に放り込んで、好みの味付けをするだけですので、とっても簡単。しかも味付けも洋風にも和風にも中華風にも何とでも工夫できるのも嬉しいところです。さらに、たんぱく質も一緒に煮こむことで、必要な栄養素を一気にとることができますので、健康面でもよいもの。煮込み料理に入れる野菜は根菜類がメインにはなりますが、トマトのような緑黄色野菜も入れることができます。はくさいのような主張の少ない野菜を入れてとろりと煮込むのもおいしいです。白菜は肉などの旨みをよく吸ってくれ、最終的にとてもおいしい味になるのです。一気に作っておける煮込み料理はこれ!一気に作っておける煮込み料理は、食卓に楽に投入できるので、とっても便利。なかでもタンパク質と野菜、さらにコラーゲンをたっぷりとれる「ぶり大根」と「牛筋煮込み」はおすすめです。ぶりの皮にはコラーゲンが豊富で、牛筋もよく煮込んでトロリとなった部分には、たっぷりとコラーゲンが含まれています。ここに野菜の食物繊維が加わることで、立派な美容食になるのです。油井一不足しているのがビタミンCで、ビタミンCはコラーゲンと一緒にとると体内でコラーゲンの再生成の助けをしてくれますので、ぜひ、一緒にとるようにしましょう。煮込み料理で不足するビタミンCは”ぱらぱら野菜”で補う!煮込み料理で不足するビタミンCは生野菜で補うようにしましょう。サラダもよいですが、手軽に上からぱらぱらかけられる野菜は、生のまま使えて、ビタミンC以外のビタミンも豊富に含んでいます。簡単に上からかけられる、ぱらぱら野菜をうまく使いこなして、ビタミンCをうまく補いましょう。”ぱらぱら”とかけられる野菜3選!!上からぱらぱらとかけられる野菜と言えば、香りの強いネギ類や、香草類が代表的ですね。なかでも便利に使えて、簡単に手に入るものを3つご紹介します。どれも使いやすく手に入れやすいので、おすすめです。1.「万能ねぎ」は本当に万能万能ねぎはその名のとおり本当に万能で、和食であればたいていのものに、ぱらぱらとかけることができます。刻んでふりかけるだけですが、余った分は、刻んで冷凍しておいてもOK。これで、いつでも使いたい時に使用できます。便利な万能ねぎですので、安くなっているときに買って刻んで、冷凍しておくのもよいですね。2.「ベビーリーフ」でサラダ感をプラス洋風の煮込み料理にはベビーリーフをかけるとサラダっぽくなるし、ビタミンCもうまく摂取できることでしょう。ベビーリーフは野菜の赤ちゃんのようなもので、ビタミンがギュッと凝縮されていますし、柔らかくて食べやすいので、ぜひ、うまく活用しましょう。アクアパッツアのような洋風の煮込み料理にはぴったりです。ロールキャベツの上からかけてもOKですね。3.洋風煮込みに「フレッシュバジル」フレッシュバジルはバジルのさわやかな香りで、料理にインパクトを加えてくれます。普通の料理がバジルの香りで一気におしゃれな感じになるので、おすすめの野菜です。基本的には洋風の煮込み料理に合います。とくにイタリアンにはぴったりです。バジルはかってきてもよいですし、自分で育ててもよい位、簡単に育つハーブです。冬場の寒さには弱いので、育てるなら温かい季節がよいでしょう。少しづつつまんで料理に足せるので、とってもおすすめ♡煮込み料理にぱらぱら野菜で、栄養をオールマイティにとろう!!煮込み料理にぱぱら野菜で、栄養をオールマイティにとりましょう。うまく栄養を摂取して、体の中から綺麗に、健康的になるのです。煮込み料理は作り置きができて、冷凍しても味が落ちにくいので、忙しい人の味方でもありますね!!うまく利用して、たんぱく質も食物繊維もビタミンCも、すべてまるっと摂っていきましょう。
2018年01月28日おなじみの野菜をおいしく食べるコツを料理のプロに教えてもらう企画「野菜のきほん」。1月のテーマである「大根」は、寒くなるにつれ、甘みとみずみずしさが増す野菜です。5回目は大根の葉、皮、おろし汁をおいしく食べる方法をご紹介!教えてくれたのは、フードコーディネーターのタカハシユキさんです。簡単レシピもお見逃しなく。「大根の葉」は中心がやわらかくておいしい!正月明けの寒の入りごろから、葉っぱがついた大根が出回ります。旬の大根はやわらかで水分もたっぷり、葉や皮まで美味しく食べられます。そこで、捨ててしまいがちな大根の「葉」「皮」「おろし汁」までおいしく食べる方法をご紹介します。大根の葉はβカロテン、ビタミン、カルシウムなど栄養豊富な緑黄色野菜。大根の葉がピンと伸びてみずみずしく、きれいな放射状に広がっていれば、鮮度がいい証拠。葉もおいしく食べられます。買ってきたら、すぐに大根の葉を切って“いちばんおいしい部分”を摘み取ります。それはどこでしょう?●大根の葉の「おいしい部分」の摘み取り方1.大根から葉を切り落とし、葉のつけ根を縦半分に切る。2.中央の薄い緑色の葉を摘み取る。この葉は若くやわらかいので生でも食べられます。残りの葉は外側に向かって固くなるので、みずみずしい葉だけ選んで料理に使いましょう。【葉の食べ方】刻んで彩りやごはんのおともに中央のやわらかい葉は、生のまま刻んでサラダやみそ汁に、さっとゆでて煮もの彩りに。ほかの葉は新鮮なうちに細かく刻んで、炒めものや薄味で煮てごはんに混ぜて菜めしに。残ったら塩もみしておけば、餃子の具に加えるなど使えます。【料理例】大根の葉とちりめんの炒めもの●材料(作りやすい分量)・大根の葉……約1本分(100g)・油揚げ……1/2枚・ちりめんじゃこ……大さじ3・A(だし100ml、酒大さじ1、しょうゆ小さじ2、砂糖小さじ1/2)・サラダ油……小さじ2●作り方1.大根の葉は2cm幅に切る。油揚げはキッチンペーパーで余分な油を吸いとり、半分に切って7mm幅に切る。ちりめんじゃこは湯通しして水気をふく。2.フライパンに油を中火で熱し、大根の葉を炒める。油がまわってきたら、油揚げ、ちりめんじゃこの順に加えて炒める。3.Aを加えて混ぜ、大根の葉が食べやすい固さになったら火を止める。好みで一味唐辛子をふる。旬の大根は「皮」もみずみずしい!冬大根の皮はみずみずしくやわらか。夏大根のようにクセが強くありません。しかも、皮には大根より多くのビタミンCが含まれています。大根の部位によって特徴が違い、上部の皮はやや固く苦みがあり、真ん中の皮はやわらかでいちばん食べやすい部分。下部の皮はやや筋ばっています。【皮の食べ方】食感を活かした漬けものやきんぴらに大根の皮はカラカラに干して、自家製切り干し大根を作ることもできます。でも、作ったまま食べずにカビが生えてしまった……なんてことも。おすすめは皮が出たらすぐに塩もみに。水気をきって、漬けものにするなら塩麹とゆず、甘酢、中華風など、どんな味でも合うので飽きずに楽しめます。油で炒めてきんぴらにしても美味。切る太さは皮の固さによって変えるといいでしょう。【料理例】大根の皮の中国風漬けもの●材料(2人分)・大根の皮……1/2本分(250~300g)・塩……小さじ1/2・A(酢大さじ1しょうゆ小さじ2と1/2砂糖小さじ1赤唐辛子の小口切り少々)・花椒(ホワジャオ=中国の山椒)・粒……小さじ2(※粉状を使う場合、少ない量に調整を)・サラダ油……大さじ2●作り方1.大根の皮は7mm幅に切り、塩をふってしばらくおく。出てきた水気をきって耐熱の保存容器に入れる。2.Aを混ぜ合わせて1に加えて混ぜ、花椒をちらす。3.小さい鍋かフライパンにサラダ油を中火で熱し、熱いうちに2にかける(やけどに注意してください)。※余熱がとれたら冷蔵庫で保存する。1週間ぐらい保存可。「大根のおろし汁」の直飲みは注意して!大根おろしの汁にもビタミンCや消化酵素のジアスターゼなど栄養素が含まれています。でも、栄養があるからといって直飲みはおすすめしません。大根特有の匂いや辛みで、胸のムカつきや胃痛を起こす人もいるからです。空腹時や胃が弱っているときはなおさらのこと。【おろし汁の食べ方】ドリンクや麺つゆなど薄めてそこでおすすめは、大根おろしの汁にはちみつを入れて湯で割ったホットドリンクや、福井名物・越前おろしそばのように大根おろしの汁で麺つゆ(しょうゆでも)を割ってそばを食べる方法。みそ汁やスープに使うのもいいですね。【料理例】大根おろし汁のはちみつ割り●材料(1人分)・大根のおろし汁……大さじ2~3・はちみつ……大さじ1・湯……100~150ml●作り方器に大根のおろし汁とはちみつを入れて混ぜる。湯を注いで溶く。※はちみつと湯の量は、おろし汁の辛みに合わせて好みで調整を大根をすべて余すことなくおいしく食べる方法、ぜひお試しくださいね。「野菜のきほん:大根」はこの5回目でラスト。また身近な野菜について解説する予定です。お楽しみに!●料理・スタイリングタカハシユキフードコーディネーター。書籍、雑誌、WEBメディア、広告・商品開発で活躍。食材を活かしたシンプルな調理、体がよろこぶメニューに定評がある。●撮影南雲保夫●構成・文松本いく子●参考文献『改訂新版栄養の教科書』(新星出版社)やわらかジューシーな大根の煮もの。早く作れる切り方は?【野菜のきほん #4】煮るのは5分!大根おでんに味を染み込ませる3つのコツ【野菜のきほん #3】大根のおいしさが広がる4つの切り方。シャキ、パリ、ポリ、ふわっ【野菜のきほん #2】甘くてみずみずしい!大根1本丸ごとおいしく食べきる方法【野菜のきほん #1】
2018年01月22日「野菜のきほん」は、食卓によく登場する野菜をおいしく食べるコツを、料理のプロに教えてもらうシリーズ。1月の野菜は「大根」。寒さが深まるとともに甘みとみずみずしさがグッと増しておいしいんです!シリーズ4回目は大根の煮ものを早く作るコツをご紹介。教えてくれたのは、フードコーディネーターのタカハシユキさんです。大きく切っても味が染みやすいのが「乱切り」つやつやの照りをつけた大根の甘辛い煮ものは、白いごはんやお酒がすすむ人気のおかずです。でも大根を面とりして下ゆでして……と時間がかかってしまい、忙しいときに作るのは無理!?実は、簡単にジューシーな大根の煮ものを作るコツは「乱切り」にあり。「大根を乱切りにするの!?」と驚くなかれ。「乱切り」にすると切り口が多くなるので、火の通りが早くなるし、味の染み込みもグーンと早くなるんです。ただし、どっしり太い大根を乱切りにするにはコツがあります。スラッと細長いごぼうやにんじんのように「くるくる回しながら乱切りにする」ことが難しいので、「扱いやすいサイズに切ってから乱切りに」しましょう。●大根の乱切りの切り方1.大根を7~8cm幅に切って皮をむき、縦半分に切る。2.斜めに包丁を入れて、大根を回しながら同じ大きさになるように切る。詳しい大根の照り煮のレシピはこちら。ごはんに合う甘辛味!大根と手羽元の照り煮のレシピ●材料(2~3人分)・大根……大1/2本(600g)・手羽元……4本・にんじん……1/2本・さやいんげん……4本(※大根の葉適量で代用可)・水……600ml・しょうがのせん切り……薄切り2枚分・A(酒大さじ3、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ2、みりん大さじ1)・サラダ油……大さじ1●作り方1.大根は厚めに皮をむき、大きめの乱切りにする。にんじんはひと口大の乱切りにする。さやいんげんはヘタを除き長さを3等分に切り、さっとゆでる。2.深めの鍋にサラダ油を中火で熱し、手羽元を入れて皮に焼き色がつくまで焼く。3.大根とにんじんを加えて炒め、表面が透き通ってきたら、水、しょうがを加える。「大根の下ゆでは不要。手羽元からスープが出るので出汁も不要。コトコト煮る必要もなく、強火で一気に仕上げます」4.強火にして沸騰したらアクをとりAを加える。5.再び沸騰したら強火よりやや弱めにして、煮汁が半分になり照りが出るまで一気に煮る。器に盛り、さやいんげんを飾る。こっくり味が染みてやわらか~!「乱切りにしたくらいで……?」と半信半疑だった人も、食べれば納得。やわらかくて味もしっかり染みています。乱切りにした大根はさまざまな厚みができて、食感に変化が生まれるのもいいところ。食べたいときにすぐに作れる、覚えておきたい大根のおかずです。そもそも冬の大根は夏の大根に比べてとってもやわらか。乱切りにすれば、さらに煮ものが短時間でおいしく作れるというわけです。ぜひお試しを!●料理・スタイリングタカハシユキフードコーディネーター。書籍、雑誌、WEBメディア、広告・商品開発で活躍。食材を活かしたシンプルな調理、体がよろこぶメニューに定評がある。●撮影南雲保夫●構成・文松本いく子煮るのは5分!大根おでんに味を染み込ませる3つのコツ【野菜のきほん #3】大根のおいしさが広がる4つの切り方。シャキ、パリ、ポリ、ふわっ【野菜のきほん #2】甘くてみずみずしい!大根1本丸ごとおいしく食べきる方法【野菜のきほん #1】
2018年01月21日