現在NHKにて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。この度、鹿児島県奄美市笠利町にある薗家の庭園で取材会が行われ、主人公・西郷吉之助(隆盛)役の鈴木亮平、とぅま(愛加那)役の二階堂ふみの2人が取材に応じた。林真理子の同名原作を、中園ミホの脚本でドラマ化する本作は、男にも女にも「日本史上最もモテた男」という異名を持つ西郷隆盛の人生を描く物語。鈴木さんが西郷を、二階堂さんが西郷が島送りの際に出会う2人目の妻役を演じるほか、錦戸亮、瑛太、黒木華、北川景子、渡部豪太、沢村一樹、風間杜夫らが出演。今回の取材会で行われた収録シーンは、5月13日(日)放送される予定の場面(第18回)。斉彬を失い幕府に追われ絶望のなかで奄美大島に島送りとなった吉之助。彼は菊池源吾と名乗り、龍佐民(柄本明)やとぅまの世話になりながら生活をするが、誰に対しても心を閉ざしていた。島の様々な事情を知っていく中で、島の暮らしをもっと教えてほしいと、吉之助がとぅまにお願いし…というあらすじだ。沖永良部島での撮影を終え、現在は奄美大島での撮影がスタートし、3月下旬までここでの撮影を予定しているという本作。鈴木さんは、「実際に西郷さんがいた地で、空気を感じながら撮影できるというのは、特別なものがあり、自然と、西郷さんの当時の思いに近づいていっているような気がします。天気も、島の不思議な見えない力を感じます。昨日も、嵐の場面の撮影で突然土砂降りになったり、沖永良部島の牢獄の場面も嵐の設定でしたが、そこも本当に嵐になったり、旅立ちや出立の場面ではかならずピカーンと晴れたり」と撮影をふり返る。また二階堂さんも、「奄美にきて、島の方々とお話をしていると、みなさんすごく愛加那さんを愛していらっしゃって、そういう方々の気持ちであったりとか、見えない力みたいなものに、助けられながら撮影させていただいているなと感じています」とコメント。さらにお互いの役についても語り、とぅまについて鈴木さんは、「いままでの西郷どんには全く出てこなかったタイプの女性」と言い、「愛加那の持つエネルギーと、二階堂さんのエネルギーが合わさって、すごく魅力的な女性になっていると思いますし、この女性なら西郷さんを変えていっただろうなと思わせる愛加那像になっていますので、ぜひ二階堂さんの愛加那さんを楽しみにしていただければと思います」とアピール。また、二階堂さんは西郷について「島の西郷さんは、いま放送で皆さんがご覧になっている西郷さんとかなり違います。島に来たばかりの西郷さんは、悲しく、やさぐれていて、そんな姿を一視聴者として楽しみにしています。今回、鈴木さんが演じられる西郷さんは、人間味と温かさがありますので、島編でもそんな西郷さんの姿を楽しみにしていただければと思います」とメッセージを寄せている。大河ドラマ「西郷どん」は毎週日曜日20時~NHK総合、18時~BSプレミアムにて放送。再放送はNHK総合で毎週土曜13時5分~放送。(cinemacafe.net)
2018年03月14日2月中旬、春らしい日差しが降り注ぐなか東京都内の一軒家の前に止まったのは1台のワンボックスカーだった。そして、そろいのシャツを着たスタッフたちが、浴槽を家に運び込んでいく。この家で暮らしているのは、女優・松坂慶子(65)一家だ。 大河ドラマ『西郷どん』では、主人公・西郷吉之助(鈴木亮平)の母・満佐を演じた松坂。2月18日に放送された第七回の、最愛の息子の背中で息を引き取るシーンは視聴者たちの涙をさそった。 ドラマでは体を病み、息子に看病される姿を演じた松坂だが、実生活では夫といっしょに98歳になる実母の介護をしているのだ。 「四半世紀前の、あの一連の騒動を知っている私たちからすると、松坂の実母と高内春彦さん(63)が同居しているなんて、隔世の感がありますね……」(ベテラン芸能記者) ‘91年の松坂の結婚から始まった“親子絶縁”騒動は、日本中の注目を集めた。 「高内春彦さんは、ニューヨークで活動していた無名のミュージシャンでした。トップ女優だった松坂とは、知名度の点でも収入の点でも雲泥の差がありました。この格差婚に猛反対したのが、松坂の父・英明さんと母・つね子さんだったのです。取材に対しては『収入もないのに亭主面してゴロゴロしているだけ』など、春彦さんへの憎悪を語り続けました。ついには夫をかばい続ける松坂も許せなくなり、’92年には絶縁も宣言したのです」(前出・芸能記者) 親子の雪解けのきっかけとなったのが、’07年12月の父・英明さんの死去だった。当時すでに80代後半になっていた母・つね子さんも寄る年波には勝てず、次第に松坂と高内さん夫妻に頼るようになっていき、’12年秋ごろからは松坂夫妻と同居するようになった。 高内さんは、松坂が仕事で忙しいときなどは家事や育児を担当し、家族を守り続けてきた。そのスタンスは結婚から28年目をむかえたいまも変わらないという。松坂家の知人は言う。 「つね子さんも90代後半になり、ほとんど外出することもなくなりました。着替えなど日常生活についても、松坂さんや高内さん、それにヘルパーさんたちが介助しています。訪問入浴サービスも利用していますが、スタッフへの応対や誘導などを高内さんがやることも多いそうです。『西郷どん』でも九州ロケがありました。特に松坂さんが仕事で地方にいるときなどは、つね子さんの介護は高内さんが差配することになります」 松坂より2歳年下の高内さんは現在63歳。しかしトレードマークだったヒゲや長髪も昔と変わらず、年齢よりも若々しく見える。同居介護生活についてコメントを求めた。 「義母の介護ですか?そうですね、自宅介護ということになるでしょうか。家族でローテーションを組みながら続けています。夫婦で協力といいますか、ヘルパーさんたちに助けていただきながら、妻と私でいっしょにやっています」 前述のように結婚当時は両親をはじめとして反対の声も多かった。だが28年たったいま、松坂の“結婚相手を選ぶ目”は確かだったとしかいいようがない。
2018年02月23日「寒いのなんてへっちゃらです。半次郎のようにつらい境遇のなかでも信念を持つ役をいただくことが多くて。僕って耐える顔が似合うのかな(笑)」 こう話すのは、NHK大河ドラマ『西郷どん』第3~4回に登場した武家の少年・中村半次郎を演じた、中村瑠輝人くん(13)。中学では短距離ランナーとして陸上部に所属。『西郷どん』では、大人顔負けの剣さばきで吉之助(鈴木亮平)を圧倒した。 「薩摩に伝わる薬丸自顕流の方に本格的に剣術を習いましたが、構えがふだん目にする殺陣と違うので驚きました。また、半次郎が振り回す棒は、荷物を担ぐときに使うもので、木刀の3倍くらい重いものだったんです。木刀に重りをつけて素振りをしたおかげで二の腕が太くなりました」 演技の面白さは? 「ふつうに生活していたら経験できないようなことが、たくさんできるところです」 そう語る凛々しい横顔も、のちに薩摩藩きっての剣の使い手となる役柄にぴったりだ!
2018年02月17日「鈴木亮平さんはふだんからとても優しくて、西郷どんそのものなんです」 こう話すのは、NHK大河ドラマ『西郷どん』第2回に農家の娘・ふき役で登場した柿原りんかちゃん(13)。劇中では困窮のあげくに借金のかたに売られるけなげな少女を熱演。 ふだんは絵を描くのが大好きだというりんかちゃん。鈴木の顔のデッサンを2時間かけて描いてくれた。 「優しいまなざしがポイントです。実は尊敬する俳優さんは鈴木さん。どんな役でもストイックに取り組むお姿が本当に素敵です。私も今回、ふきちゃんが初めてお米を食べるシーンのために、出演が決まってから2カ月ほどお米を食べるのを控え、撮影に臨みました。本番では『お米って、こんなにおいしいんだ!』とふきちゃんの気持ちになってセリフが言えたと思います」 そんな、りんかちゃんの将来の夢は? 「芸能活動以外のことは考えられません。これからも努力を続けて、どんな役でも演じられる女優さんになりたいです!」
2018年02月17日鈴木亮平(34)主演大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合)の新キャスト発表会見が2月14日、東京・渋谷の同局で行われた。会見では鈴木の“亮平スマイル”をキャスト全員が絶賛する一幕があり、チームの結束力がうかがわれた。 風間俊介(34)は“亮平スマイル”をこう称えている。 「撮影が苛酷でみんなが疲れてきた時に、一番大変であろう亮平君がスマイルで和ませている。現場に素敵な雰囲気が流れているのは、亮平君のおかげ」 続けて内田有紀(42)も「スマイルに胸打たれています」と鈴木を絶賛。まさかの展開に鈴木は照れ笑いを見せたが「本当に恐縮です。本当はそんなにできた人間ではないですけど、そうならなければならない社会的要請を感じました」と話し、会場は笑いに包まれた。 そんな“亮平スマイル”の秘密は、下積み時代にあるようだ。 鈴木は出世作となる14年「花子とアン」(NHK総合)に出演するまで、脇役を演じることばかりだった。その分、「主役の人たちを下から見てきている」と今年1月、テレビのインタビューで明かしている。 「『主役の人にこういうことをされてうれしかったな』とか、『こういう主役はステキだな』という知識や経験、引き出しだけはたくさん持っている自信はあるので、いろんな人を見て勉強できたことは良かった」 当時の経験や気づきが、”亮平スマイル”につながっているようだ。 「『花子とアン』では、初めて心優しい役柄を初めて演じることになった鈴木さん。当初は馴染めないあまり、『役者としておしまいだ』と追い込まれることもあったそうです。それでも見事に最後まで演じきりました。14年9月、彼は自身のブログで『全てを包み込む本当の強さというものを教わった』と明かしています。共演者を包み込む”亮平スマイル”の優しさは、このときの経験を経てさらに磨かれたものなのでしょう」(NHK関係者) 視聴者だけでなく共演者も魅了するそのスマイル。演技を通して、さらに多くの人にその笑顔を届けてほしい!
2018年02月15日公園の回転式ジャングルジムを優しく回してあげているのは俳優の瑛太(35)だった。 遊具のなかにいる4歳になる長女は、楽しそうな笑い声をあげていた。そんな父娘の微笑ましいひとときを本誌が目撃したのは、1月末のこと。現在、大河ドラマ「西郷どん」で大久保正助(のちの利通)を演じている瑛太だが、この日は久々の休日だったようだ。 妻で歌手の木村カエラ(33)とは、すでに結婚8年目。カエラは長男(7)を連れて外出していたため、長女を自宅近所の公園に遊びに連れてきたようだ。夫妻での育児分担ということらしい。その後も愛娘に求められるどおりブランコに散策と、パパは大忙しだった。 瑛太を知る芸能関係者は言う。 「瑛太さんは最近のインタビューでは、『いちばん幸せなのは、妻や子供といっしょにいるときです』と、よく答えています。長男の幼稚園時代に知り合ったお父さんたち、“パパ友”たちとも仲が良く、いっしょに遊びに行ったり、LINEで育児についての情報交換をしたりしていると聞いています」 瑛太が育児の情報交換をしているのは、LINE上ばかりではないという。 「大河ドラマ『西郷どん』の撮影現場で、ムードメーカーになっているのが瑛太さんなんです。7歳と4歳、2児のパパである瑛太さんは、よく自分の育児体験を披露しているのです。『この前、子供たちが、食器をひっくり返しちゃって大変でした』とか、そういったエピソードを語るので、現場もほのぼのした雰囲気になります」(テレビ局関係者) すぐに食いついてくるのが、大久保正助の幼馴染で、盟友となる西郷吉之助(のちの隆盛)役の鈴木亮平(34)だという。 「鈴木さんの娘さんは6歳で、小学校入学を控えています。瑛太さんの話もいろいろ参考になるのでしょうね。ほかには、大山格之助役の北村有起哉さん(43)も3歳になる男の子のパパです。いわゆる“郷中仲間”たちで、育児談議になることもあるのです」(前出・テレビ局関係者) 難解な薩摩言葉を使いこなすのに必死だという出演者たちだが、瑛太を中心としたイクメン談議は、癒しのひとときになっているようだ。
2018年02月08日《……ちごっ……ちごっ……旦那さぁはこげなお人じゃぁあいもはん!》 鈴木亮平(34)が主演し、西郷吉之助(隆盛)の生涯を描く大河ドラマ『西郷どん』(NHK・日曜夜8時~)。1月7日に放送された初回は、西郷隆盛の没後、東京の上野公園にて、西郷隆盛像の除幕式を行うシーンから始まった。そのとき、銅像を見た西郷の3番目の妻・糸(黒木華)の口から、この“薩摩ことば”が飛び出したのだ。 このセリフは「違う、違う、旦那さんはこんな人ではありません」という意味。見ていた人ならば、なんとな~くニュアンスがつかめたはず。しかし、独特な方言が飛び交う内容に、放送直後「薩摩ことばが難しすぎる!」「テロップ必須」とネット上で話題となった。 今回、鈴木亮平をはじめ、出演者たちに薩摩ことばの方言指導を行っているのは、鹿児島県出身の2人の俳優、迫田孝也さん(40)と田上晃吉さん(35)だ。田上さんは『龍馬伝』(’10年)でも薩摩ことばの方言指導を務めている。 これからも劇中にどんどん出てくるであろうこの薩摩ことば……。その意味をしっかりキャッチし、『西郷どん』をさらに楽しめるよう、本誌は迫田さんと田上さんに、薩摩ことばの解説をお願いした。“かごんまことばを、お伝えいたしもす!これでわっぜ『西郷どん』を楽しめっちょ!”(薩摩ことばをお伝えします。これですごく『西郷どん』を楽しめますよ!) まずは、薩摩ことばが持つ特徴について迫田さんはこう語る。 「薩摩ことばは、発音が難しい方言だといわれています。独特のアクセントがあり、抑揚が激しい。関西弁も抑揚が大きい方言とされますが、それとはまったく逆の抑揚の取り方をするのが、薩摩ことばなんです」(迫田さん) 独特の言い方として挙げられるのが、冒頭の糸のせりふのように「違う」を「ちごっ」と、つまらせることだ。 「たとえば、『けっけっけっ』と3つ『けっ』を繰り返すだけで一文が成立するんです。これは『貝を買って来い』という意味です。『貝』のように、通常『ai』と発音する音が、『e』に変化するのも大きな特徴と言えますね」(田上さん) ちなみに「長い(nagai)」は「長げ(nage)」という言い方になる。「難しい……」と思うかもしれないが、これはまだ序の口。薩摩ことばのなかには、知らなければ誤解を生んでしまうような、かな~りまぎらわしい表現も! 「薩摩ことばで使う主語は『おい』と『わい』。吉之助のセリフにも多く出てきます。『おい』は、“俺・自分”という意味。そして『わい』は、関西弁では“自分”を指しますが、薩摩では、“お前・君”と、相手を指す言葉なんです。誰が誰に向けて話をしているか、この使い分けが手がかりになると思います」(田上さん)
2018年01月28日鈴木亮平(34)が主演し、西郷吉之助(隆盛)の生涯を描く大河ドラマ『西郷どん』(NHK・日曜夜8時~)。1月7日に放送された初回は、西郷隆盛の没後、東京の上野公園にて、西郷隆盛像の除幕式を行うシーンから始まった。そのとき、銅像を見た西郷の3番目の妻・糸(黒木華)の口から、《……ちごっ……ちごっ……旦那さぁはこげなお人じゃぁあいもはん!》という“薩摩ことば”が飛び出した。 このセリフは「違う、違う、旦那さんはこんな人ではありません」という意味。見ていた人ならば、なんとな~くニュアンスがつかめたはず。しかし、独特な方言が飛び交う内容に、放送直後「薩摩ことばが難しすぎる!」「テロップ必須」とネット上で話題となった。 今回、鈴木亮平をはじめ、出演者たちに薩摩ことばの方言指導を行っているのは、鹿児島県出身の2人の俳優、迫田孝也さん(40)と田上晃吉さん(35)だ。現場では、役ごとに薩摩弁を録音し指導しているという迫田さんと田上さん。そんな2人が、“薩摩ことば”を意欲的に学ぶ『西郷どん』出演者たちの現場エピソードを教えてくれた。 ■現場での挨拶はすっかり「もす!」に 薩摩ことばでの語尾としてよく使われるのは「~もす」という言葉。 「ドラマでも、『~もす』がよく出てきます。『~もす』は、“です・ます”のこと。これをもとに『もすか?(ますか?)』や『もはん(ません)』と活用していきます。現場でも、『おはようございもす』という挨拶がはやったのですが、ある日から『もす!』だけに略されて……。今ではみんな挨拶を『もす!』だけで済ませています(笑)」(迫田さん) ■鈴木亮平が好きな“薩摩ことば”は…… ドラマの撮影がはじまる前、鹿児島を一人旅したという鈴木。そのとき、赤山靱負役として出演し、自身も鹿児島出身である沢村一樹が、鈴木や地元の友達を交え“薩摩ことば限定”で飲み会を開いたそうだ。 「そこで鈴木さんは『おかしもぜ』という言葉を気に入ったそうです。これは、『美人じゃないけれどかわいい人』、という意味。僕の育った地域では『おかしむぜ』と言ってました。鹿児島では地域により言葉が違うので、それを迫田先輩と2人ですり合わせてから皆さんに指導しています」(田上さん) ■黒木華のカワイイ語尾に注目! 「薩摩ことばを完璧にマスターしたい」と、やる気を見せる黒木華。「本当にかわいらしい響き」とお気に入りなのが「~んにゃも」の語尾だ。 「これは、“あらまあ”というようなあいづちです。黒木さんの『~んにゃも』は、地元の僕たちが聞いていても、『ソレソレ!』と、昔の懐かしさと柔らかさと、何より聞き心地がいいんです」と迫田さん。田上さんもこう続ける。 「黒木さんでいうと、もう1つ、「んにゃにゃ……」もよく出てきます。これは“うわ~”というような感嘆の言葉。かわいい言い回しですよね」 ■アドリブを見せた北川景子 薩摩・島津の家に生まれ、のちに篤姫となる於一を演じる北川景子も勉強熱心だ。 「何度も『方言指導の時間を作ってください』と、稽古をしてくれました」(田上さん) 迫田さんも、北川の演技を絶賛する。 「指導の成果もあり、芝居のカットがかかるギリギリまで、薩摩ことばのアドリブをひねりだしてくれています。どんな言葉かはまだ明かせませんが……『お~すごい!』と、うれしくて僕ら2人で拍手しました。北川さんは於一のときと、姫になってからの薩摩ことばが違うので、ぜひ耳を傾けてみてください」
2018年01月28日映画レビューサービスのFilmarks(フィルマークス)が、2017年劇場で上映された映画を対象に、ユーザー投票によって今年最高の1本を決める「FILMARKS AWARDS 2017」の結果を発表した。1位に輝いたのは、アカデミー賞6部門受賞の『ラ・ラ・ランド』だった。『ラ・ラ・ランド』また、総合ランキングの上位10位を洋画が独占する結果に。 2016年は総合ランキング1位の『君の名は。』をはじめ、 『シン・ゴジラ』や『この世界の片隅に』など、 邦画がランキング上位を飾ったのに比べ、 2017年は洋画が高い評価を集める結果となった。邦画ランキング1位はアイドルグループ嵐の大野智主演の『忍びの国』(総合12位)。石原さとみ、鈴木亮平ら豪華キャストの共演でも話題を集めた。またそのほか邦画ランキングの上位には、『ナラタージュ』、『帝一の國』、『彼らが本気で編むときは、』、『勝手にふるえてろ』、『あゝ、 荒野』(前後編)がランクインし、SNS上で評判の良かった作品が目立つ結果となった。■総合ランキング1位:『ラ・ラ・ランド』2位:『ベイビー・ドライバー』3位:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』4位:『ダンケルク』5位:『ブレードランナー 2049』6位:『美女と野獣』7位:『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』8位:『メッセージ』9位:『ドリーム』10位:『マンチェスター・バイ・ザ・シー』11位:『gifted/ギフテッド』12位:『新感染 ファイナル・エクスプレス』12位:『忍びの国』14位:『パターソン』15位:『ハクソー・リッジ』15位:『ナラタージュ』17位:『LOGAN ローガン』18位:『ゲット・アウト』18位:『T2 トレインスポッティング』20位:『帝一の國』21位:『IT/イット "それ"が見えたら、 終わり。』22位:『マイティ・ソー バトルロイヤル』23位:『ワンダーウーマン』23位:『LION ライオン 25年目のただいま』25位:『ムーンライト』26位:『彼らが本気で編むときは、』27位:『ワイルド・スピード ICE BREAK』27位:『SING/シング』29位:『勝手にふるえてろ』30位:『スパイダーマン ホームカミング』■邦画ランキング1位:『忍びの国』2位:『ナラタージュ』3位:『帝一の國』4位:『彼らが本気で編むときは、』5位:『勝手にふるえてろ』6位:『あゝ、 荒野 前篇』7位:『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』8位:『彼女がその名を知らない鳥たち』9位:『あゝ、 荒野 後篇』10位:『夜は短し歩けよ乙女』
2018年01月25日「クランクイン当初は慣れない薩摩言葉にNGを出すことがよくありましたが、ロケの合間に自腹でタクシーに乗っては運転手に話しかけ、マンツーマンで言葉を勉強していました。おかげで今では薩摩言葉でのアドリブまで飛び出すほどです」(NHK関係者) 今月7日にスタートしたNHK大河ドラマ『西郷どん』。主人公・西郷隆盛を演じる鈴木亮平(34)は、初の大河主演に試行錯誤しながらも座長として現場を切り盛りしている。 『西郷どん』フィーバーで湧く鹿児島。本誌記者は第1話のロケ地となった知覧を訪れてみた。「知覧の里」という観光施設の一角を出演者たちは控え室として使用していたという。 「みなさんここでメークしたり甲冑を着たりしていました。間近で見る鈴木さんはすごく体が大きくて、話したら大学の相撲部で鍛えたそうです。撮影前には必ず腕立て伏せをして、体を“パンプアップ”させてから撮影に臨んでました(笑)。真夏のロケではエキストラの子供たちにかき氷を差し入れたり、とても気さくな方でしたね」(案内所のスタッフ) 鈴木は現場スタッフにも気軽に話しかけてはその場を盛り上げ、何より“西郷どん”チームの一体感を高めることを大事にしているという。そんな鈴木を支えているのが、ベテラン俳優たちの存在だ。 「当初、鈴木さんは薩摩言葉だけでなく、初の大役にカメラが回るとどこか委縮している様子でした。そんな姿を見ていた“西郷生涯の師”島津斉彬役の渡辺謙さん(58)が『思い切りやれ!フォローは俺たちがするから!』と声を掛けてくれたんです。父親役の風間杜夫さん(68)からも演技についてアドバイスを受けていました。以来、鈴木さんは吹っ切れたように“大きな”西郷吉之助を演じるようになりましたね」(前出・NHK関係者) 今は「西郷さん!」と声をかけられることが一番の喜びだという鈴木。“頼れる師匠”渡辺が演じた『独眼竜政宗』以上のヒットとなるか――。
2018年01月21日1月7日から始まった、鈴木亮平(34)主演の大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合)。鹿児島を舞台に繰り広げられる本作だが、鈴木も馴染みのない「薩摩ことば」には四苦八苦のようだ。 「めちゃくちゃ難しいです。4カ月くらい撮影しているのですが、いまだにセリフの方言を覚える時間が短くならなくて……」 8日のスポーツ誌インタビューでこう明かしている鈴木。とはいえストイックで知られる彼らしく、「気持ちを込めて演じるときにアクセントがぶれてしまうので、覚えても自然と出てくる、寝てても口から出てくるぐらいのレベルまでやっておかないと」と気合い十分に意気込みを語っていた。 しかし「薩摩ことば」のクセの強さを忠実に再現しすぎるあまり、放送開始直後から《何言ってるかわからない》とネットで話題に。「字幕放送」も鹿児島弁が表記されていたことから、Twitterでは戸惑いの声があがっている。 《ドラマは面白い!でも鹿児島弁の言葉が分からない》《外国の言葉みたい。日本だよね笑?》《頼みの綱に字幕を見ても、こちらも鹿児島弁とな…》 ただいっぽうで、鹿児島県民からは《方言指導のお二方の「鹿児島弁を残しつつ全国の人に分かりやすく」という苦労を聞いてきたのでツイッターの「鹿児島弁がわからん」はあれでもダメか…という衝撃がすごいです》《本当のとはちょっと違うけど全国の人に分かるように相当、苦労したんだろうなぁ》と労いの声も。 言葉の壁を超えて、広く愛されるドラマになってほしい!
2018年01月08日「西郷さんと似ている点は、自分で言うのもなんですけど……優しい。“優しさが多めに入っている人間”というところでしょうか(笑)。それと同時に相反する男らしい部分が共存している。そういう点かなと思っています」 柔和な笑顔でそう話すのは、1月7日スタートの大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合・日曜20時~)で主演を務める鈴木亮平(34)。すでに“西郷どん”を思わせる貫禄と風格を漂わせている。番組のプロデューサーは、「鈴木さんは常に撮影現場にいてリーダーとなっている」と語っていた。それについて聞いてみると……。 「現場にいるのは『現場がただ好きだからいる』という感じです。ほかの出演者のお芝居も見たいので。リーダーとして意識しているのはかっこつけないということ。もう、自分のダメなところを隠さず積極的に見せていこうと思っています。1年以上もいると皆さんにばれてしまうので、クールに装ってもしょうがない。そういうことを心がけています」(鈴木・以下同) 自分のダメなところとは、具体的にどういう部分なのだろう。 「衣装を汚してしまったり、トイレにすぐ行きたくなったり、本当、子どもです(笑)」 日本史上において、最も人気のある人物の1人、西郷隆盛。ドラマでは“聖人君子の完全無欠な英雄”という面よりも、人間味あふれる西郷どんが描かれていくそうだ。 「男にも女にももてた人というテーマがあるようなので、僕には魅力的な男を演じなければならないという使命があります。どこまでできるかわからないのですが、とにかく一生懸命にやるだけです!」
2018年01月07日中園ミホ(以下=中園)「西郷(隆盛)さんはお相撲が好きだったので、鈴木亮平さんには『いつでもお相撲が取れるように鍛えてくださいね』とお願いしていたんです。お相撲のシーンはもう……」 林真理子(以下=林)「本当に素敵です!私は主役が鈴木亮平さんに決まったと聞いたとき『わっ、いいな』と思いました。若いころの西郷さんは精悍で、鈴木さんにぴったりですもの。ただ、『目は細いな』と思ったけど(笑)」 西郷隆盛が主人公の’18年NHK大河ドラマ『西郷どん』が、いよいよ7日にスタート。原作者である林真理子さんと脚本家の中園ミホさんは、これまでに幾度となくタッグを組み、ヒット作を世に送り出してきた名コンビだ。 林さんと中園さんは日大芸術学部の先輩・後輩の間柄で、プライベートでも旅行に行くほどの仲。そんな2人が、大河ドラマ『西郷どん』の出演者について語り合ってくれた。 ドラマの前半では、西郷や大久保利通ら薩摩の若き下級武士たちが結成した「精忠組」が活躍する。 中園「『精忠組』の面々のエネルギッシュな戦いぶりは、ときめきますね」 林「撮影にお邪魔したとき、精忠組のお相撲シーンで本当にドキドキしました。鈴木亮平さんの鍛えあげた肉体はもちろん、精忠組のメンバーがキラキラしていて、おばさん、正視できないくらい(笑)」 中園「まさに旬の俳優さんが勢ぞろいですからね」 林「鈴木亮平さんはじめ、北村有起哉さん、堀井新太さん……。みなさん、本当にキラキラ。ジャニーズのようにキレイな男のコたちというより、野性的で、男っぽさがむんむん」 中園「精忠組は下級武士なので着物も粗末なもので、はだけていたりする。そこがいい」 林「そう、日本の男性のカッコよさの結晶です」 中園「当時の薩摩武士は、すぐに『俺を斬って行け!』とか、『殿の後を追って死ぬ!』とか、つねに死が隣り合わせにある。そして危機を感じると、男の人はフェロモンが過剰に出るそうです。ある番組で、いろんな職業の男性を並ばせ、目隠しをした女の人に『いい香り』は誰かを聞くという実験がありました。結果、ほとんどの女性がスタントマンの男性を選んだんですよ。死に近い熱い男たちを演じていると、すごく色っぽくなるということなんです」 林「だからみなさん色っぽいのね(笑)。色っぽいといえば、阿部正弘も外せない」 中園「江戸幕府の老中・阿部正弘は実際に大奥でワーキャー言われていた人でしたから、キャスティングも美男子の藤木直人さんですね」 林「正弘は実際、相当な美男子だったの。大奥で好かれるか好かれないかは、当時の政治にはものすごく重要だった。現代の政治家が、茶の間の女性に好かれるかが大切なのと一緒です。藤木さんが演じるなんて、素敵じゃないですか」 中園「ベテラン陣も素晴らしい。鹿賀丈史さんも本当に素敵です」 ’90年の大河ドラマ『翔ぶが如く』で大久保利通を演じた鹿賀は、今作では島津斉彬の父、島津斉興役。 中園「斉彬や西郷の側から描けばヒールです。一癖も二癖もある困ったおやじを演じていただいていますが、鹿賀さんはすごくチャーミング!」 林「困ったおやじといえば、今回は私の大好きな風間杜夫さまも出ていらっしゃる!」 中園「隆盛の父・西郷吉兵衛役ですね。林さん、大ファンなんですよね(笑)。風間さんのどういうところがいいんですか?というか、風間さんは元カレに似ているんでしょ?」 林「いやいやいや……。顔が赤くなりますね」 中園「あははは」 林「まあ、好きなタイプの顔なんですよ」
2018年01月06日1月7日、いよいよNHK大河ドラマ「西郷どん」がスタートする。 ドラマに先駆けて3日には「もうすぐ!西郷どん」が放送。そこで主演を務める俳優・鈴木亮平(34)と、90年の大河ドラマ「翔ぶが如く」で西郷隆盛役を演じた西田敏行(70)の“新旧・西郷隆盛”対談が実現。今回の「西郷どん」では語りを担当する西田は「僕は鈴木亮平君に初めてお会いしてこれぞ『西郷どん』を演じる唯一無二の役者さんだと確信しました」と鈴木を絶賛している。 また視聴者からもTwitterで《鈴木亮平の西郷さんって、キャスト発表された時に「分かる!」となったので楽しみです》《型にはまらない西郷さんになると思う》《1年間大河主演を任せられる若手で西郷どんのイメージに合うのは鈴木亮平しかいなかったよ…!》と期待の声があがっている。 いったい彼の何が、周囲を惹きつけるのだろうか。その秘密は、彼の“懐の深さ”にあるのかもしれない。 鈴木といえば役に応じて体型を変えるストイックさがあるいっぽう、バラエティ番組での気さくなトークもたびたび話題になってきた。メディケア生命保険株式会社の企画した「イマドキ女子の結婚観・仕事観に関する調査2017」でも「理想の人生のパートナーランキング」部門で1位に輝くなど、好感度も抜群だ。 そんな鈴木だが、13年に公開された映画「HK 変態仮面」では主役の”変態仮面”を熱演。パンツをかぶる衣装で話題を呼んだ。 「鈴木さんは『変態仮面』のオファーを受けたのではなく、自ら出演を志願。もともと原作漫画をリスペクトしていたそうです。昨年12月31日放送の『スタジオパーク 大みそかスペシャル』に出演した際も渡辺直美(30)から『パンツかぶりたいと思っていたんですね』と聞かれ、鈴木さんは『そういうことです』と告白して笑いを誘っていました。そんな型にはまらないところが、彼の幅広い演技力を生んでいるのでしょう」(ドラマ関係者) 変態仮面から西郷隆盛へ。その演技の幅広さで、ますますファンを魅了しそうだ。
2018年01月03日11月23日放送の「ぐるぐるナインティナイン秋のWゴチ涙の緊急卒業発表SP」(日本テレビ系)で、ゴチメンバーを卒業すると発表した二階堂ふみ(23)。しかし、彼女の卒業が“ある波紋”を呼んでいる。 卒業理由として「さらに役者としていろいろ勉強をしていかなきゃなという気持ちもあり、お芝居の方に集中させていただけたら」と涙ながらに説明した彼女。しかし12月21日に生放送された同番組の「グルメチキンレースゴチになります!18(ゴチバトル)」には参加していたのだ。 これには“ゴチ”ファンから批判が殺到。もともと番組での成績があまり芳しくなかっただけに《私自発的に辞めます感出しててあざとくてこういう感じ嫌いだわ》《最初からゴチの仕事、受けなければ良いのに》《クビになりたくなかっただけって言われても仕方ないよなー》と、シビアなコメントが。 しかし《ベネチア映画祭で表彰された女優さんが、ゴチに出てくれたのは奇跡だったな》《(ゴチに出演することで)ソフトな面も見せてイメチェン。ラブコメも出るように。そして「お芝居に集中したい」と卒業。良い展開》《何にしても本業重視の姿勢は好意的にとれる》と彼女の決断を評価する声も届いている。 二階堂はNHK大河「西郷どん」で鈴木亮平(34)演じる西郷隆盛の妻・愛加那役に大抜擢されている。さらには映画「いぬやしき」や「リバーズ・エッジ」への出演も決定している。 特に主演作となる「リバーズ・エッジ」への意気込みは相当なもので、本作では初めてとなるヌードを披露。かねてより漫画家・岡崎京子による原作を熟読しており、「10代でこの作品に出会えた事が財産だと思っています」と意気込みを語っている。 2018年は女優としてさらに磨きをかけそうだ。
2017年12月26日桜島を一望することができる「城山観光ホテル」は、明治維新150周年特別記念「西郷(せご)どん旅・冬」を、2017年12月3日(日)から2018年2月28日(水)までの日曜から木曜の各日20組限定で用意する。主人公・西郷吉之助(隆盛)役に鈴木亮平を迎え、2018年1月にスタートする新しい大河ドラマ『西郷(せご)どん』。今回のプランは、本作スタートによりますます脚光を浴びるであろう鹿児島県の食や温泉、観光地にスポットライトを当てたものだ。宿泊プランでは、西郷隆盛と、彼自身も大きく関わった明治維新のゆかりの地観光チケットがプレゼントされる。観光チケットは、5種類の中から2つの施設を選択できる。2018年1月13日(土)にオープンする「西郷どん 大河ドラマ館」入館券、「名勝 仙巌園」と世界文化遺産登録「尚古集成館」の入園・入館券など注目スポットが目白押しだ。夕食は、庭園を望む城山ガーデンズ 水簾で、西郷隆盛が好んだと言われている豚肉や鰻を使った料理や鹿児島の地産地消の郷土料理を、特別会席「さつま西郷会席」で提供する。そのほか、別途料金はかかるが、2つの豪華プランも登場。「奄美愛加那プラン」では、ドラマでは二階堂ふみが演じる、奄美大島で流謫の身となった愛加那(あいかな)をイメージした奄美大島の郷土料理「鶏飯」を味わえる会席「割烹さつま会席」を楽しめる。一方、「維新大久保プラン」では、明治維新後いち早く欧米に渡った大久保利通をイメージした本格的な「フレンチフルコース」を用意している。また、豊かな自然と緑に囲まれた「城山観光ホテル」は 鹿児島市街地の中心、標高108mのところに位置し、桜島を一望することができるホテルとしても知られる。 地下1000mから湧き出る良質な源泉を使用した絶景展望露天温泉もまた、見どころのひとつである。【詳細】西郷(せご)どん旅・冬期間:2017年12月3日(日)~2018年2月28日(水) 20組限定/各日(日~木)料金:1泊2食付1名様あたり 、税金別、サービス料込、入湯税別「西郷どんプラン」価格例:スタンダード 2~4名1室 1名様 15,500円桜島ビュールーム 2~4名1室 1名様 18,000円リニューアルツイン 2~4名1室 1名様 17,500円(眺望なし) 20,000円(眺望あり)シングル 1名1室 1名様 17,500円(眺望なし)※「奄美愛加那プラン」2,500円増、「維新大久保プラン」3,500円増プラン概要:1泊2食 + 特典付夕食 :和食またはプラス料金で割烹・洋コース料理より選択・西郷どんプラン 城山ガーデンズ 水簾「さつま西郷会席」・奄美愛加那プラン 割烹 楽水「割烹さつま会席」・維新大久保プラン トップグリル スカイラウンジ「フレンチフルコース」朝食:「レインボーホール他」和・洋約80種類のブッフェ■特典内容・明治維新・西郷隆盛ゆかりの地観光チケット ※2施設分のチケットを選択。内容:「維新ふるさと館」入館券 、世界文化遺産登録「尚古集成館」「仙巌園」入園券 、「西郷南洲顕彰館」入館券 、「西郷どん 大河ドラマ館」入館券 (2018年1月13日オープン) 、「カゴシマシティビュー」1日乗車券・城山観光ホテル 前田総料理長監修「黒五目おこわ米」 1名様1個プレゼントその他:お子様特典「城山観光ホテル×謎解きゲーム」 、オプショナルツアー「薩摩こんしぇるじゅ。城山でめぐる西郷どんアドベンチャーコース」【予約・問い合わせ先】 城山観光ホテル 宿泊予約 TEL:099-224-2200
2017年12月12日第57作目となる大河ドラマ「西郷どん」の第1回完成試写会がNHK局内にて行われ、主演の鈴木亮平、鈴木さんの子ども時代を演じた渡邉蒼が揃って会見に出席した。「顔が似ているんですよ(笑)」と渡邉さんと顔を見合わせた鈴木さんは、「今日、不思議と緊張やドキドキがなく、それは間違いなく僕の中で自信があるからです。1話を見たら全47話を見たくなる作品なので、1年間、応援よろしくお願いします」と気合いの入ったメッセージを送った。明治維新を成し遂げた西郷隆盛の物語…林真理子原作、中園ミホ脚本で手掛けた「西郷どん」は、2度の島流しと3度の結婚を経て、徳川幕府を転覆させ明治維新を成し遂げた西郷隆盛の物語。男にも女にも「日本史上最もモテた男」という異名を持つ西郷の素顔は、脇が甘く、愚直でうかつで愛嬌あふれる唯一無二の男。第1回目「薩摩のやっせんぼ」では、まだ少年の西郷小吉(渡邉さん)が、恨みを持たれたほかの街の少年から刀で肩口を切られ、二度と剣が振れなくなるという宿命を描いた。渡邉蒼、鈴木亮平は「強いし、優しくて」元々、正座さえできなかったという渡邉さんだが、劇中では立派に小吉として躍動している。渡邉さんは、「思い入れがすごくあって、初めての経験がいっぱいあります。スタッフさんや鈴木さんの優しさに、いっぱい助けられて撮影してきました」と、隣に座る鈴木さんへ笑顔を向けた。共演前の鈴木さんの印象について、渡邉さんは「初めて会う前に『俺物語!!』を観て、強くてピュアでというイメージでした。実際に会ってみたら本当に強いし、優しくて、そういう本当の性格って映画とかを観てもわかるんだと思いました」と素直な感想を口にして、鈴木さんを照れさせる。そんな渡邉さんについて、鈴木さんは「蒼くんや、ほかの若い役者たちに拍手を贈りたいです。肩の傷に伴うコンプレックスを紡いで背負っていき、最後、(西郷)隆盛になっていく話なので、子どもたちの作ってくれた空気感がドラマに輝きを与えています」と、手放しで称賛。鈴木亮平、歴代“西郷隆盛”を観て「負けるわけにいかない」本作では、語りを『翔ぶが如く』で西郷を演じた西田敏行が務めた。鈴木さんは「撮影に入る前、歴代の人がやってきた西郷隆盛を一通り見たんですが、やっぱり西田さんの西郷さんが強烈で…」とプレッシャーを感じていたと吐露。「鹿児島弁も完璧ですし、じゃあ僕はどうやろうと。負けるわけにいかないので、(西田さん)以上を目指してかかろうとやりました」と言い、「目標でもあり、ライバルでもある西田さんにナレーションをやっていただけるのは心強かったです」と、しっかりとした口ぶりで決意を新たにしていた。2018(平成30)年大河ドラマ「西郷どん」は2018年1月7日(日)より放送開始、初回60分。(cinamacafe.net)
2017年12月06日2016年「本屋大賞」を獲得し、累計発行部数は50万部を突破した宮下奈都の小説を、山崎賢人、三浦友和共演で実写映画化する『羊と鋼の森』。この度、新たに鈴木亮平、仲里依紗、佐野勇斗ら追加キャスト8人が発表された。今回発表されたのは、注目の若手からベテランまで、原作のイメージピッタリな俳優陣。まず、山崎さん演じるピアノに魅せられる主人公の青年・外村直樹の勤める江藤楽器のピアノ調律師で、外村にとって一番年齢の近い先輩であり、成長のきっかけとなるアドバイスをしていく兄貴分、柳伸二を鈴木亮平。『俺物語!!』「東京タラレバ娘」「銭形警部」など数々の作品に出演し、来年の大河ドラマ「西郷どん」では主演を務めるなど注目を集め続ける鈴木さん。撮影現場では、撮影中以外でも仲の良い先輩後輩のような関係だったという山崎さんと鈴木さん。鈴木さんも撮影前からピアノ調律の練習を重ね今作の役に臨んでいる。また、外村とは対照的で明るく誰からも愛されやすいキャラクターの弟・雅樹を「M!LK」の佐野勇斗。「砂の塔~知りすぎた隣人」や来年公開の『ちはやふる -結び-』など、俳優としても近年注目を集める彼は、今作では外村の目からは常に自分より優れ、村や家族に受け入れられている存在だったが、本人は兄を羨ましく思っているという役どころに挑戦。来年1月から放送するドラマ「トドメの接吻」でも山崎さんと共演が決定しており、こちらでのやり取りも気になるところだ。さらに、江藤楽器に勤める事務で、ムードメーカー的存在の女性・北川みずきを堀内敬子。江藤楽器の調律師で、口は悪いが腕は優秀な秋野匡史を光石研。柳の恋人役で外村に柳の過去を伝える濱野絵里を仲里依紗。柳の顧客でジャズバーで演奏するプロピアニスト・上条真人を城田優。外村の顧客で悲しい過去によってピアノを引けなくなってしまった青年・南 隆志を森永悠希。厳しく接しつつも、外村を見守り続ける祖母・外村キヨを吉行和子が演じる。『羊と鋼の森』は2018年6月、全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月04日俳優の鈴木亮平が、2018年6月公開の映画『羊と鋼の森』(橋本光二郎監督)に出演することが4日、発表された。映画『羊と鋼の森』に出演する鈴木亮平同作は、宮下奈都による同名小説の映画化作品。舞台は北海道、主人公の青年・外村直樹(山崎賢人)が、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦友和)に出会ったことをきっかけに、板鳥のいる江藤楽器店で調律師として働くことになる。外村が、悩み、迷い、挫折を経験しながらも、調律師として一歩一歩前へ進んで行こうとする成長物語。今回、鈴木が演じるのは、外村が勤める江藤楽器店の調律師で、外村にとって一番年齢の近い先輩であり、成長のきっかけとなるアドバイスをしていく兄貴分・柳伸二を演じる。鈴木は、撮影前からピアノ調律の練習を重ねていき、役に挑んだという。ほか、江藤楽器に勤める事務員で、ムードメーカー的存在の女性・北川みずき役は堀内敬子、同じく江藤楽器に勤め、口は悪いが調律師としての腕は優秀な男・秋野匡史役は光石研、柳の恋人役であり、外村に柳の過去を伝える女性・濱野絵里役は仲里依紗。柳の顧客であり、ジャズバーで演奏するプロピアニスト・上条真人役は城田優が演じる。さらに、外村の顧客であり、悲しい過去によってピアノを引けなくなってしまった青年・南 隆志役は森永悠希、厳しく接しつつも、外村を見守り続ける祖母・外村キヨ役は吉行和子、そして、外村の弟・雅樹役は、佐野勇斗がそれぞれ演じる。
2017年12月04日NHK大河ドラマの主演バトンタッチセレモニーが11月30日に行われ、柴咲コウ(36)と鈴木亮平(34)が出席した。 大河ドラマ『おんな城主 直虎』は12月17日で最終回。来年1月7日からは新たに『西郷どん』がスタートする。柴咲が『直虎』撮影秘話として“台詞練習と寝るためだけの狭い部屋へ引っ越していた”と告白をすると、あまりのストイックさに鈴木は「そこまではできないですけど、考えます」と語っていた。 そんな鈴木に今、心配の声があがっているという。 「鈴木さんはバトンタッチセレモニーだと弱気な発言をしていましたが、過去にはストイックすぎる役作りで話題になっています。15年放送のドラマ『天皇の料理番』(TBS系)では、病に冒された役を演じるべく20キロ減量。その直後に15年公開の映画『俺物語!!』で巨漢の男子高校生を演じるため30キロ増量したのです。あまりの増減ぶりに、ファンから体調を心配する声があがっていました」(テレビ局関係者) そんな命を削るような役作りをしてきた鈴木だからこそ、今回も過酷な増量に臨むのではないかと言われているのだ。 「バトンタッチセレモニーに登場した際の鈴木さんはそれほど太っていませんでしたが、今回演じるのはあの西郷隆盛。実際の写真は残っていませんが、一般的にはかなりどっしりとしたイメージです。今回、柴咲さんから発破をかけられたことで『鈴木さんがいつも以上に気合を入れて、体重を激増させるのでは……』と心配されているのです」(芸能関係者) NHKは記者の過労死などをきっかけに、働き方改革に着手。『西郷どん』を全50話から47話に減らしたことを明かしている。主演の鈴木も役作りのためとはいえ、くれぐれも体調には気をつけてほしい。
2017年12月02日NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」主演の柴咲コウ(36)と次期大河ドラマ「西郷どん」主演の鈴木亮平(34)が11月30日、東京・渋谷のNHK放送センターでバトンタッチ・セレモニーを行った。 撮影にあたって「集中力を保つため、引っ越しをしました」と明かし、鈴木を仰天させた柴咲。キッチンが充実していないような狭い部屋を借り、料理の時間もセリフを覚える時間に充てていたという。 「『直虎』には柴咲さんと旧知の仲である山口紗弥加さん(37)も出演していました。山口さんは当時の生活様式を少しでも肌に馴染ませようと、文献を読んだり写経をしたりしていました。さらには浴衣を着て過ごし、1日2食のお肉抜き食生活まで決行。そんな彼女の奮闘に、柴咲さんも奮起。撮影中は互いに切磋琢磨していたそうです」(芸能関係者) 柴咲のな姿勢にファンからは≪凄いかっこいい!女優魂だよね≫≪さすが殿≫≪コウちゃんはほんとすごい≫と絶賛の声があがっている。 だが、彼女はこれまでも驚くほどのストイックぶりをみせていたという。 「昨年11月に放送されたABC創立65周年記念スペシャルドラマ『氷の轍』の撮影でも、北海道・釧路までマネージャーもつけずひとりで乗り込んで約20日間も"缶詰め"になっていました。役柄に合うようできるだけ1人になりたかったそうで、これにはスタッフも感心していました」(テレビ局関係者) 冒頭のセレモニーでは「1年以上前から撮影に入って、あっという間に終わったというくらいに作品に没頭してきた感じです」と振り返っていた柴咲。その集中力が、鬼気迫るドラマの迫力を生み出していたようだ。
2017年12月01日NHKの大河ドラマ恒例のバトンタッチセレモニーが11月30日(木)に開催された。今年の「おんな城主 直虎」主演の柴咲コウ、ならびに、来年の「西郷どん」で西郷吉之助(隆盛)を演じる鈴木亮平が出席した。本セレモニーは、毎年、それぞれのドラマゆかりの地にちなんだ品を互いに贈り合う式。柴咲さんから鈴木さんに贈られたのは「直虎」の舞台となった静岡県にて、浜松の太陽を浴び、雨風をくぐり抜けた甘く栄養たっぷりのみかん。一方、鈴木さんは、演じる西郷にとって生涯の師となる島津斉彬が、殖産事業のひとつとして完成させた鹿児島県・薩摩の工芸品である薩摩切子を贈呈した。みかんをもらった鈴木さんは、うれしそうに抱えながら「つやつやで、丸くて、立派なみかん!冬になりますので、こたつにみかんが日本。日曜日は(撮影が)休みなので、大河の放送を見ながらみかんを!」と「直虎」を鑑賞しつつ頬張りたいと話した。また、もともと薩摩切子が「すごく好き」という柴咲さんは「キレイ~」と箱を開けてため息をつき、「自分でも購入して持っているんです。モダンな形で、すごくキレイです。ありがとうございます!」と、うれしいご褒美にはしゃいでいた。大河ドラマの先輩となる柴咲さんに、鈴木さんが「1年間撮影していく中で“これだけは気をつけて”ということはありますか?」と尋ねた。柴咲さんは「どうやって集中力を保てるかなって思い、気持ちが逸れる予防策として引越しをしました」と意外な策を披露。料理が趣味の柴咲さんは、撮影中も料理をしたかったそうだが、その時間を台詞覚えにあてるべきだと覚悟をして、「狭い部屋に引っ越して、本当に台詞を覚えて寝るだけの部屋にしていました。あ、参考にならないですよね(笑)?」と言うと、鈴木さんは「狭い空間にいるようにします(笑)!」と宣言していた。1年という長い撮影期間は、柴咲さんにとってやはり特別だったようで「スパンが長くなる分、スタッフの交流時間も長くなるので、すごく仲が深まったと思う。一緒に続けられたのが本当に励みになって支えてもらって、自分を強くさせてくれました」とチームのよさを実感したと語った。鈴木さんもうなずき、「芝居はチームワークだなと思っています。いかに愛して、チーム一丸となってひとつの作品を作っていくかを、自分に問いかけながらやっていきたいです。クランクアップのときに皆が家族のようになればいいな」と抱負を述べると、柴咲さんもうれしそうにニコニコと見守っていた。2018(平成30)年大河ドラマ「西郷どん」は2018年1月7日(日)より放送開始。(cinamacafe.net)
2017年11月30日19年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の第2出演者発表会が11月29日行われた。 会見には、落語家古今亭志ん生役と語りをつとめるビートたけし(70)ら7人が出席。この日は横綱・日馬富士(33)が引退会見を行ったが、たけしは「どうも、日馬富士です」とあいさつして報道陣を爆笑させた。 和やかな雰囲気の中行われた会見だが、「“情報漏えい”のせいで、もしかしたらたけしさんが会見にいなかったかもしれなかった」と明かすのはNHK関係者。 「大河の出演者選定はかなり極秘裏に行っており、なかなか漏れることはありません。ところが、この日の一部スポーツ紙がたけしの出演を大々的にスクープしたのです。『いったいどこから漏れたんだ!』と制作幹部が激怒していました」 激怒したのには理由がある。大河出演者をめぐっての“黒歴史”が、制作サイドをナーバスにしているというのだ。 「来年の大河ドラマ『西郷どん』の主演が堤真一(57)に決定、と一部スポーツ紙が書き立てました。その時点では最終的にまとまりかけていたが、記事が出たことで話が白紙になったのです。あわてて各方面にオファーして、鈴木亮平さん(34)に決定しました。たけしさんは懐が深いのでそんな事態にはならないでしょうが、万が一ということもあったので局側もヒヤヒヤしていたのです」(前出・NHK関係者) 秘密裏に選考を進めながらも、出場者発表前にボロボロ名前が漏れる紅白とはずいぶんと違うようだ。
2017年11月29日人気のイラストレーター、長場雄(ながばゆう)さんのアーカイブ展、「YU NAGABA EXHIBITION 『 I DID 』」が12月2日から渋谷パルコのGallery X BY PARCOではじまります。展覧会には、イラスト原画とあわせてオリジナルグッズも多数登場!その気になる内容をご紹介します!YU NAGABA EXHIBITION 『 I DID 』まもなく開催!【女子的アートナビ】vol. 92長場雄さんは、雑誌や書籍、広告、さらにはアパレルブランドにもデザインワークを提供するなど幅広い分野で活躍されている大人気のイラストレーター。12月2日よりスタートする「YU NAGABA EXHIBITION 『 I DID 』」は、長場さんにとって初となるアーカイブ展。会場では、2014年から2017年の約3年の間に描かれた原画約100点が展示されるほか、映像インスタレーションなども紹介されます。シンプル&クールなイラストがかっこいい!長場さんが描くイラストの特徴は、とことん “シンプル”。無駄なものをそぎ落とした究極の線で、親しみやすく共感の持てる作品を次々と生み出しています。シンプルでミニマルな絵というのは、ごまかしがきかないので実はとてもハイレベル。長場さんがこの作風を確立されたのは2014年ごろとのことで、以来、彼のイラストは日本だけでなく海外でも支持され、欧米のセレクトショップで個展も開かれています。おなじみのイラストも登場!ここまで、長場さんの作品をいくつかご紹介してきましたが、「どこかで見たかも…」と気づかれた方もいるのではないでしょうか。そう、関東の人なら『東京メトロ』のマナーポスターでご覧になったことがあると思います。2016年4月から2017年3月までの1年間、駅や車内に貼られていたポスターのイラストを描かれていたのが長場さんです。すごく印象に残る絵で、私もメトロに乗るたびに楽しみにしていました。そして、我々『anan』の人気連載、「鈴木亮平の中学英語で世界一周!」のイラストも担当していただいています。長場さんのイラストと鈴木さんの写真がコラージュされていて、誌面がとても親しみやすい雰囲気になっています。また、上のイラストは雑誌『POPEYE』(2014年09月号)の表紙を飾った作品。超クールです!この絵が評判となり長場さんのファンがどんどん増えていったそうですよ。過去作品が収録された作品集を先行発売!この展覧会で、原画鑑賞と並んで楽しみなのがグッズのコーナー。Tシャツをはじめ、マグカップやトートバッグなどさまざまなものが揃う予定です。長場さんのおしゃれなイラストがデザインされたグッズを持っていたら、高感度な女子に見えること間違いなし!そしてもうひとつ気になるのが、作品集 『 I DID 』(税別3,000円)の先行発売。この作品集には、BEAMSや東京メトロなどに提供したクライアントワークを含めた約800点の作品が収録されています。限定300冊だけ刊行されるオリジナルテキスタイルを用いた豪華特装版(税別6,000円)も会場で先行販売されるそうです。さらに、特装版の作品集を買われた先着100名限定で「似顔絵サイン会」も実施。長場さんに自分のイラストを描いてもらえるなんて、かなり貴重なチャンスです!売り切れ必至なので、ぜひお早めにお出かけください。展覧会は12月2日の土曜日、11時からスタート。入場は無料です。どうぞお見逃しなく!Information会期:12月2日(土)~12月12日(火)時間:11:00 ~ 20:00会場:Gallery X BY PARCO(渋谷区宇田川町13-17)料金:入場無料・長場雄作品集『 I DID 』¥3,000(税別)会場で先行販売・展覧会記念特装版 長場雄作品集『 I DID 』¥6,000(税別)特装版仕様:上製本オリジナルクロス貼り・箔押し・長場雄さんのInstagram(@kaerusensei)には、毎日1点、作品がアップされています!
2017年11月28日完成されたルックスと佇まいで、ドラマ界に彗星の如く現れたこの人。スポーツでの挫折。韓国でのキャリア。“大谷亮平ができるまで”を伺います。23歳の時に韓国で出演した『ダンキンドーナツ』のCMが反響を呼び、以降11年間、韓国でモデルや俳優として活躍。’16年からは日本でも活動を始め、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『奪い愛、冬』など、話題作に立て続けに出演。30代後半を迎えた今、生まれ育った日本の芸能界でも“逆輸入型俳優”として脚光を浴びている。偶然にも取材当日は、大谷さんの37回目の誕生日だった。――お誕生日おめでとうございます!今日で37歳ですね。大谷:ありがとうございます。でも、小さい頃に思い描いてた37歳と今の自分があまりにも違いすぎて。いざなってみたら、37歳ってこんなに子供なんだなってびっくりしています。――昔思い描いてた“大人の男”はどんなイメージでした?大谷:完璧な男。何事にも動じず、何を聞いても的確な答えをくれるイメージ。どんなアトラクションにも乗れ、おばけ屋敷も怖くない、みたいな(笑)。でも、全然そんなことないっていうのが、今ならよくわかります。――大谷さんは自分を大人の男だと思いますか?大谷:いや、まったく。――でも、すごく落ち着いた雰囲気で、“大人の男”という表現がぴったりですけど。大谷:そのギャップがすごく歯がゆいんです。顔も濃いし、大学生の頃から老け顔なので、周りからは落ち着いて見られるんですけど、本当は全然そんなことなくて。まだまだ子供です。――なぜそう思うんですか?大谷:周りの同年代の友達は、父親になってるやつも多いんですよ。家族がいるから好き勝手できるような状況ではなくて、自分本位な生き方をちゃんと改めている。そういうやつを見ると、本当に立派だなと思います。覚悟を決めて生きている感じがするし。でも僕はまだ、やりたいことや夢を諦めきれない。それが許されない年齢になってることはわかってるんですけど。――放送中の『WOWOW 連続ドラマW東野圭吾「片想い」』では、感情に左右されない冷静な大人の男、早田幸弘を演じられていますが、大谷さんとのシンクロ率はどれくらいですか?大谷:僕自身もあまり感情を表には出さないタイプです。心の中では結構ふつふつとしてることもあるんですけど。周囲には、僕のそんな態度を寂しいと感じる人も多いみたいで。興味ある女性にも、全然その気がないフリをしてしまう(笑)。シャイなんでしょうね。――それは昔から?大谷:いや、むしろ昔は表に出すほうでした。喜怒哀楽も激しくて。人から見たら短気って思われるようなやつだったと思います。気に食わないことがあったら、すぐにふてくされたり。よく親にも言われてました。「お前は感情を表に出しすぎだ!」って。とにかく調子にのっていたので、僕が寝ている時に姉が腕をへし折ろうとしたことがあるらしくて(笑)。「この子は口で言っても言うこと聞かんから」って。――そんな(笑)!?その後、何か変わるきっかけがあったんですか?大谷:小学生の頃からやっていたバレーボールを通して変わったと思います。バレーに関しては、何でも思い通りにいく時期があったんですよ。それで天狗になってたんですよね。でもそれがだんだん、上に行けば行くほど通用しなくなってきて。その挫折を経て、性格が変わったような気がします。自分よりも実力が上の人がいっぱいいる環境になって初めて、弱い立場の人の気持ちを知った。いま振り返ってみると、なんでそんなことがわかんなかったのかなって思うんですけど。最近聴いた小田和正さんの「風の坂道」という曲の中にも、“弱いから立ち向かえる哀しいからやさしくなれる”といった歌詞が出てきて。本当にその通りだなって。――スポーツの世界はもちろん、異国の地での芸能活動も厳しい環境だったと思うのですが…。大谷:海外に11年いると、みなさんそういう印象を持たれるみたいですけど、そんなに苦労した感覚がないんですよね。たしかに、日本と韓国は似ているようで些細な違いがたくさんあります。どうしてもわかり合えない部分もある。それで何度もきついなと思ったり、日本が恋しくなることもあったんですけど、その度に韓国の人たちの打算のない情け深さだったり、優しさに救われて。プラスの部分のほうが多かったから、あまり苦労したと思わないのかもしれません。――今の大谷さんが思う大人の男は、どんなイメージですか?大谷:無条件に明るくて、周りの人を楽しませるのが上手な人。自分にはそういうところがまったくないので、憧れますね。あとは、それこそこれまでアンアンの大人の男特集に出ているような、振る舞いひとつをとってもかっこいい人っているじゃないですか。僕もそんな“ダンデー”な男になりたいです。――ダンデー(笑)。具体的に大人の男と聞いて、思いつく方はいらっしゃいますか?大谷:福山雅治さんはダンデーでしたね。ドラマ『ラヴソング』で共演させていただいたんですけど、第5話から合流した僕に気を使っていろいろ話しかけてくださって。プライベートでも一度呑ませていただいたことがあるんですけど、振る舞いがとてもダンデーでした。「大谷くんは立たなくていいから」と言って、福山さん自らお酒を持ってきてくださったり、こちらが硬くならないように気を使って、くだけた話もしてくださったり。さすがですよね。――次の節目は40歳かと思いますが、それまでにはこうなっていたい!というような夢や目標は何かありますか?大谷:今よりはもっと、落ち着いていたいですよね。あとは、英語を習得したい。いま出演しているドラマ『片想い』の監督や台湾の芸能界で活躍している日本人の親友は、韓国語と中国語の2か国語が堪能。僕はもう中国語は挫折したので(笑)、せめて英語を。今後も韓国はもちろん、機会さえあれば他の国でも活動したいですし。とはいえ、40歳なんてまだまだ先のことのように思えて、あまり具体的にイメージができないんですけど(笑)。おおたに・りょうへい1980年10月1日生まれ、大阪府出身。俳優。’16年の『ラヴソング』で日本のドラマに初出演。現在は『WOWOW 連続ドラマW東野圭吾「片想い」』(毎週土曜22:00~)に出演中。ニット¥20,000(トゥモローランド)パンツ¥22,000(ノット メン)シューズ¥140,000(ヴァーシュ)以上トゥモローランド TEL:0120・983・522その他はスタイリスト私物※『anan』2017年11月15日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)スタイリスト・伊藤省吾ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年11月14日テキスタイルデザイナー・鈴木マサルの展覧会「鈴木マサルのテキスタイル展 - 目に見えるもの、すべて色柄 - 」が、2017年12月9日(土)から2018年1月14日(日)まで、福岡・三菱地所アルティアムで開催される。自身のブランド「オッタイピイヌ(OTTAIPNU)」に加え、マリメッコなど国内外のメーカーやブランドでもデザインを手がけている鈴木マサル。鮮やかで奥行きのある色彩、そしてユーモア溢れるモチーフとダイナミックな構図がもたらす不思議な世界観にファンも多く、2012年からは各地で展覧会を開催し、好評を博している。福岡では初開催となる本展では、展覧会タイトルにもある"目に見えるもの、すべて色柄”をテーマに、彼がこれまでに発表してきたテキスタイルや傘、ラグ、ファブリックパネルなど、約100点の作品を展示。四方の壁、床、空間の全てが、鈴木マサルの色と柄で埋め尽くされる。なお、会期序盤には、デザインジャーナリストの高橋美礼を聞き手に迎えたトークショー、テキスタイルでオリジナル缶バッジを作るワークショップが開催されるほか、併設ショップ内ではオッタイピイヌのアイテムや書籍も販売する。【開催概要】「鈴木マサルのテキスタイル展 - 目に見えるもの、すべて色柄 - 」開催期間:2017年12月9日(土)〜2018年1月14日(日)※12月31日(日)、1月1日(祝)は休館日会場時間:10:00〜20:00入場料:一般 400(300)円、学生 300(200)円、高校生以下 無料※( )内は前売り料金/チケットぴあ・10名以上の団体料金※アルティアムカード会員・三菱地所グループ CARD(イズムカード)会員無料※再入場可■トークショー日時:2017年12月16日(土)時間:開場 13:45〜、開演 14:00〜 およそ90分会場:セミナールームA(イムズ 10F)参加費:500円 ※入場料は別途定員数:60名(自由席・要予約)予約TEL:092-733-2050(アルティアム)※予約開始は12月1日(金)より■ワークショップ日時:2017年12月17日(日)受付時間:13:00〜15:00会場:会議室(イムズ 8F)講師:鈴木マサル参加費:1つ 800円 ※限定100個(無くなり次第終了)※混雑状況によって、整理券を配布する場合あり
2017年11月10日新国立劇場の2017/2018シーズン演劇公演『トロイ戦争は起こらない』が10月5日に開幕した。栗山民也を演出に迎え、鈴木亮平に一路真輝、鈴木杏、谷田歩ら実力派キャストが、フランス近代演劇の金字塔といわれるジロドゥの傑作に挑む!初日直前の稽古場の模様をレポートする。舞台『トロイ戦争は起こらない』チケット情報外交官でもあったジロドゥが第二次世界大戦開戦の4年前、ナチスが台頭する社会情勢の中で執筆した本作。トロイの木馬で知られるトロイ戦争の開戦をなんとか回避しようと奔走するトロイの将・エクトールの姿を通じ、戦争を繰り返す人間の愚かさ、哀しみをあぶりだしていく。勇将と名高いエクトールだが、この物語で求められるのは“武”ではなく“智”であり言葉の力。栗山はジロドゥの戯曲について「英語のような論理性ではなく、モノローグとダイアローグが混在し、詩のよう」とその難しさを語るが「俳優の肉体を通すことで、その言葉が独特のリズムを持ち、物語を転がしていく」とも。鈴木は自らの大きな体躯を道具とし、言葉を共鳴させながら、戦争回避のための言葉を力強く繰り出していく。だが、その重い言葉の数々が目の前の人々の心に響かないところが、人間の愚かさであり、本作の面白さ。戦争の原因は美女。エクトールの弟、トロイ王子・パリスがギリシャの王妃・エレーヌにひと目ぼれし、誘拐したことから一触即発の状態に陥るが、エクトールの父である王をはじめ、男たちはみなエレーヌに入れあげ「ギリシャにエレーヌを返すべき」というエクトールの言葉に耳を貸さず、「戦うべし」と勇ましい言葉ばかりを並べる。“国難”を前に、略奪愛&不倫で始まり「名誉は守られたのか? それとも一線を越えたのか?」と騒ぎ立てるさまは、まさに現代のどこかの国の状況そっくりである。開戦か否かでいきり立つ男たちと対照的な女たちの姿も印象的。エクトールの妻で、彼を深く愛し信じる強い妻・アンドロマックを演じる鈴木杏、彼の妹で男たちを醒めた目で見つめるカッサンドルを江口。エクトールの母で戦争の愚かさとそれを望む男たちの醜悪さを鋭く指摘するエキューブを三田。栗山が「みんな動物的(笑)! 主張が体に満ちていて、それを相手にぶつけ、関係性が変化していく」と語るように、女優陣の寸鉄人を刺すような鋭いセリフの応酬は大きな見どころ。中でも圧巻は、栗山が「ファムファタール」と語る絶世の美女で、一路演じるエレーヌ。白鳥に化けたゼウスと人間の間に生まれただけあって、終始、何とも言えぬ不思議な浮揚感を身にまとい、男たちを虜にし、グイグイと言葉で切り込んでいくエクトールの攻勢をひらりとかわす。クライマックスはエクトールと谷田演じるギリシャの将・オデュッセウスの会談。共に戦いを望まぬ知将ふたりの話し合いが、なぜ、その後10年に及ぶ戦争へと繋がってしまうのか…? 栗山が「実に演劇的な仕掛けになっている!」と語る終幕の演出を含め、最後の最後まで目が離せない。公演は10月22日(日)まで東京・新国立劇場にて上演中。兵庫公演あり。取材・文・撮影:黒豆直樹
2017年10月06日鈴木亮平が西郷吉之助(隆盛)を演じる、2018年の大河ドラマ「西郷どん」。このほど、さらなる追加キャストが発表となり、西郷が島送りの際に出会う2人目の妻役に二階堂ふみ、西郷家の三男役に大河初出演となる錦戸亮らの出演が明らかになった。薩摩藩(鹿児島)、貧しい下級武士の大家族の長男として育った西郷吉之助(鈴木さん)。2度の島流し、3度の結婚を経て、徳川幕府を転覆させ明治維新を成し遂げていく。だが、最期は明治新政府を相手に戦い、逆賊と呼ばれ命を散らす波乱の生涯を送った。カリスマ藩主・島津斉彬(渡辺謙)に見いだされた吉之助は、初めて江戸に出る。見るものすべてが新しい江戸で、斉彬の右腕となって奔走する吉之助は、さまざまな出会いの中で、時代の大きな荒波に飲まれていく。やがて、斉彬を失い幕府に追われ、南国奄美に島送りとなった吉之助には、運命の出会いが待っていた――。鈴木さんが、どんなときも困った人を放っておけない、ちょっぴり迂闊で心優しき熱血漢・西郷吉之助(隆盛)を演じる本作。二階堂さんが演じるのは、吉之助が奄美の島で出会う、生命力にあふれた女性・愛加那(あいかな)。絶望のなかで島送りとなった西郷を救い、やがて2人は恋に落ち結婚。子宝にも恵まれ、吉之助に愛と生きる喜びを教える。島の暮らしの中で彼は、薩摩藩に搾取される島民の苦しみを知り、「民のための国づくり」を目指し、革命家として覚醒していくが…。一方、錦戸さんが演じるのは、西郷家の三男・従道(信吾)。血気盛んな性格で、過激な藩士たちと伏見の寺田屋に潜伏し、京都所司代暗殺を謀る。2度目の島流しから召還された兄・吉之助に従い、戊辰戦争にも従軍。明治新政府となると、吉之助は大久保(瑛太)らと袂たもとを分かつが、従道は明治政府に残り、西南戦争では兄を追い詰める側になるという役どころだ。また、「ピース」又吉直樹も、江戸幕府13代将軍・徳川家定役で大河初出演を果たす。斉彬は、於一(篤姫/北川景子)を御台所に送り込むことで政治力を発揮しようとする。於一と家定の婚礼支度を任された吉之助は、家定が「ぼけた発言や奇行がある“愚鈍”な殿で、子宝も望めない」とのうわさを耳にし、憤った吉之助は斉彬に食ってかかるのだが…。そのほか、赤山靱負(沢村一樹)の弟で、奄美大島に残された愛加那や息子・菊次郎の面倒を見るなど、生涯吉之助を支える桂久武を演じる「スピードワゴン」の井戸田潤、薩摩藩士の顔なじみとなる宿屋「磯田屋」で働くふき(高梨臨)の同僚・タマ役を演じる田中道子も大河初出演。瑛太演じる大久保正助(後の一蔵、利通)の妻・満寿には、ミムラ。西郷糸(黒木華)と満寿が何を語りあったのか、“妻たちの夫談義”も大いに見どころとなる。徳川斉昭や島津斉彬らと幕政改革を推し進め、篤姫の輿入れや一橋慶喜将軍擁立などに動く備後福山藩主で老中首座・阿部正弘には、藤木直人。美男子で大奥にも大変人気があり、時代の先を読み解くバランス感覚に優れた政治力を発揮するが、志半ばで急死するという役どころだ。さらに、斉彬や吉之助たちの一橋慶喜擁立運動を支え朝廷工作を手伝うが、安政の大獄により吉之助と決死の逃避行を繰り広げる住職・月照には、尾上菊之助。反・斉彬派となり、薩摩藩を二分するお家騒動を起こしていく調所広郷には、竜雷太。“徳川家ファースト”を掲げ、“安政の大獄”という恐怖政治を敷く井伊直弼役には、佐野史郎。一橋(徳川)慶喜の実父であり、時に過激すぎる発言が幕府を混乱させ、井伊直弼とも対立する徳川斉昭役には伊武雅刀というベテランが決定。NHK制作統括・櫻井賢氏は、「西郷どんの生涯がおもしろいのは、天下を揺るがす政治劇から、愛があふれる南国での素朴な暮らし、そして薩摩の家族や友との時間が重層的に積み重なっていくところ」と分析。「澄んだ瞳は素朴な反面、熱過ぎる情に火がつくと、とても面倒くさい人にもなる。潮風に洗われるような平穏と桜島が大噴火をするような激情が交互にやってくる」と“西郷どん”の不思議な魅力に触れ、“男にも女にもモテた”という彼のキャラクターが「時代を揺るがす強者たちとの出会いを引き寄せていく」と語る。彼らとの間に、どんな化学反応が巻き起こるのか。期待が高まらずにはいられない。2018(平成30)年大河ドラマ「西郷どん」は2018年1月7日(日)より放送(全50回)。(text:cinemacafe.net)
2017年10月03日「嵐」櫻井翔と有吉弘行がMCを担当するTBS系バラエティ「櫻井・有吉THE夜会」の9月28日(木)今夜放送回に女優の有村架純と俳優の鈴木亮平がゲストとして出演。朝ドラヒロインと来年度の大河ドラマの主役が共演し、「嵐」メンバーとトークを繰り広げる。有村さんといえば2013年の連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍注目を浴びると翌年には声優として主演した『思い出のマーニー』が大ヒット。翌年公開の映画『ビリギャル』ではインパクトのある金髪ギャル姿で主演を務め大きな話題を集めたのも記憶に新しい。その後も『何者』『3月のライオン』シリーズなど注目作への出演が続き、連続テレビ小説「ひよっこ」で主演に抜擢されたことでさらに幅広い年代の支持を獲得。先日公開された『関ヶ原』も好調のなか、「嵐」の松本潤と共演した映画最新作『ナラタージュ』の公開が来月に控えている。そしてもう1人のゲストである鈴木さんも連続テレビ小説「花子とアン」でブレイク。「天皇の料理番」では過酷なダイエットで、『俺物語!!』では反対に顔立ちまで変わるほどの体重増。『HK 変態仮面』や『TOKYO TRIBE』では鍛え上げられた肉体美と、役に合わせて体型もガラリと変えるほどの役作りで幅広い役柄に挑んで実力派俳優として急成長。先日公開の『忍びの国』に続き、来年2018年の大河ドラマ「西郷どん」では西郷隆盛を演じて主演を務めることが決定。さらなる活躍に期待が高まっている。今回の放送では有村さんが書きためた「秘密の日記」や鈴木さんの“変態行動”など、朝ドラ女優と大河俳優のいままで見られない一面が見られそう。ファンならずとも必見の放送になりそうだ。有村さんが出演する『ナラタージュ』は10月7日(土)より全国にて公開。島本理生の恋愛小説を原作に、松本さんが主演、有村さんがヒロイン役を演じ高校教師と生徒として出会った2人が、決して許されはしないけれど、そんな究極の恋に落ちる禁断の純愛物語を描く。鈴木さんは主演舞台「トロイ戦争は起こらない」が10月5日(木)から新国立劇場 中劇場で上演。鈴木さんはじめ一路真輝、鈴木杏、谷田歩らが、世界の演劇史に燦然とその名を残すジャン・ジロドゥが1935年、ナチスドイツが台頭する中、戦争に突き進む人間の愚かしさをあぶり出し平和への望みをかけて書いた不朽の名作に挑む重厚な舞台になる。朝ドラ女優に大河俳優という豪華な共演が実現した「櫻井・有吉THE夜会」は9月28日(木)21:57~TBS系で放送。(笠緒)
2017年09月28日来年のNHK大河ドラマ『西郷どん』を絶賛撮影中の鈴木亮平(34)。多忙のなか並行してこの秋挑むのは、新国立劇場開場20周年記念の主演舞台『トロイ戦争は起こらない』(10月5〜22日まで)。稽古場に潜入すると、以前よりがっちりした姿が!そんな彼に、『西郷どん』への意気込みを聞いた。 ーー昨年末の『西郷どん』の会見時よりも体が大きくなっているような気がしますが。 鈴木「体重は量ってないのですが、おそらく過去最大です。(腹をパンとたたいて)着物姿も、これで貫禄十分!」 ーー大河ドラマの主演が決まったときは、どんな気持ちでしたか? 鈴木「『本当ですか?』って、ちょっと笑っちゃったんです。いつかはやりたいという夢はありましたけど、僕にはまだまだだろうと。その半面、僕にオファーをいただけたということは、『今ならできるかもしれない』という思いもあって、不思議とプレッシャーを感じなかった」 ーー座長として考えることは? 鈴木「僕がとてもストイックだという噂があるみたいで。現場でも緊張感があるんじゃないかと誤解されちゃうんです(笑)。みんながリラックスできて、やるときはやる、そんな現場の空気が作っていけたらと。目指すは、楽しく、ほがらかな現場です」 ーー大河と並行して主演舞台もお稽古真っ最中。セリフを覚えるのが大変じゃないですか? 鈴木「ですです(笑)。鹿児島の人って、何でも2回言うんですよ。セリフは、実は全然違う作品のほうが切り替えはしやすい。特に大河の薩摩弁は外国語を話しているような感じですしね。イントネーションが想像以上に難しいんですが、苦労している姿は見せたくなくて」 ーーやはりストイックですよ。 鈴木「高いハードルを与えられるのは好きですね(笑)」
2017年09月25日