「鈴木杏」について知りたいことや今話題の「鈴木杏」についての記事をチェック! (5/7)
窪田正孝主演「ラジエーションハウス」の第3話が4月22日放送。今回は乳がん健診を巡るストーリーが展開する中、本田翼演じる杏を巡る窪田さん演じる唯織と鈴木伸之演じる辻村との恋の駆け引きも“開戦”。放射線科の“ラジエーションハウス”で働く、患者の病、ケガの根源を見つけ出す“縁の下のヒーロー”たちを描く本作。診療放射線技師・五十嵐唯織を演じる窪田さんのほか、ヒロインとなる放射線科医・甘春杏に本田さん、杏に想いを寄せる整形外科医・辻村駿太郎に鈴木さん。また新人放射線技師・広瀬裕乃に広瀬アリス、技師長・小野寺俊夫に遠藤憲一、黒羽たまきに山口紗弥加、軒下吾郎に浜野謙太、威能圭に丸山智己、悠木倫に矢野聖人、病院長の大森渚に和久井映見といったキャストが出演する。また今回はゲストに内山理名を迎えた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。甘春総合病院に結婚を控えた女性誌編集者・葉山今日子が来院、マンモグラフィ検査を受ける。今日子は母と祖母がガンに罹患していることから毎年検査を受けていたが、彼女は日本人に多いデンスブレスト(乳腺密度が濃い)の女性だった。杏は病変が見つからないことから「異常なし」と診断結果を下すが、唯織は超音波検査を受けるよう伝える。一方、たまきも自らの胸のしこりに不安を感じ、裕乃のマンモグラフィー検査の練習台になる。撮影された画像には病変のような影が映っていた…というのが3話のストーリー。劇中のセリフでも語られたように11人に1人がなると言われる乳がんをテーマにした今回、視聴者からは「乳がんはホントに身近になりすぎて、明日は我が身だよなぁ」「身近なせいかフィクションとして割り切れない感じ」などの声が相次いで上がる。また杏に想いを寄せる唯織と辻村の三角関係にも進展が。杏に飲み物を渡そうと待ち伏せする唯織に気付いた辻村が、杏の腰に手を回しているように見せて“親密ぶる”シーンなど恋の駆け引きも本格化。これには「本田翼の腰に手当てるように見せかけて意地悪してるの可愛かった笑」「鈴木伸之めちゃくちゃマウントとってくるやん」などの反応や「さっさと本田翼ちゃんを獲り合って窪田くんと鈴木伸之が延々とバトルしろ!」など3人のラブストーリーに期待を寄せる視聴者からの声も。いよいよ本格化しそうな唯織、杏、辻村の恋のバトルにも注目したい。「ラジエーションハウス」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2019年04月22日女優の杏が、輝く女性たちを表彰する「BVLGARI AVRORA AWARDS 2018」を受賞。12日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われたゴールデンカーペットセレモニーに登場した。同アワードは、創造力、知性、才能に満ちあふれ、多くの人々にインスピレーションを与える女性を表彰するもの。写真家・操上和美氏の推薦を受けて同アワードを受賞した杏は、「まさか私を選んでいただけるなんてって驚いたのですが、この賞にふさわしいように輝ける女性を目指して頑張っていきたいと思います」と決意を新たにした。杏は、2015年1月1日に俳優の東出昌大と結婚、2016年5月に第1、2子となる双子の女児を、2017年11月に第3子となる男児を出産し、3児の母に。この日は、大胆なスリットが入った黒いロングドレスで美脚をチラ見せし、変わらぬスタイルを披露した。そして、「こういった華やかな場所とギャップがある日々を過ごしています。だからこそ選んでいただいてうれしいですし、どちらも素晴らしいんだなと。華やかな場所に行く素晴らしさを実感しました」と話し、「久しぶりに高価なジュエリーを身につけさせていただいた。夜出かけることも少なくなっているのですごく楽しい」とにっこり。さらに、ジュエリーを「地球からの贈り物で、人が加工して一番素晴らしい形に磨き上げた芸術品」と表現し、「だからこそ身につけた人は、引っ張られるように美しくもなれるし、輝ける気がする」と魅力を語った。今年の「BVLGARI AVRORA AWARDS 2018」は、杏、AMBUSHデザイナーのYOON、女優の福島リラ、MIYAVIの母・石原裕子、宇宙飛行士の向井千秋、建築家の妹島和世、小説家・エッセイストの林真理子、有職彩色絵師の林美木子、指揮者の西本智実、音楽家のコトリンゴの10人が受賞。ゴールデンカーペットには、受賞者に加え、それぞれの推薦者やブルガリアンバサダーのKoki,、授賞式MC担当の中村アン、さらに、山田優、森星、マギー、西内まりやなど豪華な顔ぶれが華を添えた。
2018年12月13日10月23日の夕方、都内の自宅から出てきた東出昌大(30)・杏(32)夫妻。東出の両手は双子の子どもたち(2)としっかり繋がれ、杏の胸元には赤ちゃん(11カ月)の姿が。向かった先は、近くの青果店。店内で買い物をしていると、双子たちがぐずって寝転ぶ場面も。だが東出は優しく注意。怒鳴ったりせず娘を諭す姿を、店員も微笑ましく眺めていた――。今でこそ真面目なイメージの東出だが、結婚前は随分とやんちゃだったという。10月16日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系)で、こう語っている。「10代後半から20代前半は『お金が足りない』『頭が足りない』『お酒が足りない』っていう連中と日々、ドンチャンやって。クズみたいな掃き溜めみたいなところで生活していた」そんな彼を変えたのが、他ならぬ妻の杏だった。番組で東出は、彼女と出会って「だいぶ更生された」と語っている。2人が結婚したのは15年の元日。16年5月に双子が生まれ、17年11月には第3子が誕生した。ただでさえ子育てには苦労させられるのに、3人ともなればなおさらたいへんだろう。NPO法人「ぎふ多胎ネット」が16年に発表した「ぎふ多胎家庭白書」では、双子や3つ子らの家庭から150人にアンケートを実施。妊娠期のトラブル発生やそれに伴う夫の負担増などをもとに、「単胎妊娠と比べて予想できないほど生活を変えてしまう」との考察がなされている。また13年に厚生労働省が発表した人口動態調査によると、双子以上の多胎児の出生数は年間約2万人。比率は全体の1.94%。70年の1.05%からほぼ倍増しており、苦労の多い多胎の母は徐々に増えてきている。「杏さんは最初に生まれたのが双子ということで、苦労も多かったようです。新生児のころはおむつを1日10回ほど変えますが、それが2人。授乳もなんでもすべて2回繰り返さなくてはなりません。しかも今は3人ですから、もっとハードに。なかでも3人同時に寝かしつけることが難しいみたいで、1人が寝ても1人が起きてしまう。そのため杏さんは慢性的に睡眠不足状態で、少しでもタイミングがあれば眠れるようにアイマスクを使っていました」(前出・芸能関係者)実質、“オフなし”の毎日を送っている杏。だからこそ、東出の協力は必須だった。「杏さんは、育児に関して持論を持っています。それは『夫婦で協力しながらやっていくのがこれからのスタンダード』という考え。もともと東出さんは育児について理解がありましたが、杏さんは結婚当初からそうした考え方を“調教”してきたようです。その効果はてきめん。結婚3年になりますが、彼は率先して子育てをしています。たとえばお風呂は東出さんの担当。まず1人をお風呂に入れ、きれいにしてから杏さんに渡す。杏さんがその子の体をふいている間に、もう1人をいれるといった感じで連携はバッチリです。東出さんは料理も得意ですし、他にも積極的に妻をサポート。最近は『1カ月間、育児だけしたい』と漏らすほどになっているそうです」(前出・芸能関係者)冒頭の青果店からの帰り道でも、東出はイクメンぶりを発揮。片手で子どもを抱っこし、もう片方の手もしっかりと子どもとつないでいる。決して義務感ではなく、進んで育児を楽しんでいるのが伝わってきた――。
2018年10月31日グラビアアイドルの杉原杏璃が26日、自身のブログを更新し、20日に結婚したことを発表した。お相手は音楽出版会社の代表取締役の男性であることを明かし、「知人を介して知り合い、長い間友人として私を支えてくれていました」とのこと。さらに「彼の少年のような真っ直ぐな気持ちに寄り添うように、結婚を意識するようになり、本日こうして皆様にご報告できる事をとてもうれしく思っています」と喜びのコメント。そして、「16歳でこの世界に入り、今もこうしてお仕事を続けてこられているのは応援してくださるファンの皆さん、そしてスタッフの皆さんの支えがあってこそだと思っていま。本当に感謝の言葉しかありませんす」とファンとスタッフに感謝の気持ちを述べた。今後の仕事については、「今までと変わらず続けていく所存です」と明かし、「お仕事の面でも、女性としてもまだまだ未熟ですが、皆さんからご指導をいただき夫婦支え合って明るい家庭を築いていけたらと思っています」とした。ファンからも「ご結婚おめでとうございます」「末永くお幸せに」など、祝福の声が相次いでいる。
2018年10月26日世界最大級の音楽ストリーミングサービス、Spotifyの有料プレミアムプラン「Spotify Premium」を紹介する初のCMが4月29日まで、関東地区の地上波テレビで放映されている。今回出演者として起用されたのは、音楽好きとして知られ、自身もアーティストとして楽曲をリリースしたこともある女優の杏。日頃馴染みのある曲ばかり聴いてしまい、最近新しいお気に入りに出会えていないと感じていた杏が、新しいことにチャレンジするのにぴったりなこの季節に、初回登録3ヶ月間100円で始められる「Spotify Premium」を試してみるというストーリーになっている。また、「ファミリープラン」編では家族とも懐かしい音楽の話で盛り上がるという杏が、最大で家族6人までお得に利用できるSpotify Premiumの「ファミリープラン」を紹介している。「新生活・3 ヶ月 100 円」編15秒「新生活・杏さん春のプレイリスト」編15秒「ファミリープラン」編15秒なお、今回のCM出演について、杏は「以前から利用させていただいていたSpotifyのCM出演のお話をいただき嬉しく思います。私にとって忙しい毎日の中で気分を切り替えたり、気持ちを盛り上げたりするのに音楽は欠かせません。Spotifyではシーンに合わせた豊富なプレイリストからその時の気分にぴったりな音楽を簡単に見つけられますし、Spotify Premiumなら移動中などオフライン環境でも利用しやすいので、とても重宝しています」とコメントしている。また、2週間限定で杏がセレクトしたプレイリストも現在公開中。合わせてチェックしてみよう。(※1〜10曲目が杏による選曲)
2018年04月18日女優の杏が25日、東京・八重洲ブックセンター本店で行われたJ-WAVE『BOOK BAR』(毎週土曜 22:00~22:54)の書籍発売記念公開収録イベントに、大倉眞一郎とともに登場した。J-WAVE『BOOK BAR』の書籍発売記念公開収録イベントに登場した杏、大倉眞一郎(左から)2008年に番組がスタートしてから10年間、同番組のナビゲーターを務めている杏と大倉眞一郎。彼女たちが番組内で紹介してきた1,000冊以上の作品の中から、50冊を厳選してまとめた 『BOOK BAR お好みの本、あります。』(1,500円税抜き 新潮社刊)が2月27日に発売される。この日は同書の発売を記念した公開収録が行われ、リスナー60人の前で杏と大倉が登場。同番組の歩みやオススメの本についてなどを語った。収録後には報道陣向けの会見が行われ、同番組としては初めての公開収録に杏は「10年間ラジオをやってきましたが、こうしてイベントをするのは初めてでした。リスナーの皆さんとお会いする機会も初めてですごく楽しかったし、もうちょっと話したかったと思うぐらい楽しい時間となりました」と笑顔を見せた。同番組から生まれた書籍『BOOK BAR お好みの本、あります。』については「最近は"活字離れ"という言葉も聞かれますが、やっぱり本って読んだら損は絶対にないと思います。この本を読めば、どんな方でも1冊は必ず引っ掛かるものがあると思いますので、まずは読んでいただいて本との出会いを紡いでいただけたらと思います」とアピールした。第3子出産後初めて公の場に登場した杏。「今は紙を持っていると破られちゃうので、破られないものを混ぜていかないと読書のペースが保てません。色々と工夫が必要ですね。どうしても親が持っているモノを1回は手に持ってみたいという感じがあるみたいです」と母親の顔を見せた。また、2016年に公開された初めての主演映画『オケ老人!』で、共演した左とん平さんが24日、心不全で死去。「まだ実感がないです」と信じられないようで、「すごく可愛がってくださって、映画の中では皆さんと和気あいあいとさせていただきました。リラックスしたムードを作っていただきましたね」と在りし日の思い出話も。また、日本テレビ系『花咲舞が黙ってない』で親子役として共演した大杉漣さんの話題となり、「報道で知りました。一回親子役をやるとえも言われぬ親しみがあるので、まだ受け入れられないですね」と衝撃を隠しきれない様子だった。
2018年02月26日女優・杏が、シリーズ第30弾『それいけ!アンパンマンかがやけ!クルンといのちの星』の主人公を演じることが決定。さらに、「アンジャッシュ」の2人もゲスト声優として参加することが明らかに。今年のアンパンマンは、ゲスト声優を迎えたことにより「アン・アン・アン」と見事に三拍子が揃った。30周年の節目となる本作は、テレビアニメの第1話に登場し、アンパンマン誕生のきっかけとなる“いのちの星”が映画のストーリーに大きく関与。アンパンマンとばいきんまんの関係性をクルンの視点で描き、子どもたちには“愛”と“勇気”を、大人には“喜び”と“希望”を映画を通して伝える。そして今回の主人公“クルン”役を、3児の子を持つ母でもある女優の杏さんに決定。アニメ声優としては『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』に次ぐ2回目となり、結婚・出産以来初めてのアニメ映画参加となる。杏さんは、「アンパンマンを見た子どもの反応を見て、改めてアンパンマンの持つ力、メッセージ性を感じました。大人たちが子どもたちに夢や希望を与えたいという思いで作られているのだな、それに加わることができてとても光栄だな、と思いました」と今回の参加を喜び、「みてくださるお子様の中には、これから言葉を覚える段階の子も多くいるかと思います。なるべく聞こえやすく、耳に入りやすく、あたたかさを感じられるような声をお届けできればと思います」と意気込みを語っている。さらに、「アンジャッシュ」の2人も揃って参加が決定。今作でアンパンマンワールドを襲う大事件の原因を作り出す、ばいきんまんの操るメカ“だだんだん”を渡部建、“ゴロンゴロ”を児嶋一哉が演じる。渡部さんは「僕自身も観ていた国民的アニメなので大変感激しました。大学受験中に腰を悪くして長期入院していて、志望校も落ちまくって、絶望しているときに、アンパンマンのマーチでとても励まされました」と思い出をふり返り、児嶋さんも「お話いただきビックリしてますが、大変光栄です。アンが付いてる名前からオファーいただいたと聞いて、覚え辛い名前で苦労してましたがコンビ名をアンジャッシュにして初めていいことがありました」とコメントしている。『それいけ!アンパンマンかがやけ!クルンといのちの星』は6月30日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月22日女優・杏(31)と俳優・東出昌大(29)夫妻に第3子となる長男が誕生していたことが分かったと各スポーツ紙が報じている。今月上旬に出産し、母子ともに健康だという。 ふたりは’15年1月1日に結婚。翌年5月に第1子、第2子となる双子の女児が誕生している。そして今年3月には杏の妊娠が判明。事務所は妊娠を認めたものの、出産時期については明かしていなかった。 夫婦にとってはじめての男の子誕生のニュースにネットでは「(双子と)年子だなんて子育て大変そう。尊敬する!」「相変わらず仲良さそうでよかった」「どっちに似てもモデル体型のイケメンだね」というコメントがあがっている。
2017年11月08日女優・杏が、TBSで毎週日曜日に放送している番組「世界遺産」のナレーターを10月放送回から担当することが決定。また番組の音楽は大橋トリオが担当することが分かった。1996年4月に放送開始され、今年で22年目となる「世界遺産」。番組の取材力や、最新の技術を駆使して撮影された映像の美しさが高い評価を受けており、ギャラクシー賞やATP賞など映像に関わる賞だけではなく、2003年にはグッドデザイン賞を受賞している。そんな本番組が、10月1日(日)放送からリニューアル!最新の技術を駆使して撮影された世界各地の美しい映像に、杏さんのナレーションと大橋さんの音楽をのせて放送する。歴史好きで知られる杏さんは、今回本番組のナレーションを担当することについて、「光栄だなと感じるとともに大変うれしく思います。主役はあくまでも世界遺産ですので、あまり邪魔にならない、かつ、世界遺産の魅力を最大限に引き出せるようなナレーションを目指しています」と意気込み、「ご覧になっている方々に『ここに行きたい』と思っていただけたら、うれしいです」とコメント。また、数々の映画やドラマ、CMなどの音楽制作を手掛ける大橋さんは、「番組側からのオーダーである“ファミリー感”“明るく色彩ある楽器編成”“ポップスさ”をまとめるのに時間がかかりましたが、『音楽で世界を平和にしたい』という私の大テーマと共通するところもあり、ある意味いままでと変わらない大橋トリオとしてのポップミュージックをつくるように心がけました」と曲に込めた思いを明かしている。なお、リニューアル初回と翌週の10月1日(日)と8日(日)は、奈良・和歌山・三重の3県にまたがる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を2週にわたって放送する。「世界遺産」は毎週日曜18時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月19日グラビアアイドルの今野杏南がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『あんな夢、こんな恋~Anna Konno Final Image』(ともに発売中 各4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。グラビアアイドルの登竜門「日テレジェニック2012」に選ばれてから、雑誌のグラビアやテレビなどで一躍人気グラビアアイドルとなった今野杏南。2014年には自ら執筆した官能小説『撮られたい』を発表するなど、グラビア以外の活躍も目立っている。そんな彼女のDVDラストとなる今作は、今年5月に沖縄で撮影。2日間というタイトなスケジュールで悪天候と過酷な条件も、最後のDVDに相応しい大胆ショットを惜しげもなく披露している。今野は「設定は特になく、チャプターごとにストーリーがある感じとなっています。看護婦さんになったりベビーシッターになったり水泳の先生になったりと、色んな設定があります」と最新作を紹介。「今回初めて長ズボンを穿いたんですが、意外に『イイね!』と言われたしエロいと思います」と自信をのぞかせて、「ナース服のシーンやビスチェのシーンなどは妖艶さが出ていて、エッチになってますよ(笑)。もう大人なので、大人のセクシーさは出せたと思います」と最後のDVDに満足げだった。同じグラドルの安枝瞳や森下悠里がラストグラビアを宣言して結婚を発表(森下は結婚を発表した後にグラビア卒業を宣言)したが、今野も結婚が理由でラストDVDと思いきや、「(周囲から)結婚するの? って結構言われるんですけど、全然ないので(笑)。本当、羨ましい限りですよ」と寂しげな表情も、本当の理由を「28歳になり、ちょっと区切りをつけたいというか、気持ちに変化が出てきました。自分の中で一歩先に進みたい思いがありました」と赤裸々に告白し、「お芝居をずっとしたかったので、これからはお芝居のお仕事を頑張りたいです。今は日々勉強です」と今後は女優に転身することも明かしていた。今野杏南(こんの あんな)1989年6月15日生まれ。神奈川県出身。O型。身長156cm。スリーサイズはB88・W59・H83。中学3年生時にテレビ東京で放送された『シブスタ』のコーナー『フェロモン中学生』に出演したのを機に芸能界デビュー。2011年から本格的にグラビアアイドルとして活動をスタートさせる。2012年にはグラドルの登竜門的ミスコン『日テレジェニック2012』に選出されて一躍人気グラドルに。グラビア以外では映画『みんな!エスパーだよ!』に出演するなど、女優としても活躍中。特技は官能小説を書くこと、フットサル。趣味は官能小説を読むこと、舞台鑑賞。
2017年09月02日女優の樋口可南子、宮沢りえ、石田ゆり子、篠原涼子、杏が20日、都内で行われた資生堂の新プロジェクト発表会に出席した。今年2月に厚生労働省から「有効成分純粋レチノールによる深いしわを改善する効能効果」の承認を日本で初取得した資生堂は、純粋レチノールでさらに輝くことを応援するためのプロジェクトを始動。それに伴う新CM「資生堂 表情プロジェクト 宣言」編が4月20日より全国で放映され、同CM以降も順次広告展開されるほか、特設WEBサイトでも様々な情報を発信していく。この日の発表会には、映画の撮影で欠席した真木よう子以外のCM出演者が勢揃い。年長の樋口は「このメンバー、うれしいんです! 年下なんですけど、本当にピカピカの女優さんでオーラがあって、CMもみんな綺麗なんですよ。みんな清々しくて心が活性化されたCMでしたね」と後輩たちを大絶賛。登壇者全員が女優ということで、「女優の立場から豊かな表情を生み出す際に気をつけていることは?」という問いに宮沢は「お芝居で言ったら、相手方の感情や思いをよく見ていると自分が演じようと思わなくても湧いてくる感情があります。だから相手や眼の前にあるものに集中することが自分の表情の豊かさに繋がると思いますね。人生を彩るのは表情という絵の具という感じはします」と独特のひょ元で持論を展開した。また、第3子妊娠を発表後、初めて公の場に登場した杏は「最近2人の子どもが『いただきます』『ごちそうさま』の時に手を合わせることを覚えてくれて一生懸命やっているんです。同時に手を合わせると拍手が始まり、それを見る度に面白いなっと思います。私もつられて笑顔になってしまいますね」とすっかり母親の顔が板についた様子だった。
2017年04月20日女優の黒木瞳が、テレビ東京系SPドラマ『東京センチメンタルSP~千住の恋~』(2017年1月3日 23:30~)に、マドンナ役として出演することが16日、わかった。同作は吉田鋼太郎演じる久留里卓三が主人公。東京・言問橋にある老舗和菓子屋「くるりや」を舞台に、離婚歴3回・55歳の卓三が毎回マドンナ役の女性に恋心を抱き、酒や料理を前に語り合う内容となっており、同局の1月クールドラマとして放送されていた。黒木は、卓三の息子・正弘(福士誠治)の婚約者・留美(鈴木杏)の叔母である美奈子を演じる。親族として4人で食事を行うが、卓三と美奈子は初対面から言い合いになりヒートアップ。しかしその後「ケンカから始まる恋」が繰り広げられる。連ドラのときから同作が好きだったという黒木は「本も読まずに出演させて欲しいと言ってしまいました」と積極的にオファーを受けたことを明かした。吉田については「一度共演したいと思っていた」と語り、「想像以上に素敵な方でした」と印象を述べる。「自然体で違和感がないというか、公私ともにやんちゃでとてもキュートな方でした」と振り返った。一方、黒木との共演に「緊張した」という吉田は、「僕は宝塚が大好きで、それも含めて僕の大好きな女優さんでしたので大変楽しみにしていました」と意外な一面を見せた。そして「黒木さんとの撮影は今までの『東京センチメンタル』にないアドリブ合戦のようになっていて、これまでとテイストの違ったものになるのではないかという予感がしています」とアピールした。卓三の息子役の福士は、黒木を「気品という言葉が本当に似合う方」と称賛。「気さくに話していただいたり、お芝居のアイデアをどんどんどんどん出されていく姿を見てやはり素敵だなと思い、良い先輩と出会えた現場だなと感じました」と感想を寄せた。また、黒木の姪役となった鈴木は「素直に黒木さんについていこうと、胸をお借りしていました」と笑顔でコメント。撮影の合間、黒木が吉田に対して「離婚の原因を聞いたり、いろんなことを鋭く突っ込んでらした姿が印象的」と現場の和気藹々とした様子を明かした。
2016年12月16日杏が映画初主演を務め、初のバイオリン演奏にも挑戦したことでも話題の『オケ老人!』。本作の公開を記念し、杏さんはじめキャストたちの楽器練習の風景やインタビュー、本編映像を含めた特別番組の映像がシネマカフェに到着した。歴史と伝統ある「梅が岡交響楽団」(梅響)は、年寄りばかりのアマチュア・オーケストラ。そんな彼らのもとに入団してきたのは、高校教師・千鶴。昔、演奏していたバイオリンをまた始めたいという思いからだったが、なんと楽団の名前を間違えて入団してしまった!そんな千鶴の失意とは裏腹に、久しぶりの若手の登場に盛り上がる梅響。千鶴は彼らのペースにすっかり翻弄させられてしまう。何をやっても中途半端だった千鶴とオケ老人たちは、果たして華麗なる復活を遂げられるのだろうか――?杏さん待望の映画初主演作となる本作。平均年齢がおそらく世界最高齢のアマチュア・オーケストラの笑いと涙の奮闘と青春を描き、老若男女問わず、元気と幸せを届ける痛快なクラシックエンタテインメントとなっている。今回の公開記念特番、「映画『オケ老人!』~元気と幸せと感動のフィナーレまでの道」は、未公開の本編映像もふんだんに盛り込み、メイキング映像を交えた豪華な内容。クランクイン当日、早速バイオリン演奏のシーンに挑んだ杏さんの感想や、自身の“天然”なキャラクターを「母性本能をくすぐるような感じの男の子」とはにかみながら答える坂口健太郎も印象的だ。また、小松政夫が淀川長治のモノマネをしてインタビューに答えたり、笹野高史や左とん平をはじめマイペースなベテラン俳優陣が撮影の合間にふざけあい、和気あいあいと過ごす様子にもご注目!映画本編では見られない、役者たちの素の顔をとらえた貴重な番組映像となっている。『オケ老人!』は11月11日(金)より全国にて公開。「映画『オケ老人!』元気と幸せと感動のフィナーレまでの道のり」は11月13日(日)に九州朝日放送、北海道テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オケ老人! 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2016荒木源・小学館/「オケ老人!」製作委員会
2016年11月10日杏が初めての映画主演を務め、お年寄りばかりのアマチュア・オーケストラの奮闘と“青春”を描いた物語『オケ老人!』。このほど、杏さんとベテラン俳優陣たちによる、一風変わった練習風景の場面写真がシネマカフェに到着した。アマチュア・オーケストラ、通称「アマオケ」の数が世界一の日本。本作では、おそらく平均年齢が世界最高齢のアマオケ「梅響」に間違えて入団してしまった高校教師・千鶴を主人公に、笑いと涙の彼らの大奮闘を描き出す。杏さんが初のバイオリン演奏と指揮者に挑戦したことでも話題の本作から、今回到着したのは、杏さんと“オケ老人”たちのユニークな練習風景の様子をとらえた2枚の場面写真。楽器の演奏は意外と体力を使うもの。まずはラジオ体操で体をほぐすのが美しい音色の秘訣(!?)とばかりに、1枚目は、杏さん演じる千鶴と“オケ老人”たちが輪になり、ラジオ体操をしている場面。実はこのシーン、もともと脚本にはなかったもの。撮影が始まる前にメイク部屋で、杏さんを筆頭に俳優陣が体操をしているのを見た細川徹監督が「これはいい!」と思い、本番に組み込んだそう。杏さんの伸びやかな長い手足が印象的で、このあとには、元気に指揮棒を振る姿が期待できそう。そしてもう1枚は、鍵盤ハーモニカを吹き、やさしくメロディーを教える千鶴と、彼女をとり囲み、耳を澄まして聞いている“オケ老人”たちの写真。その表情に音楽と向き合う真剣さがうかがえる一方、まるで音楽教室の先生と子どもたちのようにも見える(?)愛らしい1枚となっている。はじめはやる気がなくバラバラな音楽を奏でていたオケ老人たちが、必死の練習の末、いったいどんな音楽を紡いでいくのか!?年齢に関係なく、どんどん成長をしていく“オケ老人”たちのユニークな練習風景にも注目してみて。『オケ老人!』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オケ老人! 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2016荒木源・小学館/「オケ老人!」製作委員会
2016年10月18日杏が初主演を務めた映画『オケ老人!』の完成披露試写会が9月19日(月)、ニッショーホールにて行われ、出演する杏、笹野高史、黒島結菜、坂口健太郎ら総勢8名が登壇した。なお、杏さんが公のイベントに登場するのは出産後初となったが、変わらぬスリムな姿とあふれる幸せオーラをまとっていた。『オケ老人!』は平均年齢、おそらく世界最高齢のアマチュア・オーケストラに間違えて入団し、指揮をとることになった主人公・小山千鶴(杏さん)が奮闘する姿を描く痛快ストーリー。老若男女問わず、世代を超えてぶつかり合い、刺激し合い、人生を謳歌する姿から元気をもらえる作品に仕上がっている。5月16日に双子の女児を出産した杏さんは、「新しい発見の毎日で、久しぶりに今日来て、そういえばこういう世界にいたなあって。ずっと家の中にいたので、皆さんに会えてうれしいです」と、やや緊張の面持ちを見せた。作品については、「老人という言い方をしちゃうとあれなんですけど(笑)、皆さんが誰よりも元気だから、負けないようにと逆に元気をもらった現場でした」とまとめると、隣にいた小松政夫が「上手だねえ」と誉めそやした。杏さんとの共演シーンが多かった笹野さんは、すっかり打ち解けた様子。笹野さんは、「杏お母さんと朝ご挨拶しました。双子をどうやって抱いてるのと聞いたら、一人が膝で一人を抱えてるって!」と感心しきり。さらに、「杏さんはお父さんがすごい人ですからね。お父さんと一緒に仕事をしている気持ちで、とても緊張しました」と、父親の渡辺謙さんを引き合いに出し、チャーミングにおどけた。千鶴が想いを寄せるも、その気持ちに気付いていないという罪でピュアな男・坂下を演じたのは、坂口さん。「何となく演じていても、先が読めないんです。天然なのかわからない男の子なんですけど、プロデューサーから『坂口くんにすごい合っているキャラクターだよ』と言われて、そんなに似てるかなと思いながら…」と、自身は天然ではないと話し出すと、笹野さんが身を乗り出してニヤニヤ。「本人、地でやってるんだなって(思った)」と坂口さんに声をかけると、坂口さんは「地も出しつつ、やらせていただきました」とタジタジになりながら話を合わせていた。完成披露試写会には、そのほか、石倉三郎、藤田弓子、細川徹監督も出席した。『オケ老人!』は11月11日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年09月19日シニア揃いのアマチュア・オーケストラと、勘違いによる入団をきっかけに彼らの指揮者を務めることになった女性教師を描く『オケ老人!』。このほど、主演の杏が団員である“大先輩”のシニアたちに厳しい“檄”を飛ばす、驚きの特報映像が解禁された。梅が岡高校に赴任してきた数学教師の千鶴(杏)は、ヴァイオリン演奏の経験を活かすべく、プロ並みのアマオケに入団した…つもりだったが、入った先は演奏を見たのとは違う、シニアばかり&素人丸出しの「梅が岡交響楽団」だった。入団を大喜びする彼らに、自分の「楽団の名前を間違えた」という勘違いを言い出せないまま参加することになった千鶴は、しまいには指揮棒を振るはめに…。その上ライバルのエリート楽団も現れ、「梅響」の存続に危機が訪れる。果たして、彼らは演奏会を成し遂げ、感動のフィナーレを迎えることができるのか!?今回解禁された特報映像は、怒りに震えた杏さん演じる千鶴が、「梅が岡交響楽団」のシニアたち相手に「ひどい!最悪のオーケストラです!」と言い放つシーンから始まる。髪を振り乱し、しかめっ面をした千鶴が、人生の大先輩である“オケ老人”たちを相手に、「リズムも揃ってない!」「顔だけじゃん!」「泣き落とし禁止!」「当てずっぽうで入らない!」「あんぱん食べないの!」と声を張り上げる…も、残念ながら、その熱心な指導はあまり響いていないよう。しかし、マイペースな彼らにやきもきし、床に倒れ伏して涙する千鶴には同情してしまうものの、それぞれ人生を重ねてきた団員たちが生き生きと演奏を楽しむ姿には、思わず笑みが浮かんでしまう。また、元祖・塩顔男子こと坂口健太郎が爽やかな笑顔を披露し、恋の気配を見せるかと思えば、ドラマ「時をかける少女」で注目を集める、生意気な女子高生役の黒島結菜とのやり取りなど、杏さんとフレッシュなキャストとのシーンも見逃せない。映像ラストでの、「梅響」が拍手喝さいを浴びるシーンは果たして現実となるのか?個性あふれる“最悪のオーケストラ”は見事に演奏会の舞台を乗り越えることができるのか!?愛すべき“オケ老人”たちの魅力を、まずはこちらの映像から確かめてみて。『オケ老人!』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月01日グラビアアイドルの杉原杏璃が17日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。ストーカー被害の苦悩を語った。番組では、18歳の女性タレントにストーカー行為を繰り返していた34歳男性が逮捕された事件を紹介。これに関して、過去に何度もストーカー被害を受けたことがあるという杉原は、「SNSが普及して直接ファンとやりとりをすることで距離が縮まっている」とファンとの距離感について言及し、「握手会とかで握手したままここに(手に)チュッてやられたり…どんどんエスカレートしてきている」と明かした。また、「何が一番嫌かっていうと、引っ越し貧乏になることが困る」と打ち明け、「バレちゃってピンポンピンポンがひどいので。引っ越すたびに100万円くらいかかる」と続けた。さらに、「ストーカー被害にあって、そのとき助けてくださったサラリーマンの方がさらにストーカーになるということがあった」と衝撃エピソードも披露。そのときは、事務所の人から「もう電話かけてくるのやめてくれませんか」と連絡してもらったという。
2016年07月17日女優の志田未来(23)が、7日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、「結婚相手を見極めるためにやっておきたいこと」について語った。志田は、今月7日から31日まで東京・渋谷のパルコ劇場で上演される舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』に出演。前日に行われた公開舞台稽古と囲み取材に、共演の斉藤由貴(49)、鈴木杏(29)、田畑智子(35)と共に出席し、終了後に同番組の取材を受けた。番組で恒例となっている企画「エンタメまるごとクイズッス」に協力した志田は、「将来結婚する前、相手の性格を見極めるために一緒にやっておきたいことがあります」と打ち明け、「さて、それは何でしょう?」と出題した。答えは「富士山に登る」。志田は「相手の性格をしっかり見極めたい」と言い、「富士山に登る時、酸欠になったりとか困難がたくさんあると思うんですけど、その中で相手がどれくらい自分を助けてくれるかというのを、はかりたいです」と真意を語った。すると、鈴木が「富士山クリアしたら、『次はエベレスト』みたいなことはないの?」と冗談交じりに確認。照れくさそうに「富士山でOKです!」と答える志田に、斉藤は「だけど結婚するのかな。結婚しなさそう……」と将来を占うと、志田は「え!?」と驚きながら「今の一番ショックでした!」と笑っていた。
2016年07月07日グラビアアイドルの杉原杏璃が12日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で写真集『ANRI』(発売中 3,204円税込 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。杉原は通算10冊目となる同写真集を34歳の誕生日となる6月12日に発売。杉原曰く「集大成」という位置づけの写真集となっている。セクシーな赤のビキニ姿で報道陣の取材に応じた杉原は「10冊目ということがわかっていましたし、大人になる34歳ということで、今までグラビアをやってきたすべてのものを詰め込みたいと担当者にお伝えしました。今回のロケ地でもあるハワイらしさというよりは、大人の生感や肌感を表現できたらと思っていましたが、"肌感"満載で一歩大人になった感じですね」と満足げ。お気に入りを衣服を何もつけていないヌーディッシュな1ページをあげて「何も着ない方が一番自然かなと思って。シーツでちょうど見えない感じが一番家の中にいる感じがします」とアピールした。イベント日が34歳の誕生日ということで、取材時に関係者からバースデーケーキをプレゼントされて満面の笑みを浮かべた杉原。34歳の目標として「愛が溢れる生活がしたいので、しっかりと支えて寄り添ってくれる人がいたらいいな。プライベートで最大の目標はそろそろ相手を決めないと。年齢には全く興味がないので、私が彼を思うより、彼が私を思ってくれるというか、愛されたいです」と語っていた。
2016年06月18日今年の1月、双子の妊娠を発表した俳優の東出昌大と女優の杏が、5月16日、無事に双子の女児が誕生したことを連名にて報告。杏さんの父親で双子の祖父にあたる俳優の渡辺謙も、自身のTwitterで孫誕生の喜びを明かし、SNS上では祝福のコメントがあふれた。東出さんの事務所公式サイトにて、「みなさまへ」と題し、「先日、無事に双子の女児が誕生いたしました。予定より少し早い出産でしたが、今は母子共に健康です」と報告。「今後は親として恥ずかしい行いをせずに、立派な子に育て上げたいと考えておりますが、気づかぬ点や至らぬ点も多く在ると思います。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と二児の父親になった決意を綴った。また渡辺さんも「少し早かったようですが、母子共に順調のようです。まずは二人がしっかり退院出来るまでしばらく時間がかかりそうです」と自身のTwitterにて現状を報告し「静かで穏やかな日々を過ごさせてやりたいと願っております」と温かい思いをコメント。さらに、「さて、どんな子育てになるのやら楽しみです。父ちゃんパニクってました。くくっ」と今後への期待と、東出さんの父親っぷりを明かした。渡辺さんのツイートには、「おめでとうございます!双子ちゃんってことで喜びも2倍ですね!」「謙さんがおじいちゃまなるなんて…(∩∀`*)♪父ちゃんパニック、おじいちゃまはメロメロですね~!双子ちゃんがすくすく育ちますように…」「じぃじ双子ちゃん、なんておめでたいことでしょう。杏ちゃんと東出くんのベビーはスラッーと成長なさることでしょう。早くママになった杏ちゃんみたいな」とお祝いの声が続々と上がった。東出さんは、現在、 窪田正孝や小松菜奈、片岡鶴太郎らと共演した主演作『ヒーローマニア-生活』が公開中。今後も『クリーピー 偽りの隣人』『デスノート Light up the NEW world』と超話題作の公開が控えている。今月は5月7日にも、俳優の染谷将太が、妻・菊地凜子の妊娠5か月を発表しニュースになったばかり。日本エンターテインメント界で大活躍する俳優たちの子どもが、“同い年”になる可能性があるようだ。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日"スター・ウォーズの日"である5月4日、東京・渋谷PARCO パルコ劇場にて『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEX発売記念イベントが行われ、コスプレをした熱狂的なファンが集結。芸能界のファン代表として、女優の鈴木杏、お笑いコンビのはんにゃ、タレントのデーブ・スペクターも出席した。参加したファンは、ジェダイやヨーダ、ストームトルーパー、本作のヒロインのレイやBB-8など、思い思いのコスプレを披露。赤や青のライトセーバーを手にするファンも多く、イベントが始まって会場が暗転すると赤や青の光を放った。はじめに、INSPi、金管9重奏、コーラス隊が『スター・ウォーズ』のテーマ曲をパフォーマンス。熱気が高まったところに鈴木、はんにゃ、デーブが登場し、コスプレしたファンを見渡して「ジェダイがいますね」「すごいクオリティ」と興奮していた。4人は、『スター・ウォーズ』への熱い思いや本作の魅力を熱弁。デーブは「キャリー・フィッシャーなど、当時のキャストが出ていてうれしかった」と話し、鈴木は「小学生の時に親に勧められて見て、今から思うと英才教育だなと(笑)。ライトセーバーで戦うのに憧れて、フィギュアやライトセーバーを持っていました」と明かした。はんにゃの金田哲は「ライトセーバー作っていて、『スター・ウォーズ』好きの仲間と遊んだりしている」と話し、「本当に好きなんです!」と力強くアピール。相方の川島章良も「大好きです!」と言い、金田から「フォルムがR2-D2的」とポッコリとおなかが出た体型をいじられると「今日はBB-8的な感じできました」と笑いを誘った。ステージには、ストームトルーパー、R2-D2、そしてBB-8も登場。コロコロと球体ボディを転がしながら通信音を発するBB-8にひと際大きな歓声が上がり、はんにゃの2人も「すごい!」「おじぎしてる」「テンション上がる」と感激していた。スクリーンでは、本作のダイジェストやMovieNEXに収録されている特別映像が紹介され、ハン・ソロ役のハリソン・フォードからのメッセージも公開。「フォースと共にあらんことを」と名ゼリフで締めくくられると大きな拍手が沸き起こった。(C)2016 & TM Lucusfilm Ltd. All Rights Reserved.
2016年05月04日“スター・ウォーズの日”である5月4日(水・祝)、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEX発売を記念してイベントが開催され、大の『スター・ウォーズ』ファンであるデーブ・スペクター、鈴木杏、「はんにゃ」の金田哲、川島章良がトークセッションに登場した。MovieNEXは、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが発売するDVD、ブルーレイに加えて、パソコンやスマホでどこでも見られるデジタルダウンロードをセットにした映画パッケージ。5月4日(=MAY 4th)は、『スター・ウォーズ』の名セリフ「May the force be with you.(フォースと共にあらんことを)」にちなんで“スター・ウォーズの日”に制定されており、ファンが集って様々なイベントが開催された。イベント会場となったパルコ劇場にも、ジェダイやストーム・トルーパー、ヨーダなど様々なキャラクターのコスプレをした老若男女のファンが集結!オープニングにアカペラグループ「INSPI」、金管9重奏とコーラス隊によるメインテーマの演奏&合唱が行われると、大歓声に包まれた。デーブさんは『スター・ウォーズ』との出会いについて第1作の公開時「『すごい映画が始まる』とだけ聞いて、何も分からないまま観に行ったらあのタイトルロールが出てきて…。何が始まるのか?と口を開けたまま観てました」と興奮気味に語る。一番好きなエピソードを尋ねられると「宇宙人が自転車に乗って…」と言いかけ「それ『E.T.』でしょ!』と突っ込まれていたが、その後も作品にちなんだダジャレを連発し、冷たい視線(?)を浴びていた。鈴木さんは「小学生のころ、親に勧められて見たんですがいま考えると英才教育でしたね(笑)」と明かし「『エピソード6』でイウォークが出てきて、C-3POをあがめ始めて、普段は頼りないC-3POがすごい人みたいになって、満更でもない感じでいるのが大好き!」と語った。今回の『フォースの覚醒』についても、4人のトークは止まらない。デーブさんが、ハリソン・フォードがプライベートで操縦していたプロペラ機を墜落させる事故を起こしたことに触れ「ハン・ソロがミレニアム・ファルコンを操縦するのを見てハラハラした」と言えば、杏さんは新ヒロインのレイについて「若いころのルークと重なりますよね」と語る。現在、娘さんが10か月の川島さんは「親父と観てハマって、甥っ子や姪っ子ともハマって3世代で観られるし、娘とも一緒に観られる!」と早くも英才教育を施す気満々?自身、実は腎臓がんを患っていたことを公表したばかりだが「フォースの力で治りました!嫁がジェダイなので(笑)」とジョーク交じりに語り「年1回の検査をして、あと4年何もなかったら卒業(=完治)」と語った。また、日本のファンのためにハリソン・フォードから特別にビデオメッセージも到着。「May the force be with you!」という言葉に会場のファンは熱狂していた。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEXは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年05月04日お笑いコンビ・はんにゃが4日、東京・渋谷PARCO パルコ劇場で行われた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEX発売記念イベントに出席。腎臓がんの手術を受けていたことを公表した川島章良が、その理由やタイミングについて話した。2015年2月に交際中の女性と結婚し、同年6月に第1子となる長女が誕生、今年4月17日に結婚式を挙げた川島。4月4日放送のテレビ朝日系『しくじり先生俺みたいになるな!!』で、相手女性の妊娠をきっかけに2014年11月に健康診断を受けたところ腎臓がんと宣告され、手術を受けていたことを初告白していた。公表したことについて、「『しくじり先生』で機会をいただき、検査も良好だったこともあり、31歳でなったので若い方にも知ってもらいたかった。いろいろタイミングが重なった」と説明。「笑ってもらえないんじゃないかとすごい悩みました」と苦悩の末の公表だったという。そして、「1年に1回検査を受けて、4年後何もなければ卒業。基本的には99&大丈夫」と報告。「強いダークサイドがとれてよかった」「フォースの力で治りました」などと映画にかけて笑いも誘った。また、「"はんにゃの覚醒"は?」と聞かれると、川島は「今年、来年、頑張ります!」と再ブレイクを約束。相方の金田哲も「ちょっと乱れているので、今年中に行けると思います」と力強く語った。イベントには、はんにゃのほか、鈴木杏、デーブ・スペクターが出席。コスプレした熱狂的なファンが大勢駆けつける中、INSPi、金管9重奏、コーラス隊が『スター・ウォーズ』のテーマを披露し、ストーム・トルーパー、R2-D2、BB-8も登場した。
2016年05月04日俳優の坂口健太郎らが、女優・杏の初主演映画『オケ老人!』(2016年秋公開)に出演することが2日、発表された。原作は、荒木源氏による同名小説。杏は、梅が岡高校に赴任してきた数学教師・小山千鶴を演じる。着任早々、地元の文化会館でアマチュアオーケストラの演奏を聴いて、入団を決意。しかし、向かった"梅が岡交響楽団"(以下"梅響")は年寄りだらけで、感激したコンサートはエリート集団"梅が岡フィルハーモニー"と判明。"梅響"は老人たちの下手くそなオケとわかりつつ、指揮棒を振ることになる千鶴の姿と"梅響"の面々を描く。発表されたキャストは坂口のほか、黒島結菜、光石研ら。坂口は梅が岡高校の後輩英語教師で千鶴がひそかに恋心を抱いている坂下くん役を、黒島は千鶴が数学を教えるクラスの生徒・野々村和音役を、光石は"梅が岡フィルハーモニー"のコンマスでありOSAWA電器の社長・大沢義郎役をそれぞれ務める。加えて"梅響"のメンバーには、笹野高史、左とん平、小松政夫、藤田弓子、石倉三郎、喜多道枝、茅島成美、森下能幸らベテランキャストが集結。笹野は商店街にある電器店を経営するがOSAWA電器に買収される危機に直面している第一バイオリン担当の野々村秀太郎を、左は寿司屋を経営するクラリネット担当のクラさんを、小松は呉服屋経営のチェロ担当・トミーを、藤田はトミーの連れ合いのオーボエ担当・マーサを、石倉はティンパニ担当の大工の棟梁役を、喜多は軽い認知症を患う第二バイオリン担当・しま子を、茅島は元高校教師のフルート担当・真弓センセイを、森下はトランペット担当のラバウルを演じる。クランクアップを迎えた杏は、「大先輩方があまりに多く、皆さん相当飛ばしていくので、テンションが持つかとハラハラしました(笑)」と吐露。続けて、「1日中その高いテンションを持続される体力にびっくりしましたし、遊び心や若さというものも大先輩たちの方があったように思います」と初主演だけでなく、ベテランの共演者がいてこその経験を口にする。また、「クラシックは敷居が高く、お金持ちでないとできないイメージだった」と先入観があったことを告げながらも、「老人たちが一所懸命演奏している姿を見て、皆で1つのことを成し遂げるというのは楽しいことはもちろん、尊いことですし、大事なことなんだ」と実感。その上で、「好きなことをやるのに年齢や環境は関係ない、思いさえあれば楽しく挑むことができるんだ、やりたいことをやってもいいんだというメッセージが伝われば」「若い方だけでなく、お年を召した方にも見ていただき、楽しんで元気になっていただければなと思います」とアピールしている。
2015年12月02日ヴェネチア、ベルリンなどの映画祭や米アカデミー賞などを数々受賞し、名だたる巨匠たちに愛されるフランスの大女優ジュリエット・ビノシュが主演、クリステン・スチュワート&クロエ・グレース・モレッツという若き実力派女優が競演という、華やかなキャストが話題の映画『アクトレス ~女たちの舞台~』。このほど、中谷美紀、風吹ジュン、余貴美子ら“同業”の女優たちを始め、各界の女性たちから絶賛の声が続々と届いていることが分かった。一世を風靡した大女優マリアを演じた主演のジュリエットに、彼女の敏腕マネージャー役として裏方に徹し、米国人として初めてフランスのセザール賞「助演女優賞」を受賞したクリステン・スチュワート、そして清純派のイメージを覆し、本人とはまるで違う(!?)スキャンダルまみれのお騒がせ若手女優を演じたクロエ・グレース・モレッツ。本作のキャッチコピー「永遠に輝くこと、それが彼女たちの使命」の通り、3人の人気女優たちの素晴らしい演技合戦が注目を浴び、第67回カンヌ国際映画祭でも称賛を受けた本作。絶景のスイスの景勝地シルス・マリアを舞台にした女優たちの生きざまには、世代を超えた各界の女性から絶賛のコメントが届いている。<以下、コメント>■中谷美紀(女優)古い器のように年輪を重ねてこそ味わい深くなる円熟した女優も、圧倒的な若さと無邪気さには敵わない。役を見出す産みの苦しみ、そして老いと向き合い、受け入れていくこと。ジュリエット・ビノシュが、彼女の人生そのものを演じているかのようなこの作品に、心動かされました。■風吹ジュン(女優)切れても消えても見事なクリステン…強かで瑞々しいクロエ…それでもビノシュは魅力的!■高橋ひとみ(女優)大女優になってしまったマリアの心の葛藤が突き刺さりました。それぞれ違う立場の女性達の見えない駆け引きが魅力的で怖いくらい。最後の言葉の意味は?受け入れるのか諦めるのか この舞台とはいったい…。■鈴木杏(女優)女優さんの人生って、やっぱり特殊で面白いなぁ!と他人事のように堪能してしまった。この素晴らしい三人を、もっともっと、ずっとずっと見ていたい!■荻野目慶子(女優)このスリリングな演技の“火花”の炸裂は見逃せない!息を呑むほど美しいスイスの絶景の絵、女優魂が眩しくて、新鮮なクリステンにはノック・アウト!■余貴美子(女優)3人の女たちの演技合戦は、物語なのか、現実なのか。ドキュメンタリーのようで、とてもクール!■玉城ティナ(モデル)自覚した美しさほど人を魅了できるものはありません。二人の若さへの隠された争いに虜になってしまいました。かつてない豪華競演の話題作を、ぜひともチェックしてみて。『アクトレス ~女たちの舞台~』は10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アクトレス~女たちの舞台~ 2015年10月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2014 CG CINEMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE France Cinema – ZDF/ARTE - ORANGE STUDIO - RTS RADIO TELEVISION SUISSE – SRG SSR
2015年10月06日女優の杏がイメージキャラクターを務める宝酒造のスパークリング清酒「澪」。そのWEBサイト上で限定公開され、映画監督の行定勲が演出を手がけている杏さん主演のWEBムービーから、このほど、第4弾となる“My First Mio”『「澪」と過ごすハロウィン』篇が公開。なんと杏さんが、ヴァンパイアに変身していることが分かった。“My First Mio”は、杏さんが主演、数々のヒット作を手掛けた行定監督が演出を務め、CMとはまた違った魅力を放つストーリー性豊かなWEB限定ムービー。「澪」公式サイトにて公開され、これまで、「母の日」「七夕」「お盆」と季節ごとのイベントに「澪」を絡めた本ムービーは、第3弾までの累計再生回数が100万回を突破する人気シリーズとなっている。今回の第4弾は、街全体が仮装姿の人々で賑わう「ハロウィン」の幻想的な夜が舞台。古書店の店主・かすみ(杏さん)と、お店へふらりと入ってきた狼のマスクを被った男性・滝田との微笑ましいやり取りを、妄想と現実が入り混じった不思議な世界観とともに描いている。“狼男”とのコミカルなやりとりと、意外なその正体、その後の驚きのストーリー展開は最後まで目が離せない。ハロウィンの夜に古書店を訪れ、「滝田優人」という名刺を差し出す“狼男”には、お笑いコンビ「キングオブコメディ」のボケ役として活躍中の今野浩喜。差し出された名刺を見て「…タキタさん?」と尋ねると、「あ…タキダ、です…」。さらに、「実は人見知りで、社交性がなくて」「今日みたいな日なら仮装すれば、自由に街に溶け込める」「なんでもいいから3つ買い物すると決めて…でも、負けてしまった」などと、おもむろに打ち明け話を始める狼男。そんな狼男を励ますべく、店主のかすみが、とある本の一節を読んで聞かせると、心に響く言葉に興味を奪われ、その本を買うことに。そして、狼男のマスクを外した滝田の前に現れたのは…。行定監督が今回の作品で描くのは、賑やかなハロウィンの輪から少し離れた場所で、仮装を楽しむ人々を羨ましそうに眺めている男女の物語。古書店の主に扮したミステリアスな雰囲気の杏さんと、打たれ弱い狼男を演じる今野さんの組み合わせは、何か不思議なことが怒りそうなハロウィンの夜というシチュエーションにぴったりで、映像の中の杏さんと今野さんのように、見ているほうもハロウィンという特別な夜に「澪」を飲んで“祝杯”をあげたくなってしまう。「妖怪だ、幽霊だって、いろいろやってきて、今度はそこに吸血鬼がまた新たに加わっちゃいました(笑)」と杏さん。狼男のマスクを取った今野さんの前で、ヴァンパイアへと変身するシーンでは、両手を振り上げ、大きく目を見開いたその存在感たるや、誰もが画面に釘付けになるほどインパクト抜群。美しきヴァンパイアに、今野さんもスタッフも視線が釘付けとなっていたという。一方、バラエティ番組などで活躍しながら、役者としてのキャリアも豊富な今野さんは、初共演となる杏さんとのお芝居でも絶妙な掛け合いを披露。ほとんどの場面で、狼男のマスクを被っているにもかかわらず、なんとも優しく、どこか気弱な空気感を全身から放っていて、見た目と台詞、仕草、声のトーンなどとのギャップには、さすがの行定監督も笑いをこらえるのにひと苦労。カットの瞬間、周りのスタッフに笑いの輪が広がると、狼男のマスクを取った今野さんも嬉しそうにはにかんでいた。撮影を終えた杏さんは、「ハロウィンということで、ちょっぴりファンタジーで、不思議な空気が漂うような撮影でした」とふり返ってコメント。また、行定監督は「杏さんは瞬発的な表情がかわいらしかったり、美しかったりするので、ヴァンパイアに変身したら、どういう顔をするんだろうと思って。期待通り、いや期待以上のヴァンパイアを演じてくれましたね」と、その“変身”を絶賛した。杏さんも「仕上がりをすごく楽しみにしています」というヴァンパイアぶり、ぜひこちらでチェックしてみて。WEBムービー“My First Mio”『「澪」と過ごすハロウィン』篇は10月1日(木)より「澪」公式サイトにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年10月01日三菱電機 新CMお披露目イベントが9月29日(火)都内某所で行われ、女優の杏、戸田恵子、お笑い芸人オードリーの若林正恭が出席した。若林さんは登場やいなや、「周囲からは居候役なの?と言われていますが、杏さんの旦那役の若林です」と自虐的な言い回しを交えた挨拶を行った。本CMでは、料理上手で明るい主婦役の杏さん、旦那役には若林さん、若林さんの母親役には戸田さんが起用されている。三菱電機の製品が家族が遭遇する日常のトラブル解決や、家族の絆を確かめ合う重要な役割を担い、全CM共に、期待を上回る体験により「ニクイねぇ!」と杏さんが締めるシリーズだ。「月に1度か2度会うので、家族としての絆が深まっていくように感じます」と杏さん。会見でも、本物の家族同士のようにリラックスした様子を見せていた。司会者から「旦那さんが若林さんと聞いていかがでしたか?」と投げかけられた杏さんは、「最初はオードリーさんとお聞きしていたので、どちらなんだろう、と気になりました」と応えると、若林さんがすかさず「最近春日も三菱電機さんのCMに登場してきていますが、僕は全面的には納得していないです」と、8月26日より放送を開始した「ビジネスもニクイねぇ!」シリーズに起用された春日さんについて触れ、会場の笑いを誘った。この日、杏さんがプライベートでの料理写真を公開。「お店での写真みたい!こんなのお家で食べられないですよ」と大絶賛する戸田さんだったが、「家族がウサギを持って帰ってきて、捌いてシチューにしたんです」という杏さんの仰天エピソードには、戸田さんのみならず、会場全体がざわつくほどだった。しかし杏さんは「なかなか食べられる機会がないんですが、ウサギが美味しくて、余ったソースにベーコンを加えてパスタソースにして頂きました」と淡々と紹介。料理の凄さに圧倒されている若林さんに対し、「若林さんも、こうやって健康管理をしてくださる方をね」と司会者から振られると「なかなかそんな気配がなく。みなさんになんとかしていただかないと」と返答。隣にいた戸田さんから、「最近気配がないとか言いながらドーンと結婚する人が多いじゃないですか、ちゃんと私たちには知らせておいてくださいね」と突っ込みが入り、「あるかもしれませんね」と存在を匂わせた若林さんだったが、「会場が全然盛り上がらないですね。すみません」と、またもや自虐で会場を沸かせた。2年目を迎えた「ニクイねぇ!」シリーズ。今後の豊富について、「『ニクイねぇ!』をいろいろな意味でつくっていくことのできる主婦を目指していきたいと思います」(杏さん)、「心が満たされてウキウキする愉しさを持ってこれからもやらせていただきたいと思います」(戸田さん)、「ちょっとおとぼけな役が多いので『デキる旦那役』になりたいです」(若林さん)とそれぞれ話した。(text:cinemacafe.net)
2015年09月29日●マキタスポーツに「うっせえ! ハゲ!」今年6月17日、女優・小島梨里杏は自身のブログでそれまでの「梨里杏」から「小島梨里杏」に改名したことを報告。続けて同年7月期のドラマ"オモコー"こと『表参道高校合唱部!』にレギュラー出演することを発表した。演じるのは、スクールカーストのある高校でトップ集団"一軍"に君臨する竹内風香。主人公らをいじめてクラスの和を乱す言わばヒール役。役柄を象徴するように、ブログには「素敵なハーモニーをかき乱し、ブチ壊していきたい」と並々ならぬ意気込みがつづられていた。現在6話までが放送され、一部で「今期の満足度1位」と報じられるなど話題になり、強烈なイメージを残すいじめ役にも自然と注目が集まっている。昨年の『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)に抜てきされて多くの人に知られる存在となったものの、彼女は女優として生きていく決意とそのきっかけを探していた。改名が大きな決断だったことは本人も認めるところではあるが、憧れていた園子温監督シリーズのスピンオフ作『みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブウォーズ~』(dTVで配信中)でヒロインの声が掛かるなど、今では"再スタート"のきっかけになったと捉えている。近況の出演エピソードを交えながら、改名の真相と決断の裏にある思いに迫る。――『みんな!エスパーだよ!』はテレビシリーズから観ていたそうですね。同作ではヒロインとして、嘉郎らチームエスパーの憩いの場である喫茶シーホースでアルバイトをすることに。後に人を酔っ払いに変える能力を持ったエスパーが現れ、街は大混乱に陥ります。前から園監督の作品を観ていたので、『みんな!エスパーだよ!』もその中の1つでした。今回お話をいただいた時は、観ていた世界に入れることがうれしかったですし、出来上がったものを観て場面の切り替わりや音など『エスパー』独特の編集の仕方を実感できたので、シリーズのファンとしても楽しむことができました。――"パンチラ"などの下ネタがおなじみとなっているシリーズです。ご自身が出演することに抵抗は?全くありませんでした(笑)。――ヒロインという立場でしたが、双子を演じる一人二役。難しい役どころだったと思います。台本を読んだ時、私の中の2人のイメージは対照的でした。クランクインの日が妹の今日子のシーンで、アーケード街を酔っ払いのおじさんたちと練り歩いて、最後にツバを吐く場面。綾部監督(園子温は総監督)から「もっと女王様感出していいよ!」と言われたので、女王様な一面は残しながらもそんなに悪い子にしないイメージで演じました。――その女王様モードを一番感じたのが、マキタスポーツさんを「うっせえ! ハゲ!」と罵倒するシーン。笑いすぎて腹筋がつりそうになりました。ちゃんと台本にあったセリフでした(笑)。物語の終盤で和やかムードの中、なぜそこまで言うのか、私も台本を読んだ時に不思議でした。最初のアーケード街のシーンだったらまだ分かりますよね? でも、今日子ちゃんが心を入れ替えたところでの「うっせえ! ハゲ!」(笑)。自分自身でも演じていて面白かったです。――そのほか、事前情報では「セクシー七変化」とも言われていましたが、短パンやノースリーブ、メイド服などさまざまな衣装も見どころですね。役を演じること自体に恥ずかしさはありませんが、普段は着ることのない露出度の高い衣装だったので、そこに関しては「私が着ていいのかな…」みたいな気持ちはありました(笑)。着てお芝居をしている時は全然気になりませんが、カメラが回っていない時は恥ずかしかったです。私がメイド服着てる…って(笑)。――テレビシリーズから続く座組の中に、ヒロインという立場で加わるのはどのような心境でしたか。緊張しました。このシリーズだけじゃなくて、ほかの作品でも観ていた女優さん、俳優さんだったので、楽しみな半面緊張しましたし、出来上がっているものを崩せない責任感と、良い意味で崩したい意欲と。そんなプレッシャーみたいなものがありました。――しかし、小島さんもほかの出演者の方と同じように、ここ最近は特に注目が集まっていると思います。実感はありますか。注目度…うーん…どうでしょう(笑)。ツイッターなどでコメントをいただける数が増えてきて、そういう反響はとてもうれしいです。――最近でもツイッターでフォロワーが4万人を超えたことを喜んでいらっしゃいました。そうですね。ツイッターをはじめたのは、『トッキュウジャー』ぐらいだったと思いますが、最初は全然フォロワーさんがいなかったんです(笑)。●『トッキュウジャー』終了後の決断――『表参道高校合唱部!』ではイジメっ子役。自分と真逆の役柄を演じることは「役者として喜び」と感じる人もいるみたいですが、小島さんはいかがですか。「いじめる」だけを考えると、自分の中では絶対にしたくないことだと思ってしまいます。イジメっ子集団の中でトップが優里亞(吉本実憂)で私が演じる風香が二番手。風香にはその悔しさもあったと思いますが、5話で優里亞から「こんなセリフだけで役作りなんていらない」とお芝居のことをバカにされたことが、風香が黒幕となって優里亞をいじめていくきっかけになります。風香はきっとお芝居がとても大好きだと思うんです。自分をバカにされたことに加えて、お芝居をバカにされたことが彼女の怒りに触れた。そういう「許さない」という気持ちを根底に演じたので、優里亞に詰め寄るシーンはスムーズにやることができたと思います。――黒幕の存在に気づいた優里亞に、風香は不気味な笑みを浮かべながら「ビ~ンゴ~」と言います。「うっせえ! ハゲ!」と同じく鳥肌シーンでした。なんでここで「うっせえ! ハゲ!」が出てくるんですか(笑)。実は2話で優里亞が快人(志尊淳)とカフェでお茶をしているところで、自身の悪事を言い当てられて「ビンゴ」と言うシーンがありました。このセリフを言われた優里亞は絶対に腹立つだろうなと思って、そこをヒントに盗みました(笑)。台本では「ニヤリと笑う」ぐらいしか書かかれていなかったので、リハーサルの時に監督に「"ビンゴ"やりたい」とお願いしてみたところ、「いいよ」と言っていただけたので思い切ってやってみました。――ほかの作品含めて、そういうアイデアは積極的に伝えるタイプ?すでに台本に書かれていることやセリフは必ず守らなければならないと思っています。そこにプラスしてよりよくなると思ったので、今回は提案させていただきました。――今回の『エスパー』で、そういうシーンはありましたか。ありました! でも、恥ずかしくて言えない…(笑)。――わかりました(笑)。話は変わりますが、今年6月から芸名が「梨里杏」から「小島梨里杏」に変わりましたね。改名後初の連ドラが『表参道高校合唱部!』だったわけですが、そこにはどのような思いが込められていたのでしょうか。「梨里杏」時代もお芝居で頑張ってはいたのですが、『トッキュウジャー』を終えて、よりお芝居に力を入れていきたいと思いましたし、「女優として生きていく」と心に決めた時により私らしさ、人間らしさを求めていくなら苗字からはじまる名前にした方がいいと思ったんです。マネージャーさんと話し合って決めました。名前を変えて、今回の『エスパー』や映画『先輩と彼女』(10月17日公開)とお仕事が順調に続いているので、自分としては良い区切りになったんじゃないかなと思っています。――さらにさかのぼると、芸能界デビューは子役でした。この世界に入るきっかけは?女優になりたいとかは全く考えていなくて、『天才てれびくんワイド』で同世代よりちょっと上のお兄さんやお姉さんたちが頑張っている姿を見て「カッコイイ!」と思ったのがきっかけです。この仕事をやるなら事務所に入らないといけないと母から聞かされて、「ふーん」と思ったのを覚えています(笑)。小学校のころは学業を優先していてレギュラーのお仕事はできなかったので、主演の方の幼少期とかをやらせていただいていました。あとはCMや広告もが多かったです。――その後の『トッキュウジャー』でも知名度が急上昇したと思います。こうして仕事がつながりはじめた今は小島さんにとってどのような状況ですか。『トッキュウジャー』の現場に入った時もスタートラインのような感じだったんですけど、1年間同じ役をやり続けたので視聴者の方々にもその"ミオ"のイメージが定着していると思います。私自身も1年間"ミオ"でいたので、自分でありながら"ミオ"でいるのが日常でした。だから、あまり考えずに演じることができましたが、『トッキュウジャー』を終えた時に「このままじゃダメだ」と思いました。名前を変えた今は新しいスタートラインに立った感じですし、今まで"ミオ"と思って観てくれていた方々が「こんな一面もあるのか」と驚いてもらえるとうれしいです。いろいろな役をやっている自分としても成長を実感することができるので、最近はとても充実しています。■プロフィール小島梨里杏(こじま・りりあ)1993年12月18日生まれ。東京都出身。身長159センチ。2011年の「グラビアJAPAN」で週刊プレイボーイグランプリを受賞した後、ドラマや映画、舞台など女優業を中心に活動。2014年の映画『絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-』ではヒロイン・ユナ役で初のアクションにも挑戦。同年2月から翌年2月に放送されたスーパー戦隊シリーズ『列車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)でトッキュウ3号・ミオ役を演じた。現在、TBS系『表参道高校合唱部!』(15年7月-9月)にレギュラー出演中で、10月17日には出演映画『先輩と彼女』が公開される。
2015年09月02日花とアリスが帰ってきた。『花とアリス』の公開から11年を経て、ふたりが出会うまでの前日譚を描く『花とアリス殺人事件』。本作で岩井俊二監督は、初のアニメーション長編作品に挑んでいる。しかしながら、なぜいま花とアリスなのだろうか?そしてこのタイトルの意味は?さまざまな疑問符が浮かぶ中、稀代の映像作家である岩井監督がどんなアニメショーンを仕上げてくれるのかと、大きな期待が寄せられたはずだ。インタビューでは、前作をふり返りながらストーリーの発端となったエピソードをはじめ、新境地であるアニメ制作の裏側、さらに音楽家としての一面など多岐に渡り、稀代の才能である岩井監督の等身大の姿を垣間見ることができた。海外のキャストを迎え、全編英語で展開された『ヴァンパイア』以来、オリジナル作品としては3年ぶりとなる本作。岩井監督のフィルモグラフィーを見渡してみると、続編といったかたちで制作されたのは、『打ち上げ花火 横からみるか?下からみるか?』に続く作品として制作された『少年たちは花火を横から見たかった』があるが、こちらはドキュメンタリーという体裁をとっており、フィクション=物語としての続編作品は本作がはじめてとなる。今回の前日譚が生まれた経緯について訪ねると、「既に存在していた」と岩井監督は語る。「今回の企画自体は、前作『花とアリス』を作ったあとに、ある種続編的な位置づけで、脚本としてはその時点で存在していたんです。その時に、アニメ企画で立ち上げたんですけど、予算とかいろんな都合があって、実現のところまでいかなくて、途中で立ち消えになっちゃったんですよね。今回はたまたま、こんな企画あるんだけどって話したら興味をもっていただいて、じゃあやろうかという流れで実現しました」。実写として撮影された画をもとに、上から線でなぞるロトスコープというアニメーション手法で制作された本作。岩井監督は、昨年WEBで公開された『TOWN WORKERS』ですでにロトスコープを導入している。タウンワークとのコラボレーションとして制作されたショートストーリーの同作は、岩井監督初のアニメ作品として大きな注目を集めたが、長編アニメーションとしては今回が初となる。これまでに、その圧倒的なクオリティの美しい実写映像作品を数多く世に送り出している岩井監督だが、ロトスコープでは監督最大の武器とも言える実写映像があくまで素材として使用され、そこからロトスコープに変換されていく作業が始まる。「ふたつ分」の作業だったと語る制作過程について聞いてみた。「実写の場合は撮って編集で仕上げてしまえば終わりなんですが、今回はそこからアニメの制作が始まるので、ふたつ分の現場をやったような感じではありましたね。 まずはオーディションで役者さんを選んで、実際に撮影を行いました。ロトスコープの場合は、映像はあくまで素材になるので、ひとりで何役もやっていたりしますよ。20日間くらいかけて撮りましたね。それをベースに3D CGを作ったり、ロトスコープとして手描きでなぞって。さらに3D CGであがったものを手描きで修正したりとかいろんなことをやって、こういう仕上がりになった感じです」。今回の制作を振り返る中で、表現としての実写とアニメの違いについて、その“ダイナミズム”の差異について岩井監督は「実写だと普通に見えちゃうはずのものが、アニメだと妙な凄みを持つことが多々あるんです」と語る。「実写だとほぼ無理なんですけど、顔のアップをあまり使わないで済んだっていうのは意外でしたね。アニメ、とくにロトスコープっていうのは、人の全身が写っているサイズで動いてるときに一番存在感を発揮する気がしていて。その時の凄みっていうのは、なかなか実写だと出ないんです。同じサイズで人が動いててもあんまり印象に残らなかったり、なかなか間が持たなかったりするので、どうしてもアップに逃げたりしがちなんですけど。たぶんこれと同じことを実写でやったら、ややアート色の強い映画みたいな、観客が入っていけない作品に見えると思うんですよね。ところが、アニメだとそう見えなくて、全然普通に見える。そんな風に、ダイナミズム感が違うんです」。そして『花とアリス』の世界において、なによりもその魅力的なキャラクターである荒井花=“花”演じる鈴木杏と、有栖川徹子=“アリス”演じる蒼井優は本作においても出演。花とアリスとの再会は11年ぶりとなるが、岩井監督は自然と作品の世界に入っていったようだ。「蒼井優と鈴木杏に会って、久しぶりと言いつつも、不思議と前の撮影がこないだあったような感覚になるんですよね。『花とアリス』の撮影の仕上げの時期と感覚が直結してくるというか…。『花とアリス』は、映画の中で出てくるバレー教室でリハーサルをやるところからはじめたんですけど、そんな日を思い出したりしました」。そして、『花とアリス』の世界のもうひとつの大きな魅力は、美しい映像を彩るピアノとストリングスを基調とした瑞々しい音楽だ。『花とアリス』の代表的なシーンとも言える、オーディションでアリスがバレエを披露する場面の楽曲など、美しい旋律が全編で展開されるサウンドトラックは、岩井俊二自身が制作している。本作では、岩井監督自身が参加する音楽ユニット「ヘクとパスカル」が監督と同じく音楽担当としてクレジットされ、前作との制作過程の違いについて伺うと、音楽家としての顔も持つ岩井監督の妥協なきこだわりが明かされた。「前回はオールコンピュータで、ひとりでパソコンに向かい合いながらずっと音楽制作をやっていたんです。打ち込みでどこまでやれるかっていう、音を聞いてデジタルだって思われないところまでどうやってもっていくのかということに、ただひとりひたすらこだわっていました。繰り返し繰り返しエンニオ・モリコーネのサントラを一日中聞き込んで、それに近いバイオリン音源を数か月かけて探したんですけど、ほとんど駄目でしたね。その中でかろうじて使えるのが出てきたんですけど、それはもう感動でしたけどね。今回はそのスコアをベースに、『ヘクとパスカル』の桑原さんにアレンジをお願いしました。桑原さんはプロとして活動をしているので、アレンジしたらスタジオに入って演奏して終わり。基本的にはピアノは桑原さんが弾いて、弦とかは他のミュージシャンに頼んで演奏してもらいました」。『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』をはじめ、完成された世界観と語られるストーリーの力が強く印象を残す岩井作品の中では、自然なタッチが特徴の『花とアリス』は、他の作品とは少し趣が異なるように思える。岩井監督が明かしたように、自然発生的なエピソードの数々が描かれ、自然体の岩井俊二が堪能できる本作を、自身は“エッセーのようだ”と語っている。「『花とアリス』はあの仕上がりになりつつも、なんだか食い足りなくて、エピソードゼロとして続編を考えて書いたのが今回の作品ですね。そういう意味ではゆるく長い付き合いだったと思います。考えてみると、自分の日常的な人生観とか、そういうのが意外と出やすかったというか、ちょっとエッセーに近い作品だったと思うんですよね。主人公があるできごとに出会いながら、ストーリーを解決して終わるっていうのがスタンダードとしてあると思うんですけど、ほっとけばどこまでも行ってしまうような話って、意外にありそうで少なくて、今回が初めてだった気がしますね」。最後に、今後のアニメ制作への意欲について尋ねると、少し意外にも思えるアイデアを語ってくれた。「予定はまだありませんけど、またやりたい気持ちはありますね。やっている間中おもしろかったですね。だいぶ作り方がわかったので次はもうちょっと安定的に作れたらなあと思います(笑)。ロトスコープは実は時代劇に向いてるなって思ってるんです。3D CGでも着物の表現って難しいと思うんですよね。そのときに、ロトスコープならほぼ正確に表現できるんで、時代劇はあってるんだよなっていう。ぼくがいきなり時代劇やるのって違和感あると思いますが」。インタビューの中で何より印象的だったのは、さまざまなジャンルを越境する才人としての岩井俊二の姿ではなく、実直に、ひとつひとつの創作を妥協なく繰り返してきた時間の積み重ねが、岩井俊二という存在を確かに形作っているということだった。自身を“不器用”だと語る監督の、表現を探求するものとしての真摯な姿勢、さらには、作家性の高い作品を数多く残しながらも、常に表現としてのバランスへの目配りを忘れない姿から、等身大でありながら自身の才能を発揮している岩井俊二という存在を少し垣間見ることができたように思う。アニメという新たな表現に向かいながらも、自分自身であることを貫き続ける岩井俊二。新作も控えているとのことで、これからもどんな映画を見せてくれるのか、大いに期待したい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年08月11日長編アニメ『花とアリス殺人事件』のブルーレイ&DVD記念トークイベントが8月8日(土)、東京・池袋の新文芸坐で行われ、メガホンをとった岩井俊二監督と、岩井監督を敬愛する新海誠監督(『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』)が対談した。2004年に公開された実写映画『花とアリス』の前日譚を長編アニメーション化。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称:アリス)が、花屋敷と呼ばれる隣家に暮らす不登校のクラスメイト・荒井花(通称:ハナ)とともに、1年前に起こった「ユダが、4人のユダに殺された」奇妙な事件の真相を追う。実写映画に引き続き、蒼井優がアリスを、鈴木杏がハナを演じ、大きな話題を集めた。本作が初の長編アニメ制作だった岩井監督は、「実写にはない苦労が多く、試行錯誤の連続だった。最後の2週間は誰も寝られないし」とふり返り、「納期を目前にひどい高熱を出してしまって。絶望的でした(笑)」と完成までの苦闘を告白。これには新海監督も「作品を見て、軽やかで自由に作っている印象を受けていた。現場は大変だったんですね」と知られざる舞台裏に驚きの表情だった。その新海監督は「カメラアングルや望遠の使い方など、過去の岩井さんの作品を参考にしていた」と言い、憧れの存在を前に恐縮した様子。それだけに、岩井監督が「またいつか、アニメを作ってみたい」と意欲を見せると、「楽しみです!」と期待を寄せていた。『花とアリス殺人事件』ブルーレイ&DVDは8月12日(水)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年08月09日