ヴェネチア、ベルリンなどの映画祭や米アカデミー賞などを数々受賞し、名だたる巨匠たちに愛されるフランスの大女優ジュリエット・ビノシュが主演、クリステン・スチュワート&クロエ・グレース・モレッツという若き実力派女優が競演という、華やかなキャストが話題の映画『アクトレス ~女たちの舞台~』。このほど、中谷美紀、風吹ジュン、余貴美子ら“同業”の女優たちを始め、各界の女性たちから絶賛の声が続々と届いていることが分かった。一世を風靡した大女優マリアを演じた主演のジュリエットに、彼女の敏腕マネージャー役として裏方に徹し、米国人として初めてフランスのセザール賞「助演女優賞」を受賞したクリステン・スチュワート、そして清純派のイメージを覆し、本人とはまるで違う(!?)スキャンダルまみれのお騒がせ若手女優を演じたクロエ・グレース・モレッツ。本作のキャッチコピー「永遠に輝くこと、それが彼女たちの使命」の通り、3人の人気女優たちの素晴らしい演技合戦が注目を浴び、第67回カンヌ国際映画祭でも称賛を受けた本作。絶景のスイスの景勝地シルス・マリアを舞台にした女優たちの生きざまには、世代を超えた各界の女性から絶賛のコメントが届いている。<以下、コメント>■中谷美紀(女優)古い器のように年輪を重ねてこそ味わい深くなる円熟した女優も、圧倒的な若さと無邪気さには敵わない。役を見出す産みの苦しみ、そして老いと向き合い、受け入れていくこと。ジュリエット・ビノシュが、彼女の人生そのものを演じているかのようなこの作品に、心動かされました。■風吹ジュン(女優)切れても消えても見事なクリステン…強かで瑞々しいクロエ…それでもビノシュは魅力的!■高橋ひとみ(女優)大女優になってしまったマリアの心の葛藤が突き刺さりました。それぞれ違う立場の女性達の見えない駆け引きが魅力的で怖いくらい。最後の言葉の意味は?受け入れるのか諦めるのか この舞台とはいったい…。■鈴木杏(女優)女優さんの人生って、やっぱり特殊で面白いなぁ!と他人事のように堪能してしまった。この素晴らしい三人を、もっともっと、ずっとずっと見ていたい!■荻野目慶子(女優)このスリリングな演技の“火花”の炸裂は見逃せない!息を呑むほど美しいスイスの絶景の絵、女優魂が眩しくて、新鮮なクリステンにはノック・アウト!■余貴美子(女優)3人の女たちの演技合戦は、物語なのか、現実なのか。ドキュメンタリーのようで、とてもクール!■玉城ティナ(モデル)自覚した美しさほど人を魅了できるものはありません。二人の若さへの隠された争いに虜になってしまいました。かつてない豪華競演の話題作を、ぜひともチェックしてみて。『アクトレス ~女たちの舞台~』は10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アクトレス~女たちの舞台~ 2015年10月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2014 CG CINEMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE France Cinema – ZDF/ARTE - ORANGE STUDIO - RTS RADIO TELEVISION SUISSE – SRG SSR
2015年10月06日女優の杏がイメージキャラクターを務める宝酒造のスパークリング清酒「澪」。そのWEBサイト上で限定公開され、映画監督の行定勲が演出を手がけている杏さん主演のWEBムービーから、このほど、第4弾となる“My First Mio”『「澪」と過ごすハロウィン』篇が公開。なんと杏さんが、ヴァンパイアに変身していることが分かった。“My First Mio”は、杏さんが主演、数々のヒット作を手掛けた行定監督が演出を務め、CMとはまた違った魅力を放つストーリー性豊かなWEB限定ムービー。「澪」公式サイトにて公開され、これまで、「母の日」「七夕」「お盆」と季節ごとのイベントに「澪」を絡めた本ムービーは、第3弾までの累計再生回数が100万回を突破する人気シリーズとなっている。今回の第4弾は、街全体が仮装姿の人々で賑わう「ハロウィン」の幻想的な夜が舞台。古書店の店主・かすみ(杏さん)と、お店へふらりと入ってきた狼のマスクを被った男性・滝田との微笑ましいやり取りを、妄想と現実が入り混じった不思議な世界観とともに描いている。“狼男”とのコミカルなやりとりと、意外なその正体、その後の驚きのストーリー展開は最後まで目が離せない。ハロウィンの夜に古書店を訪れ、「滝田優人」という名刺を差し出す“狼男”には、お笑いコンビ「キングオブコメディ」のボケ役として活躍中の今野浩喜。差し出された名刺を見て「…タキタさん?」と尋ねると、「あ…タキダ、です…」。さらに、「実は人見知りで、社交性がなくて」「今日みたいな日なら仮装すれば、自由に街に溶け込める」「なんでもいいから3つ買い物すると決めて…でも、負けてしまった」などと、おもむろに打ち明け話を始める狼男。そんな狼男を励ますべく、店主のかすみが、とある本の一節を読んで聞かせると、心に響く言葉に興味を奪われ、その本を買うことに。そして、狼男のマスクを外した滝田の前に現れたのは…。行定監督が今回の作品で描くのは、賑やかなハロウィンの輪から少し離れた場所で、仮装を楽しむ人々を羨ましそうに眺めている男女の物語。古書店の主に扮したミステリアスな雰囲気の杏さんと、打たれ弱い狼男を演じる今野さんの組み合わせは、何か不思議なことが怒りそうなハロウィンの夜というシチュエーションにぴったりで、映像の中の杏さんと今野さんのように、見ているほうもハロウィンという特別な夜に「澪」を飲んで“祝杯”をあげたくなってしまう。「妖怪だ、幽霊だって、いろいろやってきて、今度はそこに吸血鬼がまた新たに加わっちゃいました(笑)」と杏さん。狼男のマスクを取った今野さんの前で、ヴァンパイアへと変身するシーンでは、両手を振り上げ、大きく目を見開いたその存在感たるや、誰もが画面に釘付けになるほどインパクト抜群。美しきヴァンパイアに、今野さんもスタッフも視線が釘付けとなっていたという。一方、バラエティ番組などで活躍しながら、役者としてのキャリアも豊富な今野さんは、初共演となる杏さんとのお芝居でも絶妙な掛け合いを披露。ほとんどの場面で、狼男のマスクを被っているにもかかわらず、なんとも優しく、どこか気弱な空気感を全身から放っていて、見た目と台詞、仕草、声のトーンなどとのギャップには、さすがの行定監督も笑いをこらえるのにひと苦労。カットの瞬間、周りのスタッフに笑いの輪が広がると、狼男のマスクを取った今野さんも嬉しそうにはにかんでいた。撮影を終えた杏さんは、「ハロウィンということで、ちょっぴりファンタジーで、不思議な空気が漂うような撮影でした」とふり返ってコメント。また、行定監督は「杏さんは瞬発的な表情がかわいらしかったり、美しかったりするので、ヴァンパイアに変身したら、どういう顔をするんだろうと思って。期待通り、いや期待以上のヴァンパイアを演じてくれましたね」と、その“変身”を絶賛した。杏さんも「仕上がりをすごく楽しみにしています」というヴァンパイアぶり、ぜひこちらでチェックしてみて。WEBムービー“My First Mio”『「澪」と過ごすハロウィン』篇は10月1日(木)より「澪」公式サイトにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年10月01日三菱電機 新CMお披露目イベントが9月29日(火)都内某所で行われ、女優の杏、戸田恵子、お笑い芸人オードリーの若林正恭が出席した。若林さんは登場やいなや、「周囲からは居候役なの?と言われていますが、杏さんの旦那役の若林です」と自虐的な言い回しを交えた挨拶を行った。本CMでは、料理上手で明るい主婦役の杏さん、旦那役には若林さん、若林さんの母親役には戸田さんが起用されている。三菱電機の製品が家族が遭遇する日常のトラブル解決や、家族の絆を確かめ合う重要な役割を担い、全CM共に、期待を上回る体験により「ニクイねぇ!」と杏さんが締めるシリーズだ。「月に1度か2度会うので、家族としての絆が深まっていくように感じます」と杏さん。会見でも、本物の家族同士のようにリラックスした様子を見せていた。司会者から「旦那さんが若林さんと聞いていかがでしたか?」と投げかけられた杏さんは、「最初はオードリーさんとお聞きしていたので、どちらなんだろう、と気になりました」と応えると、若林さんがすかさず「最近春日も三菱電機さんのCMに登場してきていますが、僕は全面的には納得していないです」と、8月26日より放送を開始した「ビジネスもニクイねぇ!」シリーズに起用された春日さんについて触れ、会場の笑いを誘った。この日、杏さんがプライベートでの料理写真を公開。「お店での写真みたい!こんなのお家で食べられないですよ」と大絶賛する戸田さんだったが、「家族がウサギを持って帰ってきて、捌いてシチューにしたんです」という杏さんの仰天エピソードには、戸田さんのみならず、会場全体がざわつくほどだった。しかし杏さんは「なかなか食べられる機会がないんですが、ウサギが美味しくて、余ったソースにベーコンを加えてパスタソースにして頂きました」と淡々と紹介。料理の凄さに圧倒されている若林さんに対し、「若林さんも、こうやって健康管理をしてくださる方をね」と司会者から振られると「なかなかそんな気配がなく。みなさんになんとかしていただかないと」と返答。隣にいた戸田さんから、「最近気配がないとか言いながらドーンと結婚する人が多いじゃないですか、ちゃんと私たちには知らせておいてくださいね」と突っ込みが入り、「あるかもしれませんね」と存在を匂わせた若林さんだったが、「会場が全然盛り上がらないですね。すみません」と、またもや自虐で会場を沸かせた。2年目を迎えた「ニクイねぇ!」シリーズ。今後の豊富について、「『ニクイねぇ!』をいろいろな意味でつくっていくことのできる主婦を目指していきたいと思います」(杏さん)、「心が満たされてウキウキする愉しさを持ってこれからもやらせていただきたいと思います」(戸田さん)、「ちょっとおとぼけな役が多いので『デキる旦那役』になりたいです」(若林さん)とそれぞれ話した。(text:cinemacafe.net)
2015年09月29日●マキタスポーツに「うっせえ! ハゲ!」今年6月17日、女優・小島梨里杏は自身のブログでそれまでの「梨里杏」から「小島梨里杏」に改名したことを報告。続けて同年7月期のドラマ"オモコー"こと『表参道高校合唱部!』にレギュラー出演することを発表した。演じるのは、スクールカーストのある高校でトップ集団"一軍"に君臨する竹内風香。主人公らをいじめてクラスの和を乱す言わばヒール役。役柄を象徴するように、ブログには「素敵なハーモニーをかき乱し、ブチ壊していきたい」と並々ならぬ意気込みがつづられていた。現在6話までが放送され、一部で「今期の満足度1位」と報じられるなど話題になり、強烈なイメージを残すいじめ役にも自然と注目が集まっている。昨年の『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)に抜てきされて多くの人に知られる存在となったものの、彼女は女優として生きていく決意とそのきっかけを探していた。改名が大きな決断だったことは本人も認めるところではあるが、憧れていた園子温監督シリーズのスピンオフ作『みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブウォーズ~』(dTVで配信中)でヒロインの声が掛かるなど、今では"再スタート"のきっかけになったと捉えている。近況の出演エピソードを交えながら、改名の真相と決断の裏にある思いに迫る。――『みんな!エスパーだよ!』はテレビシリーズから観ていたそうですね。同作ではヒロインとして、嘉郎らチームエスパーの憩いの場である喫茶シーホースでアルバイトをすることに。後に人を酔っ払いに変える能力を持ったエスパーが現れ、街は大混乱に陥ります。前から園監督の作品を観ていたので、『みんな!エスパーだよ!』もその中の1つでした。今回お話をいただいた時は、観ていた世界に入れることがうれしかったですし、出来上がったものを観て場面の切り替わりや音など『エスパー』独特の編集の仕方を実感できたので、シリーズのファンとしても楽しむことができました。――"パンチラ"などの下ネタがおなじみとなっているシリーズです。ご自身が出演することに抵抗は?全くありませんでした(笑)。――ヒロインという立場でしたが、双子を演じる一人二役。難しい役どころだったと思います。台本を読んだ時、私の中の2人のイメージは対照的でした。クランクインの日が妹の今日子のシーンで、アーケード街を酔っ払いのおじさんたちと練り歩いて、最後にツバを吐く場面。綾部監督(園子温は総監督)から「もっと女王様感出していいよ!」と言われたので、女王様な一面は残しながらもそんなに悪い子にしないイメージで演じました。――その女王様モードを一番感じたのが、マキタスポーツさんを「うっせえ! ハゲ!」と罵倒するシーン。笑いすぎて腹筋がつりそうになりました。ちゃんと台本にあったセリフでした(笑)。物語の終盤で和やかムードの中、なぜそこまで言うのか、私も台本を読んだ時に不思議でした。最初のアーケード街のシーンだったらまだ分かりますよね? でも、今日子ちゃんが心を入れ替えたところでの「うっせえ! ハゲ!」(笑)。自分自身でも演じていて面白かったです。――そのほか、事前情報では「セクシー七変化」とも言われていましたが、短パンやノースリーブ、メイド服などさまざまな衣装も見どころですね。役を演じること自体に恥ずかしさはありませんが、普段は着ることのない露出度の高い衣装だったので、そこに関しては「私が着ていいのかな…」みたいな気持ちはありました(笑)。着てお芝居をしている時は全然気になりませんが、カメラが回っていない時は恥ずかしかったです。私がメイド服着てる…って(笑)。――テレビシリーズから続く座組の中に、ヒロインという立場で加わるのはどのような心境でしたか。緊張しました。このシリーズだけじゃなくて、ほかの作品でも観ていた女優さん、俳優さんだったので、楽しみな半面緊張しましたし、出来上がっているものを崩せない責任感と、良い意味で崩したい意欲と。そんなプレッシャーみたいなものがありました。――しかし、小島さんもほかの出演者の方と同じように、ここ最近は特に注目が集まっていると思います。実感はありますか。注目度…うーん…どうでしょう(笑)。ツイッターなどでコメントをいただける数が増えてきて、そういう反響はとてもうれしいです。――最近でもツイッターでフォロワーが4万人を超えたことを喜んでいらっしゃいました。そうですね。ツイッターをはじめたのは、『トッキュウジャー』ぐらいだったと思いますが、最初は全然フォロワーさんがいなかったんです(笑)。●『トッキュウジャー』終了後の決断――『表参道高校合唱部!』ではイジメっ子役。自分と真逆の役柄を演じることは「役者として喜び」と感じる人もいるみたいですが、小島さんはいかがですか。「いじめる」だけを考えると、自分の中では絶対にしたくないことだと思ってしまいます。イジメっ子集団の中でトップが優里亞(吉本実憂)で私が演じる風香が二番手。風香にはその悔しさもあったと思いますが、5話で優里亞から「こんなセリフだけで役作りなんていらない」とお芝居のことをバカにされたことが、風香が黒幕となって優里亞をいじめていくきっかけになります。風香はきっとお芝居がとても大好きだと思うんです。自分をバカにされたことに加えて、お芝居をバカにされたことが彼女の怒りに触れた。そういう「許さない」という気持ちを根底に演じたので、優里亞に詰め寄るシーンはスムーズにやることができたと思います。――黒幕の存在に気づいた優里亞に、風香は不気味な笑みを浮かべながら「ビ~ンゴ~」と言います。「うっせえ! ハゲ!」と同じく鳥肌シーンでした。なんでここで「うっせえ! ハゲ!」が出てくるんですか(笑)。実は2話で優里亞が快人(志尊淳)とカフェでお茶をしているところで、自身の悪事を言い当てられて「ビンゴ」と言うシーンがありました。このセリフを言われた優里亞は絶対に腹立つだろうなと思って、そこをヒントに盗みました(笑)。台本では「ニヤリと笑う」ぐらいしか書かかれていなかったので、リハーサルの時に監督に「"ビンゴ"やりたい」とお願いしてみたところ、「いいよ」と言っていただけたので思い切ってやってみました。――ほかの作品含めて、そういうアイデアは積極的に伝えるタイプ?すでに台本に書かれていることやセリフは必ず守らなければならないと思っています。そこにプラスしてよりよくなると思ったので、今回は提案させていただきました。――今回の『エスパー』で、そういうシーンはありましたか。ありました! でも、恥ずかしくて言えない…(笑)。――わかりました(笑)。話は変わりますが、今年6月から芸名が「梨里杏」から「小島梨里杏」に変わりましたね。改名後初の連ドラが『表参道高校合唱部!』だったわけですが、そこにはどのような思いが込められていたのでしょうか。「梨里杏」時代もお芝居で頑張ってはいたのですが、『トッキュウジャー』を終えて、よりお芝居に力を入れていきたいと思いましたし、「女優として生きていく」と心に決めた時により私らしさ、人間らしさを求めていくなら苗字からはじまる名前にした方がいいと思ったんです。マネージャーさんと話し合って決めました。名前を変えて、今回の『エスパー』や映画『先輩と彼女』(10月17日公開)とお仕事が順調に続いているので、自分としては良い区切りになったんじゃないかなと思っています。――さらにさかのぼると、芸能界デビューは子役でした。この世界に入るきっかけは?女優になりたいとかは全く考えていなくて、『天才てれびくんワイド』で同世代よりちょっと上のお兄さんやお姉さんたちが頑張っている姿を見て「カッコイイ!」と思ったのがきっかけです。この仕事をやるなら事務所に入らないといけないと母から聞かされて、「ふーん」と思ったのを覚えています(笑)。小学校のころは学業を優先していてレギュラーのお仕事はできなかったので、主演の方の幼少期とかをやらせていただいていました。あとはCMや広告もが多かったです。――その後の『トッキュウジャー』でも知名度が急上昇したと思います。こうして仕事がつながりはじめた今は小島さんにとってどのような状況ですか。『トッキュウジャー』の現場に入った時もスタートラインのような感じだったんですけど、1年間同じ役をやり続けたので視聴者の方々にもその"ミオ"のイメージが定着していると思います。私自身も1年間"ミオ"でいたので、自分でありながら"ミオ"でいるのが日常でした。だから、あまり考えずに演じることができましたが、『トッキュウジャー』を終えた時に「このままじゃダメだ」と思いました。名前を変えた今は新しいスタートラインに立った感じですし、今まで"ミオ"と思って観てくれていた方々が「こんな一面もあるのか」と驚いてもらえるとうれしいです。いろいろな役をやっている自分としても成長を実感することができるので、最近はとても充実しています。■プロフィール小島梨里杏(こじま・りりあ)1993年12月18日生まれ。東京都出身。身長159センチ。2011年の「グラビアJAPAN」で週刊プレイボーイグランプリを受賞した後、ドラマや映画、舞台など女優業を中心に活動。2014年の映画『絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-』ではヒロイン・ユナ役で初のアクションにも挑戦。同年2月から翌年2月に放送されたスーパー戦隊シリーズ『列車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)でトッキュウ3号・ミオ役を演じた。現在、TBS系『表参道高校合唱部!』(15年7月-9月)にレギュラー出演中で、10月17日には出演映画『先輩と彼女』が公開される。
2015年09月02日グラビアアイドルの杉原杏璃、お笑い芸人のタブレット純、BBゴロー、ほいけんたが14日、東京・浅草花やしきで行われた、「ユニバーサル絶叫シリーズ」ホラー6作品Blu-ray&DVD発売イベントに出席した。胸元をあらわにしたセクシーな浴衣姿で登場した杉原は、「暑い夏なので、これくらい風通しがいい方が着ていて心地良い」とにっこり。最近のホラー体験を聞かれると、若い男性からのストーカー被害を明かし、「帰り道でついてきて、家の前にもずっといて。警察にもついてきて、警察署の前で待ってるんです」と吐露。「引っ越して1カ月経ったけど、今のところ大丈夫」と言うが、「彼氏はもちろん欲しい! そろそろヤバい。こうなったら誰でもいいから守って!」と必死にアピールした。一方、ドラキュラ風メイクを施したタブレット純は、自身に3千体もの霊が憑りついていることを告白。「憑りつかれやすい体質。お祓いで取っても取っても取り切れない。体調は常に悪い」と肩を落とし、「生のオーラが低過ぎて、寝ると霊界の世界に行ってしまう。昨日も金縛りにあって会話しました。その人の死因は肝硬変だったそうです」と直近のエピソードを披露。そのリアルなホラー話に、杉原は、「よく生きてますね……」と驚愕の表情を浮かべていた。
2015年08月15日花とアリスが帰ってきた。『花とアリス』の公開から11年を経て、ふたりが出会うまでの前日譚を描く『花とアリス殺人事件』。本作で岩井俊二監督は、初のアニメーション長編作品に挑んでいる。しかしながら、なぜいま花とアリスなのだろうか?そしてこのタイトルの意味は?さまざまな疑問符が浮かぶ中、稀代の映像作家である岩井監督がどんなアニメショーンを仕上げてくれるのかと、大きな期待が寄せられたはずだ。インタビューでは、前作をふり返りながらストーリーの発端となったエピソードをはじめ、新境地であるアニメ制作の裏側、さらに音楽家としての一面など多岐に渡り、稀代の才能である岩井監督の等身大の姿を垣間見ることができた。海外のキャストを迎え、全編英語で展開された『ヴァンパイア』以来、オリジナル作品としては3年ぶりとなる本作。岩井監督のフィルモグラフィーを見渡してみると、続編といったかたちで制作されたのは、『打ち上げ花火 横からみるか?下からみるか?』に続く作品として制作された『少年たちは花火を横から見たかった』があるが、こちらはドキュメンタリーという体裁をとっており、フィクション=物語としての続編作品は本作がはじめてとなる。今回の前日譚が生まれた経緯について訪ねると、「既に存在していた」と岩井監督は語る。「今回の企画自体は、前作『花とアリス』を作ったあとに、ある種続編的な位置づけで、脚本としてはその時点で存在していたんです。その時に、アニメ企画で立ち上げたんですけど、予算とかいろんな都合があって、実現のところまでいかなくて、途中で立ち消えになっちゃったんですよね。今回はたまたま、こんな企画あるんだけどって話したら興味をもっていただいて、じゃあやろうかという流れで実現しました」。実写として撮影された画をもとに、上から線でなぞるロトスコープというアニメーション手法で制作された本作。岩井監督は、昨年WEBで公開された『TOWN WORKERS』ですでにロトスコープを導入している。タウンワークとのコラボレーションとして制作されたショートストーリーの同作は、岩井監督初のアニメ作品として大きな注目を集めたが、長編アニメーションとしては今回が初となる。これまでに、その圧倒的なクオリティの美しい実写映像作品を数多く世に送り出している岩井監督だが、ロトスコープでは監督最大の武器とも言える実写映像があくまで素材として使用され、そこからロトスコープに変換されていく作業が始まる。「ふたつ分」の作業だったと語る制作過程について聞いてみた。「実写の場合は撮って編集で仕上げてしまえば終わりなんですが、今回はそこからアニメの制作が始まるので、ふたつ分の現場をやったような感じではありましたね。 まずはオーディションで役者さんを選んで、実際に撮影を行いました。ロトスコープの場合は、映像はあくまで素材になるので、ひとりで何役もやっていたりしますよ。20日間くらいかけて撮りましたね。それをベースに3D CGを作ったり、ロトスコープとして手描きでなぞって。さらに3D CGであがったものを手描きで修正したりとかいろんなことをやって、こういう仕上がりになった感じです」。今回の制作を振り返る中で、表現としての実写とアニメの違いについて、その“ダイナミズム”の差異について岩井監督は「実写だと普通に見えちゃうはずのものが、アニメだと妙な凄みを持つことが多々あるんです」と語る。「実写だとほぼ無理なんですけど、顔のアップをあまり使わないで済んだっていうのは意外でしたね。アニメ、とくにロトスコープっていうのは、人の全身が写っているサイズで動いてるときに一番存在感を発揮する気がしていて。その時の凄みっていうのは、なかなか実写だと出ないんです。同じサイズで人が動いててもあんまり印象に残らなかったり、なかなか間が持たなかったりするので、どうしてもアップに逃げたりしがちなんですけど。たぶんこれと同じことを実写でやったら、ややアート色の強い映画みたいな、観客が入っていけない作品に見えると思うんですよね。ところが、アニメだとそう見えなくて、全然普通に見える。そんな風に、ダイナミズム感が違うんです」。そして『花とアリス』の世界において、なによりもその魅力的なキャラクターである荒井花=“花”演じる鈴木杏と、有栖川徹子=“アリス”演じる蒼井優は本作においても出演。花とアリスとの再会は11年ぶりとなるが、岩井監督は自然と作品の世界に入っていったようだ。「蒼井優と鈴木杏に会って、久しぶりと言いつつも、不思議と前の撮影がこないだあったような感覚になるんですよね。『花とアリス』の撮影の仕上げの時期と感覚が直結してくるというか…。『花とアリス』は、映画の中で出てくるバレー教室でリハーサルをやるところからはじめたんですけど、そんな日を思い出したりしました」。そして、『花とアリス』の世界のもうひとつの大きな魅力は、美しい映像を彩るピアノとストリングスを基調とした瑞々しい音楽だ。『花とアリス』の代表的なシーンとも言える、オーディションでアリスがバレエを披露する場面の楽曲など、美しい旋律が全編で展開されるサウンドトラックは、岩井俊二自身が制作している。本作では、岩井監督自身が参加する音楽ユニット「ヘクとパスカル」が監督と同じく音楽担当としてクレジットされ、前作との制作過程の違いについて伺うと、音楽家としての顔も持つ岩井監督の妥協なきこだわりが明かされた。「前回はオールコンピュータで、ひとりでパソコンに向かい合いながらずっと音楽制作をやっていたんです。打ち込みでどこまでやれるかっていう、音を聞いてデジタルだって思われないところまでどうやってもっていくのかということに、ただひとりひたすらこだわっていました。繰り返し繰り返しエンニオ・モリコーネのサントラを一日中聞き込んで、それに近いバイオリン音源を数か月かけて探したんですけど、ほとんど駄目でしたね。その中でかろうじて使えるのが出てきたんですけど、それはもう感動でしたけどね。今回はそのスコアをベースに、『ヘクとパスカル』の桑原さんにアレンジをお願いしました。桑原さんはプロとして活動をしているので、アレンジしたらスタジオに入って演奏して終わり。基本的にはピアノは桑原さんが弾いて、弦とかは他のミュージシャンに頼んで演奏してもらいました」。『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』をはじめ、完成された世界観と語られるストーリーの力が強く印象を残す岩井作品の中では、自然なタッチが特徴の『花とアリス』は、他の作品とは少し趣が異なるように思える。岩井監督が明かしたように、自然発生的なエピソードの数々が描かれ、自然体の岩井俊二が堪能できる本作を、自身は“エッセーのようだ”と語っている。「『花とアリス』はあの仕上がりになりつつも、なんだか食い足りなくて、エピソードゼロとして続編を考えて書いたのが今回の作品ですね。そういう意味ではゆるく長い付き合いだったと思います。考えてみると、自分の日常的な人生観とか、そういうのが意外と出やすかったというか、ちょっとエッセーに近い作品だったと思うんですよね。主人公があるできごとに出会いながら、ストーリーを解決して終わるっていうのがスタンダードとしてあると思うんですけど、ほっとけばどこまでも行ってしまうような話って、意外にありそうで少なくて、今回が初めてだった気がしますね」。最後に、今後のアニメ制作への意欲について尋ねると、少し意外にも思えるアイデアを語ってくれた。「予定はまだありませんけど、またやりたい気持ちはありますね。やっている間中おもしろかったですね。だいぶ作り方がわかったので次はもうちょっと安定的に作れたらなあと思います(笑)。ロトスコープは実は時代劇に向いてるなって思ってるんです。3D CGでも着物の表現って難しいと思うんですよね。そのときに、ロトスコープならほぼ正確に表現できるんで、時代劇はあってるんだよなっていう。ぼくがいきなり時代劇やるのって違和感あると思いますが」。インタビューの中で何より印象的だったのは、さまざまなジャンルを越境する才人としての岩井俊二の姿ではなく、実直に、ひとつひとつの創作を妥協なく繰り返してきた時間の積み重ねが、岩井俊二という存在を確かに形作っているということだった。自身を“不器用”だと語る監督の、表現を探求するものとしての真摯な姿勢、さらには、作家性の高い作品を数多く残しながらも、常に表現としてのバランスへの目配りを忘れない姿から、等身大でありながら自身の才能を発揮している岩井俊二という存在を少し垣間見ることができたように思う。アニメという新たな表現に向かいながらも、自分自身であることを貫き続ける岩井俊二。新作も控えているとのことで、これからもどんな映画を見せてくれるのか、大いに期待したい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年08月11日岩井俊二監督が手がけた長編アニメーション『花とアリス殺人事件』のブルーレイ&DVD化を記念して、8日に池袋の新文芸坐でオールナイトイベントが開催され、上映前に岩井監督と新海誠監督がトークショーを行った。その他の写真鈴木杏&蒼井優主演の『花とアリス』(2004年)の前日譚となる本作は、後に親友になるふたりの出逢いと、友情を深めていく様がミステリータッチで描かれる。岩井監督がアニメを手がけると知って「すごくびっくりした」という新海監督は「初めてフッテージを観た時にアニメーションではなかなかやらないスローモーションが入っていて、もっとびっくりしました(笑)。アニメーションでスローモーションは、成立しにくいんですよね。その絵だけ観て、これはどうなんだろうかと想像が渦巻いてしまって。実際、完成した作品を観た時は、衝撃を受けて、素晴しくて、心配した自分を恥じましたね(笑)」と作品を絶賛。さらに「今回は、広角寄りの画が多いですよね。僕は実写の岩井監督の映画を観て、望遠で描く人物がとても美しいと思って、その望遠の使い方を参考に、岩井監督のDVD作品を再生しながら絵コンテを書いたこともあります(笑)。でも今回は、望遠がほとんどなくて、なぜ望遠を使わなかったのでしょうか?」と質問を投げかけると岩井監督は「実写の場合は引きすぎると感情移入しにくいけれど、アニメーションだと、それくらいで気持ちが入ってくるような気がする。それ以上寄ると生々しい気がして、自分にとってのアニメーションとして気持ちいいところを見つけた感じです」と説明した。最後に岩井監督は「実写のほうが、いろいろあきらめちゃう、と思いました。『秒速5センチメートル』(2007年)で人工衛星が打ち上がるシーンがありますが、実写では難しい。だから無理だなって引き下がって考えることがあるんですけど、アニメーションだと、もっとやっていいみたいなことが次々に起こって、そこが面白いなって気がするんです。いまは実写を撮っていますが、次は、ああしたい、こうしたいみたいなことは、ありますね」といい、『花とアリス』と続けて観ることで「見事なまでに物語がつながっていることがよくわかると思います。まるで突然実写になるような感覚にもなると思います」と集まった観客に語りかけた。『花とアリス殺人事件』8月12日(水)ブルーレイ&DVDリリース※レンタル同時リリースDVD(2枚組):4700円+税ブルーレイ(2枚組):5800円+税販売元・発売元:ポニーキャニオン(C)「花とアリス殺人事件」製作委員会
2015年08月11日長編アニメ『花とアリス殺人事件』のブルーレイ&DVD記念トークイベントが8月8日(土)、東京・池袋の新文芸坐で行われ、メガホンをとった岩井俊二監督と、岩井監督を敬愛する新海誠監督(『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』)が対談した。2004年に公開された実写映画『花とアリス』の前日譚を長編アニメーション化。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称:アリス)が、花屋敷と呼ばれる隣家に暮らす不登校のクラスメイト・荒井花(通称:ハナ)とともに、1年前に起こった「ユダが、4人のユダに殺された」奇妙な事件の真相を追う。実写映画に引き続き、蒼井優がアリスを、鈴木杏がハナを演じ、大きな話題を集めた。本作が初の長編アニメ制作だった岩井監督は、「実写にはない苦労が多く、試行錯誤の連続だった。最後の2週間は誰も寝られないし」とふり返り、「納期を目前にひどい高熱を出してしまって。絶望的でした(笑)」と完成までの苦闘を告白。これには新海監督も「作品を見て、軽やかで自由に作っている印象を受けていた。現場は大変だったんですね」と知られざる舞台裏に驚きの表情だった。その新海監督は「カメラアングルや望遠の使い方など、過去の岩井さんの作品を参考にしていた」と言い、憧れの存在を前に恐縮した様子。それだけに、岩井監督が「またいつか、アニメを作ってみたい」と意欲を見せると、「楽しみです!」と期待を寄せていた。『花とアリス殺人事件』ブルーレイ&DVDは8月12日(水)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年08月09日ファン待望の最新作にして、岩井俊二監督初の長編アニメーション作品『花とアリス殺人事件』が、8月12日(水)にブルーレイ&DVDで発売することを受け、その映像特典の内容をはじめ、主演の蒼井優、鈴木杏、そして岩井俊二監督の最新コメントも解禁となった。岩井監督の名作『花とアリス』(04)の前日譚となるふたりの出逢いを描いた“ビギンズ”で、史上最強の転校生アリスと史上最強のひきこもり花が“世界で一番小さな殺人事件”に巻き込まれてゆく姿を追う。花とアリスの声優を前作『花とアリス』(04)同様、アリス役を蒼井優、花役を鈴木杏が務めたことでも視線を集めた一作だ。アリス役の蒼井さんは、「どんなに時代が変わっても、青春のくだらなさと、可笑しさと、愛おしさは変わらずあって欲しいと思います。この作品が、観てくださる方の思春期と繋がりますよう」とコメント。花役の鈴木さんは、「またひとつ、大切な作品が増えました。“花”と“アリス”に再会できて、ひたすらにうれしいです。この何をしでかすか予想不可能な“友人たち”が、これからも多くの人と出逢い、愛されることを願います。ぜひ、2人に巻き込まれてください!!」とメッセージを投げる。特典映像には、上記3人のインタビューなどを収録するほか、外装は特製スリーヴケース仕様。「人生についてなんて、まるでなんにも考えていないような花とアリスから、なぜかいつも教えられるのは、人の人生なのです」と岩井監督が説明する同作の世界に、多彩な特典の数々とともに迫ってみて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年05月15日アニメーション映画『百日紅(さるすべり)~Miss HOKUSAI~』の初日舞台あいさつが9日、東京・テアトル新宿で行われ、声優キャストの杏、松重豊、濱田岳、立川談春、清水詩音と原恵一監督が出席した。杉浦日向子の同名漫画を映画化した本作は、浮世絵師・葛飾北斎の娘であるお栄を中心に、江戸に生きる人々を描いた時代劇。父とともに絵を描いて過ごすお栄(杏)は、家に集う絵師たちや盲目の妹と交流しながら、人生を突き進んでいく――というストーリーで、海外10カ国での配給が決定している。艶やかな着物姿で登場した杏は、原作ファンということもあり、「大好きな作品に関われて光栄です。この日が待ち遠しかった」と感無量の表情で、「知らないけど知っているような景色や江戸の人たちの心意気が詰まった映画になりました」と笑顔でアピール。主題歌には、椎名林檎の「最果てが見たい」が起用され、「小躍りしたいくらいうれしかった。クリエーターの業のような北斎とリンクした曲だと思う」と喜びを語った。一方、お栄の父親でもあり師匠でもある北斎役を演じた松重は、「やり応えのある仕事だと思ったので、気合いを入れて臨んだ」としながら、「アフレコが3時間で終わってしまって……。『もっと色んなパターンでやらせてくれ!』ってお願いしたんですけど」と物足りなさもあった様子。また、立川はオファー時を振り返り、「『原監督から電話です』って言われて、ジャイアンツのかと思って驚いた」とジョークを飛ばして笑いを誘っていた。また、過去に自身が手掛けた『クレヨンしんちゃん』シリーズや『河童のクゥと夏休み』で、杉浦作品に影響を受けたシーンがあるという原監督。「自信を持って見せれる作品」と本作の仕上がりに胸を張りつつ、海外配給決定に、「ヨーロッパの人たちには親しみのある人物だと思うので、興味を持って見ていただけるはず」と期待を寄せていた。
2015年05月10日ベイクルーズのブランド&「鈴木えみ」とのコラボ商品!株式会社ベイクルーズが運営するイエナ スローブ(IENA SLOBE)は、人気モデルの鈴木えみとのコラボレーションによる、お洒落なファッション商品を発表する。秀でたセンスを持つカリスマ“えみちぃ”で愛される、鈴木えみとのコラボで実現したファッションアイテムは“今、身につけたい物”がモチーフだ。同ブランドならではのガーリーな雰囲気とともに、流行スパイスがブレンドされた素敵なコレクション!IENA SLOBEのブランドコンセプト“今を自由に生きる、女性の為のリアルクローズ。伝統的な価値観をベースに流行を常に取り入れる。あくまでも自分らしく、活動的に生きる女性の為の洋服。ガーリッシュで気ままな雰囲気の中に、品の良さを感じるラインナップ。形にとらわれることのない、遊び心あふれる大人のスタイリングを提案”などが、おもな同ブランドのコンセプトという。鈴木えみについて1985年生まれ。“えみちぃ”などの愛称で親しまれ、日本のファッションモデルとして活動。1999年のデビュー以来、テレビやCM、ファッション雑誌および写真集など幅広い分野で活躍している。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ベイクルーズ プレスリリース (PR TIMES)・株式会社ベイクルーズ
2015年05月04日人気アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場する「双葉杏」がフィギュア化され、2015年8月にコトブキヤより発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は7,344円(税込)。2015年7月17日よりTVアニメ2ndシーズンの放送も控えている『アイドルマスター シンデレラガールズ』から、アイドルユニット「CANDY ISLAND」の脱力系アイドル・双葉杏が1/8スケールフィギュアで立体化。全高は150mmで、原型製作はHIDE氏が担当している。実際のフィギュアでは、常日頃から仕事をサボろうとする彼女の、ほんの少しだけやる気を出した瞬間をていねいに表現。Tシャツにプリントされた特徴的な文章や落款も忠実に再現されている。『アイドルマスター シンデレラガールズ』からの第一弾フィギュアとなり、続く「三村かな子」と「緒方智絵里」の商品化も决定している。商品価格は7,344円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発送は、2015年8月を予定。なお、「コトブキヤショップ」(秋葉原館、大阪日本橋、オンラインショップ)限定特典として、「だらだらフェイスパーツ」が用意されている。(C)BNGI/PROJECT CINDERELLA
2015年04月30日岩井俊二監督の初のアニメーション映画となる『花とアリス殺人事件』が、世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門へ選出されたことがこのほど明らかになった。いまでも多くのファンに愛され続けている、岩井監督が2004年に原作・脚本・監督を務め、女優の蒼井優と鈴木杏を主演に迎えた映画『花とアリス』。この前日譚となる二人の出逢いのエピソードを、岩井監督自らが完全オリジナルストーリー&長編アニメーション作品として完成させたのが『花とアリス殺人事件』である。今回『花とアリス殺人事件』が選ばれたのは、世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門。今年は95か国より2,605作品の応募があった本映画祭にて、グランプリにあたるクリスタル賞のノミネート作品の一本とし選出された。過去に同映画祭の長編コンペティション部門では、1993年に宮崎駿監督の『紅の豚』、1995年に高畑勲監督『平成狸合戦ぽんぽこ』がグランプリを受賞しており、細田守監督の『時をかける少女』(2007年受賞)や原恵一監督の『カラフル』(2011年受賞)が特別賞を受賞している。アヌシー国際アニメーション映画祭は6月15日(現地時間)から20日まで開催され、岩井監督の現地入りも決定している。日本アニメ映画史における名作の数々に、岩井監督の初アニメーション映画が受賞作として名を連ねることになるのか、大いに期待がかかる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年04月29日ライフスタイルファニチャーブランド「アルフレックス(Arflex)」が、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルとコラボレーション。特別展「MARENCO×鈴木マサル」が4月21日まで、アルフレックスショップ大阪で開催中。鈴木マサルは多摩美術大学の染織デザイン科を卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。やがて独立すると、05年からファブリックブランド「オッライピイヌ(OTTAIPNU)」を主宰している。その後はフィンランドの老舗ファブリックブランド「マリメッコ(marimekko)」のデザインを手掛けるなど、これまで様々なメーカーやブランドのプロジェクトに携わってきた。今回のイベントは家具とテキスタイルデザインの楽しさを伝えることを目的に、昨年東京で開催された展示会を再現。アルフレックスのシンプルな家具に、鈴木の大胆かつ鮮やか、そしてユーモラスな要素を併せ持つデザインが融合している。中でも注目なのが、ブランドを代表する「マレンコ(MARENCO)」のコラボモデル。このソファーはデザイナーのマリオ・マレンコが一瞬のうちに描いたスケッチから生まれたもので、無駄のない個性的なフォルムは、発売から40 年経った現在でも多くの人々に愛され続けている。コラボ作品の一つ「ダンス(DANCE)」(3人掛け/78万8,000円)は、鈴木が“攻める”気持ちで手掛けたという、日常使いのリアリティから逸脱したデザインが特徴。「色も柄も、なるべく合わないようなものを隣に並べた」という鈴木の言葉通りに、名作ソファーが現代アートのように芸術的な姿へと生まれ変わっている。一方、「パーク(PARK)」(3人掛け/74万2,000円)はシャープなモダニズムとは対局の存在として、可愛らしく感情移入のしやすい動物をモチーフに使用。ソファー全体を1枚のキャンバスとして捉え、座面や肘掛けなどを横断するようにプリントした。その中で、各パーツ間で分断され、結合されたモチーフが絵画的に表現されている。これと良く似た技法を用いているのが「バルーン(BALOON)」(3人掛け/61万2,000円)だ。マレンコのフォルムにも似たドッドモチーフを横断的にプリントすることで、予測出来ない変則的なパターンが誕生。あたかもソファの形が変化しているような錯視を生み出している。素材にはマレンコの定番である麻を用い、一版ずつ手捺染でプリントした。更に、木目の方向にまで気を配り、途切れることなく流れるようなフォルムを生み出しているチェア「リン(RINN)」(5万3,000円から)でも、今回鈴木とのコラボが実現。座面にマレンコにも用いられた全20種類のファブリックを使用し、アートな感性をプラスしている。また、音響メーカー「バング&オルフセン ジャパン」とコラボし、今年3月に発表された「BeoPlay A9」の限定スピーカーカバーも出展される。今回のコラボについて、鈴木は「異なる技術で作られた3種類のテキスタイルに包まれたマレンコは、皆さんの知っているあのクールなマレンコとはまったく別の姿を見せました。色柄が空間を漂い、人の心の中で揺らぎ、高揚させ、形にならない感覚が新しいリアリティとなって生活を、そして環境を変えていくのです。モダンデザインとカワイイデザインが絡み合い、テキスタイルによって劇的にソファー自体が、環境が、変わっていくその瞬間。皆様、是非高覧下さい」と語っている。【イベント情報】MARENCO×鈴木マサル会場:アルフレックスショップ大阪住所:大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 ベネトン心斎橋ビル6階会期:4月10日から21日まで時間:11:00から19:00まで(10日は18:00から20:00まで)休館日:4月15日
2015年04月18日戸田恵梨香や杉咲花、鈴木杏らも絶賛の声を送る“美しき俊英”グザヴィエ・ドラン。昨年カンヌ国際映画祭で「審査員特別賞」を受賞した、その監督最新作『Mommy/マミー』の公開に先駆け、グザヴィエの描写スタイルの凄味が解る10分間におよぶミニドキュメンタリー『グザヴィエ・ドランのスタイル』が公開された。2015年、架空の国、カナダで起こった現実。ユーモラスな親子の日常を舞台に、グザヴィエにとっても重要なテーマである“母と子”の深い愛情と葛藤を描く本作。本作のみならず、19歳でカンヌ映画祭にて鮮烈なデビューを飾った『マイ・マザー』から、続く第2作『胸騒ぎの恋人』、第3作『わたしはロランス』、第4作『トム・アット・ザ・ファーム』と過去作品において、グザヴィエが描き出すのは、世間に苛立ち、アイデンティティや性について悩み、母親を始め友人や恋人、身近な人と衝突し、変化を生じていく人物たち。独白や表情のアップ、幻想的なシーン、人物の背中を追うバックショットなども数多い、オリジナリティ溢れるそのスタイルを解説してくれるのが、このドキュメンタリーだ。■「インスタグラム(Instagram)」のように対象だけを切り取る画法特に『Mommy』で目を引くのは、「インスタグラム・アスペクト」とよばれる1:1のアスペクト比による映像。国内外を問わずセレブを中心に人気を博す「インスタグラム」。主人公の“個”を強調するポートレイトショットとして有効な画角は余計なものが足せない分、キャラクターそのものが主役になり、観客をその人物に集中させることができる。■画角の変化は登場人物の心の動きとの同調前作『トム・アット・ザ・ファーム』では、人物の恐怖のピークに合わせて画面の縦幅を狭めていくシーンがあった。意図的に画角を変化させることで、人物の心の動きと観客の心情を同調させる効果をもたらしている。■独特の背面ショットはキャラクターとの目線の同一化彼の映像の切り取り方の一つとして、登場人物の背面から撮るショットが多用されていることも特徴的。これは、劇中の人物と同じ目線を持つことで、彼らの視点や気持ちを追えるという効果をもたらしている。ちなみに、カンヌ国際映画祭表彰式における象徴的なフォトセッション画像も、ドラン本人は背中を向けている。■孤立感を助長させるカメラと人物の距離登場人物の思考や願望、特に不安を描くための手段として、カメラと人物の絶妙な距離感を設けているのも、グザヴィエ特有の映像技法だ。玄関や廊下などの空間的要素を駆使しながら、人物との距離感を巧みにコントロールすることで、孤独感をより浮き彫りにさせていく。そのほかにも、画面構成やスローモーションの使い方、カメラの視点など、一見ランダムに見えながら実は考え抜かれた表現が使われている彼の作風。このドキュメンタリーから、グザヴィエが映画人・映画ファンたちを魅了し、“映画界の若き救世主”と呼ばれる理由が紐解けそうだ。『Mommy/マミー』は4月25日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mommy/マミー 2015年4月25日よ新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(C) 2014 une filiale de Metafilms inc.
2015年04月12日昨年、カンヌ国際映画祭において、巨匠ジャン=リュック・ゴダールと「審査員特別賞」をW受賞した時代の寵児グザヴィエ・ドランの最新作『Mommy/マミー』。この度、戸田恵梨香、杉咲花、鈴木杏など、グザヴィエに魅了された著名人の方々からスペシャルコメントが届いた。2015年、架空のカナダー。常に情緒不安定で、情熱が先走りすぎる息子スティーヴを矯正施設から引き取り、また親子で暮らすことになった母、ダイアン。2人の再スタートは希望と喜びにあふれるとともに、時にコントロールが効かなくなるスティーヴのために前途多難。そんなとき、向かいに住む教壇に立てなくなった高校教師のカイラが、スティーブの家庭教師を引き受けることに…。『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』での鮮烈デビュー以来、圧倒的な美的センスで人々を魅了し続けるグザウィエ。そんな彼の虜となった著名人の数々から、本作に寄せる絶賛のコメントが届いている。■戸田恵梨香(女優)素晴らしいの一言!何度鳥肌が立ったことか…表現法が繊細で自由で…。■杉咲花(女優)不器用に澄んだ魂をこの映画で目撃した。へたっぴな愛情は涙が出るほど美しく、人懐っこさにきゅんとする。■鈴木杏(女優)生きていくこと自体が壮大な挑戦なのだと気づかされて、心が発火した。グザヴィエ・ドラン監督自身の「挑戦」=『Mommy/マミー』は私にとって「希望」になった。生きていかなければ!きっとこの熱は、ずっと下がらない。■栗原類(モデル/俳優)発達障害の子とその親と隣人。それぞれが抱える問題があるからこそ互いを必要とする。甘えもなくシビアに接することでそこにリアリティが生まれる。■光石研(俳優)ぶつかっても、殴られても、転んでも、立ち上がり、歩き、走る。生きる為、愛する為。感動です。お袋ありがとう。さらに今回は、劇中で使用されるサウンドトラックのプレイリストも公開となった。「オアシス」の名曲「Wonderwall」や、最新作『モーニング・フェイズ』がグラミー賞最優秀作品賞を受賞したベックの同作より「Phase」、ラナ・デル・レイの「Born to Die」など、グザヴィエの映像美との組み合わせが楽しみでならない楽曲ばかりだ。『Mommy/マミー』は4月25日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月07日女優の杏が3月28日発売の5月号もって、約2年半の間務めた雑誌『ヴァンサンカン(25ans)』のカバーガールを卒業する。5月号には杏の卒業を記念して、36ページの別冊ブック「杏のすべて」が付属。6ページに及ぶロングインタビューでは、杏が表現者としての“今まで”と“今”について語っている。そのうち、同誌の仕事については、「様々な(仕事の)現場よく言われたんです。ヴァンサンカンではいつもと違うね、って。ラグジュアリーなスタイルが多いし、華やかさもとびきり。そういう世界のお仕事をコンスタントにさせていただいたことは、私の仕事全体の大きなコントトラストになったと思います。つまり、ひとことで言うと、とても楽しかった」とコメントした。その他、誌面ではドラマや映画、ラジオ、『25ans』のラスト表紙撮影などの現場に密着。杏が登場した34号すべての表紙、ファッションページや連載ページなどのアーカイブに加え、撮り下ろし写真も収録される。また、同号には特別付録として、「ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE von FURSTENBERG)」のアイコニックなリッププリントを全面にあしらった大サイズの洋服カバーを付属。マキシ丈もカバー出来る一方で、ポリエステル製になっているためクローゼットの中でもかさばらず、デリケートなドレスなどをしまっておくのに最適だ。なお、6月号からのカバーガールは、モデルで女優の水原希子が務める。
2015年03月25日鈴木おさむが作・演出を手がける舞台『美幸 -アンコンディショナルラブ-』に、大島優子、鈴木浩介の出演が決定。2016年5月、東京・本多劇場、大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。本作は鈴木が、妻の森三中・大島の学生時代にあったいじめ経験に着想を得て書下ろしたふたり芝居で、2012年と2013年に山崎樹範、鳥居みゆきの出演で上演されている。書道コンテスト優勝をきっかけに学校で執拗ないじめにあい悲惨な学生生活を送った過去を持つ女・美幸が主人公。彼女は会社で出会った元役者の雄星に、自分の過去と同じ境遇を感じ“無償の愛”を捧げることを誓うが、その愛は次第にエスカレートして、雄星を悩ませるすべての人々に復讐を企てていく。今回タイトルロールの美幸を演じるのは、先ごろ映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した大島優子。美幸の憧れの存在である雄星をはじめ、男性登場人物5役をひとりで演じ分けるのは舞台、ドラマで活躍する人気の個性派俳優・鈴木浩介。ふたりは出演決定にあたり以下のコメントを寄せている。■鈴木浩介おさむさんの奥様は大島さんですよね。今回ご一緒させていただくのも大島さん。ダブル鈴木、ダブル大島、不思議なご縁を感じております。まさか、僕の名字が鈴木だからキャスティングされたわけではないですよね?おさむさん、優子さん、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。全力で頑張ります。■大島優子以前から、作品によって様々な表情を持つ鈴木浩介さんの演技に憧れていました。今回ご一緒できて大変光栄です。舞台上の二人芝居でどういう世界を作れるか今から楽しみで、興奮しています。いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで喰らいついていきたいです。
2015年03月17日2月はまだまだ雪がちらつく日が多いものの、季節は着実に春へと向かっている。3月、流行の最先端の街、渋谷では、各店舗で春プロモーションがスタートしはじめ、気分はもうすっかり春気分! スイーツやメイクなど、身も心も春を先取りして、いざデートを楽しもう!今月ピックアップする映画は、『花とアリス殺人事件』。2004年に公開された岩井俊二監督の映画『花とアリス』が10年の時を経て、その前日譚が長編アニメーションとして復活。前作の主演、蒼井優と鈴木杏が声のキャストとして再共演を果たして話題になっている。物語は2人が出会うところから始まる。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称・アリス)は、1年前に3年1組で起こった「ユダが、4人のユダに殺された」といううわさを耳にする。近隣から恐れられている“花屋敷”に住む女の子がユダに関して詳しいと教えられたアリスは、話を聞こうと花屋敷に潜入。そこで待ち構えていたのは、不登校のクラスメイト・荒井花(通称・ハナ)だった…。本作が上映されている渋谷の映画館のひとつは、渋谷の目抜き通りでもある公園通り沿いの「渋谷HUMAXシネマ」だ。大手セレクトショップやファッションブランドの路面店、お洒落なレストランや人気カフェがひしめくこのエリアで、映画を観がてら、春物のファッションや雑貨のウィンドウショッピングするのも楽しい。映画館近くの休憩スポットにおすすめなのが、「フレンチトースト専門店IVORISH(アイボリッシュ)」。密かにパンケーキブームの次にくるのは、これ!と囁かれているフレンチトースト。同店では、焼き具合からトッピングの食材の組み合わせまで、こだわり抜いたフレンチトーストを、スイーツとミール(軽食)でそれぞれメニューを用意。一皿がボリューミーなのでスイーツ系とミール系で1皿ずつオーダーして、カップルでシェアするのがおすすめ。3月から提供開始になる新メニューの中でもイチオシは、ビタミンカラーのエディブルフラワーがプレートいっぱいに盛り付けられた「フラワー」(1,800円)。ローズジャムとアプリコットジャムをサンドした2種類のフレンチトーストに青りんごシロップをかけていただく。ふわっふわなのに、しっとり。これまで味わったことのない、フレンチトーストの新感覚の美味しさに目覚めてしまうかも!渋谷駅直結のランドマーク「渋谷ヒカリエ」では、2月16日(月)から全館を通じた春プロモ―ションがスタート。3月4日(水)まで、カフェ&レストランがマルコメ株式会社とコラボして、最近話題の発酵食品「糀(こうじ)」のパワーを活かしたオリジナルメニューを展開する。南イタリア料理を提供する「CAPRICCI(カプリッチ)」では、「生しょうゆ糀に漬けた卵黄とズワイガニのカルボナーラ」を提供するなど、洋風にアレンジされた糀メニューも登場する。ぜひこの機会に味わいたい。また年に2回開催されているファッションの祭典「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2015-2016 A/W」とのコラボレーション企画が3月2日(月)より順次展開となる。カクテル・雑貨・スイーツなどでもファッションウィークとのコラボが実現する。注目は、ShinQs地下2階のスイーツフロアで「桜ピンク」をテーマにしたスイーツコレクションを実施。「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」の「エクレール サクラ」や、「ヨロイヅカファーム・トーキョー」の「バウムさくら」など、期間限定の味わいを楽しめる。二人でお持ち帰りしてお部屋で楽しむ、なんて作戦もいいかも。女子のみなさんは、ぜひメイクも春の装いにアップデートして。今春おすすめの目元と口元を演出するならコスメブランド「THREE」の新作をチェック。口元には、ヌーディでナチュラルな質感の肌に、グラマーな発色とツヤでジャム感ただようフレッシュカラーの「シマリング リップジャム」が全11色でラインナップ。目元には軽やかなニュアンスと光沢を与えるアイカラー「ブリージー シマー フォー アイズ」が3色数量限定で登場。まぶたに濡れたようなツヤをまとわせる女子力アップの新アイテム。目元と口元にフォーカスしたポイントメイクで魅せる春顔が完成。幸せを呼び込んで、素敵な春を迎えたい。『花とアリス殺人事件』は全国にて公開中。(text:Miwa Ogata)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年02月28日蒼井優と鈴木杏主演で、岩井俊二が2004年に発表した『花とアリス』。10代の少女の恋と友情を岩井らしい美しい映像で綴った同作は、いまだ根強い人気を誇る。10年の時を超え、中学時代の花(鈴木)とアリス(蒼井)の出会いを描く前日譚『花とアリス殺人事件』が公開。新たにアニメーションという形で姿を見せる主人公たちに、ふたたび命を吹き込んだ、実生活でも親友同士の蒼井と鈴木に話を聞いた。その他の画像「大好きなふたりの出会いを見られて嬉しかった」という蒼井。続けて「なんだろ、でも前から知っていたといえば知っていたような気もするんですよね。私にとってアリスは親友のようでもあるし、私自身でもあるような不思議な存在なんです」と打ち明ける。鈴木も花は自分にとても近いそうで、「自分の中の花ちゃんに居ますか?ってノックする感じでした。あとは岩井さんがOKというなら大丈夫なんだろうなって」と空白の時間も問題はなかったよう。とはいえ蒼井も鈴木も20代後半。10年も前に自分が実写で演じた役の声を出すことに、通常のアニメ作品とは違う難しさはあった。だが同時に「10代から二十歳前後にやった役って、すっごくおもしろかった。それって役もだけど、あの年代そのものに、特有のまぶしさがあったんだと思うんです。実写では戻れないけれど、声優という形でだったら、まだそうした役ができる」と蒼井は顔をほころばす。そして鈴木は「この10年間いろんなことがあったけど、花とアリスという少女に再会できて、なんだかご褒美みたい。有難いです。優ちゃんとの出会いも含めて」としみじみ語り、「おばあちゃんになって、もう1回やりたいね(蒼井)」「そうだね、おばあちゃんになってね(鈴木)」「花婆とアリス婆で(蒼井)」と笑い合った。『花とアリス殺人事件』2月20日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:望月ふみ
2015年02月20日女優の蒼井優が2月20日(金)、声優として出演した『花とアリス殺人事件』の初日舞台挨拶に出席。実写映画『花とアリス』以来、約11年ぶりにアリスを演じ「私にとっては大切な2部作。どんな形であれ、またアリスを演じたい」と“続投”に意欲を燃やした。2004年に公開された実写映画『花とアリス』の前日譚を長編アニメーション化。東京・新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶には蒼井さんを始め、共演する鈴木杏、『花とアリス』生みの親であり、今回アニメ初挑戦となった岩井俊二監督が登壇した。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称:アリス/声:蒼井さん)が、花屋敷と呼ばれる隣家に暮らす不登校のクラスメイト・荒井花(通称:ハナ/声:鈴木さん)とともに、1年前に起こった「ユダが、4人のユダに殺された」奇妙な事件の真相を追う。ハナ役で声優を務めた鈴木さんは、「(アニメという)予期せぬ再会でしたが、改めて自分にとっての大切な存在だと気づかされた。やっぱりこの二人は、愛らしくて胸がつまる」と感無量の面持ちだった。一方、岩井監督は「まるで巣立つ娘を見届ける父親のような、複雑な気持ち」と苦労が絶えなかった初のアニメ演出にしみじみ。それでも、蒼井さんの「またアリスを演じたい」というコメントを受けて、「いつ卒業できるやら…。良くも悪くも引きずっている作品なので、まだ終わらないかも」と世界観のさらなる発展を示唆していた。また、プライベートでも親友同士だと言う蒼井さんと鈴木さんは、「この映画を見れば、自分の親友のありがたみや出会えた素晴らしさを感じることができるはず」(蒼井さん)、「友情って気づいたら生まれるもの。パワーあふれる10代が貴重な時間だと共感してもらえる」(鈴木さん)と本作のテーマである“友情”や“青春”について語っていた。『花とアリス殺人事件』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年02月20日岩井俊二監督の最新作『花とアリス殺人事件』が公開されるのを前に2月18日(水)、「岩井俊二映画祭」が開催。ファン投票で岩井監督作の中から選ばれた『リリイ・シュシュのすべて』が上映され、監督と俳優の郭智博によるトークイベントが開催された。2004年に公開され、いまなお多くの支持を集める実写映画『花とアリス』。今回製作されたアニメーション映画『花とアリス殺人事件』はその前日譚で、花とアリスの2人の中学時代の出会いが描かれる。郭さんは実写版『花とアリス』で花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)が憧れる宮本先輩を演じており、今回のアニメでは学校教師役で声優にも挑戦。また『リリイ・シュシュのすべて』で映画デビューを果たすなど岩井監督との繋がりが非常に深い俳優のひとりだ。郭さんは『リリイ・シュシュのすべて』について、「初めてだったので、思い出深いです。同年代がたくさん出ていて、楽しくて勉強にもなったし、お互いに刺激し合ってやってた」とふり返る。凄惨なイジメの描写などが公開時には論議を呼んだが、岩井監督は「公開直後に怒りやお叱りのメールが相次ぎました。『なんて映画を作ったんだ!』『こんなの作るべきではない』という声が多かった」と明かす。当時、もちろん岩井監督はイジメについてリサーチを行なっており「映画で再現できないほど深刻で過激なものも多かった。僕としてはもっとディープなものから緩和して作った作品。絵空事ではなく、そういう世界にいる子どもに寄り添う映画があってもいいと思い、納得してやってました」と気概を口にする。郭さんは『リリイ・シュシュのすべて』に続き、『花とアリス』で岩井作品に参加することになったが「杏ちゃんと優ちゃんに日々、イジられてました(笑)」と撮影をふり返る。岩井監督はその様子を「遠くから気の毒だなと思って見てました(笑)。10代の子たちのイジリは猫が猫じゃらしで遊んでいるようで、本人たちは楽しんでいるんだけど…」と懐かしそうに語った。この日はTwitterに寄せられたファンからの質問に2人が答えたが、複数の質問が寄せられたというのが『花とアリス』の結末――花とアリスに好意を寄せられた宮本先輩の“選択”について。これについて郭さんは「撮影当時、僕も疑問に思って監督に聞いたら『男ってそういう時、あるじゃん』と言われた(笑)」と明かす。岩井監督はそもそも「疑問に思ったこともなかった」とのことで、観客、郭さんが抱いた疑問に「そう考えるものなの?実体験をふり返ってヒヤッとした…」と語っていた。『花とアリス殺人事件』公開も近づいてきたが、岩井監督はまず『リリイ・シュシュのすべて』について「重たい内容ですが、どこかでこんな状況でも強く生きている若い子を描きたくて作った気がしてて、それはストレートに『花とアリス』に繋がってます。同じ世界に生きている頑張っている子たちを描いてます。(今回の)アニメもその同じ一直線上にあるので、そんなことを頭に置いて見ていただけたら」と呼びかけた。『花とアリス殺人事件』は2月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年02月19日2月20日公開の映画『花とアリス殺人事件』の完成披露上映会が12日、東京・新宿バルト9で行われ、女優の蒼井優、鈴木杏、岩井俊二監督が出席した。本作は、岩井俊二監督が2004年に手掛けた映画『花とアリス』に続く監督にとって初めての長編アニメーション映画。物語は『花とアリス』の前日譚となる花とアリスのエピソードを描いており、声優には実写版と同様に蒼井優がアリス、鈴木杏が花の声を担当している。試写会が行われたこの日は、岩井監督に蒼井と鈴木が登壇。蒼井が「実写の時は杏ちゃんは有名人でしたが、私そこまでではありませんでした。今考えると、青春の最後の1ページだったような気がします。こういう形でまた青春を味あわせてくれた岩井さんに感謝しています」と岩井監督に感謝の言葉を述べれば、鈴木も「また『花とアリス』に再会できたし、こんな風に3人で並べて『頑張って毎日生きてきて良かった』と思います」と感慨深げ。一方の岩井俊二監督は「『花とアリス』の撮影後に取り組み、台本が出来た朝に(『花とアリス』の撮影監督である)篠田昇さんが亡くなったという連絡が来て、書き上げた本を一緒に棺に入れてもらったっということがあって。この映画を作らねばと思っていました。それから足掛け10年、ようやく自分らしいアニメに辿りつけたと今は思っています」としみじみ語れば、蒼井も時折涙ぐみながら「本当ならば篠田昇さんに見ていただきたかったのですが、それは叶わないこと。でもきっと空の上から見てくれると思います。この作品を見終わった後に皆さんの笑顔が篠田さんに届けばと思います」と故人を偲んだ。今から11年前に製作された実写版『花とアリス』の共演を機にプライベートでも仲良くなったという蒼井と鈴木。蒼井が「11年前は2人とも高校生で、高校が一緒で私が1個上だったんですけど、昼休憩に私の教室まで来て昼ごはんを誘ってくれました。その後もずっとずっと友だちというか、家族みたいな感覚。あの作品で出会ってなかったらこういう形で今も続いてないかもしれないので、今では杏のいない人生なんて考えられません」と話せば、鈴木も「優ちゃんはあらゆることを滅多打ちにしていく開拓者のような人で、今までに会ったことがないタイプでした。私の人生に大きな新しい風を吹かせてくれましたよ」と当時を懐かしげに振り返っていた。映画『花とアリス殺人事件』は、2月20日より全国公開。
2015年02月13日岩井俊二監督によるアニメーション映画『花とアリス殺人事件』の完成披露試写会が2月12日(木)に開催され、岩井監督に声優を務めた蒼井優、鈴木杏が揃って舞台挨拶に登壇した。2004年に蒼井さんと鈴木さんの主演で実写映画として製作され、いまなお多くのファンに愛されている『花とアリス』。本作は主人公の高校生の花とアリスの中学時代の出会いを描いている。2人のほかにも相田翔子、平泉成、キムラ緑子、木村多江らが実写版の役のまま声優に参加しているほか、勝地涼、黒木華らも出演している。岩井監督は実写版の公開後、早い段階で本作の本を既に執筆していたが、そこからアニメ化の実現、完成までここまで長い時間を費やすことになり、完成披露を迎え「感無量です」と言葉を絞り出す。特に11年前の実写版でカメラマンを務め、2004年に亡くなった篠田昇氏の存在に言及。「本ができた朝、電話で亡くなったという連絡が来て、お葬式で2人はわんわん泣いてて、書き上げた本を一緒に棺に入れてもらいました。それから『作らねば』という思いはあったけど怠けていたとこもあり(苦笑)。どうやってアニメを作ったらいいのか?とジブリの鈴木(敏夫)プロデューサーに話を伺ってレクチャーを受けたりもした」と完成に至るまでの軌跡をふり返る。蒼井さんは「11年ほど前にやった役をこうしてできるのは幸せ」と微笑み、鈴木さんも「3人でこうして並んでいるのが嬉しいと同時に不思議。夢を見ているようです」と喜びを口にする。11年前の実写版『花とアリス』は2人の知名度を一気に飛躍させることになったいわゆる“出世作”といえる作品。2人にとってはどのような意味を持っているのか?蒼井さんは「当時、鈴木杏は既に有名でしたが、私はそこまでもなくて、この作品をきっかけに知っていただいた方もたくさんいます。街を歩いてて指を指されることがなかった時期で、いま思うと青春の最後の1ページだったんだなと思います。こういう形でもう一度青春を味わわせてくれた岩井さんに感謝してます」と語る。鈴木さんは「岩井さんの作品が好きで憧れの現場で、緊張や気負いもあったけど、優ちゃんや篠田さんがそばにいて、安心できる現場でした。特別な出会いがあり、あそこから出発していまも続いていることがたくさんあります。まだ『花とアリス』が好きと言ってくれる方もいて、自分が思っている以上に大きな作品なんだと思います。また花とアリスに再会できて、3人でこうして並べて、頑張って毎日生きてきてよかったです!」と思いを口にした。当時、2人は現役高校生で、蒼井さんが2年先輩だが同じ高校に通っていた。「撮影中、杏が昼休みに私の教室に来て『優ちゃ~ん!昼ごはん食べよう』って(笑)。その後、撮影があるから2人で早退して、電車に乗って現場に行ってました」と当時の鈴木さんの口調のモノマネまで入れて懐かしそうに述懐する。鈴木さんは「最初はビックリしました。これまで会ったことのないタイプの人で、あらゆるものをメッタ撃ちにして道を開いてた。人生に新しい風を吹かせてくれた」と蒼井さんの存在の大きさを語った。改めて本作が完成し、2人とも中学生の花とアリスの姿が「まぶしかった!」と口を揃える。蒼井さんが「この時期の女子は無敵だなと思った」といえば、杏さんも「バカと思いながらまぶしくて…」と嬉しそうにうなずく。蒼井さんは改めて、篠田さんに見てほしかったと残念そうに語りつつ「空の上から見てると思う。見終わった後のみなさんの笑顔が届けばと思います」と語った。岩井監督は「11年前の撮影中の2人の、カメラが回ってないところでの姿も頭にこびりついてて、(本作に)投影されているのを感じました」としみじみと感慨を口にした。『花とアリス殺人事件』は2月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年02月12日女優の杏が、ハリウッド大作『エクソダス:神と王』で、日本語吹き替え版の声優に初挑戦した。演じるのは主人公モーゼ(クリスチャン・ベイル)を支える妻ツィポラ役。女優として映画、ドラマと破竹の活躍を見せるなか「アフレコ用の台本に最初は戸惑いもありましたが、気持ち優先で演じることができ、未知なる世界に飛び込むことができた」と初の声優業に手応えを示した。その他の画像『グラディエーター』のリドリー・スコット監督が旧約聖書の「出エジプト記」に記されたモーゼの奇跡の数々を、最新VFX満載で描いた歴史スペクタクル。紀元前1300年、栄華を極めるエジプトの王家で養子として育ったモーゼが、兄弟同然のエジプト王・ラムセスに反旗を翻し、たった1人でヘブライの民40万人を救うため、約束の地を目指す。「モーゼの物語といえば、白髪のおじいさんが海を割るというイメージでしたが、映画を拝見しリアリズムを追求する映像づくりに驚きました。同時に衣装やセット、食べ物の描き方など細部へのこだわりが、スケール感を失うことなく世界観を増幅させていて、2時間半圧倒されっぱなしでした。聖書の世界になじみがなくても、エンタテインメントとして存分に楽しめる」(杏)清廉で風格を感じさせるイメージが、モーゼの妻・ツィポラにぴったりであることから白羽の矢が立った。自身が演じる役柄については「各地を旅するモーゼとは対照的に、ひとつの土地に根を張り、家族を守り続ける存在。でも決して視野や考え方が狭いわけではなく、いつまでも愛する夫を待つ純粋さがある。そんな強さと可愛らしさが声で表現できていれば」と語る。「奇跡を導くモーゼ、そして彼を信じるツィポラの人生の物語に仕上がっている。もちろん、今のように通信手段が発達しているわけではないので、旅立つ側も待つ側もすごい覚悟ですよね。それだけに感情的になり過ぎず、気持ちを押し殺すツィポラの姿は女性の胸に響くと思います」(杏)『エクソダス:神と王』1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー※取材・文・写真:内田涼
2015年01月29日岩井俊二監督が初めて手がける長編アニメーション映画『花とアリス殺人事件』の公開を記念して、“岩井俊二映画祭”が新宿バルト9で開催されることが決定した。上映作品は過去作10本の中から一般投票によって決定し、上位2作品と『花とアリス』の計3作品が上映される。その他の画像『花とアリス殺人事件』は、岩井監督が花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)の日常、友情、そして恋に揺れる姿を瑞々しく描いた『花とアリス』の前日譚を描く長編アニメーション。“岩井俊二映画祭”では、『undo』『Love Letter』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』『FRIED DRAGON FISH』『PiCNiC』『スワロウテイル』『四月物語』『リリイ・シュシュのすべて』『市川崑物語』『ヴァンパイア〈2011年〉』の中から投票によって人気の多かった上位2作品と、『花とアリス』を上映するほか、ゲストによるトークイベントも行われる。投票期間は、ドリパスにて1月25日(日)24時まで受付中。投票結果は1月27日(火)18時に同サイトにて発表される。『花とアリス殺人事件』2月20日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー岩井俊二映画祭『花とアリス』の他、投票上位2作品を2月から順次上映
2015年01月20日文庫化され1月9日に発売された女優・杏の初エッセイ集『杏のふむふむ』(ちくま文庫)が、売れ行き好調のため、刊行から4日後の13日に重版が決定したことが20日、明らかになった。高校を中退して単身パリでモデルの勉強をしたり、オーディションを受けたり、自身で道を切り開きた杏。現在、テレビや映画、舞台などで活躍するほか、本好きとしても知られ、J-WAVEの『BOOK BAR』やNHKの『Jブンガク』でパーソナリティを務めてきた。また、"歴女"代表として2009年流行語大賞を受賞し、"本の読み手"としての存在感も増している。本書では、杏の子供時代、モデル修業時代、舞台やテレビの仕事、私生活を独特の感性で振り返り、さまざまな人との出会いを通して感じたこと、考えたことを、等身大の言葉でつづっている。村上春樹氏の小説の大ファンである杏の強い要望で実現した、村上春樹氏の解説も話題を呼ぶとともに、自然体で飾らない杏の人柄がそのまま文章にあらわれていると、女性からの圧倒的な支持が集まっている。そして、売れ行き好調のため、刊行から4日後というスピードで重版が決定。14日時点で2刷累計5万3,000部の売り上げを記録している。
2015年01月20日元日に俳優の東出昌大(26)と結婚した女優の杏(28)が19日、フジテレビ系『バイキング』(月~金11:55)にゲスト出演。杏は冒頭から月曜MCの坂上忍らから結婚を祝福され「幸せ?」に「はい」と即答。「(結婚)したかったの?」にも「はい!」と笑顔を浮かべた。女優・杏のすごさは「余裕とスイッチ」後輩が語るさらに坂上から「僕はバツイチなんですが、けっこう同業者同士の結婚ってたいへんだと思うけどそこらへんはどう思いますか?」と振られるも「でもなんか、分かり合える部分も多いのかな、って」と笑顔をキープした。一方で坂上の本業が俳優ということを知らなかったといい、前日にスタッフとの打ち合わせの際、坂上を“お笑い芸人”と勘違いしていたことを暴露され、さすがに苦笑いだった。
2015年01月19日女優の杏が16日に都内で行われたスペクタクル大作『エクソダス:神と王』のPRイベントに出席した。リドリー・スコット監督が“モーゼの奇跡”を映画化した本作。杏は主人公モーゼを支える妻ツィポラ役で、日本語吹き替え版の声優に初挑戦しており「人々を奇跡に導く男性のドラマ。(上映時間の)2時間半、口を開けたままだった」とそのスケール感に圧倒されていた。その他の写真今回、「清廉で風格を感じさせるイメージ」が役柄にぴったりという理由で、抜てきされた杏は「実際の映像に、どう声をあてるか戸惑いもあった。『普段通りで』とご指示をいただき、気持ち優先で演じた」と苦労を明かした。また、自身が演じたツィポラについては「夫を信じ、待ち続けるすごいパワーの持ち主。芯のピュアな部分は変わらず、すごく素敵」と語っていた。ハリウッドきっての映像派として名高いスコット監督が、旧約聖書の『出エジプト記』に記されたモーゼの奇跡の数々を、最新VFXを駆使し描いた歴史スペクタクル。紀元前1300年、栄華を誇るエジプトの王家で養子として育てられたモーゼ(クリスチャン・ベイル)が、兄弟同然に育ったエジプト王ラムセスに反旗を翻し、40万人のヘブライの民を救おうと、約束の地を目指す。見どころは「衣装やセットなどディテールにこだわった映像はもちろん、家族の絆や夫婦愛、友情や博愛が描かれている」。イベントでは映画の世界観を再現したファッションショーに加えて、実際にキャスト陣が着用した劇中衣装もお披露目され「まるでタイムスリップした気分。私も実際に着てみたいですね」と笑顔を見せた。『エクソダス:神と王』1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2015年01月16日女優の杏が1月16日(金)、都内で行われたハリウッド大作『エクソダス:神と王』のPRイベントに出席した。日本語吹き替え版で旅立つ主人公・モーゼを待ち続ける妻・ツィポラ役に挑み「女性は家族を守り、強くなるんだなと。信じる力を参考にしたい」と語った。清廉で風格を感じさせるイメージが、モーゼの妻にピッタリであることから白羽の矢が立った。杏さんが吹き替え声優を務めるのは初めてで、「台本に書いてある記号など、分からないことだらけ。(スタッフから)『普段通りに』と言われたので、気持ち優先で演じた」とふり返った。紀元前1,300年のエジプトを舞台に、“モーゼの奇跡”をクリスチャン・ベイル主演で描くスペクタル・アドベンチャー超大作。栄華を誇るエジプト王家で、養子として育てられたモーゼ(クリスチャン・ベイル)。彼は、兄弟同然に育てられたエジプト王・ラムセスに反旗を翻し、400年もの間虐げられている40万ものヘブライの民を救うため、たったひとりで“約束の地”を求める旅路に就く…。「家族の絆や夫婦愛、友情や博愛が描かれたドラマ」と魅力を語る杏さん。“夫”にあたるモーゼは「人々を率いて、奇跡を導いた男性」だと言い、「2時間半、口を開けたまま終わってしまった。絶対、劇場で観るべき」と本作の壮大なスケール感をアピールしていた。イベントでは、物語の世界観をファッションで再現するショーが行われ、会場にはツィポラがモーゼとの結婚式の際に着ていた実際の衣装も展示された。「まるでタイムスリップしたみたい。ディテールにもこだわりを感じるし、ぜひ私も着てみたい」と瞳を輝かせた。『エクソダス:神と王』は1月30日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エクソダス:神と王 2015年1月30日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年01月16日