メトログルメフェア開催東京メトロ と株式会社三越伊勢丹ホールディングスが、伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店の地下食品フロアにおいて、期間限定イベント「メトログルメフェア」を開催する。「メトログルメフェア」は三越伊勢丹オリジナルの「東京メトロ沿線駅弁」の販売をはじめ、東京メトロ高架下で栽培した新鮮野菜「とうきょうサラダ」やオリジナルスイーツ「メトロ万頭」の販売、東京メトロの提供番組「メトログ」で紹介された店舗の出店販売など、多彩なラインナップが楽しめる。魅力的なコラボ商品イベントの目玉でもある「東京メトロ沿線駅弁」。なんと東京メトロ沿線にお店を構える人気10 店(宮川本廛、銀座若菜、佃權、つきぢ松露、なだ万厨房、浅草今半、京粕漬魚久、赤坂松葉屋、山本海苔店、山本山)のメニューを詰め合わせたお弁当なのだ。一度にこれだけの名店の美味しさを味わえるなんて、滅多にないチャンス!「メトロ万頭」は花園万頭がこのフェアのためだけに作成した限定万頭。銀座線、丸ノ内線、半蔵門線の各カラーをイメージした、かぼちゃ、いちご、紫芋、3つの味が楽しめる。電車の焼印がかわいく、手土産に喜ばれること間違いなしだ。東京メトロこども制服撮影会三越日本橋本店の特設会場では、銀座線の車体パネルを背景に、東京メトロの制服(こども用)を着用して写真撮影ができる。こどもの時、誰もが憧れた車掌さん。変身すればきっと記憶に残る思い出になるはず。3月のお出かけは三越伊勢丹に決まり!メトロ沿線の魅力を存分に楽しんでみてはいかが。【開催日程】伊勢丹新宿本店 3月16日(水)~3月22日(火)三越日本橋本店 3月23日(水)~3月29日(火)三越銀座店 3月16日(水)~3月22日(火)(詳細はプレスリリースより引用)(画像はプレスリリースより)【参考】・メトログルメフェア(PRtimes)
2016年02月26日三越伊勢丹は2月17日、同社オリジナルの“ジャパンプレミアムブランド”として、セキトワ(SEKItoWA)ショップを日本橋三越本店本館1階紳士ゾーンにオープンした。また同日、同店5階リビングフロアには、“日本の暮らし美・日本の暮らし文化”を発信するショップ、ギャラリー ライフ マイニング(Gallery LIFE MINING)もオープンした。今回、新たにデビューしたセキトワ(=積と和)の由来は、「セキ(積、掛け算の答え)」、と「ワ(和、足し算の答え)」であり、ショップでは、作り手たちの技術や美意識の掛け合いが生み出す“新鮮な美意識と優れた使い心地”が生活に彩りを与える商品を提案していく。展開される商品は「(京の)雅」と「(江戸の)粋」の2軸で構成される。16年度の「雅」の象徴テーマは“金箔”とし、箔工芸作家である裕人礫翔(ひろとらくしょう)と、伝統工芸やウェア、ライフスタイル雑貨とを掛け合わせ、朝日焼のマグカップ(2万3,000円)、中川木工芸のシャンパンクーラー(30万円)、酒杯(4万9,000円)などのアイテム提案を行う。一方、「粋」の象徴テーマは“藍染”で、スクモレザーという藍染の革を用いたスニーカー(16万円)、カードケース(1万6,000円)、デニムパンツ(3万9,000円)などを発売する。三越日本橋本店長の中陽次氏は、「(このセキトワに表現されるように)何事も深く掘り下げていく百貨店を目指していきたい。全てが揃う百貨店ではなく、あるものはとても深いところまである。そんな百貨店をつくっていきたいと思う。その一つがセキトワです。日本のモノは、世界では十分にラグジュアリーなレベル、若しくはそれ以上です。そのようなモノをここから発信していきたい」とコメントしている。5階にオープンしたギャラリー ライフ マイニング(Gallery LIFE MINING)は、「おもてなし庵」、「ジャパンラグジュアリー」、「ピグマリオン ショップ」、「遊び嗜みの拘り店」の4つのテーマで構成され、日々の暮らしの道具や工芸品、スタイルやシーンをテーマに合わせて提案していく。「おもてなし庵」ゾーンでは、郷土文化をテーマに、土地の風土によって培われてきた食と器、室礼、インテリアなど“おもてなし”に必要な商品を、季節や歳時記に纏わるしきたり、慣例を交えて提案する。「ジャパンラグジュアリー」ゾーンでは、日本独自の暮らし、文化や季節、歳時、風土に育まれ、職人により丁寧に作られた暮らしの工芸品を、世界に誇れる日本発のラグジュアリーブランドに昇華させるアイテムを展開。「ピグマリオン ショップ」は、日本国内で活動する次世代の職人や、技術は優れているが知名度が低い産地やメーカーを発掘し、伝統文化の保護・継承とともに、新たな可能性を応援するゾーンとなっている。「遊び嗜みの拘り店」は、遊びや嗜みのテーマを設定し、アマチュアからプロまでが納得できる幅広い品揃えが特徴。同ゾーンでは、2月17日から3月15日まで「花を飾る 華を活ける」と題し、家に花を飾り華を活けるための花器や器を、ガラスや陶磁器、木工や金工など素材、形、大きさを問わず集積し、作家による1点物など希少性の高い作品も合わせ約300点ほどを紹介する。瀬沼健太郎の杯形ガラス花入(5万円)、水湧(5万円)、ツヴィーゼルのベース(税込1万9,400円)など。なお、3月30日には、ギャラリー ライフ マイニング内に、東京の伝統工芸品を国内外に発信し、公益財団法人東京都中小企業振興公社が手掛けているプロジェクト、東京手仕事 「TOKYO Teshigoto」の常設コーナーがオープン。江戸切子や、東京銀器の酒器、東京七宝のリング、江戸更紗のチーフ、てぬぐい、東京手植ブラシの洋服ブラシなどが販売される。
2016年02月20日クロエ(Chloe)は、銀座三越で2月17日から23日まで、バッグコレクション「フェイ(FAYE)」のポップアップショップをオープンする。会期終了後には伊勢丹新宿店、京都大丸にも順次オープンする。15SSコレクションのランウェイで初登場した「フェイ」は、70年代のスピリットを表現するサッチェルバッグ。丸いリングループと揺れるペンダントチェーンからはグラムロックの香りが漂い、モダンな エッジーを効かせた優美なフェミニンさを表現。自由自在な収納を実現するアコーディオンガゼットや、取り外し可能なショルダーストラップによりクラッチとしても活用できる 2way仕様となっている。同ポップアップショップでは、パーマネントコレクションだけでなく、5色の限定カラーによるレザーストラップ付きミディアムクラッチバッグと2種のスモールバッグを展開。ミディアムクラッチバッグでは、イエロー、ブルー、ローズの3モデル(各19万6,000円)にパイソン柄を施したモッティグレー、インテンスグリーンの2色(各26万9,000円)を加えた5種類が登場。スモールバックでは、イエローカラー(14万5,000円)とパイソン柄を採用したモッティグレーのモデル(19万2,000円)が展開される。なお、同ポップアップショップは、銀座三越で展開の後、伊勢丹新宿本館1階のハンドバッグプロモーションスペースで3月16日から22日まで、京都大丸1階のエントランスホールで4月13日から26日まで開催される。
2016年02月15日三越銀座店は、2月2日から16日まで、世界から注目を集める、進化しつづける東京発のポップカルチャーやファッションにフォーカスしたイベント「DISCOVER!TOKYO」を同店各階で開催する。同イベントの注目は、日本のポップカルチャーの第一人者である天野喜孝が手掛けるネオジャポニズムなキャラクターアート「CANDY GIRL」の限定品が発売されることだ。ファッション雑貨やライフスタイル、フードアイテムなどを含め、同店地下2階、地上1階、2階、7階を中心に紹介される。なお、7階ギャラリーで開催される「天野喜孝展 CANDY GIRL」は9日まで。天野喜孝は1952年生まれ。アニメ制作会社で「タイムボカンシリーズ」や「ガッチャマン」などのキャラクターデザインを手掛け、独立後はゲーム「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインや舞台美術など、その活動の幅を広げている。2012年からは「CANDY GIRL PROJECT」を始動。CANDY GIRLとは、108体の女の子たちが“キャンディー”のようにカラフルに描かれたイラストで、同イラストとラグジュアリーブランドや伝統工芸等とコラボレーションすることで、クールジャパンの象徴となっている。今回、同店で天野がコラボレーションするのは、ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)。天野が直筆でCANDY GIRLを描いたトートバッグ(100万円)を限定2点(それぞれ一点物)発売する他、ニューニュー(newneu.)のトートバッグ(2万7,000円)やシューズ(2万2,000円)、フェスタリア ビジュソフィア(festaria bijou SOPHIA)のネックレス(18万円)ともコラボレーションする。また、CANDY GIRL がプリントされたiPhone6・6s用のシールカバー(4,200円)、磁器の皿(2,500円)や箸置(5個セット 3,500円)など、ライフスタイルアイテムも登場する。6日午後2時からは、同店7階ギャラリーで天野のサイン会も実施される。(※参加条件は2日から6日に画集を購入した先着50名限り)この他会期中は、同店婦人フロアでは、“東京発ファッションブランド”も紹介される。ファセッタズム(FACETASM)からは16SS限定品を始め、ブラウス(3万9,000円)やスカート(4万1,000円)が展開される他、タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)は裾がアシメントリーのワンピース(2万4,000円)、ビューティフル ピープル(beautiful people)はフェミニンなムードのライダーズジャケット(8万2,000円)を発売する。ミハラヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)からはフリンジ仕上げのヘムで立体的なフォルムが特徴のデニムプルオーバー(2万9,000円)が発売される。また、同店3階婦人服フロア「ル プレイス(Le PLAYCE)」では、顧客や売場スタッフが“東京デザイナー”へ事前にインタビューをし、その回答を紹介するパネルも設けられている。会期初日には、同店でオープニングセレモニーが行われた。ゲストとして天野喜孝や、天野が手掛けるファイナルファンタジーのキャラクターのファンだというアローディア、CANDY GIRLのミステリアスながらもその可愛さが好きだというマドモワゼル・ユリアらも駆け付け、CANDY GIRLの魅力を語った。
2016年02月02日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)が2月2日、銀座三越でイラストレーター天野喜孝のアートワークが施された一点物のバッグを、限定2点(それぞれ一点物)発売する。このバッグは、ディスコード ヨウジヤマモト16SSコレクションのバッグをキャンバスに、天野が手がける最旬のキャラクターアート「CANDY GIRL」を同氏が直筆で描いたもので、価格は各100万円。同氏が手掛ける「CANDY GIRL PROJECT」と、同会期中、銀座三越で開催される、トーキョーポップカルチャーをクローズアップするイベント「DISCOVER!TOKYO」とのコラボレーションに合わせて展開されるスペシャルピースとなる。このほか、銀座三越限定の「CANDY GIRL」アイテムも約50点発売される。同店本館1Fハンドバッグ売場のディスコード ヨウジヤマモトでは、天野とコラボレーションしたカプセルコレクションのアイテムから、バッグやレザーグッズ、スカーフなども販売する。期間は16日まで。
2016年01月30日エッジは1月27日~31日、「バレンタイン限定フレーバー:アールグレイチョコジェラート」を「銀座三越」(東京都中央区)で開催中の「GINZA Sweets Collection 2016」にて販売している。同社は、日本初となる「ブリオッシュ・コン・ジェラート(もっともリッチなパン"ブリオッシュ"+滑らか"ジェラート")」専門店「Brigela(ブリジェラ)」を昨年5月に清澄白河へ、8月にお台場に出店。本物のおいしさにこだわったジェラートを提供しているという。今回提供するアールグレイチョコジェラートは、新鮮なミルクで香り高いアールグレイを煮出し、濃厚チョコレートと混ぜ合わせている。おすすめ組み合わせは、「アールグレイチョコ×ホワイトチョコと森のイチゴ」(税込551円)とのこと。
2016年01月28日沖縄以外では日本初となる空港型市中免税店「Japan Duty Free GINZA」が1月27日、三越銀座店8階にオープンする。Japan Duty Free GINZAは、市中においても空港の免税店同様に消費税のみでなく関税、酒税、たばこ税までもが免税になるのが特徴。訪日外国人旅客のほか、海外旅行に出かける日本の航空旅客も利用することができる。また、全ての商品は出発の空港(羽田または成田)で引き取ることになっているため、ハンズフリーショッピングを楽しめることも利点だ。日本空港ビルデング、三越伊勢丹ホールディングス、成田国際空港の100%子会社であるNAAリテイリングの3社の出資により設立された「Japan Duty Free Fa-So-La 三越伊勢丹」が運営は行う同免税店は、“銀座に自然を見立て陰陽を中和する”という環境デザインコンセプトのもと、売場を「海」「森」「丘」「市」「集落」に見立てた5つのゾーンで構成され、それぞれのゾーンでは、国内外のコスメブランドや、日本免税店初出店のラグジュアリーブランド、ウォッチメゾンなどが展開される。出店店舗のラインアップは、世界の免税店で初出店となるブシュロン(BOUCHERON)のほか、国内の免税店初出店となるヴァレンティノ(Valentino)、サンローラン(Saint Laurent)、ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)、ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)、アルビオン(ALBION)など。なお、同免税店には、日本の伝統工芸技術と現代の新しい感性で生まれた作品を紹介する「The 800 hands Japanese Beauty」ゾーンが設置。ここでは東京が誇る匠の繊細な伝統の技で生み出されたアイテムを紹介する「東京手仕事」を始め、「グッドデザイン賞 受賞商品」、「伝統工芸品」、「工業製品」など、4つのコーナーが設けられている。今回のオープンについて、Japan Duty Free Fa-So-La 三越伊勢丹代表取締役の山本兵一氏は「旅する世界のお客さまに最高の喜びを提供するため、日本の伝統と革新が共存する上質で洗練された環境の中、おもてなしに真心を込めて、旅する人の胸に思い出を添えたい」とし、日本空港ビルデング専務取締役の米本靖英氏は「(同免税店の)1日の来店客数は2000人を見込んでいる」と話している。
2016年01月26日銀座三越は、1月27日から2月15日まで、バレンタインフェア「GINZA Sweets Collection 2016」を同店7階催物会場で開催、約70ブランドを販売する。(※ブランド・商品により扱い日が異なる場合あり)同店のバレンタインテーマは、「GIRLS TALK」。こだわり志向の銀座ガールたちが、“誰かに話したくなったり、自慢したくなるようなチョコレート”が紹介される。ロイスダール(RUYSDAEL)~日本の匠シリーズからは、“寿司”をモチーフにした「魚河岸ショコラ」(2,400円)が登場。ミルク、スイート、ホワイトの3種類のチョコレートとナッツ香るジャンドゥーヤが組み合わさり、海老やウニ、玉子など、パッケージボックスの中には5つの“SUSHI”が用意されている。このビジュアルを見ればSNSで共有したくもなること間違いなしだ。このほか、“和の素材”にこだわったチョコレートも紹介される。ジャパン セレクションボックス「wa no kokoro」(2,639円※2月2日から発売)は、オリジンーヌ・カカオ(ORIGINES CACAO)、ル ショコラ ドゥ アッシュ(LE CHOCOLAT DE H)に加え、本年初登場のエクチュア(Ek Chuah)など、日本を代表する6つのブランドのチョコレートが入り、日本酒や醤油、山椒、夏みかんなど、一粒ずつに和の心が感じられる詰合せだ。一方、海外勢では、1796年、イタリアのボローニャで創業したチョコレートメーカー、マイアーニ(MAJANI)からは、FIATチョコレート「ポーチ」(オリジナルポーチ1個、ミニカーオーナメント1個付き 1,800円)が登場。イタリアの自動車メーカー、フィアット(FIAT)社のプライベートチョコとして誕生した、ヘーゼルナッツとカカオが香る濃厚なチョコレートと車柄のオリジナルポーチのセットで販売される。車好きの彼にもおすすめだが、プレゼントの後はポーチとしても使用できるので、銀座ガール同士でのギフトとしても喜ばれるかもしれない。フランスのリヨンに本店を構え、日本人ショコラティエも多く修業に訪れるというショコラ・フランソワ(Chocolats Francois)は日本初上陸。同ブランドのショコラティエであるフランソワ・ジメネーズ(Francois Gimenez)は、2015年のM.O.F.(フランス国家最高職人)ショコラ部門でファイナリストにもなった実力派で、今回は銀座三越限定で「ショコラ・アソート」(4粒入り1,200円、8粒入り2,300円)、タブレットアーモンド(1,100円)などが紹介される。最後にはやはり、王道ベルギーチョコも見逃せない。2015年12月、銀座にリニューアルオープンしたピエール マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)だ。同ブランドの「バレンタイン セレクション リミテッドエディション イエロー」(3,200円)は、新作のハート3種類を加えた9種類のプラリーヌが入っており、三越伊勢丹限定のイエローのハート缶に入って販売される。
2016年01月20日銀座三越(東京都中央区)の7階グローバルメッセージにて1月18日~31日、インテリアスタイリストの長山智美さんがセレクトした世界のキュートな民芸品・手工芸品・動物やハッピーモティーフの雑貨などを展示販売する「世界のかわいい雑貨マルシェ」が開催される。会場にはそばにあるだけでほっこりと心がなごむ、胸キュン必須のカワイイモノたちが大集合。取り扱うアイテムの一例として、現存するフランス最古の企業のひとつでブルターニュ地方の手描き絵付け陶器を扱うアンリオ・カンペール フランスからは、「コレクションアニマリィエール ブタの貯金箱」(1万3,020円)も登場する。また、演奏風景もほっこりする電子楽器テルミンを内蔵したマトリョーシカ型楽器「マトリョミンET Classic」(4万円)や、130年以上の歴史を持つ九谷焼の窯元・上出長右衛門窯の五代目である上出恵悟氏がデザインした「犬盃」(4,000円)などもそろう。なお、1月23日と30日の14時・16時には、会場内にてマトリョミンのミニコンサートを予定している。※価格は税別
2016年01月17日産地とクリエイターを結ぶプロジェクト「EN」が16年1月3日から12日まで、伊勢丹新宿店本館3階のリスタイルギフト、銀座三越3階のグローバルメッセージにて開運イベントを開催する。ENは、14年3月に行われた「Mercedes-Benz FashionWeek TOKYO=MBFWT」の連動イベントとして立ち上げられたプロジェクト。クリエイティブチームSELFのもと継続している。最近では今年10月に渋谷PARCOで行われた「旅するパルワゴン」への出展や、フラワーアーティスト・プランティカとコラボレーションアイテムを製作するなどの活動を行っている。今回オープンするポップアップショップでは、アーカイブアイテムから新作コラボレーションアイテムまで、縁起の良いユニークなアイテムを展開。玉の肌石鹸による鯛型のウェルカムソープや、だるまのメッカ高崎による今井だるまのデザイナーズだるま、陶器ブランドのTALKY」による金や銀のスケート箸おきなどが登場する。
2016年01月02日銀座・数寄屋橋交差点に2016年3月31日(木)開業予定の、銀座エリア最大級となる新商業施設の名称が「東急プラザ銀座」に決定した。地下2階から地上11階までの全13フロアには、「Creative Japan~世界は、ここから、おもしろくなる。~」という開発コンセプトのもと、125店舗が出店する。建物は、日本の伝統工芸である「江戸切子」をモチーフに、「光の器」というコンセプトでデザインされたアイコニックな外観で、銀座の新たなランドマークとなる。メインエントランスは、数寄屋橋交差点側に設置されるが、みゆき通り側にもエントランスが設けられる。地下2階は、東京メトロ銀座駅コンコースと直結し、さらに、建物地下に約170台の駐車場を完備、約800台収容可能な西銀座駐車場とも接続し、カーアクセスが良好だ。気になるフロア構成と出店店舗だが、B2階~B1階の「GINCHIKA MARCHE」には、ニューヨーカーに絶大な人気の老舗ベーカリー「THE CITY BAKERY」をはじめとしたフード&イートインショップが約30店舗並ぶ。ラグジュアリーサンドイッチの「キャビアハウス&プルニエサンドイッチハウス」が日本初出店するほか、京都で人気のアイスクリームショップ「ハンデルスベーゲン」も東京に初出店するなど注目店が多い。またタリーズコーヒー初のバールスタイル「タリーズコーヒープライムファイブ」もB1階にオープンする。1階~2階には、BALLYやEMPORIO ARMANIなどのブランドのグローバル旗艦店が集結。3階~5階は、ファッション、服飾・ライフスタイル雑貨、カフェ、約40店舗が出店。大人女子の注目は4階。日本初上陸となるイタリアのレディスファッション「ottod’Ame」をはじめ、「FIGARO Paris」や「essence of ANAYI」、「CASA VIA BUS STOP」などのトレンドを発信するレディスセレクトショップが出店するほか、レストラン「ESqUISSE」のシェフ・パティシエを務める成田一世氏による新業態カフェ「La nouvelle boutique ESqUISSE」もオープン。8階~9階には都内最大となる市中空港型免税店「ロッテ免税店銀座」が出店する。10階~11階の「GINMACHI DINING」では、NY発の話題のオーガニックのグルメバーガー「ベアバーガー」が入り、ビアレストラン「SINGDEE TERRACE」、ハワイ島から「Guy & Jo’sHawaiian StyleCafe」が日本初上陸最上階に位置する11階には、シドニー発のモダンギリシャレストラン「THE APOLLO」や焼肉店「尾崎牛焼肉銀座ひむか」、また、放送作家の小山薫堂氏が経営する京都の老舗料亭「下鴨茶寮」が、新業態「のまえ/下鴨茶寮東のはなれ」を東京に初出店する。6階に「KIRIKO LOUNGE(キリコラウンジ)」、「屋上にはKIRIKO TERRACE(キリコテラス)」のパブリックスペースも展開。銀座の新おでかけスポットの開業がいまから楽しみだ。(text:Miwa Ogata)
2015年12月25日「フレデリック・カッセル 銀座三越」(東京都中央区銀座)は2016年1月3日、ピスタチオの「INSPIRATION de Frederic Cassel」の販売を開始する。○人気のプティガトーの進化系コレクションを提案同店は、月替わりで"INSPIRATION(インスピレーション)"を提案。2016年1月のINSPIRATIONは、人気のプティガトーの進化系コレクション、コクのあるヘーゼルナッツとピスタチオミルクチョコレートが冬らしい味わいの「ブルトゥイユ」となる。「ババ ブルトゥイユ」は、ピスタチオ香るシロップを染み込ませたサバラン生地になめらかなヘーゼルナッツのクレーム、ピスタチオのマスカルポーネクリーム、そしてヘーゼルナッツの食感、ミルクチョコレートが味わいを柔らかにまとめた。価格は756円(税込)。サクサクに焼き上げたクッキーシューにコクのあるヘーゼルナッツクリームとピスタチオクリームを重ねた「シュー ブルトゥイユ」は、柔らかなミルクチョコレートとヘーゼルナッツの食感を楽しめる。価格は540円(税込)。「マカロン ブルトゥイユ」は、ピスタチオクリームの中にサクサクとした食感のフィユティンヌとプラリネのショコラを閉じ込めた。価格は260円(税込)。
2015年12月18日東京・銀座4丁目交差点に新複合商業施設を建設する「銀座5丁目再開発計画」の上棟式が12月14日に行われ、施設名称が「銀座プレイス(GINZA PLACE)」に決定したことが発表された。16年夏に開業予定の同施設の敷地面積は約645平方メートル。高さは約56メートルを予定しており、銀座4丁目交差点に面して最も高い建物となる。外観デザインはクライン ダイ サム アーキテクツによる“FRETWORK(透かし彫り)”モチーフを使用し、伝統工芸の美しさを表現したデザインに仕上げられる。施設名の「銀座プレイス」は世界的な商業都市である銀座の中心に立地することを端的に表現しており、また国内外から訪れる来場者に楽しんでもらえるシンプルなものにすることを意識して決定されたもの。同施設から世界に向けて多様な発信を行い、同施設を体験と交流の拠点としたいという想いも込められている。なお、具体的な入居テナントなどついては今後改めて発表される予定だ。
2015年12月16日銀座三越は1月3日、4日で発売する「夢袋」と「開運デラックスパック」の内容を発表した。先ずは「夢袋」。「篠山紀信によるブライダルフォト記念撮影プラン」(同一日2組限定/税込86万4,000円)は、写真家の篠山紀信がウエディングの前撮りや後撮りなどを“新郎新婦のためだけに”撮影する。銀座三越の貸衣装サロンで自由に衣装を選び、篠山愛用のスタジオでウェディングフォトを撮影してもらえるというものだ。「あなたもきもので江戸のお遊び体験!お誂え仕立付きもの・帯セット&講談と小料理を楽しむ貸切の江戸の舟遊び」(6点限定/税込21万6,000円)は、三越セレクトのきものを身に纏いながら、講談師・神田蘭の講談と共に日本橋界隈のクルーズを楽しむことができる。その他、2012年のDRC「ロマネ・コンティ、モンラッシェ、ラ・ターシュ」や、ボルドー5大シャトーやマグナムサイズのシャンパーニュを含むワイン16本を特別価格で販売されるスペシャルセット(1名限定/税込201万6,000円)も登場。購入者は、東京・日比谷のフレンチレストラン「アピシウス(APICIUS)」の情野ソムリエのサーヴによる特別メニューを楽しめる。「小学生限定ギャラリーで個展を開こう!~僕も私もアーティスト~」(1名限定/税込10万8,000円)は、同店7階ギャラリーにて、12歳以下の子供、孫の作品を展示する3日間限定の展覧会を開催できるというものだ。「銀座三越レストラン食べ歩き GINZA DINING DREAM PAIR TICKET 2016」(1組2名限定/税込10万8,000円)は、同店レストランフロア全18店舗から10店舗を選択し、好みのメニューを楽しむことができる。1店舗3時間制で、懐石料理からフレンチ、イタリアン、中華まで、各国の本格料理が飲み放題・食べ放題だ。「開運デラックスパック」からは「GINZA GENTLEMAN “2016年 コト始め”」と題し、銀座の街に相応しい“GINZA GENTLEMAN”に変身出来る3つのセットが登場。“GENTLEMANの装い”(5名限定/税込8万6,400円)は、高級イタリア生地を使用したスーツ2着とシャツ2枚、ネクタイ1本が入るセット。“GENTLEMANの拘り”(5名限定/税込1万800円)からは、贅沢なシューケア体験パックを用意。靴の磨き方講座はもちろん、シューシャイン時に使う専用コートや平野ブラシ、お試しシューシャインチケット3枚が入っている。“GENTLEMANの身嗜み”(5名限定/税込1万6,200円)は、メンズグルーミングのスペシャルコース。同店紳士フロアのバーバーで、ヘアカットからシェービング、保湿ケア、ヘッドスパ、リラクゼーションまで受けられる、至れり尽くせりの特別コースが用意されている。このほかの開運デラックスパックとしては、最高品質のゴールドパール、白蝶貝、黒蝶貝のパールペンダントがセットで入っている「三役揃いぶみ!特選パール3点セット」(1点限定/税込162万円)が発売される。
2015年12月13日東急不動産は2016年3月31日、東京・銀座の数寄屋橋交差点にて商業施設「東急プラザ銀座」を開業する。○キーワードは「伝統」と「革新」「東急プラザ銀座」は、同社が「(仮)銀座5丁目プロジェクト」として開業に向け進めていた商業施設。このほど東京都内で行われた記者発表会にて、その正式名称と共に、2016年3月31日に全13フロア(地下2階・地上11階)・125店舗で開業することが発表された。みゆき通りに面した1階および2階には路面店が立ち並び、地下2階および10~11階は食物販・レストランフロアに。地下1階と3階~9階のメインは物販フロアとなるほか、6階と屋上には同施設のシンボルとなるパブリックスペースが設けられる。物販フロアには、東急百貨店の新業態「HINKA RINKA」や東急ハンズの新業態「HANDS EXPO」もオープン。発表会に登壇した東急不動産代表取締役社長の植村仁氏は、「当社の事業の中でも、『東急プラザ』の開業は最大のトピックス。各社が持つ幅広いリソースを生かした東急グループを挙げての取り組みとなる」とコメントした。同施設の開発コンセプトは、「Creative Japan~世界は、ここから、おもしろくなる。~」。銀座エリアを「高い品格を持ちながら新しい物も取り入れていく街」とし、その雰囲気にも通じる「伝統」と「革新」というキーワードをもとに施設全体やテナントをデザイン。同施設から新しい文化を発信することで、都市の国際競争力を強化するねらいもあるという。東京の主要エリアの1つ・銀座に新風を吹き込みそうな「東急プラザ銀座」。その詳細を見ていこう。○"江戸切子"の空間で気軽に一休み「東急プラザ銀座」の建物外観は、日本の伝統工芸「江戸切子」をモチーフにデザインされている。「江戸切子」は、江戸のガラス生産技術に西洋のカット技術が融合して生まれた工芸品とされており、同施設のキーワードである「伝統」と「革新」の融合の象徴として外観のモチーフに採用された。施設内で最も特徴的な設備は、6階と屋上に大きく設けられたパブリックスペースだろう。6階の「KIRIKO LOUNGE」は、施設最上階にまで及ぶ約27mの吹き抜け空間となっている。昼夜通して利用可能なラウンジカフェ「数寄屋橋茶房」を設け、渋谷の複合文化施設「Bunkamura」とのコラボレーションによる文化イベントも定期的に開催されるという。屋上には、オープンテラス「KIRIKO TERRACE」を設置。しだれ桜のシンボルツリーを始め豊かな緑を配した「GREEN SIDE」と、広い水盤を中央に配したラグジュアリーな雰囲気の「WATER SIDE」の2つのゾーンを設ける。また、「GREEN SIDE」にはカフェ「櫻ノ茶屋」も併設され、軽飲食を提供する。さらに、同施設が隣接する「数寄屋橋公園」の再整備や、地下コンコースの整備も実施。銀座を訪れる人々の利便性・回遊性の向上を図る。これらのパブリックスペースは、買い物の合間の休憩や待ち合わせにも最適。ブランド路面店や高級飲食店が軒を連ねる銀座エリアにあって、気軽に一休みできる場所として使える貴重な空間となりそうだ。○女性の"気持ち"が軸のセレクトショップ「HINKA RINKA」3階~5階には、東急百貨店の新業態「HINKA RINKA」がオープン。店名の由来でもある「品格」と「凛」とした心を持つ大人の女性をイメージターゲットに据える。同店は「キモチストア」をコンセプトとしており、シーンや年代ではなく、女性が感じる"気持ち"を軸に売り場を構成しているのが特徴だ。また、各フロアも3つのエリアに分かれており、フロアを回遊することで空間の変化を楽しめる「オムニバスシアター」という環境コンセプトも設けている。同店の入り口となる3階では、「高揚感」「刺激」「発見」をテーマにバリエーション豊富な雑貨やアパレル、コスメなどを展開。4階は「憧れ」「ときめき」「特別感」をテーマに、レディースシューズを中心としたファッションアイテムをそろえる。5階のテーマは「共感」「自然体」「くつろぎ」で、チョコレートブティックやセレクトアパレルを中心に、毎日の生活をより豊かに彩るアイテムを展開する。また、いずれのフロアにも「HINKA RINKA」の自主編集店をオープン。バイヤーの目利きを重視し、"本物"の品ぞろえにこだわった。出店するテナントにも銀座初出店、関東初出店となる店舗を数多くそろえ、思いがけないモノとの出会いを演出する。○"カルチャー"をつなぐ東急ハンズ新業態「HANDS EXPO」も7階には、東急ハンズの新業態「HANDS EXPO」がオープン。「カルチャーをつなぎ、カルチャーを育む」をコンセプトに、「和・都・知・美・食」の5つのゾーンを展開する。モノの用途による分類を軸として生活のヒントを提供する東急ハンズの既存店舗に対して、「HANDS EXPO」は5つの文化(カルチャー)によって商品を提案するのが特徴だ。また、各カルチャーゾーンが互いに化学反応を起こし、訪れる人々を刺激するようなフロア構成も演出していくという。ほかにも7階には、ステージを設けたカフェを併設。ステージ上は「参加し、味わい、出会いがある」場とし、カフェによるカルチャーの発信も行っていく。○銀座に"大人のスクランブル交差点"をつくるほかにも、地下2階の食物販フロアにはニューヨーカーに絶大な人気を誇るという「THE CITY BAKERY」をはじめとしたフード&イートインショップが出店。地下1階にはギフトセレクトショップ「BIRTHDAY BAR」の新業態「BIRTHDAY BAR TOKYO」や東京初出店のステーショナリーショップ「TOUCH & FLOW」もオープンする。1階~2階では「EMPORIO ARMANI」や「HACKETT LONDON」などの路面店が2層のメゾネットによるファサード(店舗正面デザイン)で通行人の目を引き、8階~9階には訪日外国人の需要に対応した「ロッテ免税店銀座」もオープン。パブリックスペースと合わせ、銀座を訪れるさまざまな人のニーズに応える。発表会に登壇した東急不動産の都市事業ユニット・銀座プロジェクト推進部統括部長の青木太郎氏は、多くの若者が集う渋谷スクランブル交差点を例に挙げ、同施設が開業する数寄屋橋交差点を「銀座の街を訪れた大人が必ず立ち寄る"大人のスクランブル交差点"」として盛り上げていくビジョンを語った。2016年春、4月を目前にオープンする「東急プラザ銀座」は銀座に新たなカルチャーを創出する存在となるか、注目したい。
2015年12月11日銀座三越では、16年1月3日、4日に、「出会い~五感で楽しむお正月~」をテーマにした「新春祭」を同店9階銀座テラスやテラスコート・テラスルームで開催する。全国各地の雑煮の食べ比べや、和太鼓の演奏、神楽の上演が行われる。各地の味を食べ比べる「お雑煮めぐり」では、地域特有の工夫が凝らされた様々なお雑煮を一同に楽しむことができる。3日は、江戸雑煮(醤油/東京都)、ぶり雑煮(淡口醤油/兵庫県)、小豆雑煮(ぜんざい/鳥取県)、京風雑煮(白味噌/京都府)、海鮮雑煮(白味噌/北海道)。4日は、はば海苔雑煮(醤油/千葉県)、くるみ雑煮(醤油/岩手県)、あん餅雑煮(白味噌/香川県)、酒粕雑煮(米味噌・酒粕/栃木県)、するめ雑煮(醤油/福岡県)が提供される。いずれの雑煮も1杯税込501円、会場では甘酒も1杯税込301円で販売される。両日とも午前11時から午後8時まで。3日午前11時からは、和太鼓バンド・ゴクウ(GOCOO)のリーダーである浅野香がプロデュースする和太鼓ユニット「和太鼓タヲ(TAWOO)」による演奏が行われるほか、同日午後1時30分からは、東京都指定・江戸川区登録無形民俗文化財の「葛西の里神楽 寿獅子舞」が上演される。
2015年12月10日ヴァレクストラ(Valextra)は、銀座三越と伊勢丹新宿店メンズ館で、クリスマスギフトを意識したアイテムを紹介するポップアップイベントを開催する。銀座三越は12月9日から15日まで同店6階インターナショナルコレクターズで、伊勢丹新宿店メンズ館は12月16日から25日まで同館1階メンズアクセサリーで実施される。同プロモーションで展開されるのは、スリムポートフォリオ(27万5,000円)、ラウンドジップミニウォレット(5万7,000円)、長財布(6万円、6万3,000円)、シングルマネークリップ(4万8,000円、5万2,000円)、トリックトラック(14万2,000円、16万4,000円)、プレミエアタッシェケース(40万円、42万円)など。ホワイトやレッド、グリーン、ブルー等のカラーバリエーションで取りそろえる。
2015年12月08日銀座三越7階リビングフロアがリモデルグランドオープンから2週間を経過し好調だ。特に「日本の美」をキーワードに、美術品とやきもの、リビング用品などを自主編集した平場「ジャパンエディション(Japan Edition)」は、前年比70%増を超える売り上げで推移しており、客単価は前年に比べ倍増という勢いだ。「(ジャパンエディションの売り場は)グランドオープンの1週間前の10月7日にオープンしたが、お客様からは売り場が見やすくなり、楽しくなったという声をいただいている。(前年比70%増という数字は)食器の一部のブランドが併合されており、実質40%増程度だと見込んでいる、特に今回、新たに取り組んだ“アートなインテリアアクセサリー”の商品が好調で、購買額が5万円以上の顧客数が50%増で、50万円を超える高額品が動いている」と同売り場の谷津洋史マネージャー。同店が今回新たに取り組んだ「アートなインテリアアクサセリー」とは工芸品バイヤーがセレクトしたフィギュアやオブジェなど作家の1点もので、従来、ギャラリーでの催事や作家の個展などでケースの中に陳列されることが多かった他作品。今回のリモデルで食器や茶道具などと一緒に提案されたことが、新規需要の開拓につながっており、工芸品単体では目標の3倍近い売り上げという。「客層は地方からのお客さんと男性客の増加顕著。訪日外国人の売り上げの伸びは前年比230%を超えており、売り上げ全体の4割近くを占めている」と谷津マネージャー。欧米からの訪日外国人には金工(自在置物)作家・満田晴穂のフィギュアや染色作家の柚木沙弥郎の布などが人気で、中国からの訪日客には銀器や絵画が好調。またM2階から移設された「サロンドきもの」は、ジャパンエディションに売り場が隣接されたことでの買い回りがスムーズになり、和装小物などが好調。新規顧客が増え、売り上げは前年比40%増で推移している。グランドオープンに合わせエスカレーター前にイベントステージで開催した盆栽も好評で、同スペースで新たに導入されているヒノキのアロマデフューザー、音響デザインなども、環境面への心理的効果を上げているという。Text:野田達哉
2015年11月02日銀座三越は、10月28日から11月3日まで「銀座の屋上でミツバチの里づくり!」と題したイベントを同店9階銀座テラス/テラスコートで開催する。このイベントは、“都市と自然環境との共生”を目指し、2006年から銀座地区の建物の屋上で養蜂をスタートさせた「緑のまちでミツバチとくらそう!」プロジェクトの一環。会場となる同店屋上では、同プロジェクト活動内容のパネル展示や、セミナー&体験会が実施される。パネル展示では、巣箱や養蜂具の展示、ミツバチの生態と屋上農園紹介、CO2削減など 環境への貢献についてが紹介される。10月31日には、「緑のまちでミツバチと暮らそう!」セミナー&体験会が実施され、ミツバチの生態やその魅力、またミツバチが蜜や花粉を集めに遊びにくる屋上や壁面を活用しての農園づくりについての説明のほか、皇居周辺で収集されたハチミツのテイスティング会、ミツバチが遊びに来るハーブ園でのハーブの摘み取りなど、屋上農園体験も実施される。(同日午前11時から、午後1時から、午後3時から、各回1時間程度)同店によれば、このイベントを通じて都会のミツバチについての理解を広めていくと共に、“小さな自然”である屋上農園を増やすことで、生物の多様性を取り戻し、CO2削減や街の温度を下げていくなど、地域環境に貢献していきたいとしている。
2015年10月30日ホクレン農業協同組合連合会は10月31日~11月3日、銀座三越(東京都中央区)にて「みのりみのるマルシェ×ホクレン大収穫祭 in 銀座三越」を開催する。同イベントでは、調理体験やワークショップなどのイベントのほか、北海道の特産品を販売するマルシェを開催。米の食味ランキングで5年連続で特Aランクを獲得している「ななつぼし」を中心とした新米や、道内各地の工房で作られたチーズ、スイーツなど150種類以上をそろえる。販売品目としては、もち米「はくちょうもち」を使用した6種類(塩豆・よもぎ・メロン・かぼちゃ・ハスカップ・ミルク)の「ふうれん大福」や、収穫まで5~6年かかるという野菜「ゆり根」などのほか、道内各地のチーズ工房のチーズなども用意。北海道のソフトクリームを販売するコーナーも設ける。ほかにも、「じゃがいも、人参、玉ねぎの詰め放題」や「あらびきソーセージすくい取り」「豆の量り売り」「スティックシュガーのつかみ取り」などのイベントを期間中毎日開催する。同イベントの開催時間は、期間中の各日11:00~19:30。銀座三越9階の「銀座テラス」にて行われる。詳細は公式サイトにて。
2015年10月29日「年商1000億円に向けて」とニュースに見出しが踊った10月14日の銀座三越のリモデルグランドオープン。2010年の増床リモデルから5年が経過し、売上は当時の約600億円から750億円へと拡大。インバウンドの増加とともに、2020年に向けて周辺は大型商業施設のオープンも続々と控えている。街自体が大きく変化しつつあり、1,000億円は夢の数字ではなく実現可能な目標となった。三越伊勢丹ホールディングスの大西洋・代表取締役社長が集まった記者たちに「1,000億円は視野に入った」と語った、銀座三越グランドオープン時の会見インタビュー全文。―まず、今回のリモデルに関しての感想はいかがでしょうか?大西:リモデルというのはスポット的に行うというよりも、お客様の変化に対してお応えできているかが全てです。5年前のリモデルで大きな課題だった婦人服の売上が厳しかったことで、結果的に食品のシェアが大きくなってしまいました。今回のリモデルでは婦人服の独自性や編集ショップの強化が課題でしたが、正直、まだ道半ばと言わざるを得ません。この銀座の街で独自性を出していくには、ブランドに頼らない、婦人服の本当の編集平場をもっと作らないといけないと思っています。―その課題とは具体的にどういう部分でしょうか?大西:今回の課題は、5年前に増床した東側4階で大きなブランドを集積して効率が非常に悪かったという部分をどうするか、ということでした。結果的に、その修正がブランドの入れ替わりになってしまったということは否めません。そこは思い切って編集にするとか、本館の3、4階(の自主編集売り場)があるなかで、もう少し自分たちでMDを構成するべきではなかったか、という反省点はあります。―伊勢丹新宿店でできている“独自性”がなぜ、銀座店で実現するのが難しいのでしょうか?大西:難しい質問ですね。お客様のテイストが違うことも事実です。今は商品統括部が横串で通っており、バイヤーがMDを統括しているので、新宿店でやったことを銀座店でということは可能なはずですが、この2年で実施した組織の変更がまだ十分に機能しきれていないということと、後は、ブランドの入れ替えではなく、“独自性”を持ったMDをまず優先して店づくりを行うという強い意志が十分に発揮されていないということだと思います。―自主編集に関して、全体のどのくらいの売上シェアを目標としているのでしょうか?大西:会社全体では仕入構造改革を含めて中期的に25%を目標にしています。ただ、銀座店と新宿店はこれを上回らないといけないと思っています。銀座店では、新館4階のラグジュアリーと本館平場MDの精度向上をどのように行っていくかが鍵だと思っています。―今回のリモデルによって売上はどの程度増加を見込んでいますか?大西:私は5年前に銀座4丁目の角でこの店を構えたら最低1,000億円はやらなければダメだと言いました。当時の店長、統括部長にそれは無理だと言われましたが、今やそれは実現可能な目標となりつつあります。8階にオープンする空港型免税店の売上は公表していませんが、それを含めると現在800億円強は目指せるので、将来的には1,000億円が視野に入ってきていると思います。―2020年に向けて銀座の街が大きく変化してきていますが、その中で銀座三越が目指す方向性は何でしょうか?大西:銀座の街自体が大きく変化しています。以前の銀座は良い意味で整備されて「世界の銀座」と評価されましたが、今は良い意味で多様性のある街になりつつあります。この店を中心に晴海通りの東西の街並みは全然違います。その中心で商売をさせていただいているからには、当社の強みを発揮していかなければいけないと思っています。銀座の街にどう影響を与えるかということも重要ですが、新しいお客様に来ていかなければならないと思っています。ご来店いただいているお客様は年間2,000万人いらっしゃいますが、売上は1,000億円にも満たないということが課題ですので、ご来店いただいたお客様に対して本当に一対一のおもてなしをして、買い回りしていただける環境を作ることが重要だと考えています。―新しいお客様というのはどの層でしょうか?大西:この数年、特に都内東部、湾岸エリアにお住まいの比較的若いファミリーのお客様が増えていますが、銀座は本来商圏が広い場所なので、都内西部のお客様にも来ていただける店作りをと考えています。―今後さらに銀座は来街者が増えることが予想されますが、入店客数はどのくらいの伸びを見込んでいらっしゃいますか?大西:銀座店の店舗面積(約37,000平米)なので、現在の2,000万人を3,000万人にとは考えていません。それよりも一人あたりの購買額を増やすことの方が重要だと思います。婦人服が弱いため、食品のバランスが高くなり、どうしても客単価が下がってしまいます。もっとファッションを打ち出す店にすべきだと考えています。―今回のリモデルにおける外国人観光客に向けての対応はございますか?大西:外国人観光客だけということではなく、対象とするお客さまの関心度を分析して店作りをしなければならないと考えています。現状この店の外国人のお客様の売上は20%を超えており、そのお客様に対応したMD構成にしていきますが、一方的にそちらに向かって対応を進めていくと言うことではありません。そういう意味で、今回のリモデルでは外国人のお客様に関しては、年内にオープンを予定している空港型免税店で対応していきたいと考えていますが、決して外国人のお客様向けの店づくりを進めるわけではありません。―来春にはロッテも市中免税出店というニュースもあり、今後、市中免税店は増えていくと思いますが、市中免税店での三越伊勢丹らしさはどう打ち出していく方針でしょうか?大西:大きな括りの中でラグジュアリーや化粧品というのはありますが、我々らしさということでは「ジャパンプレミアム」をしっかりブランディングしていきたいと思っています。8階の市中免税店は、その初めてのお披露目となる予定なので、我々にしかできない日本の良いモノをどれだけプレゼンテーション出来て、評価いただけるかがロッテさんなど他の市中免税店との差別化になっていくかと思います。Text:野田達哉
2015年10月29日日本橋三越本店5階リビングフロアで、21日より「第1回メゾン・エ・オブジェ凱旋フェア」がスタートした。三越伊勢丹が日本の良品を紹介する「ジャパン センスィズ(JAPAN SENSES)」の一環。メゾン・エ・オブジェは毎年1月と9月にパリで開催されているインテリア・プロダクトデザイン業界の見本市。家具、テーブルウエア、インテリア装飾品などライフスタイルを構成するあらゆるアイテムを対象とし、「メゾン」「オブジェ」「ラグジュアリー、デザイン&空間デザイン」で会場が構成され、毎回3000社以上が参加。8万5000人の業界関係者が世界から来場する。この数年「クールジャパン」のブームと共に、日本ブランドの高いクオリティ、デザイン性が同展でも高い評価を得ており、カルチャーリゾート百貨店を標榜する日本橋三越本店が、日本で初めてとなる「メゾン・エ・オブジェ」の名前を冠して、今回の展示に取り組んだ。5階のリビングステージ(プロモーションスペース)と各売り場で11月3日まで展開され、来年6月には1階の中央ホールでの開催が計画されている。今回、プロモーションスペースに出展しているのは、FEDECA(兵庫・刃物/ナイフ)、服部源ト(京都・インテリア雑貨/モビール)、SUZUSAN(有松・インテリア雑貨/ランプシェード)、NuAns(埼玉・デジタルライフ製品/モバイルバッテリー他)、Qurz(東京・ステーショナリー/ノート、ボックス、定規、コーヒーミルその他)、Sfera(京都・家具・インテリア雑貨/パーソナルファニチャー、インテリア雑貨)横山竹材店(京都・インテリア/竹細工)、花結晶(京都・陶器/食器・花器)、吉川染匠(京都・インテリア/京友禅文様メタル加工アートフレーム)の9社9ブランド。それ以外にも通常のリビング売り場で、 OKUYAMA DESIGNの食器、SUSギャラリーのチタンカップ、BUNACOの木工食器、DENSHIROの茶筒、MARUNAOの箸、UNILLOYのホーロー鍋、SIWAの和紙雑貨、ミマツ工芸のステーショナリー雑貨などが、「メゾン・エ・オブジェ2015」参加ブランドとして展開されている。
2015年10月22日タサキ(TASAKI)が10月14日、銀座三越1階のジュエリーフロアに新店舗をオープンした。タサキ銀座本店、松屋銀座店に続く、タサキにおける銀座エリア3店目となる同店では、ブランドのモダンかつスタイリッシュな世界観が表現された。店内では、タサキのクリエ イティブ・ディレクター、タクーン・パニクガルが手掛ける最新コレクション「キュリオシティ(Curiosity)」や、ジュエリーデザイナーのメラニー・ジョージャコプロスやマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックがデザインを手掛けたジュエリーなどが展開される。また、オープンを記念して、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックとのコラボレーションラインであるTASAKI by MHTの「マイ パール(My Pearl)」シリーズから、11月6日に発売される新作ジュエリー「テンダーキス ガーネット(tender kiss garnet)」を同店限定で先行発売された。22Kイエローゴールドや、あこや真珠、ロードライト、ガーネットなどが用いられた同ジュエリーは、ネックレス(66万円)とブレスレット(59万円)の2アイテムで展開されている。
2015年10月21日大東企業は10月26日、「寿司居酒屋 銀座まるし」を東京都・銀座にオープンする。同店は銀座の焼肉店"まるし"ブランドの新業態で、銀座を中心に都内に10店舗を構える「個室会席 北大路」完全プロデュースのもと、新感覚の「寿司×居酒屋」として誕生する。メニューは「特選にぎり盛り(8貫)」(税別1,800円)や「サザエのつぼ焼き」(税別1,000円)、季節商品の「白子ポン酢」(税別600円)、「かき酢」(税別600円)など。総括調理長の監修で、まるしブランドの「品質・パフォーマンス」のこだわりはそのままに厳選した築地の素材を使用した寿司料理を提供する。
2015年10月16日9月より段階的に進められてきた銀座三越の全館改装が10月14日に完成し、リモデルグランドオープンした。今回、オープンしたのは6階紳士服・雑貨フロアと7階リビングフロアで、年内に8階フロアが空港型市中免税店のオープンが予定されている。オープニングセレモニーでは三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長・大西洋、三越銀座店長・浅賀誠と共に前田典子がゲストとして登場。テープカットならぬ、“綱引き”で幕を落とすと白地に銀ロゴののれんが現れ、今年創業85周年を迎える同店の新しい角出を祝った。「長年にわたり、世界の銀座の4丁目の交差点で商売をさせて頂いているということが奇跡にも近いこと。これが終わりではなく、新たなスタートとして世界のお客さんに満足していただける店を目指したい」と大西社長自ら、入り口で入店を待ちわびた顧客を出迎えた。「“最旬グローバル百貨店”のテーマのもと、新しい形の百貨店にチャレンジしていきたい」と話す浅賀店長が、今回のグランドオープンに際し、「是非見て頂きたい」と意気込んだのが7階リビングフロアの情報発信基地「グローバルメッセージ」ゾーン。オープニングを飾った「未来へ繋ぐ茶箱展」は、千利休ゆかりの国宝茶室「待庵」の修復の際に出た古材を使って作られた茶箱に、クリエイターやプロデューサーなどが見立てた作品を10月27日まで展示している。ファッションデザイナーではソマルタ(SOMARTA)の廣川玉枝、マトフ(matohu)の堀端裕之、関口真希子、アーティストの木村浩一郎、シンプリシティ(SIMPLICITY)の緒方慎一郎、プロダクトデザイナーの酒井俊彦、ifs未来研究所の川島蓉子、ハースト婦人画報社社長のイブ・ブゴン、パティシェの辻口博啓、陶芸家の細川護光、内田鋼一など多彩な顔ぶれが参加した。茶の湯のテーマは、それ以外にもジャパンエディションのゾーンで俳優の井浦新の“見立て”による茶道具、工芸品をセレクトしたコーナーも展開。10月23日には購買顧客を対象とした井浦新監修の招待茶会も予定されている。
2015年10月15日14日、リモデルグランドオープンした銀座三越6階に、デンハム(DENHAM)とブラックバレット バイ ニール・バレット(BLACKBARRETT by NEIL BARRETT)、マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)などが新たにオープン。従来7階で展開されていた、コムデギャルソン オム ドゥ(COMME des GARCONS HOMME DEUX)なども同フロアに移設オープンした。カジュアルなプライベートシーンを演出する6階メンズフロアのシティスポーツ、シティリラックスゾーンに新規導入されたもので、デンハムは今シーズンの立ち上がりから好調なデニムアイテムを牽引するブランドとして伊勢丹メンズ館でも好調。ブラックバレット バイ ニール・バレットは伊勢丹メンズ館に次いで国内2店舗目の展開となり、そのモードな世界観がインバウンド顧客にも高い支持を得ている。今回、両ブランドが新たに加わったシティスポーツの売り場は「都会的でスポーティなスタイリングが、銀座らしいツヤ感のあるブランド」(井染尚二バイヤー)を中心に新たにゾーニング。従来から展開されていた、ハイドロゲン、ディーゼル、セオリー、ジョゼフ オム、マッキントッシュ・フィロソフィー、ブラックレーベル・クレストブリッジ、23区オム・アルジャンで構成。中でも、23区オム・アルジャンは、今回新たに全アイテムが銀座三越との共同企画となる商品となり、ブランドも「アルジャン=銀」とネーミングされた。また、ジョゼフ オムはエスカレーター前のプレゼンテーションスペースで本国で展開されているカフェで出されているのと同じコーヒーマシン、コーヒー豆を使ったドリンクサービスを実施。英国ウィークに合わせブックセレクションのコーナーも設置され、カルチャーを含めた提案が図られている。マーガレット・ハウエルが導入されたリラックスカジュアルゾーンは、ネイビーとホワイトをキーカラーにシーズンを問わずコンフォートなアイテムを揃える編集ゾーン。クロ、ブルーブルー、サイドスロープといったデニムやインディゴ、ニットなどで独自のモノ作りを展開するジャパンブランドと、AG、スリードッツ、フランクアンドアイリーンなどのインポートブランドでMDが構築されている。今回のリモデルオープンに合わせて銀座三越限定アイテムも数多く登場。カナダグースからは人気モデルの「ブルックフィールド」をシティリラックスのキーカラー、ブルーに合わせて限定で展開。その他、デンハム、ディーゼル、セオリー、ブラックバレット バイ ニール・バレットなどでも限定アイテムが用意されている。(Vol.03へ戻る)
2015年10月15日「松屋銀座」「三越銀座店」「プランタン銀座」「銀座・和光」(いずれも東京都中央区)は10月21日~11月3日、「GINZA FASHION WEEK(GFW)」を各店舗で実施する(プランタン銀座のみ10月22日から開催)。同イベントは、「世界のGINZAからファッションで日本を元気にする」を目的に、銀座から世界に向けて旬のファッションを発信していく企画。今回で9回目の開催となり、将来的には銀座地区全体の取り組みに規模の拡大を目指していくという。今回も、各店舗が「JAPAN」をテーマにさまざまなイベントや商品を用意。そのほか、銀座「オータムギンザ2015」とのコラボレーション企画も開催する。松屋銀座のテーマは「JAPAN POWER」。婦人服・婦人雑貨のテーマは"Ginza White"で、白の着こなしを提案する。紳士フロアは「MADE IN JAPAN」で、日本のクラフトマンシップにあふれた紳士服・革小物などを紹介する。食品・リビングでは岩手県に注目し、漆器文化や商品を紹介。岩手県産漆を使って仕上げた安比塗漆器工房の器などを販売する。三越銀座店は「JAPAN SENSES」がテーマ。自然と共生する生活文化、ていねいで繊細なものづくり文化を提案する。近畿地方をクローズアップし、京都の伝統芸能である京組みひもや日本酒や古都の食文化も紹介する。プランタン銀座は「Made in Japan」をテーマに展開。日本製ならではの着心地の良い洋服をおしゃれに着こなす「上級Lady Style」を提案するという。伝統とトレンドを併せ持つ神戸シューズのフェアも開催。抹茶やゆずなどを使用した和スイーツの販売も行う。銀座・和光は今回初の参加となる。「Wako WaのWaza」をテーマに、気鋭の日本人デザイナーの感性と技が生きる同店限定の品々を展開する。日本の風土と優れた技術が生み出す素材や、伝統と進化が融合するデザインのバッグやコート、ストールなどを紹介する。会期中、4店舗が協力し「オリジナルチャリティトートバッグ」(税込648円)を販売。売り上げの収益はすべて、東日本大震災被災地の子どもたちを支援する児童健全育成推進財団に寄付するという。購入後、トートバッグを持って4店舗を巡ると、各店でプレゼントやサービスを受けることができる。4店舗合計4,000個で、なくなり次第終了。
2015年10月15日銀座三越6階のメンズの自主編集売り場「クレアティーボ」が14日、リモデルオープンした。同売り場は、同店が2010年に増床リモデルした際に、紳士の洗練された顧客を対象にカジュアルを中心とした「銀座スタイル」としてデビュー。前回のリモデルから5年が経過して、銀座というマーケットにおけるカジュアルの定義を一歩進めたセレクトとなっている。「(この5年間で)お客様自身が成熟したことを踏まえ、銀座での関心が高いドレスシーンに着目し、ドレスカジュアルのゾーンを中心に再構築。それにプラスしてスポーティーなカジュアル、“エレガントスポルティーボ”と呼ばれるゾーンの両軸でのトレンドの再発信を目指した」と話すのは同売り場の日浦正博バイヤー。そのドレスカジュアルの核となるブランドとして新たに導入されてのがルイジ ボレッリ(LUIGI BORRELLI)。ナポリシャツを代表する老舗カミチェリアの同ブランドは、現在、イタリアンクラシコを代表するトータルラグジュアリーブランドとしてグローバルに展開されている。これまで同店では7階のYシャツ、ネクタイ売り場で扱われていたが、今回「クレアティーボ」の顔となるブランドとしてトータルのアイテムで展開される。そのほかにはインコテックス(INCOTEX)やPTなどのパンツ、タリアトーレ(TAGLIATORE)やザ・ジジ(THE GIGI)、イザイア(ISIA)、ラルディーニ(LARDINI)のジャケットなどイタリアンクラシコブランドを中心としたスターアイテムが並ぶ。売り場の中央にはプレゼンテーション力を高めるために雑貨のゾーンを設置。ザネラート(ZANELLATO)のレザーアイテムを集積し、ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)、ボリオリ(BOGLIOLI)、ヤコブ コーエン(YACOB COHEN)、マッキントッシュ(MACHINTOSH)などのインポートブランドを、従来以上にセレクト色を強め、約200平米の売り場をゆったりした環境でフィッティングまでを楽しめるような提案が図られた。「5年前のリモデル時、既にイタリアンクラシコはトレンドとして注目されていたが、お客様自体のブランド認知や商品の情報量はこの5年で格段に高くなっている。そのため、“最旬”を掲げる百貨店としてさらに情報発進力を高めていかなければならない。(銀座三越は)新宿伊勢丹メンズ館との買い回り性も高いため、シーズンのトレンド性を意識し、アイテムをベースとしたスタイリングを楽しみながら、比較購買しやすい環境を整えた」と日浦バイヤーは話す。(Vol.02へ戻る)
2015年10月14日ヴァレクストラ(Valextra)は10月14日から20日まで、銀座三越で期間限定プロモーションイベントを同店6階インターナショナルコレクターズ/ヴァレクストラで開催する。「Change of Color in Autumn ~秋に見つける自分色~」をテーマに、ヴァレクストラのレザーグッズを豊富なカラーバリエーションで展開。名刺入れ(3万8,880円、4万1,040円)、ラウンドジップミニウォレット(6万1,560円)、iPhone6ケース(3万1,320円)など、顧客が希望するカラーで注文できるカラーオーダー会を実施する。
2015年10月14日10月7日、銀座三越5階のメンズフロアがリモデルオープンした。「GINZAジェントルマン」のビジネスシーンを新たに提案した同フロアのコンセプトを、正木美地マネージャーに聞いた、第2回目。――「GINAZAジェントルマン」の特徴を一言でいうと、どういうテイストなのでしょうか?「GINZAジェントルマン」の特徴は、常に紳士的で周囲への気配りを忘れず、節度と礼儀をわきまえ、時代の中心に身を置き、「本物」「本質」の中に、遊び心を持っていること。だから、メンズフロアの商品にはちょっとした“外し”感覚や、“くすぐり”ポイントがあります。そこが伊勢丹新宿店メンズ館や日本橋三越本店とは違うところかもしれません。別の言い方をすれば、色気や艶ですね。形はベーシックなのに、色が今っぽい。我々が言うところの「最旬」とは、そういう意味でもあるんです。――今回のリモデルでは、全フロアで「銀座スタイル(ジャパンフィルター)」を強調されていますね。「ジャパンフィルター」の商品は、各アイテム、ショップ内で、歳時期などで展開を拡大し、さらに「旬」や「NEW」の商品をクローズアップして展開を強化いたします。――インバウンドのお客様に対しては、ジャパンを強調した方が提案しやすいのでは?国慶節や春節などには、各ショップでの展開を拡大して、インバウンドのお客様にご提案していきます。今のアジアのお客様は、ブランドにこだわらず「良いもの」「高感度なもの」を選ばれます。それがジャパンメイドだったらより購買意欲が増す、ということ。以前のような海外ブランド志向、メイド・イン・ジャパン信仰からはずいぶん変わりました。アジアのお客様にも、日本の感性(カラーリングやフィット感)を加えてアレンジした商品などに非常に興味を持たれ、ご購入されるようになりましたので、各ショップ単位で、こうした「ジャパンフィルター」商品をクローズアップした展開を実施してご提案していきます。――感度の高さという点で、(日本とインバウンドのお客様に)違いはあるのでしょうか?国内のお客様とインバウンドのお客様の「感度」や「こだわり」に違いがなくなりつつあります。ファッション感度の高いインバウンドのお客様はかなり増えました。特に銀座三越には、「高感度な商品」「拘りの商品」をお求めになる方が増えています。特に春節、国慶節の時期は、例えば靴だと国内のお客様でもかなり“感度・拘り”のお客様が好まれるブランド、イタリアの「サントーニ(SANTONI)」やスペインの「マグナーニ(MAGNANNI)」がよく売れます。――5年前に増床リモデルした時に比べると、メンズフロアの売上はどのように変化していますか?毎年、前年の2ケタの伸びを実現しています。また目標値に対しても大幅増で推移しています。それに寄与しているインバウンドの売上は、現在、全体の約2~3割を占めています。アジアの高感度なお客様はブランドを知らなくても、自分の価値観でこれらの靴を選ばれるのです。スーツの生地なども同じですね。――銀座の百貨店のメンズフロアはこの秋、リニューアルラッシュです。さらに現在、工事が進められている数寄屋橋交差点の「銀座5丁目プロジェクト」や、松坂屋銀座店跡地の「銀座6丁目プロジェクト」など、新店舗がオープンすれば、銀座の百貨店はさらに激しい競争の時代に入ります。未来に向けた銀座三越メンズフロアの戦略を教えてください。リモデルコンセプトである「GINZAジェントルマン」にさらに共感していただくために、商品・展開・環境・販売サービスに至るまで、常に「GINZA ジェントルマン」に相応しいのかを追求して参ります。また、そういうお客様に共感していただきたいために、メンズフロアは編集を軸とした売場作りをしました。「GINZA ジェントルマン」というお客様像に合わせて編集した売場が、自分軸で商品を選ぶお客様、自分流のアレンジを大切にされるお客様の支持をどれだけ得られるか。そこを見極めながら、新たなメンズフロアを創造していくつもりです。(Vol.01に戻る)
2015年10月13日