日本で一番長寿の県、長野長寿日本一の県、長野県が取り組んだ『減塩食』のレシピをまとめた【長寿一位の長野県式減塩ごはん ~調味料の塩分早見表マグネット付き~】が発売される。これは、県を挙げて取り組んだ『減塩食』の中でも、学校給食で使ったレシピを家庭用にアレンジしたものをまとめている。そもそも長野県は昭和40年には平均寿命も男性で全国9位、女性は26位と長寿ということが出来る県ではなかった。それが現在では、男性は全国1位、女性も5位と総合では47都道府県の中で長寿No1ということが出来る。※画像は、マイナビブックより県を挙げてNo1に日本の国民病でもある高血圧だが、この原因の一つは塩分の取り過ぎだ。味噌や醤油、漬物など保存食や調味料として、塩分は必要不可欠な日本。単純に塩分を控えるだけでは、食の楽しみも失ってしまうことになる。続けることが出来る減塩食でないと意味がない。長野県が30年前から取り組んできた「県民減塩運動」。旬の野菜を使い、塩分を体外に排出するカリウムを多く含む野菜を多く採ることで、減塩と併せて野菜摂取を促進させた。この本では、減塩に配慮された主菜・副菜・汁物・主食から成る献立を約1ヶ月分紹介されている。元の記事を読む
2012年12月21日八ヶ岳観光圏(山梨県北杜市、長野県富士見町・原村)では、2012年12月21日(金)~2013年3月3日(日)の期間で、「八ヶ岳天空博覧会」を開催する。これは、冬の八ヶ岳ならではの様々なイベント、体験プログラムを8つのパビリオン(テーマ)に分けて行うものだ。企画されているパビリオンのテーマは、「オーロラ」「湯」「かまくら」「星」「雪」「食」「光」「イベント」。「光のパビリオン」は、すでに原村で「イルミネーションフェスティバル」が開催されている。八ヶ岳美術館前の高さ約20mの大木、ドイツトウヒに大イルミネーションが灯っているほか、原村ペンションビレッジから鉢巻道路までのペンション通りで、連日17時00分~22時00分まで、イルミネーションを点灯。終了は来年1月14日(月)。このほか、清泉寮でも「ウィンターライトアップ」として、12月1日~1月3日(木)までは毎日、それ以降、1月31日(木)までは土日祝日にライトアップを行なう。時間は日没時間によりかわり、だいたい17時00分頃~20時00分頃までだ。12月21日(金)からスタートするのは、「湯のパビリオン」の八ヶ岳観光圏エリア全域の温泉施設スタンプラリーや「森づくり体験でストレス解消・体力アップ」のプログラム。「森づくり体験でストレス解消・体力アップ」のプログラムでは、曹洞宗徳泉寺または、増富の湯裏山で木こり体験し、その後入浴指導があるというもの。事前予約が必要で、料金は5,000円(消費税込み)。そのほか、「星のパビリオン」では「星空観賞会(八ヶ岳ロイヤルホテル)」「満天の星空の下で星空観察会」(八ヶ岳グレイスホテル)、「星空案内ツアー(清里高原ホテル)」など。また、「食のパビリオン」では「味噌作り体験(増富の湯)」、「バームクーヘンづくり(名水公園べるが)」、「雪のパビリオン」では「スノーシュートレッキング(富士見パノラマリゾート)」などが予定されている。各パビリオン、プログラムの詳細は、八ヶ岳天空博覧会で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日積極的にリンゴを食べたいという人はあまりいないかもしれませんが、それは本当に美味しいリンゴを食べてないからかもしれません。長野の美味しいリンゴを推薦します!若干古い調査ですが、2008年公表のNHKの調査によれば「日本に好きなくだもの」の順位は以下のようになっています。1位イチゴ2位みかん3位桃4位梨5位リンゴ人気はあるもののリンゴは5位です。本当に美味しいリンゴを食べたらこのランキングはもっと上がるのではないでしょうか。■長野のリンゴは本当に美味しい!長野は日本でリンゴの生産地として第2位の県です。青森県に次いでリンゴを生産しています。長野のリンゴは本当に美味しいです。もし9月下旬~10月下旬に長野を訪れるのであれば、まさに収穫時期ですから、ぜひリンゴを食べてみてください。旬なリンゴはこれほど美味しいのか! とうなってしまうこと請け合いです。■美味しいリンゴはまるで違う!本当に美味しいリンゴを食べるとあなたのリンゴに対するイメージはがらっと変わります。まずリンゴを縦に切ってみてください。最近の糖度の高いリンゴでは、芯の周りにくびれたような形にみつのたまった部分があります。このようにみつがあふれだすようなリンゴを食べてみてほしいのです。果肉は水分をしっとりと十分に含みながらも、歯ごたえ十分。噛むと、「さくっ」あるいは「しゃくっ」といった音を立てます。十分な甘みと少しの酸味が口いっぱいに広がります。■ぼけたリンゴを食べてませんか?「ぼけたリンゴ」という表現をご存じでしょうか?これは水分の少なくなったスカスカしたリンゴというような意味です。「このリンゴはボケてる」という風に使います。季節外れのリンゴ、またうまく保存しなかったリンゴは「ぼけ」ます。もし、あなたのリンゴの印象が「すかすかしてる」、また「歯触りが悪い」場合にはぼけたリンゴを食べている可能性があります。ぜひ、ぼけていないリンゴを食べてください!あなたのリンゴに対する見方が変わりますよ!(高橋モータース@dcp)
2012年11月30日長野県安曇野市・大町市の「国営アルプスあづみの公園」は、27日よりイルミネーションをクリスマスバージョンに変更する。同イベントは、今月3日から2013年1月6日まで開催中の「アルプスあづみのツイン・イルミネーション」。27日より大きなクリスマスツリーが登場し、内容をクリスマスバージョンに模様替えする。安曇野市側の堀金・穂高地区では「虹色に煌めく光と音のラプソディ=Ring Ring Magic」、大町市側の大町・松川地区では「夜空に奏でる星くずのハーモニー=Stardust Melody」をそれぞれのテーマに設定。60万球の光が園内を飾る。クリスマスバージョンの開催期間は、27日~2013年1月6日。点灯時間は16時30分~21時。毎週月曜および12月31日、1月1日は休園となる(12月24日(祝)は開園、25日は夜間のみ開園)。入場料金は大人400円、子ども80円、シルバー200円。9時30分からの通常開園時間に入園した人も、21時まで別料金なしで滞在可能。詳細は「国営アルプスあづみの公園公式ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日長野県茅野市は、地元蓼科(たてしな)の冬季限定グルメと観光をPRする期間限定の出展カフェ「蓼科・冬カフェ」を、東京・青山のカフェレストラン「un cafe(アンカフェ)」で展開。12月6日から12月13日まで実施する。期間中は、蓼科のオーベルジュ「エスポワール」藤木徳彦シェフ監修の「蓼科 冬カフェ」限定ランチを提供。11月~2月の狩猟解禁期間しか食べることができないフランス料理のジビエを提供。また、雪下で貯蔵してうまみが凝縮した高原野菜や凍しみ大根などの、豊富な地元食材をアレンジした料理が味わえる。価格は1,000円前後。初日の12月6日には、オープニングイベントとして藤木シェフが登場し、蓼科フルコースディナーを開催する。それぞれの生産者が蓼科の食材の魅力やメニューを紹介。地元の野菜名人として有名な朝倉ふさよさんも駆けつけ、冬の蓼科の魅力を語る。参加費6,500円(要予約。コースディナー代金を含む)。同カフェは、東京都渋谷区神宮前の「un cafe(アンカフェ)」で開催。メニュー提供時間は11時30分~15時。12月6日の初日フルコースイベントは19時~23時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日商業施設の開発・運営および不動産事業を行う西武プロパティーズが運営管理を行う「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」(長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢)では、今年で7回目を迎える「軽井沢・プラチナバーゲン」を11月22日から11月26日の5日間開催する。今年はアウトレット価格から最大90%OFFと、昨年の最大80%OFFを超えたバーゲンを実施。期間中には、信州の食材を使用した食事などを楽しめるワゴン催事「信州フードテラス」や、約300発の打ち上げ花火大会などのイベントも実施する。また、専用臨時新幹線「プリンスエクスプレス」(東京から軽井沢間)、しなの鉄道「軽井沢プラチナバーゲン号」(長野から軽井沢間)の貸し切り運行も行われるという。なお、本年7月にオープンした公式通販サイト「軽井沢・プリンスショッピングプラザONLINE」でも11月22日(12:00)から11月27日(11:59)に「軽井沢・プラチナバーゲン@ONLINE」を開催。期間中は購入金額に関わらず送料無料、「プリンスポイント」の加算が通常の2倍となる。また、5,250円以上の購入で525円割引のオンラインクーポンがプレゼントされるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日長野県茅野市で第2回となる「信州茅野新そば祭り」が開催される。開催日時は11月10日(土)10:30~15:00まで。主会場は茅野駅西口弥生通り。そのほか、茅野駅周辺でも実施される。イベントでは、八ヶ岳西麓(やつがたけせいろく)産新そば地粉を使用した手打ちそばを販売する「新そば販売ブース」、プロの指導で手打ちそばの体験ができる「体験ブース」、地元の食や物産品の販売が行わる「物販ブース」、信州一のそばの里と呼ばれる茅野の魅力を伝える「展示ブース」などが用意される。新そば祭りに参加する店舗は以下の通り ・おのこのそば家(茅野市湖東) ・信州そば・すし呉竹房(茅野市米沢) ・信州手打ちそば工房遊楽庵(茅野市北山) ・そばきり吉成(茅野市本町) ・高遠そば甘味処壱刻(伊那市高遠) ・茅野そば打ち愛好会(茅野市玉川) ・長寿更科(茅野市米沢) ・手打ち蕎麦切り蓼山亭(茅野市米沢) ・本手打ちそば更科(茅野市ちの) 長野県は「信州そば」に代表されるそばどころとして知られているが、中でも八ヶ岳西麓は昔から作物の病気や虫害が少なく、安全な食べ物が採れる地域。長野県内でもトップクラスの耕作面積を誇る。イベント詳細は茅野TMOホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日長野県上水内郡飯綱町で農家と交流しながら、今が旬のりんごのもぎ取りができる「りんご体験ツアー」を開催中だ。期間は11月25日(日)まで。参加費用は1人2,500円。イベントは、りんご畑で農家の人に説明を受けながらりんご収穫の体験ができるというもの。収穫する品種は、10月中旬から下旬にかけて「秋映(あきばえ)」と「シナノスイート」。11月中旬は人気の高い「フジ」となる。収穫は一人5kgまで。そのほか、外国産リンゴのフレッシュジュースの試飲や、「いいづなアップルミュージアム」の見学、外国産と国産りんごの食べくらべなどができる。「いいづなアップルミュージアム」にはりんごの品種や歴史、栽培方法から料理、加工品、効能などが分かる「りんごの博物館」や、りんごをモチーフにした絵画や写真などの芸術作品を展示している「常設展示」、軽食や地元の食材を使用したランチを楽しめる「i-cafe’(アイカフェ)」などが併設されている。参加希望者は参加日の3日前までに「いいづなアップルミュージアム」に2人以上で申し込むことが必要。なお、イベント参加者全員に、そば処よこ亭、日帰り温泉施設・むれ温泉天狗の館の割引クーポン券がプレゼントされる。詳細は飯綱町ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日長野県・軽井沢町の「軽井沢高原教会」では、季節のイベントとして紅葉のライトアップを11日まで行っている。同教会は90年の歴史があり、軽井沢の変遷を見続けてきた軽井沢を代表する教会。大正時代から多くの文化人が集い、心を寄せる特別な場所となっており、それは今も受け継がれているという。教会前の中庭は、今の時期、モミジやカツラが彩り鮮やか。紅や黄色に染まった景色が美しく、夜は木々を照らすライトアップが幻想的な風景を作り出すという。紅葉に包まれながら、軽井沢の晩秋を楽しめるイベントとなっている。紅葉ライトアップの点灯時間は、18時~21時。ライトアップ期間中は数々の企画も用意されている。まず、「森の中の野外美術館」では、自然の中でさまざまに表情を変える木のオブジェを中庭に展示。人気は3匹のクマとフクロウ。紅葉と一緒に記念撮影ができる。開催時間は9時~21時。「実るメッセージツリー」は、大切な人に気持ちを込めたメッセージカードを、モミジやイチョウの形に織り込んで木の枝のオブジェにつるし、恋と紅葉が実るアート作品が完成する。開催時間は平日9時~20時、土日祝9時~21時。最終日の11日13時30分~14時15分には、「ゴスペル礼拝」を開催。教会でゴスペルを歌い、晴れやかな時間を過ごすことができるという。また、教会に隣接する「星野温泉 トンボの湯」では、信州産のリンゴが1,400個浮かぶリンゴ湯を開催している。開催日は、10日~13日10時~22時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日長野県茅野市の蓼科高原で第15回となる「小津安二郎記念蓼科高原映画祭」が開催される。開催日時は10月27日(土)、28日(日)の2日間。上映場所は茅野市民館と新星劇場の2か所。日本映画史上、黒沢明、溝口健二と並び三大巨匠と称される小津安二郎監督は、蓼科高原を気に入り、蓼科にある山荘でシナリオライターの野田高梧とともに多くの作品を生み出した。この映画祭は、小津、野田両氏にゆかりのある蓼科高原・茅野市で「小津映画・小津のこころ」に触れるとともに、小津に続く国内外の映画の上映やさまざまなイベントをとおして、この地から21世紀の映画が生まれることを願って平成10年にスタートした。今回の上映作品は小津安二郎監督作品「父ありき」、「東京の合唱(コーラス)」。追悼・新藤兼人監督として「一枚のハガキ」、「午後の遺言状」のほか、日本映画監督協会新人賞作品、市民公募作品など13タイトル。さらに短編映画コンクールも行われる。ゲストは女優の樹木希林、川上麻衣子、映画監督の原田眞人、三島有紀子、砂田麻美、鈴木健介、活動弁士の澤登翠、近代映画協会社長兼プロデューサーの新藤次郎、共同通信社編集委員の立花珠樹各氏が出演の予定だ。なお、ゲストはやむを得ない事情により変更になる場合がある。映画上映のほか、シネマカフェ、交流パーティーなどが行われる。また、茅野市民館ロビーで新藤兼人監督写真展も企画されている。上映スケジュール、料金など詳細は蓼科高原映画祭ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日長野県に路線を持つ「長野電鉄」が沿線各地の酒蔵、ワイナリー、味噌蔵のスタンプラリーとセットになった「蔵元きっぷ」を発売する。期間は10月20日(土)~28日(日)まで。「蔵元きっぷ」は、長野電鉄の利用促進や地域の活性化を図るとともに、沿線の日本酒、ワイン、みその蔵元で試飲や試食、蔵の見学を通して利用者に地域の歴史や文化に触れてもらおうというもの。主催は地域連携長野電鉄長野線沿線活性化協議会。長野電鉄全ての駅で乗り降り自由な1日フリーきっぷとスタンプラリーで料金は1,500円、おちょこ付きだ。スタンプラリーは各蔵元で5か所スタンプを集め、応募すると抽選でプレゼントが当たる。さらに一部の蔵元で「蔵元きっぷ」を提示すると商品の割引や、限定商品の購入もできる。なお、蔵元により、休業日や蔵への立ち入りが制限される場合もあるので事前に確認が必要。対象となる蔵元と最寄駅は以下の通り 日本酒・今井酒造店(付属中学前駅) 遠藤酒造場(須坂駅) 松葉屋本店(小布施駅) 井賀屋酒造店(信州中野駅、中野松川駅) よしのや(善光寺下駅、権堂駅) 高沢酒造(小布施駅) 天領誉酒造(信州中野駅) 志賀泉酒造(信州中野駅、中野松川駅) 松葉屋(須坂駅) 桝一市村酒造場(小布施駅) 丸世酒造店(信州中野駅、中野松川駅) 玉村本店(湯田中駅) ワイナリー・楠ワイナリー(須坂駅) ドメイヌソガ小布施ワイナリー(小布施駅) たかやしろファーム(信濃竹原駅) みそじょうゆ・塩屋醸造(須坂駅) 中村醸造場井上店(須坂駅) ふくろや(信州中野駅) 中野じょうゆ(信州中野駅) 土屋みそじょうゆ醸造場(須坂駅) 松葉屋本店(小布施駅) 小林じょうゆ店(信州中野駅) マルヰじょうゆ(信州中野駅) 糀屋本藤醸造舗(須坂駅) 穀平みそ醸造場(小布施駅) 丸世醸造場(信州中野駅) 関谷醸造場(湯田中駅) また「蔵元きっぷ」は、前売りはされず、当日販売のみとなっている。販売は長野、権堂、柳原、須坂、小布施、信州中野、湯田中の各駅で行われる。詳細は中野市ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月16日皆さんは、自分が住んでいる県の「県歌」を歌えるだろうか?筆者は恥ずかしながら、存在すら知らなかった。しかし、長野県民は全員、長野県歌「信濃の国」を歌えるのだとか。本当かどうか気になったので、長野出身の友人に「『信濃の国』、歌える?」というメールを出してみた。すると、「しっなのーのくにはーじーいしゅうにーきーたにのーりくらこーまがったけ~」という返信が!まさか、メールで「歌われる」とは思っていなかったが、確かに歌えることは分かった。さらに詳しいことを聞いてみよう。「小学生の時に学校の授業で習ったよ。歌詞が難しいから、高学年になってからだったと思うけど。『信濃の国』は運動会やキャンプで歌っていたかな。あと、大人は酔っ払うと、みんなで歌ったりする」。ということは、学校教育の一環として教えられているものなのだろうか。平成24年度の学校経営概要によると、「信濃の国」を歌う機会のある長野県内の小学校は、93.9%にものぼるという。そこで、長野県教育委員会に、「信濃の国」を小学校で教えるという教育方針があるのか尋ねてみた。「県では、『信濃の国』を学校で必ず教えるようにというような強制はしていません。ただ、歌の内容に長野の地理や名所について詳しく書かれているので、地域を学ぶ良い教材として、授業に活用していただけるよう働きかけています」。前述の友人は「校歌よりも真剣に練習させられた」といっていたが、強制的に教えるのではなく、長野のことをより知るために活用されているようだ。ところでこの歌、いつごろから県民に歌われているのだろうか。大人が歌えるということは、昔から存在するものなのか?「信濃の国」が誕生した経緯など、詳しい話を、長野県総務部広報県民課県民の声係の土屋さんに尋ねた。すると、「『信濃の国』は明治32年(1899)に浅井洌(きよし、または、れつ)氏に作詞され、翌明治33年(1900)に北村季晴(すえはる)氏によって曲がつけられました」とのお答え。「当時、日本は日清戦争の勝利にわき、学校でも唱歌(現在の音楽にあたる科目)の教材として軍歌が歌われていたんです。そうした風潮を懸念して、信濃教育会が長野の地理や歴史を取り入れた唱歌教材を作ることを考えたのが明治31年(1898)。そして、長野県師範学校の教諭だった浅井洌氏、北村季晴氏に依頼したそうです」(土屋さん)ちなみに「信濃の国」は、「信濃唱歌六編」のうちの1つとのこと。当時の長野師範学校の行事で歌われるようになり、教師として県の各地へ赴任した師範学校の生徒たちが、唱歌の教材として児童に教えるようになったそうだ。前述のとおり、「信濃の国」には長野の名所が随所に登場するという。となると、ぜひ歌詞にも触れてみたい。「信濃の国」の構成は七五調を基本としていて、長野県の地理・歴史のほか、産業、名勝旧跡、人物など、幅広い分野が描かれている。具体的には、1番の歌詞は総論、2番では、御嶽(おんたけ)山、乗鞍岳(のりくらだけ)、駒ヶ岳(こまがたけ)、浅間山などの山々。そして、犀川(さいがわ)や千曲川(ちくまがわ)など、長野の地理が歌われている。3番では信濃の特産物が、4番では、「寝覚めの床(ねざめのとこ)」や、「筑摩(つかま)の湯」、姨捨山(おばすてやま)などの名所が紹介されていた。現在「信濃の国」は学校での授業のほか、カラオケや県人会の集まりでも歌われているという。また、CDも販売されており、ほぼ毎月、県内外から問い合わせがあるそうだ。中には英語バージョンや、ユーロビートバージョンなどもあるというから驚きだ。また、長野県庁では毎年、仕事はじめの式で「信濃の国」を歌っており、電話の保留音や、議会の"一鈴"で「信濃の国」のメロディーを使用しているとのこと。1998年に開催された長野オリンピック冬季大会でも、日本選手団の入場行進に流れたという。「信濃の国」に関して、長野県では過去に2つの大きな出来事があった。ひとつは昭和23年(1948)に長野で起こった「分権騒動」。県庁が北信にあったことから、(中)南信地方は長野県から別れるべきではないかという「分権論」が、県議会で審議されることになった。その際、傍聴席と議事堂の周囲から一斉に「信濃の国」の大合唱が起こり、結果として分県は不成立に。郷土愛あふれるエピソードに、思わずウルッとしてしまいそうだ。また、昭和28年(1953)に、浅間山の麓(ふもと)を米軍の演習地として利用する話が持ち上がった時の話だ。反対運動の大会で「信濃の国」が大合唱され、演習地受け入れの阻止決議がされたとか。どうやら、「信濃の国」は長野県民を強く結託させる力を持っているようだ。「様々な世代に歌い継がれていることや、過去にこうした出来事があったという背景から、この歌を歌うことで県民がひとつになれるという意識があるからではないでしょうか」と、土屋さんは語ってくれた。長野県民の郷土愛が感じられると同時に、長野の名所や歴史も学べる「信濃の国」。長野に行く時は、この歌の歌詞を参考に名所などを巡ってみれば、よりいっそう土地の魅力を味わえそうである。写真提供:信州・長野県観光協会【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月11日銀座コージーコーナーは10月1日~31日の間、銀座1丁目本店限定で長野県産シャインマスカットを使ったデザートを販売する。毎月同社の銀座1丁目本店では、旬のフルーツを使ったデザートメニューを展開している。10月は2006年に品種登録された白ぶどう「シャインマスカット」を使用した、「季節のグラスショート」を販売する。同商品は大粒で糖度が高いシャインマスカットを使った、彩り鮮やかなケーキ仕立てのデザート。グラニテは甘いマスカット香が漂う爽やかな味わいとなっている。シャインマスカットは種がなく皮ごと食べられるので、果実の張りのある食感も楽しめる。価格はドリンク付きで1,500円。同商品は同店ティーラウンジで販売している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日軽井沢の村民食堂は、9月29日・30日に、長野県のブルワリー(ビール醸造所)が集まる「信州クラフトビアフェスティバルin軽井沢」を開催する。同イベントには、麗人麦酒、オラホビール、木曽路ビールほか、信州の7つのブルワリーが参加。特定地域で限定量生産される、マイクロブルワリー(小規模醸造所)による地域ブランドのクラフトビールを提供する。ビールのスタイルも様々で、作り手の思いやこだわりが表れた“顔の見えるビール”が多くそろう。数多くのビールの中から好みのものを探すことや、普段、話す機会の少ないブルワーと会話を楽しむこともできる。また、信州素材を使った“おつまみ”や、ビールを隠し味に使った信州サーモンのフィッシュ&チップス、軽井沢の高原野菜のスティックなども用意。ピクニックシートやハンモックの貸し出しもあるので、ビールを楽しむ人はもちろん、ビールを飲まない人もピクニック気分で参加できる。同イベントは、9月29日・30日の10時~18時まで軽井沢の村民食堂前広場で開催。料金はチケット制で、5枚つづり1,500円、3枚つづり1,000円(チケット1枚1杯)。チケットは当日、会場で販売する。イベント会場の村民食堂までは、JR軽井沢駅より無料シャトルバスが運行する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日郷土料理振興事業を手掛けるロケーションリサーチと、農業後継者を中心とした団体高山活性化協議会は、長野県高山村を舞台に「ムラ婚活@日本で最も美しい村(第3回)」を10月27日から10月28日の2日間にかけて開催する。同企画は、グリーン・ツーリズム(都市農村交流推進事業)の取り組みを通じて、農業後継者の育成と農業・地域の活性化を目指し、地域間・男女の交流促進を目的としている。「スローライフ」や「マルシェ」などのキーワードに注目を寄せる、自然生活に興味を持つ都市部の独身女性(20歳以上)を対象に、農山村生活者との出会いを演出するという。なお、前回の第2回は、8月25日から8月26日に開催された。男性案内役として村の若手農家5名、村の若手実業家3名、村役場より2名、他2名の計12名と女性12名が参加。プルーン収穫、りんごの葉摘みなどの就農体験や、「おやき」、「プルーンジャムづくり」といった郷土料理体験教室のほか、地産地消バーベキュー、観光や地元の人々との交流を実施。終了前のカップリングシート記入を通じて、2組のカップルが成立したという。カップルが成立した2組には、継続的な交流を目的とした特典(東京駅~長野駅間の往復新幹線チケット、遊園地ペアチケット、他)が、事務局から贈呈された。3回目は、より農業体験の色を強くし、農家の生活にフォーカスした形で交流イベントの開催を予定しているとのこと。男性案内役として、村の若手農家5名が参加。女性参加者の定員は8名で、食費や実費等を含む参加費は12,000円を予定している。申し込み方法や、過去の様子などの詳細は同企画公式ウェブサイトを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日長野県小布施町のTwitterキャラの「おぶせくりちゃん」と「おぶせまろんちゃん」がいよいよTwitterを飛び出し、このほど着ぐるみデビューする。これを記念して、お披露目イベントとして「ゆるキャラ(R)大集合in小布施」を9月23日(日)に開催する。開催時間は10時00分から15時00分、会場は小布施町総合公園(雨天時は小布施町北斎ホール)。当日は、おぶせくりちゃんのゆるキャラ(R)仲間も集まり、おぶせくりちゃん・おぶせまろんちゃんのデビューを祝福するという。「おぶせくりちゃん」と「おぶせまろんちゃん」は、小布施町のごみゼロ・リサイクル促進イメージキャラクター「リサイくりちゃん」から新しく生まれたTwitterでの「小布施つぶやきキャラ」。「おぶせくりちゃん(TwitterID@obusekuri)」は、「小布施の情報」を”ゆるく”つぶやき、「小布施を応援してくれるつぶやき」や「小布施に関連するワード」に対して、”ゆるく”お礼の返答(リプライ)をする。「おぶせまろんちゃん(TwitterID@obusemarron)」は「小布施の町民のみなさん」への情報をゆるくつぶやくキャラクター。「おぶせくりちゃん」がつぶやきすぎてつかれちゃった時(規制された時)は、サブアカウント的な役割でつぶやくという設定。この2つのゆるキャラが生まれた小布施町(おぶせまち)は、長野県の北東に位置する町。葛飾北斎をはじめ、歴史的遺産を活かしたまちづくりで人気を呼び、今や北信濃地域有数の観光地として認知度も高くなっている。また、「おぶせくりちゃん」「おぶせまろんちゃん」と”くり”が名前に入っているように、栗が名物。布施町内には9つの和菓子店があり、栗菓子が人気だ。当日、大集合するゆるキャラ(R)は、地元長野県から、長野県観光PRキャラクターである「アルクマ」、長野県地産地消推進キャラクターの「旬ちゃん(しゅんちゃん)」、まつぼっくりをモチーフとしたキャラクター。長野県南箕輪村の大芝高原のイメージキャラクターとして誕生し、その後、南箕輪村のキャラクターに昇格した「まっくん」。お隣の新潟県からは、「スキー発祥100周年プロジェクトin新潟」のメインキャラクターである「レルヒさん」、新潟県長岡市(栃尾)のイメージキャラクターの「あぶらげんしん」。さらにお隣の岐阜県から、岐阜の銘菓である鮎菓子をモチーフにしたPR用キャラクター「ひあゆ丸」が集合する。そして、東京都からは品川区の大崎駅西口商店会のマスコットキャラクターイッちゃん(大崎一番太郎)。はるばる九州・福岡県からは、各種団体のゆるキャラをサポートする団体「るみすと」のPRキャラクターのみかわ丸(みーちゃん)がやってくる。当日は、これらのゆるキャラたちが自己紹介やステージショーを行い、「おぶせくりちゃん」と「おぶせまろんちゃん」の着ぐるみデビューを祝うことになる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月20日長野県大町市本通り周辺を歩きながら、信濃大町にある3つの酒蔵を呑み歩く「北アルプス三蔵呑み歩き」が9月8日(土)に開催される。時間は15時00分~19時00分。北アルプスの麓に位置し、寒冷で清澄な気候風土に恵まれた長野県大町市。ここで「白馬錦(はくばにしき)」の薄井商店、「金蘭黒部(きんらんくろべ)」の市野屋商店、「北安大國(ほくあんだいこく)」の北安醸造の3軒が個性的な味わいの酒を造っている。「北アルプス三蔵呑み歩き」は、利き猪口を片手に街中を散策しながら、この三つの蔵元の酒を味わうというもの。参加費は1,000円と手ごろな上、各蔵の自慢の酒はもとより、この時だけしか飲めない非売品の酒が供されたこともある。このイベントでは1,000円で購入する利き猪口(持ち運び用の巾着袋付き)が参加証となる。協力店で利き猪口を提示すると、小鉢やお茶、お漬物、きのこ汁、おにぎりなどが振る舞われる。2008年に初めて開催されて以来、今回で5回目。年を追うごとにボリュームアップしている。地元のみならず、県外や海外からも多くの参加者が集まり、当日はJR臨時列車「北アルプス三蔵ほろ酔い号」(松本13時23分発、信濃大町14時25分着)が運行されるほどだ。参加証となる利き猪口は、いーずら大町特産館、創舎わちがい、横川商店、吉澤酒店、最上屋、イゲタボシ、一木宮坂商店の7カ所で販売されている。●三蔵ガイド 薄井商店・白馬錦(はくばにしき)明治39年(1906年)創業。酒名は、地元の名峰白馬三山にちなみ命名。酒質の穏やかな旨口の酒造りが身上。市野屋商店・金蘭黒部(きんらんくろべ)慶応元年(1865年)創業。酒名は、昭和44年(1969年)まで「富久蘭」だったが、黒部ダム建設を記念して現在の金蘭黒部に改称。キレ良くすっきりとていねいに仕上げたやや辛口の味わい。北安醸造・北安大國(ほくあんだいこく)大正12年(1923年)創業。酒名は、地元で江戸時代から祀られる大黒天に由来。三蔵の中では一番小さな蔵だが、小ささを生かして細部にわたって気を配り、大事に日本酒を造っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日お客さんが自ら食材を収穫するという体験型レストラン「中沢食堂(ナカショク)」が長野県駒ヶ根市の中沢地区で8月10日(金)・25日(土)の2日間限定でオープンする。「中沢食堂」は、常設の食堂ではなく、地域の特長を生かした料理の試食会などで使われてきた名称だ。今回は、自然からの贈り物を自分たちの手で収穫するワクワク感とともに、地元食材を知り尽くしたシェフによる料理を存分に味わえるという期間限定のレストランとして「中沢食堂」がオープンする。調理するシェフは駒ヶ根市民だったら知らない人はいないという、ステーキとワインの専門店「グリーンオックス」の宮下シェフ。「ワイン+中沢まるごと地産地消料理+田園風景+ゆったりした時=幸せ」がコンセプトだ。当日は、10:00~14:00の間に収穫体験と食事会が行われる。食事は夏野菜を中心としたビュッフェ料理。参加費は通常5,000円のところ、今回はモニター価格として4,000円だ。参加には事前の予約が必要。また、帽子、雨合羽、タオル持参で、動きやすい服装での参加のこと。駒ヶ根は、諏訪湖から流れ出る天竜川の流れに沿って南北に広がる伊那谷、西に中央アルプス、東に南アルプスと高い山々に囲まれた絶景を望む地。あるのは山と川と田んぼ。その中で「せかせかしない時間」と「温かい地元の人」との交流というぜいたくを味わうことができる。特にこの夏の「中沢食堂」では、生産者と会い、その場で食すことで「食の安全」をテーマとしている。そして、単に観光で終わるのではなく、中沢地区が一年に一度は帰りたい心のふるさととなり、さらには住んでみたいと思ってもらえるようなきっかけを提供することを目指している。なお、9月以降も月2回のペースで「中沢食堂」を開店していく予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月31日長野県の須高(すこう)ケーブルテレビとテクノロジーネットワークスは31日より、今月いっぱいで廃線となる長野電鉄屋代線の記録映像を活用したオリジナル動画サイトを公開する。「さよなら、長野電鉄屋代線 ~故郷の記憶~」の名称で、公開期間は2013年3月31日までの1年間。今年で開通90周年を迎える屋代線は、長野県須坂市の須坂駅から長野県千曲市の屋代駅までの24.4㎞を千曲川沿いに走行する老舗ローカル線。沿線周辺には真田十万石の城下町の史跡をはじめ、武家屋敷、寺院といった歴史的町並みや、善光寺平の田園風景など多くの観光スポットが点在するが、年間乗車客数は最盛期の6分の1まで減少しており、廃止が決まった。このほど公開される動画サイトでは、須高ケーブルテレビが撮影してきた屋代線の記録映像を再編集したオリジナル動画が31日の最終ダイヤ発車時刻より、運転席から撮影した映像などのアーカイブ映像が4月1日より、それぞれ視聴できる予定だ。現在はプレサイトとして屋代線紹介動画などを公開しており、3月28日から4月1日まで須坂駅の屋代線ホームをライブ中継するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日厚生労働省は1日、2010年の都道府県別年齢調整死亡率を発表した。同調査は、1960年より5年ごとに実施しているもので、年齢調整死亡率とは各県の年齢構成を調整して算出した人口10万人あたりの死亡数となる。それによると、全国の年齢調整死亡率は男性が544.3人、女性が274.9人。1947年以降低下傾向が続いており、前回調査と比べると男性は48.9ポイント、女性は23.7ポイント減少している。都道府県別にみると、男性で最も死亡率が髙かった都道府県は青森県で662.4人、以下、秋田県が613.5人、岩手県が590.1人と続いた。女性で最も死亡率が高かったのは男性と同様に青森県で304.3人、以下、栃木県の295.7人、和歌山県の294.5人となった。一方、男性で最も死亡率が低い県は長野県で477.3人、以下、滋賀県の496.4人、福井県の499.9人と続いた。女性も同じく長野県が最も低く248.8人、以下、新潟県の254.6人、島根県の254.7人との結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月02日