大人気シリーズの完結編となる映画『アンフェア the end』が9月5日に公開を迎え、主演の篠原涼子をはじめ、佐藤浩市、永山絢斗、AKIRA、加藤雅也、阿部サダヲ、寺島進、向井地美音、佐藤嗣麻子監督が舞台あいさつに登壇。作品の船出を祝うと共に10年続いたシリーズ完結への思いを口にした。舞台あいさつ/その他の写真2006年の連続ドラマ放送開始以来、スペシャルドラマ、2作の映画が製作されてきたが、今回、ついに雪平の父親を殺した真犯人が明らかになる。篠原は映画を観終えたばかりの観客を前に「10年間の集大成として愛をこめて作った作品です」と語り、これだけ多くのファンが公開を待ちわびたことに「幸せすぎます」と改めて感謝の思いを口にした。TVシリーズから共演してきた阿部、加藤、寺島もそれぞれに特別な思いがあるよう。寺島は篠原との共演について「ドキドキしますね。メイクしてよし、すっぴんよし、脱いでよし、酒飲んでよし、コメディもよし!こんな完璧な女性いるのかとほれぼれと眺めちゃう!」と大絶賛。篠原は「寺さんがいつもそう言ってくれて、10年間、木に登りっぱなしでした!」と嬉しそうに語った。今回の映画から参戦となった永山とAKIRAは、共にドラマシリーズから本作の大ファンだったそうで永山は、雪平の相棒としての出演について「言葉にならないです」と語る。AKIRAはクランクアップの際に感極まって瞳を濡らしたと指摘されると「そうでしたか?」ととぼけたが、佐藤監督に「泣いてましたよ」と指摘されると「昔からファンだったので」と照れくさそうに話した。佐藤監督は改めて篠原に「本当におつかれさまでした。10年間ありがとう。涼子ちゃんあっての『アンフェア』であり、現場を引っ張っってくれました。涼子ちゃんの現場での気遣いに助けられて、この作品も完成しました」と労いの言葉を掛ける。篠原は「なに改まっちゃって…恥ずかしい」と照れつつ「10年前、最初に言われたのは『ハードな雪平でお願いします』ということ。『そんなの嫌だ! 冷血な感じでやりたい』と小生意気な32歳の私は言ってたんですが、そんな私が今もこうしてここに立てているのはスタッフのみなさんのおかげです。嗣麻子さんは柔らかく私を支えてくれました。これからの10年間もまた支えてください!」と10年分の感謝を語り、会場は温かい拍手に包まれた。『アンフェア the end』公開中
2015年09月05日10年に及ぶ大人気シリーズの完結編となる『アンフェア the end』が9月5日(土)に公開。主演の篠原涼子をはじめ、佐藤浩市、永山絢斗、AKIRA、加藤雅也、阿部サダヲ、寺島進、向井地美音、佐藤嗣麻子監督が揃って舞台挨拶に登壇した。2006年に連続ドラマとして放送され話題を呼び、スペシャルドラマに劇場版と10年に渡って敏腕刑事・雪平夏見の戦いを描いてきた本シリーズ。ついに、シリーズ開始時からの謎であった雪平の父親を殺害した犯人の存在が明らかになる。すっかりおなじみとなった“黒”で統一された衣装で登場した登壇陣。篠原さんは観客の拍手に万感の思いをにじませ「10年間の集大成として愛を込めた作品をお届け出来てよかったです」と語り、多くのファンの支えについても「幸せすぎます」と笑顔を見せた。ちなみに本作、雪平のシャワーシーンで幕を開けるが、佐藤監督は「あれは脚本にはなかったシーンで篠原さんから提案があった」と明かす。篠原さんは、自らの提案の真意について「『アンフェア』は、ドラマを見ていた方ならわかると思いますが、裸で始まるので、裸で終わらないとらしくないと思いました。あそこまでドーンと来るとは思わずに驚きましたが、監督ならステキに撮ってくれるだろうと委ねました」と堂々と語る。そんな篠原さんに対し、“上司”の立場で10年間、支え、見守ってきた寺島さんは「メイクして良し、スッピンで良し、脱いで良し、酒飲んで良し、コメディも良し、こんな完璧な女性がいるのかと、惚れ惚れと眺めちゃいます」と賛辞を惜しまない。篠原さんは「寺さんがいつもそう言ってくれるので、私は10年間、木に登りっぱなしで降りられなくなってます。(寺島さんの)言葉でスイッチが入っちゃう」とニッコリ。寺島さんは「涼子、キレイだよ!」と絶叫し会場を笑いに包んだ。佐藤監督は改めて「本当におつかれさまでした。10年間ありがとう。涼子ちゃんあっての『アンフェア』で、ずっと現場を引っ張ってくれました」と篠原さんへの感謝の言葉を口にする。篠原さんは「改まっちゃって…恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべ、10年前を述懐。当初、提示されたハードな雪平像に「小生意気な32歳だった(笑)」篠原さんはもっとクールで冷徹なイメージの方がよいと反論したという。「そんな私がこうしてここに立っていられるのはスタッフのみなさんのおかげ。嗣麻子さんは柔らかく私を支えてくれました。これからの10年もまた支えてください!」と感謝の弁と共に、本シリーズは終わっても、また佐藤監督とのコンビで新たな作品を作り上げていくことへの意欲を口にした。最後は篠原さんの音頭で、10年物のワインで乾杯!完結作が自分の手を離れていくのを見守った。『アンフェア the end』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンフェア the end 2015年9月5日より全国東宝系にて公開(C) 2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン
2015年09月05日1995年に阿部サダヲ、宮藤官九郎らで結成された音楽ユニット、グループ魂。今年結成20周年を迎え、全国4都市5公演でライブツアーを展開中だが、WOWOWではツアーファイナルとなる8月29日の東京・日比谷野外大音楽堂でのライブの模様を独占放送することが明らかになった。彼らにとっては2004年7月以来、実に11年ぶりとなる日比谷野音のステージ。20周年記念アルバム『20名』をひっさげてステージに立つ彼らの弾け飛んだパフォーマンスに注目したい。『グループ魂の納涼ゆかた祭り~雨のノーパン成人式 in 野音~』はWOWOWライブにて10月31日(土曜 22:00~)放送。
2015年08月29日ウィメンズファッションブランド、プティローブノアー(petite robe noire)のデザイナー・阿部好世が15-16AWから新たに、ヨシヨ(YOSHIYO)を立ち上げた。彼女がインスパイアされたというベルリンを拠点に活動する現代美術家・手塚愛子と共に、「ダイアローグ(dialog)」をテーマにしたポップアップストアを8月26日から伊勢丹新宿店本館3階=ステージ#3で開催する。現在開催中の国立新美術館での展示のため、一時帰国した手塚さんと、阿部さんのオフィスで「クリエーションへの思い」「アートとファッションの関係」について話を聞いた。昨年10月、知人を介してニューヨークで出会ったという阿部さんと手塚さん。その後、2人は共通の思いや悩みなどをオンラインで会話する中で意気投合したのだという。女性が仕事とプライベートや家庭とのバランスを考える30代。2人もチームを率いる女性として、いいものを作りながら、どうすればどれも充実させていけるのかをいつも考えているという。そして、ファッションとアート、アウトプットの形こそ違えども、“物を作る”ことに対する思い、迷い、問いなど、多くの共通項があったという。■クリエーションへの思い「古いものと新しいものをつなぐ」ファッションの世界に身を置く阿部さんは、今年ブランド設立から7年を迎えたところだ。その間、阿部さんはファッションを通じてトレンドを発信するというよりは、「物を作るってどういうことだろう?」という問いに答えるかのように様々なクリエーションを生み出してきた。事実、彼女のブランドでは「古いものと新しいものをつなぐ」という一貫したテーマでコスチュームジュエリーと洋服を創作している。古き良き素材や技法への敬意や感嘆が彼女の原動力のひとつのようだ。手塚さんは完成された織物から糸を引き抜き、その柄を再構築する作風のアーティストだ。例えば、チューリッヒでファッションをテーマにしたエキシビジョンでは、ファストファッションの代名詞でもあるH&Mのスカーフから、そのテキスタイルを構成する横糸を色ごとに引き出して並べた作品を展示した。そうすることで、まったく同じに見えるスカーフを構成する要素を、異なる形状で見ることが可能となる。織物は手仕事であれ、大量生産であれ、糸を織りあげて形作られていることに違いない。この物を構築するまでの時間や、一度形を変えた要素を再度見えるものにするという行為を通じて、時間という概念に対する問いを提示しているのだ。彼女もまた、クリエーションを通じて、今あるものや価値観に対する問いを投げかけているのだ。■新たな挑戦阿部さんにヨシヨを始めたきっかけを訊いてみた。すると「プティローブノアーを初めて7年が経ち、なんとなくプティに求められていることが分かってきた。それと同時に、求められている姿を壊していく勇気を持つことが年々戦いになってきている自分がいた」と阿部さん。そこで、コスチュームジュエリーはプティローブノアー、洋服はヨシヨとブランドを分けることで、「ヨシヨでは、自分自身が躊躇することなく、“物を作り出す”という自分の解釈を洋服に落とし込んでいきたい」と話す。また「私はファッションの世界に身を置いていて、最終的には身につけてもらえる形にしないといけないことが分かっています。だからこそ、制作過程までの考えというか、これだけ物が溢れている世の中に“物を作り出す”ことの意味を少なからず考えて行きたいと思っています」と続けた。それに対し、手塚さんは「阿部さんからは、ファッションでも仕掛けたいと考えているんだと感じました。きっと、世の中のニーズに答える服作りとは違うアプローチをする人なんだと感じています」と返す。この純粋な創作への思いが、時に物作りに対する葛藤に繋がることは、想像に難くない。このクリエーターとしての葛藤を互いにシェアできたことで、阿部さんと手塚さんの距離が一気に近づいたのだ。後編に続く。
2015年08月23日映画『アンフェア the end』のジャパンプレミアが18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、キャストの篠原涼子、佐藤浩市、永山絢斗、阿部サダヲ、加藤雅也、向井地美音、AKIRAと佐藤嗣麻子監督が出席した。本作は、2006年にフジテレビ系で連続ドラマ化、その後は劇場版も公開された『アンフェア』シリーズの完結版。父の死の真相を追い続ける刑事・雪平夏見(篠原)は、ついに警察内で暗躍する闇の組織に迫る――というストーリーで、9月5日に全国公開される。ヘリコプターに乗って六本木に降り立ったキャスト陣は、ファンが待ち受けるレッドカーペットに登場。大きく胸元が開いたブラックドレスで登場した篠原は、「10年目に完結できたのは、支えてくれたみなさんのおかげ。雪平に出会えたのは奇跡。幸せな『アンフェア』の10年でした」とあいさつし、「寂しくて残念な気持ちもあるけど、心を込めて作ったので早くみなさんにお届けしたい。温かい眼差しで見届けて欲しい」とアピールした。雪平の娘・美央役を7歳の頃から演じた向井地は、現在、アイドルグループ・AKB48メンバーとして活躍。「篠原さんは10年前も今も、優しくて美しいお母さんです」と笑顔を見せる向井地に、篠原は、「大きくなったな~」と感慨深げ。また、ドラマ版に出演していた瑛太の実弟・永山は、「雪平に会えて感動しました。お空に輝くかと思いました」と出演に歓喜し、「キスしてしまいました……。色々あって10回以上しました。すごくうれしかった。惚れ惚れしちゃう」と篠原との共演を自慢げに振り返った。一方、シリーズを通して出演しているキャスト陣からは、「いつもフニャフニャしてる。カメラが回るとピッとなるんですけど」(加藤)、「本当にそう!さっきも、今まで言われたことないのに『サダた~ん!』って呼ばれた」(阿部)と素顔の暴露も。「もっと良い事言って!」と苦笑いする篠原に、“AKIたん”と呼ばれているというAKIRAは、「集中してる時に、『踊って!踊って!いつも踊ってるじゃん!』って言われて……。流して断ってたけど、心が和みました」とエピソードを披露して笑いを誘っていた。
2015年08月19日篠原涼子主演の人気シリーズの完結編『アンフェア the end』のジャパンプレミアが8月18日(火)に開催。篠原さんをはじめ、佐藤浩市、永山絢斗、阿部サダヲ、加藤雅也、AKIRA、向井地美音、佐藤嗣麻子監督がレッドカーペットに登場し、舞台挨拶を行った。警視庁捜査一課の検挙率No.1刑事・雪平夏見を主人公に、2006年の連続ドラマ放送から劇場版やスピンオフ、スペシャルドラマとして愛されてきた人気シリーズの最終章であり、ついに、雪平の父親を殺した者の正体が明らかになる。篠原さんらはヘリコプターで会場のある六本木に到着し、レッドカーペットへ。待ちわびたファンの大声援に笑顔を見せていた。篠原さんは「最後と思うと心苦しいというか、さみしい…」と本音をのぞかせつつも、作品の仕上がりについては「早くみなさんに見てほしい」と自信をうかがわせる。シリーズを通じてずっと出演してきたメンバー、途中で加わった者、そして本作から参加した者と様々だが、10年という歳月は思いもよらないドラマを生んだ。TVシリーズの時、雪平の娘で7歳の美央を演じた向井地さんは、現在は17歳でAKB48のメンバーになった。「7歳だった“美央”が17歳になって、10年も関わらせていただいて光栄です」と喜びと感慨を口にする。“母”篠原さんもかつて「東京パフォーマンスドール」の一員として、アイドル活動をしていたが、期せずして母娘2代でアイドルに!向井地さんは本作の撮影現場で「休憩中にそういう話で盛り上がりました」とニッコリ。篠原さんは向井地さんの成長ぶりに「時代は変わりますね」としみじみ。「最初は美央は対話できない役で、あまりコミュニケーションを取ろうとしなかったんですが、10年経ったら美央の方から『お元気ですか?』と話しかけてくれて、大人になったなぁとドギマギしました」と目を細める。アイドル活動に対しても「大変だと思うけど青春時代なので頑張ってほしい!」とエールを送った。また、永山さんは本作からの参加で、雪平と共に真実を追いかける津島を演じたが「こういう仕事をするようになる前から見ていた作品であり、ここに立てて幸せです」と感慨を口にする。TVシリーズ放送時は高校生で、同シリーズには兄の瑛太がメインキャストとして出演していた。阿部さんは「瑛太くんと一緒に当時、会ったことがある」とデビュー前の永山さんと顔を合わせたという思い出を明かし、10年という歳月に思いをはせていた。また永山さんは劇中、篠原さんとのキスシーンがあったことも明かし「嬉しかったです」とニンマリ。テイクを重ねて「いろいろあって10回以上も…申し訳ないと思ったけど嬉しかったです」と夢心地の表情で語り、会場は笑いに包まれた。最後にいま一度マイクを握った篠原さんは、10年にわたってシリーズが続いたことについて「応援してくださったみなさんのおかげ」とファンに感謝。そして「雪平夏見に出会えたことは私にとっては奇跡。そして、こんな豪華な共演陣、スタッフのみなさんと出会えて、幸せな10年でした!」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『アンフェア the end』は9月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が出演する映画『殿、利息でござる!』が来年初夏公開になることが決定した。江戸の中期に困窮する宿場を救うために“金貸し”事業に挑む男たちの姿を描いたドラマだ。その他の情報本作は、『武士の家計簿』の著者としても知られる磯田道史の『無私の日本人』に収録されている『穀田屋十三郎』が原作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、困窮する宿場を救うために穀田屋十三郎(こくたやじゅうざぶろう)と仲間たちが、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る“宿場救済計画”を立てて奔走する姿を描いていく作品で、中村義洋が監督を務める。主人公の十三郎を演じる阿部は「時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)そういのがまったく無いのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした。自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が産まれるといいなぁと思います!!」とコメント。町一番の知恵者・菅原屋篤平治(すがわらや・とくへいじ)を演じる瑛太は「中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りを出来る事はとても幸せです。清々しい気持ちで役を演じ、良い作品になるよう日々精進して参ります」、十三郎の弟で造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内(あさのや・じんない)を演じる妻夫木は「ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけて頂けて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません。一日一日を楽しみたいと思います」と語っている。撮影は今月から来月末まで山形、宮城などで行われ、来年の初夏に全国公開になる。『殿、利息でござる!』2016年初夏、全国公開
2015年07月04日俳優の阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が、江戸時代の実話をもとにした映画『殿、利息でござる!』(2016年夏公開)で共演することが4日、明らかになった。阿部が時代劇で主演を務めるのはこれが初となる。2010年に映画化されたベストセラー『武士の家計簿』などの著作で知られる磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。映画化を手がけるのは、『ゴールデンスランバー』(2010年)、『白ゆき姫殺人事件』(2014年)、『予告犯』(2015年)など、今最も注目を集める中村義洋監督。原作を読んで涙したという中村監督は、今回の3人のキャスティングについて、「ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていた」と明かす。撮影は7月6日から8月末まで、山形、宮城などで行われる予定。宿場町の行く末を心から憂う主人公・穀田屋十三郎を演じる阿部は、「時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが、そういうのが全く無いのに、すごいかっこいい男達の話で、とても新鮮でした」と作品の魅力を語り、「自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が生まれるといいなぁと思います」と、新たなチャレンジに前向きのようだ。また、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治役の瑛太は、「中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りをできる事はとても幸せです」と喜びのコメントを寄せる。一方、十三郎の弟・浅野屋甚内を演じる妻夫木は、「ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけていただけて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません」と意気込みを述べた。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2015年07月04日『武士の家計簿』の原作者として知られる磯田道史の「無私の日本人」収録の一編「穀田屋十三郎」の映画化『殿、利息でござる!』の公開が決定。キャストに、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が出演することが明らかになった。“平成の司馬遼太郎”との呼び声も高い磯田道史による、実話に基づいた原作の映像化に挑む本作。監督は、現在公開中の生田斗真主演作『予告犯』の中村義洋が務め、自身初の時代劇の監督となる。物語の舞台は、今から240年ほど前の江戸中期、仙台藩吉岡宿。年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、ついに地域を立て直した住人たちがいた。実在した穀田屋十三郎ら9人が、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」を立て、奔走する姿を描く。造り酒屋を営むかたわら、宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎を、『寄生獣』『ジヌよさらば~かむろば村へ~』の阿部サダヲが演じ、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治に『まほろ駅前狂騒曲』の瑛太、そして十三郎の弟で、吉岡宿一の大店・造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内には、『バンクーバーの朝日』の妻夫木聡が演じる。そしてこのほど、主要キャスト3人よりコメントが届いている。■阿部サダヲ時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)そういのが全く無いのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした。自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が産まれるといいなぁと思います!!■瑛太中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りを出来る事はとても幸せです。清々しい気持ちで役を演じ、良い作品になるよう日々精進して参ります。■妻夫木聡ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけて頂けて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません。一日一日を楽しみたいと思います。本作の基になっている町人たちの実話は、誇ることをせず、何の栄誉も受けとらず、子孫には先祖が偉いことをしたと言ってはならないという戒めのため、これまでその町人たちの子孫によっては多く語られず、広く語り継がれることがなかったという。そんな“無私の精神”の精神を貫いた町人たちの姿に涙したという中村監督は、「こんな人がいた、ということを伝えねばならない、今の日本を辛うじて救っているのは、こうした精神なのではないか……自分でも恥ずかしいほど一途な思いで脚本を書き、その思いに応えるように、ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていたサダヲさん、瑛太くん、妻夫木くんら、頼もしいキャストの方々が集まってくれました。」と、本作への意気込みとキャストへの期待を語っている。武士より武士らしかった百姓たちと、私欲や保身しか頭にない武士の対決が描かれているという本作。本作の中での町人たちの“無私の精神”は、現代の私たちの胸をきっと打つはず。来年の公開を心待ちにしたい。『殿、利息でござる!』は2016年夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月04日累計発行部数320万部突破の大人気コミック「となりの関くん」と、業界で大注目の「るみちゃんの事象」が、この度実写ドラマ化することが明らかになった。ドミノ、将棋、ゴルフ、ラジコンなど…多種多様にしてその展開はナナメ上。謎の男子生徒・関くんの遊びは、なんでもない机の上を遊園地に変え、隣の席のマジメ女子・横井さんを魅了する…。授業中なのに。静かな授業中の教室という限定空間で展開する、ときどき超展開、ときどきシュール、ときどきほっこりな閉鎖空間コメディ「となりの関くん」。いかなる授業においても、独自の美学をもって奇想天外に遊ぶ関くんと、そんな関くんにハラハラしながらも見入ってしまう横井さん。毎回、授業中の教室という狭い空間で二人だけで繰り広げられる心理戦(?)が魅力だ。実写化に挑むのは阿部サダヲ主演の『ぱいかじ南海作戦』を手掛けた細川徹。一方、「るみちゃんの事象」は、友情、恋、勉強、バイト…という女子高生の青春ど真ん中を経験しつつも、普通のそれとは大きく異なり、まさかの方向に脱線し続けるるみちゃんの日常を描く。趣味・特技は脱臼、好きな男子のタイプは「ようすけ全般」。「My name is Nancy.」を「あたいの名は、あけみ」と訳し、カラオケでは「千葉真一や、ちばてつやを歌う」など…ふしぎな生態を持つるみちゃん。どこか憎めない“可愛げ“の部分も一応ぎりぎり持っている模様。 いま一番変わった勢いのあるヒロインなのだ。ドラマでは、「RADWIMPS」「SPEED」「SKE48」など多くのミュージック・ビデオを手掛ける月川翔が演出・脚本を務める。そんな話題の学園コメディ2作品が、豪華2本立てとして実写ドラマ化されることについて、「となりの関くん」原作者の森繁拓真は「ドラマ化の企画を頂いたとき、嬉しさとともにあった不安は、細川監督の様々な作品に触れてたちまち安心に変わりました。きっと夜の疲れを吹き飛ばす楽しいひと時が生まれると思います。また同枠作品のヒロインの名前が同じ偶然に不思議な縁を感じます。『すーぱーるみちゃんアワー』ご期待下さい!」とメッセージを贈った。「るみちゃんの事象」原作者の原克玄は「るみちゃんの事象ドラマ化、嬉しい限りです。ただ僕ん家はまだ箱形のブラウン管テレビでしてどうにかそこに放送してくれ、と頼んだのですが無理みたいなのでこれを機にどうせなら一番薄いテレビを買おうかと思います」とコメント。関くんとるみちゃんの個性たっぷりな学園生活がどのように実写化されるのか?キャストも気になるところ。続報を楽しみに待ちたい。ドラマ「となりの関くんとるみちゃんの事象」は、7月よりMBS、TBS深夜枠ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月28日俳優の染谷将太が主演する映画『寄生獣 完結編』が、5月17日までに観客動員数100万人を突破していたことがわかった。『寄生獣 完結編』は、全国422スクリーンで4月25日より公開スタート。公開して23日が経過した17日には100万人を突破し、さらに5月19日時点で入場人員102万人、興行収入13億円を記録した。前編『寄生獣』は、入場人員155万人、興行収入20億円を記録しており、後編である本作もそれに迫る勢いを見せている。メガホンを取った山崎貴監督は、「まずはヒット作の目安である100万人という観客動員数を越えることができてホッとすると同時に本当にたくさんの人から熱い感想をいただいて喜んでいます」とコメント。加えて、「原作者の岩明先生も前編に引き続き絶賛してくださったとの連絡をいただいているので、その意味でも役目は果たせたのかなあと安心しています」と明かした。本作は、1990年より『月刊アフタヌーン』(講談社刊)で連載され、単行本が累計1,200万部を突破して世界中に熱狂的なファンを持つ岩明均の同名漫画が原作。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』などを手掛けた山崎監督がメガホンをとって制作された。パラサイト・ミギーを右手に宿す高校生・泉新一(染谷)と、ほかのパラサイトとの戦いをVFXを駆使した迫力の映像で描く。共演には深津絵里、阿部サダヲ、浅野忠信などの俳優陣が顔をそろえている。(C)2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年05月20日“日本マンガ史上最高傑作”と言われ、世界中に熱狂的なファンを持つ「寄生獣」(累計1,500万部)。主演に染谷将太を迎え、第38回日本アカデミー賞8部門で最優秀賞を果たした『永遠の0』の山崎貴監督のもと二部作で実写映画化されたが、このたび4月25日(土)に公開された『寄生獣 完結編』が5月17日(日)に入場員数100万人を突破したことが明らかとなった。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。2014年11月29日に公開された二部作の前編『寄生獣』では、深津絵里、東出昌大ら、パラサイト(寄生生物)役の顔が割れる“衝撃の映像”が話題を集めたが、完結編となる本作では、前編を超える最新のVFXを駆使して、パラサイトたちとの壮絶かつ迫力のアクションを描き出す。公開日から17日までの23日間で、入場人員1,006,992人 、興行収入1,288,204,400円を記録した『寄生獣 完結編』。入場人員155万人、興行収入20億円を記録した前編『寄生獣』が100万人を突破したのも、まさに公開23日目(2014年12月21日)!二部作連続の100万人超えに山崎監督は「まずはヒット作の目安である100万人という観客動員数を越えることが出来てホッとすると同時に本当に沢山の人から熱い感想をいただいて喜んでいます」胸のうちを明かした。さらに、「衝撃的な内容ですし、映像化不可能と言われ続けた作品でもありますのでそれを沢山のスタッフやキャストのみなさんのおかげで何とか形にすることが出来たこと、今公開している形で世に送り出せたこと、そして100万人という大変な数のお客さんに見ていただけたことをとても感謝しております」と喜びを口にした。『寄生獣 完結編』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年05月20日モデル・女優として幅広く活躍し、水曜10時のドラマ「心がポキッとね」では阿部サダヲ、藤木直人、山口智子と共演中の水原希子が、女性誌「25ans」の創刊35周年記念号となる6月号からカバーガールを務めることが決定!さらに、水原さんによる2つの連載がスタートし、6月号ではカバーストーリー「KIKO MAG.」として東京ナイトアウトをテーマにしたフォトシューティングや、リリー・フランキーとの対談に挑んでいることが分かった。ラグジュアリーでエレガントな女性・“エレ女”のためのクラスマガジン「25ans」が、4月28日(火)発売の6月号で創刊35周年を迎えるにあたり、新カバーガールとなったのは、“リアル25歳”の水原さん。ドラマ「心がポキッとね」ほか、この夏には実写版『進撃の巨人』にミカサ役で出演することでも注目を集めている。そんな水原さんは、今後、新たな「25ans」の顔として毎号表紙を飾っていくことになる。それに併せて、新連載もスタート。カバーストーリー「KIKO MAG.」では、毎月のテーマに沿って水原さんが最旬のスタイルを着こなすショートストーリーを展開。6月号では夜遊びにぴったりのシャイニーなスタイルを提案する“東京ナイトアウト”を5ページにわたって紹介する。加えて、カバーガール就任のスペシャル対談として、CMでも共演し、意気投合したというリリーさんと、“東京”をテーマに語り尽くす。神戸出身の水原さんは、「モデルの仕事をしたかったので、それなら東京に出るほかないという。ザワザワザワっとわけのわからないエネルギーが弾けそうな状態で、地元ではとても収まりきらない気がして。それで何ができるかもわからず、16歳で神戸を飛び出した」と、上京したきっかけについて言及。そして、「東京に来てから毎日が発見の連続なのだけど、そのなかでちょっとずつ自分のことが好きになってきたんです」と、現在の生活について語った。リリーさんとは、東京のお気に入りスポットとして東京タワーや西新宿のビル群など、分かりやすく東京を感じられる場所に惹かれると意見が一致。「建造物の美しさやサイバーな感じがいい」とリリーさんが言えば、水原さんは「昔ながらの風景が残っている下町を散歩するのが好き」と、それぞれの“東京”の魅力を語り合っていた。また、創刊から35年間、「25ans」のDNAを育んできた東京・名古屋・神戸のエレ女たちを40ページもの大ボリュームで総力取材した記念企画「エレ女の新・三都物語」も必見。東京は森星、名古屋は林田岬優、神戸は浦浜アリサがナビゲーターを務め、三都市のエレ女に密着、各都市の最新情報を紹介するという。さらに、35周年記念付録として、“伝説の香り”とも称される「クロエ オードパルファム」のフレグランス・チャームがついてくるのも、読者にはうれしいところだ。「25ans」創刊35周年記念号・6月号は4月28日(火)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年04月27日昨年は2回開催し合計70万人以上を動員した、日本国内外の肉料理が一同に集結する国内最大級の超大型フードイベント「肉フェス」。今年はゴールデン・ウィークに、東京・千葉・神奈川3県で開催する「肉フェス」と、4月25日(土)に公開を迎える映画『寄生獣 完結編』とのタイアップが実現!今年の目玉として、コラボメニュー「ミギートボール」が限定販売されることが決定した。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。本年度は「Food Nations~肉フェスTOKYO 2015 春~」(場所:東京都・駒沢オリンピック公園)、「Food Nations~肉フェス MAKUHARI 2015 春~」(場所:千葉県・イオンモール幕張新都心グランドモール前 豊砂公園)、「Food Nations~肉まぐろフェス 2015 春 横須賀ソレイユの丘~」(場所:長井海の手公園ソレイユの丘)として3会場で同時開催される同イベント。『寄生獣 完結編』とコラボレーションした限定メニューは、5月2日(土)から5月4日(月・祝)までの3日間、1日300食限定で販売される。宮崎県黒毛和牛100%のミートボールを特製のデミグラスソースで煮込んだ「ミギートボール」は、外見がミギーの目玉風にキモ可愛いくアレンジされた一品だ。ひと足早く「ミギートボール」を試食した『寄生獣』山崎貴監督は、「見た目の衝撃とは裏腹に、意外とちゃんと美味しくてビックリしました。ミギーを食べちゃいたいくらい好きなあなた!是非一度お試しください。寄生生物と混ざって新種の能力が手に入るかもしれません!」とコメントを寄せている。また限定メニューが販売される初日の5月2日、肉フェス会場に、『寄生獣』のミギーも来場予定とのこと!原作ファンも、映画ファンも、肉ファンをも満足させるであろう本格派メニューの登場に期待が高まる。『寄生獣 完結編』は4月25日(土)より公開。『寄生獣完結編』×「肉フェスTOKYO 2015~春~」コラボメニュー詳細商品名:ミギートボール※ジャンル:牛肉販売日:5月2日(土)~4日(月・祝)のみ、1日300食限定販売(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月17日『寄生獣 完結編』の完成披露試写会が4月13日(月)に開催され、主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、新井浩文、ピエール瀧、山崎貴監督が上映前の舞台挨拶に出席した。岩明均の伝説的人気漫画を前後編の二部作で映画化。ある日突然、人間社会に入り込み、人の脳に寄生し、人間をエサとして喰らう“パラサイト”と人間の最終決戦を描き出す。登壇陣はレッドカーペットを歩いて登場!途中で主人公の新一の右手に寄生した“ミギー”の目玉をデザインしたボールを客席に投げ込むパフォーマンスで会場をわかせる。染谷さんは「本当に本当にすごいことになってます!5か月以上かけて撮影して、編集、VFXの作業があり、やっと完成しましたが、見て感動しました。すごいことが行われており、見たことのないドラマが繰り広げられています」と充実した表情を見せる。深津さんも「撮影現場でそんな作品になるのかと想像がつかないシーンも多かったんですが、想像をはるかに超えていて驚きました」と染谷さんの言葉に同意する。阿部さんは、ミギーの声を担当しているが、こうしたイベントに出席するのは前後編を通じてこの日が初めて。喜びを語ると共に「前編を映画館で見たんですが、最後に(エンドロールで)キャストの名前が出るところで、3番目くらいに僕の名前が出たら、後ろのお客さんが『出てた?』って言ってた(苦笑)」とショックを告白。ちなみに阿部さんは、声で参加しているだけでなく、モーションキャプチャ技術で、ミギーの動きや表情に関しても実際に阿部さんの動きが取り入れられている。これを司会者が「阿部さんは声だけでなく出演もしている」と誤解されかねない言い方で説明したため、阿部さんや山崎監督も困惑!「僕も知らないところでカメオ出演をしてたのかと思った(笑)」(山崎監督)、「信じやすいので、実際に自分が出ているような気がしてきた(笑)」(阿部さん)と語り、笑いを誘っていた。橋本さんは、本作でワイヤーアクションに初挑戦しており「11メートルの上空から落ちるアクションをやりました!」と楽しそうに語る。山崎監督は「結構な高さから後ろ向きに落ちるので心配した」と語るが、橋本さん本人は「高いところ大好きです。…バカみたいですよね(笑)」とあっけらかんとした様子で語っていた。染谷さんと新井さんは、山崎監督の『永遠のゼロ』を含め、これまでにも複数の作品で共演しているが、今回の現場でどんな会話をしたのか?新井さんは「ウチも(周囲から)『死んだ魚の目をしてる』って言われるけど、絶対に染谷の方がそうだよな?ということは言いました」と明かす。染谷さんはその会話を振り返りつつ“死んだ魚の目”と言われることに対し「人生で言われ続けていて、なんとも思わない…(笑)」と語り、会場は驚きと笑いに包まれていた。新井さんと同じく後編からの出演となるピエールさん演じる三木の見どころは、不気味な笑顔だが「笑いながら染谷さんを追いかけるのは楽しかったです」とニッコリ。山崎監督は、ピエールさんの微笑みについて「『ニヤニヤしてくれ』と言ったんですが、(表情を見て)怖ぇー!気持ち悪ぃ!いいなぁと思ってやってもらいました。ここまで気持ち悪くする必要があるのか?と思いつつ(笑)」と予想以上の怖さだったと絶賛!完成作を見た阿部さんは同じくピエールさんの表情について「バラエティ番組のADのような、無理に笑ってるみたいで怖い!」と語り、深津さんも「衝撃的です」と称賛を送っていた。『寄生獣 完結編』は4月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月13日映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』が4月4日(土)に初日を迎え、主演の松田龍平をはじめ、二階堂ふみ、阿部サダヲ、西田敏行、そして監督・脚本を務め、俳優としても出演している松尾スズキが揃って舞台挨拶に登壇した。『クワイエットルームにようこそ』以来となる松尾監督の監督3作目。いがらしみきおのマンガを原作に、お金に触れるだけで失神してしまう“お金恐怖症”の主人公が、ある村でお金を使わずに生きていこうとするさまをコミカルに描き出す。松田さんは現在、映画『モヒカン故郷に帰る』の撮影に入っており、劇中とは打って変わって毛先を緑色に染めたモヒカンヘアで登場した。松尾監督とは『恋の門』以来のタッグとなったが、撮影をふり返り「毎シーン、いろいろな提案をいただいて、言葉で伝わらないところは実際に動きを見せてくれるんですけど、松尾さんの動きは特殊で『できないです』ってことばかりでした(笑)。自分なりに汲み取り、やらせてもらいました」と語る。二階堂さんは、オファーを受けた時は留学中で、当初は帰って来ることを渋ったそうだが松尾監督による脚本を読んですぐに出演を決めたという。「(これまで)結構、いろんな役をやらせてもらって、血を吐く役や血を出させることも多かったんですが(笑)、(今回の)脚本を読んで、『少年ジャンプ』の後ろの方に載ってるお色気漫画っぽい立ち位置になれる気がして、いいなぁ、こういうのと思いました。さらけ出したつもりです」と充実感をにじませる。そんな二階堂さんの“お色気”シーンに客席からは拍手がわき起こった。お金恐怖症の主人公にちなんで、登壇陣に恐怖を抱いたり苦手とするものを尋ねると、松尾監督は「買い物が苦手」と告白。「一番、混乱するのは『ドンキホーテ』。中に入ると混乱して自分を見失ってしまいます」と明かすが、一方で「近所にあるのでつい入っちゃうんです…」とドンキホーテへの複雑な思い(?)を口にする。その後、報道陣に向かって「決して『ドンキホーテ』を批判したわけじゃないです(笑)!最近は何でも書かれちゃうから…」と釘を刺し、会場は笑いに包まれる。松田さんは「虫」が苦手と告白。「ゲジゲジやムカデ、蛾が…。撮影が夜で、デカいライトの前にいた時、一度、顔くらいの大きさの蛾がガンガンぶつかってきて、その時は死ぬかと思いました」と恐怖体験を明かす。阿部さんも同じく蛾が大の苦手だそうで「耳に入ったことがあって、お母さんに取ってもらったんですが…。高2の冬に泣いちゃいました、お母さんの前で…」とトラウマを告白。二階堂さんは「排水溝にたまった髪の毛が苦手で、でもこまめに取らないとつまっちゃうので…。(掃除すると)1時間くらい凹みます」と苦笑。西田さんは「ヒザにたまった水。一向に去ってくれない…」となんとも辛そうに明かしていた。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジヌよさらば~かむろば村へ~ 2015年4月4日より全国にて公開(C) 2015 いがらしみきお・小学館/『ジヌよさらば~かむろば村へ~』製作委員会
2015年04月04日フジテレビの水曜10時の新ドラマ「心がポキっとね」の記者会見が3月31日(火)に開催され、主演の阿部サダヲをはじめ、水原希子、藤木直人、山口智子が出席。同じ水曜10時で日本テレビで放送となる堺雅人主演「Dr.倫太郎」への対抗心をあらわにした。脚本・岡田惠和×監督・宮本理江子という「最後から二番目の恋」コンビによる大人のラブコメディ。デキるサラリーマンだったが、心が折れて閉じこもってしまうようになった主人公をはじめ、それぞれに問題や事情を抱えた“めんどくさい”大人たちの恋模様を描き出す。阿部さんは「最後から二番目の恋」を楽しんで見ていたそうで「大人の会話があって、ああいうのがやりたかった」と岡田脚本作品への出演を喜ぶ。だが、心の調子を崩して閉ざしてしまった役柄とあって「あんまりしゃべんない(苦笑)。『あ、いや…』ばっかり。(治療のための)メンタル相談所に行くと5~6ページくらい一人で喋ってて、それも初めてなんですけど『会話がしたいんだよな…』と思ってます(苦笑)」首を傾げつつも楽しそうに語る。阿部さんだけでなく、一人ずつに長ゼリフや独白シーンが待っているようで「いま、私は人生で一番大変な時期(苦笑)」(水原さん)、「いままでそんなに悩んだことはないんだけど、いまは心が折れそう(苦笑)。こんな苦しいことないなとゼェゼェハァハァ言ってます!」(山口さん)とそれぞれに岡田脚本と格闘しているようだ。普段、心が折れてしまう瞬間は?という質問に阿部さんは「そんなに大きく折れることはない」と言いつつ「“絶対に『Dr.倫太郎』見るわ”という言葉を聞くと軽く心が折れますね(笑)」とやはり、“水10対決”を意識しているよう…?改めて「Dr.倫太郎」への対抗心を問われると阿部さんは「悩んだら、あちらも精神科医だそうなので、診てもらえないかと思います。こっちのメンタル相談所の先生は何も喋ってくれないので…」と語り笑いを誘う。山口さんは、“元夫”役の阿部さんを励ますように「どっからでもかかってこい!という感じです。命賭けてますから!」と自信満々で力強く語り、メラメラと対抗心を燃やしていた。「心がポキっとね」は4月8日(水)より放送開始(第1話、2話は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2015年03月31日染谷将太、阿部サダヲ、深津絵里、橋本愛、浅野忠信ら豪華キャストを迎え、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』二部作。『完結編』が4月25日(土)に公開となるが、このほど『完結編』の公開前日・24日(金)に、前作『寄生獣』が「金曜ロードSHOW!特別版」としてTV初放送することが決定した。累計1,500万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本シリーズ。前編『寄生獣』では、人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されながら危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。今回、TV放送が決定した『寄生獣』は、昨年11月に公開され、国内映画ランキング初登場第1位を獲得。観客動員150万人を突破する大ヒットを記録。監督・VFXを手がけたのは、第38回日本アカデミー賞8部門で「最優秀賞」を受賞した『永遠の0』、そして“ドラ泣き”と呼ばれ日本中を涙で包んだ『STAND BY ME ドラえもん』の山崎貴だ。24日(金)の放送は「金曜ロードSHOW!特別版」と名打たれているが、山崎監督自らがTV版として、再構築した特別版。世界最速で『完結編』の映像もお披露目されるという。多くのアーティストや映像作家に影響を与えたと言われる原作の完全実写化ーーまずは前編『寄生獣』からその世界観を覗いてみて。「寄生獣 金曜ロードSHOW!特別版」は4月24日(金)21時~日本テレビ系にて放送。※放送日時は予定のため予告なく変更する場合あり。『寄生獣 完結編』は4月25日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年03月31日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化し、4月に『完結編』が公開となる『寄生獣』二部作。このほど『寄生獣』が、4月23日(現地時間)よりイタリアで開催されるウディネ・ファーイースト映画祭「コンペティション部門」で上映されることが決定した。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。染谷さん、阿部さんを始め、深津絵里、橋本愛、浅野忠信ら日本映画界を代表する豪華俳優が競演する本作。今回、『寄生獣』の出品が決定したウディネ・ファーイースト映画祭は、イタリア北部の都市・ウディネで開催される映画祭で、東アジアの作品をヨーロッパに紹介することを旨とし、大作からミニシアター系の作品まで幅広いジャンルの良作を選出。今年度は10の国と地域から56作品が上映される予定となっている。本作でメガホンを握った山崎貴監督は、過去に『ALWAYS 三丁目の夕日』(’06)、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(’08)、『永遠の0』(’14)に続いて4度目の選出。特に、昨年は『永遠の0』が観客賞の最高位「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞している縁深い映画祭でもある。同映画祭の最高責任者サブリナ・バラチェッティ氏は、今回の出品について「『寄生獣』は、現代社会のウイルスへの恐怖感を反映しながらも、ブラックコメディと終末的なサイエンスフィクションのちょうど中間という難しいツボを押さえています。おかしくも恐ろしい、現代の空気を驚くほど捉えた作品です」とコメントを寄せている。同映画祭で同じ監督の作品が2年連続で観客賞の最高位を受賞した例はなく、もしも本作が受賞すると映画祭史上初の快挙となる。『寄生獣 完結編』は4月25日(水)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2015年03月17日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』二部作。『完結編』が4月に公開となるが、このほど前作に引き続き、本作の主題歌を担当するロックバンド「BUMP OF CHICKEN」の書き下ろし新曲「コロニー」を収めた、最新予告編映像が3月14日(土)から全国の映画館で上映されることが明らかとなった。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。前編の主題歌「パレード」は緊張感に満ちたエレクトロサウンドが印象的だったが、「コロニー」は打って変わって、『完結編』に相応しくドラマティックで壮大なバラードナンバーとなっている。今回も「BUMP OF CHICKEN」のメンバーが実際に映画を鑑賞して詞・曲を書き下ろした。メンバーからは、「『寄生獣 完結編』を見させていただきました。メンバーみんな見終わった後は、あまりの感動に言葉を失ってしまいました。このような素晴らしい作品で、前編に引き続き二作連続で主題歌に起用していただき、大変光栄に思います」とコメントが寄せられている。また、メンバーと親交が深く、主題歌のオファーも直々に行ったという山崎貴監督は「前編の『パレード』が『繋ぐ』曲だとすると、完結編の主題歌は映画を『着地』させるために作ってもらいたいと思いました。その着地の仕方がこの映画にとってかなり肝の部分をなすのではないかという予感がありました。この曲を聞きながら劇場を後にするお客さんが、言い方は変ですが、『希望にあふれた喪失感』を感じてくださる確信があります」と自信を覗かせている。ニューシングル「Hello,world! / コロニー」は4月22日(水)よりリリース。『寄生獣 完結編』は4月25日(水)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2015年03月13日俳優の松田龍平が3月12日(木)、都内の劇場で行われた主演作『ジヌよさらば~かむろば村へ~』の完成披露試写会に出席。イベントの途中に、会場内の電源が一部ダウンするハプニングがあり、松田さんは苦笑いを浮かべていた。完成披露試写会には松田さんをはじめ、監督・脚本・出演を務める松尾スズキ、共演する阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行が出席。登壇者5人が順番に挨拶やトークを行ったが、なぜか松田さんの番になると、客席の赤ちゃんがぐずり出し、コメントが遮られてしまう場面もあった。松田さん演じる“お金アレルギー”になった銀行員・高見が、東北の寒村に移住し、物々交換や自給自足で「お金を一切使わない生活」を送ろうと奮闘する異色コメディ。松田さんと松尾監督といえば、最近では朝ドラ「あまちゃん」で共演したが、俳優&監督としてタッグを組むのは、『恋の門』以来約10年ぶりとなる。「いやー、実際にお金を使わない生活は厳しいですよね。田舎だからってできるものじゃないですし。でも、(お金が)なくなることで、生きる上で何が必要かを描いた映画になっている」と松田さん。また、松尾監督は、本作で『夢売るふたり』に続いて阿部さんと夫婦役を務める松たか子さんの話題に触れ「安産を祈っております」とエールを送っていた。「劇団大人計画」所属の阿部さんが、“主宰”松尾監督の長編映画に出演するのは、意外にも初めて。世話好きな村長を演じ、「原作の設定に合わせて、少し増量したんです」と告白。村人から慕われる自称 “神様”の老人を演じた西田さんは、ロケ地となった福島育ちで「昔、ああいうじいさまに会ったことがありますよ」と懐かしそうに話していた。また、二階堂さんは高見に色仕掛けで迫る女子高生を演じ、「これまで演じてきた役柄のイメージのせいで、暗そうとか物静かだと思われるんですが、今回はすごくキャピキャピ、可愛い女子高生で楽しかった」とニッコリ。松尾監督は「結構エロいですよ」と太鼓判を押していた。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』は4月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日俳優の松田龍平が3月12日に、都内で行われた主演作『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』の完成披露試写会に出席。田舎で“0円生活”を目指すお金アレルギーの男を演じ、「実際、お金なしの生活は厳しく大変だと思いますが、もし(お金が)なくなったとき、生きていく上で何が必要なのかを描いている」と一風変わった設定の本作をアピールしていた。その他の画像いがらしみきおの人気漫画を原作に、ジヌ(東北弁でお金の意味)との決別を宣言をした元銀行員・高見武晴が、東北の山村で“なにも売らず、なにも買わず”の自給自足生活を送ろうと奮闘する異色コメディ。完成披露試写会には松田をはじめ、監督・脚本・出演を務める松尾スズキ、共演する阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行が登壇した。松田と松尾監督がタッグを組むのは、『恋の門』以来、約10年ぶり。撮影は福島県の山村で行われ、「お世話になった80歳の山菜取り名人さんが、見えないところで奥さんと怒鳴り合いのケンカをしていた」(松尾監督)とエピソードを明かしていた。世話好きな村長を演じた阿部は「原作に合わせて、少しだけ体重を増やした」と役作りをコメント。二階堂は、主人公の高見に好意を寄せる女子高生役で「今までの役柄のせいで、暗そうなイメージを持たれがちですが、今回はすごくキャピキャピした可愛い高校生を演じることができた」と大喜びしていた。また、村で神様と慕われる老人を演じた西田は「福島育ちなので、(映画に出てくるような)ああいうじいさま、会ったことありますよ」としみじみ。この日は、松田らキャストが来場者に、お札やコインをかたどったチョコレートを投げ入れ、プレゼントした。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』4月4日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年03月12日松田龍平が“お金(ジヌ)恐怖症”の元銀行マンを演じた『ジヌよさらば~かむろば村へ~』の4月4日(土)公開を記念して制作された、オリジナルトイレットペーパーが、好評につき増産されることが決定した。その他の写真本作は、いがらしみきおの人気漫画『かむろば村へ』を原作に、ジヌ=銭と決別する宣言をした主人公が、なにも売らず、なにも買わずに生きていこうとする姿を描くコメディ。松田が現金に触るだけで失神してしまう“お金恐怖症”になってしまった元銀行マンのタケを演じ、阿部サダヲ、松たか子、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキらが共演する。このトイレットペーパーは、本作のタイトルにちなみ、“ジヌ(お金)”と決別することを劇場来場者にも体験してもらうためにつくられたもので、お札風のオリジナルイラストがプリントされている。現在、新宿ピカデリーほかMOVIXの本作の上映劇場に設置中だ。いつも通りトイレで用を足した人は驚きを隠せないようで、「びっくり!」「ワロタww」などの声とともに、設置されたペーパーを写真に撮ってツイッターに投稿する人が続出! このアイデアに他の劇場からも設置したいとの要望が殺到し、急遽、増産が決定した次第だ。また、監督である松尾スズキは「拭いて流してほしい。」とその想いを吐露している。なお、オリジナルトイレットペーパーは設置時期が劇場により異なり、無くなり次第終了となっている。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』4月4日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
2015年03月04日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』二部作。『完結編』が4月に公開となるが、このほど本作の主題歌を前作に引き続き、ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」が書き下ろすことが明らかとなった。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷さん)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲさん)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。そんな本作の主題歌となるのは、「BUMP OF CHICKEN」の2年7か月ぶりのNEWシングル「コロニー」。さらに、同シングルに収録されてる楽曲「Hello,woeld!」は4月より放送されるアニメ「血界戦線」のオープニング・テーマにも決定。CDジャケットはこの2つのタイアップと連動した世界観を表現した予定になるという。ニューシングル「Hello,world! / コロニー」は4月22日(水)よりリリース。『寄生獣 完結編』は4月25日(水)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2015年03月04日昨日より開幕したゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015のオープニング招待作品として『ジヌよさらば~かむろば村へ~』が上映され、主演の松田龍平と松尾スズキ監督が舞台あいさつに登壇した。その他の写真本作は、いがらしみきおの人気漫画『かむろば村へ』を原作に、ジヌ=銭と決別する宣言をした主人公が、なにも売らず、なにも買わずに生きていこうとする姿を描くコメディ。松田が現金に触るだけで失神してしまう“お金恐怖症”になってしまった元銀行マンのタケを演じ、阿部サダヲ、松たか子、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキらが共演する。ゆうばり市民の熱い歓迎に松田は「北海道は撮影で初めて来ました。すごくアットホームな空気感と聞いていましたが、まんまとやられています。僕も仲間に入っていいですかという感じです」とコメントすると、松尾監督も「ゆうばり映画祭は非常に熱いお客さんたちばかりでありがたい」と付け加え、会場の歓声を集めた。また、舞台あいさつ後には夕張市の鈴木直道市長との鼎談を実施。松尾監督が今回オープニング作品に選ばれた理由を尋ねると、鈴木市長は「単純に面白い映画だということもありますが、夕張でこの映画を観るということで、考えさせられるものがあるんじゃないかと思います。(映画に登場する)かむろば村の設定が高齢者4割ということで、夕張市に似ているなと思いました」と地方行政の在り方などについても語った。ゆうばり国際といえば、ゲストが夕張に到着した際、黄色いハンカチを手にした市民が「おかえり」と出迎えてくれることが特徴のひとつ。松田も「黄色いハンカチを振ってくれるのは歓迎されていると思うし、緊張もほぐれる。ありがたいですね。夕張の人たちの愛情を感じましたね。みんなで夕張を盛り上げようかなという感じがありますね。何かのために自分を犠牲にするのではなく、楽しんでいることが映画祭のいいムードを作っている。それは本当に大切なこと。どんなに来る人を歓迎していても、自分が楽しまないと楽しくない。(出迎えのおばちゃんたちが)仮装したりして、自分から楽しんでいるのが伝わってくるからいいですよね」と感激した様子だった。なお、劇中で“お金恐怖症”の主人公・タケが現物支給や物々交換をしながら生計をたてようとする事になぞらえ、全国各地の劇場スタッフと物々交換をする“わらしべ長者キャンペーン”が本日からスタート。タケの田んぼで実際に収穫された“ほでなす米”からスタートし、最後の東京では一体何に変わるのか? その動向にも注目していただきたい。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』4月4日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
2015年02月20日松尾スズキが監督を務め、『恋の門』以来10年ぶりに松田龍平とタッグを組む映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』の予告編映像が公開になった。OKAMOTO’Sが手掛けた映画主題歌『ZEROMAN』も登場する。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』本作は、いがらしみきおの人気漫画『かむろば村へ』を原作に、ジヌ=銭と決別する宣言をした主人公が、なにも売らず、なにも買わずに生きていこうとする姿を描くコメディ。松田が現金に触るだけで失神してしまう“お金恐怖症”になってしまった元銀行マンのタケを演じ、阿部サダヲ、松たか子、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキらが共演する。本作の舞台になっている“かむろば村”は、過疎の村で、公共交通がなく村長が自らバスを運転して村人を運んでいるような田舎だが、なぜかそこには奇妙な人々がたくさん暮している。村長の与三郎(阿部)と妻の亜希子(松)はタケの面倒を見てくれる優しい夫婦だが、高校生の青葉(二階堂)はチンピラ風の男とつるんでおり、“神様”を自称するなかぬっさん(西田)や、村長選挙の裏で暗躍する勢力、突然、村に姿を現した謎の男(松尾)ら強烈なキャラクターが次々に登場。金を一切使わないと決めたタケは、彼らの間を行き来しながら、まだ誰も実現していない“ジヌなし”生活に挑む。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』4月4日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
2015年02月18日昨年11月に公開され、大ヒットを記録した染谷将太主演の映画『寄生獣』のブルーレイとDVDが4月29日(水)に発売されることが決定。シリーズの最終作『寄生獣完結編』の予告編が明日から全国の劇場で上映開始されることもあわせて発表になった。その他の写真本作は、岩明均の人気コミックを『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督が2部作で実写化するエンターテインメント作品。人間に寄生して脳を乗っ取り、他の人間を捕食する寄生生物=パラサイトが出現した世界を舞台に、高校生・泉新一(染谷)と、彼の脳を奪うことに失敗し、右手に寄生したパラサイト“ミギー”(阿部サダヲ)との奇妙な友情と戦いが描かれる。ブルーレイとDVDはそれぞれ豪華版と通常版が発売され、豪華版にはメイキング映像やスピンオフショートムービー『ミギーの世界を教えて』など特典映像が多数収録される。明日から全国の映画館で上映される『…完結編』の予告編には、寄生生物(パラサイト)と戦うために立ち上がった人間たちの姿や、母性にめざめた田宮(深津絵里)や圧倒的な戦闘能力を誇る後藤(浅野忠信)らパラサイトネットワークの幹部たちが登場。主人公・新一とミギーが壮絶な運命に立ち向かうことを予感させる場面や、大森南朋、ピエール瀧、新井浩文ら『…完結編』から出演する新キャストも登場する。『寄生獣』ブルーレイ&DVD 4月29日(水)発売発売元:講談社/バップ販売元:東宝『寄生獣完結編』4月25日(土)全国東宝系にてロードショー
2015年02月13日誰もが心に不安とストレスを抱えて生きる現代…そんな過去の失敗や心の傷のせいで、不器用にしか生きられず、究極に面倒くさい存在となっている「病んでるオトナ」たち4人が織り成すラブコメディー「心がポキッとね」が、フジテレビ4月期の水10枠で放送されることが決定。主演には「マルモのおきて」以来、民放連ドラ主演4年ぶりとなるの阿部サダヲ、共演者に水原希子、藤木直人、山口智子の出演が決定した。物語の舞台は東京。大手企業をオーバーワークと過度のプレッシャーで心を病んで退社した小島春太は、仕事も家庭も失いホームレス生活に。そこを、アンティーク家具店のオーナー、大竹心に拾われ、その家具店で一人ひっそりと修理を担当して暮らしている。そんな春太の閉ざされた世界に突然飛び込んできた葉山みやこ。彼女はストーカー気質で、恋愛がらみで警察沙汰になり会社を退社。偶然街で窮地を救ってくれた心に心惹かれているが、心には美しく知的な彼女、鴨田静という彼女が。しかし静には、春太の元妻であるという事実を心に言えずにいて…。それぞれが悩みを抱えながらも、心の奥深くで繋がろうと奮闘する姿を、軽やかに明るく、時にブラックユーモアを交えて描き出す本作。登場人物たちの心の問題に思わず共感し、涙と笑いがこみ上げる、悩める現代人に贈る応援歌的ストーリーとなっている。主演を務めるのは、2011年にフジテレビ系で放送され、最終回は23.9%という高視聴率を獲得した大人気ドラマ「マルモのおきて」以来4年ぶり、さらに民放恋愛ドラマとしては本作が初主演となる阿部さん。心に傷を持ち、性格的にも厄介な難しい役どころにも「心を閉ざすのは得意です(笑)」と告白し、いままで明るい役のイメージが強かった阿部さんとは違った新境地を見せている。男性にほれるとのめり込み過ぎてしまうストーカー気質な女性・葉山みやこ役を演じるのは、「失恋ショコラティエ」「信長協奏曲」とフジテレビ系ドラマで大活躍、今年は超話題作『進撃の巨人』ミカサ役での出演が控えている水原さん。阿部さんとは初共演ながらも、「阿部さん(が演じられる春太)のちょっと不安定なキャラクターと私(が演じるみやこ)の不安定なキャラクターが合わさって、そこからどういう形の愛が芽生えていくのかということが今後すごく楽しみだなと思いました」とコメントし、役柄としても役者とても面白い化学反応が起きることへの期待を覗かせた。顔よし、性格よし、スポーツマンで、完璧ないい人…なのに「悩むことができない」ことに悩む大竹心役を演じるのは、今年で役者デビュー20周年を迎える藤木さん。「役者としても成人式。少しでも大人の演技ができれば…」と抱負と意気込みを寄せている。そんな藤木さん演じる心の彼女にして、実は阿部演じる春太の元妻という鴨田静役を、連ドララブストーリーへの出演は、1996年の大ヒットドラマ「ロングバケーション」以来なんと19年ぶりとなる山口智子が演じる。現代女性に見られがちな悩みを抱えた静という役に対し、山口さんは「現状に甘んじない向上心と、さらなる幸福への渇望は、女性の本質ですよね。自分への自信のなさに戸惑いながらも、必死に自己実現への道に突進する静のエネルギーに、同じ女性として共感します」と共通点を見出している様子。豪華共演陣に対し阿部さんは、「(初共演の)水原さんはとても開いている印象がある方なので、共演したらどうなるかとても楽しみです!(共演したことはあるものの、)藤木さん、山口さんもがっつりお芝居で絡んだことがないので、今回思いっきりやらせていただけそうなのでうれしいです。お願いします!!」と力一杯に語り、「世代ごとに共感できて、笑えるドラマになったらいいなぁと思います! よろしくお願いします」と、ドラマに向けて気合いの入った様子をにじませた。本作で個性の強いキャラクターたちを描き出すのは、「最後から二番目の恋」で世の大人たちの共感を一身に集めた魅力的なキャラクターを誕生させた脚本家・岡田惠和。「最後から二番目の恋」で演出を務めた宮本理江子が本作では監督となり、最強の“大人ラブコメ”タッグが実現。実力派俳優たちと、最強の“大人ラブコメ”タッグが織り成す、病んでるオトナたちの究極にめんどくさい大人のラブコメディーに、期待が高まる。ドラマ「心がポキッとね」は4月より毎週水曜22時~フジテレビにて放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年02月13日松尾スズキが監督を務め、『恋の門』以来10年ぶりに松田龍平とタッグを組む映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』の特報が解禁された。『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』特報映像本作は、いがらしみきおの人気漫画『かむろば村へ』を原作に、ジヌ=銭と決別する宣言をした主人公が、なにも売らず、なにも買わずに生きていこうとする姿を描くスラップスティックコメディ。松田が演じる主人公は、現金に触るだけで失神してしまう“お金恐怖症”になってしまった銀行マン・タケ。前代未聞の深刻な病を患った彼は、銀行の仕事を続けられなくなり、逃げるように山奥にある小さな村・かむろば村へ転がり込む。そこでタケは「一銭も使わずに生きていく」と宣言するも、村人たちは突然やってきて妙なことを口走る青年を奇異な目で見る。このほど公開された特報映像には、クセの強い村の住人を演じる阿部サダヲ、松たか子、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキらも登場。病院も学校も警察もない過疎の村で、現代の生活に必要不可欠な携帯、電気、そしてお金を使わず、タケはどのように生活していくのか? 毎作、観客をアッと驚かせる設定とキャラクターを用いて、観る者の常識や虚栄心や嘘を容赦なくはぎとってきた松尾スズキが“ジヌ=銭”を使ってどんな世界を作り出し、どんなメッセージを描き出すのか気になるところだ。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』2015年4月4日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
2014年12月26日染谷将太主演の映画『寄生獣』と、大手企業5社(ぐるなび、テレビショッピンング研究所、トヨタ自動車、東日本旅客鉄道、三井不動産レジデンシャル)とのコラボCMが放送されることが決定した。本作は、岩明均の人気コミックを『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督が2部作で実写化するエンターテインメント作品。人間に寄生して脳を乗っ取り、他の人間を捕食する寄生生物=パラサイトが出現した世界を舞台に、高校生・泉新一(染谷)と、彼の脳を奪うことに失敗し、右手に寄生したパラサイト“ミギー”(阿部サダヲ)との奇妙な友情と戦いが描かれる。その他の写真劇中でミギーは、新一の右手に寄生しながら人間世界の仕組みを学んでいくが、コラボCMは、その物語にシンクロし、スピンオフのような世界観を展開する内容となる。制作は、サントリーオランジーナ『ムッシュはつらいよ』、三井不動産レジデンシャル『タイムスリップ!堀部安兵衛』などのCMを手がけたクリエーティブ・ディレクターの高崎卓馬氏(電通)が担当するほか、映画『寄生獣』のスタッフらも参加し、新一とミギーの新たな映像が撮りおろされる。これまでにも人気キャラクター・ふなっしーや、主題歌を手がけたBUMP OF CHICKENのミュージックビデオ、そして公開初日に行われたイベントでは観客に“寄生”してきたミギー。クリエーティブ・ディレクターの高崎氏は「こんな変なコマーシャルは作ったこともないし、見たこともありません。ミギーという素晴らしい存在があってこその企画。非常に楽しみながら作らせていただきました。ミギーは、ふなっしーの次の愛されキャラになるんじゃないかと確信してます」とコメントを寄せている。各社のコラボCMは、12月31日(水)まで、日本テレビをはじめとしたCM枠で放送される。『寄生獣』公開中『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー
2014年12月08日