しつけ・食事・習い事など、子育ての方針は、家庭によって違うのは当然です。ですが赤の他人が余計な口出しをしてくる、なんてことも少なからずあるみたい。ということで今回は、「よその家の子が食べるものを批判したママ友」に因果応報が起きた話を紹介します。「うちは無添加、オーガニックにこだわってて~」▽ 無添加のパンって体にはいいでしょうが、美味しくない場合もありますからね……。娘さんが「ママの手作りパンを食べなくなった」のも仕方ないかもしれません。
2024年05月22日連載2回目のテーマは子どもの「しつけ」です。小学校高学年〜中学生になってくると、一般的に言われているしつけのアドバイスでは「うちの子にはその手はもう通じないな」と感じることはありませんか。 そこで、今回は「しつけ」について少し新しい角度でお話をしようと思います。さて、企業が新卒採用者に求めている能力は何だと思いますか。面白いことに理系、文系ともに「主体性」が上位に挙げられています。 ということは、将来を考えると今から主体性を身につけさせておくことが大事だともいえますね。では、主体性とは何かを一緒に考えてみましょう!「主体性」とは世界的にも有名になった著書『7つの習慣』の中に「主体的であるとは、人間として自分の人生に対して責任をとること」 注1 とあるように「主体性」とは、自分の意思や行動に対して自分で決定し、それに基づいて行動できる能力を指します。 10代のしつけでは、「自分の行動に責任を持てるようにする」ということも重視していかないといけません。「行動に責任を持つ」ようになるためには、前提として「自分で決める」という経験が必ず必要です。しかし、子どもに意思決定を全て委ねるのは不安も残る年齢です。 ではどうすればいいのでしょうか。注1『完訳 7つの習慣(普及版)』スティーブン・R・コヴィーキングベアー出版 (2020)10代の主体性の持たせ方いちばん簡単な方法は、自分(あなた自身)を中心に持ってきた言葉を使うようにすること。 「アイ・メッセージ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 自分の感情や意見を伝える際に、「私は〜」「私は〜と思う」など、自分を主語にして伝える方法です。この方法を使うことで相手を非難したり、強制したりするニュアンスが薄れることから、子育ての声かけ術でも「お母さんは、宿題をした方がいいと思うな」のような例で紹介されています。「子どもに『私は〜と思う』って言い方をすればいいのね!」と思われた方、実は少し違います。 アイ・メッセージを使う際に大切なのは、相手(子ども)が決定権を持っているということです。子どもにやってもらいたいことをアイ・メッセージで伝えたとしても、親が子どもをコントロールしたいという感情が強いと、実はユー・メッセージ、相手に対して命令や強制のニュアンスが強い伝え方と同じになってしまいます。しかし、期待を完全に抑えて子どもに声をかけるのも難しいですよね。 そこで、あなた自身のことを「私」を主語にして表現してみてください。「今日のお母さんは、家事をお休みしようと思う!」(最高ですよね)のように。 子どもは親の言動をモデルとして学びます。親が主体的な言葉を使うことで、子どもは影響を受けて主体的な言動をとる可能性が高まります。親の主体性が必要なわけ「自分のことを宣言するなんて」と感じるかもしれませんが、今の子どもたちは反抗することはあっても、私たちが10代の頃より、大人の意見を完全に無視する子は少なくなっています。親子の距離感が昔より近くなっているため、親の希望や考えを伝えすぎると、その意見に流されやすくなってしまうのです。 そこで、親の役目として大事なことは、子どもが主体性を発揮しやすい環境を整えること。子どもは主体性が育まれることで自立した大人に成長していきます。 次回は、この自立について詳しく考えていきましょう。
2024年05月19日「私は本命…??」食事に誘われたときの【脈ありサイン】を見極めるには?男性から食事に誘われてドキドキしたことはありますか?もしかしたら、ただの食事ではなく恋愛的な意味合いがあるのではないかと、期待が高まる人も少なくないでしょう。しかし「彼が自分に興味があるのかどうか」を見極めるのはなかなか難しいことです。そこで今回は、食事に誘われたときに相手の気持ちを見極めるポイントをいくつか紹介しましょう。「遅くまで大丈夫?」と聞いてくる彼「食事を誘われ、食事が終わるころに『この後の予定ってある?』と確認されました。その彼からは後日告白されました」(27歳/女性)もし彼が食事の日程を調整するときに「今日は遅くなっても大丈夫?」と聞いてきたら…。それは彼があなたと長くすごしたいという意思表示の一つだと考えてもいいでしょう。食事の後のスケジュールについて彼が気を遣っているなら、それは彼からの脈ありサインかもしれません。気合いが入った食事の場所選び「食事に誘われたとき、彼が一流フレンチレストランを予約していたのです。後に、彼から告白され、この場所で食事をした理由を尋ねたところ『絶対に付き合いたかったから』と言われました」(29歳/女性)食事の場所が豪華なレストランだった場合も、それはあなたへの好意という可能性があります。あなたに少しでもよく思われたい気持ちの表れかもしれません。休日に誘ってくる「会社の同僚から食事に誘われ、私がすぐに食事に行きたいと言ったにもかかわらず、彼はわざと休日を選びました。その日は時間をたっぷりとって丁寧にデートを楽しみ、その後に彼から告白されました」(30歳/女性)一緒に食事に行く日を休日にするよう提案してくる彼も、あなたに対して恋心を抱いている可能性があります。仕事終わりでも一緒に食事に行けるのに、彼がなぜわざわざ休日を選ぶのか?それはあなたとプライベートな時間をすごしたいという気持ちの表れなのかもしれません。休日に食事へ行こうとしているなら、前向きな気持ちで彼の誘いに応じるといいでしょう。食事デートから恋愛の予感男性からの食事のお誘いは、場合によっては恋愛へと繋がる重要なステップになる可能性があります。誘ってくる彼の仕草や一言から「彼が自分に対してどういう気持ちを抱いているのか?」をくみ取り、その気持ちに真っ直ぐに応えることが大切です。彼の気持ちを読み取り、食事デートであなたの恋愛を前進させましょう。(愛カツ編集部)
2024年04月25日食事で“相手が不快になる”言動って?一緒に食事をする際の振る舞いは、相手への印象を決定づける可能性が高いのでしょう。今回は、食事中に不快に感じた「ガッカリ行動」を紹介したいと思います。食習慣にダメ出し「健康を気遣う気持ちは感じるけど、野菜を勧められて楽しみにしていた揚げ物をあまり食べられなかった時は、正直ショックだった」(26歳)自分の食の好みを尊重してほしいと考える人もいます。相手の好きなものを制限することなく、楽しい食事の時間を共有することが大切と言えるでしょう。無断で飲み放題をオーダー「相手が話すより飲むことに集中しているようで、一緒に話を楽しみたかったのに残念な気持ちになった…」(26歳)飲酒を控えて会話を楽しみたいと考えている時に、飲み放題を勝手に頼むと、がっかりさせてしまう可能性があります。そのため、どのように飲酒するかは、事前に相談することが肝心です。食事よりSNSを優先「最初は喜んでいるのかと思ったけど、食事が進まないほど写真を撮っていて、会話や美味しい時間を楽しむことができなかった」(29歳)食事の写真を撮るのはよいですが、それが会話や時間を阻害するならば、避けた方がよいと考えられます。料理に対する突然のクレーム「料理選びを任せたはいいものの、後から苦手な食材だと言って避け始めて…ちゃんと話してくれればよかったのに」(29歳)料理を選ぶ際には、苦手なものがあればその旨を伝えることが感じがよい対応と言えるでしょう。食事の時間を楽しめるように、気遣いや配慮が求められます。(Grapps編集部)
2024年03月31日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。最近は近所の人と集まってラジオ体操をしていると話す母親。自分よりも年上の人がさまざまなチャレンジをする自由な姿に驚いたと話すのでした。それでも自分の人生は不幸だと思ったことがないと告げ、「怒鳴られない、殴られない、それだけで十分幸せだった」と語る母親に志乃は衝撃を受けるのでした。■母親が語る“幸せの基準”に志乃は… ■どんな子ども時代だったのだろう現代では考えられない“幸せの基準“に驚く志乃に対して、母親は「子どもの頃は日常にそういう事があった」と、当時を振り返るように語ります。初めて耳にする母親の子ども時代の話に興味をひかれた志乃は、「殴られてたってこと?」と問うと、母親は「昔はしつけが厳しかったこと」「女が大学に行かせてもらえなかった」と告げるのでした。今まで志乃が知り得なかった本心を母親は語り始めます。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月07日もう誘いたくない…食事中のNGフレーズ気になる男性との恋愛を進めるためには、食事デートが欠かせません。しかし、食事デート中の言葉遣いや態度には注意が必要です。今回は食事デートで避けたいNGフレーズを紹介します。食事を残して「お腹いっぱい!」小食の人は食事を残すこともあるでしょう。しかし「お腹いっぱい!」と言って残す姿勢は男性をげんなりさせてしまいます。食べきれない場合は「ごめんね」と一言謝ることも大切です。店員さんに命令口調男性に対する態度は完璧でも、店員さんに対する横柄な態度はNGです。例えば「窓側の席にして」「早くして」と要求すると、男性にわがままな印象を与えてしまいます。お店に何かお願いしたい場合は、丁寧な言葉と謙虚な態度を心がけましょう。愚痴ばかりを聞かせる食事中の会話は関係を深めるための重要な時間です。しかし、仕事や友達の愚痴ばかりを話してしまうと男性は疲れてしまうかもしれません。話が盛り上がりやすくなると、つい愚痴を言ってしまいがちですが、ネガティブな話題ばかりにならないように気をつけましょう。彼が選んだお店に否定的な発言男性が選んだお店に対して否定的な発言は避けましょう。「微妙だね」とか「期待に応えられなかった」と言ってしまうと、彼は落ち込んでしまうかもしれません。相手の気持ちを考えて言葉を選ぶことが大切です。さりげない配慮を忘れずに自分は大丈夫だと思っていても、ささいな配慮を忘れずにいましょう。食事デート中に言ってはいけないNGフレーズに注意して、素敵なデートを楽しみましょう。(愛カツ編集部)
2024年01月05日■前回のあらすじパパに甘えれば思い通りになるということを学んでしまい、果歩にひどい態度を取るようになった真矢。家族で行った雅也の会社の人たちとのBBQでは、他の子どもにぶつかっておきながら、「自分は悪くない」と謝ろうとしなくて…。 >>1話目を見る 雅也の「褒める育児」は「叱らない」と同義でした。私が真矢に注意するとすぐに「怒っちゃダメ。褒めないと!」と制止してきたのは雅也。それなのにしつけは母親の仕事だなんて…!身勝手な夫の言い分に私は呆れ返ってしまいました。次回に続く(全8話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ 茅野 (監修: インクルーズ )
2022年11月22日なぜ食事制限をしてもお腹痩せできないのか?「お腹痩せには食事制限が必要」と思われがちですが、食事制限をしてもお腹痩せはできないと言えます。その理由は2つあります。却って脂肪がつきやすくなってしまうから筋肉量が減少し基礎代謝が低下してしまうから一つずつ詳しく解説していきましょう。理由1:却って脂肪がつきやすくなってしまうから食事を制限すると、空腹状態になります。その状態で食事を一気に摂ると、血糖値が急激に上昇してしまいます。すると血糖値を正常に戻すために「インスリン」というホルモンが分泌されるようになります。インスリンには血中の糖分を脂肪に変換して、カラダにため込もうとする働きがあるのです。理由2:筋肉量が減少し基礎代謝が低下してしまうからまた、食事制限をすると、カラダにエネルギーが入って来ない状態になります。するとカラダは、筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとするため、筋肉量が減少してしまいます。筋肉量が減少すると除脂肪体重も減ってしまうことから、基礎代謝の低下につながってしまいます。基礎代謝は一日の総消費量エネルギーの70%を占めているので、基礎代謝が低下してしまうとエネルギー消費量が減少してしまい、「太りやすく痩せにくいカラダ」にしてしまいます。出典:byBirth「お腹痩せ」に導く食事の摂り方5選お腹痩せするには食事制限するよりも、「何をどのように摂るか」という食事の摂り方が重要と言えます。それではお腹痩せを実現させるには、どのような食事の摂り方を心がけたらよいのでしょうか。お腹痩せに導く食事の摂り方として、よく噛んで食べるようにする「食べる順番」を意識する一日に数回に分けて食べるようにする朝食をしっかり摂るようにする「発酵食品」と「食物繊維」をしっかり摂るようにするという5つが挙げられます。1.よく噛んで食べるようにする出典:byBirth一口に30回を目安によく噛んで食べるようにしてみましょう。そうすることで、満腹感が得られるようになり、食べすぎを防ぐことができるのでカロリーオーバーを防ぐことができます。また、消化活動が活発になり、食べ物が消化吸収する際に使われるエネルギーである「食事誘発性熱産生」を高める効果も。よく噛んで食べるようにするには、噛み応えのある食材を選んだり、食材を大きめにカットしたりすることがコツです。2.「食べる順番」を意識する出典:byBirth食べる順番を意識するだけでも、食べすぎによるカロリーオーバーを防ぐことができます。また、血糖値の上昇も緩やかになるので、脂肪の蓄積を防ぐ効果も期待できます。具体的には、次のような順番で食べるようにします。味噌汁やスープなどの「汁物」「食物繊維」を含むサラダや煮物肉や魚など「タンパク質」を含む食品ご飯や麺類などの「糖質」を含む食品3.一日に数回に分けて食べるようにする出典:byBirth「一日1食」にすると、なかなかお腹痩せしにくいと言えます。1食にしてしまうと、つい“ドカ食い”になりやすく、食べすぎてしまいがちになるからです。それよりも「一日3食」に分けて食べた方が、ドカ食いによる食べすぎを防ぐことができると言えます。また、数回に分けて摂った方が血糖値の上昇を緩やかにすることができるので、脂肪の蓄積を防ぐこともできます。食事を分けて食べる際のポイントは、一日に摂る食事の量は変えずに、細かく分割して食べるようにすることです。4.朝食をしっかり摂るようにする出典:byBirthつい抜いてしまいがちな朝食ですが、この朝食をしっかり摂ることがお腹痩せを実現させるためには重要です!朝食を摂るようにすると、体温が上昇し基礎代謝アップにつなげることができます。また、朝食を摂ることで筋肉量の減少を防ぐことができます。午前中は身体活動量が多い時間帯なので、このタイミングで朝食を抜いてしまうとカラダはエネルギー不足となり、筋肉を分解してエネルギーを作り出すことになってしまいます。そのため、朝食をしっかり摂ることによりエネルギー不足による筋肉の分解を防ぐことができ、筋肉量の減少を防ぐことができます。朝食をしっかり食べられるようにするコツは、前の日の夕食を食べすぎないようにすることです。また、「朝は慌ただしくて朝食の準備をする余裕がない」という場合は、前の日に朝食の準備を済ませておくとよいでしょう。5.「発酵食品」と「食物繊維」を積極的に摂るようにする出典:byBirthお腹痩せを実現させるために積極的に摂っておきたいのが、「発酵食品」と「食物繊維」です。なぜならこれらを摂るようにすることで善玉菌を増やすことができ、腸内環境を正常に整えることができるからです。発酵食品発酵食品は乳酸菌を多く含む食品で、「キムチ」や「納豆」、「味噌」、「チーズ」、「ヨーグルト」などに多く含まれています。但し、発酵食品を含む食品には塩分がたくさん含まれているものが多いので、一度にまとめて摂るのではなく、毎日の食事の中で少しずつ摂るのが望ましいと言えます。食物繊維出典:byBirth食物繊維は、水に溶けない「不溶性」と水に溶ける「水溶性」の2つに分類されます。不溶性食物繊維には主に4つの種類があります。セルロース:野菜ヘミセルロース:穀類や大豆類リグニン:ココアや豆類キチン:甲殻類の殻やキノコ類水分を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激して蠕動運動を活発にすることで便通を促進させる働きがあります。一方、水溶性食物繊維には主に3つの種類があります。ペクチン:野菜や果物アルギン酸:海藻類グルコマンナン:こんにゃく類小腸での吸収速度が非常に緩やかなので、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待できます。食物繊維の一日の目標摂取量は、成人女性で18g以上、成人男性で20g以上とされています。ちなみにキャベツひと玉約1000gに含まれている食物繊維の量は18gと言われています。「運動」と「食事の摂り方」を心がけることでお腹痩せを実現させましょう!出典:byBirth今回は、「お腹痩せに導く食事の摂り方」をお伝えしました。繰り返しになりますが、お腹痩せしたいのならば、食事制限するよりは食事の摂り方に着目すべきと言えます。運動と並行して今回ご紹介した食事の摂り方を心がけていけば、お腹痩せが実現できるようになります!早速実践してみてくださいね!
2022年11月04日しつけ・飼育相談・室内ドッグラン・保険業務などを行うPet Life Consulting シンビオーシス(所在地:埼玉県さいたま市北区吉野町2丁目22-13、代表:岡田 敏宏)は、しつけ相談教室「Pet Life Consulting シンビオーシス」を2022年8月7日(日)、さいたま市北区吉野町にオープンいたしました。店舗外観「Pet Life Consulting シンビオーシス」詳細URL: ■店舗の特徴・サービス紹介<しつけ>子犬・子猫から成犬・成猫までを対象に社会化期トレーニングや問題行動改善を行っています。マンツーマンでしつけ指導をする従来の預けるしつけではなくしつけや飼育のノウハウを飼い主様自身に伝えていきます。多頭飼育をする方や今後何十年と飼育をしていく人が多い中で正しい最新の知識を身に着けて行くことで飼育の悩みを改善し明るい共生社会を目指していきます。<飼育相談>食事管理や体重管理、食ムラなど多様化するフードの相談など成長期から高齢期までの飼育方法やお手入れのレクチャーをすることで普段の体調の変化やトリミングに慣れない子に対して慣らし飼育をしやすくいたします。飼育に関する方法や費用など全般の相談にのります。<出張サービス>しつけや飼育相談など全般に行います。飼育環境を分析すると問題行動などの原因が隠れていることもあり、効率的にしつけを行ないます。住環境診断を行い、快適な飼育環境のアドバイスも行います。<室内ドッグラン>ドッグラン専有面積は23畳ほどの広さ。床は足腰に負担の少ない防滑性のあるペット用床材を使用。トレーナーが見守り社交性指導も行えます。ご家族でも、ご友人とも完全貸し切りですので快適に過ごすことができます。イベントやコミュニティでの使用も受け付けております。<保険業務>ペット保険を利用することで人とは違い全額負担になる治療費に金銭的不安を感じることなく、気軽に動物病院へ足を運んでいただくことができます。誤飲など様子見をする方が多い現状もあり、すぐに異変に気付き病院へいく判断が出来る手助けとしてご利用ください。保険の活用で負担なく大切な家族とたくさんの時間を過ごすことに繋がります。■店舗概要店舗名 : Pet Life Consulting シンビオーシス開店日 : 2022年8月7日(日)所在地 : 〒331-0811 埼玉県さいたま市北区吉野町2丁目22-13アクセス : 大宮駅東口 東武バス大51より「鈴木」バス停より徒歩2分上尾駅入口 東武バス大51より「鈴木」バス停より徒歩2分宮原駅入口 東武バス大51より「鈴木」バス停より徒歩2分営業時間 : 9:00~17:00 完全予約制駐車場 : 店舗前お客様駐車場 2台URL : 公式LINE : YouTube : Twitter : Instagram: 店内施設店舗施設2■会社概要屋号 : Pet Life Consulting シンビオーシス代表者 : 代表 岡田 敏宏所在地 : 〒331-0811 埼玉県さいたま市北区吉野町2丁目22-13設立 : 2022年7月事業内容 : しつけ・飼育相談・室内ドッグラン・保険業務URL : 第一種動物取扱業: 第960号【訓練】【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】Pet Life Consulting シンビオーシスTEL : 048-788-2254お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月23日週一で遊びにくる義両親。義両親は近くに住んでいるため週一で家に遊びに来ていました。野菜や手づくりのおかずなどたくさん持ってきてくれるので食費も浮き、初めはあまり嫌な気はしていませんでした。しかし娘が成長するにしたがって、義両親は子育てに口を出すことが多くなってきたのです。ある日、自宅で義両親も含めお昼ごはんを食べていたときのこと。いつもどおり全然食べる気配がない娘。Upload By とまぱんUpload By とまぱん『こっちはこっちのやり方があるんだよーーー!!』と心の中で絶叫しました(笑)。この時期、娘は長い間座って食べることができませんでした。どんなに言ってもダメです。一口食べさせて美味しいと分かれば座って食べてくれるのでは、と思いとった行動でした。また別の日。珍しく娘が大人しくごはんを食べていました。自分も今のうちにごはんを食べようと思い自分の食事に集中していたそのときのこと。Upload By とまぱんUpload By とまぱん『えーーーん。うるさいよーーーうるさいよーーー』再び心の中で叫びました(笑)。義両親には(特に義父)、食事どきの訪問を避けてもらえたら…心の中でそう思いました。癇癪を起こしそうな娘。私がとった行動に義両親は義両親とおでかけ中、娘が癇癪を起こしそうになったときのこと。癇癪が起きてからは何をしてもダメだということを知っていたので癇癪を起こす前に娘にお菓子をあげました。娘は大きな癇癪を起こさずにすみ、ほっと胸をなでおろす私。しかし一緒にいた義両親は私にひとこと。「すぐにお菓子をあげるなんて。しつけがあまいな」私のとった行動は、しつけがあまいと取られてしまうのは仕方ないかもしれません。しかしほかの子より癇癪が強い娘。癇癪が始まると、長時間大声で奇声を出し続けてしまいます。力強く暴れまわるので抱きかかえることもできません。床に大声で暴れまわる娘を見つめることしかできない時間は、私にとってつらいものでした。もちろんお菓子に頼らずしつけられるのが理想です。しかし子育てとは理想通りにできないもの。妥協せざるをえないときがたくさん出てきます。親の葛藤と苦悩とは裏腹に、義両親はそのことを知りません。私は義両親と一緒にいることが徐々にストレスになっていきました。義両親と会うのがストレスに。そんなとき夫は義両親と会う前日は「明日はどんなことを言われるのだろう」と考えて眠れなくなる日も。こんな行動したら何か言われるだろうかと、義両親の前で行動ひとつ取れなくなっている自分がいました。ちなみに夫はそんな義両親をどう思っていたかというと…。夫にとっては両親なので、義両親の発言がストレスだということを伝えるのは勇気がいりました。ある日思い切って伝えることに。Upload By とまぱんUpload By とまぱんはい、夫は全く記憶にありませんでした。義父はもともと指摘することが多く、義母に対してもいろいろと言う場面が多かったようです。夫は小さいころから慣れていることもあり、スルースキルが身についていたようです。うらやましい…。うらやましいけど、このつらさを共有できないのがしんどい(笑)。現在の義両親との関係は?今、義両親とはちょうどいい距離感になりました。その理由は夫が義両親に「来すぎ」と言ったからです。ありがたいけど、夫の言い方が強くてシュンとする義両親。ほんのちょっとだけ可哀想になりました。そんなこともあり、今は遊びに来る頻度が週一から月一になりました。孫を可愛がってくれるのは嬉しいですし、可愛い孫の子育てに口を出したくなる気持ちも分かります。口を出すのも孫に会えた嬉しさからなのでしょう。ですが、やはり子育てでとても大切なのは親のメンタル。親の気持ちが不安定だと子どもにすぐ伝わるし、ときには子どもに当たってしまうこともあります。私も夫のように、スルースキルを身につけられればみんなハッピーだったのかもしれません。しかし人間そんな器用なことはできないもの。ときには自分のためにも子どものためにも。自分自身の気持ちを優先することも大切だと思いました。執筆/とまぱん(監修:初川先生より)同居していない祖父母などの親族の言葉はネガティブなものであればどんな些細なことでも刺さりますね。子と生活を共にし、どういうときにどう難しくなるかの歴史や「傾向と対策」を日々身に付けているお母さんからすると、とまぱんさんの「心の叫び」が出るのも当然だろうと思います。祖父母も孫がかわいいし、良い子に育ってほしい思いで助言するのだろうということをそんな状況でも察しているのは素晴らしいですね。ただ、本当に欲しいのは、助言ではなく労いや子育ての苦戦の理解だったりするんですけどね…。「大切なのは親のメンタル」はその通りです。心がざわつく距離感ではなく、良い距離感に落ち着けることが大切です。今は「ちょうどよい距離感」とのこと、何よりです。
2021年10月04日みなさんは「しつけ」をどのようにとらえているでしょうか。その言葉の響きから、「子どもを押さえつけるもの」といったイメージを持っている人もいるかもしれません。そうであるなら、子どもが自ら考えて行動する「自主性」とは対極にあるものとも言えます。ところが、幼稚園の園長を務めた経験もある東京家政大学子ども学部教授の岩立京子先生は、「しつけこそが、子どもの自主性を育てる」と語ります。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/山本未紗子「しつけ」と子どもの「自主性」は対極にあるものではない子育て中の親御さんから耳にする言葉に、「しつけもしっかりしたいけど、子どもの自主性も育てたい」というものがあります。この言葉には、大きな間違いがあります。「しつけとは親が子どもを押さえつけるもので、それによって子どもの自主性が育たないのではないか」という大いなる勘違いをしているようです。この、「しつけによって自主性が育たなくなる」というのは完全に間違いです。なぜなら、しつけというのは、最終的には子どもが自分自身でこの世の中を生きていける力、つまり、自主性を育てるためにあるものだから。しつけと子どもの自主性は、対極にあるものではないのです。しつけによって社会のルールや価値をきちんと知ることができた子どもは、それに基づいて自信を持って自分を出していけます。また、なかには居心地の悪い社会のルール、変えていかなければならない社会のルールもあるでしょう。そこで、その悪いルールを変えていこうと自ら動き始めることもできる。それもまた自主性が育っているからこそできることです。まずはしつけによって社会のルールを知ることが大切です。でも、そのなかに留まっている必要はありません。社会のルールを知り、それを行動基準としながらも、なおかつそれを、自主性を持って乗り越えていく。そういうことが、人間らしく生きていくにはとても重要なのではないでしょうか。自主性が育つベースにある自己肯定感と自己信頼ただ、大切となるのは、しつけによって社会のルールや価値を子どもに教えることだけではありません。なぜなら、子どもの自主性が育つには、そのベースとして子どもの自己肯定感や自己信頼が必要だからです。ですから、子どもがなにかを自分からすすんでやってくれたようなときには、そのことを認めてしっかりほめてあげることが大切になります。いま、「ほめる子育て」に対しては研究者によってさまざまな意見がありますが、わたし自身は、叱り続けるような子育てよりは、ほめる子育てのほうが絶対に子どもは伸びるというふうに考えています。これはもう、基本原理と言っていいでしょう。臨床心理学でも教育学でも、さまざまな研究が「ほめる子育てがいい」ということを示しています。ですから、まずは子どもをほめることを考えるべきです。もちろん、子どもがやることのなかには好ましくないこともあるでしょう。誰もが認める社会の基本的なルールから逸脱してしまうようなことです。そんなときには、きちんと叱ってあげることが大切。怒鳴りつけるように叱るのではなく、その都度、「こういうことはやらないほうがいいよ」「お母さんはこうしてほしくないな」といったようにマイルドにメッセージを伝えてあげるのです。そういう子育てをすれば、子どもは悪く育ちようがないと思うのです。自己肯定感と自己信頼が低い子どもは問題行動を起こす逆に言えば、自己肯定感や自己信頼が非常に低い子どもは、いろいろな問題行動を起こしてしまう傾向にあります。「自分なんてどうでもいいや……」と投げやりになっていて、「自分はできるんだ!」と思えない。だからさまざまな問題行動を起こすし、自主的になにかにチャレンジすることもできません。すると、問題行動を起こしてまた厳しく叱られ、さらに自己肯定感や自己信頼が下がってしまうという悪循環に陥ることにもなりかねないのです。この自己肯定感や自己信頼が大切だということは、大人であるみなさん自身に置き換えても想像しやすいものであるはずです。一生懸命に仕事や家事、子育てを頑張っているのに、パートナーから「あなたは全部だめ」「いいところはなにもない」なんて言われたとしたらどうですか?せっかく頑張っていた仕事や家事、子育ても投げ出したくなりますよね。それこそ、まだ自分自身でできることが大人に比べて少ない子どもに対しては、しっかりとほめてあげて、「自分はお父さんとお母さんに大事にされている!」「自分はいまの自分であっていいんだ!」「僕には自分でできることがある!」と思わせてあげることがなにより大切なのです。『遊びの中で試行錯誤する子どもと保育者 子どもの「考える力」を育む保育実践』岩立京子 監修/明石書店(2019)■ 東京家政大学子ども学部教授・岩立京子先生 インタビュー記事一覧第1回:イヤイヤ期には“気そらし方略”がうまくいく。3歳の子育てを楽にする、2歳までの「しつけ」のコツ第2回:もう「早く!」なんて言わなくていい。“ニンジン作戦”で子どもを楽しい世界にいざなってあげて第3回:子どもの失敗の機会を奪う「悪い先回り」を今すぐやめて、「いい先回り」をするための工夫とは?第4回:「しつけもしっかりしたいけど、自主性も育てたい」親のこの考えが“完全に間違っている”理由【プロフィール】岩立京子(いわたて・きょうこ)1954年生まれ、東京都出身。東京家政大学子ども学部教授。東京学芸大学名誉教授。東京学芸大学教育学部卒業後、同大学大学院教育学研究科修士課程を経て、筑波大学大学院心理学研究科博士課程単位取得退学。筑波大学心理学系技官を経て、1986に東京学芸大学講師となり、1991年に筑波大学で博士(心理学)を取得。その後、東京学芸大学で34年間にわたり保育・幼児教育の専門家養成に関わった後、現職に就く。2014年から2017年まで、東京学芸大学附属幼稚園長を兼任。主な著書に『幼児理解の理論と方法』(光生館)、『保育内容 人間関係』(光生館)、『たのしく学べる乳幼児の心理』(福村出版)、『乳幼児心理学』(北大路書房)、『新幼稚園教育要領の展開』(明治図書出版)、『子どものしつけがわかる本 がまんできる子、やる気のある子を育てる!』(主婦の友社)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年06月02日人それぞれにとらえ方が違う「しつけ」。そもそもしつけとはどんなもので、また、いつ頃から始めるべきなのでしょうか。幼稚園の園長を務めた経験もある、東京家政大学子ども学部教授の岩立京子先生は、「しつけとは社会のルールや価値を子どもに伝えていく、親のやるべき最も中核的な営み」だと言います。そして考え方にもよりますが、しつけは子どもがはいはいを始める0歳台後半くらいから、始まっているのだそう。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/山本未紗子しつけとは、社会のルールや価値を子どもに伝える営み「子育て」と「しつけ」は似ているようで異なる意味を持つ言葉です。子育てとは、食事や排泄など、子どもに対するさまざまな「お世話」やその他の関わり全般を指すもの。一方のしつけとは、子育てのなかでも、なにが大切でなにがそうではないのかといった社会のルールや価値を子どもに伝えていく営みです。この営みは、言うまでもなくとても重要なものです。なぜなら、人間は社会のなかで生きていく生き物だから。社会のルールや価値がわかっていないまま育った子どもは、社会のなかでうまく生きていくことができません。つまり、しつけこそ親のやるべき最も中核的で重要な営みなのです。そのしつけのなかの具体的な行為は、大きくふたつに分類されます。そのふたつとは、「ほめる」と「叱る」です。親からほめられれば「これはいいこと」というメッセージを受け取り、逆に叱られれば「これはやってはいけないこと」というメッセージを受け取って、子どもは社会のルールや価値を徐々に学びます。ただ、研究者のなかにも、「子どもは愛情深く育てるべきだから、叱ってはならない」と考える人もいる。でも、叱るという行為は、怒鳴りつけるようなことを指すのではありません。社会に生きていくうえでなにをしてはいけないのか、どう振る舞うべきなのかといった不可欠で重要なことを、メッセージとして子どもに対して冷静に伝えていく――それが、叱るということなのです。ただ、叱ることも大切だとはいえ、親がルールを押しつけるようなやり方ではしつけは成功しません。子どもが「ああ、そうなんだ」と納得して、「じゃあ、そうしよう」と自ら思えなければならないからです。これは心理学では「内化」と呼ばれるプロセスで、子ども自身が社会のルールや価値を取り込んでいくという営み。その内化ができるように「導いていく」という発想を、親であるみなさんには持っておいてほしいですね。子どもがはいはいを始めたらしつけもスタートでは、しつけはいつから始めればいいのでしょうか?このことについては研究者によって考え方が大きく違ってくるのですが、私は0歳台の後半からしつけが始まると考えます。子どもは0歳台後半になると、はいはいをするようになります。すると、親の思惑を超えて子どもが動き回った場合には、子どもに危険が及ぶこともありますし、親からすれば大事なものを壊されるといった可能性も出てくるでしょう。ですから、子どもがはいはいを始めた頃からしつけが始まるというわけです。しつけでは、そうした子どもに危険が及ぶようなこと、してはいけないことに対して、「これはだめよ」「危ないからね」というふうに伝えます。とはいっても、やはり0歳台の子どもの場合は言語的理解が未熟ですので、表情や抱きとめるといったかたちでマイルドに伝えていくことが大切。たとえば、子どもがなにか熱いものに手を伸ばそうとしたら、「だめ!」と強く叱るのではなく、優しく抱きとめて「アチチだよ」という具合に、やわらかいメッセージで伝えましょう。いま、「言語的理解が未熟」だとお伝えしたことで、「0歳台でしつけを始めても意味がないのでは?」と思った人もいるかもしれません。でも、子どもは生まれて8カ月頃から、たいていの場合は愛着関係にある親を対象に「社会的参照」というものを始めます。社会的参照とは、子どもが未知のものに出合ったときに、それがよいものか悪いものか、危険かそうでないかのような判断を、愛着関係にある人の表情などを伺ってすることです。先の例のように、子どもが熱いものに手を伸ばそうとしたとき、親が「危ないよ」「アチチだよ」と言うと、子どもは親の顔を見ます。そして、その真剣な表情、禁止の表情を読み取って手を引っ込める。あるいは、親が「大丈夫よ」と言いながらほほ笑んでいれば安心して手を伸ばすのです。もちろん、そうしながらなにをしたらだめなのかといったことを子どもはしっかり学んでいきます。イヤイヤ期の子どもに有効な「気をそらす」方略そのように0歳からきちんとしつけをしていても大変になるのが、子どもが2歳になった頃。いわゆるイヤイヤ期です。自我が芽生え始め、ほとんどの子どものしつけが難しくなります。でも、イヤイヤ期は子どもの発達のひとつのプロセスですから、「あ、自分を出し始めたな」というふうにライトに考えてあまり深刻にとらえないようにしましょう。しつけが難しい時期ではありますが、いいことはしっかりほめて、子どもがだめなことをしようとしたときにはマイルドに叱るという基本は変わりません。ただ、この時期の子どもに有効な「気をそらす」というテクニックは知っておいて損はないでしょう。イヤイヤ期の子どもは、たとえばスーパーでお菓子を買ってほしいとかんしゃくを起こすようなことがありますよね。もちろん、言いなりになる必要はありません。子どもの泣くという行為には、非常に激しくてスパンが短いという特徴があります。ですから、泣いている子どもをひょいと抱き上げて駐車場の車にでも乗せて、「あれ欲しかったんだもんね」と共感してあげて、少し時間が経てば、子どもが疲れて少し落ち着くタイミングがやってくる。そのときに、ジュースをあげるなどして気分転換させてあげるのです。そういった気をそらす方略が有効です。そして、このプロセスのなかで、子どもは親の力を借りながら自分の情動をコントロールする術を身につけていきます。これがとても重要なこと。私は幼稚園の園長を4年間務めましたが、3歳になったときの、子どもそれぞれの自己コントロール力の大きな違いに驚かされました。同じ3歳でも、親に怒りなどの感情を受け止めてもらい、調整してもらってきた子どもは、保育者のなだめや「気そらし方略」によって自己の情動を調整できる傾向が強いと感じました。言ってみれば、0歳でのしつけが1歳の子育てを、1歳でのしつけが2歳の子育てを、2歳でのしつけが3歳の子育てを楽にしてくれるということ。子どもは0歳台から優れた学習能力を持っています。0歳台から、豊かなコミュニケーションのなかで、価値やルールの伝達=しつけをしていってほしいと思います。『遊びの中で試行錯誤する子どもと保育者 子どもの「考える力」を育む保育実践』岩立京子 監修/明石書店(2019)■ 東京家政大学子ども学部教授・岩立京子先生 インタビュー記事一覧第1回:イヤイヤ期には“気そらし方略”がうまくいく。3歳の子育てを楽にする、2歳までの「しつけ」のコツ第2回:もう「早く!」なんて言わなくていい。“ニンジン作戦”で子どもを楽しい世界にいざなってあげて(※近日公開)第3回:子どもの失敗の機会を奪う「悪い先回り」を今すぐやめて、「いい先回り」をするための工夫とは?(※近日公開)第4回:「しつけもしっかりしたいけど、自主性も育てたい」親のこの考えが“完全に間違っている”理由(※近日公開)【プロフィール】岩立京子(いわたて・きょうこ)1954年生まれ、東京都出身。東京家政大学子ども学部教授。東京学芸大学名誉教授。東京学芸大学教育学部卒業後、同大学大学院教育学研究科修士課程を経て、筑波大学大学院心理学研究科博士課程単位取得退学。筑波大学心理学系技官を経て、1986に東京学芸大学講師となり、1991年に筑波大学で博士(心理学)を取得。その後、東京学芸大学で34年間にわたり保育・幼児教育の専門家養成に関わった後、現職に就く。2014年から2017年まで、東京学芸大学附属幼稚園長を兼任。主な著書に『幼児理解の理論と方法』(光生館)、『保育内容 人間関係』(光生館)、『たのしく学べる乳幼児の心理』(福村出版)、『乳幼児心理学』(北大路書房)、『新幼稚園教育要領の展開』(明治図書出版)、『子どものしつけがわかる本 がまんできる子、やる気のある子を育てる!』(主婦の友社)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年05月27日■前回のあらすじ私に厳しく、夫を甘やかす義母。義母はさらに孫である3歳の真奈美の食事も厳しくしつけ始めました。「ママに怒られるよ」とプレッシャーをかけながら食事のしつけをする義母にまいっていたら…義母の真奈美への食事のしつけ方に頭を悩ませた私は、義実家へはしばらく脚が遠のいてしまいました。上から目線だった義母も、無邪気な孫からの指摘にはさすがに恥をかいたようです。しつけも甘やかしも、ほどほどに。そう学んだ出来事でした。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪ 【義父母がシンドイんです!】 連載 えっ…困る! 義母からのいらないプレゼント【前編】 義母が夫に「きちんと食べてるの?」発言にモヤモヤ「義実家帰省」妻の仁義なき戦い【前編】 悪気もデリカシーもない義父…私のイライラが爆発する【第1話】 マザコン夫と過保護な義母にドン引き…! 2人のラブラブぶりに血の気が引いた瞬間【前編】 イラスト: 珠川まほろ
2020年05月17日食事の回数を増やしてダイエットする人もいますよね!食事の回数は、何回が良いのでしょうか?1日1食の場合~5食の場合に注意すること、食事回数を増やすことでダイエットになる理由について、解説します。なぜ食事は1日3回が良いといわれている?出典:byBirth江戸時代中期までは、1日2食だったといわれています。しかし1日2食では必要な栄養素を摂取できず、1日3食が理想であるといわれるようになり、徐々に定着していったようです。厚生労働省も1日3回の食事をすすめている厚生労働省も、「栄養3・3運動」という運動をすすめており、1日3食が良いと提示しています。ビタミンやミネラルなど、1日に必要な栄養素を摂取しようと思うと、1日3食が理想的というわけですね!1日○食、どんなことに注意が必要になる?出典:byBirthダイエットには○回の食事が良い、というのは人により異なるため言い切るのは難しいといえます。ライフスタイルも人により異なるため、必然的に食事の回数が決まってしまう場合もありますよね。1日1食~5食の、例をみていきましょう。1日1食の場合1食で摂取できるエネルギー量にも限度がありますよね。1日1食では、必要なエネルギー量、栄養素を満たすことは難しいといえます。空腹時間が長くなるため、栄養の吸収も早くなり、ダイエットには不向きといえます。1日2食の場合1日2食の場合、朝食を抜くという場合が多いのではないでしょうか。朝食は体内時計をリセットし、体に1日の始まりを伝えるはたらきがあるため、摂取するほうが良いでしょう。1日2食の場合も、食事と食事の間が空くことはデメリットといえます。1日3食の場合一般的な食事回数ですね。人間の脳は、活動するためにグリコーゲンが必要ですが、食事によって摂取した分は5時間程度しかもたないといわれています。その点から考えると、1日3食は理にかなっているといえますね。1日4食の場合1日の食事回数が増えるときに注意したいことは、摂取カロリーが多くなること。空腹感は減りますが、すべての食事を同じ量だけ食べていると摂取カロリーが多くなり、ダイエットどころか太ってしまうなんてことも。1日5食の場合食事の間隔が短いため、空腹感は感じることが少なく、“食べたい”という欲求も減るでしょう。5食の場合も、摂取カロリーには注意したいところ。ダイエットに食事回数を増やすのが良いといわれている理由は?出典:byBirth血糖値が関係しています。食事をすると血糖値は上がります。空腹の状態で食事をすると、一気に血糖値は上がってしまい、インスリン分泌が多くなり、体脂肪を溜め込みやすくなります。そのため、食事の間隔をあけない=食事回数を増やすことで、ダイエットに良いのではないか、と考えられているわけですね。食事回数の増やし方にも、以下のようなコツや注意点があるため、参考にしてみてくださいね。食事回数を増やしてダイエットをしたい場合のコツ夜に食べすぎない出典:byBirth食事回数を増やすと、夜遅くに食事をするということもあるでしょう。夜に食べた食事分のエネルギーは、日中と違って使われることが少ないため、1日の最後の食事は軽めまたは早めに摂取するようにしましょう。食事回数を増やしても、1日トータルのカロリーは増やさない食事回数が増えると、1日に必要なカロリーをオーバーしてしまうことも。元も子もないため、1日トータルのカロリーに気をつけることが大切です。食事の回数を増やす場合、間食には何を食べる?ナッツ類出典:byBirthビタミンEや不飽和脂肪酸が含まれているため、アンチエイジングにも◎。脂肪=悪いというイメージを抱きがちですが、適度な脂質は腹持ちを良くするため、間食におすすめです。アーモンドは食事と一緒に摂取すると、食後の血糖値上昇を抑制するともいわれています。さまざまなナッツが入った、ミックスナッツがおすすめです。チーズたんぱく質も摂取できますし、何より手軽に摂取できるのも嬉しいポイント。たんぱく質も腹持ちを良くしてくれるため、おすすめです。ゆで卵完全食ともいわれている卵。卵1個(Mサイズ)でたんぱく質約5g摂取できます。食事にも良いですが、間食としても優れている食品です。ダイエットは特に意識してたんぱく質を摂取することが大切です。高カカオチョコレートチョコレートは間食にはNGと思う人も多いのではないでしょうか。もちろん食べすぎはNGですが、高カカオ(特にカカオ70%以上のもの)のチョコレートは、便秘改善や美肌効果も期待できるといわれています。カカオが多い分、砂糖や脂質も少ないため、甘いものが食べたい時は高カカオチョコレートを食べてみるのも良いかもしれません。バナナ出典:byBirth腹持ちも良く、食物繊維も摂取できます。バナナは太るといわれることもありますが、甘い菓子類やスナック菓子を食べるくらいであれば、フルーツを食べるほうが良いでしょう。フルーツを食べたあとの血糖値上昇も、気にするほどではないという報告もあります。1日1本程度がおすすめです。また、用意が可能な場合は、夕食を2分割にして食べるという方法も良いでしょう。糖質や脂質が多いメニューは早めに食べておくと良いでしょう。ビタミンB群も忘れずに摂取しよう出典:byBirth食事回数や食事内容を気にするだけでなく、代謝に関わるビタミンB1やB2、B6もしっかり摂取しましょう。◎ビタミンB1:糖質の代謝に関わる。豆腐、豚肉、緑黄色野菜などに多い。◎ビタミンB2:脂質の代謝に関わる。レバー、チーズ、牛乳、納豆、バナナなどに多い。◎ビタミンB6:たんぱく質の代謝に関わる。肉類、魚類、豆類、卵などに多い。いかがでしたでしょうか?無理なく、自分に合った方法で必要な栄養素を摂取する必要があります。食事回数について、今一度考える機会になれば幸いです。
2020年03月10日しつけをするのは「子どものため」ですよね。人にはやさしくあってほしい、ずるいことを考えず、正しいおこないをしてほしい。良い子になってもらうべく、私たち親は奮闘するわけです。けれど「これが本当に子どものためになるのだろうか」と迷い、悩むことがあるのはなぜなのでしょう。子育てで目指すべきゴールはどこにあるのでしょうか。今回は、子どもが「生きやすくなる」ために親ができることについて 『今日からしつけをやめてみた』 (主婦の友社)を監修された柴田愛子先生にうかがってきました。お話をうかがったのは…「りんごの木 子どもクラブ」代表 柴田愛子先生「子どもの心により添う保育」をモットーにした「 りんごの木 子どもクラブ 」代表。絵本作家。 保育者。育児書の執筆、雑誌への寄稿だけでなく全国で保育者向けセミナーや母親向け講演会をおこない支持を得る。NHK『すくすく子育て』出演。園で行っている「子ども達のミーティング」はテレビ・映画で取り上げられ「子どもの力を最大限に引き出している」と話題に。■親が自慢に思う「良い子」を演じる子どもたち――世のママやパパがしつけをするのは「良い子になってほしい」という思いがあるからですよね。でも「良い子」であることって、そんなに重要なことでしょうか?柴田愛子先生(以下、柴田先生):小さいときから「良い子」というものが評価されすぎているわね…。評価されすぎると、良い子は良い子を崩せなくなる。本当の気持ちがいえなくなってしまうの。空気を読むようになって、大人たちから褒められることが自分の生きがいになっていくのね。――褒められることが生きがい…。柴田先生:20~30代の人がこんな事を言ったりするの。「本当の私はいつ出したらいいんですか?」って。小さなころから、みんなに「良い子ね」っていわれてきた。だけど、本当の私は別にある。本当の自分をいつ出せばいいのか、分からなくなってしまったのね。――良い子の自分とは別に、本当の自分がいたんですね。柴田先生:そう。だから私は「今日から良い子をやめなさい。ひとつでもいいから自分の本音をいってごらん」といったの。自我のない人間はいない。でも、我が子が「良い子」の評価を受けると、親は満足するでしょう。それを見て、子どもは親を喜ばそうと、自ら「良い子」路線に進んでしまうの。――子どもも親の期待に応えたいと感じるんですね。柴田先生:でもそれは、人のために自分をつくることで、自分の人生じゃない。たとえ誰かに迷惑をかけても、非難されても、良い子じゃなくても…。我が子には「自分で良かった」と思って、生きてほしいじゃない?――はい…!■「好きなこと」があれば生きていける!――でも「あるがままでいい」と思うことは大人でも難しいことですよね…。まわりに振り回されず、自分の軸をしっかり保ちながら生きていくにはどうすれば良いのでしょう?柴田先生:そうね。私が小学校低学年のときに、母から「人間、好きなことがひとつあれば、生きていけるから」といわれたことがあるの。――好きなことがあれば、生きていける?柴田先生:当時「ピアノが習いたい」と母にいったら「そう。あそこにピアノ教室があるからいっておいで」って。私、1人で教室に「習いたいです」といいにいったの。ほかの友だちはみんな親がついてきてるのに(笑)。やりたいことは応援してくれたけど、手取り足取りじゃなかったわね。自分のやりたいことは自分の力で進まなくちゃいけない。――自分の力で…。「好きなことがあれば生きていける」というのは、好きなことを仕事にして食べていく、ということでしょうか?柴田先生:当時は私も意味がよく分からなかったけど「好きなことがあれば食べていける」ってことではなかったわね。「今、何かしら好きといえるものがあれば大丈夫」ってこと。――好きなことがあれば「大丈夫」…?柴田先生:母は専業主婦で大変だったけど「今日は民芸です」といって、月に1度、外出するときがあった。私はどこへでも母についていく子だったけれど、その日だけは「一緒にいく!」とはいえない空気があったの。18歳になったとき、ようやく「今日は一緒に民芸にいこう」と連れていってもらえたんだけど、劇団の芝居だったの。社会問題を扱った難しい芝居が多かったけど、一緒にいくことで私は母の考え方を知った。「母はこういう考え方を支持してるのか」と理解できたわ。――親がどういう考え方を持っているかって、聞く機会をつくらない限り分からないですよね。柴田先生:そうね。母は何より、自由を求めていた人だったと思う。「好きなことがひとつあれば生きていける」といったのはたぶん、好きなことがひとつあれば「自分がブレない」ってことじゃないかな。子育てや仕事で自分を見失ってしまうこと、いっぱいあるじゃない? そのとき、自分が好きといえるものに出会うと、自分を取り戻せるような気がしない? 好きなことって何でもいいのよ。「その先に何があるの?」ってよく聞かれるけど、そこに意味や価値はなくてもいいの。例えば、私は山登りが好きで、すごく疲れていても大自然を感じると、空気が体の中にはいってきてホッとできる。帰ってきたような気分になるのね。だから、好きなことがあると「私はこういうのが好きなんだ」「私はこう思うんだ」って自分を取り戻せる。まわりにおびやかされず、自分を守っていけるんだと思うの。■生き抜くために「たくさんの友だち」より大切なこと――それは、親だけではなく子どもにもいえることですよね。柴田先生:そう。子どもにとって、お友だちがいるかいないかはそんなに大事なことじゃない。自分がやりたいことを見つけられる力を持っていることのほうが、ずっと大事だと思うの。あるとき、りんごの木にお迎えにきたお母さんが「今日はお友だちと遊んでましたか?」って聞いてきたのね。だから私は「お友だちと遊ぶことは、そんなに大事なことではないです」って答えた。お友だちはだんだんできていくもので、つくろうとしてつくるものではないのね。ひとりぼっちでもいいじゃない? 昨日も2歳の子がずーっとひとりで泥遊びをしていたんだけど、「ああ…! たっぷり自分の時間を過ごしてるなあ」ってうれしく思ったの。――友だちは多いほうがいい、ひとりでいるより大勢でいたほうがいい。そう思い込んでいた気がします。柴田先生:大人も子どもも、基本は自分ひとりよ。ひとりでも不安にならず、夢中になれることがあることがどれだけ大事か。だから、他人の視線を気にするあまり、やってしまうのが「しつけ」だと思う。他人を気にしすぎて、自分がもろくなっていない? それより、まず自分を大事にしようって思うのね。――人の目を気にしていると、自分がもろくなる…。柴田先生:毎日毎日、子どもに「静かにしなさい」「良い子にしなさい」といっていると、お母さんは自分が自分じゃなくなるようでつらくなりますよね。もし、そう感じたのなら「うちの子うるさいな。耳栓買うか」くらいに思えばいいのよ(笑)。――耳栓!(笑)柴田先生:そう思わなきゃ、周囲に気をめぐらしすぎて自分を見失っていくと思う。今のあるがままが、どんなに大事かっていうことね。■「嫌です」面と向かっていえる? 正論が子どもを追いつめる――小学生の息子が私に「今日、友だちにひどいことをされた」と報告してくることがあります。そんなとき私は「嫌なら嫌っていわないと、相手には伝わらないよ」と答えるのですが、息子はぶぜんとした表情のままで…。息子の心に響いてない気がするんです。柴田先生:親は事実を確認して、一歩踏み込んで「あなたはこうするべき」と正論でいくことが多いわね。「嫌なことされたら、嫌っていいなさい」って。でも実際、自分より強い人に嫌っていえる人、いる?――…え?柴田先生:上司に「それ、嫌です」っていえるかしら? 自分より強い人に、嫌っていえる勇気を持っている人なんていないですよ。――確かに私も嫌といえないとき…あります。柴田先生:大人でもあるわよね。そんなときは「それはなかなかいえないよね~。いえればいいんだけどね…」と気持ちに寄り添う。それが、子どもの元気を取り戻すことになるのね。――子どもの元気を取り戻す?柴田先生:そう。子どもは「僕(私)は、こんなにひどい目にあってるんだよ!」とあなたに泣きついているの。だから「そんなにひどい目にあっているなんて…かわいそう!」って受け止めてあげるの。ここで共感してあげると、子どもはすごくホッとする。――そうか…。子どもを守りたい、という気持ちもあってつい正論で返していました。そうじゃなくて、元気を出してもらうように接すればいいんですね。柴田先生:そうね。それから嫌と言葉でいわなくても、嫌と伝える方法はいくつかあるよ、と伝えるのもいい。まず泣くのが何より効果的。それから先生やお母さんにいいつけるのも良し。その場から逃げるのもアリだよって。――確かに、いろいろな方法がありますね(笑)柴田先生:大人が正論ばかりいうから、子どもは生きる力を持てないの。嫌なときは嫌といいなさいとか、困ったら乗り越えなさいとか…。大人だって、お金使ったり、物の力を利用したりしているじゃない? なのに子どもには正論をいう。これは子どもの生きる力を奪っていると思う。――子どもにだけ正論をかざすのは、確かに変ですね。柴田先生:自分を守る方法を教えていけば、道はある。それに、わが子を分析し正論で判断ばかりしていると、親である自分も苦しくなってくるんじゃない? もちろん「今日も嫌なことをされた」と同じようなことが続くなら、何か別に理由があるかもしれない。そんなときは、先生に相談してみるといいと思う。いずれにせよ、最後の最後まで結論を追い求めるんじゃなくて、追いつめないことのほうが大事だと思うわね。良い子を強要するのは、もしかすると「本当の自分を隠しなさい」といってるようなものかもしれません。あるがままの自分を大事にすることが、生きる力になる…。ずっと忘れずにいようと思いました。次回は、「子育ては親だけに責任がある」という世間の風潮について、引き続き柴田先生にうかがいます。参考図書: 『今日からしつけをやめてみた』 (主婦の友社)あらい ぴろよ (イラスト), 柴田 愛子 (監修)「小さいうちから、きちんとしつけないと…」そうしておこなわれる「しつけ」は子どもにどんな影響を与えているのか? しつけなくして、親子が笑顔になる方法はあるのか? 子どもの目に映る世界は、大人が見ている世界とは違うもの。親子でストレスの溜まる「しつけ呪縛」から解放される一冊。
2019年06月17日新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。新年一発目の記事は、「しつけ」についてです!約1年半前のことです。上の子イチコは3歳。0歳の子どもがいる友だち、1歳になりたての子どもがいる友だちと集まりました。そこであることを聞かれたのです。3歳のイチコに注意することが日常すぎて、いつから声かけをし始めたか、まったく覚えていませんでした!育児って目の前のことに必死すぎて、振り返ると本当いろんなこと忘れてる…。その後どうだったか記憶をたぐり…そしてふと思い出したんです!イチコが0歳のとき私も同じことで悩んで、近くの保育園の先生に聞いたことを…!先生のおっしゃるとおり、泣かずにおもちゃを貸せるようになるのは、3歳の終わり…いや、4歳になってからだったと思います(まさかのそこ曖昧)。でも先生の言う、「親が『まだわからんやろ』『できひんやろ』と決めつけて何も言わないより、子どもがわかってなさそうでも、できなくても伝え続ける」って大事な気がします。いつかわかってくれるときは来るし、それを行動に移してくれるときも来る。それを想像して…いまイヤイヤ期でおもちゃを貸せない二太郎に、「貸してあげようね」と言い聞かせる日々です。ふぅぅぅ…。(デカめのため息)
2019年01月07日こんにちは。わたしはこいしさんと申します。現在4歳差の姉妹を育てている主婦です。子育てをしていて、私が一番難しいなと感じているのが「しつけ」です。上の娘は6歳になり、いろんなことが理解できているなと思う反面、「分かっているはずなのに、なんで何度言っても直らないんだろう…」そんな風に感じることも増えました。そんな日々の中で、わたしはふと、自分の幼少期のことを思い出しました。ただのおばさんの思い出話ですが、私と同じように「(子どもが)何度言っても聞かない! キィーーー!」となりがちなお父さんやお母さんに読んでほしいです。■父の口癖うちの父の話をします。父はわりと豪快な性格で、口調がかなり荒っぽいです。自営業をしており、取引先とはかなりフレンドリーな付き合いで、私は父が敬語を使っているところをほとんど聞いたことがありませんでした。そんな父は怒ったとき、「バカやないんか!」と言うのが口癖で、幼少期の私にも、その口癖がしっかりとうつってしまっていました。あるとき、私は友だちとの会話の中で、何も考えずに「バカやないん!」と口にしてしまったことがありました。私としてはツッコミ、くらいの気持ちだったのですが、そのときの友人の反応…そうではありませんでした。■友人の反応友だちを傷つけて、そして怒られるという出来事は、私にとってすごく強烈でした。「バカ」は、絶対使っちゃいけない言葉だということ、無神経な言葉によって人が傷つくことがあることを、私は友人との会話で学びました。■親ではなく他人から学ぶ経験単純に、母親から「バカは言ったらいけんよ」と言われてもきっと流れてしまっていたと思います。「ああまた言いよるわ」くらいに思っていたと思います。たとえば、親に叱られるのはある意味慣れていても、他人に叱られる体験ってなかなかないですよね。家で言い聞かせていることも、本当の意味で理解をするのは、外で痛い思いをしたときなのかもしれません。きっと娘も、理解力はついてきたけど、まだまだ経験が足りてないだけなんじゃないかなと思うんです。だから私も、「いますぐになんとかしたい」という気持ちはいったん置いておいて、「いつか分かるときがくるよね」という気持ちで接していきたいな、と思っています。そんな私の昨晩の様子を載せておくのでぜひ参考にしてくださいね。※本文はあくまで理想論です
2018年12月29日好き嫌いや偏食というわけではなく、食事全般に関して、食べ始めるとすぐに遊びだしてしまったり、食事の時間になると駄々をこね始めてしまったりと、食事自体が好きではない子どももいますよね。好き嫌いなら調理方法を工夫したり、別の食べ物で代用したりすることができますが、食事をしてくれないのは困りもの。そこで子どもが食事の時間を楽しみになるようなアイデアについてまとめます。楽しい食事体験をさせよう!子どもが食事を嫌いになったきっかけはさまざまですが、例えば「毎回食事のときに、ママに怒られたこと」が原因で、“食事の時間には嫌なことが起こる”と思いこんでしまうのは、よく聞く話ですよね。そこで、“食事の時間にも楽しいことはある”と、体験をさせてあげるのが効果的なんだとか。例えばいつも遊びに行く公園に、天気が良い日を狙ってレジャーシートを持っていきましょう。そこで一緒にお弁当を食べれば、それは子どもにとって特別なイベント。いつもの食卓と同じ内容のお弁当でも、楽しく食べてくれます。レストランごっこを食事に取り入れるのも、ご飯を楽しく食べさせる工夫のひとつ。その日の献立をメモ帳などに記載し、メニューとして渡します。子どもがメニューの食事を選んだらその皿を持ってきて食べさせてあげれば、子どもは大喜び!特に大人のまねが好きな年頃には効果も高そうですね。食事自体に興味を持たせるのも有効!自分で作った料理は手間暇をかけた分だけおいしく感じられるもの。子どもも同じで、ちょっとしたお皿運びや、仕上げにプチトマトをのせるなど、その年齢でできる範囲のお手伝いをしてもらうだけで、自分で作った気になれます。そうすると、食べるのが楽しみになり、食事の時間も退屈ではなくなるようです。家庭菜園で野菜を作るのも効果的。畑がなくてもプランターや、最近では卓上で作れる野菜やハーブなども売られているので、水やりなど栽培に参加してもらい、それを料理に使うことで、自分が作ったものを食べるという楽しみができます。食事マナーなどの点から、遊びながらの食事は避けたいという人も多いと思いますが、子どもが食事を苦痛に感じてしまっては、ママのストレスもたまって悪循環に。まずは食事を好きになれるよう工夫をして、マナーはその後でという考え方も検討してみてはいかがでしょうか?(文・姉崎マリオ)
2018年06月30日皆さんは、太ってきた…と思ったときの食事は、どういった内容の食事を摂っていますか?サラダだけ、野菜だけ、ご飯抜きなど、さまざまな食事ダイエット法を聞きますが、ダイエット中でも栄養はバランスが大事です!普段の食事で気をつける点などをご紹介していきます。食事は1日3食摂ろうダイエット中だからと、食事回数を減らしていませんか?食事は、減らしてしまうと、食べた食事内容から過剰に栄養を摂取してしまったり、栄養素が減ってしまい体を構成する栄養が足りなくなってしまいます。食事を減らすと、摂取カロリーが減りますのでもちろん体重は減りますが、栄養が足りていなければ筋肉なども落ちてしまいます。また、朝ごはんを抜いてしまったりすれば、胃腸の活動がおろそかになって、便秘気味になることもあります。しっかり栄養素を摂取して、運動をすることで、リバウンドのしにくい痩せやすい体作りになるのです。和食がおすすめ友達とランチや彼氏とディナーなど、何がいい?と聞かれれば、焼肉、イタリアン、フレンチなどたくさん浮かびますが、おすすめなのは和食です。和食は、穀類、汁物、主菜、副菜など、とてもバランスが取れた食事内容の傾向があります。カツ丼だけなどといった食事はバランスが悪いですが、定食のような食事はバランスが良く、ヘルシーでおすすめです。小鉢のいくつか付いている、おかずの豊富な和食を選べば、たくさんの栄養素をヘルシーに食べることができます。栄養学を知らなくても意識できること色の濃い野菜は栄養が豊富!緑黄色野菜には栄養価が豊富に含まれている傾向があります。なかなかそれぞれの野菜の栄養素を覚えるのは難しいですが、緑黄色野菜のような濃い色の野菜を摂取するように心がけることから始めると良いでしょう。緑黄色野菜は、カロチン(ビタミンA)が豊富に含まれていて、その他もビタミン類やカルシウムなどの栄養素が豊富です。少しおすすめの野菜をご紹介します。トマトトマトはリコピンが含まれており、活性酸素を除去してくれます。過度な運動なども活性酸素が発生する場合がありますし、活性酸素を除去することで老化防止にもつながります。また、血中のコレステロールの酸化も防ぐ効果があるので、脂肪が燃えやすい状態を作ってくれます。摂取法としては、トマトジュースなどもおすすめです。ブロッコリーブロッコリーは、緑黄色野菜の中でも栄養価が高く、ダイエットに向いている食材です。ブロッコリーに含まれるクロムという栄養素は、脂肪の燃焼を助ける効果があると言われています。また、ビタミンB2も豊富で、脂肪の代謝を高めてくれて、たんぱく質をエネルギーに変えるように促してくれるのです。食物繊維、カリウムも豊富で、ダイエット中に限らず積極的に摂りたい野菜です。炭水化物近年、手軽に食べる食事なども増え、炭水化物量が特に増えてきている傾向があります。例えば、ピザやパスタは、野菜やシーフードなども添えられていますが、ほとんどが炭水化物です。バランスは良いとは言えない食事です。おかずにご飯という食事内容でも、炭水化物の摂取量は多くて1日250gですので、茶碗2杯弱。芋類の野菜などにも炭水化物は含まれているので、炭水化物の摂取量も見つめ直してみましょう。しかし人間のエネルギー源となる栄養素ではあるので、食べ過ぎないように意識して、なるべくおかずで栄養を摂取するように心がけてみましょう。白米よりも栄養価の高い玄米などもおすすめですよ。サラダよりも品数を意識!外食や自炊で、サラダがあれば安心していないですか?サラダにももちろん栄養はありますし、先に食べることで、その後の血糖値の上昇を抑えたり、満腹感を感じやすくさせてくれます。しかし栄養素のことを考えると、野菜を使ったお浸しや海藻を使ったおかず、煮物などの品数の多い食事内容の方がおすすめです。サラダなどの生野菜は、体も冷えやすいので気をつけましょう。具の多い汁物も摂るようにするとバランスがさらに良くなります。普段の飲み物も重要糖分に注意!普段食事を気をつけていても、飲み物で糖質を多く摂ってしまっていると、せっかくバランスの良い食事をしていたり、運動をしている場合ももったいないです。飲み物にも気を使うとさらに良いでしょう。100%のジュースなどは、ビタミンなどの栄養素も含まれていますが、加糖タイプが多いそうです。完全ストレートタイプのジュースがおすすめです。また、甘いカフェオレや紅茶など、コンビニにもたくさん取り揃えられていますが、ハイカロリーで糖分も多く含まれている物が多いため、やはり日常的に飲んでいれば脂肪になってしまいます。砂糖を加えないで飲んだりして工夫しましょう。おすすめの飲み物炭酸水は、炭酸の効果で空腹を緩和させてくれますのでおすすめです。また、コーヒーに含まれるカフェインは脂肪を分解する効果があります。ブラックコーヒーで、ホットにして体内が冷えないように飲むのがおすすめです。飲む場合1日3杯ほどにしておきましょう。バランス良い食事で痩せやすい体づくりせっかく運動しているのに、食事制限しているのに痩せない!という方もいらっしゃるでしょう。バランスを見直して、しっかり栄養を摂取することを心がけてみませんか?体内から、痩せる準備をしていきましょう。
2018年04月03日こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。教育相談では、多くのママから“しつけ”に関するご相談を受けます。厚生労働省における平成16年度全国家庭児童調査でも、小学校低学年以下の子育てにおける不安や悩みの中で、「しつけに関すること」が最も多くあげられています。このように、私の臨床心理士としての経験だけでなく、研究結果からも多くの方がしつけに悩んでいることがわかります。そこで今回は、“しつけが自分の手に負えない”と感じた時の対処法について考えていきます。●しつけに悩むのは普通のこと先ほどご紹介したように、しつけに悩むママはとても多いです。一見するとしつけに関する悩みがなさそうなママも、「うまくいかないな…」「どうしたらいいんだろう」と感じているケースもあります。ですから、“しつけが自分の手に負えない”と感じた時には、『しつけに悩むのは自分だけでなく、一般的なことだ』と考えてみましょう。真面目なママほど、「自分はダメな母親だ」「自分の育て方が悪いから」とすべてを自分のせいにして、落ち込んでしまいがちです。でも、よくよく考えてみると、これだけ多くのママが悩んでいるわけですから、子どもをしつけるのは思った以上に難しいということ です。ですから、“自分のせい”だと必要以上に落ち込む必要はありません。●しつけに完璧を求めすぎない“しつけが自分の手に負えない”と感じているママの中には“完璧を求める傾向 ”が強いことがあります。たとえば、9割できていても残りの1割ができていないと、“まったくできていない”ととらえ、不安や怒りを感じていることもあります。河野(2011)によると、このような完璧主義は、育児不安を抱えるママの特徴の1つともされています。もちろん完璧を目指すことはすばらしいのですが…、ママが100%満足のいくしつけをすることは神業に近いほど難しいと私は思います。ですから、“完全主義”の傾向が強いママは、全てを完璧にやろうとせず”これだけは守ってほしい”という優先順位を立てましょう 。また、完全主義なママほど、ハードな目標を立ててしまいがちです。これだと、お子さんもだんだん苦しくなってしまいます。心理学的にいうと、“少しがんばったらできた”くらいの目標がよいとされています。ですから、周りの基準に合わせた目標よりも、お子さんの発達に合わせた目標を意識していきましょう。●しつけに悩んだら相談する限界まで誰にも言わず、深刻な状況になってようやく明るみになるといったケースは少なくありません。深刻になればなるほど解決が難しくなってしまいます。ですから、しつけが自分の手に負えないと感じた時には、自分だけで抱えこまずに信頼できる誰かに相談しましょう。三菱UFJリサーチ&コンサルティング(2014)によると、子育てについての相談相手(母親)としては『配偶者・パートナー(74.1%)』『自分の母(70.5%)』『保育士や幼稚園の先生(31.3%)』が上位にあがっています。また、近年の特徴として、家族以外の近所で子育てについて相談できる相手が減っていることが指摘されています。さらにこの調査では、”地域における子どもを通じた付き合いと子育ての楽しさ”の関連についても検討されています。それによると、地域の中で『子どもを通して関わっている人はいない』と回答した人は『子どもを預けられる人がいる』や『子育ての悩みを相談できる人がいる』と回答した人にくらべて、子育てを楽しい(「いつも楽しい」+「楽しいと感じる時の方が多い」)と回答する割合が低い傾向にあることを報告しています。こうしたデータをふまえると、家族以外にも地域の中に子どもを通じた関わり合いをもつ ことの大切さがわかります。私自身の経験からも、地域の中に子どもを通じた関わりを持つことの大切さを痛感します。実は、わが家は長男が1歳の頃、関東から東海へ引っ越しました。引っ越し前は子どもを通じて仲良くさせていただいていた方がいたのですが、引っ越し後には知り合いがまったくおらず孤独な育児を経験しました。また、欧米に比べてわが国での利用は極端に少ないのですが、家族や知人に相談しても気分がはれない時には、専門家に相談してみるのも1つです。たとえば、私が専門にする認知行動療法では、カウンセラーの経験だけでなく科学的に裏打ちされたデータやプログラムをもとにクライエントをサポートしていきます。ご相談に来られた多くのママから「早く相談すればよかった」といった声をいただきますので、日本も欧米のようにもっと気軽にサポートが受けられる環境を整えていく必要があると感じています。----------いかがでしたか?今回は、“しつけが自分の手に負えない”と感じた時の対処法について考えてみました。皆さんの子育ての参考になったら嬉しいです!ライター:今井千鶴子参考文献河野順子(2011)母親が抱える育児不安に関する要因:子どもの育てにくさ、母親の認知様式、父親の育児参加をめぐって東海学園大学研究紀要人文科学研究編 16, 55-64.参考リンク厚生労働省平成16年度全国家庭児童調査三菱UFJリサーチ&コンサルティング(2014) 子育て支援策等に関する調査2014
2017年10月31日子どもと一緒に過ごしていると、“やってはいけないこと”を子どもにされて「こら!」と怒りたくなる場面にたくさん遭遇します。「しつけっていつから始めたらいいの?」「しつけは必要?」「どうしたら上手にしつけられるのだろう」といった子育て中の“しつけの悩み”はだれもが一度は抱えるものです。今回は、そんな“しつけ”に悩んだときに知っているとホッとできるポイントをまとめてご紹介します。「しつけ」と「怒る」はイコールではない…そもそも、しつけとは“仕付け”と書き「(「躾」とも書く)礼儀作法を身につけさせること。また、身についた礼儀作法。」(広辞苑第五版より)という意味をもつ言葉です。他にも「作りつけること」「縫い目を正しく整えるために仮にざっと縫いつけておくこと」などの意味ももっています。身が美しいという漢字から想像されるように、“キレイな所作を身につけさせる”こともしつけのひとつです。また、社会のなかで生きていくために必要なマナーや模範的な行動なども教えていくことも“しつけ”に含まれます。しつけは「いけないことをしたから怒る」のではなく、「正しいことを身につけさせる」ことだということを、まずは頭に入れておくようにしましょう。いつからしつけをスタートさせる?しつけの本来の意味を考えると0歳から始まっていると定義することもでき、また、厳密に「何歳から始めましょう」というものではありません。ただ、ひとつの目安としてのしつけのスタート時期としては、2歳を過ぎた頃からとされています。これは、しつけが「礼儀作法を身につけさせる」意味をもつことが関係しています。2歳頃には、それまでなんでも周りの大人にやってもらっていたことを「自分でやる!」と自己主張をはじめる子どもが多いようです。自我が芽生えはじめたこの頃に、正しいやり方やマナーを教えながら“自分でできるようになる=身につけさせる”のがしつけの本来の目的ではないでしょうか。そのための準備段階として、0歳のうちから周りの大人、特にもっとも身近な存在であるママやパパや見本となる姿を見せておくこともポイントとなります。また、赤ちゃんの頃に築いた信頼関係がその後のしつけや教育に影響します。それが、「しつけは0歳から始まっている」と言われることにつながっていくのです。現実的には、1歳を過ぎた頃から、交通ルールを守ることや人に危害を加えないなどの、自分や他人の身を守ることは教えていくのがいいでしょう。あくまで、叱る・怒るのではなく、“身につけられるように教えていく”姿勢で取り組めるように気をつけてみてください。しつけの上手なママ・パパになるしつけを上手に進めていきたいと思ったときに、「どう叱ればいいのか」という注意することに目が向けられがちですが、しつけは「ほめる」ことも大切です。しつけを進めるに当たって、できるだけ心がけておきたいポイントをまとめてみました。■ほめ方「◯◯ちゃん/くん、すごいね」「えらいね」と抽象的にほめるのではなく、「お着替えができたね」「上手にスプーンで食べられたね」とできたことを具体的に伝えるようにしましょう。できるだけほめる回数を多くしたほうが、しつけはスムーズに進みます。子どもの行動を見守ってあげるようにして、「できた!」という気持ちを尊重してあげられるような声掛けがおすすめです。なんでもかんでも「すごいね」「えらいね」「さすがだね」と言うのではなく、「◯◯ができた」「●●ができるようになったね」と行動を言葉にして表してあげるだけでも子どもは「ママ(パパ)は見てくれている」と安心することができます。しつけの中で“ほめる”目的は、子どもの自尊心を伸ばしてあげることにあります。「自分はできる」という気持ちを育てられるような言葉を選ぶようにしていきましょう。■叱り方まず叱るときには、端的に「何がいけないことなのか」を伝えるようにします。言葉を理解できるようになってきている年齢であれば、「なぜいけないのか」も一緒に伝えられるといいでしょう。このときに注意したいのが、“叱るのに長い時間をかけない”ことです。大人でもクドクドと何時間も叱られるのは嫌なものですが、子どもも同じで、時間が経てば経つほど「何を叱られているのか」わからなくなってしまいます。たとえば、食べ物を下にわざと落としたことを叱りたいのであれば「食べ物をわざと落とすのはいけない」ことと「下に落としたらもう食べられなくなる」「食事を作ってくれた人に失礼な行為である」など、やってはいけない理由を伝えたら、叱るのはそこで終了です。決して、「毎日毎日同じことで…」「何度言えばわかるの」「昨日もやった、あのときもやった」と過去を蒸し返して怒るようなことはせず、その場だけで終わらせるようにしましょう。年齢によってしつけの仕方は変える? 基本的なしつけのほめ方・叱り方のコツは、どの年齢でも同じですが、しつけの仕方やポイントはそのときどきによって変わります。ここでは、0歳児・1歳児・2歳児・3〜5歳児に分けてしつけの仕方のポイントをチェックしておきましょう。■0歳児0歳児の頃は、コミュニケーションのベースとなる“安心感”や“信頼感”が身につけられるようにすることが大切です。これらは、しつけの第一歩となる感情で、ママやパパなど身の回りの大人に安心感を抱き、信頼しているからこそ、言われたことを素直に聞けるようになっていきます。また、どんなに身につけさせたいと思っていても、ママやパパができていないことは子どもにも身につけさせることはできません。身につけてほしい礼儀作法は0歳児のうちからママやパパが気をつけて、見本となる姿を見せてあげるようにしましょう。■1歳児1歳児になると、危険なことや他人との関わりのなかで身につけておいてほしいことを教え始める時期になります。ただし、1歳半頃までは言葉をまだ理解しきれないため、怖い顔で叱られても、内容ではなくママやパパの怖い顔しか記憶に残らなくなってしまいます。いけないことを「いけない」と言葉で伝え始める時期ではありますが、「いけない」という言葉を理解する時期だとママやパパが認識しておくことが大切です。何度も同じ行動をとっても根気強く「ダメ」「いけない」と淡々と伝えるようにしていきましょう。■2歳児2歳になる頃には、言葉も理解できるようになり自我も芽生えはじめるため「自分でやりたい」と主張するようになり、しつけにとって絶好のタイミングが訪れます。身につけてほしいことを、どうやったら子どもが自然と自分からやってくれるようになるかを考えて、準備しておくと、ママやパパもイライラせずに対応ができるようになります。この頃にはどうサポートしたらいいかを考えるようにしましょう。また、叱ったり注意をしたりしても、自己主張が通らないことで駄々をこねるようになるのもこの時期の特徴です。常に一貫した対応で、「ダメなものはダメ」としながらも、“気持ちが落ち着くまで待ってあげる”“自分から気持ちを切り替えられるのを見守る”ように、できれば時間や気持ちの余裕をもって接してあげられるようにしていくのがおすすめです。■3〜5歳児言葉も理解でき、ある程度“いいこと・悪いこと”や“礼儀作法”が身についてきているはずの年齢でも、やはり“いけないこと”をすることはあります。「わかっているでしょ!」と怒鳴ったり、しつけと称して体罰を加えたりしてしまいそうになるのもこの時期が多いようです。怒鳴り声や体罰といえる行動は、子どもの心を傷つけてしまうだけでしつけにはなりません。危険な行為に対して、とっさに大きな声を出して注意を引きつけることで止めることが必要なケースもありますが、基本的には叱るときには淡々と何がいけなかったのかを端的に伝えるようにして感情的にならないようにすることが大切です。また、「もう大きいからできて当然」ではなく、ときどきほめてあげることも忘れないようにしましょう。3〜5歳児でも新しいことをどんどん吸収しています。新たにできるようになったことがあれば、しっかりほめてあげることは続けていくのがしつけのポイントです。しつけに悩んだときに知っておきたい5つのポイントしつけの上手な進め方や年齢ごとのポイントを押さえていても、しつけをするママやパパの悩みはつきないものです。しつけに悩んだときには、これからご紹介する5つのポイントを思い出して、原点に戻ってママやパパも気持ちをリセットしながら一歩ずつ進めていきましょう。■イライラしたときにはしつけは長い時間かけて進めていくものですが、0〜5歳頃はしつけなければならないことも多く、何度も同じことを繰り返される日々にイライラしがちです。ママやパパも人間なので、イライラはするものです。できればイライラしないように対策を講じておくことも大切ですが、イライラしているなと感じたときには、まず深呼吸をするようにしましょう。「あ〜もうっ!」とイライラしたときに、鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐き出す深呼吸法を取り入れてみましょう。深呼吸をすることで、大きな声で怒鳴りそうになっていた気持ちにストップがかかり、冷静に子どもが何をしようとしているのかが見えてくることがあります。「いけないことをしている」と思っていた姿が、実はお手伝いしようとしていて失敗しているだけだったかもしれません。また、1回の深呼吸だけではどうにもならないくらいイライラしていて、手をあげてしまいそうだと感じたときには、別室やトイレなど少し1人になれる場所に移動してゆっくり呼吸を繰り返し、気持ちが落ち着くのを待つのもひとつの手です。イライラをそのまま子どもにぶつけてしまうと、しばらくしてから後悔することも多く、嫌な気持ちになってしまいます。人間なのでイライラすること自体を止めるのは難しいですが、イライラしたときの対処法を心がけておくだけでも、後悔する機会はたいぶ減るはずです。■家の方針を固めておくしつけは、各家庭の方針によって内容が異なるものです。「よそはよそ、うちはうち」で問題ないですが、家庭のなかで方針がバラバラだと子どもも混乱してしまいます。まずは、ママとパパの間で家の方針としてルールや“やってはいけないライン”を決めて、どちらが対応しても同じになるようにしておきましょう。二世帯住宅などでおじいちゃんおばあちゃんが一緒に住んでいるときにも、できるだけ同じ方針でしつけられるようにするのがベストですが、なかなかうまくいかないときもあるかもしれません。そんなときには、ママとパパの見解は一致させておき、同じ家に住んでいても、おじいちゃんおばあちゃんとママ・パパの考えや価値観は違うことを伝えていきましょう。子ども心に時間をかけてその違いを理解するようになっていきますが、ママとパパの意見が違うと混乱し続けてしまうため、その点はしっかり一致させておくことが大切です。■「しつけ」は「怒る」ことではないしつけを怒ることと考えている方も多いですが、しつけは怒ることではありません。怒るというのは人のもつ感情のひとつです。しつけのうえでは怒るのではなく、何がいけなかったのかを理解させるることが大切です。それを理解させる上で、叱るという選択をする場合もあるかと思います。叱って伝えるためには家庭の方針を固めておいたり、どうしていけないのかを端的に伝えるために「なぜいけないのだろう」と考えていたりするなど事前の準備が重要です。ママやパパ自身がさまざまなマナーや行動をどう捉えていて、どうしていくのがいいと考えているのかを改めて振り返って考え、ひとつの方針を決めていく必要があります。自分自身やこれまで当たり前だと思ってやってきたことを今一度見つめ直すチャンスでもあるのです。自信をもってしつけをしていくポイントは、ここでどれだけ深く考え直すことができていたかにかかっています。その都度、迷ったときや悩んだときにママとパパとで話し合いながら進めていくようにしましょう。■ママやパパが素直になることも大切しつけをしている真っ最中には、ついつい叱り過ぎてしまったり、感情的に怒ってしまったりと、「失敗したな」とママやパパが感じることもたくさん起こります。そんなときには、素直に子どもに謝ることも大切です。ママやパパが素直に謝ったり、話し合いをしたりしている様子を見て子どもは成長していいます。「子どもに素直になってほしい」と思ったらまずは自分たちが素直になれているかを考えてみるようにしましょう。■つらくなったら写真を見返そう子どものしつけに悩んでいるときには、「どうしてこうなってしまったのだろう」「なんでわかってくれないのだろう」とその瞬間だけを切り取って思い詰めてしまいがちです。でも、少しずつでも確実に子どもは成長しているはずです。つらいなと感じたら、子どもの写真を見返してみましょう。おっぱいやミルクを飲んで寝ているか泣いているだけだった赤ちゃんが、歩くようになって、言葉を話すようになって、意思疎通ができるようになってきて…、とその成長ぶりが写真から見えてくるはずです。ちょっとやさしい気持ちになれたら、また明日から頑張る気力が湧いてくるようになりますよ。子どものしつけについては、先輩ママ・パパも、周りで同じように子育てをしているママ・パパたちも悩んできていることです。しつけに悩むということは、それだけ子どものことを真剣に考えてあげられている証拠でもあります。迷ったときには、家庭の方針を都度話し合いながら、自分たちなりの“しつけ”を固めて、一貫した対応を心がけることで、いつかフッと楽になれる時はきます。ポイントを押さえて、前向きに取り組んでいきましょう!
2017年03月01日次男も1歳半を過ぎ、食事など自分1人でしたがることが増えてきました。これからおおよそ3歳までに食事、トイレ、着替え、靴を履くなど一通り自分でできるようになります。同時並行で、イヤイヤ期も到来しますよね。この頃、子どもへのイライラが増えるママも多いのでは?1人でやらせると時間がかかるし、やり直しが必要だし、汚すし、できたと思ったらまたできなくて後戻り…など、かなり根気のいるもの。どうしてもイライラしてしまいがちですが、対処法はないか探してみました。親は「楽しみに待つ」しかない児童精神科医である佐々木正美先生著書の『子どもへのまなざし』(福音館書店)に、その答えがありました。佐々木先生はしつけをする上で大切なことを、「くり返しそのこと(しつけの内容)を伝えながら、本当にあなたがここで上手にできるようになるのはいつか、楽しみに待っていてあげるからという気持ちですね。そしてその時期は自分で決めなさい、自分で決めればいいのですよといってあげることです」と伝えています。とは言っても「早くできるようになってもらわないと困る」というのも親の本音。もちろん佐々木先生も親側の意見を承知の上で書いていますし、私自身「楽しみに待つなんて正直ムリ…」と思いました。でも親が子どものしつけにイライラするのは、「何十回言っても理解しない子どものせい」ではなく、「子育て環境にも問題がある」と気付いたのです。親が1人きりで忙しいからイライラするたとえば、子どもが食事中に味噌汁をこぼしたとします。ママが1人の場合、「も〜味噌汁は片付けるのが大変なのに…早くタオルを持ってきて、机を拭いて、タオルを洗って、着替えもさせなきゃ。代わりの味噌汁も持ってきて、今度はこぼさないように私が食べさせないと。寝かせる時間がまた遅くなる…」など考えるでしょう。これが夫や祖父母がいる場合、「タオルを持ってきて」「代わりの味噌汁を温め直すから、着替えさせて」「タオルを洗うから食べさせてあげて」と頼めます。ママがイラっとしても、「ありゃーまたやっちゃたね〜(笑)」という場の空気を和ませる笑いや、「でも今日は昨日よりも沢山食べてからこぼしたね」と成長に目を向けるフォローがすぐさます。イライラしたことさえ忘れ去ることができるでしょう。1人で全てをやろうとするのではなく、積極的に夫や祖父母など、身近な人に助けを求めていくのがおすすめです。親として覚悟を決めてしつけようどんなにイライラしたとしても、結局しつけを完了するためには、親は何百回と言って聞かせ、その子ができるようになるまで待つしかありません。それなら同じ時間を過ごすのに一日中イライラして子どもに怒り、子どもが萎縮したり泣いてしまう状況も、楽しみに待つ選択をとりませんか?それには「親としての覚悟」が必要。親が覚悟をきっちり決めないと、またイライラの毎日に逆戻りです。佐々木先生が言うように、「楽しみに待ってあげる」という目線や、「できる時期は自分で決めればいいよ」という心でいられているか。常に自分に問い直したいものです。そのためにあらかじめイライラしない環境作りをしたり、家事負担を減らして親側の心の余裕を保ったり、時には実母やママ友などに愚痴を言ったり、できるようになったことを紙に貼って楽しみにするなどの「環境作り」も大切。しつけが終わってしまえば、逆にしつけ中を懐かしく思うものです。二度と戻らない時間だからこそ、楽しみに待つ視点を持てるよう見直してみてください。ライター:宮野 茉莉子
2016年11月28日しつけの中でも食事中のマナーは厳しくしているという人が多数いました。その理由は、自分が大人になってから困った経験があったり、もしくは周りの大人で食べ方が気になる人を見たことがあるから。最近のパパやママが、どれくらい子ども食事のしつけについて厳しくしているかをみてみましょう。Q.お子さまの食事のしつけ、どうしてる?1.箸づかい 22.5%2.姿勢やひじをつかせない 57.0%3.口の中にものを入れながら話さない 9.2%4.嫌いなものを残さない 7.1%5.その他・特にない 4.2%食事のマナーで一番意識してしつけをしたことの1位は「姿勢やひじをつかせない」に。毎日のことなので小さいうちから習慣づけたいと、ママたちの熱い声が集まりました。■食事のマナーがよくない大人になってほしくない厳しくしつけていると答えた人は、身近な人や今まで出会った人の中に、食事のマナーが良くなかった人がいるようです。あの人のようにはなってほしくない…という思いが、子どものしつけにつながっているようです。「会社の食堂で男性上司と一緒になるとき、マナーが良くない食べ方をみると本当にガッカリします。そういったマナーを周りの人たちはとても見ています。しつけは大切だと思います」(福島県 40代女性)「姿勢は一番に注意しますね。他には、手を添える、音を立てない、立ち上がらない。基本かと思います」(茨城県 40代女性)「小さい頃からしつけないと大人になってから子どもが恥ずかしい思いをすると思います」(静岡県 40代女性) ■日本人ならお箸をきれいに使える人に箸を使うということに日本人らしさや、日本の文化を重ね合わせているようです。大きくなってから直すのはなかなか難しいので、最初に覚えるときがカギになりそうです。「どれも大切ですが、日本人ですからまずは箸をきれいに持つことです。箸がきれいに使えれば、ひじをつくこともありません。高校生になりましたが、クラスの友だちで箸をきれいに使える人が少ないといいます。『フォークやスプーンじゃないんだよ。カッコ悪いよな〜』とつぶやいています。」(神奈川県 50代女性)「日本人ですから、まずは、お箸を正しく持ち、使えるようにさせました」(神奈川県 40代女性)■親の姿を見て自然に身につくもの注意することも必要ですが、親の姿を見て子どもは育つもの。まずは、正しいマナーで親が食事をすることが大切。もう一度、自分自身の食事のマナーについて見直してみましょう。「我が家は特に厳しくしつけることはありませんでした。親を見てなのか、箸の持ち方や食べ方が自然と上手に食べるようになりました。主人も私も好き嫌いなくおいしく食べているので、ほとんどないです」(茨城県 40代女性)Q.お子さまの食事のしつけ、どうしてる?集計期間:2016.05.06〜2016.05.20アンケート回答数:9274件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月28日長男5歳。小学校入学も控え、いよいよ本格的に「しつけ」を考える年齢になってきました。以前より口うるさく言う機会が増えてきたのですが、正直、心の中はモヤモヤでいっぱいです。子どもが言うことを聞いても嫌なムードが残り、何だかスッキリしない…。そもそも「しつけ」って、何だろう?子どもに偉そうに指示を下し、「あなたのためよ」とお決まりのセリフで押し付けるのが、本当のしつけなんだろうか?そもそも私って、子どもをしつけられるほど立派な人間だったっけ…そう、悩み始めたのです。 ほんとうに「子どものため」?悩みながら気付いたのが、まず自分が「しつけ」という言葉をうまく飲み込めていないということ。それは、子ども時代の記憶があるから。子どもの頃は、「しつけと称して偉そうにしたり、怒る大人」に嫌悪感を感じていたのです。同時に思い出されるのが、「あなたのため」と口うるさく言われた記憶。たしかに親になってみれば子どものためを思って言うのですが、子どもの頃を思い出すと、親の言う「あなたのため」が時々「押し付け」に感じるときもありました。そういうときに限って、よく考えると「親のため」も絡んでいるのです。たとえば「親の体裁のために勉強してほしい」というように。では、本来のしつけって何でしょうか?それは「子どもが自分で自分の身を守り、また他人と社会でうまくやっていくための習慣作りの基盤」となるものです。たとえば、子どもが健康で、安全に生きていくために。友達と遊んだり、ケンカをしても仲直りして、信頼関係を築いていくために。社会に出て周囲と協力して夢を叶え、恋人や家庭を作り、やがて我が子を育てていくために。そうやって子どもが自分らしい人生を歩める基盤を、いま形作ることがしつけなのです。子どもにどう育ってほしいのかじっくり考え、しつけの定義をしっかり定めておくと、「しつけと称して偉そうになる」ことは防げると気付きました。本来の自分とのギャップもう一つ引っかかるのが、「自分は子どもをしつけられるほど、きちんとしていたかな?」ということ。そこまでひどい人間だとも思いませんが、独身時代は夜更かしが好きでしたし、休日はパジャマのままダラダラ、テレビだって付けっぱなしでした。「本来の自分」だって、子どもに威張れるほど立派な人間ではないのです。だからさも偉そうに口うるさく言う「ママとしての自分」とのギャップを、気持ち悪く感じていたのでしょう。そして子どもはその違和感にも、必ず気付くものです。そのギャップをなくすためには、まず本来の自分がしっかり生活することです。早く寝てもらいたいなら、自分が早く寝る。勉強して欲しいなら、自分が勉強する、という風に。子どもは親の真似が大好きですし、親の背中を見て育ちますから、効果はあるでしょう。基本は自分がしっかり生活をし、子どもに声をかけるときはしつけの定義を思い出すこと。そうすることで「偉そうに」「口うるさく」「押し付けるように」ならず、自然としつけることができると思うのです。ライター:宮野 茉莉子
2016年06月17日「自分のしつけの方法はこれで合っているのか?」「こんなに頑張っているのに成果が表れないのはどうしてなのか?」など、子どものしつけに悩んでいるお母さんは多いはず。そこで今回はしつけに悩んでいたときに心をフッと軽くしてくれた何気ない一言をご紹介します。繰り返し注意しすぎて疲れたときに効く一言子どもを注意していると、「あれだけ言ったのにどうして…」「何回言ったらわかるの!」という気持ちになることがよくあります。そんな時に思い出すのが、水族館でイルカショーを見ていた時に後ろの席の女性が言った一言。「あんなに賢いイルカだって何ヵ月も練習しないと芸を覚えないんだから、子どもが1回や2回言ったくらいでできるようにならないのは当たり前よね」大人の社会で生きていると「1回注意したんだから、次からできるようになるはず」という考えに陥りがちですが、たしかに子どもの理解力を考えると、イルカのように毎日根気よく教えないとできるようにならないはず。これを聞いてから、前よりも少し長い目で見られるようになりました。しつけに自信を無くしたときに効く一言ある日、美容師さんがこんな話をしてくれました。「うちの子は、上は親のいうことを全然聞かないやんちゃ坊主だけど、下は親が間違ったことをすると注意してくるくらい真面目な子で…。同じように育ててるのに面白いよね。小さいうちって、育て方よりもその子のもともとの性格によるところがすごく大きいんだなって思う」この話を聞くまで、自分の子どもがいたずらばかりするのは、自分の育て方に問題があるんじゃないかと思っていましたが、「その子のもともとの性格によるところも大きい」と言われて、気持ちが楽になりました。子どもの行動が理解できないときに効く一言実家に帰った際、子どもが何度言っても服のひもをしゃぶるので注意していたら、母親から「あなたも子どもの頃、よくやってたわよ」と言われ、ハッとしました。子どもの頃、自分もやっていたと思うと、「なんでそんなことするの!」という気持ちが薄れ、なぜそんな行動を取るのか、どうしたらやめる気になるのかを冷静に考えられるようになるので、子どもがやってはいけないことをしていたら、自分も昔やっていなかったか一度考えてみるのもいいかもしれません。毎日大変な子どものしつけ。できるだけストレスをためないように上手に乗り切っていきましょう。(岡本まめ)
2016年01月23日知らず知らずのうちに行っている子どもへの「しつけ」によって、子どもの能力に大きな差が出てしまうことがわかりました。発達心理学が専門の内田伸子先生に、詳しく説明していただきました。しつけスタイルは大きく2種類●共有型しつけ子どもの気持ちを中心に考え、子どもとのふれあいや会話を大切にし、楽しい経験を子どもと共有しようとする、しつけスタイル。●強制型しつけ大人中心で、言いつけ通りに子どもを従わせようとする、しつけスタイル。罰を与えたり、力によるしつけを行ったりすることもある。似たような家庭環境で、しつけスタイルだけが違うとどうなるのか「年収900万円以上の高所得層で、母親が四年制大学あるいは大学院を卒業し、現在は専業主婦をしている家庭の中から、共有型しつけと強制型しつけの極端な例を30組ずつ計60世帯選び、親子のやりとりを観察しました。すると、図形を組み合わせるブロックパズル課題で、こんな場面が見られました。共有型しつけを行っているお母さんは、お子さんをじっと見守っています。一方、強制型しつけを行っているお母さんは、何かと口を出し、指図します。子どもがパズルをやろうとすると、『そっちは難しいわよ。こっちからにしなさい』『左右の色を同じにしたらキレイでしょう』などと言うのです。また『きつねのおきゃくさま』という絵本の読み聞かせにおいても、違いが見られました。『きつねのおきゃくさま』は、優しいきつねがほかの動物たちを守るために死んでしまうお話です。共有型しつけを行っているお母さん方は、子どもがどんな反応をするかと子どもの顔を心配そうに見ています。子どもは『きつねさん、どうして死んじゃったの? あんなに親切なのにかわいそう』などと言います。それを受けてお母さんは『そうね、かわいそうね』と共感的なサポートをします。一方、強制型しつけを行っている母親は『はい。今のお話はどういうお話だった? 言ってごらん』、子どもが答えると『違うでしょ。お話の記憶、テストに出るわよ』などと勝ち負けの言葉を投げ付けます」強制型しつけのもとでは、高所得層であっても語彙得点・リテラシーともに低い「この子どもたちの学力を調査したところ、共有型しつけを受けている子どもは語彙得点、リテラシー(読み書き能力)ともに高く、強制型しつけを受けている子どもは語彙得点もリテラシーも低かったのです」しつけスタイルと語彙力は関連する(内田・浜野,2012より)なぜ、しつけスタイルが学力に影響するのでしょうか。「子どもの学力を高めるためには、お父さんやお母さん、保育者たちが、子どもの主体性を大事にするかかわり方をすることが重要です。共有型しつけをしている親は、こどもに考える余地を与える援助的なサポートが多く、子どもをよく褒め、子どもに合わせて柔軟な対応をしていました。そうした親のもとで、子どもは伸び伸びと活動していました」 叱られながらやる勉強はなぜ身に付かないのか ~「幸せ力」の育て方vol.6~ でご紹介したように、自分から興味を持ち、楽しいと感じているときは脳の働きが活発になります。「強制型しつけは逆に、子どもに考える余地を与えない、指示的・独断的な介入が多い、しかも過度に介入する、情緒的なサポートが少ない、褒め言葉が少ないという特徴がありました。こうした親のもとでは、子どもは主体的に行動することができず、親の顔色を見ながらおどおどと行動していました」これでは脳の働きが低下するうえ、言われたことしかできない「指示待ち族」になる危険性があります。しつけスタイルは母親の思いひとつで変えることができます。子どもが伸びる共有型しつけを心がけていきたいですね。(佐々木月子)今回取材に協力してくださったのは内田 伸子先生十文字学園女子大学特任教授・お茶の水女子大学名誉教授・学術博士。専門は発達心理学、認知心理学、保育学。国立教育政策研究所「幼児の論理的思考の発達調査プロジェクト会議」(主査)、最高裁「裁判員制度の有識者会議」(委員)、文化庁国語審議会委員なども務めるほか、NHK Eテレの「おかあさんといっしょ」の番組開発やコメンテーター、ベネッセの子どもチャレンジの監修、しまじろうパペットの開発、創造力知育玩具「エポンテ」(シャチハタ)の開発なども担当。著書は、『発達心理学―ことばの獲得と教育』(岩波書店)、『よくわかる乳幼児心理学』(ミネルヴァ書房)、『 子育てに「もう遅い」はありません 』(冨山房インターナショナル)など多数。
2015年12月31日毎回驚きのテクニックで猫の問題行動を解決する"キャットダディ"こと、猫ヘルパーのジャクソン・ギャラクシーのシリーズ第6弾『猫ヘルパー S6~猫のしつけ教えます~』(毎週月曜22:00~)が、今月13日から動物・自然専門チャンネル「アニマルプラネット」で放送開始した。スキンヘッドにピアス、全身タトゥーに覆われた巨体。外見の印象とは異なり、ジャクソンは"猫の行動専門家"として、飼い主から寄せられるさまざまな猫のトラブルを愛情あふれるしつけで解決。今回のシリーズは、かつてないほど凶暴な猫たちが登場する。13日の第1話は、モデルのエイドリアン・カリーからの相談だった。現在、恋人のトッドと同棲中。凶暴なシャム猫、ビリー・シアーズを飼っているが、糞で遊んだり夜中に鳴き続けたり内装に爪を立てたり。その悪事をエイドリアンがSNSで毎回報告していたところ、すっかり有名な猫になってしまった。こんな悩みにジャクソンは「僕が助けましょう」。トッドに「ビリーと遊ぶところを見せてくれ」と頼むと、"高い高い"や強制的なダンス、放り投げるなどの手荒な扱いが発覚。「その遊び方は間違い」と指摘し、「犬と違って猫は荒っぽい扱いを嫌います。激しく遊ぶだけでは猫は破壊的になる」と優しく語る。さらに、猫の習性を利用することが重要であると強調し、「猫は動く物を追う。この子もゴールが欲しいのさ。君の遊びにはそれがない。追って捕まえる。それがゴールだ」と具体的なアドバイスをする。20日に放送された第2話は、交際7年目のカップルの悩み。スティーブの愛猫・ダークネスは数年前から恋人のローラを襲うようになり、夜中に暴れられて睡眠不足に。ジャクソンは「ダークネスという名前からして不吉です」とツッコミを入れつつつも、ここでも「接し方を誤るとこうなる。恐る恐る近づけば、猫はそれに反応して攻撃する」と説明。2人は犬のラスカルも飼っていて、吠えるたびにダークネスが反応していたため、まずはラスカルのストレスを発散させるために犬の散歩を進める。さらに「ダークネスという名前は印象が悪い」と改名を要求。当初は難色を示していた2人だったが、後に「ジェダイ」に変えることを決断した。ジャクソンの狙いは「"猫を見る目"を変えさせること」が狙いだった。このようにジャクソンはさまざまな角度から解決方法を探っていく。しかし、そんな彼でも「前代未聞のケース」と驚いたのが今晩27日放送の第3回。同棲間近のクリスティーンとサンディープはマンチカンのアルバートを購入したものの、そのことが災いに。2人を破局寸前まで追い込んだのは"舐め癖"で、いつでもどこでも誰でも舐め回すため、サンディープは同居が嫌になったという。寝ている時も舐められるため、2~3時間ごとに起きてしまう。しかも、クリスティーンは2016年のオリンピック出場を目指すバドミントン選手であるため、ジャクソンも「オリンピックが懸かったケースは初めて」とプレッシャーを感じながら対応する。クリスティーンはサンディープが引っ越してくることを考えていたため、物があまりない殺風景な部屋に。ジャクソンは「トイレのある部屋は猫にはとても重要」とした上で、「猫にとってはにおいは所有権を意味する」と説明し、"縄張り"となる場所を作るよう求めた。さらに、猫が嫌うシトラスの香りをつけた靴下と手袋で「やっていいことといけないこと」を教える。2人にはこれらを課題として取り組ませ、その後の経過でさらに手を施していく。この回では解決に至るまでの流れとは別に、ジャクソンがマンチカンに心を痛めるシーンも。「マンチカンの脚は突然変異によるもの。それに目を付けた人間が繁殖させました。自然をいじるから反動が起きるのです」と解説し、「走る姿が変わっている。獲物に近づいても前足で捕まえられない。短すぎるからだ。簡単なことがあの子にはできないのです。息は切れ、ジャンプもできません」と悲しげに語っていた。(C)2015 Discovery Communications, LLC
2015年07月27日最近、親が子どもに対して虐待をする痛ましい事件がニュースで取り上げられます。その一歩手前、すなわち子どもに体罰(暴力)を与えている疑いをもたれている家庭に然るべき機関の専門員が訪ねると、ご両親の多くは「しつけです!」と答える場合が多いそうです。しつけと体罰(暴力)の線引きは非常に曖昧な点が多いのも事実です。では、その違いについて考えてみましょう。■「しつけ」の目的とは?簡単に言うと、しつけとは、「集団社会のルールにあった行動ができるように、トレーニングすること、そのサポート」です。サポートの結果、子どもが自分で自分をコントロールすることができるようになったり、自分で考える力を育めたりするように、大人が導くことを目的とします。決して、子どもを抑制したり、威圧をしたりすることではありません。縫い物をする際の「しつけ糸」には、同じ「しつけ」という言葉が使われています。しつけ糸の役目は、本縫いの縫い目が曲がらないように、事前におおまかな形を定めておくことです。それと同じように、大人が子どもへおおまかなガイドをしてあげることによって、自分で自分を律することができるようになってきます。しつけにとって重要なのは、自律心を育てていくことです。怒鳴ったり、叩いたりすることは決して有効な方法ではなく、反対にしつけの目的を削ぐことに繋がってしまうのでNGです。■「体罰」の目的とは?体罰とは、恐怖や痛みで子どもの言動をコントロールして従わせることです。体罰の多くは、単なる大人の感情のはけ口となっている場合があります。大人の感情を“暴力”という形で爆発させながら、「この子のしつけのためだ!」と思い込む、それは大きな間違いなのです。子どもが体罰から学ぶことは、「腹が立ったら暴力をしてもいい」ということ、それだけです。反省や謝罪の思いよりも、恐怖や不安な感情のほうが大きくなってしまいます。体罰には即効性はありますが、恐怖で子どもの行動をコントロールしようとしているだけにほかなりません。子どもにとっては「なぜいけないのか?」を学ぶことができず、痛いからこの行為を止めるという意識になってしまいます。そして、大人のいない所で同じ行為を繰り返すことにもなるのです。体罰では、しつけの目的、すなわち自律心を養うことを果たせないのです。■怒鳴ったり、叩いたりしないしつけ方を子どもにとっても本来、安心を与えてくれるはずのパパやママが、怒鳴ったり、叩いたりして自分へ恐怖を与えることで、心に混乱が生じ、アタッチメント(愛着)の形成が阻害されてしまいます。怒鳴ったり、叩いたりする前にまず、お子さんがどんな大人に育って欲しいのかを、よく考えてみてください。人にやさしくできる人、親切で人の手助けができる人、思慮深くて礼儀正しい人、賢い意思決定ができる人、正直で信頼される人、暴力を振るわない人、愛情深い人… などなど、いろいろと思い浮かぶでしょう。そうすればおのずと、どういう声かけや注意の仕方をしたらいいのかが見えてくるはずです。子育ては即効性がある方法は少なく、少しずつ一歩一歩積み重ねて成長していくものがほとんどです。場合によっては、同じ言葉を何度も繰り返し伝えることも必要です。いまの子どもの姿だけを見て、その場の解決策を考えるのではなく、大人になった姿を見据えて、しつけをしていきたいものですね。
2014年08月16日(画像は、ニュースリリースより)インパクトのある名前で、思わず手に取ってしまう食事と一緒に飲むことで野菜の栄養価を補うジュースが発売される。その名も『食事と一緒に飲むサラダ』。「野菜一日これ一本」や「カゴメトマト100%」など、これまでにも、そのものを表し、わかりやすくインパクトのある名前を付けてきたカゴメ株式会社からの新商品だ。これまでにも、多くの野菜ジュースを販売しているカゴメ株式会社。その時に重点的に摂りたい野菜を選べたり、季節のフルーツの入った限定商品があったりと「野菜生活100」シリーズは人気だ。本当に身体に良い野菜ジュースは?今回の新商品は、『食事と一緒に』をキーワードにしている。甘みを抑え、わざわざジュースなのに繊維感を出し、サラダを食べたような口当たりを作っている。カロリーも45kcalと抑えられている為、食事にも響かない。野菜ジュースは、健康の為に飲もう、と思いながらも、飲みやすさなどの追及の為に糖分や塩分が多く、実は健康の為にならない商品もある。最近では、「砂糖・食塩無添加」などと言うような記載があるか、添加物として何が含まれているのか、等把握して摂取する必要がある。食事の邪魔をしない、食塩・砂糖・香料無添加の『野菜と一緒に飲むサラダ』は、2014年3月18日に発売される。健康の為に、食事に追加したいジュースだ。【参考リンク】▼カゴメ株式会社ニュースリリース
2014年01月30日独りで食事した方がマシ!?誰かといっしょに食事をしたとき、「もう、こんな人とはいっしょに食事したくない」と思った経験はありませんか?楽しいはずの食事が不快と苦痛になってしまい、食欲まで減退するのはイヤですよね。今回はいっしょに食事をしたくない人の特徴を、マイナビ会員の女性572名に教えていただきました。>>男性編も見るQ.いっしょに食事をしたくない人の特徴を教えてください(複数回答)1位音を立てて食べる60.3%2位店員に横柄49.5%3位マナーが悪い43.2%4位料理に対して文句を言う26.8%5位口の中をさわる25.9%■音を立てて食べる・「人柄が良くても、嫌悪感が生じてしまうと思います」(25歳/情報・IT/技術職)・「音を立てるのは本当に不愉快」(29歳/その他)・「旦那と食事をしていてクチャクチャ食べる音が気になり席をはずした」(28歳/医療・福祉/専門職)■店員に横柄・「店員さんに対して態度が悪いと、こちらまで嫌な気持ちになってしまう」(30歳/その他)・「店員に対する態度で、その人の本質を感じる気がします」(24歳/生保・損保/営業職)・「店員さんに横柄な態度だと、一緒にいるのが恥ずかしいから」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■マナーが悪い・「食事のマナーが悪すぎるのはイヤかも」(27歳/金融・証券/営業職)・「マナーがない人と食事したくない。自分もマナーのない人だと思われてしまうから」(23歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「こちらとしても気分が悪くなるから」(23歳/その他/事務系専門職)■料理に対して文句を言う・「人としてちょっと嫌」(30歳/その他)・「自分が頼んだ料理においしくなさそうと食べる前に発した友人。人がこれから食べるのに、口に出して言わないでほしかった」(28歳/医療・福祉/専門職)・「多少ならよいが、すべてに難癖をつける人とはいっしょに食事をしたくない」(28歳/医薬品・化粧品/技術職)■口の中をさわる・「お行儀が悪いから」(31歳/マスコミ・広告/営業職)・「きたないから」(32歳/小売店/販売職・サービス系)・「受け付けない」(28歳/医療・福祉/専門職)■番外編:デリシャスではなくしてしまうデリカシーのない人々・ご飯粒をお茶わんに残す「ご飯粒をお茶わんに残す人はいや。食器とか洗ったことがないんだろうなぁって思う」(26歳/その他/事務系専門職)・食事中にケータイをいじる「同期にランチに誘われたとき、席について食事が終わるまで携帯をいじっていて一言も話さなかったことがある。そんなに私と食事をしたくないのか、と思った」(27歳/生保・損保/専門職)・注文がなかなか決まらない「私がメニューをすぐに決める人なので、時間がかかるとイライラする」(25歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)総評1位は「音を立てて食べる」人でした。「不快」「嫌悪」「気持ち悪い」といった意見が乱舞。逆に言えば、「音を立てて食べる」人がかなりいらっしゃるのでしょうか?2位は「店員に横柄」な態度を取る人でした。マナーというよりも人間性を疑われてしまっているようです。3位は「マナーが悪い」。マナーが悪い人といっしょだと、料理がまずく感じられてしまうという意見が多数でした。4位は「料理に対して文句を言う」。いろいろと食べ歩いて舌が肥えているのでしょうか。料理に「文句」というスパイスは禁物のようです。5位は「口の中をさわる」でした。行儀の悪さが嫌悪の対象のようですね。おいしいものは気持ちよくいただきたいものです。そのためにも、マナーなどをあらためて見直そうと思いました。(文・OFFICE-SANGA花澤和夫)調査時期:2012年8月11日~2012年8月16日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性572名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】会社の人と一緒に帰りたくないときどうする?ランキング【女性編】イラっとする後輩の行動ランキング【女性編】職場で仕事ができない人だと感じる振る舞いランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年10月03日