俳優の戸塚有輝と水谷果穂が19日、池袋・サンシャインシティで行われた『【ウルトラヒーローズEXPO 2024 サマーフェスティバル IN 池袋・サンシャインシティ】』(7月20日~8月26日開催/略称ウルサマ)のオープニングセレモニーに登壇した。7月6日から放送が始まった最新テレビシリーズ『ウルトラマンアーク』の主人公・飛世ユウマ役を務める戸塚、ヒロイン・夏目リン役を務める水谷。ステージイベントの前に、今年の展示の目玉のひとつである、『ウルトラマンアーク』作中でユウマがウルトラマンアークへ変身をする際に現れる、巨大なアークによる“ウルトラハグ”が再現された展示を背景に、ウルトラマンアーク、ウルトラマンゼロと共に写真撮影を行い、早速集まった子どもたちと触れ合った。オープニングセレモニーでは、子どもたちと会場を埋める特別に招待されたウルラマンファンに迎えられ、改めて戸塚はユウマとして、水谷はリンとして登場。拍手に迎えられる中、戸塚は「みんな~こんにちは!!」と声をかけて、子どもたちからの大きな「こんにちは!」の返答を受けて笑顔。水谷も「今日は楽しんでいきましょう!よろしくお願いします!」と、元気なあいさつでイベントがスタートした。これまで放送された『ウルトラマンアーク』のなかで、お気に入りの場面を聞かれた戸塚は「やっぱり“ウルトラハグ”があったかくて好きですね!これからもいろんな変身の仕方をすると思うので楽しみにしてください!」と、印象的な変身シーンの場面を上げる。続く水谷は、第2話のアークの戦いぶりを振り返り、「怪獣リオドを倒すときに鼻をコチョコチョとくすぐるシーンが、アークらしくてかわいいなと思います!」と、『ウルトラマンアーク』ならではの、“想像力を解き放って”戦う戦闘シーンを見どころにあげた。トークでは、約1ヶ月にわたって開催される『ウルサマ』の魅力をたっぷりと語った戸塚と水谷。入場特典として配られる、『ウルトラマンカードゲーム』(10月25日より発売開始)のウルサマ会場限定プロモカード『ウルトラマンアーク』を実際に手にして笑顔を見せ、直前には実際にゲームで遊んだということで、「小さい子でもわかりやすいルールです。あとはカードのデザインがかっこいい!」と戸塚。また、展示会場内には作中でユウマやリンが働く、怪獣防災科学調査所SKIPの星元市分所が再現されたエリアもあるということで、戸塚は「作中で僕らが使うリミッターがちゃんと充電されていたり、細部まで再現されていてほんとにすごいなと思います!」と驚いた様子。水谷も「実際にリンの机に置いているぬいぐるみがあったり、本当に普段使っているそのままでした!」と、その再現度の高さに感動していた。開催期間中に自身の出演する日もある『NEW GENERATION THE LIVE』について、戸塚は「皆さんからもらう力は本当に大きなものだし、僕らからも皆さんにたくさんのものを与えられるように頑張りたいと思います!」と意気込みを語り、水谷も「勇気と元気をもらえるようすてきなステージになると思います。ステージと客席も近くて、みんなと一体になれるステージです!」と、間近で楽しめるヒーローたちの活躍に注目してほしいと語った。恒例の変身ポーズも披露することになった戸塚。会場からの「走れ、ユウマ!」の大きな掛け声に合わせて、「ウルサマで…想像力を解き放て!」のセリフとともに見事に変身ポーズを決め、ステージ後方からウルトラマンアークが登場すると割れんばかりの拍手が。この日は、8月7日からの「ウルサマ」後期のステージにのみ登場し、テレビシリーズ本編にも登場しない特別な姿「ウルトラマンアーク サトゥルアーマー」がお披露目され、かっこいいウルトラマンアークの姿に会場が湧く中、フォトセッション時には、今年15周年のアニバーサリーを迎えるウルトラマンゼロを筆頭に、ニュージェネレーションウルトラマンの、ウルトラマンゼットアルファエッジ、ウルトラマンジード、ウルトラマンオーブも登場し、会場の熱量は最高潮に。ファンにとっては忘れられない特別な瞬間を、迫力満点に立ち並んだ5人のウルトラマンが彩った。最後に戸塚は「熱くなってきて夏本番と共にウルサマが始まりますが、まずは皆さん体調管理に気を付けて。この夏をウルトラマン、そして、ウルトラマンアークと共に楽しみ尽くす。そんな夏にしてください!」と、元気いっぱいで感謝の気持ちを伝え、水谷も「今日は皆さんから本当にたくさんのエネルギーをもらいました!一緒に最高の夏にしましょう!」と、優しく言葉を投げかけ、子供たちの声援と笑顔でいっぱいとなったセレモニーを締めくくった。
2024年07月21日俳優のソニン(41)と山口乃々華(26)が18日、東京芸術劇場・シアターイーストで行われたミュージカル『ラフヘスト~残されたもの』ゲネプロ後開幕直前取材会に出席した。今作は、1月に開催された『第8回韓国ミュージカルアワード』で作品賞、脚本賞、音楽賞の主要3部門を総なめにしたミュージカルの日本初演版。韓国抽象美術の先駆者であるキム・ファンギを夫に持ったキム・ヒャンアンの人生を史実に基づいて描いたオリジナル・ミュージカルとなっている。2022年『読売演劇大賞』で「優秀演出家」に選出された稲葉賀恵氏が演出を担当する。主人公・ヒャンアンをソニン、若かりし日のヒャンアンを山口が演じる。山口は「ソニンさんの仕草を丸パクリしてます」と告白。「骨盤をたたくのが、くせなのですが、ソニンさんもやっていたので、存分に骨盤をたたいています。歩き方とか、喜怒哀楽の表現の仕方はパクってます。うれしいときに肩を上げて早歩きするのがかわいくて」と観察の成果を披露すると、ソニンは「ちょっと、初日にできないじゃん」と恥ずかしがっていた。会見には、古屋敬多(Lead)、相葉裕樹、稲葉氏も出席した。
2024年07月18日円谷プロダクションは、新テレビシリーズ『ウルトラマンアーク』をテレビ東京系6局ネットで7月6日午前9時から放送スタートする。ORICON NEWSでは、主人公・飛世ユウマ役の戸塚有輝、ユウマの相棒・石堂シュウ役の金田昇、ユウマの先輩・夏目リン役の水谷果穂に動画インタビューを実施した。■『ウルトラマンアーク』への意気込みオーディション合格時のエピソードも新テレビシリーズ『ウルトラマンアーク』は、子どもたちの「夢見る力」をかき立て、希望に満ちた明るい未来へのかけ橋となる作品を目指し、“ウルトラマン”の世界観を通して世に送り出す、明るくハートフルにして勇壮なヒーロー像を描く連続特撮ドラマ。はるか彼方の銀河系から地球へ降り立った光の使者が、豊かな「想像の力」を持つ主人公「ユウマ」と一体化を果たし、新ウルトラヒーロー ウルトラマンアークの巨大な姿となり、迫り来る危機から人と地球の未来を守る物語となる。ユウマは、怪獣災害を未然に防ぐための科学調査を行う怪獣防災科学調査所、通称「SKIP(スキップ)」に入所したばかりの新米調査員。優しくまっすぐな性格で町の人たちにも愛される元気いっぱいの青年で、父親から授かった「走れ!ユウマ!」という座右の銘と心を一つに、本作主演をまっしぐらに走り抜ける。シュウは、「SKIP」に「地球防衛隊・宇宙科学局」から派遣され、ユウマたちの仲間として共に怪獣災害に立ち向かう特別調査員。宇宙人や宇宙怪獣の調査や研究が専門だが、防衛隊隊員でもあるため、SKIPの仲間の中でただひとり対怪獣用の銃「エレマガン」を使うことが許されている。いつもスーツを身にまとい、冷静で理性的なエリートだが、コーヒーがないと辛抱できず、人が変わったように取り乱してしまう。純粋で豊かな“想像力”を持つユウマに触れ、次第に共感し互いに良き理解者となっていく。リンは、「SKIP」の女性調査員。天才的なプログラマーでメカにも強く、所内ではシステム担当や機器開発を務めるほか、優れた機械工学の頭脳でAIロボ「ユピー」の開発を立ち上げから担当しており、姉弟のように親密な信頼関係を持つが、昔の愛犬の名前をそのまま名付けたことは内緒にしている。明るくサッパリした性格でプロ意識が強く、入所したばかりのユウマにとっても頼れる先輩として行動を共にする。――ウルトラマンアークは、どんな物語になっていますか?【戸塚】幼いころの怪獣災害での悲しい経験をきっかけに、人を救いたいとか、怪獣災害を少なくしたいという思いをずっと持ち続けて成長し続けてきたユウマが、SKIPに入って、いろんな人たちと出会い成長していく物語です。――自身が演じるキャラクターについて。【戸塚】ユウマは、子どものころに経験したつらい思い出をずっと持ち続け、人々を救いたいというまっすぐな思いを持って怪獣と相対する優しい青年です。好きなところは、人を助けるということになるとすぐに体が動いてしまうところが一番ユウマらしい部分なので、そこが一番の魅力かなと思います。【金田】シュウは、クールでザ・エリートなんですけど、正義感がすごく強いです。SKIPのみんなと関わっていくうちに考え方も変わって、正義というものに対する考え方も変わっていって成長していきます。変わった一面も見られるのが石堂シュウという役ですね――コーヒーがキーとなりますが…。【金田】そこも石堂シュウの魅力の1つでもあります。一見すごくクールで冷静沈着な部分もあれば、コーヒーが関わった瞬間にテンションがガラっと変わってしまったり。少し不完全な部分もあって親しみやすいところも石堂シュウの魅力です。――ちなみに、コーヒーは好きですか?【金田】そんなに…(笑)。ただ、チャレンジ中です!――水谷さんの自身のキャラクターについて教えてください。【水谷】リンは機械工学が好きで理系な女の子です。ユウマの先輩ということもあって、頼りがいのある明るいお姉さんのような感じです!――オーディション合格時の心境は?【戸塚】「最終選考に残っています」という連絡をいただいたのは、たぶん僕は別の現場で。マネージャーといる時に口頭で言われたんですけど、その時、僕は「『ウルトラマンアーク』で、まだ今後も何かあるんじゃないかな」と思っていたので、それを聞いた時が一番うれしかったです。「やっぱり、そうなんだ」と。最終的に「決まりました」という連絡をいただいたのは、本当に家でまったりしている時に(笑)。想像以上にまったりしている時にいただいて…。電話で「戸塚くん、『ウルトラマンアーク』決まりました!」みたいな電話に「あ、そうですか。よかったです」と(笑)。でも、その電話が終わるころには「これは頑張らないといけないな」と思いました。責任感もありますし。覚悟を決めてやっていかないといけないなというポジティブな気持ちで、しみじみと受け取りました。【金田】僕も結構まったりしていた時に、お電話いただいたんです(笑)。その時はシュウみたいにクールに「あ、そうですか。ありがとうございます」と。【水谷】え~(笑)。内心は?【金田】内心は、たぶんめっちゃ興奮してたんだろうね。だから、その後に買い物に行ったんですけど、30分ぐらい何を買うでもなく、商品見てるだけの上の空状態が続いてたので(笑)。内心は興奮してるのに、興奮してる自分がちょっと恥ずかしくなって平常心を装っていた気がします(笑)。【水谷】私はオーディションの時に、監督が「何も言うことないな」みたいな感じだったんですよ(笑)。だから、上手くいったのかなと思って。でも、これで落ちたら超悔しいな、という気持ちで終わっていたので、私はLINEで合格の連絡をもらった時、「やった!」というよりも「よっしゃ!やるぞ!」の気持ちでした。■変身ポーズをカッコよく決めるポイントは?ウルトラマンアークの印象も――初対面の印象から一番変わったのは誰ですか?(3人とも金田を指名)【戸塚】自覚あり(笑)。【金田】これは、そうね(笑)。【水谷】最初、まだ本当にあいさつしかしたことがない時は今時な感じのクールな人なんだろうな、みたいな。でも、そうでもなかったんで(笑)。面白いなというふうに変わりました。【戸塚】僕も同じ感じです。やっぱり最初に打ちとける前は。めっちゃ真面目でキリっとした子だな、と思ってたんですけど…。だんだん仲が深まっていくと突然、現場で大きな声を出すんですよ(笑)。【水谷】基本、ずっと歌ってるし(笑)。【戸塚】おちゃめな一面が垣間見えまして。むしろそっちの方が本質なのかな、と思いました。印象はガラリと変わりました。――自身で自身を指名しましたけど…。【金田】こういう感想が出てくることが最初から分かっていたので(笑)。僕自身が、初対面できっちりするタイプだけど、仲が深まると素がどんどん出てしまうタイプなので。それがモロに伝わっていた感じです。個人的に波長が合う方々だと思ったので、より素が出てしまったのかな?――変身ポーズをカッコよく決めるポイントは?【戸塚】自分がカッコいいと思うこと!まず大事なのは気持ちです。怪獣がいて、やっぱり変身は成立するので。怪獣など、自分が倒したいものを想像してやっていただけたら、きっとカッコよくなると思います!――ウルトラマンアークのビジュアルについて。【戸塚】こうやってポスターで見ても、すごくカッコいいんですけど、僕の一番オススメは肉々しいところです。現場で会うことは僕が一番多いんですけど、「ここにいる」という存在感が一段と強いので。そういうのも映像の中で表現されていると思いますので、ぜひ観ていただけたらと思います。【金田】僕はデザインがシンプルですごく好きで。『ウルトラマンブレーザー』と比べても対照的というか、シンプルだけどTHE ウルトラマンという感じがして、僕の中でピタッとハマってます。【水谷】私もシンプルな感じがすごくいいなと思います。頭の中でウルトラマンと言われて思い浮かべる感じにすごい近いなと思って。ユウマが描いた絵から出てきてたりするので、そういう意味合いもあるのかなって思いました。――ウルトラマンアークは、「剣」と「鎧」などさまざまな武器が登場します。【戸塚】シンプルな見た目とは裏腹に、かなりカッコいいデザインになっています。子どもが「強いもの」で想像したら、たぶんこういう形になるんだろうな、というデザインになっているのが『ウルトラマンアーク』っぽいなと思っています。無敵の必殺剣「アークアイソード」も特撮で、すごくカッコよく撮影されているので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。■頼れる先輩たち西興一朗&萩原聖人が『ウルトラマンアーク』に登場――SKIPの星元市分所メンバーの頼れるリーダー・所長の伴ヒロシ役は西興一朗さんです。【戸塚】西さんは、やっぱりカッコいいですよね!あんまり語らないんですよ。アドバイスを言ってくれる時ももちろんありますけど、自分の姿や背中で語る男です。【金田】あとはムードメーカーです。僕らが、そんなにワイワイできる人間ではない中、場をつないでくれる必要不可欠な存在です。【水谷】西さんだけちょっと年が離れてる中、もし私が逆の立場で20歳下の子と4人でいさせられたら困るなと思うんですけど、全くそういうことを感じさせないんです。西さんありきのSKIPだなと思います。【金田】20代の会話にもついてこられるんですよね。【水谷】最新情報はなんでも知ってるんですよね(笑)。――ユウマの父親役は萩原聖人さんです。お会いした印象は?【戸塚】もちろんお会いすることもありました。すごく緊張しました。自分のお父さんだから緊張してる場合じゃないんですけど…。印象的なシーンがあるんですけど、そこ見ると、みんな「さすがだな」とおっしゃってました。萩原さんのこともよく知ることができました。麻雀のお話をしてくださったり、すごく優しい方でした。――最後に『ウルトラマンアーク』の見どころを教えてください。【水谷】『ウルトラマンアーク』は、皆さんが人に対して温かくなれるような作品になっていると思います。本当にウルトラマンアークもとてもカッコいいので、ぜひ最後まで応援してください!よろしくお願いします。【金田】『ウルトラマンアーク』は、ユウマを中心に出てくる人々がみんな巻き込まれて一緒になって成長していく素晴らしい作品だと思います。時にはシリアスな部分だったり、心温まる部分だったりがあると思うんですけど、いろんなことが起こるので、ぜひ楽しんで観ていただけるとうれしいです。【戸塚】みんな言ってるようにユウマが人として、そしてヒーローとして成長していく様が描かれています。特撮シーンもすごく魅力的で。各話の監督の方がウルトラマンへの愛をたっぷりお届けしています。きっと映像を観ていただけたらその愛が伝わるかなと思いますので、ぜひ楽しみにご覧になってください。どうぞよろしくお願いします。■『ウルトラマンアーク』とある町、星元市。市内の獅子尾山には、異彩を放つ巨大な物体がそびえ立っている。「モノホーン」と名付けられたそれは、実は、16年前の事件当時から突き刺さったままの「怪獣の角」だった。世界各地で怪獣が同時に出現した「K-DAY」と呼ばれるその事件以降、怪獣災害が日常化し、日本では地球防衛隊が武力で怪獣への対処を行う一方、怪獣防災科学調査所・通称「SKIP(スキップ/Scientific Kaiju Investigation and Prevention center)」は、怪獣災害の発生・甚大化を防ぐため、地域に密着して科学調査や避難誘導を行っている。この「SKIP」が今も調査を続けている「モノホーン」は、「K-DAY」で出現した宇宙獣・モノゲロスの角。獅子尾山で両親とキャンプ中にモノゲロスの襲来に出くわした当時7歳だった「ユウマ」は、奇跡的に無傷で生還したのを機に怪獣生物学研究の道に進む。つらい過去を持ちながら夢見る「想像の力」をなくさずに成長を遂げたユウマは新人調査員として「SKIP」への入所が決まり、星元市分所へと配属された。だがそんな矢先、星元市に大規模な怪獣災害が発生。目の前にいる絶体絶命の人たちを「守りたい!」 その強くまっすぐな想いが心の底からわき出した瞬間、「ユウマ」の脳裏に幼いころに見た光の使者「ルティオン」が語りかける。「私は君であり、君は私だ…想像力を解き放て!」。手の中に現れた神秘の光がユウマの身体を包み込むと、解き放たれた想像の力が光と人とをひとつに結び合わせ、未来を守る光の巨人「ウルトラマンアーク」へと変身!大切な仲間とともに、ユウマが、そしてウルトラマンアークが、絶やさぬ夢を追いかけていま走り始める!
2024年07月06日俳優・二宮和也が主演を務める、TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(毎週日曜後9:00)が7日にスタートする。今回は、水谷果穂が演じる宮元亜由美を紹介する。原作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。日本の医療問題を、エンターテインメントを通して提起し続けてきた海堂氏。2018年4月期に放送されたシーズン1で天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎を熱演した二宮和也だが、6年ぶりの続編では“新たな役”となる悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じ、前作のスケールと興奮を超えるメディカルエンターテインメントを繰り広げる。水谷果穂が演じる宮元亜由美は、東城大学医学部付属病院・佐伯外科の看護師。
2024年07月06日冷やし中華、始める人~!!そんなコメントとともに、料理中の写真を投稿した、雲丹肉ちゃん(@oniku117)さん。夏の定番料理『冷やし中華』を作る時にぴったりな、おすすめの中華麺を紹介しました。ほどよいコシとツルンとしたのど越しが楽しめる、中華麺が…こちらです!「『揖保乃糸』の中華麺が、おいしい!」なんと手延べそうめんのブランド『揖保乃糸』から、伝統の技を活かした中華麺やパスタなども作られているといいます。この中華麺で冷やし中華のほか、ラーメンやつけ麺を作っても絶品なのだとか。そうめんが有名な『揖保乃糸』ですが、ほかの種類の乾麺も売られていることを、知らない人は意外と多いのかもしれないですね。投稿には9万件以上もの『いいね』が付き、「見たことないけど、間違いないやつ」「買ってみたら、本当においしかった」「知らなかった…これは食べたい!」などの声が寄せられていました。『揖保乃糸』の中華麺は、大手のスーパーマーケットなどで購入できるとのこと。まだ食べたことがない人は、ぜひ試してみてくださいね![文・構成/grape編集部]
2024年07月02日サクランボの旬は一般的に、初夏の5~7月頃とされています。スイーツの上に飾り付けたりそのままパクっと口に入れたり、さまざまな味わい方がありますよね。2024年6月現在、サクランボの『双子果』が異常発生していることが各メディアを通じて広まると、SNS上で話題に。『双子果』の存在に頭を悩ませる生産者が、後を絶たないといいます。サクランボの『双子果』猛暑の影響で大量収穫異常事態ともいえる『双子果』の大量発生は、2023年に続いた記録的な猛暑が影響と見られているようです。『双子果』とは、サクランボの実が2つくっ付いたような形に生育したもの。正規品として出荷できず、規格外品に分類されます。果実として出荷するのが難しく、ジュースなどの加工品に使用することもありますが、廃棄されるケースが多いのが実情です。正規品が少ないと、生産者の収入が減ってしまうのは目に見えています。こうした現状を打破するため、『双子果』が全国の消費者のもとへ届くよう、ECサイトなどを活用して販売する生産者も増えているとか。grapeでは、福島県福島市内でサクランボやモモ、リンゴなどを栽培する篠木果樹園に、生産者のリアルな声をうかがいました。サクランボの『双子果』について、果樹園に話を訊いた――2024年6月現在、同園では毎日どれほどの『双子果』が採れている?昨年と比べて収穫量の変化は?『双子果』は、毎日4~7kgくらい採れています。収穫量の昨年比について、具体的な数値は分かりませんが、かなり多い印象です。――『双子果』として収穫される量には、品種による違いはある?佐藤錦が多いですが、ほかの品種も同様に多い印象です。※篠木果樹園で収穫された佐藤錦の双子果――『双子果』の異常発生について、生産者としてどう感じている?天候のせいでこうなってしまうのは仕方ないかな、と思います。我々生産者が販売先や販売方法を考えるのはもちろんですが、消費者の方々にも『双子果』のようなものがあることを理解していただきたいです。そのためには、テレビ番組などで取り上げていただけたらと思っています。――『双子果』の味は、正規品と変わらない?また、おすすめの味わい方は?味は変わらないと思います。味わい方に関しては、そのまま食べていただくのが最もおいしいです。もちろん加工してもいいし、デザートなどのトッピングにもよいと思います。――今後、同園で『双子果』の販売予定はある?今年は『双子果』を自宅用として販売します。来年以降はECサイトでの販売や食育活動への使用を検討しています。また、飲食店などに営業をかけてみることも考えています。同園が語るように、生産者の多くは「消費者にも『双子果』の存在を理解してほしい」と願っているのかもしれません。天候は人間がコントロールできるものではありません。そのため、天候によって『双子果』のような規格外品が生まれてしまうのは、仕方がないといえます。『双子果』がどのようなものであるのか、また何が原因で異常発生してしまったのか。SNSなどを通じて『双子果』に関して理解する人が増えれば、「試しに購入してみよう」と考える人も増加し、生産者の危機を救うことにつながるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年06月12日株式会社穂寿美(所在地:高知県高知市)が運営する高知県の赤シャリ寿司居酒屋「睦月処 穂寿美(ほずみ)」(以下:当店)にて、2024年5月29日から新メニュー『1人炭火焼きコース』の提供を開始しました。当店は、青さ海苔・ウツボの天ぷらや川エビの唐揚げなど…高知の海や川の恵みを堪能でき、和食・洋食どちらもお楽しみいただけます。帰高された際や旅行でお越しの県外の方へのおもてなしにもオススメです。ホームページ: 赤シャリ寿司店内の様子■新メニュー『1人炭火焼きコース』のご紹介1年を通してご予約可能なお任せコースとなっております。季節に合わせて新鮮な野菜・当店自慢の鮮魚・貝・肉・を、ご提供させていただきます。お客様お一人おひとりのペースでお食事できるのも魅力のひとつです。商品名 :1人炭火焼きコース *予約が必要です。価格 :3,000円~(税込)内容 :野菜・魚・貝・肉■「睦月処 穂寿美」について当店は、カウンター・個室・宴会場があり、お客様に合わせてお部屋をお選びいただけます。早めのご予約をお勧めしております。この機会に「睦月処 穂寿美」へご来店いただくことを、心よりお待ちしております。所在地 :高知県高知市帯屋町1-13-10 S・コモンズビル1F・2Fアクセス:とさでん『堀詰』『大橋通』電停から徒歩約3分(おびさんロード沿い)電話番号:088-823-2737お問い合わせ時間 14:00~ ※ネット予約は24時間受付中営業時間:月~木、祝日 17:30~22:30(料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:00)金、土 17:30~23:00(料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)祝前日 17:30~22:30(料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:00)定休日 :日曜日※月曜日が祝日の場合は日曜日が営業日となり、月曜日が休みとなりますURL :ホームページ ホットペッパーグルメ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月10日“暴言市長”として全国に名前を知られることとなった元明石市長・泉房穂。方言交じりの早口で持論をまくしたて、批判を恐れない。それが「世のため人のため」になるのなら──。そんな彼が「嫌われたくない」と下手に出る相手はただ1人だろう。妻・洋子さん。泉を「政治家に向いていない」と斬り、時には「こうしたほうがええんちゃう」と参謀になる。結婚生活23年目にしてはじめて、夫婦の歩みが語られた。「さあ、いっぱい話をしますよ。自分のことは尽きないぐらいネタがありますから、放っておくと3日ぐらいしゃべっています」席に着くなり背広を脱ぎ、ピンクのワイシャツを腕まくりした泉房穂(60)はこう切り出した。泉は、この日も走っていた。朝一番でTOKYO FMでラジオ収録をし、その足で取材場所にやってきた。夕方からはフジテレビでの番組収録が待っている。’23年4月に兵庫県明石市長を退任した泉。今春から芸能事務所ホリプロに所属している。「事務所に入ると『今までのようにズバズバ言えなくなるのでは?』と思った人もいたようですが、私は私のまま。スポンサーの言いなりの芸能界やテレビ局のあり方を変えていきたいと思っています」連日、ワイドショーやニュース番組で自民党の裏金問題や政府の少子化対策に対して鋭く切り込む。彼の言葉に説得力があるのは、12年間務めた市長としての実績があるからだろう。「明石市では子ども予算を倍増し、医療費、保育料、給食費、おむつ代、公共施設の利用料の『5つの無料化』を実現しました。児童手当については、18歳まで拡充し、所得制限なしの給付をすでに始めています。明石のような小さい街でできたことを、国はなぜできないのかと思いますよ」顔を紅潮させて、泉は続ける。「国民は30年も給料が上がらず、物価が上がって苦しんでいます。それに少子化対策もまったく不十分。簡単ではないけど、このままでは国は滅びますよ」全国を「市民に優しい街」にするために、メディアに出て発信力を強化しているという。そんな泉の「力」に、政界も熱い視線を送っている。「各政党が立候補してくれとか、都知事選の話もありました。でも断っています。私は去年還暦を迎えましたが、人生の2周目は国全体を変えていきたい。もっとも明石市と国ではレベルが違うから、次の段階へ自分を高めていかなあかん」隣の部屋にも届くほどの大きな声。それが突如、蚊の鳴くような声になった。妻に取材の依頼をするため泉が電話をしたときだ。「はい、すみません、私ですけど、すみません、今、取材を受けている最中なんだけど、すみません、ちょっと妻にもインタビューをと言われて……はい、すみません」妻の快諾を得るとスマホを置き、ホッとした表情を見せた泉。炎上上等!と飛ぶ鳥を落とす勢いの泉の素顔が垣間見えた。泉は、’63年、明石市二見町で漁業を営む父・秀男、母・小夜子の長男として生まれた。「親父は戦争で3人も兄貴が死んでしまったから、家族を支えるため小学校を卒業してすぐに漁師に。親父の家の3軒隣の漁師の娘がわがオカン。貧乏漁師の息子と娘が結婚して生まれたのが私です。親父は本が好きだったけど『本は目が悪くなる。漁師は目が命や』と叱られて育ったので、『せめて自分の子どもには勉強させたろ』と心に決めていたそうです」泉が4歳のとき、脳性小児マヒの障害のある弟が生まれた。当時は「優生保護法」があり、とりわけ兵庫県では、「不幸な子どもの生まれない運動」と称して、障害者の存在そのものを否定する運動が始まったところだった。「ひどい話やけど、それがまかり通っていた時代。医者は見殺しにするようにと言うので、親父とオカンはいったんは承諾したそうです。でも弟の顔を見て『嫌だ、この子を死なせることはできん』と思い直し、自宅に弟を連れて帰ってきました。実は、弟が生まれる前年(’66年)にも母親は身ごもっていたんです。ところがこの年は60年に1度の丙午。隣近所が『男を不幸にするからろせ』の大合唱で、性別もわからないまま堕胎させられた。だから弟に関しては、たとえまわりから白眼視されても『障害があってもええ』と腹を決めたんです」泉には、心に刺さったトゲのような母親の言葉がある。「私が6歳のとき、2歳の弟の障害者手帳に『一生起立不能』と書かれた日に、オカンは世をはかなんで弟と無理心中を図ったんです。でも死にきれず、私を『お前がおるから死なれへんかった、お前のせいや』と怒るわけです。理不尽なオカンですわ、大好きやけど。私と似て口が悪くて、思ったことを言ってしまう。足が速くて勉強もできた私に『お前が2人ぶん取って生まれてきたから弟は歩かれへんのや、半分返せ』と。返せと言われても返されへんがな……」それから泉の両親は「絶対歩かせる」と弟に器具を付けさせ猛訓練させた。医者から「一生立てない」と言われたが、弟は4歳で立ち上がり、5歳で歩き出した。「これで弟と一緒に学校に行けると喜んでいたら、当時の明石市が、『ほかの児童に迷惑がかかるから遠くの学校に通え』と。なんとか頼み込んで地元の小学校に入学できましたが、その条件が『送り迎えは家族がする』『何があっても行政を訴えない』。明石市を恨みましたよ。両親は朝2時半から働いていたから、弟の送り迎えは私の役目。自分のランドセルに弟の教材を入れて、学校のトイレで入れ替えて『今日も戦ってこい』と弟を送り出していました」全校児童で潮干狩りに行ったとき、弟が浅瀬で突っ伏して溺れかけていた。誰も助けてくれず、泉が慌てて抱き起こした。泥だらけの弟と歩いた帰り道、10歳だった泉はこう誓った。絶対に明石を優しい街に変えてやる──。【後編】泉房穂「政治家に向いていない」7歳年下妻が語る明石市長当選から暴言辞任までへ続く
2024年06月09日結婚生活23年目にしてはじめて、夫婦の歩みが語られた。県立高校から現役で東京大学文科二類に入学し、卒業後はNHK、テレビ朝日でディレクターを務めた泉。’94年に司法試験に合格し、33歳で弁護士として歩み出す。差別と貧困をなくし、子どもを応援する社会にしたいと市民活動も始めた。そのころに明石市内の異業種交流会で出会ったのが妻・洋子さん(仮名・53)だ。当時実家の料亭旅館の若をしていた彼女が、泉との出会いをこう振り返る。「ちんちくりんの変わった人だと思いました。短い手足をバタバタさせて、ツバが飛んできそうな勢いでしゃべりまくる人。私の父が『あいつ若いし、使えるかもしれへん』と、実家のバーベキューパーティに呼んだんです。そこで泉は営業活動なのか、高校生にまで名刺を配っていて、周囲がドン引きしていました。まあ、私も中学時代にボランティア部を創設して初代部長を務めて、福祉に興味があったので彼の考え方も共感できるかなと。ただ色恋とか『素敵!!』とか思ったことはないんです」泉が彼女の印象を語る。「地元の集まりで、隣同士になって私がキュンときたんです。あとは臭いけど、『世のため人のため』という信念が一致した。彼女の料亭旅館は、バリアフリーという言葉が広がる前から段差を解消したり、車いすでも食事できるようにしたりしていたんです」’00年、泉は、明石市に法律事務所を構えた。犯罪被害者の弁護や強引な取り立てをする消費者金融を相手にも戦った。そんな人権弁護士と7歳年下の洋子さんは、’01年10月に結婚した。ところが、泉には妻に隠していたことがあった。それは、政治家になる夢があることだ。ここからは洋子さんに語ってもらおう。「泉の選挙は’03年の衆院選で兵庫2区から出たのが最初ですが、実は、その前に明石市長選にも手を上げているんです。どうしても市長になりたいと泉が告白したのは、私が妊娠7カ月のとき。しかも出産予定日は市長選の投開票日でした。いきなり選挙なんて言いだすから『そんなの聞いていない』と猛反対しました」そして、こう続ける。「泉は小さいときから『賢い、賢い』と言われて育ち、“井の中蛙”にもほどがあるような人生を送ってきました。自分は正しいことを言っているし、間違った行動もしていないから、きっと市長選も勝てるだろうという目算。誰から見ても甘い考えでした。なんとか市長選を断念させて、対立候補のところに泉を連れていって頭を下げさせたんです」ところが’03年の衆議院選挙では、洋子さんが選挙事務所の奥に陣取って選挙を取り仕切っている。「あのときは長女が4カ月になったばかりでした。選挙前には『君は子育てが大変だから何もしなくてもいい』と言っていたのに、1週間もたたないうちに『友だちが手伝いに来ているのに、なぜお前は来ないんだ』と担ぎ出された。そもそも私は、政治家なんてくだらないものだと思っていたし、うそのつけない泉は政治家には向いてないとも思っていた。でも選挙に出ると決めたら、みっともないから落選させられない。それに彼の選挙活動は、あまりに無策で口出しせざるをえなかったんです」泉もこう振り返る。「『夫は弁護士として社会活動をしていく』と妻は思っていたようなので、まさか選挙と言いだすとは予想外だった。だから妻は『結婚直後からあんたにはだまされた』と言ってました」洋子さんに選挙活動の経験はなかったが、彼女の戦略が当たった。「泉は『行動する弁護士』『世のため人のため』と弁護活動を書いたチラシを配っていましたが、“正義の弁護士”と何度も訴えても飽きられます。そこで泉には内緒で、20代の選挙ボランティアに『なぜ私たちが泉を応援するか』を語らせたチラシを作って配布しました。泉には知名度がなかったから、若い人がどんな思いで応援しているかを訴えたほうが有権者に伝わると思ったんです。それに泉は演説も下手で、マニフェストに沿ってただ叫んでいるだけ。『勝つ気があるんだったら、人の心を動かす演説をしてください』と強く言ったこともあります」妻のサポートもあり、泉は当選。国会議員として「犯罪被害者等基本法」など数多くの議員立法を結実させるが、’05年の郵政選挙で落選。弁護士の活動に戻った。泉はこの後、もう一度妻をだます。「弁護士活動を再開しても政治にかかわりたくて悶々としている私に、妻が『あんた、まさかまた選挙に出るなんて言わへんよね?』と。もう1人子どもが欲しいと思っていた私に、妻が『2人目の子どもが欲しいか選挙に出るか、どっちか選べ』と迫るから、うそをついてしまった。『もう選挙には出ません。子ども2人目お願いします』と。でも結局、長男が生まれて4年後に明石市長選に出馬した。確信的に妻をだましたんです」この選挙で当選し、’11年、市長になるという念願をかなえた泉。しかし、市役所は敵だらけだった。「市長になってすぐに予算配分を市民優先に変え、年功序列の人事も覆しました。そしたら市役所からも市議会からも総スカン。地元新聞を市役所で各課ごとに購買するのをやめるなどマスコミの予算を削ったら、ネガティブキャンペーンを張られて『ろくでもない市長』とマスコミにもたたかれまくりました。正直しんどかったですよ。でも3年目ぐらいから子ども医療費無償化などやりたいことが少しずつ形になり、市民に応援してもらえるようになったんです」’19年1月、泉が全国版のニュースになった。明石駅近くの道路拡張工事を巡って、立ち退き交渉をしていた市の職員に対して泉が放った「火をつけて捕まってこい。燃やしてしまえ」という発言がメディアに流されたのだ。「私を失脚させるために、ずっと隠し録りされていたんです。その発言は長い打ち合わせのなかの一コマで、怒鳴られた職員本人もパワハラと受け止めていなかった。でも被害者がいないとはいえ、発言自体はセンセーショナルな内容で、市役所への抗議の電話が鳴りやまない状況となりました」妻からの「もう辞めたら」というひと言で、すぐに辞任を決意。辞任会見の前にはこんなやりとりがあったという。「会見では、弁明と思われてもいいから言いたいことをまくし立てるつもりでした。でも家を出ようとしたときに、当時中学3年生だった娘に『わたし、学校ですごく嫌な思いをしてるの』と言われたんです。そして『辞めるんだったら、みっともない言い訳なんか絶対にしないで』と。私は、世のため人のためにと市民のほうだけを向いて頑張ってきたつもりだけど、家族にはあまり目を向けていなかったんですね」泉が市長の座を辞した直後から、子育て中の母親たちが中心となり、出直し選挙への立候補を求めて署名活動が繰り広げられた。手厚い子育て支援を続けてほしいと市民が熱望したのだ。「集まった5千筆の署名のなかには『たとえ立候補しなくてもありがとうだけは伝えたい』など泣けるセリフが並んでいました。胸を打たれて、妻に『出直し選挙に立候補したい』と相談すると、家族会議で多数決をとることに。家族の前で頭を下げたら、妻は即行で反対を表明。小学校5年生の息子は『僕は出てほしい』と賛成にまわってくれた。娘はどうするかなと思ったら『私、白票でいい』と。これで立候補が許されたのです」出直し選挙となった’19年3月の市長選挙では、相手候補にトリプルスコアとなる7割の得票を得て圧勝。市長に返り咲いた。’23年に市長の座を降りるまで、子育て費用の無償化以外にも養育費の立て替え、障害者配慮条例、高校進学のための給付型奨学金・無料学習支援、ジェンダー平等条例など数々の実績を残した。「私が行った政策の大半は妻からのアドバイスです。私が自信をもってやったといえるのは、12月28日までだったゴミの収集を31日までにしたことぐらいかな。家ではゴミ出し当番で、年末の大掃除のあとのゴミを家に残したまま年を越すのが嫌だった。それで市長になってすぐ、大みそかまでゴミ収集をするよう決めたんです。これ以外のほとんどは、妻と話したことを私が形にしただけ。妻と結婚していなかったら、それこそ10歳のときの誓いは形にもなっていません」泉が市長を辞めて1年以上が過ぎた。再び洋子さんに語ってもらおう。「最近の泉は、愚痴を言ったり、イライラしたりすることが格段に減りました。自己肯定感がすごく強い人で、独りよがりな面もあるから市長時代は議会や職員に対して『なんでわからないのかな』とブツブツ言っていました。その一方で、今は『忙しい、忙しい』のオンパレード。東京と往復する仕事も増えたし、どんな仕事でもしっかり準備するタイプなのでそのしんどさや緊張感もあるみたいですが、楽しくやっているようです」政策を作るのも妻と二人三脚でやってきたと泉は語っていたが、この夫妻にはかみ合わないことも多い。たとえば、あと2年で迎える銀婚式のこと。泉は目を輝かせてこう語る。「先日親族で集まったとき、妻が自分の両親は銀婚式に海外旅行に行ったと話していたんです。もしかして、銀婚式の記念に旅行に誘ったら妻は一緒に行ってくれるんやろうか。2人で海外に行くなら計画を練らないとアカンでしょう」洋子さんに聞いてみると、「私は、銀婚式の記念でヨーロッパに行きたいと思っていますが、泉と2人きりでと思っているわけではありません。せっかくなので、『仲のよい友だちも一緒に』と言うかもしれません。そもそも社会貢献活動以外は趣味も合わないので、泉とはともにできることが少ないんです」とつれない。ちなみに泉の日常はこうだ。「私は、目が覚めた瞬間に飛び起きるんです。パソコンの起動よりも速いですよ。5時半ぐらいに目が覚めた瞬間にフル稼働。ガーッと仕事をして、夜は、瞬間でシャットアウト。起きている間は、ずっとしゃべっています」そんな夫に対して、低血圧で朝が弱いと言う洋子さんはあきれたようにこう語る。「生まれ変わっても泉と一緒になるかと聞かれたら、多分結婚はしないでしょうね。一緒の墓にも入りたくないです。だってお墓の中でもうるさそうだから。死んだあとくらいはゆっくりさせてほしいのに、泉は墓石が揺れるぐらいしゃべっていそうです。なんだったら、墓参りに来た人にも話しかけるんじゃないかと思っています」それに対して泉は、「妻が『別々の墓がいい』と言ったときに思ったのは、『あ、生きているうちは大丈夫なんや』『死ぬまでは話を聞いてくれるんや』。ホッとする自分がいました」泉は、とにかくくじけない。「私は、最後は結果だと思っています。政治の結果は国民の笑顔や安心。すべての人が幸せになるのを見届けたいんです。人はどうせ死ぬんだし、死んだらゆっくり眠れる。生きているうちは精いっぱい生きていこうと思っています」そう話す泉に、現在は兵庫県内で、社会活動団体を率いている洋子さんのこの言葉を贈りたい。「実は、いずれ家族を解散したいなと思っています。離婚という意味ではなく、子どもたちが巣立ったら泉はしたいことをすればいいと思うし、私は私で福祉の仕事をまっとうする。いざというときに支え合えればいいかなと。ただ、泉も一生懸命に頑張っています。そんな彼と一緒にいたことは人生において面白かったと、最後は思うんじゃないでしょうか」今日も、明日も、世のため人のためにと泉は走り続ける。熱血漢で時には誤解を招くこともあるが、最後に結果が出るまで──。
2024年06月09日台湾の俳優 シュー・グァンハンと女優・清原果耶がW主演を務める映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)のスペシャル映像が23日、公開された。3月14日に世界最速で公開した台湾では、公開1カ月ですでに観客動員30万人、興行収入7,000万NTDを突破し、今年台湾で公開された台湾映画(合作含む)ではナンバー1大ヒットを記録したという同作。香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ヴェトナムでも公開を迎え、特にヴェトナムでは、歴代日本映画実写第1位を記録するメガヒットを更新、今後も韓国、カンボジアなど10以上のアジア各国・各地で劇場公開が決まっている。この度、そんな本作を彩るMr.Childrenによる書き下ろし主題歌「記憶の旅人」にのせた主題歌スペシャル映像が解禁となった。藤井道人監督が10代から愛聴する憧れのバンドであり「この映画の主題歌はMr.Childrenしかいない」というラブコールでタッグが実現した。脚本に共鳴した桜井和寿が異例のスピードで制作し、クランクイン前には完成していたという書き下ろし楽曲「記憶の旅人」について、桜井は「こんな素敵な映画が生まれてくれたこと、そして、この映画に関われたことが、有り難くて、嬉しくて今はただ感謝でいっぱいです」とコメント。また、ジミー役を演じたシュー・グァンハンは本楽曲を聴いた感想を「はじめの一音を聴いた途端に鳥肌が立ちました! 本当に気に入っています」と残し、清原も「私自身もエンドロールで主題歌を聞いた時に“なんてこの作品に寄り添ってくれる歌なんだろう”とすごく心に染みたのを覚えています」と語っている。公開された映像は、ジミーとアミが別れを惜しむように「帰らないで」「約束しよう」と語りかけ合うシーンから始まる。18年前、台湾の高校生ジミーと日本から来たバックパッカーのアミが偶然出会い、徐々に互いに惹かれ合う様子、そして36歳になったジミーがアミから届いた絵ハガキを手に日本での一人旅に出る様子が交互に映し出される映像を「君の想いを切ない願いをずっと手放さずに抱きしめて生きよう」と切なくエモーショナルな歌詞が彩っている。さらに、日本に帰国する日にジミーに見送られながら涙を浮かべるアミの姿や、しゃがみこんで泣くジミーの姿、そしてアミが描いた絵本を読みながら大粒の涙を流すジミーの姿を映す映像に乗せて「どうしてあの時行かせてしまったの? 柔らかな後悔が今日も僕に寄り添ってる」との歌詞も。アミとの“忘れられない初恋の記憶”と“果たせなかった約束”を胸に日本での一人旅に出たジミーは、旅の途中で出会う様々な人々との交流を通してアミとの記憶をひとつひとつ拾い集めていく。Mr.Childrenの音楽に乗せて、ジミーとアミの切なくも美しいラブストーリーが描かれた。【編集部MEMO】映画『青春18×2 君へと続く道』は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。(C)2024「青春18×2」FilmPartners
2024年04月23日ミュージカル『魔女の宅急便』が、2024年3月8日(金) に東京・日本青年館ホールで開幕。それに先立ち、3月7日(木) に公開ゲネプロと初日前会見が行われた。『魔女の宅急便』は、児童文学作家・角野栄子が執筆した全6巻の児童書。1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し、日本のみならず世界的に有名な作品となった。ミュージカル版は、2017年・18年・21年に上演されており、今回が4度目となる。今回キキ役に抜擢されたのは、2022年に行われた第9回「東宝シンデレラ」オーディションでミュージカル賞を受賞し、本作がミュージカル初挑戦となる山戸穂乃葉。さらに、キキの相手役となるトンボ役で深田竜生、キキの母であるコキリ役で生田智子、キキの父オキノ役で横山だいすけ、キキが居候するコリコの街のパン屋のおかみさんおソノ役で白羽ゆり、おソノの旦那さんフクオ役で藤原一裕(ライセンス)が出演する。撮影:伊藤智美初日を迎えるにあたり、山戸は「キキに決まった時は、初めてのミュージカルで主演ということで、とても不安が大きかったです。でも今は緊張をしていなくて、楽しんで頑張ろうと思っています。稽古場で、初めて言った一言目の台詞は、今考えると声も低かったですし、キキの声ではなかったと思います。多分ほかの人と比べても自分の元の声が低いので、13歳のキキとして、高い声で、元気に純粋に、がむしゃらにお芝居出来たらと思います」と意気込みを語った。また深田は「稽古を重ねてきて、よりこの作品が大好きになりました。明日からの本番も楽しんで、トンボとして生きたいと思います。自信は……バッチリです。稽古場では、山戸さんにリードして頂いていました。芝居のエネルギーもキャッチボールなので、自分を助けていただきましたし、先ほどもとても緊張していたんですが、キキは緊張してなかったのを見習って、本番中は僕がリード出来たらと思います」と稽古場でのエピソードも明かした。『魔女の宅急便』は2024年3月17日(日) まで同所で上演後、3月21日(木) から25日(月) に大阪・新歌舞伎座で上演される。■山戸穂乃葉 コメントキキに決まった時は、初めてのミュージカルで主演ということで、とても不安が大きかったです。でも今は緊張をしていなくて、楽しんで頑張ろうと思っています。稽古場で、初めて言った一言目の台詞は、今考えると声も低かったですし、キキの声ではなかったと思います。多分ほかの人と比べても自分の元の声が低いので、13歳のキキとして、高い声で、元気に純粋に、がむしゃらにお芝居出来たらと思います。2時間半のお芝居の中で、キキとトンボの大きな成長をお届けしたいと思っています。最後のキュンキュンシーンもお楽しみに!ぜひ劇場にいらしてください。■深田竜生 コメント稽古を重ねてきて、よりこの作品が大好きになりました。明日からの本番も楽しんで、トンボとして生きたいと思います。自信は……バッチリです。稽古場では、山戸さんにリードして頂いていました。芝居のエネルギーもキャッチボールなので、自分を助けていただきましたし、先ほどもとても緊張していたんですが、キキは緊張してなかったのを見習って、本番中は僕がリード出来たらと思います。稽古を重ねてきて、声が通るようになったのかなと思います。1公演1公演、日々挑戦して、ほかの出演者の方の演技を吸収できるところはしながら頑張りたいです。■白羽ゆり コメント初演の頃は、誰もが知っている作品というイメージを守りたいなという気持ちが強くて必死でしたが、今回はキキちゃんの生き生きしたフレッシュな姿を見ていてとても嬉しく、キキちゃんを中心に回っているなって感じています。山戸さんと深田さんは、役にちゃんと向き合って、キキちゃんととんぼの成長は、おふたりの成長と重なってみえて、すごいなと感じています。■生田智子 コメントお芝居とはいえ、キキに「私、愛されてる」という安心感や幸福感を感じてもらえるように、リアルなお母さんを演じたいといつも思っています。最初に山戸さんに会った時はとても大人っぽいという印象でしたが、一か月の稽古を経て、「13歳のかわいいキキちゃん」になっていて、本当にびっくりしていますし、とても楽しみです。■横山だいすけ コメント娘キキが生まれた時から、成長して旅立つまで、親として愛情を込めて見守っています。お客様にもきっと同じくキキの成長を見守っていただけると感じています。この物語では、キキだけでなく、トンボやそれぞれのキャラクターの成長も感じます。そして自分自身もこの物語の中で生きていると実感しながら、明日に向かって生き続けます。■藤原一裕(ライセンス) コメント自分の役の見どころを皆さんが本当に注目されていると思いますが。台詞は無い役柄ですが1回だけ咳払いがあります(笑)。そこに全てが集約されています。それを見逃さないで、観ていただきたいです。歌はもちろん歌っています!稽古場に行くたびに、キキとトンボになっていくふたりを見ていて、若い人ってこんなに短期間に成長するんだと、素晴らしいと感じました。<公演情報>ミュージカル『魔女の宅急便』原作・監修:角野栄子『魔女の宅急便』福音館書店刊脚本・演出・振付:岸本功喜作曲・音楽監督:小島良太出演:山戸穂乃葉、深田竜生、生田智子、横山だいすけ、藤原一裕(ライセンス)、白羽ゆりほか【東京公演】日程:2024年3月8日(金)~17日(日)会場:日本青年館ホール【大阪公演】日程:2024年3月21日(木)~25日(月)会場:新歌舞伎座チケット情報:()公式サイト:
2024年03月08日タレントの奥村梨穂が、発売中のマンガ誌『月刊ヤングマガジン』(講談社)3月号のグラビアに登場している。奥村は2003年5月9日生まれ、熊本県出身。令和No.1の逸材として話題を呼んでおり、圧巻の美ボディを武器にグラビア界のてっぺんを目指している。グラビアでは、シャワー姿や泡風呂姿に、しっとりビキニも。「もっとグラビアで活躍すること」を目標に掲げた。
2024年02月22日注目の若手ガールを紹介するananのイットガール。ここでは、俳優、モデルの鶴嶋乃愛さんに注目!俳優にモデル、ブランドプロデューサーと、幅広く活躍する鶴嶋さん。「俳優としてお役を演じる際に“この人物はどんなものを見て生きているんだろう”と想像してみると、自分とは違う視点ができる。するとその役柄が好みそうなお洋服に目が行くようになり、服作りのインスピレーションをもらえることも。色々なお仕事をさせていただいていますが、全部繋がっているのが面白い」執筆活動も行い、今月発売のフォトエッセイでは、言葉の端々に独自の美学が感じられる。「自分の中にスパルタなプロデューサーがいる感覚がありまして。鶴嶋乃愛はどうあるべきか考えたうえで、日々美しい日本語に触れています。それが表現に活かされているのかと。いつか小説も書いてみたいです」バレエのレッスンは優雅な学びの時間。1年ほど前に始めました。しなやかな動きはモデル業でも役立ちます。憧れが詰まった宝塚の舞台を観賞。美しいセリフや楽曲、きらびやかな衣装にも射抜かれ、夢中に!フォトエッセイの撮影現場にて。燃えるような真っ赤な夕焼けを見ることができて、幸せな瞬間でした。つるしま・のあティーン誌の専属モデルとして2013年デビュー。アパレルブランド『Romansual』のプロデューサーも務める。著書『微睡む花の様に』(東京ニュース通信社)が2/28発売。※『anan』2024年2月14日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2024年02月14日有限会社アジョンス・ドゥ・原生林(所在地:東京都港区、代表取締役:小坂 朗)が運営するカフェ「potta(ポッタ)」(所在地:長野県南佐久郡佐久穂町)は、佐久穂町地域にこどもの頃から素晴らしい音楽体験を目指して、東京都交響楽団 伊東 翔太氏らによる弦楽四重奏、「さくほ町 冬のファミリークラシックコンサート」を長野県佐久穂町生涯学習館「花の郷・茂来館」メリアホールにて2024年2月3日(土)に開催します。また本開催に伴い、チケット販売は、2023年12月12日(火)から開始しております。「さくほ町 冬のファミリークラシックコンサート」■教育移住者が増加中の長野県佐久穂町有限会社アジョンス・ドゥ・原生林が運営するカフェ「potta」は、地域に暮らす人々が集える場となることを目指して2022年6月に長野県南佐久郡佐久穂町でオープンしました。佐久穂町は人口約10,500人の豊かな自然に囲まれた山麓の町です。大自然に囲まれた緑豊かな環境ながら東京から車で約2時間半の位置にあり、日々の生活に必要な施設も整っておりイエナプラン教育で話題の大日向小学校、中学校への教育移住として自然を求める、子育て世代の移住者が年々増加傾向にあります。■家族で楽しめるエンタメを!第2弾「冬のファミリークラシックコンサート」このイベントは、pottaが「こどもの頃から素晴らしい音楽体験を提供したい。家族で楽しめるエンターテインメントを佐久穂町で」、という想いから企画し、この想いに共感してくださった地元企業の畑八開発株式会社様より「佐久穂町地域活性化事業」の一環として特別協賛を、趣旨に共感する企業・個人15社様からご協賛いただき、実現しました。今回のコンサートでは、小さなお子さんや小さなお子さんがいるご家族にはなかなか体験することができない、本格的なクラシック音楽から映画テーマ曲の「魔女の宅急便」メドレーや「美女と野獣」など馴染みのある曲まで幅広く弦楽四重奏を楽しむことができます。pottaでは今後も様々なイベントを通して、地域の交流やエンターテイメントの提供をして参ります。■出演者プロフィール【伊東 翔太氏(ヴァイオリン)】東京音楽大学付属高等学校を経て、同大学を特別特待生として卒業。卒業演奏会に出演。第27回日本クラシック音楽コンクールアンサンブル部門弦楽器の部第2位(最高位)。2020飛騨河合音楽コンクール第2位(最高位)。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVIに出演。奨学金を得て、ギルドホール音楽院短期留学プログラム修了。これまでに三戸 泰雄、篠崎 功子、荒井 英治、大谷 康子の各氏に師事。現在、東京都交響楽団ヴァイオリン奏者。伊東 翔太氏【山本 翔平氏(ヴァイオリン)】桐朋学園大学卒業。同大学研究科修了。上西 玲子、米田 理香子、江藤 俊哉、江藤 アンジェラ、藤原 浜雄、荒井 英治の各氏に師事。第3回江藤俊哉ヴァイオリンコンクールJr.アーティスト部門第3位入賞。アフィニス夏の音楽祭、小澤征爾コンサートキャラバン、東京のオペラの森など室内楽も含め幅広く活動。2007年より都響に入団。同年5月より第2ヴァイオリン副首席奏者。山本 翔平氏【村田 恵子氏(ヴィオラ)】東京藝術大学卒業。同大学院音楽研究科修了。ヴァイオリンを竹内 民男、近藤 緑、若林 暢、ヴィオラを大野 かおる、川崎 和憲の各氏に師事。第7回別府アルゲリッチ音楽祭にて、ユーリ・バシュメットの公開マスタークラスを受講。「JTが育てるアンサンブルシリーズ」に出演。五嶋 みどり主催「第2回インターナショナル・コミュニティー・エンゲージメント・プログラム2007」に参加。2010年より都響ヴィオラ奏者。村田 恵子氏【清水 詩織氏(チェロ)】7歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校を経て、2008年、桐朋学園大学音楽学部演奏学科を卒業。2010年3月、桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程を修了。2002年、いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞を受賞。2006年、第7回ビバホールチェロコンクール第4位入賞。チェロを毛利 伯郎氏に、室内楽を徳永 二男、原田 幸一郎、毛利 伯郎、東京クヮルテットの各氏に師事。現在、東京都交響楽団団員。清水 詩織氏■イベント概要イベント名称 :さくほ町 冬のファミリークラシックコンサート開催日時 :2024年2月3日(土)(1) 午前の部 0歳からのコンサート11:00~11:40(10:30開場)(2) 午後の部 小学生からおとなのコンサート14:00~15:00(13:30開場)開催場所 :長野県佐久穂町生涯学習館「花の郷・茂来館」メリアホール(長野県南佐久郡佐久穂町大字海瀬2570)出演者 :東京都交響楽団 伊東 翔太、山本 翔平、村田 恵子、清水 詩織料金 :こども 無料大人(18歳以上) 1,000円※午前と午後の両方を鑑賞される場合チケットは2枚必要です。※こどものみの入場は不可チケット発売中:Peatix(ピーティックス) チケット販売数:各200枚備考 :開場は開演の30分前チケットに関するお問い合わせ先:potta 担当(内村) potta.concert@gmail.com <主催>店舗名称 : カフェ「potta(ポッタ)」所在地 : 長野県南佐久郡佐久穂町高野町2952-5電話番号 : 0267-78-3975営業日時 : 水~土 11:00~17:00(L.O 16:30)定休日 : 日~火Instagram: <特別協賛>社名 : 畑八開発株式会社(佐久穂町地域活性化事業)代表者 : 代表取締役社長 笹崎 俊一所在地 : 長野県南佐久郡佐久穂町畑329番地事業内容: 総合建設業HP : <協賛>井出建設興業株式会社(佐久穂町)臼田ライオンズクラブ(佐久市)エクシアホワイト新橋店(東京都)有限会社小沢電業社(佐久穂町)有限会社グランディア(東京都 芸能プロダクション)株式会社元氣応援団(佐久市)佐藤 玖朋(佐久市)嶋屋住設株式会社(佐久穂町)副島 優輔(佐久穂町)東京装美株式会社(佐久市)服部 正(東京都)Puddle株式会社(軽井沢町 建築設計事務所)株式会社PREMIUM(東京都 会員制フィットネススタジオ)株式会社放映新社(東京都 芸能プロダクション)Waka Seave(深セン市)順不同<後援>佐久穂町佐久穂町教育委員会佐久穂町公民館<運営>有限会社アジョンス・ドゥ・原生林■移住者と地元住民が交流できる拠点を目指すカフェ「potta」が主催佐久穂町では移住者が増加する一方、pottaがオープンした2022年春には人々が実際に交流できる場がまだまだ少ない現状がありました。カフェ「potta」では看板メニューであるガレットに佐久穂町産のそば粉や、交流のある生産者が育てた野菜やフルーツを使用するなど、地域との関わりと四季を大切に、メニューを提供しています。また、店内にキッズスペースを設け、子育て世代の方にも集いやすい空間作りをおこなうなど、佐久穂町で生まれ育った方と移住者の方が混ざり合い、共に町を創造していく一つの拠点となることを目標としています。佐久穂町のカフェ「potta」 (c)Waki Hamatsu地元産の野菜を使った看板メニューのガレットやカレー (c)Waki Hamatsu<運営会社>社名 : 有限会社アジョンス・ドゥ・原生林代表者 : 代表取締役 小坂 朗所在地 : 東京都港区高輪3-10-7 401号室事業内容: 企画制作、広告制作、キャスティング、配給、飲食企画・運営HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月18日清原果耶が主演を務めた舞台『ジャンヌ・ダルク』のオンデマンド配信が、2024年1月4日(木) よりスタートした。2023年11月から12月に東京・大阪で上演された本作は、ジャンヌ・ダルクというひとりの少女が時代や政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの“生”に焦点をあてた人間ドラマであり、歴史スペクタクル。清原とともに時代を生き抜くシャルル7世を演じた小関裕太をはじめ、映像のみならず舞台をもよく知る俳優陣が集結。劇団☆新感線の座付き作家である中島かずきの脚本を、白井晃による演出、世界的に活躍する三宅純の音楽で壮大な劇世界を創りあげた。このたび配信されるのは2023年12月15日(金) 公演の模様で、購入後2024年1月10日(水) まで視聴することができる。<配信情報>舞台『ジャンヌ・ダルク』オンデマンド配信演出:白井晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅純原案:佐藤賢一 参考文献『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』出演:清原果耶/小関裕太/福士誠治島村龍乃介深水元基山崎紘菜坪倉由幸(我が家)野坂 弘ワタナベケイスケ粟野史浩りょう神保悟志岡田浩暉/榎木孝明他収録日:2023年12月15日(金)チケット情報:()公式サイト:
2024年01月04日女優の山戸穂乃葉が、ミュージカル『魔女の宅急便』の主演を務めることが13日、明らかになった。少年忍者の深田竜生が相手役を務める。同作は角野栄子氏による同名児童書のミュージカル化作。今回、新たなキャストで4度目の公演となる。13歳になった魔女のキキが独り立ちし、見知らぬ街で”お届けもの屋さん”を始め成長する姿を描く。今回キキ役に抜擢されたのは、2022年に行われた第9回「東宝シンデレラ」オーディションでミュージカル賞を受賞した山戸穂乃葉。本作品がミュージカル初挑戦となる。キキの相手役となるトンボ役には、ドラマ『紅さすライフ』に出演し、カリスマモデル役でも話題を呼んだ深田竜生が抜擢された。また、キキの母であるコキリ役には、ドラマや映画などで活躍する生田智子、キキの父オキノ役は『おかあさんといっしょ』のうたのおにいさんとして歴代最長出演記録を持つ横山だいすけ、キキが居候するコリコの街のパン屋のおかみさんおソノ役は、元宝塚歌劇団星組・雪組トップ娘役の白羽ゆり、おソノの旦那さんフクオ役には、お笑いコンビ『ライセンス』の藤原一裕が、前作に引き続き出演し、フレッシュな2人を盛り上げる。東京公演は日本青年館ホールにて2024年3月8日~17日、大阪公演は新歌舞伎座にて2024年3月21日~25日。○■キキ役:山戸穂乃葉・コメントジブリ映画でも有名な『魔女の宅急便』のキキを演じさせて頂く事になりました、本当にありがとうございます。舞台出演も、そもそもこんなに大きなお仕事も初めてで「本当に大丈夫なのかな」とすごく不安な気持ちが溢れています。でも、そんな初めてのことがたくさんの私を見てもらえる機会を折角いただけたので、私のことを初めて知ってくださる人にもそうでない人にも、色々な方に幸せをお届け出来るような、最高のパフォーマンスをしたいと思います!! キキもこれからの山戸穂乃葉も空高く羽ばたくので、是非ご観劇にいらしてくださると嬉しいです。・キキの衣装に初めて袖を通してみた感想鏡の中には今まで映画で見ていたキキがいました。普段の私はロングヘアで前髪もないので、自分が自分ではないようでした!ジブリ好きの祖父がいるのですが、キキの格好をした私を見たら恐らくスマホのロック画面にするのではないかなと思います(笑)・起用理由(主催)初めてお会いした時の印象は、15歳とは思えない凛とした佇まいと、芯の強い表情。しかし話すとまだまだ引っ込み思案で、初めてのミュージカルに対する不安が見え隠れする。それはまるで、強い意志を持って故郷を飛び出したものの、新たな環境で戸惑うキキの様だと感じました。作中でキキは、様々な葛藤を乗り越えながら魔女として成長しますが、山戸さんなら等身大でキキの成長を表現してくれると感じオファーをさせて頂きました。○■トンボ役:深田竜生・コメントお話しをいただいたときには先輩方が引き継いできたトンボという役を自分が演じられるということにびっくりしたと同時にとても嬉しかったです。トンボは14歳で僕は21歳ですが、年齢を忘れさせるくらいの元気さ、無邪気さ、明るさでトンボを演じたいと思いますす。僕は子供の頃に鳥を見ながら、空が飛べたら…と考えていたこともあるので、そういう部分もトンボと似ている気がします(笑)『魔女の宅急便』はキキの成長物語であるのと同時にトンボの成長物語でもあるので、トンボにも注目していただけると嬉しいです。今回、外部のミュージカル作品は初出演なので緊張と不安がありますが、がんばりますので是非劇場にお越しください!・起用理由(主催)トンボは明るく真っ直ぐで行動力があり、空を飛ぶ夢を持ち続けている純粋な男の子。深田さんと初めてお会いした時、人懐っこい明るさと向上心の強さがトンボと重なり、是非にとオファーさせて頂きました。性格が似ていると感じた一方、深田さんの魅力の一つでもある長身とスタイルの良さは、今までと違ったトンボ像を見せてくれるのでは、と今から楽しみにしております。○■原作者・監修:角野栄子 コメントコロナで上演できない年も続いた、『魔女の宅急便』のミュージカルが、装いも新たに再出発いたします。初々しいキキとトンボさんとともに、新しい役者さんたちが、 コリコの町を飛び回ります。そして、あなたに、やさしさをお届けします。 大切な人々に、明るい明日がきますように。世界中の人々に、明るい明日がきますように。強い願いを込めて、舞台の幕が上がります。【編集部MEMO】『魔女の宅急便』原作は全6巻の児童書で、1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し大ヒットとなった。1993年~1996年には、蜷川幸雄氏演出によりミュージカル化、2016年にはイギリス・ウェストエンドにて舞台化された。今回のミュージカル版は、2017年に、若手新進気鋭の制作チームにより新演出で上演され、2018年に再演、2021年に再々演が行われた。2020年には上海にて中国人キャストによる公演も行われ、海を越えて愛されている。
2023年12月13日11月28日に開幕した清原果耶の初舞台『ジャンヌ・ダルク』より、舞台写真と開幕直後の清原果耶からコメントが到着した。本公演はおよそ600年前、長きにわたるイングランドとの戦争(百年戦争)に疲弊したフランスに颯爽と登場し目覚ましい活躍を遂げた後、わずか2年で火刑によりその命を散らしたジャンヌ・ダルクという一人の少女が、時代や政治に翻弄されながらも自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」に焦点をあてた人間ドラマだ。主演のジャンヌ・ダルクを演じ座組を率いる清原は、初舞台とは思えない堂々とした姿で舞台に立ち、大旗を翻しながらフランス軍を率いていく。そのジャンヌに導かれ王座に就くシャルル7世を演じる小関裕太は、若き王太子ならではの迷いや葛藤を繊細な演技で表現。出演者にはジャンヌと共に戦う傭兵レイモン(坪倉由幸)、ケヴィン(島村龍之介)、ジャンヌと敵対するイングランド側のベッドフォード公(岡田浩暉)、タルボット(福士誠治)、シャルルを支える王妃マリー(山崎紘菜)、継母のヨランド(りょう)、彼女らと対立しジャンヌを敵対視するラ・トレムイユ卿(神保悟志)、ジャンヌを異端審問にかけるコーション司教(榎木孝明)と実力派の俳優が揃った。本公演は、12月17日(日) まで東京建物Brillia HALL、12月23日(土) から26日(火) に大阪・オリックス劇場で上演される。12月24日(日) 17時の追加公演では「クリスマスイブ・アフタートークショー」を開催。小関裕太、福士誠治、坪倉由幸が登壇し、ここでしか聞けない話が披露される。■清原果耶 コメント無事に初日公演を終えました。今までに感じたことがない興奮と心臓の音が聞こえてきそうなくらいの緊張。あんなにも贅沢な時間を親愛なるスタッフ・キャストの皆さま、そして劇場へお越しくださった皆さまと共有出来たことを幸せに思います。千秋楽まで、進化を続けながら駆け抜けてゆけるよう精進してまいります。<公演情報>舞台『ジャンヌ・ダルク』演出:白井晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅純原案:佐藤賢一 参考文献『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』■出演清原果耶小関裕太福士誠治島村龍乃介深水元基山崎紘菜坪倉由幸(我が家)野坂弘ワタナベケイスケ粟野史浩りょう神保悟志岡田浩暉/榎木孝明 他■東京公演2023年11月28日(火)~12月17日(日) 東京建物Brillia HALL■大阪公演2023年12月23日(土)~12月26日(火) オリックス劇場※12月24日(日) 追加公演/クリスマスイブ・アフタートークショー付チケットはこちら:()公式HP:
2023年12月05日タレントの奥村梨穂が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第49号のグラビアに登場している。奥村は2003年5月9日生まれ、熊本県出身。元アイドルの経歴を持ち、グラビア界に突如現れた超逸材としてSNSでバズっている。グラビアに憧れがあったという奥村は、初めての海撮影に挑戦。天性のミラクルボディで魅了した。
2023年11月11日和菓子店「ヒガシヤ(HIGASHIYA)」創業20周年を記念したスイーツの第2弾として、ジャパニーズウイスキー「イチローズモルト」とコラボレーションしたひと口果子「時の恵み」を、2023年11月8日(水)から12月6日(水)までの期間限定で発売する。ヒガシヤ×イチローズモルトの限定和菓子「時の恵み」ヒガシヤは、創業20周年を記念し、和菓子とは異なる分野で活躍する4ブランドとのコラボレーションを実施。第1弾に続く第2弾は、国内外で高い評価を得るジャパニーズウイスキー「イチローズモルト」とのコラボレーションによるひと口果子「時の恵み」を用意する。「時の恵み」は、3種の希少なウイスキーを厳選し、その個性豊かな風味が引き立つよう、相性の良い餡と合わせたひと口サイズの和菓子。上品な甘さの餡と、ふわりと香るウイスキーのハーモニーを楽しめる、大人のスイーツとなっている。THE PEATED「こし餡+ウイスキー羹」熟成により深まるやわらかな燻製香とまろやかな甘さのあるウイスキー本来の味わいを愉しめるよう、こし餡と合わせた1品。PX Sherry Cask「つぶし栗+ウイスキー羹」シェリー樽で熟成させることで干し葡萄のような甘さとフルーティな味わいをまとったウイスキーと好相性の栗餡をあわせた1品。Bourbon Barrel「胡桃餡+ウイスキー羹」バーボン樽で熟成させたウイスキーならではのバニラのような甘さとさわやかな青林檎のような風味を引き立てる、胡桃餡と合わせた1品。ヒガシヤ創業20周年を記念したコラボレーションなお、2024年2月には第3弾としてイソップ(Aēsop)とのコラボレーションを展開。第4弾では三重・木屋正酒造の日本酒「而今(じこん)」とタッグを組む。【詳細】ヒガシヤ×イチローズモルト ひと口果子「時の恵み」販売期間:2023年11月8日(水)~12月6日(水)販売店舗:ヒガシヤギンザ(東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル2F)、ヒガシヤマン(東京都港区南青山3-17-14)、ヒガシヤマン 丸の内(東京都千代田区丸の内1-4 -5 三菱UFJ信託銀行本店ビル1F)、公式オンラインショップ価格:2,808円内容量:1箱 6個入箱サイズ:縦26.5cm ×横4.5cm ×高さ4cm 木箱入(巻紙)日保ち:4日(要冷蔵)■ヒガシヤ 第3弾以降のコラボレーション予定・第3弾 ヒガシヤ×イソップ販売期間:2024年2月4日(日)〜5月4日(土)・第4弾 ヒガシヤ× 而今販売期間:2024年5月5日(日)〜8月6日(火)※内容は変更となる可能性あり。【問い合わせ先】ヒガシヤTEL:03-6261-9300
2023年10月27日女優の北乃きい(32)が10月26日、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS)に出演。激変した姿にネット上では衝撃の声が相次いでいる。北乃は番組内の「もしも…卓球老女が石川佳純だったら!?」というコーナーに登場。元卓球選手の石川佳純(30)がおばあさんの姿に変装し、突然超絶テクニックを見せるというドッキリをかけられた北乃は「いや~!」と大声を出して驚き、番組を盛り上げた。バラエティ番組としては満点のリアクションを見せた北乃だったが、ネット上では北乃の姿に思わぬ注目が集まっていた。《北乃きいちゃんが丸くなってて可愛いwww》《一瞬 誰か わからなかった…》《北乃きいちゃん、ふっくらしてるけど、それでもかわいいのってずるいな、、、》《モニタリング観てて、北乃きいちゃんってこんなに可愛かったっけ!?!?ってびっくりしてるふっくらすべすべしててめちゃくちゃ好きなにこの感情は》この北乃の“激変ぶり”はSNS上でたちまち話題になり、X(旧Twitter)では一時トレンド入りする事態に。10月20日に、北乃のInstagramに投稿された、彼女の近影と比較すると、少しふくよかな印象がうかがえる。いっぽうで、《北乃きい服が悪いのでは?》《モニタリングに出演してる北乃きいちゃんが太ったとか言われてるけど、恐らく服のせいで体が大きく見えてしまっているのでは…》と番組の中で着用していた衣装による見え方の違いを指摘する人もいた。
2023年10月26日「頭皮も肌の一部」和漢植物エキスを惜しみなく配合株式会社一杢は、自社の基礎化粧品シリーズ“京乃雪”の「トリートメントシャンプー」をリニューアル発売した。京乃雪「トリートメントシャンプー」は、今回のリニューアルでゴミの削減にもつながるエコ容器を採用。「頭皮も肌の一部」という考えのもと和漢植物エキスを惜しみなく配合しており、弱酸性・ノンシリコンタイプで肌にやさしく、根元ふんわり、毛先しっとりの洗いあがりを実現する。シャンプー・トリートメント・スカルプケアの1本3役となりトリートメントが不要。時短ケアを可能にするほか節水にもつながるエコ仕様だ。オタネニンジンエキスやミツイシコンブエキスを配合京乃雪「トリートメントシャンプー」には、血行・代謝促進作用があると言われ髪をしなやかに保つオタネニンジン(高麗人参)エキスを配合。他にも、保湿効果にすぐれた美容成分で、潤いを逃さず地肌環境も整えツヤのあるなめらかな手触りへと導くミツイシコンブエキスも配合されている。1個あたりの内容量は250mL、税込み価格5,500円で販売中。(画像はプレスリリースより)【参考】※京乃雪「トリートメントシャンプー」
2023年10月25日櫻井音乃さんのインスタグラムをチェーーック!グラビアアイドルの櫻井音乃さん(21)は中学生の頃にティーン誌『Popteen』のレギュラーモデルで活躍し、ABEMAの人気恋愛リアリティー番組『今日、好きになりました。~韓国ソウル編~』でブレイクしました。先日、自身のインスタグラムにセクシーな編み上げ水着ショットを数枚公開したところ反響を呼んでいるようです。どんな写真なのか早速チェックしてみましょう!おちゃめな表情でエチエチ寝そべりショット「神アングル」反響 この投稿をInstagramで見る 櫻井 音乃 otono sakurai(@o_to.08)がシェアした投稿 鼻にしわを寄せて不機嫌な表情をするおちゃめな音乃さん。ベッドに寝そべり、セクシーな編み上げ水着からはみ出すGカップバストに見入った方も多かったのでは。コメント欄には「デカッ」「神アングル」「しかめっ面も可愛く感じてしまいます」と表情やアングルに称賛のコメントが続々と寄せられていました。グラビア以外にも最近では日曜劇場『VIVANT』に出演するなど仕事の幅を広げている音乃さん。次はどんな姿を見せてくれるのか楽しみですね!
2023年10月19日2021年のデビューから芥川賞など様々な賞の候補となる話題作を発表し、注目を集める作家の石田夏穂さん。一癖ある主人公をユーモアとともに精緻に描く、石田さんの言葉への思いとは。左上から時計回りに、『我が友、スミス』1540円(集英社)、『ケチる貴方』1650円(講談社)、『黄金比の縁』1650 円(集英社)、『我が手の太陽』1650円(講談社)筋トレにのめり込む20代の女性会社員・U野は、カリスマ的ボディビルダーのO島から勧められ、大会への出場を決意する。鍛える女性という、かつてないテーマで書かれた石田夏穂さんの『我が友、スミス』は、すばる文学賞の佳作に選ばれ、芥川賞候補にもなった。「私の通っているジムにはボディビルやフィジークやビキニといった大会を目標にしている人が何人もいて、興味を持ちました。私もその世界のことはまったく知らなかったので、本を読んだり、そういう人たちを観察したりしてできあがったフィクションです。私の小説では、心理描写のような抽象的なものよりも、言動や状況を具体的に書く部分が多くを占めるので、人間味がないと言われることもあるのですが、たとえばショルダープレスをするときにいちいち『脳内ではいまこんな感情が波打っていて……』みたいな人より、ここの筋肉にいま負荷がかかっているな、程度のことしか考えていない人の方が私はリアルだと思うんですね。事実を淡々と書く分には、そこにウソはないというか」準備を進めていく中で、変わっていくのは体だけではなかった。自身の意識、周囲の反応や視線。ボディビルという世界もジェンダーロールと無関係ではないという気づき。「単純に体を鍛えれば勝つというものでもなくて、ステージ上のパフォーマンスにはピンヒールとか目立つピアスとか、カテゴリーによって女性的なアイテムも求められます。私自身も部外者として驚いたことなので、それは作中に入れたいなと思いました」『ケチる貴方』では、男性ばかりの会社で働く極度の冷え症に悩む女性や、脚の太さがコンプレックスで脂肪吸引を繰り返す女性を主人公にした。肉体が変化していくうちに、精神面も変わっていく様子が繊細に描かれる石田さんの作風を、フィジカル文学と捉えている人もいる。「肉体にとりわけ興味があるわけではないんです。でも、私の中に、体のコンディションが感情を決める側面はあるよなあという感じは根強くあって。たとえば、上司にめちゃめちゃ怒鳴られて、イライラしたとしても、原因を突き詰めていくと、『お腹がすいているせいかも』とか『生理だからかも』とか『カルシウム不足のせいかも』というふうに、実は体はめちゃくちゃ心に影響しているなと」『黄金比の縁』の主人公は、新卒採用を担当するチームに配属されて10年となる入社12年目の小野。入社直後は花形部署にいたが、とある炎上騒動の責任を押しつけられる格好で、人事部へ異動に。不遇を強いられた彼女は、会社への復讐を果たすべくぶっ飛んだ採用基準を思いつく。それが採用というもののいい加減さや、男性社会で生きる女性の生きづらさを浮かび上がらせ、他人を安易にジャッジする社会へのアンチテーゼになっていく。「最近気づいたんですが、私は、好きだったり興味があることよりも、日常生活で感じたイヤなことや、うさんくさいと思うことについての方が書けるみたいです(笑)。実はふだんから、『残業多すぎ!』とか『なんで私がこの仕事やらなきゃいけないんだ!』とか、しょうもない仕事の愚痴をしょっちゅう言ってるんですけれど、そういうときの自分はかなり饒舌ですね(笑)」『我が手の太陽』は、腕に自信があり、周囲からも一目置かれてきた溶接工の伊東が、作業中の不安全行動を理由に望まぬ現場に回されるようになり、仕事も人間関係も荒れていくというストーリー。「作中にも書いたんですが、『仕事ができるやつは挨拶もちゃんとしてる』といった、何の根拠もないけど妙に信じられている言葉ってありますよね。私はそういうのは都市伝説並みに疑っていますね(笑)。マナーの良し悪しや普段の行いは基本的には仕事の能力とは無関係なのに、誰かを批判するときにそういうことも材料にされるのはイヤだなあと。たぶん私は安易なポジティブシンキングが嫌いなんですよね。希望に満ちていない、ネガティブな人物の方に惹かれます(笑)」そんな石田さんが、言葉の力を感じるのはどんなときなのだろう。「カッコいい小説を読んだときとか、すごくシビれます。髙村薫さんや古処(こどころ)誠二さんは大好きで、ディテールをこまやかにすくい上げて、登場人物がどこに意識を向けているかをあくまで客観的に描いているのに、読み手にその心情がヒシヒシと伝わってくる感じが好きです」そこに、特別な何かを持つ人は出てこない。むしろどこにでもいるような人が右往左往したり四苦八苦する姿が面白い、と石田さん。実際、石田さんが書く主人公たちはみな自分の職務や趣味嗜好など、目の前のことに対して真面目だ。真面目がすぎて可笑しみを誘うほど。その人間くさいユニークさも石田さんの小説世界の大きな魅力だろう。「生身の人間ってほとんどが地味な仕事をしていて、ルーティンに則って生きているものだと思うんです。私自身は意志薄弱な方なんですが、たぶんだからこそ、もともと極端にストイックな人間が好きです。しかしだからといって、登場人物たちを神様のような存在にはしたくない。『どんなにストイックでも、言うて人間だろ?お腹もすくし、トイレにも行くだろ?』という気持ち。普通の人の意外さというか、意外な人の中の『意外な普通さ』みたいなもの…すみません、何か禅問答みたいになってしまいましたが、そういう普通の人の話を書きたいと思っています」いしだ・かほ1991年、埼玉県生まれ。東京工業大学工学部卒。2021年「我が友、スミス」が第45回すばる文学賞佳作となる。現在は会社員と二足のわらじ。平日は出勤前の1~2 時間、休日は午前中が主な執筆時間。ユーモアたっぷりの独特の文体がクセになる新鋭だ。※『anan』2023年10月11日号より。写真・中島慶子森 清(講談社写真部/石田さん)取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2023年10月06日北乃きい主演、日本のメガネ産業の立ち上がりを描いた『おしょりん』の舞台挨拶付き完成披露上映会が行われ、北乃さん、共演の森崎ウィン、かたせ梨乃、小泉孝太郎、そして児玉宜久監督が登壇した。日本産メガネの95%を生産している福井県。明治時代、豪雪地帯のため冬は農作業ができず、収入の道がなくなる村の状況を変えようとメガネ産業をゼロから立ち上げた兄弟、増永五左衛門(小泉孝太郎)と幸八(森崎ウィン)。そして、その2人を信じて支え、見守り続けた五左衛門の妻・むめ(北乃きい)を主人公に、挑戦と情熱、家族の愛の物語を描く。10月1日は、日本眼鏡関連団体協議会が制定した「メガネの日」。メガネ愛用者に感謝の気持ちを表すために1997年に制定された「メガネの日」にお披露目が実現した。むめ役の北乃さんは「実在された方を演じるプレッシャーはあったけれど、リスペクトを忘れず、むめを生き抜きたいと思い、ロケ地・福井ですべてを出し切りました!」と熱演を報告。約1か月の福井ロケをふり返り「地元の皆さんのご協力のお陰でケータリングも福井名物を頂いたりして、空気から人から食べ物まで福井を感じて福井の人を演じることが出来ました」と地元民の支援に感謝していた。増永幸八役の森崎さんは、劇中で演じた増永兄弟が創業した増永眼鏡が作ってくれたというメガネをかけて登壇。「どうしても今日この日にかけたくて」とすっかりお気に入りのようだが、ややレンズに色が入っていることからワイルドな雰囲気に!?それだけに「この映画の時とは全然違う感じになってしまって…。森崎ウィンは怖い人ではありません。この映画では一滴も血は出ません」と苦笑いで釈明し、笑いを誘った。また、森崎さんは主題歌「Dear」も担当しており、「自分が出る映画の主題歌を歌うという夢の一つを叶えられたことに感謝です。映画を邪魔せず、寄り添えるような楽曲になったらいいと思って鼻と頭と眉間の間から抜けるような声を意識しました」とレコーディングをふり返った。その兄・増永五左衛門役の小泉さんは、同じ横須賀市出身の北乃さんとの共演に「北乃さんは僕を呼ぶときに、下から上がってくる感じのイントネーションで“小泉さあん、元気ですかあ”と言う。子ども時代の横須賀にはそんな福井弁のようなイントネーションのおじいちゃんおばあちゃんがいたなと思った。福井弁は耳触りが良くて、2人のシーンも壁を感じず、すっと馴染んだ」とコメント。そして、増永せの役のかたせさんは、福井の新鮮なおもてなしに感激。「お刺身がお弁当に入っているなんて東京では考えられない。それだけ新鮮なお魚を食べられる場所なのかとビックリしました」と語っていた。最後に主演の北乃さんは「諦めない姿、夢を追って努力し続ける姿がピュアに描かれている物語です。それを支える女性たち、家族愛、友情、夫婦愛が描かれています」と語り、「チャレンジしようとしている人の背中を押してくれるような映画であり、福井に行きたいと思ってもらえるような映画です。素敵な映画が完成しました!」と笑顔で呼び掛けていた。『おしょりん』は10月20日(金)より福井県にて先行公開、11月3日(金・祝)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おしょりん 2023年11月3日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開※福井先行(10月20日)©「おしょりん」制作委員会
2023年10月02日桜の効果を実感株式会社一杢は9月25日、同社が展開する基礎化粧品シリーズ「京乃雪」をリニューアルしたと発表した。「京乃雪」は京都生まれの和漢化粧品。雪のようにきめ細かく美しい肌を保ってもらいたいという思いの込められた名称で、京都の天然水をベースに27種類の和漢植物エキスとサクラエキスを配合してすこやかな美しい素肌へと導く商品に仕上げている。サクラエキスの配合は、今回のリニューアルにおける核である。日本の花として古来より愛されている桜には肌荒れを防ぐ効果や保湿効果などがあり、このエキスをすべてのアイテムに配合することでより年齢肌への美容効果が実感できるラインナップとなっている。美容液もパワーアップ株式会社一杢の「京乃雪」では、美容液の人気が高い。美容液「オリジナルエッセンス」は、肌全体や年齢ととも気になる目元・口元にふっくらとしたハリを与えてくれるアイテム。今回のリニューアルに際してエイジングケア成分である高麗人参エキスも増量された。また、ヒアルロン酸による保湿力もアップしている。同社ではこの機会にロゴマークも一新しており、京都の花ともいえる桜が雪とともに舞い降りる情景を一輪の花に見立てて「京乃雪」を表現。今後も可憐に咲く花が肌にも心にも潤いを与え、気持ちを楽しくさせるようばブランドを目指していきたいとのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】※「京乃雪」公式ホームページ
2023年09月27日2023年秋冬「ananモテコスメ大賞」トレンド部門。ここでは、雨のパレード・大澤実音穂さんが“冒険目元カラーマスカラ”に挑戦しました。大澤実音穂×冒険目元カラーマスカラ実はかなりのコスメフリークだという大澤実音穂さん。独自の審美眼を持ち、お気に入りアイテムを数年前からインスタグラム#mineho_cosmeで紹介している。目元を鮮やかに彩ってくれるカラーマスカラは、そんな大澤さんのお気に入りの一つだそう。「今まではブラウン系を選ぶことが多かったのですが、素敵なカラーマスカラが増えてきて、よりいろんな色を楽しみたい!と思い、よく取り入れています」ヘアカラーやファッションとのバランスもトータルで考えるのが、大澤さんのこだわり。「洋服や気分に合わせて、いろんな色を使うのが好き。まつ毛に馴染むカラーやパキッと発色するものを、その日やりたいメイクによっても変えたりします。今は髪の毛がオレンジなので、オレンジやレッドなど暖色系を使うことが多いですね。挑戦してみたいのは、グリッターやラメがたっぷり入ったギラギラッとしたマスカラ。うまく使いこなすのが目標です」1、くすみブルーで透明感ある目元をゲット 賞【OPERA】カラーリングマスカラ 10自まつ毛との馴染みが抜群。この秋大活躍しそうな、繊細かつ絶妙なニュアンスカラー。お湯でオフできるフィルムタイプ。「淡いくすんだブルーがとてもきれいで、何だか優しい気持ちになれるカラー。発色も良くて、透明感のある目元になります。色に深みがあるので自まつ毛と馴染みが良く、使いやすいのも嬉しいポイント」。¥1,650(イミュ/イミュ TEL:0120・371367)「アイシャドウは明るめのピンクをオン。アイラインはマスカラと同じブルーを引きました」2、ひと塗りで目元が華やぐ万能アイテム 賞【ETVOS】ミネラルロングラッシュマスカラ モーブボルドーさりげなくこなれた印象に。根強い人気を誇るマスカラが、処方とブラシをリニューアル。「深みのあるボルドーが素敵で、自信を持たせてくれるような華やかなカラー。まつ毛に血色感がプラスされて、温かみのある目元を演出してくれます。液が柔らかいので重ねてもダマにならず、きれいにまつ毛が伸びました」。¥2,970(エトヴォス/エトヴォス TEL:0120・0477・80)「マスカラ、アイシャドウ、アイラインはすべてボルドー。ファッションもワントーンが」3、プレイフルなカラーでみんなの視線を釘づけ 賞【ADDICTION】ザ マスカラ カラーニュアンス WP 107遊び心No.1のカラーが登場。ありそうでなかった斬新なイエロー。汗や水に強いウォータープルーフ。「個性的なイエローが可愛い!カラフルな鳥の羽根のようなまつ毛になれます。ほんのりくすんでいて、派手になりすぎず存在感が出るので、ライブで目元にガツンとメイクする時に使いたい」。¥4,180 限定発売(アディクション ビューティ/アディクション ビューティ TEL:0120・586・683)「アイシャドウはブラウンをベースに、マスカラに合わせてイエローを重ねました」おおさわ・みねほ3人組ロックバンド「雨のパレード」のドラマー。Digital EP「Human Being」を10月4日に配信リリース予定。Instagramは@______mineho※『anan』2023年9月27日号より。写真・小川久志(by anan編集部)
2023年09月23日タレントの西村歩乃果が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)39号のグラビアに登場している。西村は1995年1月28日生まれ、神奈川県出身。アイドルグループ・ラストアイドルを卒業後、恋愛リアリティショー『オオカミちゃんには騙されない』出演などで話題を呼んでいる。3年ぶりに同誌に登場となった西村は、本誌グラビアで初水着に。ヘルシーだけど色っぽく、可愛いけどセクシーに魅了した。
2023年09月02日謎解きって面白い!そう改めて思わせるのが米澤穂信さんの新作『可燃物』だ。群馬県警の葛(かつら)警部が不可解な事件に挑む短編集である。「最初に“凶器は何か”という謎を思いつき、雑誌のミステリー特集に『崖の下』という短編を書いたのがきっかけでした」「崖の下」では群馬県のスキー場で遭難事故が発生、崖の下で刺殺体が見つかる。犯人は一緒に見つかった怪我人の青年と思われたが、凶器が見当たらない。情報を集め熟考を重ねた葛警部が意外な真相に辿り着く。「掲載後、編集者の方にシリーズ化しませんかと言っていただいた時、本当にいいんですか、という気持ちでした。というのもここまでストイックな本格ミステリーがはたして読者に喜ばれるのか、と思いまして」いやいや、これが実にスリリングで夢中にさせる展開。米澤さんが警察ミステリーを書くのは珍しいが、「今回は嵐の山荘などのミステリー空間ではなく、現実社会の事件を書いたので、謎解き役に法的手続きをとって調査する警察官を置くのが自然なことでした」深夜の交通事故、バラバラ殺人、街の連続放火、立てこもり…葛が対峙する事件にはどれも奇妙な点がある。都合のよい目撃証言に飛びつかず逆に不信感を抱くなど、葛の経験に基づいた判断力が冴えわたる。事件を解決しようと執念を燃やす葛がとにかく渋く、格好いい。「かつてヒラリー・ウォーのミステリー『失踪当時の服装は』で、事件を解決しようとする警察署長の不屈さに魅せられました。そこが葛に反映されているかもしれません」今回は、あくまでも捜査に焦点を当てた話運びを選んだ。「葛の私生活などは、あえて書きませんでした。人柄は仕事ぶりから立ち上がってくるのではないかと考えたからです」雑音を排しているからこそ読者も推理に集中できる。その際の“わかりそうでわからない”塩梅が絶妙だ。「“自分も推理できる”というのもミステリーの楽しさのひとつです。どの短編も、読者も考えれば真相が分かるよう、手がかりはすべて書きました。『崖の下』を発表した時、担当編集者の中で一人だけ真相を見抜いた人がいたんです。それはつまり、読者に分かるように書けたということなので、嬉しかったですね」米澤穂信『可燃物』群馬県警捜査一課の班長、葛警部が不可解な事件の捜査にあたる短編集。葛の捜査に集中する姿、鮮やかな推理で魅了する警察ミステリー。文藝春秋1870円よねざわ・ほのぶ2001年『氷菓』で角川学園小説大賞の奨励賞を受賞しデビュー。『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞、『満願』で山本賞、『黒牢城』で山田賞、直木賞、本格ミステリ大賞を受賞。※『anan』2023年8月30日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2023年08月29日清原果耶の初舞台「ジャンヌ・ダルク」から新たにポスタービジュアル、全キャストの扮装写真とコメントが公開された。2010年、2014年に続き、3度目の上演となる本作は、ジャンヌ・ダルクという1人の少女が、時代や、政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの“生”に焦点をあてた人間ドラマであり、歴史スペクタクル。3度目の上演は初舞台・初主演となる清原さんに、小関裕太をはじめ、出演者はオール新キャスト。りょう、岡田浩暉、福士誠治、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、粟野史浩、野坂弘、ワタナベケイスケら、映像のみならず舞台をもよく知る実力派が集うほか、今後の飛躍が期待される若手で初舞台となる荒木飛羽が重要な役どころを演じ、さらに榎木孝明、神保悟志と、経験豊富なベテランも加わり、壮大な劇世界の骨組みを担う。キャストよりコメント到着清原果耶今回の舞台のお話をいただいて、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。舞台に挑戦してみたいという気持ちは、このお仕事を始めてからずっとありましたし、まさか「ジャンヌ・ダルク」に参加出来るだなんて思いも寄りませんでした。ジャンヌのように沢山の人々を導いていく力を自分が持てるだろうか、そして最後まで懸命に生きてその勇姿を届けられるのかなと、稽古がまだ始まっていない今から緊張や不安を感じてはいるのですが、演出の白井晃さんをはじめとするスタッフキャストの皆さんの言葉や生き様を目に焼き付けながら、皆さんと一緒に作るこの舞台を楽しめれば良いなと思っています。ジャンヌが信じる道を全うしようと生きていく中で、様々な恐怖や葛藤、そして孤独も抱えていたはずです。1人の少女ジャンヌにどこまで寄り添い一緒に戦うことが出来るのか、沢山の方々のお力をお借りして、新たな「ジャンヌ・ダルク」をお届け出来るよう励みます。小関裕太/シャルル7世役小関裕太/シャルル7世役7年ぶりに白井晃さんとご一緒できることがまず嬉しいです。白井さんは観客の目線を操る魔術師。映画でいうところのカメラワークが天才的で、ちょっとひねくれた視点で見ようとしても、つい「あそこを見たい」と思わされてしまいます。再演の際の映像を観て、出演者の多さ、その動きの面白さ、すごい迫力に、「こんな壮大なプロジェクトに声をかけていただいたんだ」と、あらためて光栄に感じました。清原果耶さんとは今回が「はじめまして」ですが、いくつかドラマを拝見して、まとう雰囲気も声も、その人にしかないもので、素敵だなと感じていました。映像の中で輝いていた清原さんが舞台でどう変化し、どんな表情を見せてくださるのかも、とても楽しみです。目の前にそのキャラクター、その人がいるという事実の重さ、緊張感や躍動感こそが舞台の魅力。僕も、映像の画面を通じて伝えるのとは違う、舞台ならではの味わいを持ったシャルル王を演じたいなと意気込んでいます。福士誠治/タルボット役福士誠治/タルボット役タルボット役を演じます福士誠治です。ジャンヌ・ダルクという名作に出演出来ること、本当に光栄に思うと共に、戦乱の中生き抜くジャンヌにどう壁として立ちはだかるのかワクワクします。中島かずきさんの脚本はその時を生きるセリフを書いてくださるのでタルボットの葛藤をしっかりと表現していきたいです。そして白井晃さんの演出を受けるのは今回が初めてなので、何よりも楽しみです。みなさん、歴史の瞬間をお見逃しなく!荒木飛羽/傭兵ケヴィン役荒木飛羽/傭兵ケヴィン役初舞台で「ジャンヌ・ダルク」に参加できることに嬉しさと緊張と色んな感情が溢れています。全てが初挑戦なので一つひとつを噛み締めながら、傭兵ケヴィンを演じていきたいと思います。スタッフ、キャストの皆さんと一緒に舞台を作る時間を大切にし、「ジャンヌ・ダルク」の世界を、多くの人に届けられるよう頑張りたいです。深水元基/アランソン公役深水元基/アランソン公役ジャンヌと同じフランス軍のアランソン公を演じさせて頂けるなんて嬉しい限りです。ジャンヌを認め、共にイギリス軍と戦い、奇跡を見る。ジャンヌをしっかりと支えたいと思います!ストーリーがハードなだけに、熱量持って挑まなければならない。体力的にも大変そうだ。気合い入れますよ!お客様も覚悟して観に来て下さいね(笑)山崎紘菜/マリー・ダンジュー役山崎紘菜/マリー・ダンジュー役私自身、舞台の経験が浅いので、この壮大なドラマの中で、マリーとして、そしてフランス王妃として、立派に舞台に立つことができるのか不安もありますが、日々学ばせていただきながら、シャルルを支える良き妻に成長していけたらと思います。マリーは登場人物の中で一番、現代の私達に近い感覚を持っている女性だと思うので、多くの方に共感していただけるのではないかと思います。陰謀や思惑がうごめく宮廷の中で、彼女らしく15世紀のフランスを懸命に生きたいです。坪倉由幸/傭兵レイモン役坪倉由幸/傭兵レイモン役こんなに壮大なスケールの舞台で、こんなに豪華なキャスト・スタッフの皆さんとご一緒できるなんてとても光栄です。今まで何度か舞台をやらせていただき、僕が演じてきた役柄はどこか情けなかったり、頼りなかったり、いい加減だったり、笑いを誘う要素が多かったんですが、今回演じさせていただく傭兵レイモンは全く逆です。カッコイイです!不安です。頑張ります!野坂弘/サントライユ役野坂弘/サントライユ役「なぜ今なのか?」について考えています。例えばホモソーシャル規範の下、若い女性が偶像化された果てに切り捨てられる構図。また美談として消費する際には個人を"尊重"し、一方では声を上げる個人は抑圧し続ける構図。それらは遠くの事からすぐ足元の事まで、未だ多くの社会構造に重なると感じます。そんないま今作を上演する意味や、社会の構造を変える方法を必死に考えながら、自分に出来ることを実践したいと思っています。ワタナベケイスケ/クルパン役ワタナベケイスケ/クルパン役『楽しみと少しばかりの恐れ』というのが、出演させていただく際の偽らざる感想です。演劇体験はいつだって特別で且つ身近にあって欲しいものですが、その中にあって本作品は特別な体験ができる気がしております。なにせ、90名を超えるキャストでお送りするわけですから、きっと今までにない空間が待っているんだと思います。それはとても楽しみですし、少し恐ろしくもあります。是非、一緒に特別な時間を共有できますように。粟野史浩/ラ・イール役粟野史浩/ラ・イール役ジャンヌ・ダルクに出演することになり、昔ある演出家から言われたことをふと思い出しました。『その場にいてください。その場で生きてください。その場で皆が支えあってください。』と。今回は、この言葉の中の『支えあって』が大切なことになると思います。なので、自分の役を演じるうえで、ジャンヌ・ダルクの強さを、切なさを、儚さを、悲しさを、全力で支えることをここに誓います!(笑)りょう/ヨランド・ダラゴン役りょう/ヨランド・ダラゴン役壮大な歴史劇で、多くの人を魅了している『ジャンヌ・ダルク』に参加させていただけることを光栄に思います。大勢の兵士や民衆と共に、一つの作品を創り上げていくことが楽しみです。久しぶりに、熱気あふれる強い作品になると思います。ぜひ、熱狂しに劇場へお越しください。お待ちしております。神保悟志/ラ・トレムイユ卿役神保悟志/ラ・トレムイユ卿役前回の公演を拝見させて頂いた時に、その迫力に圧倒させられた事をよく覚えております。まさかその再演に出させて頂けるとは夢にも思っておりませんでした。是非、今回の公演でわたしが前回感じた迫力と感動をひとりでも多くの方々に感じて頂ければ幸いです。岡田浩暉/ベッドフォード公役岡田浩暉/ベッドフォード公役曇天の雲間から一筋に差し込む神々しい光の様なジャンヌ。その周りでうごめく人間社会。神秘的で躍動感溢れる物語。といったイメージがあります。初めての中世のヨーロッパもので、衣装に触れること、世界に入れることがとても楽しみですし、演出の白井晃さんをはじめ、キャストの方々とご一緒できるこの機会に感謝しています。榎木孝明/コーション司教役榎木孝明/コーション司教役物語は中世ヨーロッパのキリスト教国での実話です。ジャンヌ・ダルクの名前は誰もが知っていても、その歴史の実態は日本人にはあまり馴染みがありません。今回はジャンヌと敵対するコーション司教役とあって、時代背景をしっかり把握して役を作り込んでいかねばと思っています。さてどんなコーションが出来上がりますやら。そして清原果耶さんをはじめ初共演の方も多く、今からとても楽しみです。舞台「ジャンヌ・ダルク」は11月28日(火)~12月17日(日)東京建物Brillia HALL、12月23日(土)~12月26日(火)オリックス劇場にて上演。(シネマカフェ編集部)
2023年08月07日俳優の清原果耶が、舞台『ジャンヌ・ダルク』の主演を務めることが21日、明らかになった。同作は演出:白井晃、脚本:中島かずき(劇団☆新感線)、音楽:三宅純、原案・監修:佐藤賢一により2010年に初演を迎え、2014年に再演、今回が9年ぶり3度目の上演となる。ジャンヌ・ダルクという1人の少女が、時代に、政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」に焦点をあてた人間ドラマであり、歴史スペクタクルを描く。今回、ジャンヌ役として白羽の矢が立った清原は、初舞台に挑戦。繊細な感受性、芯の強さを感じさせる存在感は、純粋無垢なラ・ピュセル(乙女) ジャンヌ・ダルクに通じるところがあり、フレッシュな感性を持って、自らの道を選びとるヒロインと向き合う。迷い、成長するフランス王 シャルル7世役には小関裕太が決定し、ジャンヌの後押しを受けて王となり、後には彼女の命運を握ることになる。2人を支えるキャスト陣も全員初参加で、タルボット役に福士誠治、傭兵ケヴィン役に荒木飛羽、アランソン公役に深水元基、マリー・ダンジュー役に山崎紘菜、傭兵レイモン役に坪倉由幸(我が家)、サントライユ役に野坂弘、クルパン役にワタナベケイスケ、ラ・イール役に粟野史浩、ヨランド・ダラゴン役にりょう、ラ・トレムイユ卿役に神保悟志、ベッドフォード公役に岡田浩暉、コーション司教役に榎木孝明と様々なキャストが集った。作中では100人を超す出演者が劇場狭しと躍動する戦闘シーンも見どころとなっている。東京公演は東京建物BrilliaHALLにて11月28日〜12月17日、大阪公演はオリックス劇場にて12月23日〜26日。○清原果耶 コメント今回の舞台のお話をいただいて、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。舞台に挑戦してみたいという気持ちは、このお仕事を始めてからずっとありましたし、まさか『ジャンヌ・ダルク』に参加出来るだなんて思いも寄りませんでした。ジャンヌのように沢山の人々を導いていく力を自分が持てるだろうか、そして最後まで懸命に生きてその勇姿を届けられるのかなと、稽古がまだ始まっていない今から緊張や不安を感じてはいるのですが、演出の白井晃さんをはじめとするスタッフキャストの皆さんの言葉や生き様を目に焼き付けながら、皆さんと一緒に作るこの舞台を楽しめれば良いなと思っています。ジャンヌが信じる道を全うしようと生きていく中で、様々な恐怖や葛藤、そして孤独も抱えていたはずです。1人の少女ジャンヌにどこまで寄り添い一緒に戦うことが出来るのか、沢山の方々のお力をお借りして、新たな『ジャンヌ・ダルク』をお届け出来るよう励みます。○小関裕太 コメント7年ぶりに白井晃さんとご一緒できることがまず嬉しいです。白井さんは観客の目線を操る魔術師。映画でいうところのカメラワークが天才的で、ちょっとひねくれた視点で見ようとしても、つい「あそこを見たい」と思わされてしまいます。再演の際の映像を観て、出演者の多さ、その動きの面白さ、すごい迫力に、「こんな壮大なプロジェクトに声をかけていただいたんだ」と、あらためて光栄に感じました。清原果耶さんとは今回が「はじめまして」ですが、いくつかドラマを拝見して、まとう雰囲気も声も、その人にしかないもので、素敵だなと感じていました。映像の中で輝いていた清原さんが舞台でどう変化し、どんな表情を見せてくださるのかも、とても楽しみです。目の前にそのキャラクター、その人がいるという事実の重さ、緊張感や躍動感こそが舞台の魅力。僕も、映像の画面を通じて伝えるのとは違う、舞台ならではの味わいを持ったシャルル王を演じたいなと意気込んでいます。○演出:白井晃 コメントたった一人の少女が、民衆の心を動かし、王宮を動かし、軍隊の先頭に立って失地回復をする。その原動は何だったのか。そして、その少女を火刑にかける人々の心の変化とは。そんな思いで、13年前にこの作品に臨みました。そのためには、民衆、兵士、学僧などを演じる多くの出演者が必要となり、総勢100名を超えるスペクタクルになりました。今、もう一度、この舞台に臨むことになりました。今回の再構築にあたり、清原果耶さんという最高のジャンヌ・ダルクと素晴らしい新キャストを得て、新たな物語が生れます。この10年間の間に世の中は大きく変わりました。人の心のありようも大きく変化しました。一人の少女の物語は、私たちに新たな生きる意味と希望を与えてくれる気がしています。大きな「生」のエネルギーを、キャスト、スタッフ、そして、観客の皆さんと作りたいと思います。○脚本:中島かずき コメント『ジャンヌ・ダルク』を次に上演する時は、清原果耶さんにお願いしたい。それだけのパワーを感じる。近年の彼女の活躍を拝見して、勝手にそう思っていた。しかし、この芝居は大勢のエキストラを集めて上演する作品だ。今の状況ではなかなか再演は難しいだろう。自分の夢物語として胸のうちに収めておいた。ところが、プロデューサーから「『ジャンヌ・ダルク』を再演します。主演は清原果耶さんです」という連絡をいただき驚いた。誰にも言ってないのに。以心伝心とはこのことか。夢がかなった。彼女を支える共演陣も芸達者な人達が集ってくれた。感謝しかない。もちろん演出白井晃・音楽三宅純のお二人も、ますますダイナミックで精緻な舞台を作り上げてくれるだろう。世界中が不安定な今だからこそ、己の信仰心をよすがに、たった一人で世界と対峙する少女の物語を舞台に上げる意味がある。改めてそう思っている。○音楽:三宅純 コメント初演から13年、その間に世界が体験した事象を思うと感慨深いです。今まで私が関わらせていただいた熊谷プロデューサーの作品は、強固な意志を持ち、数奇な運命に対峙し、時代に翻弄されつつ、過剰な人生を駆け抜け、自らを燃焼し尽くした類稀な人物の物語でした。神の声を聴き、民衆の心を掌握し、数万の兵を率いて国の危機を救い、ついには文字通りの燃焼=火刑台で処刑されるに至った、神秘なる少女ジャンヌの起こした奇跡はその最たるものです。加えて、この作品は初演以来、「今の時代を象徴するきらめきを持つヒロイン」をキャストに迎えて来ました。今回の抜擢がこの舞台にどのような進化をもたらすのか、期待に胸が高まっています。
2023年07月21日