夏本番になると、食欲不振、疲れ、やる気がでないなど、夏バテに悩まされる人も多いことでしょう。実は、体と同じように肌も夏バテします。体と肌が夏バテすると、せっかくの夏を楽しめないだけでなく、秋になっても体と肌の不調が続きがち。夏バテ対策をして、すこやかな体と肌をキープしませんか?夏バテの原因は出典:byBirth体が疲れやすくてだるさが抜けない、食欲がわかない、肌の乾燥やくすみが気になる。なんとなく不調を感じているなら、体と肌が夏バテしているかもしれません。まず、体と肌が夏バテする原因をチェックしておきましょう。水分不足体内の水分不足は夏バテの原因の1つです。夏は気温が上昇し、体温も上がります。そのため、汗をかいて、汗が蒸発するときの気化熱で体温を下げるのです。汗のおよそ99%は水分ですが、残り1%にはナトリウム、ミネラル、ビタミンなどが含まれています。夏は大量に汗をかくため、水分やナトリウム、ミネラルが体内から失われて脱水状態に。体が脱水状態にあると血液の流れが悪くなり、体全体に十分な栄養が行きわたりません。そのため、体が疲れやすくなったり、肌の乾燥や肌荒れなどの不調がでたりするのです。また、汗によってミネラルやビタミンが失われると、食欲不振や集中力低下、肌荒れ、肌のくすみなどの症状もあらわれます。そんな状態に拍車をかけるのが、冷たい飲み物や冷たい食べ物。胃腸が冷えると、消化・吸収力が落ちて、体に必要な栄養素を十分に吸収できなくなります。体や肌の栄養が不足して、深刻な夏バテにつながりかねません。室内と室外の温度差エアコンで冷えた室内、太陽に熱せられた室外と、夏は気温差が大きい場所を行ったり来たりします。すると体温調整や内臓の働きに関わる自律神経が乱れて、睡眠の質の低下、倦怠感、食欲不振など体に夏バテの症状があらわれます。睡眠の質の低下は、肌にも悪影響です。睡眠中は肌の細胞の働きを活性化させる成長ホルモンが分泌され、肌の新陳代謝を促進。睡眠の質が下がると、成長ホルモンが十分に分泌されず、肌荒れ、ごわつき、くすみなどのトラブルが生じます。肌と体を夏バテさせないためにやりたいこと出典:byBirth汗は生理現象ですから、汗を絶対にかかないで脱水を防ぐというのは無理がありますよね。また、エアコンを使わずに室内と室外の温度差をなくすと、下手をしたら熱中症になりかねません。体や肌を夏バテさせないにはどうしたら良いのか見ていきましょう。こまめに水分補給を出典:byBirth暑さで汗をたくさんかく夏は、こまめな水分補給が基本。「喉がかわいた」と感じるときには、脱水が始まっていると言われています。こまめにコップ1杯の水を飲んで、脱水状態にならないよう注意しましょう。真夏日やレジャー、スポーツなどいつも以上に汗をかくときは、スポーツドリンクや経口補水液など、スムーズに水分補給ができるドリンクを選ぶのもおすすめです。体を冷やさない出典:byBirth暑い夏は冷たい飲み物や食べ物が恋しくなります。しかし、冷たいものは体を冷やして、胃腸の働きを低下させて夏バテを引き起こします。飲み物は常温を選び、エアコンで冷えた場所に長時間いる場合は温かい飲み物で体内を温めると良いでしょう。エアコンの温度は、室内と室外の温度差が5℃以内になるよう設定を。温度差が5℃以上になると、自律神経が乱れやすくなります。オフィスや公共の場など、自分でエアコンの設定ができないときは、薄手のカーディガンやひざ掛け、レッグウォーマーや腹巻で体を冷やさない工夫を取り入れてください。ぬるめのお湯で入浴を出典:byBirth入浴後に汗をかくのがイヤで、シャワーだけにしていませんか?夏バテを寄せつけないためには、38℃程度のぬるめのお湯に10分~15分はつかるのがおすすめです。入浴には次のような効果が期待できます。エアコンで冷えた体を深部から温める心身をリラックスさせて、睡眠の質を高める疲労回復入浴前にコップ1杯の水を飲んでおくと、脱水対策に有用です。ただし、「毎日、湯船にはいらなくては」とルール化する必要はありません。体がとても疲れている日は、さっとシャワーを浴びて、早めに眠って休息をとるのも大切です。睡眠で体を休める出典:byBirth疲労を回復させ、成長ホルモンによって美肌作りが活発になる睡眠は、夏バテを防ぐために欠かせません。質の高い睡眠を得られるように、以下のような工夫を取り入れましょう。スマホやパソコンなどのデジタル機器は、眠る1時間前に見ない夕食は眠る2~3時間前までに眠る少し前に部屋の照明を落とす寝室の室温や湿度を快適に保つ自分にあった寝具を選ぶ熱帯夜で寝苦しい夜は、エアコンを上手に活用しましょう。室温が高いと、睡眠の質が低下して体も肌も休まりません。寝冷えを防ぐために、エアコンは27度前後に設定して、エアコンの冷気が直接、体に当たらないようにしてください。なお、健康や美肌のために「エアコンを一晩中つけっぱなしにしないほうが良い」という意見もありますが、近年、明け方の脱水症・熱中症で緊急搬送される人も増えています。その日の気温に合わせて、エアコンのタイマーを使うor朝までつけておくを調整してください。食事の栄養バランスを整える出典:byBirthのど越しが良いそうめんや冷やしうどんは、食欲がないときでも食べやすい夏のテッパンメニューです。夏の夜はそうめんだけという人も多いのではないでしょうか。しかし、冷たいそうめんやうどんは胃腸の働きを低下させるだけでなく、十分な栄養を摂取できません。消化吸収をサポートする食材や、具だくさんのお味噌汁などを一緒に食卓に並べるなど、工夫を取り入れましょう。脂質や糖質の代謝に関わるビタミンB群やミネラルが不足すると、疲労が抜けなかったり、肌荒れや口内炎などができたりします。たんぱく質は体を動かすエネルギーになり、肌のハリのもとになるコラーゲンの材料としても必要。さらに、ビタミンCは抗酸化力が高く、肌のくすみ対策に有用です。栄養バランスの良い食事を心がけて、体と肌が夏バテしないようにしましょう。肌の夏バテ防止には紫外線対策もマスト出典:byBirth7月・8月は1年の中で、もっとも紫外線量が多い時期です。紫外線は肌にダメージを与えて、乾燥、しみ、くすみ、しわ、たるみなどを引き起こします。日焼け止めクリームを塗るだけでは、対策としては不十分。UVカット効果がある帽子やサングラス、カーディガンなどで紫外線対策を強化しましょう。元気な肌と体で夏を乗り切ろう出典:byBirth太陽がキラキラとまぶしい季節は、それだけで気持ちが明るくなりますよね。だからこそ、体と肌が夏バテしていては、せっかくの夏を楽しめなくなってしまいます。少しの心がけで、夏バテは防げます。夏を楽しく過ごすためにも、今日から夏バテ対策をはじめませんか?
2019年07月10日今年も夏が近づいてきましたね。太陽を浴びて、思いっきり楽しみたいですね。薄着になるこの季節。気になるお腹まわりや二の腕、太もも。夏を前に、普段の食生活を見直して、理想の体型を目指しませんか?食事のエネルギーって?出典:byBirth毎日食事を摂っているのに、体重を維持することができるのはどうしてでしょうか?それは、車がガソリンを消費しながら動くように、人間の体も食事のエネルギーを消費しながら生活しているからです。エネルギーを消費することは、体を動かして運動することだけではなく、呼吸をしたり、体温を保ったり、食事を消化するなど、生きるために最低限必要な行為もその一つです。つまり、食事を摂らずにエネルギーが足りなくなると、生きていけませんね。ただ、すぐにエネルギー不足とならないように、人間の体にはエネルギーを貯蔵しておける仕組みがあります。それが脂肪です。食事で余分に摂ったエネルギーは、脂肪として体に蓄えておくことができます。つまり、食事を摂りすぎると脂肪が体に付き、余分に体重が増えてしまいます。私に必要な食事量出典:byBirthダイエットをする際に、食事を欠食するなど、急激なエネルギー不足となると、以下のような問題がでてきます。◎体が飢餓状態と判断して脂肪を蓄積しやすくなる◎主食など炭水化物不足で活動的な生活が困難になる◎たんぱく質不足で筋肉量が落ちて、基礎代謝が下がり、リバウンドをしやすい体になる◎ビタミン不足で体調不良になるでは、どのくらいの食事量で、余分な脂肪を付けずにすむのでしょうか?その適切な食事量は人それぞれ違いますが、簡単に計算することができます。①自分の身長から、標準体重と言われる、身長に適した体重を求めます。標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22②標準体重と基礎代謝基準値と身体活動レベルから、1日に必要なエネルギーを求めます。1日に必要なエネルギー(kcal/日)=標準体重(kg)×基礎代謝基準値×身体活動レベル(指数)※基礎代謝基準値とは、1日安静にしていても消費するエネルギー<男性>18~29歳:24.0kcal、30~49歳:22.3kcal、50~69歳:21.5kcal<女性>18~29歳:22.1kcal、30~49歳:21.7kcal、50~69歳:20.7kcal※身体活動レベルとは、日常生活における活動量レベル1:座位中心の生活で移動も少なく、生活活動レベルが低い場合レベル2:座位中心ながら、立ち居、移動等の活動を含む場合レベル3:移動、立ち居等の活動が多く、運動量の多い場合1日に必要なエネルギー量を求めることができますね。1日3食のうち、1食でも欠食してしまうと、間食が増えてしまったり、空腹の反動で余分に食事を食べてしまうことがあります。1日3食食べることをベースに考えて、1日のエネルギー量の1/3を1食で食べることを心掛けましょう。食事のバランスって?「食事はバランスよく食べましょう!」とよく聞きますよね。一括りに「食物」といっても様々なものがありますが、それを6つのグループに分けることができます。1群:たんぱく質の豊富な魚、肉、卵、大豆製品(魚、貝、いか、たこ、かに、かまぼこ、ちくわ、牛肉、豚肉、鶏肉、ハム、ソーセージ、鶏卵、うずら卵、大豆、豆腐、納豆、がんもどきなど)筋肉や骨を作ったり、エネルギー源となります。※2次的に摂れる栄養素:肉類は脂肪、豚肉はビタミンB1、レバーは鉄分、大豆製品はカルシウムなど2群:カルシウムの豊富な牛乳、乳製品、骨ごと食べられる魚(牛乳、スキムミルク、チーズ、ヨーグルト、めざし、わかさぎ、しらす干しなど)骨と歯を作り、体機能を調整します。※2次的に摂れる栄養素は、牛乳はビタミンB群3群:カロチン(ビタミンA)を豊富に含む緑黄色野菜(にんじん、ほうれん草、小松菜、かぼちゃなど)皮膚や粘膜の保護、体機能を調整します。※2次的に摂れる栄養素は、ビタミンC4群:ビタミンCが豊富な、その他の野菜、果物(大根、白菜、キャベツ、きゅうり、トマト、みかん、りんご、梨、ぶどう、いちごなど)体機能を調整します。※2次的に摂れる栄養素は、野菜はカリウム、カルシウム5群:糖質の豊富な米、パン、麺、いも(飯、パン、うどん、そば、スパゲティー、さつまいも、じゃがいも、里芋など)エネルギー源となり、体機能を調整します。※2次的に摂れる栄養素は、いも類はビタミンB16群:脂肪を豊富に含む食用油、バター、マーガリン(サラダ油、ラード、マーガリン、マヨネーズ、ドレッシングなど)エネルギー源となります。※2次的に摂れる栄養素は、バターはビタミンA上記のグループで、不要な食物はありません。1日3食の中で、まんべんなくグループごとに選択しながら食べることが大切ですね。ダイエットの基本は私に必要な食事量出典:byBirthいかがでしたか?食べることは生きるために不可欠なことですね。自分の体に必要な食事量を摂り、バランスよく食べることで、余分な脂肪の蓄積を防ぎましょう!
2019年06月16日時には恋愛や仕事が上手くいかず、イライラしたり憂鬱な気分になってしまうことがあります。そんなうまくいかない原因は、もしかしたら食生活にあるのかもしれません!なんだかうまくいかないな…と感じたら、毎日の食生活を振り返って改善することも大切です。お菓子の食べ過ぎに要注意仕事で疲れたり、恋愛でつまずいたりすると、ストレスが溜まりやすくなります。そんなとき、手っ取り早くストレスを解消するために、甘いお菓子やスナック菓子を大量に食べてしまうケースが多くあります。しかし、お菓子を食べ過ぎると心身のバランスが崩れやすくなりますから注意が必要です。お菓子を食べる時は、適量を守ることがポイント。イライラする時は、ハーブティーを飲んで気持ちを落ち着かせましょう。同時にビタミンを摂取することもでき、お肌のケアにも効果があります。ビタミン不足は美容の大敵ビタミンAやビタミンCなどの栄養素が不足すると、肌荒れを発症しやすくなります。また、免疫力が衰えて、風邪も引きやすくなってしまいます。まんべんなくビタミン類を摂取したいなら、野菜やフルーツを積極的に食べましょう。ニンジンや小松菜などの緑黄色野菜には、ビタミンAが豊富に含まれています。肌に好影響をもたらすので、より美しくなりたい方にぴったりです。ビタミンCは生野菜とフルーツにたっぷり入っています。免疫力アップに有効ですから、健康的な生活を送ることができます。炭水化物は食べ方を工夫して摂取ダイエットのために、ご飯やパンなどの炭水化物を控えるケースはよくあります。けれど、まったく炭水化物を摂取しない食生活が続くと、頭の回転が遅くなったり体力が不足したりして、プライベートに悪影響をもたらします。炭水化物は食べ方を工夫することが大切。一回の食事で、ご飯茶碗に軽く一杯、食パン一枚を目安にすることがコツです。ジャガイモなどのイモ類はカロリーが高いので、一緒に食べる時はご飯や食パンの量を減らしましょう。栄養バランスに注意タンパク質やカルシウムなどの栄養素が足りないと、イライラしたり、骨が弱くなったりします。毎日の生活に支障をもたらしますので、気をつけていきましょう。一日に一度は、低カロリーの胸肉や豆腐、青魚などを食卓に並べることが大切。タンパク質とカルシウムの両方を摂取することができますから、とても効率的です。しなやかな筋肉がつきますし、頭の回転も速くなるので、仕事や恋愛に好影響を与えます。
2019年06月10日食欲減退や疲労感…夏はカラダの不調に悩まされる人も多いはず。そんな夏バテの予防& 解消には、様々な効能が期待できるスパイス料理を!暑い季節にマストな4大スパイスを、専門家に教わりました。馴染みのある漢方薬にも実はあのスパイスが!?「スパイスと聞くと、カレーやエスニック料理など、調味料としてのイメージが強いかもしれませんが、実はスパイスの多くは漢方で言うところの『生薬』なんです」と漢方薬剤師の久保田佳代さん。「例えば、漢方胃腸薬である安中散という処方には、シナモン(桂皮)やリコリス(甘草)が含まれています。普段、私たちが薬として認識しているものが、実はスパイスだったりするんです。日常的に、たくさんのスパイスを料理に使うインドの家庭では、母親が家族の体調に合わせて、その日の食事に何を使うか選んでいるそう。まさに、普段の食生活からスパイスでカラダの調子を整えています。インド人ほどは詳しくなくても、まずは、香りが気になったから使ってみる、というように気負わずに試してみてください。ちなみに、香りが気になるというのは、カラダが欲している証拠。あながち間違った選び方でもないんです。ただし、いろいろな種類のスパイスを混ぜすぎないこと。生薬である以上、主作用と副作用があります。互いが邪魔し合って、せっかくの働きを感じにくくなってしまうかもしれません」特に、暑くなるこれからの季節に向けて、夏バテ対策にはスパイス料理がぴったり。「室内外の温度差によって自律神経が乱れたり、発汗異常で体温調節がうまくいかなかったりと、夏バテの原因は様々です。でも、オフィスだと自分の体調に合わせて温度を調節するのが難しかったり、夏バテに効く栄養価の高い食べ物を食べたくても、そもそも食欲が湧かなかったり…。そういう時こそ、普段の食生活から食欲増進や自律神経を整える働きのあるスパイスを取り入れるのがおすすめです。今回は、夏に食べたい4つのスパイスを選びました。どれも効能が期待できるだけでなく、料理にも使いやすいスパイスです」【フェンネル(小茴香 しょうういきょう)】夏の弱った胃腸の調子を整えてくれる。漢方系の胃腸薬などにも配合されているフェンネルは、胃腸の調子を整えたり、食欲不振を改善してくれる。インド料理店などでは、食後の口直しに提供されることも。成分が多いのは種子。【カルダモン(しょうずく)】消化を助け、香りで気持ちをリラックス。カルダモンは、唾液や胃液を出やすくしたり、消化を助けてくれる働きが。上品な香りの芳香性のスパイスで、口臭予防や自律神経を整えるリラックス効果も期待できる。成分が多い部位は実。【ターメリック(宇金 うこん)】肝機能を助けるだけでなく、血の巡りもスムーズに。ウコンドリンクなどでお馴染みのターメリックは、弱った肝臓の働きを助け、また胃を元気にしてくれる。鮮やかな黄色をしており、カレーには欠かせないスパイス。成分が多いのは根や茎。【クローブ(丁字 ちょうじ)】登山などでも重宝される強壮効果で夏バテ予防。食欲減退をやわらげ、胃腸の冷えを取ってくれる、刺激的な香りのスパイス。また、標高の高いネパールなどでは強壮効果を期待して、生薬として使われる実の部分を直接噛む習慣もある。くぼた・かよ漢方薬剤師。心理カウンセラーの資格も持ち、自身が経営する氣生薬局で漢方をベースとしたカウンセリングも行う。スパイスに関するセミナーなども実施。※『anan』2019年6月5日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・西崎弥沙(by anan編集部)
2019年06月04日美しいあの人は、食べ方も美人でした。モデル・宮田聡子さんに普段の食生活を教えてもらいました。9頭身スタイルで様々な雑誌のカバーに!私の中で決めている食事のルールは、どんなに遅くても19時には夜ごはんを食べ終えて、胃袋に何も入っていない状態で寝ること。人の体は寝ている間に胃での消化から始めて、残った時間で細胞の修復に入るという話を聞いたことがあるんですけど、空腹の状態で寝ると修復にすべての時間を使えるせいか、肌の調子が良かったり、体が軽かったり、いいことずくめ。20代半ばまでは好きなものを好きなだけ食べ、太ってしまったら3日間断食をして元に戻すという生活を繰り返していたのに、空腹の状態で寝る習慣をつけてからは、自分でも驚くほど太らなくなったんです。やっぱり太ってから痩せるより、太らない体づくりをしたほうが断然ラクだなと改めて思いました。でも、どんな方法でも、人によって合う、合わないがありますよね。というのも、この間、遺伝子検査をして、私は炭水化物は消化できるけれど、脂がうまく消化できず、タンパク質を吸収しにくい体だということがわかったんです。それからタンパク質を意識した食事に切り替えて、それでも足りない分は、プロテインで補給するようになりました。体質は人それぞれ違うから、自分に合った方法を探すことも大事だと思います。あとは、胃袋が大きくならないように、1日分の食事を4~5回に分けて摂ることも心がけていることのひとつ。小分けにすれば1回で食べすぎてしまうこともないし、胃袋の大きさを一定に保てるような気がします。不足しがちな野菜は毎日しっかり食べられるよう、時間がある時におひたしや煮物にして冷蔵庫にストック。調味料も岩塩を使ったり、砂糖を蜂蜜に置き換えたり、極力体にいいものを。外食をする時も、上質なスパイスや食材を使ったものを選んで食べるようにしています。作り置きおかずで野菜をたっぷりと。家ではたくさんの品目を食べたいので、野菜たっぷりのおかずを作り置き。これを数種小鉢に盛って、ご飯、お味噌汁を用意して夜ごはんに。とってもラク。足りないタンパク質はプロテインで補給。気になっていた「KETO PROTEIN」、バナナ、牛乳をミキサーにかけたものを朝食代わりに。腹持ちも抜群です。始めたばかりですが、早く爪が強くなるといいな。スパイスたっぷりのカレーがお気に入り。世田谷区代田にある『BonnaBonna』というお店のカレーは、上質なスパイスが使われていてとっても美味しい。食欲がない時もこれを食べれば元気が出ます!みやた・さとこ1988年9月12日生まれ、福岡県出身。『With』『andGIRL』『ar』などの女性誌をはじめ、広告やカタログ、バラエティ番組などでも活躍。オフショルトップス¥11,000(エムエルエム レーベル/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL:03・3401・5001)ピアス¥2,900(アネモネ/サンポークリエイト TEL:082・248・6226)※『anan』2019年6月5日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・松島 茜(io)ヘア&メイク・青山理恵(nude.)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年06月02日夏バテの原因は栄養不足だった!「外食が多い」「疲れやすい」「末端が冷える」…こんな人は、鉄、ビタミンB群、ミネラル、タンパク質、ビタミンCの5大栄養素が不足している可能性大です。松倉クリニック代官山院長・貴子先生と、まいこ ホリスティック スキン クリニック院長・山崎まいこ先生もすすめる4つのレシピをご紹介します。夏でも食べやすい5大栄養補強レシピ女性のカラダに不足しがちな5つの栄養素を一度に補う、夏にぴったりな時短レシピをご紹介。身近な食材で手軽に作れるから、すぐにでも試してみて。大豆入りガスパチョ<材料(1人分)>トマトジュース2/3カップ、塩小さじ1/4弱、こしょう少々、タバスコ適量、蒸し大豆大さじ2、きゅうり・パプリカ(黄)各10g<作り方>きゅうりとパプリカは粗みじん切りにする。トマトジュースに塩、こしょう、タバスコを入れてよく混ぜて味を調え、蒸し大豆ときゅうり、パプリカを入れる。<ポイント!>リコピンをはじめ、高い栄養価で知られるトマト。生で食べるよりも、ジュースやピューレで摂取すると吸収が良くなる性質を持っている。鉄分たっぷりの大豆と、カリウムの多いきゅうりでデトックス効果も。マグロの赤身とアボカドの冷や奴<材料(1人分)>マグロ赤身100g、アボカド1/2個、絹ごし豆腐200g、A【おろし生姜1かけ分、醤油大さじ1、ごま油小さじ2】<作り方>マグロとアボカドを1cm角に切り、Aと和えて豆腐の上にのせる。お好みで、白髪ねぎを添える。<ポイント!>マグロの赤身+豆腐で動物性&植物性のタンパク質を同時摂取すれば、赤身に含まれる鉄分が効率よく吸収できる。さらに、アボカドの良質な油が体内のミトコンドリアを活性化させ、アンチエイジングにも。納豆&しらす&卵黄丼<材料(1人分)>ご飯180g、納豆1/2パック、卵黄1個分、しらす50g、大葉1枚、醤油適量<作り方>ご飯の上にしらす、納豆、卵黄、大葉をそれぞれのせる。醤油をかけていただく。<ポイント!>意外にも、納豆や卵黄には鉄分が豊富に含まれている。ただし、生の卵白はビタミンの吸収を阻害する働きがあるので、全卵ではなく卵黄のみを使うこと。しらすに含まれるカルシウムで骨の力も強化。うざく<材料(2人分)>きゅうり1/2本、乾燥わかめ小さじ2、うなぎの蒲焼き(市販品)100g、レモン2スライス、生姜1かけ、A【酢大さじ1、レモン汁小さじ2、砂糖小さじ1/4、醤油・みりん各小さじ1/2】<作り方>きゅうりは小口切りにして塩少々で塩もみし、しんなりとしたら絞る。わかめは水で戻して水気をきる。うなぎはトースターで少しカリッと焼き、一口大に切る。レモンはいちょう切りに、生姜は千切りにする。ボウルにAを混ぜ合わせて1を和える。<ポイント!>鉄分やビタミンB群などの栄養を豊富に含むうなぎは、まさに“夏の黄金食”。わかめやきゅうりと一緒にお酢&レモン汁で和えてさっぱりと食べれば、不足しがちなミネラルやビタミンCをしっかり補うことができる。貴子先生松倉クリニック代官山院長。形成外科医、美容皮膚科医。栄養療法を取り入れ、患者に合った美容法を提案。最新のコスメや美容情報にも精通している。山崎まいこ先生まいこ ホリスティック スキン クリニック院長。インナーケアを重視し、心にもつながるホリスティックな視点と、最新医療を取り入れたメニューが人気。※『anan』2019年6月5日号より。写真・内山めぐみ料理作製、スタイリング・田村つぼみ文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年05月29日鳥取砂丘だから楽しめる砂丘モビリティツアーは、鳥取砂丘だから体験できる「砂丘セグウェイネイチャーガイドツアー体験」を本格的に始めます。同ツアーは、アジアでは鳥取砂丘でしか体験することができないアクティビティです。日本一広大な鳥取砂丘鳥取砂丘は、自然の力でできた南北2.4km、東西16kmに広がる日本最大級の砂丘です。個性的な形で、季節や時間帯によって様々な表情を見せてくれることから鳥取県内屈指の人気観光スポットとして多くの人が訪れます。充電式なので環境に優しい乗り物鳥取砂丘では、ラクダ乗り体験やパラグライダーなどのアクティビティが楽しめていましたが、新たに砂丘セグウェイネイチャーガイドツアー体験が始まります。同ツアー体験では、セグウェイ(電動二輪車)に乗り砂丘内を探検します。セグウェイは、立ち乗りし、重心移動することで運転します。慣れれば誰でも安全に乗りこなすことができる面白い乗り物です。セグウェイ体験ツアーは、2019年は3月23日~11月末頃までの期間中、天候が悪く無ければ毎日実施しています。料金は1人8,000円(100分)、プチ体験は1人2,000円(20分)です。(画像はプレスリリースより)【参考】※砂丘モビリティツアーのプレスリリース
2019年03月27日低血圧を改善するために心掛けたい生活習慣「朝が弱い」「めまいがする」「立ちくらみする」「冷え症」「やや貧血傾向がある」など日常的な症状は、低血圧が原因で起こる場合があります。 血圧を調整する神経やホルモンは、生活習慣によって大きく影響します。まずは食生活を見直すことが大切ですが、それ以外に次のことにも気を付けてください。 ■規則正しい生活をしましょう不規則な生活は自律神経の乱れをもたらし、体調不良、低血圧にもつながります。夜更かしをせず、早寝早起きを習慣にすることで低血圧は改善されるでしょう。 ■ゆっくり入浴しましょう入浴して体を温めることは、血行が良くなり低血圧の改善につながります。リラックスもでき、ストレスや疲れも撃退できるでしょう。 ■適度な運動をしましょう手足の末梢の血液循環が悪くなると低血圧に傾きます。ウォーキング、階段の昇り降りなどを実践して日ごろから活発に動きましょう。また、ふくらはぎの筋肉をストレッチして血液の循環を良くしましょう。 それでは、低血圧の改善におすすめの食材、食事について考えていきます。低血圧の症状のひとつに食欲の減退が挙げられます。意外に栄養不足になっている方が多いのです。規則正しい生活を送るうえで、欠食なく3食しっかり食べることが大切。そして低血圧の改善には、血行を良くすること、過不足ない栄養摂取が重要です。 低血圧を改善する食生活 ■バランスの良い食事を取る糖質、たんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラルがバランス良くそろった食事を取ることが低血圧改善になります。そばやラーメン、パスタといった単品ではなく、主食+主菜+副菜がそろった食事を取りましょう。 ■朝食をしっかり食べる低血圧の方は朝も弱く、朝の目覚めも悪い方が少なくありません。家を出る直前まで寝ており、食欲もあまりないことから朝食も取らずに家を出る方も多いのです。朝食を食べることは、体温の上昇を招き、低血圧の改善に大きな力を持ちます。代謝もアップして、冷えも改善します。 ■水分をしっかり取る水を飲むことで血圧が上がることはありませんが、体内の水分が不足すると血管内を流れている血液の水分量が減ってしまい、血圧が下がりやすくなります。この症状は循環血液量の減少といわれ、低血圧の原因のひとつともいわれます。血圧と体の中の水分量は、密接に関係しています。水分をしっかり摂取すると新陳代謝も活発になり、血圧の低下も抑えてくれます。 ■食事は温かい物を食べる低血圧の方は、体温も低めで冷えを訴える方が少なくありません。生野菜より、スープや温野菜を利用するなど、温かい飲み物を利用しましょう。 ■消化の良い物を選ぶ低血圧の方は胃の弱い傾向にあります。もたれやすいことも多いようです。ゆっくりしっかり噛み、食べ過ぎ、飲み過ぎに注意しましょう。 ■香辛料、香味野菜を利用するカレー粉や唐辛子、生姜、にんにくなど体を温める効果のある食材を利用しましょう。炒め物やスープ、煮物、ソース、ドレッシングなどに利用するのがおすすめです。 低血圧を改善に役立つ栄養素 ■たんぱく質と鉄たんぱく質は血液や筋肉を作るもとになるので、体温を上げる働きがあります。鉄分は、貧血を予防する重要なミネラルとなります。良質なたんぱく質、鉄分の供給源である肉類・魚介類・乳製品・卵類・大豆製品を毎食主菜として食事に取り入れてください。低血圧改善に重要な栄養素になります。また、貧血改善はもちろん、冷え改善、疲労回復、代謝アップ、体温上昇へとつながります。 ■ビタミンEビタミンEは、血行を良くする作用を持ちます。血液の流れが良くなることは、低血圧改善にもつながり、冷えや肩こりの緩和にもなります。血行が促進されると細胞の新陳代謝も活発になるため美肌効果も期待できます。かぼちゃ、ブロッコリー、パプリカ、ナッツ類、アボカドに多く含まれています。 ■ビタミンB群低血圧で血行が悪くなると、体の代謝も落ちやすくなります。栄養素からエネルギーを作り出すときにビタミンB群が必要です。ビタミンB群は、緑黄色野菜に含まれていますが、魚、肉、卵、大豆製品、乳製品といった食品にも多く含まれています。 低血圧の方は、ダイエットの邪魔をする冷えや貧血などを合わせ持っている方も少なくありません。日常の生活を見直してみましょう。日常のちょっとした気遣いで少しずつ改善できるものが多いのが低血圧ですが、症状の起こり方には個人差もあります。症状の経過に注意し、気になるようであれば医療機関に相談することをおすすめします! wellfyより
2019年02月10日「がん患者の登録が’16年に施行されて初めて全数調査。これまでよりも正確で詳細ながん患者の実態分析が可能です。ランキングに一喜一憂することなく、この調査結果から浮かび上がる、がん予防のヒントを見つけ出すことが重要です」そう語るのは、国立がん研究センター「全国がん登録」室長の松田智大医師。厚生労働省が1月17日に公表した「’16年がん患者数」は、すべてのがん患者を追跡する「全国がん登録」のデータを初めて集計・分析したもの。この調査結果で見えてくるのが「女性のがんが少ない県」である。「全国がん登録」に調査に関わっている松田先生が続ける。「がんのリスクを減らし、かつ科学的根拠が示されている健康習慣は『禁煙、節酒、食生活、身体運動、適正体重の維持』の5つ。これらに加えて“がんになりにくい地域”には、それなりの食生活や生活習慣が隠されているのです」女性のがんが少ない都道府県ランキングトップ10は次のとおり(人口10万人あたりのがん罹患者数)。【第1位】愛知県・321.9人【第2位】山口県・327.2人【第3位】群馬県・328.3人【第4位】山形県・330.9人【第5位】岡山県・331.2人【第6位】長野県・331.4人【第7位】沖縄県・332.7人【第8位】栃木県・333.8人【第9位】静岡県・335.0人【第10位】島根県・336.8人※厚生労働省「がん登録2016年速報」より作成この“がんにならない県” ランキングで第1位になった愛知県にはどんな秘密があるのだろう。愛知県がんセンター研究所の松尾恵太郎医師が語る。「愛知県の女性の場合、がんのリスクを上げる喫煙率や飲酒率では、全国平均を大きく下回っています。また、肥満が比較的少ないのも重要なこと。厚生労働省の調査でも肥満率は全国の平均より下にあります。また、年間のスポーツ行動者率は全国6位。つまり体を動かす習慣を持つ人も多いのです。さらに県内の女性に、がんが少ない要因は、乳がんになる人が少ないことです」たしかに「全国がん登録」の最新のデータによると、愛知県女性の乳がんの罹患率は7.5%(’16年累積罹患率10万人あたり)で全国トップ3に入る低さ。愛知県が乳がんの罹患を抑えている背景とは?松尾先生が分析する。「乳がんは、乳腺が女性ホルモンにさらされ続けることによって発症リスクが上がります。妊娠中は分泌が止まるため、女性ホルモンにさらされない期間が生じます。そんな機会が多い方が、乳がんの罹患リスクを下げます。実は愛知県は人口が多い割に婚姻率が高く、また若くして結婚している女性が多いのが特徴。妊娠回数も多いことが予想され、乳がんの罹患率を下げることに寄与している可能性もあります」愛知県の婚姻率は全国3位(’16年総務省統計局調べ)。ちなみに「女性のがんが少ない県」第2位、山口県の女性の平均結婚年齢は28.6歳(’15年人口動態統計)。日本でもっとも早婚の県のひとつである。愛知県の県庁所在地・名古屋市では、喫茶店文化が花開いていることで知られている。名古屋市の喫茶代は1世帯あたり年間1万2,945円(’14~’16年平均、総務省調査)と全国2位だ。名古屋学芸大学健康・栄養研究所の下方浩史所長は次のように語る。「そんな喫茶店の多くで提供されるのはボリュームたっぷりのモーニングサービス。その背景には、愛知県民に朝食をしっかり取る習慣が根づいていることがあるでしょう。朝から良質なタンパク質などをしっかり食べれば、体内時計が整います。体内時計が正しく動くことは、がんの増殖を抑える効果があるともいわれているのです。喫茶店は、愛知県に住む女性たちにとっての社交場。友人とのおしゃべりは、がんの発症要因と考えられるストレスの発散にも。また大いに笑う楽しい会話は免疫力を高め、がん細胞を消滅させるナチュラルキラー細胞を増やしてくれるのです」また、愛知県といえば、トヨタを筆頭に、デンソー、ブラザー工業など大企業が多い。そんな企業の福利厚生が、がんになりにくい県をつくっていると、下方所長。「従業員ばかりではなく、家族の健康にも配慮する、古きよき日本の文化が残っている企業が多く、主婦の健診や人間ドックの補助金が出ることも。そのように健康を意識する機会が増えれば、食生活や生活を変えるきっかけにもなるでしょう」(下方所長)
2019年02月01日鳥取の魅力ある自然を楽しめる株式会社Workplaysは、地域密着型アクティビティ予約サイト「鳥取ツアーズ」をオープンし、同時に氷ノ山の民宿ヒュッテ白樺と氷ノ山スノースクールとの業務提携を発表した。鳥取ツアーズでは、海、山、川など、鳥取砂丘だけではない、鳥取の自然ツアーやアクティビティの情報、魅力を発信するサイトになります。気軽に何でも聞けるサイト鳥取ツアーズでは、魅力の発信以外にもウェブサイトから当日・前日でもツアー予約、アクティビティのお問い合わせができます。他にも鳥取で何が楽しめるのか、レンタカーはどこで借りたら格安なのかなど、鳥取を知り尽くしたスタッフが丁寧に教えてくれます。事前予約で気軽にスキーを楽しめる今回、鳥取ツアーズと連携した氷ノ山スノースクールは、初めてスキーをする人から検定や大会を目指す人まで、幅広にニーズなどにレベルに合わせたレッスンを行っています。同じく連携した民宿ヒュッテ白樺は、わかさ氷ノ山スキー場のゲレンデまで徒歩1分ととても近い場所にあります。宿泊はもちろん、大人から子ども用のオシャレなレンタルウェアーをレンタルするこもできます。鳥取ツアーズでは、この提携により「レンタル・レッスンのオンライン予約」ができるので気軽にスキーを楽しむことができるようになりました。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社Workplaysのプレスリリース※鳥取ツアーズ公式ページ
2019年01月21日自然豊かなコースをエンジョイ鳥取市は、2019年3月10日に「鳥取マラソン2019」を開催します。コースは、鳥取砂丘オアシス広場付近をスタートし、コカ・コーラ陸上競技場をゴールとする42.195キロメートルの日本陸連公認コースとなります。沿道では、地元の方が一生懸命にランナーに暖かい声援が送られる心暖まるマラソン大会です。山あり、海あり、観光名所あり鳥取マラソンは、2019年3月10日9時スタート、制限時間6時間となります。募集期間は、11月17日(土)~12月28日(金)先着4300人、参加費は7000円となります。鳥取マラソンは、スタート直後から上り坂を走るなど、コースのアップダウンが激しことが特徴です。起伏が激しいコースだからこそ苦しい上り坂も焦らず登れば、日本海の美しい絶景を眺め楽しく走ることもできます。(画像は、鳥取マラソン2019ホームページより)【参考】※「鳥取マラソン2019」大会ホームページ
2018年11月13日暑さも日差しも強かった平成最後の夏。お肌が夏のダメージを受けたままという方も多いのではないでしょうか? 2018年10月5日発売の『オサジ』のシートマスクは、そんなお疲れ肌にぴったりのアイテムです。 『オサジ』のシートマスク-Shizuka-の魅力 ローズマリーの精油が強い日差しで炎症を起こした肌を鎮めると同時に、温泉水に含まれるマグネシウムなどのミネラル分が紫外線で壊れたバリア機能の修復を手助け。また、五倍子由来のタンニンが紫外線によって肌の中に発生する活性酸素を除去し、紫外線によって加速する廊下を防止します。 夏の紫外線は適切な水分・油分をキープする機能を持つ角層にもダメージを与えます。この弱った角層に『オサジ』のシートマスクは3つの成分の合わせ技でアプローチします。①ミネラル・・・現代は食事からのミネラルの摂取が難しく、乾燥や肌荒れの原因に。『オサジ』のシートマスクはその不足しがちなミネラルを豊富に含むアルプスの温泉水を採用。②尿素・・・もともとヒトが持っている成分。水分を吸着し、うるおいを角層に留まらせる。③PCA-NA・・・天然保湿因子の約12%を占め、角層の細胞間脂質に浸透して保湿。 さらに夏バテに肌に嬉しい2つの成分も含みます。①タンニン酸・・・しゅうれん作用、お肌の引き締め、キメの整え、活性酸素除去。②ローズマリー・・・紫外線で炎症した肌を鎮め、血行を促進し自然な肌の色を維持。 あなたのお肌、疲れたままではないですか?『オサジ』のシートマスクで潤いを取り戻しましょう! 『オサジ』のシートマスク-Shizuka-1枚入り(20ml)¥600(税別)3枚セット¥1,800(税別) 【お問い合わせ先】日東電化工業株式会社TEL0120-933-871
2018年09月15日“お正月やお祭りで飲むもの”というイメージの強い「甘酒」ですが、実は甘酒には夏バテ予防や美容効果があるのです!そこで今回は、甘酒の知られざる効能をご紹介します。ほどよく甘い甘酒を今すぐ飲みたくなるはずです!“飲む点滴”といわれる「甘酒」はいかが?出典:byBirth甘酒というと、お正月やお祭りで飲むものというイメージがありますよね。寒い初詣では、ほどよく甘い甘酒でカラダを温めるという方も多いでしょう。しかし、実は甘酒は夏の季語であり、夏バテ予防効果がある飲み物なのです!古くから“飲む点滴”と呼ばれている甘酒は、疲労回復や熱中症防止のための栄養ドリンクとして親しまれていたそうですよ。江戸時代には、甘酒売りが町を練り歩いていたというから驚きです。そこで今回は、甘酒の知られざる効能をご紹介します。ほどよく甘い甘酒で、美容と健康を維持しましょう!甘酒の効果・効能出典:byBirth夏バテ予防甘酒に含まれるブドウ糖は、疲労回復に最適です。さらに、ビタミン群が免疫力を高めてくれるため、風邪予防にもぴったりです。美白・美肌効果甘酒には、ビタミンC、アミノ酸、酵素、ビオチンといった美白作りに最適な成分が豊富に含まれています。また、麹に含まれるコウジ酸には、メラニンの生成を抑制するはたらきがあるため、シミ・そばかすを予防してくれます。アンチエイジング効果甘酒に含まれる“フェルラ酸”には抗菌・抗酸化作用があるため、活性酵素を除去してくれます。甘酒は発酵食品なので酵素が豊富に含まれており、アンチエイジングにぴったりです。便秘解消甘酒には、オリゴ糖や食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消効果も期待できます。腸内環境を整えることは、肌トラブル改善のためにとても重要なこと。麹を扱う杜氏さんのようなぷるぷるお肌をゲットするためにも、甘酒を飲んで便秘を解消しましょう。ダイエット効果甘い甘酒とダイエットは、どうも結びつきにくいですよね。しかし、甘酒に含まれるビタミンB郡は脂肪燃焼を助けてくれるため、甘酒にはダイエット効果があるといえるのです。ただし、だからといって飲みすぎはよくありません。とくに、市販されている甘酒を飲む場合は、砂糖が加えられているものも多いため注意が必要です。集中力を高める甘酒に含まれるブドウ糖は、脳のはたらきを助ける役割を担っています。よく、スーパーなどで集中力を維持するためのブドウ糖タブレットを見かけますが、甘酒にはそれと同じはたらきがあるのです。米麹の甘酒であれば、アルコールが入っていないためお子様でも飲めます。テストの日や気合を入れて勉強したい日など、おやつに甘酒を用意するのもいいかもしれません。甘酒を飲むときの注意点出典:byBirth豊富な栄養価で私たちの健康と美容を維持する甘酒ですが、飲むときにはいくつか注意点があります。ただやみくもに飲めばいいというわけではないので、甘酒を飲む前に覚えておきましょう!甘酒の原材料を確認すること市販されている多くの甘酒には、砂糖が含まれています。砂糖入りの甘酒では、ダイエットや美肌作りに効果を発揮しない可能性も…。甘酒を選ぶときは、砂糖が入っていないこと米麹から作られているもの上記の2点を必ず確認しましょう。1日コップ1杯を目安に甘酒は、1日コップ1杯(200ml)を目安に飲みましょう。朝に飲めばエネルギーチャージに、昼に飲めばおやつ代わりに、夜に飲めば疲労回復になります。温めすぎない!温めると甘みも増し、より美味しくなる甘酒ですが、温めすぎないこともポイントです。温めすぎると、熱に弱いビタミンB1やビタミンCが破壊され、高い効果を得られなくなることも…。甘酒を温める際は、人肌程度に留めておきましょう。おすすめなのは「手作り甘酒」出典:byBirth糖分やアルコールが気になる…という方は、手作り甘酒がおすすめです。意外と簡単に作ることができるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね!手作り甘酒の材料(4人分)は、麹・・・400g~500g米・・・1合塩・・・少々です。作り方は、炊飯器の“おかゆコース”でお米を炊く。炊き上がったら、冷水を加えて冷ます。60℃まで温度が下がったら、麹を加えて混ぜる。炊飯器に戻し、“保温”スタート。たまにかき混ぜながら、4~5時間保温したら完成!飲むときは、水で薄めてお好みで塩や生姜を加えてもOKです。
2018年09月02日夏も後半に入り、暑さも峠を越したものの、まだまだ気温は高いです。食欲が落ちて体力も低下している方も多いでしょう。そんな夏バテ気味の彼に食べさせてあげたいのが、今回ご紹介する“梅入り豆乳ひやむぎ”です。サラッと食べられるうえに、素麺よりも食べごたえがあるのでオススメです。文/レシピ・オガワチエコひやむぎと素麺の違いと言えば、太さですよね。ひやむぎは素麺より若干太め。そのぶん、食べごたえもあるし、食感も楽しめます。たまに色付きの麺を見付けることがあると思います。あれはもともと、ひやむぎだけに入っていて、素麺と区別するためのものでした。今ではその見分け方はしなくなり、清涼感があるので素麺にも入ることがあるそうです。疲れ果てて帰って来た彼に、こういった豆知識を披露しながら振る舞ってあげてはいかがでしょう。会話も盛り上がり、食も進むはずです。梅入り豆乳ひやむぎ材料(2人分)冷麦……200g豆乳……150ml麺つゆ(3倍濃縮)……50mlごま油……小さじ1白ゴマ……大さじ1梅干し……2個青ネギの小口切り……適量作り方撮影:大崎えりや(1)ボウルに麺つゆと豆乳とごま油を入れて混ぜ、そば猪口などに入れる。(2)種を取った梅干しをたたいて、白ゴマと混ぜ合わせる。(3)鍋にたっぷりのお湯を沸かし、麺を茹でる。(4)茹で上がった麺をざるにあけ、冷水でしめて水気を切り、盛りつける。(5)(4)の麺の上に(2)の梅干しをのせ、青ネギをかけ、(1)の豆乳つゆをつけていただく。豆乳を入れることで、つゆにコクとまろやかさが加わります。ごま油の香りも、ほどよく食欲を刺激。素麺よりも太いぶん食感が楽しめ、喉越しも良いのでスルスルと食べてしまうでしょう。食べごたえもあってお腹も満たされます。梅干しに含まれているクエン酸には疲労回復効果があると言われているので、夏バテ解消にピッタリ。栄養面からも彼をサポートできます。食欲が出れば、気力や体力が戻って、カラダのあちこちが元気になります。モリモリ食べさせてあげてください。(C) something else / Shutterstock(C) lenetstan / Shutterstockオガワチエコ料理研究家。ル・コルドン・ブルー、東京會舘クッキングスクールで料理と製菓を学ぶ。雑誌やテレビ、ラジオ、書籍等のレシピ作りや調理、スタイリング、料理コラム等で活躍中。著書に『彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん』(セブン&アイ出版)、『おにぎらずの本』(泰文堂)、『スティックオープンサンドの本』(講談社)。
2018年08月29日「夏バテなのか体がだるくて……」というあなたは“栄養失調”かも。現代日本でそんな、と思いきや、糖質過多で「肉不足」の食生活が、思わぬ不調を引き起こす――!「やせ細った体形というわけでもないのに、栄養の問題から不調になることを“新型栄養失調”と呼びます。実は日本人女性の約8割は、この新型栄養失調ではないかと感じています」こう話すのは、栄養療法に詳しく『最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門』(光文社)の著者でもある新宿溝口クリニック院長の溝口徹先生だ。「新型栄養失調は、外見からは判断できませんが、疲れやすい、朝起きられない、風邪をひきやすい、やる気が出ないなどという症状から、夏バテと勘違いされる方もいるのではと思います。新型栄養失調は、年齢や所得に関係なく現れます」(溝口先生)しかし“栄養失調”なんて、現在の飽食日本でありえるのだろうかと疑問に思うが、その最たる原因が「肉不足」であると溝口先生は強調する。「新型栄養失調の患者さんから食事内容を聞くと、とにかく赤身の肉が足りていません。栄養素でいうとタンパク質、鉄分、ビタミンB群の不足です。『カロリーに気をつけている』『食事のバランスに気をつけている』という人たちが真っ先に控えるのが肉類なのです。特に中年以降で体形を気にするような人にこの傾向が顕著です。こういう人たちに肉を取るよう栄養指導をすると、すぐに体調が改善されるのです」(溝口先生)私たちは5大栄養素といわれる「糖質」「脂質」「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン」で体が作られ、機能している。5大栄養素は互いに作用し合いながら、(1)エネルギーをつくる、(2)骨や筋肉など体をつくる、(3)体の機能を調節するといった働きを担っている。タンパク質と脂質は(1)〜(3)すべての働きをし、ビタミン、ミネラルはタンパク質と脂質の吸収を助けつつ、(2)(3)に働き、糖質は(1)のみに働いている。つまり、糖質は(1)のエネルギーをつくることにしか作用しない。糖質を取ると体内でエネルギーとしてたまるものの、それは体をつくるわけでもないため、過多になると脂肪に変わっていくだけなのである。(2)(3)の働きを助けるタンパク質、ミネラル、ビタミンを取ることこそが必要なのだ。そして、溝口先生が不足していると訴えるタンパク質、鉄分(ミネラル)、ビタミンB群がすべて補えるのが「赤身の肉」というわけだ。女子栄養大学で栄養学部の講師である浅尾貴子先生は、こうした栄養分の不足を指摘しつつ、さらに、新型栄養失調を招きやすい食事の特徴に、糖質過多であることと、ビタミンA、C、Eが不足していることを挙げている。「好きなものばかり食べる、同じメニューを繰り返し食べる、菓子パンなどの甘いものを好むといった傾向のある人は、糖質過多の食事になりがちです。確かに糖質を取ると、カロリーは十分摂取できるのですが、カロリーよりもバランスよく栄養を取ることのほうが健康のためには大切です」(浅尾先生・以下同)特に浅尾先生が着目するのは、抗酸化作用に優れたビタミンA、C、E(通称エース)だ。抗酸化作用というと美容的な目的だと思われがちだが、実は、「体の中の老化を防ぐ=がんの予防」という働きも担っている。「ビタミンAはβカロテンなど緑黄色野菜に含まれるものです。ビタミンCは野菜や芋類に含まれますが水溶性なので取りだめができません。ビタミンEはアーモンドやアボカドなどに含まれます」バランスのいい食生活で、新型栄養失調を撃退しよう!
2018年08月27日暑さ厳しい日々が続いていますね。スタミナをつける為に、うなぎやお肉などスタミナのあるものを食べることもあるかと思いますが、胃腸にダメージを感じている時に脂の多い食べ物は、胃腸に負担をかけてしまいます。そんな時におすすめなのが「甘酒」。江戸時代から夏バテ予防に甘酒を飲んでいて、夏の季語になるほど親しまれていました。優しい甘味に仕上がる自家製甘酒甘酒は飲む点滴といわれるほど、栄養バランスが良く、アミノ酸、ビタミンB群、ブドウ糖が豊富に含まれており、体力を回復するのに優れています。甘酒は麹の力でお米を発酵させますが、麹には免疫力を高め、老化を防ぎ、癌を抑制する成分が確認されている他、ストレスを抑制する作用があります。甘酒には2種類あって、酒粕に砂糖を加えて作るものと、米に米麹を加えて作るものがあり、「飲む点滴」と言われるのは、米麹から作られる甘酒の方です。米麹で作る甘酒は、アルコールが含まれていない為、飲みやすいです。夏は温めずにお好みの濃度に薄めて飲むのがおすすめです。自家製甘酒の作り方・米麹・・・・・130g・40℃のお湯・・200ml*炊飯器またはヨーグルトメーカー① 麹をもみほぐし、40℃のお湯を加え、良く混ぜます。② 炊飯器の時は、①の麹を消毒した瓶に入れ、60℃の湯をはったお釜の中に置き、保温機能で蓋を少し空け、6時間発酵させます。ヨーグルトメーカーは、消毒した専用容器に入れ、60℃で6時間発酵させます。(粒が柔らかくなったらOK!)甘酒が苦手な方は甘酒を豆乳で割り、レモン汁を加えるとヨーグルト風になって飲みやすくなります。また、冷えや浮腫みを感じている方は、生姜皮ごとすったものを加えましょう。甘酒を料理やお菓子に活用粒々の食感が苦手な方は、ミキサーにかけたり、濾したりすると良いでしょう。お料理の甘味として使用出来るので、味噌と混ぜたり、タレやソースにしたり、お菓子作りにも活用できます。使いきれない時は冷凍する事も出来ます。甘酒の万能ソース・甘酒・・・125g・醤油・・・大さじ3・生姜・・・1/2片(すりおろす)・にんにく・・1/2片(すりおろす)*お好みで豆板醤やラー油を加えても良い。① 甘酒と醤油に、すりおろした生姜とにんにくを加えて良く混ぜます。② 肉や魚、厚揚げなどを漬けてグリルしたり、炒め物に加えると美味しく仕上がります。*多めに作ってストックしておくと忙しい時に便利です。監修・文章/宮本そのみ(管理栄養士)
2018年08月25日暑さで寝苦しい日々が続いてますが、夏バテや熱中症を予防する為に、質の良い睡眠をとって疲れをしっかりとる事が大切です。早寝早起きをし、体内時計を整えると心身が安定し、ホルモンバランスも整いやすくなります。夏は代謝が落ちるので太りやすくなりますが、充分な睡眠は太りにくくなるというメリットもあります。暑い夏でも良質な睡眠を促すためのポイントをお伝えします。1. 早めの就床睡眠時間は人によって違いますが、何時に寝るかもとても重要です。睡眠を促すメラトニンというホルモンは、22時~2時に最も分泌され、身体や脳の疲労の回復、免疫力を高める働きのある成長ホルモンも同じ時間帯に最も分泌されます。日焼け後のお肌のターンオーバーの為にも早く寝る事は要となります。夏休みだからと夜遅くまで起きていると体内時計が乱れ、さらに遅い時間に飲食をすると夏太りの原因になります。就床時間を早め、早起きをし、朝日を浴びて体内時計をリセットすると代謝が上がり、太りにくくなりますし、心身の安定にもつながります。2. 夕食のとりかた夕食を食べ過ぎると睡眠に影響を及ぼすので、食べ過ぎないようにし、寝る2~3時間前には済ませられるといいでしょう。(1) 睡眠をコントロールする栄養素セロトニンの原料である、アミノ酸のトリプトファンやビタミンB6を意識的に摂りましょう。・トリプトファンを含む食材乳製品、豆類、大豆製品、赤身の魚、肉類。・ビタミンB6を含む食品種実類、青背魚、米、小麦胚芽、はちみつ。・精神の安定を促す食材鶏肉、卵、牛乳、チーズ、小魚、かき、れんこん、蜂蜜、クコの実、なつめ・安眠を促すハーブバジル、ローズマリー、カモミール、パッションフラワー、せり(2) 寝る前の飲食入眠前のコーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物やお酒の飲みすぎは、良質な睡眠を妨げます。眠れない時は、カモミールティーや牛乳にサフランを少量入れ、沸騰直前まで温めたサフランミルク(お好みではちみつ)を飲むと良いでしょう。(リフレッシュしたい時は豆乳、リラックスしたい時は牛乳がおすすめです。)お水を飲んで、深呼吸を3回行うだけでも心が落ち着きます。ただし、寝る前に必要以上に水分を摂取すると就床中にトイレに行きたくなり、睡眠の質を妨げてしまうので、適量を心がけましょう。熱中症予防に水分を摂取する時は、時間をかけてゆっくり水分を摂ると良いでしょう。3. お風呂で身体を温める暑くなるとシャワーで済ませてしまう方も多いかと思いますが、湯船に浸かると疲れがとれやすくなり、寝つきが良くなります。暑くて寝れなくなるという方は、早めに入浴を済ませたり、ぬるめのお湯にしてゆっくり入浴すると良いでしょう。後頭部が凝っていると眠りが浅くなるので、首の後ろに蒸しタオルをするのも効果的です。バスタブのへりを使用し、首に温めたタオルを当てて行いましょう。お風呂に入れない時は、部分浴を行なったり、蒸しタオルやホットパックで首の後ろを温めると良いでしょう。湯船に浸かるだけで、寝ている間の代謝が高まりますから、夜に入浴する方がメリットが多いですが、朝入浴する際は、少し熱めのお湯にすると交感神経が刺激され、身体が目覚めるので良いでしょう。4. アロマを活用する・ストレスや不安をおさめるラベンダー、ユーカリ、ネロリ、スイートオレンジ(お子様に)・心配ごとがあったり、強いストレスにクラリセージ、ゼラニウム・寝つきが悪い時にマージョラム、サンダルウッド、カモミール<使い方>アロマオイルを、オイルや塩に混ぜ希釈したものをお風呂に混ぜて入浴したり、アロマポットなどの芳香浴(ろうそくの時は火に注意)、色のついていないオイルは、枕に1滴垂らして寝るとさらにリラックス出来ます。※アロマオイルは、体調や状況により使用を避けた方が良いものもありますので、確認してから使用しましょう。また垂らし過ぎは逆効果になりますのでご注意下さい。5. 就床する1時間前からブルーライトを避けるTVやパソコンなどのブルーライトには覚醒作用があるので、眠りの妨げになります。質の高い睡眠を求めるのであれば、寝る前は避けた方が良いでしょう。一日の振り返りをして眠る方は、反省ばかりだけでなく、うまくいった事や良かった事なども振り返りながら、前向きな気持ちで入眠できるようにしましょう。6. 夏の夜の不快感は、寝室の環境や寝具を工夫する寝ても疲れがとれない方や、朝起きると腰や首が痛い方は、枕の高さやマットレスなど寝具を見直し、身体に負担のかからないものにしましょう。シーツや枕、寝巻きなどをさらりとした触感の麻、肌触りの良いオーガニックコットン、ガーゼ、シルクなどにするのもオススメです。肌に触れるとヒンヤリするシーツなどもありますので、暑がりの方はそのようなものを活用しましょう。頭を涼しくして、足を温めると冷えを防ぎ、睡眠の質を高めます。氷枕などで頭部を冷やすのも良いでしょう。冷房による冷えが気になる方は、足を冷やさない様にレッグウォーマーを付けると良いでしょう。風があるだけで、体感温度が変わるので、サーキュレイタ―や扇風機で風の流れを起こすと良いでしょう。*不眠症など、気になる症状が出ている方は、早めに病院を受診しましょう。監修・文章/宮本そのみ(管理栄養士)
2018年08月18日厳しい残暑が続き、ドッと疲れが出る頃ではないでしょうか。こんなときは、スタミナがアップする料理を食べて、内側から元気を取り戻したいですよね。そこで今回は、スタミナ回復に役立つレシピを5つご紹介します。すべて夏バテ防止にもなるレシピです。■ご飯がもりもり進む美味しさ、豚肉と野菜のピリ辛みそ炒め夏バテして元気が出ないときに食べたいのがこちらのレシピ。豚肉とたっぷり野菜のピリ辛みそ炒めです。豚バラ肉とキャベツ、白ネギ、ピーマン、シメジ、キクラゲと具沢山でお腹いっぱいになります。シャキシャキ食感のキャベツがクセになりそうです。お子様がいる場合は、豆板醤の量を調整してくださいね。ご飯が進む美味しい一品です。多めに作っておき、翌日のお弁当のおかずにするのもオススメ。またレシピで使用する合わせみそは豚もも肉のソテーや煮物にも使えて便利。この合わせみそを作っておけば、料理のバリエーションがグンと広がりそうですね。■夏バテにも効く! 栄養バランスが抜群な大葉餃子猛暑が続くと、食欲が減退して何が食べたいのかわからなくなってしまうことはありませんか? そんなときは大葉餃子を食べるといいかもしれません。この餃子は野菜がいっぱい入っていて、大葉の爽やかな香りが食欲をそそります。栄養バランスが良くヘルシーなんです。このレシピのポイントはキャベツは塩揉みせずに使うこと。そうすれば、キャベツの水分でよりジューシーな仕上がりになります。焼く前の餃子を冷凍保存しておけるのもありがたいですね。約1か月冷凍保存ができますので、一度多めに餃子を作っておけば、好きなタイミングで餃子を食べることができますよ。■夏に飲みたい、簡単に作れる牛肉のピリ辛スープ暑くて何もやる気が出ないときは、温かいスープを飲んでスタミナアップするのもいいでしょう。作り方は簡単で、鍋にゴマ油を中火で熱して水煮ゼンマイを炒めたら、牛もも肉・水煮タケノコ、調味料の順に加え、炒め合わせます。水を入れて強火にして、煮立ってきたらアクを取り、ニラを加えて塩で味を調え、器に注ぎ分けましょう。刻みネギをのせ、炒り白ゴマを指先でつぶしながら振れば完成です。こちらのレシピはピリ辛で大人の味になっていますので、お子様がいる場合は、コチュジャンと赤唐辛子の量を減らしたり、なしにしても問題ありません。■スタミナチャージできる、ウナギとニラの卵とじスタミナ切れを起こしたら、ぜひ食べたいのがこちらのレシピ。ウナギとニラたっぷりの卵とじです。食べていくうちに元気がでてきそうです。仕上げに粉山椒を振ったり、三つ葉を散らしてからいただきましょう。ご飯にのせて食べるのもオススメ。お好みで材料にシイタケを加えるのも良さそうです。ウナギ蒲焼きを使うので、簡単に素早く作れるのも魅力。このレシピの味つけのポイントとなるのは、煮汁の材料であるウナギ蒲焼きのタレ。タレの種類によって混ぜ合わせる量をお好みで調整してくださいね。お子様から大人まで喜ぶ、スタミナ満点な一品です。■ねばねばパワーで元気に! モロヘイヤと長芋のお浸しモロヘイヤと長芋のねばねばパワーでスタミナアップするのもいいでしょう。材料のモロヘイヤ、長芋、プチトマトに麺つゆで味つけしたシンプルな一品です。長芋とモロヘイヤのねばねばにプチトマトの甘酸っぱさが加わり、さっぱりとして食べやすい。そのまま食べても良いのですが、冷蔵庫で冷やしてから食べるとさらに美味しいです。作り方は、熱湯でモロヘイヤをゆで、冷水につけて粗熱を取り、水気を絞って幅2~3cmに切ります。器に切ったモロヘイヤを盛り、その上に長芋とプチトマトをのせて、混ぜ合わせたつゆをかければ出来上がりです。※モロヘイヤは市販のものをお使いください。家庭菜園で育てたモロヘイヤの種・実・茎には毒性がありますので、ご注意ください。今年の夏は酷暑ですが、夏バテに効きそうな料理を食べて、なるべく元気に過ごしたいものですね。「スタミナ不足になってきたな」と感じたら今回ご紹介した5つのレシピをぜひお試しください。
2018年08月18日5年ぶりに国内最高気温を更新した今年の夏は、それにともなう夏バテもまさに“災害級”。正しい対処法を身に付けてなんとかこの酷暑を乗り切ろう!厳しい暑さも、夕方になるとようやく一段落。しかし、来る明日に備えて気をつけるべきポイントはめじろ押しだ。管理栄養士として病院の栄養療法監修のほか、企業のメニュー開発などにも携わる麻生れいみ先生は、次のように語る。「汗をかくことによってビタミンやミネラルも流れ出てしまいます。とくにビタミンB1のような水溶性ビタミンは流れてしまいやすいため、食事でしっかり補う必要があります。疲労回復効果も高いので、夏バテ予防には欠かせない栄養素です。また、イカなどに含まれるタウリンも疲労回復効果が高いので、お疲れ気味のご主人のおつまみにもぴったり。カレー粉に含まれるクルクミンはタウリンの吸収を助け、肝機能も強化するので一石二鳥ですよ」1日のしまい方にも注意点が。次世代型医療「機能性医学」日本人初の認定医の斎藤糧三先生が解説する。「まずは入浴。しっかり汗をかいて放熱したいのか、エアコンで冷えた体を温めたいのかによって、入浴の仕方も変わります。また、良質な睡眠を得ることも忘れずに。休日になるといつもより長く寝てしまうという人は『睡眠負債』がたまっている可能性が。寝室の環境を快適にすることはもちろん、寝る3時間前からはお酒やカフェインを控えるなど、寝るための態勢もしっかり整えることが大切です」そこで、「食事」や「入浴」にまつわる“半信半疑”の知識を総点検!あなたの夏バテ対策、間違っていない?【Q1】熟睡したいので、寝る前には絶対に水は飲まない「正解は×。加齢とともに夜間頻尿の悩みは増えるため、とくにシニアの人のなかには、就寝前はあえて水を飲まないという方も少なくありません。しかし、寝ている間も多量の汗をかきますので、夜、お手洗いに起きてしまうとしても水分は補給するようにしましょう」(斎藤先生)【Q2】扇風機の風が直接当たったほうが、睡眠の質は上がる「正解は×。涼しくて寝やすいと思うかもしれませんが、部分的に風が当たるとそこだけ血流が悪くなり、老廃物の回収が滞るため、局部的に重たい感じや違和感を生じ、神経痛のようになってしまいます。扇風機の風は体に当てず、空気を循環させるように使いましょう」(斎藤先生)そのほかの正しい夏バテ予防の生活習慣は次のとおり。■寝落ちしたダンナは2時間放置「入眠から2時間までが、成長ホルモンの分泌ピーク。起こすならそれ以降に」(斎藤先生)■晩酌にはビールよりもシャンパン「晩酌も糖分が少ないものを。のどごし重視の人はビールより辛口シャンパンがおすすめ」(麻生先生)■個人差に応じた「冷え」「のぼせ」対策を「頭が熱いなら氷まくら、おなかが冷えるなら腹巻など、個人差に応じた温度調節を」(斎藤先生)終わりよければすべてよし……寝ている間も対策を怠るなかれ!
2018年08月16日5年ぶりに国内最高気温を更新した今年の夏は、それにともなう夏バテもまさに“災害級”。正しい対処法を身に付けてなんとかこの酷暑を乗り切ろう!本格的に日差しが照りつけてくる日中は、紫外線との付き合い方がポイント。次世代型医療「機能性医学」日本人初の認定医の斎藤糧三先生は、次のように語る。「紫外線が健康に与える影響が認知されてきたことや、美白ブームの影響もあって、過剰に日光を避ける人が増えてきました。そのためか、じつは多くの女性が慢性的な“ビタミンD不足”に陥っています」主に日光から合成されるビタミンDは、免疫システムの正常化といった『体力の底上げ』に効果があるだけでなく、がんの抑制、認知症やうつ病の予防・改善との関連性も注目されている。「もちろん、日光の当たりすぎはシミやシワの原因にもなりますが、日焼け止めを塗った肌では、ビタミンDが合成できなくなるという弊害もあるのです。長時間の外出でもない限り、日焼け止めを塗るのは顔だけで十分でしょう」(斎藤先生)日中は家族が仕事や学校に出かけているため、主婦は1人になりがち。つい食生活も手を抜いてしまうが、管理栄養士として病院の栄養療法監修のほか、企業のメニュー開発などにも携わる麻生れいみ先生は、「そんな中でもできる工夫を」と話す。「男性と違って女性はこまめな栄養補給が必要です。暑さで食欲がないのをいいことに、ダイエットをかねてジュースや冷たいおやつだけですませていると、余った糖質が中性脂肪に。かえって『夏太り』の原因になってしまいますよ!」(麻生先生)そこで、「食べ物」や「体温調節」での夏バテ対策を麻生先生と斎藤先生が教えてくれた。■冷たいおやつはかき氷より、高脂肪アイスがおすすめ「高脂肪アイスは高カロリーのため避けたほうがよいと思われがちですが、脂質とタンパク質が同時に摂取できるので、じつは糖質のみの氷菓よりおすすめ。脂肪分の低い『ラクトアイス』よりも、あえて脂肪分の高い『アイスクリーム』を選びましょう」(麻生先生)■じつは手を冷水につけるだけでも体温は下げられる「暑いのに汗をあまりかかないという人は、自律神経が乱れ、熱が体内にこもってしまっている可能性も。シャワーを浴びる時間がないときなどは、手首から先を冷たい水につけるだけで体の中の温度を下げられますので、ぜひ試してみてください」(斎藤先生)そのほかの正しい夏バテ予防の生活習慣は次のとおり。■昼寝するなら1時間以内「ただし食後すぐの眠気は糖質過多のサイン。そんなときは運動で、余分な糖を代謝」(斎藤先生)■1日20分程度は日光浴を「洗濯物を取り込みがてらの日光浴で十分なビタミンDが合成されます」(斎藤先生)■おやつの時間は栄養調整タイム「小腹がすいたら、ゆで卵やナッツ、カット野菜などで不足した栄養を補給!」(麻生先生)■曇った日でもサングラスをかけて「強い紫外線は水晶体を傷つけ白内障の原因になるので、瞳のためにはサングラスを」(斎藤先生)正しい夏バテ予防の生活習慣を取り入れて、「焼けつく日差し」と「うだるような暑さ」を上手にしのごう!
2018年08月16日5年ぶりに国内最高気温を更新した今年の夏は、それにともなう夏バテもまさに“災害級”。正しい対処法を身に付けてなんとかこの酷暑を乗り切ろう!厳しい暑さも、夕方になるとようやく一段落。しかし、来る明日に備えて気をつけるべきポイントはめじろ押しだ。管理栄養士として病院の栄養療法監修のほか、企業のメニュー開発などにも携わる麻生れいみ先生は、次のように語る。「汗をかくことによってビタミンやミネラルも流れ出てしまいます。とくにビタミンB1のような水溶性ビタミンは流れてしまいやすいため、食事でしっかり補う必要があります。疲労回復効果も高いので、夏バテ予防には欠かせない栄養素です。また、イカなどに含まれるタウリンも疲労回復効果が高いので、お疲れ気味のご主人のおつまみにもぴったり。カレー粉に含まれるクルクミンはタウリンの吸収を助け、肝機能も強化するので一石二鳥ですよ」1日のしまい方にも注意点が。次世代型医療「機能性医学」日本人初の認定医の斎藤糧三先生が解説する。「まずは入浴。しっかり汗をかいて放熱したいのか、エアコンで冷えた体を温めたいのかによって、入浴の仕方も変わります。また、良質な睡眠を得ることも忘れずに。休日になるといつもより長く寝てしまうという人は『睡眠負債』がたまっている可能性が。寝室の環境を快適にすることはもちろん、寝る3時間前からはお酒やカフェインを控えるなど、寝るための態勢もしっかり整えることが大切です」そこで、「食事」や「入浴」での夏バテ対策を麻生先生と斎藤先生が教えてくれた。■カレーの付け合わせは福神漬けより、らっきょうが◯「らっきょうに含まれる硫化アリルは、疲労回復に効くビタミンB1の吸収率をアップさせます。ビタミンB1は豚肉に豊富に含まれているので、暑さが厳しい日の夕食はポークカレーにらっきょうで決まり!硫化アリルには血液サラサラ効果もありますよ」(麻生先生)■晩酌のおつまみ。焼き鳥はささ身よりレバーがおすすめ!「レバーには鉄分が豊富に含まれていることが広く知られていますが、鉄分が不足すると疲れやすくもなりますので、夏バテ対策としてもおすすめの食材です。とくに女性は慢性的に貧血気味の人が多いので、鉄分豊富なレバーを積極的に食べましょう」(麻生先生)■冷房で体が冷えたときは、ぬるめのお風呂に肩まで15分つかるべし!「半身浴は汗をかく練習としてはおすすめですが、じつは体温を下げる入浴法なんです。ですから、冷房で体が冷えてしまったときは、39度ぐらいのお湯に肩までしっかりと15分以上つかってください。そうすれば、熱がきちんと中まで入っていきます」(斎藤先生)終わりよければすべてよし……寝る前の対策を怠るなかれ!
2018年08月16日5年ぶりに国内最高気温を更新した今年の夏は、それにともなう夏バテもまさに“災害級”。正しい対処法を身に付けてなんとかこの酷暑を乗り切ろう!本格的に日差しが照りつけてくる日中は、紫外線との付き合い方がポイント。次世代型医療「機能性医学」日本人初の認定医の斎藤糧三先生は、次のように語る。「紫外線が健康に与える影響が認知されてきたことや、美白ブームの影響もあって、過剰に日光を避ける人が増えてきました。そのためか、じつは多くの女性が慢性的な“ビタミンD不足”に陥っています」主に日光から合成されるビタミンDは、免疫システムの正常化といった『体力の底上げ』に効果があるだけでなく、がんの抑制、認知症やうつ病の予防・改善との関連性も注目されている。「もちろん、日光の当たりすぎはシミやシワの原因にもなりますが、日焼け止めを塗った肌では、ビタミンDが合成できなくなるという弊害もあるのです。長時間の外出でもない限り、日焼け止めを塗るのは顔だけで十分でしょう」(斎藤先生)日中は家族が仕事や学校に出かけているため、主婦は1人になりがち。つい食生活も手を抜いてしまうが、管理栄養士として病院の栄養療法監修のほか、企業のメニュー開発などにも携わる麻生れいみ先生は、「そんな中でもできる工夫を」と話す。「男性と違って女性はこまめな栄養補給が必要です。暑さで食欲がないのをいいことに、ダイエットをかねてジュースや冷たいおやつだけですませていると、余った糖質が中性脂肪に。かえって『夏太り』の原因になってしまいますよ!」(麻生先生)そこで、「食事」や「紫外線対策」にまつわる“半信半疑”の知識を総点検!あなたの夏バテ対策、間違っていない?【Q1】温かいにゅうめんは、じつは夏バテ予防に効果的「正解は×。温度に関わらず、糖質過多はおすすめできません。せめてお肉やとろろ、オクラなどのトッピングを。ちなみに、お肉が苦手という人は慢性的なタンパク質不足によって、消化酵素が減っていることも原因のひとつ。意識的に食べ続けていれば改善できますよ」(麻生先生)【Q2】日中は室内にいるときでも、全身に日焼け止めを塗るべし!「正解は×。’17年の大阪樟蔭女子大学などの研究チームの調査により、’80年代の女性と比べて現代の女性は、血中のビタミンD濃度がかなり低下していることが明らかになりました。過剰な紫外線対策はビタミンD不足を招き、健康を損なう恐れがあるので気をつけましょう」(斎藤先生)【Q3】水分補給は、とりあえずスポーツドリンクがベスト!「正解は×。スポーツドリンクや経口補水液などは、たくさん汗をかいて体がバテてしまい、水分が吸収されにくくなってしまったときに、緊急措置的に取りましょう。日常的な水分補給なら水や麦茶で十分。スポーツドリンクは糖質が多いので、むしろ飲みすぎには要注意」(麻生先生)正しい夏バテ予防の生活習慣を取り入れて、「焼けつく日差し」と「うだるような暑さ」を上手にしのごう!
2018年08月15日うだるような暑さで食欲も落ち、睡眠も浅くなる――。そんな悪循環を断ち切るために、まずは朝から1日のリズムを整えることが夏バテ撃退の第一歩!次世代型医療「機能性医学」日本人初の認定医の斎藤糧三先生は、機能性医学の観点から、光と朝食の重要性を説く。「太陽光は額の奥にある体内時計をリセットしてくれるので、日光を浴びるというのはとてもいい起き方だと言えます。さらに、細胞の一つひとつにも、時計遺伝子という体内時計にあたるものが備わっているのですが、これをリセットさせる信号が『初めて食事をした』という刺激。つまり、朝日と朝食がセットになることで、中枢と末梢の体内時計がシンクロし、1日のリズムが整います」(斎藤先生)「食事」についてはその内容も重要。管理栄養士として病院の栄養療法監修のほか、企業のメニュー開発などにも携わる麻生れいみ先生が解説する。「夏バテは、言い換えれば“糖質バテ”。夏は暑さで料理を作る気力も食欲もないため、どうしても麺類など、糖質中心になってしまいがち。でも、余分な糖質を取りすぎると血糖値が急上昇!それを抑えるために今度はインスリンが大量分泌され、一気に血糖値が下がり、だるさや眠気の原因に。こうした“糖質バテ”が毎日繰り返されることで疲労が蓄積してしまい、本格的な夏バテにつながるのです」(麻生先生)そこで、「睡眠」や「食事」にまつわる“半信半疑”の知識を総点検!あなたの夏バテ対策、間違っていない?【Q1】ラジオ体操にジョギング……朝の運動は食後がベスト「正解は◯。食事によって摂取された余分な糖を代謝するには食後1時間以内の運動がもっとも効率的。また、適度な運動は交感神経を優位にし、体を活動モードにしてくれるという効果も。ちなみに空腹時の運動は負荷が高いので、暑さの厳しい季節には避けた方が安心です」(斎藤先生)【Q2】朝の家事も一段落……小腹がすいてもお昼まで我慢!「正解は×。男性は筋肉が多いぶん空腹にも耐えやすいのですが、女性は男性より脂肪が多いこともあり、おなかが鳴るまで食事をしないと低血糖を起こし、反動で糖質をドカ食いしてしまいがち。糖質バテの予防には“まとめ食い”より“ちょこっと食い”のほうが効果的」(麻生先生)そのほかの正しい夏バテ予防の生活習慣は次のとおり。■睡眠は7時間をキープ「睡眠時間は長くても短くてもいけません。寝不足なようであれば二度寝もアリ」(斎藤先生)■朝は目覚めに1杯のお水を「寝ている間も汗で水分は失われているので、寝起きの水分補給を忘れずに」(麻生先生)■ごはんのおかずはネバネバ系「納豆やオクラなど、ネバネバした食べ物は血糖値の上昇を緩やかにしてくれます」(麻生先生)■必ずよくかむことも忘れずに「しっかりかむことで脳が覚醒。朝食から1日のリズムをしっかり整えましょう」(斎藤先生)5年ぶりに国内最高気温を更新した今年の夏は、それにともなう夏バテもまさに“災害級”。正しい対処法を身に付けてなんとかこの酷暑を乗り切ろう!
2018年08月15日こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。先日初めて、愛媛県にお仕事で行きました。そのときに食べた「さつま汁」という料理がとても美味しく、夏にぴったりな味わいだったんですよね。しかも、調理時間はものの5分ほどしかかからない、超お手軽料理なんです!火を使わずに作ることができるので、暑い季節、キッチンに立ちたくない......!という方にもオススメです。さっそくご紹介します。■夏バテ時にもぴったり!愛媛のさつま汁材料(1人分)白味魚の刺身100g麦味噌大さじ1めんつゆ大さじ1水100ccドライ柚子皮適量青ネギ適量白いりごま適量ご飯1膳作り方1、白味魚の刺身は耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをかけたら、600wの電子レンジで3〜4分加熱する。2、1と麦味噌、めんつゆ、水をフードプロセッサーに入れ、攪拌させる。※フードプロセッサーがない場合は、すり鉢などを使う。3、食べる際は2に柚子皮や青ネギ、白いりごまを入れ、ご飯にかけて食べる。さつま汁は、麦味噌を使い、薬味にみかんの皮などを入れるのが一般的なのだとか。今回は、みかんの皮ではなく、柚子皮を使っています。爽やかな香りが口に広がり、さっぱりと食べることができますよ。刺身用のお魚ではなく、焼き魚用のお魚を使うのも、もちろんOKです。前の晩に残ったお魚をリメイクできるのも嬉しいですね。さつま汁の由来には、諸説あるそうですが、「九州の鹿児島(薩摩)から伝わったという説」「夫が妻を助けるために作ったことから、妻を補佐する『佐妻』汁となったという説」が有力だそうですよ!魚からたっぷりのタンパク質、麦味噌から食物繊維も摂ることができるので、夫を助けるために作ったというのは個人的に推したい説です。暑いこの季節に簡単に作れて、栄養もしっかり摂れる「さつま汁」、ぜひ作ってみてくださいね。
2018年08月01日連日暑い日が続き、暑さやサッカー観戦で寝不足が続いている方も多いかと思います。寝不足だと熱中症や体調不良になりやすくなりますので、十分な休養と栄養、水分補給を心がけましょう。1. 甘い冷たい飲食物の摂りすぎに注意冷たい飲食物や、水分を摂り過ぎると消化器官の働きを低下させます。消化能力が落ちると食欲が低下しますし、水分でお腹いっぱいにしてしまうと栄養のバランスが崩れ夏バテの原因になります。のど越しの良い冷たい甘い飲み物には、糖分がたっぷり含まれている事があります。夏は基礎代謝量が落ち、太りやすい時期なので、糖分の含まれている飲み物を水分補給代わりに飲み続けると血糖値が上がり、夏太りや夏バテの原因になります。熱中症予防には、糖分より塩分やミネラルの補給を意識すると良いでしょう。夏の定番、麦茶はカフェインフリーでミネラルが含まれてます。甘いものが好きな方は、ビタミンとミネラルたっぷりのみずみずしい旬の完熟フルーツがおすすめです。2. 夏バテ&夏太り予防に役立つ食材ビタミンB1暑い季節はビタミンB1が、他の季節の2~3倍消費されます。ビタミンB1は、心身の疲労を取り除き、不足すると疲労が溜まり、夏バテになりやすくなります。ビタミンB1は、体内の糖質を効率良くエネルギーに変換するので、夏太り予防にも有効です。⇒ 胚芽や精製度の低い穀類、豆類、豚肉、牛乳、卵黄*にんにく、ネギ、にらに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1を吸収しやすくなりますので、合わせて摂取すると良いでしょう。*ビタミンB1は、すぐに体外に排出されるので、一度に大量に摂取するのではなく、定期的、持続的に摂取する方が効果的です。ビタミンC夏の暑さや紫外線は、体内の活性酸素を増やし、ビタミンCを消費します。ビタミンCは、コラーゲン生成に関与し、抗酸化物質として機能します。紫外線からの肌のダメージや心身のストレスへの抵抗力を高め、ストレスを取り除きます。⇒アセロラ、ローズヒップ、パパイヤ、トマト、かぼちゃなどの夏野菜の他、柑橘類、じゃが芋、れんこんなど*ビタミンB群やビタミンCは、水溶性のビタミンなので、熱や水に弱いビタミンです。水洗いや加熱時間が短い方が、栄養が期待できます。体内に排出されやすいので、定期的、持続的に摂取しましょう。3. ハーブ&スパイスで夏バテ&夏太り予防食欲が落ちてしまうと夏バテになりやすくなります。お料理に加えて彩を鮮やかにし、風味をUPさせたり、ハーブティーで暑さによるイライラを解消しましょう。唐辛子食欲を増進させ、疲労回復させるので夏バテ予防に。また辛味成分カプサイシンが、脂肪燃焼を促すの夏太り予防にも。ただし摂りすぎると、身体の負担になるので、適量を心がけましょう。にんにくアリシンによる特有のにおいは、食欲を増進させ、消化機能を活性化させる他、ビタミンB1の吸収を高めます。さらに抗酸作用、疲労回復作用があります。生のにんにくは、胃に負担をかけるので、胃腸の弱い方は、気をつけましょう。バニラエッセンス強壮作用の他、甘味を強め、苦味を弱めるので、砂糖の使用を控えたい時におススメです。シナモン、クローブなども風味を豊かにし、甘味を感じやすくするので、デザートや飲み物に加えると良いでしょう。しょうがジンゲロンやショウガオールといった辛み成分を含みます。これらには殺菌作用があり保温発汗作用があります。胃腸を温め、風邪予防になるので、冷房の冷えを感じる方には特におススメです。さらに消臭、殺菌作用があるので食中毒予防になります。皮のまますりおろすと辛みと免疫力がアップし、身体を温めたい時は乾燥したジンジャーパウダーがおススメです。皮付きのしょうがをすりおろして、蜂蜜に漬けておくとお料理やお菓子づくりに使え、ヨーグルトにかけたり、炭酸水、紅茶などで割ったりなど活用できます。パクチー(コリアンダー)「葉」の独特の強い香りは神経疲労やイライラした時に効果的です。アジア、南米、中近東料理の、炒め物やサラダ、肉や魚、スープなどの香りづけに使用されるハーブで、胃腸の働きを良くし、新陳代謝を高める働きがあります。暑い時期に汗をかいて身体から失われるビタミンやミネラルを補います。種子は、甘くさわやかな香りで、消化不良を改善する働きのあり、スパイスとして使用されます。たんぱく質と調和する特徴があり、肉や魚の臭い消しや、カレーピクルスなどの風味づけに。ミント清涼感のある爽やかな香りと鎮静作用により、穏やかな気持ちにさせてくれます。ストレスで胃の調子が良くない時などにおススメのハーブです。ハーブティーにしたり、フレッシュジュースを作る時に入れたり独特の香りが特徴ですが、その芳香に含まれる成分には、消化器官に働きかけたり、油を吸着して排出する作用があります。ハーブティーやお水にミントとレモンなどの果物を加えたハーブウォーターなどの飲み物に使用できますし、お肉や魚に添えたり、サラダや生春巻きなどに加えるとエスニック風味になって美味しくいただけます。ローズマリー若返りのハーブと言われる抗酸化作用、発汗促進、鎮静作用がある他、「記憶力を増強するハーブ」とも言われています。暑いと集中力が散漫になるので、仕事や勉強に集中したい時には、ミントやローズマリーティーがおススメです。お料理には、肉や魚の臭みけしや、香りづけとして使用します。火を入れた方が、さわやかな香りが引き立ちますが、茎の部分は香りが強いので、香りの淡い野菜などと合わせる時は、葉をしごいて使うと良いでしょう。ローズマリーは、リラックス作用の他、血行を良くする作用があります。冷房による冷えや日焼すると筋肉が固くなるので、お風呂に入れても良いでしょうバジル「健胃強壮の薬草」と称され食欲増進し、胃腸の働きや消化を促します。鎮痛、頭痛緩和、抗酸化作用もあり、不眠にも有効とされています。暑いと寝不足になりがちです。神経を癒し鎮める作用があるので不眠気味の方の良いでしょう。フレッシュバジルの葉の部分をサラダやパスタ、トマトソースに加えて使用します。ジェノバソースの作り方を紹介します。~ジェノバソース~・バジルの葉40g・松の実(お好みのナッツ)20g・にんにく1/2片・塩小さじ1/4・オリーブオイル60cc~・パルメザンチーズはお好みで① 松の実をフライパンかオーブンで乾煎りします。② ミキサーに①とその他の材料を加え、すり潰します。(すり鉢ですり潰しても良い。)固さはオリーブオイルで調整しましょう。*お好みでパルメザンチーズを加えてから、混ぜても良いですが、使う時に加えると日持ちがします。
2018年07月28日夏バテで普段のようにバクバクと食事ができないときには、冷たいものや酸っぱいもの辛いものなどが、いくらか食べやすいですよね。ファミリーマートにちょうどよさそうな商品があったので、実際に食べてみました。ラップスティックの新作はサラダチキンメキシカン最初に食べたのは、2018年7月24日(火)から発売された「ラップスティックサラダチキンメキシカン」(税込248円)。「ラップスティック」は以前よりファミリーマートで販売されている商品で、野菜やサラダチキンをトルティーヤで巻いたものです。ネット上では、「ファミマのラップスティック最高」や「野菜をたっぷり食べられるから嬉しい」、「めちゃくちゃおいしい」などのように、人気を博しています。そんな「ラップスティック」の新作である同商品は、辛味のきいたチリソースで味付けしたサラダチキンと、ポテトサラダ、キャベツ、にんじん、グリーンリーフなどをトルティーヤで巻いた一品。実際に食べてみると、チリコンカンのようなスパイシーな風味と、サラダチキンの旨味、野菜のザクザクとした食感が楽しめて、ペロリと完食できました。前述の通り、野菜や鶏肉などを刺激的な味付けで一緒に摂れるから、夏バテ中にはうってつけかもしれません。ほっこりとした甘さ! かぼちゃの冷たいスープ次に食べたのは、同日に発売された「かぼちゃの冷たいスープ」(税込298円)。ホワイトソースと牛乳を合わせたかぼちゃスープに、ブロック状のかぼちゃと砕いたナッツを組み合わせたスープです。スープと具材が別々になっているので、一緒に混ぜ合わせていただいたのですが、想像していたよりもややあっさり。なめらかな口あたりのスープは、かぼちゃの優しい甘みを感じられますが、何かが足りない。また、食感のアクセントとして入っているナッツもあまり感じられず、少し残念でした。十分においしいスープではありますが、他社と比較すると…。冷製スープと具材が別になっている商品だと、ローソンの「かぼちゃと6種野菜の冷製スープ」が同じ金額であるのですが、正直こちらの方がスープも濃厚で、具材も多く食感が楽しいというのが筆者のホンネ。夏バテ中はカラダも疲れていて、料理をするのも面倒に感じることがあるもの。そんなときは無理せずに、こういったコンビニ食に頼ってみるのもひとつの方法ではないでしょうか。(文・奈古善晴/考務店)
2018年07月27日うだるような暑さにダメージを受けているのは、身体だけじゃない!実は、お肌も夏バテしているんです。そこで今回は、真夏のお疲れ肌のレスキュー術についてお悩み別に紹介していきます!「真夏は、お肌も夏バテしている…?!」出典:byBirth連日の30度overの暑さ、カラッとした太陽の眩しさの日もあれば、じっとりとした湿気で息苦しくなってしまうような日本の夏。実は、夏バテしているのは身体だけではないんです!真夏の紫外線や体力の低下のダメージを受けて、お肌もお疲れモードなのがこの真夏の季節。そこで今回は、うだるような暑さにダメージを受けている真夏のお疲れ肌のレスキュー術について、お悩み別にご紹介していきます!真夏のトラブルからお肌を救おう!出典:byBirth夏場もあなどれない、乾燥系の肌トラブル。汗や皮脂で何だかうるおっているように感じがちな夏場こそ、実は乾燥の魔の手が忍び寄ってきているんです…!ここでは、ありがちな乾燥系のお悩みに合わせた対処法や、お悩みの原因についてご紹介していきます。「日焼けの火照りが負担になるの?」屋外から戻って肌を触ったときに、熱~く感じたことはありませんか。日焼けしたお肌は、一種のヤケド状態にあるので熱のこもった火照っている状態なのです。この日焼けの火照りをそのまま放置してしまうと、紫外線から受けたダメージがどんどん深刻化していく恐れがあり危険!お肌のゴワつきや、日焼けの原因のメラニン生成を進行させるほか、乾燥や将来的にシミなどの肌トラブルを引き起こしかねないといわれています。また、皮膚の温度が上昇することで、ターンオーバーの乱れに繋がったり、肌内部の炎症が悪化してしまう可能性も…。日焼け肌には美白ケアも欠かせませんが、まず最初に冷やしてしっかり火照りを鎮めることがとっても大切です!冷却効果のあるスキンケア・ボディケア製品で火照りを鎮めたり、水で塗らしたタオルでお肌の熱をとるように心掛けてみてください。「保湿ケアを頑張っているのに効果が出ない…?!」インナーケアも見直してみよう夏場の肌トラブルに注意して、さまざまな保湿ケアを試しているのに「一向に効果が出ていない気がする…」という人は、インナーケアが不足しているのかもしれません。水分補給は身体の外側から入れ込むだけではなく、内側からのケアも必要不可欠。理想は、自身の身体がしっかり自分で生み出せる状態です。保湿ケアを頑張っているのに今ひとつ効果が表れない場合は、生活リズムの見直しを視野に入れてみてください。夏バテで食事が疎かになっている人は栄養バランスの良い食事を心掛けて、たっぷり眠って身体にエネルギーをチャージさせて、代謝と巡りのいい身体づくりを意識してみましょう。古い角質が邪魔しているかも?お肌のゴワつきが原因で、保湿成分や効果的な栄養素がすんなり入っていってくれないという可能性も考えられます。日焼けや紫外線によるダメージが原因で、ターンオーバーが乱れたお肌は、どうしてもゴワついてしまいがち。週に1~2度の角質ケアを取り入れて、効果が改善するか見てみるのもおすすめです。汗をかく=保湿のタイミング汗をかいた後、何だかお肌がカラカラに乾いている…という女性は少なくありません。考えられる原因としては、本来お肌にとって必要な生まれ持った保湿成分が汗や皮脂と一緒に流れていってしまっているから。もともと人間の身体に備わっている保湿成分が汗や皮脂と一緒に流れ出てしまったところに、オフィスや電車など真夏のクーラーの強風が当たったり、紫外線のダメージを受けることでお肌はどんどん乾燥して負担が蓄積されてしまいます。汗をかいた後は、ミストタイプの化粧水でこまめに水分を与えるなどして、お肌が乾いた状態にならないように注意しましょう!「暑いからベタつく乳液塗らなくてもいいですか?」夏場に多い声のひとつが、「ただでさえベタつくから乳液やクリームが億劫…」という声。夏場のスキンケアをサボってしまった覚えがある女性は少なくないはず…!しかし、せっかく化粧水でお肌に水分を与えても、乳液やクリームをしないと水分はどんどん蒸発して逃げていってしまうんです。乳液やクリームは、化粧水の水分を閉じ込めてくれる“ラップ”のような存在。お肌にうるおいを与えたら、ぴっちりラップをかけてうるおいを逃がさないようにしましょう。とはいえ夏場のベタつきは気分が乗らないものなので、夏向きのサッパリしたテクスチャーの乳液やクリームを選んで、少しでもストレスなく楽しんでスキンケアができるように工夫することをおすすめします。真夏のお肌を労わって美肌を取り戻そう!出典:byBirth夏は楽しいイベントも目白押しですが、屋外レジャーが盛んなだけあって日焼けや肌トラブルのお悩みもつきません。去年の反省を活かして、今年こそ美肌をキープしよう!とケアしているのに効果が今ひとつ出ないという方は、ぜひ今回ご紹介した内容に当てはまる部分がないかチェックしてみてください。手軽にできるケアを見直して、夏バテもトラブルも感じさせない美肌を目指しましょう!
2018年07月23日暑さによるだるさや体のむくみなど、いわゆる“夏バテ”といわれる症状に悩まされる人は多いもの。そこで、さまざまなトラブルを根本から解決する、お悩み別のヨガポーズをご紹介。「例えば、下半身の冷えは筋肉量の少なさに原因があるので、下半身を鍛えるポーズが効果的、といった具合に、不調の原因にダイレクトにアプローチすることが肝心です。朝に限らず、調子が悪いと感じたら実践してみるといいでしょう」(ヨガ講師・サントーシマ香さん)下半身が冷える。「冷房の効いた室内にいたり、冷たいものを飲んだり…女性を悩ます“冷え”は夏場こそ注意が必要。冷えにくい体をつくるためには、体の中で筋肉量の多い下半身を強化することがマストです。“馬のポーズ”はスクワットの姿勢を保つために、下半身の筋力が必要となるポーズ。脚を大きく開くことで、特に太ももの内側につく内転筋群を鍛えることができます」【馬のポーズ】胸の前で手を合わせ、息を吸いながら足を左右に大きく開き、吐きながらつま先を外側に向ける。一度息を吸い、吐きながら膝を曲げて腰を沈める。下がりきったところで呼吸を繰り返す。冷えて頭痛が…。「頭痛の原因はいろいろと考えられますが、この季節に多いのが、冷房が直接首まわりにあたることからくる“冷え”と“血流の悪さ”。これは首から背中をしっかりほぐしてあげることで、症状が和らぐこともあります。“鷲のポーズ”は、本来立って行いますが、座位ならより簡単に。首肩の上部僧帽筋などを刺激して血流を活性化し、コリ解消につながります」【ガルーダアーサナ(鷲のポーズ)】正座して腕を交差させる。息を吸いながら手のひらを顔の前で合わせ、吐きながら肘を胸の高さまで上げる。この状態で数呼吸。さらに肩甲骨を動かし左右に回す。反対側も同様に。イライラする。「原因不明のイライラは、自律神経の乱れから生じている場合も。まずは呼吸を整えて、心身ともにリラックスした状態に導くことが大事です。腹式呼吸を4‐7‐8のリズムで行うと、副交感神経が優位になるので効果的。息を吐く時にお尻の穴を締めながら腹部をへこますと、横隔膜と腹横筋、骨盤底筋が穏やかに刺激され、お腹の内側からぽかぽかと温まるはず」【4‐7‐8呼吸】あぐらをかいてお腹に両手をあてる。4カウントで鼻から息を吸う。そのまま7カウント息を止めてから、口から8カウントかけて息を吐ききる。これを気持ちが落ち着くまで繰り返す。だるさが残っている。「朝、布団から起き上がれない人に試してもらいたいのが、このポーズ。目覚めのスイッチである背骨を緩やかに伸ばすことで、血流が改善してだるさが和らぎます。また、お腹と太ももが密着する姿勢は、呼吸を深く感じやすいのもポイント。強いコーヒーで覚醒するというよりは、白湯を飲んでじんわりと体がほぐれるような、やさしい目覚めのポーズです」【子どものポーズ】正座の姿勢から両膝を腰幅程度に開く。手を床について息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら体を倒していく。全身の力を抜いてそのまま数分キープ。終わったらゆっくり起き上がる。暑くて睡眠不足ぎみ。「熱帯夜が続く真夏は、夜中に目が覚めてしまったり、眠りが浅かったりと、睡眠トラブルが多発。激しい気温差で自律神経が乱れがちになるので、呼吸を深くして気持ちを安定させることが大事です。胸から脇腹にかけて、体の側面を伸ばす“門のポーズ”は、肋間筋に働きかけることで深い呼吸を促し、寝不足ぎみの頭をスッキリ覚醒させるのに効果的。脇腹あたりを意識して行いましょう」【門のポーズ】膝立ちから右足を横に向け、息を吸いながら左腕を上げる。息を吐きながら、腕を上げたまま上体を右側に倒して数呼吸。息を吸いながらゆっくりと元の姿勢へ戻し、反対側も同様に。むくみが取れない。「血流が悪くなると、リンパが詰まってむくみの原因となります。つまり、むくみを取るには血流を良くしてリンパの詰まりをなくすことが必須。“ランジからのねじり”は、体の中の主要なリンパの節がある太ももの付け根をダイレクトに刺激することで、血行を促すポーズです。ポイントは、前の足をしっかりと踏み込むこと。骨盤底筋をぎゅっと締め上げると、バランスもとりやすいでしょう」【ランジからのねじり】直立から左足を大きく前に踏み出し、膝を曲げてしっかり体重をのせる。右のかかとを床から離して親指の付け根で地面を押す。胸の前で手を合わせ、息を吐きながら体を左側にねじる。そのまま数呼吸。吸いながら体を正面に戻し、左足を引いてまっすぐ立つ。反対側も同様に。サントーシマ香さんヨガ講師、アーユルヴェーダ・セラピスト。NY生まれ。日本各地でのワークショップ、テレビやラジオなど幅広く活躍。近著は『一日の体調を整える 朝のヨガ』(大和書房)。カップインサーマルボディスーツ¥11,0002ウェイベアパンツ¥12,000(共にエミ ヨガ/エミ ニュウマン新宿店)ヨガマット¥5,000(ダンスキン/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)※『anan』2018年7月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・青木舞子取材、文・瀬尾麻美撮影協力・TITLES(by anan編集部)
2018年07月09日暑さにヤラれて食欲が落ち、冷たいものばかり取っている…なんて人、いませんか?そんな食生活を続けたら夏バテまっしぐら!心当たりがあるようなら気をつけて!夏はスパイスを上手に取り入れ、体調を整えるのがおすすめです。■ホルモンバランスを整えるサフランスペイン料理のパエリアに使うことで知られるサフランは、ビタミンA、肌によいとされるビタミンC、肌や疲労回復におすすめのビタミンB群を豊富に含んだスパイスです。ホルモンバランスを整え、女性特有の症状を緩和する効果もあるそう。夏に出番の多いカレーのライスをサフランライスにしてみては。おいしいうえに取り入れやすいですよ。■ターメリックはデトックス効果に期待カレーやたくあんの黄色はターメリックの色ですね。二日酔いによいと言われる「ウコン」と同じものです。ポリフェノールの一種であるクルクミンを含んでいて、肝機能を改善するとのこと。アルコール代謝作用やデトックス効果も期待できるようです。代謝をアップするシナモン最近はスーパー、コンビニでも手軽にパウダーを購入できるシナモン。血行や代謝を促す作用があると考えられています。発汗作用や冷えなどへの効果も期待できるそう。シナモンパウダーを紅茶にプラスしてシナモンミルクティーをいれたり、トーストにかけてシナモントーストにしたり。手軽だし、おいしいのでおすすめです!■ブラックペッパーで血流アップ身近なスパイスであり、使用範囲も広いブラックペッパー。代謝を高める、冷えにも効果的と言われています。肉料理や炒め物に使用するとお手軽に摂取できますね。もちろんスープやパスタにかけるのも◎。ポテトサラダに加えれば、お酒に合う大人っぽい味になります。■ローズマリーは肉料理におすすめアロマの精油としてお馴染み、すっきりした香りのローズマリーは、スーパーなどでも手に入りやすいハーブです。若返りのハーブとも呼ばれ、アンチエイジング効果に期待大。こちらもスパイスの仲間なので、肉料理などに使用するといいでしょう。風味がよくなって食欲が湧くかも。ローズマリーのハーブティーもおすすめです。■めざせ!スパイス美人スパイスって種類が多いし、知識がないと使うのが難しい、というイメージを持っている人も多いはず。でも、いつもの料理や飲み物に加えるだけだったら、意外と手軽に取り入れられますよ。ぜひ上手に利用して、元気とキレイを手に入れちゃいましょう。夏バテ気味の彼に、スパイス入りの料理を振る舞ってあげるのもいいかもしれませんね。
2018年07月02日