伊勢丹新宿店で7月18日から23日まで、『ルパン三世』とコラボレーションしたイベント「ISETAN×ルパン三世 ルパンの夏祭り」が開催される。アニメにも登場したルパンのアジト、リクヴィールのテラス ©モンキー・パンチ/TMS・NTV伊勢丹新宿店のお宝を狙った2016年、アジトを作った2017年と2年にわたり伊勢丹新宿店をジャックしたルパン一味が、今年は伊勢丹新宿店で「祭り」をプロデュースすると、予告状ならぬ招待状が届いた! 今回の『ルパン三世』とのコラボレーションは、ファッション、アート、コスメ、ステーショナリーといった幅広い商品に、レストラン、カフェ、バー、パブと前回よりも規模が拡大し見どころが満載。日本テレビほかで放送中の『ルパン三世PART5』に登場する、カフェレストラン ラ・リヴィエールの2号店「ビストロ リクヴィール(Bistro Riquewihr)」が伊勢丹新宿店本館6階に出現する。第1話でルパンと次元がおいしそうに食べていたガレットやミートボールスパゲティーを始め、デザートも充実。6月20日から伊勢丹オンラインストアにて予約受付を開始する。また今回は予約せずとも当日気軽に立ち寄れるカフェやバー、パブも登場する。カフェラテ(ホット/アイス)税込648円※写真はホットカフェラテ©モンキー・パンチ/TMS・NTV7月20日の夜には本イベントの開催を記念して、伊勢丹新宿店本館屋上にて大野雄二&ルパンティックシックスによる「ルパンジャズライブ at 伊勢丹新宿店屋上」が開催。一夜限りの迫力のパフォーマンスは必見。ライブのチケットは、デジタルチケットサービス Yahoo!JAPAN パスマーケットにて6月23日10:30より販売開始。©モンキー・パンチ/TMS・NTVさらに会期中には、謎解きイベント「ルパンミステリー 伊勢丹の黒い手帳」も開催。伊勢丹新宿店各所で得られるヒントを探しだし謎を解いていく。開催日は7月18日、19日、21日、22日の4日間。6月27日10:30より伊勢丹オンラインストアにて予約受付を開始する。そのほか、イベントの詳細は「ISETAN × ルパン三世」スペシャルサイト(www.isetanguide.com/lupin/)にてチェックできる。 今夏、『ルパン三世』と伊勢丹新宿店がおくるこのお祭りに、ぜひ参加してみては。【イベント情報】ISERAN×ルパン三世 #ルパンの夏祭り会期 : 7月18日〜23日(最終日は18:00終了)会場 : 伊勢丹新宿店本館6階ルパンジャズライブ at 伊勢丹新宿店屋上会期 : 7月20日会場 : 伊勢丹新宿店本館屋上時間 : 第1部 開場16:45/開演17:30、第2部 開場19:30/開演20:15料金 : 税込5,500円※第1部、第2部の入場チケット料金は一律。当日は各部共に、入場チケットの購入順(決済完了時点の順番で、チケットに番号が表示される)での入場となる(※一部内容が変更となりました)6月23日10:30からYahoo!JAPAN パスマーケット( )でチケット販売開始ルパンミステリー 伊勢丹の黒い手帳会期 : 7月18日〜22日会場 : 伊勢丹新宿店各所時間 : 11:00〜18:00料金 : 2,500円6月27日10:30から伊勢丹オンラインストアで予約受付開始
2018年07月11日2009年の『ヘンリー六世』に始まり、『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と鵜山仁の演出で、浦井健治、岡本健一らを迎えシェイクスピアの歴史劇を上演してきた新国立劇場。その集大成とも言える『ヘンリー五世』がまもなく幕を開ける。【チケット情報はこちら】前作『ヘンリー四世』(2016年)では、浦井はハル王子として、放蕩三昧の暮らしを送ったかと思えば、あっさり悪い仲間たちと手を切り、戴冠しヘンリー五世に即位した。本作では冒頭から、王子時代の若気など一切感じさせぬ、怜悧かつ威厳に溢れた王の姿を体現。ハル王子時代はヘッドフォンを首から下げ、ハイテンションの芝居が印象的だったが、今回は王冠に王笏、ローブという“王道”スタイルで、目は据わり、セリフ回しにもどっしりと重みが感じられる。仏王の挑発を落ち着いて受け止め、裏切り者の諸侯を苛烈に処断し、戦争となれば、先頭に立って躍動し、勇ましく兵たちを率いていく。『ヘンリー四世』でタイトルロール、つまりハル王子の父親を演じたのは、昨年、急逝した中嶋しゅう。演出の鵜山は「このシリーズはいわば、浦井健治がいろんなものを食べて、成長していくという話。しゅうさんのことも含めて、いろんな“エコー”を背負って、吸収し、変化していくのを感じる」と浦井が背負うドラマに言及する。そんな王が象徴する「国家」と相反する「個」を象徴する存在として描かれるのが、王にとっては王子時代の悪友であるピストル。前作に続き、岡本が演じているが、こちらは子どもがそのまま大きくなったかのような悪童ぶり。言葉遣いは乱暴で酒好き。欲張りで器が小っちゃく、勇ましいことは言いつつも戦には及び腰、しかし仲間の命のために奔走する情の厚さも持つ男を岡本は人間臭く、魅力的に演じている。鵜山はこのピストルを「大義名分よりも個の幸せや欲望。大陸を巻き込んだグローバルに対するローカルを象徴している」と評す。浦井と岡本は過去のシリーズでは、様々な関係性で一騎打ちを見せてきたが、本作では直接やりあうシーンはない。後半、ふたりが顔を合わせるシーンでは、ピストルは目の前の相手が王でかつての悪友であることを認識せぬまま、王に対する評価を口にする。「直接、ぶつからないのが厄介(笑)。このすれ違いを掘り下げていくと何か見えるんじゃないか」(鵜山)。もうひとり、物語…というよりも歴史の歯車を大きく回すことになるのが、中嶋朋子が演じるフランス王女でヘンリー五世に嫁ぐことになるキャサリン。英語の会話もままならぬ状態で、“戦果”として英国に渡ることになるが、彼女の存在が『ヘンリー六世』、そして『リチャード三世』へと繋がっていくことを想像しながら見ていると、英語を必死で練習し、片言で受け答えをするコミカルなやり取りがどこか恐ろしく感じられる。『ヘンリー五世』は5月17日(木)より東京・新国立劇場中劇場で上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2018年05月16日映画『ルイ14世の死』が、2018年5月26日(土)にシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される。『ルイ14世の死』の題材は、フランスの王・ルイ14世。“太陽王”と呼ばれ、豪奢を尽くしてヴェルサイユ宮殿を作った、ルイ14世の最期の数週間を辿る。ゴージャスなヴェルサイユの王の寝室で、衰弱し食欲も失せた王がビスケットを口にしただけで「ブラヴォー!」と叫ぶ、貴族たちの陳腐な空気感を絶妙に描き出している。宮廷の生活を細かく記録したサン=シモン公の『回想録』と廷臣ダンジョーの『覚え書、別名ルイ14世宮廷日誌』をもとに、死にゆく王と、その周りの医師や側近、貴族達を、ドラマチックなクライマックスを排除し、仔細かつ大胆に表現した作品だ。監督は、カタルーニャ出身の異才アルベルト・セラ。風車の出てこないドン・ホーテ物語『騎士の名誉』やカサノバとドラキュラが出会う『私の死の物語』など、古典や歴史上の人物を革新的に描き出し、世界で高く評価されている。また、映画作品以外にも、戯曲の執、舞台の演出、映像によるインスタレーション、パフォーマンスなど幅広い活躍を見せ、「21世紀の前衛」と称されている。18世紀に死を遂げたルイ14世を演じるのは、ヌーヴェルヴァーグの申し子とも呼ばれるジャン=ピエール・レオ。左脚の壊疽から死に向かう王の姿をほぼベッドの上で演じている。【詳細】映画『ルイ14世の死』公開日:2018年5月26日(土)監督:アルベルト・セラ出演:ジャン=ピエール・レオ、パトリック・ダスマサオ、マルク・スジーニ、イレーヌ・シルヴァーニ配給:ムヴィオラ原題:La Mort de Louis XIV©CAPRICCI FILMS,ROSA FILMES,ANDERCRAUN FILMS,BOBI LUX 2016
2018年03月19日名バイプレーヤーの小日向文世が主演するドラマ、日曜ワイド「欠点だらけの刑事」が2月4日(日)に放送されることが決定。なお、小日向さんがテレビ朝日のドラマで主演するのは今回が初となる。■あらすじ百野冬美男(小日向文世)は凄腕の刑事だが、自分が決めたルールを破ることができない、不器用な男。別れた妻・紗代(西尾まり)と、その再婚相手の橋本岳太郎(大谷亮介)が営む鍋料理店の2階に住んでいる。変わり者すぎてこれまで単独行動を認められていたが、年下の上司・九十九健作(林家正蔵)から、生活安全課出身の刑事・万城目千鶴(森口瑤子)とペアを組むよう命じられる。大雑把な肝っ玉母さん的な性格の千鶴に百野はイライラするが、千鶴もまた、細かいところにこだわる百野に早くも辟易する。その矢先、洋菓子のプロデュース会社を営む天野陶子(高橋惠子)のセミナー会場の楽屋で、彼女の部下・坂本菜摘(芳野友美)が殺害。第一発見者の秘書・武山沙織(土居志央梨)は事件直前、陶子の夫・翔平(比留間由哲)と菜摘が抱き合っているところを見たと証言する。なんと、翔平は社員の飯塚妙子(海老瀬はな)とも不倫関係にあるらしい。だが百野は突然、沙織が嘘をついていると言い出して…!?■本作プロデューサーが明かす!“小日向文世”オファーのきっかけは?本作は、「自身の欠点を生かして事件の謎に挑む、そういうアプローチの仕方をする刑事がいてもよいのではないか」という着眼点から生まれたオリジナル企画。不器用だが、凄腕の名刑事である百野冬美男が、ある日大雑把な性格の刑事・万城目千鶴とコンビを組み、有名スイーツプロデューサーの周辺で起きた殺人事件の謎に挑んでいく。以前、撮影現場で身ぶり手ぶりで飼っているエビとメダカについて熱く語っている小日向さんの姿をプロデューサーが見て、「クセのある主人公をかわいく、コミカルに演じてくださるに違いない」と考えオファーしたという今回。百野を演じる小日向さんは、「これまで2時間ドラマの刑事役はいろいろ演じてきましたが、これだけ人間と交わるのが苦手な男は初めてです」「演じたことのない新たなキャラクターに出会いました」語り、「百野の個性がしっかり台本に描かれていたので役作りの苦労は少なかったですが、セリフが独特でしかもセリフ量が多かったので大変でした。この撮影はちょうど舞台の仕事が終わった直後だったので、心身共に疲労のピークの中、よく乗り切ったなと思っています」と撮影をふり返っている。小日向文世、高校時代の不思議な失恋話を告白また欠点だらけの刑事にちなみ、自身の欠点について小日向さんは、「とにかく行動範囲が狭いこと!家族サービスが、すべてウチの中なんです」と回答。そして、百野は自身のトラウマとなった小学生時代の出来事を「一生涯、心に深く刻まれる傷となった…」と語るのがクセ、ということで同じような経験ついて聞いてみると、高校時代の失恋話が飛び出す。告白するもフラれてしまい、ショックで学校を早退したと言う小日向さん。「帰る途中、後ろからタッタッタ…と足音が聞こえてきて、ふり返ったら小さな犬がついてきていて…。僕が立ち止まると止まって、歩きはじめると同じように歩を進めて、家までついて来たんですよ。なんだか、ものすごく心が通じ合っているような気がしました」と切ないエピソードを披露している。主演の小日向さんのほかにも、百野のパートナー・万城目千鶴役を、「温泉(秘)大作戦」シリーズや『八日目の蝉』などに出演する森口瑤子が演じるほか、西尾まり、今野浩喜、大谷亮介、林家正蔵、高橋惠子らが出演する。日曜ワイド「欠点だらけの刑事」は2月4日(日)10時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月02日●親子で悲願の三愛水着楽園イメージガール初代の山本梓にはじまり、木下優樹菜、菜々緒、久松郁実、朝比奈彩といった人気モデルを数多く輩出してきた登竜門「三愛水着楽園イメージガール」。今年、その17代目を務める現役女子高生・黒木麗奈(17)は、同事務所の先輩と後輩であることから「菜々緒2世」として注目を集めている。菜々緒と同じ身長で体形もほぼ同じ9頭身。しかも、デビュー前に何度も足を運んだ東京ガールズコレクションで菜々緒のオーラに魅了され、憧れの存在になっていたことも不思議な縁といえる。さて、「菜々緒2世」という冠を、本人はどのように受け止めているのか。そして、事務所側が菜々緒との共通点として挙げる「ストイック」の起源とは。2018年注目の黒木に話を聞いた。○小6でスカウト「早くやりたい!」――イメージガールに決まってから、何か変化はありましたか?こういう大きなお仕事は初めてです。緊張や心配なこともあるんですけど、目標でもあったので今はすごくうれしいです。――本当に高校2年生なんですか?はい(笑)。いつも見た目と年齢にギャップがあると言われます。――172センチの高身長も武器になっていると思います。いつ頃から伸びはじめたんですか?幼稚園の頃から背の順でも後ろの方で、中学1年生から3年生の間に10センチ伸びました。弟は中学2年生で178ぐらい。家族のみんな大きいので、たぶん遺伝だと思います。――モデルの方々に話を聞くと、高身長がコンプレックスだったという方もいました。電車の吊革が頭に当たったりすると、周りの目が気になって恥ずかしい(笑)。中学の時もヒールをはくと余計に目立っちゃうので、なかなかはけなかったです。――モデルを目指すきっかけは、お父さんからの勧めだったそうですね。小4~5年生ぐらいの時に、芸能界を目指してみたらと言われて。私自身も、テレビやファッションショーに出てみたいという夢がありました。小学6年生の時、原宿の竹下通りでスカウトされました。すごくうれしくて、「早くやりたい!」という気持ちでいっぱいでした。それまでは東京ガールズコレクションやガールズアワードに友だちと一緒に行ったりして、憧れていたんです。――ほとんどの人が憧れを抱きながら自然と諦めていくと思いますが、黒木さんはそうならなかった。なぜだと思いますか?お父さんの熱意が昔からすごかったんです。憧れていたことは口に出していなかったんですが、親に伝わっていたのかもしれないですね。日常生活でも、姿勢はいつも注意されていました。中学1年生ごろからウォーキングのレッスンにも通いはじめたんですが、すごく人見知りだったので親と一緒じゃないと何も出来なくて。今でも一人だと時々緊張してしまうので、お父さんには練習相手になってもらったりしています。○「高校生だから」を言い訳にしたくない――三愛水着楽園イメージガールはオーディションで決まったそうですね。はい。一人ずつ、面接やウォーキングの審査がありました。私より年上の方々もいて、その中での高校2年生はきっと印象に残りやすかったんだと思います。モデル以外に舞台もやっていたので、そこもアピールしました。親からは、「高校生らしく笑顔と元気さを出していった方がいい」と言われていたのでそれを心掛けていたのと、ウォーキングレッスンの成果が出るようにがんばりました。――起用が決まって、お父さんの反応は?すごいビックリしてて、泣いてました(笑)。お父さんにとっても夢だったので。お父さんがマネージャーさんから連絡を受けていたんですが、家でご飯食べている時に教えてくれて。大喜びしてました。厳しい人なので、泣いてる姿なんかほとんど見たことなかったんです。――父の涙を見るのは初めて?サマンサタバサのオーディションでグランプリをいただいたんですが、その時が初めてで、今回が2回目の涙でした。――サマンサタバサのオーディションは2年連続で受けて、1年目はファイナリストまで残るも残念ながら落選。黒木さんは、悔し泣きしたそうですね。ファイナリストまで残っていたので、本当に悔しかったです。2017年は「絶対にグランプリをとる!」と心に決めて臨みました。――それまで悔し泣きしたことは?なかったです。モデルのお仕事ができるようになったのは、サマンサを目標にがんばってきたから。ウォーキングレッスンもそのためでした。自分の中ではやれることはやったと思っていたので、落ちた時は本当に悔しかったです。すごく負けず嫌いなんです。「高校生だから」という言い訳はしたくなくて。●ストイックなところまで菜々緒と同じ○菜々緒のオーラに感動「ずっと目標」――努力が報われましたね。三愛水着楽園イメージガールといえば、人気タレントや女優の登竜門とも言われています。菜々緒さんが目標でこの業界に入ったので、2018年は少しでも菜々緒さんに近づけるようにこれからも努力していきたいです。――サンケイスポーツの見出しにもありましたが、「菜々緒2世」として注目を集めています。身長が菜々緒さんと同じで体形もほとんど同じ。ずっと目標にしていたので、「菜々緒2世」と言っていただけるのはすごくうれしいですし、もっと近づけるようにがんばりたいです。――マネージャーさんいわく、ストイックなところは菜々緒さんと共通している部分だそうですね。ありがたいです。実は、まだ菜々緒さんとお会いしてないんです。好きになったきっかけはファッションショーでした。いろんなモデルさんが出てたんですが、その中でもすごいオーラで感動しました。――菜々緒さんはモデルとして実績を残し、今は女優と両立して活躍していらっしゃいますね。すごいですよね。私も憧れて、中学1年生の頃からウォーキングと演技のレッスンに通っていました。――ところで、オーディションは勝者と敗者に分かれるシビアな場ですが、ツイッターのやりとりから、相手を敬いながら横のつながりも大事にされているような印象を受けました。すごく負けず嫌いな子がいて「麗奈ちゃんに負けない!」と言ってくれるので、「私も負けてられない!」となりますけど、がんばっている姿も見ていたので……。一緒にがんばってきたから、悔しい気持ちがすごく分かるんです。私も、もっと知ってもらえるようにがんばりたい。年齢と顔が一致しないとよく言われるんですが、今回のオーディションに参加された方々と比べると、自分はまだまだ子どもで考えていることもまだまだ幼いんだなと感じました。○理想は健康的な細さ「ガリガリすぎてもダメ」――ツイッターには大盛りパスタの写真が上がっていました。どうやってスタイルを維持しているんですか?たくさん食べても太りにくい体質なんですけど、健康的な細さを目指していています。もちろん、ガリガリすぎてもダメ。これから水着を着ることが増えるので体形には気をつけていきたいです。中学3年生の時から、「この業界で頑張る!」と決めていました。将来の夢を聞かれた時は「女優」と答えていたんですが、今はモデルをやりつつ、女優としても活躍できる人になりたいと思っています。――何よりもすばらしいと感じるのは、ブログに書いてあった合唱コンクールの話題。学校の行事にもストイックなんですね。今日もお話していて、何事にも一生懸命な方だと感じました。学校の行事が大好きなんです。体育祭だったり、文化祭だったり、できるだけみんなで協力し合いたい。もともと音楽も歌も大好きなので、団結できるように、協力できるように声を掛けたりとか。出来る限りのことはやっています。――友だちから手紙をもらったことも書いてありましたね。手紙をくれた子が合唱コンのリーダーなんですけど、「私が言えなかったことを言ってくれてありがとう」みたいなことが書かれていました。いつも一緒にいるんですが、手紙をもらったのは初めてでした。――突然手紙を渡されるとドキッとしますね。家に帰って読んでと言われたので、「なんだろう」と思っちゃいました(笑)。でも、胸がギュッとなったお手紙でした。その子にはめったに言われないことだったので、すごくうれしかったです。次の日お礼を伝えたら、その子が泣いちゃいました(笑)。私がモデルのお仕事をしていても、みんな自然に接してくれます。みんなと同じように笑顔で過ごしていきたいです。○芸能界に導いてくれた父への贈る言葉――高校卒業後、大学への進学は?今のところは考えてないです。お仕事一本、この業界でがんばりたいです。今は三愛のイメージガールとしてがんばって、いつかはファッション誌の専属モデルになれるように。演技レッスンもがんばっているので、ドラマや映画にも出て幅広い活動ができるようにがんばりたいです。以前、舞台を経験してからあまり緊張しなくなりました。オーディションでの緊張はまったくないです。でも、お父さんや今まで応援してくれてた人に見られていると分かると緊張してしまいます。――さて。そろそろお時間です。今まで情熱を注いでくれたお父さんに何かを伝えるとしたら、どのような言葉を選びますか。体形維持含め、レッスンでもたくさんアドバイスしてもらって、本当に感謝しかなくて。お父さんがそういうアドバイスしてくれなかったら、三愛のオーディションにも受かることはなかったですし、モデルになれなかったと思います。こうして夢が1つずつ叶っているので、本当に感謝しています。■プロフィール黒木麗奈2000年11月26日生まれ。東京都出身。身長172センチ。B型。小学校6年生の時に原宿でスカウトされ、芸能界入り。2017年の「サマンサタバサ ガールズアワードモデルオーディション2017」でグランプリ受賞し、2018年は三愛水着楽園イメージガールを務めることも決定している。
2018年01月03日「プロポーズ自体は、1年前にしていました。執行猶予も今年3月に明けたし、仕事が落ち着いたあたりで入籍を……、と考えていたらこの時期になりました」と語るのは、俳優・若山騎一郎(52)。父は若山富三郎さん、叔父は勝新太郎さんという彼が、覚せい剤取締法違反で逮捕されてから4年の月日がたつ。 「偉大な父や叔父がいるという驕りがあった。いま世間では、次々に二世俳優・タレントたちが不祥事を起こしているのも、みんな驕りが原因じゃないかな。でも“この人”のおかげで、自分の馬鹿さ加減が身に染みてわかるようになりました」 若山が“この人”と呼ぶのは、A子さん(45)。若山と彼女は、いい夫婦の日である11月22日に入籍予定なのだ。A子さんはテレビ制作会社勤務後、クラブで歌手として働いていた。 「亡くなった安岡力也さんの行きつけの店で、初めて出会ったときは、いまより20キロ近く太っていたね(笑)。有罪判決を受けて、いろいろな人が僕から離れていったけど、彼女は以前と変わらず接してくれたのが嬉しかったです。“どん底”状態で、落ち込んでいる僕を励ますために、食事に誘ってくれて……、嬉しかった」 彼女は若山の復帰舞台も手伝ってくれ、交際が始まったが、若山はなかなか結婚には踏み切れなかったという。若山は同じ“二世”の元女優・仁美凌(37)と、二度の結婚・離婚を経験しているバツ2だった。 「執行猶予中でもあったからね。でも兄貴分の千葉真一さん(78)が、『そんなこと関係ないだろ』と、言ってくれたこともあり、プロポーズしました」 3度目の結婚となるが、新婚旅行は計画しているのだろうか? 「彼女の偉いところは、両親、叔父、先輩の力也さんとか、僕の尊敬する方たちの命日を把握していること。入籍後は、父・富三郎も含めて、ゆかりの人たちの墓前に報告して回るつもりだけど、それが新婚旅行代わりになるのかな。父との思い出の地である京都や、僕が子供のときに住んでいた神戸にも連れて行ってあげたいね」 天国の富三郎さんも、待ちわびていることだろう。
2017年11月21日歌手で女優の神田沙也加さんと、俳優の村田充さんの結婚が報じられ話題となっています。1980年代を代表するアイドル歌手であった松田聖子さんと、俳優の神田正輝さんとのあいだに生まれた神田さんですが、大ヒット映画『アナと雪の女王』でアナ役の日本語吹替えを演じるなど、 女優としても高く評価されています。「松田聖子の娘」という肩書きがなくとも、十分に芸能界で活躍できていると言えるでしょう。二世タレントというと、親の七光りでテレビに出ているという見方をされることもありますが、芸能界には自分の実力で売れている人も少なくありません。そこで、パピマミ読者のみなさまに「親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?・1位:宇多田ヒカル……58%(119人)・2位:香川照之……9%(18人)・3位:ワンオクTaka……8%(17人)・4位:杏……7%(15人)・同率5位:神田沙也加……3%(7人)・同率5位:松たか子……3%(7人)・同率5位:松田翔太……3%(7人)・8位:佐藤浩市……3%(6人)・9位:森山直太朗……2%(5人)・10位:すみれ……1%(2人)※11位以下は省略※有効回答者数:206人/集計期間:2017年5月1日〜2017年5月3日(パピマミ調べ)●第1位:宇多田ヒカル最も多くの票を獲得したのは『宇多田ヒカル』さんで、58%(119人)でした。『間違いなく実力で売れた人!親を完全に超えてると言えるのはこの人ぐらいじゃないですか?』(30代女性/アパレル)『まず二世タレントだということを知らなかった。日本を代表するアーティストだと思います!』(20代女性/大学生)2016年は8年ぶりとなるアルバムが爆発的なヒットを記録し、紅白歌合戦にも初出場を果たした宇多田ヒカルさん。15歳のときに発売した『Automatic』 は社会現象にもなり、一気に人気アーティストとなりました。母親は同じく日本を代表する演歌歌手であった藤圭子さんですが、宇多田さんが二世タレントということを知らなかったという人も少なくないでしょう。音楽プロデューサーの小室哲哉さんが「引退を考えた」というほどの才能を持ち、その自由奔放な言動から世間に衝撃を与え続けています。まぎれもなく“親の名前を出さなくても売れた人”だと言えるのではないでしょうか。●第2位:香川照之2位にランクインしたのは『香川照之』さんで、9%(18人)でした。『もう立派な俳優さんですよね。大御所と言ってもいいぐらい。この人が出ている作品は見たいと思うものが多いですね』(40代女性/主婦)『大好きな俳優さんです!歌舞伎俳優をやるってなるまでは二世だと知りませんでした』(30代女性/事務)歌舞伎役者・二代目市川猿翁さんと元宝塚の主演娘役で女優の浜木綿子さんを両親に持つ香川照之さん。デビュー当時は両親の名前が注目されることに良い思いをしなかったこともあったようですが、今では数えきれないほどの賞を受賞し、日本を代表する俳優 として活躍しています。大ヒットしたドラマ『半沢直樹』にも出演し、土下座シーンを覚えている人も多いでしょう。また、熱狂的なボクシングファン でもあり、熱い解説を見せることもあるなどマルチなところも。歌舞伎の世界でも新たな姿を見せてほしいものですね。●第3位:ワンオクTaka3位にランクインしたのは、ロックバンドONE OK ROCKの『Taka』さんで、8%(17人)でした。『今一番ノってるバンドでしょう。世界をまたにかけて活躍できるということは、親の七光りがあってもできることじゃありませんよね』(30代男性/営業)『大好きです!確かに両親はスゴい人だと思うけど、別のジャンルで結果を残してるわけですからね。実力はあると思いますよ』(30代女性/自営業)歌手の森進一さん、森昌子さん夫妻の長男としてうまれたTakaさん。世界的な人気を誇るロックバンド『ONE OK ROCK』でボーカルを務め活躍するTakaさんですが、実はジャニーズ事務所に所属していたことがあり、『NEWS』結成時のメンバー9人のうちの1人 でもありました。その後NEWSは脱退してしまいますが、今では多くの楽曲で作詞・作曲を手掛けるなどその実力は疑うところがありません。ONE OK ROCKへは、猛烈な勧誘を受けての加入だったということですが、もしアイドルとして活動を続けていたら今のバンドの活躍はなかったと言えるでしょう。これからの活動が注目されるアーティストのひとりです。----------いかがでしたか?ランキングの中には、デビュー当時は親の人気にあやかっていた人もいるかもしれませんが、今ではしっかりと結果を残している人ばかりです。「親よりも活躍してやる!」というのが、良い意味でモチベーションとなることもあるはず。今後も親子一緒に注目していきたいものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/SAYA
2017年05月04日黄色い声援をあびる二枚目俳優とくらべ、地味な存在として見られることもある“三枚目”な俳優たち。しかし、作品のよしあしを左右する重要な存在であり、なくてはならない人たちであることは間違いありません。見た目に関わらず年を重ねるごとに魅力が増していく三枚目俳優は、 息の長い役者でもありますよね。そこで、パピマミ読者のみなさまに「あなたの好きな三枚目俳優は?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●あなたの好きな三枚目俳優は?・1位:大泉洋……25%(79人)・2位:ムロツヨシ……24%(77人)・3位:濱田岳……16%(50人)・4位:阿部サダヲ……12%(39人)・5位:生瀬勝久……7%(23人)・6位:小日向文世……6%(19人)・7位:八嶋智人……3%(11人)・8位:古田新太……3%(10人)・9位:六角精児……2%(6人)・10位:荒川良々……2%(5人)※有効回答者数:319人/集計期間:2017年3月31日〜2017年4月3日(パピマミ調べ)●第1位:大泉洋最も多くの票を獲得したのは『大泉洋』さんで、25%(79人)でした。『この人が出ていると、とりあえず見てみようと思う。役者としてもそうだけど、どんな場所にいても何かやってくれそうな気がしますね』(30代女性/主婦)『二枚目じゃないけど、よく見るとスタイルが良くてカッコよく見えませんか?誰からも嫌われないキャラクターはすごい才能だと思います』(40代女性/パート)北海道を拠点としながら、ドラマや映画、舞台などで幅広い活躍を見せる大泉洋さん。北海道で生まれた人気番組『水曜どうでしょう』でブレイクを果たし、全国的な人気を得るようになります。役者としての仕事だけでなく、バラエティ番組でもそのトーク力が発揮されることがあり、バラエティタレントと思っている人もいるのではないでしょうか。その天性のお笑いセンスは芸人さんたちからも広く認められており、賛辞を贈る大物タレントも少なくありません。小さなころから、周囲の人を笑わせるのが好きだったという大泉さん。とはいえ、日本アカデミー賞で優秀主演男優賞を2度受賞したこともある など、役者としての実力も折り紙付きです。スゴいのにスゴいと感じさせないのが、大泉さんの最大の魅力かもしれませんね。●第2位:ムロツヨシ2位にランクインしたのは『ムロツヨシ』さんで、24%(77人)でした。『一度見たら忘れられない強烈な顔(笑)。でも毎回違う人に見えるから、実力のある役者さんなんだろうなと思います』(30代男性/営業)『いじりやすいキャラがみんなに愛される秘訣なのかなと思います。演技力もスゴいと思う!』(20代女性/大学生)さまざまな作品で見かけることが多くなった、個性派俳優のムロツヨシさん。映画やバラエティ番組に引っ張りだこのムロツヨシさんですが、芸能界での交友関係が広い ことでも有名です。“ムロ組”と呼ばれる集まりには多くのイケメン俳優たちが集まり、誕生日会にアップされた写真も話題となりましたね。舞台出身ということもあり、その変幻自在な演技力 にも定評があります。今後、どんな役柄を演じてくれるのか楽しみにな役者さんと言えるでしょう。●第3位:濱田岳3位にランクインしたのは『濱田岳』さんで、16%(50人)でした。『金八先生に出てたときから気になる俳優さんだなと思ってました。彼が出ている作品は面白いと感じることが多いですね』(30代女性/主婦)『かわいくて愛嬌があるところが好きです。ちょっとやんちゃな感じも素敵だと思います』(40代女性/自営業)子役としてデビューし、幼いころから活躍を続けている濱田岳さん。2011年にはモデルの小泉深雪さんと、9歳差、19cm差という凸凹婚で世間を驚かせました。人気ドラマ『3年B組金八先生』で主要な役を演じ、ここから本格的に役者としての道を歩んでいくことになります。国民的なドラマ『釣りバカ日誌』で主人公のハマちゃんを演じるなど、幅広い世代に受け入れられる役者 であることが伺えます。脇役ながら見る人の記憶に残る演技をすることで評価を高めてきており、次の出演作にも注目が集まります。----------いかがでしたか?確かな演技力と、幅広い世代に評価される魅力的な役者さんばかりでしたね。カッコいいイケメン俳優ももちろんステキですが、大人の渋さや豊富な人生経験を感じられる人たちも魅力的です。三枚目俳優に注目して作品を見て見ると、また違った面白さを感じることができるようになるかもしれませんね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】好きな三枚目俳優は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/香南、TOYO
2017年04月04日俳優の小日向文世(63)が2月12日放送の『お笑いワイドショー マルコポロリ』(関西テレビ)にVTR出演。劇団員としての下積み時代から現在に至るまでの私生活や、名脇役ならではの超一流俳優との共演エピソードについて赤裸々に語った。 23歳から19年間劇団に在籍していた小日向。その間メディアの露出はほぼゼロだったが、39歳の時に11歳年下の劇団員と結婚。しかし42歳の時に劇団が解散、当時は貯金もなかったため、47歳で木村拓哉主演の『HERO』に出演が決まるまでの5年間、給料を前借りする生活が続いていたという。 話題は『HERO』で共演した木村拓哉(44)とのエピソードに。最終回のシーンを撮り終えた後に、共演者の角野卓造(68)や阿部寛(52)らが「姪っ子に頼まれて…」と木村に色紙を渡してサインを頼んでいたのを見て、小日向も自分用にサインを頼もうとしたが、木村に宛名を聞かれ自分とは言えず、仕方なしに兄貴の名前を出したと恥ずかしながらに語った。 また同ドラマでヒロインを演じた松たか子(39)の話題になると小日向の表情が一変。「松たか子ちゃんはもう、可愛くて…」と絶賛し、「(僕が)打ち上げで酔っぱらって、(松の)ホッペタにチューしたりとか…」と笑顔で衝撃告白。インタビュアーのお笑いコンビ・シャンプーハットから「そこまでのポロリ(発言)は求めてない!」と突っ込まれていた。 その後話題は小日向の家族の話に。小日向家は妻と2人の息子の4人家族だが、息子が幼い頃に始めた“外出時と寝る前の息子達とのハグ”は長男が大学4年生になった今もなお続いており、また外出時の妻との“行ってきますのチュー”も現在までずっとやり続けているとハニカミながら語っていた。 現在63歳の小日向。「最近役者として変わったことは?」という質問に対しては、「恋愛、女性との絡みの仕事がなくなった」と残念そうに回答。「もっとおじいちゃんになってから、息子の嫁を…」と今後の役どころの展望を笑顔で語りだした小日向に、シャンプーハットが再び突っ込みを入れる一幕があった。
2017年02月13日ジョニー・デップが不名誉なランキングの第1位に選ばれてしまった。それも2年連続で…。「Forbes」誌が発表した「ギャラをもらいすぎている俳優」ランキングは、最近の主演作品3つ(最低2,000スクリーンで公開されているものに限定)のギャラと、その映画の興行収入を比較。ジョニーはギャラ1ドルあたり、興行収入が2.80ドルだった。今年公開されたジョニー主演の大作と言えば『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』だが、アメリカでの公開日と、元妻のアンバー・ハードが裁判所に求めていたジョニーへの接見禁止令が認められたのがほぼ同時期だったことが、興行収入に大きく影響を与えたようだ。来年は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が公開に。3年連続で「ギャラをもらいすぎている俳優」のトップに立つことはないと願いたい。2位以下のランキングはこちら。2位…ウィル・スミス(5ドル)3位…チャニング・テイタム(6ドル)4位…ウィル・フェレル(6.50ドル)5位…ジョージ・クルーニー(6.70ドル)6位…アダム・サンドラー(7.60ドル)7位…マーク・ウォルバーグ(9.20ドル)8位…レオナルド・ディカプリオ(9.90ドル)9位…ジュリア・ロバーツ(10.80ドル)10位…ブラッドリー・クーパー(12.10ドル)(Hiromi Kaku)
2016年12月08日シェイクスピアの歴史劇で第一部だけでも約3時間、二部を通しで観たら6時間超…。そう聞くと、何かの修行?と感じそうなものだけれど、'09年の『ヘンリー六世』からスタートした新国立劇場のこのシリーズは、長時間もまるで苦にならないほど、めっぽう面白い。「最初に台本を読んだ時は、堅いし難しいし、まったくセリフが頭に入ってこなくて大変でした。でも、稽古場で人が口にした途端に、言葉がものすごくエネルギーを放ち始めたんです。セリフの裏にある役の背景が見えてきたり、口にしていることとは真逆の気持ちが生まれてきたり。シェイクスピアは400年経っても何も変わらない人間の根底を描いているんですよね。観れば、こういう人いるな~とか、うちの家族もこんな感じだな~とか、きっと、舞台を斜めに見ながら笑ったり共感したりしてもらえると思います。頭で難しく考えるより、むしろ感覚的に観ていただくほうが、わかりやすく楽しめるのかもしれません」そう話すのは、いまやこのシリーズになくてはならない浦井健治さん。これまでにヘンリー六世、ヘンリー七世を演じてきたが、今回は『ヘンリー四世第一部-混沌-・第二部-戴冠』で同じ血脈に繋がるヘンリー五世に扮する。「イングランドの歴史のなかでも偉大といわれる王様ですから、高貴で気高い人物を思い描いていたんです。でも、王子時代のハル(後のヘンリー五世)にはそのイメージが全然なくて、それまで考えていた役作りは全部白紙に(笑)。先輩方からいろいろアドバイスをいただいて、もう一度台本と向き合ってみると、対峙している相手とは別の人に自分の考えを伝えようとして意図的にしゃべっていたり、言っていることと考えていることが真逆だったりすることがわかってきて、なんて複雑でひねくれた人物なんだろうって。でもいまは、ハルのそんなところに、興味を惹かれています」浦井さんをはじめ、岡本健一さんや中嶋しゅうさんなど、共演者の多くはシリーズを通じて出演しているお馴染みの面々。「心にゆとりがあって、お芝居が好きで、何より作品をいいものにすることを第一に考えているような先輩方ばかり。いまは、皆さんにぶつかるだけぶつかって、ときどきとっ散らかる自分を楽しんでいます」◇うらい・けんじ1981年、東京都生まれ。近作にミュージカル『王家の紋章』、舞台『アルカディア』など。来年2月にはミュージカル『ビッグ・フィッシュ』出演が決まっている。ジャケット¥48,000 カットソー¥13,000パンツ¥19,000(以上DISTICTION MEN'S BIGI/メンズビギ リミテッド 有楽町マルイ店 TEL:03・6738・3801)その他はスタイリスト私物◇'09年に上演され、数々の演劇賞を受賞した『ヘンリー六世』。その続編『リチャード三世』が'12年に上演された際には、同じ役を同じキャストが演じ、歴史の流れが掴みやすいと評判に。今回の『ヘンリー四世』は『~六世』の前の時代の物語。浦井さんは今回、以前に自身が演じたヘンリー六世の父を演じることになる。写真は、'09年『ヘンリー六世』より。撮影:谷古宇正彦◇11月26日(土)~12月22日(木)初台・新国立劇場 中劇場作/ウィリアム・シェイクスピア演出/鵜山仁出演/浦井健治、岡本健一、ラサール石井、中嶋しゅう、佐藤B作ほか二部作通し券1万6000円(S席)S席8640円A席6480円B席(注釈付2階席)3240円*すべて税込み新国立劇場ボックスオフィス TEL:03・5352・9999(10:00~18:00)写真は、'12年『リチャード三世』より。撮影:谷古宇正彦※『anan』2016年11月23日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・宮崎智子ヘア&メイク・山下由花インタビュー、文・望月リサ
2016年11月21日エリザベス2世の半生を描くNetflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」のオンラインストリーミングが11月4日(金)より開始されることがこのほど決定。併せて、キーアートと予告編が公開された。激動の20世紀後半を駆け抜け、いまも尚絶大な影響力を持つ英国女王の知られざる素顔を描く本作。1952年に25歳で即位して以来、彼女が直面した様々な政治的苦悩と、エディンバラ公爵フィルップの妻、そして母として直面する葛藤をドラマティックに描く。エリザベス2世役をBBCドラマ「ウルフ・ホール」のクレア・フォイが演じ、その夫エディンバラ公爵フィルップ役には「ドクター・フー」シリーズで11代目のドクター役に抜擢されたマット・スミス、チャーチル首相役にはベテラン俳優ジョン・リスゴーが配役されている。制作陣には、『クィーン』『フロストxニクソン』のピーター・モーガンと、監督した全ての長編映画がアカデミー賞作品賞もしくは監督賞にノミネートされてきた名匠スティーヴン・ダルドリー(『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』)が参加。2人は2014年に舞台化され、映像作品として劇場公開もされた『ナショナル・シアター・ライヴ/ザ・オーディエンス』でもエリザベス2世と歴代英国首相との駆け引きを描き絶賛されており、本作で再タッグを果たすこととなる。そして本作のキーアートと予告編が解禁。英国君主としての苦悩と、妻であり母である“一人の女性”の情熱と葛藤が描かれている本作を象徴した、荘厳で重厚なビジュアルに仕上がっている。「ザ・クラウン」は、Netflixにて11月4日(金)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月28日小日向文世、秋山菜津子、安田顕、小島聖、平埜生成と実力派俳優が揃った舞台『DISGRACED/ディスグレイスト─恥辱』がまもなく幕を開ける。それぞれ出自の異なる2組の夫婦4人の姿から今の世界の問題を浮き彫りにして、2013年のピュリッツアー賞を受賞し、2015年トニー賞ベストプレイ部門にもノミネートされた作品だ。ニューヨーク、ロンドンで話題を集めたこの傑作をどう届けるのか。日本初演に向けた稽古場を覗いた。舞台『DISGRACED/ディスグレイスト─恥辱』チケット情報稽古場に入るとリビングのセットがこしらえられていた。ここは小日向文世演じるパキスタン系アメリカ人のアミールと、秋山菜津子扮する白人のエミリー夫婦が暮らすニューヨークのアパートメントの一室であり、物語は全編ここで展開していくことになる。見学した二場は、夫婦の間に緊張感が漂い始める場面からスタートした。その発端は、イスラム教の指導者が逮捕されたことにある。弁護士のアミールは甥のエイブから自分たちの指導者を助けて欲しいと頼まれる。自身のキャリアに影響が出るのを恐れて弁護人になることを拒否するものの、妻のエミリーに助けるべきだと主張され審問に立ち会うことに。正しいことをしたと夫を誇りに思う妻のエミリーに対し、不安を隠しきれずイライラするアミール。演出の栗山民也が大事にしなければならない言葉や瞬間を指示するたびに、その対比が明確になっていき、イスラム系民族の生きにくさが立ち上がってくる。小日向の持ち味の軽妙さがそこにユーモラスさを添えるのも面白い。秋山の知的な美しさはエミリーの偏見のない人間性を際立たせている。そこに、画家であるエミリーの絵を見に現れるのがユダヤ人の美術館キュレーター、アイザックだ。演じるのは安田顕。イスラムの影響を色濃く映したエミリーの絵に大いに惹かれつつもどこか懐疑的な様子のアイザックを、冷ややかな佇まいで見せていく。栗山はここでも、3人が居合わせる瞬間の立ち位置や目線、ふたりきりになったエミリーとアイザックにふと交錯する感情などを細かく丁寧に演出。台詞の裏にある物語が膨らんでいく。このあと三場では、アイザックの妻であるアフリカ系アメリカ人のジョリーも登場して四つ巴の会話劇が展開し、それぞれが抱える宗教や民族問題、夫婦間の問題などがいよいよあからさまになることに。そのやりとりの豊穣さは、二場の稽古を見ただけで予感できる。ジョリーを演じるのは小島聖。エイブは平埜生成。舞台で繰り広げられるそれぞれの主張と関係を自分ならどう考えるか。対話の面白さを受け止めながら、思考するという演劇の能動的な醍醐味も味わえるのではないだろうか。公演は9月10日(土)から25日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、9月27日(火)に名古屋・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、9月30日(金)から10月2日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演する。取材・文:大内弓子
2016年08月30日●ニュースに取り上げられるのはありがたい映画・ドラマに欠かせない個性派俳優・佐藤二朗。出演作品はとにかく多数だが、現在はTBS系ドラマ『神の舌を持つ男』(毎週金曜22:00~)に出演、10月からはテレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズの最新作『勇者ヨシヒコと導かれし七人』の放送を控えている。そんな佐藤だが、実は「Twitterが面白い」と評判を呼び、フォロワー数は現在19万人。ついには面白いツイートを集めた『佐藤二朗なう』(AMGブックス/税込1058円)という著書が発売された。俳優とインターネット、そしてSNSについて、佐藤二朗流の関わり方を探る。○文を書くことに興味があった――実際に発売された本を手にとっていかがでしょうか。いやね、本当にこれ、ダメ人間役者の酔っ払って書いたものが本になるって(笑)。――そんなことは……! そもそもどうしてTwitterを始められたんでしょうか?最初は、100%宣伝目的でした。もともとは僕個人がやっている演劇ユニット「ちからわざ」のアカウントで、舞台の時だけ稼働していたんですけど、舞台そのものが数年ごとなので、公演が終わったら放置状態になっていました。2014年ごろ、映画『幼獣マメシバ』プロデューサーに宣伝のためにTiwtterを勧められて、放置していたアカウントを引き継いで、個人Twitterにしました。――そこから、今のように色々と書くようになられたんですね。振り返れば細々と舞台の戯曲やドラマの脚本も書いていて、やっぱり文を書くということに、興味があったんですね。最初は宣伝目的で始めたんだけど、公の目に触れるものなのでサービス精神が働くし、毎回毎回、それなりに真剣に書くじゃないですか。「今日のランチはこれだよん」みたいなかわいいツイートを僕がやっても誰も喜ばないし(笑)。で、写真ではなく文重視で書いていたら、いろいろニュースにも取り上げられるようになり、フォロワーも増えていきました。僕も家族ネタは書いてますけど、やはり「俳優は、プライベートを秘する方がカッコイイ」という思いは今でもあるんです。でも、それより"書くこと"への興味の方が勝っちゃいましたね。○おもてなしの気持ちで――マイナビニュースでもTwitterやブログの内容を記事にさせていただくとかなり読者の反応がよかったりするのですが、ぶっちゃけそういう記事は、取り上げられる側からしたらどのようなお気持ちですか……?「ぶっちゃけ」とおっしゃったってことは、「他人のふんどしで勝負をしてけしからん」的にこちらが思うことを危惧していますよね(笑)。でも、僕は「おもてなし」するつもりで書いているので、取り上げていただき素直に嬉しいです。ただ記事によって「よく見てくれてるな~」というものもあれば、「ちょっと違うな~」というものもありますよね。――逆に、記事を書く方も見られてるぞ、ということですね。当然当然。でも、いずれにしても記事にしてくれる人って「僕のこと好きなんだな」とは思いますね。また僕は割と長い間、名前と顔が一致しない俳優で、街でも「よく出る脇役の人」と声をかけられることが多かったんです。それはそれで嬉しかったんですが、最近は「佐藤さん」と声をかけられるようになり、記事にも「俳優の佐藤二朗さん(47)」と書かれて、「わかってくれるんだ」と感慨深いものはあります。そういえば先日は、雑誌に記事が。高円寺のカフェでセリフを覚えてたんですが「佐藤二朗が昼下がりに、奇声を発していた」と書かれているんですけど、もちろんそんな声出さないし僕は!(笑) セリフを覚えてるのは事実ですけど、それはちょっと驚きましたね。●「公に発信する」ことは常に意識○毛嫌いはしていられない現代――佐藤さんのツイートは、一文一文完成された、短文エッセイのような印象がありますよね。やっててよかったと思うのはどのような点でしょうか。昔の俳優さんは銀幕でしか見れなかったり、プライベートも破天荒だったりしますが、それは昔だからよかったんですよね。これだけネット社会になっている時代に俳優として生きているので、ネットを利用してみるのもありかなとは思いました。僕はガラケーですし、アナログ人間なんですけど、毛嫌いするより「この時代に生きてるから、関わってみようかな」と。日記的な意味合いもありますが、常に公に出ることを意識して書いてはいます。Twitterって、ものすごい面白い文を書くと、一般の人でもすごくフォロワーがついたりしますよね。俳優は芝居の良し悪しは数値に現れません。Twitterのように、純粋に面白い文があればフォロワーが伸びていくというのは素晴らしいことじゃないかなと思います。――周りの俳優さん、共演される方から「見ましたよ」と言われることもよくあるんですか?今『神の舌を持つ男』で一緒の向井理くんは、この本のことをかなり気にかけてくれています(笑)。他には、六平直政さんのことを書いたら、六平さんが出演する舞台『ビニールの城』の稽古場で話題になっていたらしくて、六平さんから「お前のツイッターすごいね、みんな見てるんだね!」と言われました。――かなり話題になっているんですね。今回は、脚本家・演出家の福田雄一さんが文章を寄せてくれていますが、こちらについてはいかがでしょうか。僕が頼んだんですが「こんなテイストで書くだろうな」と思った通りのテイストです。「こんな本買わんで良しみたいに書き始めて、最終的には少し褒める」みたいな感じなんだろうなと思ったら、その通りでした。そのあと「大丈夫だったかなあれで……」とメールが来るのも想定内です(笑)。もう全部僕の手のひらです。○1つだけ酔っ払っていないツイートも――お酒を飲んで書かれたツイートも人気ですが、お酒はお家で嗜まれているというのも驚きでした。やっぱり一番うちがリラックスしていますし、本当にベロベロになってしまったら書けないですからね。実は1回だけ、全くの素面で、ベロベロに酔っ払ってるふりをしてみたツイートがあるんです。――そうなんですか!!「みんな聞いて!"スクショ"ってスクリーンショットの略じゃないよ!学校(スクール)で小便漏らすことだよ!」というツイートなんですが……友達から「さすがにあれだけ酔っ払ってツイートしちゃまずいでしょ」と言われたから、「あれは実は素面なんだよ」と(笑)。夢を壊して申し訳ないですが(笑)。でもそれ以外は本当に酔っ払ってます!――酔っ払って、ますますおもてなしの気持ちが大きくなったりとか。するのかもしれません。でもやっぱり文の精度は落ちますよね。○誹謗中傷は絶対に書かない――何か普段から書くときに気をつけていることなどはありますか?ネガティブなことは書かないようにしているんです。自分が悔しいから頑張る、とかは書きますけど、他人の誹謗中傷をしないのはもちろんのこと、社会批評などもやりません。そういう言葉を発信する方がいてもいいと思うんですけど、僕にとってTwitterはそういうこと以外の表現で勝負したい場なんです。――内輪の繋がりではなく、世に発信するという意識があるのは、ネットの感度が高いような気がします。そうなんですかねぇ。でもアナログ人間なので、インターネットに合っていたというより、役者だからという点が大きいかもしれないですね。「佐藤二朗」という名のもとにやっているので。――ちなみに本の中で気に入ってるページや、気に入っているツイートなどはありますか?全部、思い入れがあるといえばあるし、ないといえばないです! まあ大体が本になると思って書いてないですからねぇ。――今の『全部思い入れがあり全部思い入れがない』というフレーズ、すごく刺さりました。僕も刺さると思って言いましたからね(笑)『佐藤二朗なう』俳優・佐藤二朗のTwitter投稿から厳選した117のツイートに、本人のツッコミをつけて掲載した究極の自作自演本。アミューズメントメディア総合学院 AMG出版、税抜き980円。
2016年07月29日俳優の小日向文世が19日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系ドラマ『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』(22日スタート、毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域は異なる)の制作発表会見に登場。総理大臣役を演じるだけに、安倍晋三総理のフサフサヘアに憧れを見せた。このドラマは、吉田茂政権以来、70年ぶりとなる「官邸料理人」に抜てきされた、主演の剛力彩芽演じる天才シェフ・一木くるみが、その腕一本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく姿を描くもの。小日向は、総理大臣・阿藤一郎役を演じる。今回総理役を演じるにあたって、現役の安倍総理がニュースの映像でみせるしぐさを見ながら、その気分を想像しているという小日向。安倍総理とは同い年だそうだが、どうしても自らと対称的な豊富な毛の量が気になってしまうという。さらに、最近は都知事選に立候補している鳥越俊太郎氏の存在も気になるそうで「76歳であの量ですよ!」と共感を求めた。最も恐れている事態は、「東国原(英夫)さんに見えなければいいなと思っています」と警戒する小日向。自らの頭髪は「逆光に弱い」ため、「メイクさんに(髪の量を)少し膨らませてもらったりして…」と対策をしながらも、「やっぱり見た目じゃなくて、中身だと思うので、総理大臣の重みみたいなものを見せられるように、気を引き締めてやろうと思っています」と意気込みを示した。小日向は、共演の総理秘書官役・滝藤賢一と、観葉植物の話題で盛り上がるそうで、先日もゴムの木をプレゼントしたそう。さらに、官邸食堂の総料理長役を演じる高橋一生も、観葉植物好きであることが最近発覚したそうだ。そんな高橋は、もともと自炊が好きであるため、料理の先生にも包丁さばきなどを評価されたそうだが、あらためて学んで「包丁の握り方が、我流だったんだということが分かりました」と勉強になっている様子。正しい使い方を知って、「そこからまた料理が楽しくなってますね」と充実の表情を見せていた。
2016年07月19日2度目に訪れた新潟は梅雨のまっ只中。降り立った長岡駅でプティローブノアー(petite robe noire)デザイナー阿部好世さんと待ち合わせをして、阿部さんのルーツを辿る短い旅に出ました。阿部好世さんが2009年に設立したブランド・プティローブノアーは、日本製へのこだわりと、“古いものと新しいものをつなぐ”という考えのもとにものづくりを行って今年で8年目を迎えました。ここ新潟県長岡市には阿部さんが、ものづくりを仕事にしたいと決めた、原点とも言える場所があります。ー高校時代にはどんな思い出がありますか?阿部さん: ものを細々と作ることはどうやら小さい時から好きだったみたいで、高校時代に自作のフォトフレームやヘアピンをラッピングして友達にあげたりしていたようです。そこから派生して、将来的にものを作りたい、アパレルの仕事に携わっていきたいと高校生の時に意志を固めたことをはっきりと覚えています。この学生時代には、今の私を築く思い出たくさんあります。当時、私の尊敬する先輩から「自分の引き出しに好きなことを沢山蓄えていることが、デザインの仕事をしていくためには何よりも重要だよ」と言われたことがあって、その時に自分のアイデアを持つ重要性について考え始めました。それから、“好き”と感情が揺れること、心に引っかかることが大切だと思って、雑誌の好きなページや好きな柄、好きな言葉など気になるものは何でもクリッピングしたり、押し花をしたり、意識的に“好き”を収集していきました。集めるだけではなくて、“何故好きなのか”を自分で明確に頭の中で整理もしていました。そんな自分の“好きなもの”を集めた結果、今現在暮らしている忙しい東京の暮らしの中でも、いつか見た、見渡す限りに広がっていた山林に突然現れた紫色の花畑や、静まり帰る夕方に生い茂る誰もいない森、赤く染まった朝焼けなど、つい忘れてしまっていた、ここで育ったからこそ感じ得た感動がフラッシュバックすることがあります。広がる田園風景の中を歩きながら当時の思い出を巡ります。阿部さん: 東京に出てきて初めて、生まれ育った場所の環境的豊かさに気がつきました。いつも側に自然があることや、水や空気が違うこと、星が綺麗に見えることなど。今、制作でデスクに向かってデザインを考える時は、ふっとそういった「自然」を自分が根底に求めていることに気がつきます。“花のモチーフ”とか、“葉っぱ”とかそういう発想という意味ではなくて、デザインに直結しないもっと深いクリエーションの源になる部分の話です。歳を重ねると見るものも考え方も変わるけれど、若い時に経験して今もまだ記憶に残っていることって、当時それだけ気持ちが振り切れたということだと思うから大切にしていきたいと思っています。そういうものをこの土地では沢山見てきたし、経験をしてきたと思います。ー最近は、より地域に根ざしたものづくりに着目していると伺いました。阿部さん: 考え方としては設立当初からのテーマでもありました。私はそこでしかできない事、その環境で生きている人によって、そこでしか成り立たないものに意味があるのではないかと思っています。単体で考えれば世の中には既にものが溢れきっているけれど、「本来何故そこでものが生まれたのか?」と、その土地土地というフィルターを通せばものづくりの意味を感じることできると思います。例えば、水が綺麗な土地でないと染色をする上で良い色に染め上がらないとか、ものづくりってそもそもそういうところがあって、だからこそ地場の産業が栄えたりしていますよね。実際にその土地に行けば肌で感じられるその理由も、ものだけで切り取ってしまうと感じにくくなってしまうこともあります。極論を言うと、そこの地域でしか会えない人を目がけて自分が動いている。または、その相手と関わることで自分も動かされる、そんな感覚です。その人じゃなきゃできない、そこでしかできないものづくりをこれからも行っていきたいと思っています。ー徐々に拡大している事業ですが、今に至るまでのビジネスプランは昔から思い描いていましたか?阿部さん: 全くです。高校生の時にどこかの組織には属さずに働いていきたいと決めてから、設立当初は一人でブランドを担っていこうと思っていました。今は、自分に負けない強さを根底に持ちつつも、仕事で関わる方々、自社のチームのメンバーのおかげで一緒に良いものづくりができています。自然と“輪”が広がるように色んな人と人とがつながりで仕事をさせてもらえる事にも大変感謝しています。お客様には、“どれだけ驚きを与えられるか?”を念頭に置いて、自分も今まで見たことが無いものをつくる、良い意味で裏切られる想定外のものづくりを目指しています。「わ、綺麗」、その一方で「うわっ」と最初は思われるかもしれないけれど、あとからその良さがじわじわ分かってもらえたらいいなと思っています。その両極端が無いと、真の感情は動かせられないと思っています。7月20日から8月1日まで、伊勢丹新宿本館3階のウエストパーク/プロモーションに、プティローブノアーのポップアップショップ「Circle of pieces ー プティローブノアーからつながるコトゴト」がオープンする。このショップには、プティローブノアーが鎚起銅器職人の渡辺和也さんやカフェ・ツバメコーヒー、G.F.G.S.など新潟に根付く職人や企業とコラボレーションしたアイテムがそろいます。【イベント情報】「Circle of pieces ー プティローブノアーからつながるコトゴト」会期:7月20日~8月1日場所:伊勢丹新宿本館3階のウエストパーク/プロモーション→次はG.F.G.S.代表の小柳雄一郎さん×阿部好世さんの対談へ。→目次へ戻る。
2016年07月16日女優のキーラ・ナイトレイが、バーブラ・ストレイサンドがメガホンを取る『キャサリン・ザ・グレート』に出演することになりそうだ。ロシア女帝エカチェリーナ2世のピョートル3世との荒廃した結婚生活を経て女帝にのぼりつめるまでの人生をたどった同作品の中で、キーラはエカチェリーナ2世での出演で交渉を行っているという。出演交渉はすでに昨年から始まっていたものの、進展にかなり時間を要しているとザ・ハリウッド・レポーターは報じている。まだ映画化されていない脚本に贈られるブラック・リスト賞を2014年に獲得した脚本家クリスティーナ・ローレン・アンダーソンが同作品のペンを取るという。歌手、そして監督として知られるバーブラは、1996年作『マンハッタン・ラプソディ』以来の20年ぶりの監督業となる。バーブラはこれまでに1983年作『愛のイエントル』、1991年『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』などの監督業をこなしており、今までにアカデミー賞で14回ノミネートされた実績を持つ。そんなキーラは今年公開予定の新作『コラテラル・ビューティー』にウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、ヘレン・ミレンらと出演している。また、キーラの出演しているフランス人作家シドニー=ガブリエル・コレットの人生を描く伝記映画『コレット』は、今年のベルリン映画祭で最も受賞を有力視されている作品となっているようだ。(C)BANG Media International
2016年02月19日2016年3月23日にリリースされる『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~MORE ITALIANO』のジャケット写真が公開された。本作のジャケットは、昨年発売された第1弾『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~ITALIANO』のジャケットを踏襲したデザインとなっている。さらに、収録曲「THEME FROM LUPIN III 2015~FUNKY & WILD」が2月24日からiTunes、レコチョクなどの主要配信サイトで先行配信されることも決定しているので、こちらもチェックしておきたい。You & Explosion Bandによる『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~MORE ITALIANO』は、2016年3月23日(水)の発売予定で、価格は3,500円(税別)。(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV
2016年02月11日伊勢丹新宿本店は、アニメ『ルパン三世』とコラボレーションしたイベント「ISETAN×ルパン三世 LUPINISSIMO IN ISETAN 2016」を、2月3日から8日まで、同店本館7階催物場で開催する。イタリア・サンマリノ共和国を舞台に30年ぶりに新シリーズがテレビ放映(日本テレビ系、読売テレビ系)され、注目を集めているアニメ『ルパン三世』。そんなルパンと伊勢丹がコラボレーションした同イベントでは、ルパン一味のクローゼットがイメージされたエリアが出現。テーラー&カッター(TAILOR&CUTTER)、テーラーケイド(TAILOR CAID)、リッドテーラー(LID TAILOR)など、日本を代表するテーラーが同アニメキャラクターの次元大介や銭形警部のスタイリングを紹介する。テーラー&カッターからは、ルパン三世をモチーフとしたジャケット(18万円から)、パンツ(5万円から)、シャツ(4万円から)を展開。テーラーケイドは、次元のイメージに沿ったスキニースタイルのスーツ(19万円から)、シャツ(4万円から)を紹介するほか、リッドテーラーは、銭形警部のアイコン的スタイルとなるトレンチコート(26万円から)、スーツ(33万円から)、シャツ(4万円から)などを発売する。さらに、テレビ新シリーズでルパンが着用している青色のジャケットをイメージして、同イベントのためにタリアトーレ(TAGLIATORE)が製作したダブルブレストジャケット(8万5,000円)も登場。内側には財宝をイメージした金ボタンとルパンのネームが施されている。創業90年の仕立て屋岩本和栽の4代目であるキサブローは、石川五ェ門をイメージした羽織(11万円)、着物(6万円)、馬乗袴(9万円)などを紹介。会場ではルパン三世、次元大介、峰不二子、銭形警部とコラボレーションした着物も発売される。マドモアゼル タラ(Mademoiselle TARA)からは、テレビ新シリーズのキャラクターである、サンマリノ共和国の名家の令嬢レベッカをイメージしたワンピース(4万9,000円)が発売される。このほか、会期中は峰不二子のクレーンゲーム用フィギュアが先行登場するほか、テレビ新シリーズのキービジュアルをジグレー版画で表現した、原作者モンキー・パンチのサイン入り作品なども展示。また、声優陣による館内放送や、同店メンズ館正面玄関ではルパン三世の愛車であるフィアットも展示される。
2016年01月25日昨年10月より放送開始となった「ルパン三世」新TVシリーズのサントラ第2弾『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~MORE ITALIANO』が2016年3月23日に発売されることが決定した。価格は3,500円(税別)。大野雄二氏が新TVシリーズのために書き下ろした約250曲もの楽曲から、昨年発売された『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~ITALIANO』には収録されていない「ルパン三世のテーマ」のFUNKY & WILDバージョンやおなじみのサブタイトル、さらにはアイキャッチ数種など、選りすぐりの49曲を2枚組に収録。前作と同じくBlu-spec CD2にて高音質でアニメの世界観を楽しめる内容となっており、ハイレゾでも同日配信開始となる。さらこちらの商品は、大野雄二氏率いる「Yuji Ohno & Lupintic Five」結成10周年記念キャンペーン対象商品で、同日発売となるYuji Ohno & Lupintic Five with Fujikochan’sのライブDVD・Blu-ray『ルパン三世コンサート~LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!! 2015~』と同じく、最後のキャンペーン対象商品となる。原作:モンキー・パンチ (C)TMS
2016年01月20日2015年、30年ぶりにTVシリーズが復活し話題を集めるアニメ「ルパン三世」。イタリアを舞台にお馴染みの仲間たちと大活躍する“新ルパン”の最新作「ルパン三世イタリアン・ゲーム」が、本日8日(金)、2016年最初の「金曜ロードSHOW!」にて放送。本作のBlu-ray&DVDリリースが早くも3月23日(水)に決定した。舞台は、イタリア。名家の令嬢にして大財閥の若き会長、さらにスーパーモデルなどとしても活躍するお騒がせセレブのレベッカ・ロッセリーニが誘拐されることから物語は始まる。ルパンは、何の因果か銭形と一緒に、暴走列車に監禁されたレベッカを救いだすために大暴れ!だがその裏には謎の人物“仮面伯爵”が暗躍しており、レベッカ誘拐事件の前に、「カリオストロ伯爵の遺産」をどちらが先に手に入れるか勝負しようという挑戦状をルパンに出していた。孤高のガンマン・次元大介、居合抜きの達人・石川五ェ門、男心を惑わす小悪魔・峰不二子、そしてルパン最大のライバルであるICPOの敏腕捜査官・銭形警部といったおなじみのメンバーに、イギリス秘密情報部MI-6 ニクスや、イタリア警察のセルジオ、レベッカを追うパパラッチ・サロや、カリオストロ伯爵の子孫ガスパーレ、さらに、ルパンと電撃結婚をしたお騒がせセレブのレベッカが加わり、信頼と裏切りが錯綜するスリリングな展開が待ち受ける――。青のジャケットでイタリア・サンマリノの街を駆けまわる姿が印象的な“新ルパン”。今回のターゲットは、18世紀にヨーロッパを席巻した“天才詐欺師”カリオストロ伯爵の遺産。ルパンと銭形がタッグを組んで挑む「車VS列車」のチェイスシーンをはじめ、手に汗握るアクションシーン満載!さらに、ルパンのハートを射止めるイタリアのセレブ女子たち、映画『007』でおなじみのイギリス秘密情報部・MI6の殺し屋など、多彩なキャラクターが繰り広げる物語はファン必見だ。2016年の「金曜ロードSHOW!」の幕開けを賑やかに彩る「ルパン三世」の魅力をギュッと凝縮した超一級のエンターテインメント作品を、ぜひ自宅でも堪能して。曜ロードSHOW!「ルパン三世イタリアン・ゲーム」は2016年1月8日(金)21時~日本テレビ系にて放送。「ルパン三世イタリアン・ゲーム」Blu-ray&DVは3月23日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日ダミアーニ(DAMIANI)が彫刻家のバリー・エックス・ボール(Barry X Ball)とのコラボレーションによって制作した、モナコ公国アルベール2世の金の彫像が、11月19日に開催されたモナコ国際フェスティバルで初披露された。同彫像は、カリフォルニアの高名なアーティストであるバリー・エックス・ボールと、ダミアーニのCEOであるグィド・グラッシ・ダミアーニ、金細工職人のクリスチャン・リツェットの3人によって制作されたもの。1000時間もの時間を費やし、13kgの純金を用いて制作した18金製の彫像となっている。なお、同作はアルベール2世の母親であり、ハリウッドの名優としても知られているグレース・ケリー王妃の名を冠したグレース・ケリー博物館にて恒久的に展示される。
2015年12月16日青いジャケットに身を包んだルパンが、30年ぶりに新TVシリーズに復活したことでも話題の「ルパン三世」。この新シリーズの流れをくんだ新作TVスペシャル「ルパン三世イタリアン・ゲーム」が、新春1月8日(金)放送の金曜ロードSHOW!に登場。原作者のモンキー・パンチ氏も「ルパン三世は、イタリアが似合う」と期待のコメントを寄せていることが分かった。1971年に緑色のジャケットを着用し初めてアニメ化された「ルパン三世」。1977年には赤いジャケットとなり、再度シリーズ化されて長年にわたって活躍。抜群の頭脳、飄々としたスタイルは相変わらず、狙った獲物は逃がさない天下無敵の大泥棒が、アニメ化44年目を機に“青いジャケット”に身を包み、リスタートを切ったのが今回のTVシリーズ。ルパンを知り尽くしたベテランと、新たな息吹を吹き込む気鋭の若手クリエイターたちの手で磨き上げられた、かつてのシリーズをほうふつとさせる、“王道”“ど真ん中”のルパンが、2年ぶりのTVスペシャルでも登場する。舞台は、イタリア。名家の令嬢にして大財閥の若き会長レベッカ・ロッセリーニが誘拐されることから、物語は始まる。ルパンはレベッカを誘拐犯から“盗み出す”ために大暴れ!だが、その裏にはとんでもない目的が…!?また、謎の人物“仮面伯爵”から届くルパン三世への挑戦状。その内容は“あるお宝”をどちらが先に手に入れるか勝負しようというもの。“あるお宝”とは、かの有名な“カリオストロ伯爵の遺産”!そのお宝を巡って様々な人間の思惑が交錯する。仮面伯爵とは一体誰なのか?張り巡らされた仮面伯爵の罠にルパンは打ち勝つことができるのか!?最も危険な「イタリアン・ゲーム」がいま、幕を開ける…。もちろん、孤高のガンマン・次元大介、居合抜きの達人・石川五ェ門、謎のセクシー美女・峰不二子、そしてルパン最大のライバルであるICPO の敏腕捜査官・銭形警部と、おなじみのキャラクターたちも大活躍。そんないつものメンバーに、不二子のライバルとなる(?)自由奔放なセレブ娘レベッカ・ロッセリーニがもう一人のヒロインとして加わり、さらに、今回はイギリス諜報部・MI6もルパンに目をつけるという。ますますダイナミックに展開しそうな新たなTVスペシャルも見逃せそうにない。<原作者モンキー・パンチ氏コメント>ルパン三世は、イタリアが似合う。「今度のルパン三世の舞台はイタリア」と聞いたとき、当然諸手をあげて賛成しました。かつてアメリカの西部劇をイタリア風に味付けした新感覚の“マカロニ”ウエスタンが一世風靡したが、ルパン三世に取り組む才能あるクリエーター陣が創作する“マカロニ”ルパン三世は、それ以上のとんでもない仰天を引っさげて登場してほしい。そんなルパン三世を原作者というより、一ファンとなって大いに期待し、楽しみたい。<番組プロデューサー稲毛弘之コメント>2017年に生誕50年を迎える「ルパン三世」は、「金曜ロードSHOW!」で最も長く放送してきている番組を代表するコンテンツです。最近は「峰不二子という女」や「ルパン三世VS名探偵コナン」といったスピンオフ作品によって、「ルパン」の再放送を見て育った世代とは違う、新たなファンの方々にも楽しんでいただいております。今年30年ぶりにテレビシリーズも始まり、リスタートしたいまこそ、スピンオフでない王道の「ルパン三世」を金曜ロードSHOW!で放送したいという思いがありました。今回、テレビシリーズの再放送をワクワクして見ていた自分のあの頃の気持ちを、現代の「ルパン」に融合して、今後の新たなスタンダードとなる「ルパン三世」を作ることを目指しました。それがこの度約2年ぶりの新作テレビスペシャル「ルパン三世」です。オールドファンもルパン初体験の方々にも楽しんでいただける「ルパン三世 イタリアン・ゲーム」、皆様でお楽しみください。金曜ロードSHOW!「ルパン三世イタリアン・ゲーム」は2016年1月8日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月13日いま、有名人の三世に注目が集まっています。三世と言えば、『24時間テレビ38 愛は地球を救う』でチャリティーマラソンランナーとして100kmを走り抜いたDAIGOがすぐ頭に浮かぶと思います。彼は言わずと知れた、元竹下総理大臣の孫。でも、元首相の孫はDAIGOだけじゃないのです!■最近では二世よりも三世が新しい!今春、芸能界に入った宮澤エマは、元宮澤喜一総理大臣の孫。母親が元宮澤総理の長女、父親がアメリカ人の元駐日代理大使だそうで、掘りが深い顔立ちの美少女。バラク・オバマ大統領も通ったオクシデンタル大学を卒業している才色兼備です。彼女は、『笑っていいとも!』や『踊る!さんま御殿!!』など人気バラエティ番組に出演し、ネットニュースで何度も取り上げられています。『ネプリーグ』でDAIGOと孫タレ枠に入れられてから、じわじわとテレビやラジオでの露出が増えている様子。もちろん、元首相の孫以外の三世も話題沸騰中。他には、デヴィ夫人の孫・キラン君も「イケメンすぎる」と、『NAVERまとめ』や『ツイナビ』などで盛り上がっています。あとは、森英恵の孫・森泉や森星、松田聖子、神田正輝の娘で旭輝子の孫・神田沙也加も活躍していますよね。今まで、二世タレントは当たり前で、二世タレントのコーナーがよくテレビ番組で企画されてきました。例えば、明石家さんまと大竹しのぶの娘・IMALU、蟹江敬三の息子・蟹江一平、平尾昌晃の息子・平尾勇気、坂口良子の娘・坂口杏里などは成功している二世でしょう。ただ、高橋英樹の娘・高橋真麻はフジテレビに入社した時、世間知らずや親の七光と陰口を叩かれ、それなりに二世も肩の狭い思いはしています。しかし、そんなことを言われても、着実に実績を積み、実力を発揮した二世もたくさんいます。中井貴一、佐藤浩市、緒形直人、坂口憲二、香川照之、宇多田ヒカル、中川翔子など、数え上げたらきりがありません。芸能界といえども、甘くはない世界です。実力がなければ一度は話題になったとしても、そのあとは続きません。二世も三世も、何倍も努力をして、芸能界を生き抜いているようです。とくに三世は、愛らしく、どことなく憎めないキャラをしていて、人を惹きつける魅力があるところが共通点。DAIGOも森姉妹もぶっ飛んだキャラでありながら、許せてしまう羨ましいお得なキャラですよね。そこには、ガツガツしたハングリー精神はほとんど見られず、生まれてから余裕のある生活環境で育ったゆとりが感じられて、他人と比較せず“自分は自分”という生き方が愛される理由のひとつでしょう。■海外では誰からも愛される三世が実は三世は、日本だけではありません。海外では、オードリー・ヘップバーンの孫エマ・ファーラーがモデルデビューして、大勢の人を魅了しています。オードリーといえば、世界中から愛された女性としてトップに名前があがる名女優。亡くなった現在でも、世界中の人から愛されて、人気は絶大。その孫のエマは20歳でありながら、目鼻立ちのはっきりとした顔立ちがオードリーを彷彿させる存在感があり、着実にファンを増やしています。女性なら、「いつまでも美しくありたい」そう願いますよね。オードリーは、まさにその女性の憧れの人生を歩んだ人物。エマは、そのオードリーをそのままを受け継いだ美貌と容姿を兼ね備え、これからの時代において女性の憧れの的となるにふさわしい人物であることは間違いないでしょう。そんなエマは、KOSEの新たなスキンケア商品『INFINITY』がモデルとして起用され、日本でも“今をときめく三世”と話題になっています。『INFINITY』は、無限の美しさという意味がコンセプトなので、オードリーの美しさを引き継いでいるエマにピッタリ。オードリーの面影がある美人顔なので、一度見てみては?(文/Jeana)【参考】※呼び覚ます、無限の美しさ。INFINITY インフィニティ
2015年09月01日30年ぶりの新テレビシリーズ復活や、ファンお馴染み「ルパン三世のテーマ」を生んだ大野雄二が音楽を担当することで話題の新TVシリーズ「ルパン三世」。この度、10月1日(木)の毎週25時29分~25時59分より放送開始が決定!併せて大野さんが新シリーズのために再録した「ルパン三世のテーマ」をBGMにルパンらが活躍する最新PV映像が解禁された。抜群の頭脳で難関を突破、いかなる標的も必ず奪う大泥棒で美女が大好きなルパン三世が、今回はイタリアとサンマリノを舞台に数々のターゲットを狙う!ルパンの計画を共に遂行するのは、相棒にして無敵のガンマン・次元大介と居合抜きの達人・石川五ェ門。それに正体不明の美女・峰不二子。そして彼らを追うのはルパン逮捕に執念を燃やすICPOの敏腕捜査官・銭形警部。お馴染みの面々に加え本シリーズでは、自由奔放なセレブ娘レベッカ・ロッセリーニがもう一人のヒロインとして登場し物語に大きく関わっていく。本作の声優陣には、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志をはじめ、石川五ェ門役の浪川大輔(『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』アナキン・スカイウォーカー役)や、峰不二子役の沢城みゆき(「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ七海春歌役)、銭形警部役の山寺宏一(ウィル・スミスやエディ・マーフィ、ジム・キャリーなどの吹き替えを担当)らお馴染みの実力派声優が続投。制作を担当するのは、『ルパン三世カリオストロの城』以降「ルパン三世」史上の要所にある作品を担ってきたテレコム・アニメーションフィルム、音楽を「ルパン三世のテーマ」生みの親・大野さんが務め、テーマを新アレンジ。ベテランから若手までプロフェッショナルなクリエイターたちが集結した。公開されたPVでは、舞台イタリアを感じさせる新テーマにのせてお馴染みのキャラクターたちが街を駆け巡る姿が映しだされる。また各声優陣のボイス入り演技も公開。新キャラクターのレベッカ・ロッセリーニの声も明らかになった。放送日も決定し、益々の盛り上がりを見せる本作。まずはこちらのPVにから、彼らの新たな活躍に期待したい。新TVシリーズ「ルパン三世」は日本テレビ、読売テレビほかにて10月1日より放送開始(全24話予定)。(text:cinemacafe.net)
2015年08月26日30年ぶりの新テレビシリーズとして今秋に放送が開始される「ルパン三世」。今回、新展開のキーパーソンとなる謎の美女レベッカ・ロッセリーニのビジュアルが公開され、また、1話目のストーリーの一部も解禁となった。放送新シリーズの総監督には、『ルパン三世』シリーズなどアニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀、監督には「もやしもん」「アイカツ!」の矢野雄一郎、シリーズ構成には『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』、「TIGER&BUNNY」の高橋悠也。さらにあの「ルパン三世のテーマ」を生んだ大野雄二が音楽を担当する。ルパンにニッコリと微笑む金髪美女はイタリア・サンマリノ共和国を代表する財閥の若き女社長レベッカ・ロッセリーニ。モデルや女優としても活躍しながら数々の著名人と浮き名を流す世界的なゴシップクイーンだ。峰不二子に引けをとらない美貌の持ち主だが誰にも言えない秘密を持っているという。1話目では、銭形刑事になんとルパンから結婚式の招待状が届く。レベッカと結婚するというルパンの元に次元、五右衛門、不二子が集結し、物語の舞台はサンマリノからイタリア全土へと広がっていく。ルパンが根強い人気を博すイタリアでは、RTI局が全世界に先駆け放送を行った新シリーズ。イタリア発ルパン三世の新たな歴史に期待が高まる。2015年秋、日本テレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月27日昨年10月にフランス・カンヌで開催されたMIPCOMにてベールを脱いだ「ルパン三世」新テレビシリーズ。このたび、全国のルパンファンの期待に応える形で日本での放送が決定した。1985年「ルパン三世 PARTlll」終了以来30年ぶりとなる本作は、テレビシリーズとしてPart4であるとともに、イタリア、サンマリノ共和国が舞台となり、2015年5月、イタリアRTI局が全世界に先がけ放送を予定し、日本のみならず世界中で話題を呼んでいる。さらに、すでに発表された製作陣に加えて、あの「ルパン三世のテーマ」を生んだ大野雄二が音楽を担当することも明らかに。30年振りのルパンテレビシリーズ参加となる大野氏が、新たにレコーディングした「ルパン三世のテーマ」は必聴だ。今回の発表にあたり大野氏は「どまん中のルパンが帰ってくる。これぞルパンサウンド!そんな音楽をお楽しみに」と自信のコメントを寄せた。30年ぶりとなるルパンのカムバック。果たして本シリーズではどのような活躍を見せてくれるのか?怪盗ルパン三世の新たな歴史の始まりを見逃さないで。「ルパン三世」は2015年秋、日本テレビほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月21日宝塚歌劇雪組東京公演『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-』『ファンシー・ガイ!』が2月20日、東京宝塚劇場で開幕した。国民的人気マンガの舞台化であるとともに、雪組新トップコンビ早霧せいな、咲妃みゆのお披露目公演ということで大きな話題を集めている。宝塚歌劇雪組『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-』チケット情報『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-』は、アニメ、映画、ゲームと様々なメディアで展開されている、日本国民なら誰もが知るモンキー・パンチによる傑作マンガが原作。時は現代のフランス。展覧会に出品されている“マリー・アントワネットの首飾り”をルパン一行が盗もうとした瞬間、革命前夜にタイムスリップ。そこで一行は王妃マリー・アントワネットに出会い…。ルパン、不二子、五エ門、次元、銭形警部といったおなじみの面々が起こす大騒動に、宝塚の代名詞『ベルサイユのばら』を彷彿とさせる世界が見事に融合、コミカルかつロマンチックな、宝塚らしいルパンの物語が誕生した。ルパンに扮する早霧せいなは軽妙な語り口にくるくると変わる表情で、原作やアニメのイメージを損なわないキャラクター作りで客席を大いにわかせる。ルパン・ファミリーに扮するスターたちのなりきりっぷりも楽しい。それでいて宝塚らしいスタイリッシュさ、品の良さは残し、宝塚歌劇の懐の深さをも改めて感じさせる意欲作だ。初日の舞台は原作者のモンキー・パンチ、「ルパン三世のテーマ」などを手がけた作曲家・大野雄二も観劇、初日後に早霧、咲妃らとともに会見を開いた。ふたりとも「びっくりした」と口を揃えつつ、「僕が描いた漫画とはまったく違う世界を見せていただいた。これからの作品の中でもヒントとして活かせる部分がずいぶんある」(モンキー)、「宝塚の独特のやり方と『ルパン三世』がすごくいい具合にミックスされていて、とても楽しく観ました。音楽のアレンジも「お、やるな」という感じでした(笑)」(大野)と絶賛。また誰もが知るキャラクターに扮した早霧は「やはり山田(康雄)さんの声がとても印象深い。あの声を、モノマネをするわけではなく自分色に染めて、宝塚の舞台に出来ないかなということは意識しました」とキャラクター作りについて話し、「ルパン三世ファン、そして宝塚ファン、どちらのお客さまにも楽しんでいただける公演になれば」と意気込みを語った。公演はエネルギッシュなショー『ファンシー・ガイ!』と同時上演。東京公演は3月22日(日)まで。
2015年02月24日現在、フランスのカンヌで開催中のMIPCOMで『ルパン三世』の新シリーズの製作が発表になった。スピンオフなどのシリーズはあったが、『ルパン三世 PARTIII』以来、約30年ぶりの新シリーズになる。来年の春にイタリアで全世界に先がけて放送を予定しているという。その他の情報『ルパン三世』は数々のシリーズを生み出し、今夏には実写映画も公開。『LUPIN the third ~峰不二子という女~』『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』などのスピンオフ作品も人気を集めている。新シリーズでは『ルパン』シリーズでアニメーター・作画監督を務めた友永和秀が総監督を、『…次元大介の墓標』の高橋悠也がシリーズ構成を務める。友永総監督は「40年前ぼくらが観たルパンは、それまであったような子供向けのアニメとまったく違っていました。大人っぽくてマニアックで、本当にインパクトが大きかったんです。その驚きを経験した世代、当時を知らない世代両方に向けて、リアルだけれど奇想天外な味付けがされた、わくわくするアニメーションを作りたいです。ハードボイルドだがコミカル、クールだがおちゃらけている、相反する要素が同居しているルパンを描きたいと思っています」とコメント。新シリーズのルパンたちは20代の設定で、監督を務める矢野雄一郎は「スピーディーに動き回ります。キャラクターみんなのやんちゃぶり、泥水すすってでも行動を起こすような熱い感じを描きたいですね。懐かしい手法が逆に新しさを感じさせるような、新旧取り混ぜたハイブリッドな方向の画面作りをしていきたい」と語る。アニメーション制作はテレコム・アニメーションフィルムが手がけており、原作者のモンキー・パンチも「新しいアニメーション・シリーズのスタートに、わくわくしています。ルパン三世の活躍に期待しています」と期待を寄せている。『ルパン三世』2015年春、イタリアRTIで放送開始予定
2014年10月15日(画像は公式サイトより)小栗旬、役作りのため8キロの減量モンキー・パンチ氏の不朽の名作「ルパン三世」が小栗旬主演で今夏実写化される。小栗旬は「ルパン三世」の役作りのために、10ヶ月にもおよぶアクショントレーニングと8キロの減量をしたという。不二子役の黒木メイサ、セクシードレス姿も不二子役の黒木メイサもセクシーなドレス姿、入浴シーン、バスタオルを巻いただけでのアクションなどに挑戦しており、アニメ版と雰囲気そのままに実写化されるものとみられ、完成度の高い作品に仕上がりそうだ。その他役柄は、次元大介を玉山鉄二、石川五エ門を綾野剛、銭形幸一警部を浅野忠信が演じる。この実写版「ルパン三世」は、「あずみ」などを手掛けた北村龍平氏が監督を務め、昨年12月26日にクランクアップした。公開は、今年の8月30日だ。今から楽しみにしておきたい作品である。小栗旬のテレビ出演予定など詳しいスケジュールは小栗旬オフィシャルウェブサイトに掲載されている。また、「週刊女性」によると小栗旬の妻でモデルの山田優は、現在妊娠3ヶ月だという。今年の冬に出産予定とのこと。映画のヒットとあわせ、元気な子どもの誕生を願いたい。【参考リンク】▼実写版「ルパン三世」▼小栗旬オフィシャルウェブサイト
2014年04月11日