韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートしたあゆみさん。妊娠を産院で確認し、経過が順調だったことから久しぶりに日本へ帰国することに。しかし、実家に着くと、動画視聴やゲーム三昧の息子を見て、「こんな子になっちゃって」と両親に言われてあゆみさんは傷ついてしまいます。その後も息子のあゆみさんを困らせる言動が続きますが、実母にさみしくて甘えたいのでないかと言われてあゆみさんはハッとします。息子の宿題のために職業体験を申込みましたが、息子は到着するなり「やらない」と言い出しました。さらにその後も息子の反抗は続いてしまい、しまいには知らない親子が作業している机をドンと叩いて走り去る始末。お母さんには「あの態度はないだろう」と言われ、お父さんには「すぐキレる病気じゃないか」と言われ、ひとりトイレで涙するあゆみさん。そんな中、両親がサファリパークへの旅行を計画してくれたのですが……!? 「持っていく!」「置いていって!」バトルになったものは… 子どもたちに動物を見せてあげたいと、あゆみさんの両親はサファリパークへの旅行を計画してくれました。息子も最初は乗り気でしたが、タブレットを持って行きたいと言ったのを叱ったことがきっかけで、行かないと言いだします。 「どうしてこうなっちゃうのかな……」 同じことの繰り返しで、ついため息が出てしまうあゆみさん。結局予定どおりみんなでサファリパークを訪れましたが、期待通りの反応を示してくれる娘と、そうではない息子をつい比べてしまいます。 サファリパーク内をバスで回っているとき、息子がママの隣に座りたいと言うので、隣に座って息子の希望する場所を見学するようにしました。すると、見るからに機嫌が直ってきて、楽しく過ごすことができたのです。帰宅後も、今度はママの隣で寝ると言い出し、妹が生まれてたくさん我慢してきたのかなと、あゆみさんは思うのでした。 両親が計画してくれたお出かけ、息子くんが楽しめてよかったですね。あゆみさんと息子くん、笑顔で同じ時間を共有したことで、お互いの気持ちの距離も少し縮まったのではないでしょうか。 ※妊娠中の旅行は、これまで妊娠の経過に問題がなくても、かかりつけの医師に確認を取ったうえで、慎重に検討し、無理のない計画を立てることが大切です。飛行機に乗る場合は、航空会社によって搭乗可能な妊娠週数は異なりますので、事前に確認しておきましょう。搭乗条件に、医師の診断書の提出が必要なことがあります。また、妊娠中は安定していてもトラブルが起こることがあるので、保険証、母子健康手帳など、もしものためにしっかり準備をしておきましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月28日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートしたあゆみさん。妊娠を産院で確認し、経過が順調だったことから久しぶりに日本へ帰国することに。実家でゆっくりしたかったあゆみさんですが、動画視聴やゲーム三昧の息子を見て、両親は「こんな子になっちゃって」と苦言……。あゆみさんは両親に自分の子育てをジャッジされているように感じて傷ついてしまいます。そして息子の、あゆみさんを困らせる言動は続いてしまいます。あゆみさんは息子の行動に振り回されてイライラが募るばかり。でも息子はまだ小学2年生。お母さんの気を引きたくて甘えているのかもしれないと、自分の母親から言われ納得しました。 そんなある日、夏休みの宿題になっていた職業体験にみんなで出かけたのですが、またも息子はみんなを困らせてしまいます。見ていたあゆみさんの両親は、あゆみさんに声をかけるのですが――? あの態度はない… 息子の夏休みの宿題の中に職業体験があり、せっかくだから日本にいるうちに何かできないかと探したあゆみさん。すると、食品サンプル作りの体験を見つけます。息子に話すと「わかった」との返事。さっそく予約して、みんなで出かけることにしました。しかし、当日いざ会場に到着すると息子は「やりたくない」と言い出します。なんとかなだめてみても、全然参加しようともせず、他の親子が体験をしている机をドン!とたたきつけてどこかへ走り出す始末……。その様子を見た両親は、あゆみさんに「あの態度はない」「すぐキレる病気じゃないか」と言いました。「言われなくても私が一番心配している……」と、あゆみさんは涙がとまりません。「なんで息子はこんなに愛しにくいんだろう……」「私の育て方が間違っていたのかな……」 いろいろと自分なりに勉強してきたはずなのに、なんだか全部否定されてしまったように感じたのでした。 あゆみさんはご両親から自分の子育てを否定されているような気持ちになってしまったようです。ご両親としてはあゆみさんが普段海外で暮らしているからこそ、日本に帰国中の今、感じたこと、気になったことをきちんと伝えなくてはと思ったのではないでしょうか。もしかするとアドバイスとともに、あゆみさんの子育てを認めたりねぎらったりする言葉が一緒にあれば、あゆみさんの受け止め方も違ったのかもしれませんね。経験者として良かれと思っておこなうアドバイスも、状況によっては相手を苦しめてしまうこともあると念頭において、伝え方には気を付けたいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月26日32歳で長女を産み、子育てに仕事に忙しくしていた私。本当はもう1人子どもが欲しかったのですが、自然に任せているうちに42歳に。毎月規則正しく来ていた生理も不順になり、いよいよ閉経を意識する年齢となってしまいました。「もう子どもを産めないのか……」と実感した途端、どうしても子どもが欲しくなった私は、産婦人科を受診することにしたのです。★関連記事:下着が真っ赤になるほどの出血が! 流産したと思って泣く私に医師が告げたのはまさかの診断だった久しぶりの産婦人科受診にドキドキまずは相談だけでもと思い、不妊治療専門のクリニックではなく、家の近くの産婦人科へ行くことにしました。久しく受診していない産婦人科の扉を開けながら、私の心臓はドキドキ。震える手で受付に保険証を提出します。そのまま問診票を受け取った私は、待合室の椅子に腰かけながら記入。ところが、「受診目的」の欄で思わず手を止めてしまいました。いい年をした私が「妊活希望」と書く勇気はなかったのです。そこで、その日はひとまず「定期検診」という名目で診察を受けることにしました。待ち時間の合間に、思い切った行動を取った自分に驚きつつも、夫へ妊活のことをどう切り出そうかを考えました。「いきなり妊活したいと言ったらびっくりさせてしまうかな……」とも思いましたが、年齢的にはもう後がない私。「なるべく早く夫に相談しなければ」と妊活に向けてある程度覚悟が固まっていくのを感じました。しばらくして名前を呼ばれたため、診察室へ。何回受診しても慣れない診察台に緊張しながら腰かけると、すぐに医師の診察が始まりました。しかしそこで私は、医師から衝撃の病名を言い渡されたのです。私が言い渡された病名は…診察を受けた私が医師から伝えられた病名は「子宮脱」。子宮脱とは子宮を支える筋肉が緩み、子宮の一部、または全部が腟から出てしまうというものでした。分娩経験者に多い病気だそうですが、通常は閉経を迎える50代あたりから、60代ごろにかけて発症するとのこと……。私は程度が軽く、自覚症状もなかったため、医師に指摘されるまで気付かなかったのです。話についていくのが精いっぱいの私に、医師は「子宮脱の治療は、自覚症状が強まればペッサリーでの経過観察か手術が必要となります。」と説明しました。ペッサリーとは、腟に挿入するリングのこと。ペッサリーを腟内に挿入することによって、子宮が下がってくるのを防げるようです。ですが、ペッサリーはあくまで対症療法。ペッサリーでの経過観察をおこなう中で、さらに子宮脱の症状が進行した場合には、手術が必要になるということでした。さらに医師は手術について「子宮脱の手術は、基本的に子宮摘出になります」と話を続けました。たしかに、閉経前後の女性にとって、子宮は役目を終えた臓器かもしれません。ですが、妊活目的で受診した私にとってはあまりにも衝撃的な話でした。幸い私の場合は症状が軽いため、現時点ではペッサリー療法や手術のどちらも必要がなく、日常生活で困っていないのであればこのまま様子を見ていいとのこと。ですが、発症年齢が早かったことから、いずれは何かしらの治療が必要になるかもしれない、と医師に告げられました。子宮脱と診断されたその夜妊活のことを相談に行ったつもりが、まさかの子宮脱。自分の体がそんな状態になっていることを知り、私はショックを受けました。やさしい医師だったため、もしかしたら妊活について相談しても、きちんと話を聞いてくれたのかもしれません。ですが、閉経前後の女性に発症しやすい病気であること、いずれは子宮を摘出する可能性があるかもしれないことを聞き、私はまるで自分が女性としての役割を終えたような気分になってしまったのです。私はこれ以上「妊活」の相談をする気にはなれず、医師にお礼を言い、そのまま診察室を後にしました。思ってもみなかった子宮脱という病気。まさか妊活を始めようと覚悟したタイミングで、判明するとは思いませんでした。突然の出来事に、私は自分が思った以上にショックを受けていたのかもしれません。どうやって病院から帰ってきたのかよく覚えておらず、気付いたら家の前に立っていました。家に帰ってからの私は、なるべく病気のことを考えないように努めました。いつもと同じように食事を作り、いつもと同じように娘と夕食を食べ、いつものように入浴……。産婦人科へ受診した事実など、まるでなかったかのように振る舞いました。もちろん、仕事から帰ってきた夫にも、産婦人科に行ったことは伝えていません。まとめ本当は2人目が欲しかった私ですが、これまで自然に任せていてできなかったこと、や子宮脱を指摘されてしまったことから、「これは神様がもう諦めるように言っているのかも……」と思うようになりました。調べたところ、子宮脱になったからといって妊娠できないというわけではなさそうですが、自然妊娠を望もうにも、毎月の生理はバラバラ。夫婦生活もほとんどないため、私が妊娠することはもうないのでしょう。ですが、私たち夫婦の元に来てくれた長女が、たった1つの大切な宝物であることに変わりはありません。娘の寝顔を見ながら、これまで以上に大切にしていこうと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。取材・文/いけがきみく著者/いけがきみく不妊治療を経て結婚7年目に待望の第1子を出産。産婦人科で務めていた経験あり。女性の気になるお悩みやリアルな体験談を執筆しています。
2023年05月23日私には3人の子どもがいます。年の近い子どもたちを育てる日々の中で、家事や育児から疲れが溜まり、体力も落ちてきました。そして私たち夫婦は、3人目を妊娠してからおよそ2年間近く夫婦生活がありません。夫の「もう1人欲しい」の声も、私には届かず……。第3子出産後、性欲減退…私たち夫婦は、結婚当初から2歳差で3人の子どもを授かることを望んでいました。長男が誕生し、1年半後に2人目、さらに1年半後に3人目を授かり、家族計画は夫婦の希望通りに。 3人目を妊娠するまでは、子どもを授かりたいという気持ちがあり、性欲もあったのですが、もともと妊娠中に性欲が減退してしまう私は、3人目を授かった後は一度もそういった行為に至ることはなく……。そして3人目を出産後も、家事と育児の両立で心身ともに疲弊し、夫からの誘いをやんわりと断る日が続きました。 寝る場所にも原因があるように思います。私たち夫婦は、夫の十分な睡眠のために別の部屋で寝ています。そのため、3人目の出産後から1年が経っても、私たちは合計2年間のセックスレスの期間が続きました。 セックスレスではありますが、夫婦仲は非常に良く、夫も私もお互いを愛している気持ちは伝わっているように思います。しかし夜になると、育児を終えて寝かしつけをするうちに子どもと寝落ちしてしまい、気づいたら朝になっていることも多い私。セックスに対して、気持ちが乗らないのが現状です。 時々「今日はどう?」と誘われますが、夫は子どもと一緒に寝落ちしてしまう私を見て「疲れているから仕方ないよね」と許してくれます。セックスレスについて夫婦で話し合ったことはありませんが、夫に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 幸い、セックスレスで夫婦の仲が悪くなることはなく過ごしています。今は子育てに追われ心身ともに休養を求めているのだと、自分自身を責めすぎずにゆっくり過ごしていけたらいいのかなと思うようにしています。 イラスト/ななぎ著者:中田優子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年05月23日義母との関係に、悩んでいる人もいるのではないでしょうか……。もし義母が、娘の目を二重にしたらと、突然提案してきたら……?義母のトンデモ行動をリアルに体験談として発信する漫画家みぃ子(@miico_no_kurashi)さん。今回はそんなみぃ子さんの大人気マンガシリーズ、「ウチのトンデモ義母さん」第2話をご紹介します!【前回までのあらすじ】ある日、自宅に義母が訪ねてくると、長女の目が一重であることを指摘します。突然の指摘に困惑していると……?二重を勧められ……夫の目を二重にした……!?恐る恐る聞くと……?義母は、夫の目を二重にしたと言い出します。詳しく話を聞くと、どうやらつまようじを使って、二重にしたとのことで……!?※つまようじで整形はできません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@miico_no_kurashi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月21日長男が2歳のときに、2人目を妊娠。コロナ禍ということもあり「里帰り出産をするか、しないか」とても悩みました。実家までは、新幹線と電車を乗り継いで片道3時間半。悩んでいると、母から「帰っておいで、大丈夫だから。上の子はこっちの保育園に行けばいい」と電話がありました。母の力強くやさしい言葉に、里帰り出産を決心。そんな中、イヤイヤ期真っ只中だったはずの息子は……。 イヤイヤ期に大きな成長を遂げた息子 コロナ禍ということもあり、帰省後の自宅待機期間も含め、産前、産後の4カ月子どもと帰省することにしました。もともと通っていた保育園は、里帰り中はお休みすることに。 帰省してから1週間後、新しい保育園での園生活がスタート。最初は慣れない環境に戸惑う息子は、行きたくないと繰り返していました。ついに、来たお産の日。予定日前日の夜に陣痛が来て、私が入院すると、私がいないことに気づいた息子は大泣きしたそう。しかし、母が「ママは病院だよ。赤ちゃんを連れて帰ってくるから一緒に待っていようね」と言うと、納得してまた眠りについたそうです。翌朝になると「ママは病院だから、ばあばと頑張る!」と保育園の準備を始めたのだとか。 それから、私が帰宅するまで一度も泣かなかったそうです。息子に出産報告のため、テレビ電話をすると「赤ちゃん来たらぎゅーするね!」とニコニコする息子の姿が画面越しに見られました。里帰りをしていたからこその安心感。息子の頑張りもあり、入院中も赤ちゃんのお世話に専念できました。 退院して帰ると、服や靴下の着脱がじょうずになっていた息子は「赤ちゃんにも靴下を履かせてあげる」と手伝ってくれるまでに成長。里帰り期間中に目標としていたトイレトレーニングも、母や保育園の力を借りながら成功しました。「僕、お兄ちゃんだから!」と自分からトイレに行くように。たくさんできることが増えた里帰り期間。周りに支えられてお兄ちゃんになることができたようです。息子の成長にも支えられた2人目出産の思い出でした。 作画/Pappayappa著者:井島りほ
2023年05月21日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートしたあゆみさん。妊娠が産院で確認できました。不安はあったものの無事に心拍が確認できて、その後の妊娠経過は順調でした。そこで久しぶりに日本へ帰国することに。実家でゆっくりしたかったあゆみさんですが、動画視聴やゲーム三昧の息子を見て、両親は「こんな子になっちゃって」と苦言……。あゆみさんは両親に自分の子育てをジャッジされているように感じて傷ついてしまいます。そして翌朝も実母が作った朝ごはんを食べない息子について、また実母からダメ出し……。 夜、息子が起きてきて「足が痛い」と訴えました。病院には行きたがらず、結局そのまま寝ることになりましたが、明け方の出来事であゆみさんは眠くてヘトヘト。なんとか実父のおかげで息子が寝てくれそうになったので、あゆみさんは再び横になりました。しかし、またもあゆみさんの睡眠を妨げてきたのは息子でした――。 もう1ミリも私にストレスを与えないで! 息子は足を痛がっていたものの、おじいちゃんに湿布を貼ってもらい、これなら寝られそうだと機嫌も直りました。ホッとしたあゆみさんは、少しでも睡眠をとっておこうとまた横になります。しかし、またもや起こしてきたのは息子でした。机の上にあるはずの宿題がないと言い張る息子……。眠い目をこすりながら一緒に確認すると、机の上にありました。夜中に続いて睡眠の邪魔をされたと感じたあゆみさんは、ついイライラして息子に大きな声を出してしまいます。その声を聞いて心配そうに様子を見に来た実母。息子は起きたら誰もいなくてさみしかったのではないかと言います。自分だけひとりにされてさみしかったから、その反動で甘えているのではないかと……。そう言われてみれば、そうかもしれないーー。 あゆみさんは、冷静に状況を振り返って納得しました。息子はまだ小学2年生。お母さんのおなかに赤ちゃんがいるんだから気をつかってほしいと言っても、ピンとくる年齢ではありません。よく考えればわかることなのに、それに気づけなかったのは、自分もちょっと疲れているのかもしれない……。あゆみさんは、周りに頼りながら少し休憩することにしました。 小学生になると、子どもがぐっと成長したように感じますが、実際にはまだまだお母さんに甘えたい年ごろですよね。しかも、日本という慣れない場所で生活しているのだから、感情が安定しないのも仕方がないのかもしれません。あゆみさんの息子さんが、お父さんに心を開いてよかったですね。あゆみさんもホッとしたことで、息子さんの気持ちを理解する余裕ができたのかもしれませんね。 ※妊娠中の旅行は、これまで妊娠の経過に問題がなくても、かかりつけの医師に確認を取ったうえで、慎重に検討し、無理のない計画を立てることが大切です。飛行機に乗る場合は、航空会社によって搭乗可能な妊娠週数は異なりますので、事前に確認しておきましょう。搭乗条件に、医師の診断書の提出が必要なことがあります。また、妊娠中は安定していてもトラブルが起こることがあるので、保険証、母子健康手帳など、もしものためにしっかり準備をしておきましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月20日気になる相手と2回目のデートまで進んだら、お付き合いまであと少し!と期待に胸をふくらませることもあるでしょう。でも、初めてのデートとは異なり「2回目」だからこそ気をつけたいポイントも。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、「2回目のデートで避けたいデートプラン」を3つご紹介します。長い行列に並ぶ場所にいく「気になっていた彼と、2回目のデートで某テーマパークに行きました。でも、思った以上に混雑していて、何をするにも何時間も行列に並ぶ羽目に…。最初のうちはおしゃべりの話題にも困らなかったのですが、並ぶことに疲れて会話も途切れがちに。デートが終わった後は“とにかく疲れた”という感想だけ。疲れて不機嫌になった彼の顔を見るのも嫌だったし、きっと自分も同じ感じだったんだろうと思うと、アプローチするのが面倒になって自然消滅しました」(31歳女性/アパレル)人気のテーマパークや話題の飲食店など、長い行列に並ばないといけない場所での2回目デートは避けた方が無難です。なぜなら、まだ打ち解けていない相手と立ちながら会話をしなくてはならないシチュエーションは、思っている以上に負担がかかるもの。「楽しい」よりも「疲れた」が強くなってしまうのは悲しいですよね。ダブルデートまたはグループデート「片思い中の彼との2回目のデートで、私の友人カップルとのダブルデートを企画しました。友だちに彼をジャッジしてもらいたいと思ってのことでしたが、結果的に大失敗…。帰り際に『知らない人たちと一緒にいて疲れた』と言われ、その後は一切デートに誘われなくなりました。あのときダブルデートをしていなければ、今ごろは付き合えていたかも、と思うと後悔しかありません」(29歳女性/エンターテインメント関係)友人カップルを交えて遊ぶダブルデートは、友だちに恋人候補を見定めてもらうのにはいいチャンス。けれど、2回目デートではまだ避けた方が安心です。“自分の友だちに会わせる=交際を急いでいる”という印象を相手に与えてしまったり、第三者がデートの場にいることで二人の相性を見極めにくくなる恐れもあります。自分の家で「おうちデート」「飲み会で知り合った男性との2回目デートで、スタート時間が遅かったこともあり、私の家でご飯でも食べようと家に招きました。その日はそれなりに楽しく過ごしましたが、付き合おうという話に進展しなかったので私の気持ちもだんだんと冷めていき。ところが後日、彼が何度も家に押しかけてきて『付き合ってよ!』『家に入れてよ!』と騒がれて…。結局、警察に相談する事態にまでなったのですが、付き合う前の人に気軽に家を教えるべきではないと学びました」(33歳女性/秘書)よく「深い仲になるのは3回目のデートから」という言葉も聞きますが、早い段階でのおうちデートは避けた方が安全でしょう。相手のことをよく知らないうちに自宅に招き入れてしまうと、予期せぬトラブルを招く場合もあります。2回目のデートは、まだまだ二人の時間を大切にしながら相性を見極めていきたいタイミング。必要以上に疲れたり、予想外の展開になったときにトラブルを招いたりしないように、ぜひ参考にしてみてくださいね。©d3sign/Motortion/gettyimages文・並木まき
2023年05月19日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートしたあゆみさん。産院で妊娠が確認できましたが、医師や役所の担当者たちは流産を心配するばかり。あゆみさん自身も不安が募っていき、心理セラピストの先生に相談してみました。するとなんだか不安が減り心が軽くなります。やがて赤ちゃんの心拍を確認する日を迎えました。ドキドキしながら診察台に上がると、無事に心拍が確認できたのです。あゆみさんは妊娠の経過が順調なこともあって、久々に日本へ帰ることに。3年ぶりに日本へ帰国したあゆみさん。両親のサポートを期待して、実家でのんびり過ごそうと思っていました。けれども、久しぶりに会った孫がゲームや動画に夢中になっている姿を見た両親から、苦言を呈されて感情的に言い返してしまいます。 あゆみさんはちょっとした言葉にも敏感になってしまい、早くも実家での生活に不安を抱えていました……。 想像と違った実家での生活 日本に着いてウキウキしていたのもつかの間。両親からの言葉に過剰な反応をしてしまい、涙が止まらなくなったあゆみさん。「365日、自分なりに毎日育児を頑張っているのに……」 久々に子どもに会っただけの両親がいろいろと判断して口を出してきたことが、自分の育児を否定されたようで、耐えられませんでした。 そして翌日、朝ごはんに出されたホットケーキを息子は「食べない」と言って拒否。そのことも母親から指摘されて、あゆみさんは朝からうんざりしてしまいます。こんな調子で夏休みを過ごすかと思うと、ちょっと心配になってきました。 想像とは違うスタートを切った実家での生活でしたが、なんとか床についたあゆみさんと子どもたち。しかし、暑さで目が覚めてしまいます。 「このままだと、寝ながら熱中症になってしまうかもしれない……!」 身の危険を感じたあゆみさんは、重くて動かせなかった息子には扇風機を近くに置いて、自分と娘は冷房の効いた部屋へ移動しました。しかし、しばらくすると、息子が「足が痛い」と泣きながら起きてきました。「ママがこっちで寝ているから足が痛くなった」という息子の主張に首をかしげながらも、あゆみさんは明るいところで状態を確認しようと言いました。しかし、息子はふて寝してしまいます。久しぶりの日本でのんびり過ごすはずが、出だしから予想外の事態に振り回されてしまうのでした。 食事や寝具も、いつもと変わってしまうと子どももストレスを感じるのかもしれませんね。まだまだ実家での生活はスタートしたばかり。少しずつ順応していって、子どももあゆみさんも穏やかに過ごせるのが一番ですね。 ※妊娠中の旅行は、これまで妊娠の経過に問題がなくても、かかりつけの医師に確認を取ったうえで、慎重に検討し、無理のない計画を立てることが大切です。飛行機に乗る場合は、航空会社によって搭乗可能な妊娠週数は異なりますので、事前に確認しておきましょう。搭乗条件に、医師の診断書の提出が必要なことがあります。また、妊娠中は安定していてもトラブルが起こることがあるので、保険証、母子健康手帳など、もしものためにしっかり準備をしておきましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月18日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートし、自然妊娠をしたときのお話です。あゆみさんは産院で無事に妊娠していることがわかりましたが、医師や役所の担当者たちは流産を心配するばかりで、あゆみさん自身も流産するのではないかと不安が募っていきました。けれどもある日、心理セラピストの先生に相談すると、心配が減り心が軽くなったのがわかりました。やがて赤ちゃんの心拍を確認することができたあゆみさん。その後の妊娠の経過も順調なことから、3年ぶりに日本へ帰国して、実家でゆっくり過ごすことにしました。 しかし、両親は孫であるあゆみさんの子どもをみて、「こんな子になっちゃって……」と言ったのです――。 ちょっと言われた言葉にも敏感に… 両親の顔を見て、日本に帰ってきた実感がわいたあゆみさん。日本にいるという事実だけでウキウキします。でも、まずはやるべきことがありました。実は、経過がどうなるかわからなかったこともあって、妊娠したことをまだ両親に報告できていなかったのです。移動の疲れで子どもたちが寝たタイミングで、思い切って両親へ報告します。 「言ってなかったことがあるんだけど、ここにもう1人いるんだ……」 おなかに触れながら言ったあゆみさん。どんな反応が返ってくるのかドキドキしていましたが、「何だって!?」とビックリされたものの「こんなにかわいい子が増えるのはうれしいこと」 と、祝福されてホッとしました。両親への報告が無事に終わり、実家でのんびり過ごしていたあゆみんさん。その横では、子どもがいつものようにタブレットで動画を見ています。両親から指摘されますが、あゆみさん自身もずっと悩んでいること。子どもは注意してもなかなかやめてくれません。「こんな子になっちゃって……」 ボソっと両親がつぶやいた言葉に、あゆみさんは「こんな子って言わないで!」 と、つい感情的になってしまいます。 「ほぼひとりで育児しているのに!」「妊婦でも日本まで頑張って連れてきたのに!」 いろいろな思いが交錯して、あゆみさんは敏感に反応してしまいました。 あゆみさんは妊娠中、普段よりナーバスになっていて、いつもならスルーできることでも敏感に反応してしまったのだとか。妊娠中、あゆみさんのようにちょっとしたことで傷ついてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。というのも、助産師さん曰く、妊娠期はホルモンバランスが大きく変化するので心身が不安定になりやすいのだそう。妊婦さんは、今の状態を受け入れて、堂々と「そういうものだ」と気楽に構えるとよいそうですよ。あゆみさんが、少しでも心穏やかに過ごせるといいですね。 ※妊娠中に寿司や刺身を食べることは可能です。しかし、魚にはおなかの赤ちゃんに悪影響を与える水銀が含まれていること、妊娠中は感染症などに対する抵抗力が下がっていて感染のリスクが普段より高いことから、摂取量を調整する、体調の良いときに新鮮なものを食べるなど、食べるときには注意しましょう。 ※妊娠中の旅行は、これまで妊娠の経過に問題がなくても、かかりつけの医師に確認を取ったうえで、慎重に検討し、無理のない計画を立てることが大切です。飛行機に乗る場合は、航空会社によって搭乗可能な妊娠週数は異なりますので、事前に確認しておきましょう。搭乗条件に、医師の診断書の提出が必要なことがあります。また、妊娠中は安定していてもトラブルが起こることがあるので、保険証、母子健康手帳など、もしものためにしっかり準備をしておきましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月16日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第140回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その48をお届けします。1.マナーにうるさい男【結婚引き寄せ隊】vol. 140それは40代前後の大人の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。この日は少人数のプチお見合いのようなスタイルで、それぞれの参加者とゆっくり会話できる進行になっていました。男性がひとりずつ、女性の座る場所に移動していくなかで、オールバックでビシッとキメた男性がまわってきました。一見、気難しそうな印象のオールバックの男性でしたが、いざ目の前に座って顔を合わすと、ぎこちないながらもニコリと微笑む男性。ひとりずつソフトドリンクを選び、席へ移動。少しホッとして自己紹介を始めると、オールバックの男性は適度に相槌を打ちながら、こちらの話に耳を傾けています。ひととおり話して、いったんドリンクを飲もうとグラスを手にとり、なんとなくストローで氷を混ぜると…。「それ、よくないですよ」と注意してきた、オールバックの男性。思わずキョトンとしてしまった私を尻目に、「氷をカラカラと音を立てて飲むのは、子どもみたいですから」と、真顔で注意した理由を伝えてくる男性…。いつも氷をかき混ぜるのではなく、たまたま混ぜただけで、しかも初対面なのにとこちらのテンションはダダ下がりしてしまいました。残り時間、その男性は、自分の自己紹介をしながら、「マナーができている女性が基本です」と、氷をカラカラとかきまわした私を前にキッパリと断言してきました。いや、こっちもマナーにうるさすぎる相手は御免だよ、とウンザリしたのでした。2.身長を気にする男それは婚活サイトで知り合った男性と、初めて会うことになったときのこと。相手の情報はプロフィールページからある程度把握することができて、顔写真も見ていたので、待ち合わせ場所でもスムーズに相手を認識することができました。ひとつだけ事前のイメージと違ったのは、160センチ弱の私よりも少し背が高いかな?ぐらいの小柄な男性だったこと。顔写真のイメージだとなんとなく大柄な男性なのかなと思っていましたが、それ以上とくに気にすることもなかったので、カフェでお茶をすることに。飲み物をオーダーして、ひと息つくと、男性から「身長は何センチですか?」という質問があり答えると、「へー」というテキトーな返事がかえってきました。そんなに自己紹介も進んでいない段階で、なんで身長を聞いてくるのかなと思っていると、「僕、背が高い女性が好きなんです」と言う男性。「え?」と聞き返すと、自分の身長がそんなに高くないため、相手は背が高いとより憧れがあるそうで…。最初からプロフィールにそれ書いておけよ、と内心あきれつつも、その男性より僅かに背の低い私は、なんと言えばいいのか。と終始モヤモヤしながら、一気にコーヒーを飲み干して、すぐその場を去ったのでした。3.フリー恋愛の男それは30代から40代のシングルの男女が集まる飲み会に参加したときのこと。年代が近い人たちが多いということもあって、参加者の職業は異なるものの、この年代の仕事の向き合い方などで話は尽きません。次第に、それぞれの恋愛の話になっていきました。すると、長めの前髪をかきあげながら、ひとりの男性が「俺はフリー恋愛だから」とニヤリ。話を聞いてみると、「何人彼女がいても恋愛は自由でしょ」というスタンスだそうで、なぜかそれがカッコイイと思っているのか、ドヤ顔で恋愛観を語る男性。彼には同じくフリー恋愛肯定派の彼女がいて、広く浅くの恋愛を彼女がOKするなら、そういうのもアリなのね、と。ただ、私はひとりの相手と深く付き合いたいため、フリー恋愛タイプの人とは無理だと思ったのでした。婚活していると、最初はいいなと思っても、話すうちに全然求めているタイプではないと気づくこともあります。でもそれも、最終的には自分にもっとも合う男性が明確になるための、遠回りなようで近道なのかもしれません。みなさんの恋愛がうまくいきますように!文・かわむらあみり©DavidGraham86/Getty Images©Antonio_Diaz/Getty Images©PacoRomero/Getty Images文・かわむらあみり
2023年05月16日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートし、紆余曲折を経て自然妊娠をしたときのお話です。あゆみさんは流産後に、今度は妊娠を確認するために、かかりつけの産院を訪れました。すると無事に妊娠していることがわかって安心したものの、医師や役所の担当者など周りは流産を心配するばかり。なんだか妊娠を歓迎されていないような気持ちになってしまいます。あゆみさんは、かんしゃくを起こす子ども、友だちと連日遊びに出かける夫にも、妊婦である自分に対するやさしさが感じられずイライラしてしまいます。そんなとき、心理学講座の先生から、ネガティブな思いを否定せず、すべては胎児に委ねればいいという言葉をかけられ、少し心が軽くなりました。 そしていよいよ、赤ちゃんの心拍を確認する日がやってきました。 どっちでも大丈夫! ※40~44歳の流産率は、自然妊娠の場合が約51%、体外受精で妊娠した場合が約40%という報告があります。(不妊治療情報センター「i-wish.ママになりたい」Vol.61より) 「妊娠するまでの準備はすべてやった。だからあとは胎児に委ねるだけ……」 先生と話しながら、もし流産という結果になったとしても、覚悟はできていることに気付いたあゆみさん。「どっちでも大丈夫!」という気持ちを持てるようになり、少し心が軽くなりました。そして迎えた病院に行く日。心拍確認の日です。胎児に委ねると決めていても、やはり不安になるあゆみさん。 「はい、では見ていきますね」恐る恐るエコー画面を見ると……!? 「心拍……あった!」 しっかりと心拍が確認できました。大きな壁を1つ乗り越えた気がして、そして「胎児に委ねる」と決めたことで、前よりも穏やかでいられるようになりました。妊娠9週の健診日、病院へ行くと、心拍もあり、赤ちゃんが大きくなっているのがわかりました。ひとまず大きな不安からは解放されたあゆみさん。3年も帰っていなかった日本へ帰ろうかなと考えたのでした。 自分のことをよく知る先生から「準備はすべてやった」と言われ、また、寄り添った言葉をもらえたことで、あゆみさんはネガティブな感情も受け入れられるようになったようです。久しぶりの実家で心身ともにリラックスして過ごせるといいですね。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月15日妊活は夫婦が協力してこそ成り立つものですよね。しかし、なかには非協力的な夫もいるようで…。今回は「妊活に励む夫婦の話」を紹介します。今回も違った…妊活中なのに?本気で頑張ってるのにもっと頑張る?デリカシーがない「子どもがほしい」という妻の想いに心を打たれた夫。しかしデリカシーのない一言を放ち、妻を傷つけてしまったのでした…。今後は夫婦2人の問題だという自覚をしっかりと持ってほしいですね。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年05月11日私は36歳のときに3人目を妊娠。妊娠がわかる前は月に1回程度のペースで夜の営みがありました。上の兄たち2人のときは、妊娠中も産後も夫の性欲はあり、セックスレスになることは今回が初めての経験です。私は育児に疲れており、性欲は未だにないのですが、私が思う夫のセックスレスの理由を考えてみました……。3人目妊娠初期の出来事…妊娠検査薬で妊娠がわかった妊娠初期のころに夜の営みをしました。しかし、その2、3日後に微量の出血と陰部や腟のヒリヒリ感があり、産婦人科を受診。出血の原因は着床出血で、腟のヒリヒリ感はカンジタ腟炎だと医師から言われ、軟膏をもらいました。 私はカンジタ腟炎になったのは初めてで、夫に治るまでは無理だからと伝え、この日からセックスレスがスタートしたように思います。 3人目が女の子とわかると夫に変化が私のカンジダ腟炎は2週間後の妊婦健診で治ったのがわかりましたが、つわりが始まったり切迫流産になったりして私のほうがそれどころではなく、セックスレスのまま妊娠中期に入りました。 そして、夫がおなかの子の性別を気にし出して、担当医から「女の子かも」と言われたことを告げると、太っている父親と思われたくないという一心でダイエットに没頭し始めてしまったのです。 おなかを触ってもらえず不安になる私夫はダイエットに集中して、夜は疲れて爆睡……。胎動があり、兄たちは触ったり声をかけてくれたりするのに、夫は関心がないのかと思うくらいおなかに触れてくれませんでした。 兄たちのときは胎動を感じながら夫婦、親子のスキンシップをとれたのに、今回はまったく近寄ってこない夫。不安に感じ、いつもならしない私がおなかを触ってもらうために夫の布団に潜り込んだくらいです。 私が思う夫のセックスレスの理由私は、きっと3人目が生まれたら夜の営みを求めてくるだろうなと思っていました。ですが、産後5カ月を過ぎてもその素振りはありません。 私自身の性欲はないので、夫に何でしないのかと聞こうとは思わないですが、生まれたのが女の子だったことが、夫に何かしらの気持ちの変化をもたらしたのかもしれません。兄たちのときにはセックスレスにならなかったので、何となく、3人目が女の子だったことが影響しているような気がしたのです。 現在は娘の2時間ごとの夜泣きが始まり、夫婦して体力を削られていますが、もし今後そういう雰囲気になったときには、疲れているからと断わらないようにしたいと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2023年05月10日27歳で長女を出産し、2人目が欲しいと思いながらも草食系の夫にちゃんと伝える勇気がなく、ずるずる32歳になった私。そんなとき、不妊治療をしていた上司から言われた「本当に2人目が欲しいなら迷っていないで早いほうがいいんじゃない?」のひと言に刺激を受け、2人目計画を始動したお話です。夫は草食系夫はいわゆる草食系で、もともと営みがなくてもいいタイプの人。結婚前から健全なデートがほとんどで、「ピュアな人なんだな」と私は感じていました。そのため、結婚してから長女を妊娠するのにも、排卵日などを考慮しながらで1年ほどかかりました。 私も夫も「子どもは2人欲しい」と思ってはいましたが、2人目が欲しい=営みが必要、というのが私たちにとっては大きなハードルでした。 2人目計画を言い出せないそれでも2人目は欲しく、漠然と「2人目欲しいね」と私が言い「そうやね」と夫も言いますが、それ以上は続かないのです。長女の妊娠が判明してから営みをしていないので、もうそういう雰囲気にもなれません。 私たちが2人目を作るとなると、基礎体温を測り排卵日を考え、「今日、排卵日だよ」と伝えなければなりません。それらを考えただけでおっくうになり、夫に2人目計画を言い出せずにいました。 このままではマズイそんなこんなで5年が過ぎ、私は32歳になりました。そんなとき、職場の3つ上の上司が不妊治療を始めたそうで、こんなことを言われました。「加齢と共に卵子も老化するから妊娠しにくくなるんだって。だから本当に2人目が欲しいなら、迷っていないで早いほうがいいんじゃない?」と。 卵子の老化、聞いたことはありましたが、改めて言われると年齢的にも焦りを感じ、「夫に2人目計画を伝えよう!」と決心しました。 2人目計画始動その夜、この気持ちが収まらないうちにと思い、上司に言われたことを夫に伝えました。「今、重い腰を上げないとあとから2人目が欲しいと思ってもできないかもしれない。まだ可能性があるうちに頑張ってみようよ」と。 2人目が欲しいという思いは夫も同じなので、納得してくれました。それから私たちは2人目に向けて始動したのです。 2人目計画を始動してから1年半ほどの34歳で妊娠し、35歳で次女を出産しました。夫に2人目計画を伝えるのはとても勇気がいりましたが、無事に次女を妊娠~出産し、今、家族4人で本当に幸せです。あの上司の言葉がなければまだ重い腰が上がってなかったかもしれないので、心から感謝しています。 監修/助産師 松田玲子著者:石井ゆうき9歳と1歳の姉妹を持つママ。秘書として時短勤務。1人目出産直後に夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2023年05月08日次男を妊娠したばかりのころのことです。私は次男の妊娠がわかってすぐ、義母に妊娠の報告をしました。以前から2人目が欲しいということを義母にも話していたので、義母は喜んでくれて、義父や義妹にも伝えてくれました。するとその後、ご近所の男性に「2人目できたんだってね~。おめでとう」と声をかけられたのです。さらに夫は会社の同僚から祝福されたと言います。安定期まで家族以外の人に報告するつもりはなかったので戸惑う私。夫が同僚に、誰から聞いたのかと問いただすと……?義母に妊娠を報告私が次男を妊娠したのは、長男が2歳のとき。もともと子どもは2人欲しいと思っており、義母にもそのことを伝えていたため、妊娠がわかってすぐ報告しました。義母も喜んでくれて、すぐに義父や義妹にも伝えてくれた様子。 すると、義母に妊娠を報告した5日後、私が長男と2人で近所を散歩していると、近隣に住んでいる高齢の男性に「2人目できたんだってね〜。おめでとう〜」と声をかけられました。私は「なんで知っているの!?」と驚きましたが、その男性は義父と知り合いであるため、すぐに義父が言ったのだとわかりました。 まさか会社でも…!?私はどちらかというと慎重な性格で、安定期に入るまでは家族以外の人に妊娠の報告をするつもりはありませんでした。そのため、義父が勝手に近所の人に妊娠したことを伝えたことに、私はすごく腹立たしい気持ちになりました。 さらに、義母に妊娠報告をした1週間後のこと、夫が職場の同僚に「2人目できたんだって? おめでとう〜」と言われたそう。誰から聞いたか問いただすと、やはり犯人は義父でした。義父と夫は同じ会社に勤めており、社内の人にも妊娠したことを言い歩いているようでした。 義母に相談したところ近所だけでなく会社でも言い歩いていることを知り、私は義母に「まだ安定期じゃないし、何があるかわからないので、近所の人や会社の人には言わないでほしかったんです……」と相談しました。すると義母は「お父さん、そんなにいろんな人に言ってるの? 知らなくてごめん! 怒っとくからね!」と言ってくれました。 後日、義母に用事があったため義実家へ行くと義父もおり、「〇〇(私の名前)ちゃん、ごめんね。また孫ができるのがうれしくて、ついつい言っちゃって……」と反省している様子。義父も悪気があって言ったわけじゃないことがわかったので、「できれば安定期になってから報告したいので、これ以上は言わないでもらえると助かります」と伝えると、義父も納得してくれた様子でした。 夫の会社や近所の人に、勝手に妊娠報告をされた事実は正直腹が立ちます。しかし孫の誕生を楽しみにしている義父の気持ちは理解できます。前もって、「家族以外の人には安定期に入るまで言わないでください」と伝えておけば義父も言わなかったと思います。「言わないだろう」ではなく、きちんと自分の意思を伝えておくことが重要だと感じた出来事でした。 著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2023年05月04日結婚後、妊活に対して温度差があった美咲と拓也ですが、紆余曲折を経て、「1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。いざ妊活を始めると、なかなか妊娠することができず息詰まってしまうこともあった2人。しかし、妊活を始めて1年が経過したある日、昔飼っていた愛犬の夢を見たことで、2人に転機が訪れます。愛犬の夢を見た翌朝、美咲は体のだるさを感じたため、妊娠検査薬を使用することに。すると、陽性反応が出たのです! その後、病院で検査を受けると、医師から「妊娠しています」と診断を受け、ホッとする美咲。ところが2回目の健診で、「赤ちゃんの心拍が確認できない」と言われてしまいます。その事実にショックを受ける美咲ですが、拓也に励まされ、なんとか前を向こうと気持ちを切り替えて頑張っていました。 そんなある日、再び愛犬・コロが美咲の夢の中に登場。しかし、なぜか美咲とは反対側に走って行ってしまったコロ。その直後、ひどい激痛で目を覚ました美咲。 痛みに堪えながらも必死でトイレに向かうのですが、突然にゅるっという感覚が襲われてしまいます。その後、病院を受診すると処置を受けた美咲。赤ちゃんとのお別れはあまりにも突然すぎて、心を痛めてしまったのでした。 そして、それから月日は流れ、しばらく経ったころ――。拓也は会社の同期と一緒に飲み会に参加していたのですが……? 飲み会の2次会に夫が自分の意思で参加。育児は妻に任せっきりで… 「このあとどうする?」 「独身組だけ2次会行こうぜ」 「あ、じゃあ佐藤はまた来週な」 しかし、同僚の言葉に対して、「俺も行く」と言い出した夫。 「いいのか?既婚者がこんな遅くまで…」 「……別にいいよ。どうせ早めに帰っても息が詰まるだけだし…」 夫はサラッとそう言うと、ためらうことなく、2次会に参加したのでした。 ◇◇◇ 家に早く帰りたくないという意思表示を示すと、2次会の参加を決意した夫。「息が詰まるだけだし」という発言からは、夫婦関係がなんだかうまくいってないように感じてしまいましたが……。夫婦の事情は2人にしか分からないですが、家で美咲が必死で赤ちゃんをあやらしているのに、悲しいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年05月03日私には6歳と2歳の子どもが2人いますが、下の子を妊娠して以来の約3年間、夫と性生活がありません。私としてはもう一生しなくても良いかなと思っています。まだ夫とそのことについて話したことはありません。 性生活のない状態になった理由付き合い始めたころから、夫はあまり性行為に関して積極的ではありませんでした。頻度は月に1回ぐらい。夫はガツガツ感がまったくない草食系、理系男子です。その後結婚し、長女を妊娠するまで月に1回ぐらいのペースは続きました。私は多くないなと思っていましたが、特に不満もありませんでした。もともと2人とも淡白でしたが、2人目の妊娠を望んだときはなかなか赤ちゃんができず、頻度を増やすしかない状態に。完全に排卵日周辺を狙った作業で、前戯もほとんどなく痛かったです。妊娠がわかったときには、「もう毎月頑張らなくても済む」といううれしい気持ちにすらなりました。 不満はないが不安はある私自身は性行為がないことに納得しています。しかしながら、たまにネットや雑誌で夫婦の夜の営みの大切さを謳う記事をみると、少し焦ります。性行為をしないことは夫婦として健全ではないのか、夫は私を女として見られないのではないかと不安になってしまうのです。しかし、性行為をしないからといって私たち夫婦は仲も良く、夫はとても誠実な人なので、他の人と……ということも絶対にありえません。お互い不満はなさそうなのでこれはこれでありなのかなとも思っています。 今後もきっと性生活はないけれど完全に性行為がないことについて、夫にどう思っているのか聞いたことはありません。それで「しようか」ということになるのも微妙だし、「もう一生する気はありません」と宣言されても傷つくからです。夫の性格からして、この先夫から何かを言ってくることもないでしょう。 このまま一生女として求められることがないかと思うと少し寂しい気もしますが、求められたとしても戸惑うと思います。 現在、私は下の子と、夫は上の子と寝ているので、寝室を共にすらしていません。私たち夫婦は今後もずっと性生活はないと思いますが、ずっと仲良しではいたいです。手を繋いだり肩を揉み合ったり、ちょっとしたスキンシップはできるだけとっていきたいなと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 作画/まきこんぶ著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年05月03日皆さんは、出産したときのことを覚えていますか?今回は、産後のイラッとエピソードを漫画で紹介します。無事に出産が終わった義母が登場もう2人目の話!?夫も激怒!産後で疲れている中、デリカシーのない発言をする義母。孫の数に勝ち負けも何もありません。自分の事情だけでなく、相手の事情を気遣って発言することは大切ですよね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年05月02日結婚後、妊活に対して温度差があった美咲と拓也ですが、紆余曲折を経て、「1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。いざ妊活を始めると、なかなか妊娠することができず息詰まってしまうこともあった2人。しかし、妊活を始めて1年が経過したある日、昔飼っていた愛犬の夢を見たことで、2人に転機が訪れます。愛犬の夢を見た翌朝、美咲は体のだるさを感じたため、妊娠検査薬を使用することに。すると、陽性反応が出たのです! その後、病院で検査を受けると、医師から「妊娠しています」と診断を受け、ホッとする美咲。ところが2回目の健診で、「赤ちゃんの心拍が確認できない」と言われてしまいます。その事実にショックを受ける美咲ですが、拓也に励まされ、なんとか前を向こうと気持ちを切り替えて頑張っていました。 そんなある日、再び愛犬・コロが美咲の夢の中に登場。しかし、なぜか美咲とは反対側に走って行ってしまったコロ。 その直後、ひどい激痛で目を覚ました美咲。何とか痛みに堪えながら、必死でトイレに向かうのですが、突然にゅるっという感覚に襲われて……。 絶対違うと信じたかった。しかし、妻の願いも虚しく… 美咲が無事でいてほしいと必死に願っていたおなかの赤ちゃん。 しかし、悲しいことにお空に旅立ってしまったのでした。 「残念ですが……」 病院を受診し、処置を受け終わると、お礼を言ってその場をあとにする2人。 美咲は悲しさのあまりに現実を受け入れることができず、その場にしゃがみ込んでしまうのでした。 ◇◇◇ やっとの思いで妊娠できたと思ったのに、この現実はとてもつらく悲しく、すぐに受け入れられるようなものではないですよね……。時間はかかるとは思いますが、2人のペースでゆっくりと傷を癒してほしいです。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年05月01日結婚後、妊活に対して温度差があった美咲と拓也ですが、紆余曲折を経て、「1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。いざ妊活を始めると、なかなか妊娠することができず息詰まってしまうこともあった2人。しかし、妊活を始めて1年が経過したある日、昔飼っていた愛犬の夢を見たことで、2人に転機が訪れます。愛犬の夢を見た翌朝、美咲は体のだるさを感じたため、妊娠検査薬を使用することに。すると、陽性反応が出たのです!その後、病院で検査を受けると、医師から「妊娠しています」と診断を受け、ホッとする美咲。ところが2回目の健診で、「赤ちゃんの心拍が確認できない」と言われてしまいます。 その事実にショックを受ける美咲ですが、拓也に励まされ、なんとか前を向こうと気持ちを切り替えて頑張っていました。 そんなある日、再び愛犬・コロが美咲の夢の中に登場します。しかし、なぜか美咲がいるほうではなく、反対側に走って行ってしまったコロ。その直後、美咲はひどい腹痛に襲われてしまって……。 ズキッ!!! 当然、激しい痛みが襲ってきて… ズキッという体の痛みで目を覚ました美咲。 (おなか痛い……!!) 突然の体の痛みに耐えながらも、大丈夫と自分自身に言い聞かせ、必死でトイレに向かう美咲。 (きっとおなかがちょっと冷えちゃっただけ……) (絶対違う……! この子はきっと……) しかし次の瞬間、にゅるっという感覚が……。 その直後、一瞬固まった美咲。 恐る恐る下のほうを確認するのでした。 ◇◇◇ 一瞬最悪のケースが頭をよぎりながらも(この子はきっと……)と、最後まで自分に言い聞かせ、望みを捨てなかった美咲。痛みに必死で耐える美咲の表情からも、このときの痛みがかなり激しいものだったということが伝わってきますね……。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年04月29日3年前に結婚した美咲と拓也。美咲はずっと子どもがほしいと思っていたものの、2人の間には子どもができずにいました。もともと妊活に対して温度差があった2人ですが、紆余曲折を経て、「まずは1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。いざ妊活を始めると、なかなか妊娠することができず息詰まってしまうこともあった2人。しかし、妊活を始めて1年が経過したある日、2人に転機が訪れたのです。昔飼っていた愛犬の夢を見た美咲は、次の日の朝、体のだるさを感じたため、妊娠検査薬を使用してみることに。すると、陽性反応が出たのです! その後、病院で検査を受けると、「妊娠しています」と告げられホッとする美咲。 ところが、2人のマタニティライフがこれから始まったと思った矢先、2回目の健診で「赤ちゃんの心拍が確認できない」と言われてしまいます。 その事実にショックを受ける美咲ですが、拓也に励まされ、なんとか前を向こうと気持ちを切り替えて頑張っていたのですが……。 再び夢に現れた愛犬。目覚めると、体に変化が現れて… おなかの赤ちゃんを信じることにした美咲は、仕事を頑張ることに。 そんなある日の夜、昔飼っていた愛犬・コロが再び夢に出てきました。 「コロ……!どうしたの……?」 すると、コロは美咲の顔をペロッと舐めると、別の方向に走り出して行ったのです。 「おーい。そっちじゃないよー」 夢の中でそう言った次の瞬間、ズキッと激しい痛みが美咲の体中を駆け巡ったのでした。 ◇◇◇ 愛犬・コロの夢を見るのは2度目の美咲。1番初めにコロの夢を見た後は、妊娠が判明しましたが、今回は激しい痛みに襲われてしまっています。コロが反対方向へ走って行ってしまっていることから、なんだかよくないサインのようにも感じられますが……。どうか、おなかの赤ちゃんも美咲も無事でいてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年04月27日3年前に結婚した美咲と拓也。美咲はずっと子どもが欲しいと思っていたものの、2人の間には子どもができずにいました。もともと妊活に対して温度差があった2人ですが、紆余曲折を経て、「まずは1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。いざ妊活を始めると、なかなか妊娠することができず息詰まってしまうこともあった2人。しかし、妊活を始めて1年が経過したある日、2人に転機が訪れたのです。昔飼っていた愛犬の夢を見た美咲は、次の日の朝、体のだるさを感じたため、妊娠検査薬を使用してみることに。すると、陽性反応が出たのです! すぐに拓也に報告し、一緒に喜びを分かち合った2人。その後、病院で検査を受けると、医師から「妊娠しています」と診断を受け、ホッとする美咲。 ところが、2回目の健診で「赤ちゃんの心拍が確認できない」と言われてしまって……。 予想外の言葉にショックを受けた妻は… 病院から帰宅した美咲は布団に潜り込み、スマホで赤ちゃんの心拍確認について必死に検索していました。 「美咲、きっと大丈夫だよ。この子を信じ続けよう……」 落ち込む美咲をなんとか励ましたくて、精一杯前向きな言葉をかける拓也。 「うん……」 頷く美咲を拓也はやさしく抱きしめたのでした。 ◇◇◇ 不安にかられている美咲の心情が、表情からもひしひしと伝わってきてつらいです……。ようやく赤ちゃんを授かれたと思っていたのに、この展開はかなりしんどいですよね。ただ、側で前向きな言葉をかけてくれる拓也がいてくれたことが、このときの美咲にとってはせめてもの救いだったのではないでしょうか。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年04月25日子どもが欲しいと思ったタイミングで、何の問題もなく長男を授かることができた私たち夫婦。そんなこともあり、不妊は自分たちには関係ないものだと思っていました。長男を産んだのが30歳を超えていたので、2人目は早めにと、年子も視野に入れ妊活に励むものの、なかなか授からず……。現実は理想通りにはいかない正直なところ、長男の育休中に2人目を妊娠し、仕事復帰することなく続けて2人目の産休・育休を取りたいと私は考えていました。 そのほうが2回に分けて育休を取るよりも、仕事の引き継ぎが1回で済むので自分もラクで、周りにも迷惑がかからないと考えたからです。しかし、現実はそううまくいきませんでした。1年半の育休中に2人目を授かることはなかったのです。 育児と仕事をしながらの妊活長男を保育園に預けて仕事に復帰することになり、育児と仕事の両立生活が始まりました。時短勤務で基本的には定時に上がることができていたのですが、残業になることも。 夫は泊まり勤務もあったため、ワンオペで対応しなければならない日が2、3日に1回ありました。平日は育児と仕事でドタバタで、妊活したい日に夫は仕事で不在。そして、私は昔から生理不順……。タイミングを合わせるのがとても難しいと、私も夫も感じていました。 排卵検査薬の存在を知る私はネットで不妊について調べるうちに、排卵日予測検査薬の存在を知ることに。生理不順の私に必要なのは「これだ!」と、ドラッグストアに行っては排卵日予測検査薬を買い続けていました。 排卵日予測検査薬に一体いくら使ったかわかりません。検査薬を試しては一喜一憂する日々が10カ月ほど続きましたが、幸運にも2人目を妊娠することができました。 今となっては、なぜもっと早く婦人科に行って相談しなかったのだろうと疑問に思います。排卵日予測検査薬や妊娠検査薬に一喜一憂する日々は精神的にも疲れましたが、私たちの妊活に役立ちましたし、今では懐かしい思い出です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:鬼頭いちか
2023年04月25日地方遠征にも参戦するほど某男性アイドルの熱烈な追っかけをしているみりこさん。そんな彼女は交際相手に求める理想が高く、積極的に婚活パーティーに足を運ぶのですが、なかなかピンとくる男性に出会えません。果たして、みりこさんの婚活はうまくいくのでしょうか? 婚活は…まだまだ続く?某男性アイドルの推し活を楽しみながら婚活に励んでいるみりこさん。なかなか良い出会いに恵まれませんでしたが、マッチングしたうちの1人の男性といい感じに!メガネを外したらビックリするほどのイケメンだった彼は顔がいいだけでなく、やさしくて一緒にいて居心地の良い相手。3回目のデートで「彼女になってくれませんか?」と彼から思いがけず告白され、2人は正式に付き合うことになったのでした。 それから2人の交際は順調に進んでいく……はずが!? 3回目のデートで正式に付き合うことになった2人。帰り道に駅の改札口で別れが惜しいみりこさんが彼にガバッと抱きつくと、彼はぎゅっと抱きしめ返して「これから2人で楽しいこといっぱいしようね」と、心ときめくうれしい言葉をくれました。 それから月日は経ち、2021年の2月ごろ。自宅で彼とまったり過ごしていたみりこさんは、ふと、あることを思い出します。 「そういえば、前に友人と台湾旅行に行ったとき、占い師にあなたは結婚できるって言われたんだよぉ」 笑顔のみりこさん。この時点ではまだ彼からプロポーズされる気配がなく、あの手この手で彼に圧力をかけていたそうです。時には「専用の紙に名前を書いて印鑑を押せば、一生分のみりちゃんがもらえるんだよぉ」と言ってみたり、時には、電車内の結婚相談カウンターの吊り広告や書店に並んだ結婚情報誌の存在を彼にアピールしたり。 そんな努力(?)が実り、ついに……2021年の10月ごろ、2人は見事にゴールイン!! 現在のみりこさんは、夫でもあり1番の推しでもある彼とのほのぼのした日常を、Instagramで紹介しています。思わずクスッと笑ってしまうマンガがたくさんあり、みりこさんの「推し」への強い愛もよーくわかるので、よければぜひチェックしてみてくださいね。 みりこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みりこ
2023年04月24日3年前に結婚した美咲と拓也。美咲はずっと子どもが欲しいと思っていたものの、2人の間には子どもができずにいました。もともと妊活に対して温度差があった2人ですが、紆余曲折を経て、「まずは1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。いざ妊活を始めると、なかなか妊娠することができず息詰まってしまうこともあった2人。しかし、妊活を始めて1年が経過したある日、2人に転機が訪れたのです。昔飼っていた愛犬の夢を見た美咲は、次の日の朝、体のだるさを感じたため、妊娠検査薬を使用してみることに。すると、陽性反応が出たのです! すぐに拓也に報告し、一緒に喜びを分かち合った2人。 その後、病院で検査を受けると、医師から「妊娠しています」と診断を受け、ホッとする美咲。 拓也もマタニティ本を買って予習するなど、いよいよ2人のマタニティライフが始まったのですが……? 1年後は…? 家族を持つことのイメージがどんどん膨らんでいき… 電車で妊婦さんや泣いている赤ちゃんを見ると、思わず反応してしまう拓也。 家族3人で暮らす想像をイメージすると、(1年後はどんな生活をしてるんだろう……)と期待に満ちた表情で空を見上げるのでした。 一方で、この日は病院を受診していた美咲。 しかし、ここで予想外の出来事が……。 検査を受けると、「いま7週目なんだけど、まだ心拍確認できないね…」そう告げられてしまったのでした。 ◇◇◇ まさか「心拍確認ができない」と言われてしまった美咲。苦しみを乗り越え、やっと妊娠ができて喜んでいたのに、かなりショックだったのではないでしょうか。今回のことからも、妊娠はスタートにすぎず、ゴールではないということを改めて考えさせられますね……。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年04月23日Instagramにて自身の体験談マンガを発信されているこいあともまやさん。34歳のときに夫となる「すんさん」と出会い、35歳で結婚。年齢のことも考え、結婚を決めてからは妊活に励むことに。しかし、妊活は予想以上に過酷で……。現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。 妊娠中も、出産後も何があるかわからない二度の流産のあと、「このまま夫と2人で過ごすのもいいかもしれない」と心境に変化が生まれ始めていたこいあさんですが、子どもへの気持ちをあきらめきれず、「最後の挑戦」として、夫・すんさんと共に再び妊活を始めることに。そして妊活を再開して3カ月が経ったころ、妊娠検査薬で陽性反応が出ました。 しかし、受診日の前日になんと出血が……。そのときはひとまず安静に過ごすことにし、最初の出血から1週間が経ったころ、こいあさんとすんさんは病院へ行くことにしました。エコー検査の結果、赤ちゃんはこいあさんのおなかの中にいてくれており、こいあさんは安静に過ごしながら妊娠生活を送ることに。妊娠中もトラブルが続いていたこいあさんですが、その後妊娠9カ月目を迎えることができました。 その1つは死産の可能性に対する不安でした。不育症の検査では「異常はなし」だったものの、これまでの経験から、悲しい結末の可能性を捨てきれずにいたのです。 妊娠中も不安でいっぱいだったというこいあさんは、その後無事に出産。出産後には、なるべく早いタイミングでの子宮頸がん「中等度異形成」の手術をすすめられ、体調が回復次第、円錐切除術を受けたそうです。 この長く苦しい妊活、妊娠期間はこいあさんの人生において、大きな傷跡ともなった経験でしたが「自分と向き合う大事な期間だったとも思う」と振り返っています。子どもを授かることの難しさ、流産のつらさ、子宮頸がんの怖さと、さまざまなことを感じ得た経験は、こいあさんの中で息子さんと過ごす大きな糧となっているのだと感じます。 そして、最後にこいあさんは「今妊活を頑張っている方、不妊治療中の方、流産や死産の悲しみの中にいる方、子どもをあきらめようと考えている方、どんな結末になろうとも、自分の納得のいく結末を、周りが何と言おうと、自分の中での正解にたどり着けることを切に願っています」と、自分の思いをつづられています。自分が後悔をすることのないように――。そんなこいあさんのエールが伝わってきますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター こいあ
2023年04月23日1人目が1歳半のころから緩めに極短時間で仕事復帰をした私。保活では家から近い大規模な保育園ばかりを希望したところ玉砕。保育園に入園することができなかったため、やむを得ず大規模保育園の一時預かりを利用していました。2人目では、1人目のときには敬遠していたビルの1室にある小規模保育所に入所。2つの保育園生活を経験し、今は1人目の保育園選びを後悔しています……。大規模園ばかり希望した1人目保活1人目の保活をしていた当時は、「保育園はある程度規模の大きな園のほうが安心」という固定観念がありました。近所に2歳児クラスまでの小規模保育所が2、3カ所ありましたが、いずれもビルの1室にあり園庭もなく、子どもを預ける環境としていかがなものかなあという不安があり、そのときはまったく視野にありませんでした。 しかし、勤務時間が短く、フリーランスという働き方の私が、人気のある大規模保育園に入り込めるほど保活は甘くなかったのです。仕方なく、希望していた大規模保育園の一時預かりを利用することにしたのですが……。 一時預かりのスケジューリングに四苦八苦私が利用していた保育園の一時預かりは結構な人気ぶりで、希望した日にすんなりと予約を入れられるわけではありませんでした。フリーランスで基本的には家で仕事をしていましたが、月に数日は会社へ行かなければならない日があった私。その数日の一時保育を確保するのもひと苦労という月もあったのです。 さらに、四苦八苦しながら手に入れた一時保育の時間で精一杯仕事をしても、一時預かりの料金はとても割高。1カ月の給料と預かり保育代がトントンになってしまうときもよくありました。仕事を入れすぎれば時間が足りず、仕事と子育ての両立にアップアップになってしまう、とてもストレスフルな日々だったのです。 2人目では視野を広げ、小規模園を希望その後2人目妊娠を機に再び休職し、下の子が1歳を過ぎたころからまた仕事復帰を考え始めました。まだ下の子が小さかったので、なるべく子育て優先の生活ができるように仕事量は抑えめにするつもりでした。そして、1人目のときの失敗を踏まえ、余裕をもって仕事と育児をこなすためには、やはり毎日通える保育園に入所するのが必須だと考えました。 私の勤務時間と勤務形態ではきっとまた大規模保育園入所は厳しい……と感じていたところに、ふっと近所の小規模保育所が頭に浮かびました。さっそく見学に行くと、ビルの一室ではあるものの園内の雰囲気はとても明るく、先生方もアットホームな雰囲気。ここなら良いかも! と感じて第1希望で申し込みをしました。 手厚くきめ細かい保育に大満足希望が通り実際に入所してみると、小規模ならではの手厚くきめ細かい保育を受けることができました。基本的に0・1・2歳児クラスが同じフロアで保育されているので、他の学年の子とも交流することができます。担任の先生以外にも勤務しているすべての保育士さんがわが子のことをよく把握してくださっていて、毎日温かく声をかけてくれます。 1人目の一時預かりのときには、週に2、3回利用していてもどこか通常保育の子と一線を引かれているように感じていました。そのため園に子どもの居場所があるという感覚はありませんでした。しかし、2人目の小規模園は子どもの居場所がここにあり、保育士さんたちにも一緒に子育てを共有してもらえているという感覚があります。そして何より、毎日安心して子どもを預けられる場所ができたことで、仕事をする自分の心に余裕が持てるようになりました。 今思えば、1人目のときには保育園選びに慎重になりすぎて選択肢を狭めてしまい、結果自分の首も締めてしまっていました。2人目で視野を広げ、小規模事業保育所に入所できたことで、子育てにも仕事にも良い状態で日々を送ることができるように。3歳児クラスからは転園しなければならないのが残念なほど、今の園に出会えて本当によかったと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。
2023年04月22日3年前に結婚した美咲と拓也。美咲はずっと子どもがほしいと思っていたものの、2人の間には子どもができずにいました。もともと妊活に対して温度差があった2人ですが、紆余曲折を経て、「まずは1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。しかし、実際はなかなか妊娠することができず、妊娠することは決して簡単ではないという現実に直面したのです。最初は笑い合いながら励まし合っていた2人ですが、妊活を始めて1年が経過するころには、何とも言えない空気感が漂い始めるようになっていったのでした。そんな2人にも、ついに転機が訪れることに……! 昔飼っていた愛犬の夢を見た美咲は、次の日の朝、体のだるさを感じていました。そこで妊娠検査薬を使用してみると、陽性反応が出たのです。 すぐに拓也に報告すると、一緒に喜びを分かち合った2人。 その後、美咲は検査を受けに病院を受診。すると、「確かに妊娠しています」と言われ、ホッとしたのでした。 ずらっと並べられたマタニティ本に妻は思わず…? 「すごい……。マタニティ本がたくさん……」 「俺、妊娠した後のことって全然調べてなかったからさ、美咲はこれからつわりも始まるし、俺ができることは何か知っておこうと思って」 「拓也がこんなにできる男だったなんて……!惚れ直し……」 そう言いかけると、急な吐き気に襲われて、トイレへ猛ダッシュした美咲。 その様子を見ていた拓也は、(これは……想像以上に大変そうだ……)と心の中で思ったのでした。 ◇◇◇ 妊娠・出産の知識を身につけるため、数冊のマタニティ本を購入していた拓也。このように自ら行動して、ちゃんと理解を深めようとしてくれる姿勢はうれしいですよね。ぜひこれらの本を読み、妊娠中の女性の心と体の変化などを知ってもらって、できる限りのサポートをしてあげてほしいです。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年04月21日1人目が生後10カ月を過ぎたころ、2人目を考え始めた37歳の私。夫の意見や周りのアドバイスを聞くたびに、2人目妊娠のタイミングがわからなくなりとても悩みました。しかし、助産師の姉の言葉で不安や迷いが消えました。そんな私の体験談を紹介します。2人目に対する夫婦の考えもともと生理不順で産婦人科に通院していた私は、1人目は予想外の自然妊娠で喜んでいました。しかし産後10カ月を過ぎるころ、私が37歳であることや、産後に再開した生理が今まで以上に不順だったこともあり、2人目も自然妊娠できるか心配になってきたのです。 夫は「1人目が自然にできたんだから2人目も大丈夫だよ!」と楽観的。私たち夫婦は2人目も強く希望していたのですが、「年の差は関係なくきょうだいをつくってあげたい」という私と、「3歳は年を離さないと子育てが大変」という夫と意見は異なっていました。 他人の言葉に揺れる私2人目をどのタイミングで考えればいいか悩んだ私は、友人や姉妹に相談してみました。上の子と5歳差で2人目を妊娠した妹は、「意外にも2人目不妊は多い。特に年が離れると。私も不妊で通院した」と話していて、私は「やっぱり早めに2人目考えなきゃ」と焦り始めました。 また、2歳差の2人の子どもを持つ友人に相談してみると、「2歳差は育てるのが本当に大変! 私があなたの年齢なら3歳は間隔をあけるわ」と。アドバイスを聞くたび、どうしたらいいのかわからなくなりました。 助産師の姉の言葉悩み始めた私は、一旦2人目を考えることをやめることに。ある日、助産師の姉と何気ない会話の中で「赤ちゃんは授かりものだから。来てくれたときがタイミングよ」と話してくれ、私は目が覚めた思いがしました。 「私はいろいろ自分たちの都合を考えていたけれど、そのこと自体間違っていたのかも」と思うようになったのです。それから2人目計画を立てることをやめ、避妊もせず、すべて自然に任せることにしました。 2人目妊娠判明! 夫は…2人目妊娠を意識することをやめた矢先、まさかの自然妊娠が判明! 避妊はしていないものの、生理不順でいつ排卵しているかわからなかった私自身、こんなに早く妊娠するとは驚きでした。 3歳差を希望していた夫は、「えー! 早すぎ」と報告したときは若干焦ったようですが、「2歳差でも3歳差でもそんなに変わらないよね」と今では家族が増えることを楽しみにしています。 私は2人目妊娠のタイミングについて、私自身の状況や上の子との年の差を考えてたくさん悩みました。しかし私の場合、「赤ちゃんを授かったときが私たちのタイミング」と考えることで2人目妊娠に対する不安や悩みが軽減され、結果的に今赤ちゃんを授かれたことを夫婦2人でとても喜んでいます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2023年04月21日