ビューティーアドバイザー・奥田千鶴氏初書籍12月1日、お金をかけず美しくなる方法が解説されている新刊『29歳に見える55歳のプチプラコスメ』が発売された。著者はビューティースタイリストで、ビューティーアドバイザー、「Salon La Sente」を主宰している奥田千鶴氏。これが同氏にとって初の書籍となる。A5判、128ページ、1,400円(税別)の価格にてマキノ出版より発売中である。少しの工夫と手間をかけるだけ 何歳からでも若く奥田千鶴氏は1965年生まれ。現在、55歳であるが、見た目年齢の若さから話題となり『ヒルナンデス! 』『アッコにおまかせ! 』などのテレビ番組出演でも注目を浴びている。しかし、20代までの奥田氏は外見に自信がなく、コンプレックスを抱えていたという。ただ、それでも美容のために長年続けてきたことがあり、奥田氏によれば、100円均一の店やドラッグストアで手に入るアイテムでも、デパートコスメに引けを取らないものがあるという。一方でアイクリームやクレンジングなど、かけるべき部分にはお金をかけるべきだともしている。新刊では著者がこれまでコツコツと続けてきた美容の秘訣を紹介。スキンケア、リフトアップテープ、ヘアスタイルなど、高級エステや美容整形に頼らない、少しの工夫と手間をかけるだけでできるという、若く美しくなる方法がまとめられている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※29歳に見える55歳のプチプラコスメ - マキノ出版 くらしと健康に役立つ実用情報を提供する出版社
2020年12月08日秋篠宮家の長女・眞子さまは10月23日、29歳の誕生日を迎えられた。宮内庁は、誕生日に際して眞子さまのお写真を公開。そのなかには眞子さまお一人のお写真に加えて、妹の佳子さまとの2ショット写真も含まれていた。眞子さまと佳子さまがお顔を寄せ合い、インスタントカメラ(チェキ)で“自撮り”をされている仲の良さが感じられる一枚だ。昨年12月には映画『アナと雪の女王2』のチャリティー上映会に姉妹でご臨席されるなど、ご公務をともにされることも多い。眞子さまと佳子さまはご年齢も近く、これまでのお言葉からも互いに信頼しあっている様子が伺える。眞子さまは’14年、大学ご卒業に際しての文書回答で、次のように綴られている。《妹とは友人のような間柄で、家族の中では一番会話をすることが多いのではないかと思います。真面目な話もいたしますが、お互い面白いことが好きですので、話していて笑いが止まらなくなることもあります》また佳子さまも同年、成年を迎えるにあたっての記者会見で《姉は、何でも話すことのできる頼りになる存在です。姉と過ごす時間は非常に楽しいので、よく姉の部屋で過ごしております》と述べられた。ひとつ歳を重ねられた眞子さまだが、小室圭さんとの結婚は延期されたまま2年半が経つ。小室家の金銭トラブル発覚以後、秋篠宮さまと紀子さまは、小室さんとの結婚を強く反対されてきた。そんななか、佳子さまは’19年3月、大学ご卒業に際しての文書回答のなかで《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》綴られていた。佳子さまは眞子さまの結婚を強く応援されてきたのだ。「今回公開されたお写真からも、たいへん仲睦まじいお二人の関係や、姉妹愛が感じられました。できればお写真を撮られているお姿だけではなく、お二人が撮影された“チェキ”が公開されることも期待したいですね」(皇室担当記者)
2020年10月23日ニューヨークのフォーダム大学に留学中の小室圭さんは、10月5日に29歳の誕生日を迎えた。’18年8月に渡米し、ニューヨーク州の弁護士資格の取得を目指している小室さんは、来年の夏に卒業の見込み。現在、3年にわたる留学の最終年だ。「フォーダム大学では新型コロナの感染拡大防止のため一時期キャンパスが封鎖されましたが、現在は対面での授業も再開されています。小室さんの留学スケジュールにも変更はないでしょう」(皇室担当記者)コロナ禍という予想外の事態に見舞われたものの、小室さんの留学生活は順調そのものだ。1年目には、成績優秀者(学部150人中15位から37位のグループ)に入り、大学のホームページに小室さんの名前が掲載された。さらに、学生でありながら投稿した論文が専門誌に掲載される快挙も。ニューヨーク州弁護士会のビジネス法部門が刊行する『NY Business Law Journal』(’19年夏号)に掲載された小室さんの論文は、クラウドファンディングに関する法律について分析したもの。全編英語で9ページ(注釈含む)ものボリュームだった。そして今年4月には、小室さんによる54分間の「英語インタビュー」が配信。フォーダム大学のロースクールのホームページで配信されたこのポッドキャスト番組で、小室さんは金融の専門家に英語で取材。専門用語を駆使しながら、英語で何度も質問を投げかける様子が話題を呼んだ。一方で、眞子さまとの結婚はいまだに延期されたまま。秋篠宮ご夫妻は眞子さまと小室さんの結婚に反対と見られているが、紀子さまは9月11日の誕生日に際して《対話を重ねながら、親として娘の気持ちを受け止め、一緒に考えていくことが大切》とコメントされている。「昨年までは、親子の間で結婚を話題にすることができない”対話拒否”状態でした。しかし紀子さまの発言からは、今年に入って眞子さまとの”雪解け”が進んだことがうかがえます。眞子さまは、小室さんの学業での成果について説明するなど、紀子さまにご自身のお気持ちを訴えていらっしゃることでしょう」(前出・皇室担当記者)紀子さまは《共感したり意見が違ったりすることもありますが》としつつも《長女の気持ちをできる限り尊重したい》と述べられた。紀子さまと眞子さまの対話が進み、小室さんにとっても一筋の光明が差したといえるだろう。ともに’91年10月生まれの眞子さまと小室さんは、来年には30歳を迎える。それまでに結婚を成就させることができるのかーー。
2020年10月05日歌手で女優の板野友美(いたの・ともみ)さんが、2020年7月8日にインスタグラムを更新。29歳を迎えた報告とともに、20歳の頃の写真を公開しています。板野友美、9年前の自分に「衝撃!」同月3日に29回目の誕生日を迎えた板野友美さん。両親や祖母、妹、そして同じ誕生日の友人でダンサーの武田舞香さんとともに、バースデーディナーを楽しんだことを報告しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 板野友美 (@tomo.i_0703) on Jul 8, 2020 at 4:36am PDT7枚目の写真では、20歳になった時に撮影した武田舞香さんとのツーショットを公開。板野友美さんは過去の自分の姿に「衝撃!」とコメントし、「大人になりましたね」とつづっています。するとファンも「昔のともちんはかわいい系だね」「ギャル感が強い」と、驚いた様子。同時にたくさんの祝福のコメントも寄せられています。・おめでとう!成人したての頃は幼いね。・ハタチのともちん、かわいすぎる!懐かしい…。・お誕生日おめでとうございます。ギャル感強めな時代も好きでしたよ!9年が経って、グッと大人の女性に成長した板野友美さん。これからの活躍にも期待です!板野友美の妹のかわいさに注目集まる14歳の時の写真や、制服姿にも「か、かわいい」の声[文・構成/grape編集部]
2020年07月09日長男が2歳だった頃、オムツをしているのに朝起きるとおねしょをしている問題が勃発。原因は寝落ちする直前に体をかきながらおちんちんもポリポリし、その流れでおちんちんだけオムツから出てしまっていたというものでした。当時オムツ取れていないのにおねしょしてしまうことも困っていましたが、おちんちんに関してはもう1つ頭を抱えていて…■気づくとおちんちんを触っている…!!この頃長男はおちんちんをよく触っていました。触ったり引っ張ったり、ママにはついてないねって疑問に思ったり。自分の体に興味深々。これも成長過程の1つだと、初めは見守っていたのですが…無意識に触っていることが徐々に増えてきたあたりでおねしょ問題が勃発。体の痒さ以外にもこのおちんちんを触るクセがおねしょに繋がっている気がしました。■そんなある日、保育園の懇談会があり…。こういう時って反射的に目線を逸らしてしまう日本人の国民性…笑そしてなぜかさされてしまう自分の引きの強さが憎い。悩み…もはやおちんちん問題しかない…この時2歳クラスだったので多分旬な子育ての悩みといえば「トイレトレーニングどのくらい進んでますか?」とか「イヤイヤの終わりが見えなくて…いつまで続くものですか?」とか多分この辺がメジャーだし男の子・女の子共通して共感できる内容だとはわかっているものの私の中で今1番の子育ての悩みはそう、おちんちん!!触る!!問題!!!不意打ちの質問トップバッターでもうそれ以外の質問は出てこず…■唯一いたパパからもらった同性ならではのアドバイス私の質問に一瞬騒つく教室。男の子ママからは「お風呂上がりなかなかオムツ履いてくれなくてそのまま部屋でおしっこしちゃうことは何度かあるけど…」という声はあがったもののやはり全く共感を得られなかった我が家のおちんちん問題。担任の先生も「園のお昼寝ではそういったことはないんですけどね…なんででしょう…」と困った様子。まずい…まずいぞ…完全に出だしからおかしな空気にしてしまった。保育士のベテラン先生ですら謎の長男の行動。先生も振った手前この空気のまま次の人回せないし!これはもう「成長とともにやめますかねっ。大人になって人前で触ってる人いませんもんね!(変態以外)」ってマイルドに自己解決させて終わらせるしかないと思っていると、この会唯一参加していたパパが目に止まり…でもそんなパパが目に止まったのは私だけではなかったようようで、先生がすかさず「同性としてどうですか?」と投げかけた。同じ子を持つ親同士でわからないのであれば、同性に聞くしかない。なんかスミマセンという気持ちになりながらもちょっと期待してしまう私。「長男くんの気持ち、ちょっとわかります。自分も子どもの頃触って怒られていたので」そう身の上話を絡めつつ長男に寄り添ってくれました。「触ってると安心する」というのは確かにうちの旦那も言っていて。不安になると触っていたと。この時次男を妊娠中で悪阻が酷かったのでそのことで長男の精神面も少し不安定になっていたのかもしれません。そして大人が騒ぐと面白がって余計に触る、見せるというのは男の子ママたちも大きく頷いていました。解決策はないけれど話を聞いてもらってなんとなく気持ちが楽になった私。様子を見つつ、成長を見守ろうと思ったのでした。次回は最終回!おちんちん問題解消はあることがきっかけでした!
2020年04月30日お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二と太田光が、29日深夜に放送されたTBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜25:00~27:00)で、木村拓哉主演のTBS日曜劇場『グランメゾン東京』(毎週日曜21:00~)を絶賛した。このドラマは、木村が演じる型破りなフランス料理のシェフ・尾花夏樹が、世界最高の三ツ星レストランを目指して再起するというストーリー。田中が「木村くんのドラマ面白い! これは久々にちょっと。かなり面白いね、ドラマとして。すごかったね」と切り出し、「やっぱり木村拓哉ってなんて絵になるんだろうなって改めて思うよね。もう50歳近いわけでしょ?」と木村を絶賛。「ご飯作っているところじゃないシーンとかも、あのパリとかも日本人が行くとちょっと浮くじゃない。あんだけ溶け込むってすごいじゃん、まず」とフランス・パリに溶け込む木村の凄さを熱弁した。太田も「そうなんだよ。フランス語でやりとりするでしょ? あれ下手すりゃ、かくし芸大会になっちゃう。そうなってない。それがすごいところですよ」と同調すると、田中は「すごいよね。改めてすげーなと思ったよ。それで、ドラマとして面白い」とさらに熱く語った。
2019年10月30日付き合っていて年の差があっても、多少であれば問題はありません。それが十歳差、それ以上となってくると、カラダの状態も変わってきます。そういった差が、エッチのときに現れてしまうことも。のちに深刻な問題に発展しかねません。今回は、“年の差カップルが抱くエッチでの心配事”というテーマで男女に話を聞いたので、ぜひ参考にしてみてください。文・塚田牧夫彼女の性欲急上昇中「彼女とは二十歳離れています。彼女は男性経験が少なく、僕がリードして教えてあげるような関係でした。それが、だんだん彼女も積極的に。今までは僕のほうから求めるばかりだったけど、彼女のほうからも迫ってくるようになりました。多くても、ひと晩で二回くらいだったのに、三回目をおねだりしてくる。こちらも頑張りはするけど……。女性は三十代から性欲が増してくると聞くので、これからが心配。こっちは衰えていくばかりだから……」アキオ(仮名)/45歳足腰の衰えにより「彼は私よりもひと回り年上。同棲をしています。ある朝、彼が、“カラダが痛い”と腰のあたりを押さえていたんです。そのときは、寝相でも悪かったんだろうと思いました。ところが、そんなことが何回かあり、振り返ってみたんです。すると、エッチをした翌日に痛がっていることに気が付きました。私と彼は、体重がほとんど一緒。そういったことが、もしかしたら彼のカラダに負担をかけているのではないかと……。真剣にダイエットを考えるようになりました」チハル(仮名)/31歳ボケてきている?「彼とは十五歳ほど離れています。あるとき、エッチをしてたんですね。そこで彼が、“あっ”と声を上げたんです。どうしたのかと尋ねると、“コンドームがとれた”と言うんです。アソコについていないので、私のなかに入っているかもしれない。でも、探してみたけど見付からないんです。残っていたら嫌だと思い、よく指で探っても、ない。すると彼がまた“あっ”と言いました。“もともとつけてなかったわ”と言うんです。え、ボケてきてる……? 先が思いやられます」ジュン(仮名)/33歳トイレが近すぎて「彼女は僕よりも十歳上です。体質的に、もともとトイレが近かったんですね。エッチのとき、終わるとすぐにトイレに行っていました。“振動でしたくなる”と言っていました。それが最近、より近くなってきました。エッチの途中で、“我慢できない”と行ってしまうことがある。なので、今はエッチする前にあらかじめトイレに行ってもらっています。でも、それだとなんかムードが出ないんですよね……」トモユキ(仮名)/31歳“年の差カップルが抱くエッチでの心配事”をご紹介しました。年齢差は埋まるものではありません。カラダの良い悪いの状態の差が、歳を重ねるとともにさらに開いてしまう可能性もあります。年上の方は、年下と付き合う上で、カラダを若く保つための努力をしておくとよさそうですね。© Photographee.eu / shutterstock© fizkes / shutterstock© Kamil Macniak / shutterstock© Monkey Business Images / shutterstock
2019年03月15日連載「社会のじかん」で、いつも世の中のことを教えてくれる、ジャーナリストの堀潤さん。今回、これまで取材で出会った数多くの人から、特に、若くして今の社会の問題に気づいた人物に再取材。“愛を仕事にする”ことについて迫ります!誰かの犠牲で成り立つファッションはいらない。鎌田安里紗さん、26歳。高校進学と同時に16歳で徳島県から単身上京。高校に通いながら渋谷109のショップで働き、ファッション誌のモデルとしても活躍してきました。現在の肩書はエシカル・ファッションプランナー。慶應義塾大学の博士課程に在籍し、同大学総合政策学部の非常勤講師も務めています。エシカル・ファッションとは、自然環境や生産者に配慮して作られた洋服などのこと。かつて、バングラデシュでは、安い洋服を作るために女性たちが劣悪な環境で働かされていた工場が倒壊し、多くの犠牲者を出したことがありました。アパレルメーカーが、経済的に貧しい国の人々を安い賃金で使い倒していたことが、大きな問題となったのです。鎌田さんがこの問題に関心を持ち、学び始めたのは17歳のころ。洋服のデザインに関わるようになったのが、きっかけでした。「企画の仕事を自分でするようになって、お洋服のデザインをする部署に交ぜてもらって服を作るんですが、イメージを決め、パターンに合わせて生地のサンプルを選んで発注すると、ポーンと服になって返ってくるんです。まさに魔法みたいなんですけど、その背景は全くわからない。でも調べてみると実態が少しずつわかってきました。搾取されているとか、貧困に陥るとか、そういった問題が“字ヅラ”ではなくて、本当に起きていることなんだって実感がわきました」当時の心境は正義感よりも好奇心だったそう。もっと知りたい、自分の目で確かめたいと情報を辿っていき、『ピープルツリー』というファッションブランドに出合います。’90年代から環境保護や途上国の支援を掲げ、世界的に注目を集めていた草分け的な存在です。この出合いがきっかけで鎌田さんは生産現場を訪ねることもできました。正当な賃金が支給され、一日三食がきちんと食べられる環境。子どもに教育を受けさせる仕組みをブランドが一緒になって整備していく姿勢。見てみたかった現実がそこにありました。「最初は、仕事を提供する・されるという構図があるのだと思っていましたが、実際に行くとそれは全然違いました。彼らがもともと持っている手織りの技術や刺繍の技術をどうデザインするかなど、日本で売れるものを一緒に考えながら洋服が生まれるプロセスはまさに、共同作業。パートナーという関係でした」その後、鎌田さんは、自分が企画するブランドにエシカル・ファッションを取り入れたいと社内で相談しますが、ファストファッションとの価格競争にさらされ、実現できる状況にはありませんでした。数年後、鎌田さんは独立を決意します。共感を寄せてくれたブランドと共に服の開発をしたり、一般の人たちと現地の縫製工場などを訪ねるスタディツアーを大手旅行会社と企画するなどして、啓発に力を入れるようになります。これまでに、カンボジア、インド、スリランカ、ベトナム、ニュージーランド、岡山など各地でツアーを開催。今年1月からは「Little Life Lab」という会員制のラボを立ち上げ、コミュニティづくりもスタートさせています。そんな鎌田さんに、「変化の実感はありますか?」と尋ねてみました。「昔は友達にエシカル・ファッションの話をすると、『すごいね』みたいな言葉が多かったんです。『いいことしてるね』って。でもすごいねって、他人事ですよね。それが最近変わったんです。『実際に環境負荷を抑えるためにはどういう素材を使えばいいか』など、質問をしてくれるようになったんです。それって自分の話になってるじゃないですか。本当に取り入れたいと思ってくれているんだって思うと、とても嬉しい」鎌田さんの気づきは周りの意識を変え始めています。かまだ・ありさ1992年生まれ。慶應義塾大学大学院生。同大学総合政策学部非常勤講師。モデル。高校進学と同時に単身上京。渋谷109でアルバイトをする傍ら、雑誌『Ranzuki』のモデルとしてもデビュー。同時にエシカル・ファッションプランナーとして、フェアトレード製品の製作やスタディツアーの企画ほか、国内外問わず幅広く活動。環境省「森里川海プロジェクト」アンバサダー。会員制オンラインラボ「Little Life Lab」主宰。(2枚目写真)タイの山岳民族カレン族の村で「腰織り」を体験。商品企画を行う際や、取材で生産地を訪問。他にも、ネパールやバングラデシュを訪れた。ほり・じゅんジャーナリスト。「GARDEN」CEO。NPO法人「8bitNews」代表理事。様々な社会問題や、国、地域、そして人を精力的に取材、発信している。※『anan』2019年3月13日号より。写真(人物)、取材、文・堀 潤(by anan編集部)
2019年03月07日お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と田中裕二が、29日深夜放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜 25:00~27:00)にて、ロックバンド・サザンオールスターズの新曲を絶賛した。爆笑問題の2人は、サザンのファンであり、桑田佳祐らと親交もある。左から田中裕二、太田光放送では、サザンの3年ぶりの新曲で、映画『空飛ぶタイヤ』主題歌でもある「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」(6月15日配信スタート)がオンエアされた。曲が終わると、太田は「凄いですね。格好良すぎるでしょ、この歌」と絶賛し、「また、時代を斬ってるからね」と感想を漏らす。相方の田中も「今までのサザンの歌でもさ、ないのが凄い」とし、「40年、こんだけたくさん曲作ってきて、いっぱい聴いてきたじゃないですか。だけど、この感じはまた"新た"なんだよね。歌い方もそうだし、曲の感じが」と、今までにない曲調に驚いた様子だった。さらに、田中は「『勝手にシンドバッド』で、1978年デビューだから。そこから40年ですよ。我々はその10年後で30周年。そこだけなんかちょっと嬉しいんだよね、いつも。10年後というね」と、サザンと爆笑問題との関係性について述べていた。
2018年05月30日人生において、女子が一度はぶつかる30歳の壁。仕事か結婚か、答えの見えない問いかけに揺れ動く気持ちは誰もが経験したことがあるはず。そこで、アラサー女子なら共感せずにはいられない注目作をご紹介します。それは……。どこの国でも起きている『29歳問題』!【映画、ときどき私】 vol. 1622005年、香港に暮らすキャリアウーマンのクリスティは、あと1か月で30歳を迎えようとしていた。そんななか、勤め先の化粧品会社では高く評価されて部長に昇進。長年付き合っている恋人もいて、順風満帆に見えていた。しかし、実際は仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになり、忙しさのあまり彼氏ともすれ違うばかり。しかも追い打ちをかけるように、家主から突然の退去勧告を言い渡され、紹介された仮住まいに移ることになる。そこは、クリスティとはまったく違うタイプの女性ティンロの部屋。彼女がパリに旅行している間、住むことになったのだが、クリスティはティンロの日記を読むうちに、気持ちが大きく変わり始める……。タイトルの通り、29歳は女子にとって、さまざまな困難に見舞われやすい年ごろ。そこで、そんな女子たちのリアルな心情を映し出すことに成功したこちらの方に、悩みを乗り越える心構えや本作の成功までの道のりを聞いてきました。それは……。長編デビューをはたしたキーレン・パン監督!もともと、香港では有名な舞台女優であり舞台演出家としても活躍中のパン監督ですが、この作品は2005年に制作・脚本・主演を兼ねた自身のひとり芝居を映画化したもの。では、そもそもこの題材を選んだきっかけは何ですか?監督その当時、私自身がちょうど30歳のときでしたが、周りの女友だちは30歳を目前にしたら、まるで台風がやってくる前の「戸締りをしなきゃ!」みたいな感じで一斉に大騒ぎしだしたんです。私には全然そういう気持ちがなかったのですが、「なんでそんなに大変なの?」と見ているうちに、もしかしたらこういうテーマを描いたらおもしろいのかなと思うようになり、舞台版の脚本を書き始めたんです。だから、登場するキャラクターは、私の女友だちがモデルになっていたりします。そんなふうに周りが騒いでいるなか、監督は29歳から30歳になったときはどのような心境でしたか?監督そのとき、私は自分のために脚本を書いていて、これを演じたいと思っていたので、それより先の将来がどうなるのかについては、実はあまり考えていませんでした。周りの人たちは、それぞれ志を持って、30歳のときにはこうならなければいけないとか、いつまでに結婚しなければいけないとか、そういうのがあったみたいですけど。でも、私はわがままなので、自分のために芝居を制作するということしか頭になくて、恋愛のことでさえも考えていなかったですね(笑)。日本でもクリスティのように仕事に重きを置いている女性が増えていますが、香港の女性はどのような感じですか?監督香港も日本と近い状況だと思いますよ。それどころか、今回来日して、こんなにも似ているのかと感じたくらいなんです。どこでも、女性たちは同じようなプレッシャーを感じているんですね。海外の映画祭などでも上映されたそうですが、ほかの国でも万国共通の反響がありましたか?監督以前、アメリカの地方にある小さな町の映画祭で上映したとき、観客の多くは年齢層が高い方々ばかりだったので、「この映画を観てどう思うのかな」とすごく心配したことがありました。ところが、上映が終わると観客たちが私のところにやってきて、「この映画はまさに自分の状況を描いている」と泣きながら話す女性や、「大都会に住んでいる娘の考え方や仕事の大変さがよくわかった」という男性、さらに70代のゲイカップルにいたっては、「自分たちが若い頃に下した決断は正しかったと確信した」と言ってくれました。観客によって、作品が持つ違う側面にも気づかされたということですね?監督そうなんです。ヨーロッパやアメリカの観客の方々はこういう角度でも映画を観て感動してくれるんだとびっくりしました。だからこの映画は単にアラサーの女性が抱えている問題について語っているわけではなくて、誰もが人生で直面する問題を描いた映画なんだと改めてわかったんです。この作品は、もともと舞台劇であり、クリスティもティンロもパン監督が女優としてひとり二役をこなしたひとり芝居。なぜそのような形にしたのですか?監督理由はいくつかありますが、まず一番の理由は、最初に話したように自分のために脚本を書いてみたかったということ。ただ、脚本は書いたけど自信がなくて、プロの役者や監督にお願いしたら「この脚本は下手だな」と思われるかもしれないと怖かったんです。それだったら、自分で演出して演じればいいと思ったんですよ。あと、2つ目の理由としては、ひとりなら好き勝手に何でもできるし、意外と楽しいというのもありました。そして最後の理由は、お金がなかったんです……。舞台はけっこうお金がかかるので、政府の助成金を申請したんですけど、5か月間の舞台をするのにもらえたのは、3万3000香港ドル(約46万円)。そのうち、私の給料は4000香港ドル(約5万6000円)だけ。5か月間の給料ですよ(笑)!そんな苦労が報われるかのように舞台は大成功を収め、その後8年間にわたって何度も再演されるほど人気の舞台になったそう。では、それをいま映画にしたいと思った理由は?監督2013年まで繰り返し再演されましたが、そろそろ一度やめようと考えていました。そしたら、その翌年に本作の制作会社の社長と偶然出会ったんです。そのとき私は39歳で、人生の計画もなく、何をやればいいのかと悩んでいましたが、そこで「すべては縁である」ということと、「そろそろ新しいチャレンジをしたほうがいいんじゃない?」という神様のお告げみたいなものを感じたんです。じゃあ、そこで何ができるかと言ったら、やっぱり自分が一番よく知っている脚本をもとに映画を作ることであり、監督に挑戦することでした。とはいえ、私はすごくラッキーだったと思いますよ。初監督でプレッシャーを感じたところもあると思いますが、苦労したことは何ですか?監督体力的な消耗もすごかったですが、私は情熱があったので疲れはあまり感じていませんでした。それよりも、私は監督としては新人なので、自分よりも経験もキャリアもあるスタッフたちに、求めていることを理解してもらうほうが大変なこと。だから、私は現場のみなさんに対して、自分が監督だからとか、女性だからとか、そういうことで特別に扱う必要はまったくないと伝えました。その気持ちをわかってもらうために、具体的に行動したことはありますか?監督まず、普段はわりと着飾ったりしていますが、今回の現場に行くときはネイルやアクセサリーは一切つけず、清潔な恰好をして、まじめな姿勢で映画に挑む姿を見せるようにしたんです。周りの人たちは意外と見ているので、こういう細かいところこそ大事だったと思います。あと、現場では監督と役者にだけイスが用意されているのですが、「私は座らないのでいらない」と伝え、監督の特権を振るうのではなく、映画を楽しむためにここにいるんだというのを態度で示しました。初日は誰もが私のことを疑うような目で見ていましたが、撮影が進んでいくうちに、その思いをみなさんが理解してくれていたようです。最後に、将来に対する不安を抱え、仕事にも恋愛にも悩んでいる読者に向けてアドバイスをお願いします!監督30歳というのは、人生におけるボトルネックみたいなものですが、これは誰もが直面することであり、大した問題じゃないんだと思うんです。だって、30歳過ぎた周りの人たちを見てください。みんな何でもないですよね(笑)?だから、私はいつもこう例えるんですけど、「たまたま、にわか雨が降っているだけだと思えばいい」と。というのも、雨が去ったあとには必ず晴れがやってくるわけですから。それよりも、そのままの自分を維持すること、そして信じることが大事だと思います。もちろん、悩んだりとても大変なときかもしれませんけど、雨を止めることはできません。だから、大切なのはこの雨をどう待つかであって、「雨のあとは必ず晴れる」というふうに考えたほうが楽だと思いますよ!年齢よりも大事なものを見つけられる!周りからのプレッシャーに縛られがちな環境にいたとしても、自分の考え方ひとつで、目の前に広がる景色は大きく変わってくるもの。本当の問題は、30歳になることではなくて、年齢にこだわるあまり自分らしさを失っていることだと気づかされるはず。進むべき道がが見えなくなっているのなら、同世代の女性たちと一緒に、新たな人生の扉を開いてみては?共感が止まらない予告編はこちら!作品情報『29歳問題』5月19日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー配給:ザジフィルムズ/ポリゴンマジック© 2017 China 3D Digital Entertainment Limited
2018年05月16日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。今回ご紹介する映画は、2005年の香港を舞台に、30歳を目前にした対照的な2人の女性を主人公に描き、あらゆる世代の女性たちの共感を呼び、本国で20万以上を動員する大ヒットを記録した香港映画『29歳問題』をお送りします。香港を代表する舞台女優であり舞台演出家、クロスメディア・クリエーター、作家、脚本家としても活躍するキーレン・パンが、自身が13年間演じ続けたひとり芝居の舞台劇『29+1』を映画化し見事、香港電影金像奨(香港アカデミー賞)最優秀新人監督賞受賞など数々の賞も受賞した本作。ヒロインふたりの心のひだを繊細に描き出し、ウォン・カーウアイ監督の直筆サイン入り『花様年華』ポスターやレスリー・チャンが出演した映画『日没のパリ』や『由零開始(0から始めよう)』の音楽がエンディング曲で流れるなど香港明星たちへのオマージュがたっぷりと散りばめられた演出は、香港エンタメファンにはたまらないでしょう。才気溢れるキーレン・パン監督のインタビューもあわせてお楽しみください!©︎YUMIMOROTO■映画『29歳問題』あらすじーキャリアなクリスティーと夢見がちなティンロ。香港を舞台に交差するふたりの生き方2005年、香港。化粧品会社に勤めるクリスティは、あと1カ月で30歳を迎えようとしています。容姿端麗で尊敬する敏腕社長のもと仕事にもやりがいを感じ、長年付き合っている恋人や友人たちもいて、公私ともに順風万風のつもりでした。しかし実のところ、晴れて部長に昇進したもののプレッシャーでストレスが多く、彼氏のチーホウともすれ違いばかりで口論となってしまいます。実家の父親に認知症の症状が出始めたのも気がかりでした。しかも、住み慣れたアパートの部屋が家主によって売却され、退去を言い渡されてしまいます。困り果てたクリスティは、とりあえず1カ月間、大家に紹介されたティンロという女性の部屋に間借りすることに。ティンロがパリ旅行に行っている間だけ彼女の部屋に住むことになったのです。ビデオメッセージで迎えてくれたティンロの姿は、底抜けに明るく笑顔で天真爛漫。大ファンであるレスリー・チャンが出演した映画『日没のパリ』の影響から、エッフェル塔をかたどった壁一面のポラロイド写真や、女の子らしい小物でいっぱいのティンロの部屋で、クリスティは彼女の自叙伝風の日記を見つけます。自分の人生とはまったく違う道を歩んできた、同じ年のティンロの日常を垣間見るクリスティ。辛いことがあっても笑顔で乗り越え、大好きな映画や音楽、ペット、たくさんではないけれど本当に信頼の置ける温かな人たちに囲まれて自由に暮らすティンロの姿は、クリスティーの目には新鮮に映るのでした。そんな最中、ついに父親が亡くなってしまいます。元気だった頃の父を思い出しながら、忙しさのために父の最期の日々に優しく接することができなかったことを悔やむクリスティ。今のままで自分は幸せなのだろうか?仕事、恋愛、結婚…etc.30歳を目前に彼女は自分の人生を見つめ直すことに。ティンロもまた同様で、悩みを抱えながら生きるひとりの女性に変わりないのでした。なぜ、ティンロはフランスに渡ったのか……。彼女たちは自分の進むべき道を見つけることができるのでしょうか?■映画『29歳問題』キーレン・パン監督インタビュー【キーレン・パン監督プロフィール】1975年2月11日香港生まれ。香港で最も有名な舞台女優で舞台演出家、クロスメディア・クリエーター、作家、脚本家、映画監督。本作はもともとキーレン・パン監督が演じていた一人舞台。主人公をキーレン・パン監督自身が一人二役で演じていたが、映画版では2人の役者が演じた。初脚本はパン・ホーチョン監督『イサベラ』。2018年第37回香港電影金像奨で最優秀新人監督賞を受賞したほか、ニース国際映画祭2017で外国語映画最優秀監督賞、2017年第12回大阪アジアン映画祭では観客賞受賞。ーーまずは映画『29+1』が香港のアカデミー賞(香港電影金像奨)にて最優秀新人監督賞を受賞、おめでとうございます!香港で20万人以上を動員する大ヒットを記録!本当に素晴らしいですね。5月19日(土)からはいよいよ日本で全国順次公開となりますが、現在のお気持ちをお聞かせください。ありがとうございます。とてもリラックスしています。昨日、日本に来たばかりなのですが、ちょうど(香港での)舞台『29+1』の再演も無事終えることができ、香港電影金像奨も受賞して日本での旅を楽しみたいと思っています。実は昨年、すでに大阪アジアン映画祭で日本の観客の皆さんとも知り合って、多くの皆さんにこの映画が好きだと言っていただきました。日本の方々との距離も縮まったように感じているんです。ーー原作は、2005年から13年間繰り返し再演されているキーレイ・パン監督が制作・脚本・主演を兼ねたひとり芝居の舞台劇『29+1』の満を持しての映画化ですが、そもそも『29+1』を思いついたきっかけは?私は、香港演芸学院を卒業した人間です。最初、舞台劇の俳優になったのです。基本的に役者は、監督に選ばれて脚本を渡されて演じる立場です。あるとき、ふと自分を変えてみたいと思いました。自分で書いたものを自分で演じてみたらどうなるんだろうかということをちょっとやってみたかった。それもあって思い切って劇団の仕事を辞めてしまいました。自分ひとりでやるということは非常に大変なことなんですが。まず資金がない。だから、自分ひとりでやるんだったら小さな舞台でやろうと思いました。大変ですがメリットもあります。好きなことを書いて自分のやりたいことをやれるんです。そのとき私も30歳を迎えようとしてたんですが、30歳を迎えることは恐れてはいませんでした。ところがまわりの人たちは、みんな恐れているような気がしたんです。それでこのテーマで書けるかもしれないと思いました。私のまわりに30歳前後の人たちがいっぱいいて、参考になると思ったんです。それでこのような形で物語が生まれたわけです。ーー舞台表現の良さ、映画の良さそれぞれあると思うのですが映画化にあたり監督としての思いや工夫された点、見どころをお聞かせください。出演者たちの台詞も絶妙で、舞台的かつファンタジックな演出が素敵だと思いました。舞台も映画もそれぞれに工夫を凝らしてますが、特に役者の演技の指導の部分に力を入れました。観た方の多くは、観るたびに新たな発見があり、何度も何度も観たくなる映画だと言ってくださいます。映画の中にいろいろな演出やディテールがあるのが見どころです。ーー舞台ではひとり芝居ですが、映画化にあたりW主演のキャリアなクリスティー役のクリッシー・チャウと夢見がちなティンロ役のジョイス・チェンの配役もぴったりでどちらにも共感でき魅力的でした。彼女たちを起用した理由を教えてください。まずクリッシー・チャウとは、長年の知り合いで彼女がデビューして映画界で色んな人に知られるようになる前からお付き合いががありました。すごくがんばり屋でキャラクター的にもこの役のクリスティと共通してる部分があるんです。前向きで一生懸命に仕事をする人で、向上心がある。一方のジョイスは、ティンロ役はこの人しかできないと思いました。ジョイス自身も楽天的で明るくて、私は彼女の笑顔が大好きなんですが、本当に魅力的で人を惹きつける力があるんですね。ただティンロというキャラクターは、我々が普段思うようなメジャーな人物ではない。どちらかというと少数派です。大多数は、クリスティのような人たちが多い。いつまでも若くてきれいでありたい、毎日いろいろと忙しく締め切りがいっぱいあって、それでもがんばらなきゃいけないと思っている人たち。ところがティンロという人は、ある意味それとは違っていて独自の世界がある。彼女のまわりの人たちは、何でこうなの、と思ったりしている。実際のジョイスも自我をとても大切にしていて、ティンロと似ているところがあります。彼女のバックグランドは、父母がとても有名な俳優ですし、体型がちょっとポッチャリとしてまわりの人にあなたはもっとダイエットをしたらと恐らく言われているのでしょう。でも、彼女はあまり気にしてないようで、いつも自分自身の世界を楽しんでいるところが私はとても好きなんです。ーー映画『29歳問題』は、全編に散りばめられた80年代~90年代の香港映画やエンタメのオマージュがとても楽しく、ファンにはたまらないと思うのですが、逆にレスリー・チャンのことや『日没のパリ』のこと、ウォン・カーウアイ監督の映画『花様年華』、BEYOND、レオン・ライなどのことを全然知らない人が観たとしてもとても魅力的な映画だと思いました。日本では、この映画をきっかけに香港映画のことに興味を持ち、これから好きになる方も多いと思います。これらの演出について教えてください。この映画のテーマは、”人物の成長や思い出”という部分が描かれているわけです。実際この映画の中で人物の成長に伴って登場する香港の映画や音楽は、私自身が香港で生まれ育ったときの状況と似ているんですよね。皆さんがよく知っている香港の流行文化の中で代表的なのは、レスリー・チャンやBEYOND、ミルクティーや古いスタイルのレコード店など香港人にとってとても懐かしいものたち。現在、香港はどんどん新しく変わっていっています。私は、この映画を語るときに当時の流行を取り入れてこういうものが昔はあったのね、というところを描きたかった。あと、もうひとつ共感について考えました。映画を観る人たちがみんな知っているような音楽などを取り入れることで、瞬時に共感を得ることができる効果があるんです。でもただ懐かしいからこの映画を観にくるのではなく、映画で一番大切なのは物語とテーマだと思っています。ーー映画の中でティンロは、レスリー・チャンの『日没のパリ』の影響でパリのエッフェル塔へ行きますが、映画『29歳問題』を観る人たちへ香港のおすすめスポットがあれば教えてください。現在、香港はどんどん変わっていってます。発展して今まであったものが消えて新しく生まれ変わっている。例えば建物など香港人としても、ああ、なくなってしまい残念だな、もったいないなと思う場所があります。古いスタイルの飲茶のレストランの建物もどんどん壊されて、高層ビルになってしまっている。映画の中で彼女たちが住んでるような家は、唐の時代の楼閣の中国式の建物ですが、今の香港ではどんどん消えてしまっています。我々映画を撮る人間にとって困ることは、昔の香港を再現するためにこういった撮影はどこでやるのかということですね。ティンロがホンミンと語らう海辺や思い出の店はシャーティン(Sha Tin/沙田)からタイポー(Tai Po/大埔)エリアで撮影しました。昔の香港は、道端でよく露天商などの屋台がいっぱいあって、いろんなものを売っていた。ところが今は、不衛生だとかで管理下に置かれ、小さくてもお店を出すように言われます。まあ、デパートなどは日本にもありますから、日本の皆さんが香港へ行くとしたら古いエリアへ行ってみるのはどうでしょうか。離島などは昔の香港の良さもまだ残っています。また映画の中で登場する香港式のカフェなども人気のようです。ぜひ行ってみてください。ーーキーレン・パン監督自身、29歳の頃思い描いていた理想と現在の自分を比べていかがですか?女優でありながら脚本や演出までこなす舞台演劇界の第一人者であり、今回映画監督としてもアカデミー賞(香港電影金像奨)最優秀新人監督賞を受賞され素晴らしいご活躍です。あの頃、思い描いていた理想通りの自分ですか?今後の展望などありましたらお聞かせください。実は、29歳のときも、現在もこれからの自分がどうなりたいか考えたことがないんですよ。私の人生については、消去法ということで物事を考えています。つまり自分自身は、こういう風になりたいだとか考えたことはないんですが、これはなりたくない、これはやりたくない、ということは良くわかる。例えばいつか私は映画をやるんだということも考えたことはなかった。ましてや監督なんて。また、自分でコンサートをやるなんてことも思ったこともなかった。でも不思議なことに私の目の前にそういうチャンスが時々訪れてくるんです。それでそのとき、じゃあやりましょう、と決めたら一生懸命にやるタイプですね。こういうタイプの人間ですから当然29歳のときも、これから自分はどうなるのかということも考えたことがなかった。とにかくあの頃は、あれこれ違うことを試してみたかった。試みたかった。で、私の結論は、ある意味私自身にはすごく良い計画があったとか良い企画があったとかそういうことが実はなかったんですが、ひとつ言えることは、非常にラッキーなことにやったことはすべて実ったということなんでしょう。結局そういった段階を経て今日の自分がいるわけです。ーーありがとうございました。今後のご活躍も楽しみにしています!■映画『29歳問題』作品紹介5月19日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー公式ホームページ:原題:29+1監督脚本:キーレン・パン撮影:ジェイソン・クワン美術:チェット・チャン衣装:セシリア・チック音響:フィリス・チェン音楽:アラン・ウォン、ジャネット・ユン挿入歌:レスリー・チャン、レオン・ライ、ビヨンドほか編集:リー・ヒンミン字幕翻訳:鈴木真理子制作年:2017年制作国:香港/広東語上映時間: 111分配給:ザジフィルムズ/ポリゴンマジック©2017 China 3D Digital Entertainment Limited■映画『29歳問題』キャストクリッシー・チャウ=クリスティーラム・ヨックワンジョイス・チェン=ウォン・ティンロベビージョン・チョイ=チョンホンミンベン・ヨン=ヨン・チーホウジャン・ラム=家主エレイン=エレイン・ジンエリック・コット=タクシー運転手アートディレクション・編集・絵・文・インタビュー=諸戸佑美
2018年05月13日沙木貴咲の占い相談、第3回目「浮気歴のある彼氏を疑ってしまう。もう別れたほうがいいですか?」。29歳を迎えて結婚も考える彼だけど、うまくいく気がしない……そこまで思うのなら、彼との間にはもう未来がないのでは? 思い込みに縛られるのはキケンかも。文・沙木貴咲お悩み3:前に浮気されたことがあり、彼をすぐ疑ってしまいます。結婚したいのですが……去年、同じ職場の女性と浮気したことを知り、大ゲンカになりました。彼が真剣に謝ってくれて、浮気相手とも別れたので付き合っていますが、いつも疑ってしまいます。そんな私に彼も文句を言い、最近はケンカばかりしています。今29歳ですし、彼は安定した公務員なので、できれば結婚したいのですが、うまくいく気がしません。でも、別れて新しい彼氏を作れる自信もありません。私はどうすればいいでしょうか?(サラさん・29歳)ずっと疑い続ける関係に耐えられますか?こんにちは。恋愛メンタルアドバイザーの沙木貴咲です。占い師をしていますので、占いも交えながらお答えしますね。浮気は最低の裏切り行為ですし、一度でも許せなくて別れてしまう人がたくさんいます。いったんは彼を許したサラさんは、一生懸命に彼を信じよう、関係を続けていこうと努力なさったんですね。でも、現状すでにお二人の信頼はかなり崩れています。信じようとしても信じきれないサラさんがいて、そんなサラさんに苛立つ彼氏と、心はぶつかり合ってしまうのでしょう。できれば結婚したいとのことですが、疑いを抱えたままの関係を一生続けていきますか? 心から信用できない彼を家族と認めて、一緒に生きていけるでしょうか? かなり難しいのではないでしょうか。結婚は一生モノ。条件だけでは決められないサラさんのご年齢、彼の職業など条件で見れば、このまま結婚したら良いのかもしれませんが、心のつながりが破たんしている状態では、夫婦になってもつらいだけかと思います。結婚は一生モノですから。条件だけで、パズルのピースをはめるように決められるわけではないんですね。自分、あるいは夫がピンチに陥っても、たとえ無職になっても「一緒に頑張って行こう」と思える相手かどうか。それが、配偶者を選ぶ基準になると思ってください。29歳で、結婚まで考えた彼氏とお別れするのはつらいでしょうが、潔い判断を下すのが賢明かと思います。5月中旬、革命の星・天王星が牡牛座へそして、サラさんは生年月日も教えてくださっていて、牡牛座の女性なんですが、5月中旬には大きな運気の変化が訪れるはずです。自分の価値観、生き方の方針そのものがガラッと変わる可能性がありますから、今の彼に固執する必要はないと思いますよ。5月中旬に、革命の星といわれる天王星が牡羊座から牡牛座へ移動します。天王星が星座を変えるのは2011年3月から7年ぶりのこと。牡牛座のサラさんは、その前後で大きな “変動” を体験するはずです。彼との関係がギクシャクしているのも、「そろそろ次の人を探しては?」という星のメッセージと考えればしっくり来ます。逆に、「このままでいたい」と彼に執着してしまうと、新しい出会いを迎えても気づかなくなってしまいます。年齢的に新しい恋ができないなんて、そんなことありませんよ。むしろ新しいステージに進むので、期待して良いんじゃないでしょうか?新しいステージに進むなら、余計なものはすべて手放して、身軽になったほうが良いんです。それに、本当に結ばれるべき人と出会いたいと思うなら、恋人の座は空けておくべき。スペースがないと誰もサラさんの心に入って来られなくなりますから。すぐのご判断は難しいかもしれませんが、ご自分の将来と幸せのためにも、潔い決断をしてはいかがでしょうか?ご相談お待ちしています!恋愛や結婚のご相談を募集しています! 沙木貴咲のツイッターにダイレクトメールを送るか、あるいは、以下アドレスまでメールで送ってください。アドレスoka.saki.oka@gmail.com生年月日やお名前を教えてくださる場合、占い鑑定もいたします。お気軽にご相談ください!©izusek/Gettyimages©g-stockstudio/Gettyimages©IBushuev/Gettyimages
2018年04月30日こんにちは、コラムニストの愛子です!男性に体を求められ一度はその気になったけど、「やっぱりエッチはできない」と思い直し、寸止めしちゃった経験はありませんか?その男性のことが後々気になった場合、もう嫌われてしまっているんじゃないかと心配になりますよね。実際、女性に寸止めされたことがある男性たちはどう思っているのでしょうか?男性たちの本音を聞いてきました。■1.拒まれ方がひどすぎたらなし「誘ったら、『はあ?ないない、ムリ!引くんだけど(笑)』って笑われた。そういうプライドが傷付くような拒まれ方をしたらなし。さすがに冷めるかな」(29歳/不動産)ひどい拒まれ方をしたら、「完全に男として拒否された」と当然男性は感じるでしょう。だからもし彼を拒んだときに、罵ったり、手を上げたり、貶したりしてしまったらなら致命的。いくらその後、あなたが「あのときは覚悟ができていなかっただけで、今は好き」などと伝えたって、傷付いた彼の心が癒されることはないと思います。残念ですが、諦めるしかないのでは?■2.ノリノリだったのに土壇場で拒まれた場合はなし「こっちが強引に誘ったわけでもなくて、女性側もノリノリだったのに、土壇場で『やっぱり無理』って拒まれたときは、がっかりするし、何なの?って感じ」(26歳/音楽)あなたがずっと控えめな態度でいたなら、寸前で拒まれても「雰囲気に流されちゃっただけで、本当は嫌だったのかな?」と男性も諦められるかもしれません。でも、「ハッキリとホテルに誘ってそれに着いてきた」り、「イチャイチャしながら家まで来た」のように、あからさまにノリノリだったのに急に断られたら、男性が「からかわれた」と感じたり、イラっとするのは当然かも。彼を拒んだ日の自分の態度に温度差がありすぎたな~と感じるなら、彼のことは諦めたほうがいいかもしれません。■3.仕方ないと思える明確な理由で断られたらあり「彼氏がいる女の子といい雰囲気になったんだけど『やっぱり彼氏を裏切れない』って寸前で断られた。その瞬間は残念な気持ちのほうが大きかったけど、後々納得できた。嫌いになんてならなかったし、むしろ誠実な子だなって思ったよ」(30歳/飲食)男性も、直前で「彼氏がいるからムリ」と断られたら、「先に言ってよ」となりますが、最初からその事が分かっている関係なら、「自分が男としてなしだったわけじゃない」と思えるので、プライドが傷付くことも少なく、悪い印象を抱きにくいのかも。また他にも、「ベッドじゃないと嫌」、「シャワー浴びてからじゃないと恥ずかしい」など、男性のプライドを傷付つけないような理由で断っていれば、まだ可能性は残っているかもしれません。■4.その女性を本当に好きだったら逆に燃える「すごく好きだった女性に寸止めされて、逆に燃えたことはある。後から何回も続きを想像しちゃった(笑)。絶対落としたいって頑張ったおかげで付き合えたよ」(24歳/IT)自分に自信がある男性が相手なら、断ったほうが彼の気持ちを高めることができたかも。この場合は、その後も彼からわかりやすくアプローチされるはずです。「あのときあんな失礼なことしちゃったのに、本当はどう思っているの?」なんて心配する必要はないでしょう。安心して、今度こそ彼の胸に飛び込んでください!■おわりに決定打となるのは、やっぱり「プライド」だと思います。相手のプライドを傷付けてしまっていれば、どう頑張っても挽回するのは難しいでしょう。でもそうでなければ、チャンスはあるはず。もちろん、「いいな」と思っていた人でも強引に迫ってきたその人に不快感を持ったら、その場でピシャっと断ってOK。「プライド」なんかよりも自分の身を守ることがイチバンですからね!(愛子/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年09月08日夫婦が離婚に至る、理由というのは様々ですが、女性側で言うと、どこかで男性と戦うという心理を持っています。根っこはみんな男に勝ちたいという心理。そういう女性は男性に頼る事は一切せずに、とにかく自分で物事をなんとかしようとしています。旦那さんは当てにならない、だから自分が頑張らねば!こんな男はこちらから捨ててやる!となる場合もあります。反対にご主人側から離婚したいと言われる場合、妻側は夫の言う事は何でも聞きます、従順でいます、何でもやってあげますタイプだったりするのです。自分は尽くしているつもりかもしれませんが、逆に浮気されやすくなるケースも。男性側の心理としては『コイツ、何やっても文句いわねーんだろ?』となるのです。バカにされるというかなんというか。家の中で、旦那さんの役割がほとんどないと大抵面白くなくなって、オレいなくても良いじゃん的になります。そうなると、帰ってこなくなります。このケース、一見勝っているように見えないけど、旦那さんの役割を奪う事で、『あなたは何も出来ないでしょ』って暗に言っている事になります。だから私がいないとダメよねって相手を蔑んでいる。そこに旦那さんへの尊敬のかけらもない。でも、自分はしおらしいと思っています。ご主人とあからさまに戦っている場合も、ご主人に尽くしている場合も、どちらも自分が正しいと思っています。どちらも奥底で、旦那はダメな奴だと思っているのです。何も出来ないからとやってあげるのか、何も出来ないからと見捨てるのか、ただその違いでしかありません。両方とも幸せからは遠ざかる。旦那がこんなんだし!という理由で始めたものは、ほぼ思い通りにはなりません。他に助けを求めても、自分で自分に向き合わない限りただの現実逃避になります。自分が選んだパートナーをダメにしているのは自分かもしれない、という視点が必要になります。その視点がなく、最初から相手をダメだと決めつけているなら、どの人がパートナーになったとしても、結局は同じになるでしょう。(もしくは自分のために最初からダメなのを選んでいる)自分が相手をダメにしているのかもしれない。旦那さんを主観で『コイツはこうだ!』と決めて付けているのは他でもない自分自身だったりするのです。夫婦は元々が他人です。元々違う価値観の中で生きて来た者同士が、何かのきっかけで家族になりました。そこに必要なのは相互理解です。相手への理解、そして自分を理解してもらう努力。それをせずに、相手が悪いと決めつけるのは、横暴ではないかなと思うのです。長い結婚生活、時に離婚したい!と思う日があるでしょう。それは否定しませんし、あって当然だと思います。ただ、その気持ちに流されて、すぐに結論を出そうとするのは早いかなと思います。自分が作り出した現実かもしれないと、ひと呼吸おいて、自分自身を振り返ってみてください。
2016年07月19日米Appleは先月29日(米国時間)、「iMessage」で特定のUnicode文字列を受信するとiPhoneがクラッシュするという問題への対応についてコメントした。将来、このバグを修正したアップデートを配信することも明らかにしている。この問題は「iOS 8」で発見されたバグで、同OSをベースとするiPhone、iPad、Apple Watchが影響するとimoreなどのメディアが伝えたもの。特定のUnicode文字列のレンダリングができないため、アプリがクラッシュしたりシステムが再起動するという。Appleは同日付でサポートページに最新情報を掲載。この問題を認識しており、修正したアップデートの配信を予定していると記している。また、Siriに未読のメッセージを読むように指示し、Siriを利用して悪意あるメッセージに返信。その後メッセージを再度開き、問題が継続する場合は、悪意あるメッセージをホールドして「その他」に進み、スレッドからメッセージを削除する、といった対策方法を紹介している。
2015年06月01日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「やりたいことはあるが、将来が不安」というURさん(29歳・家事手伝い)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■URさんのお悩み今、家事手伝いをしています。周りからは、すぐ結婚しても大丈夫というくらいしっかり家事をこなしています。実際、一度お見合いの話もきましたがこのままの私では駄目だと思い、お断りしました。 両親の応援もあり、何かにつけできない理由を探して、やりたかったけどやってこなかったことを仕事にしようと、できることから、今がんばっています。しかし、それはすぐに収入につながりませんし、自立できるかどうかも不安な仕事です。でも、できるやり方を模索しながらがんばっています。ですが、他の人から見れば家事手伝いに変わりないし、この夢がうまくいく保証もありません、こんなことをしていないで普通に働かないと駄目なのかなと諦めどころを探してしまいます。けど、もう諦めたくありません。こんな時は、どんな風に考えていけばいいのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりURさんへ、初めまして、いかり屋圭子です。今まで何かにつけてできない理由をつけてやらなかったこと、をやり始めたのですね。そして今度こそ諦めたくないのですね。けれど、それはすぐには収入に結びつかないし、うまくいく保証もないのですね。その不安な気持ちはわかります。けれど、URさん、やりたいことがすぐに収入に結びつかないというのは「当たり前」なのですよ。ですから、その「やりたいこと」を収入につなげようとするのをいったん横に置いておいてください。「やりたいこと」と「収入」を結びつけて考えないでくださいね。幸いURさんのご両親はURさんのやりたいことを応援してくださっているようですよね。今のURさんは「家事手伝いは職業ではない」「仕事をして収入を得るべき」「うまくいくことをやるべき」「このままの私ではダメ」「自立するべき」というような思いこみがあるように感じます。いかがですか。こんなに色々「べき」があると、身動きがとりにくくなりますね。まず、家事手伝いをしている自分についてOKを出してください。家事手伝いをしている自分で胸を張ってください。しかも「すぐ結婚しても大丈夫なくらいしっかり家事をこなしている」のですよね。それは素晴らしいことですよ。URさんが家事を受け持ってくれることで、助かっている人(家族)がいますよね。収入に結びつかなくても家事は立派な仕事です。逆に家事をする人がいないと外で働いてくる人は困るわけですから。自立についてですが、「自立しなければいけない」と自分にプレッシャーをかけるのは逆効果です。実家にいられる自分、応援してくれるご両親がいることを「ラッキー」に思い、いつかタイミングがくれば自立するだろうくらいに思っていてくださいね。人にはそれぞれタイミングがあります。ずっと親元で暮らす人もいれば、若いうちに自立する人もいます。それは自然な流れです。年齢を気にして焦らなくてもいいと思います。そんなURさんには「自立しなくてもいい」という言葉をつぶやいていて欲しいです。そして、やりたいことがあるのならば、親に迷惑をかけても、収入につながらなくてもやればいいと思います。そう、URさんに今足りないのは、そういった覚悟と勇気かもしれません。やりたいことをして、それを収入につなげられる保証は誰にもありません。けれど、成功していく人というのは「やり続けた人」です。失敗しても、そこで諦めずに続けた人が結果を出すのです。いつまで経ってもやり始めない人は失敗することもありませんが「収入に結びつく」こともありません。ですから、結果を恐れず、やりたいことを今やること。しかも、URさんには実家という居場所と家事手伝いという役割があります。今の状況に感謝しながらガムシャラにそのやりたいことに取り組んでみたらいかがでしょうか。私のことになりますが、30歳で離婚した時は専業主婦でした。離婚して初めて一人暮らしをして、すぐに父が他界してしまった為、実家の会社に2年勤め、その後32歳で転職しました。私は専業主婦と子育てが夢だったので、夢破れて、しかも心の深いところで頼っていた父を亡くして、一人で生きていけるのか大変不安でした。けれど51歳の今も自分で収入を得ていますし、ここ数年は自分がやりたかったこと、自分を活かせると思っている仕事をしています。46歳の時に会社が日本撤退して、急に仕事を失いましたが、やりたいことだけをしようと覚悟して、2年半くらいほとんど収入がない時期を過ごしました。けれど今こうして生きています。突出した才能も資格もありませんし、今も何の保証もありませんが、会社勤めの時よりも幸せで自分が喜んでいるのを感じています。会社が無くなった時に、安定した収入や、保証を得られそうな「会社に勤める」という選択肢を選んでいたら、今の人生はなかったと思います。怖くても先が見えなくても、やりたいことをやる、と決めて選択したことが今の状況を作ったと思っています。「保証がない道を進む」という損を受け入れる覚悟を、あの時無意識にしていました。そして、疲れがたまって苦しかった会社員生活も、日々目の前の事に取り組んでいたら、自ら辞めなくても自然に終わりが来ました。不思議なものです。人生は先の見えない冒険です。冒険が失敗しても、また立ち上がっていけばいいのです。収入に結びつけることを先に考えるのではなく、やりたいことをやる勇気を持ってください。収入も自立もきっと勝手に後からついてきます。そのタイミングは誰にもわかりませんが、神様は勇気を出した人を応援してくれると思います。想像できない奇跡は勇気を出した人のところに起こりますよ。これからも家事を楽しんで、親のすねをかじりつくしてやるくらいのつもりで実家に寄生してみてくださいね。いつか、ご両親とは別れる日がやってきます。それまで一緒に暮らせること、自分が好きなことをやらせてもらえること、応援してもらえることに感謝しながら、焦らず今の暮らしを楽しんでください。そう、URさんは「今のままでいい」「今の自分でいい」と思えた時に変化が訪れることでしょう。肩の力を抜いて楽しみにしていてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年04月28日日本のテレビドラマ『29歳のクリスマス』をもとに制作された韓国映画『シングルズ』を舞台化した韓国発のミュージカル『シングルズ~29歳のクリスマス~』が5月24日、東京・アミューズ・ミュージカルシアターで開幕。初日終演後には、原作ドラマに出演した松下由樹、脚本家の鎌田敏夫を交えて、主要キャストによるトークイベントも行われた。ミュージカル『シングルズ~29歳のクリスマス~』チケット情報アジアのミュージカルの紹介を目的に今年4月にオープンしたアミューズ・ミュージカルシアターが『カフェ・イン』に続けて招聘する韓国ミュージカルの第2弾。29歳の誕生日に、3年つきあった彼氏にふられ、さらに仕事では左遷の憂き目にあうナナンを中心に、6人の男女の恋模様描く作品で、2007年6月に韓国で初演、韓国ミュージカル最大の祭典「ミュージカル・アワード」で、最優秀作品賞など6部門で栄冠に輝いた人気作だ。『カフェ・イン』で韓国ミュージカルを初めて見て、今回が2作目という松下は「音楽も歌もダンスもすばらしいが、何より役者さんがナチュラルでチャーミング」と絶賛。ドラマで松下が演じたのはヒロインの親友役。舞台でこの役を演じるソ・ジョンファが「松下さんがいらっしゃるのは聞いていたので緊張した。実際にお会いするととてもやさしい方でしたが、カリスマ性も感じます」と話すと、松下は「ドラマで私が演じたのはカメラマン役でもっと男っぽい感じだった。舞台ではとてもセクシーでずっと見とれてました」と笑顔で答えた。ヒロインのナナンを演じるウ・グムジは「29歳から30歳、大人への成長の過程で仕事や友情、恋愛を描いた作品なので、みなさんにも共感していただけると思う」、ナナンにひと目ぼれして彼女に猛アタックするイケメン、スホン役のチャン・ジウは「あとでふりかえってみると他愛のないことかもしれないが、その時でしかできないことを表現している。それがこの作品の深さだと思う」と見どころを語った。自身でドラマをノベライズして、それが韓国語に翻訳されたのが、全てのきっかけだと話した原作者の鎌田は「別の仕事でソウルに来たとき、書店で僕の本が平積みされていた。そこで、「この人が作者です」と紹介されたのですが、女性店員が「作者は女性だと思っていた」と言ってくれた。あれはすごくうれしかった」と感慨深げ。松下も「ミュージカルにリメイクされたのを見て、『29歳のクリスマス』というドラマが影響力のある作品なんだということをあらためて感じました」とかつてのドラマへ思いを寄せた。公演は6月16日(日)まで。チケット発売中。
2013年05月28日53歳の誕生日は29歳年下の恋人と"ポップスの女王"マドンナさんが、8月16日に53歳の誕生日を迎えた。29歳年下の恋人、フランスのブレイクダンサー、ブラヒム・ザイバット(Brahim Zaibat)氏とのバースデイキスの写真がPeople MagazineのWebサイトで報じられている(コチラ)が、写真で印象的なのは二人よりも、そのそばで砂遊びに興じるマドンナの子ども(養子)たちのほうかもしれない。次のツアーのバックダーサー・コンテストマドンナさんといえば、気になるのは、なんといっても「ワールド・ツアー」のこと。2011年秋などと噂されたときもあったが、まだ少し先なのだろう。朗報?のひとつは、ウォッカNo.1ブランド「スミノフ」が50カ国で行う世界最大の「ナイトライフ・エクスチェンジ」プロジェクトと提携し、次のツアーのバックダーサーのコンテストを実施していることだろう。応募するには、マドンナの「Celebration」の曲をダウンロードし、ダンスパフォーマンス(60秒のビデオ:15秒は自己紹介など、45秒のダンス)を投稿(アップロード)する。ちなみに、「Celebration」は、"The Official Madonna YouTube Channel"(コチラ)でPVが紹介されていて、日本人ダンサーKento Moriさんも参加しているが、ダンスも世界のトップレベルとなると凄まじいの一言に尽きる。ただし、エントリーは「スミノフ」のfacebookを通してということになており、国の選択欄に日本はリストアップされていないので、参加は難しいのかもしれない。ともあれ、マドンナさんのサイトで次のツアーに向けての動きのひとつが見えたことは、うれしいことだ。元の記事を読む
2011年08月21日