「40代以上の主婦の方への求人数は、’12年以降大幅に増加しています」 そう語るのは、結婚・出産を経た女性の仕事を応援する人材サービス会社「ビースタイル」の調査機関「しゅふJOB総研」の川上敬太郎所長。主婦への求人数が増えた要因として、少子化が進んだことによる、慢性的な人手不足があるという。 「今の40代は年間約200万人が誕生した第2次ベビーブーム世代。以降20年間は年間約100万人と少子化に歯止めがかかりません。これと比例して15~64歳の労働人口も減り、人手不足が続いています」 今の40~50代女性の特徴も、企業の注目を集めている。 「20年前、伝票がまだ手書きだった時代に働いたことがある一方、パソコンやスマホもある程度、使いこなせる世代。事務スキルが高いんです。加えてアラフィフ世代は、小泉今日子さんを見てもわかるように、一般の女性も、見た目も感覚も若々しい。職場で即戦力になれる世代なのです」 結婚前や出産前に働いた経験があり、今は専業主婦をしている1,000万人の中に、人材という“宝”が眠っている、と川上さんは力説する。 「専業主婦である期間が長くなると、『自分には社会に出て働く力がない』なんて思い込みがちですが、とんでもない。主婦として家庭を切り盛りする日々の暮らしの中で、培い磨かれる“主婦力”というスキルは、働くうえでも強力な武器として生かせます。主婦は才能の塊なんです」 では、川上さんがいう“主婦力”とは、具体的にはどういったものなのだろう? 「たとえばママ友や義理の両親、親戚、ご近所との、世代を超え、ほどよく付かず離れずの交流で磨かれる“コミュニケーション力”は、まさに“主婦力”の代表です」 また日々こなす家事は、社会で働くうえでのさまざまな“力”を培う。 「毎朝、限られた時間の中でお弁当を用意し、突然の来客でも短時間で部屋を片付けるためには“段取り力”が必要。これは職場でも、終業時間までに仕事を終わらせるため、いかに効率よく仕事をするかを“段取る力”となります」 子どもの健康管理に気を配り、家族全体を見渡すのはマネージャーの仕事そのもの。そんな“マネジメント力”も主婦経験で養われる。もしPTAの役員として、子どもたちのために何かを提案した経験があれば、それは“プレゼンテーション力”となるだろう。 「毎月の家計で赤字を出さずやり繰りするのは、まさに“コスト改善力”ですし、育児や介護の経験は、そのまま仕事に生かせます」
2017年03月15日質問:母が自己免疫性肝炎を発症。一般的に遺伝はしないと聞きましたが、心配しています。母が自己免疫性肝炎を発症しました。肝疾患の中でも女性に多いと聞きました。一般的に遺伝はしないと聞きましたが、詳細原因が解明されていないだけに、もしかしていつか自分も……と心配しています。アルコール摂取量を制限するなどで発症を防ぐことはできるのでしょうか?また、甲状腺の病気も合併症として起こる場合があると聞きましたが、こちらも予防策はあるのでしょうか?兵庫県:yukariさん(28)回答:「自己免疫性肝炎」についてお答えします。――「自己免疫性肝炎」の遺伝自己免疫性肝炎に関するご相談ですね。おっしゃるように、自己免疫性肝炎は40代から50代で発症することが多く、1対7の割合で女性の患者が多いといわれています。欧米と比べて、日本には少ないとされていますが、まれに若い方や高齢者でも発症する方がいらっしゃいます。原因に関しては、はっきりしたことはまだ分かっておらず、免疫をつかさどるリンパ球という細胞が肝臓の細胞を異物と認識して、攻撃してしまうことが原因ではないかと考えられています。このような攻撃が起こるきっかけとして、何らかの薬物やウイルスの感染が疑われますが、それもまだ解明はされていません。ご心配の遺伝に関しては、すでにお聞き及びのように、いわゆる遺伝病ではない、と考えられています。しかし、遺伝の心配が全くないかというと、ほかの多くの病気同様そうではなく、病因と考えられている免疫を担う遺伝子の一部が両親から受け継がれることになるため、どちらかの親、または両親に自己免疫性肝炎の患者さんがいると、そうでない方に比べて発症率は多少高くなるといわれています。ただ、家族内発症はごく一部であり、あくまでパーセンテージの問題です。<「自己免疫性肝炎」の予防>自己免疫性肝炎の予防について、発症原因がいまだに明確でないことから、予防となるような対策もこれといったものがないのが現状です。自己免疫性肝炎とほかの肝炎が同時発症して、肝臓にさらにダメージを与えてしまうことのないよう、B型・C型肝炎といったウイルス性の肝炎にかからないよう気を付けて過ごす、脂肪肝を避けるために暴飲暴食を避ける(特にアルコールの肝臓への負担はかなり大きいものになります)、薬を服用するときは体調に留意し肝機能検査をこまめに受ける、といったことが挙げられるでしょう。また、自己免疫性肝炎に伴う甲状腺の病気に関しては、現在のところこれといった予防法はありません。自己免疫性肝炎は早期診断・治療ができれば、比較的進行も緩やかで副腎皮質ステロイドによってうまくコントロールできることが多いとされています。もし万一、ご相談者さまに倦怠感や食欲不振、皮膚が黄色くなるといった症状が見られた場合は、ぜひ早めに内科専門医を受診するようにしてください。どうぞお大事に。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日質問:夫の父は心筋梗塞で40代で亡くなりました。夫も40代半ばになり、同様のリスクがあるのではと不安です。夫の父は心疾患(心筋梗塞)で40代で亡くなりました。夫も40代半ばになり、同様のリスクがあるのではと不安です。義父はヘビースモーカーでしたが、夫は学生時代に肺気胸になってから一切喫煙していません。遺伝による発症リスクはあるのでしょうか?また、食事や運動など、予防のために生活の上で気を付けることはありますでしょうか?埼玉県:flowerroomさん(44)回答:「心筋梗塞」の遺伝についてお答えします。――「心筋梗塞」の危険因子心筋梗塞の遺伝に関するご相談ですね。義理のお父さまが40代で心筋梗塞で亡くなられているということで、ご主人の心筋梗塞のリスクをご心配されていますが、結論から申し上げると、心筋梗塞という病気そのものには遺伝性は認められません。ただ、心筋梗塞の危険因子として、次のようなものが挙げられます。それぞれの危険因子を順番に見てみましょう。1.高血圧高血圧は心筋梗塞の危険因子として非常に大きなものです。高血圧は心筋に対し負担をかける上、酸素需要を増やして狭心症の発症を誘発します。また、血管内の圧力を高めてコレステロールを動脈の内壁に押し込み、血管中層に沈着させることで動脈硬化を招きます。また、動脈硬化で血管の弾力がなくなると、より血圧が上がりやすくなる、という悪循環を招いてしまいます。2.肥満肥満は脂質代謝異常症や糖尿病を招きやすく、冠状動脈の動脈硬化の大きな危険因子の一つです。体重が重いことで心臓に負担がかかり、心筋が肥大してしまいます。この心筋の肥大によって冠状動脈を通じてより大量の血液を送る必要が出てくるので、さらに心臓に余分な負担をかけることになります。運動習慣や食習慣の改善を図り、肥満はぜひとも改善するようにしなくてはなりません。3.脂質代謝異常症かつて高脂血症と呼ばれていたもので、血中の中性脂肪、コレステロール、飽和脂肪酸の濃度が多いものを言います。俗に善玉コレステロールと呼ばれるHDLが多いほど動脈硬化が抑えられ、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLが多いほど動脈硬化は進行しやすくなります。イワシなどの青魚にはHDLが多いので、積極的に食べるようにするといいでしょう。4.糖尿病糖尿病は血管障害を合併しやすく、心筋梗塞の発症率も高いことが知られています。食事、お薬などでしっかり血糖コントロールをすること、病気のため痛みをあまり感じないことがあるので、少しでもおかしいと思ったらすぐ病院を受診することが大切です。<禁煙や運動などできるところから変えていきましょう>これらに加え、ご主人がやめられたという「喫煙」も大きな危険因子ですので、ぜひ禁煙は継続してください。また、過度のストレスや高尿酸血症、運動不足といったことも心筋梗塞の危険因子になりますので、できるところから少しずつ変えていくことが心筋梗塞のリスクを下げるカギになるでしょう。どうぞお大事にしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日30代がもらえる年金で老後は大丈夫? の続きです。30代~40代の心がけによって、「お金に困らない老後生活を送れるかどうか」が変わってくる。ファイナンシャル・プランナーで「 確定拠出年金相談ねっと 」代表の山中伸枝さんにお話を聞いた。■年金をもらっている人も毎月不足している!?「いま、年金をもらっている人たちのモデルケースでは、毎月7万円が足りないと言われています。」(山中さん)。 定年が65歳で、90歳まで生きるとしたら、不足額面は、2,100万円!(7*12)=84万円(年間) 84*25年=2,100万円これがついこの間退職をした、いわゆる「もらえる年金額的には『裕福』な人」の実態なのだ。「いまの高齢者でも7万円足りていないなら、私はもっと足りない。『65歳になったときに、お金のない自分はどうしているだろう?』、そのイメージを確実に作っていくことが大切です」(山中さん)■人生3大資金の山場「老後資金」30~40代の人は、人生の3大資金のうち、「住宅ローン」「教育費」という「お金の山場」を、必死で登っている段階。筆者自身が、「老後資金の準備」なんて、まったく考えにも及ばなかった。しかし死力を尽くして「住宅ローン」「教育費」の山を登り終えたと思ったら、老後なのだ。そしてそこには、お金の足りない自分がいる。自分にとって、20年前って、つい最近だったような気がする。だったら、20年後も、わりとすぐにやってくるのではないか?■将来の自分に「仕送り」を 山中さんはいう。「老後の準備とは、言葉を変えれば『将来の自分への仕送り』です。年老いた自分は、今の自分が養わなければならない扶養家族なんですよ」 たとえば、65歳以降90歳まで生きたとして25年。いまの年金受給者である不足分「毎月7万円」が私たちも不足すると考える。この分を、「30代の自分が60代の自分に仕送りをする」、こんな風にイメージしてみよう。将来への仕送りは、早くから始めるに越したことはない。30歳から65歳への仕送りを始めたのであれば、仕送り額は7万円でなくても大丈夫となってくる。■毎月の老後への仕送りなんて無理なのか?月額7万円! 老後の自分のために月額7万円なんて、とてもじゃないけれども仕送りできない。けれども、そこで思考停止してしまっては、よけいにお先真っ暗だ。どうしたら良いのだろうか?「老後資金について考え始めたのなら、『確定拠出年金』から着手しましょう。なぜなら老後資金づくりに限定すれば、確定拠出年金はダントツ有利な制度だからです」(山中さん)次回は、知っている人だけが得する確定拠出年金制度です。※この記事は2016年11月の取材を基づいて書いています。■今回取材にご協力いただいた山中伸枝さんの著書 ど素人が始めるiDeCoの本 (山中伸枝/翔泳社 本体1,500円+税)
2016年12月17日何かと話題になる県民性。眠りについても、地域ごとの特徴や県民性があるのでしょうか。MSD株式会社は、不眠症状がある、もしくは不眠症治療薬の服用経験がある40歳以上の男女9,400名を対象に全国で調査を行い、47都道府県別の不眠症治療に関する意識と実態を明らかにしました。果たして地域ごとの特色はあったのでしょうか?治療薬服用者が多いのは鹿児島県まず、不眠症の疑いのある人の割合からみていきましょう。疑いがあるかどうかの判定は、不眠症判定の国際基準である「アテネ不眠尺度」に基づいています。「不眠症の疑いあり」の割合が最も多かったのは、東京都で45.6%。2位は愛媛県の43.6%、3位は徳島県で43.1%でした。反対に「疑いあり」の下位1位、つまり最も不眠症人口が少ない都道府県は山口県で36.2%、次に北海道(36.3%)、青森県(36.6%)でした。では、不眠症治療薬の服用についてはどのような結果が出たのでしょうか?治療薬服用者が最も多いのは鹿児島県で9.5%、次いで宮崎県(9.4%)、愛媛県(9.0%)となりました。逆に少ないのは、岩手県(5.4%)、栃木県(5.5%)、群馬県(5.7%)の順でした。服用期間が長いのは石川県治療薬の服用期間についてはどうでしょうか。調査対象者の中で、継続して治療薬を服用している人のうち、服用期間が3年以上と比較的長期間に及んでいる人の割合は、全国平均で56.2%でした。不眠症状を改善するために、多くの人が長期間治療を続けていることがわかります。都道府県別にみると、服用期間が3年以上の人が最も多いのは石川県で、その割合は70.0%。次いで埼玉県・愛媛県が68.0%で続いています。一方、最も少なかったのは富山県で、38.3%でした。次に長野県(42.0%)、さらに宮崎県・福井県・千葉県(各44.0%)という結果でした。最上位の石川県と最下位の富山県では30%以上の開きがあるので、大きな差があるといえるでしょう。いずれの項目も上位に顔を出す愛媛県これらの結果からは、不眠症と不眠症治療薬の服用について、地域ごとに特徴的な傾向があるとまでははっきりといえませんでした。ただし、この調査の3項目について、いずれも上位3位以内に入っている唯一の都道府県がありました。それは愛媛県。どうしてなのか理由は定かではありませんが、不眠症の疑いがある人が多く、治療薬を服用している人、また服用期間が長期化している人も多いという結果になりました。この調査では、都道府県別の不眠症の実態以外に、不眠症治療薬服用者に対して、服用することに対する不安についても質問しています。それによると、服用者は、「薬の服用をやめると、また眠れなくなってしまう(68.9%)」、「薬に依存してしまう(63.5%)」、「薬の服用をやめると、日常生活に影響が出てしまう(60.2%)」といった不安を抱えながら服用を続けていることが明らかになりました。ひょっとしたら、愛媛県の人は服用をやめることに対する不安が、他の都道府県の人よりもちょっぴり強いという県民性があるのかもしれませんね。photo by Andrew Roberts参考:MSD株式会社 プレスリリース全国47都道府県調査「不眠症治療に関する意識と実態」
2016年10月05日離婚を経験し、東京から故郷の函館へと逃げるようにして帰って来た40の男が、人との深い関わりを避けながらも、どうしても逃げられない人と人とのぶつかり合いを経験しながら成長していく姿を描く『オーバー・フェンス』。自らと同年代の主人公・白岩を情けなく滑稽に、だからこそ現実味たっぷりに体現するのはオダギリジョー。孤高の作家とも称される佐藤泰志の短編小説の世界観を、映像化に際し豊かに広げた脚本に惚れこんだという彼に、作品に寄せる思いを語ってもらった。『オーバー・フェンス』は、オダギリさんが、39歳で挑んだ30代最後の作品。同年代を演じるというところにも、強い思いがあったという。「僕、山下敦弘監督を含め、同年代のスタッフが多く、お話をいただいたとき、何となくそういう世代感のようなものがひっかかったんです。これまでは、ちょっと変わった役や作品を選んできたかなという思いがあったので、地方都市にいる、ごく普通の40歳という人物をどれだけ深堀できるだろうかということも魅力でした」。これまで、個性的な役を多く演じてきたオダギリさん。エキセントリックな役柄は、インパクトが強く、迫力があるだけに、役者として旨味も大きいはず。一方で、普通の男を演じる魅力についてこう話した。「40代の男は、20代の若者と比較したときに、明らかに出るものが違うと思うんです。例えば、雲を見ているときでも、20代が雲を見ていればすごく爽やかで夢を見ているようなすがすがしいものを感じるけれど、40代なら“あれ?悲しいことでもあったのかな”とか観ている側が勝手に解釈を変えてくれる。つまりこちらの芝居次第で、清々しくも、悲しくも見せられるし、ぐんと可能性を広げられるということでもあると思うんです。それがきっと40代の面白さ。同じ年の山下監督と、白岩という同年代の役の人間臭さをどんどん深めて行って、男の情けなさとか、頼りなさとか、滑稽さとか、そういったいろいろなことを深めていけたらいいなと思ったんです」。エキセントリックな役が多かった時期は、どちらかというとオリジナリティを大切にしていたそうだ。「自分にしかできない芝居をと考えていましたね。誰もできない発想、誰も表現できない個性、というところに面白さを感じていたんです。今回は真逆ですね。普遍的な40代のあり方を追求し、それが普遍的であればあるほど、こういう40代っているよねというところに落ち着くのが面白かった。いままでやってきたのとは、違うベクトルで演技を組み立ていきましたね。ある年齢に達した男の人が持っている男性性を表現したかった。普遍的なものを演じたいと言うよりも、この作品ではそれが面白いと思ったんです」。劇中、男の情けなさ、ずるさを自分なりに表現してみたいと、監督と話し合い、自らのアイディアを実践することもあったとか。「こういうことをすると、女性がイラッとするだろうなと思って、やらせてもらったくだりもあります。そういう滑稽さとか、人間のずるい部分とか、自分勝手な部分も、この役なら活かせる気がして。そういう細かい部分が白岩の幅をどんどん広げていける気がして。人間の綺麗な面ばかり並べても、表面的な作品にしかならない気がしているんです。ムカついたり、イラッとしたりと、観ている人の感情にひっかかる、そんな要素を入れるように心がけました」。確かに、白岩の言動には“男の人ってこういうことするんだよな”という部分が、良きにつけ悪しきにつけ、浮かび上がります。だからこそ、女性の観客は白岩に呆れることもあるはず。でも、それは男性が知らないうちにしでかしてしまう種類のもの。オダギリさん自身が客観的にそこを理解できるというのは、男性として珍しいのでは?「そうかもしれませんね。気づくには気づくんでしょう、僕は(笑)。気付かないところもいっぱいあるんでしょうけれど。いままで女性がなぜ怒っているのかわからないこともいっぱいあったし。ただ、こういう返事をしたらずるいよなと思いながら、そう返事するということもいままでいっぱいあった。そういうことがいまになって活かせるのかもしれません。きっと相手のリアクション、相手の気持ちみたいなものを、注意して感じようとして育ったからかな。いい子でいたかった子どもって、相手の出かたとか、距離感とかすごく測る。きっと自分もそういうところから、人との関係性の構築の仕方を始めているような気がしています。僕も、いい子でいたいタイプの子どもでしたね。母と2人きりだったし、ちゃんとしなさいと言われ続けて育ちましたから」。劇中、白岩は幾度も“自分は最低な人間なんだ”と笑いながら言い、それを言いわけにして人間関係から逃げている。いまいる場所から、どうしても飛び立てないもどかしさに、絶望しているかのように。「人との距離を保っておくのが一番楽なんですよね。そうやって予防線を張ることで、傷つけ合わずにすむから」。本作では、傷つくのが嫌で人と距離を保っていた白岩が、容赦なく心に入り込んで来る聡というまっすぐな女性との出会いによって、何かを乗り越えていく様に、ある種の爽快さが感じられる。自分一人では超えられない壁だって、誰かとの出会いによって、ときには傷つきながらでも越えられるかもしれないというメッセージが鮮烈だ。聡がしきりに鳥の求愛行動を真似するのも印象的。さらには、鳥が空を飛ぶシーンも時折さしはさまれていて、柵も塀も、国境も関係なく飛んで行ける鳥が自由の象徴のように登場している。「聡という女性はとても純粋。ぶつかるときは、本気でぶつかるんです。白岩がずっとぬるま湯の中で、いい距離感を保っていこうと思っていたのに、それが通じなかった。彼女のペースに巻き込まれていくというか」。できれば、誰だって傷つかずに生きていきたい。現代は、摩擦を避ける傾向が顕著で、直接的に関わるのではなく、ネットなどヴァーチャルな繋がりを好む人も増えている。白岩にも、無意識のうちに鎧を着る、そんな現代性も見て取れる。でも、どんなに人との間に柵を作ろうとしても、人は人と関わらずには生きて行けず、いやがうえにも影響し合ってしまう。その部分を強調するかのように、劇中では人との関わりの重要性を反映させているアナログなコミュニケーションが繰り返し登場するのも新鮮だった。「携帯やPCを使うシーンはないですね。白岩が通う職業訓練校の場面では、たばこを吸いながら喫煙室で雑談を交わしたり、休憩時間にみんなで教官の悪口をぶつぶつ言いながら野球をしたりしている。野球もチームプレイのスポーツで象徴的。家を建てるという職業訓練所での授業内容も、チームワークを象徴するものですよね。離婚して、東京から函館に戻るときに、ゼロから出直すつもりだった白岩。人間関係をすべてシャットアウトした状況で戻って来たのに、人間関係を持たざるを得なかった。そこから、生きると言うことはこういうことなんだと学ぶんです。監督は、どちらかというと群像劇にしたいとおっしゃっていたので、そのつもりでいたんですが、群像劇の中から生まれる人と人との温度のあるぶつかり合いと、聡の情熱的な熱量の高いぶつかり、その両方を通して白岩が成長していく物語と言えるのかもしれません」。ヘアメイク:砂原由弥(YOSHIMISUNAHARA)スタイリスト:西村哲也(TETSUYA NISHIHARA)(text:June Makiguchi/photo:Nahoko Suzuki)
2016年09月21日老眼の症状は、早い人では30代後半から出始め、40代になると大半の人に起こるといわれています。しかし、「老眼=おばあちゃんがなるもの」というイメージがあるため、症状が出ていても気づかずに放置している人も多いようです。「遠近両用メガネ」や「老眼鏡」を使わずに長い間無理していると、疲れ目や頭痛、肩こりなどのトラブルが生じることがあるのだとか。さらには、眉間にシワが寄った”ブス顔”になる可能性も…。サインに早めに気付いて対策できるよう、老眼の基礎知識を知っておきましょう。■初期老眼をセルフチェック!老眼とは、いずれは誰もがなる目の老化現象のこと。人間の目の中には「水晶体」という組織があり、遠くや近くにピントを合わせるカメラのレンズのような役割をしています。近いところを見るときは、この水晶体が厚くなってピントを合わせるのですが、年を重ねると水晶体の弾力性が低下し、厚さを調節することができなくなってきます。つまり老眼とは、簡単に言えば、近くのものが見えづらくなることなのです。日常生活の中でどのような変化を感じると、老眼の可能性があるのでしょうか。次に挙げる症状は、老眼の典型的な症状だと言われています。「あるある」と感じたら、老眼が始まっている可能性が高いでしょう。・新聞や本など、近くの細かい文字が読みにくい。少し顔から話すと見やすくなる・夕方、または薄暗い場所ではものが見にくい・遠くから近くにピントを合わせるのに時間がかかる見えづらさを実感していなくても、パソコン作業や読書のあと、以前より目が疲れる、頭痛や肩こりがひどくなったなどの症状があれば、老眼が始まっている可能性があるそうです。 ■自分に合うメガネをつくることが重要上で挙げた症状を自覚している人は、本当に老眼なのか、ほかの目の病気か調べるために、まずは眼科を受診しましょう。老眼だった場合は、眼科で検査をして処方箋をもらった上で、メガネ専門店で自分に合った老眼鏡や遠近両用メガネを作ってもらうことが大切です。検査を受けずに安価な市販の老眼鏡を買って使うと、かえって目の疲れや老眼の症状を悪化させることもあるそうです。ちなみに老眼鏡とは、一般的に、老眼の人に合わせて、近くを見るために作られたメガネのことを指します。装着したまま遠くを見ると視界がぼやけるので、デスクワークや読書をするとき以外は外す必要があります。一方、遠近両用メガネは、一枚のレンズに遠くを見るためのレンズと近くを見るためのレンズが入っているので、しょっちゅう着け外しをする必要がありません。女性の場合、「この年で老眼用のメガネなんて恥ずかしい」と感じる人も多いと思いますが、最近では、周囲には遠近両用だとは気づかれにくいおしゃれなメガネが豊富。遠近両用のコンタクトレンズも販売されています。遠近両用メガネ、遠近両用コンタクトレンズにもさまざまな種類があり、どんなものが自分に合うかはライフスタイルによっても異なります。シーンによって、メガネとコンタクトレンズを使い分けるのもひとつの手です。相談しやすい眼科とメガネ店を見つけて、自分に合ったメガネ、レンズを選びましょう。
2016年09月06日大学を卒業したら、なるべく早く結婚・出産したいな……そう考えている学生は今も少なくありません。むしろ、今の30代・40代の先輩女性が皆口を揃えて「結婚できない!」と嘆いていたり、「結婚できない女性」をテーマとしたテレビドラマが流行したこともあってか「20代の早いうちに結婚しないとマズい!」と考えて居る大学生が増えているといいます。ここでは「なるべく早く、とにかく結婚したい!」と考えているあなたが、今後心にとどめておくべきポイントを3つご紹介します。■年収と肩書きだけで相手を選ばない社会人にもなれば、相手の男性の年収や肩書を気にする人も多いでしょう。愛だけでは食べていけませんから、安定した稼ぎがあるかどうか、社会的な信用を得ているかどうかをチェックするのは、悪いことではありません。しかし、だからといって男性の年収や肩書ばかりを見ているのは考えもの。たとえば「大手企業に勤めていて、成績もよくて出世コース、年収も平均より上」なんて男性と結婚したとしても、思わぬ異動や左遷があるかもしれません。または、脱サラをしてお給料が下がってしまうかも。事故や病気で働けなくなる可能性だって、ゼロではないのです。たしかにお金があれば豊かな暮らしができるかもしれませんが、結婚の理由がそれだけでは不安が残ります。迷ったときには、「今より生活レベルが下がったとしても一緒にいたい人なのか」をよく考えましょう。■家庭環境で内面をチェックしよう「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、生まれ育った家庭環境はその人の性格に大きく影響します。良いなと思う人がいたら、子どものころの話や家族とのエピソードをたくさん聞いてみましょう。そして、少しでも「ん?」と思うような点があれば、立ち止まって考え直してみることです。こうすることで、モラハラやマザコンなど、実は性格に難ありな男性を見抜くことができます。また、義理の両親や家族の性格を聞いてみれば、結婚後にやっていけそうかどうかもある程度予測が立ちます。結婚してから性格が豹変した……なんて事態になっては、あまりにもショックですよね。■モテるうちに時間をムダにしない20代の女性は恋愛市場で人気があります。同年代はもちろん、今までは知り合うことのなかったちょっと大人な男性からアプローチされることもあるでしょう。しかし、20代のうちに結婚をしたいのであれば、その貴重な時間をムダにすることだけは避けましょう。たとえば不倫。泥沼の関係から抜け出してみれば、いい男はみんなとっくに結婚していて、自分は年ばかり取っていた……なんて話はよく耳にします。略奪婚に至ったとしても、慰謝料で家計を圧迫されたり、家族との縁が切れたりと、幸せには程遠い結末に。不倫でなくとも、結婚する気のない男性とのお付き合いは極力避けるようにしましょう。四年制大学を卒業した時点で、大半の人は22歳前後です。そこから良さそうな人を見つけて、お付き合いを深めて、プロポーズ……と考えると、「あまり時間がない!」と青ざめる人もいるのではないでしょうか。焦って誤った判断をしないよう、この3か条を心に刻んで行動していきましょう!
2016年09月04日女優の常盤貴子(44)が、17日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)にゲスト出演し、40代になってからの変化を明かした。常盤は、TOKIOの山口達也から「40代はどう? 20代、30代、40代と違いましたか?」と聞かれると、「違いますね。すごく変わった気がします」と答え、「どんどん不真面目になっていくし、どんどんできないってはっきり言えるようになる。まったく頑張らない傾向になってきている」と明かした。そして、20代はできないことでも「やります」と頑張り、30代は「頑張ってはみるけどできないかもしれない。そのときはごめんなさい」というスタンスだったと説明。その上で、「40代になったらもうやらない」と話し、「無理をしてやるほどのことか…休むことも次にいい仕事をするためには必要な時間。休むことの大事さを覚えた」と語った。40代になってからオフの考え方も変わったという常盤。国分太一から「オフが日曜にあるってわかってたら、そこに向けて日曜日大事にしようとか考えるようになってないですか?」と聞かれると、「その時点でレベルが全然違う。1日の休みじゃないですもん。1週間、1カ月、3カ月…」と長期の休みをとるようになったことを明かした。山口が「戻れなくないですか?」と言うと、「戻れるようになる」と答え、「20代は1週間どう使えばいいかわからないと思っていたけど、30代、40代になるにつれて、1カ月休んでも3カ月休んでも『まだまだ足りない休みが!』ってなるの」と説明。「ダメ人間になるのはあっという間」と加えると、TOKIOのメンバーは爆笑し、国分は「名言出ましたね!」とツッコんでいた。
2016年08月18日10月から6品新発売2016年7月22日、株式会社ポーラはスキンケアブランドの「アリュー」6品目を10月6日に発売すると発表。40代から50代の女性の肌をケアする商品で、商品名はそれぞれ、「アリュークレンジングクリーム」「アリューウォッシュ」「アリューアクティブフォームマスク」「アリューローション」「アリューミルク」「アリュークリーム」。数量限定発売のコレクションボックスでクレンジング・ウォッシュ・ローション・ミルク・クリームの小さめサイズが入ったものもある。価格は低いもので税込みで4,860円からコレクションボックスの16,740円まで。女性ホルモンと成長ホルモンの2つに着目経験豊富で自分自身にとって大事なものを見抜く40代・50代女性にさらに美しくなってもらうために生まれた「アリュー」は、女性ホルモンと成長ホルモンの作用に着目し、うるおって健康的な肌に導く理論をもとに複合成分のフィトセロンを配合。これはポーラが開発したもので、肌が受ける負担を軽くする設計も取り入れた。角質層までスッと肌に浸透し、明るく健康的な肌を目指す。取り扱いは全国約4800店舗のポーラの店・有名百貨店内にあるポーラコーナーの45店舗・ポーラホームページ上で行い、海外販売としては2017年2月より香港・タイ・台湾で順に発売する予定にしている。(画像はプレスリリースより)【参考】株式会社ポーラプレスリリース
2016年07月29日きょうは、『40代を後悔しない50のリスト【時間編】―――1万人の失敗談からわかった人生の法則』(大塚寿著、ダイヤモンド社)という書籍をご紹介したいと思います。もしかしたらタイトルを見てピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、ベースになっているのは2011年のベストセラー『40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則』。ビジネスパーソンが意識しておくべき考え方を記した同書を軸としつつ、今回は40代にとっての「時間」に焦点を絞っているわけです。そして大きなポイントとなっているのは、「なぜ40代にとって時間の使い方が重要なのか」ということ。でも、なぜ40代にとってそれが大切なのでしょうか?■時間の使い方は「40代の重要事項」20代、30代の方はまだイメージしづらいかもしれませんが、40代は人生において非常に意味のある時期。やっと自分の裁量で仕事ができるようになり、自分のやりたかったこと、あるいは個性やセンスが発揮できるようになる年まわりだということです。また一方、子どもの進学や親の介護など、家庭においてあらゆる問題が起こってくるタイミングでもあります。しかしそんななかで40代は、「頭ではイメージできても、物理的に時間を奪われるため実行できない」というジレンマに悩まされることにもなるのだと著者は指摘しています。「やりたいけれど、やる時間がない」「30代と同じ感覚で仕事に時間をかけられない」というような現実に直面してしまうため、時間についての考え方を一新する必要に迫られるということです。■30代と40代では大きく違う時間術もちろん、時間の使い方はどの年代にとっても重要。しかし現実的に、20代、30代の時間術と、40代のそれは決定的に異なると著者は断言します。30代までの仕事の大半は、いかに速く作業を終えるか、いかに効率的に行うかという「作業スピード」でカバーできることが中心でした。でもそれは、成果を生み出すために時間を犠牲にしていたということでもあります。しかし40代が抱える業務量は、30代までの延長線上で「もっと努力」したり、「さらなる改善」を行うことでクリアできるものではないというのです。ちょっとスピードが上がった程度では、とても解決できる量ではないということで、そこをクリアすることこそが、40代にとっての仕事なのです。具体的にいえば、時間管理の方法を根本から見なおし、仕事の進め方や意思決定、ものの見方を大幅に変え、必要とあらばこれまで身につけた「勝ちパターン」を思い切って捨てることも必要だとか。勇気が求められるでしょうが、それを乗り越えることが40代の責務なのかもしれません。■時間配分を変えることで人生が変わるいうまでもなく、時間は有限の資源。決して増やすことができず、持ち時間の総量は常に一定であるため、「資源となる持ち時間を、なににどう振り分けるか」が重要な意味を持つわけです。だとすれば、人生を変えるために大切なのは、時間の配分を変えること。時間の振り分け方を見なおすことが、仕事の成果を生みだし、人生をよりよく彩ってくれるという考え方です。とはいっても、巷にあふれる時間術にあるように、「手帳を上手に使いこなす」とか、「スキマ時間を有効活用する」ことが、時間を上手に使うということではないでしょう。仕事の成果に焦点を合わせたり、自分の価値観や生き方に合わせ、「持ち時間をなににどう配分するか」にかかっているということです。■仕事でも人生でも時間配分を変えよう端的にいえばそれこそが、「40代が考えるべき時間の使い方」。別な表現を用いるならば、ドラスティックに時間割を見なおすことが、どの年代よりも求められているというわけです。もし小手先の技術でスケジュールを調整し、わずかな自由時間をひねり出すことができたとしても、それは決して根本的な問題解決にはつながらなくて当然。もちろん仕事の効率化も大切ですが、それだけですべての問題を解決できるほど、40代の役割は小さいものではないということです。そこで仕事においても人生においても、正しく優先順位づけを行い、それを実行するために時間配分を変えることが重要だというわけです。そのことについての重要なポイントを「計画術」「習慣術」「仕事術」「マネジメント術」「生活バランス術」とさまざまな角度から検証しているだけに、本書を活用すれば、きっと未来への道筋をイメージできるようになれるでしょう。*「40代までには、まだまだ時間があるから」と感じていたとしても、現実的にそこに到達するまでの時間は驚くほど早いもの。そうでなくとも、準備は早ければ早いに越したことはありません。いつか訪れる40代をよりよいものにするために、ぜひとも読んでおきたい一冊です。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※大塚寿(2016)『40代を後悔しない50のリスト【時間編】―――1万人の失敗談からわかった人生の法則』ダイヤモンド社
2016年07月10日必要なものだけでシンプルに暮らす「ミニマリスト」に注目が集まっています。株式会社マクロミルが全国の30代~40代の男女を対象に行った調査でも、56.8%がミニマリスト的な生活を好むという結果が出ています。そんな暮らしに憧れながらも、なかなか捨てられないのがクローゼットにぎっしりつまった服。「あまり着ていないからもったいない」「まだ着るかもしれない」と考えると、なかなか決心がつかないものです。そこでご紹介したいのは、『服を捨てると幸せが見つかる』(やまぐちせいこ著、SBクリエイティブ)。著者は1つのコーディネートを基本にワンシーズンを過ごす「ワンコーデ制服化」を実践中。「制服化」したボーダーシャツ×白のチノパンを3セットと、シャツやコートなど10着だけで快適に暮らしているそう。今回は本書のなかから、服の「捨て方」「残し方」をピックアップしました。片づけに悩んでいるという人はぜひ参考にしてみてください。■1:「捨てる」のではなく「残す」ものを考える服をなかなか捨てられない人は、発想の転換をしてみましょう。「なにを捨てるかより、なにを残すか」「なにを着るかより、なにをしたいか」「捨てることで、なにをしたいか」を考えることで、自分に本当に必要なものが見つかるといいます。たとえば「こんな毎日を過ごしたい」とイメージすることで、着る服も自然と決まりますし、「服を減らしたらこんな自分になりたい」と想像すれば捨てるものも明確になってきます。自分なりの基準を持ち、まずは「残すもの」を見極めてみましょう。■2:ワンシーズン着なかった服は捨てるワンシーズン(半年間)着なかった服は捨てましょう。約180日間も着るチャンスがあったのにその服を選ばなかったということは、心のなかではもう「いらない服」になっているのです。■3:朝40秒で選べる服は残す急いで出かけなくてはいけない朝、40秒でパパッと手に取る服は残してOK。そういうときは、反射的にお気に入りの服を選んでいるものなのです。また、今日着たコーディネートを「明日も着たい」と思えるなら、色柄違いで何枚か揃え、「制服化」してしまうのもおすすめだといいます。■4:「◯◯専用」のアイテムにこだわらない服が増えてしまう理由の1つに、「場」ごとのアイテムが多いことがあります。デート用、仕事用、家用……。そんなふうにそれぞれのアイテムを持っていると、ものは増えるばかり。たとえば冠婚葬祭でも使える黒のショルダーを普段も使うなど、なるべく共有できるものを持つことを心がけて。■5:部屋着もお気に入りのものにするよれよれになったTシャツや、ゴムが伸びた服を部屋着にしていませんか? 気楽にくつろぐ服と消耗した服は別物。役目が終わった服は「もったいない」と持ち続けるより、「お疲れさまでした」と感謝して処分しましょう。部屋で過ごす時間も、自分にとっては大切な人生の一部。そんな時間をよれよれの服で過ごす方がもったいないことなのです。■6:その服が自分になにをもたらしたかを考えるものの価値は使ってみないとわかりません。高価なものでも使い心地が悪ければ、自分にとっての価値は少ないのです。ですから、捨てようか迷うときは高かったか安かったかではなく、それが自分になにをもたらしてくれたかを基準にしましょう。コツはプラスとマイナス両面から見ること。たとえば著者は以前は色柄のきれいなニットが好きだったそうですが、ワクワクする反面、そのニットに合わせたスカートや鞄、靴などさまざまなものが必要になり、ものが大量に増えてしまったという経験があるそう。よい面と悪い面からものの価値を見極めれば、決断に迷いがなくなるはずです。■7:まずはお試し期間を設けるいきなり捨てるのが難しければ、まずは自分が何着で過ごすことができるのか「試してみる」「実験してみる」というスタンスで臨んでみるのもおすすめだそうです。著者はワンコーデ制服化にたどり着くまでに、「着る枚数を決める」「着たい服以外はダンボール箱で一時保管する」「保管の期限を決める」「決めた枚数で生活する」というプロセスを繰り返したのだといいます。捨てるかどうか迷う服は保管箱に入れて、シーズン中に取り出したものはクローゼットへ戻せばOK。ただし、保管箱には期限をもうけ、それが過ぎたものは処分するようにしましょう。*服を減らすと管理しやすくなるので、間違った買い物が減ったり、衣替えが簡単になったりというメリットもあると著者はいいます。それにお気に入りの服だけがクローゼットに入っていれば、気持ちも上がりますよね。まずはできるペースで何が自分に必要なのかを見なおしてみませんか?(文/平野鞠) 【参考】※やまぐちせいこ(2016)『服を捨てると幸せが見つかる』SBクリエイティブ※ライフスタイルと金銭感覚に関する調査-株式会社マクロミル
2016年06月10日日本人女性の平均寿命が86歳である今、40歳は人生のターニングポイントとも言われています。40を前にして、キャリアや恋愛、結婚など、これまでの人生に不安や疑問を抱いてしまう女子は多いもの。そんな女性特有の人生の悩みを抱えているのは、華やかな世界で活躍するハリウッド女優だって同じ。今回は、若い頃の挫折や失敗、経験を糧に、アラフォーになって輝きが増したハリウッド女優3人をご紹介します。年齢になんてとらわれない、ポジティブなアラフォーを満喫するヒントを見てみましょう。激太りを乗り越えたケイト・ハドソンKate Hudsonさん(@katehudson)が投稿した写真 – 2016 1月 13 5:08午後 PSTPhoto by Instagram(ケイト・ハドソン)名女優ゴールデン・ホーンの娘、ケイト・ハドソン。「あの頃ペニー・レインと」や「10日間で男を上手にフル方法」で人気を集めたケイトですが、どうやら太りやすい体質らしく、20代で二度の出産を経験した後、メキメキ体重が増加。ゴシップ誌では、ケイトのぽっちゃりな体型がたびたび取り沙汰され、60代になってもスリムな体型をキープし続けている母親のゴールデン・ホーンと比較されていました。一念発起したケイトは、30代後半から本格的にヘルシー志向に転換し、見事20代前半当時のプロポーションをゲット。ライフスタイル本『Pretty Happy: Healthy Ways To Love Your Body』では、“完璧主義を捨てること、ネガティブに陥らないこと”をモットーに、自身のダイエットから得た、ヨガやエクササイズを取り入れた太りにくいヘルシーな食事スタイルを楽しむ秘訣を紹介しています。これまでと同じ生活を続けることが難しくなってくるアラフォー女子。ケイトのように、ヘルシーなライフスタイルを取り入れてみるといいかもしれませんね。恋もキャリアも遅咲きの女優エバ・メンデスEva Mendesさん(@evamendes)が投稿した写真 – 2016 4月 27 12:23午後 PDTPhoto by Instagram(エバ・メンデス)「ワイルド・スピード」シリーズでお馴染みの、ラテン系女優エバ・メンデスは、30代後半になってようやく女優としてキャリアを確立した遅咲きの女優。20代でデビューしたものの、端役としての映画の出演が続き、同世代女優のジェニファー・アニストンやキャメロン・ディアスから大きく遅れをとっていました。しかし、そこで諦めないのがエバの凄いところ。とにかく演技で認められる女優になろうと、自費で地道にアクティングレッスンに通い、コツコツと演技力をつけていきます。その後、役の大きさにこだわらず、小さな端役でもオファーを受け続けた結果、30代後半で、ラテン系女優初となるラブコメ映画のヒロインに抜擢。セクシーな上、コメディも出来る女優として、注目を集めていきます。また、恋愛でも、40代に入ってから、6歳年下のイケメン俳優ライアン・ゴスリングと結婚。最近第2子を出産しており、まさに公私ともに40代から開花したエバ。「彼氏がいない、キャリアもパッとしない……」と悩めるアラフォー女子の心強いお手本となってくれそうです。どんなに忙しくても、ピチピチ感を失わないジェニファー・ロペスJennifer Lopezさん(@jlo)が投稿した写真 – 2016 4月 6 12:19午後 PDTPhoto by Instagram(ジェニファー・ロペス)今年47歳になるジェニファー・ロペス。歌手・女優として若い頃から大人気のジェ二ロペですが、アラフォー後半に差し掛かっても、その勢いはとどまるところを知りません。子育てをしながら、人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」に審査員として参加するジェ二・ロペ。超多忙な日々でも、若さと美しさをキープし続ける秘訣は「カフェイン、たばこ、アルコールを徹底的に控える/睡眠を8時間以上取る/日焼け止めを必ず塗る」といった意外にもシンプルなものばかり。ゴシップ誌を賑わすパーティー三昧の日々や、派手な恋愛を経験し、素朴な生活こそが自分をハッピーにしてくれることを悟ったと雑誌のインタビューで語っています。結婚・出産後も仕事を続けたい女性が増えている今、ジェ二・ロペのように、シンプルなケアを心がけ、日々の忙しさに溺れてしまわない美しさをキープし続けたいものです。人生の一つの節目である40歳。素敵なアラフォー女子になるために、ぜひお手本にしたいハリウッドセレブ達です。
2016年06月09日40歳からのダイエットドリンク「大人の飲む生酵素」株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)は、2016年5月20日より「大人の飲む生酵素」を販売する。「大人の飲む生酵素」は、40歳からのダイエットドリンクだ。ダイエットで「しぼんで」ない?「カロリー制限をしても体重が減らない。」「痩せたのになんだかしぼんだだけみたい」こんな経験はないだろうか。40代以降のダイエットが難しい原因の一つが「体内酵素」や「ヒアルロン酸」。加齢と共に減少してしまい、痩せにくい身体になっているのだ。「大人の飲む生酵素」「大人の飲む生酵素」は、222種類の野菜や果物、野草、穀物などを熟成発酵させた植物発酵エキスを配合。美しく、健康にダイエットするために必要な栄養素がバランス良く含まれている。また、ヒアルロン酸も1,575mg配合。ダイエットしても保湿成分を十分に補うことができる。フルーティーな美味しさで、水や炭酸に混ぜて飲むだけでなく、アレンジして楽しむことも可能。楽しむダイエットで、成功へと導く。予約キャンペーンでお得に!現在、予約期間限定キャンペーンを開催中。1箱(15gx21包)通常価格 4,900円(税込み)を4,400円(税込み)にて提供する。また、3箱まとめて購入すれば、1箱プレゼントとなっている。数量限定のため、注意が必要だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・【新発売】大人はキレイにダイエットする時代!40歳からのダイエットドリンク「大人の飲む生酵素」が新登場!
2016年04月09日バルクは4月5日、「30代・40代女性のライフスタイルに関する調査」の結果を発表した。対象は30代女性845名と40代女性1,477名の合計2,322名。期間は2015年11月7日~11日。○30代・40代女性の1カ月のお小遣い、「2万円未満」の層が最多に同調査では、ライフステージ別の分析軸を下記の9軸で分析している。・「LITS(Living Together Single)」:未婚で、実家で親と同居している女性。・「おひとりさま」:未婚で、一人暮らしをしている女性。・「DINKS(Double Income No Kids)」:既婚の有職者で子供を持たない女性。・「夫婦二人」:既婚の専業主婦で子供を持たない女性。・「乳幼児ママ」:保育園・幼稚園に通わない3歳以下の子供を持つ女性。・「保育園ママ」:既婚者で、子供が保育園に通う女性。・「幼稚園ママ」:既婚者で、子供が幼稚園に通う女性。・「働くママ」:既婚の有職者で、小学生以上の子供を持つ女性。・「専業主婦」:既婚の専業主婦で、小学生以上の子供を持つ女性。「1カ月のお小遣いの金額」を聞いたところ、全体では「2万円未満」(18.5%)が最も多かった。次いで「お小遣いはない」(14.4%)、「3万円未満」(13.8%)、「1万円未満」(12.4%)、「5,000円未満」(10.1%)となった。平均金額は1万9,288円だった。ライフステージ別に「5万円以上」の割合をみたところ、最多は「おひとりさま」(16.3%)だった。次いで「DINKS」(11.7%)、「LITS」(10.5%)、「保育園ママ」(6.3%)となった。一方、「お小遣いはない」の割合をみると、「専業主婦」(22.1%)が最も多かった。次いで「乳幼児ママ」(18.4%)、「夫婦二人」(17.9%)。以降「幼稚園ママ」(17.2%)、「保育園ママ」(17.2%)と続いた。ライフステージ別に平均金額をみると、「おひとりさま」が2万8,983円で最も高かった。次いで「DINKS」(2万7,850円)、「LITS」(2万5,308円)、「保育園ママ」(1万7,672円)。以降「働くママ」(1万6,294円)、「夫婦二人」(1万4,054円)、「幼稚園ママ」(1万3,303円)となった。
2016年04月05日こんにちは、健康ライターの鍋谷萌子です。『寝る』という行動は、疲労を回復したり、体調を戻したり、ストレスを解消したりするために、とても重要なものです。仕事が忙しくなると睡眠時間が犠牲になりますが、忙しい人ほど睡眠時間の確保が必要なもの。忙しくなってくる中高年の場合、睡眠時間は確保できているのでしょうか?ここでは、総務省統計局の『生活時間に関する結果』から、30代~50代の睡眠時間の平均をみていきましょう。●30代から50代の平均睡眠時間は約7.5時間平均睡眠時間は、平成18年と平成23年でもかわりません。女性の場合は若干の差はありますが、どちらのデータでも、『平均睡眠時間は7.42時間』 と出ています。男性の平均睡眠間は、全体で見ると、7.49時間。女性の場合は7.36時間です。30代の男性の平均睡眠時間は、7.32時間。40代の男性の場合は7.2時間。そして50代の場合は7.24時間となっています。●ほかの年代と比較しよう上の数字から、“30代~50代の男性の睡眠時間は、平均値に比べて短い”ということがわかります。特に、45~49歳の場合、男性全体の年齢層のなかではもっとも睡眠時間が短く、7.1時間 となっています。男性の場合、35歳~64歳までの壮年期の睡眠時間が短くなる傾向にあります。冒頭で少しお話した、『仕事が忙しい世代』 に合致しています。ちなみに、女性の場合も45歳~49歳の睡眠時間がもっとも短いです。6.48時間と、平均睡眠時間を1時間程度も割り込む数字であり、性別、年齢別にとったデータでは最低値です。●睡眠時間を確保する意味とは『仕事が忙しい時期』というのは、“時間がないが故のストレス” を抱え込みやすい時期でもあります。そのため、本来ならば、いつも以上に睡眠時間を確保し、しっかり寝ておく必要があります。しかし、忙しくなれば睡眠時間は犠牲になりますし、寝ようと思っても、仕事のことが気になって眠れなくなる、ということも多いでしょう。このような場合、満足な睡眠時間が確保できなかったとしても、“質のよい睡眠” をとるように心がけたいものです。遮光カーテンを使ったり、湯船にしっかり浸かった後に寝たり、香りや音に気遣ったり、という工夫を行えば、睡眠時間は短くても、満足度の高い睡眠を得ることができるでしょう。また、「これらのことをしていても眠れない」「たまに早く帰ってきてもうまく眠れない」というような症状に見舞われているのであれば、病院で診察を受けるようにしてください。睡眠障害を患っている可能性が否定できません。【参考リンク】・平成 23 年社会生活基本調査 生活時間に関する結果 要約 | 総務省()●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)
2016年03月06日「人生は短い」いつもそう思いながら日々暮らしてきたけれど、ある出会いをきっかけに「人生は長い」というポジティブな考えが浮かび、長いからどうしようかと真剣に考えるようになりました。先日自分の研究ワークの一部で健康な高齢者の方と多くコミュニケーションを取るチャンスがあり、これをきっかけに私の人生観やこれからの計画を考えなおすことになったのです。今回お会いしたのは60代~80代の健康な高齢者の方々。どの方も地域のため人のために働いておられる方々です。私の人生設計では60歳でリタイアしその後は仕事のことはあまり考えていなかったのが本音でした。しかし今、医学の進歩や予防医学が進み、平均寿命は世界一を誇る日本! 60代からの人生が20年以上もあるのです。さて60歳からどうする…?お会いした70代、80代の方がなんとお元気なこと。健康面だけではなく、ちゃんと自分の能力を発揮できるところに身をおき、自分らしく生きるアイデンティティを保っているのです。そして服装や身なりがとてもおしゃれで清潔感に溢れています。私は自分の仕事の内容を忘れ、話を聞くことに夢中になりました。落ち着いた貫禄と相手を優しく包む包容力。そんなに慌てなくて大丈夫ですよ、と声をかけられ、「そうですよね」と思わず涙ぐんでしまいました。 長い人生を “元気に楽しんで” 過ごすためには?ITに翻弄される毎日、スピードが命の現在。研究職もスピードがものをいいます。そんな中でふと穏やかでアナログな時の流れを感じた瞬間でした。戦後の日本を立て直し、日本の高度成長を支えてきたこの世代。乗り越え、経験してきたからこそ持つこの余裕感。今の私、現代の人たちに彼らの意見や空気感は必要であると感じました。話も自らの経験をもとに話をしてくださいました。どう感じたか、どう見てきたか、話の興味はつきません。そして最も興味を持ったのは、「どうしてこんなにお元気なのか、どうして楽しそうなのか」ということ。今も活発に活動されているが、それは今に始まったことではなく、若い頃から活動的であるということ。習慣というのは年齢を重ねてから変えるのは難しい。今でさえ、自分の生活の傾向をなんとか変えようとしてもかなりの努力が必要になります。今回お会いした高齢の方がたは、日常的に運動をすること、人とたくさんコンタクトを取り、趣味を楽しみ、おしゃれをして外へでかけることを億劫に思わず、それらは日常的なことであるようでした。シンプルな食事で人を家に招き、残りの布でさっとお裁縫をしブラウスを作る、自転車に乗り風を感じる。楽しくて仕方がないという。ゆるやかな時間を感じるけれど、次の予定を聞くと、ポケットからスマホを取り出しスケジュール表をチェックする。ちゃんと時代の波にも乗っているのです。認知症予防にも? 日々の生活で大切なこと認知症である人と健常者の脳内を比較したこんな論文(※)があります。認知症の原因としてamyloidβ(Aβ)やTau (タウ)という異常なタンパク質が脳内に沈着し、それが神経細胞を脱落させることが考えられています。その凝集は特に記憶や情動に関連した脳部位に起こるのです。しかし高齢者の中には健康で、記憶力や認知機能の低下がみられず元気に楽しく暮らしている方も多くいます。健康で認知機能を維持したまま亡くなった方の脳を剖検したところ、Aβが著しく沈着しており病理学的にはアルツハイマーと診断される状態であったといいます。アルツハイマーと診断されて亡くなった方とどこに差があったかというと海馬の体積であることがわかったのです。つまり病理学的、組織学的には差はないけれど、アルツハイマー病では海馬の体積の減少が認められたのです。海馬の体積を維持することで、予防も可能であるということを示した研究の1つです。そして海馬は唯一、神経を再生させる能力があり、それは運動や食事、日々の生活で大きく変化をします。ライフスタイルが大きく関与していることは間違いありません。人生は長い。だから健康=楽しく=一生現役でなくてはいけません。考えさせられる40代、今から準備が必要だと感じた出会いとなりました。※ 参考論文:Erten-Lyons et al., Neurology, 2009
2016年03月01日Woman&Crowdは21日、女性のエイジングケアの実態や、それがもたらす意識変化を明らかにすることを目的として、40代・50代の女性を対象に実施したエイジングケアに関する意識調査結果を発表した。まず、実際にエイジングケアを始めた年齢を尋ねたところ、最も早くから始めた人は19歳から、遅く始めた方は55歳からで、平均は38.9歳。エイジングケアを意識し始めた平均は37.3歳となったが、実際に加齢による肌や顔つきの変化を実感したのは平均40.6歳であり、特に産後や育児が落ち着いてから体の変化と共に加齢を感じることが多いようだ。実際に加齢を要因とする肌の悩みとして、1位は「シミ」、2位は「たるみ」、3位は「乾燥」という結果になっている。実年齢より自分は若く見えると思うかという質問に対しては、「思う」(26%)と「まあまあ思う」(51%)を合わせた約8割の女性が「自分は実年齢よりも若く見える」と思っていると回答。また、95%の女性がエイジングケアは女性にとって重要なことだと考えており、その中でも「若々しくいることで生活にハリが出る。女性として自信が持てる(40代後半)」といった自分のためのエイジングケアを含め、「夫や子どもが、素敵な妻や母として紹介できる存在でいたい(40代前半)」など、誰かのためのエイジングケアも意識していることが分かった。さらに、エイジングケアによって私生活に期待できる影響として、「イキイキと過ごせることで、家庭生活や仕事もうまくいく気がする(40代前半)」「年齢を言い訳にせず、活動的になれる。人に会うのが楽しくなる(40代前半)」といった回答も挙がっている。こうした回答に対して同社は、「外見の自信は、内面にもポジティブな影響を与えると共に、女性の美意識は実生活にも影響をもたらす可能性があることが分かった」とコメントしている。最後に、「キレイに年を重ねている」と思う40代・50代の女性芸能人を聞いたとこと、ドラマやCMでも活躍中の篠原涼子さんと真矢ミキさんが、同年代の女性たちから「キレイに年を重ねている」と多数の支持を集め、それぞれ40代女性と50代女性の1位となっている。同調査は、2015年12月1日~15日の期間に、「Woman&Crowd」会員の40代・50代の女性300名を対象とし、インターネット調査によって実施された。
2016年01月22日40歳代後半から50歳代にかけては、そろそろ第二の人生が気になる時期。老後の資金プランについても考え始める人も多いと思います。資金プランというといくらのお金をどのように用意するかということばかりに目が行きがちですが、老後の保障のことも一緒に考えてみてください。○定年と同時に保険料払い込みが終わる保険はそのまま継続すべき?若い頃に加入したままずっと見直しをしていない保険は、どのような契約になっているのか一度確認してみましょう。メインの保険は保険料の払い込みが60歳前後で終わるという商品に加入している人も多いはず。死亡保障の保険の場合、払い込み期間が終了すると同時に死亡保障額がぐんと低くなる契約が多いので、これまでの保障のままのつもりでいると、老後に「アテにしていた保険金がもらえなかった」ということになりかねないので注意が必要です。現在の保障額が何千万円もあったとしても、実はそのほとんどが掛け捨ての保障である可能性が大きいため、保険料の払い込みが終わった後は数百万円しか保障が残らなかったということも。掛け捨てが良くないとか死亡保障が数百万円だから老後の保障として少なすぎるということではなく、これまでかけてきた保険に対しての期待と現実が大きくかけ離れているケースが多く見られるので、早めに現実的なところを冷静にチェックしておき、保障内容を見直すべきところは早めに手を打っておくことが肝心です。保障が減るとわかって慌てて損をしてしまわないためにも事前の確認は必須です。○老後の死亡保障はいくらあれば安心なの?実際、老後の死亡保障額は300万円~500万円程度、低い人だと150万円ぐらいになってしまう保険に加入している人がほとんどです。この老後も残る保障額は終身保険といって一生涯保障される部分。それ以外の数千万円は掛け捨てで安心を買っているのだと割りきりが必要です。さて、残った終身保険の保障額で老後の死亡保障が足りるのかどうかということが問題です。60歳前後から終身保障の保険に加入するには、保険金額とほぼ同じだけの保険料を払わなければならないケースも。保障を充実させるために老後資金を使ってしまうという事にもなりかねないので慎重に検討することが求められます。死亡保障は残された家族が困らないためのお金なので、子供たちが独立した後は夫婦お互いが万一のときに残されたほうが生活に困らないだけの保障を確保しておくというのが基本的な考え方です。その場合、年金がいくらもらえるのか、老後資金として用意しているお金がいくらあるのか、持ち家かどうかなどによって必要額は違ってきます。一人残されたときには遺族年金と貯蓄でなんとか生活できるのであれば、極端な話、葬式費用程度あれば死亡保障は十分と割り切ることもできます。若いころは貯蓄も少なくそれに対して必要な支出が多いため、万一のときの大きな保障が必要でしたが、そのころの感覚で保険を準備する必要はありません。老後のための資金準備がきちんとできていて、相続など特別な資金準備の必要性もなければ死亡保障はなくてもいいケースもあります。ですから、死亡保障がガクンと減ってしまうことを極度に心配し、必要もない保険に加入することがないよう、しっかり保険で準備しなければならないお金があるのか検討してください。○医療保障が心配だけどこれから加入できる?医療保障に関しては、メインの保険に特約で入っているだけという人は、終身タイプの保険を追加することも検討できます。死亡保障の保険に吹かされている保険は、80歳などで保障が満了してしまうものが多いからです。ただし、医療保障も老後の資金プランをどのように設計しているかによって追加で加入が必要かどうかを冷静に判断してください。病気などのための備えも含めて老後資金を作っているなら、あえて保険に入る必要はありません。がんなど深刻な病気になったときに特別な治療を望む場合には、通常の医療保険ではなく、治療費を補償するタイプの保険で備えるという選択もあります。老後は、何でも保険でリスクに備えるのではなく、蓄えも考慮し必要な保障だけ選んで確保する方向で見直しを考えてみましょう。<著者プロフィール>ファイナンシャルプランナー 堀内玲子証券会社勤務後、編集製作会社で女性誌、マネー関連書などの編集を経て1993年に独立。1996年ファイナンシャルプランナー資格を取得。FPとして金融・マネー記事などの執筆活動を中心に、セミナー講師、家計相談などを行う。著書に「あなたの虎の子資産倍増計画」(PHP研究所・共著)「年代別ライフスタイル別生命保険のマル得見直し教室」(大和出版)など。
2016年01月19日「ボディーラインをきれいに保てるのは20代まで」なんて誰が決めたのでしょうか。美しい身体を持つ30代、40代以上の輝いている女性だっています。ただ現実問題として、30代も後半に入ると新陳代謝は確実に落ちてくるもの。そこで適切なカロリーコントロールや運動は必須になります。今回は『everyday HEALTH』を参考に、30代の賢いダイエットのコツを10種ご紹介しましょう。■1:痩せたい理由を明確に持つロサンゼルスのジョニー・ボーデン認定栄養士は、目標に対する具体的な理由づけが重要だと述べています。痩せたい理由は人それぞれ。健康になりたい、昔はけたはずのパンツを履きたい、くびれを取り戻したい……。なんでもよいので明確な理由を持ち、それを書き留めましょう。いつも目にする位置に、目標とするボディーを持つ有名人などのポスターを貼ると、視覚から動機づけられるのでおすすめです。■2:食事は1日3食をやめて5食にするスコッツデール減量センターに勤める肥満専門医のジルツァー医学博士は、3度の食事+2回の間食による1日5食生活を推奨しています。間食は1回200カロリー未満。たとえばヨーグルト、ビーフジャーキー、ゆで卵、プロテインシェイク、砂糖の量が少ないスナックバーなどがオススメです。2~3時間ごとに適切な量を小分けに摂り、満足感を維持することが目的です。なおダイエットに朝食は必須なので、抜かずにきちんと食べましょう。■3:タンパク質をたっぷり摂るすべての食事やスナック類は、14g以上のタンパク質と25g以下の炭水化物を含みます。おすすめが無脂肪のギリシャヨーグルト。1食分の約160gで、タンパク質は17g、炭水化物は6g含まれています。タンパク質も炭水化物と同様に腹持ちがよいので、ヨーグルトのような食べものがおすすめです。■4:「1袋100カロリー」の手軽なおやつに注意する「1日おやつは100カロリーまで」など、間食の量をカロリーだけで決めるのはやめましょう。たとえば、100カロリーでもチョコチップクッキーの場合、タンパク質はたった1gなのに砂糖は8.5gも含まれています。一方で、枝豆ならタンパク質は17gで、砂糖はたったの3gです。30代のおやつの選び方は、カロリーより内容が大事なのです。ちなみに砂糖をカットすると、PMS(月経前症候群)の改善も見込めるそうです。■5:子どもの食べ残しに手をつけない「もったいない精神」は素晴らしいですが、ダイエットにとっては致命傷です。子どもが残したチキンナゲット3ピースは、それだけで余分な142キロカロリーを追加します。フライドポテトSサイズも、半分残してしまったからと食べてしまうと136カロリー追加です。何気なく口にしたひとかけらが、ものすごく余分なカロリー摂取になっている可能性があります。心当たりはありませんか?■6:愛する家族のためにも健康的な食事をつくるダイエット食品を家族全員に強制すべき、という意味ではありません。ダイエットのために食事の内容を見なおしたとき、その内容は自ずと家族にとっても健康に良い食事になるはずです。既婚の女性であれば、自分のためだけではなく家族のためでもあると考えて、健康的な献立を考えてみましょう。■7:便利なアイテムは利用する一昔前はスマートフォンもなく、記録を取るのにも手書きで面倒な思いをすることもありました。しかし、いまは違います。無料のアプリやウェブサイト上で、日々のがんばりを記録したり、歩数計の役割をするサービスを見つけたりするのはたやすいことです。使える便利なものはとことん使って、カロリー計算なども行い、効率的に痩せましょう。■8:ダイエット仲間を見つけるひとりでやると挫折しがちなダイエットも、同じような目標を持つ仲間がいたらがんばれるはず。たとえば「週末のこの時間は必ず一緒にランニングをする」など決めごとを一緒につくってモチベーションを上げるのもひとつの手です。■9:睡眠時間を優先する赤ちゃんや小さな子どもがいるうちは、深い眠りに入りづらいかもしれませんが、睡眠時間の確保が重要です。2014年の発表によると、睡眠不足は食欲を調節するホルモンに影響を与える可能性があり、結果として体重増加につながるそうです。なるべく睡眠時間のとれる環境を整えましょう。■10:必要に応じてサプリメントで栄養素を補うサプリで痩せることは難しいですが、栄養素を補うことで健康にプラスの効果はあります。食生活の改善によって、摂取量が減ってしまった栄養素をたとえばマルチビタミンなどのサプリで補うのは有効です。*家事や育児、仕事に追われながらの30代のダイエットは十分な時間が取れないこともあるでしょう。しかし、そんななかでも、日々の食生活やちょっとした心がけで効率的にダイエットをすることは可能です。よりキレイな自分を手に入れてみませんか?(文/スケルトンワークス)【参考】※10 Weight-Loss Tips for Women in Their Thirties-everyday HEALTH
2016年01月09日ティアはこのほど、「葬儀に対する意識と実態」に関する調査結果を発表した。調査は12月11日~13日、全国の40代~70代の男女1,000名(男女各年代125名)を対象にインターネットで行われた。○7割が「配偶者の葬儀」について話し合った経験なし「自分や配偶者の葬儀の準備について、配偶者と話し合ったことがありますか?」と尋ねたところ、「自分の葬儀」について「ある」と回答したのは35.5%。その理由は「準備をしておけば配偶者や子供たちに迷惑をかけずに済むから」だった。一方、「配偶者の葬儀」について話し合ったことがある人は29.1%で、およそ7割が話し合ったことがないとのこと。話し合ったことがない理由について聞いたところ、多い順に「まだ早から(38.4%)」「残された人間で決めればいいから(30.7%)」「縁起が悪いから(15.9%)」となった。○半数以上が「自分の老後の準備せず」次に、「自分の老後に備えて準備しているもの」について尋ねたところ、約半数が「準備していない(51.3%)」と回答。その割合は年代が上がるに連れて減少するものの、70代でも3割超(31.2%)が「老後の準備を何もしていない」ことがわかった。また、「準備している(48.7%)」と回答した人に、どのような備えをしているのか教えてもらったところ、「葬儀の費用(53.0%)」や「墓(51.1%)」、「介護の費用(30.2%)」など、"自分の死に関する準備"が上位を占めた。○親が亡くなる前に準備しておくこと続いて、"親の葬儀の準備"について尋ねたところ、「親が亡くなる前に葬儀の準備をしておいてよかったと思うこと」として、「墓(54.3%)」や「葬儀の費用(48.0%)」、「葬儀社(32.1%)」などが上位に並んだ。反対に、「準備をしていなかったために困ったこと」では、「案内対象者のリスト(36.7%)」「葬儀の費用(30.2%)」「葬儀実施に関する親の意志とヒアリング(26.1%)」が上位に。各項目とも若い世代になるにつれ割合が高くなり、若い世代ほど親が亡くなる前の準備や親との意思疎通が不足していることが浮き彫りとなった。○自分の葬儀よりも「配偶者の葬儀」を……最後に、「自分が亡くなった後に葬儀をしてもらいたいか?」と質問したところ、「はい(51.2%)」「いいえ(48.8%)」と、ほぼ半々という結果に。また、「配偶者が亡くなった後に配偶者の葬儀をしたいか」については、8割以上が「はい」と回答し、自分の葬儀よりも配偶者の葬儀をしたい人が多いことがわかった。また、自分の葬儀をしてもらいたい理由について尋ねたところ、断トツで「配偶者の気持ちの区切りをつけてもらいたいから(56.4%)」だった。一方、配偶者の葬儀をしたい理由としては「自分の気持ちに区切りをつけたいから(56.4%)」が最多となり、多くの人が、葬儀を"気持ちに区切りをつける機会"としていることがうかがえる結果となった。
2015年12月28日「40代は”女子”じゃない」論争に、そろそろ決着をつけようか(c)Alena Getman先日、国立新美術館で「ニキ・ド・サンファル展」を観てきたんです。ニキ・ド・サンファルは戦後を代表する女性美術家の1人で、少女時代を過ごしたアメリカや母国フランスの前衛芸術の影響を受けながら、1961年に発表した「射撃絵画」で広くその名を知られるようになります。「射撃絵画」というのは、絵の具を入れた袋や缶を埋め込んだ石膏レリーフに、銃をぶっ放すことで描かれる絵画です。それと「40代女子」とどういう関係が……とお思いのみなさま、もうしばらくお付き合いを。ニキ・ド・サンファルは女性美術家であると同時に、なかなか過激な発言が飛び出すフェミニストでもあったので、現代を生きるおひとりさまの我々にも、さまざまな部分で示唆をあたえてくれる存在だと思うんです。「ナナ」は少女か、オンナか、母親か?ニキは11歳のときに父親から性的虐待を受けており、さらに母親との関係もずっとうまくいっていなかったといいます。家庭環境により幼少時代にトラウマを背負わされたニキは、精神的に不安定な時期を過ごしながらも、のちに芸術家としての才能を開花させます。そして前述した「射撃絵画」の制作に取り組むようになるわけですが、ニキ・ド・サンファルといえば、それよりも有名で高い人気を誇るのはなんといっても「ナナ」シリーズでしょう。「ナナ」シリーズの女性型の彫刻は、土偶を思わせるようなずんぐりした豊満バディが特徴です。初代「ナナ」を、ニキは友人だった妊娠中の女性をモデルにして制作したといいます。となると、この「ナナ」は母親なのでしょうか?しかし、どでかいお尻と大根足でぴょんぴょん飛び跳ねている(実際にはもちろん飛び跳ねてなんていないですが、飛び跳ねているかのように見える)「ナナ」は、母親として考えるにはちょっと無邪気すぎる気がします。だとすると、「ナナ」は少女なのでしょうか?とはいえ、少女にしては妖艶だし、ファッショナブルだし、何より肉体的に発達しすぎています。つまり、「ナナ」は少女であり、オンナであり、母親でもあるという、女性の多義的なイメージを表しているということです。ジェーン・スーさんが著書『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』のなかで、「40代女子」という言葉を話題にしていました。世間では「40代は“女子”じゃない」ということでこの言葉が叩かれたわけですが、かわいらしいものを見てテンションが上がったり、明確な根拠なく何かを嫌悪したりといった女子特有の言動は、本人と意識とは無関係に、生涯続くといいます。少女に求められるもの、オンナに求められるもの、母親に求められるもの、そのバラバラさ加減に我々はときに引き裂かれるわけですが、それらをすべて包括しながら飛び跳ねたり逆立ちしたりしている「ナナ」は、会場でとってもパワフルな魅力に溢れていたのです。〈ホーン〉はエロか、子供のアスレチックか?ところで、今回の展示にはなかったのですが、ニキといったら私のなかでは<ホーン>です。<ホーン>とは、美術館のエントラスに制作された女性の胎内をかたどった巨大建造物で、観客は足を広げた女性の性器から、彼女の胎内に侵入することができます。それはエロティックな体験であると同時に、人間の誕生という原始的な記憶を呼び起こします。以前、作品集か何かでこの〈ホーン〉という作品と、性器の前で列をなす観客の姿を見たとき、私もとても無邪気な気持ちで、「この〈ホーン〉に入りたい!」と楽しい気分になったんですよね。〈ホーン〉を一目見れば、多くの人はその性器から「中へ入りたい!」と思うはずです。そしてそのとき我々の胸のうちには、エロティックな冷やかしの気持ちと、巨大なアスレチックを前にした子供のような純粋なわくわく感とが、共存していると思うんです。少女であり、オンナであり、母親である「ナナ」。そして、我々の胸のうちにエロティックな欲望と無邪気なわくわくを同時に喚起する〈ホーン〉。ニキ・ド・サンファルの一連の作品はこんなふうに、子供でもあり思春期の少年少女でもあり大人でもあるという、境界線のない多義的な人間のイメージを我々の前に提供します。少女時代に性的虐待を受けたトラウマや、女同士である自分と母親の間で埋められなかった溝、友人の妊娠を祝う気持ちーー「女性」に対するさまざまな感情が、ニキにこのイメージを作らせたのでしょう。「いい年した女が”女子”っていうな!」という一連の批判には、確かに耳を傾けるべき要素もあると私は思います。しかし、彼らは「ナナ」を前にしても、「いい年して子供みたいに飛び跳ねたり逆立ちしたりするな!」というでしょうか?おそらく、そんなことはいいません。境界線のない多義的なイメージはときに人を混乱させますが、「ナナ」を見ていると、それこそが本来の人の姿であると、我々は思い知らされることになります。さて、「40代女子論争」に、私はうまく決着をつけられたでしょうか?判定はこれを読んだあなたに委ねますが、「女子っていうな!」という批判をしている人が身近にいたら、試しに「あなたはニキ・ド・サンファルの作品をどう思う?」と聞いてみてください。もしかすると、そこから何か面白い話ができるかもしれませんよ。Text/ チェコ好き
2015年12月11日MMD研究所が12月3日に発表した「40代~60代の商品・サービスに関する購買動向調査」によると、40代~60代で家電やデジタル機器のシニア向け商品・サービスを利用しているのは4%以下で、全体の4割が魅力を感じていないという。同調査は同社が、40歳以上69歳以下の男女を対象として2015年10月2日・3日の両日に実施したインターネット調査であり、有効回答数は1,035人。シニア向けの携帯電話及び家電・デジタル機器の利用状況を見ると、シニア向けの商品やサービスの利用度は携帯電話で3.6%、家電・デジタル機器で2.5%に止まっている。また、シニア向けサービスに興味があるという回答は携帯電話で23.4%、家電・デジタル機器28.7%だった一方で、魅力を感じないという回答は携帯電話で42.7%、家電・デジタル機器で43.8%あり、いずれにおいても興味がある回答者を魅力を感じない回答者が上回った。商品やサービスに対する考え方を尋ねたところ、家電・デジタル機器については、世代が上がるにつれて価格が高くても納得するものを選びたいという傾向がある。一方、携帯電話については世代が上がると共にその率は下がり、逆に必要最低限でよいという回答が世代の上昇に合わせて増えている。家電やデジタル機器の購入方法を最大3つまでの複数回答で尋ねると、実店舗で見てそのまま購入するとの回答が61.1%で最多だった。また、家電・デジタル機器については22.6%が、ネットで検索して実店舗で購入すると回答した。ニュースや情報を取得するメディアでは、インターネットを毎日使う機器としては、スマートフォンとタブレットのいずれも、年代が上がるにつれて利用頻度が下がる傾向にある。
2015年12月04日DoCLASSEはこのほど、「2015年クリスマスに関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月6日~19日、同社カタログ会員の40~60代の女性587名を対象にインターネットで行われた。○クリスマスは「家で家族と」が定番!クリスマスを誰とどこで過ごすのか尋ねたところ、「家族(90.4%)」と「自宅(82.5%)」で過ごすという人が圧倒的多数となり、中高年女性は友達や同僚とクリスマスを過ごすのではなく、「自宅で家族と過ごす」ということが再確認できる結果となった。○クリスマスプレゼントは、あげるも、もらうも「1万円以下」次に、中高年女性のプレゼント事情について調査を実施。その結果、55%が「クリスマスプレゼントがほしい」と答えたものの、プレゼントを「もらう予定がある」と回答した人は19.3%。さらに、パートナーへ「贈る予定がある」という人は35.6%に留まった。中高年女性の半数以上がクリスマスプレゼントがほしいと思っていることがわかったが、では、「クリスマスプレゼントに期待する価格帯」はいくらなのだろうか。教えてもらったところ、「1万円以下(40%)」が最も多く、平均金額は「1万5,224円」となった。また、「1,000円以下(7%)」「5,000円以下(22%)」という回答を合わせると、69%が「1万円以下」の金額を回答。2013年の調査に比べて27%増加した。一方、パートナーへの「クリスマスプレゼントの予算」について尋ねたところ、その平均金額は「1万5,177円」となり、66%が「1万円以下」の金額を回答。2013年の調査に比べて14%増加となり、バブル世代と言われる中高年女性だが、「クリスマスプレゼントは1万円以下で交換する」というカジュアルなクリスマスプレゼント事情が浮き彫りとなった。○55.7%が「パートナーからのプレゼントにがっかり」経験アリ続いて、「今年のクリスマスにほしいプレゼントは何ですか?」と質問したところ、1位「アクセサリー(35.4%)」、2位「洋服(25.4%)」、3位「鞄(20.1%)」という結果となった。また、「クリスマスプレゼントで洋服をもらうとしたら、欲しいカテゴリーはなんですか?」という質問に対しては、「セーター(48.9%)」や「コート(37.5%)」の人気が高く、冬ならではの洋服が上位にランクインした。続いて、パートナーからのプレゼントにがっかりしたことがあるか尋ねた結果、55.7%の人が「ある」と回答。また、34.4%の女性が「一度以上、もらったプレゼントの金額を調べたことがある」ことも判明した。○クリスマスを一緒に過ごしたい芸能人ランキング次に、「思い出のクリスマスソング」を教えてもらったところ、「ホワイト・クリスマス(18.8%)」「ラスト・クリスマス(15.2%)」「クリスマス・イヴ(14.2%)」がTOP3となった。また、「クリスマスを一緒に過ごしたい芸能人」についても尋ねたところ、TOP3は「福山雅治(7.5%)」「西島秀俊(4.2%)」「マツコ・デラックス(3.1%)」という結果に。「福山ロス」というワードが生まれるほど世間に衝撃を与えた福山雅治の結婚だが、中高年女性からの支持はまだ厚いことがわかった。
2015年12月04日「いつまでもキレイで健康でいたい」というのは女性共通の願い。でも、加齢は誰にも等しく訪れます。20代、30代、40代と年齢を重ねていくなかで、体の変化は避けられません。でも、年齢と体の変化に関する真実と向き合うことで、キレイをもっと保てるようになります。今回は『Woman’s Health』の記事を参考に、20代から40代の代謝の変化についてまとめました。■20代基礎代謝量は10代後半~20代前半でピークを迎えます。活動レベルや筋肉量によっても異なりますが、25歳くらいまでは骨の構築段階。基礎代謝量は増えやすいのです。ですから、この時期に意識して運動するようにしておけば、ある程度の基礎代謝量をキープできます。しかし、それは20代までで、以後は10年ごとに約1~2%に低下します。20代では少しくらい食べすぎてもそれほど体重は増えませんが、同じ感覚で食べ続けると、やがて確実に体重は増えるでしょう。活動量についても、就職してオフィスワークをはじめると特に運動量が低下することに。だからこそ、意識して運動しないと筋肉量も落ちてしまいます。■30代30代になると筋肉量が落ち、基礎代謝量は低下します。脂肪が増え、体重増加だけではなく代謝機能不全を起こす可能性もあります。というのも、30代になると成長ホルモンの分泌もほとんどなくなるので、代謝率は放っておくと低下するだけなのです。ここで意識して筋力トレーニングを行わないと、代謝は改善されません。また、結婚や出産などの人生の転機が多いのが30代。特に妊娠時には余分なカロリーを摂取しやすく、ほとんどの女性が必要以上に体重を増やしてしまいます。妊娠中は赤ちゃんを抱えているため1日200カロリーは余分に燃焼していますが、それ以上に食べれば体重が増えるのは当然です。産んだ後に母乳を与えれば、大きなカロリー消費が期待できます。1日あたりなんと500~1,000キロカロリーにも相当するそうです。ただ、これはとても一時的なことなので、「ダイエット効果」を期待できるほどではありません。■40代40歳になると閉経を迎える女性も増え、エストロゲン、プロゲステロン、ヒト成長ホルモンなどのホルモンが減っていきます。体重を維持するためには、摂取カロリー自体を抑えることも重要になってきます。1日の大半を座って過ごすなら、1日150カロリーは摂取カロリーを抑えることを意識しましょう。維持するほどの運動をしていなければ、筋肉も自然に減っていきます。カロリーを消費するためにはある程度の筋肉量は必要ですが、40代になるとそのための筋力トレーニングが重要になってくるのです。代謝にも大いに影響します。1日100~120gの十分なタンパク質を摂り、適切なトレーニングをしましょう。*20代と同じ感覚で年齢を重ねていくと、体型をキープできません。激しい運動を毎日行う必要はありませんが、代謝量が確実に低下していくことは気に留めて、適度な筋力トレーニングを習慣づけてください。いつまでもキレイで健康的な身体を保つために、現実を受け止めて若いうちから先手をうちましょう!(文/スケルトンワークス)【参考】※How Your Metabolism Changes in Your 20s, 30s, and 40s-Women’s Health
2015年11月27日第2回「ベストハリ肌ニスト」男性が最も魅力的に感じる40代女性タレントとは?10月30日、ドクターシーラボは、第2回「ベストハリ肌ニスト」に三浦理恵子さんが選ばれたと発表した。同賞を選考する上で、20代から50代女性を対象に、「最も、男性をとりこにしてしまう」程魅力的な40代女性タレントについてアンケートを実施。1位「三浦理恵子」、2位「高岡早紀」、3位「森高千里」という結果になった。同社では、ハリのある肌の女性を表彰することで、“美肌”を目指す女性を増やすことを目的として、同賞を昨年から開催している。秒速リフトケアで“三浦理恵子”級の美肌をそして、うるおいのあるハリ肌になるためのアイテムとして、リニューアルされたばかりの同社人気商品「アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX」を紹介。リニューアル記念として、同商品とフェイスライン集中ケアバンド、メイクしながらリフトケアができるBBクリームがセットになった「エンリッチリフトセット」を、先着3万人限って無料プレゼント中だという。秒速リフトケアを体験して、“三浦理恵子”級の美肌を手に入れてみてはいかがだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・ドクターシーラボ プレスリリース(DreamNews)
2015年11月04日味の素は28日、「60代以降の就業及び健康」に関する調査の結果を発表した。対象は、全国の40~70代男女2,000名、調査時期は2015年9月。○40代、50代で「60歳以降も働きたい」人は6割以上40代・50代の回答者に、「60歳以降も働きたいと思うか」を聞いところ、「働きたい」「どちらかといえば働きたい」と回答した計61.3%が働きたい意向を示した。60代、70代の回答者に「リタイアした年齢」を質問したところ、リタイアした年齢は平均62.8歳だった。また、「何歳まで働くと思うか」を聞くと、60代・70代でまだリタイアしていない人は、平均70.7歳だった。一方、40代・50代では平均62.5歳となった。「60歳以降も働くとしたらどんな不安があるか」を聞くと、全体の1位は「体力的に続けられない」(57.0%)だった。次いで、2位は「健康を維持する」(39.2%)、3位は「ストレスが溜まる」(32.1%)という結果となった。年代別でみると、「体力的に続けられない」の項目がすべての年代で1位となった。なかでも、40代は67.7%、50代は66.6%と、それぞれ約7割が体力面に不安を示している。
2015年11月02日ヘルスケアシステムズとアスタリールはこのほど、「身体のサビつきに関する調査」の結果を明らかにした。同調査は7~9月、アスタリールのモニタである20~60代の女性234名に検体を郵送してもらい実施した。同調査には、尿中の酸化ストレス指標「8-OHdG」の値を測定できるヘルスケアシステムズの「サビチェック」を使用した。8-OHdGは人体のDNAが活性酸素で損傷した時に生じる物質で、その値が高いほど身体がサビついている可能性が高いとのこと。調査の結果、20代女性の8-OHdG平均値は13.8ng/mgクレアチニンで、40代以上の女性の平均値11.7ng/mgクレアチニンよりも高かった。抗酸化力が40代よりも高いはずの20代がサビチェックの数値が高いことから、生活の中で他の年代よりも非常に高い酸化ストレスを受けていることや、40代よりも抗酸化力が弱っていることが考えられるという。8-OHdGの値が平均値(日本人1,079名によるヘルスケアシステムズ社データ)以上となった割合を年代別で比較したところ、40代以上(60.0%)よりも20代(65.6%)の方が高く、3人に2人がサビ状態であることがわかった。また、20代女性の睡眠時間や休日の過ごし方と8-OHdG値の関係についてアンケートで調べると、「睡眠時間が6時間未満」の人と「休日を家で過ごす」人はサビついている傾向にあり、そうでない人と比べて1.5倍以上の8-OHdGの値が得られた。愛知学院大学心身科学部・大澤俊彦教授によると、活性酸素は、ウイルスなどの外敵から身を守るのに必要なものだが、ストレスや紫外線、喫煙などによって過剰に生成されると、自らのDNAや細胞に対して酸化障害を起こすという。「これがいわゆる身体のサビつきと呼ばれるもので、老化や生活習慣病の原因となります」。これらのサビつきから身体を守るため、体内には抗酸化成分があるが、加齢とともに減少してしまうとのこと。抗酸化成分が多いはずの20代が40代よりも酸化障害を受けている要因については、「若い世代でも生活習慣やストレスによって体内の抗酸化成分が減少し、活性酸素からの防御能力が低下していることが推測されます」と述べている。対策としては、「身体のサビつきが多いと分かったら、睡眠不足やストレス、紫外線など原因となる生活習慣を改善することに加え、野菜や果物などの抗酸化食品を積極的に摂(と)るように食生活を改善してみましょう。野菜は350g、果物は200gが1日の目安量になります」。なお、抗酸化成分を含む栄養補助食品などの摂取も有効だという。
2015年10月28日日本労働組合総連合会は26日、就労観に関する意識調査の結果を発表した。対象は、正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトなどの形態で働く20~40代の男女600名。○20代の41.8%、「仕事に真面目に取り組めている」20代の回答者に、「仕事に真面目取り組めているか」の意識を聞くと、41.8%で「真面目に取り組めている」が1位となった。次いで、2位は「やや真面目に取り組めている」(39.1%)、3位は「あまり真面目に取り組めていない」(12.9%)という結果となった。「真面目に取り組めている」「やや真面目に取り組めている」と答えた人に「不安・不満があるか」を聞いたところ、85.7%が「不安・不満がある」と回答した。20代に対して、「仕事をするうえでの不安」を聞くと、1位は「きちんと職務を全うできるのか」「職場での人間関係が悪くならないか」(ともに29.8%)だった。次いで3位は「仕事とプライベートが両立できるのか」(24.4%)となった。20代に「仕事をするうえで抱えてしまう不満」を聞いたところ、「給与や福利厚生がよくない」(33.8%)が1位だった。以降、2位「休日や残業時間などの待遇がよくない」(23.1%)、3位「会社の将来性、安定性がない」(19.1%)と続いた。「仕事で実現したいこと」を質問した。「社会を良くすることに貢献する」の項目では20代が23.6%で最多となり、30代・40代を上回った。「会社の成長・発展に貢献する」の項目に関しては、年代が上がるにつれて割合が多くなり、最多は19.6%で40代だった。
2015年10月28日女性のストレス指標を調査株式会社ヘルスケアシステムズとアスタリール株式会社は、20代から60代の女性234名を対象に「身体のサビつきに関する調査」を共同で行った。今回の調査では、尿中の酸化ストレス指標「8-OHdG」の値をヘルスケアシステムズの「サビチェック」にて測定。「8-OHdG」の値が高いほど「身体がサビている」と言える。20代女性は高いストレスを受けている?調査の結果、40代女性の平均値は11.7ng/mgだったのに対し、20代女性の平均値は13.8ng/mgと、20代女性の方が身体がサビているということが明らかに。20代の方が他の年代よりも日常の中で高いストレスを受け、抗酸化力が下がっていることが考えられるとのこと。睡眠や休日の過ごし方も大事また、ライフスタイルとの関係を調査したところ、睡眠時間が6時間未満である人、休日を家で過ごす人は値が高いことが分かった。仕事もプライベートも忙しいのに美しい女性は、睡眠を十分に取り、休日は外出してアクティブに楽しむことが美しさに繋がっているのかもしれない。(画像はプレスリリースより)【参考】・アスタリール株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2015年10月26日