イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、フカザワさんが年齢と筋肉痛の関係について納得した出来事についてお届けします。家族以外とがっつり話す生活だったら…オンラインで打ち合わせをしたフカザワさん。数日後、違和感を覚えて……。普段そんなに人と話すことがなく、ほんと家族ぐらいしか話さないので、たまにオンラインで打ち合わせの機会があると、こんな感じなのです。翌日か2日後ぐらいに、妙に顔の筋肉に疲労を感じてしょうがないっていう。よく年を取ると遅れて筋肉痛が来るっていうけど、まさにそれなんですかね。毎日家族以外の人とがっつり話す生活だったら、顔のたるみももう少しなくなって、顔つきもシュッとしそうだな!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(51歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年04月22日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、服や下着を買って初めて着るときの感覚が変わってきたことについてお届けします。下着ぐらいは洗濯してから着る!?服や下着を買ったら、そのまま着るほうだったフカザワさん。1回洗濯をしてから着る人も結構いるけれど……。どうですか?買ったばかりの服や下着って、1回洗濯をしてから着ますか? 気にしないですか?私は長年気にしたことがなく、買ってきたまま着ちゃっていました。そもそも、なぜ新品の服や下着をわざわざ洗濯してから着るんだろう? って思っていて……。流通経路の中で汚れていたりするかもしれないし、お店でいろいろな人が見たものかもしれないし、保管方法もわからないし、っていう理由なのはなんとなくわかるんですけど、でもだからってそこまで気にならないというか。わざわざ洗濯することなのかなぁ? と思っていて。でも最近、下着を新しく買ったんですけど、いつものようにそのまま早速着用しようと思うも、なんだか心にブレーキがかかったんですよね。考え方なんてある日突然変わるもの下着って一番がっつり肌に直接触れるものなので「1回洗濯してから身につけるようにしようかな?」なんて思いが生まれたというか……。今までそんなこと、思ったこともなかったのに!やっぱり年齢を重ねて、感覚とかが変わってきたんですかね……?自分でもびっくりだけど、その新品の下着はまず洗濯してから着用したのでした。さすがにカットソーとかニットとかは、洗ってから着ようとは今のところは思っていないけど、考え方なんてある日突然変わるからなー。そのうち「買ってきた服、1回も洗濯せずに着るなんて信じられない!」って言ってるかもだわ!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年04月20日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、耳鳴りがするようになったフカザワさんが改善のためにしたことについてお届けします。聴力検査でも特に問題はなく…最近、耳鳴りが気になっているフカザワさん。病院で診てもらったところ……。年齢を重ねて今まで起きなかった不調がどんどん出てきていますが、その中でも最近気になっているのが耳鳴り! 夜になると、左耳からキーンって感じで耳鳴りがするようになりまして。ストレスとかかな~とも思ったのですが、耳鳴りは突発性難聴やメニエール病といった病気のサインということもあるらしいので、ちょうど病院に行くタイミングだったので診てもらったのでした。聴力検査もしてもらって特に問題もなくてホッとしたのですが、とりあえず出された薬を飲みつつ、ネット情報で耳鳴りの改善になるという方法を片っ端から試しています。耳鳴りに効果があることっていうと、ビタミンB12を摂取したり、耳のマッサージをしたり、規則正しい生活を送ったりっていうのがわりとよく書かれていまして。1カ月後、かなり治まってきて…中には、足首の太谿(たいけい)っていうツボに3cm四方のアルミホイルを貼るっていう「本当にそんなことで効果があるの!?」というものもあって(微弱の電流が流れて良いのだとか……)、それだけ耳鳴りに悩む人がたくさんいてさまざまな改善策があるんだなと。そんなこんなであれこれ手当たり次第にやって1カ月ぐらいたちまして、まだまだ完全に耳鳴りはなくなってはいないのですが、当初よりはかなり治まってきた気がしています。薬だったりサプリだったりがよかったのか、次から次に改善策をやってみたのがよかったのか、はたまた単純に日にちがたって落ち着いてきたのか……。真相は謎ですが、トライアンドエラー精神で、何でも試してみたのもよかったのかな。ネットで耳鳴りのことを調べると「完全には治らない」とか「耳鳴りが起こる仕組みはまだまだ解明されていない」とか、ブルーになることばかり出てくるけど、自分なりにケアしたり薬も飲んだりしてうまく対処していけたらいいな。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/菊池大和先生(医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長)地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年04月07日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、カレーの色を落とす方法に驚いたときのことについてお届けします。もう完全におばあちゃんの知恵袋の世界おろしたばかりの新しい箸でカレーヌードルを食べたフカザワさん。箸の先がカレー色に染まってしまい……。買ったばかりのお箸がカレー色に染まったっていう絵日記を描いたところ、その絵日記を見てくださった方々から「カレーの色は太陽に当てると消えますよ!」っていう情報をいただきまして。最初それを聞いたときは「またまた〜。そんなの聞いたことないし! それに簡単にカレーの色が消えるわけないよ〜」って内心思ったのですが、天気の良い日に1日お箸をベランダで干してみたら、びっくりするぐらいカレーの色が消えたのです。カレー色に染まっていたのがもううそみたいで、本当にすごい!!!どういう仕組みなのかネットで調べてみたらいろいろ出てきたのですが、要するにカレーの黄色であるターメリックっていうスパイスに含まれているクルクミンっていうものが、水には溶けないんだけど太陽には弱いらしくて。なので、カレーのシミは太陽に当てると色が消えるということだそうです。へー!!!そうなのかー!完全におばあちゃんの知恵袋の世界だし、教えてくださった皆さまにも心から感謝ですー。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年03月29日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、年齢とともに変わってきた気になることへの優先順位についてお届けします。シミ取りは結局やりそびれて…昔は折に触れてシミ取りをしてみたいと思ったフカザワさん。しかし、年齢を重ねるとともに……。30代のころから、顔に長年あるシミをレーザーで取りたいなってずっと思っていまして。シミ取りをしたら日焼けは厳禁だとかで、やるなら冬がいいとか、そういうことをネットでめちゃめちゃ調べていたのでした。結局やりそびれたまま50代に突入したのですが、最近はもう体で他に気になることがあり過ぎて、シミがそこまで気にならなくなってきまして……。別にシミが薄くなったとか小さくなったとかではなく、変わらずバンッ!とあるのですが、それよりも日々の腰痛とか老眼とか他の小さな不調の方が気になるし、どうにかしたいなと。あんなにシミが気になっていて、皮膚科もいろいろ調べていたのに!年齢を重ねて優先順位がどんどん変わってきたってことなんですかね。まずは日々の健康を第一に過ごしていきたいわ。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年03月28日アラフィフを迎え、周りで老眼鏡をかける友人が増えてきました。でも、自分はまだまだ大丈夫。ママ友ランチでも「メニューが見えない」という友人に代わってメニューを読み上げてあげていたくらい。でも、私がスマホを離して見る姿を見て、「それって、老眼じゃない?」と指摘され、友人の老眼鏡を試しにかけてみると文字がクッキリ! でも、老眼鏡をかけたくない私が出した結論は……。おでこに眼鏡を乗せる姿はおばあさん!?スマホや本から少し距離を離せば見えていたけれど、老眼鏡をかけると驚くほどクッキリ見えることを知り、思い切って老眼鏡を作ることに。ただ、老眼鏡をかける姿って、なんとなくおばあさんみたいで抵抗がありました。特に遠近両用眼鏡は、眼鏡を少しずらして見ないと見えにくい。この姿が、まさにステラおばさんのクッキーみたいで……。すでに孫もいる友人がいるくらいなので、実際におばあさんと言われても仕方がありません。でも、アラフィフのささやかなプライドでしょうか、近視もある私は老眼鏡ではなく、老眼であることがバレにくい遠近両用のコンタクトレンズを選ぶことにしました。ハードとソフトの両方を試してみたら実は、コンタクトレンズを使うのは初めて。ド近眼の息子は1DAYのソフトコンタクトレンズを使っているけれど、意外と値段が高いのが気になるところ。眼球の水分を吸収してレンズの形状を保つソフトコンタクトレンズは、日に日に老化していくおばさんの目にはドライアイなどでより負担もかかりそう?と思いました。ならばハードコントタクトレンズはどうなのか?ハードコンタクトレンズを使っている友人の話によると、眼球に浮く状態で装着するので目に必要な酸素を供給しやすくドライアイになりにくのが大きなメリットだとか。その半面、痛い、目から落ちやすい、洗浄などのケアが面倒というのがデメリット。一長一短。 甲乙つけがたく決めかねていたので両方試してみることに。ん~、ハードは痛いです! ソフトは異物感がなかったけれど、ハードは目の中がゴロゴロする感じがありました。コスパ良し、目にも良しの遠近両用コンタクトいろいろ迷って結局、選んだのはハードコンタクトレンズ。目にも安心かつ、年間でソフトコンタクトレンズの約半分のコストとなり、コスパの良さが決めてとなったからです。何日か装着していると、目も慣れてきて違和感がなくなり、朝から就寝前までつけっ放しでもノー問題。仕事柄、長時間パソコンと手元の資料を見合わせることが多く、資料に目を落とすとピントが合わず、目の疲れを感じることが多かったけれど、遠近両用レンズにしたことで眼精疲労や肩凝りも和らいだような気もします。趣味のネイルでも、小さなストーンをピンセットでつまんで細かな細工もしやすくなりましたし、スマホを見るときも、わざわざ眼鏡をずらして見るまさにおばあさんの仕草もしなくなりました。眼鏡のときはファッションやアクセサリーとのバランスが難しく、眼鏡ありきのコーディネイトでしたが、常にコンタクトにしたことで、朝の服選びがかなりラクになったのも事実です。まとめ老眼は、まさに呼び名のごとく老いを痛感する老化現象ゆえに、認めたくない。でも、見えないのは困る。老眼鏡に抵抗があったので、遠近両用のコンタクトレンズにしてよかったなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/井上 裕紀子(54歳)読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。
2024年03月26日将来のことや人間関係で不安を覚えたりするなか、若者たちはどう今を楽しみ自分らしく生きているのだろう。Z世代研究の第一人者で当事者の竹田ダニエルさんに、Z世代の「優しい」価値観について分析してもらいました。Z世代を取り巻くたくさんのモヤモヤ。明るい未来をどうやってつくる?団塊世代やゆとり世代のように、ある年代に生まれた人たちを総称して「世代」と呼ぶことがある。「Z世代」もそのひとつで、1990年代後半から2010年頃までに生まれた人たちがこう呼ばれる。しかし、生まれた年代層だけでZ世代のすべてを語ることはできない。アメリカ在住のライターでありZ世代当事者である竹田ダニエルさんは、著書『世界と私のA to Z』でこう書いている。《私はそもそも『Z世代』というのは生まれた年月で区切られるものではなく、「社会に対して目を向け、常に自分と向き合い、誰もがより良い社会を目指すべきだという“価値観”」で形成される「選択可能」なものなのではないかと考えている》つまり、年代層のくくりから派生して「私たちで社会を変えていこう」という当事者意識を持っている人たちの考え方を「Z世代的価値観」として定義している。「なかでも特に、1990年代後半から2010年頃生まれの人は幼い頃からインターネットに触れ、世界には多様な人種や思想、価値観の人が存在するという事実を実感してきた世代。同時に、大人たちが見て見ぬふりをして後回しにしてきた環境問題や人種差別などの実態を目にしてきたがゆえに、『私たちの世代で変えなければいけない』という使命感を持ちやすい」とも竹田さんは分析している。「Z世代の人格形成に大きな影響を及ぼしたことのひとつは、多感な時期にコロナ禍を経験したことだと思います。アメリカはロックダウンの期間が長く、お店が潰れて街が再生不能になってしまったり、隔離や制限によって生活様式が激変しました。そうした変化を学生時代に経験するのと、例えば就職して10年経ってから経験するのとでは意味が違います」また、コロナ禍でさらに加速したのは「大人たちは何もしてくれなかった」という社会への不信感だった。「国民の生活よりも景気や経済を優先した政府や、ルールを守れない大人に対しての不信感がさらに増したのがコロナ禍でした。子どもの頃から、銃規制がされないことによって起こる学校での銃撃事件や、格差社会の拡大による資本主義の限界、人種差別による分断などを見てきたことで、『こんな社会は持続可能ではないし、これまでの当たり前を変えるべき』という必然性ゆえに立ち向かっているんです」Z世代って優しい?「優しさ」をめぐる考察。アメリカのZ世代は、地球環境や他者に対して「優しい」と語られることも多い。その背景には、このままの社会で生きていても幸せになれないという確信と強い当事者意識を各々が持っていることが関係していると竹田さんは考察する。「日本では政治参加しない若者が問題視されることがありますが、アメリカでは、マイノリティの立場として社会保障を充実させてほしいとか、自分が生きていくために政治の変革について考える機会が多い。多くの人が何かしらの苦悩を抱えていて、このままではいけないという感覚を持っているんです。他者に対して優しい理由は、互いが抱える苦悩に対して想像力を働かせるようになったからだと思います。いま大変な思いをしているのは、必ずしもその人が怠けていたからではなくて、格差社会をつくってしまう資本主義の仕組みや社会保障制度の問題が引き起こしていることも多い。自己責任論ではなく社会や政治の欠陥を指摘するようになり、みんな大変なんだから他者に対しては寛容でいようというマインドが形成されているように思います」竹田さんは10代の学生を相手に授業を受け持つこともあり、彼らからは、他者に対する共感性の高さや、人間関係で波風を立てないといった風潮を感じ取ることも多いという。「アメリカのZ世代はオバマ政権によって初の黒人大統領の誕生を経験したり、2004年には初めて国内で同性婚が合法化されたりと、多様性が当たり前の社会に生きてきました。そして、そうした多様な人種や価値観、思想が存在するのは社会にとっていいことなのだという感覚がある。例えば映画やドラマを観ていても、白人中心的な市場でこれまでは笑いものにされていたようなものが、価値観が多様化して“クール”だと捉えられつつある。自分とは違う価値観も受け入れる、“それもいいね”と共感し、想像力を働かせる考え方が広まっているんです」また、環境問題や人種差別といった大きな社会問題へのアプローチとして、仲間やSNSのつながりを通して情報をシェアすることができるのもZ世代的価値観の強みといえるかもしれない。「例えば、TikTokでヴィーガン系のインフルエンサーをフォローしていたら、その人のライフスタイルをすぐに真似しやすいし、実践的な知識も得やすい。どんなに小さなアプローチでも、それによって精神的な安定を得られるとか、問題に向き合い続けられる点が重要になっていると思います」セルフラブや環境問題。Z世代が「優しく」したいもの。日本では上下関係が生まれがちな学校や職場では、ハラスメントを意識するがゆえに親密な関係を築けなくなってきていると問題視されることも多いが、アメリカではどうなのだろう?「アメリカではプライベートと仕事を分けようという動きがどんどん出てきているのと、同僚と仲良くする文化が日本と比べてもともと希薄なんですよね。社会人になったらみんなライバルで、そこでサバイブしていかないといけない。これはメンタルヘルス(精神的な健康状態)に関わる話ですが、アメリカのZ世代はセラピーに行くことがとてもカジュアルになってきていて、重い悩みはセラピストに聞いてもらう文化が特にコロナ禍以降広まっています。だから、センシティブな話題や友人間のコミュニケーションで解決しづらい話題はセラピストに聞いてもらう、という人が増えています」そうした線引きがある一方で、日常生活では互いに「リアルな話」をするようになったとも竹田さんは分析する。「例えば、『今日は精神的に不安定なので学校を休みます』とか、自分の身に起きていることをオープンに話すようになってきていると思います。セラピーで話すほどの重い悩みは打ち明けなくとも、『私はメンタルヘルスのためにセラピーに通っている』と話すことには抵抗が少ない。それは先ほども話したように個々人の境遇を受け入れる社会ができているから他者に話せることでもあるし、自分を大事にするセルフラブの考え方が浸透しているからこそでもあります」セルフラブは、いうなれば「自分に対して向かう優しさ」だ。まずは自己を愛し、自分の持続可能な生活のために最善を尽くすことが、Z世代にとっての前提になっているという。「恋愛や友情、職場関係において、自分を傷つけるような人とは一緒にいるべきではないというのがZ世代的な考え方です。例えば浮気をする彼氏と付き合っている時点で、自分をリスペクトできてないってことだよね、とか。だからまずは自己を深く認識するために、日記をつけたり、セラピーに通って話をしたりすることが大切。社会を変革しようとする上でもまずは自分のメンタルヘルスを整えないと始まらない。だから、自分に優しくあることが、他者や地球に対しての優しさにつながるのだと思います」竹田ダニエルさん1997年生まれ、米カリフォルニア州出身、在住。そのリアルな発言と視点が注目され、あらゆるメディアに抜擢されている新星ライター。著書に『世界と私のA to Z』『#Z世代的価値観』(共に講談社)。※『anan』2024年3月6日号より。イラスト・マコ カワイ取材、文・原 航平(by anan編集部)
2024年03月02日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、お母さんから届いたメールを見てわなわなしたときのことについてお届けします。80代の母のほうが心配だけどある日、めちゃくちゃおなかを下してしまったフカザワさん。そのことをブログに描いたら……。心配性で過干渉気味なとこは否めない母なのですが……。まさか下痢止めの薬の有無を、心配されるとは思っていませんでした……。私もう50歳なんですけど!家族(夫)もいるんですけど!あまりに驚いて、わなわなしてしまいました。いくつになろうとも、親にとって子どもは子どもってことなんですかね……。私からすると、80代で高齢者でもある母のほうが日々心配でしょうがなかったりします。自分の足で歩けてるし元気なほうだとは思うけど、たまに会うとやっぱり「年を取ったな……」って思いますしね……。私の心配はいいから、自分のことを第1で毎日健やかに楽しく過ごしてほしいなぁと思う今日このごろです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年03月02日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、YouTubeのメイク動画をまねて実感したことについてお届けします。化粧ってホント難しい!YouTubeのメイク動画を見ていたフカザワさん。自分が普段しているメイクとあまりに違うものだから……。1回まねしたとこで、上手にはできないですよね。毎日やってみて、自分のものにしていかないといけないんだろうなー。小手先だけでまねてみても、加減がわからずただただ塗りたくっただけの濃い化粧になってしまうなーと。化粧ってホント難しい!何が正解かわからないまま自己流でここまで来てしまったけれど、化粧をすると気分も上がるから、自分なりに楽しく化粧をしていけたらいいなぁと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年02月21日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、地味にすごい夫の得意ワザについてお届けします。いつもかなり近いところを夫と夜中に通販番組を観ていたフカザワさん。番組のナレーションで「○○○○円の商品がなんと……!」と流れると……。夜中にやっている通販番組を、意味もなくつい流し見しちゃいます。別に欲しくなかったものでも、おすすめされると気になってくるから不思議ですよね。で、本当に何の役にも立たないんですけど、通販番組の割引後の値段当てが夫は得意なようで。テレビのナレーションが「○○○○円の商品がなんと……!」ってもったいぶっているときに、ボソッと「△△△△円だな!」と夫が予測するのですが、それがいつもかなり数字が近いのです。私はというと、こういうのは裏を読み過ぎてめちゃめちゃ外しちゃうほうなので、シンプルに夫の読みがすごいなと。でも当てたところで、本当〜に何の役にも立たないのが残念すぎる!まぁ得意なことって、そういうものか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年02月19日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、カレンダーに予約を書き込んでいて気付いたことについてお届けします。あまりにきれいな並びなので…カレンダーに予定を書き込んでいたフカザワさん。ふと見ると、あるものがビンゴ状態に……。年齢を重ねて病院の予定が増えてくることは、日々実感していたのですが……。その月のカレンダーに予定を書き込んでいたら、歯医者、皮膚科、婦人科っていう病院の予定の並びが斜めに一直線でつながっていて、パッと見でビンゴの状態に!こんなことでビンゴになっても全然うれしくないんですけど、あまりにもきれいな並びだったので、思わずまじまじと見てしまいました。以前は病院に行くのも、風邪ひいたときとか突発の不調でたまにって感じだっだけど、いつの間にかわりと定期的に行くようになったなぁと。歯医者にしても昔は虫歯にならない限り行かなかったけど、ここ数年は定期検診に行くようにしているし(間隔が空いてしまうときもありますが……)それだけメンテナンスが必要な体になってきたってことなんですかね。病院に行くことが増えると医療費がかさむのがつらいけど、でもまぁ健康には変えられないし!多少の出費も、人生の必要経費だと思わないとな〜。病院に行ったり、自分でケアしたりして、50代も心身ともに穏やかに過ごしていきたいですー。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年02月01日「いつまでも若々しくいること」を「若い格好をすること」と勘違いしたアラフィフの友人。私たちの「年相応の格好にしなよ」という言葉に一切耳を貸さず、10代~20代向けプチプラファッションブランドの露出の高い服ばかりを好んで着ていました。そんな彼女がとあるカフェで遭遇した悲劇とは……。「お若いですね」と言われることが生きがいの友人私には、高校時代から仲の良い5人の友人グループがあります。そのうちの1人は気ままな独身生活を謳歌(おうか)している歯科医師。彼女は20代のころから体重と洋服のサイズが一切変わっていないことが自慢。たしかに食べるものに気を配ったり、週に3回ピラティスやジムに通ったりとそれ相応の努力をしているため、私たち主婦とは比べ物にならないくらい若々しさを維持しています。彼女の口癖は「40歳を超えた女は時間とお金をかけてなんぼ」。月に1度のランチ会ではいつもセンスの良いハイブランドの洋服やアクセサリーに身を包んだ華やかな彼女が主役。彼女が繰り広げる「若い男の子にナンパされた」とか「患者さんにデートに誘われた」といった私たちには縁遠くなった話や、ファッションや美容に関する話は、ため息が出るほど魅力的で「やっぱりキャリアウーマンは違うわね」なんてうらやましく思っていたものです。そんな彼女は、美容院や洋服店の店員さんに、あえて「アラフィフなのよ」と伝えるのが大好き。「そこでみんなが『見えない!お若いですね!』と言ってくれる瞬間が最高に気持ちいいのよ」などとうそぶくのです。歯科助手のひと言が迷走の始まり7月のある日のこと。恒例のランチ会に登場した彼女の姿にみんなびっくり! なんといつものハイブランドコーデはどこへやら、ギャル御用達のお店のロゴが胸元に入ったキャミソールに超ミニスカートのセットアップ姿で現れたのです。高校生の娘がいる仲間の1人が「どうしたの? その格好。うちの娘が着ているブランドじゃない」と言うと、彼女はうれしそうに「うふふ。そうなの。最近、ここのお洋服にはまっちゃって」と答えるのです。なんでも先日、彼女の歯科医院に勤める歯科助手が「先生、本当にスタイルよくてすてき。先生なら、あのギャルブランドの〇〇の服も絶対似合いそう」と言ってきたそう。どんなブランドなんだろう、と気になった彼女は仕事帰りにそのブランド店に立ち寄ると、店員さんに「お姉さん若い! やばい! めっちゃきれい!」とおだてられ、すすめられるままに洋服を購入したとのこと。翌日、その服を着て出勤したところ、スタッフみんなから大絶賛。以来、そのブランドのトリコになったのだそう。しかし不思議なことに、年相応の格好をしているときはあれだけ若く見えた彼女なのに、若者向けデザインの洋服を着た途端、どうひいき目に見ても、無理して若作りしたただのアラフィフに見えるのです。私たちは口々に「その格好はおすすめしないよ。やめたほうがいいよ」と言ったのですが、聞く耳持たずの彼女でした。おしゃれなカフェでの出来事に彼女のプライドは…以来、ギャル服ばかりを着るようになった彼女。毎回肩かおへそを出す露出度の高いスタイルは周りの注目の的。「若作りしているな」という突き刺さるような視線に、一緒にいる私たちがいたたまれない気持ちになるのに、当の本人はどこ吹く風。むしろ、「私が若々しいから注目されているんだわ」とポジティブに捉えているようでした。ある日、そんな彼女のプライドが傷つけられる事件が起こります。恒例のランチ会でとあるカフェに入った私たち。話に花を咲かせていると、若い男の子2人連れが私たちのテーブルの横を通り過ぎたのです。そのうちの1人が友人の顔を見るなり「うわぁ! ババアだった!」とひと言。あっけに取られていると、もう1人が「お前そういうこと言うなよ! 失礼だろ」とその男の子をいさめ、友人に向かって「すいません、こいつが失礼なことを言って」と頭を下げたのです。まさか自分が「ババア」と言われるとは思ってなかった友人、みるみる顔を真っ赤にして「ちょっと用事を思い出したから帰る」とその場を後にしました。その後、彼女はパタッとギャルブランドの洋服を着ることはなくなりました。まとめ後日、「あのときは傷ついた」とランチメンバーのグループラインで胸の内を明かした彼女。私たちは慰めつつも、「以前のあなたのほうがすてきだったよ。やっぱり年相応の格好をするのが大切なんだよ。若々しいと若作りは違うんだよ」とやんわり彼女を諭しました。今では元のセンスのよい彼女に戻ってくれたのでひと安心。年を取ることを否定するのではなく、じょうずに生かすことが大切なんだな、と彼女を見て痛感したのでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/☆まかりな☆著者/もりはなこ(46歳)高齢出産した娘の育児に毎日奮闘しつつ、迫りくる更年期の陰に怯えるアラフィフです。
2024年01月13日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、古くなったザルを捨てようとしても捨てられない恐怖についてお届けします。2回も3回も同じことが!古くなったザルを、次の不燃ごみの日に捨てようと出しておいたフカザワさん。しかし数日後、そのザルが元の置き場所に戻っていて……。真相に気付くまで、ちょっと気味悪かったです。自分が無意識で元の場所に戻したのかなと思いつつも、2回も3回も同じこと起こるとそうじゃぁないよなと……。このザル、私が1人暮らしを始めたときから使っていたやつなので、もう15年以上は余裕で使っていたんです。細い金網のところがささくれてきていて、洗っていてもけがしそうで危なくて、先日新しいものを買ってきたとこで。まるで怪奇現象みたいに…なので、もう古いほうは捨てようと、わざと目の付くところに置いていたんだけど、不燃ごみの日ってそんな頻繁にないから、夫には私がしまい忘れてるふうに思えたんですよね。夫は良かれと思い元の置き場所に戻し、私は「おかしいなぁ?」とまた目のつくところに置くという、そんな流れが怪奇現象みたいになったという。ザル1つ捨てるのにもこんなことが起こるなんて、思ってもみなかったー!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年01月03日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、50歳を過ぎて本当にいろいろとやばい!と感じたことについてお届けします。今までもなかったわけじゃないけど…ある日、シャワーを浴びたフカザワさん。ふと、「顔を洗ったっけ?」と思ったのでした。他にも……。本当にこういうことが増えてきて、自分でもびっくりしてます。シャワーを浴びても顔を洗ったか記憶がないし、洗濯していても洗剤を入れたか心配になるし、料理をしていても何か入れ忘れてそうで……。今までもなかったわけじゃないけど、50歳になってから回数がぐんと増えたし、商品名とか人の名前とか本当に出てこないし!翌日に「クリスピークリームドーナツだ!」とこの間、何人かでドーナツの話をしていたとき、頭の中では「外国のあのすっごい甘いドーナツのことを話したい!」ってずっと思っていて、その商品のビジュアルも浮かんでいるのだけど、名前が本当に出てこない!で、結局そのときはその外国の甘いドーナツの話はできず……。翌日、「あ! クリスピークリームドーナツだ!」って思い出したんだけど、われながら遅い!こういうのが老化現象の1つなんだろうなぁと思うのですが、そんな現状も受け入れつつ、もうちょっと記憶力をとどめておきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年01月02日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、仕事先の人のある生活習慣を聞いて、自分の生活をちょっと反省してしまったことについてお届けします。冬でも基本は毎日シャワー仕事先の人と話していて、お風呂の話題になったフカザワさん。フカザワさんは冬でもほぼシャワーで済ましているのだけど……。お風呂って、毎日入っていますか?うちのお風呂が追い焚き機能がなく(古めな集合住宅なので設備が微妙!)、お湯をためるのも面倒くさいのでシャワーで済ますことが多くて……。たまに時間があったり心に余裕があったりするとお風呂にするぐらいで、冬でも基本毎日シャワーなのです。でも、決してお風呂がきらいとかじゃなくむしろ好きなんですけど、例えば長期でやっていた仕事がひと区切りついたりすると「今夜はお風呂にしよ!」って感じで香りの良い入浴剤を入れたりなんかして、湯船にゆっくりつかってリフレッシュするのが幸せな時間だったりします。スーパー銭湯にも気分転換をしたいときとかに行っているし、私にとってお風呂は特別感があってご褒美的なものなのかも?とはいえ、お風呂に入ったほうが体に良いのは百も承知で、最近なんて寒くなってきたしシャワーでパパッと済ますんじゃなく、ちゃんと湯船につからないとなぁと思ってはいるのです。朝と夜の2回だなんてすご過ぎる!そんな話を仕事先の方としていたら、その方はなんと毎日朝と夜にお風呂に必ず入るという生活習慣だったのです。毎日入るっていうのはそんなに珍しくないと思うけど、朝と夜で2回も入るってすご過ぎる!しかも、早寝早起きも心がけていて夜の10時には就寝されるらしく、なんて素晴らしいの~!私は夜の10時とか夕飯もまだだし普通に仕事をしていたりするので、生活習慣の違いに驚いてしまいました。その方は同世代の女性なのですが、よくよく聞いてみると更年期の症状も特になく、体の調子も良いそうなんです。女性は更年期(一般的に45〜55歳ぐらい)になると、女性ホルモンの減少で自律神経が乱れやすくなって体に不調が出やすくなるんだけど、お風呂に入ることでリラックスできて自律神経が整って、更年期の症状が改善される効果が期待できるって、よく本とかネット記事で見ていて。基本的なところから見直すことが大事かも規則正しい生活も更年期の症状の改善には大事って見聞きするので、その方は更年期世代に良いっていうことを自然とやられているのだなぁと。私はというと基本シャワーだし夜更かしも大好きだし、本当に体に良くない生活習慣が染み付いていることを痛感してしまいます。更年期の症状の改善のために漢方薬を飲んだりストレッチをしたり、セルフケアも心がけてはいるけど、もっとこう基本的なところから見直すことも大事なのかも……?毎日朝と夜にお風呂に入るのはさすがに無理だけど、週に1日でも2日でもお風呂に入るように心がけたりして、生活スタイルを少しでも改めていけたらいいな。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2024年01月01日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、血液検査だけの健康診断を受けに行って、予想外に恥ずかしかったことについてお届けします。食事制限がないなんて最高!と思いきや健康診断を受けに行ったフカザワさん。いつもは胃の検査があるため、前日の夕食が食べられないのだけど……。先日受けた健康診断の話です。去年までは胃のX線検査と血液検査を同じクリニックで同じ日に受けていたのですが、今年は胃の検査が胃カメラだったこともあり、胃の検査は別日に。その日は血液検査だけを受けに行くことになったのでした。胃の検査も一緒だと、前日の夜9時から飲食が禁止になるので結構つらいんですけど、血液検査だけだと私が行った病院ではそういった食事制限もなくて。血液検査だけを受けるのは初めてだったので「検査前に食事制限がないなんて最高じゃん!」と思っていたのでした。血液検査の予約は夕方の5時ごろだったんですけど、血液を採取される前に看護師さんからお昼ごはんを何時に食べたか聞かれたのです。そんなことを聞かれると思っていなかったので一瞬意味がわからなかったんですが、血液検査的に最後に食事を何時にしたかを知りたいのかなと。食事の時間で、血糖値とかも変わってきそうですもんね。お昼ごはんは午後1時に食べたけど…午後1時ごろにお昼ごはんを食べた旨を看護師さんに伝えたのですが、そこでハッとした私。たしかにお昼ごはんは1時に食べたけど、そこが検査前最後の食事じゃなくて、3時ごろにおやつとして干しいもを食べたな、って……。そこまで言わなくてもいいかな?とも思ったのですが、でも正確に検査してもらうには大事なことかも! と思い、「3時におやつを食べました!」とも伝えたのでした。まさかおやつのことまで話すとは思ってなかったので、なんだか無性に恥ずかしかったわー!看護師さんに「この人おやつ食べてきたのか!」って思われたかもしれないけど、事実だからしょうがない。毎年受けていてなんとなく流れもわかっている健康診断だけど、今年は胃の検査が別日だったことで、いつもと手順が違ってちょっとびっくりしたし、何より新鮮な気持ちで受けることができました〜。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年12月31日子どものころからダンスに憧れがあり、いつか習ってみたいと思いながら仕事や家事、育児に追われ、あっという間にアラフィフに。しかしコロナ禍をきっかけにオンラインの習い事が増えたことで、私もついに憧れのダンスを習う決心がつきました。フラダンス、タヒチアンダンス、ベリーダンス、ラテンダンスと試しましたが、最終的に私が選んだのはベリーダンス。アラフィフで始めた憧れのダンスについての体験談です。コロナ禍でリモートワークとなり時間ができる幼いころからダンスに憧れがあり、テレビでアイドルを見ていても、後ろのバックダンサーに注目していた私。いつかダンスを習ってみたいと思いながら大人になり、仕事や育児、そして離婚を経て、時間にもお金にも余裕のない毎日を過ごしていました。そんな中で迎えたコロナ禍で、私にとってうれしい変化が2つありました。1つは、仕事がリモートワークになったこと。通勤準備や通勤移動にかけていた時間が丸ごと浮いたと同時に、次男が小学校に入学したので、保育園の送り迎えもなくなりました。もう1つは、オンラインの習い事が一気に増えたこと。コロナ禍以前は、ダンスを習いたければスタジオに通うしかなく、時間もお金も必要でした。それが自宅から気軽に、通う時間もなく、月謝もリーズナブルに始められるダンスレッスンが一気に増えたのです。このことは、私にとってうれしい変化でした。いくつかのダンスをお試しした結果、選んだのは…私が選んだオンラインレッスンでは、複数のダンスレッスンを開講しており、お試し期間は無料でさまざまなダンスレッスンが受けられました。私は、フラダンス、タヒチアンダンス、ベリーダンス、ラテンダンスとひと通りじっくりお試しすることに。どのダンスもそれぞれ魅力がありとても楽しかったのですが、最終的に私が選んだのはベリーダンスでした。アラフィフとなりどんどん失われていく女性らしさが、ベリーダンスを踊ることで呼び起こされるような気がしたためです。ベリーダンスはその名の通り、おなかを出して踊るのが基本なので、常に自分の体形を意識することができるのも良いなと思いました。先生の引き締まった体形やうっすら筋肉の付いたおなかを見て、自分も頑張らねば!と刺激を受けることも。もちろん先生のような体形にはどう頑張ってもなれませんが、憧れのボディラインを持つ先生のレッスンを毎週受ける中で、ダイエットへの意識も高まりました。いくつになっても続けたいベリーダンスとはいえアラフィフですから、最初のうちは体が思うように動かず、やっぱりこの年でベリーダンスなんて無理なんじゃないかと思ったことも数知れず。先生のようにきれいなポーズも取れないし、スムーズに流れるような動きとも最初のうちはほど遠く、連続ターンをすれば目が回っていました。それが、毎週レッスンを受けるようになって9カ月が過ぎ、以前はできなかった動きや技なども気が付けば少しずつできることが増えて、連続ターンをしても目が回りにくくなり、少しずつでも上達しているのだなと実感できるようになってきました。できるステップや技が増えてくると毎週のレッスンが楽しく、このレッスン時間を確保するために仕事や家事を頑張ろうという意欲にもつながっています。また、最近色っぽくなったと褒められることが増えたのは、ベリーダンスのおかげかも……とも思っています。まとめ私はまだまだベリーダンス初心者ですし、発表会に出る仲間たちの話を聞くと「人前で踊れるなんてすごい!」と思っているレベルですが、まずは毎週のレッスンを楽しんで継続できていること、それによって生活に張りが出ていることで今は十分に満足しています。アラフィフとなり遠ざかりつつある女性らしさも、ベリーダンスのおかげもあって今のところ何とかキープできているように思っています。いつか仲間たちと一緒に発表会に出られるくらいになればまた一歩ステップアップですが、今はアラフィフの自分に無理のない範囲で、ベリーダンスを楽しみながら継続できたらと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/マキノ著者/まっちゃ (45歳)40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
2023年12月17日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、寝ぼけてカットソーを前後ろ反対に着てしまったときに発見したあることについてお届けします。朝からあった違和感の正体はなんとなく朝からずっと「ん?」という違和感を覚えていたフカザワさん。夕方、ドラッグストアに行こうとパーカーを着たときに……。その日は1日、なんとなく「ん?」と思いながら過ごしていて……。「ん?」の正体が何かはよくわからなかったんですけど、夕方、ドラッグストアに行こうとパーカーを着ようとしたときに、その日の朝からずっと着ていた黒のカットソーの前後ろが反対だったことに気が付きまして。服って前後ろ反対に着ると、やっぱり体にしっくりこないんですよね。ダボッとしたカットソーだったので、なんとなくずーっと着心地の面で違和感を覚えていたという……。ずっと感じていた謎の違和感の正体がわかってすごくスッキリしたのですが、よくよく鏡を見てみたら、反対に着ているはずのカットソーの首回りがシュッとしてて、見た目的になんだか良い感じなんです。もともとのデザインはけっこう前が大きめに開いているカットソーだったんで、前後を正しく着ると太って見えにくくなるっていう利点はあるものの、どうしても首回りがだらんとして見えるデメリットもあって。前後反対だと、背中側が前に来るので首がだらんとしてなくて新鮮だし、これはこれでありかも???偶然の産物だけど、手持ちの着慣れたカットソーの新しい一面を見られたようなそんな気分なのでした。時期的にカットソーの上にカーディガンとか羽織っちゃうし、今度からはあえての前後ろ反対での着方してみようかな。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年12月04日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、昔から使っているヘアムースを買うのが難しい件についてお届けします。記憶ではウエーブ系だと…いつも使っているヘアムースを、出先のドラッグストアで買おうとしたフカザワさん。商品棚を見てみると……。ヘアケア剤、自分が何を使っているか覚えていますか?私は昔から使っているヘアムースの商品名を覚えていなくて、パッケージの何となくのデザインだけで覚えています。どこでもだいたい売っているので、余計に覚えていないっていうのもあって……。女性の顔のイラストが描かれているんですけど、不意に何の前情報もなしに買いに行くと、そのシリーズの種類のムースがたくさんあり過ぎて、どれが自分が使ってるものなのかがわからなくて……。スーパーハードとか、ウエットスタイルとか、ストレートとか本当に種類がたくさん。何となく自分の記憶ではウエーブ系のものを使っていたような気がして、ウエーブ系を買おうとするも、ウエーブ系だけで3種類ぐらいあって……。もうどれを買えばいいかわからなくて、途方に暮れてしまったわ。そんな中でも「多分これ!」っていうのを買って来たんだけど、やっぱりと言うか、今使ってるものではなかったという……。3分の1の確率を外したー。とはいえムースの種類がちょっと違っても、そこまで差はわからず普通に使っちゃうんですけどね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年12月03日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、ライブを見に関東に行ったときに体を襲ったある異変についてお届けします。ライブを満喫して帰ろうとしたら…見たいライブがあって、久々に関東のほうに行ったフカザワさん。日帰りにするか1泊するか迷ったのですが……。先日、久々に関東のほうに行きまして!見たいライブが関東で開催されるということで、名古屋駅から新幹線に乗って行ったのですが(私は愛知県民)、コロナ禍も経て本当に久々の遠出って感じで、すべてが新鮮で楽しかったなー。ライブに行くことを決めたときは、終演時間的にも日帰りが可能のようだったので、ライブを見たらパパッと帰るスケジュールにしようかなとも思っていました(断然経済的!)。ですが、久々に新幹線に乗って遠くへ行くんだし、少しお金がかかっても泊まりで行くのもいいかなと。ライブや新幹線のチケットの手配とともに、その日の夜に泊まるビジネスホテルの手配もしたのでした。そして当日、新幹線で関東に行き、ホテルに荷物を預け、その足でライブ会場へ!ライブもすごく楽しくて「本当に関東まで来てよかったー!」と心の底から思い、ライブ終わりに会場をあとにして歩き出したところ、自分の体に違和感が……。街を楽しむゆとりもなく…朝からの長距離移動に加え、知らない街でホテルや会場を探し歩き、ライブでは2時間立ちっ放しだったということで、足がもうどうにかなりそうなぐらい限界で!宿泊先のホテルはそのライブ会場から徒歩10分ぐらいの距離だったのですが、道すがら知らない街を楽しむゆとりもなく、ホテルに戻るのもやっとという感じなのでした。ライブが終わったのは21時前だったので、たしかに新幹線もまだあって日帰りも余裕だったんですが、なんとか新幹線に乗ることはできたとしても、名古屋駅に着いてから、また地元行きの電車に乗って家まで帰るなんて絶対できなかっただろうなと……。ライブに行くことを決めたときはお金のことを考えて日帰りにするかを結構悩んだけれど、「最近遠出もしていなかったし、いいかな!」って感じで泊まることに決めたあのときの私、偉い!趣味や好きなエンタメが心の栄養になっているからこそ、自分の年齢や体力もしっかり考えて無理のないスケジュールで楽しまなくちゃですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年12月02日運動が苦手なアラフィフの私が、食事制限で痩せようとしたときのお話です。アラフィフからのダイエット意を決してダイエットに挑戦した私。運動は苦手なので、カロリーを減らす方向で進めました。食事は3食とるようにしましたが、ご飯はお茶碗1杯(普段は2杯は食べていた)にし、甘い物やおやつは極力食べないように頑張りました。思っていたのと違う…!?そのかいあって体重は減り、目に見えてほっそりしました。ですが、なんかこう顏の印象が「風船がしぼんだ」みたいな、ほうれい線がくっきりしたように感じたのです。体重は減って痩せられたものの、「思っていたのと違う」な状態になってしまいました。まとめ私の場合、年齢のせいもあるかもしれませんが、やっぱり運動も取り入れないと不健康な痩せ方をしてしまうのだと思いました。20代から30代前半くらいまでは、体重が減ればきれいに見えたのですが、今となっては体重が減ると見た目の魅力も減ってしまうように感じます。現在は、好きなだけ自由に食べています。(50代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きりぷち著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年11月07日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、シャワーを夜に浴びるか朝に浴びるかの葛藤についてお届けします。朝シャワーをすると髪の毛も良い感じ!涼しくなってくると、夜にシャワーを浴びるのがおっくうになるフカザワさん。そういうときは朝起きてからシャワーを浴びるのですが……。最近涼しくなってきたこともあって、夜にシャワーを浴びるのがおっくうで!ついついそのまま寝てしまって(かろうじて顔だけ洗う)、朝起きてシャワーっていう日もちょくちょく。それはそれで朝にシャワーを浴びるとすっごく目が覚めるし、気分もスッキリするし、髪の毛もなんだか良い感じ!時間さえなんとかなれば朝シャワーいいな、とも思ったり。でも、整髪料を付けたまま寝ちゃうことになるので、枕から顔に整髪料が付くからか、吹き出物がめちゃくちゃできるんですよね!一気にブワーッって広がって、完全にこれ朝シャワーのデメリットだなと。かといって整髪料を付けないで過ごすのは無理なので(なんかつけとかないと爆発しちゃう)、そこは譲れないし……。朝シャワーは良いけど、一長一短だわ。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年11月03日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、夫が晩ごはんを食べないときの食事の楽しみ方についてお届けします。以前は大盛りのカップ焼きそばで平日の夜はごはんを作るようにしているフカザワさん。たまに夫が、飲み会などで夕食をいらないときがあると……。基本、平日の夜はごはんを作るのですが、たまに夫が飲み会とかでごはんがいらないときもあって。そういうときはなんかもう自由! って感じがして、栄養とか無視して食べたいものを食べちゃいますね。そのときによって自分の中での食べたいもののブームもあって、以前だったら大好きな大盛りのカップ焼きそばを食べたりしていたのですが、最近さすがに胃がもたれてきて回数が減ってきて。カップ焼きそば以外では、お米祭りを開催することが多いです。ご飯を炊いて、1杯目は卵かけご飯で食べて、2杯目はマヨネーズと醤油で食べて。で、終了です。本当は3杯目も食べたいのですが(納豆とか良いかも……)、アラフィフの私の胃袋ではご飯は2杯が限界で……。それ以上食べると、胃もたれがすごくてしんどいのでこらえています。あとは晩酌に移行するので、野菜も肉も魚も何もない晩ごはんになってしまうけど、たまには良いかな〜って。バランスとか無視して、こういう本能のままのごはんを食べていると、無性に「私、生きてる!」って思うのはなんでなんだろう。野性味あふれる行動が、生を感じさせるのかな?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年11月02日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、最近ハマっているジグソーパズルについてお届けします。こんな気分転換方法があったなんて!仕事先の人から「ジグソーパズルをやっていると雑念をシャットダウンできてすごく良い」と聞いたフカザワさん。早速ジグソーパズルにトライしてみたところ……。久々にジグソーパズルをやったのですが、なかなかおもしろいしハマりますね!仕事先の方が、仕事やプライベートでヘトヘトだったときに、気分転換のつもりで1000ピースのジグソーパズルを買い、休日にやってみたらしくて。映画を見たり本を読んでいても、仕事やプライベートでの気になることがどうしても浮かんできちゃうそうなのだけど、ジグソーパズルをやっているときは、目の前のピースをどうはめていくかしか考えられなくて、雑念をシャットダウンできてすごくよかったそうなのです。へー! そんな気分転換方法があったなんて、知らなかった!脳みその良いデトックスにそれを聞いて、私もジグソーパズルをやってみることにしたのですが、手軽に始めたかったので、タブレットにジグソーパズルの無料アプリを入れまして。今ってアプリでパパッと始められて、ほんと便利ですよね。あーでもないこーでもないと、たくさんあるピースをタブレット上で指先で動かしていると、雑念がす~っといつの間にか消えていって……。風景とか食べ物の写真がジグソーパズルになっているんですけど、元の写真を頼りになんとなくの場所を予測しながら、ピースをどこにはめるか考えていると、本当に目の前のジグソーパズルのことしか考えなくなるので、脳みその良いデトックスになるんです。ただし、アラフィフの目にはちょっと…私は200ピースぐらいのジグソーパズルをアプリでやっていて、200って聞くと簡単そうだけど、これがなかなか難しい!雑念も消えるし、めちゃめちゃ集中して完成したときの達成感もあるし、ちょっと瞑想に近いものがあってこれは良いなぁと。ただ1つ問題があって、いかんせんアラフィフの目にはジグソーパズルみたいな細かい作業は限界がありまして……。疲れ目もすごいし、ドライアイも進行しちゃうし、目が限界過ぎて長時間集中することができない!目さえなんともなければ、気持ちとしてはもっとやりたいので「20代、いや30代のときだったらもっとガンガンできるんだろうなぁ……」と、ちょっとだけ寂しい気持ちになってしまいます。残念だけど1日15分とか時間を決めて、目をいたわりつつジグソーパズルを楽しみたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年11月01日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、健康診断に備えてお酒を控えていたときに感じたことについてお届けします。だんだん気持ちがふわふわ近々、健康診断に行く予定のフカザワさん。お酒は控え、ノンアルコールのビールテイスト飲料を飲んでいたら……。そんなしょっちゅうノンアルコールビールを飲まないので、たまに飲むと「おいしい! これビールじゃん!」ってびっくりしてしまいます。真のビール好きな人にとっては「全然違うよ!」って感じかもしれないけど、健康診断を近日中に控えていて、検査結果が少しでも良くなるようにお酒を我慢していてっていう状況だったら、普通においしくビールっぽいものが飲めてありがたいなぁと。炭酸もグッと強めなので、ぐいぐい飲んでいると過去にビールを飲んだ記憶もよみがえってきて、だんだん気持ちがふわふわしてくるんですよね。擬似体験で酔ってくるというか。これは私が単純で思い込みが強い性分だからだとは思うのですが、その性分を利用してでも、健康診断までの味気ない夕飯を楽しく過ごせるならそれでいいわ。とりあえず今週はノンアルで気分的に酔うぞ。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年10月19日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、最近よくある「熱っぽい」と感じるときのことについてお届けします。50手前ぐらいからよくあるようにフカザワさんは最近、体が熱っぽく感じることがよくあるそうです。「風邪をひいたかな?」と思っていると……。まぁ風邪じゃなくてよかったっていう思いもあるのですが、でも紛らわしいなぁと。人によっては更年期による症状で、のぼせやほてりと共に少し熱が出る場合もあるそうなのですが、私は体温を計るタイミングがズレているのか、だいたい平熱。なんか熱いなぁって思ったのは一体何だったの? って感じだわ。前はのぼせとか少なかったけど、50手前ぐらいからちょこちょこ感じるようになってきました。更年期の症状も、年齢とともに変化していくんだなぁ。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年10月17日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、毎年受けている子宮頸がん検診で大慌てしてしまったことについてお届けします。なんだかんだで10年ぐらい毎年、自治体がおこなっている子宮頸がん検診を受けているフカザワさん。いつも検診を受けに行っていた婦人科が今年はまかさの展開に……。今年も健康診断の時期がやってきました。私は、自治体がおこなっている、安く受けられる健康診断を利用しているのだけど、毎年子宮頸がんの検診もありまして。子宮頸がんの検診は、いつも行く婦人科でなんだかんだで10年ぐらいずっと診てもらっていて、今年ももちろんそのつもりだったのですが……。検診を受けられる対象の病院のリストに、なぜか今年はその婦人科が含まれておらず!今までそんなことなかったので、本当にショックだわー。そこは女性の先生がやられているクリニックで、めちゃくちゃフレンドリーって感じの先生ではないのですが、程良い距離感で診てもらえるのが心地よく、それに女性の先生なので、あの椅子の上で足を広げてっていう診察も受けやすいんですよね。考えれば考えるほどナーバスに…なので、今年もそのつもりで「いつ行こうかなー!」ぐらいに思っていたのに、まさか病院選びからやらなきゃいけないなんて……。いくつか対象の病院はあるけど、行ったことがないところばかりだから先生が男性か女性かもわからなくて、そこから調べないといけないし!それに、ネットで口コミとかも一応見ておかないと心配……。別にそこがかかりつけ医になるわけじゃないし、検診で1回行くだけなんだけど、それで病気がわかることもあるからなぁ。考えれば考えるほどどこでもいいとは思えなくて、ついついナーバスになってしまいますね。とりあえず対象の病院のホームページとか見まくって、近日中には病院を決めたいなって感じです。そして早く検診を受けて、身も心もスッキリしたいです〜。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年10月04日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、インプラント治療をした夫が再び歯医者に通うことになった出来事についてお届けします。大きく口を開けて笑える喜び去年、歯科インプラント治療をしたフカザワさんの夫。「歯抜けから卒業できてよかった」と思っていたのですが……。去年、夫が歯科インプラント治療をしました。ちなみに歯科インプラントとは、顎の骨に人工の歯根を埋め込むもので、丈夫だし、適切にお手入れをすれば長持ちして、もちろん見た目も良くて。本物の歯にしか見えません!ただ、保険適用外の治療になるので、夫は下の歯の抜けているところに1本入れたのだけど、35万円かかっていました。すごー!!!35万円もかかっただけあって、今までならちょっと大きく口を開けると歯が抜けているのがわかったのですが、それがわからなくなって!見た目的にもずいぶん印象が良くなったなぁと、私も見ていて思います。歯が入って磨きにくくなった!?で、実際にインプラントの調子も良い感じらしいのですが、その後におこなった歯の定期検診で、インプラントにした歯の隣(奥のほう)の歯が虫歯になりかけていると先生に言われたそうで……。本人はまったく自覚がなかったそうなのですが、インプラント前は歯が抜けていたために磨きやすかったところが、歯が入って磨きにくくなってしまったっていうのもあるんですかね?もともと夫は歯があんまり丈夫じゃないほうらしいので、虫歯になりやすいのかなぁ。インプラントの治療が終わったと思いきや、再び治療がスタートするっていうことで、本人もめちゃくちゃショックを受けていました。まぁたしかに良かれと思ってやったのに、それが虫歯の原因かもしれないって切ないわ。インプラントは入れたら終わり! じゃなくて、その後の歯磨きにも気をつかったりしないといけないんだなぁ。とはいえ、早めに虫歯が見つかったのは不幸中の幸いだし、治していくしかないですよね。夫の歯のあれこれを見ていると、自分も歯の健康にますます気を付けていかなくちゃなぁと思ってしまいます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年10月01日先日、約20年ぶりに舌の裏側に強烈な口内炎ができました。若いころなら何もしなくても2~3日あればずいぶん症状が軽くなっていましたが、アラフィフになった今、ビタミン剤を飲んでも口内炎用の市販薬を塗っても何をしても治らない。 歯茎や頬の裏側ではなく舌にできたので、どうしても食事のときに患部を刺激してしまい、そのせいか、日がたっても良くなるどころか悪化して痛みも強くなっていきました……。20年ぶりにできた口内炎20年ぶりにできた口内炎は、治るまでにこれまでで一番時間がかかりました。約1カ月です。最初は、時間がたったら治るだろうと我慢していたのですが、3日たっても治らず1週間たつころには治るどころか痛みがひどくなっていて、他のことをしていても頭の中は口内炎のことでいっぱい。 ネットで口内炎について調べてみると、加齢やドライマウスによる唾液の減少 偏った食事 ストレスや生活リズムの乱れによる免疫力の低下 などが原因とのこと。どれも思い当たるので驚きよりも「やっぱりな……」と感じました。加齢は言わずもがな、ドライマウスは言われてみたらという感じで、このころは気温の変化に体がついていかず、バテていて毎日同じような食事ばかりしていましたから、免疫力が低いのは自覚がありました。市販の塗り薬が効かない…自然治癒力は期待できないと思い、まずはドラッグストアで口内炎用の軟膏を購入しました。毎日塗り続けて1週間。しかし一向に良くなりません。今回初めて気付いたのですが、私には無意識に歯を食いしばる癖があり、そのときに舌をほんの少しかんでしまっていました。さらに、口内炎が気になってつい舌を動かしてしまいます。それもあってか、日に日に悪化していきました。 たかが口内炎、されど口内炎。体のどこかに痛みを感じていると気分が沈んでしまいます。そこで、病院へ行くことを決意。口内炎の治療は歯医者・内科・耳鼻咽喉科などがいいようで、迷った結果、行きつけの歯医者へ行くことにしました。 病院で診てもらったら3日分の抗生物質と塗り薬を処方してもらうことに。抗生物質は毎食後に飲み、塗り薬は1日に何度も塗りました。ドラッグストアで買った塗り薬は水分が多くだらだらと流れてしまい、正直「塗っている意味ある?」と疑問を感じるほどでしたが、病院でもらった塗り薬はねっとりとしていてピッタリと患部へ密着してくれました。1カ月かかってようやく完治 毎食後に抗生物質を飲み、せっせと塗り薬を塗って3日間。痛みは、だいぶ良くなったものの、まだ完治とまではいきません。歯医者の先生が想定したよりも長くかかっていることに、自分の免疫力の低さを改めて実感して少しがっくりきました。 再度、病院へ行き今度は多めに1週間分の抗生物質を処方してもらうことに。それがなくなるころにようやく口内炎も消えて痛みも違和感もなくなりました。トータルすると約1カ月も口内炎で苦しんでいました。 まさか、口内炎でここまで長く苦しむことになろうとは。また、口内炎で病院へ行くことになるなんて、これまでの人生で初めて。20代・30代のころには思いもしなかったことです。改めて、免疫力の低下や加齢を実感しました。まとめ日ごろから免疫力の低さは実感していたものの、腰が重くて特に対策をしていませんでした。口内炎でさえ治るのに1カ月もかかってしまって、これで万が一風邪でもひいたらどれだけ長引くのだろうと考えると、「何とかしなければ!」と思ったのです。 免疫力をアップするためにできることはいろいろありますが、決まった時刻に起きてのバランスの良い食事・適度な運動が効果的なようなので、できることからコツコツとやっていかなければと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。著者/西野りこ(47歳)独身。15年務めた会社を契約満了で切られ専業ライターに。35歳のときに10年間の結婚生活に終止符を打つ。以降、おひとりさま生活を満喫して、好きなものを食べ好きなお酒をガブガブ飲んでいたら体重が取り返しのつかないことに。一念発起でダイエット検定1級を取得しマイナス6kgのダイエットに成功。しかし、まだ標準体重オーバー。日々、心と身体の健康を取り戻すべく日々奮闘中である。
2023年09月21日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、夫が熱心にやっていたマッサージが驚きの結果になったことについてお届けします。熱心なあまりぐりぐりし過ぎて…フカザワさんの夫が、ほうれい線をなくす顔のマッサージを熱心にやっていたときのこと。ふと夫の顔を見ると……。やけに熱心にマッサージしているなぁとは思ったのですが、まさか夫がほうれい線を気にしてたなんて意外でした。YouTubeで見つけたおすすめマッサージを熱心にやるあまり、ほっぺたをぐりぐりし過ぎてて、ちょっと内出血みたいになってしまっていて……。ほうれい線をなくしたい気持ちは私も痛いほど共感するけど、何でもやり過ぎは良くないわ〜!結局、数日間赤くなったまんまで、余計にほうれい線も目立つし、散々な夫なのでした。はたから見ていても切なかったな!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年09月18日