現在、実家の実母(要介護3)と同居の義母(要介護1)2人の世話をしている私。2人とも可能な限り自宅で過ごせるよう、きょうだいと協力したり介護サービスを利用したりしながら生活しています。在宅でのお世話は、できないことが少しずつ増えていくのを見つめる日々でもあります。今回は、要介護1で基本的なことは自分でできる義母だけれど、やはり介護が必要な部分もあるのだと再認識させられた出来事についてお話しします。何事? 真夜中に義母の叫び声ある晩、「痛いよ~、痛いよ~、肩が痛いよ~」と、階下の義母の部屋から悲鳴のような声が聞こえてきて、眠っていた私はその声で目覚めました。義母はもともと大きな声で寝言を言う人で、義母の寝言で夜中に起こされたことも一度や二度ではありませんでした。ただ、今回ほどの大声は初めて。しかも、呪いのように同じ言葉を繰り返しています。様子を見に行こうかと思いましたが、何となくおっくう……。同居する義母への対応が実母と違うのは自覚しています。しかし、少し距離を取って接しているのは自分を守るためでもあります。これから長く介護していくことになる義母に善意だけで関わるのは無理。要介護1は入浴、排泄など基本的なことは自分でできますが、洗濯、料理などの家事はもうできません。よかれと思って手助けをすると、あれもこれもと用事を頼んできて、閉口することになるのは経験済みです。出来の悪い嫁で良いと思っています。義母の叫び声はしばらく続きましたが、じきに静かになったので私もそのまま眠りに就きました。叫ぶ原因は何? 今夜も夜中に起こされるところが話はここで終わりませんでした。その後、頻繁に義母は真夜中に叫ぶようになり、夫も私も夜中に頭を抱えることになりました。義母が腕や肩が痛いのは昔からで、いつも湿布を何枚も貼っていたのですが、昼間は叫ばないのに夜中だけ叫ぶなんて何かの嫌がらせかとまで思いました。隣近所の家が離れているから良いものの、街中だったら虐待しているのではないかとご近所から疑われるようなレベルの大声です。義姉も心配して義母を整形外科に連れて行ってくれたのですが、いつも湿布を処方されて終わり。違う整形外科で診察してもらっても、「もうお年ですからねぇ」のひと言です。離れて暮らしている義姉は、痛い痛いという義母の言葉を、電話で何回も聞かされるので心配を募らせていったようです。一緒に暮らしている私たちは、食欲もあるしけがもしていないことがわかっているので、それほど心配していませんでした。このギャップが原因で言い合いになることもありました。医師次第で、状況は変わるその後、叫ぶ原因がわかりました。 近所の個人病院ではどうにもならなかったので、夫が整形外科の専門医がいる総合病院に連れて行ったのです。「精神的なものかもしれないですね」と、医師に言われたようです。その日は大学病院から派遣されている女医さんが来ていて、その方が診察してくれたのもよかったのかもしれません。「夜中に誰か助けてと叫ぶほど痛いはずはないですね」と血液検査をしてくださり、血液中の鉄分の不足や夜間のドーパミン不足が原因かもなどと、今までと違う側面から診察、治療してくれました。現在は軽い精神安定剤が処方されています。おかげで、夜間の叫び声は随分少なくなり、私も不眠でイライラすることが減りました。また、これが精神科病院だと診察に連れて行きづらいのですが、総合病院の整形外科です。湿布と一緒に精神安定剤を出してもらえるので、本人も嫌がることなく通院してくれます。痛みを訴えるときは精神的なことが原因の場合もあるのだとわかりました。まとめ要介護1の義母は、自身の身体的なことは大体こなせるのですが、要介護という文字が付く通り、何かしら支援が必要な部分があります。それが精神的な問題だと、一緒に住んでいる私たちはかなり影響を受けるのに、原因がわかりづらいので対応が難しかったです。今回は知識のある医師に巡り合えてラッキーでした。まだまだ続く介護生活。私自身がまいってしまわないように、適度な距離を取りながら過ごしていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。介護カレンダー/ウーマンカレンダー編集室著者/ころふじ(55歳)夫婦と義母の3人暮らし。 父が急死したため、実家でひとりになった母の元へほぼ毎日通ってお世話している。介護だけの毎日でうつになりそうなところを在宅ワークに救われていると感じる。
2023年10月05日50歳になったばかりの2020年2月ごろから、文字が見えづらいと思うことが増えてきました。しかし元々視力が悪く、老眼とドライアイと診断され遠近両用眼鏡を使用していたので、疲れ目か眼鏡が合わなくなったから見えづらいのだと思っていました。とりあえず眼鏡のレンズを交換したら、いくらか見えやすくなったのでホッとした私。しかし、のちに「このとき眼科へ行っていれば」と後悔することになりました。どうなっているの? 右目の視界が真っ白に眼鏡のレンズを変えてひと安心したものの、6月くらいになると再び見えづらさが気になるようになりました。それでも病院へ行くのは面倒だからと、原因はスマホやタブレットの見過ぎからくるドライアイや疲れ目だと思うようにしていました。しかし10月になり、新しいパート先で事務職として働くことになったのですが、書類の細かい文字を見る機会が増えたことで異変に気付きました。それまでは文字がかすむことや二重に見えるだけだったのに、そのころになると視界の一部に白いモヤがかかっているような違和感があり、全体的に文字が見えづらくなったのです。決定的だったのは、スマホを見ていたとき黒などの濃い色で書かれている文字は読めるのに、オレンジなど明るい色の文字がまったく見えず画面が真っ白に見えたことです。なぜ?と思いながら片目ずつスマホの画面を見てみると、左目は問題なしでしたが右目で見ると全体が真っ白に見えました。さすがに「これは病院へ行かなくては!」と、重い腰を上げ近所の眼科へ行き、これまでの経緯を医師に説明すると「年齢的なことを考えると網膜の異常などの可能性も考えられるのでひと通りの検査をおこないます」とのこと。視力や眼圧の検査の他に、それまで受けたことのないいくつかの検査を受けることになりました。結果は60歳以上の方がなることの多いあの病気「白内障ですね。右目はかなり進んでいて左目もすでに始まっています」。検査結果を見ながら説明してくださる医師に、「自分でも受診前にいろいろ調べてもしかしてとは思っていましたが、私まだ50歳になったばかりですよ。白内障って60代以降の方がなる病気じゃないんですか!」と興奮気味に言葉を発する私。そんな私を見ながら医師は苦笑し、「いやいや、50代でもなる方はいらっしゃいますよ。右目はもう手術しなくてはならない状態で、左目は点眼薬で進行を遅らせることは可能ですが、1年後には現在の右目と同じような状態になると思われますので、この機会に両目とも手術されるのが良いと思います」と伝えられました。「手術か、そんなにひどいのか……」と内心動揺していると、家から近くの手術可能な病院を紹介され、両目の手術をすることが決定しました。この病院では、手術後の感染症リスクを最小限にするため片目ずつ手術をおこなうとのことで、最初に症状が進行している右目を、その2週間後に左目を手術することになりました。ちなみに手術費用は保険適用で1回約6万円、その他に術前、術後の診察費用、薬代もかかりました。病院が「高額療養費の申請を前提として同じ月に手術を2回おこなうようにしましょう」と日程を組んでくれたのは、費用面で大変ありがたかったです。手術当日は、中待合室に入り、手術着に着替え点眼した後、手術室へ。左腕に点滴と血圧計を装着して点眼薬で麻酔をし、手術が始まりました。手術自体は15分程度だったと思います。会計時に鎮痛剤と目薬の処方箋を受け取り病院近くの調剤薬局へ行ったのですが、顔半分が眼帯とガーゼで覆われているため視界が悪く、階段は付き添いで来てくれた夫に支えられながら下りました。帰宅途中で麻酔が切れて目の痛みが出てきて、眼帯で目の周りと頬が固定され息苦しさを感じ、「早く翌朝になってこれを外してほしい!」とそればかり考えていました。翌朝、8時過ぎに消毒と視力検査のために病院に行って眼帯とガーゼを外してもらったときの解放感はこの上ないものでした。手術後の生活と視力の変化手術後は生活上の制約がいくつかあり、私の場合一番つらかったのは洗髪と洗顔が術後1週間できなかったことでした。仕事は手術の4日後から通常通り出勤できました。数種類の目薬を1日数回ずつ3カ月間点眼し、定期的に通院します。最初のうちは手術を受けた病院に、その後は自宅近くの眼科で診察を受けました。幸いなことに経過は順調でした。術後しばらくは目の痛みと充血、引きつれる感じやまぶしさを強く感じたり、視界に小さな虫が飛んでいるような影が見える飛蚊症(ひぶんしょう)などの症状があったりしましたが、約3年たった今は特に問題はありません。また手術後、医師のすすめで保険適用となる眼内レンズ(単焦点レンズ)を入れ、左右の視力差ができる限り小さくなるよう調節してもらったところ、近くも遠くも以前よりだいぶ見やすくなりました。それに伴い左目の視力が0.01から0.1、右目は0.04から0.5に改善したことは何よりありがたかったです。それまで温泉へ行っても足元が見えず恐々と歩かなければならなかったのですがそれが解消され、眼鏡なしで本を読むこともできるようになり、家の中では裸眼で過ごせるようになりました。まとめ最初に近所の眼科へ行ったとき、医師から言われた「失明の可能性のある病気が潜んでいることもありますからね。おかしいと思ったら早めに受診をしましょう」という言葉が耳に残っています。多少の体調不良で病院へ行くのはおっくうだ……と、ついつい先延ばしにしてしまいがちでしたが、これから先の人生を元気に過ごしたいと思うならこまめな体のメンテナンスは不可欠なものだと改めて気付かされました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/サトウユカ著者/ブルームーン(53歳)30代でシングルマザーになり、50代で再婚。
2023年10月04日脳梗塞で車椅子生活になった義母が、動かない左側の手足の冷えに悩まされるようになりました。デイサービス施設の作業療法士さんに教えていただいた自宅でできる足のマッサージと足湯のおかげで、少しですが冷えが改善し良く眠れるようになりました。その詳細をお伝えします。左半身のまひのせいで手足の冷えが脳梗塞を発症した義母が退院して自宅介護となってから、早1年がたちます。最初は左半身にまひがあるせいでまったく動けなかった義母。ですが、毎日デイサービスに送り出してリハビリを受けていたところ、1年たった今では動かなかった左側の手足が少しだけ動くようになってきました。それでも左側の手足の血流が悪くなっているのか、手足を触ってみるとすごく冷たいのです。冬場は特に足の冷えがひどく、夏場でも冷房のせいでやはり冷えているなと感じます。冷えていると余計に動きが悪いように思い、デイサービス施設の作業療法士さんに相談したところ、自宅でもできる足のマッサージを教えていただきました。足が少しずつホカホカにまず椅子に座って膝を曲げた状態の義母の足首を包むように持ち、足裏を伸ばすように足先を軽く押します。ゆっくり戻したら、次は足の甲が伸びるように、足先を下に向かって20~30秒くらい押します。次にふくらはぎをやさしくもんでマッサージしてから、今度は、椅子に座ったまま膝を曲げずに脚を真っすぐ前に伸ばした状態の義母の足首を持ち、20~30秒間足首を上下左右に動く範囲で回します。最後に椅子に座った状態で膝の裏側に手を当てて、膝を伸ばしたり曲げたりを20~30秒間おこないます。これを右足と左足で合わせて2セットおこなうのだそうです。早速試したところ、マッサージ後は血流が良くなったのか、触ってみると足が少しホカホカしていました。足湯でリラックス効果も!義母の足の冷えについてケアマネージャーさんにも相談したところ、「足湯が良いですよ。温まった血液が全身を巡り血行が良くなるし、心臓などへの負担も少ないので高齢者にも安心です」とのこと。そして早速、足湯用フットバスを注文してくださいました。電気で温めるタイプのフットバスや、泡の出るタイプのフットバスなどいろいろありましたが、私はバケツ型のフットバスを選びました。商品が届いた日、早速試してみようと、お風呂のお湯を入れたときに足湯用のフットバスにもお湯を入れました。少したつと冷めてしまうので、冷めたら別に沸かしておいたお湯を足しました。お湯の量はくるぶしの少し上くらいまで浸かる程度にして、そこに義母の両足を入れて15~20分くらいそのままにしました。すると義母の顔が穏やかになり、気持ちが良いかを尋ねると「気持ちが良いよ」とのこと。足だけでなく体全体が温まり、気分も落ち着いてきたようです。そのあとベットに入ったのですが、いつもならなかなか寝付けない義母が、その日はすぐに寝付き、気落ち良さそうに眠っていました。まとめ脳梗塞の後、足の冷えに悩まされていた義母でしたが、マッサージと足湯のおかげで血流が良くなり、冷えが改善。義母の顔も穏やかになり、リラックスした様子で寝つきも良くなりました。さらに足の動きが良くなるように、足のマッサージは毎日できるだけ続けていきたいと思っています。足湯を毎日おこなうのは大変なので、足が冷えているなと感じたときはできるだけしてあげたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。介護カレンダー/ウーマンカレンダー編集室著者/ラベンダーミント(57歳)子育てを終え、今は義母の介護と仕事に忙しい毎日を送る主婦。日々の楽しみは、おいしいものや体に良いものを見つけてお取り寄せしたり、趣味の手芸でかわいいものを手作りすることにはまっている。
2023年10月04日インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガをご紹介します。仕事が休みのある日、銀行や郵便局、スマホショップへと駆け回り、用事を済ませていたおーちゃん。そのままの勢いで帰宅後にあることを始めて……。忙しいついでに家の中を一掃!用事を済ませて帰宅すると、忙しいついでに家の中の不要品を片付けることに。そこでタンスに眠っていた10年も前のパンツを発見! 「体重はそこまで変わっていないから大丈夫なはず」と、懐かしい気持ちで早速はいてみると……!?丸々ゆっくりできる休日もあれば、丸一日忙しく過ごす休日もあるものです。しかし忙しく過ごすときって、「ついでにこれもやっちゃうか!」って案外とフットワーク軽くさばけちゃいがちです。…ということで、この日は不要品の整理を始めました。すると懐かしい10年前のパンツを見つけ出したのでした。まだまだ捨てるには惜しい品……。十分使えそうです!10年間体重の増減はあったものの「今なら大丈夫!」と勢いよく両足を通したものの、おしりから上になかなか上がる気配がありません。試着だけで顔に滴り落ちる汗……(笑)。そしてやっと気付いたのです。体重が問題ではなく、重力が問題だったのです。下に崩れ落ちた肉はパンツを引き上げさせてはくれず、結局泣く泣くゴミ袋へおさらばしたのでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/おーちゃん(54歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(32歳)、次女(30歳)、長男(27歳)の3人の母親で、8歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2023年09月30日テレビ局のメイクさんも使っているというスチーマーをプレゼントされて使い始めました。それまでは、なかなか入っていかない化粧水を日々淡々とお肌にたたき込んでいた私でしたが、このスチーマーを使ううちに、肌にうれしい変化が訪れたのです!かわいい見た目と簡単操作がうれしい私が使っているのは、Panasonicの「スチーマー ナノケア EH-SA3B」です。丸みを帯びたコロンとしたスタイルのこのスチーマー。重さ0.7kg、高さ16.3×幅10.4×奥行14.8cmと、とてもコンパクトです。深めの引き出しなら入りますし、白が基調になっているので洗面所に出しっぱなしにしておいてもインテリアの邪魔をしないと思いました。使うときの準備はとても簡単です。テーブルなど平らな場所に置き、前面のドーム型のフタをぱかっと上に開けるとスチームの吹き出し口が出てきます。1.5mある電源コードをコンセントにつなぎ、本体の後ろに付いているプラスチックのタンクに水道水または精製水を90ml入れてセット。あとはスイッチを入れるだけで温スチームが出ます。スチームの吹き出し口の先端から20cm程度のところまで顔を近づけると、スチームが顎の辺りに当たり、顔全体に行き渡りました。Panasonicのホームページによると、「ナノイー」とは一般的なマイナスイオンの約1,000倍の水分に包まれたイオンのことだそうです。ナノサイズのスチームは角質層に浸透してしっかりと保湿をしてくれているように感じました。12分程度で水がなくなるので電源をオフにして終了です。私は週1回くらい、お風呂上がりに使うことが多いのですが、ほわほわとした温かいスチームに包まれて、大好きなリラックスタイムになっています。結果が出たのは1週間後初めてこのスチーマーを使ったときのことです。説明書に「使用後は化粧水など普段のお手入れ」とあったので、私もスチームを当てたあと、普段から愛用している導入化粧水とエイジングケア化粧水を付けました。しかし、化粧水が吸い込まれるように入っていくだろうという期待とは裏腹に、それまでと変わらず化粧水は肌の上をピシャピシャとしているだけでした。一般的に500円玉くらいの量が化粧水の適量のようですが、なかなか肌に入っていかないので、その半分くらいの量しか使えなかったと思います。翌日「少し肌がふんわりしたかな」程度で、その後も数日間は、肌の変化はあまり感じられませんでした。ところが! 使い続けて1週間後の夜、変化は突然訪れました。急に化粧水がグイっと入っていく感じがしたのです! あっという間に肌に浸み込むので、それまでの倍ぐらいの量の化粧水が使えました。翌朝も同じように化粧水が入っていき、1日を通してしっとり感が続きました。それまでは夕方になると感じていた頬の辺りの突っ張り感もなくなりました。長年あまりお手入れをしてこなかった私の角質層に水分が浸透するのには、少し時間が必要だったのかもしれないと思いました。スチーマーの使い方は3つ!取扱説明書には、おすすめの使い方が3つ書かれていました。1つ目は、洗顔後に使う約12分間の「しっかり保湿」。私は週末のお風呂上がりなどにこの方法で使っています。2つ目は、同じ使い方で時間が半分の「おてがる保湿」。これは朝のお肌のお手入れのときに、少し肌の調子が悪いなと感じたら使っています。3つ目はメイクを落とす前に使う「ディープクレンジング」。これはメイクをしている状態でスチームを約3分間当てながらクレンジング剤をなじませ、その後洗顔をするというもの。蒸気でメイクを浮き上がらせて、しっかり落とすことができるそうなので、お出かけの日の濃いめのメイクを落とすときに使っています。また、直径3cmほどのアロマタブレット(ラベンダーの香り)が本体と一緒に付いてくるのですが、この平らなタブレットを吹き出し口付近にセットすると100%天然精油ならではの良い香りに包まれます。別売りでベルガモット、ゼラニウム、ティートゥリー、イランイランもあるので順番に買って、試してみたいです。取扱説明書によるとスチーマーは人によっては肌トラブルが起きたりすることがあるそうです。私も人にすすめるときには注意しなくてはいけないなと思いました。まとめ現在は1週間に1回程度の使用ですが、以前よりもメイクのノリが良くなり、毛穴が目立たなくなりました。私は50代ですが、今まで加齢で肌が老化するのは仕方がないことと思い、洗顔と化粧水だけの簡単なスキンケアしかしていませんでした。ですが、スチーマーを使ってせっかく肌のコンディションが良くなってきたので、無印良品のエイジングケアシリーズの乳液と美容液も購入してみました。スチーマーによって手を掛ければ掛けただけ、お肌は変わっていくのだと実感できたことが、自分にとって大きかったです。これからも、無理なく続けることができるこのスチーマーで自分の肌を大切にしていきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/きりん(55歳)夫と2人暮らしのアラフィフ保育士。
2023年09月28日年齢とともに避けては通れないのが「老化」。50代に突入してから、フェイスラインのたるみ、ボディラインのぶよつき、体力の低下、記憶力の低下など、数え上げたらきりがない「老化」が顕著に現れてきました。年齢にはどうやってもあらがえないため、この先もずっとエイジングと向き合っていくためには、無理をしないことが大切だと思っています。楽しくエイジングと向き合うために、私が実践している超簡単な3つの方法を紹介します。表情筋を鍛えてシワ・たるみを改善肌のシミ、皮膚のたるみやくっきりとした顔のシワは、年々深刻な悩みに。買い物途中のふとしたときにガラスに映った自分の顔や、無意識のときに撮影された写真を見て「えっ、これって私なの?」とがく然とすることが多々あります。試しに、エイジング用の化粧品や美容グッズを使ってみても、多少の効果は期待できてもしょせんは年齢には勝てないのが現実。そこで実践したのが、顔のたるみ対策のために表情筋を鍛えること。元手ゼロ円で試せるので、YouTubeを利用して見よう見まねで始めてみました。目元のたるみ、フェイスライン、口元のたるみを解消するために、鏡の前で口を大きく開けたりすぼめたり、人には見せられない顔で実践中。自己満足かもしれませんが、即効効果が感じられるエクササイズもあり、意外と楽しくやっています。 筋トレは日々の積み重ねが大切なため、3カ月後のキレイを目指して三日坊主にならないように、隙間時間やバスタイムを利用して表情筋トレーニングを実践しています。老後のために過去の栄光にしがみつかない50歳を過ぎて人生の歩みが長い分、成功も失敗も多く経験してきました。その中で、心の中を大きく占めているのは、過去の成功。過去の積み重ねてきた栄光は、自分を認めてくれる証であり自信や勇気をくれるもの。そのため、どうしても過去の考えに固執してしまい、できない現状と比較しがちでした。 同年代の友人とも、「あのころはよかったよね」と戻れない過去にしがみついたり、仕事が思うように進まないときは、「どうして今の若者は……」と勝手に昔の自分と比べたり。うまくいかないことを周囲や時代のせいにしながら、どんどん時代遅れの嫌なおばさんになり下がっていた私。顔の表情も、眉間にシワが寄ったきつい感じになっていました。 そんなときに、「未来の延長線上に過去の栄光はないため、どんなにしがみついても無駄」と、親友に言われたひと言ではっとしました。これからのエイジング人生と向き合っていくためには、過去の栄光ではなくて未来の自分像のほうが大切だということ。そう考えることで、ガタっと崩れたのが「自分のこうあるべき」という思い込み。過去の栄光を引きずらない自由な視点を持てるようになり、周囲への見方もやさしくなれた気がしています。お笑い番組を見てポジティブ脳に楽しくエイジングと向き合うために実践していることは、お笑い番組を見て脳をポジティブにすること。笑いは健康に良いと言われるように、免疫力を上げてくれるためエイジングケアにも効果があるらしいです。実際に、若く見える周囲の人に共通して言えることは、よく笑うこと。 もともとテレビは見ない生活でしたが、コロナ禍で外出自粛でもんもんとしていたときに、元気になれると友人に勧められ「お笑い番組」を見始めました。疲れたときや、落ち込んだときに何も考えずにお笑い番組を見て思いっきり笑うことで、脳がすーっとリラックスできるので、ストレス解消にも一石二鳥。今は、1日の疲れをお笑い番組でストレス解消することが、週2~3回のルーティンワーク。笑うことで口角も上がり、表情筋も鍛えられるため、ストレスを明日へ持ち越さない秘策として続けています。まとめエイジングは、決して避けては通れないものであり、私にとっては直近の課題。これからの老後を豊かに過ごすためには、エイジングとの向き合い方が重要なポイントだと思っています。お金をかけなくても、簡単なセルフケアや考え方の切り替え、生活の工夫次第で、いかようにもエイジングケアができると実感中。老後の自分の顔に責任が持てるように、エイジングと楽しく向き合うことを実践していきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/サトウユカ著者/いずみ(54歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年09月27日生理中、ナプキンをつけるとムレるためかゆみを感じたり、40代になり肌がデリケートになっていつも使っているボディソープでは刺激が強くなってきたり……。そんなデリケートゾーンの悩みを解消する専用のケア用品を見つけたので試してみました。生理中にデリケートゾーンにかゆみが…生理中、ナプキンをつけるとムレてかゆくなることが多くなったのは40歳を超えてから。デリケートゾーンを洗うのにいつもボディソープを使っていますが、逆に刺激になって染みたり、余計にかゆみが増すことも。そこで気になっていたデリケートゾーン専用ソープ「イロハ インティメートウォッシュフレッシュ」(135ml・1,980円)を使ってみることにしました。デリケートゾーンの肌のpHと同じ弱酸性で潤いをキープしながら、やさしく洗えるそう。私の場合、生理前1週間くらいからなんとなくデリケートゾーンがかゆくなります。そこで、そのタイミングに合わせて入浴時に使ってみると……。泡立ちが良くいい香り。かゆみもナシ!まず手の平に「イロハ インティメートウォッシュフレッシュ」を出すと、ジュニパーとライムの香りの心地良い香りが浴室全体に広がります。泡立てやすく、デリケートゾーンにつけてもまったく刺激を感じません。メントールが配合されているので、お湯で洗い流したあとはサッパリした洗い上がりに。入浴後、着替えたあともサッパリした感覚は続きました。使い始めたのが月曜日でちょうどその週の日曜日に生理が来たのですが、その月の生理はデリケートゾーンがかゆくならず過ごすことができました。出張中や旅行中はシートタイプも便利!この「イロハインティメートウォッシュフレッシュ」には姉妹商品として「イロハインティメートシート」(10枚入り・550円)があるのですが、こちらも気になって使ってみました。こちらはシート状なので、バッグに入って持ち運びも便利。しかも使った後はトイレに流せてしまうため、捨てる場所にも困りません。出張や旅行中だと必ずビデが付いたトイレがあるとも限らないため、このシートがあるだけでビデ代わりなるのもうれしい♪ 私自身、生理と地方への出張が重なり、移動途中の駅のトイレに入ったときに使いました。サッパリ隅々まで拭き取れるのと、拭き取り後の爽快感は生理中の憂うつな気持ちを少しだけですがアゲてくれました。まとめまだ、あまり知られていないデリケートゾーン専用のケア用品。試してみると、サッパリした使用感、心地良い香りに癒やされ、下着を着用した後も爽快感が長続き。また姉妹商品のシートは出張や旅行に携帯しやすくて便利です。ビデがないトイレでもデリケートゾーンを隅々まで拭き取ることができ、清潔に保つことができてよかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/YUUYOU(43歳)少しずつ体の変化を感じ始めてきてプレ更年期に突入したのかと実感中。いろいろ新しいことを試してみるのが好きな2児のママ。
2023年09月26日これまでまったくケアしてこなかったネックライン。顔に塗った美容液の残りを塗るくらいでしたが、先日、高校生の娘たちと一緒に写真撮影をしてびっくり! 首に横ジワがくっきりと刻まれていて、首だけ見ているとまるでおばあちゃんのよう。これではいけないと一念発起! ネックラインをもっと美しく改善するために必要な情報を徹底調査してみました。写真を見て首の横ジワを自覚!改善策は?長年ノーマークだったネックライン。ちょくちょく「ネックラインが見た目年齢を左右する」とか「首のエイジングサイン」といった記事をちら見してはいたのですが、正直あまり気にしていませんでした。ところが先日、高校生の娘と娘の友だちと一緒に写真を撮影して、あとで娘にそのときの写真を見せてもらって驚いたのです。セルフィーで寄って撮影したためか、10代に囲まれた50代の私だけに刻まれた首の横ジワがはっきりとわかり、首だけ見るとまるでおばあちゃん! 少し痩せたせいもあるのか、たるみとシワでひどいことになっていたのです。普段から手入れを怠らない顔の肌とのギャップも気になります。このままではいけないと一念発起し、首のシワ改善に本腰を入れることにしました。とはいえ、高級クリームが良いことはわかっていますが、そこまでネックラインに予算は割けません。なるべく効率もコスパも良くケアをしたいと思い、まずはネットで徹底調査することにしました。最初に見つけたサイトには首のシワができる主な原因に姿勢の悪さ、コラーゲンの減少、首の乾燥という項目が挙げられていました。ネックケアの基本は、とにかく保湿!乾燥に関しては、首は汗をかきやすく、顔の2倍以上の汗腺があると言われており、汗をかくことで肌表面の水分も奪われてしまうため、乾燥を促進させてしまうとのこと。更年期で汗をかくことが増えたせいで首のエイジングサインが出始めたのかも知れないと思い至りました。そして、年齢とともに減少していくコラーゲンにより、何もしなくてもハリツヤのあったネックラインが徐々にたるんで、同時にコラーゲンに含まれる水分も減少するため、かさつきも増すというのです。読めば読むほど、いち早くケアをしなければという気持ちになりました。とにもかくにもまずは保湿だと感じ、保湿力の高いクリームを探し始めてふと気になったのが、ネック専用クリーム、ネック&ハンドクリーム、ボディ全体に使用できるクリームなどがあり、どれが良いのかわからないということです。顔同様、日々の積み重ねが大切と実感調べてみると、ネック専用クリームがベストのようでした。そこで、ネック専用クリームを発売しているブランドを何社か見つけ、価格や効果をじっくり比較。結局、保湿やハリ改善が期待できるゲットウ葉エキスなど天然成分配合のクリームにしました。決め手は2,000円代と予算内であったことと、誰でも知っている信頼度の高いブランドだったことです。わが家の家計から捻出できるネック対策予算は3,000円まで。最後はコスパを重視して探しました。さて、いよいよケアのスタートです。血行が良くなっているお風呂上がりにおこなうことに。まずは顔に使用した化粧水が手に残っているうちに首にも化粧水をつけて、ネック専用のクリームでやさしくマッサージをするようにしてみました。首の左側は右手で、右側は左手で、親指以外の指を使用して円を描くようにしながら鎖骨の下までおろし、そこから肩に向かってやさしくリンパを流します。効果うんぬんより、まずこれが予想以上に気持ち良いのです。いつも放置していたネックラインをやさしくマッサージすることで、ちゃんと自分をケアしている感じがあり、充実感もあります。そして、ネックケアをするようになって1週間ほどたったころ、首の色が明るくなったように感じました。1カ月たったころには、普段ケアをしている顔と同じようにピンと肌が張るように。こんなに効果が出るとは正直思っていなかったので、うれしい誤算でした。まとめネック専用クリームの購入から2カ月がたちました。現在も入浴後のネックケアは続けています。恐れおののいたあの写真の首とは段違い。間違いなくワントーン明るくなって潤いもよみがえり、横ジワもだんだん薄くなってきたように感じています。何より気持ちが良くて、入浴後のセルフマッサージを始めてよかったと実感しています。「首きれいだね」と友だちに褒められるのを目標にして、こつこつケアを続けてみようと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/みうママ(50歳)昨年閉経を迎えた更年期ママ。泣く、怒る、時々笑う。喜怒哀楽の激しさに拍車がかかる日々。思春期の娘VS更年期の母という戦いに明け暮れている。パパと息子の男性陣は戦々恐々。地雷があちこちに埋まっているファミリー。家族は夫、1男1女の4人家族。
2023年09月23日40歳を過ぎると、加齢によって気になり始めるシワやたるみ……。見た目の変化によって自信が低下し、気分が落ち込むこともありました。しかし、HIFU(ハイフ)をしたことによって悩みが解決し、前向きな行動ができるようになりました。超音波を使った施術法HIFU(ハイフ)とは、日本語で高密度焦点式超音波と言い、高密度の超音波を肌奥の特定層のみに照射し、コラーゲンやエラスチンなどの生成を促進させる施術のことだそうです。手術などとは違い、表面の皮膚を傷つけることなく、シワやたるみにアプローチ。顔だけでなく、首やデコルテ、ボディーにも応用され、幅広い加齢による悩みに対処するとのことです。私は2022年5月にHIFUの施術を受けました。費用は12万円ほど、照射時間は30分程度、部位は顔全体と顎下。医師との事前カウンセリングで加齢の悩みや疑問点などをじっくり話せたため、安心して施術を受けることができました。HIFUは切らないから痛くない? 施術の結果は?HIFUはレーザーだから痛くないと思うかもしれませんが、施術中の痛みはあります。しかし、レーザー脱毛と同程度もしくはそれ以下の痛みで、許容できるものでした。浅い部分は輪ゴムでピシッと当てられたような痛み、深部照射のときはジーンと響くような痛みで、浅い部分よりも少し痛みは強く感じました。施術が無事に終了し、期待を膨らませて鏡を見ると、手術前とあまり変わっていない印象でした。加齢による悩みは解決できる?HIFUの効果は施術直後に表れる人もいますが、ピークは施術から約1カ月後で、持続期間は1~3年と個人差があるとされています。私の場合、施術直後は変化を感じませんでしたが、1カ月ほどたったころ、たるみがなくなり、マリオットラインは消え、フェイスラインが若いころのようにスッと細くなっていることに気付きました。娘や周囲の人たちからも「若くなった!」とうれしい言葉をかけられました。何となく効果を感じなくなってきたのは2023年3月ごろからのため、私の持続期間は約10カ月程度だったということになります。まとめ今は持続期間が過ぎたとは言え、施術前よりシワやたるみが薄くなったと思います。私は加齢による悩みを解消したことによりポジティブになりました。活力が沸いてきて、さまざまなことに挑戦することができています。※※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/パティー(51歳)Webライター&ブロガーになりたいシングルマザー。美容・健康・投資が得意。「今日が一番若い日!」「お金なくして自由なし!」をモットーに豊かな老後生活の構築に挑戦中!
2023年09月22日40代になってから気になるようになった目の下のクマ。マスク生活の間は隠せましたが、今後は隠せなくなる上、そろそろなんとかしないと加齢とともに症状が進みそうです。悩み、調べた結果、私がたどり着いたケアについて、これは効き目があるなと感じた体験をお話しします。気になるクマに、まずは肌からのアプローチもともと高めの頬骨に肉が付いていて、頬にボリュームのあるタイプの私。特に笑うと頬がぷっくり丸く出ているのがちょっとコンプレックスでしたが、周りからは「頬が丸いのはかわいい印象」と言われることもあり、20代、30代まではあまり気にしていませんでした。ところが40代後半になったころ、目頭から頬中央にかけて黒いラインが出てきたのに気が付きました。目の下が逆三角に黒ずんでいて、少し不健康そうにも見えます。加齢によって目立つようになる目の下のクマとはこのことかと、悲しい気持ちになりました。どうにかしたいと思い、とりあえず化粧品売り場を訪れました。売り場の女性スタッフは私の顔の状態を見て、肌のハリを補う美容液とクマを目立たなくするためのコンシーラーを選んでくれました。若いころから太陽の下でテニスをしていたせいか、私は目の下にそばかすのようなシミがたくさんあり、それがクマの黒っぽさを強調しているように感じたので、シミ対策のホワイトニングローションも選んでみました。その後これらの化粧品を2年ぐらい使い続けていましたが、正直、特に改善されたという印象はありませんでした。鏡を見て、比較的クマが目立っていないなと思う日もあれば、今日はひどい顔をしているなという日もあり、一進一退、一喜一憂の日々でした。私のクマの正体は…さらなる対処法を探るアラフィフになり、一層クマが深くなったように感じ、何か他にできる対処方法はないかと、ネットで検索してみました。やはり同年代で目の下のクマに悩んでいる人が多いようで、いろいろな記事がヒットしましたが、その中でクマには青クマ、茶クマ、黒クマなどの種類があるということを発見。この記事によると、目の下から頬にかけて肌の張りを失うことによって、その部分の脂肪を含んだ皮膚組織がたるみ、結果その影が黒っぽく見えるのが「黒クマ」とのこと。私のクマは、この「黒クマ」と言われる種類に該当するようでした。たしかに頭上から光が当たるような場所ではクマが深く現れます。一方、顔に満遍なく光が当たるような場所では、ほとんどクマは目立ちません。私の目の下のクマの正体は、影だということがわかりました。できてしまう影を軽減するには、クマができる部分を盛り上げるために脂肪を注入するという方法がありました。でも、それには抵抗があり……。値段も高額で、効果が持続しにくいケースもあると聞いていたからです。そうした私が選んだ方法の一つは、ネットで見付けた顔のトレーニング。自分の顔を鏡でじっと観察し、頬の筋肉の緩みがクマにつながっていると考え、そこをトレーニングすることにしました。顔トレで目元にスッキリ感顔のトレーニングで口をとがらせたり、大きく横に動かしたり、目を上下左右に動かしたりしてみると、マスク生活の影響なのか表情筋が衰えていることがわかりました。これは手軽にいつでもできるので、取り組みやすかったです。鏡を見ながらおこなうと、「ああ、自分にはこんな表情もできるんだ」「口角を上げるとまだまだ若いかも」と、前向きになれるような発見もありました。併せて、リンパケアセラピスト講師に簡単なセルフケアを習う機会があったので、顔周りのリンパケアも取り入れるようになりました。脇から鎖骨、首筋、耳周り、目の周りでリンパを流します。軽いタッチで肌をこすらないように押さえ、特に目の周りの皮膚は薄いので、やさしく眼窩(がんか/眼球などが収まっている頭蓋骨のくぼみ)に沿って触ります。耳たぶは下へ10回、後ろへ10回、斜め上へ10回、「イタ気持ち良い」程度の力加減で引っ張ります。耳たぶが柔らかくなると顔の血流が良くなり、目の周り、顔周りのこわばりがほぐれるのがわかりました。驚いたのは、顔トレーニングやリンパケアをすると、目がスッキリ開く実感があったこと。車の運転やパソコン仕事で「目が疲れたな」「焦点が合わせづらいな」と感じたときは、積極的におこなうようになりました。まとめ目の下のクマをどうにかしようと模索したことで、私のクマは影だったという発見があり、顔のトレーニングとリンパケアを取り入れました。クマが完全になくなったわけではありませんが、顔の筋肉を積極的に動かすことで血流やリンパの流れが良くなり、頬から目の周りにかけて肌の血色に改善の兆しも見えてきました。クマ改善のために取り入れるに至った顔トレとリンパケアですが、頬を上げ、口角を上げ、表情を動かして、顔全体が明るく見えるように心掛けることで、自分の心も明るくなった気がしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/あさみ(55歳)平日はお勤め、週末は農業。夫、子ども、義父母と暮らしている。多忙でも趣味やスポーツの時間はなるべくキープ。育児、介護、町の行く末までいろいろ気になる。
2023年09月21日「閉経後は生理がなくラクになるけれど、閉経前よりも太ったり体調不良になったりしやすい」。母親や年上の友人たちから、そんな話を40代から聞いていた私。しかし、その当時は「生理がなくなれば少しでも日常の体調不良の原因から解放されてラクになると思う。早く閉経したい」と考えていました。しかし、1年前の55歳のときに実際に閉経を体験し、メリット・デメリットどちらもあると痛感したので、その体験談をご紹介します。閉経したらラクになると思っていたけれど…閉経の兆候が出始めたのは、53歳のころ。不規則に少量の出血がだらだら続くため、婦人科に相談すると、「閉経が近いのかもしれないが、心配なら子宮体がん検査をしましょう」とのこと。しかし、がん検査が怖い私は、検査を先延ばしに。けれど1年後の54歳のときも状態は変わらず、心配で再び受診。今度は子宮体がん検査を受けましたが、結果は異常なしでした。婦人科医によると、「がんの心配はないので、おそらく年齢的にも閉経が近いのでは」とのことでした。医師の言葉どおり、その後1週間ほど少量の出血が続いたあと、生理は1年間来ませんでした。最後の生理から1年間生理が来なければ、閉経したと判断するそうです。私の場合、54歳の秋に生理が止まり、その後1年間生理が来なかったので、55歳の秋には閉経したことになります。さあ、いよいよ私も人生の第2章に突入かとうれしい半面、老化という言葉が頭をよぎり、少し複雑な気持ちでした。とはいえ、母や年上の友人たちから聞いていた、閉経すると太りやすく体調不良になりやすいという状態を当初は感じなかったので、「生理がないってラクでいいな」と生理のない生活をのびのびと満喫していました。閉経してよかったと思うこと実際に閉経を迎えてよかったと思うことは、行動するときに生理のことを考えなくても良いということです。例えば温泉旅行や健康診断なども気軽に予約できます。閉経前は生理予定日を外して予約するため、日にちが限られてしまっていました。特に友人との旅行では、お互いの生理予定日がかみ合わずなかなか予約できないことも。最大限考えて旅行日程を組んでも、運悪く旅行当日に生理になってしまい温泉旅行なのに温泉に入れないこともありました。生理から解放された今、なんてラクなのだろうとありがたみを実感しています。また、生理がなくなり身軽になったせいか、何事にも積極的に取り組めるようになりました。仕事の集中力も増し、以前より仕事を楽しめているような気がします。ヨガや楽器などの習い事にもチャレンジするなど、毎日を楽しんでいます。おそらく、生理に伴う体調不良やナプキン交換などの煩わしさから解放されたことが大きいのだと思います。そんな経験から、閉経は良いことばかりだと感じていました。後に私を襲う、閉経ゆえのデメリットにそのときはまだ気付かずにいたのです。閉経がもたらすデメリットとは?閉経の半年後に受けた健康診断の結果には驚きました。2年前の健康診断より、体重が2kg増、コレステロール値は200から260に、体脂肪率は24%が31%にアップしていたのです。以前と比べ食生活に変化はありません。原因を知るために健診センターの医師に相談し、最近閉経したことを伝えると、加齢と閉経による女性ホルモンの急激な分泌減少が原因だろうということでした。女性ホルモンの1つ、エストロゲンには体の代謝を活発にする働きがあるそうです。このエストロゲンの分泌が閉経で激減するため、代謝が悪くなり普通に食べても太ったり、コレステロール値などが上昇しやすくなったりするのだとか。だから閉経後は以前より食事を控えめにしたほうが良いそうです。医師は腹八分目の食事と適度な運動のほかに、婦人科に相談してホルモン補充の薬をもらったらどうかと助言してくれました。その後3カ月間、運動や食生活の改善を図り再検査をしたところ、問題の数値は標準よりやや高い程度に落ち着いてきました。そのため、まだ婦人科に相談はしていませんが、コントロールができなくなってきたら相談するつもりです。閉経は侮れないと痛感しました。まとめ頭痛や腰痛、イライラ、挙句の果てには眠くなるなど、月1でやって来る生理の期間は勉強や仕事に集中できなくて苦痛に感じていました。だから生理がなくなればどんなにラクだろうといつも考えていたのです。閉経後は、たしかに好きなときに好きなことができ、煩わしさから解放されて物事に打ち込みやすいというメリットもありましたが、半面、女性にとって大切なホルモンが欠乏することで、太りやすくなったりコレステロール値が上がったりして、病気につながりかねないというデメリットもあるのだとわかりました。このような現実を知った今、運動や食生活に関する医師からの助言を実践しながら、日々の生活を前向きに過ごしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/塩り著者/cathoricネコが大好きな50代の主婦。仕事がオフの時には可愛いネコ動画で癒されています
2023年09月20日インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガをご紹介します。小学校3年生の孫とバレーボールで遊んでいる最中、元バレー部の血が騒いだおーちゃんは、孫を驚かせようと張り切ります。昔取ったきねづかよ…年齢は重ねたものの、いくつになっても体が覚えているもの! と信じて疑わないおーちゃん。バレーボール歴の浅い孫のために「ちょっとは手加減せねば……」なんて思っていた矢先……!?思い起こせば、私は中学高校バレー部で汗を流した思い出があります。というのも近ごろになって小3の孫がバレークラブに入部したことがきっかけで、早速お手並み拝見とばかりに付き合うことになったのです。昔取った杵柄(きねづか)……体は当時を覚えているものだと軽い気持ちで始めました。あれから40年……。やはり月日は私に現実をたたきつけてきました。ボールを追って上を向いた瞬間、首筋から脳天にかけて大きな稲妻が走ったのです!その衝撃たるや……死ぬかと思いました。それからというもの、私の青春時代のバレーボールは恐怖のスポーツになってしまったのでした。多分今後はもうやらない……いや、やる勇気がありません。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/おーちゃん(54歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(32歳)、次女(30歳)、長男(27歳)の3人の母親で、8歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2023年09月19日女性の更年期は閉経を挟んだ前後5年、合計10年間といわれています。最後の生理から約1年半経過した私は、閉経という折り返し地点を通過し、やっと更年期のゴールが見えてきたところでしょうか。体調の揺らぎに身を任せるしかなかった40代後半から、少しラクになってきた閉経後の現在まで、更年期症状の変化をリアルにお伝えします。まずは更年期を認めるところから始まった47〜48歳のころにピークを迎えた体の不調。肌が乾燥してかゆい、指や肘の関節が痛い、めまいがする…… 。それまで経験したことのない症状が表れましたが、「更年期=ホットフラッシュ」という浅い知識しかなかった私には、更年期外来を受診するという発想がまったくありませんでした。症状に合わせて皮膚科や整形外科、耳鼻科を渡り歩く日々。しかし、とうとう整形外科の医師にこう宣告されました。「更年期の女性に多い症状だね」。衝撃でした。「まさか。生理は順調に来ているし、ホットフラッシュとかないし、逆に最近は冷えて困るくらいだし」と、思わず心の声が出そうになりましたが、会計を待つ間に検索してみると、なんと冷えも更年期の症状に入っているではありませんか! そういえば私、もともと冷え性というわけではなかった…… 。その後も、夜中に何度も目が覚める、集中力が続かない、夫や中学生の長男にイライラする! といった症状に悩まされ、検索するたびにヒットするのは「更年期障害」というワード。いやむしろ、それしか出てこない! ついに私は、自分は更年期なのだと認めざるを得ませんでした。中途覚醒と集中力低下に悩まされる自分はまだまだ若いという根拠のない自信を見事に打ち砕かれた私。体の不調は更年期障害によるものなのだと渋々認めてからは、症状に合わせて無理をしない生活を心がけました。一番つらかったのは、夜中に何度も目が覚める症状です。調べてみると更年期によくある「中途覚醒」でした。睡眠不足で日中は集中力が続かず、仕事が一向に進みません。やっとの思いで1日を終えても、夕食後には電池切れで寝落ち。家族に起こされてお風呂に入れば、すっかり目が覚めて寝付けなくなってしまう…… という絶望的な負のループ。でも、市販の睡眠改善薬やサプリメントにはなんとなく抵抗があり、何も対策をしないまま日々は過ぎました。一方、典型的な更年期症状といわれるホットフラッシュやのぼせはまったくないのです。夏に友人とバス旅行に出かけたとき、私は冷房が寒くて頭痛がするくらいなのに、友人は扇子やタオルを持ち歩いて汗と格闘している。人によってこうも症状が違うのだなと不思議でなりませんでした。閉経後は少しずつ症状がラクに一体いつこの症状から解放されるのだろう? そんな不安を感じながら50代を迎えると、順調だった生理周期が突如乱れ始めました。24日、21日と短くなってきたと思ったら、翌年は一転して2カ月、3カ月と間が空くように。胸の張りや腰痛といったPMS(月経前症候群)があるのに、なかなか生理が始まらないのです。やっと始まってみれば経血量が多く痛みも。つらい状態は1年ほど続きました。その後、徐々に経血量は減っていき、普通の生理より少ない量になってから3回ほどでパタリと止まりました。「1年間生理が来なければ閉経」と定義されていることから、最後の生理(52歳6カ月)から1年が経過した時点で、私は閉経したと判断しました。約40年間付き合ってきた生理ですが、閉経に寂しさはまったくありませんでした。とりあえず更年期の折り返し地点までは来た、あと5年もすればきっとラクになる! と、ゴールに近付いたうれしさのほうが大きかったのです。年齢を重ねるとともに女性ホルモンの低下に体が慣れ、更年期症状が緩和されるそうですが、精神的に安心したこともよかったのでしょう。だんだんと夜は眠れるようになり、疲れやイライラも軽減。また、友人から関節痛に効くとすすめられたエクオール成分のサプリメントを飲み始めたところ、指や肘の痛みもラクになってきたのです。まとめ体調不良に悩まされた40代をなんとか乗り越え、閉経を迎えて以降、更年期障害が少しずつラクになりました。女性ホルモンの低下に体が慣れたこともありますが、ゴールの見えない不安から解放されたことが大きかったと思います。中途覚醒や夕食後の寝落ちが減り、集中力の低下やイライラはほぼ消失。関節痛もエクオール成分のサプリメントを飲み始めてからラクになりました。閉経から5年程度で更年期が終了するならば、私は58歳で卒業という計算になります。もうすぐ54歳の誕生日。あと数年で解放されるのでしょうか? 早くラクになりたい! でも焦りは禁物。引き続き無理をせず、自分をいたわる生活を続けようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。イラスト/塩り著者/みやび(53歳)大学生と高校生の男子2人の母。夫の自営業を手伝いながらマイペースにライター活動中。息子の野球に全集中した12年間が終わり、燃え尽きたあとにやってきたのは更年期と介護だった……。趣味のヨガで体を整え、すべてを乗り切る所存!
2023年09月17日40代後半のある日、突然、上半身だけかゆいという症状が起きました。もともと肌は強くてアレルギーなどの悩みはなく、食事によるもの、加齢による乾燥など、いろいろと原因を探ってみましたが、はっきりとしたことはわかりませんでした。じんましんや湿疹のような目に見えるものはなく、あちこちがかゆいだけなので、「一時的なものだろう」と楽観的に様子を見ることにしました。なるべくなら病院には行きたくない肌の状態を観察しても変化はなく、かゆみだけでした。そのため病院に行くという考えはなく、とにかく市販のかゆみ止め薬や保湿クリームを塗れば落ち着くだろうと思いました。しかし、一時的にかゆみが治まるだけで、2~3日たってもかゆみは治まりません。ただ、かゆみの範囲が広がっていくというわけではないので「自力で治したい」と思いました。正直なところ、「病院にいくのは面倒くさい」という気持ちも強く、かゆみで睡眠をじゃまされるというほどでもなかったので、自力で何とかしようと試行錯誤しているうちに1週間が過ぎていました。自力で原因を把握したいとりあえずかゆみの原因を突き止めなくてはと思った私。それまで使用する洗剤や素材によって肌トラブルが起きた経験はありませんでしたが、試しに敏感肌用のボディーソープとコットン100%の下着に替えてみました。するとボディーソープを変えた時点でかゆみが減り、その後下着を変えたらもっと効果が見られたのです。しかし下着を変えてからも日によってはかゆみがひどいこともあり、完治には至りませんでした。結局は病院に行くことに約1カ月は試行錯誤していたと思います。かゆみのない日もあったのですが、かゆみのひどい日が続いたことで再び悩み始めることに。そして、とうとう皮膚科の受診を決意。医師に「更年期症状の一つで、加齢や体質の変化、ストレスの影響でかゆみが出ることがある」と言われ、私の場合は「自律神経の乱れが大きいかもしれない」との診断で「加味逍遥散」(かみしょうようさん)という漢方薬を処方してもらいました。服用を始めると、少しずつ症状が軽減していきました。私は40代後半でしたが、それまでは特に更年期の自覚がありませんでした。ただ、今回「更年期症状の一つ」と言われたことで婦人科を受診すると、皮膚科と同じ診断をされました。まとめまさか突然のかゆみの原因が、更年期だとは思いませんでした。市販薬では完治に至らず、日によって症状が変わることも不可解だったので、受診によって原因がわかってよかったです。今後は、何かあったらもう少し早めに専門家に相談しようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/mikeko(55歳)大学生の子ども2人が1人暮らしをして夫婦だけの生活になり4年。まだ寂しいけど趣味の刺繡を再開。50歳から美容も暮らしもナチュラル&シンプルを目指すインドア派主婦。
2023年09月16日46歳のとき、私の両頬に出現した謎のシミ。年も年だし…… と、気にせず放置していましたが、ある日それが肝斑であることを知り、思いがけず治療を開始することに。しかしあまり効果を感じられず、3カ月で治療を中断。半ば諦めかけていた53歳、なんと! 自然に薄くなってきたのです! その理由とは。ママ友に指摘されて初めて肝斑を知る頬骨のあたりがなんだか茶色いなと気付いたのは、車のバックミラーに映った自分の顔を見たときでした。光の加減によってはギョッとするほど目立つことも! 薄茶色の小さなシミが頬骨付近に点々と集まって、大きな茶色い影を形作っていたのです。もともと特に美肌ではない私ですが、トラブルのない丈夫な肌質で色黒なこともあり、美白にはかなりズボラ。毎週のように息子たちの野球応援で紫外線を浴びまくり、肌や髪にとって過酷だった40代半ばまでのツケが回ってきたのだなと、解釈していました。そんなある日、高校のグラウンドで野球部のお母さんたちとワイワイ世間話をするなかで、シミの話題になりました。野球母あるあるで、シミはみんなの悩みの種。「野球が終わったら、みんなで美容皮膚科へシミ取りに行こう!」と盛り上がっていました。すると、いつも美容に対する意識が高いお母さんがポツリとひと言。「あなたみたいな肝斑って、レーザーできれいになるのかな? 」「か、かんぱん?!」美容に対する意識が低い私は、そのとき初めて“ 肝斑” のことを知ったのでした。皮膚科を受診して肝斑治療を開始私はすぐにネットを検索し「肝斑とは女性ホルモンの乱れが原因で、頬骨付近に現れる左右対称のシミ」ということを把握。皮膚科で治療できると知り、週明けすぐに受診しました。しばらく薬で様子を見ることになり、トラネキサム酸錠とシナール配合錠(ビタミンC) 、保険外のちょっとお高い塗り薬を処方されました。せっせとお手入れを始めてしばらくすると、たしかにお肌のハリツヤが良くなり顔色が明るくなったように見えました。でも肝斑が薄くなったかというと、満足のいく効果を感じられません。根気がない私は結局3カ月で治療を中断してしまいました。野球部引退後、お母さんたちとは受験が無事に終わったら美容皮膚科へ行く約束を交わしました。ところがコロナ禍で卒業式に親が出席できない事態に! 顔も見られないまま別れ、2年以上会えない日々が続いたのです。気が付いたら肝斑が薄くなっていた!マスク生活に慣れた私は、次第に肝斑のことなど気にしなくなりました。丁寧にメイクをすることも減っていく、そんなある日。息子たちの成人式の話題で久しぶりに野球部のお母さんたちと連絡を取り合ったことで、私は肝斑のことをハッと思い出しました。即、鏡へ直行! あれ? なんだか薄くなっている!何度確認しても、確実に肝斑は薄くなっています。頬骨周辺に点々とシミは残っているものの、あのおぞましい茶色い集合体にはなっていません。肌色も明るいような気がするし、むしろここ何年かで一番、お肌の状態が良いんじゃない?私はまたもやネットを検索。そこには、納得できる答えがありました。「閉経」です。そういえばかれこれ1年くらい生理がない私は、おそらく閉経した模様。むやみに紫外線を浴びなくなったことも理由の一つかもしれませんが、一番の理由はたぶん閉経なのでは? と、感じました。まとめ美容に対する意識が低い私が、ママ友のおかげで肝斑と気付き、遅ればせながら美白に気を付けるようになって4年半。私は肝斑が薄くなっていることに気付いたのです。よくあるシミはもちろんありますが、肝斑が薄くなっただけでずいぶんお肌の見た目が良くなりました。薬や化粧品のおかげではなく、閉経したことで改善するなんて驚きました。女性ホルモンとは、あってもなくても女性の健康や美容に多大な影響を与えるのだなとつくづく感じました。更年期も悪くないなと、ちょっとだけ思える出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。イラスト/村澤綾香著者/みやび(53歳)大学生と高校生の男子2人の母。夫の自営業を手伝いながらマイペースにライター活動中。息子の野球に全集中した12年間が終わり、燃え尽きたあとにやってきたのは更年期と介護だった……。趣味のヨガで体を整え、すべてを乗り切る所存!
2023年09月15日職場で自分とは親子ほど年齢の離れた若手社員が多くなり、いつの間にか、自分の年齢が女性社員の中では上から数えたほうが明らかに早くなってしまいました。そんな中、自分のようなアラフィフ世代の人たちの若いころの働き方や意識と、今の若い世代の人たちのそれとでは大きく異なっていることを感じました。その違いを認識しつつもうまくやっていこうと日々奮闘している体験談を紹介します。上下関係などという意識はない!?アラフィフの私が中高生だった時代には、部活をはじめ、わずか1、2学年の差であっても先輩は先輩であり、そこでしっかりとした上下関係の意識をたたき込まれました。しかし最近は、自分の子どもの学校や友人の子どもの学校の話を聞いても、小学生のころから、先生は生徒のことを「さん」付けで呼び、学校によっては生徒からも先生のことを「先生」と呼ばずに「さん」付けで読んで、対等に意見を交わせる関係を作るようにしているらしいです。 このように私と今の20代の人たちとでは育ってきた環境が違うために、ジェネレーションギャップを感じるのです。職場でも、私たちが若いころは当たり前のように先輩には自分から先にあいさつをし、先輩から言われた仕事は何も言わずにやったものです。一方、20代の後輩は、仕事に集中しているとあいさつは二の次ですし、先輩から指示された仕事に対しても自分の意見をひょうひょうと述べるのです。どちらが良いとか悪いとかということではないのですが、アラフィフの私としてはギャップを感じるのです。仕事に対する意識も全然違うアラフィフの世代の私が若いころは、深夜まで残業をしてでも責任を持って自分の担当業務を終わらせるのが当然でした。私自身もそういった努力の結果、それなりにステップアップしてきたと思います。ところが今の若い世代の人たちは、たとえ自分の担当業務であっても、残業時間が増えると当然のように上司にヘルプを申し出て、時には上司が終わらない仕事を引き取るのが当然だと主張する人もいます。労働基準法の観点からは、たしかに長時間労働は好ましくなく、私たち世代の働き方は精神論的な美学なのかもしれません。むしろ若い世代の人の考え方のほうが現代にマッチしていると思いますが、アラフィフ世代の私は表面的には理解できても、潜在意識として違和感があるのです。また、私の職場を見ても他の職場の話を聞いても、若い世代の人は時間的にも精神的にも負担のある管理職になりたがらない傾向があります。職場の後輩たちに管理職になる気はないのかと聞いてみたところ、管理職になると残業が増えたり、責任が重くなって精神的ストレスも増えたりするので、プライベートの時間を侵食し余計なストレスを抱える管理職に魅力を感じないとのことでした。生活に対する意識は堅実アラフィフ世代の私は、働くときはパワー全開でがっつりと働き、当然のごとく出世競争もあり、同期よりも先に出世したいと思いながら頑張って働いていましたし、周囲の人たちもそうだったように思います。仕事が終わればディスコに行ったり、休日にはスキーに行ったり、海外旅行に行ったり、頑張って働いてやっと購入したかっこいい車を乗り回したりと派手に楽しんでいました。ところが若い世代の職場の後輩たちは、がつがつと出世するよりも自分たちのプライベートの時間を優先し、大変な管理職になるのを避けたがります。後輩たちはスキーなんて寒くて疲れることをしたくない、高い車はお金の無駄使いだし興味もない、海外旅行でお金を使うなら将来のために貯金をしたいと言います。早々に結婚をし、夫婦共働きで協力し合ってこつこつと貯え、しっかりと子育てをしている若い世代の人たちが私の周りにはたくさんいますが、皆さん堅実な思考をしているなぁと思って見ています。もちろん、アラフィフのすべての人、若い世代のすべての人が記載したような人たちばかりでもありませんが、少なくとも私の周りにいる人たちにはそういった傾向があるように感じています。まとめアラフィフの私にとって、若い世代の人たちの行動や思考を見てジェネレーションギャップを感じることが少なくありません。特に職場においては、時代の変化に対応していかないといけないので、日々その言動に驚かされながらも若い世代の人たちとも気持ち良く仕事ができるように柔軟に対応することを心がけています。ただ、なにせ半世紀という期間生きてきたアラフィフの私の思考まではなかなか変えることはできませんし、若い世代の人の思考に迎合する必要もないとも思いますので、柔軟に変化をしなくてはならない部分は変化させつつも、私は私のペースで楽しく生きていければよいなぁと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/サトウユカ著者/輝歩 (51歳)勤続約30年となる会社員を務める傍ら、ファイナンシャルプランナーとストレッチインストラクターの副業をこなすシングルマザー。
2023年09月14日アラフィフになると、友人の結婚式もなくなり華やかな場所に出席する機会が少なくなってきました。そんな中、甥っ子や姪っ子の結婚式に出席する機会が訪れました。久しぶりの華やかな宴に気分はアゲアゲ。さて、それまでにすべきことは、何年かぶりの着用で入らなくなったフォーマルウエアのために痩せること。そして、肌の回復。美肌を目指して私が手にしたものは……。頭皮は顔の延長線、肌の一部!まずは、結婚式までに集中エステ。高い美容液を塗って、フェイスマスクも毎晩貼って、マッサージ。とはいっても付け焼刃では限界あり……。美容番長のママ友に相談したところ、 「肌のケアはこのまま継続して、次にすべきことは頭皮のケアよ!」とのアドバイスをもらいました。番長は頭皮への美容針とヘッドスパを取り入れたところ、肌の調子がとても良くなったとか。考えてみると、おでこの生え際までは美容液などでケアをするけれど、おでこの生え際から特にケアはなし。でも、おでこの上の頭皮も肌なんですよね。顔の下の首はケアするけれど、たしかに頭皮は手抜き。頭にはツボも集まっているし、頭皮の血行が良くなれば顔の血行だって良くなるはずだと思いました。自宅でできるヘッドマッサージは買い!美容番長にすすめられた頭皮の美容針とヘッドスパ。とりあえず、ヘッドスパへ。超微粒子のお湯で毛穴の脂を取り、頭皮のツボをマッサージ。終わると、なんとなく血色も良くなり、フェイスラインもスッキリ引き上がったような気がしました。さて次は、美容針といきたいところですが、針はちょっと怖くて敬遠……。お値段も1時間15,000円もしたので財政がついていかず予算オーバー。そんな話をヘッドスパのスタッフにしていたところ、自宅でできる頭皮マッサージ器をすすめられました。それなら毎日続けられそうです。でも、ネットで調べたところ、5,000円の安価なものもあるけれど、機能を比較するとやっぱり10,000円以上のものが欲しい。しかし、予算オーバー(泣)。そんなとき、見つけました、ふるさと納税で! 推定実売価格が3万円台のへッドマッサージ器が出ていました(写真)! 迷わずポチッです。動きはプロのマッサージ並みいや~~! 気持ち良いです。うにゅうにゅ動く6本のアタッチメントが頭皮をしっかりとつかみ、頭皮をもみほぐしつつ引き上げていきます。その“うにゅうにゅ”はまるで人の指のよう!顔の表情筋とつながる頭の筋肉(深頭筋)に刺激を与えることでたるんだ肌やフェイスラインがスッキリするんだとか。頭皮に当てる位置で“フェイスラインスッキリコース”“目の印象スッキリコース”“おでこの印象スッキリコース”などがあり、当然、貪欲に全コースを制覇です。使い始めて1カ月後の変化は…続けること1カ月。自分で言うのもなんですが、肌にハリが出てきたような気がしています。そして、何より髪にツヤとコシが出てきました。自分評価だと甘くなるので、美容番長にも会って確認したところ、「肌も髪も効果あり! 合格!」のお墨付きをいただきました。美容のケアは、続けなければ効果なし。そのためには、簡単なこと、気持ちが良いこと、お金がかからないことが大切。このヘッドケアなら、テレビを見ながら“うにゅうにゅ”。お風呂に入りながら“うにゅうにゅ”。布団に入ってから“うにゅうにゅ”と、お手軽なのが何よりうれしい♪まとめいつも一緒に仕事をしているカメラマンいわく、「女性の年齢は、肌はもちろん、何より髪にツヤとハリがないと老けて見えるから、もっとアラフィフは髪のケアに気をつかうべき!」と。肌がツヤツヤでも、髪がパサパサだと、一気におばさんに見えてしまうそうです。頭皮をケアすることで、フェイスラインもスッキリ、髪もツヤツヤで一石二鳥でした!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/サトウユカ著者/井上 裕紀子(54歳)読モを経て、ファッション誌、情報誌などのフリーライターへ。しわ、肝斑、たるみ、更年期太りと苦しい戦いを続けつつも、その先にいったい何があるのか見えない迷える五十路女子。
2023年09月12日インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガをご紹介します。パートで働くアラフィフのおーちゃん。職場で同世代の同僚たちと毎回あることで盛り上がります。その話はというと……。共感し合える安心感「今日、足がつっちゃって~」というおーちゃんの嘆きに、同世代の同僚たちは「わかる~」という共感の嵐が巻き起こって……!?10年以上パートで働く職場には同世代の仲間しかいません。ゆえに何かと共感し合えています。家族のこと、体のこと、それ以外にもどうでもいいような話題もわかり合えることに安心感を覚えます(笑)。「私だけじゃないんだ……」そう思えることで、悩みが吹っ飛んだりしますしね!そういう場所があることは感謝です(年を取るほどそう思えるのかもしれません)。たまに逆の反応があると、そりゃ焦りますけどね(笑)。働いているとたまの連休とかめちゃくちゃうれしいですけど、そのうち引退して隠居しちゃうとそれすらも懐かしくなるんでしょうね〜。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/おーちゃん(54歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(32歳)、次女(30歳)、長男(27歳)の3人の母親で、8歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2023年09月12日更年期世代で睡眠障害に悩まされる人は多いですが、その原因の一つに「多汗」があります。それまでは汗かき体質でなかったのに、更年期世代になってから大量の寝汗が出て夜中に目を覚ましてしまうのです。不快な寝汗で満足な睡眠がとれないのはつらいこと。産婦人科医の駒形依子先生に、更年期の汗の特徴と対策について聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。更年期はなぜ汗をかきやすい?女性ホルモンが減り自律神経のバランスが乱れる更年期の汗の悩みといえば「ホットフラッシュ」が知られています。まず、「ホットフラッシュ」はどんな症状なんでしょうか?「何の前触れもなく、顔全体や首筋、頬にかけて熱くなり、顔が赤くなったり、のぼせたような状態になります。このとき、下半身が冷えているのに、上半身、特に頭が熱くなっているのが特徴です。それまでは汗かき体質でなかったのに、急に大量の汗が出るようになるのが特徴です」(駒形先生)。更年期に、なぜそのような症状が出るのでしょうか?「自律神経は汗腺を調節する機能があり、汗の量や出方をコントロールしています。更年期になると女性ホルモンの分泌が低下しますが、その指令を出しているのが脳の視床下部という部分です。脳の視床下部は自律神経もつかさどっており、影響を受けやすくなっています。女性ホルモンのバランスが崩れると自律神経のバランスも崩れやすくなるため、更年期世代ではホットフラッシュのような発汗の症状が出やすくなるのです」(駒形先生)。大量に出る寝汗の原因は?「不安」や「イライラ」が一因次に、今回のテーマである「大量の寝汗」ですが、これも自律神経による影響なのでしょうか?「大量の寝汗をかくのも自律神経の影響ですが、精神的な要素が強くなります。不安やイライラも更年期症状の一つですが、そのようなマイナスな感情は頭に血が上る原因になります。ただでさえ、機能が落ちている子宮周りには血流が届かず、上半身に血流がいきやすい状態になっているのが更年期の特徴です。それに加えて不安やイライラがあると自律神経の交感神経が優位になり、血流が頭に集中しやすくなるのです。そのほかに環境的、外因要素もあります。体温調節は手と足の平から熱を放散させることでコントロールしていますが、靴下や着圧ストッキングを履いていると放散がうまくいきません」(駒形先生)。更年期の効果的な寝汗対策は?できる範囲でライフスタイルの見直しをイライラや不安を解消するためのアドバイスはありますか?「40代、50代の更年期世代は仕事や家事、育児、介護などいろいろな問題を抱えやすい時期です。それまでは何とか乗り切ってきた壁も、体が追い付かず悩みをため込んでしまいがちです。ですから、もちろん可能な範囲にはなりますが、やるべきことに自分の体を合わせるのではなく、自分の体にやるべきことを合わせていく、という意識を持つ必要があると思います。自分で何でもやろうとせず、仕事を減らしたり、家事を手抜きしたり、いろいろなサービスを利用したりと方法はいろいろあります」(駒形先生)。ドラッグストアには更年期症状に向けた漢方薬がありますが、いかがなのでしょうか?「発汗対策の漢方には抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)や加味逍遙散(かみしょうようさん)などがありますが、ドラッグストアの漢方薬は一包の量が少なめです。その量で効果があるならもちろん良いですが、基本的には漢方薬を処方できるクリニックや病院で受診するほうがいいでしょう。“漢方薬は効かない”と思っている人も多いようですが、最低でも2~3週間は飲み続けないと効果は感じられません。受診の目安は、その症状で日常生活に支障が出ているかどうか。つらい症状があるときは迷わず受診してほしいと思います」(駒形先生)。まとめ駒形先生は取材の中で「頭でっかちは体によくない」とお話ししていました。人それぞれ、いろいろな悩みや問題がありますが、頭で考えるのはできるだけやめて、ライフスタイルや意識を変えるようにすれば道が開けるように感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(51歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年09月11日鏡を見ながら横の髪を耳にかけたとき、生え際の白髪にぎょっとしました。黒と白が混じったグレー感が半端なく、まだ40代前半だった私には、受け入れがたい現実だったことを思い出します。「いつの間にこんなことになっていたのか……」。無頓着にしていたわけではないのに、急に白髪が始まったという感覚が否めませんでした。そんな私が50代で白髪を楽しめるようになるまでの体験談を紹介します。★関連記事:40代で白髪が増加! 染めるほどではない「ポツポツ白髪」をおしゃれにカバーする方法とは【体験談】友人のひと言で白髪染めを始める思い起こせば、母が白髪を染め始めたのは40代後半だったような気がします。やはり家で染めていて、後頭部など染めにくいところを手伝っていた記憶があります。だから、私もいずれは白髪になるだろうとは思っていたけれど、当時の私はまだ40代前半。「ちょっと早過ぎじゃない?」と、信じがたい気持ちでいっぱいした。私は、髪の表面には白髪はなく、内側や生え際に白髪が多いタイプでした。普通にしていれば目立たないのですが、少し髪をかき上げたときなどに見えてしまいます。うっかり見てしまった友人に、「すごい白髪あったんだね~」と驚かれることもあって、だいぶへこんでしまいました。そういう精神的なつらさから、白髪染めをすることにしました。色は明るめの茶色系をセレクト。このカラーだと、若々しくして白髪とは無縁に見える気がします。「私、白髪なんてないわよ」という感じで過ごしていました。50代で表面にも白髪が目立つようにしかし、50代になると、ついに白髪が髪の表面にまで侵食。分け目の白髪も目立ちます。分け目が白髪になると、頂点が薄く見えます。それが嫌で、白髪が少しでも伸びたら即、染めるようにしました。本当は美容院で染めたほうが刺激も少なくて良いのですが、頻繁に染めるためお金がかさみます。なので、ドラッグストアで安い白髪染めを購入して自分でせっせと染めることにしました。「美容院ではどんなふうに染めていたっけ?」とできるだけやり方を思い出して、再現するようにしました。まずは白髪染めを塗り、その後、ラップを髪に巻いて時間を置く。こうすると、しっかり染まるようです。そして白髪染めを洗い流すときはシャンプーにリンスを少し混ぜて洗い、それを流したら、今度はリンスだけをたっぷり塗布し、再度、洗い流す。これは、知り合いの元美容師さんが教えてくれた静電気防止の方法です。以前は髪を染めた後、静電気が発生し、顔に髪が張り付くことが多く困っていました。どうしようもなくて衣類の静電気防止スプレーをブラシに吹き付けて髪をとかしたりしていましたが、シャンプーにリンスを混ぜるというこの方法を実践してからは落ち着いています。白髪とは切っても切れない間柄ちまたではグレイヘアも流行っていますね! そうされている方を見るととても似合っていておしゃれだなと思います。私もいつかは染めることをやめるだろうし、そのほうが自然でもあるとも思います。少し髪が伸びて白髪が目立つようになると、すかさず白髪染めをするのはとても面倒。「思い切ってこのまま伸ばしてみる?」と自問自答をすることもありますが、やっぱりずっと白髪染めをしているとなかなか踏ん切りがつかないものです。さらに最近は顔のシワやらシミやらエイジングを感じるものが急に増えてきています。せめて髪だけはもう少しの間は染めて、「少しでも若く見られたい」という気持ちでいます。今は50代前半ですので、あと10年くらいは白髪を染めていこうかなと思っています。白髪染めの色で楽しむおしゃれ白髪を染めていこうと思っている理由がもう1つ。私が通院している病院の院長先生は、光に透けるときれいな藍色に見える白髪染めをしているのです。とてもおしゃれで、私もそのような色に染めてみたいと思っています。白髪になる前は藍色に染めたいなんて思うこともなかったのですが、自分が白髪になってみて、その中でできるおしゃれがあるということに気付きました。そこでいつも使っているブラウン系の白髪染めから、この前はバーガンディという赤っぽい色に変えてみました。ぱっと見はあまり変わりませんが、少し赤くなった髪がうれしくて鏡ばかり見ています。まとめ40代前半から急に始まった白髪との付き合い。せっかく白髪を染めるなら、白髪ならではのおしゃれを楽しみたいもの。これからも白髪染めの色の冒険をして、楽しくおしゃれに白髪と付き合っていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/かんちゃん(52歳)昭和42年生まれ。50歳になってから年齢カウントはしていない。子ども2人が独立して子育ても終了。これからは第2の青春でいろんなことに挑戦。大好きなロック歌手のライブに行ったり、新しい楽しいことを見つけて人生楽しむ予定。体もいろいろとガタが来ているがうまく付き合っているところ。座右の銘は「人生いつどうなるか分からない。だから今を楽しく」。
2023年09月10日私は、2023年の夏に母の初盆を迎えます。大切な人を亡くした悲しみをかき消すように、今日まで葬儀や忌明けなどの法事をバタバタとおこなってきました。初盆を控え、遺品整理やお墓の問題も浮上。年を重ねて自分が残された家族の立場となったことで、私なりの「終活」を具体的に考え始めました。今後のために、できる限り身の回りの整理をしておかなければならないと感じた、私の終活についてお話しします。★関連記事:遺品やお墓、遺産について…もうすぐ70歳の両親が始めた「終活」のリアル遺品整理と掃除の日々10年ほど前だったかと思います。私が子どものころに習い事で着ていた着物を、母が京都の知人に譲ったことがありました。「着物を必要とし、喜んで引き取ってくれるところに着物を渡せてよかった」と笑顔で私に話していました。家族の本や洋服、そして私が桃の節句で親戚からいただいた博多人形なども、ひとまとめに整理していたのを覚えています。そのときは、「何で思い出の品を整理整頓しているのだろう」と思いました。今思うと、母なりに身の回りの整理をしていたのだと思います。しかし、母は体調がすぐれなくなるにつれて、物を捨てることが難しくなっていきました。私は、今年に入ってから現在に至るまで毎週のように実家に通い、母の遺品整理と掃除をしています。片付けても、片付けても、次から次へと家族の思い出の品が出てきます。思いが詰まった遺品の整理は涙が出てきて手が止まることもあり、心身共に大きな負担となっています。私は今回、遺品整理の大変さを実感したことで、身の回りの物について生前整理をする「終活」を始めました。捨てるかどうかを迷う物は、写真を撮り「ありがとう」と言って‟さよなら”しています。できるうちにしておかないと、体が思うように動かせなくなったときには物を捨てられなくなってしまうかもしれません。生前の母の姿を思い出し、そう思ったのです。お墓の管理と今後の不安も…今後のお墓の管理も、私の悩みの一つです。実家のお墓には先祖代々の親族が埋葬されています。しかし、私以降はお墓を継ぐ者がいないので、先々のことを考えると、永代供養(遺族の方に代わって、霊園や寺院が遺骨を管理・供養してくれる埋葬方法)についても検討しなければなりません。また、実家のお墓は山の中腹にあり、歩いて坂を上り下りします。年齢のことを考えると、「いつまでお墓に足を向けることができるのだろうか」と不安を感じます。ゆくゆくは墓じまい(墓石を撤去し、墓所の使用権を返還すること)をして、永代供養にするかもしれませんが、それに伴う費用の問題も浮上します。また私自身、自分の葬儀にかかる費用だけは、残される家族の負担にならないように、できるだけやりくりしておきたいと思っています。母の葬儀後に親族で集合写真を撮影したのですが、全員、生気のない表情で写っていました。大切な人を亡くして、心身共に疲れ果てています。そんなときに、葬儀やお墓にかかる多額の費用の悩みも出てきてしまうと、想像もできないほどの大きなダメージになると感じたからです。私の代で、できる範囲でお墓の供養を済ませておき、残された家族に心身的・金銭的負担のかからない葬儀をおこなってほしいと思っています。お墓に関する「終活」もしておきたいと思いました。いざというときの「終活ノート」も私の暮らす街には、初盆にお墓へ提灯(ちょうちん)を供え、花火や爆竹を鳴らして精霊船を流す伝統行事(死者の魂を弔う行事)があります。初盆に用意する物などを私が教えてもらう前に、母は病に倒れてしまいました。私は姑や親戚、そしてご近所の方にいろいろと教えてもらいながら、どうにか初盆の準備をしました。初盆に用意する提灯だけでも、お迎え提灯・仏壇の前に置く行灯・送り提灯・お墓の提灯があります。また、精霊船を用意し、お盆に海に流しに行き、翌日、後始末までします。その他にも、初盆に向けてお坊さんと連絡を取ったり食事の手配をしたり、準備しなければならないことがたくさんあります。私は、残された家族が、故人を送るためにどうしたら良いのかわからなくて困らないように、初盆では何を準備すれば良いのか、どういうふうに親族などに連絡をしたら良いのかなど、「終活ノート」のようなものを作って少しでも書き留めて残しておこうと思いました。今回、わが子と一緒に初盆の提灯の組み立てをおこないました。いつか「こうするんだったな」と初盆の風景を思い出してくれると良いなと思いながら。まとめ母の初盆を機に、身の回りを整理する「終活」を始めました。また、お墓や仏事など、手間や準備の大変な行事に関して、どのようにしたら残された家族に負担をかけないで済むか、「終活ノート」にまとめておこうと思っています。私ひとりでは解決できない問題でもあります。もうすぐ迎える初盆で、家族そろって故人を懐かしみながら、今後についていろいろな話ができるといいなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ちびむす(52歳)マスコミで働いていた両親に似て、仕事に真っ黒になるきらいがある。衛生管理者の資格所持者。仕事と健康の両立を図ろうと奮闘する一児の母。
2023年09月05日46歳ごろから、だるい、疲れが取れない、頭痛、めまい、イライラする……などの不調を感じていました。しかし、ホットフラッシュといった私が「更年期の代表的なもの」と認識していた症状は見られなかったので、原因は子どもの受験や仕事のストレスだろうと思っていました。しかし、今にして思えば、このころすでに更年期に突入していたのです。★関連記事:「1時間おきにホットフラッシュが!」46歳で更年期障害になりホルモン補充療法をした結果【体験談】いよいよ閉経が近い?51歳ごろから生理周期が18~40日と乱れるようになり、同時に経血量も減ってきました。一般的に更年期は45歳~55歳といわれ、当時の私はすでに更年期に突入していたのですが、まだ更年期と思われる症状はありませんでした。更年期の症状や程度には個人差があるというけれど、自分はどのようになるのだろう?と思うと不安になる一方、10代のころから生理が重く、生理に振り回される生活を送っていたことを考えると、閉経により毎月の苦痛から解放されるのはうれしい! 早く終わって!!というのが本音でした。更年期が本格的に53歳になった今年初めから、生理の間隔が2~3カ月となり、5月ごろからはホットフラッシュ、頭痛、節々の痛み、不安感、息苦しさなどの症状が出てきました。あまりのつらさに10年来の付き合いがある同年代の女性の整体師さんに相談すると、「自律神経が乱れていますね。このまま放っておくのは心配です。同じような症状があるお客さまがはりに行って改善されたそうなので、はり・きゅうの施術を受けてみては?」と、思わぬ提案をしてくれたのです。いざ鍼灸院へ! 50代は疲労こんぱい世代それならと、わらにもすがる思いで鍼灸(しんきゅう)院に予約の電話をしました。人気のある鍼灸院で、初診は2週間以上先になるかもと聞いていたのですが、幸い1週間後にお願いすることができました。鍼灸師の方いわく「50代になると特に女性の場合は更年期も重なり、数年来の疲労が蓄積されます。今のあなたはそれがひどく、体内のエネルギーが空っぽな状態です。まずは体を休めて根本から疲労を取り除く施術が必要なので、しばらく通っていただけますか?」とのことでした。鍼灸治療を始めて1カ月が過ぎました。一番つらかった息苦しさと不安感はほとんどなくなり、節々の痛みや頭痛も軽減したことで気力が回復。それに伴い体力も着々と回復し、私には合っているように感じました。まとめ更年期との付き合いはまだ数年続きますが、体の声に耳を傾け、つらいときには極力無理をせず、鍼灸治療なども利用して、じょうずに付き合っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/ブルームーン(53歳)30代でシングルマザーになり、50代で再婚。
2023年09月04日バリバリに働いていた40代は、自分を大きく見せようと虚勢を張っていた私。仕事でスキルを培い、多くの交友関係を築くことができた半面、疲労がピークに達するまで働き続けて残ったのは、結核で体を壊した大きな代償。人生健康でなければ何もできない! と思い知らされました。肩肘張ってバリバリ働くより大切なことがあると気付き、人生をもっとシンプルに生きるために、実践したことを紹介します。★関連記事:育児に仕事、それに介護まで…思うように働けなくなった私を襲った仕事復帰の難しさ結核になり人生を一掃気持ちが前向きになる捨てる生活仕事のストレスからか、気に入った物があれば深く考えずに購入していた40代。特に3000円以下のプチプラの洋服、小物、化粧品などは即買いしていました。当然、品物は増えるばかりで、時には未使用でそのまま放置。そのうち、必要のない物が家中にあふれた生活になっていました。物が多い生活は脳が常に刺激されるらしく、家の中が物であふれることでだんだん窮屈感を感じるようになりました。そんなとき激務がたたり結核を発症。思い切って生活を変えるために、テレビやネットでよく目にしていた「不要品を捨てる」ことを実行しました。生活用品を取捨分別することで、家が片付くだけでなく運気アップも狙いました。実際、物を捨てるとなると結構勇気がいるため、マイルールを設けることに。洋服、雑貨、古い手紙、食器など、①捨てる、②友人・知人にあげる、③取っておく、の3つに大まかに分け、すぱっと分けられない物には1週間の期限をつけた迷い箱を設置。1年間未使用の物はこの先も使用しないと決めて、迷いながらもガンガン分けていきました。捨てるときは「今までありがとう」のひと言を添えて。結果、6袋分の大きなゴミが出て家がすっきりしたことで、気持ちがどんどん前向きになっていきました。本当に好きな物に囲まれて暮らす不要な物を捨てたおかげで身の回りに残ったのは、自分の好きな物や実用的な物ばかり。家の中がすっきりと片付いたことで、家で過ごす時間が充実していきました。特によかった点は、精神的にもすっきりし、生活習慣にいくつかの良い変化が生まれたことです。 例えば、すっきり片付いたことで整理整頓が習慣化されたこと、掃除が好きになったこと、物をむやみに買わなくなったことなど。物があふれていたときは、部屋にいても落ち着かなく、探し物をするときや掃除するときに余計な時間がかかりストレスになっていました。今はすっきりと片付いた部屋になったおかげで、掃除や探し物のストレスから解放され、イライラすることも減った気がします。 好きな物に囲まれて丁寧に生活するようになったおかげで、自己肯定感が上がったことも大きな変化です。気持ちが前向きになるので、「もっとできないか」と定期的に生活の取捨分別を実践しています。交友関係についても見直し生活を整理整頓してスペースに余白ができたことで、余裕も生まれました。すっきりとした部屋で過ごす時間は、いつも時間に追われて焦っていた自分を見つめ直す良い機会となり、何が自分にとって大切か改めて考えるようになりました。その中で、改めて見直したのが交友関係。仕事でキャリアアップを目指していたときは、より多く人とつながることが仕事に直結することもあり、知り合いの多さが自分のステータスと勘違いしていました。大して仲良くもない人たちとの食事会や飲み会、休日返上のゴルフの接待など、今考えるとかなり無理をしていた時期だった気がします。仕事を変え生活を一掃した機会に、思い切って表面上の付き合いの交友関係も一掃しました。不安もありましたが、思いの外精神的にラクに。今は本当につながっていたい人たちと、何でも本音で言い合える付き合いを大切にしています。まとめ人生は選択の連続と言われているように、年齢が上がるほど自分の経験値から無難な選択をしがちになり、もしものために予備の物までそろえておく癖がついていました。50歳を過ぎて気付いたときには、不要な物が身の回りにあふれ、それが原因でストレスになっていました。 いろいろな面で取捨選択をして生活だけでなく心の大掃除ができたことにより、自己肯定感が高まったことが大きな気付きです。この意気込みをいつまでも続けられるよう、物を増やさない生活を実践していきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/さくら著者/いずみ(53歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年09月02日インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガをご紹介します。アラフィフのおーちゃんが立ち仕事の勤務中、左足のかかとに違和感を抱きます。一歩を踏み出すのにも激痛が走るようになり、さすがに不安になって検索してみると、「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」という文字が出てきました。★前の話検索して安心する自分が痛みには強いと自負していたものの、生活にも支障が……。検索して出てきた足底腱膜炎は、つま先からかかとまで足の裏を縦に走っている足底筋膜に炎症が起こる病気らしく、その症状に見事に当てはまるのでした。かかとの激痛に不安を覚え検索してみたところ、「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」という言葉が出てきました。どれどれ…と読み進めると、私に当てはまる症状だらけでした!しかもどうやら中高年女性に多いそうで。「私だけじゃないんだ〜結構多いのね〜」と、不安が安心に変わりました。スッと立ち上がるのも痛くて、走るなんて到底無理。完全にヨボヨボのおばあちゃん状態でした。普段なら何でもない立ち仕事も夏の繁忙期とあって不安だらけでしたが、痛みを知って家族や同僚に頼ることを学びました。つらいときは薬に頼って、適度に動いて足裏の負荷を軽減するクッション性のあるシューズ一択の生活を送りました。現在わずか10日ほどしか経過していませんが、最初に比べると少しずつ和らいできたところです(私の個人的な意見を言えば、ふくらはぎをマッサージするとラクになります)。いつかこの痛みに出くわした際に、この漫画を思い出して少しでも参考になれば幸いです!追伸:痛みがひどいときは自己判断せず、整形外科を受診しましょう。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき世界一かんたんな健康法』(アスコム)。★関連記事:「高校、行かない…」めいっ子からの突然の言葉に驚き #40代独身で突然母になる 16★関連記事:「この違和感は何…?」退院してからずっと付いていたモノの正体は #子宮筋腫で開腹手術 32★関連記事:「恐るべし!腹圧」それでも夜中の菓子パンはやめられない #五十路日和 1著者/おーちゃん(54歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(32歳)、次女(30歳)、長男(27歳)の3人の母親で、8歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2023年08月29日インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガをご紹介します。アラフィフのおーちゃんが立ち仕事の勤務中、左足のかかとに違和感を抱きます。そのときはあまり気にせずに過ごしたものの、翌朝には歩くのもつらいほどの激痛が……!?★前の話突然の痛みに襲われ…一歩を踏み出すのにも激痛が走るようになった左足のかかと。さすがに不安になって検索してみると、「足底腱膜炎」という文字が出てきました。私は現在、かかとの痛みに悩まされています。先週から突然起こった症状で、これまで何げなく歩いていた行為に支障をきたす生活が続いています。まぁ、どこが痛くても困るのですが、体を支える足が痛いとつらいもの……。いっそのこと立ち続けていれば痛みは和らぐのですが、立ち上がってから踏み出すときが1番痛みを感じます。痛みには強いと自負していた私ですが、さすがに不安になって原因を検索してみたところ「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」という病名が出てきました!つま先からかかとまで足の裏を縦に走っている足底筋膜に炎症が起こる病気らしく、その症状が、まぁ現在の私に当てはまるのでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。★関連記事:「私たちは普通の家とは違うでしょ?」不満爆発のめいっ子の選択は #40代独身で突然母になる 10★関連記事:「それでも日本国民か」幸せな思い出の作文を皆の前で罵倒され #親に捨てられたおばあちゃんの話 44★関連記事:「恐るべし!腹圧」それでも夜中の菓子パンはやめられない #五十路日和 1著者/おーちゃん(54歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(32歳)、次女(30歳)、長男(27歳)の3人の母親で、8歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2023年08月24日コロナ禍により働き方が一変して、慣れない在宅ワークを強いられた私。営業職だったためパソコン越しになった商談も、不具合は多々ありながら何とかやりとりをおこなっていました。オフィス環境と違う在宅ワーク。ですが、そもそも仕事をする環境が整っておらず、無理な姿勢でパソコン業務をしていたため、慢性的な肩凝りや腰痛に悩まされることに。頑固な五十肩を解消するために試してよかったプチプラを中心とした在宅ワークグッズを紹介します。★関連記事:「え? 肩凝りも更年期症状なの?」首や肩の凝りがひどいときはどうする?【更年期の基礎知識5】肩凝りを軽減するパソコンスタンド在宅のパソコン作業は、ダイニングテーブルやソファで作業することが主で、テーブルと椅子の高さのバランスが合わないのが問題でした。首から肩、腰にかけて負担がかかる前かがみの姿勢になりがちで、慢性的な肩凝り、腰痛が切実な悩みに。 私はオフィス家具の営業の仕事をしていたため、椅子とデスクの高さのバランスの重要性は認識していましたが、自宅の家具を在宅ワークのために買い替えることはコスト的に無理。そこで、応急処置として購入したのがノートパソコンスタンドでした。 私が購入したのは、高さを何段かに調節できる1000円程度の折り畳み式のスタンド。実際に使ってみると、パソコンの高さを作業目線に合わせて調節できるため、視線が上がって肩にかかる負担が激減しました。特にリモート会議ではパソコン位置を高めに調節することで、目線を下げることなく対面しているような感じで打合せができるため、長めの会議でも体に負担が掛からずにできる便利グッズです。コンパクトに折りたためる軽量タイプなため、在宅ワークだけでなく移動先のパソコン作業にも愛用中。肩凝りや目の疲れは間違いなく軽減されていると実感しています。眼精疲労にはブルーライトカットの老眼鏡パソコン作業のもう一つの悩みが疲れ目。年齢と共に小さい文字が見えにくくなり、日常的に老眼鏡は必須アイテム。在宅ワークが増えると、パソコンやスマホを見る機会がより増え、長時間のパソコン作業では目がチカチカしてきたり頭がズーンと重くなったり、目から来る肩凝りや頭痛は深刻な問題に。 少しでもパソコン作業を快適にするために使ってみたのが、ブルーライト機能の付いた老眼鏡。パソコンやスマホの画面から発するブルーライトは、浴び過ぎると睡眠障害や体調不良につながると言われているため、なるべく作業中のブルーライトをカットすることに取り組んでみたのです。私が愛用しているのは、100円ショップで購入したプチプラのブルーライトカット機能付きの老眼鏡。毎日の使用で特に大きな変化はないですが、長時間のパソコン作業では目のチカチカが軽減され、疲れにくくなった気がしています。ブルーライトカットの効果は気休めとの声もありますが、100円メガネでパソコン作業が軽減されるのであればもうけもの。家用、仕事場用と常用しています。猫背を改善する姿勢サポートチェアオフィス家具の営業経験から、作業椅子は在宅ワークの快適さを左右する必須アイテムと考えています。わかっていながら在宅ワークを始めたころは、家にある椅子やソファでだましだまし作業をしていました。その結果、作業時間が増えるにつれ、肩凝りや腰痛がひどくなり、しまいには腕が肩から上に上がらなくなってしまうほどに。そこで思い切って、椅子を購入するより断然安い姿勢サポートチェアを6,590円で購入することに(画像参照)。姿勢サポートチェアは、椅子や床の上で使用できるコンパクトな座椅子型。背面・座面両方にクッションがついており、座りながら骨盤の位置を正しい位置に矯正してくれるため、自然と正しい姿勢をキープしてくれる優れ物。ダイニングチェアやソファでは、正しい姿勢をキープすることが難しく、浅く座ったり前のめりになりながらのパソコン作業になります。一方、サポートチェアを使用してからは、背筋がピンと張った正しい姿勢を簡単にキープできるため、パソコン作業で不快だった肩凝り、背中や腰の痛みが緩和されたと実感しています。加えて、骨盤をS字状に保てるため、心なしか体感が鍛えられおなかのぜい肉にもうれしい効果があった気がしています。まとめコロナ禍で働き方が多様化してきたため、私の中で在宅ワークは働き方の一つの選択肢として確立されています。実際、パソコンツールや会議アプリなど、在宅ワークのためのグッズはどんどん進化しているので、デジタル音痴のアラフィフの私でも何とか使いこなせるものが増えているようです。今後もさらに業務のデジタル化が進んでいくと思われるため、デジタル音痴のアラフィフが時代についていくためにも、在宅ワークグッズは手放せない必須アイテムです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/いずみ(53歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年08月23日コロナ禍で外出の機会が減り、あまり歩かない生活になっていたからでしょうか? ある日突然、膝に激痛が。治療により激しい痛みは治まりましたが、なかなか元通りとはいきません。そのためすっかり歩くのがおっくうになってしまいました。痛みの原因と痛みが治まってくるまでの体験を紹介します。★関連記事:更年期の運動不足はマジやばい!! 不調の原因は運動不足による筋力低下だった【医師監修】突然、膝に激痛が!半年前のある日のこと、ちょっとした坂を上ろうとした途端、右膝の内側に激痛が走りました。膝を伸ばすと痛くて、そのままうまく歩けない状態に。どうにかこうにか家に帰り着いたものの、翌日になっても痛みが治まらないので近所の整形外科に行くことにしました。医師の触診とX線検査を受けたところ、膝に水がたまっているとのこと。早速注射器で水を抜いてもらうと、結構な量の水がたまっており、水を抜いてもらうと痛みは少しマシになりました。また、「関節が少し減ってはいますが、加齢によるものでしょう。しばらく様子を見てください」と言われました。その後も歩くと痛みが続いたので通院して、週に一度の間隔で、ヒアルロン酸の注射を5回くらい受けました。原因はO脚の進行と筋力低下!?それでもなかなか痛みが治まりませんでした。そこで、リハビリを受けることに。体のゆがみを見てもらったところ、もともとO脚だったのが加齢によりさらにひどいO脚になっており、そのせいで、歩くときに膝の内側に負荷が掛かり過ぎているとのことでした。理学療法士によると、もう1つの原因は太ももの筋肉量が減ったせいで、膝を持ち上げる筋力が低下したことだそうです。「痛いからと動かないでいるとますます筋力が低下してしまいますから、痛みを少し我慢して運動をしてください。そうすると筋力が強くなり、膝を支える力が付き、動いたときの膝の痛みも軽くなりますよ」とアドバイスをもらいました。膝の運動にもトライさらに体全体のゆがみを直しながらО脚も改善するための施術をしてもらいました。そして自宅でできる膝の痛み軽減の運動も教えてもらいました。1つ目は脚上げ運動です。あお向けに寝て、片方の膝を軽く曲げます。もう片方の脚を伸ばして、曲げた膝と同じ高さまで上げて5秒止め、ゆっくり下ろします。それを20回繰り返したら、脚を変えて20回。これは太ももの内側の筋肉を鍛える運動だそうで、歩くときの衝撃を軽くする効果が期待できるということでした。2つ目は横上げ運動。横向きに寝て、体の下側に来た脚は軽く曲げておきます。上側に来た脚を上に上げ、上げた状態で5秒止め、ゆっくり下ろします。それを20回繰り返したら、反対向きに寝てまた同じように20回。これは骨盤の横の筋肉を鍛える運動だそうで、膝への負担を軽くする効果があるそうです。まとめ教えていただいた運動を3カ月くらい毎日続けたところで、少し痛みが治まってきました。今はそれからさらに3カ月続けたところですが、少しずつ良くなっているのを実感しています。まだ元通りには治っていませんが、何もしなければ筋力は衰えるばかりなので、この運動を続けていきたいです。加齢による筋力低下を防ぐためにも、毎日の運動が大切なのだと痛感しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長・医学博士)整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。著者/ラベンダーミント(57歳)子育てを終え、今は義母の介護と仕事に忙しい毎日を送る主婦。日々の楽しみは、おいしいものや体に良いものを見つけてお取り寄せしたり、趣味の手芸でかわいいものを手作りすることにはまっている。
2023年08月23日40代から感じるようになった更年期の不調。しかし、子どものことを優先し、自分の不調に向き合うことをしていませんでした。50代になり、自分と向き合い2つの対策をおこなったことで症状が緩和した体験談をお話しします。★関連記事:更年期の代表的な症状って? のぼせ、ほてり、発汗があるときの治療と受診の目安【更年期の基礎知識4】40代から更年期症状が始まった!?40代になってから自営業で飲食店を営むようになったのですが、そのころからホットフラッシュのような症状を感じることが多くなりました。最初は自営業を始めたこともあって緊張しているのかと思い、気にもしていませんでした。しかし、毎日人に会って緊張すると手に汗を握る程度だったのに、数年たったころには普段の出る汗の3倍以上の汗が出るようになっていて洋服がびしょ濡れになったり、汗をかいて体が冷えてきたり、心臓の鼓動が大きくなって不安感が出てきたりと体調にも大きく変化が起きてきました。頭痛やめまいも出てきて、立っていられないときには家にこもったままで寝ていました。倦怠感やイライラなどの症状も当たり前のように出てきたのを覚えています。40代半ばで体も心もだんだんつらくなってきた40代からの体調不良が更年期症状だと意識し始めたのは、40代半ばになってからでした。しかし、シングルマザーの私には体調不良でも悩んでいる暇などない日々でした。自分のことより子どものことを優先していたため、更年期症状が出ていても、見て見ぬふりだったと思います。体の変化に目をそむけたままだったので、限界が来ていたのか心がつらくなるようなことがだんだん増えたのも40代半ば過ぎだった思います。食欲がなくただ眠くて体がだるい日々が続いていました。体が軽いと心も軽くなると気付く50代40代から悩まされてきた更年期症状と思われる症状ですが、50代になり2つの対策をおこなったことで、症状が緩和されてきました。まず1つ目はプチ断食です。食欲が出ないこともあり、10時間以上食べないこともありました。そうすると内臓が休まったのか、体の調子が徐々に良くなってきました。体の調子が回復するだけでなく、肌のハリも出て肌の調子も良くなったように感じています。そして、2つ目が運動です。私は50代になってから20代〜30代でしていたゴルフを趣味として再開することにしました。約20年ぶりのゴルフでしたが、月に1回自然の中での運動は気持ち良く、楽しむことができました。さらに、ゴルフで気の合う仲間と楽しい食事で笑うことが増えてからは、肌も体調も良くて若いころに近付いているように感じます。さらに、体調が良くなると心もラクになり、深刻に考えがちだった子どもの進路なども前向きに考えられるようになりました。40代のころとはまったく別人になったように気分も明るくなり、心に余裕も出てきました。まとめ40代から始まったと思われる更年期症状はプチ断食や運動をすることで改善されていきました。更年期の不調を通じて、体からの不調のサインを無視せず、しっかりと向き合うことが大事だと気付くことができました。元気に60代・70代を過ごすために体からのサインは見逃さず、体をいたわって過ごしていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/かみ(51歳)高校3年生の子ども1人。未婚の母。調理師資格を持ち、その知識を生かしたブログを書いている時間が楽しい。生米・ジャガイモ・大豆でヴィーガンレシピ考案中。何より宇宙が大好き。
2023年08月21日30代、40代は好き勝手な独身生活を謳歌(おうか)してきたけれど、アラフィフになってから将来の生活のこと、定年後の仕事のこと、老後のことがリアルな悩みとして感じられるようになりました。特に持ち家なしの独身の私にとって、このままひとりで生活していけるのか、大きな不安に襲われます。こんな私が、考え方を少し変えるだけでアラフィフクライシス(50代前後の危機)を乗り切った体験談をお話しします。★関連記事:子どもがいないまま45歳になり老後が不安に。「お墓と持ち家」は将来どうするべきなの?【体験談】将来の不安を「できること」に置き換え人生100年時代、54歳の私にとって50年先までの将来は未知な分、不安なことばかり。仮に60歳を過ぎて働けたとしても、老後は本当に2000万円の貯蓄が必要なのだろうか、公的年金は当てにできるのか、定年後は年金だけでどうやって暮らしていくのか……など、考えれば考えるほど不安は膨らむばかりでした。そんな私が考え方を変えたきっかけは、コロナ禍に「考える前に行動」を有言実行していた同じ年の友人の死。死んでしまったら何も始まらない、せっかく生きているのだから何かをすべきだと思い立ち、不安に対する問題を見つけて一つひとつできることから取り組んでみました。 おおもとの不安は老後の資金。組織に属していても安定しているとは言えない時代です。そうなると必然的に見えてくるのは、自分で稼ぐのが近道だということでした。コロナ禍で副業も良しとされている職場の風潮があったため、まったくの初心者でしたが副業でWebライターを始めてみたのです。正直、稼ぐレベルには到底いたっていないのですが、やり続ければ10年後にはなんとかなると信じて、日々コツコツと実践しています。自分ができることを少しずつ増やすことで、将来の不安を一つひとつ「できること」に置き換えることが今の私の目標です。過去の失敗は将来の参考資料に活用「どうしてあのときにあんな選択をしてしまったんだろう?」。アラフィフ人生を振り返ると仕事の失敗、恋愛の失敗、人間関係の失敗など、数え上げたらきりがないほどの後悔があります。だからといって、過去の自分にはどんなことをしても戻ることはできないため、「あのとき〇〇していたら?」と“たられば人生”を考えて悔やんでもしょうがないのが現実。すべては自分が選択してきた結果です。今ある自分を肯定するためにも、多くの失敗から得た経験は人生の土台づくりと捉えるようにしています。実際に、大きな挫折を乗り越えた周囲の友人や知人に共通して言えるのは、とてもたくましくてやさしいということ。人生の場数を踏んだことで磨かれた人間力なのだと痛感しています。 人生はまさに経験した者勝ち。今の自分にとって過去の失敗は、将来の不安要素を取り除くための貴重な参考資料。年齢を重ねて経験値や失敗の土台があるからこそ、より豊かな人生の選択ができることが、アラフィフの強みだと自負しています。脳に良いことだけをやってみるアラフィフ人生、今まで多くの人間関係のトラブルに巻き込まれ、ストレスを抱えてきました。特にキャリアにまっしぐらだった40代は、職場の人間関係に悩んだ人生最悪の時期。すべてをネガティブに捉えてしまい、「自分は悪くないのにどうして?」という考えに固執してしまい、周囲は敵だらけ。何事もうまくいかなくてもんもんとしていました。 そんなどん底のときに出合った本が『「脳にいいこと」だけをやりなさい!(マーシー・シャイモフ 著/茂木健一郎 訳)』。脳科学の視点から人生を好転できるコツを学んだ、私の人生の指南書です。特に読後の大きな学びは、脳は現実と想像の区別がつかないため、ポジティブな発想をするだけで脳が自動的に良い方向へと導いてくれるということ。言い換えれば、脳はネガティブな言葉や発想をそのままインプットしてしまうため、負のスパイラルは自分自身が原因だったということです。 今振り返ってみると、納得のいかない物事や人に無理やり正論を振りかざしてトラブルの火種を作っていたのは、私のほうだった気がします。今は、人生の折り返し地点を過ぎたアラフィフだからこそ、脳に良いことだけをする習慣を実践できていると思っています。まとめいくつになっても人生の悩みはつきないもの。しかし、すべての悩みに付き合っているほど、アラフィフ女子には時間があるわけでないのが現実。ないものを悩むよりも、今あるものを「いかに活用しまくる」ことに貪欲になったほうが、確実に人生は楽しくなると実感しています。人生の経験値が高いからこそ見えてくる景色があるため、悩む暇があるくらいならその時間を次への投資に使うことを心がけています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/村澤綾香著者/いずみ(53歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年08月16日インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガをご紹介します。おーちゃんの息子、27歳。「全身脱毛してぇぇぇ~」という発言により、昭和世代とイマドキ世代の家族の板挟みになり……!?★前の話ヒゲは男の勲章?全身脱毛がしたい!という何げない息子の言葉に、昭和世代のおーちゃんと祖母の猛反発がスタート。「ヒゲは男の勲章?」「イマドキは男も脱毛?」皆さんは、どちら派ですか?ある日のこと。息子と私と母で過ごしていた際に、ふいに息子の口から「脱毛してぇー!」と発せられました。どちらかと言えば”毛深い寄り”の息子……。おそらく前から思い続けていたのでしょう。ところが、私たちから猛反対をくらいます。そう、私たちは「男のヒゲは勲章だ」と考えるタイプなのでした。もちろん父や夫も、脇毛もすね毛もボーボーです。ところが、数日後。シャワーを終えて出てきた息子を見た娘から、「ムダ毛を処理しろ!」とダメ出しの嵐が……。やはりイマドキは、「毛深い男」は御法度なんでしょうか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「おばちゃん」って呼ばれるのはアリ?それともナシ? #おばさんってダメですか? 1★関連記事:「兄さん何て言うかな」養母の虐待に気付いてほしいと思いつつ #親に捨てられたおばあちゃんの話 36★関連記事:「恐るべし!腹圧」それでも夜中の菓子パンはやめられない #五十路日和 1著者/おーちゃん(54歳)孫ラブおばさん。10歳年上の夫と2人暮らし。長女(32歳)、次女(30歳)、長男(27歳)の3人の母親で、8歳の孫を溺愛中。Instagramとブログで家族の話を更新中。ブログ「娘ときどき孫日和~子離れ奮闘記~」。Instagram:@ohchan_65
2023年08月14日