ももいろクローバーZとマック(M・A・C)がコラボレーション。M・A・C公式オンラインショップにて、「#MACXMCZ」キャンペーンがローンチする。ももいろクローバーZにおいて、コスメブランドとしては初めてとなるM・A・Cとのコラボ。今回は、百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにの4人それぞれのメンバーカラーに着想を得てセレクトしたリップ「ヒント オブ カラー リップ オイル」(全4色/2,500円)と、アイシャドウ「ダズルシャドウ」(全16色/2,900円)を用いて、メイクアップしたキャンペーンビジュアルがお披露目された。色つきリップオイル「ヒント オブ カラー リップ オイル」は、 ツヤと透明感のベールをかけたような質感が特徴。キャンペーンビジュアルでは、百田夏菜子が「ラ ラ ラブ ユー」、玉井詩織が「ペール プリンセス」、佐々木彩夏が「ドール トゥ ディーバ」、高城れにが「キャンディ ドロップ」を使用。ジュエリーのような目元を叶えるアイシャドウ「ダズルシャドウ」は、百田夏菜子へ「レッツ ロール」、玉井詩織へ「アイ ライク 2 ウォッチ」、佐々木彩夏へ「ラスト ダンス」、高城れにへ「フィール ザ フィーバー」が用いられた。今回行われるキャンペーンでは、キャンペーンビジュアルで使用された「ヒント オブ カラー リップ オイル」「ダズルシャドウ」の1点以上の購入者を対象にメイクアップカード、対象製品を含む税抜3,500円以上購入者にオリジナルポーチがプレゼントされる。キャンペーンは、M・A・C公式オンラインショップにて5月30日に先行スタート。5月31日から、全国のM・A・C店舗にて開始する。※ポーチ、メイクアップカードの種類は選択不可。※M・A・C公式オンラインショップ・全国のM・A・C店舗にて先着順で限定数を配布予定、限定数が無くなり次第終了。※ポーチ、メイクアップカードのプレゼントはオンラインショップ、店頭ともに1名1会計につき1回まで。※M・A・C公式オンラインショップは、5月30日午前10:00開始。
2019年05月20日原作は手塚治虫、上演台本・演出を中屋敷法仁、主演を五関晃一(A.B.C-Z)が務める舞台『奇子(あやこ)』が7月に上演される。手塚治虫の“黒い”作品群の代表作を初めて舞台化する本作について、中屋敷に話を聞いた。【チケット情報はこちら】中屋敷がかねてから舞台化したかったという本作。初めて読んだのは小学生のときで「父がファンで、家には手塚治虫の作品がたくさんあったのですが、そのなかでも子供心に『これは読んではいけない作品だ』と理解していました」と振り返る。それもそのはず。そこに描かれているのは、東北の大地主一族の不貞によって産まれた“奇子”の物語。一族の体面のために地下室に幽閉され育った美しい奇子が、ある日世に放たれる――という、少女監禁や近親相姦などセンセーショナルな描写が多い作品で、大人が読んでも衝撃は大きい。手塚治虫にはさまざまな名作があるが、なぜこの『奇子』なのかを尋ねると、中屋敷は「演劇のよろこびは、生身の俳優と生身の人間を観て、普段僕らが出会えない人間の本性と向き合えることだと思う」と語り、そのうえで「僕にはこの『奇子』が手塚治虫作品の最高傑作…最高怪作」だと明かす。それを“今”やるのは、昭和が終わり平成を経て令和へと移りゆく時代の空気が作品とマッチしているから。「時代に取り残されていく人々がいたり、時代の流れが人の悲しみや怒りのようなものをないがしろにしたり、そういう“時の流れの残酷性”をまざまざと感じられるのが今なんじゃないかと思いました」「“観たくないけど、観なきゃいけない”というような…目を背けられない、目を背くことを許さない作品にするのがテーマです」という本作で、五関をはじめ出演者に求めるのは、本性。「俳優の皆さんの本性に触れなければ進めないんじゃないかというシーンがいくつかありますし、自分の過去の体験や、自分が持っているある意味みにくい本性みたいなものを手掛かりにしていかないと、役を手繰れないんじゃないかと感じています。稽古中、すごく恥ずかしくなるんじゃないかな」「今ってさまざまな技術やメディアがあって、“人間のふりをしてる人間”をたくさん見ると思うのですが、“本当に生身の人間を見るってこういうことだ”“これこそ生身の人間なんだ”というものを、手塚治虫と、この俳優たちと、『奇子』という世界で表現したいです。人間を見るのにうんざりしている人にこそ観てほしい。人間ってこんなに醜くて美しくて愛おしいものなんだということを感じてほしい」と中屋敷が語る、手塚治虫生誕90周年記念事業PARCOプロデュース2019『奇子』は、7月19日(金)から28日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演。その後、水戸、大阪を巡演。取材・文:中川實穗
2019年05月17日M·A·C(マック)から、クッションタイプの化粧下地「M・A・C プレップ プライム UV クッション コンパクト SPF 50」が2019年5月17日(金)より新発売。SPF50/PA++++でUVガード「M・A・C プレップ プライム UV クッション コンパクト SPF 50」は、クッションタイプで持ち運びに便利な化粧下地。SPF50/PA++++で夏の紫外線からもしっかりガードしてくれる。明るい肌色に&化粧くずれ防止肌にスーっとなじむテクスチャーでぴったりと密着し、肌をワントーン明るく演出してくれる。整肌・保湿効果のあるスキンケア成分が含まれているので肌に優しいのもポイント。化粧くずれも防いでくれ、夏の肌を美しくみせてくれる。【詳細】「M・A・C プレップ プライム UV クッション コンパクト SPF 50」5,600円+税発売日:2019年5月17日(金)【問い合わせ先】お客様お問い合わせ先TEL: 0570-003-770
2019年05月10日M·A·C(マック)は“グリッター”の輝きにフォーカスした「M·A·C ゲット ブレーズド(GET BLAZED)」を2019年5月10日(金)より限定発売する。キラキラ輝く「グリッター」コスメキラキラと輝く“グリッター”にフューチャーした「M·A·C GET BLAZED」からは、目元・口元を煌びやかに彩る限定アイシャドウやリップアイテムが登場する。リップ「ブリング シング リキッド リップカラー」は、高い発色とグリッターの輝きが特徴のリキッドリップ。ひと塗りで鮮やかなカラーと輝きをのせて、印象的な口元を演出してくれる。にじみにくいのもグッド。カラーは、きらめくライトパープルパールを配合したディープ パープル、チャンキーパール入りのベルベット レッド、きらめくブルー、ピンクパールを含んだロイヤル パープルの3色だ。また、リップスティックとレイヤードして楽しめる「ブリング シング リキッド リップ トップコート」も登場。リキットタイプのリップコートは、唇にのせるとシアーに発色。ひと塗りで配合したパールがキラキラと輝き、華やかな口元を演出してくれる。カラーは全4色。ピーチコーラルにチャンキーパールを配合した「スウィート グリームズ」は、肌馴染みがよいのにセンシュアルな口元を作り出してくれるカラー。女性らしいピンクライラックをベースに、チャンキーピンク、シルバー&ブルーパールと3色のパールを組み合わせた「ラブ イン ア バブル」は、リップを主役にしたメイクにぴったりだ。アイM·A·Cの文字を刻んだ限定アイシャドウ「エクストラ ディメンション フォイル アイシャドウ」は、ビビットなカラーが魅力。ルビー、ゴールド、パープル、ブルーグリーンの全4色はいずれも目元にのせるとクリアに発色する。同時に、つややかな光沢感をもたらし立体感を演出。色落ちしにくいので、カラフルなアイメイクを存分に楽しむことができそうだ。フェイスまた、フェイスパウダーもスパークルな輝きを楽しめる「ダズル ハイライター」として限定登場。クリーミィでなめらかなテクスチャーのハイライターは、輝くようなツヤ感を肌にオン。頬の高い位置や鼻筋にのせれば、美しい艶肌を演出してくれる。カラーは、スパークリングイエローゴールドとスパークリングローズゴールドの2色が揃う。【詳細】「M·A·C ゲット ブレーズド(GET BLAZED)」発売日:2019年5月10日(金)限定発売・ブリング シング リキッド リップ トップコート 限定4色 各3,700円+税・ブリング シング リキッド リップカラー 限定3色 各3,700円+税・ダズル ドロップス 限定2色 各4,600円+税・エクストラ ディメンション フォイル アイシャドウ 限定4色 各2,900円+税・シャイニー プリティ シャドウ 限定4色 各2,900円+税・ダズル ハイライター 限定2色 各4,500円+税【問い合わせ先】お客様お問合せ先TEL: 0570-003-770
2019年05月10日M·A·C(マック)は、「リップスティック ビバ グラム」を2019年5月7日(火)より限定発売する。M·A·Cの「ビバ グラム」は、ドラァグクイーン・ルポール(rupaul)を招きスタートさせたコラボレーションコレクション。これまでレディー・ガガ、クリスティーナ・アギレラ、リアーナ、マイリー・サイラス、アリアナ・グランデ、シーアなど、名だたるセレブリティをコラボレーション相手に迎えてきた。25周年のアニバーサリーを迎える今回は、限定パッケージを提案。「ビバ グラム」リップスティックをきらめくレッドのスペシャルパッケージでデコレーションし、25の文字を刻んだ。なお「ビバ グラム」の売り上げはすべて、M·A·Cビバ グラム基金に寄付され、HIV/エイズと共に生きる女性、男性、子供たちだけでなくLGBTQに対してもサポートする。【詳細】M·A·C「リップスティック ビバ グラム」3,000円+税※限定パッケージ発売日:2019年5月7日(火)限定発売※M・A・C 公式オンラインショップでは2019年5月1日(水)より先行発売。【問い合わせ先】M·A·C お客様お問い合わせ先TEL:0570-003-770
2019年05月10日マック(M・A・C)から、クッションタイプのUVプライマー「プレップ プライム UV クッション コンパクト SPF 50」が5月17日より登場する。「プレップ プライム UV クッション コンパクト SPF 50」(5,600円、SPF50/PA+++)は、高いUV効果とモイスチャライジング効果が特徴の化粧下地で、肌にスーっと馴染んでピタッと密着。オイルフリー処方で化粧崩れしにくく、ワントーン明るい肌へと導いてくれる。「プレップ プライム UV クッション コンパクト SPF 50」(5,600円、SPF50/PA+++)持ち運びにも便利なコンパクトタイプなので、外出先でも気軽に塗り直しができるのも嬉しい。なお、「プレップ プライム UV クッション コンパクト SPF 50」は、5月17日の全国発売に先駆けて、M・A・C 公式オンラインショップにて5月14日より先行発売を開始する。
2019年05月03日5月2日、B’zの稲葉浩志(54)が渋谷駅での自撮りをB’z公式Instagramに投稿。Twitterに「稲葉さん」がトレンド入りを果たし、話題となっている。B’z は5月29日にアルバム『NEW LOVE』をリリース。この発売に伴い、1日から14日まで渋谷駅にある東急百貨店東横店の壁面に巨大な広告を展開している。そんななか、稲葉はB’zの公式Instagramに「Here I am!!」というコメントとともに自身の写真を投稿。写真には渋谷駅前で「平成」「令和」と描かれた新アルバムの屋外看板をバックに、笑顔で自撮りしている稲葉の姿が映し出されていた。稲葉はサングラスをかけているものの特に目立った変装はしておらず、周囲の人にも気づかれていない様子。この投稿には、5万を超えるいいね!と2,000以上のコメントが殺到。ファンからも驚きの声が寄せられている。《なんてことでしょう!人混みに紛れてる》《渋谷に後光を隠した神が降臨》《えーー!!!近くの人は気づかず?》《やばいやばいやばい相変わらずお忍び完璧すぎ!》稲葉は昨年開催された『B’z 30TH YEAR EXHIBITION“SCENES”1988-2018』でも、来場客に紛れて展示を鑑賞。その姿を報告し、ファンを驚かせていた。
2019年05月02日マック(M・A・C)が、リップスティック「ビバグラム」の発売25周年を記念したスペシャルパッケージを、5月7日より期間限定で発売する。1994年に、ドラァグクイーン界のカリスマとして知られるル・ポール(RuPaul)が、まばゆい輝きを放つ赤いレザーブーツとコルセットをまとったビジュアルと、「私こそがM·A·Cガール! (I am the M·A·C Girl! )」というスローガンと共に誕生した「ビバグラム」。発売以来、売上のすべてをM∙A∙C エイズ基金に寄付し、HIV/エイズと共に生きるたちをサポートし続けている。「ビバグラム」(3,000円)今回発売されるスペシャルパッケージは、ル・ポールが発売当初のビジュアルで着用していたコスチュームを連想させるようなキラキラと輝く赤色が印象的なデザイン。マットなテクスチャーと高い発色で、魅力的な唇へと仕上げてくれる。また、今回の発売を機に、M∙A∙C エイズ基金をM∙A∙C ビバ グラム基金へと改名し、女性や少女そしてLGBTQに対してもサポートを行っていく。
2019年04月30日ポーラ最高峰ブランド「B.A(ビーエー)」は、ポイントメークアップ「B.A カラーズ」の19年秋冬コレクションを2019年8月8日(木)より全国で発売。「B.A カラーズ リップグロス」「B.A カラーズ リップグロス」は、美しい発色と自然な艶をもたらすリップグロス。唇からうるおいが溢れたかのようなみずみずしい艶で、唇を華やかに彩る。また、美しい発色は時間が経っても色ムラになりにくく長時間持続。美容成分配合なので、ふっくらとした立体感のある口元を演出してくれる。カラーバリエーションは2色。大人の深みブラウン「CB チョコレートブラウン」と柔らかな口当たりのリキュールをイメージした「PL ピンクリキュール」。「CB チョコレートブラウン」は甘く魅惑的なムードに、「PL ピンクリキュール」はソフトなベージュピンクでぬくもりのある表情を引き出してくれる。どちらも落ち着きのあるカラーなので、リップグロスなのに大人っぽく仕上げてくれる。「B.A カラーズ アイパウダー」2色セットの「B.A カラーズ アイパウダー」には、新色が追加。宝石からインスピレーションを受けた2色が新たに加わる。「6 マホガニーブラウン&コッパー」は、スモーキーなブラウンと明るさのあるコッパーのセット。シックな中にも軽やかさのあるシェードで、奥行のある立体的な目元を作り出してくれる。「7 ジェイドモス&アンバー」は、深いのあるモスグリーンとゴールド輝くシマーブラウンをコンビネーション。組み合わせて使えば、洗練されたまなざしに。どちらもなめらかな質感で肌へぴったりと密着。ヨレにくく均一な仕上がりをキープしてくれる。「B.A カラーズ アイマスカラ BR」まつ毛1本1本をとかしあげて印象的なまなざしを作る「B.A カラーズ アイマスカラ BR」にも新色が追加。赤味を感じさせるボルドーブラウンは、柔らかな印象に整えてくれる。目元全体を軽くみせてくれる効果もあり、抜け感のある仕上がりに。まつ毛をサポートする美容成分配合なのも嬉しいポイントだ。【詳細】ポーラ「B.A カラーズ 19AW コレクション」発売日:2019年8月8日(木)取り扱い店舗:全国のポーラ ビューティーディレクター、コスメ&エステショップ 「ポーラ ザ ビューティー」約670店舗を含む約4,200店のポーラショップ、全国有名百貨店ポーラコーナー63店舗、ポーラ公式オンラインストア・B.A カラーズ リップグロス 全2色 各4,200円+税・B.A カラーズ アイパウダー 新2種 各5,000円+税・B.A カラーズ アイマスカラ BR 新1色 4,600円+税【問い合せ先】ポーラお客さま相談室(フリーダイヤル)TEL:0120-117111
2019年04月26日アー・ペー・セー(A.P.C.)が、“イニシャル”をテーマにした期間限定ショップ「A.P.C. イニシャルズ」を、伊勢丹新宿店本館2階=TOKYO解放区にて4月24日から30日までオープンする。ハーフムーンバッグ(各5万8,000円)本ショップでは、同ブランドのアイコンとして知られるハーフムーンバッグの新モデルとして登場するミニハーフムーンバッグが先行販売されるほか、限定品としてリピートロゴが施されたコンパクトウォレット、ポーチに加え、20点限定で販売するデザイナーのジャン・トゥイトゥによりハンドペイントされたデニムトートなどがラインアップする。コンパクト エマニュエル(3万6,000円)また、特に注目なのが、世界初となるレザーグッズへの刻印イベントの実施だ。会期中にハーフムーンバッグを購入すると、ナチュラルな型押し、金と銀の箔押しの3種類の中から好みの刻印を選択し、後日お渡しのサービスが行われる。さらに、4月28日・29日の2日間は、対象レザーアイテムの購入で、その場でイニシャルの刻印も。大人気のレザーバックに好きな文字を施せる貴重なイベント、是非お見逃しなく!
2019年04月22日『春のワルツ』『ファンジニ』『太王四神記』『サニー 永遠の仲間たち』『怪しい彼女』……と出演作を並べてみると、彼女がどれほどの実力を持った女優であるかがよく分かる。シム・ウンギョン、24歳。韓国の映画、ドラマ界を代表する彼女が、ついに日本での本格的な女優活動をスタートした。キャリア初となる舞台作品で、堤真一と橋本良亮(A.B.C-Z)が主演の『良い子はみんなご褒美がもらえる』、さらに6月には東京新聞記者・望月衣塑子氏による書籍を原案とした映画『新聞記者』で松坂桃李と共にW主演を張っている。インタビューが行われたのは『良い子はみんなご褒美がもらえる』の幕開けの4日前。ほぼ通訳を交えずに日本語で、作品への思い、そしてなぜいま、日本語を一から学んで日本で活動することを決断したのかなどを語ってくれた。初舞台作品がいきなり日本語で、しかも演出はイギリス人のウィル・タケット。かなり挑戦的な試みだが、シムは「あと4日で始まるけど、いまだに『本当にやるの?』という気持ちです」と笑う。物語はソビエトと思しき独裁国家を舞台に、精神病院に送り込まれた政治犯の男と、自分はオーケストラを連れているという妄想に囚われた男のふたりを軸に展開するが「いろんな“壁”が存在する世界を生きる人たちを描く中で、いま私たちが信じている自由は、そのままの意味の自由なのかを問いかける、いまの時代に必要な作品」と語る。シムは、堤が演じる政治犯の息子で9歳のサーシャを演じるが「サーシャは複雑なこの舞台で1番イノセントであり、ここに登場する大人たちの“原点”とも言える姿を見せる無垢な心を持った存在」。稽古期間中「経験がなくて、どう演じたらいいか?これで合っているのか?と悩んだ時期もあった」というが、そんな彼女を救ったのが堤の言葉だった。「堤さんが悩んでる私を見て『ひとつの感情を表現する方法はひとつじゃない。何を考えて芝居するかという目的、演じる時にそれがすごく大事だということをおっしゃってくださって、その言葉で気持ちが楽になって、稽古場で遊び心を持ってトライできるようになりました。みなさん、“舞台は楽しいよ”と言うんですけど、ちょっとずつそれがわかってきました」と笑顔を見せる。本作と同様、映画『新聞記者』も自由や真実の本質を問う作品。シムは国家権力がらみのある不正事件の真相を追う新聞記者を演じているが「権力とメディアというのは、日本に限らずいま、世界的にすごく大事なテーマであり、(アカデミー賞受賞の)『スポットライト』もそうですが、批判というよりは物事を考えさせられる世界的なトピックだと思います」とうなずく。官邸を追求する姿がメディアを賑わせている東京新聞記者・望月氏の著書『新聞記者』を原案にした作品で、韓国人である彼女が主演を務めるということで、政治的な色眼鏡で作品、そして彼女を見る者もいるだろう。だが、そんなリスクを意に介さず「映画は映画ですし、台本を読んで日本の映画の中で、新たなものを伝えられるエンタテインメントになると思った」と作品の仕上がりに自信をのぞかせる。そもそも、韓国で確立されたキャリアを持つにもかかわらず、なぜいま日本に?そんな問いにシムは「俳優は常にいろんな経験をし、学んでいかなくてはいけないと思っているし、機会があればいろんな世界でやってみたいとずっと思っていた」と語る。特に日本映画には中学の頃から触れ、岩井俊二、是枝裕和、中島哲也といった日本人監督の作品に衝撃を受けた。「1番好きなのは『リリイ・シュシュのすべて』で初めて見た時はショック受けて、当時は映画監督になりたいと思って、『リリィ・シュシュ』をマネしてシナリオを書いてたくらい(笑)。是枝さんの『誰も知らない』もその頃見て、日本の文化にハマるきっかけになりました」彼女の日本での活動を支える事務所は、安藤サクラが所属しているが、安藤主演の『百円の恋』も大好きな作品。「その辺にいる本物のニートを連れてきたドキュメンタリーかと思った(笑)。半端ねぇ!って(笑)。サクラちゃんの自由な動きに憧れます」と語る彼女が日本に来るのは必然だった。「これまで優しく、正義感の強いキャラを演じることが多かったんですけど、私、実はそんなに優しくはないんで(笑)。悪役とか、サクラちゃんがやっているようないい意味で変な役をやりたいです!」4月20日に東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕した舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』は、5月7日(火)まで同劇場で上演された後、5月11日(土)・12日(日)に大阪・フェスティバルホールで上演。取材・文:黒豆直樹撮影:設楽光徳『新聞記者』6月28日(金)より全国公開
2019年04月22日堤真一と橋本良亮(A.B.C-Z)がW主演する舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』が東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕した。初日を前にした4月19日、会見と公開舞台稽古が行われた。舞台はソビエトと思われる独裁国家の精神病院の一室。誹謗罪で捕まった政治犯の男(堤真一)と、自分はオーケストラを連れているという妄想に囚われた男(橋本良亮)を中心に物語が展開していく。映画『恋におちたシェイクスピア』などで知られる英国劇作家のトム・ストッパードが、俳優とオーケストラのために書き下ろした本作は、1977年に初演。言葉遊びと明瞭なユーモア、哲学的概念がふんだんに盛り込まれ、35人のオーケストラが舞台上に配置されるという斬新な作品である。音楽劇でもなく、ミュージカルでもない。男の頭の中にだけ存在しているはずのオーケストラが、観客にも見えているという奇妙な設定。難解なセリフも多いが、ユーモアも確かに感じられる舞台だった。初日前会見には、堤と橋本ら出演者と演出のウィル・タケットが出席した。タケットは「本作が上演されるのは世界でもまだ3回目。それはこの作品が野心的な作品だからだ」と説明し、「さまざまなジャンルのパフォーマンスが、トム・ストッパードの戯曲やアンドレ・プレヴィンの音楽と組み合わさり、政治的でありながらも、面白くユーモアがある作品だ」と語った。作品のタイトルに因んで、どんなご褒美が欲しいか尋ねられると、橋本は「舞台が終わったら、(演出の)ウィルさんのお褒めの言葉」と答えた。一方の堤は、稽古期間中に“炭水化物抜きダイエット”をしていたことを明かした上で、「大量の米を食う」と話し、笑いを誘った。今年11月に公開される映画『決算!忠臣蔵』でも共演している堤と橋本。ふたりは映画撮影中の2月に飲みに行ったといい、堤は「(舞台は)難しい役で大変やけど頑張れよと言ったら、なんか泣き出して。僕のホテルの部屋に入ってきて、“頑張りますからぁ”って」と橋本の様子を明かした。すると、橋本は「やめて!」と照れて、「ご迷惑おかけしました。この舞台で巻き返したいと思います」と話す場面もあった。堤、橋本のほか、小手伸也、シム・ウンギョン、外山誠二、斉藤由貴らが出演する。上演時間は約1時間15分(休憩なし)。東京公演は5月7日(火)まで。大阪公演は5月11日(土)・12日(日)、フェスティバルホールにて。チケット発売中。文・写真:五月女菜穂
2019年04月22日舞台『BACK BEAT』の製作発表が東京・新宿LOFTで15日に行われ、戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、JUON(FUZZY CONTROL)、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオ、石丸さち子(翻訳・演出)が登場した。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。戸塚はビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフを演じ、加藤はジョン・レノン、JUONはポール・マッカートニー、辰巳はジョージ・ハリスン、上口はピート・ベストを演じる。暗転したステージに現れた5人は、まずジョン・レノン役の加藤がボーカルをとった「ロックン・ロール・ミュージック」、そして戸塚がボーカルを務め「ラブミー・テンダー」を披露。この演奏に、ビートルズの初来日武道館公演に出演した尾藤も「武道館でビートルズが一番最初にやった曲」と喜び、「これがかっこいいんですよ、グーです!」と絶賛した。戸塚も「バンドのマジックを初体験してしまった。自分の中に新しい命が生まれたみたいな。すっごい楽しかったです」と振り返り、加藤は「出る前もずっと一緒にバンドをやってきたかのような空気感で、みんなで気合い入れして歌って、俺たちバンドなんだなと思いました。稽古も重ねてきているにも関わらず、初めて一つになった瞬間だなと思いました。ここからさらにバンドのグルーヴを高めていきたいと思いました」と充実した気持ちを表した。劇中では20曲を披露するため、初心者の辰巳は現在1日8時間練習しているという。同じくドラムを始めたばかりの上口に加え、ふだんギターを弾いている戸塚がベースに、右利きのJUONが左手でピックを持ってギターに、など挑戦することばかり。今回の演奏では弦が切れるハプニングもあったJUONは「家でやったりして不安だなと思ってても、一緒に練習してると、さっきまで弾けてなかったのに弾けるようになっちゃう」と仲間と一緒に演奏することの喜びを表した。また上口は「ドラムの席って最高の特等席だなって改めて思いました。お客さんの反応も見れて、メンバーのテンションも見れて。いつもより走ってんぞ、とかわかりつつ」と笑顔に。グループでの仕事にベースを持ち込んでいいのか迷っているという戸塚は、A.B.C-Zでもバンドをやっては……という提案に、「塚ちゃん、楽器弾けるかなあ? 新しい一面をグループでも見せられたらいいですね」と新たな可能性を示した。このメンバーでのライブの可能性について聞かれると、辰巳は「やりたいですね」と意欲十分。加藤のライブに乱入したい、という希望には加藤が「そんなサプライズはウェルカムですけど、いいんですか? 逆に」と戸惑う。さらにCD化もどうか、というレポーターの提案に、辰巳は「僕、まだ個人的にCDも出してない。ふぉ〜ゆ〜っていうんですけど。ここが先か! メンバーごめんね!」と謝っていた。
2019年04月15日B’zの通算20作目のオリジナル・アルバム『NEW LOVE』が、2019年5月29日(水)にリリース。2018年、デビュー30周年を迎えたB’z。その節目の年には、初の大型エキシビションを開催し、デビュー以来、音楽に関わること以外は行わず、常に作品をリリースしコンサートツアーを行うストイックな活動を続けてきた、彼らの記録を紹介した。2019年は、鹿児島アリーナを皮切りに全国16ヶ所のアリーナ・ライブハウスを巡る「B’z LIVE-GYM 2019」を実施するほか、夏の風物詩「サマーソニック2019」では日本人アーティストで初めてヘッドライナーを務める予定だ。新たな気持ちで制作に臨んだ新作アルバム『NEW LOVE』には、全13曲を収めた。2019年4月10日(水)にオンエアが開始される「江崎グリコ ポッキー」のCM主題歌「マジェスティック」をはじめ、フジテレビ系月曜9時ドラマ「SUITS/スーツ」の主題歌「WOLF」、リポビタンD ラグビー日本代表応援ソングの「兵、走る」、そして、スズキ「エスクード」のTVCMソング「デウス」といった4曲のタイアップ曲も収録している。レコーディングには、「B’z LIVE-GYM 2019」の新サポートメンバーであるストーン・テンプル・パイロッツのロバート・ディレオが協力。さらに、「Rain & Dream」では、エアロスミスのジョー・ペリーも加わるなど、多彩なミュージシャンが参加している。【詳細】『NEW LOVE』リリース日:2019年5月29日(水)価格:・初回生産限定盤(CD+オリジナルTシャツ) 3,900円(税込)・通常盤 3,200円(税込)・アナログレコード 5,000円(税込)■収録曲1. マイニューラブ2. 兵、走る ※リポビタンD ラグビー日本代表応援ソング3. WOLF ※フジテレビ系月曜9時ドラマ「SUITS/スーツ」主題歌4. デウス ※スズキ「エスクード」TVCMタイアップソング5. マジェスティック ※「江崎グリコ ポッキー」CM主題歌6. MR. ARMOUR7. Da La Da Da8. 恋鴉9. Rain & Dream10. 俺よカルマを生きろ11. ゴールデンルーキー12. SICK13. トワニワカク
2019年04月13日お笑いトリオ・パンサーの菅良太郎(37)が4月12日、自身のTwitterを更新。入院中に起きた一番のサプライズを告白した。今月7日に37歳の誕生日を迎えた菅は、同日に「平成最後の誕生日だけど入院してる。大した事ないし、病院誰にも教えてなかったけどマネージャーに聞いたみたいで尾形軍団がお見舞いに来てくれた」とツイートしていた。その後も「なんでもいいからNetflixのオススメが知りたい今日この頃でございます」と入院中は時間を持て余していた様子。入院した理由は明かしていないが12日には「入院中に起きた一番のサプライズ。伝えてないのにA.B.C-Zの塚ちゃんがお見舞いに来てくれてマジで驚いた」と塚田僚一(32)が、芸人仲間のトレンディエンジェル・たかし(33)から聞きつけ、病院を訪ねてきたと明かした。菅は「わざわざ誕生日プレゼントと大量のフルーツまで持ってきてくれて。マジで癒されましたー。塚ちゃん、いつもありがとう」と感謝を伝えている。同ツイートは投稿から4時間で760件以上RTされ、約2,000件のいいねが押されている。「さすが塚ちゃんいい人ですもんね」「菅さんも塚ちゃんもいい人すぎます」とファンからコメントが寄せられている。
2019年04月12日映画『恋におちたシェイクスピア』などで知られる英国劇作家のトム・ストッパードが書き下ろした舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』が4月20日(土)からTBS赤坂ACTシアターほかで上演される。開幕を前に稽古場を取材した。本作品は、1977年に初演。言葉遊びと明瞭なユーモア、哲学的概念がふんだんに盛り込まれ、35人のオーケストラが劇中に登場するという斬新な作品だ。英国演出家のウィル・タケットのもと、この異色作に挑むのは、舞台だけでなく映画やテレビと幅広い活躍を続ける堤真一と、『A.B.C-Z』で活動する一方、俳優としての表現力に注目が集まる橋本良亮だ。舞台は、とある独裁国家の精神病院。誹謗罪で捕まった政治犯(堤)と、自分はオーケストラを連れているという妄想にとらわれている精神病患者(橋本)を中心に物語は展開していく。稽古が公開されたのは、堤がこれまでの過去を独白で語るシーンや、橋本が医師と対話するシーン、そしてアンサンブルも含めて抽象的な“ダンス”で精神病院の日常を描いたシーンなどだ。難解で非常に長い独白を自分ごとのように語る堤。堤は、演出のタケットと積極的に言葉を交わして、作品や役についての理解を深めつつ、時に冗談を言って稽古場の雰囲気を和らげていた。一方の橋本は、いい意味でつかみどころがない雰囲気。じっと話を聞いている場面もあれば、体を大きく動かす場面もあるのだが、いずれにせよタケットからの提案をすぐに実践できる表現力があった。堤と橋本の芝居が最終的にどんな風に組み合わさるのか、楽しみだ。本作の特徴のひとつでもあるのが、35人のオーケストラの存在。この日の稽古ではピアノ伴奏のみで進行したが、ステージの奥にはオーケストラの席が丸見えで、本番は生演奏で披露されるという。この日の稽古でも、演出のタケットは、指揮のヤニック・パジェとコミュニケーションをよくとっていた。役者の芝居と、オーケストラが合わさった時、この作品の魅力は何倍にも増幅される予感がした。三谷幸喜『子供の事情』などで個性豊かなキャラクターを演じて注目される小手伸也が医師を演じるほか、今回が日本での初舞台となるシム・ウンギョンが堤の息子・サーシャを、斉藤由貴がサーシャの教師を、そして外山誠二がこの舞台の最後の登場人物となる大佐役を演じる。東京公演は5月7日(火)まで。5月11(土)、12日(日)は大阪・フェスティバルホールで上演される。上演時間は約1時間20分。文・写真:五月女菜穂
2019年04月11日舞台『滝沢歌舞伎ZERO』の公開ゲネプロが10日に東京・新橋演舞場で行われ、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介、向井康二、目黒蓮)が取材に応じた。『滝沢歌舞伎』は滝沢秀明が2006年、和によるスーパーエンタテインメント『滝沢演舞城』として上演し、新橋演舞場で史上最年少座長を務めた。2010年には日生劇場で『滝沢歌舞伎』として、さらに2014年よりタイトルを『滝沢歌舞伎』に統一して上演している。2018年に滝沢が引退を表明した後、11月にジャニーズJr.による『滝沢歌舞伎ZERO』の上演が発表された。また、Snow Man自体も1月にラウール、向井、目黒を加え、新たな体制での上演となる。ステージの全体的な振り付けはA.B.C-Zの五関晃一が行い、300万枚の桜や、「誕生から旅立ちへ」をテーマに若者が苦悩しながら人生に立ち向かっていく様を表したダンス、90度から128度まで傾き時速15kmで動く"新規メカ太鼓"を披露したりと内容は盛りだくさん。全員が舞台上で白塗化粧を行い「五右衛門ZERO」「桜の舞」「総踊り」といった歌舞伎のパフォーマンスも行われた。さらに第二部の劇『満月に散る鼠小僧〜望んでいたのは「笑いあり、涙なし」〜』では、9人を中心とした人情劇に、9tもの水を使った演出や、大量の小判、本物の雪など様々な趣向を凝らした。"Snow Man"なだけに、雪模様となった初日をむかえたが、気象予報士の資格を持つ阿部は「本州上空の低気圧によるものだと考えられてますけど、このあと東進しますので、明日は夕方あたりから晴れてくるんじゃないかなと」と解説し、向井から「ニュース番組ちゃうんですよ」とつっこまれる。最年少で15歳のラウールは、緊張を見せながらも「みなさんより経験が浅いので、頑張ろうという気持ちでやっています。観にきてくれるお客さんを全員幸せな気持ちで帰せるように頑張ります」とあいさつし、佐久間も「うちの子かわいいんです、すいません」と嬉しそうな様子。大変な点は「体力」と明かしたラウールは、「(20歳以上の)大人の皆さんもすっごい疲れてる。体力はすごい消耗します」と苦労を見せたが、稽古や本番で鍛えられ「千秋楽までに僕の肩幅が広がると祈ってます」と語った。また一人一人の個性を生かした衣装を担当したという宮舘が、「僕は薔薇とレース」と自身のあしらいを見せると、周囲からは「エロいな」「えっちい〜」と声が飛ぶ。渡辺とお揃いの部分があるというラウールは「すごい嬉しいです」と喜んだが、向井の衣装と似ている部分があると言われた目黒が「やめてくださいよ!」と拒否する場面も。宮舘は「目黒の場合は、足の長さを生かして作った」と解説した。1月の増員発表から、絆も深まった同グループだが、初日の前には深澤・向井・ラウールでしゃぶしゃぶに行き、深澤がおごったという。向井は「滝沢歌舞伎の給料でしゃぶしゃぶ奢る、これ見出しに」と記事見出しまで提案し、「薬味が4種類もあるんですよ!」としゃぶしゃぶ店について力説。さらに「もみじおろしを『にんじん、いいですね』と言ってたら、(深澤が)『何言ってるんだよ、大根だよ』と言って、『そうなんですか?』と聞いたら、店員の方が『いえ、にんじんです』って」とエピソードを披露する。今後寿司が食べたいというラウールには、なぜか佐久間が「私が握ります!」と叫んでいた。第一部「Maybe」でダンスの見せ場もあるラウールは、「ほとんど自由にやらせていただいているんです。自分の気持ちで踊るみたいな感じでやらせていただいてるので、その気持ちをお客さんに感じ取っていただけたら嬉しいな」とアピール。深澤が「結構ダメ出しされてるんだよね。気持ちでやってるから、歌っちゃいけないのに、ずっと歌ってるんですよ。で、滝沢くんが結局折れる。『もういいよ、ラウール歌っちゃえ』って」とラウールの大物ぶりを明かすと、ラウールは「一応守りますよ!」と歌わないことを宣言する。さらに、スタイル抜群で手も足も大きいラウールに、渡辺が「僕はラウールより一回り上なのに、足の大きさも28cmと25cmなんですよ。手も一関節くらい小さくて」と言い出し、その場で比べてみることに。その差にメンバーも驚いていたが、深澤から「ラウールがでかいのか翔太が小さいのかわからない」とつっこまれていた。岩本は、今回の公演について改めて「滝沢くんが『滝沢歌舞伎』のスタートをきった場所でもある新橋演舞場で、平成も終わるこのタイミング。"ZERO"から、平成から令和に、Snow Manがメインで立てるというのは、望んでもできないことだと思いますし、これはそれぞれの運命なのかな」と、『滝沢歌舞伎ZERO』と「"れい"わ」をかけながら語る。「これから50年100年経った後に、実は滝沢秀明という方が滝沢歌舞伎をたちあげて、そのあとSnow Manがやったんだよと言われるよう、歴史の1ページを刻めたらと思います」と意気込みを表した。
2019年04月11日アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮が、堤真一と岡村隆史がW主演を務める映画『決算!忠臣蔵』(2019年冬公開)に出演することが3日、明らかになった。同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには9,500万の予算が必要だった。橋本が演じるのは赤穂浪士・武林唯七(たけばやし・ただしち)。史実では仇敵・吉良上野介に一番太刀を付けた人物としてもその名を知られている。早くから討入りを主張する浪士きっての過激派で、不義・不正を憎む剛直な性格ながら、大事なところでどこかズレた、おっちょこちょいな部分も持つ、人間味の溢れる人物で、討入りをめぐって右往左往する内蔵助に決断を迫る急進派の1人として、物語の重要な役割を担う。映画への出演は『劇場版 BAD BOYS J -最後に守るもの-』(13)以来2作目となる橋本は、今回で時代劇に初挑戦。撮影前に「A.B.C-Zのセンターとしていいところを見せたいです」と意気込み、豪華共演陣を前に初日から堂々たる演技を披露した。あるシーンでは、納得がいかず20テイク以上重ねる場面もあり、うまくいかない苛立ちに大声をあげ自分自身を奮い立たせるストイックな姿を見せた。本格的な時代劇の緊張感を乗り越えた橋本だが、クランクアップ時には「やっとわかってきたところです。あっという間の1カ月半でした。まだまだ出来ます!」と意欲十分で、「また時代劇をやりたいです」と希望していた。○橋本良亮 コメント今回このような貴重な機会を頂き大変光栄です。初めての時代劇挑戦でしたが、堤さんはじめ、キャストの皆さんスタッフの皆さんに助けていただきながら、とても濃密で幸せな時間を過ごすことができました。事務所の先輩である横山くんの俳優としての姿にもとても痺れました!笑いあり涙ありの内容になっているので、是非多くの方に見てもらいたいです!○中村義洋監督 コメント別にヤッカミじゃないんですけど、イケメンのカッコ悪い様って面白いじゃないですか。橋本くんが演じた武林唯七は年収が170万円ほどで、御家断絶後も浪人となり、さらに困窮しまくる役なので、あの涼しげな橋本くんもどんどん薄汚く、余裕なく、カッコ悪くなっていくわけで……。たまらなく面白かったです!でも本人も楽しそうでしたから、ファンの皆さん、許してください。○池田史嗣プロデューサー コメント橋本さんは初参戦の中村組において監督から細やかな指導を受けつつ、どこまでもまっすぐにその演出に食らいつこうとする懸命な姿勢と、堤さんや事務所の先輩の横山さんをはじめとする、主演級だらけの錚々たる共演者たちとも積極的に言葉を交わし、沢山の刺激を受けている姿が印象的でした。史上初、全編関西弁の『決算!忠臣蔵』において、武林唯七は堀部安兵衛と共に貴重な江戸組メンバー。決して悪い人ではないものの、やる気が空回りして大石内蔵助を困らせてしまう面白い役どころ。劇中ではちょっとやんちゃでどこか憎めない、魅力的な橋本さんの姿をお見せできるかと思います。どうぞご期待くださいませ。
2019年04月03日堤真一と岡村隆史がW主演する、今冬公開『決算!忠臣蔵』に、橋本良亮(A.B.C-Z)の出演が決定。「横山(裕)くんの俳優としての姿にもとても痺れました」と語っている。原作は、大石内蔵助が実際に残した決算書を基に、討入り計画の実像をお金の面で記した東大教授・山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書)。大石内蔵助役を堤さん、内蔵助を支える貧乏なそろばん侍・矢頭長助役を時代劇初挑戦の岡村さんが務める。そして今回明らかになったのは、「A.B.C-Z」橋本さんの参加。映画への出演は『劇場版 BAD BOYS J -最後に守るもの-』(‘13)以来2作目、時代劇は初挑戦となる。演じるのは、赤穂浪士・武林唯七(たけばやし・ただしち)。史実では仇敵・吉良上野介に一番太刀を付けた人物としてもその名を知られている。早くから討入りを主張する浪士きっての過激派で、不義・不正を憎む剛直な性格ながら、大事なところでどこかズレた、おっちょこちょいな部分も持つ、という人間味の溢れる人物。討入りをめぐって右往左往する内蔵助に決断を迫る急進派のひとりとして、物語の重要な役割を担う。撮影前は「『A.B.C-Z』のセンターとしていいところを見せたいです」と意気込んでいた橋本さん。その言葉の通り、中村(義洋)組のフレッシュな顔ぶれとして、豪華な共演陣を前に初日から堂々たる演技を披露するも、あるシーンでは納得がいかず20テイク以上重ねる場面も。とはいえ、大声をあげ自分自身を奮い立たせるストイックなその姿は、「素晴らしい共演者の方々といいものを作りたいです」と語っていた橋本さんの真摯な姿勢を裏付けるもの。クランクアップ時には「やっとわかってきたところです。あっという間の1か月半でした。まだまだ出来ます!」と謙虚に答えつつも、物足りなさを感じるほど撮影に没頭していた様子を伺わせ、「また時代劇をやりたいです」と今回の参加に十分な手応えを感じていたよう。橋本さんは出演にあたり「このような貴重な機会を頂き大変光栄です。初めての時代劇挑戦でしたが、堤さんはじめ、キャストの皆さんスタッフの皆さんに助けていただきながら、とても濃密で幸せな時間を過ごすことができました」とコメント。さらに、剣豪として知られた赤穂浪士・不破数右衛門を務めた横山裕について、「事務所の先輩である横山くんの俳優としての姿にもとても痺れました!」とも語っている。中村監督は「橋本くんが演じた武林唯七は年収が170万円ほどで、御家断絶後も浪人となり、さらに困窮しまくる役なので、あの涼しげな橋本くんもどんどん薄汚く、余裕なく、カッコ悪くなっていくわけで…たまらなく面白かったです!」と明かし、「でも本人も楽しそうでしたから、ファンの皆さん、許してください」とコメント。本作の池田史嗣プロデューサーは「史上初、全編関西弁の『決算!忠臣蔵』において、武林唯七は堀部安兵衛と共に貴重な江戸組メンバー。決して悪い人ではないものの、やる気が空回りして大石内蔵助を困らせてしまう面白い役どころ。劇中ではちょっとやんちゃでどこか憎めない、魅力的な橋本さんの姿をお見せできるかと思います」とアピールしている。『決算!忠臣蔵』は2019年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:決算!忠臣蔵 2019年冬、全国にて公開予定(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会
2019年04月03日東大教授・山本博の『「忠臣蔵」の決算書』を原作に、討入り計画の実像をお金の面で記した本作。堤真一が大石内蔵助を、そろばん侍・矢頭長助を岡村隆史が、W主演することでも注目を集めている。そんな本作にA.B.C-Zの橋本良亮が参加する。1701年3月14日、江戸城・松の廊下で赤穂藩藩主・浅野内匠頭が、吉良上野介に斬りかかるという事件が起こる。喧嘩両成敗となるはずが、幕府が下したのは浅野家のお取り潰しと即日切腹。赤穂浪士たちは路頭に迷うことになる。筆頭家老の大石内蔵助は、勘定方・矢頭長助と共にお家復興を目指すものの、努力虚しくその夢は絶たれてしまう。しかし討入りするにも予算が必要。その上限は9500万。討入りするのかしないのか……迷っているうちに、どんどん予算は減っていく。やるなら、チャンスは1回きり。果たして内蔵助らは、予算内で仇討ちプロジェクトは成功するのか?今回、発表された橋本良亮の役どころは、赤穂浪士・武林唯七。史実では浪士きっての過激派で、吉良上野介に一番太刀を付けた人物として知られている。不義・不正を憎む真っ直ぐな性格で、どこかおっちょこちょいな部分も持つ愛されキャラだ。内蔵助に討入りの決断を迫るひとりとして、物語の重要な役割を担う。橋本の映画出演は『劇場版 BAD BOYS J -最後に守るもの-』以来、2作目。時代劇には初挑戦となる。堤、岡村のほかに、濱田岳、横山裕(関ジャニ∞)、妻夫木聡、荒川良々、竹内結子、石原さとみら豪華キャストが集結している本作。「素晴らしい共演者の方々といいものを作りたいです」と語っていた橋本は、初日から堂々たる演技を披露。また、あるシーンでは納得がいかずに20テイク以上を重ねるなど、ストイックな一面ものぞかせた。メガホンを握った中村義洋監督は「橋本くんが演じた武林唯七は年収が170万円ほどで、 御家断絶後も浪人となり、さらに困窮しまくる役なので、 あの涼しげな橋本くんもどんどん薄汚く、余裕なく、カッコ悪くなっていくわけで、たまらなく面白かったです! でも本人も楽しそうでしたから、ファンの皆さん、許してください」と語っており、橋本の熱演する人間味あふれる姿に期待が高まる。『決算!忠臣蔵』2019年冬、全国ロードショー
2019年04月03日コスメティックブランドのマック(M・A・C)から、4月の新作として、リキッドファンデーションの「スタジオ フィックス フルイッド(STUDIO FIX FLUID)」と、リップスティックの「パウダー キス リップスティック(POWDER KISS LIPSTICK)」に新色が仲間入りする。カバー力と素肌感の両方を兼ね備え、ナチュラルなマットな質感の肌へと仕上げてくれる「スタジオ フィックス フルイッド」。4月12日に、新たに15色の色が登場し、既存の色と合わせると計24色ものカラーがラインアップ。今まで以上に、一人ひとりの肌色に合わせたメイクが楽しめる。「スタジオ フィックス フルイッド SPF 15」(各4,400 円)また、昨年10月に登場した新感覚のマットリップ「パウダー キス リップスティック(POWDER KISS LIPSTICK)」にも4月30日に新色が登場。「パウダー キス リップスティック」は、まるで霞がかったような、新しいマットな質感に仕上げてくれるリップスティック。心地よい着け心地の軽いテクスチャーで、内側から滲み出るようなマットな質感の唇に仕上げてくれる。新色として発売されるのは全部で8色で、肌馴染みの良いピンクベージュから、ビビッドな発色のピンクまで、春のメイクを楽しくしてくれそうな様々なカラーがラインアップする。「パウダー キス リップスティック」(各3,000円)なお、「パウダー キス リップスティック」の新色は、M・A・C 公式オンラインショップにて4月26日より先行発売を開始する。
2019年04月01日ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川総指揮による『映画 少年たち』(3月29日公開)の「映画と実演」が29日に行われ、SixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾 ※高ははしごだか、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、 宮舘涼太、佐久間大介)、宮近海斗(Travis Japan)、中村嶺亜(7 MEN 侍)が登場した。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES、青房のSnow Man、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子・関西ジャニーズJr.を中心とした物語を展開する。ジャニー喜多川社長のアイディアにより、「映画と実演」を実施。直前に行われた初日舞台挨拶では、深澤が「4月7日までの10日間、『映画と実演』という形で、近年ではあまりみない試みをしている」と明かし、高地が「最近の映画ではないんですけど、昔の映画では、登場人物がステージに上がってパフォーマンスするのが当たり前だったということで。僕たちもジャニーさんが総指揮なので、昔ながらの形にチャレンジする」と説明した。高地は「僕たちSixTONES、Snow Man以外にも実演に出演して」と語り、中村も「出演する日は言えないんですけど、僕たち"7 MEN 侍"も実演するので」とサプライズを宣言。次の上映回で実際に行われた「映画と実演」では、各グループがスクリーン前でそれぞれのパフォーマンスを行い、観客は拍手で盛り上がった。最後には、1人残ったジェシーが「映画と実演、ジャニーさんが初総指揮を取られ、僕たちは色々な形でお仕事させていただいていることに対して、とても光栄に思っています」と観客に語りかける。「みなさんで、『映画 少年たち』を盛り上げて、ヒットさせましょう。それでは、『映画 少年たち』上映します」と言うと、そのまま場内が暗くなり、上映が始まった。同作では、「SHONENTACHI 50th ANIVERSARY ロゴマーク」も誕生。ジャニー喜多川社長の似顔絵をあしらった直筆サイン入りの特別ロゴが、劇場パンフレットや公式ホームページ、TV CMなどに使用されている。○「映画と実演」楽曲リストOvertureJAPONICA STYLEVI Guys Snow Man夢のHollywood×SAMURAIDayBreaker君にこの歌を
2019年03月29日ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川総指揮による『映画 少年たち』(3月29日公開)の公開初日舞台挨拶が29日に行われ、SixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾 ※高ははしごだか、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、 宮舘涼太、佐久間大介)、宮近海斗(Travis Japan)、中村嶺亜(7 MEN 侍)、本木克英監督が登場した。1965年から上演されていた舞台”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している同作。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES、青房のSnow Man、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子・関西ジャニーズJr.を中心とした物語を展開する。出演者たちは「Fire storm」を歌いながら登場し、トークでは田中と深澤がMCを務めた。同作について、京本は「ジャニーズJr.が魂を込めて作った作品」と表現する。見どころについてはジェシーが「ピアノのシーンが……」とボケると、田中が「ねえよ!」と即つっこむなど、息ぴったりの様子を見せた。本木監督は「ものすご人数出てきていろんな役やったんだけど、みんな役を掴んで抑えた芝居してて、べた褒めしちゃっていい感じ」とキャスト陣を称賛した。また、第9回北京国際映画祭(4月13日〜20日)の"パノラマ部門"にて正式出品され、ジェシーが現地に行くことも発表。「英語で話したり、『映画 少年たち』とか、ジャニーズの良さを伝えられたらと思います」と意気込むジェシーに、松村が「多少ボケる?」と尋ねると、ジェシーは「北京ダック食べながら……」と発言し、周囲から「飲食はやめろよ!」と総ツッコミを受けた。同作について、岩本は「ジャニーさんが半世紀以上大切にしてきた作品で、今後も半世紀以上、100年200年受け継がれる作品になってほしい」と願い、京本も「舞台でもジャニーさんの思いも毎年ひしひしと感じていたものはあったので、映像化という形でブラッシュアップして想いを乗せられたのは嬉しい。とにかく盛り上げていきたい」とアピール。最後には全員で「DayBreaker」を歌い、会場を盛り上げた。
2019年03月29日テレビ朝日系「ミュージックステーション」の3時間スペシャルが3月29日(金)オンエア。5年半ぶりの出演となるアヴリル・ラヴィーンをはじめ、「DA PUMP」「AKB48」「三代目 J SOUL BROTHERS」ら豪華なラインナップでお届けする。2002年リリースの「Let Go」が世界的ヒットを記録、その後も世界の音楽シーンをリードし続けてきたアヴリルさんが5年半ぶりに「Mステ」出演。今回は2月にリリースした新アルバムからタイトルナンバーの「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」を披露する。「AKB48」は4月末にグループ卒業を控えた指原莉乃がセンターを務める新曲「ジワるDAYS」をパフォーマンス。同曲のMVでは“さしこ”にちなんでAKB48の歴代衣装“3450着”が飾られたセットでのダンスも話題だが、「Mステ」でもこれまでに着用した“345着”の衣装で彩られたセットが登場、お見逃しなく。昨年「U.S.A.」で再ブレイクした「DA PUMP」が、今回は老若男女に親しまれている「U.S.A.」ダンスを史上最多人数で披露、その圧巻ぶりは必見。さらに桜が咲き誇るこの時期にピッタリの新曲「桜」を絶景ライブする。また4月から全国ドームツアーを控えた「三代目 J SOUL BROTHERS」は改名後初登場。今回は待望の新曲「Yes we are」で金曜の夜を熱くする。昨秋の「大恋愛」に1月クールの「初めて恋をした日に読む話」と立て続けにドラマ主題歌を手掛け話題の「back number」が1年半ぶりに出演。今回は「大不正解」「HAPPY BIRTHDAY」をスペシャルメドレーで披露してくれる。YouTubeチャンネルの始動でジャニーズに新たな風を巻き起こしているジャニーズJr.の「SixTONES」「Snow Man」は「Mステ」特別演出で「Fire Storm」「ひらりと桜」「JAPONICA STYLE」をスペシャルに生ライブ。また注目のバンド「Nulbarich」は天才中学生ダンサー・TAKERUと一夜限りのスペシャルなコラボをみせるほか、倉木麻衣は人気アニメ「名探偵コナン」の「紅の修学旅行」編主題歌となった「きみと恋のままで終われない。いつも夢のままじゃいられない」を、「A.B.C-Z」は最新シングル「Black Sugar」を、「Flower」は「紅のドレス」をそれぞれ歌ってくれる。そのほか「Mステ」No.1アワードを発表するなど見どころ満載の「ミュージックステーション」3時間スペシャルは3月29日(金)19時~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)
2019年03月29日●半世紀前からある作品に挑んだ数多くのアイドルを生み出す、ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川製作総指揮による、『映画 少年たち』が29日より全国で公開される。1965年から上演されていた舞台『少年たち』シリーズが、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活し、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど現在活躍する若手ジャニーズが出演してきた同作が、待望の映画化となった。2012年の少年刑務所を舞台に、ジャニーズJr.のSixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾 ※高ははしごだか、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)が赤房、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、 宮舘涼太、佐久間大介)が青房、関西ジャニーズJr.のなにわ男子(西畑大吾)、向井康二(Snow Man)、室龍太、Aぇ! group(正門良規、小島健)が黒房に分かれ、物語を展開。さらにHiHi Jets、美 少年、少年忍者、宮近海斗、中村嶺亜といったジャニーズJr.のメンバーたち、戸塚祥太(A.B.C-Z)、横山裕といったスターが出演するという豪華布陣の音楽劇となっている。2015年の結成時より、舞台『少年たち 世界の夢が…戦争を知らない子供達』にSnow Manとともに主演し、同作に関わり続けているというSixTONES。今回は同ユニットにインタビューし、作品への思いや、彼らの歴史に迫った。○■映画化を聞いた時の感想は?――SixTONESさんは『少年たち』の舞台に出続けていますが、映画化について最初に聞いた時はどんな印象を持たれたんですか?京本:4年間、舞台としてもDVDなどの映像化をしたことがなかったので、映画として映像化できるということが、理想を超えたくらい嬉しくて。それと同時に、ジャニーさんの『少年たち』への想いもわかってるので、プレッシャーも感じて、良いものにしたいなと思いました。ジェシー:舞台上でやっている楽曲が映像化されるので、PVみたいな感じでも楽しんでもらいたいと思いましたね。舞台では自分の名前が役名だったんですけど、初めて役としての名前もいただいて、これまでとも違うキャラクターを見ていただければと思います。高地:ジャニーさんが大事にしている、半世紀前からある作品なので、僕たちが代表として歴史に名を残せる事はとても嬉しかったです。聞いた時は喜びも大きかったけど、プレッシャーもすごくあって、ジャニーズの名に恥じないように頑張らなきゃいけないなという、いろんな緊張感がありました。作品が完成した今は、安心感に変わっています。森本:「あ、やるんだ!」って感じでした。何年も舞台に立たせていただいていたので、形に残るという嬉しさもあり。ジャニーさんの伝えたいメッセージが、舞台に来た人だけでなく、スクリーンを通して、響くんじゃないかなと思ったので、ワクワクが大きいです。人それぞれ感じ方が違うと思うけど、どう捉えるかはその人次第なので、観終わった後の感想が気になります。――最後に映し出されるメッセージにも、圧倒されました。高地:僕たちも、知らなかったですからね! 編集して出来上がった作品を見て、驚きました。松村:僕は、映画化の話を聞いた瞬間は『少年たち』のファンとして嬉しかったです。ずっと先輩の舞台を観ていましたし、自分たちも上演するまでの工程を全部見てきたからこそ、『少年たち』の大ファンになっていたんです。だから、『少年たち』が舞台から飛び出て映画になるんだ、という嬉しさの方が、先行しました。それくらい、想像していなかった大きな出来事でした。――松村さんは『少年たち』のどういう点のファンになったんですか?松村:年々ストーリーは変わっていくんですけど、そこにあるメッセージ性や、今でも残る要素には生々しさがありますし、舞台の台詞としての美しさや、残り続ける大軸に魅力を感じてました。社長が最初に作り上げた『少年たち』という時点から、素晴らしいものなんだなと思いました。田中:僕は、半世紀前から色あせず残り続ける舞台って、ジャニーズでもなかなかないので、ジャニーさんが今でも大事にしているという舞台を映像化することへのプレッシャーが大きくて。これをどう再現するんだろう、映像としてどのように伝えていくんだろう、と思いましたし、やりきれるのか、というプレッシャーが1番最初の感想でしたね。――SixTONESさん、Snow Manさん、関西ジャニーズJr.さん…と大人数ですけど、現場で起こったできごとなどあればぜひ教えてください。松村:裏エピソード的なことですね?ジェシー:実際、少年刑務所だった旧奈良監獄で撮影したので、芝居もやりやすかったです。森本:やっぱり、空気が違いますよね。田中:中と外で、本当に重みが違う。ドラマなどでよく「シャバの空気はうまいな」と言うのが、理解できる。ジェシー:”平和と地獄”でした。5人:……?ジェシー:いや違うか! ”天国と地獄”だ!高地:撮影が終わって門を出た時だけでも、「解放された」という感じがありました。塀も高くて外の景色も見れないし、重要文化財なので、火とかも使えないですし、過酷な撮影でした。京本:僕らSixTONESとSnow Manでずっと舞台をやっていて、1年目は関西ジャニーズJr.とも一緒だったんですが、久しぶりに関西も含めて撮影できたのが嬉しかったです。関西でも、『少年たち』をずっと上演しているので、思い入れのあるメンバーで一緒に映画を撮影できたのが嬉しいですし、普段なかなか交流できないので、撮影裏で会話したり、同じホテルの大浴場で温まったりする時間は修学旅行みたいな感じでした。田中:これだけメンバーがいたので、良い意味でグループ関係なくごちゃ混ぜになれました。普段はなかなかそういう機会がないんです。京本:6人の一致団結という意味では、撮影しながら横アリのセトリ(※SixTONESは2018年3月に横浜アリーナでライブを行った)を決めなければならなくて。提出期限があったので、出番の間にみんな紙に書いて決めていました。5人:あ~! やってた!田中:スタッフさんとごはんに行って、新曲について話したりとか。撮影している時は、ライブまで1カ月なかったくらいだったからね。しかも、撮影前もずっと舞台をやってたし。高地:逆に、ライブのことを考えるのが、リフレッシュ感ありましたね。京本:映画でマネキンが出てきたりするんですけど、一瞬ライブでも「マネキン使おうぜ」という案があって、影響を受けたりとか。結局使わなかったんですけど。●YouTube話題も…まだまだ上を目指したい――それだけ一緒にいると、メンバーの新たな一面も見えてきたりしたんですか?森本:北斗がいろんな人と喋ってるのを見るのが楽しかったですね。そういう子じゃないので。ジェシー:友達が2人しかいないので!森本:普段あんまり喋らないんですよ。俺らから北斗に話しかけると返ってくるんですけど、北斗からの発信ってない。松村:単純に、いる時間が長いので、それが理由かな(笑)。でも、たまに誰にともなく喋りかけてるんですけど。田中:衣裳場でも、北斗が話してるのに俺しか聞いてないことあるよね(笑)松村:声がちっちゃいのかな?ジェシー:やっと世の中についてきたね!高地:俺は、泊まってる時に大我とずっと同じ部屋だったんですけど……。森本:寝てる間にチューしてたの?田中:唇が柔らかった?高地:ちげえよ!(笑) 大我は心配性だなって思って。インフルエンザとかも流行ってたから、健康面に対してすごい心配性だった! 「薬飲んだっけ?」と。京本:インフルエンザが不安で、薬に頼ってた! 部屋割りは2年前に『少年たち』のツアーがあって、なんとなく決まったから、映画も自然とそれになってましたね。田中:僕と同室の北斗は、すごく起こしてくれました。松村:ホテルの部屋で俺がねれなくてケータイいじってたら、寝ぼけた樹がガサガサやりだして……。ジェシー:(被せて)……あれだよ!松村:今、しゃべってるんだけど!6人:爆笑松村:まあいいや(笑)ジェシー:どうせ使われないから! 俺は、髪の毛染めたの初めて見たよね。……俺の(笑)森本:……何それ!? 他人の話ぶった切っといて!ジェシー:でも、自分で染めましたもん! これは使われる! 茶色くしました!田中:他の人の新たな一面の話を言うところなのに!!京本:(ぶった切って)あと、高地がめっちゃオムライスが好きらしいんですよ。ごはんが自由だったので、阿部(亮平)ちゃんとさっくん(佐久間大介)と高地と、4人で結構行ってたんですが、オムライス屋さんを見つけた時の高地の浮かれようが異常で。「うわオムライスだ~! 俺オムライス大好きだあ~!」みたいな。「こんな高地見たくねえ」って思いました。次の日もオムライス食べたいって言いだしたくらい。5~6年一緒にいて初めて知りました。高地:おいしいお店だったんですよ! 家庭的な味というか。森本:「今昔庵」じゃなくて?高地:それは名物マスターだろ!○まだまだ上を目指す――SixTONESさんといえば、YouTubeの「ジャニーズをデジタルに放つ新世代」という広告もすごくインパクトがあったんですが、『少年たち』をwebで広げるとしたらどんなことができそうですか?高地:YouTubeでパロディやりたい!松村:高地、1人で?高地:やめろよ、全員でやろうよ!ジェシー:応援するよ(笑)高地:俺、『少年たち』じゃなくて『少年』になっちゃう。田中:川崎皇輝とかも貸すよ。松村:お前のもんじゃねえよ! 『少年たち』は予告編もすごく面白いし、YouTubeで誰でもスマホで観れるから、ぜひ観て欲しいです。――YouTubeについての反響は実感してらっしゃるんですか?田中:ありがたいですけど、まだまだです!! これで満足したら、終わっちゃう。――もっともっと、なんですね。松村:『映画 少年たち』が公開してからも、反響で広がっていったらいいなと思っています。ジェシー:『ボヘミアン・ラプソディ』みたいにね!(笑)●メンバーだからこそ知る、リアル"少年たち"の思い出――『少年たち』という作品名ですが、皆さんはどんな少年時代を過ごされたんですか?森本:俺はクソガキでしたね、本当に。ジェシー:こいつ(森本)、ドンだったから! 「ジェシー踊りやったの?」「リハしろよ」とか言われてた。松村:ガキ大将だったからね。森本:記憶ないんですよ。ジェシー:ふざけんなよ!(笑)森本:でも今も、ちょっと前のこととかも、すぐ忘れちゃう。いろんな人に「慎太郎ああだったよ」って言われて、「そうなんだ」って、なるんです。だから、ジェシーの話も作り話かもしれないし(笑)。田中:高地は、このままだよね。髪がアシメっぽかっただけ。松村:あと、眉毛がなかったくらい。田中:ずっと笑い顔もこんな感じだったし。高校生でジャニーズに入ったから、ある程度出来上がってたってたというのもあるんですけど松村:しゃべり方も変わってないもんね。初めて取材を受けた時、俺も一緒だったの。今と全く同じ喋り方してた!高地:変わらないですね。でも、大人の人にたてつかなくなりました。昔はよく揉めたりしてたんですけど……。ジェシー:業界をわかってきた(笑)森本:ジェシーはなんか、どんどんアメリカ人に寄ってきましたね。最近、ピッツァを好きになったり。田中:ちっちゃいときはめっちゃハーフっぽくて、一瞬日本人に寄って、また徐々にハーフっぽくなってきたよね。森本:きょも(京本)は、ちっちゃい頃、踊る時に足の開きが超広かったんですよ。でも最近、狭くなった。そこが変わりました。田中:俺は小さい頃、慎太郎ときょもと雑誌に載せていただくことが多かったんですけど、2人がめっちゃ喧嘩してた! きょもが慎太郎の3つ上だから、その時は体の大きさが明らかに違って、ボッコボコにされてた(笑)。京本:意外と、俺には歯向かってこないんですよ。もう兄弟みたいな関係性になってたから。森本:今はわからないよ!?高地:今やったら、ただのいい大人の喧嘩だよ(笑)田中:北斗は前、もっとぎこちなかった。無理して明るいふりしようとしてたよね。B.I.(Shadow)くらいの時。松村:もちろんだよ! 静岡から出てきて。高地:今は、東京に染まりつつある!森本:こいつ、東京に越してきてからもう、魂売っちゃって。高地:なんか、聞こえが悪いわ!(笑)森本:樹が変わったところは?高地:昔からこんな感じだったよね松村:高校生の時、すごいカッコよかった。田中:高校生の時は、まじで1番モテてた。松村:入った瞬間から、ラップやってたよね。田中:俺、ステージ立った初日からラップやってた。京本:もう、自信満々?田中:いや、まだ若干恥ずかしい! 自分で作ったのとか、はずい。ジェシー:自信持っていいよ!○■ぜひ映画館で観てほしい作品――ちょっと映画の話に戻るのですが、改めて『映画 少年たち』がスクリーンだからこそ良い! というのは、どういうところですか?高地:楽曲の迫力はすごいと思う。森本:臨場感は超伝わってますね。現場の雰囲気や、ワンカメショーの勢いは、大きなスクリーンだからこそ!ジェシー:お客さんも本当に刑務所の中にいる感じになるのかな?松村:やっぱり、映画って映画館で見るのが一番面白いですよ、結局。そういう状況を見越して撮影してる分、そっちのが面白い!田中:スクリーン用に撮ってるので!――ぜひ劇場で観て欲しいですね。では最後に、映画を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。京本:とにかく歴史ある作品で、戸塚くんとか横山くんにも出演していただいていて、ジャニーズならではのミュージカル映画になっています。あんまり構えずに、ジャニーズファンの方以外にもきていただけるような作品になったら嬉しいなと思います。ジェシー:ジャニーズの舞台を初めて映画化するので、そのタイミングで僕たちがこうして出られて、愛でも希望でも勇気でも、何か一つ感じてもらえれば嬉しいです。ミュージカルエンタテインメントですけど、ジャニーズならではの、ジャニーさんの伝えたい部分もあるので、また違ったジャンルにも感じられるのかなと思います。高地:これだけ演者が出てるので、この映画をきっかけに、僕たちジャニーズJr.の存在を知ってもらえるきっかけになればいいなと思います。「ジャニーズ」といったらデビューしている人たちを指すのが普通かもしれないけど、Jr.の頑張りとか、こういう舞台もやっていることを知ってもらえたらいいなと思うし、映画を通して違う舞台にも来てもらえたら。『少年たち』の舞台もまたやるかもしれないですし、映画を観てから来てもらえたら嬉しいです。ジャニーズJr,を知るきっかけになっていただければいいなと思います。森本:横山くん、A.B.C-Zの戸塚くんにも出ていただき、中堅のJr.がいて、若い世代の美 少年やHiHI Jetsも出てるので、ジャニーズのエンタテインメイント、そしてジャニーさんが伝えたいメッセージを、人それぞれに感じて欲しいです。友情や愛情もありますし、絆、別れ……一つでも響くものがあったらいいなと思います。松村:映画ファン、エンタテインメントファンにはぜひ見ていただきたい作品だなと思います。逆に、僕らに興味を持ってくれている人で、映画館で1時間半座って映画を観ることにハードルを感じている人は、『少年たち』を入り口に、映画というもの自体に飛び込んでいただけたら。僕も昔はそうだったので、よくわかるんです。この作品は、最後までずっと何かが起き続けるから、決して飽きないし、時間をあっという間に感じて、映画自体を好きになってもらえるんじゃないかなと思います。田中:舞台と違って各都道府県で公開されるので、気軽にふらっと行けるようなものになってると思います。その中で、”非日常”を通して、観ている方が経験しないことの中に、これから生きていく上で必要になるメッセージがたくさん詰まっている作品になっていると思うので、観て損はないです! ジャニーズファンじゃない人にも勧めていただいて、映画だけでなく、ジャニーズ自体が胸を張っていけたら良いのかなと思います。■SixTONESジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹からなる6人組ユニット。2015年に結成され、同年『少年たち 世界の夢が…戦争を知らない子供達』で、Snow Manとともに舞台初主演を飾る。現在は個々に舞台・ドラマ・バラエティ等で活躍するほか、2018年に始まった公式YouTubeチャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』で金曜日を担当、幕張メッセで行われたYouTubeの音楽の祭典『YouTube FanFest Music』に出演するなど活躍の場を広げている。(C)映画「少年たち」製作委員会
2019年03月27日数多くのアイドルを生み出す、ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川製作総指揮による、『映画 少年たち』が29日より全国で公開される。1965年から上演されていた舞台『少年たち』シリーズが、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活し、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど現在活躍する若手ジャニーズが出演してきた同作が、待望の映画化となった。今回は2012年の少年刑務所を舞台に、ジャニーズJr.のSixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)が赤房、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、 宮舘涼太、佐久間大介)が青房、関西ジャニーズJr.のなにわ男子(西畑大吾)、向井康二(Snow Man)、室龍太、Aぇ! group(正門良規、小島健)が黒房に分かれ、物語を展開。さらにHiHi Jets、美 少年、少年忍者、宮近海斗、中村嶺亜といったジャニーズJr.のメンバーたち、戸塚祥太(A.B.C-Z)、横山裕といったスターが出演するという豪華布陣の音楽劇となっている。今回は、松竹の斎藤寛之プロデューサーにインタビュー。歴史あるこの作品を映画化するにあたって、どのような苦労があったのか、たっぷり話を聞いた。○■旧奈良監獄の存在が、映画製作のきっかけに――資料にもこれまでの『少年たち』上演の歴史が並んでいて、私も何度か舞台の取材に伺っているんですが、なぜこのタイミングでの映画化だったんですか?2013年から、松竹で関西ジャニーズJr.の映画を制作してきた流れで、演劇部と「ジャニーさんの舞台を映画化したい」という話が上がっていたんです。ただ、「舞台は舞台のままの方がいいんじゃないのか」といった意見もあり、なかなか具体化はしていませんでした。そのような中で、2年前に「旧奈良監獄が改装されてホテルになる」というニュースがあって、ジャニーさんが「あそこだよ!」と。我々も撮影できるのかわからず法務省に問い合わせて、実際に見に行って、映像をジャニーさんにもお見せして、「ここで撮影するなら映画化できる」と話が具体的になっていきました。――旧奈良監獄の存在が、大きかったんですね。きっかけが大事だったのかもしれないですね。話を伺ったらすぐに改装するというので、急いで撮影時期も相談して、進み始めました。――舞台の『少年たち』では戦争の話も出てきますが、今回の映画ではそこはあえて描かなかったんでしょうか?もちろん戦争についての展開も考えましたが、中途半端に映像化できないという判断になりました。実際に今も、日本以外では戦争が起こっているし、描くならば軸に据えなければならない。今回はそれよりも、現代の少年たちが生きているリアルな背景にこだわり、取材をして入れこませていただきました。――1960年代に上演されていたという、フォーリーブスさんの『少年たち』は意識されたんですか?映像もあまり残っていないので、さすがにそこまで反映はさせませんでしたが、初演にも出てきたというタイヤのモチーフは大切にしています。舞台にほとんどセットもなく、タイヤが釣ってあるだけで。ジャニーさんって、そういう前衛的なところもあるなと思いました。「急げ! 若者」とか、当時の楽曲が歌いつがれているのもすごいですよね。○■ジャニーさんに導かれて物語が出来上がる――最近はミュージカル映画もヒットしていますが、『映画 少年たち』もミュージカルシーンが見どころだと思いました。もともと音楽劇というところから始まっているので、いかにシナリオに音楽を挟み込んで行くかは、ポイントでした。――関西ジャニーズJr.さんのシーンの振り幅も印象に残っています。あそこは、元の台本とも少し違う流れになっています。台本にはジャニーさんからも細かな指示をいただいていて、特に後半のショーのシーンは、うまく着地できました。今回は2018年の冬と夏の2回に分けて撮影を行っており、撮休の間に、ジャニーさんから「生まれ変わる」ということをポイントにした展開の提案があったんです。実際に提案を組み込んで作っていくと、いろいろなメッセージをオーバーラップすることができて、ジャニーさんのアイディアはすごいな、と思いました。ジャニーさんは、おそらく僕らと違う階層で、いろいろなことを考えられているんです。本木(克英)監督と「これはどういうことなんだろう」と考えながら、確かめていくと、うまくはまっていく。ジャニーさんに導かれて、物語を着地させていったという感覚がありました。――ショーのシーンも、夢の世界みたいで。『グレイテスト・ショーマン』をご覧になったみたいで、「ショーだね、やっぱり」と。ご自身もショーをされているので、共感するところがあったんじゃないでしょうか。シビアな話の中で、ショーというアイディアが、すごいと思いました。その裏で、横山くんの芝居も入り、甘いだけじゃない。ご本人を投影されてるのかな、と思わせるところもあって、深いですよね。――本当に製作総指揮を取られていたんですね。僕も、伝説の人物とこんなにお話しできるとは思っていませんでした(笑)。嬉しかった反面、プレッシャーはありましたね。最初におっしゃっていたのは「今までにやってきたことじゃなく、とにかく新しいものを作ってほしい」ということ。舞台でも毎回話が違うのは、「今、作らなければいけないもの」を提供するという考えからなんですね。○■映像部と演劇部の混成チーム――今回は松竹さんの舞台を映画化されていますが、演劇部の方とはがっつり組んで作品に携わられていたんですか?台本も含めて、一緒に作っていきました。特にミュージカル楽曲に関しては、ずっと舞台でやってきたので、使用楽曲や曲のタイミングについて、舞台チームや振付師の方とのコミュニケーションは重要でした。普通の映画と違って完全に混成チームで、大変でした。――そんなに大変だったんですか!もう、国が違うくらい、違いました(笑)。映画はワンシーンのために準備をして、積み上げていく文化ですが、演劇は逆で、リアルタイムの文化。オープニングのダンスにしても、映像スタッフは下見を5~6回して、段取りを決めて……というやり方ですが、舞台チームはその場で振りを確認しながらどんどん形が変わっていくので、働かせる筋肉が違うんだなと実感しました。でも今回一緒にやることによって、かなり勉強になりました。○■ジャニーズJr.の変革期に――作品ではSixTONESの赤房、Snow Manの青房、関西ジャニーズJr.の黒房がメインになっていますが、それぞれのチームの印象を教えてください。SixTONESは、京本くんと森本くんとは今までに一緒に仕事をしたことがあったんですが、それ以外の方は初めてでした。非常に個性的で、濃淡がある集団という印象を受けました。逆にSnow Manは、グループとして長いということもあるのか、チーム意識を強く出してすごくまとまりがある。非常に対照的だなと思いました。関西ジャニーズJr.は、僕らもこれまでにずっと接しているメンバーなので、よく知っているスタッフが多くて、現場に一番馴染んでいたと思います。撮影も関西で行なっていたので、リラックスしていました。――撮影されてから公開されるまでに、ジャニーズJr.さんにも変化があり、このタイミングはもともと狙われていたんですか?全く意識はしていなかったのですが、ちょうど変革期を迎えていますね。YouTubeも話題になりましたし、ジャニーズJr.がフィーチャーされるタイミングで、先鞭をつけられる作品になれたのではないかと思います。――それでは、最後にぜひ作品の見どころを改めて教えてください。今回、本木監督もすごく自信を持っていて、撮影が大変だったからこそ、なおさら良い形になっていると思っています。若い世代の共感も埋めると思いますので、ぜひいろんな方に観ていただけたら。観終わった後に、話せることの多い作品だと思います。あとはやっぱり、楽曲のレベルの高さ。舞台で使っているものも含めて、非常にハイクオリティなものなので、監督の映像と非常に相まって、音楽劇として飽きさせない形になっています。物語とセットで楽しんでほしいですし、ファンの方が楽しめる企画も用意したいと思っています。■斎藤寛之プロデューサー『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』『忍ジャニ参上!未来への戦い』など関西ジャニーズJr.と松竹コラボ映画作品のプロデュースを始め、山田洋次監督作品『小さいおうち』、2017年~の「釣りバカ日誌」TVシリーズにも携わる。松竹所属。
2019年03月26日M·A·C(メイクアップ アート コスメティックス)は、輝き肌を叶えるスキンケアセット「メイクアップ レディ スキン キット」を2019年4月4日(木)に限定発売する。「メイクアップ レディ スキン TM キット」は、M·A·Cで人気を誇るスキンケアアイテムのミニサイズを4つセットしたもの。スプレータイプで肌にツヤと潤いを与える化粧水「M∙A∙C プレップ プライム フィックス+」、メイクアップベースに最適で肌に明るい透明感を届けるクリーム「ストロボクリーム ピンクライト」、シルクのような肌触りでナチュラルに輝く肌を演出するクリーム「M・A・C プレップ プライム ナチュラル ラディアンス ラディアント ピンク」、肌をいたわりながら簡単にメイクをオフするクレンジング「M·A·C クレンズ オフ オイル」が、セレクトされている。お試しサイズのお得なキットなので、これを機に是非トライしてみてはいかがだろう。【詳細】M·A·C「メイクアップ レディ スキン キット」3,000円+税<限定品>発売日:2019年4月4日(木)※公式オンラインでも同日より発売内容:・M∙A∙C プレップ プライム フィックス+(30ml/MINI M·A·Cサイズ)・ストロボクリーム ピンクライト(29g/MINI M·A·Cサイズ)・M・A・C プレップ プライム ナチュラル ラディアンス ラディアント ピンク(6ml)・M・A・C クレンズ オフ オイル(6ml)【問い合わせ先】M·A·C(メイクアップ アート コスメティックス)TEL:0570-003-770
2019年03月23日M·A·C(メイクアップ アート コスメティックス)の"ミスティマット"な口元を作るリップ「パウダー キス リップスティック」に新色が登場。2019年4月30日(火)に発売される。「パウダー キス リップスティック」は、ソフトにかすんだ“ぼかしリップ”を演出する新感覚リップスティック。心地の良いパウダリーテクスチャーは、すっとひと塗りで口元に密着。靄のヴェールに包まれたような、“ミスティマット”なリップが完成する。新色は全8色を用意。ポップなピンクの「セクシー, バット スウィート 」、ヌーディーな色合いの「サルトリー ムーブ」、ハッと目を惹く赤リップの「ワーク, ワーク, ワーク」など、気分によって使い分け出来る豊富なバリエーションを用意する。【詳細】M·A·C「パウダー キス リップスティック」新8色 各3,000円+税発売日:2019年4月30日(火)※公式オンラインでは4月26日(金)に先行発売【問い合わせ先】M·A·C(メイクアップ アート コスメティックス)TEL:0570-003-770
2019年03月23日舞台『トリッパー遊園地』の初日公演後会見が15日に東京・新橋演舞場で行われ、河合郁人(A.B.C-Z)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、榎木孝明、渋谷天笑、純名里沙、いしのようこ、惣田紗莉渚(SKE48)が登場した。同舞台は、河合郁人の単独としては初めての主演舞台。廃れた遊園地の経営改革の乗り出そうとする山ノ内遊園地の社長・山ノ内マサヒロ役に河合が扮し、戦時中の1944年にタイムスリップして遊園地のあるべき姿や人々が楽しめる場所の大切さに気づき始める、というストーリーとなっている。新橋演舞場での初単独主演に、河合は「最初にステージに立った時に、10年前に滝沢(秀明)くんが立っていたので、どうしてもどっかに滝沢君がいるんじゃないかと錯覚を起こしながら。稽古をするうちに、自分がこのステージで立つんだ、しっかりしないといけないと思って、初日を迎えました」と感慨深い様子。緊張しすぎて本番前は、辰巳の楽屋何回も行き来していたというが、辰巳が「今回タッキーがいないので、"タッツー"の楽屋に来てました」と言うと、「ちょっと弱いなあ」と苦笑していた。約20年ぶりの共演という2人だが「安心感がすごい」(河合)、「何をしてもフォローし合える仲」(辰巳)と、息はピッタリ。これまで、プライベートのカラオケでは「愛のかたまり」などをハモっていたというが、辰巳は「初めてデュエット曲があるので、『修二と彰』のように、『マサヒロとショウヘイ』で舞台を飛び出してどこかでお届けできたら」と意気込んだ。さらに、前日に行われたゲネプロのカーテンコールで2人が握手し、河合が何事か辰巳に囁いていた場面について聞かれると、河合は「引き寄せて、『好きだよ』っていってました。恋愛感情とかじゃなくて、友情として」と明かし、レポーターは「すごい……」と驚いた様子に。辰巳は「そういうこと言うと、(昔)同居してた情報とかおかしくなるから!」とつっこんでいた。また、惣田は「その場のみんなの話とかを聞いて、お芝居するのって本当に楽しいんだなと思って、こういう機会をいただけて幸せだなとも思います」とフレッシュな魅力を見せ、いしだは「頼もしいんですよ、2人が。今日も初日で急にセリフ増やされても、全然微動だにせずにペロッといってしまうから」と感心。榎木も「物怖じしない世代。芝居を忘れて見入っちゃいますね」と2人のパフォーマンスを称讃する。今回、"マサヒロ"と"正彦"の2役を演じる河合は「一度にジャニーズの先輩2人の名前をできるのが、ジャニーズ大好きジャニーズとしては嬉しいですね」と喜び、「マッチさん、"マサヒコ"という名前お借りしてるので、もしよかったら来てください」と、近藤真彦メッセージを送る一幕も。メンバーの来場予定について聞かれると、河合は「戸塚(祥太)が何年か前に演舞場で主演をやってるので、戸塚に見てもらって、どういう感想くれるか楽しみですよね」と期待。辰巳は「全員来てくれると思います。『(Endless) SHOCK』をやってるんですけど、合間を縫っていくわとは言ってくれますね」とふぉ〜ゆ〜のメンバーについて予想し、「これだけ髪を短くしたのは、一緒にいた中で初めて。顔が小さくて、"豆"ってあだ名だったんですけど、今度は"米"って呼ばれるんじゃないかと心配です」と語ると、河合は「発芽玄米」と表現していた。
2019年03月15日新年度が始まる4月は新社会人をはじめ、転職組や部署が異動する人など、たくさんの人が新しいスタートをきるタイミング。自分ではなくても子どもが入園・入学式を迎えたり、会社の式典があったりと4月に向けてフォーマルな服を準備する人も多いのではないでしょうか。そうしたシチュエーションで求められるのはスーツやワンピースでも、王道のきちんとしたスタイル。合わせるコートもマッチしたものを選びたいですよね。そんな時に重宝するのが“トレンチコート”。ベーシックなスタイルはタイムレスに長く着れるものだから、とっておきの一枚を選んで。 『A.P.C.(アー・ペー・セー)』のトレンチでパリジェンヌのように トレンチコートといえば、フレンチガールのシンボル。日常になじみながらエレガンスもキープし、さらりと羽織いパリの街を歩く姿は憧れるものです。フレンチシックを代表する『A.P.C.(アー・ペー・セー)』のトレンチコートはパリジェンヌから長く愛されているアイテムのひとつで、コンパクトなサイジングがハンサム過ぎず、フェミニンに着ることができます。 生地には上質なコンパクト糸を高密度に織り上げたコンパクトギャバを使用し、コシがありつつ滑らかな素材感と光沢感が上品さを演出。着丈は膝にかかるくらいで、すっきりとしたストレートシルエットがパンツにもスカートにもフィットします。ベルトのバックルもベージュにすることで一体感が出るとともに、コンサバ感が薄まってどこかリラクシングに。こんなところにもキメすぎず、あえてハズすフランス人らしいエッセンスが光ります。 カジュアルな装いのアウターにも オフの日は、パーカやスニーカーを合わせたきれいめカジュアルスタイルでフレンチガールを気取って。スーツからデニムスタイルまで、毎日のコーデに寄り添う春トレンチを取り入れてみてください。 トレンチコート¥58,320/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) アー・ペー・セー カスタマーサービス03-3710-7033:kimyongduckstyling:Rina Taruyamatext:Momoko Yokomizo
2019年03月15日