毎年、暑い季節には大活躍の麺料理。料理家の瀬尾幸子さんによれば、手軽さこそが麺の命だそう。「ご飯を炊くのが面倒な時や、酔っぱらって帰った時。いつでも手っ取り早く食べられるのが麺の魅力。だからこそ手間がかからず素早く作れることが大事なんです」(瀬尾さん)とはいえ、いくら簡単といっても、毎日同じめんつゆと薬味では、どうしてもマンネリ気味に。「そんな時は、味を変えてあげればいいだけ。ちょっとしたアレンジの仕方を覚えていけば、ひと夏そうめんだけでも過ごせますよ」ゆで時間が短くて、さまざまな味つけと相性がよいのが何よりうれしい魅力。そうめんは、夏の麺の主役です。そんな瀬尾さんオススメのそうめん料理レシピがこちら!猫飯そうめん困ったらこれ。猫の手不要の簡単夏麺。【材料/1人分】そうめん2束、万能ねぎ4本、削り節2g、しょうゆ小さじ1~2、マヨネーズ小さじ2、オリーブオイル小さじ1、好みで七味唐辛子少々【作り方】1.そうめんを好みの硬さにゆで、冷水にとって洗う。2.水気をよく切ってオリーブオイル、しょうゆ小さじ1をまぶす。3.器に盛り、削り節、小口切りにした万能ねぎ、マヨネーズをのせる。4.好みで七味唐辛子を振り、全体を混ぜて食べる。※万能ねぎと削り節はたっぷりと。味が薄い場合はしょうゆを加えて。アジア風しらす入り汁麺しらすのだしが、やさしく沁みる。【材料/1人分】そうめん2束、しらす大さじ4、ししとう斜め薄切り2本分、香菜ざく切り1株分、レモン輪切り1枚<汁>水500cc、顆粒鶏ガラスープの素小さじ1、塩小さじ1/2、しょうゆ小さじ1【作り方】1.そうめんは硬めにゆで、ゆで汁を切る。2.鍋に汁の材料を入れて煮立てる。3.そうめんを入れて一煮し、器に盛って具をのせる。※香菜は、根っこの部分を汁と一緒に煮立てると、さらに香り高く。せお・ゆきこ料理家。料理を作ることの大切さと楽しさをレシピを通して発信。近著は『瀬尾幸子の料理の教科書』(KADOKAWA)。※『anan』2017年7月19日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・矢口紀子(by anan編集部)
2017年07月15日夏の野菜というと真っ先に挙がるのがきゅうりとトマト。手軽さゆえに、ただ切るだけ…なんて人も多いのでは?けれども、意外な食材と相性が良かったり、火を通してもおいしかったり。ここでは、トマトの新たな魅力を発見できる、2つのお役立ちレシピをご紹介。うまみが濃いトマトは、少しのアレンジで目先が変わる便利な野菜。トッピングやドレッシングにひと工夫するだけ、スパイスを加えて軽く煮込むだけ。活躍必至の、小さなレシピをお届け。教えてくれたのは、料理研究家・牧田敬子さんです。ミニトマトのジャムミニトマトを甘酸っぱく煮たジャムは、チーズと最高のコンビネーション。おつまみや、朝ごはんにもぴったり。【材料/作りやすい分量】ミニトマト15個、グラニュー糖大さじ2、レモンの搾り汁1/2個分、クラッカー適量、カッテージチーズなど好みのチーズ適量【作り方】1.トマトはへたを取り、1cmほど切れ目を入れる。2. 1を小鍋に入れてグラニュー糖をからめ、水分が軽く出るまで10分ほどおく。3. 2を弱火にかけ、グラニュー糖が溶けてトマトが軽く煮崩れるまで10分ほど煮る。レモン汁を加えてひと煮立ちさせて火を止める。粗熱を取る。4.クラッカーにチーズをのせ、3のトマトジャムをのせる。はちみつとライムのトマトサラダ2分でできる簡単サラダ。はちみつの甘みに生姜の香りをきかせて、さわやかに。よく熟したトマトを使って。【材料/2人分】トマト1個、塩2つまみ、はちみつ小さじ2、生姜の搾り汁小さじ1、ライム1/2個、ミント適量【作り方】1.トマトは好みの厚さにスライスして皿に盛る。2. 1に塩をふり、はちみつと生姜の搾り汁を混ぜ合わせてかける。皿に盛ってライムを搾り、ミントを添える。まきた・いつこ料理研究家。素材を見極め、その持ち味を最大限に引き出す料理が得意。著書に『ひとつの素材があれば』など。※『anan』2017年7月19日号より。写真・津留崎徹花料理、スタイリング・牧田敬子文・新田草子(by anan編集部)
2017年07月15日淡泊な味わいのきゅうりは、実は万能の野菜。香りのある野菜とあえものにしてもいいし、炒めてしっかり味付けすればごはんに合うおかずに。スープにしてもひと味違うおいしさが楽しめます。そこで料理研究家・牧田敬子さんが、きゅうりを使った2つのレシピを教えてくれました。きゅうりとディルのサワークリームサンドイッチきゅうりの青い香りと最高に合うハーブがディル。マヨネーズ代わりのサワークリームに、たっぷり刻んで入れて。【材料/2人分】きゅうり1本、ディル5本、サワークリーム大さじ4強、塩適量、黒こしょう少々、サンドイッチ用食パン(12枚切り)4枚【作り方】1.きゅうりは斜め薄切りにしてバットに並べ、表面に塩を軽くふって5分ほどおく。2.ディルをみじん切りにしてサワークリームと混ぜ、塩と黒こしょうで調味する。3.食パン2枚に2のサワークリームの1/2量を塗る。一枚にきゅうり1/2量の水気をキッチンペーパーで拭いてのせ、もう一枚で挟む。同じようにしてサンドイッチをもう1組作り、重ねてみみを落として4等分に切り分ける。きゅうりのアンチョビ炒めアンチョビと唐辛子で炒める、アーリオ・オーリオ風。種を除くと水っぽさがなくなり、パリッとした食感に。【材料/2人分】きゅうり2本、にんにく(みじん切り)1/2かけ分、アンチョビフィレ2枚、赤唐辛子(種を除いてみじん切り)1/2本分、エキストラバージンオリーブオイル大さじ1、塩少々【作り方】1.きゅうりは皮を縞目にむき、縦半割りにしてスプーンで種をこそげ取り、斜め5mm幅に切る。2.フライパンにオイル、赤唐辛子、にんにく、アンチョビを入れて、アンチョビをほぐしながら中火で炒める。きゅうりを加えて炒め合わせ、味をみて塩で調える。まきた・いつこ料理研究家。素材を見極め、その持ち味を最大限に引き出す料理が得意。著書に『ひとつの素材があれば』など。※『anan』2017年7月19日号より。写真・津留崎徹花料理、スタイリング・牧田敬子文・新田草子(by anan編集部)
2017年07月14日多忙な人にとって、時間がない中、食事の支度は大きな悩み。そこで便利なのが作りおき…ですが、この季節、冷蔵より冷凍での作りおきがオススメ。料理家・ワタナベマキさんが便利な調理方法を伝授してくれました。普通の調理より、実は冷凍のほうがおいしい?!「肉や魚をそのまま冷凍、ということもしますが、下味をつけて冷凍しておくことで、調理時間が短くなるので、時短が実現できます。たとえば<鶏もも肉粒マスタードマリネ>なら、朝出かける前に冷凍庫から冷蔵庫に移しておけば、帰ってきたときには解凍された状態になっているので、すぐ調理することができます」下ごしらえをして冷凍することで、よりおいしくなるという利点もある、と料理家・ワタナベマキさん。「冷凍することで素材の細胞が壊れて調味料が入り込みやすくなり、おいしさが増します。なので、普通の下ごしらえよりも調味料は心持ち少なめで大丈夫。特に、液体系調味料を揉み込む場合は、液体が多すぎると素材の旨味が流れ出てしまうので、なるべく水分は少なめにするのがコツです」下ごしらえ食材、調理済みのお惣菜、いずれも袋の中の空気をしっかり抜いて冷凍することで、酸化が防げ、おいしさが持続します。「ひとり暮らしの場合は、1回で使える分量に小分けにして冷凍するといいでしょう。ペースト状のものは折り曲げる、固体はそれぞれがくっつかないように袋に入れる…など、冷凍の仕方を工夫すると使いやすくなりますよ」鶏もも肉粒マスタードマリネ【材料/作りやすい分量】鶏もも肉300g、オリーブオイル大さじ1(A)粒マスタード大さじ2、白ワイン大さじ2、塩小さじ1/2、こしょう少々【作り方】鶏肉は好みで皮を取り除き、食べやすい大きさに切る。1にAを加えてよく揉み込み、オリーブオイルを加えてなじませる。保存袋に入れ平らに整える。【冷凍法】肉と肉の間に隙間を作って冷凍すると、1つずつ使いやすい。保存期間:1か月【解凍法】冷蔵庫か流水で解凍。流水の場合は半解凍で使用。【アレンジ】そのまま焼いたり、から揚げに。ピカタにしても。鶏もも肉とブロッコリーのマスタードマリネ焼き冷凍することで、マスタードの酸味&スパイシーさの角が取れ、口当たりが優しい味わいに。野菜たっぷりなので、量の割にはヘルシー。晩ごはんに食べたい!【材料/2人分】鶏もも肉粒マスタードマリネ半量、ブロッコリー1/2個、玉ねぎ1/2個、オリーブオイル小さじ1、白ワイン小さじ2、塩、こしょう各少々【作り方】フライパンを中火で熱してオリーブオイルを入れ、解凍(または半解凍)した<鶏もも肉粒マスタードマリネ>を入れ、焼き目がつくまで炒める。小房に分けたブロッコリー、スライスした玉ねぎを加えサッと炒め、白ワインを加えてさらに約5分蒸し煮にし、塩、こしょうをふる。 ワタナベマキ料理家。新著『アジアのサラダ』(主婦と生活社)が好評発売中。ベトナム、タイ、インドなどの定番のサラダレシピが多数。※『anan』2017年7月19日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・荻野玲子撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2017年07月14日「酢や柑橘類の果汁は食欲を刺激し、疲労回復に役立つし、食材が傷むのを防ぐ効果もあります。酸味を生かしたピクルスやマリネは、夏にこそおすすめ」(料理研究家・牧田敬子さん)余ってしまいそうな野菜を食べ切るのにもうってつけ。数種類を作りおいて、日替わりで楽しむのも一案です。ここでは牧田さんが教えてくれた、夏野菜を使ったピクルスの作り方をご紹介します!調味液さえ作れば、さまざまな野菜に応用できるピクルス。「今回は酢を水と一緒に煮立たせ、酸味をマイルドに。どれも米酢で作れますが、できれば野菜ごとに酢を使い分けてみて」(牧田さん)にんじん生のまま細切りにして、にんじんのしゃきしゃき感を楽しんで。黒こしょうをぴりっときかせるのもポイント。【材料/作りやすい分量】にんじん大1本、塩小さじ1/2、<ピクルス液>米酢100ml、水50ml、砂糖小さじ2、白こしょう(粒)、黒こしょう(粒)各10粒、レモンの搾り汁1/2個分【作り方】1.ピクルス液の材料をすべて小鍋に入れて中火にかけ、煮立ったら火を弱めて3分ほど煮立たせる。火を止めて粗熱を取る。2.にんじんは皮をむいて千切りにして塩をふり、全体をよく混ぜる。3. 2のにんじんを容器に入れて1のピクルス液を注ぎ、冷めたらレモン汁を加えて混ぜる。【保存目安】冷蔵庫で1週間パプリカフィッシュアンドチップスには欠かせないモルトビネガーを使って。パプリカの鮮やかな色はお弁当にも大活躍。【材料/作りやすい分量】赤パプリカ1個、塩小さじ1/2<ピクルス液>モルトビネガー50ml、水50ml、グラニュー糖大さじ1/2、コリアンダーシード(粒)10粒、白こしょう(粒)10粒、赤唐辛子(みじん切り)1/2本分【作り方】1.小鍋にピクルス液の材料をすべて入れて中火にかけ、煮立ったら火を弱めて3分ほど煮立てる。火を止めて粗熱を取る。2.パプリカは種とへたを除き、縦に薄切りにする。ボウルに入れて塩をからめて10分おく。水(分量外)を注いですすぎ、水気を絞る。3. 2のパプリカを容器に入れて1のピクルス液を注ぎ、漬ける。【保存目安】冷蔵庫で1週間まきた・いつこ料理研究家。素材を見極め、その持ち味を最大限に引き出す料理が得意。著書に『ひとつの素材があれば』など。※『anan』2017年7月19日号より。写真・津留崎徹花料理、スタイリング・牧田敬子文・新田草子(by anan編集部)
2017年07月13日さっと作ってつるっと食べられる麺料理は、夏の食卓の味方。いつもの麺も、小さな工夫でぐっとおいしくフレッシュに。料理家の瀬尾幸子さんが「うどん」「そば」を使った、夏に最適なレシピを教えてくれました。冷やしねばねばそばねばる野菜ととろける卵で、夏バテ知らず。【材料/1人分】冷凍そば1袋、オクラ2本、長芋5cm(70g)、ひき割り納豆小1パック、めかぶ大さじ3、温泉卵1個、そばつゆストレートタイプ60cc【作り方】1.長芋は皮をむきポリ袋に入れて、すりこ木などの堅いものでたたいてつぶす。2.そばとオクラを熱湯でゆで、ざるにとって冷水で洗って水気を切り、オクラは小口切りにする。3.そばと具を盛りつけ、冷たい汁をかける。※長芋はすりおろさずに粗さを残すことで、食感のアクセントに。香りぶっかけ冷やしうどん甘みを抑えた自家製のつゆが味の決め手。【材料/1人分】冷凍うどん1玉<具>みょうが1個、セロリの葉 柔らかいところ1本分、しらす20g、天かす大さじ3、塩小さじ1/3、ごま油小さじ1<汁>冷たいだし汁400cc、薄口しょうゆ大さじ1【作り方】1.みょうがは縦半分に切ってから斜め薄切り、セロリの葉は1cm幅のざく切りにする。2.汁の材料を混ぜる。3.うどんは熱湯で柔らかめにゆで、冷水にとって洗い、水気を切る。4.器に麺、天かす以外の具を入れて冷たい汁をかけ、最後に天かすを散らす。※さらに香菜を加えると、一気にアジア風の味わいに変化。せお・ゆきこ料理家。料理を作ることの大切さと楽しさをレシピを通して発信。近著は『瀬尾幸子の料理の教科書』(KADOKAWA)。※『anan』2017年7月19日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・矢口紀子(by anan編集部)
2017年07月13日スイーツライター・chicoさんの「お菓子な宝物」。今回は「FLOTO(フロート)」のジェラートです。この夏、スイーツ好きたちを熱狂させているのがパティシエのアイス。ここ数年、アイスやジェラートを作るパティシエが増えていたけれど、今年に入ってパティシエがアイス専門店をこぞってオープンさせている。とりわけアイス女子たちをざわつかせているのが『FLOTO』。パフェのおいしいパティスリー「BIEN‐ETRE(ビヤンネートル)」の馬場麻衣子シェフがこの春開いた、ジェラートとベイクの店だ。「実はパフェをやっていたのも、自然な農法で育てられた食材を存分に味わってほしかったからなんです。こういう専門店なら素材をさらにストレートに楽しんでもらえるかなって」。仕入れる食材は生産者とじっくりやり取りして互いに納得し合ったもの。そうした大地の恵みをふんだんに使い、添加物をできるだけ控えてジェラートやソルベにしていく。メロンのソルベを舌にのせれば、とろけるような甘みと熟れた香りの奥に、わずかながら瓜のあの青い香りもふんわり。まさにメロンをじゅるりと丸かじりしているみたいな、いやもうそれ以上と言いたい果実味!そうかと思えば、レモンとココナッツミルクにローズマリーが清楚に香る、そんなパティシエ的組み合わせの妙がそそるジェラートも。パティシエアイスの喜びは果てしない!左下から時計回りに、宮崎完熟マンゴー、十勝「ときいろファーム」の無農薬ブルーベリーフロマージュ、無添加ピスタチオ、愛媛大三島産レモンとココナッツローズマリー、埼玉「茶 岡野園」のかさね焙じ茶、貴味メロン 各¥450(税込み)。店内で手焼きするワッフルコーンも評判。チコスイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。FLOTO東京都渋谷区代々木4-12-6TEL:03・6300・90999:00~19:00水・木曜休今年3月オープン。※『anan』2017年7月19日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・中根美和子取材、文・chico撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2017年07月12日このひと皿がメインディッシュ!もりもり食べたい、ごちそうサラダ。ひとつで主役級のおかずになるスペシャルサラダをご紹介します!教えてくれたのは、料理家・坂田阿希子さんです。ハムステーキのサラダ厚切りハムにパイナップル&さつまいも。甘いごちそうサラダ。厚みのあるハムは、パイナップルやさつまいもなど甘い食材と好相性。ドレッシングにもメープルシロップを加えて、アメリカのダイナーを思わせるひと皿に。【材料/2人分】ハム(1.2cm厚さ)2枚、パイナップル正味100g、さつまいも小1本、サラダほうれん草1把、ルッコラ1束、ピーカンナッツ10粒、カッテージチーズ大さじ2~3、オリーブオイル大さじ1<ドレッシング>メープルシロップ小さじ2、マスタード小さじ1、ホワイトバルサミコ小さじ2、塩小さじ1/2、黒こしょう少々、オリーブオイル大さじ2【作り方】1.サラダほうれん草とルッコラは茎を除き、冷水につけてから水気をしっかりと切る。2.さつまいもは皮をむいて乱切りにし、柔らかくゆでる。パイナップルは食べやすく切る。3.オリーブオイルをフライパンにひいてやや強火で熱し、ハムとパイナップルを入れて両面をしっかりと焼く。取り出して、次にさつまいもを入れて表面を焼く。ハムは3cm幅に切る。4.ドレッシングを作る。ボウルにメープルシロップとマスタード、バルサミコ、塩、こしょうを混ぜ合わせ、オリーブオイルを少しずつ加えて混ぜる。5. 3のハムとパイナップル、さつまいもを1の葉野菜とともに器に盛りつける。カッテージチーズをちぎって散らし、粗く砕いたピーカンナッツも散らす。食べる直前にドレッシングをかけて、全体をざっくりと和える。ディルとミント、えびのサラダうまみの濃いえびを、香り高いハーブや香ばしい揚げ玉ねぎと一緒に。ぷりぷりのえびと野菜、香り豊かなハーブを、ナンプラーでエスニック風に。仕上げに香ばしく揚げた玉ねぎものせた、香りを楽しむごちそうサラダ。【材料/2人分】えび8~10尾、セロリ1本、紫玉ねぎ1/2個、玉ねぎ1/8個、グレープフルーツ1個、ディル、ミント(葉先だけ使う)各1パック、にんにく2かけ、サラダオイル大さじ3、レモン(薄切り)1~2枚、レモン汁大さじ2、ナンプラー大さじ1、塩小さじ1/3、砂糖小さじ1、赤唐辛子(小口切り)2~3本分【作り方】1.えびは殻を取り除いて背中に深めに切り込みを入れて背わたを取る。レモンの薄切りを入れた熱湯でさっとゆで、水気を切る。セロリ、玉ねぎ、紫玉ねぎは薄切りにする。グレープフルーツは皮をむいて果肉を取り出す。2.にんにくは薄切りにして芯を取り除き、サラダオイルとともにフライパンに入れ、弱火でゆっくりと加熱する。こんがりと色づいたらにんにくを取り出し、続いて玉ねぎの薄切りを入れて揚げる。かりっとして色づいたら取り出す。残った油は取っておく。3.レモン汁、ナンプラー、塩、砂糖、赤唐辛子を合わせておく。4.セロリ、紫玉ねぎ、グレープフルーツ、えびをボウルに入れて3を加えてざっと混ぜ、揚げたにんにくと取っておいた油大さじ2も加えて混ぜる。5.ディルとミントを加えて和える。器に盛り付けて、2の揚げ玉ねぎをのせる。さかた・あきこ料理家。食材の食感や香りを大切にしたレシピにファン多数。お酒や白いごはんに合うサラダも、得意技のひとつ。※『anan』2017年7月19日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・佐々木カナコ文・新田草子(by anan編集部)
2017年07月12日連載第58回目は、みんな大好き夏の南国フルーツ ”マンゴー” を使ったスイーツです! 材料がシンプルでとっても簡単にできちゃう、夏のアジアンスイーツ『マンゴープリン』をご紹介します♪ 簡単なのにおしゃれだから、彼から「おっ♡」と思われること間違いなしです!『マンゴープリン』【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 58旬食材は、マンゴー!旬は国産で6~8月、輸入物は年中出回っています。インドやメキシコ、フィリピン、タイなどからの輸入品が多く見られます。国産のほとんどを占めているのがアップルマンゴーで、主に沖縄県や鹿児島県、宮崎県などで栽培されています。ほかにもキーツやカラパオなど、さまざまな種類があります。南国フルーツの代表とされるマンゴーは、果汁が多く口当たりもなめらかで、とても人気のあるフルーツです。そんなみんな大好きマンゴーですが、おいしいだけでなく、嬉しい栄養素も含まれています。まずは美肌効果! マンゴーに含まれているβ-カロテンは、体内で必要なぶんだけビタミンAに変換され、皮膚の粘膜を保護し、肌荒れを予防する効果が期待されています。シミやしわを予防し、コラーゲンの生成に関与しているビタミンCも活き活きとした肌へと導きます。マンゴーのビタミンCは熱や水の影響がほとんどないため、効率的に栄養分を摂ることができるのが特徴です!ほかにも、女性に多い貧血予防効果や生活習慣病予防など、健康維持に欠かせない栄養素が含まれています。女子なら大好きなマンゴー! 美肌効果があるのでぜひ紫外線の気になるこの時期に、南国フルーツの王様・マンゴーを積極的に摂り入れたいですね♡材料はこちら!【材料(グラス4個分)】・アップルマンゴー(ほどよく熟したもの):1個(350g前後)・きび砂糖:大さじ2・水:大さじ4・ココナッツミルク:75ml・生クリーム:75ml・ゼラチン:5g・冷水:大さじ4(付け合せ)・ミントなどのハーブ下準備を始めます~その1:ゼラチンを冷水でふやかします。●冷水にゼラチンを振り入れ、ゼラチンをふやかす。では、作ります! きび砂糖を溶かします。●小鍋にきび砂糖と水を入れ、弱火にかけ、砂糖を溶かし、火からおろします。ふやかしたゼラチンも加え溶かします。●砂糖が溶けたら、温かいうちにふやかしたゼラチンを加え溶かします。●ゼラチンが溶けたら液を冷まします。必ず火から下ろしてゼラチンを溶かしましょう。ゼラチンは液温60℃前後で溶けます。沸騰させると固まらなくなる可能性があるので温め過ぎに気をつけましょう!マンゴーの皮をむき、切り分けます。●マンゴーは皮をむいて、トッピング用として一部は1㎝角に切る。●残りはざっくりと大きめに切り分ける。トッピング用は仕上げに使うので冷蔵庫で冷やしておきましょう!マンゴーをピューレ状にします。●ざっくり切りわけたマンゴーはブレンダーまたはミキサーで撹拌し、ピューレ状に仕上げます。ボウルで合わせます。●ピューレ状にしたマンゴーをボウルに入れ、冷ましておいたゼラチンを入れた砂糖水と合わせます。ココナッツミルク、生クリームを加えます。●ココナッツミルク、生クリームを加えよく混ぜます。クリームは脂肪分高めの方がリッチな仕上がりになります! 今回は脂肪分47%のクリームを使用しました。ここで一度甘さを確認し、足りない場合は砂糖を足してください!器に注ぎ、冷蔵庫で冷やします。●混ぜ合わせた液をグラスに注ぎいれ、冷蔵庫で1~2時間冷やします。仕上げにマンゴーとミントを添えます。●冷えて固まったら、お好みでマンゴーとミントを添えます。おいしさのアレンジポイント♪砂糖の量はマンゴーの甘さをみて調整してください。今回は甘みの強いアップルマンゴーを使用しました。酸味の強いペリカンマンゴーであれば砂糖の量を気持ち増やすといいですよ♪
2017年07月10日ビビッドヴアンが、FOODとDIYを融合させた新しいコンセプトショップとなる「DevoPre(デボレー)TOKYO」を、5月17日(水)に東京都中央区日本橋にてオープンしました。FOOD×DIYの新しいコンセプトショップアメリカ・オールドビレッジ社の正規輸入代理店である同社は、昨今のDIYブームに先駆けて、オリジナルペイント、ステンシルシート等のDIYツールを販売しています。デボレーでは、オシャレで本格的なプロ仕様の塗料でありながら環境にも優しく、絵具感覚で色彩を楽しめる、そんなペイントを中心としたインテリアツールを販売し、ワークショップも開催します。また、オリジナルフードとしてショップの名を冠した新感覚の焼菓子(デボレー)、日本では珍しいヤギミルク入りキャラメル(キャラメーテ)をコーヒーと共に味わうことができます。オリジナルフード『Devo Pre(デボレー)』ショップの名を冠した新感覚の焼菓子。具材はオリジナル(バターミルククリーム)、ミート、プレーンの3種がラインナップ。プレーンはグルテンフリー(小麦を使わない)なので小麦アレルギーの方でも安心して食べられます。オリジナルスイーツ『CARAMATE(キャラメーテ)』日本ではめずらしいヤギのミルクを贅沢に使用したからだにやさしいキャラメルです。ヤギの栄養価は、母乳に似ておりミルクアレルギーの人にも安心。タウリンが牛乳の約20倍あり滋養効果があります。『Devo Pre(デボレー)』の店舗概要<東京店>店舗名:DevoPre(デボレー)TOKYO所在地:東京都中央区日本橋茅場町2-3-7アクセス:東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町駅」より徒歩5分営業時間:11:00-18:00TEL:03-3527-3777Web site<大阪店>2017年4月7日OPEN店舗名:DevoPre(デボレー)OSAKA所在地:大阪市北区西天満5-11-221Fアクセス:地下鉄堺筋線・谷町線「南森町駅」、JR東西線「大阪天満宮駅」より徒歩8分営業時間:11:00-18:00TEL:06-6191-7707Web site
2017年05月22日11月15日、アトレ品川3階に“食”をテーマにした発信型ライフスタイルストア「FOOD&TIME ISETAN」がオープンした。ニューヨークを意識したスタイリッシュな空間に、新鮮で身体に優しい食材を扱うスーパーマーケットとフードコート&デリ、さらにカフェや書店を含む9のショップが勢ぞろいする。「FOOD&TIME ISETAN」は、三越伊勢丹フードサービスが運営する食の新業態で、アトレ品川3階の1フロアを「嗜む」、「作る」、「食べる」、「過ごす」の4つのゾーンに分けて編成し、食から広がるライフスタイルを提案する。「嗜む」、「作る」ゾーンでは、スーパーマーケットのクイーンズ伊勢丹が出店。リカー、ワインバーや野菜、惣菜、チーズ、お菓子の他、地方の銘菓や珍しい調味料が並び、手土産も探せる気の利いたラインアップとなっている。「食べる」ゾーンでは、プレミアムな食体験ができるフードコート&デリがずらり。常時8種類のクラフトビールが楽しめる「アンテナアメリカ」、軽井沢の老舗ベーカリー「ブランジェアサノヤ」と、浅野屋が手掛けるバーガーショップ「グリ パン」が新業態として初出店。ビールと相性抜群の幅広いメニューをイートインコーナーで楽しむことができる。ヘルシー志向の方には、クイーンズ伊勢丹が初プロデュースし、北海道から九州まで各地の野菜を取りそろえたサラダ専門「ファーマーズグリーン」や、ラフォーレ原宿に国内1号店を構えるオーストラリア発のメキシカン「グズマン イー ゴメス(Guzman y Gomez)」がおすすめ。新鮮な野菜とジューシーな肉が詰まったヘルシーなブリトーを召し上がれ。テイクアウトももちろんOKだ。「過ごす」ゾーンには、サードウェーブコーヒーの代表的なカフェ、「ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)が出店。書籍・雑貨を取り扱うショップが併設され、ゆったりとしたくつろぎの時間が過ごせる空間となっている。品川駅のコンコースが見下ろせる窓際からの眺めは壮観。待ち合わせ場所としても使いやすく、ついつい長居してしまいそう。洗練されていながら、気軽に立ち寄れるライフスタイルストア「FOOD&TIME ISETAN」は、品川駅の新たな人気スポットとして要注目の場所となるだろう。【ショップ情報】FOOD&TIME ISETAN住所:東京都港区港南2-18-1時間:スーパーマーケット10:00~22:00、フードコート&デリ/カフェ平日8:00~22:00、土日祝10:00~22:00定休日:元旦、1月2日
2016年11月15日株式会社三越伊勢丹ホールディングスの食品子会社である三越伊勢丹フードサービスが今秋、東京・品川にあるアトレ品川に「FOOD&TIME ISETAN」をオープンする。FOOD&TIME ISETANは食に関する専門性と、食から広がるライフスタイルを提案する発信型ライフスタイルストアで、ニーズに合わせて「嗜む(リカー・ワインバー・菓子・デリ)」「作る(青果・畜産・水産)」「食べる(フードコート)」「過ごす・暮らす・学ぶ(カフェ・雑貨・書籍)」の4つのエリアで構成されており、時間帯に応じて異なるサービスを提供していく。施設内の各エリアにおいて、「嗜む・作る」エリアでは鮮度感、ライブ感、清潔感でクオリティーの高い商品を提供するスーパーマーケット・クイーンズ伊勢丹が、「食べる」エリアには、1933年創業の本格はベーカリーであるブランジェ浅野屋、フレッシュな食材とハンドメイドにこだわって、クイックでヘルシーなメキシカンフードが味わえるグズマンイーゴメズ(Guzman y Gomez)、クラフトビールからカルチャーを発信するビアバー・アンテナアメリカ(Antenna America)などがオープンを予定している。「過ごす・暮らす・学ぶ」エリアでは2015年2月に日本初上陸したカフェ・ブルーボトルコーヒーがオープン予定となっているほか、三越伊勢丹グループがセレクトしたコスメ、雑貨、食と親和性の高い書籍も取り扱う計画。なお、プロデューサーは柴田陽子、デザイナーは谷尻誠と吉田愛の建築設計事務所 サポーズデザインオフィスが務める。
2016年08月05日