39歳で膀胱炎や腎盂腎炎などの病気になって、40代は30代に比べてトイレが近くなりました。時にはくしゃみをするだけで漏れてしまうこともあり、尿漏れパッドを使うことも増えてきました。尿失禁(軽失禁)をする年齢でもないのにな……と思っていましたが、あることが疑われて……。★関連記事:尿漏れ、頻尿、ぽっこりおなかの原因は骨盤底筋群の緩みにあった!骨盤底筋群を鍛える「呼吸法」とは軽い尿失禁がたまに起きる膀胱炎や腎盂腎炎になって完治をしてから、トイレに行く間隔が短くなったような気がしていました。膀胱炎が再発しないように、トイレに行く間隔は短くするように意識はしていました。そのため、トイレの間隔が短くなっても仕方がなかったのですが、それにしても頻繁にトイレが近いのかなという感覚を感じるようになりました。そして、トイレが近くなったことと関係があるのかわかりませんが、生理中におなかの痛みを感じると軽い尿失禁をしたり、くしゃみや咳をすると漏れたりするようになりました。大した量ではありませんが、今までそのようなことがなかったのでちょっとショックを受けました。尿失禁は頻繁ではなかったし、生理中に多く、生理が終わると尿失禁なども起きなかったので、深く考えることはありませんでした。40代だからあり得ることなのかもしれないと思うようにして、病院などには行かず。結局、気を付けていたのですが、膀胱炎を再発したため病院へ行くことになりました。膀胱炎から過活動膀胱へ膀胱炎は頻繁になっていたので、薬を処方してもらえば落ち着くものだと安心していました。そのときに、いつもは気にしていない尿失禁について相談をしたのですが、医師から「過活動膀胱かもしれない」と告げられることに。膀胱が過敏状態になっていると過活動膀胱になる可能性が高く、私の場合も膀胱炎などを繰り返したことによって過敏状態になっている可能性があるということでした。膀胱炎の治療をするために過活動膀胱の薬を処方されませんでしたが、水分コントロールや骨盤底筋の訓練など必要とのことで説明を受けることにしました。膀胱炎であることで、できるだけ尿の排出で菌を出さなくてはいけないために、膀胱炎が落ち着いた時点で検査などを受けるほうが良いだろうということでした。膀胱炎から過活動膀胱になりやすいため、過活動膀胱になることは仕方のないことであるという話でしたが、膀胱炎のつもりで病院に行ったのに違う症状を発見されるとは思ってもみなかったので驚きました。過活動膀胱の検査を受けてみる膀胱炎が治まり、トイレの頻度も落ち着いたとき、過活動膀胱の検査を受けてみることにしました。正直トイレの頻度も尿失禁も落ち着いていたので、大丈夫ではないかと思っていました。しかし繰り返していたときもあり、またくしゃみなどで尿失禁をするのも嫌なので、調べておくことは必要だろうと判断しての検査でした。泌尿器科での検査で、検査自体は面倒なものではなかったのですが、意外と泌尿器科に通う人が多いことに驚きました。全員が全員過活動膀胱ではないのはわかっていても、泌尿器科の悩みを持つ人が多いということを知りました。それで、なんとなくホッとし、安心した気持ちで検査を終了。結果的には過活動膀胱との確定診断は受けませんでしたが、可能性はあるということでした。現時点で治療の必要はなく、女性の場合には軽い尿失禁は誰にでも起こる可能性があるものなので、深く考えることはないし、気になる場合にはまた相談に来ると良いでしょうとのこと。過活動膀胱ではありませんでしたが、膀胱炎が起きればまた過活動膀胱のような症状が起きかねないというのが現在の私の症状だということでした。まとめ過活動膀胱は特に女性に多い症状であり、膀胱炎や結石がある場合には発症しやすい症状のようです。知り合いなどに話をすると同じような症状で悩んでいる人も多いので、ありがちな病気なのかなと思いました。今回は過活動膀胱ではありませんでしたが、いつ私自身が過活動膀胱と診断されるかわかりません。繰り返すことの多い膀胱炎などにも気を付けながら、生活することが必要になりそうです。また同じような症状が起きたらすぐに病院に相談したいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/サトミオリ(45歳)小学生男子2人に振り回されながら毎日大騒ぎの育児。子どもたちに振り回されているせいか、年齢のせいなのか、次々と体の不調が出てきている。一つずつ完治をさせながらも、年になったなぁと凹んだりしていている。
2023年07月23日俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が主演を務める映画『キングダム 運命の炎』(28日公開)の展示企画「映画『キングダム 運命の炎』公開記念展in Sony Store」が、28日から全国のソニーストアで開催される。同作は原泰久氏による、人気コミックスの実写化作。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍となる戦争孤児・信(山崎)と、後の始皇帝となるエイ政(吉沢亮)が、ともに中華統一を目指す。2019年、2022年に公開され大ヒットを記録、今回が第3弾となる。同作の公開を記念し、28日からソニーストア全5店舗(銀座・名古屋・大阪・福岡天神・札幌)で公開記念展の開催が決定。8月18日までの期間中、実際の撮影で使用された衣装や、撮影に使用されたコンテの展示に加え、同日リリースとなる今作の主題歌「Gold ~また逢う日まで~」(宇多田ヒカル)のハイレゾ音源をフル尺で試聴することができる。各店舗の展示衣装は、銀座はエイ政(吉沢)・紫夏(杏)、名古屋は河了貂(橋本環奈)・羌カイ(清野菜名)、大阪は、信(山崎)・王騎(大沢たかお)・騰(要潤)、福岡天神では呂不韋(佐藤浩市)・昌平君(玉木宏)を予定している(札幌は衣装・コンテの展示なし)。さらに、初公開となる「馬陽の戦い」シーンの一部が立体音響「Dolby Atmos(R)」と大画面の4Kブラビア、ソニーのシアターシステムで視聴可能になっている。また、先着で会場限定オリジナル「秦国旗ステッカー」のプレゼントキャンペーンも実施する。
2023年07月21日生理痛やPMSはどれだけツライ……?今回は、そんな体験談を描いた『ピルユーザーになった話』の作者ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんにインタビューしました!【生理痛がひどすぎて救急車に!】生理痛が酷すぎて救急車で運ばれるほどの過呼吸になったぴおっぷさん。生理痛改善のため婦人科を受診し、ついにピルユーザーに。しかし最初は“PMS、生理痛、副作用のトリプルパンチ”に耐える日々でしたが、数ヶ月後……?その変化とは……最も大きな変化……効果を身をもって実感……このように婦人科で処方されたピルを飲み始めて数ヶ月後、生理痛もPMSも副作用も緩和されたぴおっぷさんへ、当時の様子や感想をインタビューしました!この間に生理痛もPMSも全体的に改善されたということですか?『そうですね!ピルにより生理が2ヶ月に1度しか来なくなり、経血量も少なくなり、PMSの鬱な気分も生理中の腹痛も改善されました。しかし、それでもまだ生理前にお腹が緩くなることや眠気などはありましたが……。』引越しに伴い婦人科が変わったとのことですが、婦人科選びで重要だと思う点は?『当たり前ですが、悩みに真摯に向き合ってくれる婦人科ですね。今通っている婦人科の先生は、私の質問に対してとても詳しく説明してくれて安心できます。また、近い所がいいですね。今の婦人科は電車で5駅以上かかる所で、通うのが大変です……(笑)』ぴおっぷさんのような症状の方に、特に伝えたいことは?『何か少しでも生理に対して悩みがある方は、婦人科の受診をおすすめします。また、先ほども言ったように、きちんと自分自身の悩みと向き合ってくれる婦人科を見つけることができれば安心して通うこともできます。ぜひ少しでも違和感を感じたら婦人科へ行ってみてください。』ピルのメリットデメリット皆さんは、ピルの副作用によって辛い経験をしたことはありますか?ピルは生理痛やPMSの緩和に有用ですが、ぴおっぷさんのように1か月ほど吐き気が続く人もいるなど、副作用も人それぞれ。服用してから少しでも体調に違和感がある方は、別の種類のピルに変えるなどもできます。はやめに婦人科へ相談に行ってみてくださいね。今回は、『ピルユーザーになった話』の作者ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんのインタビューをご紹介しました!※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人一人に合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@pioppu_tegakipop_manga)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月21日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前に情緒不安定になり、同棲する彼・ハルくんにあたってしまうことも多かったみわ柴ちゃんさん。婦人科を受診すると医師からPMSだろうと言われ「周囲の理解も大切」と、彼との来院をすすめられました。ハルくんにしっかり説明しようと決心して帰宅すると……。 婦人科も産科も同一視……そのイメージって?帰宅後、婦人科に行ったことを伝えると、「浮気した?」と冷たい表情のハルくん。 どうやら「産婦人科=妊娠」と思っている様子! みわ柴ちゃんさんが、PMSの説明をして「一緒に病院へ行かない?」と話すと、ハルくんからは「嫌だよ、妊娠させちゃったみたいじゃん」と信じられない言葉が返ってきて……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 一緒の受診を提案しても、「見られたらどうする?」とハルくんは周囲の目を気にしているようです。そして「通院も、副作用があるかもしれない服薬も大変じゃん」と治療も否定的です。 副作用は怖いけれど、このままだと自分もつらく、2人の関係も悪化してしまうのでは、と思いの丈を伝えるみわ柴ちゃんさん。しかしハルくんは、「そのことだけど……」と切り出したのです。 彼から投げられたのは、「生理前に感情のコントロールが効かないとか、関係が悪化するとか、PMSのせいにしているだけじゃ?」という言葉。まったく理解のないハルくんに、みわ柴ちゃんさんはぼう然とするしかなくて……。 婦人科を受診し、適切な治療の道が見えてきたみわ柴ちゃんさん。パートナーだからこそ、つらい気持ちも共有して治療についても相談したいし理解してほしい……。けれど、ハルくんの場合は、みわ柴ちゃんさんのことを理解しようとしていなさそうに見えてしまいます。もちろん性別の違いによる知識の有無はあれど、真剣な話なのですからできるだけ寄り添って一緒に考えてほしいですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月15日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前になると、同棲中の彼・ハルくんに怒りをぶつけたり号泣したりということが続いていたみわ柴ちゃんさん。限界を迎えた彼から「モラハラ女」と言われてしまいました。知人に相談すると「PMSでは?」と、婦人科の受診をすすめられて……。 治療には副作用が?婦人科へ行き、これまでのことを相談すると、医師からPMS(月経前症候群)の診断を受けたみわ柴ちゃんさん。 治療として低用量ピルの服用をすすめられました。前向きに考えていると、医師から「副作用」の話があり……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 低用量ピルの副作用には、不正出血、吐き気、頭痛、血栓症などが挙げられます。特に血栓症というと少し不安になってしまいますが、日本産科婦人科学会では、海外の疫病調査によると低用量ピルの服用での血栓症発症は、1万人あたり3~9人と報告されているようです。人それぞれの体の状況もあるものなので、メリット、デメリットをしっかり把握したうえで、医師と相談して服用できるのか、するかどうかを決めることが大切ですね。また、みわ柴ちゃんさんのように定期的な血液検査も大事なことです。 低用量ピルの服用による治療ももちろんですが、作中の医師は「一番大切なのは自分と周囲の理解」だと続けます。そして、服薬の件を相談するためにも彼と一緒に来院することをすすめてくれました。生理予定日をはじめ、生理症状などを共有することが最も重要なのだそうです。医師の言葉に、「自分がPMSのことを知らなかったように、ハルくんもまったく知らないはず」と感じたみわ柴ちゃんさん。帰ったらしっかり説明しようと心に決めて病院をあとにしたのでした。 PMSはホルモンバランスの影響と考えられているからこそ、できるだけストレスなく過ごせることが理想なのかもしれません。だからこそ特にパートナーには共有し、理解してもらえたらうれしいですよね。婦人科を受診し、みわ柴ちゃんさんが、自分の症状をハルくんに話すことを決心できてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月13日「PMS対策、何をしていますか?」と尋ねた結果、1位は『睡眠時間を多くとる』でした。1位:睡眠時間を多くとる・生理中は何かと眠くなりがちで、お腹も痛いしイライラするのでなるべく子どもたちと一緒の時間、早い時間に寝るようにして睡眠時間を沢山とって、からだを休めるようにしています。イライラもするので、寝てたらそんなこともないので。・まさに今生理前なのですが、とにかく眠たいです。体もだるく、風邪のような症状なので、子どものお昼寝時間に一緒に寝ています。・とても眠くなるし、起きていてもイライラして家族に当たりがちになるから早く寝てしまう。2位:記録を付けて自分の傾向を知る・サプリメントや生活習慣だけでは抗えない時もあったため、その時どんな痛みや症状があったのかを記録するようにして、事前に心の準備をしておきたいため。・PMSが酷いので、自分の傾向を知っていれば、こんな時は仕方ないと思えて自分が少し楽になるから。・自分の状態を客観的に把握することで、イライラしたり悲しくなったりしたときに、今はこのくらいの時期だからと冷静になって考えることができるから。3位:サプリメントを飲む・体調管理がうまくいかないことも多いので、手軽にできるサプリメントを利用することにしたから。・試供品で貰ったものを試しに飲んでみたらPMSの症状にとても効いたので、それから購入して飲むようにしています。食事や運動、睡眠、ストレス溜めないなどの大まかな対策ではどうにもできないレベルなので、その点サプリだとズバリ効いてくれるのでサプリに頼ってしまっています。・普段の食事で不足しがちなたんぱく質やミネラルなどを積極的に摂取することで、少しだけですがPMS対策につながっています。調査概要調査方法:インターネット調査調査人数:200人(10代:0人、20代:34人、30代:99人、40代:53人、50代:14人、60代以上:0人)調査主体:ARINA、おうち教材の森調査時期:2023年6月10日調査レポート:おうち教材の森:(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅裸でいるよりも気持ちいい下着-普段も生理の日も心地よく過ごすためのインナーブランド「つきのみせ。」から夏の新作が登場✅PMSの症状がある女性は何と77%!何がつらい?最も多い症状は「感情の起伏」✅月経前症候群(PMS)治療に漢方薬を選ぶ理由とは?おすすめ3選<ママのお悩み漢方相談室#9>
2023年07月05日ある日突然、嫌な臭いのする鼻水と顔の痛みに襲われ「副鼻腔炎」かと思い耳鼻科へ。耳鼻科へ行った後はいったんは治まりましたが、再び痛みに襲われました。今度は歯の奥から苦い味のする液体が漏れてれているような感覚があり歯科へ。顔の痛みが解消するまでの体験談です。★関連記事:「鼻の奥がツーンとする…」長年悩んでいた症状を改善すべく耳鼻科に行くと… #天気痛に悩んだ話 1ある日突然襲った鼻の異変手洗い、うがいを徹底するようになってから、ほとんど風邪らしい症状は皆無だった2020年。手洗い、うがいって大切なんだなと思ったのもつかの間。ある日突然、鼻に激痛が走りました。最初はもしかしたら、鼻に吹き出物ができるのかな?なんて思っていました。しかし、時間が経過するにつれて鼻の奥、耳の下がジーンと痛む感じに。その日の夜には鼻が痛いために、まるで顔全体が痛いような感覚になってしまいました。とりあえず市販の痛み止めでしのぐことにしましたが、痛み止めを飲んでも、数時間後には再び痛みが戻ってきます。次に痛み止めが飲める時間まで顔を冷やしながら耐えました。症状の特徴は、鼻の奥の痛みと緑っぽい嫌な臭いの鼻水が出ること。発熱はありませんでした。この鼻水が本当に不快で、顔中がくさいような気がしてつらかったです。この不快な症状をネットで調べてみたら「副鼻腔炎」かなという感じでした。今まで副鼻腔炎を患ったことがないのでわからなかったのですが、このくさい鼻水が続くのは耐えられない! 顔も痛い! 早くなんとかしたい!という気持ちでした。嫌な臭いと顔の痛みでなかなか寝付けなかったのですが、鼻をかむと少しラクになるので、悪いものは外に出そうと頻繁に鼻をかんで耐えました。耳鼻科へ駆け込みいったん鎮静朝になっても痛みは引かず、臭いのする鼻水も出続けており、よくなっている感じではありませんでした。そのため、朝一番に耳鼻科に駆け込むことに。診療を待っている間も、鼻水の臭いが気になってしまい、他の患者さんにこの臭いがバレていないか心配になるくらいでした。ひと通り症状を伝え、鼻の中の状態を診てもらい、エックス線検査もしてもらいました。診断は「奥歯のあたりが痛いというのは気になるけど、副鼻腔炎でしょう」とのこと。薬を処方してもらいました。ただ、すぐによくなるわけではないので、薬を飲み切って様子を見るように言われました。すぐによくならないかもと言われ、「あとどれだけこの痛みと臭いに耐えなくちゃいけないの」と思いましたが、医師に診てもらってひと安心。2日くらいで痛みが引いたものの、鼻水がなかなかよくなりません。鼻の中が気持ちが悪いので鼻うがいをすることにしました。慣れるまでは喉に違和感を覚えることがありましたが、臭いのもとになっているだろう鼻水を排出するとスッキリ! 水道水で鼻うがいをすると痛いので、鼻うがい専用の液体でおこなっていました。薬を飲み切るころには、かなりラクになり日常が戻りました。再びあの痛みが!今度は歯の異変も耳鼻科にかかってから約1カ月。もうあの痛みと嫌な臭いのする鼻水はコリゴリと思いながら鼻うがいを続けていたのですが……。またあの痛みが襲ってきたのです! 痛みの感覚を覚えていて「これは副鼻腔炎だ」と確信。しかし、前回のような、くさい鼻水は出ていません。その代わりに奥歯が染みるような感じと、変な臭いのする液が出るような感じがありました。耳鼻科で診てもらったときに歯の痛みが出たら歯科に行くように言われたので、今度は歯科へ。幸いすぐに予約が取れたのでそのまま駆け込みました。実は、歯科にかかるのは約2年ぶり……。前回の診療から時間がたっていると、歯科からはがきも来ていたのですが、異変がなかったのでそのままにしてしまっていたのです。ちょっと気まずいなと思いつつ症状を話し、歯のエックス線を撮ってもらいました。どうやら昔、虫歯治療してもらったときの被せ物が痛んでしまったようで、細菌が入り副鼻腔炎になってしまったようです。定期検診をしていれば、治療したところが傷み始めていることに気付けたでしょうし、面倒くさがって定期検診に行かなかったことを後悔しました。薬をもらい痛みは数日で治まったものの、歯の治療はその後1カ月くらい続きやっと終わりました。まとめ歯が原因の副鼻腔炎は盲点でした。あの痛みは二度と味わいたくないので、鼻うがいだけでなく、3カ月に1回定期検診に通っています。虫歯も早期発見をすれば治療もすぐ終わりますし、年齢とともに歯も弱ってくるというので、歯科のかかりつけを持ち、定期的に診てもらうことが大切だと痛感しています。以前は「変わったこともないし、検診は結構お金がかかるんだよな」と思って定期検診をスルーしていたのですが、心を改めました。定期検診に行っていればこんな目には合わなかったと思うと若くないんだし、自分のメンテナンスはきちんとしなくちゃと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。イラスト/サトウユカ著者/ayuko(44歳)小学生の子ども2人と夫の4人暮し。在宅ワーカーでひとりコツコツ仕事をしている。在宅仕事&運動不足で太り気味なのが最近の悩み。年齢特有の体調の変化も気になるところ。スポーツ観戦、ライブが大好き!いつまでアクティブでいたいお母さん。
2023年06月22日こんにちは! あん子です。今回の話は、娘が難聴になったエピソードです。■耳から音が聞こえる!?1ヶ月ほど前、中耳炎になっていた幼稚園の娘。これって…難聴?「どっちの耳が聞こえないの?」と聞くと、「左耳」と答える娘。あ…、左耳って。中耳炎になったとき、鼓膜切開をしたひどい方の耳だ…。「声は聞こえる?」とたずねると、「うん。でも音が変」と。音!?私:「どんなふうに聞こえる?」娘:「低く聞こえたり響く感じ」え~!? どんな状態? とかなり心配になりました。私は「じゃあ、また病院に行って先生に診てもらおう」と言い、すぐに病院の予約をとりました。外傷などとは違って、耳の中の痛みや聞こえ方は本人にしかわかりません。私は、娘が聞こえづらいことに全く気がつきませんでした。早速、病院に行くと「原因を特定するために大きな病院に紹介状を書くね」と医師に言われました。日を改めて…■果たして結果は…?診察室に呼ばれるまで2時間。やっと呼ばれ…結果は、予想通り難聴になっているとのこと。耳の奥にある蜂の巣のような空洞のところに液がたまる「乳突蜂巣炎」で、「しんしゅつ性中耳炎」と診断されました。これは、レントゲンやCTで確認できるようです。中耳炎を繰り返す場合、鼓膜にチューブを挿入することになるとのことですが、耳は鼻につながっているので「薬で液を鼻から出していきましょう」と医師から説明を受けました。原因がわかって少し安心しました。最初は抗生剤を5日ほど処方され、それから抗生剤から漢方に切り替わりましたが、漢方は匂いや味が独特で飲める子は3分の1ぐらいだと説明を受けました。娘は、耳の影響でめまいもするみたいで、想像以上につらかったと思います。急性中耳炎になったときからずっと頑張って薬を飲み続けていた娘、えらかったと思います。1ヶ月ほどたち、耳がどのような状態か大きな病院に診てもらうと…、完治まではいきませんでしたが、だいぶ良くなり、もう薬は飲まなくて良いとのことでした!本当に安心しましたし、健康の大切さをしみじみ感じた出来事でもありました。季節的に新生活にも慣れ、気を張っていた心身が疲れを感じる時期だと思います。皆さまもどうぞお体、ご自愛ください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年06月21日膀胱炎は大腸菌などの細菌が尿道口から侵入し、膀胱の表面の粘膜に感染することが原因で起こる感染症です。感染すると、何度もトイレに行きたくなったり、おしっこをする時に痛みが起こったり、尿が濁ったりする症状がでます。ほとんどは細菌感染で起こる急性の膀胱炎ですが、泌尿器の他の疾患が原因で起こる複雑性膀胱炎や細菌が原因ではない間質性(かんしつせい)膀胱炎もあります。大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ( )では、専門医によるヘルスケアアドバイス疾患ナビを公開しています。6月7日に新着更新した「膀胱炎」では、本田 真理子先生に膀胱炎の原因、症状、治し方や予防法について詳しくお伺いしました。膀胱炎は、3人に1人は一生のうちに一度はかかるという報告もあるほど身近な疾患で、体の構造の違いから女性がかかりやすいことも特徴です。お尻の拭き方などの毎日のちょっとした習慣の改善が膀胱炎の予防につながるので、膀胱炎を繰り返しがちな人は生活習慣を見直しましょう。◆新着情報専門医によるヘルスケアアドバイス 疾患ナビ「膀胱炎」 <目次>膀胱炎について知る・膀胱炎の原因・膀胱炎の症状・膀胱炎の対策・膀胱炎の予防法大正健康ナビは、生活者の日常生活に寄り添い、「人生100年時代をサポートする健康情報発信基地」として、みなさまの健康の維持・増進にお役立ていただけるサイト運営を目指しております。当社は、これからも健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献してまいります。【監修者プロフィール】東京慈恵会医科大学泌尿器科 講師本田 真理子(ほんだ・まりこ)先生2004年長崎大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学大学院、葛飾医療センターなどを経て、2021年より現職。専門は女性泌尿器、泌尿器科一般がんゲノム医療。日本泌尿器科学会指導医・専門医。癌治療認定医、泌尿器腹腔鏡技術認定医。■ご参考●大正健康ナビ 大正健康ナビでは、お悩みの原因、症状、対策や予防法などをご紹介しています。いろいろな疑問に専門家が分かりやすくお答えしています。【大正健康ナビ】膀胱炎.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月07日生理の3〜10日前からあらわれる月経前症候群(PMS)。些細なことでイライラしたり、眠気がすごかったり、頭痛が続いたり……人によってその症状は実にさまざまです。そこで今回は、宝塚ケアサロン鍼灸整骨院板東賢先生の『月経前症候群(PMS)を和らげてくれる食品6選』を紹介します!※ご紹介する食品を摂っても、すべての方に効果があるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。健康要約ch治療家Bando宝塚ケアサロン鍼灸整骨院板東賢(ばんどうまさる)先生市民病院やリハビリテーション勤務やプロ野球のトレーナーを経て、2015年宝塚市で宝塚ケアサロン鍼灸整骨院を独立開業。宝塚全組のトップスターやスターの定期的なメンテナンス、治療に従事。(保有資格:柔道整復師、鍼灸師、登録販売の免許、リラクゼーションセラピスト)最初に……『20人に1人の女性がPMS』という調査結果もあるほど、多くの女性がPMSの症状を抱えています。約3,000人の女性を対象とした研究では、CRP(身体のなかで炎症が起きているときに血液中で上昇するタンパク質)が高い人ほど、不安、気分のムラ、過食、頭痛、むくみなどPMSの症状が出やすいという結果に。つまりPMSは“炎症”が関係しているということですね。そのため日々の食事から、炎症を引き起こす糖分、塩分、飽和脂肪酸を控え、炎症を抑えるビタミンやミネラルを多く摂取するよう心がけることが大切です。では早速、すぐに取り入れられる『PMSを和らげてくれる食品6選』を紹介していきます。1:サーモン脂がのった魚には抗PMS作用のある栄養素がたくさん含まれています。とくにおススメなのが『サーモン』。サーモンには抗炎症作用のあるオメガ3が含まれているだけでなく、血糖値と食欲をコントロールするタンパク質が多く含まれています。スーパーで手軽に購入できるので、日々の食卓に取り入れてみてください。2:卵ビタミンCと食物繊維以外の全ての栄養素を含む『完全栄養食品』と言われる『卵』。抗炎症作用のあるオメガ3も含まれているので、1日3つまでを目安に取り入れてみましょう。また、卵やサーモンなどの動物性たんぱく質には「セロトニン(別名:幸せホルモン)」の前駆体(トリプトファン)が含まれています。気分のムラが激しい人は、ぜひ検討してみてくださいね。3:色の濃い野菜たくさんの栄養素が含まれる『ケール』や『ほうれん草』。例えば、脳の健康促進、気分の調節、快眠サポート、筋の痙攣を和らげてくれるマグネシウムや、PMSのリスクを下げるといわれている鉄分などが含まれています。またビタミンBには炎症を軽減する働きがあるので、PMSに悩まれている方は色の濃い野菜でビタミンB群を摂取すると良いでしょう。4:クルミ万能食材といわれる『クルミ』。小腹が減った時の糖分の代わりにもなりますし、トリプトファンや消化機能を調節する食物繊維、抗炎症作用の多価不飽和脂肪酸、食後の満足感を与えるタンパク質などが含まれています。手軽に持ち運びができるので、おやつにクルミを食べる習慣をつけてもいいでしょう。5:生姜温活に欠かせないのが『生姜』。生姜には消化促進作用や免疫向上作用、抗炎症作用などがあります。とくに生理中にお腹の調子が悪くなるという方には、おススメの食材です。細かく刻んで炒め物、ドレッシングに加える、すりつぶしてスープに入れるなどさまざまな調理法で取り入れてください。6:ダークチョコレートカカオ70%以上の『ダークチョコレート』。ダークチョコレートにはマグネシウムや抗酸化物質が多く含まれているため、とくにPMSで頭痛や筋痙攣の症状がある方にはおススメです。ミルクチョコレートのほうが美味しいと思われるかもしれませんが、ダークチョコレートを選ぶようにしましょう。最後に…PMSを和らげてくれる食品は他にもありますが、手軽に、そして隙間時間にも摂取できるような食品を抜粋してお届けしました。生理痛、PMSの期間は1年の間の3ヶ月以上あるといわれています。是非、今回紹介した食品を取り入れてPMSの症状を和らげ、乗り切っていただけたらと思います。宝塚ケアサロン鍼灸整骨院板東賢先生の『月経前症候群(PMS)を和らげてくれる食品6選』をご紹介いたしました!(MOREDOOR編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月20日俳優の南果歩さんが、2023年4月25日に自身のInstagramを更新。愛犬が発熱し、すい炎を起こしたことを明かしました。愛犬にすい炎が起きた原因は、南さんが来客に出し、テーブルに置いていたチョコレートとマドレーヌを誤って食べてしまったこと。チョコレートは、犬にとって毒性の食べ物です。食べてしまうと、発熱や下痢などの症状を起こすといわれています。南さんは愛犬を病院に連れて行き、血液検査をして点滴を打ってもらいましたが、「まだまだ油断はできない」とのこと。 この投稿をInstagramで見る KahoMinami南 果歩(@kaho_minami)がシェアした投稿 今回の出来事は、南さんがいない時に起きてしまったものの、「保護者なので責任を感じています」とコメントしています。「飼い主は食べ物には特に注意を払ってあげないとダメだと痛感しています」ともつづりました。南さんの出来事に、ファンからは「自分も気を付けようと思いました」「1日も早い回復を祈っています」といった反響が上がっています。愛犬が健康で過ごせるよう管理するのは、飼い主の役目。南さんの投稿を通して、ペットと暮らす難しさを改めて感じた人も多いことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月26日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。GODの神業。編集後記赤ちゃんの母乳の飲みが悪くなったタイミングで、乳腺炎になってしまったつぶみさん。母乳外来で再会したのは、出産のときにお世話になったGOD的存在のベテラン助産師さん。「ここだ!」の一言で、乳腺炎からも救ってくれたのでした。GOD助産師さんの施術後、驚くほどすんなりと母乳が出るようになり熱もだんだんと下がっていったようですよ。つぶみさんは当時を振り返りこう言います。「乳腺はいくつかあると思うのですが、私の場合、赤ちゃんに飲ませにくい角度の部分が詰まりやすくなっていたようです。その後も何度か乳腺炎になりましたが、助産師さんからのアドバイスをもらい、コツを得て自分で対処できるようになりました」乳腺炎の痛みはとてもつらいので、少しでも違和感を感じたら早めに対処することが大切です。事前に乳腺炎になってしまった場合に相談できる母乳外来などを調べておくと安心ですね。ままのて編集部ベテラン助産師さんとの出会いエピソードはこちらつぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2023年04月19日私はPMS(月経前症候群)がひどく、結婚前から夫をよく振り回してきました。その後結婚し、「今後の結婚生活に支障が出る」と思った私は、夫に自分の症状を伝えることに。生理前の夫婦間のルールを決めたのです。 PMSという言葉を知らなかった夫私はもともとPMSがひどかったのですが、夫に迷惑をかけたくないと、付き合っていたころからPMSの症状がひどいことを隠し続けていました。しかし、結果的にそれは逆効果に。毎月、PMS症状が出るころになると、夫のささいなことが気になって私の怒りが爆発。夫婦喧嘩に発展することも多くなってしまったのです。 「このままじゃ結婚生活に支障が出る」と思った私。ずっと隠してきましたが、夫にPMSの症状がひどいことを打ち明けることにしました。 すると、夫から返ってきたのは「PMSって何?」と思いもよらぬ言葉。 私は思わずあ然としてしまいました。私の中では、「PMS」とはすでに男女問わず幅広く認知されている言葉だと思っていたのです。しかし夫に話を聞くと、「PMSという言葉さえも知らない男性が多いと思うよ」と言うのです。 夫の理解と生理前のルール決め私は、改めて夫にPMSについて話しました。そして、私の場合は、自分ではどうしても感情のコントロールができないこと、不調が続くこと、ネガティブな思考になってしまうことなどを伝えたのです。 すると、夫は「今まで、なぜ君がイライラしているのかわからなかったよ」と正直に話してくれました。そして、夫から「PMSの時期になったら直接教えてくれないか」と提案してくれたのです。 そこで、PMSの時期には「調子が悪い時期になった」と直接伝えることを夫と約束。言葉で伝えにくいときはLINEを使って不調を表すスタンプを送信したり、「具合が悪いので今日の夕飯は何か買ってきてほしい!」と具体的にお願いしたりするようにしました。 生理前の私たちのルールPMSの時期を伝えると約束した日から、毎月の喧嘩はほとんどなくなりました。 そのほかに夫婦間のルールとして、不調が続く時期には家事は無理をしない、できないことはイライラする前に夫にお願いする、PMSの時期は睡眠時間を長めにとってできるだけ体に負担をかけない、などをルールとしました。 また、夫からも、なぜイライラしているのかわからないときはモヤモヤをぶつけ返さずに、素直に何に怒っているのか私へ尋ねる、家事はできる限り自分が担当する、PMSについて勉強する、などを提案してくれました。 きっと、私が「迷惑をかけないように」とずっと黙っていたら、今も毎月喧嘩をしていたでしょう。あのとき、思い切ってすべてを打ち明けてよかったなと思っています。 今では、夫がPMSについて調べたり、勉強したりしてくれたおかげで、夫婦仲もよりよくなったと感じています。生理前の夫婦間のルールを決めたことが、私たち夫婦の絆をより固くしてくれたといっても過言ではありません。 著者/なかまる あゆみ作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年04月17日イラストレーター活動をおこなっている、現役大学生の「めるくれぇぷ」さん。自身のTwitterにて投稿された「PMSかと思って婦人科へ行ったら、卵巣嚢腫が見つかった」という体験談を描いたマンガが話題を集めています。 私って…PMSなの?※作中での、めるくれぇぷさんは“もちふく”というお名前になっています。 生理前になると無性に悲しくなったり、体がむくんだり、食欲が爆発したり……心身共に不安定な状態になりやすかったと言うめるくれぇぷさん。それらの症状が「PMS(月経前症候群)かもしれない」と気づくきっかけになったのは、「生理前にイライラすることがあるよね? それもしかしてPMSかも――」というナレーションがついた1本の動画を見たことでした。 PMSについて調べると、自身の生理前の症状に当てはまるものばかり。「どうにかしたい」と思っためるくれぇぷさんは、生まれて初めて婦人科を受診することにしたのでした。 日本産婦人科学会によると、PMSとは「月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するもの」とされ、心が不安定になったり、眠気が強くなったり、食欲が増したり、おなかや胸が張ったりという、めるくれぇぷさんが描かれている症状が挙げられます。結果的にめるくれぇぷさんの場合は、婦人科を受診したことで卵巣嚢腫が見つかることとなりますが、PMSでつらい……という場合は、めるくれぇぷさんのように一度受診して医師に相談してみるのも解決の一手となるかもしれません。 監修/助産師 松田玲子 めるくれぇぷさんの投稿は、ぜひTwitterをチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター めるくれぇぷ『食う、寝る、描く』が大好きな女子。Twitterなどでイラストや百合漫画載せてます!
2023年04月04日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】娘を抱っこしたときに胸の痛みを感じたことをきっかけに、乳腺炎であることが判明。乳管にたまった膿を排出するために、2度の切開手術を受けることになりました。 消えない痛みや長引く治療で、先が見えない状況に参ってしまいましたが、2度目の手術を受けようやく回復の兆しが見えてきたのです。 当たり前は当たり前じゃない 1度目の手術だけではすべての膿を排出できず、2度目の切開手術を受けることになったやき子さん。再手術では想像以上の痛みを感じ、術中に思わず涙がこぼれました。 長引く治療に精神的にもダメージを受けていましたが、2度目の手術を受けたあとは膿の排出がスムーズに進み、快方へと向かっていったのです。 3カ月にも及ぶ乳腺炎の治療を経て、やき子さんは健康でいることの大切さを痛感したと言います。胸の痛みを常に感じていたこの期間は、日常生活でのちょっとした動作も娘さんを抱っこすることも困難でした。 普段何気なくしていることは、健康な体があってこそ成り立つのでしょう。少しでも自分の体に異変を感じたら、「そのうち治るだろう」と放置せず専門機関に相談することが大切ですね。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年03月02日2月11日、岸田文雄首相は都内のクリニックで、慢性副鼻腔炎の治療のため内視鏡手術を受けた。首相を悩ませてきた慢性副鼻腔炎について多田耳鼻咽喉科医院(大阪市)の多田直樹院長が解説する。「鼻の穴を入ったところにある鼻腔の周囲にある空洞で細菌感染による炎症が起こっている状態が副鼻腔炎です。かつては蓄膿症と呼ばれていました。風邪やアレルギー性鼻炎などがきっかけで、空洞の出口である『自然口』が炎症によってふさがれ、内部で病原体が増殖し、膿がたまってしまうのが『急性副鼻腔炎』です。黄色や黄緑色のドロドロした鼻水が出て、鼻をかんでもかみ切れないなどの症状が、12週間以上続くと『慢性副鼻腔炎』と診断されます」年間の患者数は軽症者を含めれば200万人ほどいるといわれている。現在ジワジワと増えているのが「好酸球性副鼻腔炎」だという。「岸田首相は鼻茸ともいわれる鼻の中にできる鼻ポリープを手術したと報じられています。これは鼻ポリープが多発する特徴のある好酸球性副鼻腔炎の可能性が十分考えられます。当院でも副鼻腔炎の手術を行っていますが、その半数以上が好酸球性副鼻腔炎によるもの。1990年代後半から増えているのです」(多田先生、以下同)好酸球性副鼻腔炎は、特に50代を中心に増加しているという。「白血球の一種で免疫細胞の好酸球は抗原抗体反応を介さず迅速に外来異物を排除する役割がある一方、アレルギー性の炎症を起こします。この好酸球が副鼻腔で過剰に増殖することで起こりますが、原因はわかっていません。ニカワのような粘り気のある乳白色の鼻水が出る、頭痛や頭重感、嗅覚障害などの症状が起こります」慢性副鼻腔炎と違って抗生物質が効きにくく難治性といわれていたが、治療法が年々進歩し、症状は改善するという。いずれにしても副鼻腔炎を放っておくとさまざまな不調を招く。「鼻づまりが続くと口呼吸になり風邪をひきやすくなります。特に就寝時に口呼吸になると睡眠の質が低下し、昼間の眠気や倦怠感が引き起こされ日常生活の質が悪化します。まれではありますが、副鼻腔からさらに奥の脳に炎症が広がって髄膜炎などを引き起こすこともあります」適切な治療を受けない場合、髄膜炎の致死率は50%。甘く見ていると命にかかわることがあるのだ。副鼻腔炎なのに、単なる鼻炎や鼻づまりと思って放置している人も多い。自分が“隠れ副鼻腔炎”でないか、下のチェックリストで確かめよう。予防法はあるの?■副鼻腔炎を見抜くチェックリスト1.黄色や黄緑色のドロドロの鼻水が出る2.乳白色で、のり状の鼻水が出る3.コーヒーの匂いを感じない4.食べ物をおいしく感じない5.昼間に無性に眠くなる6.頭痛もちだ7.目の奥が痛い※1つでもあてはまれば、医師の診察を受けよう。特に1の場合は「慢性副鼻腔炎」、2の場合は「好酸球性副鼻腔炎」の疑いがある「副鼻腔炎の多くは風邪が発症のきっかけとなることも多いため、手洗いの徹底、感染症の予防、規則正しい生活習慣を意識すること。また鼻うがいなど『鼻ケア』もポイントです。さらにアレルギーを悪化させるストレスとは上手に付き合うことも重要ですよ」支持率が低迷している岸田首相。“鼻スッキリ”で変われるか?
2023年03月01日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】乳腺炎になり、乳管にたまった膿を排出するために切開手術を受けたやき子さん。しかし、なかなか膿が排出しきれずしばらく切開部に管を入れ、自然排出されるのを待っていました。 ようやく膿の排出が進み、管も抜けたのですが、まだズキズキとした胸の痛みは治らず、詳しく調べてみると別の部分にも膿がたまっていることが判明。再度、切開手術を受けることになったのですが……? 2回目だし怖くない……と思ったのに 前回の切開手術で膿を排出した膿瘍(膿がたまっている状態のこと)とは別のところにも膿瘍があることが判明。そのため、胸の炎症が治らず痛みが残っていたのです。 そこで、すでに膿を排出した膿瘍腔(膿がたまっていた空洞)と、いま膿がたまっている膿瘍が自然につながれば、切開した部分から膿を排出できる算段でした。しかしやき子さんの場合、自然につながらず手術で膿瘍同士をつなげることになったのです。 一度切開した部分を再度広げることになり、想像以上の痛みがあったそう。2回目の手術ということで覚悟して臨みましたが、思わず涙がこぼれてしまいます。 度重なる手術、長引く治療、消えない痛み……つらいことが重なり、精神的にも参ってしまうやき子さん。この手術で、回復の兆しが見えるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月28日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】乳腺炎の治療を続けているやき子さん。通院を続けていたある日、手のひらに発疹ができていました。原因がわからず様子を見ていたところ症状が落ち着いたのですが、しばらくすると今度は上半身に発疹が広がっていることに気づいたのです。心配になり、皮膚科を受診するとまさかの診断がくだり……?! 子どもだけの病気だと思っていたけど ※りんご病(伝染性紅斑)とは:ヒトパルボウイルスB19というウイルスを病原体とする感染症です。発熱や咳などの風邪症状から始まり、両頬に赤い発疹紅斑が現れ、その後体幹部や四肢などに網目状の発疹が現れます。2〜12歳に多い疾患ですが、乳児や成人がかかることも少なくありません。まれに心筋炎・急性脳炎・脳症などの重篤な合併症を伴うことがあります。 ※りんご病の感染経路には、飛沫感染と接触感染がありますが、発疹が出るころには感染力が低下しています。 乳腺炎の切開手術を終えたあとから発疹が出始めたので、発疹も乳腺炎に関係があるものと思っていましたが、原因は「りんご病」であることが判明。子どもの病気というイメージがあったやき子さんは、まさかこのタイミングで自分がりんご病になるとは思わず、驚きます。 発疹が出るころは感染してしばらく経った時期なので、結局乳腺炎とりんご病の関連性はわからなかったそう。2つの病気が重なり、やきこさんもさぞかし驚いたでしょうね。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月28日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】乳腺炎になり、乳管に膿がたまってしまったやき子さん。切開手術で膿を排出しましたが、胸の痛みが治りません。検査をすると、まだ胸の炎症が治っておらず他の箇所に膿が溜まっていることが判明。さらに、原因不明の湿疹が全身に広がってしまいます。 次から次へと症状が出てつらい… ※自家感性皮膚炎とは:体の一部分にできた発疹を起点として、全身に発疹が広がる疾患のこと。強い痒みを伴うことが特徴です。 ※りんご病(伝染性紅斑)とは:ヒトパルボウイルスB19というウイルスを病原体とする感染症です。発熱や咳などの風邪症状から始まり、両頬に赤い発疹紅斑が現れ、その後体幹部や四肢などに網目状の発疹が現れます。2〜12歳に多い疾患ですが、乳児や成人がかかることも少なくありません。まれに心筋炎・急性脳炎・脳症などの重篤な合併症を伴うことがあります。 膿を排出する手術を受けてから数日後、手のひらに謎の湿疹が広がっていました。しばらくして症状が落ち着いたと思っていたころ、次は背中からおなかまで湿疹が広がっておりびっくりするやき子さん。 乳腺外来では原因がわからず皮膚科を受診すると……発疹の原因は「りんご病」であることがわかります。まさかの診断に驚き! なにはともあれ、発疹の理由がわかってよかったですね。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月27日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】娘を抱っこしたときに、ズキンと胸の痛みを感じたやき子さん。痛みが気になり、乳腺外来で検査をすると「乳腺炎」であることが判明。乳管に大量の膿がたまり、激しい痛みや腫れの症状が出ていたため、膿を排出するために切開手術を受けました。 術後数日かかり、ようやくすべての膿が排出されたと思ったのですが、ズキズキとした胸の痛みが治らず……?! 胸がズキズキ…この痛みの原因は? 切開手術を終えたあと、膿が排出されるように切開部分に管を通していましたが、ようやく膿の排出が進み管を抜くことができました。しかし、ズキズキとした痛みは治らず医師にそのことを伝えると、まだ胸の中で炎症が起こっており、別の箇所に膿が溜まっていることがわかったのです。 なかなか治療の兆しが見えず、「こんなに長引くなんて…もっと重大な病気なんじゃ?!」と心配するやき子さん。別の病院で現在の状況について聞いてみると、やはり乳腺炎であることは間違いなく、治療が長引くことが多いと言われます。 「根気よく治療すること」が大切だと言われ、納得しつつも「早く終わってほしい」と心の中で願うやき子さんでした。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月26日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】なんらかの原因によって、乳管に細菌が感染し乳腺炎になってしまったやき子さん。膿がたまり胸がガチガチに腫れ、強い痛みが生じます。 そして、たまった膿を取り出すための手術を受けたのですが、その後も炎症がおさまらず体内で膿が作られ続けてしまったことで、膿が排出しきれずにいました。 膿を出したはずなのに… ※膿瘍腔とは:膿が溜まっていた空間のこと なかなか膿を排出しきれず、術後しばらくの間は乳房に膿を排出するための管を挿入していたやき子さん。ようやく膿が減ってきたので、管を抜くことになりました。 もうすぐ治療も終わるはず……と思っていましたが、管を抜いても胸がズキズキと痛みます。「膿を出しきったはずなのになぜ痛むんだろう?」と疑問に思い、再度検査を受けたところ、なんとまだ炎症が治っておらず別の箇所に膿がたまっていることが判明しました。 治療がさらに伸びてしまい、やき子さんは先が見えない状況にがっくりしてしまうのでした。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月25日PMS(月経前症候群)でイライラすることがあった私は、ストレス発散にとたばこを吸ってしまうことがありました。その後、PMSが悪化したことで低用量ピルの服用を考えるように。しかし低用量ピル服用中は、たばこが吸えないと知って……!? 友人の助言! 魅力的だったけれど…PMS(月経前症候群)や生理痛に悩んでいた20代のころ、生理の悩みを共有し合っていた友人から低用量ピルの存在を教えてもらいました。PMSや生理痛の症状を軽減できると聞き、とても魅力的に感じた低用量ピルでしたが、私にはひとつ気になることが……。それは、低用量ピル服用中の喫煙は推奨されないということ。普段、PMSでイライラしたときにたばこを吸ってストレス発散をすることがあった私は、低用量ピル服用中に自分がしっかり禁煙できるのか自信が持てませんでした。そのため、病院を受診するのもためらってしまったのです。 もう我慢できない!しかし、年齢を重ねるごとにPMSや生理痛が日常生活に支障をきたすようになりました。PMSによるイライラで恋人に当たってしまったり、つらい生理痛によって月に1度は仕事を休んでしまったりすることもありました。そのたびに自己嫌悪に陥り「このまま毎月我慢し続けるのはつらすぎる。無理かもしれない……」と感じたのです。そう考えた結果、不安はありましたが禁煙をして低用量ピルを服用することに決めました。 予想外の結果に禁煙を始めてみると、意外とつらさは感じませんでした。もともとヘビースモーカーではなかったことと、低用量ピルがPMSの症状を軽減してくれてイライラすることがなくなり、たばこを吸いたいと思わなくなったことが大きいように感じます。私は副作用もなく、現在も低用量ピルの服用を続けています。PMSや生理痛の改善に加えて、結果的に禁煙まですることができて、低用量ピル服用を決めて本当によかったなと思っています。 低用量ピルを服用する前は、「なんとなく禁煙してはまた喫煙をしてしまう」ということを繰り返していました。しかし、PMSの症状が改善したことでイライラやストレスが減り、当初は思ってもいなかった喫煙の悩みまで解決することができました。 ※低用量ピル服用の際、副作用として血栓症を引き起こす可能性があります。35歳以上で1日15本以上の喫煙をすると血栓症を発症するリスクが高くなるという報告があるため、低用量ピルの服用は推奨されません。また35歳未満の方や1日15本未満の喫煙の場合でも、低用量ピル服用の際には注意が必要です。 著者/ゆりんイラスト/コジママユコ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年02月24日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】娘を抱っこしたときに胸の痛みを感じたやき子さん。その原因は乳腺炎でした。乳管にたまった膿を取り出すために切開手術を受けたのですが、なかなか膿が出きらず悩んでいたある日……? 手のひらを見て、ある異変に気づき… ※自家感性皮膚炎とは:体の一部分にできた発疹を起点として、全身に発疹が広がる疾患のこと。強い痒みを伴うことが特徴です。 血液検査の結果で、白血球が多いことが判明。医師からの説明で「白血球が増えている=体が炎症と戦っている」ことがわかります。切開手術で膿を取り出したあとも、膿が作られ続けている状態のやき子さん。膿は炎症によって生じるため、まだまだ炎症がおさまっていないのでしょう。 手術から数日後、ようやく膿が減ってきた矢先のこと、やき子さんの体にある異変が起きます。手のひらや腕に発疹があらわれたのです。次から次へと症状があらわれ心配ですね……。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月23日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】娘を抱っこしたときに感じた胸の痛み。はじめはPMS(月経前症候群)による乳房痛だと思いましたが、数日経っても痛みは引かず、病院で検査を受けると乳腺炎であることが判明。 乳管に細菌が感染し乳腺炎になってしまったやき子さんの胸には、膿がたまっていました。切開手術で膿を取り出したのですが……? これで解放されると思ったけれど… 乳腺炎と診断された際、たまった膿が自然と出てくることはないのか医師に聞くと、「あるけど、その場合はときは乳が裂けます」と言われ愕然としたやき子さん。 やき子さんの場合、切開手術ができるようになるまで1週間以上膿をためる必要があったので、その間「胸が裂けたらどうしよう」と、まるで時限爆弾を抱えているような気持ちでした。 手術を受けたので、あとは膿が全部排出されればOK!と思っていたのですが、なかなか膿が減りません。むしろ増えていることがわかり、膿を排出するための管(ドレーン)は抜くのは先延ばしになってしまいました……。状況が好転せず、心配ですね。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月21日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】乳管に細菌が入り炎症を起こし、乳腺炎になってしまったやき子さん。切開手術で膿を取り出すことになりましたが、すぐには手術ができません。手術可能な状態になるまで様子見となり、1週間以上ガチガチに腫れた胸を抱え激痛に耐えました。 そして、最初の検査から8日目にしてついに膿を取り出すことが決まり……? 麻酔で痛くない!…と思ったら ついに手術が可能になり「これでようやく痛みから解放される」と安堵したやき子さん。局所麻酔を打ち、切開自体は痛みを感じなかったそうですが、そこから膿を搾り出す際はかなりの激痛だったそう。 やき子さんは以前、乳管に母乳がたまり炎症を起こす「うっ滞性乳腺炎」になったことがあり、そのときに受けたおっぱいマッサージの痛みを思い出したと言います。 今回の乳腺炎では、切開手術と聞いていたので激痛マッサージはないと思っていたようで、膿を手で搾り出されたときは声にならない悲鳴をあげてしまったのだとか。ガチガチに腫れた胸からたまりにたまった膿を絞り出す……想像するだけでも痛くなりますね。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月20日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】娘を抱っこしたときに胸がズキンと痛んだやき子さん。数日経つと痛みが悪化し、検査を受けると重度の乳腺炎であることがわかりました。乳管に細菌が感染し炎症を起こしている状態で、膿が溜まっていたのです。 膿を少し溜めてから、乳房の一部を切開し取り出す治療法が決まりましたが、数日は痛みと発熱に耐える日々が続きます……。 いつまでこの苦しみが続くの… 乳腺外来で検査をしてから5日が経ち、やき子さんの胸は大変なことになっていました。胸はガチガチに腫れて歪み、シャワーが当たるだけでも激痛が走ります。この苦痛はいつまで続くのか、先が見えない状況に思わず涙が出てしまうやき子さん。 そして検査から8日目にして、ようやく膿を取り出せることになりました。自分の胸とは思えないほど変形し耐えられない痛みが続いたことで、当時は精神的にもかなりダメージを受けていたそう。 医師から「これなら切れるでしょう」と言われ、やき子さんは切開手術への恐怖よりも痛みから解放される喜びの方が上回ったと言います。筆舌に尽くしがたい痛みに耐えたやき子さん。治療が進んでよかったですね。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月19日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】娘を抱っこしたときにズキンと乳房痛を感じたやき子さん。数日経っても痛みはどんどん強くなり、乳腺外来で検査を受けました。すると、その原因は「乳腺炎」だとわかり……? 乳房痛に加え、発熱症状まで… ズキズキとした乳房痛の原因は、PMS(月経前症候群)ではなく、「乳腺炎」だとわかりました。やき子さんの乳管は、なんらかの理由で細菌に感染し炎症を起こしている状態で、膿が溜まっています。 この膿を出すためには乳房の一部を切開する必要がありますが、今の状態だとまだすべての膿を出しきれないと医師から言われてしまいます。すぐにでも切ってもらい、痛みから解放されたかったやきこさんでしたが、その日はそのまま帰宅することに。 すると、その日から5日間も発熱や悪寒に苦しむ日々が続きました。小さなお子さんを抱えながら、高熱に耐えるのはとてもつらかったでしょうね……。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月18日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】娘を抱っこしたときに、胸にズキンとした痛みを感じたやき子さん。生理前の乳房痛だと思っていましたが5日経っても痛みが引かず、ついには眠れなくなるほど激痛を感じるようになってしまいました。心配になり、乳腺外来を受診すると……? ただの乳房痛だと思ったのに… 乳腺外来を受診し、精密検査を受けると乳房痛の原因がわかりました。医師から「所見では“ガン”だったのですが……」と言われ、心臓が止まるほど驚きます。どうやら触診では、ガンがあると思ったようです。 しかし、超音波検査で見てみるとそれは膿であることがわかりました。乳房痛の原因は「乳腺炎」だったのです。「乳腺炎」というと授乳期間中に乳管に母乳が貯まり起こる症状をイメージされるかもしれませんが、このときのやき子さんは授乳をしていません。 やき子さんの場合、なんらかの理由で乳管内に細菌が感染し炎症を起こすことにより、膿が溜まってしまったのです。そして、膿を出すためには乳房の一部を切開しなくてはいけません。 PMS(月経前症候群)の一症状だと思っていた乳房痛が、かなりの大事になり驚くやき子さん。医師から「乳が避ける」というパワーワードが出て、唖然とするのでした。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月16日2人の女の子を育てながら、結婚・育児マンガを描いているやき子さん。ある日、娘を抱っこしようとすると胸にズキズキとした痛みを感じました。「生理前だし胸が張っているせいかも……」と思っていたのですが、5日経っても痛みが引かず病院で診てもらうと……?!【あらすじ】いつものように娘を抱っこしようとすると、胸にズキッと痛みを感じたやき子さん。ちょうど生理前だったこともあり、胸が張っているせいだろうと思っていましたが……? 胸がズキズキ…この痛みの原因は? 生理前は乳房痛を感じることが多いやき子さん。この日感じた胸の痛みも、PMS(月経前症候群)によるものだろうと思いました。自然に痛みが引くのを待っていましたが、5日経っても胸はズキンズキンと痛み、眠れなくなるほどでした。 異変を感じたやき子さんは乳腺外来を受診し、詳しく検査をしてもらうことに。触診をしてもらうと、医師の顔が強ばります。そして、「こんなになるまでわからなかったの?」とひと言。 このとき「早めに受診した」と思っていたやき子さんは、医師がなぜこんなことを言うのかまったく意味がわからなかったそう。もしかして大きな病気なの?!と不安になるやき子さんでした。 監修/助産師 松田玲子 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 やき子さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター やき子
2023年02月15日40代後半に突入し、体の疲れは感じるものの、心は30代のころより元気になってきたかな?と感じる今日このごろ。それは、生理前のPMS(月経前症候群)の症状が軽くなってきたからだ!と気が付きました。30代後半から、生理前の精神的なモヤモヤを感じ始めると憂うつでしたが、今は「あれ、そういえば生理前だった、今月はPMSないな」と感じることが増えてきました。PMSが改善するまでをお伝えします。★関連記事:仕事中に気絶!? 生理前のPMSと便秘が重なり体調は絶不調に #体調不良から脱却したい 6モヤモヤ、イライラ、クヨクヨに悩まされる日々30代後半のころの私は高齢の義父母との同居と2人の未就園児の子育てで、日々の生活に疲れを感じながらも、義父母からの小言なども気にせずにさらりと対応できていました。しかし、あるときから生理前になると、精神的なモヤモヤを感じるように。義父母からの小言にいちいち反応してしまい、口答えをしてはクヨクヨ落ち込んで、自分の精神状態が落ち着かないことに参ってしまいました。また生理前に子どもへのイライラした怒り方が尋常ではなかったことから、PMSを疑うようになりました。低用量ピルから市販薬へ切り替えてPMSかどうかを確かめたくて、ホルモン値を計ってほしいと婦人科を受診しました。現状を説明すると、ホルモン検査はしてもらえなかったのですがPMSの症状だと言われ、低用量ピルを処方されました。漢方も説明されすすめられましたが、即効性が欲しかったのでピルを選択。だんだん調子も回復していき、飲んでよかったなと心から思いました。でも、一つ気がかりなのは、血栓ができる可能性があるというピルの副作用でした。数カ月ごとに血液検査を受けなければならないのも面倒になってきて、飲み始めて1年後ピルをやめ、PMS治療の市販薬「プレフェミン」と「命の母」を飲み始めることにしました。ピルは毎日飲みますが、市販薬は自分がモヤモヤを感じ始めたときから、生理が始まるまでの間だけ飲みました。飲むことで、今の時期はPMSだからしょうがないねと自分を客観視できて、心を落ち着かせてくれるお守りのようでした。漢方薬でストレスが軽減!食事も見直し44歳になっても、毎月の症状に合わせ薬の量を調節しつつも、市販薬「プレフェミン」や「命の母」を毎月の生理前に飲んでいました。穏やかな性格の自分が、怒りの感情でいっぱいになるのに耐えられなかったからです。しかし、これらの薬を飲むようになってすでに7年が経過。このまま飲み続けて良いのだろうかと悩むようになりました。以前ほど子どもに手がかからなくなり余裕ができたため、もう一度自分の体に向き合おうと、45歳でPMS治療に特化した婦人科を受診。ホルモン値(プロゲステロン8ng/mL)から、PMSと診断され、漢方薬の「柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)」を処方されました。漢方薬は、最初は1日に3回飲みましたが、調子が良ければ1回に減らすことができるので薬を飲むストレスが減りました。実際に、今日は飲まなくても大丈夫だなと実感できたのには、びっくりしました。そのころ、書店で目にした『マンガでわかるココロの不調回復食べてうつぬけ』(主婦の友社/奥平智之著)を読んでからは、貧血がメンタルヘルスに関わっているということを知りました。そこで、若いころからの貧血を改善しようと鉄剤も処方してもらい、甘い物を減らして、マグネシウムや野菜スープ、たんぱく質などを増やすように自分の食事を整えていきました。まとめPMSと付き合い始めて約8年、漢方薬の服用と自分が満足できる栄養を体に与えることで、ようやくしんどい思いから卒業できそうな気がしています。家族を優先にして生活していた中で不快な症状の改善を諦めず、自分の心や感覚を無視せずに向き合い、つらければつらいなりに病院に相談し薬を飲んだことで、最終的には自分に合う解決策が見つかったと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。【駒形先生からのアドバイス】柴胡加竜骨牡蛎湯は胃もたれをする人がいますので、内服の際はきちんと診察を受けてください。イラスト/村澤綾香著者/ゆみか(45歳)小学生2人の母。高齢の義両親を介護する日々、自分の時間も充実させたい。隙間時間に、カフェや本屋さんへ行くのが好き。
2023年02月05日