ABCテレビでは、7月1日に大阪・福島のABCホールで行われる『ABC創立65周年記念 第37回ABCお笑いグランプリ』最終予選の観覧者を募集している。応募締め切りは23日24時まで。同番組の原点は、1980年に同局の創立30周年を記念して放送された『ABC漫才・落語新人コンクール』。回を重ねて、ダウンタウン、ナインティナイン、中川家、ますだおかだ、フットボールアワーといったコンビたちがグランプリ受賞者として名を連ねる、関西の若手芸人の登竜門的コンテストへ成長した。2012年からは、『ABCお笑いグランプリ』と名称変更。出場資格を全国のプロのお笑い芸人に広げながら、デビュー10年以内として展開しており、今回の第37回大会は、7月中旬に決勝戦を開催する(関西ローカルで生放送)。最終予選には、DVD審査などをへた若手タレントたちが登場し、ペア150組を募集。対象となるのは中学生以上で、番組公式サイトから応募できる。
2016年06月22日今年で37回目を迎える若手芸人の登竜門『ABCお笑いグランプリ』が7月に開催されることが9日、わかった。1980年に『ABC漫才・落語新人コンクール』としてスタートし、歴代のグランプリ受賞者にはダウンタウン、ナインティナイン、中川家、ますだおかだ、フットボールアワーらお笑いスターが名を連ねる同コンテスト。前回の第36回大会では、GAG少年楽団が大会史上初となるトリオでの優勝を果たした。昨年までは毎年1月に開催されていたが、ABC創立65周年を記念して行われる今年は夏の開催となる。同じくABC制作の『M-1グランプリ』も手がける辻史彦プロデューサーは、開催時期の変更について「『M-1』の復活を受けて、『ABCお笑いグランプリ』が夏の大会として生まれ変わります。夏の『ABCお笑いグランプリ』、冬の『M-1』と1年を通じて最高のお笑いの大会をお届けできることを、大変誇りに思います」と説明。「歴代王者が作り上げた歴史が語るように、『ABCお笑いグランプリ』を制した者が、『M-1』王者をはじめスターの階段を登っていくのです」と話し、次世代のお笑い界を牽引するスターの誕生に期待を寄せた。なお大会の出場資格は、芸歴10年以内のプロのお笑い芸人。6月中旬の一次審査、7月初旬の最終選考会を経て決勝進出者が決定し、決勝戦は7月中旬にABCにて生放送される(※関西ローカル)。
2016年05月10日アディダス オリジナルス(adidas Originals)から、「NMD_C1」と「NMD_R1」のニューモデルが発売。 2016年4月9日(土)より、アディダス オリジナルス ショップなどで展開される。NMDのスタイリッシュなミッドカットシルエット「NMD_C1」からは、夏らしくスポーティなマテリアルを絶妙に取り入れた「NMD_C1 Summer Mesh Pack」が登場。アッパー素材にはフルニットのメッシュを採用し、レザーのディテールパーツや、ブーストのミッドソール、特徴的なEVAパーツが組み込まれた。「NMD_C1」の時代を超えたデザインと、スポーツウェアに必要不可欠な要素を融合させた本作は、ブルーとレッドのアクセントを効かせた大胆なブラックと、クリーンなヴィンテージホワイトの2カラーで展開される。 また、NMDのパイオニア的シルエット「NMD_R1」に、新たなカラーが加わった。ミッドソール全面に配したブーストフォームに、ブラックとホワイト、2カラーのサーキュラーメッシュアッパーを採用した。シンプルを極めた、モノトーンスタイルが際立つ一足だ。【商品詳細】■「NMD_C1 Summer Mesh Pack(エヌ エム ディー シー ワン サマー メッシュ パック)」発売日:2016年4月9日(土)販売価格:20,300円+税カラー:ブラック、ホワイト取扱い店舗:アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ アディダス オリジナルス ショップ 心斎橋アディダス オンラインショップ■「NMD_R1(エヌ エム ディー アール ワン)」発売日:2016年4月9日(土)販売価格:13,200円+税 カラー:ブラック、ホワイト取扱い店舗:アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ全国のアディダス オリジナルス ショップ アディダス ブランド コア ストア 新宿/渋谷/仙台/名古屋/大阪 アディダス オンラインショップ【お問い合わせ】アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033 (土日祝除く、9:30~18:00)
2016年04月04日SBIホールディングスは3月14日、米フィンテック企業R3 CEV LLC(R3 CEV)が主導するブロックチェーンコンソーシアム「R3」に参加すると発表した。R3 CEVはブロックチェーン技術に強みを持つ米国のスタートアップ企業で、ブロックチェーン技術の確立に向けたプロジェクトを世界規模で進めている。現在、「R3」コンソーシアムは世界各国の金融機関42社が参加しており、ブロックチェーン技術を活用し、金融市場の効率化に取り組む世界最大級のワーキンググループ。既にコンソーシアムに参加する一部の金融機関において、ブロックチェーン技術の実証実験などを進めており、同技術の金融サービスへの活用を推進している。SBIホールディングスは、日本におけるFinTech企業の先駆けとして、創業期よりインターネットを活用した多様な金融サービス事業を展開しており、各事業において顧客利便性の向上やサービスの独自性の追求、他社との差別化を図るべく、グループ各社において新技術の導入を促進している。同社は、インターネットをメインチャネルとする金融グループとして、世界で初めてR3 CEVが主導するコンソーシアム「R3」に参加し、グループの金融サービスにおけるブロックチェーン技術の活用を積極的に検討していく方針だ。
2016年03月15日歌手のテイラー・スウィフトが、10月22日にテキサス州オースティンで開催されるF1アメリカグランプリでパフォーマンスを行うことになった。運営側はテイラーの登場でさらなる集客を期待しているのだという。サーキット・オブ・ジ・アメリカズのボビー・エプスタイン会長は「どのようにして新たな観客を増やすか? それは、このヘッドライナーがやってくださいます。今まではわれわれの持つ観客層に合うヘッドライナーを選んできましたが、今の観客層だけにとどまる必要はありません。将来に繋がるものが必要なのです」と言い、「F1とテイラー・スウィフトの両方の魅力が合わさり、全てのチケットは完売すると思っています」と語る。そんな中、テイラーは先日グラミー賞で最優秀アルバム賞を獲得してアーティストとしての地位をさらに確固たるものしていた。受賞スピーチの際に「グラミー賞で年間最優秀アルバム賞を2回獲得した初めての女性として、すべての若い女性に伝えたいことがあります。あなたの成功を壊そうとか、業績や名声を横取りする人々がいます」「ですが、自分のやるべきことに集中しているのであれば、そういう人々があなたを脱線させることはなく、いつか、あなたが行くべきところのたどりついた時に周りを見れば、それを達成させたのが自分でありあなたの愛する人々だってことに気付くでしょう。それは、世界で最も素晴らしい感覚になるでしょう。この瞬間をありがとう」と強いメッセージを発していた。(C)BANG Media International
2016年03月11日優れたブルーレイ作品を表彰する第8回『DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞』授賞式が2月17日に開催され、『マッドマックス怒りのデス・ロード』がグランプリを受賞! アンバサダーを務める前田敦子がスペシャルゲストとして来場した。その他の写真映像コンテンツメーカー、映像機器メーカーが加盟し、次世代デジタルエンターテイメントを普及させるために活動する業界団体DEG ジャパン(デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン)によるアワード。高画質賞、高音質賞などの賞に分かれ、洋画、邦画などジャンルごとにも細分化され、各賞が表彰された。『マッドマックス』は高画質賞・映画部門(洋画)と最高賞のグランプリの2冠を獲得。発売元・販売元のワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社の担当者は本作について「男っぽくワイルドなアクションがワーナーのカルチャーでありカラー。そういう意味でディズニーと両極端にあり、ワーナーっぽい作品だと思います。“行って、帰る”というシンプルな物語なのに何度観ても面白いのが映画の醍醐味!」と迫力の映像、音響の力が本作に寄与した部分の大きさを強調した。審査委委員長を務めた評論家の麻倉怜士も本作を絶賛。すでにブルーレイで「100回は観た!」と明かし「いまや、画質がいいのは当たり前。コンセプトを画質に与えている。音響も素晴らしい!」と称賛を送った。女優としての活動を始めて以降、かなりの数の映画を観ていると有名な前田だが、ブルーレイに関して「かなり観ますし、持ってます」と語る。特に『マッドマックス』に関しては前田自身、ある専門誌で2015年のベスト1に選出した作品。「いろんな映画監督からお薦めされ、一緒に映画館に観に行った映画監督の方も『4回目』と仰ってました。こういう作品でこんなに興奮したのは初めて! シンプルだけど、感動するし興奮して、何度観ても楽しい作品です。ブルーレイでもすでに楽しませていただきました!」と熱く語った。『マッドマックス怒りのデス・ロード』ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付)3D&2Dブルーレイセット(2枚組/デジタルコピー付)ブルーレイ スチールブック仕様(1枚組/デジタルコピー付)マッドマックス アンソロジー ブルーレイセット(5枚組/デジタルコピー付)発売中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2016年02月17日○発足1年で50社以上のパートナーが加盟ルネサス エレクトロニクスは1月20日、都内で「第1回 R-INコンソーシアム フォーラム」を開催した。R-INコンソーシアムは2015年2月に設立され、産業分野に向けてルネサスの提供する産業用イーサネット搭載マイコン「R-IN32シリーズ」や、SoC「RZ/T1」を活用したソリューションを提供することを目的に活動を進めてきた。加盟パートナーは当初は7社であったが、2016年1月20日時点で53社へと増加している。第1回となる今回のテーマは「第4次産業革命への挑戦 次のフェーズへ」というもので、ルネサスそのものの産業分野への取り組みの紹介のほか、顧客企業やパートナー企業による業界動向および最新技術に関する講演、パートナー企業各社によるデモ展示などが行われた。ルネサスとしての第4次産業革命の捉え方について、「産業機器に搭載されているコンピュータを制御して、工場内の機器同士をつなげることまでは、これまでの技術でできているが、それを工場間の接続といった地球規模でできるようにするのが第4次産業革命。これを実現するためには、ルネサスだけでは不可能で、パートナーたちと協力して、一緒になってソリューションとして提供していき、ユーザーを全力で支えていくこと」と語るのは同社グローバル・セールス・マーケティング本部 マーケティングコミュニケーション統括部 パートナービジネス推進部 担当部長の吉岡桂子氏。注:吉岡氏の「吉」の字は正しくは土の下に口となります。R-INシリーズおよびRZ/T1シリーズは、一部の産業用プロトコルやリアルタイムOS(RTOS)の命令セットをハードIP化することで、処理速度の向上が図られており、従来、通信処理などをソフトウェア的に行っていたCPUの負荷を低減させることが可能。そうした空いたリソースについては、別のさまざまな活用法が考えられ、実際にルネサスでも那珂工場におけるプラズマエッチング工程におけるディープラーニングの試験的な実施などを行っている。一般的にディープラーニングでの制御というと、クラウドと接続して、ビッグデータはデータセンター側で処理して、それをエッジノード側にフィードバックして制御を行う、というイメージだが、今回の試験では、現場のデータを表に出したくない、という製造業特有のニーズを踏まえ、製造装置内部のみで活用可能な軽量なディープラーニング技術をパートナーと開発したとする。また、R-INコンソーシアムが、通常のパートナーアライアンスプログラムと比べて異なる点は、カスタマが受託開発会社を選ぶことが多い点。産業機器メーカーにとって、産業用イーサネットの搭載は必要ではあるものの、そこが他社との差別化要因になることはなく、注力すべき点は別に存在していることから、そうした開発は他社に任せる、といった流れができつつあるという。「規格やそれまでの実績などを加味して、受託企業を選定するだけでもカスタマにとっての負担となる。そこをルネサスがパートナーを通じて、課題に見合った企業を紹介することで、速やかな開発につなげることができるようになる。そうした意味では、1年やってきて、こういった案件はこういった企業にお願いするのが良いというのが見えてきて、緩やかな企業という枠を超えたそれぞれの案件に対する最適なチームというものが複数できつつあるという状況になってきた」(吉岡氏)。○展示会場で見たパートナー同士の連携こうした吉岡氏の話を裏付ける姿が、同フォーラムの展示会の各所で見ることができた。例えばインターファクトリーパートナーズのブースでは、ベルチャイルドと連携して、インターファクトリーパートナーズ開発のEtherCATデータ収集装置と、ベルチャイルドの遠隔地監視システムサービス「Secure Micro Cloud iBRESS」を組み合わせた「EtherCAT to Cloudシステム」の展示を行っていた。このEtherCATデータ収集装置は、ネットワーク上にパッシブノードとして存在するため、マスターやスレーブのCPUに影響を与えずに、ネットワークの接続デバイスのI/Oデータを可能とするもの。既設のネットワークの間にアドオンさせるだけで利用が可能で、かつソリューションとしては、セキュアなネットワークによって現場から収集したビッグデータをWebブラウザを用いて見える化することが可能になるため、カスタマはアプリケーションの設計などに注力することが可能になるという。また、その性能としても、半導体製造装置などで求めらえる5msでの制御にも対応しているとのことで、リアルタイム性も確保しているとする。このほか、イー・フォースのブースでは、JSLテクノロジーと共同で、2枚のRZ/T1の開発ボードを用いて、1枚をマスター、もう1枚をスレーブとして、スレーブからPCにイーサネット経由でPCにデータを送信するという「RZ/T1を使ったEtherCATおよびORiNとのネットワークデモ」を行っていた。同社によると、組み込み用プロセッサ+RTOSで初めて工場情報用ミドルウェア「ORiN(Open Resource interface for the Network)」を実装したとのことで、これにより工場内の各種装置に対し、メーカーや機種の違いを気にしないで、ORiNからの機器制御やOPC-UAを介してのクラウド側での情報収集を安価かつ高速に実現することが可能になったとする。また、日立超LSIシステムズはルネサスと共同という形で、R-INのソリューションと開発中の製造CIMソリューション「VCIM」および、製造装置とリアルタイムに双方向に情報を連携させることが可能な「VCIMBox」を組み合わせた設備の見える化デモを行っていた。これは、R-IN32エンジンから送られてくる各設備の電力データや稼働状況などをVCIMBoxが収集し、VCIMと連携させることで、遠隔地での設備状況の確認などを実現しようというもの。既設の設備に手を加えることなく、稼働状況などを遠隔地で監視することが可能なため、工場の統合オペレーションを容易に実現できるようになるという。こちらについて同社は、2016年中には提供を行いたいとしており、すでにアーリーアダプタによる評価も進めているという。加えて、ルネサスそのものもJSLテクノロジー、日本システムウエア(NSW)、アルゴシステム、テセラ・テクノロジー、acontis technologies、イー・フォース、デスクトップラボの6社と協力した「R-IN/RZ/T1を用いたミニ工場デモ」を展示していた。これは、4台のセンサノードの処理をRZ/T1で、通信のスレーブをR-INで、ソフトウェアRTOSと、R-INエンジンによるハードウェアRTOSで2台ずつ分割して行い、それぞれ指定された色のボールであった場合、そのボールを回収する、というもの。ルネサス1社だけでは開発するのにかなりの時間が必要であったが、パートナーたちの協力により実現できたという。なお、ルネサスとしては、今後もパートナー数は増やしていきたいとしており、新規パートナーとの面談を進めている。そうした新規パートナーについて吉岡氏は、「会いたいと思っているだけではダメで、この企業と付き合いたい、という思いをもって勧誘している」とのことで、自社製品を売り込む以上に、産業界の活性化に向けて、ルネサスとして邁進していくことを強調していた。
2016年01月21日ヤマハ発動機はこのほど、「TMAX530」シリーズの2016年モデルを26日に、カラーリングとグラフィックを変更した「YZF-R3 ABS」「YZF-R25 ABS」「YZF-R25」を2月1日に発売すると発表した。「TMAX530」シリーズ2016年モデルでは、「TMAX530 ABS アイアン マックス」の基本色を継続しながらゴールドホイールを新たに採用し、エンブレムもゴールドとして上質感を印象づけた。スエード調シート表皮、クロノウォッチイメージの専用メーター、アルミ製フットプレート等も継続採用されている。標準モデルの「TMAX530 ABS」には、軽快感とクオリティ感を備える新色「マットライトグレーメタリック3(マットシルバー)」を追加した。320ccの水冷・直列2気筒エンジン搭載の「YZF-R3 ABS」および、249ccの水冷・直列2気筒エンジン搭載の「YZF-R25 ABS」「YZF-R25」の新色では、クール感漂う「マットグレーメタリック3(マットグレー)」、躍動感あふれる「ホワイトメタリック6(ホワイト/レッド)」を設定。ヤマハレーシングカラーの「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー/シルバー)」は基本色を継続してグラフィックを一新している。価格は、TMAX530 ABS アイアン マックスが109万800円、TMAX530 ABSが105万8,400円、YZF-R3 ABSが63万1,800円、YZF-R25 ABSが59万9,400円、YZF-R25が55万6,200円(いずれも税込)。
2016年01月13日J(ジェイ)は、中国・QUESTYLE Audio Technologyのポータブルハイレゾプレーヤー「QP1R」を1月21日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は130,000円前後(税込)。カラーはゴールドとシルバーの2色。QP1Rは、Questyle独自の電流コントロール技術により、業界で初めてフルディスクリートの純A級アンプを搭載したポータブルハイレゾプレーヤー。バッテリーの容量は3,300mAhで、連続駆動時間は約10時間となっている。DACチップにはシーラスロジックの「CS4398」を採用し、PCM 192kHz/24bitやDSD 5.6MHzのネイティブ再生が可能。対応フォーマットは、WAV、FLAC、ALAC、APE、AIFF、ADPCM、LPCM、MP3、WMA、WMA Lossless、OGG、AAC、DFF、DSF。きょう体は、不要な共振を抑える一体成型のアルミ削り出し加工を採用。ガラス部は傷に強いゴリラガラスを使用した。内蔵ストレージの容量は32GBで、microSDカードスロット(最大128GB対応)を2基装備している。接続端子は、3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン出力と、光デジタル音声出力を装備。本体サイズは、W65×D133.5×H15mmで、質量は約214g。エルゴノミクスデザインを採用し、片手に収まるサイズ設計となっている。
2015年12月28日●いざ試聴、まずはアンバランス接続で再生ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー界に彗星のごとく現れたオンキヨー「DP-X1」とパイオニア「XDP-100R」。前編では両製品の共通点と相違点についてまとめたが、後編では実際に試聴したインプレッションをお届けしようと思う。前編で述べたとおり、キーワードは「バランス接続」。DP-X1とXDP-100R、どちらが自分に向いているのか、判断材料のひとつにしていただきたい。○いざ試聴、DP-X1とXDP-100Rの違いは?試聴には、バランス接続・アンバランス接続ともにShureの開放型ヘッドホン「SRH-1840」を利用した。このヘッドホンにはアンバランス型のケーブルしか付属しないが、MMCXコネクタを採用しているためケーブル交換(リケーブル)の余地がある。今回は、DP-X1のデモで使用されたORB製バランスケーブル(試作品)を借り受け対応した。まずはDP-X1とXDP-100Rの両方をアンバランス接続でテスト。ヘッドホン出力の場合、両機ともDSD再生はPCM変換されることもあり、Ralph Towner and John Abercrombieの「Five Years Later」やSteely Dan「Two Against Nature」などPCM音源(FLAC 96kHz/24bit)を中心に聴いた。当然、イコライザとアップサンプリングはオフ、ゲインはノーマルで試聴している。DP-X1は、一聴してわかるS/N感の高さが身上だ。Ralph Townerのアコースティックギターは一音一音が粒立ちよく、倍音成分も心地よく聴かせてくれる。中低域の音場感はリアルで、巻き弦の微妙なストロークも精緻に描かれる。Steely Danの曲ではスネアの音がパシッ、スパンと制動よく決まり、ベースラインも濁ることがない。再生機としての個性は主張しないが、筐体内の基板セパレーション構造など徹底したノイズ排除策が奏功したか、開放型ながらモニターライクなSRH-1840の特性が存分に発揮されているようだ。一方のXDP-100Rは、まとまりのよさが印象的。チャンネルセパレーションという点では、左右独立のフルバランス設計を採用するDP-X1に譲るが、S/N感の高さでは引けをとらない。ボーカルの定位とハリ、エレキベースのドライブ感とスピード感は際だっており、ESS製DAC「SABRE ES9018K2M」の使いこなしを実感させた。音色の傾向はDP-X1と類似しつつも、確とした個性を持たせることに成功している。●DP-X1でバランス接続を試す続いて、リケーブルののちDP-X1とXDP-100Rをバランス接続して試聴を開始。余談だが、試作品のORB製バランスケーブルはMMCXタイプとはいえ、SRH-1840との接続を事前に確認しないぶっつけ本番でのリケーブルであった。が、幸いコネクタ部分が細身だったため、ケーブルにテープを巻き嵌合の緩さを補強した程度で済んだ。バランス接続を検討しているのならば、このようなリスクを犯さず自分の愛機に適合するかどうか入念に確認してほしい。その出音だが、アンバランス接続のときと比較すると「見える世界が変わる」かのよう。ケーブル素材の違いはあるにせよ、音場のワイド感、中高域方向の解像感と伸び、一音一音の輪郭と佇まいにも違いがはっきりと現れる。リファレンス機として聴き慣れたSRH-1840の印象は一変、ひと皮向けたかのような新鮮味を覚えた。特筆すべきは「アクティブ・コントロール・グランド(ACG)駆動」だ。一般的なBTL駆動でも充分バランス接続のメリットを感じられるが、ACG駆動に切り替えると出音は明らかに精緻さを高め、ホーンセクションの艶もウッドベースの弦のたわみもリアルさを増す。BTL駆動と比較した再生クオリティ面でのメリットは明らかで、バッテリー消費量にも変化がほぼない。特段デメリットも見当たらないことから、バランスケーブルに交換したあとはACG駆動固定でもよさそう、というのが率直な感想だ。DSD 11.2MHz再生を試すべく、OTGケーブル経由でポータブルアンプ OPPO「HA-2」への出力も行った。注意点は特にないが、HA-2の場合DSD 11.2MHz再生はダイレクト転送時のみ(DoP非対応)となるため、事前に設定を確認しておきたい。なお、HA-2は4極バランス分離出力に対応するが、3.5mmの4極ステレオミニ端子を備えるケーブルが必要であり、今回は考慮しない。このDSD 11.2MHz再生は、DP-X1とXDP-100Rに共通するアドバンテージだ。もちろん、DSD 11.2MHz再生に対応するUSB DACを用意すればの話だが、両機ともにDSDネイティブ再生を堪能できる。値ごろ感のあるXDP-100Rでもまったく差異がないこともポイントだ。USB DACへの出力となるため、携帯性や機動性は一気に低下してしまうが、ポータブルオーディオとしての愉悦は深みを増すはずだ。最後に、DP-X1とXDP-100Rどちらを選ぶべきかだが、結局のところ「バランス接続を目指すかどうか」という話に集約される。直接のヘッドホン出力はPCM変換となるが、DP-X1のバランス接続、特にACG駆動はこのクラスのDAPとして明確な個性となる。その音も分離感といい解像感といい魅力的、というより明らかにステージが変わる。バランス接続を重視するならDP-X1で決まりだ。だが、DSD再生にこだわるのなら話は変わる。DP-X1とXDP-100Rとも一種のトランスポートとして動作させることになるため、最終的な出音は(DSDネイティブ再生に対応した)USB DAC次第となるからだ。アンバランス接続のヘッドホンで楽しもうという場合も、良好なS/Nとソリッドな音の傾向はXDP-100Rでも大きく変わらないため、そのコストパフォーマンスが際立つことになる。こちらも選択肢としてかなり魅力的だ。年の瀬に大いに迷っていただきたい。
2015年12月25日JVCケンウッドは12月22日、ハイビジョンメモリムービー「Everio R(エブリオ R)」シリーズの新製品として、防塵防水仕様の「GZ-RX600」と「GZ-R400」を発表した。発売は2016年1月下旬。いずれも価格はオープンで、推定市場価格(税別)はGZ-RX600が75,000円前後、GZ-R400が65,000円前後だ。GZ-RX600とGZ-R400は、IPX6/IPX8相当の防水性能、IP5X相当の防塵性能、1.5mまでの耐衝撃性能、-10℃までの耐低温性能を持つデジタルビデオカメラ。Everio Rシリーズはアウトドアやスポーツシーンに特化したモデルで、「R」は「Resistant(耐)」「Robust(強健な)」「Reliable(頼りになる)」の頭文字に由来する。連続撮影約5時間を実現するバッテリーを内蔵するほか、モバイルバッテリーからの充電にも対応する。液晶モニターを閉じたまま撮影可能で、JVCケンウッドではアクションカメラのような使い方も想定。自分の設定した画角にワンタッチで戻せる「ズームポジションメモリー機能」や、自動で録画・再生を繰り返す「セルフチェック機能」などを備える。GZ-RX600のみ、Wi-Fiに対応。専用アプリ「Everio sync.3」をインストールしたスマートフォンと接続し、遠隔操作が可能だ。GZ-RX600で撮影した動画や静止画をスマートフォンへ転送できる。主な仕様は、撮像素子が総画素数251万画素の1/5.8型裏面照射CMOSセンサー、光学ズームが40倍(ダイナミックズーム併用時:60倍、デジタルズーム併用時:200倍)、レンズはコニカミノルタHDレンズを採用。焦点距離は35mm判換算で動画撮影時が40.5~1,990mm(ダイナミックズームオフ時)、静止画撮影時が40.5~1,620mm(アスペクト比16:9時)、49.5~1,981mm(アスペクト比4:3時)に相当。F値がF1.8~6.3。動画撮影は1080p/60iに加え、1080p/60pに対応。記録方式は動画がAVCHD(MPEG-4 AVC/H.264)、静止画がJPEG。モニターには23万画素の3型液晶を採用する。GZ-RX600は64GB、GZ-R400は32GBのメモリーを内蔵するほか、記録メディアとしてSD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用可能。本体サイズはW60×D127×H59.5mm、重量はGZ-RX600が295g、GZ-R400が290g(いずれもバッテリー含む)。カラーはGZ-RX600がオレンジ、カモフラージュ、ホワイト、ブラウンの4色、GZ-R400がイエロー、カモフラージュ、パールホワイト、ライトブラウンの4色。
2015年12月22日キヤノンは12月12日、写真コンテスト「写真新世紀2015」のグランプリ選出公開審査会を東京・渋谷区のヒルサイドプラザにて開催した。グランプリを受賞したのは迫鉄平氏で、受賞作品は「Made of Stone」(動画作品)。写真新世紀は、新人写真家の発掘・育成・支援を目的としたプロジェクトで、2015年で創設25周年を迎える。今回は静止画に加えて動画作品も受け付け、2014年度より約500人多い1,511人の応募があった。応募者のなかから選出された優秀賞(6名)、佳作(18名)の受賞作品を12月3日から「写真新世紀 東京展 2015」にて展示。12日に開催されたグランプリ選出公開審査会にて、優秀賞から迫鉄平氏がグランプリに選ばれた。受賞後、迫氏は「びっくりしているというのが素直な気持ちです。映像作品が今回から公募対象になったことで、自分の作っている映像を写真として考える機会となりました。どのような形になるか分からないですが、写真について考えることを通じ、これからも作品を作っていきたいと思います」とコメント。迫氏には、奨励金100万円とデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」、次年度の受賞者作品展において新作個展を開催する権利が贈られる。迫氏のグランプリ受賞作品を含む、優秀賞および佳作受賞作品は2015年12月25日まで「写真新世紀 東京展 2015」にて展示される。2014年度のグランプリ受賞者である須藤絢乃氏の新作個展「面影 Autoscopy」、創設25周年イベント「写真の未来は僕らがつくる!」も同時開催されている。会場は東京都渋谷区にあるヒルサイドフォーラム。入場は無料だ。
2015年12月14日ルネサス エレクトロニクスがサンプル出荷を始めた、第3世代のR-Carシリーズのハイエンド商品「R-Car H3」(図1)は、自動運転を念頭にコグニティブコンピューティングを実現するSoCとしての位置づけを持っている。コグニティブコンピューティングは、将来ドライバーに成り代わりカメラによる自動認識を遅延なく実現するために使う。前方の物体が人かクルマか自転車かという違いを瞬時に判別するだけではなく、クルマだとしても乗用車かトラックか、SUVかなのかも判別する。複数のカメラで撮影した映像をパノラマ風に映し出したり、クラスタや複数のディスプレイに映し出したりすることにも使う。64ビットのARM Cortex-A53/A57コアを採用し、40,000DMIPSという非常にハイエンドなCPUマルチコアを用いるのは、コグニティブコンピューティングだけではなく、車載情報の処理を行い、ドライバーにその結果を的確に通知するためのHMI(Human Machine Interface)処理を行うためでもある。これらのコンピュータ処理を、64ビットのARM v8アーキテクチャ1本で実現できればソフトウェア開発の効率は上がる。さらにこのハイエンドのアーキテクチャをプラットフォームとして用意しておけば、高級車から中/小型の車種と要求仕様に応じて、ハイエンドから下方展開していくことが可能になる(図2)。ミッドレンジ向けのR-Car Mとエントリ向けのR-Car Eというシリーズも計画している。ルネサスはこれまで、特定用途向けのASSPをR-Carシリーズで実現してきた。車車間通信・車路間通信向けの「R-Car W2R」、車載カメラネットワーク向けの「R-Car T2」、周辺監視向け「R-Car V2H」をリリースしてきた。これらは機能を絞り、それぞれ専用のSoCとしてのR-Carシリーズだった。今回のR-Car H3は、コグニティブコンピューティング技術を使い、カメラ情報を処理、外部環境を把握し、ドライバーに代わる運転行動計画も算出する。さらに表示板のインテリジェント化により、いろいろな画面をクルマ情報だけではなく、ミラー情報、死角のなくすためのディスプレイ表示、さらにはHMD(ヘッドマウントディスプレイ)のようなフロントガラスにも映し出し、拡張現実(AR:Augmented Reality)という形で表示するなど、時にはクラウドも連携するインテリジェントなHMIを実現する(図3)。ハイエンドからミッドレンジ、エントリへと展開するためのプラットフォームとなる。もちろん、安全性とセキュリティも欠かせない。安全設計はISO26262に準拠する設計フローで開発できるようにしてASIL-Bに対応している。もちろん、故障した時は安全性を優先するフェイルセーフの考え方を踏襲する。さらにセキュリティに関してはCPUレベルにセキュアな領域(ゾーン)と通常レベルの部屋からなるARM Trust Zone技術を使う。セキュアなゾーンでは、アクセスする場合に認証を要求するオーセンティフィケーション(認証)をかけており、認証を得たものしかアクセスできない。その認証には暗号化手法を使うと見られ、暗号化エンジンも集積している。64ビットのARM v8アーキテクチャでCPUを走らせるだけではなく、リアルタイム処理用CPUコアである32ビットのCortex-R7コアも集積しており、それらを電力効率よく動かすためにbig.LITTLE構成を採っている。GPU回路は2種類、集積し、いろいろな映像を処理するための画像処理を使い分ける(図4)。例えば、ドアミラーやバックミラー、サラウンドビューの画像合成などでは魚眼レンズによる映像が入力されるが、その歪んだ映像をデカルト座標(X-Yの直交座標)に変換して歪を補正する。その後、特徴点を探すが、そのベクトル演算にはルネサス独自のGPUエンジンIMP-X5を使う。ここではパターンマッチングなどの処理を行う。もう1つのGPUはImagination Technologies(IMG)のグラフィックスIPである「PowerVR GX6650」である。これは画像・映像を作成し均一に色を塗る場合のような並列処理に利用する。CPUとIMP-X5で計算した後、ドライバーに表示する場合にはPowerVRを利用して一気にレンダリング処理を行う。加えて、高速コンピューティング処理にはCPUやGPUとメモリとの高速なやり取りが欠かせない。このためメモリバンド幅を広げるため、LP DDR4 SDRAMをメモリコントローラのすぐそばに置くモジュール構成を採った。従来のR-Car H2シリーズと比べ、メモリバンド幅を4倍の最大50GB/sに広げた。メモリそのものは最新のDDR4 SDRAM-3200をサポートしている。実装は、図1に示すようにR-Car H3チップの周りにDRAMを配置するモジュールのSiP構造を採っている。メモリサイズごとにシリーズ化することで、コストや性能のカスタマイズを図ることができる。最も手間のかかる高速動作設計をユーザーが行う必要がない。DDRメモリとSoCとの距離を最短としているため、輻射ノイズを削減し、安定な高速動作を確保する。R-CarシリーズはこれまでのようなASSPアプローチではなく本格的に汎用プラットフォーム的アプローチに代えた。しかもADAS、高精細クラスタ、カメラセンサの多用など安全性を高める機能を搭載することで、ソフトウェアは複雑になる一方だ(図5)。このため、同社はソフト開発や検証などサードパーティのエコシステムを構築してきた。現在173社が参加し、その数は増加し続けているという。さらにパートナーでもある顧客の持つアプリケーション資産を活かすため、AndroidやLinux、リアルタイムOSなどOSもサポートする(図6)。Green Hills SoftwareやQNXなどのRTOSをはじめ、Automotive Linuxもサポートする。さらにこれまでのR-Carシリーズとのソフトウェアの互換性も保っているという。顧客の要求によっては、これらを統合する仮想化技術もサポートするとしている。R-Car H3のソフト開発を迅速に進められるようにハードウェアの評価ボードもすでに製作している。この開発ボードを使ってOSのサポートとミドルウェアの開発などもできるようにエコシステムがある。
2015年12月09日ニコンは11月24日、研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ts2R(エクリプスTs2R)」を発売すると発表した。ECLIPSE Ts2Rは、研究用倒立顕微鏡シリーズの新しいラインナップとなるもので、位相差観察、微分干渉観察、NAMC観察に加え、がん細胞や受精卵などの厚みのある標本でも自然なコントラストで観察できる「エンボスコントラスト観察」を開発。ガラス容器だけでなくプラスティック容器にも対応している。また、同社の研究用倒立顕微鏡「ECLIPSE Ti」と比較し、筐体の奥行きと高さを約10%小型化。そのほか、本体前面のボタンのみで透過/落射照明の切り替えとオン/オフが可能になるなど、操作性も向上した。位相差観察モデルの「ECLIPSE Ts2R」が113万3200円から、蛍光観察モデルの「ECLIPSE Ts2R-FL」が229万7100円から(いずれも税別)となっている。発売開始は2016年1月を予定。なお同製品は11月26日~27日に東京で開催される日本受精着床学会、12月1日~4日に神戸で開催される日本分子生物学会、12月12日~15日に米国・サンディエゴで開催される米国細胞生物学会「ASCB」に出展される。
2015年11月24日11月21日~23日に静岡県浜松市の渚園で開催された「ゆるキャラグランプリ2015 in 出世の街浜松」では23日に投票結果が発表され、グランプリに地元・浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」が優勝を飾った。同グランプリは2011年初開催から2015年で5回目となり、2015年開催には1,727キャラクターが参加し、インターネット投票総数は約5,057万票とともに過去最大規模となった。グランプリに選ばれた「出世大名家康くん」は695万3,461ポイントを獲得。2013年開催では準グランプリで涙を飲み、"出家の儀 断髪式"でうなぎのちょんまげを切り落として"出家大名"になった。その後、2014年開催では不出馬を決め、2015年開催で見事グランプリとなった。準グランプリは2014年大会第3位の「みきゃん」(愛媛県、691万5,774ポイント獲得)、第3位は2014年大会第2位の「ふっかちゃん」(埼玉県深谷市、401万1,758ポイント獲得)、第4位は2014年大会第4位の「しんじょう君」(高知県須崎市、224万2,317ポイント)、第5位は2014年大会第66位の「メルギューくん・メルモモちゃん」(富山県小矢部市、155万1,716獲得)となった。なお、2015年開催では「ゆるキャラ for チルドレン2015」が初めて開催された。同グランプリは地域の子どもたちとのふれあいを通じ、子どもたちの安全に寄与したゆるキャラ、または最もユニークな活動をしているゆるキャラを表彰するというもの。第1回グランプリには「ふっかちゃん」(埼玉県深谷市)が選ばれた。また、企業・その他キャラクターランキングではグランプリに「しずな~び」(静岡県、総合11位)、準グランプリに「エネライヌ」(東京都、総合13日)が選ばれ、続いて第3位に「とらきち(近畿産業信用組合)」(大阪府、総合14位)、第4位に「マッピー」(大阪府、総合16位)、第5位に「りそにゃ」(東京都、総合21位)となった。次回の2016年開催は2016年11月5~6日、「みきゃん」の地元・愛媛県の城山公園芝生広場(愛媛県松山市堀之内)にて、「ゆるキャラグランプリ2016 in 愛顔(えがお)のえひめ」の名称で開催される。
2015年11月24日ファミリーマートは11月14日、フジテレビのテレビ番組「IPPONグランプリ」とコラボレーションした「IPPONグランプリ カフェラテ」(税込198円)、「IPPONグランプリ チョコバナナアイス」(税込108円)を全国の「ファミリーマート」店舗で数量限定発売する。IPPONグランプリは、2009年からフジテレビで不定期に放送している大喜利バラエティー番組。今回は11月14日の放送にあわせ、同番組の大会チェアマンである松本人志さんが監修した「お題」と「回答」を楽しめるチルド飲料とアイスの2種類を発売する。IPPONグランプリ カフェラテは、ビターな味わいに仕立てたカフェラテ。松本人志さんが監修した「写真で一言」カード全10種類のうち1種が入っている。IPPONグランプリ チョコバナナアイスは、チョコチップ入りバナナアイスの中にチョコソースを入れた。アイスの棒には、松本人志さんが監修したお題と10種類の回答の焼き印が押されている。
2015年11月13日「明治プロビオヨーグルトR-1砂糖0」新発売株式会社明治は、「明治プロビオヨーグルトR-1」ブランドより「明治プロビオヨーグルトR-1砂糖0」を2015年11月10日から全国で発売する。「明治プロビオヨーグルトR-1砂糖0」は、同社の乳酸菌研究の中で選び抜かれたブルガリア菌の、1073R-1乳酸菌を使用している。この乳酸菌がつくりだすEPS(多糖体)は、新しい可能性を秘めた成分である。この度新たに発売するR-1初となる、砂糖不使用の食べるタイプのヨーグルトは、控えめな甘さで後味の良い自然な優しい味を実現した。商品概要・商品名:明治プロビオヨーグルトR-1砂糖0・希望小売価格129円(税別)・内容量:112g・種類別名称:はっ酵乳・成分組成:無脂乳固形分:9.5%、乳脂肪分:1.4%・発売日/発売地区:2015年11月10日/全国(プレスリリースより引用)継続しやすい低脂肪設計1個当たり55kcalで、たんぱく質4.0g、脂質1.6g、糖質10.7g、食物繊維0.8gと、健康や美容に気づかう人、カロリーや脂肪分が気になる人も継続しやすい低脂肪設計となっている。「R-1」カラーである赤色を基調としたパッケージに、機能感をイメージさせる黒色を上部に配色し、「砂糖0ゼロ」といった表記も黒で統一し視認性を高めた。現在ヨーグルト市場を牽引している「明治プロビオヨーグルトR-1」ブランドにて、今後もユーザーの幅広いニーズに応え、新たな商品を発売し、ユーザーの健康な毎日に貢献していく。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社明治プレスリリース
2015年11月07日ソニーは11月6日、4,240万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「RX1R II」を国内向けに発表した。型番は「DSC-RX1RM2」。12月中旬の発売を予定している。価格はオープンで、市場想定価格は税別430,000円前後。RX1R IIは同社のCyber-shotシリーズに属する高級コンパクト機。海外向けには10月14日に発表していた新機種だ。2012年発売のRX1、2013年発売のRX1Rと同様に35mmフルサイズのCMOSセンサーを搭載しているが、RX1R IIでは最新の裏面照射型「Exmor R」センサーに進化。有効画素数は先代2機種の2,430万画素に対して、RX1R IIでは4,240万画素と大幅にアップした。AFシステムにはミラーレス一眼「α7R II」と同様の「ファストハイブリッドAF」を採用。399点の像面位相差AFポイントと25点のコントラストAFポイントにより、AFスピードは初代RX1に比べ30%向上している。また、コンティニュアスAFモード「AF-C」を用意しており、AF追従しながら最高5コマの連写を可能としている。世界で初めて、光学式可変ローパスフィルターを搭載したことも大きな特徴だ。カメラの設定でローパスフィルターの効果を、オフ/標準/強の3段階に切り替えられる。また、電子ビューファインダー(EVF)を新搭載。約240万ドットの有機ELパネルを使い、ワンタッチで本体からポップアップする設計となっている。レンズは先代2機種と同じく、35mm単焦点で絞り開放F2の「ZEISS Sonnar T* 35mm F2」。画像処理エンジンには「BIONZ X」を搭載している。感度は標準でISO100~25600、拡張でISO50~102400まで対応するほか、14bitの非圧縮RAW出力を可能としている。背面の液晶モニターは3型・約120万ドットで、WhiteMagicと名付けられたもの。上方向に109度、下方向に41度のチルトを新たに可能とした。通信機能はWi-FiとNFCを備え、PlayMemories Camera Appsも利用できる。動画はフルHD・1920×1080ドット、60p/30p/24p、最高50Mbps・XAVC S形式での撮影をサポートする。本体サイズはW113.3×H65.4×D72.0mm、重量は約507g(バッテリーとメモリーカード含む)。バッテリーパックはNP-BX1で、背面モニター使用時で最大220枚、EVF使用時で最大200枚の撮影が可能だ。
2015年11月06日神田カレー街活性化委員会は10月31日~11月1日、「第5回 神田カレーグランプリ 2015 グランプリ決定戦」を「小川広場」(東京都・神田)で開催する。「第5回 神田カレーグランプリ 2015」は、東京都・神田近辺のカレーをテーマにしたイベント。60店舗のカレー提供店を対象とした「神田カレー街食べ歩きスタンプラリー」を実施している。スタンプラリーは、9月1日から配布を開始した「神田カレー街公式ガイドブック2015」を参加店に見せるとスタンプが手に入り、集めたスタンプ数に応じて抽選で賞品がもらえるというもの。実施期間は、12月17日まで。グランプリでは、9月の予選ファン投票により選出された20店が会場に集結し、各店でカレーを特別価格で提供する。購入者にはカレー1食につき1枚の投票券を配布。会場内に設置した投票箱に投票してもらい、得票数の多い店舗順にグランプリ、準グランプリ、第3位を決定する。グランプリ決定戦出場店は、「いわま餃子」「インドダイニングバー EUSA」「Eblack」「スープカレー屋オオドリー(鴻)神田駿河台店」「秋葉原 カリガリ」「カレーは飲み物。秋葉原店」「ガンディーマハル」「アジアンダイニングバーSAPANA水道橋西口店」など。さらに、音楽ライブや商品のPRといったステージイベントも展開するほか、本部ではお土産を販売。東京カレー屋名店会のレトルトカレーや京都の厳選レトルトカレーを用意する。また10月30日の16時から、前夜祭を開催。当日は、「エチオピア」「共栄堂」「ベルソナ」の3店のカレーがワンディッシュ・数量限定で登場するほか、インターナショナルビアカップ銅賞受賞のクラフトビール「カレーラバーエール(CLA)」も楽しめる。
2015年10月28日大丸松坂屋百貨店は14日から20日まで、大丸東京店にて人気No.1弁当を決める「推し弁(おしべん)グランプリ」を開催する。○新作弁当50種 人気の頂点は?東京駅に立地する同店地下1階の全長60メートルからなる弁当ストリートには、約1,000種類の弁当が集結。1日に1万食を販売する激戦区とされているという。この時期、秋の行楽シーズンに向け各店から新作弁当が合計50種発売する。主な弁当は、以下の通り。同コンテストは、地下食品売場にて利用客に投票用紙を渡し、人気投票によって"食べてみたい弁当NO.1"を決定するもの。投票期間は14日から20日まで。結果発表は28日から11月10日、店頭パネルにて行う。さらに、店頭のパネルでは、日々の売上速報の発表も行う。中島水産の「北海道産毛ガニ重」は、3,980円。北海道産の毛ガニを丸ごと一杯詰め込んだ。味の梅ばちの「秋の豪華弁当」は、3,000円。鹿児島県産うなぎ、米沢牛ステーキ、松茸などの食材を豪勢に盛り合わせた。おかず本舗 佃浅の「秋の七彩弁当」は、950円。銀杏が乗ったしめじごはん、焼きさつまいもなど秋の味覚と鶏の七味焼を盛り込んだ。銀座 天一の「秋の7種天丼」は、1,350円。さんま、かき、まいたけなど7品目のたねが入った天丼。まい泉×叙々苑の「3代目コラボ弁当」は、2,700円。とんかつと焼肉のコラボに大粒のカキフライが入る。創作鮨処 タキモトの「オールスターミルフィーユ」は、2,268円。ウニ、カニ、いくら、海老、まぐろなどを盛りつけた。たまひで からっ鳥の「秋の行楽弁当」は、1,318円。1段目は鮭ごはん、2段目は唐揚げなど鶏専門店のメニューを盛り込んだ。西洋銀座の「ハンバーグ丼 黒トリュフ香るデミグラスソース」は、972円となる。※価格はすべて税込。
2015年10月11日松坂屋上野店(東京都台東区上野)は30日~10月9日、同店 食品フロアほっぺタウンにて「どんぶりNO.1グランプリ」を開催する。○定番丼からアイデア丼まで、全20種類が勢揃い同店 地下1階にある「上松丼亭」は、「浅草今半」「井泉」「鶏陣」といった有名店の"どんぶり"が気軽に食べられるイートインコーナーで、年間約5万食を販売する名物コーナーとなっている。同企画は、もっといろいろな"どんぶり"を楽しんでもらいたいとの思いから、秋の行楽シーズンに合わせて初開催するものとなる。期間中は、定番丼はもちろんのこと、旬の素材がぎゅっと詰まったアイデア丼まで、全20種類の多彩な"どんぶり"が勢ぞろいする。地下1階・1階 食品フロアで200円以上の購入者に投票用紙を渡し、人気投票によって、N0.1のどんぶりを決定。グランプリは10月14日に発表し、ランキング上位メニューは10月14日~27日まで、継続販売となる。ラインアップの一部は以下の通り。北辰鮨「海鮮ど~ん」は、まぐろ、うに、かに、ほたて、甘えびなど人気の海鮮ネタを載せた海鮮丼。価格は1,425円。ポール・ボキューズ「洋風親子丼」は、もも肉のローストチキンを使用し、シャリアビンソース仕立ての親子丼に仕上げた。価格は702円。聘珍樓「豚肉と茄子の甘味噌丼」は、秋の野菜、茄子と豚肉を甜麺醤で甘味噌味に仕上げた丼。価格は648円。美濃吉「吹き寄せどんぶり」は、たれで味付けしたご飯に、南瓜や銀杏、つくね、えびなど、彩りよく盛り付けた具沢山の丼。各日限定15食で、価格は993円。アルサスローレン「パンDEロコモコ丼」は、米粉パンの上にロコモコの具材を載せて丼に仕上げた。価格は464円。※価格はすべて税込
2015年09月29日青森県の十和田市中央公園会場と商店街会場で10月3日・4日、全国のB級グルメが一堂に会する「第10回ご当地グルメでまちおこしの祭典! B-1グランプリ in 十和田」が開催される。2014年開催の第9回郡山大会(福島県郡山市)では全国59の団体が出展し、2日間で45万3,000人が来場したという。今年は全国から62団体が出場する。会場ではイベント専用チケット「B-1グランプリチケット」(1,000円: 1枚100円で10枚つづり)を販売し、各団体の料理はこのチケットで清算する(前売り券あり)。なお、このチケットは十和田市内外の店で10月末まで使用できるようになっている。チケット購入時にもらえる公式ガイドブックを見ながら、チケットと交換で会場内の各団体ブースで料理を受け取る。投票はひとり1膳(2本)となっており、お気に入りの団体の投票ボックスにひとり2票を投じることができる。両日ともチケット販売は8時30分からで、料理の提供は9時30分~15時30分となる。入場は無料。過去のB-1グランプリのゴールドグランプリ第1回八戸大会: 富士宮やきそば学会(静岡県富士宮市)第2回富士宮大会: 富士宮やきそば学会(静岡県富士宮市)第3回久留米大会: 厚木シロコロ・ホルモン探検隊(神奈川県厚木市)※第4回横手大会: 横手やきそばサンライ’S(秋田県横手市)第5回厚木大会: 甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊(山梨県甲府市)第6回姫路大会: ひるぜん焼そば好いとん会(岡山県真庭市)第7回北九州大会: 八戸せんべい汁研究所(青森県八戸市)第8回豊川大会: 浪江焼麺太国(福島県双葉郡浪江町)第9回郡山大会: 十和田バラ焼きゼミナール(青森県十和田市)※2015年9月現在、愛Bリーグ加盟団体を退会済み※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年09月29日ウェザーニューズは9月15日、開発していた自社衛星「WNISAT-1R」を報道陣に公開した。50cm角の超小型衛星で、北極海の海氷観測が主な目的。地球温暖化により、北極海航路の利用が活発になると見られており、船舶の安全な運行に役立てる。ロシアの気象衛星との相乗りで、2016年3月~4月、ソユーズロケットにて打ち上げられる予定。衛星開発ベンチャーのアクセルスペースと共同で開発した。両社はすでに初号機である「WNISAT-1」を開発し、2013年11月に打ち上げていたが、搭載機器に不具合が発生したため、海氷観測ができなくなっていた。WNISAT-1Rは、その"リカバリー衛星"という位置づけである。開発費は打ち上げ込みで3億円程度。○北極海航路は欧州への近道WNISAT-1Rの大きさは524×524×507mm、重量は43kg。初号機が27cm角であったのに比べると、一回り以上大きくなった印象だ。メインカメラは4台に増え、サブカメラとして初号機と同型のカメラ2台を側面に搭載。観測データの送信用に、高速なXバンド通信機も備えており、観測衛星としての性能は大きくパワーアップした。メインカメラは4つの観測波長ごとに独立しており、可視光がパンクロ(白黒)、緑、赤の3台で、近赤外が1台。可視光と近赤外を使うのは、反射率の違いから、海氷と雲とを見分けるためだ。画素数は2,048×2,048。地上分解能は、近赤外/赤が400m(撮影幅は800km程度)、緑/パンクロが200m(同400km)となる。ウェザーニューズで衛星プロジェクトを率いてきた山本雅也氏は、「初号機のトラブルを受け、急遽WNISAT-1Rの開発に着手した。海運会社からは『早くして欲しい』という声も聞いている。ロケットの打ち上げが当初予定の2015年末から延びてしまったが、来年の北極海航路のシーズンにギリギリ間に合うタイミングなので、この衛星でリカバリーしていきたい」と意気込みを述べる。これまで、アジアと欧州を結ぶ航路としては、スエズ運河経由と喜望峰経由の2つの航路があったが、近年の地球温暖化により、第三の航路として北極海航路が出現。海氷の面積が縮小する夏限定の航路ではあるが、航海距離を、スエズ運河経由の約2/3、喜望峰経由の約半分と、大幅に短縮することが可能で、海運会社にとっては、燃料費を削減できるというメリットがある。Global Ice Centerの佐川玄輝リーダーによると、従来も海氷予測のために国内外の衛星データを活用してきたが、これにWNISAT-1Rが加わることで、より詳しく海氷の状況が分かるようになるという。また自社で運用する専用衛星ということで、撮影頻度が上がり、タイムラグが短くなる点も大きいそうだ。○緊急時には火山や台風の観測もWNISAT-1Rは通常、北極海の沿岸部を中心に撮影していくが、火山の噴火や台風の発生などの非常時には、臨時でその該当エリアの撮影も行う予定。上空の通過時、複数枚撮影するステレオ撮影で立体構造が分かるので、火山の噴煙高度や、台風の雲頂高度などが推測できるという。この観測データは、火山灰の拡散予測や、飛行機の安全航行などに活用する。メインカメラの地上分解能は近赤外/赤と緑/パンクロで異なっているのだが、理由が気になる人もいるかもしれない。海氷の観測に適しているのは近赤外と赤。海氷を見るには分解能は400mあれば良く、分解能を抑えた分、広い範囲を見ることができる。一方、火山や台風の観測では、撮影範囲はもっと狭くて良いから、分解能を上げたい。それで緑/パンクロの分解能は200mになっているというわけだ。また、こうした光学観測ミッションのほか、WNISAT-1Rでは、今後の衛星での採用が検討されている新規技術の実験を目的とした「GNSS-R」ミッションも用意されている。光学観測には、夜間や曇天時の観測ができないという弱点がある。これを補うため、大型衛星では、電波を出して地上からの反射波を受信するレーダー観測も利用されているが、大電力が必要になるので、超小型衛星では実現は非常に難しい。そこで、自分で電波は出さずに、GNSS衛星(GPSやグロナスなどの測位衛星)が出している電波を利用しようというのがGNSS-Rである。WNISAT-1Rには、GNSS-R受信システムを搭載。地上で反射された電波を受信して解析し、海氷の判別に利用できそうか、実現の可能性を調査する。受信アンテナの横にはサブカメラが設置されており、GNSS-Rの検証用に、電波受信時の海面の様子も撮影しておく。なお、このサブカメラには、メインカメラが使えなくなった時のバックアップとしての役割もある。ところでWNISAT-1Rがこのサイズになったのは、アクセルスペースが開発に関わった超小型衛星「ほどよし1号」の衛星バスがベースになっているからだ。本来は、ここまで大きくする必要は無かったそうだが、衛星バスから新規に開発していては時間がかかる。既存の衛星バスを利用したことで、開発期間の短縮を図った。ほどよし1号は2014年11月に打ち上げられ、現在も順調に運用中。衛星バスが共通のWNISAT-1Rにとって、これは心強いことだと言える。なお、ほどよし1号は高分解能の望遠鏡を搭載したリモートセンシング衛星となっており、撮影された画像の一部はコチラで見ることができる。○前回の不具合への対策は?初号機のプロジェクトには、約2億円の予算が投じられた。しかし、発生した不具合により、わずか数カ月でミッションの遂行が不可能になってしまった。利益を上げることが求められる民間企業としては、中止するという判断も有り得るところだが、山本氏は「1回失敗して止めるくらいなら最初からやっていない」と言い切る。宇宙開発にリスクは付きものだ。打ち上げに失敗することもあるし、国の大型衛星でも故障することがある。電子部品の小型軽量化・高性能化もあり、超小型衛星はようやく実用レベルになりつつあるが、まだ歴史は浅い。今後、さらに知見を積み重ねることで信頼性はより向上するだろうが、今はその途上。山本氏も「初号機も2号機も実験機的な位置付け。うまく行かなかったら再挑戦すればいい」と思っていたという。とは言え、初号機と同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。どのような対策が取られたのかは気になるところだ。初号機では、2つの大きな不具合が発生した。1つはスタートラッカが使えなくなったこと。これで高精度な姿勢決定ができなくなり、オプション的な「レーザー照射実験」ミッションが不可能になった。スタートラッカに搭載されていたCCDが放射線によって故障したことが原因と推測されており、その後CCDを変更するという対策がとられた。新型スタートラッカは、ほどよし1号に採用されており、軌道上で動作は実証済みだ。もう1つは、ミッション系ストレージへのデータアクセスができなくなったこと。カメラは正常に動作しているものの、撮影画像をストレージへ保存できないため、観測ミッションが不可能になってしまったのだ。初号機では、地上と通信を行うバス系と、撮影を行うミッション系が、それぞれミッション系ストレージへアクセスできるように、スイッチで切り替えていた。不具合が発生したのは、このストレージかスイッチだと考えられる。こういった構成を採用したのは、初号機は27cm角と小さく、電力リソースの制約が大きかったことが理由。しかし、大型化により余裕ができたほどよし1号/WNISAT-1Rでは、スイッチを排除。バス系とミッション系を高速通信で結び、ミッション系ストレージに不具合が発生したときでも、バス系ストレージに直接、撮影画像を保存できるようにした。さらにバス系ストレージの冗長化も行った。海氷観測について、山本氏は「本格的な運用のためには、あと5機くらい必要になる」と見ており、「WNISAT-1Rがうまくいけば、次も上げていく計画」だという。ウェザーニューズは今後10年で、10機の自社衛星の打ち上げを目指すとしており、WNISAT-1Rに続く衛星にも注目だ。
2015年09月18日シャープは8月20日、液晶テレビ「AQUOS R30シリーズ」を発表した。ラインナップは32型の「LC-32R30」と40型の「LC-40R30」で、発売は9月10日。価格はいずれもオープンで、推定市場価格は、LC-32R30が150,000円前後で、LC-40R30が180,000円前後(いずれも税別)。R30シリーズは、2013年6月にリリースした「DR9シリーズ」の後継モデル。ブルーレイディスクドライブと容量1TBのHDDを内蔵したオールインワンタイプで、内蔵HDDへの番組録画、ブルーレイディスクへの録画、ブルーレイディスクの再生が行える。DR9シリーズで2基備えていた内蔵チューナーは3基に増加し(3波対応)、内蔵HDDへの2番組録画と、デジタル放送の視聴が同時に行えるようになった。また、内蔵HDDの容量も500GBから1TBに増加している。画質面では、スポーツ番組などの動きの速いシーンをくっきりと表現する「倍速液晶技術」と、再生中のシーンに応じてコントラストや色を自動調整する「高画質アクティブコンディショナー」を搭載。バックライトにはLEDを使用している。音響面では、実用最大出力20W(10W×2)の前向きボックススピーカーを備える。ネットワークにも対応しており、インターネット動画サービスなどを提供する「AQUOS City」を利用できる。また、DLNAプレーヤー機能を搭載しており、ホームネットワーク内のレコーダーやテレビなどに保存した動画や音楽、写真を再生する。このほか、番組情報とネット番組を一覧表示する「ビジュアルモーションガイド」を採用しており、見たいコンテンツを直感的な操作で探すことができる。入力端子はHDMI×2、D×1、RCAピンジャック×1。出力端子は光デジタル音声×1、アナログ音声×1。そのほかの接続端子は、HDD接続用のUSBポート×1、LANポート×1だ。本体カラーはブラックとホワイトの2色を用意している。
2015年08月20日全国地元食材マヨネーズ料理グランプリ実行委員会は26日まで、「マヨ1グランプリ2015 ファイナルステージ」"食べて投票する"ゲスト審査員2,000名(参加費無料)を募集している。○47都道府県の地元食材とマヨネーズを使用した料理の頂点を決定同実行委員会は9月26日、「全国地元食材マヨネーズ料理グランプリ2015(マヨ1グランプリ)」の全国大会「マヨ1グランプリ2015 ファイナルステージ」を、東京都港区・六本木ヒルズアリーナで開催する。今年が1回目となる「マヨ1グランプリ」は、47都道府県の地元食材の活性化および認知拡大を目的に開催。各都道府県自慢の食材にスポットを当て、地元食材と日本の家庭に根付いた調味料であるマヨネーズを使用した各都道府県オリジナル料理の中からグランプリを決定する、食の祭典となる。現在募集中のゲスト審査員は、同イベントでマヨネーズを使用したオリジナル料理を実際に食し、グランプリを決定する投票に参加する。「マヨ1グランプリ2015 ファイナルステージ」には、全国6ブロックで開催したブロック予選およびWEB一般投票で勝ち残った計16品が集結。当日はゲスト審査員2,000名に実食&投票してもらい、グランプリ(1品)などを決定する。参加応募締め切りは8月26日 10時まで。応募後、抽選にて当選が確定。当選の際に4品の試食が指定され、当日は会場にてその4品を無料で試食することができる。なお、当日参加可能な「当日ゲスト審査員枠」も用意している。「マヨ1グランプリ2015 ファイナルステージ」は、9月26日 11時~19時開催。第1部 11時~12時30分、第2部 12時30分~14時、第3部 14時~15時30分、表彰式 18時~。会場は、六本木ヒルズアリーナ(東京都港区六本木)。各都道府県の代表料理のレシピは、公式WEBページにて公開している。
2015年08月19日U-1グランプリ運営組織委員会は8月12日~16日、「U-1グランプリ in 東京~夕涼みの宴~」を「代々木公園」(東京都渋谷区)で開催する。同イベントは、日本各地のうどんが集結する「うどんの祭典」。うどんに関する業界や生産者の交流と活性化を促進、地域社会や食育への貢献、さらに世界が注目する「クールジャパン」と「おもてなし」の国内外への発信を目的としている。9月18日~23日に大阪府・万博公園で開催される「U-1グランプリ in 大阪」のプレイベントとなっており、グランプリは決定しない。公式LINEの友だち追加で、開催中にうどん店舗で利用できる100円クーポンを全員に配布するプロモーションを実施する予定。開催時間は、11時~21時(16日のみ~18時、ラストオーダー1時間前)。
2015年08月05日きのこの卸事業と惣菜加工業を行っているバイオコスモは26日に、東京都・青山の国連大学前広場にて、「第2回きのこ商品全国選手権『KINO-1グランプリ』」を開催する。○ユニークでおいしいきのこ加工品に出会えるチャンス同イベントは、きのこ需要の落ち込みが激しい夏のシーズンに開催することで、需要喚起させることを目的としている。昨年に比べ倍近い全国のきのこ生産者による加工品が集い、一番おいしい商品を一般消費者が投票しグランプリを決定する。また、ワークショップや展示など、きのこの魅力が楽しめる企画・コンテンツを用意しているという。同イベントと並行して、東京の真ん中でひと足早いきのこ狩りの雰囲気を味わうイベント「都会できのこ撮り大会」を開催。会場内に10種類の「きのこ盆栽」が設置。見つけたきのこを携帯やデジタルカメラで撮影し、スタッフに提示すれば「本物のきのこ」を進呈する。さらに、TwitterやFacebookに投稿すると、追加でもう1つ進呈する。開催時間は10時から17時まで。参加費は無料。「都会できのこ撮り大会」は、25日の12時から17時も開催する。
2015年07月16日エプソン販売は7月9日、インクジェットプリンターでプリントされた作品が対象のフォトコンテスト「エプソンフォトグランプリ 2015」の作品応募受付を開始した。グランプリ受賞者には賞金100万円が授与される。エプソンフォトグランプリ 2015は今回で10回目の開催。「ネイチャー部門」「ヒューマンライフ部門」「ファミリースナップ部門」「中学・高校写真部部門」「ビギナー部門」の合計5部門に分かれている。ビギナー部門はこのたび新設された部門で、41歳以上を対象とした「OVER41 優秀賞」、40歳以下を対象とした「UNDER40 優秀賞」の2つの賞を設ける。テーマは自由で、これまでよりも幅広い層からの作品募集を目指す。また、10周年を記念して、ネイチャー部門およびヒューマンライフ部門では各1作品に「10周年特別賞」を設けた。特別賞受賞者には「プロセレクション A2 ノビ対応プリンター SC-PX3V」が贈られる。作品はインクジェットプリンターで出力されたものが対象で、使用する機材のメーカーや機種は問わない。ネイチャー、ヒューマンライフ、ビギナー部門は六切・A4以上、ファミリースナップ部門はL判以上、中学・高校写真部部門は2L判以上のサイズが対象。組作品あるいはブック形式の作品はサイズ制限なし。作品の応募締め切りは12月7日。結果は2016年3月上旬にWebページにて発表する。ネイチャー部門とヒューマンライフ部門のグランプリにはそれぞれ賞金として100万円を授与。審査員は田沼武能氏、三好和義氏、エプソン販売が務める。
2015年07月09日玄人志向は18日、AMD Radeon R9/R7 300シリーズを搭載したグラフィックスカード「玄人志向 / STANDARDシリーズ / AMD PCI-Express」の4製品を発表した。出荷は6月中旬~下旬を予定する。Radeon R9/R7 300シリーズはAMDが発表したデスクトップ向け最新GPU。DirectX 12やOpenGL 4.5 Vulkanなどの次世代APIに対応する。○RD-R9-390X-E8GBRadeon R9 390X搭載グラフィックスカード。店頭予想価格は59,980円前後(税別)。冷却に3連ファンを搭載したクーラーを採用する。主な仕様は、GPUがRadeon R9 390X、コアクロックが最大1060MHz、メモリクロックが6000MHz、メモリが512bit接続のGDDR5 8GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×2、DisplayPort×1。補助電源コネクタは8ピン×1、6ピン×1。○RD-R9-390-E8GBAMD Radeon R9 390搭載グラフィックスカード。店頭予想価格は45,980円前後(税別)。主な仕様は、GPUがRadeon R9 390、コアクロックが最大1000MHz、メモリクロックが6000MHz、メモリが512bit接続のGDDR5 8GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×2、DisplayPort×1。補助電源コネクタは8ピン×1、6ピン×1。冷却は空冷ファン×3。○RD-R9-380-E2GBAMD Radeon R9 380搭載グラフィックスカード。店頭予想価格は28,480円前後(税別)。冷却に2連ファンを搭載したクーラーを採用する。主な仕様は、GPUがAMD Radeon R9 380、コアクロックが最大970MHz、メモリクロックが5500MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 2GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源コネクタは6ピン×2。○RD-R7-370-E2GBAMD Radeon R7 370搭載グラフィックスカード。店頭予想価格は20,980円前後(税別)。冷却に2連ファンを搭載したクーラーを採用する。主な仕様は、GPUがAMD Radeon R9 370、コアクロックが最大985MHz、メモリクロックが5700MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 2GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源コネクタは6ピン×1。○RD-R7-360-E2GBAMD Radeon R7 360搭載グラフィックスカード。店頭予想価格は14,980円前後(税別)。冷却に2連ファンを搭載したクーラーを採用する。主な仕様は、GPUがAMD Radeon R9 360、コアクロックが最大1060MHz、メモリクロックが6600MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-I×1、DisplayPort×1。補助電源コネクタは6ピン×1。
2015年06月19日CFD販売は18日、GIGABYTE製グラフィックスカードの新製品として、Radeon R9 390X搭載の「GV-R939XG1 GAMING-8GD」など6モデルを発売した。全モデルで独自の品質基準であるUltra Durable VGAに準拠。また、「GV-R939XG1 GAMING-8GD」「GV-R939G1 GAMING-8GD」「GV-R938G1 GAMING-4GD」「GV-R938WF2OC-2GD」「GV-R737WF2OC-2GD」の5モデルは、冷却システムとして2連ファンを備えた独自クーラー「WINDFORCE 2X」を搭載する。○GV-R939XG1 GAMING-8GD「Radeon R9 390X」搭載モデル。低負荷時にファンの動作を止める自動ファン停止機能を備える。主な仕様は、コアクロックが最大1,060MHz、メモリクロックが6,000MHz、メモリは512bit接続のGDDR5 8GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×1と6ピン×1。価格は税別58,310円前後(以下、価格はすべて税別)。○GV-R939G1 GAMING-8GD「Radeon R9 390」搭載モデル。低負荷時にファンの動作を止める自動ファン停止機能を備える。主な仕様は、コアクロックが6,000MHz、メモリは512bit接続のGDDR5 8GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×1と6ピン×1。価格は49,100円前後。○GV-R938G1 GAMING-4GD「Radeon R9 380」搭載モデル。主な仕様は、コアクロックが最大990MHz、メモリクロックが5,700MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は8ピン×1。価格は33,750円前後。○GV-R938WF2OC-2GD「Radeon R9 380」搭載モデル。主な仕様は、コアクロックが最大980MHz、メモリクロックが5,500MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。価格は30,690円前後。○GV-R737WF2OC-2GD「Radeon R7 370」搭載モデル。主な仕様は、コアクロックが最大1,015MHz、メモリクロックが5,600MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。価格は21,480円前後。○GV-R736OC-2GD「Radeon R7 360」搭載モデル。冷却に90mm LARGE FANを採用する。主な仕様は、コアクロックが最大1,200MHz、メモリクロックが6,000MHz、メモリは512bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-D×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。価格は16,870円前後。
2015年06月19日