デザイン家電を通じて豊かなライフスタイルを提案することをコンセプトに掲げる株式会社A-Stage が展開する、心地をリデザインするウェルネスブランド「Re・De(リデ)」は第3弾の新製品として、業界トップクラスの風速を誇る新ドライヤー「Re・De Hairdry」を、2022年12月16日(金)よりRe・De公式オンラインショップおよび全国の家電量販店にて発売します。さらに、2022年12月6日(火)12:00より順次、先行予約の販売を開始いたします。業界トップクラスの風量を実現・風の流れを最適化するRe・De独自の「Airflow Optimization Technology」により業界トップクラスの風量約3.6m3(立方メートル)/分、風速約53m/秒を実現「Re・De Hairdry」は風の流れを最適化するRe・De独自のテクノロジー、「Airflow Optimization Technology(エアフロー オプティミゼーション テクノロジー)」を搭載しています。ドライヤーの筐体断面積の最小化と内部構造の最適化により、業界トップクラスの風量約3.6m3(立方メートル)/分、風速約53m/秒を実現しました。この形状により、風が髪の根元まですぐに届き、熱負担を最低限に抑えることで、髪を傷めずスピーディーに乾かすことが可能になっています。ノズルには、パワフルな風とヘアドライの心地よさを両立する「Airflow Control Nozzle(エアフロー コントロール ノズル)」を採用しました。このノズルにより、風の範囲を広げ、髪をしっかりとほぐすことで速乾性能をサポートしています。・ハイパワーなのに、たった255gという驚きの軽さとコンパクトさこれまで、大風量のドライヤー、多機能なドライヤーは大きい、重いが常識でした。「Re・De Hairdry」は255gという驚きの軽さとコンパクトさを実現。この圧倒的な軽さは手元にかかる負担を最小限にし、日々のヘアドライを心地よいものに変えてくれます。また、取り回しのしやすさも特徴の一つで狙ったところにしっかりと風を当てることができ、日々のヘアセットをこれまで以上にラクにしてくれます。理想的なヘアケアを実現する5つのモードで、毎日が美しい髪に「Re・De Hairdry」は、ヘアメイクアップアーティストの菊池美香氏監修のもと、「毎日が美しい髪」になる5つのモードを搭載しました。「BASIC 1」「BASIC 2」「GROW」「DESIGN」「STAND」の5つのモードを組み合わせることでユーザーのライフスタイルに合ったヘアドライができます。BASIC 1:圧倒的な速乾とヘアケアの両立を実現。最大風速とヘアドライに最適な温度(約88℃)で、頭皮と根元・毛先まですばやく乾かし、健やかな髪づくりの土台となるモードです。BASIC 2:60℃以下の低温の風で、BASIC 1よりヘアケアを重視した第2の基本モードです。GROW:BASICモードを使用したあとの中間から毛先のドライに最適で、温風と冷風が自動で切り替わる優しい風により水分を守りながら、髪を美しくはぐくみ、髪に理想的な艶を与えるモードです。DESIGN:ヘアセットの最後の仕上げに最適で、圧倒的な仕上がりで最高のヘアスタイルを実現するモードです。STAND:ハンズフリーで使用いただく際の推奨モードです。ヘッドマッサージや他の美容などを行いながら新たな時間を生み出せるヘアドライを体験いただけます。その他詳細は公式サイトをご確認ください。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年12月08日山田涼介が二重人格者の主人公を演じる「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第8話が11月23日放送。次回予告に映し出されたテロップに視聴者の考察合戦が過熱、SNSには「タイトルから普通に考えたら」「犯人エイジだったら泣く」など様々な投稿が寄せられている。講談社「ヤングマガジン」、WEBコミック配信サイト「コミックDAYS」で連載された人気同名コミックのドラマ化となる本作は、山田さんが6年ぶりにフジテレビ系ドラマ主演を務め、連続殺人犯の息子として辛い人生を送ってきた主人公の復讐の物語が繰り広げられてきた。実の父である八野衣真が5人の女性を殺害した犯人“LL”だとされたが、本当の“LL”を探して来た浦島エイジ役で山田さんが主演するほか、エイジに力を貸すナミに川栄李奈。“LL”に姉を殺されたが、そのことで虐待から逃れられた雪村京花に門脇麦。エイジの実の父親で連続殺人犯“LL”だと言われてきた八野衣真に早乙女太一。15年前八野衣の保護司をしていたことから、残されたエイジを引き取り育てた浦島亀一に遠藤憲一といったキャストも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“B一エイジ”はエイジの人格が6日以上、表に出てきていないことを不審がる。“B一エイジ”は10月30日の時点で京花がLLを八野衣だと信じ込んでいたが、11月3日になると「LLが生きていた」と言い出したことから、その3日の間に京花が何かを知ったのではないかと推測、彼女の足取りを調査しようと考える。京花のマンションに侵入し“B一エイジ”は彼女の部屋で車のキーを見つけ、カーナビの履歴から11月1日に京花がとある町を訪れていることを知る。そしてナミとともにその町へと向かう…というのが今回の物語。そんななか何者かに刺され入院していた京花が再び病院内で襲われる。“B一エイジ”は病室に仕掛けた監視カメラの映像で、ナミは怪しい後ろ姿を追いかけて、それぞれ京花を襲った犯人の正体を知る…それはエイジの姉、乙(夏子)だった。1人娘として亀一らに溺愛されてきたが、エイジが家に迎えられた途端、両親はエイジにばかり目を向けるように。さらに幼いエイジから脅されて引きこもるようになった乙は、エイジが恋人として京花を連れてきたことで、エイジの一番大切なものを奪い取ろうと京花を狙ったという。SNS上では夏子さんの演技に「夏子さんの演技ちゃんと見たの初めてだったんだけどすごすぎた」「浦島乙役の夏子さん演技上手すぎたな」「乙姉さん役の夏子さんの演技も凄いわ。良いわ」など絶賛の声が上がる。その後、エイジは亀一のもとを訪れ、そこで彼が“LL”であることが明かされる…のだが、次回予告には「もう1人の真犯人」のテロップが。Twitter上には「タイトルから普通に考えたら親愛なる僕(エイジ)へ殺意をこめてになるから真犯人はエイジ?」「犯人エイジだったら泣く...でもそうじゃないと、このタイトルの意味とは...」「やっぱこれもう1人の人格(A)が殺してるからこういうタイトルとか」「タイトルの意味はエイジ→B一って意味だと思ってたけどもしかして逆…?」など、タイトルの意味を絡めて“真犯人”を推測するツイートが多数投稿されている。【最終回あらすじ】浦島家のリビングで亀一は“B一エイジ”が真実にたどり着いたことに感心しながらも「まだ満点はやれないな」と告げる。そして亀一は八野衣が売春組織から少女たちを救ったのは、人のためや罪滅ぼしのためではなく、女性を食い物に仕事をしなければならない惨めな現実から目をそらしたかっただけだと言い、殺人鬼・LLがどのようにして生まれたのかを話し始める…。「親愛なる僕へ殺意をこめて」は毎週水曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月24日11月9日より「ディズニープラス」にて配信中の韓国ドラマ「代理リベンジ」の制作発表会見が韓国で行われ、「A-TEEN」のシン・イェウンや「今、私たちの学校は...」のロモン、ソ・ジフン、イ・スミン、チョン・スビン、キム・ユジン監督が登壇した。本作は、双子の兄の死の真実を追究するチャンミ(シン・イェウン)と、不公平な世の中に抗い復讐の代行を始めたスホン(ロモン)が、衝撃的な事件に巻き込まれる、ハイティーンたちの復讐スリラー。これまで多く演じてきた明るいキャラクターとは異なる役に挑んだシン・イェウンは「このような役に挑戦したいと思っていました。わたし自身、明るい性格でもありますが、一方でクールで冷たい面もあるんです。そういう姿を演技に盛り込みたいと思いました。兄を死に追いやった人物を探そうとするチャンミのつらい姿をありのままに撮るために、メイクもまったくせず、目の下のクマも隠さず自然に見せました。ご覧になった方が『あの子は誰?』『シン・イェウンかな?』と言ってもらえれば、私は成功したといえるでしょう」とコメント。アクションシーンが注目のひとつとなっている本作。チャンミは射撃のスター選手だが、「最初は、果たして私にできるのかと悩んだ」とシン・イェウン。監督は「射撃シーンは代役を頼らずにすべて自分でこなしました。本当に上手。射撃選手の資格も取ったんですよ」と努力を高く評価した。また、スホンもキックボクシングの達人という役どころとなっており、「撮影の数か月前からスクールで週に3,4回のトレーニングを受けました。最初はパンチがうまくできなかったので、明け方に漢江にひとりで行って練習をしました。復讐代行というキーワードに合う強烈な感じを与えられるように、ウェイトトレーニングをして身体づくりに励みました。あと、バイクシーンもあって、本作のために免許を取ったんです。アクションシーンのたびに、僕の成長していく姿をお見せできると思います」と語る。一方、ソ・ジフン扮するソク・ジェボムは、ある事故で記憶を失い休学した後に高校に復帰するという、複雑な過去を抱える人物。「『記憶を取り戻すための混乱』がジェボムのキーワード」と分析するソ・ジフンは、「楽しく演じた」そうで、「消えた記憶に興味があり、その記憶が重要な事件にかかわっているだろうと予想していました。それが少しずつつまびらかになる過程のジェボムの感情に共感し、引き込まれていきました」と明かしている。登場人物のひとりひとりが立体的に描かれている本作。ソヨンを演じるチョン・スビンとジヒョン役のイ・スミンは、自分の役を「ソヨンは、過酷な世の中と信じられない大人の中で苦しむ感情を知っているがゆえに、スホンと一緒に復讐代行をするようになる。正義を具現化する人物」、「ジヒョンは、チャンミとスホンに嫉妬しながら、ある事件に巻き込まれていく」と説明し、徐々に明かされるストーリーに対する期待を高めた。約1時間にわたる会見も終始、穏やかな雰囲気に包まれていたという。最後に視聴者へ向けて、シン・イェウンは「面白い、幸せだ、怖い。それだけでなくさまざまな感情を得られる作品です。楽しみにしてください」、ロモンは「配信がスタートしてワクワクしています。たくさんの関心と愛をお願いします」と呼びかけ、ソ・ジフンは「視聴者の方も一緒に楽しく見ていただけたらうれしいです」とメッセージ。チョン・スビンとイ・スミンは「多くの方々が準備をしましたので、ぜひお楽しみに」、「俳優の方々、脚本家さん、監督さん、すべてのスタッフが熱意と誠意を尽くして作った作品です」と思いを語った。なお、第3話&第4話は本日より配信がスタートした。「代理リベンジ」はディズニープラス スターにて独占配信中(毎週水曜日2話ずつ/全12話)。(cinemacafe.net)
2022年11月16日「A-TEEN」のシン・イェウン、「今、私たちの学校は...」が話題を呼んだロモンらが共演する韓国ドラマ「代理リベンジ」が、「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて11月9日(水)より独占配信。殺人、陰謀、謎が渦巻くハイティーン復讐スリラーから日本語版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。本作は、双子の兄の死を調査する少女と、不公平な世界に対抗すべく復讐を代行する少年の周りで起こる様々な事件を取り巻く復讐物語。一緒に施設で育つが、その後別々の家族に引き取られた双子の兄妹は、苦労しながらもお互いを支えに、励ましあいながら静かに生活していた。ところが、兄が学校で謎の死を遂げたことをきっかけに、主人公オク・チャンミがその死の真相を突き止めようと、身分を隠して兄と同じ学校に転校するところから物語が始まる。そんな中、新たに通い出した学校で出会った学生チ・スホンと共に、いじめをした人間に いじめられた人の代理で復讐する”復讐代行”を始めることになるのだが、チャンミはやがて謎と陰謀が渦巻く、衝撃的な事件の数々に巻き込まれていくことになる。オープニングからチャンミに襲いかかる奇妙な事件と緊迫感あふれるハラハラドキドキの展開に目が離せない、ハイティーンたちの復讐スリラーだ。射撃のスター選手でもあるオク・チャンミ役にはウェブドラマ「A-TEEN」で一躍有名になり、「彼はサイコメトラー-He is Psychometric-」「場合の数」などに出演してきたシン・イェウン、いじめをした生徒に復讐する学生チ・スホン役は「今、私たちの学校は...」で勇気ある好青年を演じたロモン。ほかにもソク・ジェボム役にソ・ジフン、キ・オソン役にチェ・サンウ、クク・ジヒョン役にイ・スミン、テ・ソヨン役にチョン・スビンをキャスティング。いま韓国でも大活躍の、人気と実力を兼ね備えた注目若手俳優たちが集結した。日本語版キービジュアルは、オク・チャンミの最大の武器である“射撃”に使われるピストルが学校に見立てられている印象的なイラスト。ピストルの脇には、誰かに突き落とされている人影が描かれている…。また、日本語版予告編では、 冒頭から一面雪で覆われた真っ白な地面に頭から血を流し横たわっている高校生の衝撃的なシーンから幕を開ける。「私が犯人を捕まえる!」と、兄の謎の死の真相を暴こうと奮闘するオク・チャンミ。終始漂う重くて暗い空気と、恐怖に怯えて涙を流す生徒たちが映し出される様子からもスリリング溢れる展開が予想される。「代理リベンジ」は11月9日(水)よりディズニープラス スターにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年10月25日船越英一郎、山村紅葉、西村まさ彦、高島礼子、名取裕子、内藤剛志ら豪華キャストが集結するドラマ「警視庁考察一課」に、柳沢慎吾、藤井流星(ジャニーズ WEST)、徳永えり、北野日奈子が出演することが分かった。本作は、事件の考察を専門とした部署「警視庁考察一課」を舞台に繰り広げられる、ベテラン刑事たちの考察劇。考察一課の船越慶一郎(船越さん)と同期で、何やら因縁の仲らしいが、難事件が起こるたびに考察一課を頼りにする捜査一課長・柳沢慎三役の柳沢さんは「『船越慶一郎』と、僕が演じる『柳沢慎三』は同期で、1人の女性を取り合った過去があり、ライバル視している関係性も注目ポイントですね!毎回どのように展開していくのか、凄くワクワクしているのでそこに注目して頂けたらと思います!コミカルであり、パロディ要素も満載なので、子供から大人まで老若男女問わず楽しめるドラマです」とアピール。捜査一課志望だが、なぜか考察一課に配属された新米考察官・藤井龍役の藤井さんは、「僕は新人の役なので、ピュアなところやリアクションを見てほしいです。そして、ベテラン考察官達とのギャップが生まれる会話なども楽しんでいただければと思います。ベテラン俳優さんのファンの方たちは僕のことを知らない方も多いと思うので、これを機に、僕のことを覚えていただきたいです」とコメントしている。また、個性豊かなベテラン刑事たちを取りまとめる考察一課の管理官・徳永りえ役の徳永さんは、「恐れながらも私の役職が考察一課の中で1番位が高いので、学校の先生になった気持ちで皆さんをまとめたり、それぞれの特徴を掴んで接し方を変えたりしながら、粒揃いの考察一課を繋ぐ役割になれたらと思っています」と意気込む。そして、大東京警察署の庶務係・北野美奈子役の北野さんは「スーパースターの皆様とご一緒させて頂けることに感謝をしながら、たくさんのことを吸収できるように一生懸命頑張りたいと思います」と話している。「警視庁考察一課」は10月17日より毎週月曜日23時6分~テレビ東京ほかにて放送。地上波放送終了後Paravi&ひかりTVにて配信。(cinemacafe.net)
2022年10月03日食欲の秋!あなたはどんな秋の味覚を楽しみたいですか?実は、秋に何を食べたいかという心理テストであなたの隠れた欲望がわかるそう。欲望と表裏一体にある、「うらやましい」と思う嫉妬との上手な付き合いかたも併せて紹介します。あなたの隠れた欲望がわかる誰もが「もし、こうだったらいいのに」とさまざまな欲望をもっています。それは、声に出して言えるものもあれば、そうでないものもあります。深層心理では、どのような欲望があるのでしょうか。人気占い師・心理テストクリエイターの脇田尚揮さんによる心理テストで、「あなたの中に隠れている欲望」を診断しましょう!Q.あなたが食べたい秋の味覚は次のうちどれですか?A:さつまいもB:サンマC:栗D:松茸A:「さつまいも」を選んだあなた……お金持ちになりたいあなたの心の奥底には、お金持ちになって贅沢三昧をしてみたいという願望が潜んでいるようです。健全なメンタルの状態なら、それが“仕事やアルバイトを一生懸命頑張ろう”という意欲になりますが、ネガティブな状態の場合はグチや文句が多くなってしまいそう。B:「サンマ」を選んだあなた……好きな相手から愛されたいあなたの心の奥底には、孤独感や寂しさを埋めたいという願望が潜んでいるようです。そのため、好きな相手や恋人からもっと愛されたいと無意識に思っているところがありそう。実は相当嫉妬深く、束縛したがる一面を持っているようなので、周囲の動向がかなり気になるのでは?C:「栗」を選んだあなた……他の異性と火遊びしたいあなたの心の奥底には、異性に対する好奇心とさまざまな人のことを知ってみたいという願望が潜んでいるようです。彼氏がいたとしても、彼だけに執着せず、“他の人はどんな感じなんだろう?”と思うこともあるのは?D:「松茸」を選んだあなた……周囲の人からチヤホヤされたいあなたの心の奥底には、周囲の人からチヤホヤされたいという願望が潜んでいるようです。“もっと綺麗だったら”、“もっとスタイルが良ければ……”と日頃から感じているところがあり、やや自分の容姿にコンプレックスを持っているようです。©Saninch/gettyimages©R-DESIGN/gettyimages©HidamariNeko/gettyimages©R-DESIGN/gettyimages※ 文・脇田尚揮※ 2021年9月10日配信「うらやましい」…嫉妬との上手な付き合いかたさまざまなことに嫉妬を抱き、みじめな気持ちになったり、凹むことはよくあること。心理カウンセラーの根本裕幸さんに嫉妬との上手な付き合いかたを教えてもらいました。根本さん嫉妬は、うらやましいという純粋な気持ちに、劣等感や無価値感、競争心など様々なネガティブな感情が入り込むことで生まれます。ネガティブな感情は否定したくなりますが、そうではなくてそこにあるものとしてそのまま受け入れることが大切。それらの感情を受容できると、自己肯定感が高まります。すると嫉妬という感情が芽生えても、そこから“可能性の種”だけを抽出して手放すことができるので苦しむことがなくなります。あなたを悩ます“あるある嫉妬”の正体&処方箋あるある嫉妬:友達の幸せを素直に選べない…処方箋:嫉妬している自分を認めて、思い切って本音をぶつけてみて。友達は対等な関係から始まることが多いので、幸せな結婚生活を送っている、バリバリ仕事してかなり稼いでいるなど、相手の変化に対して嫉妬しやすい。根本さん友達の幸せを素直に喜べないのは当然のこと。嫉妬するのはそれだけ相手に親近感を持っていて、本当は喜んであげたいという気持ちがある証拠です。だからその嫉妬心を頑張るエネルギーに変えて、婚活したり、キャリアアップを狙って今以上にまい進してみてはいかがでしょうか。具体的な解決策嫉妬している自分を認めて、その友達にも「おめでとう。でもいいな、嫉妬しちゃう」と本音をぶつけてみては。何でも言い合えるようになれば、より良い関係が築けるようになるだけでなく、自分のモチベーションも上がり、さらに前に進める。あるある嫉妬:キラキラ投稿を見るのがやめられない…処方箋:習慣から目的へ。“捨てアカ”を作るのもアリ。SNSにアップされる友達や知り合いのキラキラ投稿に劣等感。しかしついつい見てしまい、「いいね!」を連発!根本さんSNSは嫉妬の温床です。少し暇があるとスマホを触り、無意識的にSNSを立ち上げるのがクセになっている人は注意。SNSを何気なく見るのはやめて、お店や服を探す時だけ開くなど、目的意識を持って付き合うことが大切。違和感を覚える投稿は、ブロックしたり、フォローを外すことも、自分を守るために必要です。具体的な解決策溜め込むのもよくないので、Twitterで鍵付きの捨てアカを作り、その中で言いたいことを遠慮せずにつぶやくと、心がスッキリします。日記でもいいが、リアルタイムに投稿できるSNSの方がよりオススメ。他人の投稿も気にならなくなるかも?根本裕幸さん心理カウンセラー。「ライフワークとパートナーシップ」を中心に、わかりやすさと、軽妙な語り口、ユニークな視点の分析力が評判。著書に『つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本』(学研プラス)など。※『anan』2022年7月6日号より。イラスト・マエダハルナ取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)※ 2022年7月3日配信自分らしく前に進んでいこう!なりたい自分像はわかりましたか?もし身近な人に、なりたい自分像にちかい人がいたらうらやましく感じたり、嫉妬してしまうかもしれません。それは、恥ずかしいことではありません。自分を高める材料として、その気持ちを上手に利用して、なりたい自分に近づきましょう。まとめ構成・小田原みみ
2022年09月24日元宝塚歌劇団の瀬戸かずや、綾凰華が出演する朗読舞踊劇 Tales of Love「阿国-かぶく恋、夢の果て-」が東京・サンシャイン劇場にて上演される。日本古典の名作を「朗読×日本舞踊」 のコラボレーションで、朗読劇の枠を超えた、五感と想像力を刺激する新たな感動体験を届ける「朗読舞踊劇 Tales of Love」の最新作。シリーズ第2弾となる本作は、歌舞伎の始祖ともいわれる伝説の女性・出雲阿国と希代の傾奇者として名高い名古屋山三、そして阿国を支えた女形・三十郎の、三者三様の姿を濃密に描く恋物語だ。演出はシリーズ第一弾に引き続き、劇団「柿喰う客」の中屋敷法仁。主演の阿国役、その彼女を支える三十郎役をWキャスト&スイッチキャストで演じるのは元宝塚歌劇団瀬戸かずや、綾凰華。また稀代の傾奇者とされる名古屋山三役には、人気実力派声優として活躍する竹内栄治、土屋神葉、石谷春貴、高木渉が日替わりで出演。さらに卓越した表現力で、若手舞踊家のトップとして日本舞踊界を牽引する花柳幸舞音 、藤間涼太朗が舞踊を担う。公演は9月28日(水)から10月2日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケットは8月30日(火)よりチケットぴあにて抽選受付がスタート。一般発売は9月10日(土)10:00より。公演回事に配役、また出演キャストが異なる本公演、キャスト組み合わせ等は公式ホームページ等にて確認を。<ストーリー>一人の女芸人が、その踊りの才により頭角を表した。彼女の名は阿国。希代の傾奇者として名高い名古屋山三は、 駆け出しの阿国を見染め、共に風雅の芸を極める夢を見る。異なる二人の才能がぶつかり合い、新たな芸が芽吹き始めたその前夜、山三は家のため他家に仕官することになり、さらには武士としての義理を立てるため命を落としてしまう。人気も凋落し、傷心する阿国の元に残ったのは浮浪児から拾い上げ弟子として育てた少年、三十郎ただ一人。阿国は、三十郎を己と瓜二つの女役に仕立て上げ、己は男役として山三に成り代わり、濃密な男女の恋愛を描いたかぶき踊りを上演する。いつしかこのかぶき踊りは大評判となり、阿国は三十郎と共に各地を巡業する旅に出る。男として阿国を深く愛しながらも、師弟という関係を壊さぬよう、ひたすらに女形に徹する三十郎。一方、阿国は名声を得てもなお山三を忘れられず、その幻影に徐々に心を蝕まれていく――
2022年08月31日株式会社トレイン(本社:東京都渋谷区代表取締役:長谷川康之)は、2007年よりロングセラーを続ける体型補正インナー&レッグのブランド「女の欲望」から歴代の人気商品だけを集めて、2022年9月にブランドリニューアルをいたします。シャンパンゴールドのパッケージに、「女の欲望といえば」の漫画風イラスト、ちょっとドキッとさせるインパクト大のキャッチコピーで、女性へのアイキャッチを訴求します。■ ◆「クロステーピング加工」による骨盤サポート◆●クロステーピング加工で骨盤をギュッ!と引き締める●おしりを下からキュッ!3Dヒップアップ機能付き●パンツはマチ付で、下着なしの1枚履きも可能●レッグウェアは段階式着圧設計で、脚もほっそりスッキリ!■ ◆商品ラインナップ◆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「骨盤&ヒップ 着圧レギンス10分丈」1,400 円(税込)/日本製 /ブラックーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●段階式着圧設計/ヒップUP機能付/ 80デニール●おしゃれの定番レギンスタイプ●特殊構造で骨盤をサポート、歪みを調整し美しい下半身に。●段階式着圧設計で脚スッキリ!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「骨盤&ヒップ Wシェイプパンツ 1分丈」1,200円(税込) /ブラック・ベージューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●ヒップUP機能付き●一枚履き可能な1分丈パンツ●マチ付で1枚履きも可能●特殊構造で骨盤をサポート●歪みを調整し美しい下半身にーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「骨盤&ヒップ Wシェイプパンツ 2.5分丈」1,300円(税込) /ブラック・ベージューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●ヒップUP機能付き●一枚履き可能な2.5分丈パンツ●マチ付で1枚履きも可能●ちょっと長めで安心&使いやすい●特殊構造で骨盤をサポート●歪みを調整し美しい下半身に※サイズは、全商品 M~L・L~LLサイズ「公式オンラインショップにて8月29日(月)より先行、全国のバラエティショップにて9月上旬より順次発売」=============================「女の欲望 骨盤シェイプシリーズ」 フリーダイヤル : 0120-007-416株式会社トレイン東京都渋谷区神宮前3-25-14 エスラ原宿7階 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月29日梅棒15th“RE”PLAY『シン・クロス ジンジャーハリケーン』の全キャストおよび公演日程が発表された。今作は2015年8月から9月にかけて俳優座劇場・ABCホールで上演された、梅棒4th PLAY『クロス ジンジャー ハリケーン』の再演。『クロス ジンジャー ハリケーン』は梅棒メンバーのみで上演された“これぞ梅棒”という代名詞的な作品で、今回は外部公演や映像メディア等での演出・振付・出演を経てパワーアップした梅棒が、小さな島で巻き起こるビッグスペクタクルをバージョンアップしてお届けする。出演者は伊藤今人、梅澤裕介、鶴野輝一、遠山晶司、塩野拓矢、櫻井竜彦、楢木和也、天野一輝、野田裕貴、多和田任益といった、梅棒で現在活動中の10名。11月から12月にかけて東京・愛知・大阪の3都市を巡る。梅棒のオフィシャルファンクラブ『ひのまる弁当』では、7月29日よりチケットの最速先行受付を実施する。<公演情報>梅棒15th“RE”PLAY『シン・クロス ジンジャーハリケーン』東京:11月18日(金)〜11月27日(日) サンシャイン劇場 / 14ステージ愛知:12月3日(土)〜12月4日(日) 名古屋市芸術創造センター / 3ステージ大阪:12月8日(木)〜12月10日(土) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール / 5ステージ梅棒15th“RE”PLAY『シン・クロス ジンジャーハリケーン』告知画像【作・総合演出】伊藤今人(梅棒)【振付・監修】梅棒【出演】伊藤今人、梅澤裕介、鶴野輝一、遠山晶司、塩野拓矢櫻井竜彦、楢木和也、天野一輝、野田裕貴、多和田任益(以上、梅棒)【チケット料金】※税込SS席:9,300円(前方・センターブロック / 各回席数限定)S席:8,300円U-25サービスエリア:3,500円(25歳以下限定・身分証明書要提示・当日指定席)■梅棒 OFFICIAL FANCLUB『ひのまる弁当』で、チケット最速先行受付(抽選)を実施予定受付期間:7月29日(金)〜対象公演:全公演対象席種:SS席・S席公演特設サイト:関連リンク梅棒オフィシャルサイト:梅棒 OFFICIAL FANCLUB『ひのまる弁当』:
2022年07月06日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。仕事において相手が信用できるかどうかは最も大切なことだろう。『正直不動産』第8話では、信じることについて描かれた。誰かに仕事を任せるとき、多少金額は上がっても、多少時間はかかったとしても、信用できる人に任せたいと思うのは当然だろう。またその額が大きくなればなるほど、取引は慎重になり、本当に信じることができる人に頼みたいと思う。今回、永瀬財地(山下智久)と月下咲良(福原遥)は、300坪・5億円の土地売買を扱うことになった。大型案件なだけに、まずはこの話を持ってきた人物の信用度が問われる。しかし、今回は永瀬の知り合いが紹介してくれたということでその点はクリアした。登坂不動産の社長(草刈正雄)は「永瀬を信じる」との一言で、後の判断はすべて永瀬に託されることに。永瀬と月下が交渉を進める中、ミネルヴァ不動産の横槍が入るも、なんとか契約を勝ち取ることができた。しかし、なんだか様子がおかしい。永瀬は一人、悶々としていた。なぜなら、取引相手の交渉術が、かつて嘘をついていた自分と重なったからだ。もしかしたら、『地面師』ではないのか。永瀬の脳内に不安が過ぎる。地面師とは土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、多額の代金をだまし取る詐欺師のこと。そこで永瀬は信頼できる元同僚・桐山(市原隼人)に相談をすることに。桐山は、相変わらずの素っ気なさだったが、自分は過去にその相手と交渉をしたが、すぐに手を引いたと言っていた。理由は「似合わないスーツを着た人と仕事をしたくない」から。「スーツに着られている」なんてことを時々言うが、今回の取引相手は、思い返せばサイズの合っていないスーツを着用していた。普段からスーツを着ている人なら、自分に合うサイズや身の丈にあったブランドに精通していくだろう。この状況において、桐山の判断は正しいのだと悟った。ブカブカのスーツはおそらく取り急ぎで用意したのではないか。もしそうでなかったとしても、桐山の言葉を聞いたビジネスマンは、身だしなみで取引が判断されるという事実を痛感させられたであろう。あなたも良い取引をしたければ、身だしなみは整えよう。上級な相手ほど、そういったところまで見られているということである。相手は怪しいが決定的な証拠がないため、永瀬と月下は再び取引相手の事務所を訪れた。しかし、ここで永瀬の祟りが発動!「あなたたち、本当は地面師なんでしょ」と言い放つ。もはや冗談では片付かない状況に困り果てる月下。相手を激怒させてしまったため、一度帰社し、再びお詫びの品を持っていくと事務所はもぬけの殻に。永瀬の不安は的中した。やはり相手は『地面師』だったのである。危機一髪のところで地面師の被害から免れることができた登坂不動産。これまで不動産屋で成果を出してきた永瀬の勘や経験は確かだった。登坂は、会社員時代、地面師に騙された過去があった。永瀬の「『あなたたち、本当は地面師なんでしょ』という言葉をあの時、自分も言えていたならば…」そう言って悔んでいた。信頼していたからこそ、永瀬にすべてを任せた社長の判断は間違っていなかった。もし、永瀬が地面師に引っかかっていたとしても、それは永瀬を信じた自分の責任である、そう語る登坂は結果がどうあれ永瀬を守ってくれていたに違いない。今回の件で、永瀬と登坂社長の信頼関係はさらに強固なものになっただろう。やはり経験はものを言うし、不安な時は信頼できる誰かに相談することが大切だ。また身だしなみも見られているし、取引で相手を信用して任せたのならそれは自分の責任だ。今回の正直不動産も教訓がたくさん詰まっていた。生きる上、仕事をする上で大切なことを物語にして分かりやすく教えてくれる。こんな奥深いドラマはめったにない。また山下智久が永瀬を演じることで、仕事のできる営業マンな一面、正直に言葉を放ってしまう危なっかしい一面、元同僚や後輩に対しても情に厚い一面、といったメリハリの効いた様々な永瀬を楽しむことができる。そして純粋で新人目線でものを言う月下は視聴者代表と言ってもいいだろう。無知な彼女が我々の疑問を代弁してくれるし、我々の思いをツッコミとして入れてくれる。この塩梅もちょうどいい。正直不動産の心地よさは物語の構成とキャストの演技、そして存在感のある小田和正によるエンディングテーマソング『so far so good』による相乗効果が起こっているように思える。いよいよ残り2話となったが、このドラマは最終回まで安心して見ることができるとあえて言い切ろう。なぜなら、ここまでの8話分において圧倒的な『信頼』があるからだ。[文・構成/grape編集部]
2022年05月30日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。桐山(市原隼人)のスパイ疑惑が浮上。そんな矢先、社長の命令で永瀬と桐山はペアを組み、大型案件を任されることに。一緒に仕事をする中で、永瀬は桐山の壮絶な過去と仕事に対する想いを知ることになる。桐山の不審な行動桐山の不審な行動は、以前から見られた。ライバル会社であるミネルヴァ不動産の社長との密会や、深夜に会社のパソコンにアクセスしていた痕跡などがある。また月下(福原遥)が挨拶をしていた近所の優しいおばあちゃん・衛藤明子さん(松金よね子)の家についてもそうだ。月下の調べた限りでは1億円の価値があるところを桐山は7500万円で売ろうとしていたのである。どうして2500万円も下げているのか不審に思った月下は桐山に問いかけるも、答えてはもらえなかった。ますます怪しさのます桐山。しかし、これがきっかけで我々も『本当の桐山』を知ることになる。永瀬が物にした正直営業スタイル永瀬と桐山がペアを組み、今回担当したのは『建築条件付き土地』。あまり聞き慣れない言葉だが、土地を買って、そこに家を建てる場合、特定の建設業者と契約を結ぶことが条件となる土地である。しかし、問題なのはその建築を担当する竹鶴工務店だった。竹鶴工務店は下請けに安い金額で建築を丸投げし、無茶な工期を要求する。さっそく永瀬と桐山が二人で挨拶に行くも、社員の士気は低く、雰囲気は最悪だった。金額に見合った材料と無茶な工期で建てた場合、欠陥住宅となるのは明らか。この状況を変えるべく、プランの見直しを求めて下請けの秋川工務店へと足を運んだ。しかし、なかなか取り入ってもらえず、永瀬は信頼してもらうため作業を手伝うことに。桐山は呆れたように永瀬のお得意の嘘で信じてもらえばいいじゃないですかと皮肉を言うも、永瀬ははっきりと「もう嘘はつかない。営業スタイルを変えた。顧客一人ひとりに正直に営業する」と反論。これまで嘘がつけない正直との戦いに苦戦していた永瀬だが、ここに来て顧客にも感謝され、会社にも貢献できたという経験がさらに強い彼の信念を生み出していた。それから永瀬は顔や服を汚しながら、毎日作業場へ通い、熱心に作業していた。その姿は心を打たれるものがある。営業は信頼を得るために足繁く顧客のところへ通ったり、お手伝いに行ったりするということを耳にするが、スマホやパソコンなどの電子機器が主流になった現在、対面で一生懸命に何かをしてくれるのはさらに重みがあるように思える。めげずに真摯に向かい合う、この姿勢は我々も見習わなければならない。永瀬の努力の甲斐あり、ようやく秋川工務店の棟梁がプランの見直しを検討することに。またも永瀬は『正直』で信頼を勝ち得るこができた。桐山の壮絶な過去と想い月下は近所の明子との会話を重ねる中で、桐山の過去を知ることになる。それは14年前、川崎のマンションが新築なのに壁にヒビが入って傾いたことで問題になっていた『サンフラワー建材問題』。最後には下請けの現場責任者が自殺したのである。その自殺した人が桐山の父だったのだ。秋川工務店が欠陥住宅を建てようとすることにすごい剣幕をしていた桐山。欠陥住宅を作らされた桐谷の父親は元請けや会社から全ての責任を押し付けられ、トカゲの尻尾切りのような状態にあっていたのだった。桐山が欠陥住宅を建てようとする工務店に敏感なのも腑に落ちる。やはり桐山は不正をするような人間ではなかった。明子の家についても、すぐに売りたいという明子自身の希望から、価格を下げてより買い手が早く見つかるよう、しっかりと練られたプランだったのである。仕事をする理由って何?これまで桐山が営業成績にこだわっていたのは、ここで実績を作って会社を興し、父親のような真面目な社員が報われる職場をつくりたいという想いからだった。桐山の過去と仕事に対する姿勢を目の当たりにした永瀬は「張り合ってた俺がバカみたいじゃん」と、冗談混じりに話す。仕事をする理由は人それぞれ。桐山のように明確な目的がある人もいれば、そうでない人もいるだろう。金のために仕事をしていた永瀬だが、今は何のために働いているのか。桐山に聞かれた永瀬は答えに詰まる。彼がその答えを見つけるのはもう少し先になりそうだ。今回はかなり胸が熱くなるシーンも多く、せっかく良い相棒になれそうだった二人だが、ラストで桐山が退職願を提出するという衝撃展開。『正直不動産』は、まだまだ目が離せない![文・構成/grape編集部]
2022年05月15日オークリーはイノベーションの新たなチャプターを開く「Re:SubZero」を発表します。Re:SubZero(リ・サブゼロ)は、ランニングやトレーニングなど、自分を鍛えるために汗を流すどんな場面にもふさわしい最先端の軽量フレームです。業界の常識を覆した オークリー独自のフリーフォームテクノロジーが採用されたRe:SubZeroは、現在のこの瞬間と明るい未来の両方を見せてくれるでしょう。イノベーションが詰め込まれたわずか 24g のこのフレームは、身に着けていることを忘れさせるほど軽いながらも、進歩するためのエネルギーを注いでくれます。スポーツは、人々に健康で充実した生活を送る道筋を提供してくれるものです。その考え方に基づき、ランニングやトレーニングはもちろん、従来の競技スポーツの枠にとらわれることなく、純粋にアクティブな生活を送る人々のためのアイウエアとしてRe:SubZeroが誕生しました。スキルのレベルや最終的なゴールを問わず、体を動かすことによるメリットを感じられるようになることを使命とするRe:SubZeroは、体を動かすことが好きで、スポーツを通してよりよい生活を目指しているすべての人のためにデザインされたアイテムです。わずか 24g のこの軽量フレームは、スポーツで汗を流す瞬間はもちろん、その前後においても、自身を鍛える継続的な挑戦に欠かせない、そしてスポーツを通じてすべての人を結束させる存在となります。「今を生きるすべての人に、スポーツをプラットフォームとして、より良い生活、より良いコミュニティを通じて、最終的により良い世界を目指すよう人々に働きかける義務が我々にはあります。スポーツは心身を解放し、人々を結束させ、癒しを与え、変化をもたらすのです」と オークリー グローバル ヘッド オブ マーケティングのカイオ・アマート(Caio Amato)は話します。「Re:SubZeroは、多かれ少なかれ誰もが感じている重さから、消費者を解放したいというオークリーのこだわりの賜物です。30 年にもわたりイノベーションに力を注いできた結果、わずか 24g という驚異的な軽さのフレームが誕生しました。最高の自分を追求する人のための万能なアイテムとなります。」この新作アイウエアには、オークリーならではのテクノロジーが存分に詰め込まれています。例えばアイウエア業界に革命をもたらしたフリーフォームテクノロジーは、フレームの構造特性を模倣して重要な部分に剛性をもたせながら、顔の側面まで広範囲を包み込むようなレンズデザインを可能にしたのです。人間の実体験や自然の法則からヒントを得たこのテクノロジーにより、アイウエアの設計や開発に制限がなくなり、レンズも形状の制約のない、自由でシームレスなデザインとマスクのようなフィット感が実現しました。オークリーのアイコンを使用したレンズアタッチメントによりレンズ、智(ヨロイ)、テンプルの3 つのパーツが繋がり、アイコニックで唯一無二のデザインに仕上げられています。個性的なデザインのシールドレンズには、色とコントラストを改善させる Prizm レンズテクノロジーが採用されています。また滑り止め効果のある特許素材Unobtainium(R)(アンオブタニウム)を採用した、厚さと奥行の異なる 2 種類のノーズパッドが付属されており、滑りにくい抜群のフィット感を実現できます。Re:SubZeroは、先端テクノロジーによるその軽さを引き立てるため、AR(拡張現実)を活用してフレームの各要素に関する詳細な情報や開発の概要を世界中のオークリーコミュニティへ発表され、製品はその軽さを象徴するべく宙に浮かぶチャンバーに入った状態で届けられました。Re:SubZeroは、オークリーの象徴的なスタイルを新しい解釈で再現し、現在のテクノロジーを取り入れてキュレーションするMUZMコレクションの一部として登場したSub Zeroの復刻からわずか数週間後での登場となります。Re:SubZeroは、全国のオークリーストア、オークリー公式オンラインストア、および主要オークリー取扱店舗で 5 月 13 日より販売開始となります。(全4型/各3万4,760円)Oakley の YouTube チャンネルではチーム・オークリー のアスリートである西村碧莉、アーロン・ジョーンズ、アンドレ・ドグラスを起用したキャンペーンが公開されます。オークリーについて>1975年設立。米国カリフォルニア州、フットヒル・ランチに本社を構えるスポーツ&ライフスタイルブランド。「世の中のすべてのものは改良でき、そして必ずされていく」-創設者ジム・ジャナードの精神を受け継ぎ、新たなテクノロジーを生み出す技術開発に挑戦。これまでに全世界で約900以上の特許を生み出し、アイウエア業界のリーダー的存在としての地位を築き上げました。そのクオリティの高さは、あらゆるスポーツジャンルにおいてトップアスリートが使用している事実が証明しています。また、アイウエアのみならず純正度付レンズ、メンズ・ウィメンズそれぞれのアパレルなど様々なアイテムを取りそろえています。オークリーは、エシロールルックスオティカのブランドです。詳細は、公式オンラインストアオークリー公式オンラインストア(www.oakley.com/ja-jp/)でご覧いただけます。Oakley®および Prizm™は、Oakley, Inc.の商標です。©2022 Oakley, Inc. All rights reserved.企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年05月15日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。2022年5月3日、山下智久が主演を務めるNHKドラマ『正直不動産』の第5話が放送された。ライバル会社であるミネルヴァ不動産との全面対決に、スパイの正体発覚と、これまでと違って少し不穏な空気の漂う『正直不動産』。しかし、見ている間も不思議と安心感があるのはなぜだろう。怪しい、危ない、そんな状況下でも絶対的な安心をくれる理由は、紛れもなく主人公・永瀬にあった。5話で見えてきた山下智久演じる永瀬の魅力を紐解く。安心をくれる永瀬の魅力ピンチの時、すぐに自分より前に出てきてくれる上司がいたら、きっと心強い。場合によっては、自分だけでは対処できない時もあるだろう。永瀬はきっと、そんな時にすぐさま最前線へと出てきてくれるタイプだ。開始早々、受付嬢から店の前に不審な人物がいるとの報告を受けた永瀬。すぐさま「私が対応しましょう」と店前で怪しい行動を取る男性に声をかける。ナチュラルなトーンで「物件をお探しですか?」と切り出し、客ではないことを察すると、単刀直入に社員が怖がっていることを伝える。堂々とし、冷静に対処する様子はまさにスマートそのもの。もし何かあってもこの人なら守ってくれそう、彼のたたずまいはそんな安心感をくれた。後方から見ていた受付嬢もきっとホッとしたに違いない。不審な男は、月下を訪ねてきたということで店内へ通し、部下である月下咲良(福原遥)と対面。ここでも永瀬はしっかりと部下を守る。「咲良」と言いながら近寄ろうとする男との間にすぐさま入り「近づかないでください」と一喝。そして続けて「後輩が嫌がっています。警察呼びます」と徹底防衛。これまたイケメンすぎる対応。月下の動揺に気付く察しの良さと、即座に部下を守る姿勢は尊敬に値する。不安がる社員を守る真摯な対応に、心を掴まれた視聴者も多いのではないだろうか。これは経験を積んでいるからこそ見せる冷静さ、それに加え、山下智久が持つ、クールで淡白な印象が掛け合わされ生まれているものだと思う。頼れる男性の象徴だと言える永瀬。この何があっても動じない態度と守ってくれる姿勢が、ドラマ全体に絶対的な安心感を与えてくれていたのである。月下が父親についた「優しい嘘」第4話では、月下がメインのストーリーとなっており、彼女の優しさ溢れる数々の場面も今作の見どころとなった。悪徳不動産に無謀なローンを組まされ、両親が離婚した過去を持つ月下。不審な男の正体は当時、家族を置いて蒸発した父親だった。最初は動揺するも、月下は父親を問い詰めることもなく、「自分もずっと会いたかった」と胸の内を伝える。その後、数年来のわだかまりも解け、月下は父親のため、物件を探すことに。父親の「3LDKで広いキッチンがいい」という要望を聞いて、彼女はどこか嬉しそうな表情を見せていた。いつにも増して懸命になっていたのは、また家族3人で過ごせるのではという淡い期待があったからなのかもしれない。月下の紹介を待っている間、ミネルヴァ不動産から強引な営業を掛けられた父親はまんまと契約させられそうになる。しかし、そこは築5年でリノベーションされているという疑わしいタワーマンションだった。永瀬と月下の介入のおかげで、第三者によるホームインスペクション(建物状況調査)を受けることになったが、永瀬の読み通り、欠陥住宅だということが発覚する。改めて月下が家を探そうとするも、何か言いたそうな素振りを見せる父親。それは自身の再婚についてだった。新しい家族と住む家を娘に探させることに申し訳なさを感じていたのである。なかなか言い出せない彼に代わって永瀬がそのことを伝えると、淡い期待を抱いていただけに月下は動揺を隠せない様子。しかし、父親に私たちのことは気にせず幸せになってほしいという想いから目を潤ませながらも「(再婚のこと)知ってたよ」と告げた。これが月下がついた『優しい嘘』である。「正直」と向き合うはずのドラマが、時には相手を傷つけないための優しい嘘も必要なのだと教えてくれた瞬間だった。月下の優しい嘘に気付いた永瀬は声を掛けるも、強がる彼女を優しい目で見つめている。部下と上司の関係にすぎないが、確実に二人の間に強固な信頼関係が築かれていることを噛み締めるラストとなった。信頼でき、頼れる上司がいれば、部下もきっとたくましく成長するだろう。スパイの正体も明らかになり、ドラマに不穏な空気が立ち込める。しかし、私たちには永瀬がついている。まだ見ぬ次回も、どんな展開になろうと永瀬がいればきっと大丈夫。そんな約束をしてくれたような第5話に思えた。[文・構成/grape編集部]
2022年05月09日小芝風花主演の「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」第4話が4月30日放送。妖怪たちの“闇落ち”に対し「現代社会のストレスは妖怪にもストレスってこと?」など考察する声多数。澪を助ける妖怪たちの優しさに触れる声も数多く投稿されている。男性に騙されすべてを失いボロボロのどん底に陥っていた主人公が、シェアハウスで暮らす妖怪たちに助けられ、妖怪たちと暮らしながらトラブルや悪い奴らを成敗、成長していく姿を描く異色のホラーコメディとして人気を博した前作から2年、再び帰ってきた本作。キャストは再びシェアハウスの妖怪たちの世話になる目黒澪役の小芝さんをはじめ、人間界では弁護士兼経営コンサルをしているぬらりひょん=沼田飛世に大倉孝二。こちらも人間界ではナースをしているお岩さん=四谷伊和に松本まりか。人間界ではオークション会社勤務の酒呑童子=酒井涼に毎熊克哉。シェアハウスの寮母でもある座敷童子=和良部詩子に池谷のぶえ。またシェアハウスの引っ越し先である閻魔寺の住職・生臭和尚=佐藤周に池田成志。その息子で澪を何かと気にかけ心配する交番の巡査・佐藤満に豊田裕大といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。澪は外資系IT企業で働く小暮梢(武田梨奈)を助けたことがきっかけで彼女の会社に雇われるが、配属先である出版部門の編集長・上竜樹(安井順平)は、以前澪が小説を売り込んだ際にろくに読まずに酷評、原稿を目の前でゴミ箱に捨てた男だった。その出来事がショックで澪はそれ以来角が生えず、原稿を書こうとしても紫の“何か”が手を覆って書けなくなっていた。編集者の小豆沢流(岩崎う大)が優しい印象だったことに安堵する澪。翌日、上が小豆沢にAIをテーマにした記事のライターへの発注を澪に手伝わせたらと提案。それを聞いた澪が自ら書くことを志願、妖怪たちの力を借りて記事を書き上げるが、その記事が作家の機嫌を損ねたと上が激昂、小豆沢と澪にクビを宣告する…というのが4話のストーリー。すると小豆沢が“豹変”、妖怪の姿へと変化。自分が貯めて数えていた小銭を投げつける。その小銭は書類棚に突き刺さるほどの勢いで…「小豆洗いが小銭洗いに闇落ちか…?」「闇落ちして小豆じゃなくて小銭数えるよーになってしまったのかな」などの声が上がるとともに、「今期は皆基本的には無害な妖怪なんね。でもそれが現代社会に揉まれて闇堕ちして人間を呪い出すという 現代社会のストレスは妖怪にもストレスってこと?」「"闇落ち"は、意図的に何かを仕掛けられるのではなく…「他者の悪意」や「ストレス」で変貌するってこと!?」など“闇落ち”について考察する投稿も。また安井順平演じる上に「じゃあ、あんたが書けよパワハラ上司めー」など怒りの声も多数。一方で呪いで原稿が書けなくなった澪の代わりに口述筆記で手伝ったり、目を引くタイトルを考えるなど、澪を手助けする妖怪たちには「それにしても妖怪のみんなほんとに優しい。澪の背中を押すのんべさん!!!」「妖怪さんたち皆んな優しすぎて澪が羨ましいなぁ」などの感想も寄せられている。(笠緒)
2022年05月01日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。今、春ドラマの中でも特に注目を集めているといっても過言ではない『正直不動産』。スカッとする展開と、テンポの良い会話劇はCMなしの45分間もあっという間に感じさせるパワーを持つ。第3話は新人・月下(福原遥)の過去が明らかになり、主人公・永瀬財地(山下智久)との信頼関係がより深まった重要な回となった。また、山下智久という素晴らしい俳優が持ち合わせるクールでドライな顔と優しくソフトな顔の二面性が、このドラマにさらなる深みを与えていることを確信した回でもあった。山下智久といえば、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)などが有名だが、クールで感情表現が少ない役の印象が強い。当ドラマの主人公・永瀬財地も同様に、クールでスマートな不動産営業マンである。喜びや怒りが全面に出ないシンプルな役柄だからこそ、一つひとつの仕草やちょっとした表情に心情の変化が宿る。これはとても難しい役柄に違いないが、山下智久はそんな役をも器用にこなして見せる。『正直不動産』では特に皮肉めいた毒舌が視聴者の笑いを誘うのだが、そんな毒舌キャラに時折見せる厳しくも頼れる上司の顔、お客様を想う優しい表情が掛け合わさることで素晴らしい相乗効果を発揮する。これが山下智久が演じてこそ生まれた『正直不動産』の強みだと思う。毒舌なのに愛おしい、永瀬の本音が与える魅力とある謎の祠(ほこら)を破壊してしまったことで嘘がつけなくなる祟(たた)りに遭ってしまった永瀬は、商談中だろうと契約が吹っ飛んでしまうようなデメリットや本心が口から溢れ出てしまう。しかも丁寧な接客とは一変、心の声はいつも毒舌である。第3話では夫の退職金で商店街に駄菓子店を開こうとする夫婦が登場。しかし、希望あふれる二人に永瀬の水を差す一言が…。「甘い。甘すぎます。駄菓子屋で買った水あめに練乳かけたくらい甘すぎます。そんな年寄りのノスタルジーだけでお店の経営ができると思ってるんですか?」正直不動産ーより引用どストレートすぎる…!確かに駄菓子店は客単価も低い。今の時代、「都会で経営は厳しいのでは…」と誰しもが思うだろうが、客となればはっきりと言えないことの方が多い。それを何のオブラートにも包まず、放ってしまうのが当ドラマの見どころでもある。客だろうと上司だろうと、この祟りは止まらない。永瀬の恋愛事情に切り込むシーンでは、彼女は作らないという永瀬に月下が「そうなんですか?えっ、でも永瀬先輩、めっちゃモテそうなのに」と上手にヨイショする。いつもなら謙虚にかわすはずの永瀬だが、ここでも祟りの力が発揮されてしまう。「いや、そんな全然もうモテ…て、モテてしょうがねえわ。誰に向かって言ってんだ、おい」正直不動産ーより引用おっしゃる通りだ。誰もが認める国宝級イケメンにこんなことまで言わせてしまうのだから、このドラマは素晴らしい。毒舌なのに何だかとても愛おしく、嫌味に聞こえないトーンもまた山下智久の魅力である。このような随所にあふれるコミカルなシーンに、気付けば誰しもが魅了されているのだった。信頼できる部下の存在、永瀬の心の変化嘘がつけていた頃は金を稼ぐことにしか興味がなかった永瀬だが、カスタマーファーストにこだわる新人の月下と接することで、少しずつ心境に変化が起こっていた。先述した商店街に駄菓子店を開きたい夫婦だが、月下は商店街を活性化させるためにも良い案だと前向きに捉えていた。彼女は駄菓子店を子供が気軽に通えて、仕事で家にいない親たちが安心できる場所にしたいと語る。そんな月下とは対照に市原隼人演じる桐山は、荻窪の喫茶店を契約後、上司に、もし店が潰れてもすぐに次の借主を見つけ、これを続ければ仲介手数料を延々と稼げると話していた。両者の話を聞いていた永瀬はなんだか腑に落ちない表情を浮かべる。そこに言葉はなかったが「不動産を売る」という意義を自らに問いかけているようにも見えた。契約時の利益だけを目的に、後先を考えていない営業は果たして善と言えるのか。これまで部下の指導でも、どこか億劫な一面が見られた永瀬だが、最後に月下に投げかけた言葉は視聴者の心をグッと掴んだ。「今度は一人で行ってきな」正直不動産ーより引用これはカスタマーファーストで見事に気難しいオーナーの心を掴んだ月下へ送る、永瀬なりの愛情表現である。トゲのある言葉から一変、柔らかく優しい演技で第3話のラストを包み込んでくれた山下智久の演技に私たちがどっぷりとハマっているのはこれで明らかとなった。信頼できるパートナー・月下と共に奮闘する姿をこれからも見守っていきたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年04月25日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第8話では、ついに今作最大の謎であった鍵のありかと瀬能(横浜流星)の父親について明らかに。そこには海上保安官となった瀬能の原点がありました。どんな時も頼もしい真子さん極秘捜査のため、新婚旅行を装い、総合レジャー施設へとやってきた新名(阿部寛)。事情を知らない妻・真子(市川実日子)は夫の粋な計らいに疑いながらも大喜びしていました。しかし、事態は一変。新名が施設の支配人・戸塚明男(田辺誠一)に接触した直後、これ以上詮索されたくなかった戸塚は新名を殺害しようと温泉に硫黄を使用します。狙われたのは新名のはずでしたが、捜査で一人現地入りしていた西野がその被害に遭ってしまったのです。なんとか一命を取り留めましたが、ここで出てきたのは真子。「ちゃんと説明して」明らかに何かを隠している夫、何故かここにいる副隊長・西野(高橋光臣)、そして殺人未遂事件まで。真子が怒るのも当然です。だってこれは新婚旅行のはずなのに…。新名は渋々事情を説明。そして警察は呼ばず、真子にこの事件の立証を頼みます。「夫の命が狙われたってのに黙ってろって…」真子が怒っていたのは、捜査を隠していたことよりも新名の命が狙われたことでした。彼女は恋人であった成合(吉川晃司)を失ったことが一つのトラウマになっていたのです。もう大切な人を失いたくない、そんな想いから溢れた怒りだったのでしょう。しかし、さすが真子さん。切り替えは早かったです。「とりあえずお湯採取してくる」そう言って早速、捜査を開始します。これまで新婚旅行気分で楽しんでいたのに、目つきは一気にお仕事モード。危険な事件にも関わらず、夫のために即行動してくれます。これまで、新名夫婦の日常を見ることはありましたが、今回は特に二人の絆と、妻であり、仕事のパートナーである真子さんの頼もしさを見ることができました。自分の過去と向き合う瀬能新名から鍵を受け取った瀬能は、鍵のありかを探すため、父の思い出を探しに行きます。これまでドラマ内で瀬能のプライベートはさほど扱われてきませんでしたが、今回は実家が登場。これまで瀬能情報は少なかっただけに、なんだか実家というのも新鮮で、幼い頃の家族写真など、瀬能というキャラクターが歩んできた人生を垣間見ることができました。そして、数々の父との思い出に触れる中、彼はある日の事を思い出します。それは父親が頑張ったご褒美にプール帽子をくれた日でした。幼い瀬能はそのプール帽子を宝物入れにしまっていたのです。そして瀬能の父は生前、こんな言葉を残していました。「とても大切なものをお前の宝物入れにしまっておく。だからその時が来たら、お前が一番信頼できる人に渡すんだぞ。」これまでずっと謎に包まれていた鍵の場所が、ついに明らかになりました。瀬能の宝物入れ、そこには瀬能の父親が残した大切なフロッピーディスクがありました。今まで誰を信じればいいのか分からなくなっていた瀬能は一体誰にこのデータを渡すのか?この瞬間は今回一番の盛り上がりで視聴者を沸かせました。そして瀬能が最終的に選んだ相手は、やはり新名だったのです。父との思い出を巡る中、自分に泳ぎを教えてくれ、海上保安官という夢を与えてくれた新名との記憶も蘇った瀬能。彼は自分の原点を見出してくれた新名を信じることにしたのです。「海上保安官になるという夢を与えてくれたのは隊長です。今まで疑って、さんざんなこと言ってホントすみませんでした」瀬能の言葉で、ようやくわだかまりが解けた二人。これまで彼らの衝突や事件での助け合いを見守っていた視聴者には、とても目頭が熱くなるシーン。ここは本当によかった…!次回ついに最終回!瀬能の父親はテロリストではなかったことが判明しましたが、残る謎は、やはりテロリストと通じる内通者と成合についてです。内通者は一体誰なのか。なぜ成合は『ブラック・バタフライ』の一員になってしまったのか。ラストならではのダイナミックな演出にも期待。ハラハラドキドキな最終回は3月20日(日)夜9時から。是非、リアルタイムで結末を見届けましょう!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月19日山本直樹原作・城定秀夫監督の『ビリーバーズ』にて、磯村勇斗が主演することが分かった。漫画家・山本直樹が「カルト」の世界に切り込み、人間の欲望をあぶり出した問題作を、『アルプススタンドのはしの方』などの城定秀夫監督が実写映画化した本作。監督自身が、本作の映画化を熱望し、長年ファンである山本直樹の世界観へ最大限のリスペクトを込めながら、絡みつくような官能美に、乾いたユーモアとヴァイオレンスを交え、唯一無二の映像世界を作り上げた。今回、主演を務める磯村勇斗は、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)ではヒロインと恋に落ちる心穏やかな好青年役、『ヤクザと家族 The Family』(20)ではヤクザ相手に一歩も引かないアウトロー役など常に多彩な演技で観客を魅了し、第45回日本アカデミー賞では、『ヤクザと家族 The Family』、劇場版『きのう何食べた?』の2作品で新人俳優賞を受賞した注目の若手俳優だ。本作で磯村さんが演じるのは、宗教的な団体の中で、食欲、性欲などいかなる欲も捨て去り浄化を目指すオペレーター役。純粋な信仰心と抑えきれない欲望の間で揺れ動く姿を演じ、どこか浮世離れした登場人物の日常に見事な説得力をもたらしている。<主演・磯村勇斗コメント>初主演の映画が「ビリーバーズ」で良かったと心から思います。原作と脚本を読んだ時、自然とこの物語の世界を生きてみたいと感じました。俗世間と、それに対して、可能な限り欲望を削ぎ落とし、信仰する力で安住の地を求める世界。異様にも映るこちらの世界の方が純粋で、常識に囚われている世の中の方が異常なのかもしれない。ビリーバーズで生きる人物たちは皆一生懸命です。だからこそ滑稽にも見えて笑えてくる。信仰があり、エロスがあり、不気味だけどどこか哀愁があり。人間の本能の先にあるものは何なのか。混沌とした今の時代だからこそお届けしたい作品です。<城定秀夫監督コメント>「オペレーター」という風変わりな役名でこの狂気の物語を力強く牽引するのが磯村勇斗さんです。食事制限で体を絞り、髪と髭を伸ばし、電気も水道もなく、虫は入るわ、雨漏りするわの安普請の劇用プレハブに撮影前から泊り込んで役作りをし、全身全霊で演じてくれた磯村さんの存在がなければこの映画は成立しませんでした。『ビリーバーズ』は7月、テアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年03月14日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第7話では、成合(吉川晃司)と繋がる謎の女性・根岸(明日海りお)の正体が明らかに。そこには彼女の後悔と母としての苦渋の決断がありました。容赦ない『ブラックバタフライ』木見は口封じで殺害されたのか根岸がプロデュースしたリモートダイビングVRのお披露目イベントが病院で開かれました。遊びに来ていた子供たちも大興奮。しかし、事態は一変、海中のリモートカメラが乗っ取られてしまい、水上バイクが爆破されました。DCUはリモートダイビングVRを開発した人物である、東都重工海洋研究所の笠原英伍(岡田浩暉)の協力も仰ぎ、事件の解明に取り組みます。そんな中、前回の水族館殺人事件で犯人となった木見一郎(加藤雅也)が自殺したという情報が。新名と副隊長の西野(高橋光臣)はこれが何者かによる口封じであると察します。木見はダイヤの密輸にも関わっていましたが、それらは全て指示でやったと言っていました。おそらく木見の情報を知られてはまずい人物が口封じで殺したということなのでしょう。留置所にいる人物を殺害できるということは、内部の人間の可能性が高いです。そしてリモートカメラの乗っ取りと爆破は、木見の死亡を知った根岸が企てたものでした。彼女はテロリスト集団・ブラックバタフライの一員だったのです。口封じに木見が殺されたのだとしたら、次は自分の番だと恐怖に怯えた根岸は、「やられる前にやってしまおう」と自分に指示を出していた成合を事故を装って殺害しようとしました。しかし成合は爆破の寸前で水上バイクから飛び降り、生きていたのです。計画が失敗した根岸は成合との電話で「どうしてもブラックバタフライを抜けたくて…」と声を震わせながら訴えますが、それはどうも許されない様子。この時、根岸は成合を「ゴースト」と呼んでいましたが、この『ゴースト』というのは、おそらく成合が『死んだことになっている』からでしょうか。本当は『いないはずの人物』ですからね…。根岸の母親として苦悩根岸は再び、成合の殺害を企てますが、まんまと爆弾は根岸の娘のいる水族館へと向けられてしまいます。刻一刻と迫る爆破時刻にDCUが駆け回り、危機一髪のところで回避することができました。「女手ひとつであんな大金稼ぐには、こうするしかなかった」彼女がブラックバタフライに入ってしまった理由は、心臓病である最愛の娘のためだったのです。しかし、もう娘に会えないこと、自分の母親にも迷惑をかけてしまったことを涙ながら後悔するシーンは、自責の念とこれまで押しつぶされそうになっていた重圧から解放された安堵の表情も垣間見えました。子供を救いたい一心で悪事に手を染めてしまった母親の末路。そんな姿を見た新名は、ゴースト(成合)の情報を渡すことを条件にこの件をDCUで預かることを提案。「隊長、そんなことできるんですか!?」と言いたくなってしまいましたが、今回は幸い、死人も出ていないので大事にはならずに済むのかもしれません。瀬能のさりげない気遣いに涙これまでの『DCU』での横浜流星の繊細な演技には何度も魅せられてきましたが、今回もまた思わず胸がグッとなるシーンがありました。それは、根岸が逮捕された直後のシーン。手錠をかけられた彼女の前に偶然、娘が通りかかります。しかし、母親が手錠をかけられている姿なんて、まだ幼い娘には決して見られたくないはず。何もできない根岸に、すぐに状況を察知した瀬能(横浜流星)は「萌ちゃん、帰ろうか」とすぐさま子供に駆け寄り、子供から根岸の姿が見えないようにしてあげたのです。娘に駆け寄るまでの間、瀬能の台詞はありませんでしたが、視線のみですべてを表現する横浜流星と、その後ただ遠くから娘を悲しげに見つめる明日海りお、二人の演技は本当に見事でドラマに深みを与えてくれました。最大の敵であるブラックバタフライ、そして事件の核心へと徐々に近付きつつあるDCU。瀬能の父はテロリストに設計図を渡し、高額な報酬をもらっていたというのは事実なのか?また、成合は瀬能自身にその事実を確かめるよう促しますが、この真意は何なのか。ここに来てようやく新名の持っていた鍵が瀬能の手に渡りました。もしかすると鍵のありかは案外、瀬能の身近にあるものかもしれません。次回は、早くもクライマックス突入!舞台は温泉施設ということで阿部寛ゆえに映画『テルマエ・ロマエ』が頭をよぎりますが、どんな展開が待っているのか。日曜日の放送が楽しみです!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月11日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ついに成合(吉川晃司)が瀬能(横浜流星)に接触。肝となる今作最大のミステリーが本格的に動き始め、どんどん目が離せない展開になってきました!第6話の見どころと、動き出した成合の行動について考察していきたいと思います。今回の舞台は水族館DCUは水に関わる事件・事故を解決する組織ということでしたが、水=海、川、湖とは限らないのです。今回はなんと水族館!溺死した身元不明の女性の遺体が横浜の港で発見され、調べていくうちに殺害現場は、ある水族館であることが判明しました。そこで働く、魚サプライヤーの木見一郎(加藤雅也)と水族館プロデューサー・根岸那由(明日海りお)はいかにも不審な動きを見せますが、事件の証拠はどこにもなく頭を抱えるDCU。しかし、水族館のアクリル板に入っていた傷が、被害者の身に付けていた婚約指輪によってできた傷だと判明し、被害者の婚約者であった木見が犯人が逮捕となりました。指輪のダイヤが外れ、水槽の中のエイが食べてしまっていたというのは水族館ならではのトリックでしたね。水族館プロデューサー・根岸那由は何者?宝塚歌劇団の元花組トップスター・明日海りお演じる、水族館プロデューサーの根岸。凛としていながらも裏があり、ミステリアスな雰囲気を醸し出す彼女の演技は、劇中においても並々ならぬ存在感を発揮していました。根岸は新名(阿部寛)が去った後、とある人物と電話をします。その相手はなんと成合だったのです。第6話のみのゲストかと思いきや、まさかの展開!その後もバーですれ違いに成合と情報交換をしていたり、どうやら密に連絡を取り合っているようでした。瀬能の自宅に手紙が届いていたのも、成合本人がやったとは考えにくいので、彼の指示で根岸が動いていた可能性も考えられます。水族館プロデューサーとは表の顔にすぎず、姿を現せない成合に代わって活動しているのかもしれません。次回も彼女がキーパーソンとなり、ストーリーが展開されそうです。成合は悪じゃない?瀬能の信じる道とは新名(阿部寛)への不信感が拭えないまま、副隊長の西野(高橋光臣)が新名に協力し始めたこともあり、瀬能は一人モヤモヤを抱えていました。そんな彼に、ついに成合が接近します。瀬能は動揺しながらも、成合にさまざまな疑問を問いかけますが、詳細は何も答えてくれません。成合は自分を死んだことにし、15年間生きていました。そこにはきっと何か理由があります。ドラマ上、こういった場合に考えられるのは「何者かに命を狙われていた」ということです。成合は何者かに命を狙われていたため、自分を死んだことにし、身を隠していた。そう考えると成合もまた事件の黒幕を追っているのではないでしょうか。「私を信じられないのはもっともだ。だが、多くの人の命の関わることだ。今はそれしか言えない」成合が瀬能に伝えたこの言葉。多くの人の命を救うため、彼もまたテロリストと戦っている…?15年経った今、彼が動き出したのは何かまた大きな事件が起こる予兆なのかもしれません。新名が身に付けている鍵のありかに、多くの人の命に関わる重要な何かが隠されているのは確かです。瀬能は成合の言葉を信じるのか?彼の今後の行動にも要注目です!笑いが止まらない!まるでコントのようなワンシーン緊迫したシーンの多い『DCU』ですが、今回はコントのようなワンシーンが見られました。それは水中でのアクリル板での実験シーンです。証拠再現のため、交代でアクリル板に傷を入れていくのですが、水しぶきが飛んで、盛大に横浜流星の顔にかかったり、終いには指輪からダイヤモンドが無くなり、焦ってみんなで探すというもの。高額なダイヤだっただけにヒヤヒヤしていた阿部寛の表情も見ものでしたね。いつもの真面目な雰囲気とのギャップも相まって、出演者らの楽しそうな様子が伝わる、お茶目なワンシーンにほっこり。そんな意外な一面も見せてくれた『DCU』。しかし、来週はさらに大きな事件が待ち受けていそうです。今後の展開から目が離せません!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月04日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ゲストに藤井流星を迎え、横浜流星との『W流星』の初共演が話題となった『DCU』第5話。今回は国土交通省副大臣の長男・木下裕司(三浦獠太)が海上で行方不明になり、DCUに捜索命令が出されました。『W流星』が魅せた、息の合った再会シーン聞き込みで立ち寄ったサーフショップにて、学生時代の先輩、中林(藤井流星)と再会した、瀬能(横浜流星)。久しぶりの再会に感動し、抱き合うシーンは「この二人、本当に初共演なの?」と思わせるような息の合った演技っぷり。また、瀬能はとても中林を慕っており、中林が営むサーフショップの店内をキラキラした目で見渡していたのが印象的でした。回想シーンこそ無かったものの、親しげに話す二人の様子は、本当に昔からの仲の良さ、部活動にて苦楽を共にしたことを感じさせます。しかし、再会に気持ちが高まり、中林の不審な行動に気が付かなかった瀬能は新名に注意されてしまいます。捜査に私情を持ち込んではいけない、これは刑事ドラマの掟ですが、瀬能は理解していながらも慕っていた先輩を疑うことすらしていませんでした。瀬能は少年マンガの主人公!中林との再会で、学生時代、部室にタバコの吸い殻が見つかった不祥事を中林が顧問に告発したことで部の結束が強まったというエピソードが出てきました。正義感の強い瀬能は、当時の中林の行動を賞賛します。当時の中林は瀬能にとってヒーローのように見えたのかもしれません。また今回、海上で行方不明になっている木下裕司。実は誘拐され、2億円の身代金を要求されていることがわかりました。裕司は危険ドラッグに手を出していたということで、麻薬取締部と公安からの要請で、DCUは捜査中止命令が下されますが、助けられる命があるのに捜査ができないもどかしさに瀬能は「命を見捨てるなんて、なんのためのDCUか分かんないっすね」と不満を漏らします。曲がったことが大嫌いな性格、真っ直ぐなゆえ、時には命令に背き、感情的になるところ。瀬能はまるで少年マンガの主人公のようなキャラクターです。助けを求めている人を見てみぬフリをすることはできません。ここでも誰よりも強い正義感を見せてくれました。瀬能がそんな王道なキャラクターだからこそ、真実を隠し、目的のためなら、どんな手段もいとわない新名は対照的で、お互いがより引き立って見えるのだと思います。新名が隠していた新事実。瀬能の父はテロリストだった?前回からコソコソと怪しい行動を見せていた副隊長・西野(高橋光臣)でしたが、今回ついに新名と衝突。15年前の事件、新名の首の鍵について、問いただします。そこで新名はついに真実を明かしました。それは瀬能の父と成合がテロリストとグルだった可能性があるということです。この事実が明らかになると、瀬能は間違いなく海保から外されます。そのため、新名は一人で極秘で捜査を進めていたのです。新名宅には捜査情報をまとめた壁がありましたが、そこには成合や瀬能・父との関係、また鍵についても、形などから何の鍵なのかを調べている痕跡がありました。新名の明かす真実に驚いた様子の西野でしたが、彼は新名を信じてみることに賭けたのです。水の中の結束力がDCUに活きるのはこれから誘拐事件の黒幕は、瀬能が慕っていた先輩・中林でした。私情を持ち込んでしまったため、中林の犯行に終始気が付かなかった瀬能は今回もまた新名に助けられる形となりました。共に新名のことを探っていた西野は瀬能にこう告げます。「俺達ダイバーは危険と常に隣り合わせだ。だから水の中にいる時、俺達の間には奇妙な結束力が生まれる。あの人(新名)は水の中の結束力をDCUでもやろうとしているのかもしれない」新名のことを信じたいけど信じることができない瀬能。西野が新名サイドについた今、このモヤモヤが晴れる日もそう遠くはないでしょう。水の中で数々の事件を解決し、結束したDCUなら15年前の事件の真相を明らかにできるかもしれません。これからの展開にますます期待です!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月27日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。隆子(中村アン)の殉職という悲劇の展開となった前回でしたが、第4話では、仲間思いなチームが犯人逮捕に総力を尽くしました。しかし、今回またも衝撃のラストを迎え、ますます続きが気になる展開となった『DCU』。解決したかのように思えた隆子の事件は、今作最大のミステリーの序章に過ぎなかったのです。今回のコラムは第4話で浮かび上がった謎をまとめました。犯人、まさか領海まで泳いで来た?隆子を殺害した犯人、それは司法解剖を行っていた医師・真鍋(角田晃広)でした。しかし、彼はあくまで実行犯に過ぎません。彼は多額の報酬のためにテロリストからの命令に従っただけだと言うのです。そして捕まった真鍋の口から、犯行の手口が明らかになりました。ドラマの視聴者の間で話題になったのが「そもそもどうやって船まで辿り着いたのか?」です。ここに関して、ドラマ内では言及がありませんでした。隆子が殺されたのは領海を超えた陸からかなり遠い場所です。まさか解剖医の真鍋が泳いで行ったということは、ないでしょう(もしそうだったら超人ですが)。この状況で考えられるのは、手を貸した人物がいるのではないかということです。犯行を指示した人物は真鍋とコインロッカーでやりとりする距離ですから、もしかすると黒幕は意外と近くにいるのかもしれません。もしそれが、海保内部の人物だったらどうでしょう?そう仮定すると、真鍋は別の船に乗ることも可能です。ロペスを殺した犯人は?まだ解決していないのは、ロペスを殺害した人物です。真鍋が船に乗り込んだとき、すでにロペスは死亡していたと言っていました。やはりロペスを殺したのは『ブラックバタフライ』というテロリストの可能性が高いと思います。彼は何らかのミスを犯し、海保にも追われていたので、トカゲの尻尾切りに遭ったと言えるでしょう。では真鍋同様、ロペスを殺した人物はどうやって逃げたのか?犯人はずっと船に隠れていて、隆子が乗ってきた船で逃げたということは考えられないでしょうか。あえて隆子の船は映っていなかったようにも思えます。また考えられるのは、ロペスはもっと早い段階で殺害され、船に死体として乗せられていたということです。隆子が追っている最中、異様に船のスピードが遅かったのもこれだと納得がいきます。怪しい西野(高橋光臣)、その目的は?幸せなムードに包まれていた新名の結婚パーティーの合間、陰でコソコソと連絡を取っている西野がいました。その電話の相手は早川次長(春風亭昇太)です。西野は早川次長から何らかの指示を受けており、その報告の電話のようでした。そして、新名に恐ろしい眼差しを向けながら「実はもう次の手を考えてあります。」と次長に告げます。この『次の手』とは、一体なんなのか…。チームでは新名とよく衝突する西野。彼は少なからずDCUから新名を外したいと考えているのでしょう。隊長に相応しいのは自分と考えているのですから。前回、新名は隊長から外されたものの、上からの指示で今回再び捜査に関わることができました。この『次の手』というのは新名を退けるための一手かもしれません。しかし、隆子の件で仲間思いな一面も見せてくれた西野。彼が新名の敵であることは、できればあってほしくないというのが本音です。成合(吉川晃司)は生きていた?第4話、最も衝撃を受けたのはラストです。隆子の遺品であるスマホにはなんと、死んだはずの成合の写真が入っていました。『DCU』の初回で一部が明らかになった15年前の水難事件。これは、このドラマ最大のミステリーとなっています。成合は当時、殉職したはずでした。しかも新名の目の前で。亡くなったはずの人物が生きていた…。隆子は最期にこの事実を伝えたかったのでしょう。今まで隠れて生きていた理由、死んだことにされた理由、ここが最も気になるところです。隆子の写真はロペスのスマホを撮影したものでした。もし成合を撮ったのがロペスだとすれば、成合とロペスは繋がっていたことになります。やはり黒幕は内部に…?成合は黒幕の指示で、死んだことにされ、隠れて生きていたのかもしれません。あの水難事故は海保が関わった事件ですから、死亡を隠蔽できるのはやはり内部の人間ではないかと思います。隆子が残してくれたヒントを鍵に物語が一気に動き出しそうな予感。今回はドラマであえて描かれていない部分について考察してみました。ますます謎が深まる縦軸のストーリーに、これから要注目です!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月18日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。事件の重要な証拠品をロドリゴ・サンチェスによって奪われたところから始まった『DCU』第3話。今日こそ事件解決に導かれるかと思いきや、予想もしなかった衝撃の結末に視聴者は唖然。DCU唯一の華、隆子(中村アン)のまさかの退場。「まだ3話目ですが!?」と、そのショックを大きくさせたのは、隆子の人物像を作り上げた数々の伏線にありました。歳の差の恋を予感させた中村アン&横浜流星職場の先輩・後輩であり、水難事故で殉職した成合の妹であった隆子と、その事件に関わっている瀬能(横浜流星)の関係は、他より少し特別なものだったのかもしれません。「自分のせいで成合・兄(吉川晃司)は命を落としてしまった」そう責任を感じていた瀬能は、成合の妹である隆子に申し訳ない想いを打ち明けていました。しかし、「そんな責任を感じる必要はない」と笑顔で瀬能を励ます隆子。彼女の人としての優しさに瀬能はさぞかし救われたことでしょう。これをきっかけに二人の距離は縮まります。サンチェスの件で捜査から外された隆子を、やたら気にかける瀬能。二人きりの職場で笑い合い、彼女に差し入れを持って行く場面は、緊迫するドラマで唯一、頬が緩む瞬間でした。ちなみに劇中だけでなく、番組の公式SNSにも中村アンと横浜流星の仲睦まじい2ショットが掲載されており、二人の関係にドキドキした方もきっと少なくないでしょう。この急激に発展した関係と見事な演出は、完全なる『死亡フラグ』だったのです。瀬能に死体を発見させた『鬼脚本』サンチェスを逃した隆子は、責任を感じ、挽回しようと必死でした。もともと隊長・新名(阿部寛)に恩返しがしたいと言っていた彼女ですから、自分が足を引っ張ってしまったことに、ひどく負い目を感じていたのかもしれません。捜査を外されてもなお、上司の命令を無視し、空回りする始末。そしてその暴走はついに度を超えてしまいました。そこまでするのかと驚かされたのは領海侵犯。危険だとわかりきっている敵陣の船に丸腰で乗り込む。どれも絶対にアウトです。案の定、隆子は何者かによって殺害されてしまいました。さらにむごいのはここからです。船に乗り込み、彼女を最初に発見したのは、瀬能。途端に目から涙が溢れ、パニックに陥る横浜流星の演技が緊迫した状況に拍車をかけます。これまで二人の微笑ましいシーンを見せられてきた成れの果てがこれです。他の隊員ではなく、何故よりによって瀬能に…。正直やられたと思いました。二人の距離が縮まる様子を見ていたからこそ、あまりに残酷すぎる伏線回収。第2話から少しずつ作り上げられた私たちの淡い期待は見事に裏切られました。あの『匂わせ』がこんな形で回収されるなんて、容赦なさすぎる脚本。こちらも瀬能に感情移入してしまっていたため、かなりのダメージを受けることになりました。それと同時に日曜劇場の視聴者には、過去のあるトラウマが蘇ります。日曜劇場のトラウマは『TOKYO MER』にあり日曜劇場では、過去にも『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年放送)にて主人公・喜多見(鈴木亮平)が最愛の妹・涼香(佐藤栞里)を突然の爆破テロで亡くすという異例の展開で視聴者に衝撃をあたえました。愛されキャラである涼香のまさかの退場に、視聴者は放心状態。妹の死を目の当たりにした鈴木亮平の泣きじゃくる演技がさらに涙を誘いました。あまりにむごく、メンタルをえぐるそのシナリオは「鬼脚本」と言われ、SNSでも悲しみにくれる視聴者が続出。この鬼脚本によってもたらされる視聴者への心のダメージは計り知れません。ましてや多くの人が明日から仕事始めである日曜日の夜に、こんな壮絶な展開を作り上げる制作陣の方々、お願いなので手加減してください…ほんの少しでいいので…!しかも『TOKYO MER』はまだしも『DCU』はまだ3話目です。このペースで行くと、その他の隊員まで殉職してしまうのではないか?むしろ生き残るのは誰?といったデスレースになるかもしれません。ましてやテロリストまで絡んできましたから、ただのミステリーでは収まらないでしょう。感情でぶつかり合う男同士の職場で、良い仕切り役だった隆子の死により、DCUはどう変化するのか。責任をとる形でDCU隊長から外されることになった新名。『DCU』はこれからまだまだ怒涛の展開が待ち受けていそうです!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月05日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。「この人、悪い人じゃないな」と、一緒にいてそう思わされる相手っていませんか?言動に気遣いがある人、どことなく雰囲気が良い人、周囲からの信頼が厚い人。無意識に入ってくる情報で人への印象が決まることがあります。新名(阿部寛)を見ていると、そのような人に出会った時と同じような感覚に陥りました。15年前の事故の真相を巡り、激突した前回でしたが、第2話では、新名の様々な一面を目の当たりにした瀬能陽生(横浜流星)の表情に注目します。瀬能の心を動かす新名の人間性瀬能は事故の記憶が蘇り、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、水に入ると当時の記憶がフラッシュバックし、恐怖で身動きが取れなくなります。早くもそれに気付いた新名は、焦る瀬能に自分も同じ過去があったことを告白。瀬能のダイバー生命が絶たれることがないよう、彼を潜水業務から外します。新名が水を恐れたのは15年前の事件の後でした。これは彼にとってあの日が『トラウマ』であることを示しています。やはり事件の黒幕ではないのか?そう思わされる一言に瀬能もかなり驚いた表情でした。また、成合隆子(中村アン)との会話で、瀬能はまたしも新名への厚い信頼を目の当たりにします。隆子は亡くなった兄が作りたかった組織『DCU』を実現してくれた新名に恩返しがしたいと語りました。自身の複雑な心境とは対照的な隆子。スパイ(悪者)かもしれないと思っている相手に、ここまで尽くそうとしている人もいる。瀬能のその表情には葛藤が感じられました。第2話では、海で発見された変死体の犯行現場や遺留品を探すことになります。捜査の中で、私たちは『DCU』のスペックの高さに驚かされました。潜水の技術だけでも長けているのに、刑事としての勘や捜査能力、海流・海洋生物の豊富な知識まで持ち合わせているのです。今回の漁師殺害事件の共犯者は警察関係者でした。逮捕後、瀬能は新名に、いつから刑事の怪しさに気付いていたのか問います。それは死亡推定日を7~10日だと伝えた冒頭部分の時でした。サンチェスの供述で7日前まで被害者は生きていたとわかっているはず。なのに刑事はあえて日数を濁したのです。初見でそれに気付いた新名の洞察力を、瀬能も認めたことでしょう。日曜劇場では、よく巨大な組織との対立があります。そして裏切り者は内部にいたりもします。現時点でまだ動きはないものの、15年前の真相に近づくに連れ、海上保安庁や警察内部にきっと黒幕が浮かび上がってくるでしょう。身内であろうと疑う。今回の事件で、新名の「先入観にとらわれず、真実を見つけ出す力」を知ることができました。瀬能は、これらを通して前回の衝突から少しだけ新名を見る目が変わったように思えます。絶妙に変化する心情を、横浜流星は1時間強のドラマの中で見事に演じて魅せました。『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)、『あなたの番です』(日本テレビ系)、『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)、『着飾る恋には理由があって』(TBS系)等、これまで数々のヒット作に出演している彼ですが、『DCU』でもその存在感は抜群です。新名・瀬能バディの衝突は私たちの不安を煽りましたが、お守りを渡し、自信がなかった森田七雄(岡崎体育)に活躍の場を与えるなど、今回、視聴者も感じたであろう新名に対する「この人、悪い人じゃないな」という感覚はおそらく間違いではないでしょう。瀬能のモヤモヤがなくなる日も近いのではないかと思います。伏線を見逃さない!サスペンスドラマの見方事件は解決したかのように思えたラストで衝撃の展開が待っていました。それは釈放されたサンチェスが事件の証拠品であるスマートフォンを持って逃亡したのです。彼はなぜ逃げたのか?殺害された漁師・島田への想いや外国人としての偏見に苦しむサンチェスに終盤は視聴者も同情してしまう程でしたが、見事に裏切られました。おそらく関わっているのは、サンチェスの病室にいた外国人女性でしょう。捜査の段階で島田のスマートフォンには、密漁業者の写真が入っていると言っていました。外国人女性は何らかの形で密漁に関わっており、その証拠が警察に渡るのをサンチェスは恐れたのではないかと思います。第2話もさまざまな伏線が散りばめられていました。サスペンスドラマを楽しむ要素は、伏線を見つけることも一つです。登場人物の何気ない行動や言葉に何かヒントが隠れています。このシーン必要ある?そんな場面が後に回収されたりするのです。また、瀬能と隆子の他愛もない会話からも、どこか恋愛に発展しそうな雰囲気は視聴者に淡い期待を持たせます。巧妙な物語の作りを見ながら、3話以降もぜひ『DCU』を楽しんでみてください。DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年01月29日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。水をテーマにしたドラマはこれまでにもありました。パッと思い浮かぶのは、かの有名な『海猿』。海上保安庁の潜水士が題材となったレスキューものです。しかし、TBS系で2022年1月から放送を開始した『DCU』と『海猿』が決定的に異なる点。それは、本作が水中の事件や事故を捜査する、水中を舞台としたサスペンスドラマだということ。これは、今まで数多くのドラマを見てきたであろう視聴者に「まだ未踏のジャンルがあったのか…!」と衝撃を走らせました。さらに映像を見ればその凄さがわかるはず。TBSがハリウッドの大手制作プロダクションと共同制作し、海外展開も見据えた気合いの入りようです。『DCU』とは、『Deep Crime Unit』の略称で、海に限らず河川や湖など、あらゆる水中の捜査に特化したスペシャリスト集団を指します。水中事件の予想もできないトリックに今からワクワクが止まりません!ダークヒーローな阿部寛と忠犬のような横浜流星日曜劇場の主人公と言えば、信念を持ち、仲間を鼓舞しながら、熱く弁論する姿をイメージさせられますが、本作の主人公、阿部寛演じる新名正義(にいな・まさよし)は「目的を達成するためなら手段は選ばない」と傲慢な態度で、時に警察やチーム仲間との対立も辞さない姿勢が印象的です。そして、そんなワンマンタイプの新名を慕うのが、横浜流星演じる瀬能陽生(せのう・はるき)。彼が新名を慕うのには、特別な理由がありました。15年前、瀬能は水難事故で新名に命を救われたのです。命の恩人である新名の背中を追い、海上保安庁(以下、海保)に入り、キラキラした目で業務を全うする瀬能。新名を慕うその様子は、生き生きとし誠実で、過去に悲惨な事故に遭ったとは微塵も思わせない姿でした。瀬能は、海保でもエリートと言われる副隊長・西野(高橋光臣)ですら、おじけずいてしまう危険な水深120メートルの捜査にも率先して手を挙げるほど。「俺が行きます!俺に行かせてください!」こんな頼もしい部下がいてくれたら…そう思わされるほどの、威勢の良さでした。冒頭の15年前と瀬能の記憶の異なる点記念すべき初回は、群馬県のダムが舞台となり、25分拡大スペシャルな上に、目まぐるしい展開と随所に散りばめられた伏線に、終始、目が離せない回となりました。海外逃亡を図ろうとする犯人を、離陸寸前で逮捕するまでの一連の流れは手に汗握るものでした。さらに、このドラマには縦軸となる最大のストーリーが存在します。それは、15年前の水難事故を巡る謎。番組冒頭で流れたのは、新名は海上で幼い瀬能を救い、成合(なりあい)と呼ばれる男と、ある鍵を巡って争うシーン。この『ある鍵』というのは、瀬能の父が残したものでした。「そうか、お前がスパイだったのか」荒波の中、新名は成合に、間違いなくこう言い放ちました。その瞬間、船のコードが足に絡まり、成合は新名の助けも虚しく、暗い海の底へと沈んで行くのです。ここまでが冒頭のシーンでした。当時、幼かった瀬能は事故の記憶がありません。それなのにラストの思いがけないタイミングで、すべての記憶が蘇ります。曖昧だった景色が、少しずつ鮮明になり、その輪郭がはっきりとした瞬間、瀬能は全てを悟りました。しかし、その記憶はなんと、冒頭のシーンと真逆の構造になっていたのです。記憶の中で彼を救助してくれた相手は、驚くことに新名ではなく成合にすり替わっていました。「まさか、お前がスパイだったのか!」という意味深な台詞も、成合から新名に向けて放たれるものとなっています。新名がスパイ…?なぜこのように記憶が改ざんされてしまったのか、おそらく鮮明に見えて、瀬能の記憶はまだ曖昧なのかもしれません。15年間、自分の思い込んでいた事実が間違いだったと気付いた瀬能は、命の恩人だった新名に突然、牙を剥きます。自分にとってヒーローのような存在だった相手に裏切られ、ショックが大きいのは当然です。それと同時に父親の形見を奪い、成合を海に沈めた新名を『裏切り者(スパイ)』であると考えた彼は、怒りの感情で震えていました。これまでキラキラとしていた瀬能の瞳は一変し、もの凄い形相で新名を睨みつけ、声を荒げます。このときの横浜流星の一瞬にしてドラマの空気を変えてしまう演技には、思わず息を忘れて見入ってしまう程でした。1話はここで終了します。本編も濃い内容だったうえに、これ以上ない掴み。その他キャストも、クセはあるが頼れる刑事・清水健治(山崎育三郎)や男気あふれる成合隆子(中村アン)など個性的なキャラクターが勢揃いです!瀬能の記憶と、15年前の事故の真相は一体何なのか。「真実は必ず水の中にある」という、このドラマの名言通り、最大のミステリーはこれからDCUとともに徐々に明らかになっていくのでしょう。DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年01月22日ケネス・ブラナー演じる名探偵ポアロが挑む、愛と嫉妬と欲望が複雑に絡み合う禁断のトライアングル・ミステリー『ナイル殺人事件』。この度、本作の本予告映像と本ポスタービジュアルが到着した。本作は、ミステリーの女王、アガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、いまもなお全世界で愛される「名探偵ポアロ」シリーズの中でも、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する「ナイルに死す」の映画化。前作『オリエント急行殺人事件』では、“乗客全員が容疑者”という究極の謎解きが話題となったが、本作ではさらにそこに愛、嫉妬、欲望が絡み合い、進化した。ケネスは「原作で描かれている愛欲への渇望はものすごくパワフルで、登場人物たちは向う見ずにそれを追い求めています。『ナイル殺人事件』はアガサ・クリスティの小説の中でも最も不穏な雰囲気を持った作品。不安定で、脆く、危険で、崩壊的なのです」と語り、アガサ作品の中でも特に、大人向けの作品になっていることを明かしている。今回到着した映像では、楽しそうな豪華客船内の様子からスタート。結婚のお祝いムード一色の船内だが、ある晩、悲鳴が響き渡る。殺人が起こり、やがて連続殺人事件となっていく…。「皆が私を狙ってる。誰も信じられない」と大富豪の娘リネット(ガル・ガドット)が言うように、容疑者はクルーズ船の“乗客全員”。サイモンの元婚約者、医師、シンガー、メイドなど、愛と欲望が複雑に絡み合う人間関係が渦巻いている中、ポアロが事件に挑んでいく。『ナイル殺人事件』本予告『ナイル殺人事件』は2月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved
2022年01月07日King & Princeが、2022年1月12日にリリースする通算4枚目のライブ映像作品『King & Prince CONCERT TOUR 2021 〜Re:Sense〜』のジャケット写真とティザー映像を公開した。『King & Prince CONCERT TOUR 2021 〜Re:Sense〜』には、7月25日の大阪・大阪城ホール公演を皮切りに、9月19日の北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ公演まで全国5都市28公演が行われたライブツアーの横浜アリーナ公演の模様を収録。約2年ぶりとなる有観客での豪華ステージセットの中、Tiara(ファンの総称)との一体感ある空間となり、いつも以上にメンバーの思いが詰まった内容となっている。今作のジャケットは、初回限定盤、通常盤で全く印象の異なるデザインで、初回限定盤はメタリック調のデザインをベースにした個人カットのジャケット写真、通常盤は集合カットのジャケット写真となっており、それぞれ今作のためだけに撮り下ろされた。また初回限定盤のデジパックケースには、通常盤のジャケット写真とは別の集合カットが使用されている。『King & Prince CONCERT TOUR 2021 〜Re:Sense〜』ティザー<作品情報>King & Prince 4th Live Blu-ray & DVD『King & Prince CONCERT TOUR 2021 〜Re:Sense〜』2022年1月12日(水) リリース●初回限定盤(Blu-ray / DVD共通)・Blu-ray(2枚組):7,150円(税込)・DVD(2枚組):6,600円(税込)●通常盤(Blu-ray / DVD共通)・Blu-ray(2枚組):6,050円(税込)・DVD(2枚組):5,500円(税込)【収録内容】全30曲 ※全形態共通・koi-wazurai・Heart & Beat・High On Love!・Namae Oshiete・ナミウテココロ・Naughty Girl・Dance to the music・Beating Hearts・Dance with me・&LOVE・Amazing Romance・サマーデイズ・恋降る月夜に君想ふ・Lost in Love・I promise・Body Paint・BUBBLES & TROUBLES・ツッパリ魂・フィジャディバグラビボブラジポテト!・Mazy Night・Magic Touch・今君に伝えたいこと・Memorial・僕らのGreat Journey・Love Paradox・Super Duper Crazy~Oh My Girl・シンデレラガール・Dear My Tiara・幸せがよく似合うひと・ゴールデンアワー【初回限定盤 特典映像】・The Beginning of Re:Sense・「Body Paint」ダンスショット映像・「Namae Oshiete」ソロアングル映像・初回盤スペシャルパッケージ仕様(トールサイズデジパック、40Pフォトブックレット、三方背ケース)【通常盤 特典映像】・Documentary of King & Prince CONCERT TOUR 2021 ~Re:Sense・通常トールパッケージ仕様※先着外付け特典(全形態共通):ステッカーシート(B6サイズ)関連リンクKing & Prince オフィシャルHP::King & Prince チャンネル:@kingandprince_j:@kingandprince_j
2021年12月01日King & Princeが、ライブ映像作品『King & Prince CONCERT TOUR 2021 〜Re:Sense〜』を2022年1月12日にリリースすることが決定した。今作には、7月25日の大阪・大阪城ホール公演を皮切りに、9月19日の北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ公演まで全国5都市28公演が行われたツアーの横浜アリーナ公演の模様を収録。約2年ぶりとなる有観客での豪華ステージセットの中、Tiara(ファンの総称)との一体感ある空間となり、いつも以上にメンバーの思いが詰まった内容となっている。初回盤の特典映像には、約2年ぶりとなる有観客への想いやライブの演出などについてのメンバーインタビューを中心に、リハーサル、ゲネプロ、そして初日の大阪城ホール公演を迎えたKing & Princeに密着した『Re:Sense』ツアーの始まりまでを追いかけたドキュメント映像のほか、髙橋海人が振付し、水を張ったステージで披露された「Body Paint」のダンスショット映像と「Namae Oshiete」のソロアングル映像が収録される。また通常盤に収録されるドキュメント映像は、初回盤とは全く違う内容となっており、大阪から札幌までのツアー各地でのKing & Princeの様子を追いかけながら、各会場ごとに密着メンバーを変え、裏側や会場内、ステージ上でこっそり進行していたメンバー密着企画を収録。さらに最終公演の「フィジャディバグラビボブラジポテト!」とダブルアンコール「Full Time Lover」も収められている。<作品情報>King & Prince 4th Live Blu-ray & DVD『King & Prince CONCERT TOUR 2021 〜Re:Sense〜』2022年1月12日(水) リリース●初回限定盤(Blu-ray / DVD共通)・Blu-ray(2枚組):7,150円(税込)・DVD(2枚組):6,600円(税込)●通常盤(Blu-ray / DVD共通)・Blu-ray(2枚組):6,050円(税込)・DVD(2枚組):5,500円(税込)【収録内容】全30曲 ※全形態共通・koi-wazurai・Heart & Beat・High On Love!・Namae Oshiete・ナミウテココロ・Naughty Girl・Dance to the music・Beating Hearts・Dance with me・&LOVE・Amazing Romance・サマーデイズ・恋降る月夜に君想ふ・Lost in Love・I promise・Body Paint・BUBBLES & TROUBLES・ツッパリ魂・フィジャディバグラビボブラジポテト!・Mazy Night・Magic Touch・今君に伝えたいこと・Memorial・僕らのGreat Journey・Love Paradox・Super Duper Crazy~Oh My Girl・シンデレラガール・Dear My Tiara・幸せがよく似合うひと・ゴールデンアワー【初回限定盤 特典映像】・The Beginning of Re:Sense・「Body Paint」ダンスショット映像・「Namae Oshiete」ソロアングル映像・初回盤スペシャルパッケージ仕様(トールサイズデジパック、40Pフォトブックレット、三方背ケース)【通常盤 特典映像】・Documentary of King & Prince CONCERT TOUR 2021 ~Re:Sense・通常トールパッケージ仕様※先着外付け特典(全形態共通):ステッカーシート(B6サイズ)関連リンクYouTube:King & Prince チャンネル:@kingandprince_j:@kingandprince_j
2021年11月17日2021年10月から毎週金曜に放送されているテレビドラマ『最愛』(TBS系)。スリリングで衝撃的な展開の連続に、ネット上では考察が盛り上がっています。grapeでも、Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さんがコラムを連載中。独自の視点からの考察に反響が上がっています。過去の『最愛』ドラマコラムはコチラから同月29日に第3話を迎える『最愛』。このドラマは、殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央(吉高由里子さん)と、彼女を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平さん)、彼女を支える弁護士・加瀬賢一郎(井浦新さん)の3人を中心に、15年前のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリーです。放送終了後は、毎回Twitterのトレンドワードに入るほど人気を見せる『最愛』ですが、スペシャル座談会の配信が決定!同日21時30分~、お笑いコンビ『フルーツポンチ』の村上健志さんと、同じくお笑いコンビ『3時のヒロイン』のかなでさんが、TBSの公式YouTubeチャンネルで『最愛』について語るスペシャル座談会が配信されます。2人がこれまでの『最愛』を分かりやすく紹介し、さらに考察も展開するのだとか。また、第3話の放送終了後の同日22時54分から、ドラマ好きには嬉しい企画を実施します。Twitterで『#最愛ドラマ』のハッシュタグを付けてドラマに関する疑問を投稿すると、本作のプロデューサーである新井順子さんが返信してくれるかもしれません!返信は同日23時30分まで行われるといいます。『最愛』第3話の放送、そして2人の考察を含むスペシャル座談会が楽しみですね!【『最愛』第3話あらすじ】大輝(松下洸平さん)から「友達として話をしたい」と言われた梨央(吉高由里子さん)は、近所の馴染みの鉄板焼き店へ。ぎこちないながらも昔のような空気が2人の間に流れ、梨央は事件当夜に昭(酒向芳さん)に会ったことや、遺留品のお守りに見覚えがあることを打ち明ける。署に戻った大輝は、梨央の足取りを付近の防犯カメラで確認。彼女の話に矛盾はなく、相棒の桑田(佐久間由衣さん)も梨央は犯人ではないと感じるが、同時にどこか煮え切らない大輝の態度がひっかかる。そんな折、『真田ウェルネス』に一通の脅迫メールが届く。後藤(及川光博さん)は事業説明会の中止を進言するが、新薬開発をなんとしても成功させたい梨央は「中止はしない」と断言。説明会がアナリストやメディアに評価されて新薬が承認されれば、自分の前から突然姿を消した弟の優が戻ってきてくれるかもしれないという思いもあった。物々しい警備体制のなか、事業説明会が始まる…。[文・構成/grape編集部]
2021年10月29日星座ごとの運命を決める星。前世の記憶からつながる裏12星座占いで、彼の心に眠る「恋愛の欲望」を占います。占い方は、自分の星座を探せばOK。そこから裏の運命を読み取りましょう。前編に引き続き、後編のご紹介です。■ てんびん座(9/23~10/23)……運命の相手との恋愛多くの人に愛され、たくさんの愛に触れていた記憶があるてんびん座の男性。モテることが約束されていると感じ、恋愛にあまり力を入れません。愛の本質を知っているため、適当に恋愛しているようでも「いつか運命の女性と出会えるはず」と信じています。■ さそり座(10/24~11/21)……真剣な恋愛転生を繰り返した記憶が鮮明なさそり座の男性。生と死、そして愛への真剣さは人一倍で、恋愛も片手間にすることなどできません。真剣に恋愛したいので、運命の相手も真剣に探したいのです。当然、浮気などの裏切りは決して許さないでしょう。■ いて座(11/22~12/21)……いろいろなタイプとの恋愛さまざまな土地を転々とし、新しい生活を楽しむ記憶があるいて座の男性。恋愛もいろいろなタイプの女性と付き合って、さまざまな体験をして楽しみたいのです。次々と新しい出会いを求めて、時には浮気もしてしまうのは、前世の記憶のせいかも。■ やぎ座(12/22~1/19)……しっかりした恋愛世のなかの移り変わりを第三者の目で見つめながら、努力を重ねてきた記憶を持つやぎ座の男性。目先のことに振り回されることなく、土台のしっかりした恋愛をしたいと思っています。遊びの恋などで無駄なパワーを使う気は起きないでしょう。■ みずがめ座(1/20~2/18)……自分を変えない恋愛いつの時代でも自由に、思うように生きた記憶があるみずがめ座の男性。「自分を変えずに恋愛をしたい」と思っています。自分のやりたいことを邪魔するような恋愛なら、「しなくてもイイや」という感じ。邪魔しない相手を探そうと思うのです。■ うお座(2/19~3/20)……甘え合う恋愛日々懸命に生きるために権力に屈し、自己犠牲をしてきた記憶がうお座にはあります。女性につい甘え、逆に甘やかしてもしまうのは、その時の記憶が影響しているのです。いったん両思いになると、ずぶずぶと愛の世界から抜けられらくなる傾向があります。■ 彼の本当の恋愛傾向を知っておきましょう心の奥底に眠っている前世の記憶の影響は思いのほか強く、彼の恋愛傾向を大きく決めているようです。彼がどういう恋愛をしたいのか、本心を理解しておけば片想いも両思いも前に進みやすいはず。ぜひ前世の記憶を覚えておいてくださいね。(芦田イングリット/占い師)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年10月28日昨年、視聴者を巻き込み“考察合戦”を白熱させた「あなたの番です」の制作スタッフが再び仕掛けるノンストップ考察ミステリーや、ドラマ「リバース」のスタッフが再結集したサスペンスラブストーリー、テレビ朝日×ABEMA共同制作による地上波初の禁断のホラーなど、この秋、完全オリジナルのサスペンスやホラードラマが目白押し。恐怖の根源は何なのか、真実は一体どこにあるのか、眠れない夜にオススメの作品をピックアップした。西島秀俊のかつてない姿が見られる!?「真犯人フラグ」企画・原案は秋元康、「あなたの番です」スタッフが新たに贈る、“2クール”半年間のノンストップ考察ミステリー。西島秀俊を主演、宮沢りえ、芳根京子、佐野勇斗、田中哲司、桜井ユキ、生駒里奈、柄本時生ら各世代のクセ者キャストたちが集結。ある日突然、妻(宮沢さん)と2人の子どもが失踪した主人公・相良凌介(西島さん)は、当初の“悲劇の夫”から一転、SNSをきっかけに「家庭崩壊」「DV夫」「サイコパス説」などあらぬ噂が立ち、“疑惑の夫”へ。社会的に追い詰められながらも真実に迫っていく。部下の二宮瑞穂(芳根さん)、週刊誌編集長の河村俊夫(田中さん)、YouTuber・ぷろびん/徳竹肇(柄本さん)ら劇中の登場人物たちと一緒に考察合戦に参加してみてほしい。■日曜ドラマ「真犯人フラグ」は毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送中。吉高由里子×松下洸平×井浦新のラブサスペンス「最愛」吉高由里子が演じる殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央と、初恋の人でありながら彼女を追う刑事(松下洸平)、彼女を支える法務部の弁護士(井浦新)の3人を中心に、15年前の失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る、完全オリジナルドラマ。大ヒット作「アンナチュラル」「MIU404」などのプロデューサー・新井順子と演出・塚原あゆ子、そして2人と2017年の「リバース」でタッグを組んだ奥寺佐渡子と清水友佳子が脚本、主題歌は宇多田ヒカルと“ハズレなし”の要素ばかり。物語と宇多田さんによる主題歌「君に夢中」がシンクロし、心に響く瞬間は見逃せない。■金曜ドラマ「最愛」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。言葉が現実に!女性限定アパートで起こる恐怖…西野七瀬主演「言霊荘」テレビ朝日×ABEMA共同制作で贈る本作は、とある女性限定アパートで放った言葉が現実となり、“言霊”という“人ならざる者”に住人たちが次々と苛まれていく、かつてないホラードラマ。西野七瀬が演じる主人公・コトハの周りでは“言霊”によって奇怪な出来事が次々に起こり、コトハと自称・霊能者の中目零至(永山絢斗)、作詞家の阿木紗香(三吉彩花)、議員私設秘書・丸山栞(中村ゆりか)、フリーアナウンサー・小宮山綾子(堀田真由)、医師・菊川麻美(森田望智)、小学校教師・林原早紀(石井杏奈)、編集者・渡邊瞳(内田理央)が恐怖に巻き込まれていく。なお、ABEMAではドラマ本編とは別視点で、住人女性たちに毎回フォーカスを当てたオリジナルドラマ「ある視点~もう一つの言霊荘~」が独占配信されている。西野さんが「地上波ドラマのエピソードとエピソードの間をつなぐストーリーで、ドラマと2層になってより楽しめる」と語っていたが、確実に本編よりも恐ろしい。■土曜ナイトドラマ「言霊荘」は毎週土曜23時~テレビ朝日系24局にて放送、毎週日曜21時~ABEMA SPECIALチャンネルにて配信中。■「ある視点もう一つの言霊荘」は地上波放送終了後からABEMAにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年10月22日