一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構は、未就学児を中心とした日本最大級のランバイクレース、第0回 U6 RunBike JAPANCUPを10月24日 日曜日に横浜ベイエリアにて開催いたします。当機構は、2022年度より全国各地においてランバイクレースシリーズを展開していく予定であり、今大会は描く未来に向けて歩みだす、という位置づけから、第0回大会とさせていただいております。ランバイクは足で地面を蹴って走る、新しいタイプのキッズバイクのことを指し、2歳前後から乗ることが可能です。幼児期に乗りこなすことで、様々な運動機能が高められると今、注目が集まっています。ランバイク卒業生も様々なスポーツで活躍を始めており、本機構としても国立大学法人筑波大学との共同研究により、ランバイクの有用性を検証しており、国内外に対してランバイクの認知の向上と、競技普及を行っております。全国各地から集うキッズアスリートたちの雄姿と将来の可能性にぜひご注目ください。このイベントは、一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構が主催となり、横浜市、横浜ランバイク協会に後援いただき行うイベントです。ランバイクを全てのスポーツの始まりに。公式サイト <イベント概要>日時 :2021年10月24日(日)8時00分~17時00分会場 :〒231-0001神奈川県横浜市中区新港1丁目4 横浜ハンマーヘッド第3駐車場◆当日の緊急連絡先 080-4185-9734(担当:佐藤)アクセス:みなとみらい線 馬車道駅 徒歩10分/みなとみらい駅 徒歩12分<クラス分け・レーススケジュール>●プレチャレンジクラス(年少) 8:00~ ※2歳~3歳●チャレンジクラス(年少)予選 8:38~ ※3歳~4歳●チャレンジクラス(年少)決勝・表彰式 9:56~●アドバンスクラス(年中)予選 10:50~ ※4歳~5歳★アドバンスクラス(年中)決勝・表彰式 12:02~●アスリートクラス(年長)予選 13:26~ ※5歳~6歳★アスリートクラス(年長)決勝・表彰式 14:38~●マスター1(1年生)予選 15:32~ ※6歳~7歳●マスター1(1年生)決勝 15:50~●マスター2(2年生)予選 16:21~ ※7歳~8歳●マスター2(2年生)決勝 16:39~★各クラスの決勝レースが見所ですが、特に年中、年長クラスをご覧いただくとより子供たちの可能性を感じていただけます。U6(アンダー6歳)=未就学児を対象とした新しいランバイクレース今回はエキシビジョンレースとして、プチチャレンジクラス(年少)、マスター1クラス(小学1年生)、マスター2クラス(小学2年生)、ガールズクラスも行います。後援 :横浜市、横浜ランバイク協会ゴールドパートナー:SHINKOKAI KID‘S GENKI PROJECT株式会社アグリカルチャーセンターシルバーパートナー:株式会社ワールドエッグスメイスンワーク株式会社株式会社アルプロン株式会社DNA FACTOR運営事務局 :U6ランバイクジャパンカップ実行委員会(一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構内)運営協力 :合同会社wild runner<後援 横浜市長ごあいさつ>横浜市長 山中 竹春様「第0回 U6 RunBike JAPANCUP in横浜ベイエリア」が開催されますことを心よりお慶び申し上げます。本大会は、幼児スポーツとして広く親しまれているランバイクを通じ、スポーツの場の提供や心身の発達を目指す大変意義のある大会です。ランバイクで培われる運動能力や健全な競争心は、他のスポーツを始める際にも素晴らしい影響を与えると言われており、本大会をきっかけに様々なスポーツに触れ、横浜市のスポーツを大きく盛り上げてくださることを願っています。最後に、本大会の開催にあたり御尽力をいただきました関係者の皆様に深く敬意を表しますとともに、本大会の御成功と皆様のますますの御健勝を祈念いたしましてお祝いのことばとさせていただきます。横浜市長 山中 竹春様<芸人「ゆってぃ」がU6応援団長に就任!>今大会は、サッカーJリーグのFC東京サポーターであり、FC東京魂にもご出演されていた芸人『ゆってぃ』が、ランバイクを頑張る子どもたちを応援したい!という熱い思いを持って応援団長に就任しました。イベント当日、ヒーローインタビューや会場のレポートで活躍予定です!ゆってぃ<主催団体概要>団体名称: 一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構本所在地: 東京都世田谷区玉川三丁目 20番2号 マノア玉川第3ビル501号室代表理事: 星川 大地設立 : 2021年1月URL : 「ランバイクを全てのスポーツの始まりに」日本人児童および若年層のスポーツ人口の低下とともに、運動能力の低下が大きな課題となっている昨今。スポーツを通じた健全な心身の成長が成されず、自己肯定感や他者とのコミュニケーション力、健康、様々な観点で、生きる力が育まれにくい社会になっていると言えるかと思います。ランバイクは唯一の幼児アスリート競技です。幼少期に体験をすることで生きる力が育まれ、スポーツ習慣を身に着けることができます。ランバイクを経験したのち、将来世界で活躍するアスリート、そしてアスリートだけでなく、不確実な世の中をしなやかな人間性をもって力強く歩んでいける人間を育てていく、これが私たちの想いです。<イベント会場のご案内>■会場神奈川県横浜市中区新港1丁目4 タイムズ横浜ハンマーヘッド第3駐車場■会場アクセス・みなとみらい線 馬車道駅 徒歩10分/みなとみらい駅 徒歩12分・JR線 桜木町駅 徒歩15分地図<本件に関するメディアの方のお問い合わせはこちらまでお願い致します>団体名称 : 一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構本社所在地 : 東京都世田谷区玉川三丁目 20番2号 マノア玉川第3ビル501号室担当 : 佐藤 豪電話番号 : 080-4185-9734メールアドレス: info@u6-runbike.jp <ご取材お申し込みはこちらから>GoogleフォームURL: こちらのQRコードからもフォームに遷移いたします。QRコード 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月19日自分がパスを受ける時には受けやすい位置をとれるが、チームメイトがボールを受けやすくするための動きができない子がいる。ポジショニングの役割、動きが理解できてない。相手の状況を理解させ、いつどこ(誰)にパスを出せばいいかを理解させる練習メニューを教えてほしいとのご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが具体的な練習メニューを例に挙げ、コーチにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<練習もダラダラ、ヘラヘラ目標も口だけ。まるで小学生な高校生をどう指導したらいい?<お父さんコーチからのご質問>池上さんこんにちは。私は子どもの小学校の少年団で教えております。指導年代はU-12です。お聞きしたいのは、ポジショニングの意識をどう身につけさせるか、という事です。自分がパスをもらう時に、受けやすい位置に動くことはできるのですが、自分以外の味方がボールを受けやすくするための動き、ポジショニングや身体の向きができてない子がいます。相手を釣る動きが上手くできません。相手を見る、だけでなく味方の位置も把握できていないのかなと思いますが、どのような練習をすればよいでしょうか。おすすめのトレーニングがあれば教えてください。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。指導されているのは小学6年生以下ですね。私はそのカテゴリーでは、ポジションチェンジはしないほうがいいと伝えています。■まずはその場で幅と深さを使ってどうプレーした方が良いのかを理解させる幅と深さを理解しなくてはいけないので、右にいる選手はその場でどうプレーしたほうがいいのかを学んだ方がいいでしょう。つまり、右にいる選手はそのまま右でプレーする。この場合相手は左の選手がマークするわけですが、どう動くと相手のマークから外れられるのか?ボールを持っている選手は、いつどんなタイミングで、その選手にパスを出せばいいのか?それを理解して、つながっていく必要があります。例えば、右の選手が下がってボールを受けた瞬間に、深さをとっていたトップの選手がボールをもらえるような動きをしてくれる。そこでダイレクトプレーが生まれたら、右の選手がワンツーで抜け出してシュートを打てる。そういうことを、小学生の間にできるよう育ってほしいと思います。相手をつる動きとしては、右の選手が下がってきたら前に大きなスペースができます。そうすると、トップの選手が右に流れてパスがもらえますね。でも、右の選手が左まで動いてとか、そういうことまでしないほうがいいでしょう。子どもが混乱するかもしれなので。■いつどこにボールを出せばいいのか、認知・判断・行動を素早く行うこと恐らくご相談者様は、ポゼッションの練習をたくさんやるのだろうと察します。そうなると「自由に動きながらボールを動かしてみよう」みたいなことになりがちです。そうすると、子どもたちはそれぞれ動けず止まってしまう――となってしまいます。ポゼッションが悪いとは思っていませんが、12歳でポゼッションをやった場合、選手からすると見る条件がいっぱい増えます。したがって、指導者はポゼッションができるようになるためのトレーニングではないと考えてください。いろんなところを見てパスを出す。そのためのトレーニングだと思ったほうがいいでしょう。味方が縦横無尽に動くなかで、誰がフリーで、いつどこに出したらいいかということを学ぶためにやる。周囲をみて素早く考えられる。なおかつ素早くプレーができる。まさしく認知・判断・行動をスピーディーにやる。そういった一連の行動をどんどん早くするためのトレーニングだと定義してください。■低学年でもできる「他人のために動けるようになる」練習メニューでは、どんな練習をするか。私が薦めるのは、数的優位なゲームです。2対1、あるいは3対1を、ゴールを設置して行います。もちろんコーンにバーを付けた小さなゴールで結構です。それであれば、低学年からでもできます。それをやっていくことで、ゴールにつながる一番いいポジションを見つけられるようになります。「日本人は他人のために動けない」とオシムさんはよくおっしゃっていました。仲間のためにスペースを空けて、ボールをもらわせる。そんな動きです。同様に「日本はもっと若い年代で、数的優位のゲームをたくさんした方がいい」とも言われました。なぜなら、オシムさんがジェフの監督に就任した当初、チームはサイドで2対1の数的優位をつくれているにもかかわらず、そこを攻撃できなかったからです。例えば、鳥かご。ポゼッションの練習によく行われるトレーニングですが、ボールを回すだけで前に行けない状況に陥りがちです。オシムさんが来る前のジェフも似た状態でした。それをオシムさんは3年ぐらいかけて修正したわけです。そう考えると、小学生が試合中のポジショニングを理解するのに、それなりに時間はかかります。まずは2人、3人、4人など少ない人数から始めて、難易度を上げていくことを考えましょう。■説明するときはゆっくり伝え、時間をかけて理解させる加えて、ゆっくり説明することも必要です。「今、ボールが動きました。もらいに動くと、相手はどう動きますか?ついてきたらどうするの?裏をとる?」そういったことを、じっくりと時間をかけて理解させます。小学生の間に数的優位のゲームを経験してきた子どもたちは、自分の味方のマークが少しでもずれて視界に入らなくなったら、一瞬で2対1のイメージができます。パスを出して前進することが怖くなくなるのです。そんなふうに数的優位のイメージをもつことが重要なのです。練習メニューは、ほかにもネットでもたくさん出ています。書店に行けば私が監修した『池上正の子どもが伸びるサッカーの練習(池田書店)』という練習メニューの解説書もあります。ただし、練習の際に子どもたちに「とられないように」を言いすぎると、縦にフィードしたり、スペースに速いスルーパスを出すといった効果的なプレーが少なくなります。気がつくと、ボールはいつも安全な外側しか回らない。上述したようにゴールまで進まない状況になります。池上正さんの指導を動画で見る>>■守備と攻撃両方の能力が同時にアップする守り方(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)うまくトレーニングできて、いっぱい見られるようになる。早く判断できるようになれば、いつ、どんな状態で相手をはがすとか、裏をとれるといったことがわかるようになります。チーム内でゲームをする際、アタック側がそういうプレーをすると、マンツーマンでつく守備側の能力も上がってきます。今の小学生はゾーンディフェンスが多いのですが、マンマークで守るよう指導しましょう。そうすれば、ディフェンスも、オフェンスの能力も同時にアップします。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年09月24日U-NEXTが韓国芸能事務所の株式会社CUBEエンターテインメントと業務提携契約を締結、U-NEXTはCUBEエンターテインメントが手掛ける映像化プロジェクト「CINE de RAMA」(シネドラマ)の国内展開を行う日本パートナーとして参画することを発表した。CUBEエンターテインメントは、世界トレンド入りを果たしたサバイバル番組「KINGDOM:LEGENDARY WAR」で独自のステージを披露し世界中から絶賛されたボーイズグループ「BTOB」をはじめ、「PENTAGON」「(G)I-DLE」ら多くのグローバルアーティストが所属する韓国の大手芸能事務所。韓国のみならず海外でも高い人気を誇るアーティスト活動を通して最新のコンテンツを贈りだし、世界を魅了し続けている。一方、U-NEXTが運営する動画配信サービス「U-NEXT」といえば「韓流・アジアドラマ」ジャンルを豊富に取り揃え、定額制動画サービスとして「韓流・アジアドラマ作品数No.1」(※1)を記録。K-POPバラエティ番組などを合わせると1,300作品以上の見放題作品をラインアップするなど、コンテンツを拡充してきた(※1:見放題で見られる韓流・アジアドラマの作品数。GEM Partners調べ/2021年8月時点)。今回、CUBEエンターテインメントが企画するWEBTOON(ウェブトゥーン)の映像化プロジェクト「CINE de RAMA」の長期的な作品製作においてタッグを組み、U-NEXTが日本国内の展開を行う日本パートナーとして同プロジェクトに参画。WEBTOONは、「オールカラー」でスマートフォンに適した「縦スクロール」型で展開されることが特徴のウェブコミック。韓国・台湾・タイなどのアジアや北米など国際的に人気が高まっており、「キム秘書はいったい、なぜ?」「梨泰院クラス」など大ヒット韓国ドラマの原作になっていることでもお馴染み。今回のプロジェクトではWEBTOONの人気作品を、映画や韓国ドラマシリーズとして製作。現時点では、「パンプキン・タイム」(原題)「彼女のバケットリスト」(原題)「ラブウィー!」(原題:LOVE&WISH)「スクエアパス」(原題)など、学園ラブロマンスを中心に4作品の製作が決定しており、作品は今後も続々と発表予定。2021年10月末にプロジェクト第1弾としてドラマシリーズ「パンプキン・タイム」(原題)の公開を予定しており、日本ではU-NEXTが見放題で独占配信する。CUBEエンターテインメントCo-CEOアン・ウヒョン日本最大級の動画配信サービスであるU-NEXTを通じて、CINE de RAMAコンテンツを日本の皆様にお披露目することができて大変嬉しく思います。今後、両社の協業を通じてグローバルな競争力を備えたコンテンツを企画・製作していけるように期待しています。U-NEXT代表取締役社長 堤天心韓国を代表する芸能事務所の一つ、CUBEエンターテインメント様と業務提携を行い、映像化プロジェクト「CINE de RAMA」に日本パートナーとして参画できることを大変光栄に思います。韓国コンテンツへのニーズは年々高まっており、当社はこれまでも韓流・アジアコンテンツの独占作品の拡充を進めてまいりました。豪華なスタッフ・キャストによって製作される「CINE de RAMA」の作品群をはじめ、CUBEエンターテインメント様との多岐にわたる協業を通して、U-NEXTでしか観られない上質なエンターテインメントを、日本の皆様にお届けしてまいります。ぜひご期待ください。(text:cinemacafe.net)
2021年09月08日上手い子や昔から所属していた子が優先的にポジションを決められ、下の学年の上手い子も優先的に出される状況。まだ低学年だからポジションやメンバーを固定せず、みんなを出場させてあげてほしいと思うけど、親の意見をクラブに言ってもいい?子どもがチームに居づらくならない?というご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、悩めるお母さんに子どもが楽しくサッカーを続けるためのサポートをアドバイスします。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<仲間に心無い言葉を投げられる息子。親はどう介入すべきか問題<サッカーママからのご相談>今年からクラブチームへ入会した低学年(8歳)です。新学年になるタイミングでチームへ加入し練習試合がありますが、出場機会が平等にないように感じます。上手い子や昔から所属していた子が優先的にポジションを決められ、下の学年の上手い子も優先的に出される状況なので、うちの子の出場機会が少ないです。また試合に同行するコーチも毎回違い、指導者間でもやり方にも差があるように思います。まだ、低学年ですしポジションやメンバーも固定せず、せめて同学年は力量関係なく出して欲しいと思うのですが、こういった保護者の意見はクラブチーム側へ言っても良いのでしょうか?親が余計なことをして子どもがチームに居づらくなるのが心配です。通える範囲にはサッカーができる場所(チーム、スクールともに)ないので、クラブに面倒な親認定されたくないのですが、いいやり方があればアドバイスいただきたいです。<島沢さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。お母さんのように「出場機会が平等でないのはおかしい」と気づかれる方がもっと増えるといいのですが、まだまだ少ないのが現状のようです。周囲に相談できるママ友も多くないでしょうし、孤独感を持たれているのではないでしょうか。■全員出してほしい、という希望はごもっとも8歳で「低学年」とあるので、小学2年生でしょうか。お母さんが書いている「低学年ですし、ポジションやメンバーも固定せずせめて同(この)学年は力関係なく出して欲しい」という希望は、もっともだと思います。どんな性質のクラブなのかはわかりかねますが、コーチの方々の育成への理解がもしかしたら少し乏しいチームなのかもしれません。とはいえ「試合に同行するコーチも毎回違い、指導者間でもやり方にも差がある」というのは、例えば地域の少年団や町クラブで、指導者が他に職業をもったボランティアコーチで編成されているのなら、致し方ないかなとも思います。よもや有償のコーチを揃えた民間クラブだったとしても、運営は一部の大規模クラブ以外は経営が厳しい場合が多いです。コーチをやりくりするうえで全体を見ていることも少なくありません。■複数のコーチに見てもらうことは選手にとってメリットになることもあるただ、いつも同じコーチで、指導方法も同じの良さもありますが、選手を見る目やサッカーに対する考え方が偏ってしまうデメリットもあります。反対に、複数のコーチがみて違う方法で指導することは、一件継続性に欠けるかのように見えます。が、実は、さまざまな価値観にふれたり異なる指導を経験できるのは、選手にとってメリットになることもあります。例えば「利き足を磨け」と言うコーチがいる一方で、「左右蹴れるようになれ」と促すコーチがいる。でも、それを選ぶのは選手です。そして、選ぶ力をつける際は、サッカーコーチもサポートとしますが、その前に家庭の子育てがものを言います。■クラブに意見するというより、訪ねる形で切り出してみては次に、書かれている質問に答えさせてください。「こういった保護者の意見はクラブチーム側へ言っても良いのでしょうか?」意見するというよりも、「今の少年サッカーは、平等に出場させるというか、低学年は特にそんな傾向だと聞きますが、どんなふうに考えていらっしゃいますか?」と育成の方針を尋ねてみてはいかがでしょうか?育成の方針を聞いたうえで、日本サッカー協会が示している育成方針(スライド7枚目「将来に向けて この年代にふさわしいゲーム環境を」)などをホームページから抜き出してコピーしたものを渡してはどうでしょうか。そこで初めて「保護者としては全員に試合に出場する機会を設けてほしい。せめて低学年のうちは試合を平等に経験できるよう配慮してほしい」と希望を伝えます。■コーチの回答がどんなものでも、息子さんが他のことをしたいと言うまでは通わせてそうした場合、クラブ側の答えがどんなものになるでしょうか。「そうですね。まだ低学年だから全員出場させますね」と言ってもらえるとありがたいですね。しかしながら、それとは逆になる確率のほうが高そうです。例えば、私がこれまで似たようなケースで保護者がクラブ側に問い合わせた場合、もらった答えは以下のようなものです。「コーチの判断でやっていることなので、嫌だったらやめてください」「スポーツは実力の世界なので、試合に出たいなら上手くなれとしか言えません」「公式戦は勝たなくてはいけないので選ばれた子だけしか出られませんが、練習試合はほぼ同じ時間出られるよう調整します」こういった回答だった場合は、他のチームを探してみる選択肢もあります。ただし、通える範囲にはサッカーができる場所がここ以外にないとのこと。息子さんが試合の出場機会がなくてもサッカーを続けたいと言うのであれば、お母さんが妥協するしかないかもしれません。息子さんがサッカーに飽きたり、他のことをやりたいと言い出すまでは通わせてあげたほうがいいかと思います。■サッカー、スポーツに限らず何をするかを選ぶのは子ども自身しかしながら、日本に小学生ができるスポーツはサッカー以外にもたくさんあります。例えばスケートボードなど、さまざまな競技があることは、オリンピックやパラリンピックが教えてくれますね。よって息子さんに「他のスポーツに興味が出てきたら、言ってね。お母さんも調べたり、協力するよ」と言っておいてもいいかと思います。さらにいえば、スポーツに限らず、他にもたくさんあります。楽器、歌唱、囲碁や将棋、絵画といった芸術。加えて、スポーツの部類ですがダンス教室に通う子どもも増えています。さまざまな選択肢を与えてあげるのは親だとしても、そこから自分で選ぶのは子どもだという理解のもと、一緒に考えてあげてください。■子どもが楽しくサッカーしているかどうか、まずは様子を見よう(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)一方で、気になるのは「親が余計なことをして子どもがチームに居づらくなるのが心配」と書かれていることです。保護者が意見したくらいで子どもにしわ寄せが及ぶような状況、もしくはそのような不安を保護者に抱かせてしまうクラブが、息子さんにサッカーを楽しませてくれたり、成長できる時間や環境を与えてくれるかは疑問です。お子さんにその都度「サッカー楽しい?」と尋ねてあげてください。目の輝きやそぶりで、楽しめているのかどうかはすぐにわかるはずです。万が一目に余ることがあれば、違うことにシフトする提案をすればいいと思います。お子さんが楽しくないのであれば、サッカーにしがみつく必要はありません。とにもかくにも、まずは様子を見ましょう。お子さんがサッカーを楽しめる環境かどうかを観察しながら、少し離れた場所から見守ってあげてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年08月18日ジュニアサッカーの主役は選手たち。本当の意味での選手ファーストを実現するためのリーグ戦として2021年7月にスタートした「アシタノタメニリーグ・U-10」。前編では、リーグを主催する一般社団法人あしたのためにプロジェクト代表の久保田大介さんに、リーグを立ち上げた理由などを伺いました。後編では久保田さんが「イチ押し」と語る、子どもの主体性を伸ばすハーフタイムのレギュレーションなどをご紹介します。(取材・文:松尾祐希)開幕戦に参加したチームの選手たち(提供:アシタノタメニリーグ・U‐10)<<前編:周りを見る余裕と試合運びが身につく!新設U-10リーグの「特別な」レギュレーションとは■大人の介入を最小限にすることで子どもたちが主体的に話し合うようになる――環境作りの面では、親に対するお願いもルールに含まれており、指導者のコーチングや親の指示も制限しています。その狙いを教えて下さい。あくまでジュニアサッカーの主役は選手たちです。そこを履き違えている指導者は少なくありません。大人が自分を表現する場、週末は主役になれる。そうした大人主体の話ではなく、本来は選手たちのサッカーであるはずなので、主役を選手たちに戻してあげたかったんです。保護者の人たちは反対サイドで見守るだけにしてもらったのはそのためです。大人が介入するのを最小限に留めるので、ハーフタイム、試合前、試合後を含めて選手たちから自然と「今日の試合どうしようか」という話し合いが生まれます、ピッチ内でも自分たちで話し、ハーフタイムに指導者から何か言うのではなくてあくまで選手同士で和気藹々としながらサッカーのことを考えていく。それを指導者が見守るような形にしたいんです。試合後も大人は説教をしない。ジュニア年代ではそのような形が望ましいと思っています。指導者からすれば口出しをしないことが怖いかもしれませんが、勇気を持って1試合やらせてみると発見があります。私は元広島観音高校の監督でボトムアップをベースに長年指導してきた畑喜美夫先生にお世話になっている関係で畑先生と一緒に合宿を企画・開催したのですが、その際に参加した指導者が選手の変化に驚いていたのを目の当たりにしました。1回勇気を持って選手に任せてみると、いろんな発見があります。そうしたことも含め、このリーグ戦を通じて指導者も子どもたちと一緒に成長してもらえるといいですね。「アシタノタメニリーグ・U-10」のレギュレーション基本は8人制だが、対戦チーム同士の合意があれば、人数変更もOKハーフタイム7分のうち、5分は選手だけの時間とし、指導者はベンチから離れる。指導者は何か伝えたいことがあるならば、2分以内にまとめる力が必要になる。試合時間を長くし(25分ハーフ)、試合運びに緩急をつけることを学ぶ。また、長い時間なので必然的に多くの選手を出さなければいけなくなる。リトリートラインの設置(ゴールキックは必ずGKが蹴る)ユニフォーム&用具の細かすぎる規定を廃止しきたりだけの挨拶、やめましょう(試合後は歩み寄ってグータッチ)得失点差、総得点の廃止。大差ゲームをなくすため勝ってるチームがゴール後にボールを持ち帰る行為はイエローカード。試合開催日の夜、オンラインで指導者同士の「感想戦」を実施■ハーフタイムも子どもたち主体で。指導者が話せるのは2分だけハーフタイムは子どもたちが主体的に話し合う場になっている(提供:アシタノタメニリーグ・U‐10)――そういう意味では7分間のハーフタイムにおいて、2分間しか指導者が話してはいけないルールは、子どもたちの自立を促すきっかけになりそうですよね。僕の中でハーフタイムの過ごし方はイチ押しです(笑)。選手に任せる取り組みは他でもやっているかもしれませんが、コーチと選手の時間をそれぞれ設けているレギュレーションはあまりありません。私が目指しているのはボトムアップとトップダウンの融合。指導者が先に話すか後に話すかは各チームに任せるつもりです。最初に大人が話してしまうとそれに子どもたちが合わせてしまう可能性がある一方で、最後にコーチが話をすると今まで子どもたちが話してきた内容を全否定する場合もあります。指導者が大事なことを伝えつつ、選手たちの意見を尊重する。大人たちが状況に応じて話をしつつ、うまく子どもたちの考えを引き出していきたいですね。■失敗の繰り返し、無駄なことも通じて経験を積んでいく――指導者の中には教えすぎている方もいるかもしれません。そういう意味ではハーフタイムのレギュレーションは子どもにとってプラスになりそうですよね。そうですね。私は年齢に合う指導をすべきだと考えています。サッカーは幼少期からしっかり教えないといけないという風潮もありますが、子どもの習性としてはボールがあるところに行くのが当たり前。だけど、団子サッカーをさせないようにする風潮もある。私は子どもらしくて団子サッカーでもいいと思うんです。なので、U-10のリーグではいろんな失敗を繰り返して、無駄なこともやりながら、経験を積んでいく。10歳なら10歳なりの失敗がありますし、無駄なことをしてしまうサッカーから得るものもあります。さらに年齢が下がれば、もっと自由にやればいいかもしれませんし。私は小学生だけではなく、中学生や高校生の指導に携わってきた経験があります。例えば、高校生なら18歳なりのサッカーをすべきですが、難しさがあります。何故ならば、大人でもないけど、子どもでもないからです。なので、大人のような全てしっかりした無駄なことのないサッカーだけをすべきではないけど、子どものような幼稚なミスを避けながらプレーをしないといけません。つまり、年代に合うようなサッカーを各カテゴリーで行うべきだと考えています。ジュニア年代から次のカテゴリーに繋げていくためにも、U-10世代から11人制に移行した時を見据えて指導をしていくべきではないでしょうか。■8人制から11人制への移行のギャップを無くしたい――"アシタノタメニリーグ・U-10"を通じ、子どもたちにどのような成長をしてほしいと考えていますか?私は本当のフットボール人生が始まるのは、ジュニアユース年代からだと思っています。なので、「進級したのでやっと大人のサッカーができる」というマインドで中学に行って欲しいですね。ジュニアユース年代では8人制から11人制に変わり、ボールもピッチサイズも変わっていきます。別のスポーツと言ってもいいぐらいの違いがある中で、ジュニア年代でそのギャップを少なくしたいと考えています。相手の状況を見て引くなど、試行錯誤しながらいろんな経験値を持つ。そんな選手に成長して、中学年代に進んでほしい。次に繋げるという意味ではリーグ戦において試合を行う人数は8人ではなく、できれば1人増やして実施することが望ましいかもしれません。9人制だと、8人制よりも11人制にリンクしやすいと思うからです。リーグ戦で負けたチームに対してどうするかを考えてもう1度戦うことも含め、U-10年代から本来のリーグ戦を味わって欲しいなと思っています。■サッカーは社会とリンクしている。サッカーを通じて人として成長してほしい――これから子どもたちにとって本当のサッカー人生が始まっていく中で、"アシタノタメニリーグ・U-10"をどのように発展させていきたいですか?将来的なビジョンは今回参加してくれるU-10のチームに来年も参加していただき、来年はU-11でも行いたいと考えています。そして、3年後にはU-10からU-12のカテゴリーが揃え、年代によって試合時間も変えながらそれぞれリーグ戦が行えるようになるといいですね。U-12なら30分ハーフの11人制でもいいかもしれませんし、日々発展させながら最終的には全国各地で実施できるようにしたいです。そして、子どもたちにはサッカーを通じて、人として成長もしてもらいたいです。「サッカーをしてきたからこそ、柔軟な人間になった」、「サッカーをしてきたから自分で工夫する癖がついた」、「サッカーを通じて遊び心が豊富になった」、「自由の意味を理解した」。何か一つでもいいので得てもらいたい。サッカーと社会はリンクしているので、サッカーのリーグ戦を通じてそういうところも僕は発信をしたいですね。久保田大介(くぼた・だいすけ)東京都出身。1999年~2020年5月まで、SUERTE juniors横浜(現・LOBØS.FC)代表・監督を務める傍ら、2004年~2016年3月まで都立国際高校女子サッカー部 や世田谷区の公立中学サッカー部などで指導に携わる。現在は"一般社団法人あしたのためにプロジェクト"の代表を務め、2021年6月に"アシタノタメニリーグ・U-10"を創設した。アシタノタメニリーグ・U‐10 ホームページはこちら>>
2021年08月02日本当の意味での選手ファーストを実現するためのリーグ戦として、一般社団法人あしたのためにプロジェクト「アシタノタメニリーグ・U‐10」を立ち上げました。子ども達のためでなく「ただ消化するため」につくられている試合形式が多かったり、「大人が満足するため」にやっているような目的が形骸化してしまっている現状が多い中、ジュニア年代の試合として本来あるべき姿に戻そう、という思いがキッカケで作られたこのリーグは、子どもを伸ばすために考えられた他ではないレギュレーションが特長です。一般社団法人あしたのためにプロジェクト代表理事の久保田大介さんに、リーグ立ち上げについての思いなどを伺いました。(取材・文:松尾祐希)本当の意味での選手ファーストを実現するU‐10リーグが開幕(提供:アシタノタメニリーグ・U‐10)■U‐10年代は本当のフットボールの入り口――"アシタノタメニリーグ・U‐10"を創設された理由を教えて下さい。理由はふたつあります。ひとつ目は10歳を一つの区切りとし、フットボーラーとしてのターニングポイントにしてほしかったからです。小学校4年生は10歳を迎え、そろそろフットボーラーとして一段ステージを上がってもおかしくない年齢。低学年の頃は遊びの中でサッカーに触れていく中で、4年生からはジュニアユース年代に進んでいく入口として競技に向き合ってほしかったんです。そして、ふたつ目の理由はU‐10のリーグ戦がU‐12年代、U‐11年代と比較すると、リーグ戦の機会が多くはありません。そうした疑問を持っていたので、新たにリーグ戦を創設する際にどの年代で行うべきかをTwitter上でアンケートを取りました。すると、U‐12が最もリーグ戦を開催している年代でニーズがなく、逆にU‐10の需要があったんです。そうしたふたつのことから、本当のフットボールの入り口として、U‐10年代でフットボールの本質に基づいたリーグ戦を創設しました。「アシタノタメニリーグ・U-10」のレギュレーション基本は8人制だが、対戦チーム同士の合意があれば、人数変更もOKハーフタイム7分のうち、5分は選手だけの時間とし、指導者はベンチから離れる。指導者は何か伝えたいことがあるならば、2分以内にまとめる力が必要になる。試合時間を長くし(25分ハーフ)、試合運びに緩急をつけることを学ぶ。また、長い時間なので必然的に多くの選手を出さなければいけなくなる。リトリートラインの設置(ゴールキックは必ずGKが蹴る)ユニフォーム&用具の細かすぎる規定を廃止しきたりだけの挨拶、やめましょう(試合後は歩み寄ってグータッチ)得失点差、総得点の廃止。大差ゲームをなくすため勝ってるチームがゴール後にボールを持ち帰る行為はイエローカード。試合開催日の夜、オンラインで指導者同士の「感想戦」を実施■出場機会を作るための25分ハーフ――確かに、ジュニア年代に限らず、各カテゴリー最上級位のリーグ戦は充実しています。その一方でその間に当たる年代のリーグ戦は数が限られていますよね。しかし、海外に目を向けると、特に欧州では年齢ごとにリーグ戦を行っているケースがほとんどです。そういう意味では定着すれば、選手のレベルアップに繋がりそうですよね。例えば、神奈川県の横浜市ではU‐10年代の大会として市大会を行っています。数チームでのリーグ戦で決勝トーナメントに進むチームを決めますが、リーグ戦では行っていません。そうした事情を踏まえ、私は年間を通じて週末に試合がある状況を作りたかったんです。同じチームと2度対戦することでチームとしても個人としても成長具合を測れます。1つの試合で上のステージへの進出が決まってしまうと、指導者の人は目先の勝敗に意識がいく場合も少なくありません。また、リーグ戦は選手たちの出場機会を増やすきっかけになります。一番望ましいのは指導者の方が良識を持つことです。大人はリーグ戦を行う意味を考えながら、子どもたちと接する環境を作っていかなければいけません。成長を促したり、進級してもサッカーを続けること。そういう目的を大人たちが持っていれば、自ずと全員を出場させますよね。25分ハーフにしたのも出場機会を作るためです。全日本少年サッカー大会は20分ハーフですが、試合時間を長くすれば自ずと選手交代が必要になります。ルールとして設けているわけではありませんが、全選手の出場を奨励しています。暑い時期でも25分ハーフでやるので、自ずとスタートの選手だけで試合は成り立ちません。ルール化はしていませんが、全選手が試合に出場するリーグ戦を行うことで、選手の成長を促せると考えています。■必ずしも8人でなくてOK、チームやピッチ状況に合わせて臨機応変に対応すればいい――試合を行う人数も基本は8人制ですが、ピッチ状況やチーム事情を考慮して7人から9人で行うことも認めています。そこの狙いを教えて下さい。僕は8人制が必ずしも正解だとは思っていません。10年前にジュニア年代のサッカーが8人制へ移行する際、JFAが移行の理由に挙げたのはボールタッチを増やすためでした。しかし、単純に8人制をやるだけでは意味がありません。ボールタッチを増やすことに意欲的ではなかった指導者が8人制のサッカーをやったとしても、効果が出るとは思えなかったんです。ピッチサイズが小さくなり、8人制の場合はミスが即失点につながります。11人制で信念のない指導をしている人であれば、間違いなくリスクを考えて省略したサッカーをする可能性があります。出場させられる人数も減ってしまうので、スタメンで出場する選手のタッチ数が多くなる一方で、その分補欠に回った選手は出場機会がなくなってボールタッチが減ってしまうのも懸念材料です。そうした指導者の問題を解決するために"アシタノタメニリーグ・U‐10"では臨機応変に出場する人数を変えていくつもりです。ピッチが広いのであれば人数を増やしてもいいですし、ピッチが狭いのであれば減らす。柔軟に考え、一番良い形で試合をさせてあげることが大事ではないかと。"アシタノタメニリーグ・U‐10"は一応8人制というレギュレーションにしていますが、環境に合わせて決めてもらって構いません。8人制ありきではなく、選手が成長するためには何が良いのか。大人たちが子どもたちのために考えることを望んでいます。■走り切れない試合時間にすることで、ペース配分や試合運び学ぶきっかけになるハーフタイム7分のうち、5分は選手だけの時間としているので、子どもたちが主体的に話し合う場になっている(提供:アシタノタメニリーグ・U‐10)――"アシタノタメニリーグ・U‐10"は25分ハーフで行われます。U‐10の試合では15分のレギュレーションがほとんどで、U‐11でも15分で行う場合が少なくありません。15分だと走り切れる選手もいますが、25分ハーフだといくらスタミナがあっても最初から最後まで走り続けることは不可能です。ペース配分も求められますが、考える力を身に付けることも意図しているのでしょうか。15分ハーフであれば、最初から最後まで走り切れるかもしれません。しかし、走り切れたとしてもプレーでゆとりを失い、周りを見る余裕がなくなってしまいます。あまりにも忙しい試合になってしまいますし、試合時間が短ければ相手も素早く寄せてくるので、セーフティーに試合を進めるチームも多くなってしまうのではないでしょうか。その結果、忙しない試合になってしまうので、あえて長い時間をプレーしてほしかったんです。考えながら試合を進めていくきっかけになりますし、「今は慌てなくて良いからゆっくりボールを回そう」など、試合運びを学ぶ場になるんです。あまりジュニア年代でやっていない取り組みなので、そういうところも"アシタノタメニリーグ・U‐10"で培っていければいいなと思います。■ボールを大事にすることはフットボールを知る第一歩――試合時間以外にも独自のルールが設けられています。リトリートラインを設けた理由を教えて下さい。リトリートラインは、まずGKから試合をスタートしてほしいという想いからルールに入れました。基本的にGKキックはGKが蹴ります。しかし、キック力がなければ、パワーがあるフィールドの選手が前に大きく蹴ります。なので、クリエイティブではないプレーを避け、リトリートラインを作るので下から始めたかったんです。ボールを大事にしていくことはフットボールを知る第一歩になりますし、逆に相手が後ろに引かずに始めるのであれば、選手たちは対応する知恵を出すことになります。選手全員でこの状況をどうすればうまく持っていけるかを考える機会を作り、それをピッチに立つ選手が主体となって取り組める環境を作ってあげる狙いがあります。久保田大介(くぼた・だいすけ)東京都出身。1999年~2020年5月まで、SUERTE juniors横浜(現・LOBØS.FC)代表・監督を務める傍ら、2004年~2016年3月まで都立国際高校女子サッカー部 や世田谷区の公立中学サッカー部などで指導に携わる。現在は"一般社団法人あしたのためにプロジェクト"の代表を務め、2021年6月に"アシタノタメニリーグ・U-10"を創設した。
2021年07月27日これ以上ない相手である。U-24日本代表は『第32回オリンピック競技大会(2020/東京)』前最後のテストマッチでU-24スペイン代表に挑む。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペインは『UEFA ユーロ2020』ベストイレブンに選出されたペドリことペドロ・ゴンザレス、同じくA代表でプレーするGKウナイ・シモンにDFエリック・ガルシア、FWダニ・オルモ、さらにオーバーエイジのMFダニ・セバージョス、ミケル・メリノ、FWマルコ・アセンシオら豪華メンバーが顔を揃える。1992年『バルセロナ五輪』以来となる金メダルを獲得するために本気の布陣でやってきたのだ。文句なしの優勝候補の筆頭であるスペインは、金メダルをターゲットにする日本としては避けて通れない相手でもある。7月16日、『キリンチャレンジカップ2021』前日記者会見に臨んだ森保一監督は本番直前にV候補と当たるメリットを口にした。「我々も『東京五輪』の金メダルを目指しているので、選手たちには同じ目線で戦ってほしい。日本の力をしっかり出し切れば世界の強豪としっかり戦えると思っているので、選手たちにはしっかり自信を持って試合に臨んでほしい。強い相手との親善試合の中でスピード感やテクニック、世界のトップレベルとの戦いにいい刺激を受けて、『東京五輪』へ向けて自信となる準備をしてほしい」金メダル候補との距離を測るゲームとなるが、森保監督は勝利を譲るつもりはさらさらない。「日本のホームで戦うし、サポーターにもスタジアムに応援にきてもらえる中で、勝つ可能性は十分にあると思っている。選手にはどんな相手にも勝ちにいこうと伝えているし、試合の中で成長につながる課題を感じながら進んでいこうと言っている。勝つ確率がいくつかはわからないが、十分勝つ可能性があると思っている。選手たち一人ひとりが100%持っているものを出し、チームとして組織力を発揮すれば十分勝てると思っている。チャレンジする気持ち、勝ちにいく、掴み取りにいくんだという気持ちを試合で見せてほしい」指揮官は選手起用にも言及した。「スペイン戦は交代枠11人ということで少しでも多くの選手を起用していきたいと考えている。理由はいくつかあるが、ひとつはこれまでの積み上げてきた練習、大学生とのふたつのトレーニングマッチ、ホンジュラス戦でゲーム体力は上がってきたと思うので、より多くの選手に経験させてあげたい。もうひとつは世界のトップトップのチームと戦えることによって選手たちがいい刺激を受けて、彼らの成長につながると思う。と同時に『東京五輪』で我々の目標を達成するために世界のトップに勝っていかないといけない。選手にはその指標を掴んでほしい」7月15日から全体練習に合流したFW上田綺世、別メニューが続くMF三笘薫のコンディションを問われると、森保監督はこのように答えた。「まずは上田については全体練習に合流し、昨日の練習を受けてメディカルから今日のリバウンドはないと聞いている。スペイン戦に向けて十分プレーできる状況だと思っている。三笘も足の張りが残っているが、回復するために別メニューで調整しつつ、本大会では問題なくプレーできると思っている」スペインで育ち、成長してきた久保建英の評価について改めて求められると、監督はこう語った。「まず彼が常に成長している、進化しているのは代表活動、所属クラブでの活動から感じさせてもらっている。いい指導者に出会い、本人の努力もあり、スペインへ渡り、非常に厳しい環境で成長してきた。また日本へ帰ってきて、競争に勝ち抜くことが自然に身に付いている。サッカーが好きなのはもちろん、競争を勝ち抜くメンタリティは自然に備わっている。昨季は難しいシーズンだったが、攻撃やフィジカル、守備、総合的に彼のスキルは伸びている。攻守が必要な現代サッカーの中、インテンシティが高い中、彼の持つスキルを生かしている」監督だけではない。選手たちも本大会直前のスペイン戦を歓迎した。吉田麻也「欧州王者であり、優勝候補。来日して間もないが、間違いなく実力がある。自分たちの立ち位置もわかる。いい準備をして本大会へつなげたい。個々の実力差も把握できるのはいい機会。引き続きいいゲームの入りをすること、ゲームを支配すること、決め切る時に決めて試合を決める、その三つが大事だと思う。相手の得意な形を出させないのが大事。相手の良さを消さないといけない。個としても組織としても、世界のトップトップとやるには泥臭くやらないといけない。理解しないといけないのはまだまだ差はある、自分たちはうまくないという気持ちで戦わないといけない。全員がハードワークをしないといけないと、この試合で理解するのではないかな」酒井宏樹「コンディションや試合勘を合わせていくいい親善試合かなと思っている。勝つことで自信につながるし、いい雰囲気になるので、勝つことを前提に戦いたい。五輪の準備としては負けた方がいいと思われるかもしれないが、勝ちながら修正していくのが強いチームには必要だと思うので勝っていきたい。でも本大会ではないので特別スカウティングしているわけではないし、自分たちもスペインも90分フルで出る選手はいないと思うので、五輪へコンディションを高めていければと思っている」旗手怜央「対戦相手はどこであろうと、僕自身試合できることは毎回楽しみ。ましてや今回優勝候補のスペイン。『東京五輪』、『東京五輪』後のサッカー人生を含めて大事な試合になると思うので、僕の持てる力を発揮したい。正直、すごい楽しみ。もうすぐ五輪が始まるというのもあるが、スペインとやれるのは本当に楽しみ」遠藤航「チームとしてはホンジュラス戦の前半のような試合を90分することが理想だが、本番は連戦がある中で、全員が力になる必要がある。スペイン戦はどういうメンバーでやるかわからないが、全員がいい準備をするために大事になるし、相手は優勝候補だし単純に腕を試すという部分もある」田中碧「僕が今までやってきた相手の中で一番技術も頭の中も目もスピードも速いチームだと思う。その中で守備や攻撃でどれだけ通用するか楽しみ。自分たちが圧倒的に押し込める相手ではないが、その中で何ができるか。でも大事なのは本大会。すべてを出し切って勝ちにいくかというと、自分たちのやるべきことをやり続けることが大事。手を抜くわけではないが、ホンジュラス戦の反省を生かしながら、チームとしていい方向に持っていく試合にしたい」久保建英「最後の試合なのでいい感触で終わりたいというのがあるし、そのために残りいい練習をしたい。(バルセロナでともにプレーしたガルシアについて)昔のチームメイトや知り合いと対戦するのは試合が終わったら有意義だが、今は五輪。勝つことだけに集中している。本番前に強いところと組めないというイメージがあったが、優勝候補の筆頭とやれる。勝つか負けるかわからないが、自分たちの立ち位置がわかるメリットしかない。連携面も大事だが、押し込まれる展開が多くなる中、自分個人で何ができるか試したい」本番へ向けてポジション争いでアピールするか、チームの和を優先するか、難しい対応が求められる選手たちだが、左ウイングのポジションを争う相馬勇紀と三笘はこうコメントした。相馬「自分が試合に出て活躍することは選手の誰もが目指すと思うが、チームスポーツの難しさとしてチームの勝利を第一に考えないといけない。日々の練習、試合で結果を残して、選んでもらうようプレーするが、普段から(三好)康児とも、薫とも仲がいい。自分が試合に出たら相手のサイドバックのスタミナを消耗させてバトンタッチするとか、チームのことを考えてやっていきたい。僕と薫とかでどんな話をしているかというと、タッグでがんばろうと。僕が先に出たら相手のスタミナがヘロヘロになるまでがんばると、普段からそういう話をしている」三笘「大学から知っているし、ふたりの中でそういう話をしている。相手も嫌がるだろうし、強度の部分でもチームの助けになるし、信頼してやっている」初戦・南アフリカ戦をターゲットにコンディションを上げてきた上田はこのように胸中を明かした。「(コンディションは)順調としか言えない。自分の目標に順調に向かっている。焦りはないが、僕だけの問題でもない。選んでもらっている中ケガをして、自分が何を残さないといけないかが重要。僕が出たいというのではなく、リハビリさせてもらって感謝している。1戦目からいいパフォーマンスをする準備をすることが大事」U-24日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】1大迫敬介(広島)、12谷晃生(湘南)、22鈴木彩艶(浦和)【DF】5吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、2酒井宏樹(浦和)、4板倉滉(マンチェスター・シティ/イングランド)、3中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、20町田浩樹(鹿島)、13旗手怜央(川崎F)、14冨安健洋(ボローニャ/イタリア)、15橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)、21瀬古歩(C大阪)【MF】6遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)、16相馬勇紀(名古屋)、8三好康児(アントワープ/ベルギー)、11三笘薫(川崎F)、10堂安律(PSV/オランダ)、17田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)、7久保建英(レアル・マドリード/スペイン)【FW】19林大地(鳥栖)、9前田大然(横浜FM)、18上田綺世(鹿島)U-24スペイン代表の来日メンバーは以下の通り。【GK】1ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)、13アルバロ・フェルナンデス(ウエスカ)、22イバン・ヴィジャール(セルタ)【DF】5ヘスス・バジェホ(レアル・マドリード)、4パウ・トーレス(ビジャレアル)、18オスカル・ヒル(エスパニョール)、2オスカル・ミンゲサ(バルセロナ)、20フアン・ミランダ(ベティス)、12エリック・ガルシア(バルセロナ)【MF】8ミケル・メリノ(レアル・ソシエダ)、10ダニ・セバージョス(レアル・マドリード)、14カルロス・ソレル(バレンシア)、15ヨン・モンカジョラ(オサスナ)、3マルク・ククレジャ(ヘタフェ)、6マルティン・スビメンティ(レアル・ソシエダ)、16ペドロ・ゴンザレス(バルセロナ)【FW】7マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)、11ミケル・オジャルサバル(レアル・ソシエダ)、9ラファ・ミル(ウルヴァーハンプトン/イングランド)、19ダニ・オルモ(ライプツィヒ/ドイツ)、17ハビ・プアド(エスパニョール)、21ブライアン・ヒル(セビージャ)U-24日本代表は7月17日(土)・ノエビアスタジアム神戸での『キリンチャレンジカップ2021』U-24スペイン戦を経て、『東京五輪』へ突入する。『東京五輪』では7月22日(木)・東京スタジアムでU-24南アフリカ、25日(日)・埼玉スタジアム2002でU-24メキシコ、28日(水)・横浜国際総合競技場でU-24フランスと対峙し、上位2枚のノックアウトステージのキップを争う。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年07月17日高円宮杯プレミアリーグU-18に所属する流通経済大柏高(千葉)の系列クラブであるクラブ・ドラゴンズ柏U-15(千葉)が、現小学6年生を対象としたセレクションを行います。クラブ・ドラゴンズ柏では能力任せのプレーばかりしていると能力が通用しなくなったときに何もできなくなくなる、上のレベルを目指すためには考えることも必要、という育成哲学のもと、サッカー選手に必要な技術と思考、メンタルを指導します。サッカーの原理原則の理解をさらに深め、個の育成とグループ戦術の徹底がU-15のテーマ。クラブ・ドラゴンズ柏でプレーしたい選手は、詳細をご確認の上お申し込みください。クラブ・ドラゴンズ柏の育成方針、チームフィロソフィーはこちら>>募集対象現小学6年生(新中学一年生)会場・参加費会場:流通経済大学柏高等学校サッカー場参加費:2,000円(当日受付にて)セレクション日程7月6日(火)18:00~20:00(受付:17:30~)7月8日(木)18:00~20:00(受付:17:30~)7月11日(日)18:00~20:00(受付:17:30~)セレクション内容試合形式運動能力テスト※当日の持ち物や駐車場など詳細は下記をご確認くださいクラブ・ドラゴンズ柏U-15セレクション参加申し込みはこちら>>
2021年06月30日にしなが新曲「U+(ユーアンド)」を2021年6月23日(水)に配信リリース。にしなの新曲「U+」自身初となる完全書き下ろしCM曲にしなはスポティファイ(Spotify)の次世代アーティスト応援プログラム「レーダー:アーリーノイズ 2021(RADAR:Early Noise 2021)」に選出されるなど、高い注目を浴びる新人アーティスト。ノスタルジックな歌声とどこか懐かしくまどろむように心地良いメロディーラインが印象的なシンガーソングライターだ。そんなにしなが今回リリースする新曲「U+」は、自身初となる完全書き下ろしのCMソング。同楽曲は、GMOクリック証券の新テレビCM第二弾「もうきっと大丈夫」篇のCM曲として起用されている。なお、楽曲の配信リリースと合わせてミュージックビデオも公開。にしなの唯一無二の歌声と歌詞、ミュージック・ビデオの不思議な世界を体感してみて。【詳細】にしな「U+」配信リリース日:2021年6月23日(水)
2021年06月26日大人気オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」2回目のバトル。ポジション評価はダンス、ボーカル、ラップの3つのポジションのトップを決める戦い。前回のグループ評価バトルとは異なり、チーム戦ではなく個人戦となるのもポイントです。順位発表を経て、初めて脱落者が出た後のパフォーマンスということもあり、抱える思いもさまざま。今回は、そのポジション評価バトルで各ポジション1位に輝いた3名にインタビューしました。【ペンになってもいいですか!?】vol. 1411位になった3名に深堀りインタビュー!左から、VOCALポジションで1位になった阪本航紀さん、DANCEポジションで1位になった小池俊司さん、RAPポジションで1位になった中野海帆さん。ポジション:RAP中野海帆(なかの・かいほ)22歳・O型。趣味はダンス、スケートボード、ピアノ。特技はフィンガーボード、アクロバット。−−2ndステージ、ポジション評価バトルの1位おめでとうございます!まずはバトルを終えた感想を教えてください。ここに賭けてきた想いがめちゃくちゃ強いので、素直にうれしいです。今回は僕がセンターとリーダーを務めさせてもらったのですが、これまでラッパーとして準備してきたという想いと、リーダーとしてグループを引っ張っていくなかで、自分でも気づけてなかった「自分を見つける」という目標を達成できたという気持ちの両方がありますね。実際に自分がリーダーとセンターとしてみんなを引っ張っていくという立場になってみて、想いが強すぎるあまり振り付けに時間を取りすぎてしまったり、優柔不断なところが出てしまったり、いろいろな困難があったのですが、メンバーに支えられてこうしてステージに立つことができました。それに、僕が書いたリリックも強いインパクトを与えられたのではないかなと思っています。−−グループ評価バトルからポジション評価バトルまでの期間は短かったですが、その間に一番自分の成長を感じられたところは?リーダーとして自分の意見を言って、そのプランでみんなも僕も成長していけるような存在になれたということですね。このポジション評価バトルの前までは、グループを引っ張るなんて口が裂けても言えないぐらい受け身な姿勢だったのが、今回は本当にアクティブに前に出て、みんなに自分の気持ちをさらけ出しました。そのおかげでグループがひとつになれた、というところは成長だと思っています。−−ポジションバトルはチームメイトが仲間でもありライバルでもあるステージです。そういう点で難しさはありましたか?僕らにとっては個人戦ではありますけど、今回は観に来てくださった国民プロデューサーの皆さまにパフォーマンスを見てもらうショーケースなので、個人戦としてステージに立っていたらバラついて見えてしまうなと思って。だから、グループとしていいものを見せるというのは当たり前。ひとつのグループとしておたがいに助け合いながら、欠点は補い合って、ひとつのパフォーマンスを完成させるということを意識しました。与えられた課題に対して自分たちで消化して、わからないことは聞いて、補って、1人ひとりが責任を持って行動して。その結果として、グループとしていいものができあがって、国民プロデューサーの皆さまにもよりよいものが届けられる。だから、個人としてのバトルというのはもちろんあるけれど、まずグループとしての結束が大事、というのは思ってました。−−順位発表を終え、初めて脱落者が出た後のステージでした。気持ちや考え方に変化はありましたか?今まで切磋琢磨してがんばってきたメンバーが落ちてしまって、複雑な気持ちのなか、練習に臨みました。そしてあの時に流した涙は絶対にパフォーマンスに生かそうと思いました。背負うものも大きくなってくるし、次は自分が脱落してしまうかもしれないけれど、脱落してしまったみんなの気持ちを背負って、自分を信じてがんばっていこうというのもあらためて思いました。気持ちが引き締まった、という言葉が当てはまるかはわからないですが、ここに賭けてきたみんなの想いを背負って、それを自分に乗せて、活力にして、がんばっていきたいです。−−現在、少しでも上を目指すためにやっていることは何ですか?たくさんあるのですが、まずグローバルで活躍するために力強いラッパーは絶対に必要だと思うので、パワフルさを持つラッパー、そしてグループの中で大きなアクセントになるようなメンバーになりたいと考えています。そのために、まだ全然途中ではありますが、努力しています。さらに、グローバルで活躍するためには英語も必要だと思うので、英語の勉強もしています。毎日、英語で日記を1ページ書いています。いつかは英語でラップのリリックを書いてみたいです。個人としてもっとアピールできるような武器をたくさん蓄えて、それを表現したいですね。−−夢が叶った後、どんな自分でいたいですか?僕がボーイズグループを目指そうと思ったのは1年前なのですが、考えてみたらそれまでダンスなんてほとんど習ったことがなかったし、ラップも特に何かしていたわけではなかったんですよね。ただ、趣味として見ている人を楽しませたいという気持ちはどこかにあって。それが何なのかずっとわからなかったんですけど、特技を披露するようになってから、僕が求めているのは自分が発信したもので誰かに感動を与えるような存在になることなんだなって気づいたんです。それをもっと大きい規模で、グローバルにやっていける存在になりたいですし、そのためにもっと英語を勉強して、グローバルに羽ばたける人になりたいなと思っています。世界中に影響を与えられるような表現者になりたいです。−−雑誌『anan』はご存知ですか?今後、雑誌『anan』と『ananweb』でやってみたいことはありますか?雑誌『anan』は存じあげております!有名な女優さんとか、俳優さんとかが載っている雑誌というイメージです。そんな『anan』さんに僕が載ったらイメージを汚してしまうんじゃないかと心配で、やってみたいことをイメージしづらいんですけど(笑)。でも自己プロデュースも大事なので、もしそんな機会をいただけたら、もっと自分の魅力を発信していけたらと思っています!ポジション:VOCAL阪本航紀(さかもと・こうき)20歳・A型。趣味は洋画鑑賞。特技はバスケ、おしゃべり。−−2ndステージ、ポジション評価バトルの1位おめでとうございます!まずはバトルを終えた感想を教えてください。うれしい気持ちでいっぱいです。僕は順位が35位なのでまだまだなのですが、これまでなかなか僕の本領を発揮できずにいたので、今回は実力が試されるポジションバトルで、運よく自分が志望しているボーカルというポジションでみなさんに見ていただくことができてよかったです。僕はバラードがずっとやりたくて、今回バラードを選ぶことができたのもラッキーでした。しかも、その中でもセンターを勝ち取ることができて、結果として全体のボーカルとしての1位にもなることができて、同じチームのみんなに感謝していますし、投票してくださった国民プロデューサーの皆さまにも感謝の気持ちでいっぱいです。−−グループ評価バトルからポジション評価バトルまでの期間は短かったですが、その間に一番自分の成長を感じられたところは?個人的な話にはなるのですが、自分の中で一番成長を感じたことは、失いかけてた自信を取り戻せたことだと思います。僕は順位もあいまって、これまで自信をなくしていたんですけど、センターを決める時にみんなに歌を聞いてもらったうえで選んでもらえたということと、その結果がこのポジション評価バトルの1位につながったということで、結果が出たからこそ自信がついたというのが一番の成長だと思います。−−ポジションバトルはチームメイトが仲間でもありライバルでもあるステージです。そういう点で難しさはありましたか?まずはひとつのグループとして作品を作らなければいけないというのが大前提にあるのですが、でも曲だから波があるというか。Aメロ、Bメロ、サビという、盛り上がる部分や平坦な部分がある曲の構成の中で、それぞれのパートを決めないといけないので、そこが難しかったですね。性格的に自分の気持ちを言えないという人もなかにはいたけど、グループとしての最善を探すためにやりたいことは遠慮なく全部言い合って、自分たちだけで決められなかったら他の人にも歌を聞いてもらって、パート割りを決めました。結局それが一番公平なんですよね。ボーカルはパフォーマンスとして一番の命が声じゃないですか。ダンスとかラップみたいに迫力も大事なんですけど、ボーカルは動作が少ないぶん、歌声で魅せるというのが印象の8割、9割を占めてくるから、パートが一番大事になってくるんですよね。だから、パートを決めるのが一番大変でした。−−順位発表を終え、初めて脱落者が出た後のステージでした。気持ちや考え方に変化はありましたか?僕たちがやった「さよなら青春」は、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON1」のファイナルで先輩方が歌っていた曲で、僕らにとっても国民プロデューサーの皆さまにとっても思い入れのある曲です。歌詞もすごくストレートで、まさに今、僕らが置かれている状況そのものの曲だから、感情を込めやすい部分はありました。僕は順位もそんなに高くないのですが、もちろん順位は大事だけど、デビューしたその先に目指すのは、僕たちが表現するものでみんなの笑顔や感動を生み出すことだから、一番は人に想いを伝えることなんだ、という気持ちがよりいっそう強くなりました。今まで順位が高くなかったから悔しさもあるけど、それが向上心につながっている部分もあるし…。あとは、ずっと仲がよかった練習生が落ちてしまった悲しい気持ちとか、いろんなごちゃごちゃした感情も全部ひっくるめて、この曲に込めました。それが落ちてしまったみんなへの気持ちの示し方というか、僕らができることはそれしかないから。ひたむきな姿勢とか、想いを届ける姿勢とか、そういう形としての表現を見てもらって、がんばってるんだなと思ってもらえたらと。「なんでこいつが残って俺が落ちたんだ」と思われないように。そういう気持ちが強くなったのが、一番の変化ですね。--現在、少しでも上を目指すためにやっていることは何ですか?きっとみんな同じように努力してるから、ありきたりなことかもしれないですけど、日々の喉のケアをしていますね。といってもみんな当たり前にしていることなので、努力とは言えないかもしれないですけど…。ボーカルは、ただやればいいというものではなくて、休むこともすごく大事なんですよ。だからより頭脳的なものの見方というか、分析が大事だと僕は思っています。歌詞の言葉の意味を考えるとか、そういう頭を使うこともボーカルには大切なことなんです。僕はひとつのことに対して深掘りするのが得意で、好きなこと、特に音楽に関しては飽きずに集中し続けられるタイプです。好きなことなら何でもできるというか。だから、それ以外のところでの努力の仕方を探すというところは、僕がまだ不足しているところだと思います。与えられた課題はもちろんのこと、それ以上のことを自分で探して、もっともっと努力しないといけないですね。最近はがんばっても「これって当たり前のことなのかな」と思ってしまうことが多くて、自分は努力してると言えるのかなというのは考えてしまいますね。これからもっと努力すべきだなと思うのは、今ある長所を伸ばすのはもちろんですが、それ以上に経験が浅いダンスをがんばることですね。それに加えて表情管理や自己管理、自分を客観的に見ることが一番大切なことだと思うので、そういうマネージメントや自己プロデュースを日々の生活の中で学んで、たくさんのインスピレーション受けて、もっと上を目指せたらいいなと思っています。−−夢が叶った後、どんな自分でいたいですか?僕は、この道を目指したきっかけがけっこうはっきりしているんですよ。母が歌手を目指していたこともあって、子どもの頃から音楽に触れる機会は多かったのですが、それまで普通に学校に行って、普通に生きてきたんですよね。でも、高校3年生の時、文化祭で観た舞台に衝撃を受けました。僕が通っていた学校は伝統行事として演劇をやる学校で、そこで最優秀賞を取ったクラスがやった作品が「ノートルダムの鐘」という、劇団四季の作品の尺を短くしたものだったんです。学生ながら稽古に1か月、2か月を費やすくらい本気でクオリティの高いものを作っていて。その舞台を観た時、人生で一番泣いたんですよ。理由はわからないんですけど、自分にすごく響いたんですよね。音楽には言葉にならない力があるんだなと思って、その後、劇団四季に足を運んで、本家の作品も観に行きました。でも、文化祭で観た舞台が本当に人生で一番と言っても過言ではないくらい感動して。そこからミュージカルも好きになりました。その後、進路を決めなきゃいけないとなって、今まで漠然と考えていた歌手を本気で目指すことにしました。好きなものを仕事にしたいとか、安直な考えだと思う方もいるかもしれないですけど、でもやっぱり夢に挑戦したいという気持ちが強くなって、実際に行動に移した、というのが今です。僕は、あの時に感じた“魂が震える感覚”が大好きなんです。それを、自分の力で誰かに感じてもらえることができたら最高ですよね。人生において大事なものはいろいろあると思うんですけど、僕の人生においての優先順位はこれが一番。自分の力で、1人でも2人でも“魂が震える感覚”を届けられたら、それが僕の幸せだなあと思って。だから、あの作品に出会えたことが僕にとってはターニングポイントだったんだなって思いますね。あの体験があったからこうして行動して、今ここにいるんだし。目指すところは、僕が表現したものを誰かの心に届けること。今まで何度も同じようなことを言っているんですけど、それが僕の理想であり、目標です。−−雑誌『anan』はご存知ですか?今後、雑誌『anan』と『ananweb』でやってみたいことはありますか?僕は憧れているアーティストとしてAAAの西島隆弘さんを挙げさせていただいてるんですけど、西島さんが表紙を飾った号は大事に家に飾ってます!雑誌のイメージとしては、けっこうセクシーなイメージが強いですが、当時はいちファンとして大興奮しました(笑)。だから、まさかこんな話ができる日が来るとは思っていなくて、感激しています。やってみたいことは、どんなことでもチャレンジしたいです。セクシーなのはどうでしょうね(笑)。でも、今の自分には想像できないようなことにもどんどん挑戦して、人間としての幅を広げていけたらいいなと思っているので、何でもやりたいです。常にチャレンジ精神で、人生死ぬまでチャレンジしていきたいので!ポジション:DANCE小池俊司(こいけ・しゅんじ)18歳・A型。趣味は映像制作、デザイン、ダンス。特技はアクロバット(少し)。−−2ndステージ、ポジション評価バトルの1位おめでとうございます!まずはバトルを終えた感想を教えてください。まだ全然実感が湧いてなくて、自分が1位をいただいたということが本当に不思議です。「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」が始まって、最初は46位という順位でした。その時の順位だと、今のこの段階の40人にも入れてないんですよね。その後、順位発表があって26位という順位をいただいて、幸いにも残ることができました。そして今回、このポジション評価で1位という順位をいただいて、自分がここまで上がってこれたのは本当に国民プロデューサーの皆さまの応援がなかったら絶対にあり得ないことなので、心から感謝を伝えたいです。こんなに大きな舞台で、大事なステージで自分をセンターとして選んでくれた同じグループのメンバーにも、感謝の気持ちでいっぱいです。−−グループ評価バトルからポジション評価バトルまでの期間は短かったですが、その間に一番自分の成長を感じられたところは?前回はセンターに選ばれなくて本当に悔しかったんですけど、今回は念願のセンターをやらせていただいて、自分なりにセンターのあり方というものをすごく考えていました。そんな時、木村柾哉くんが2人で話し合う時間を作ってくれて、センターであることの意味や、センターとしてのモチベーションの保ち方、常に先を見据えて行動するということを教えていただきました。自分はまだまだ目先のことばかりを考えていて、順位もそんなに高いわけではないので焦る気持ちがあったんですけど、柾哉くんにいろいろと話を聞かせてもらって、先々のことを考えることができるようになったのは成長かなと思います。−−ポジションバトルはチームメイトが仲間でもありライバルでもあるステージです。そういう点で難しさはありましたか?僕は5人組のチームだったんですけど、最初にそのチームに入った時、自分が一番下の順位だったので、絶対に負けたくないという気持ちもありました。でも、みんなでがんばって練習していくなかで、いつの間にかグループ評価バトルの時みたいな気持ちになっていました。メンバーに恵まれて、難しさを感じたことがまったくないぐらい、いいメンバーばっかりでした。自分がセンターになった時も、立候補した人は3人いたんですけど、その中で自分を選んでいただいて。他の2人も、悔しい気持ちがあったと思うんです。なんで順位が一番下のやつが選ばれたんだろうって。それこそ自分でも思ったことですけど(苦笑)。でも、いろいろな話をしてくれて、悔しい気持ちは一切出さずに一緒にやってくれて、本当に感謝しています。本当にいいチームだし、いいステージになったなと思います。−−順位発表を終え、初めて脱落者が出た後のステージでした。気持ちや考え方に変化はありましたか?僕が踊った「舞い落ちる花びら」はすごく儚い曲なんですよ。この曲を練習しながら、この曲の花びらはポジティブな気持ちが一切ないようなネガティブな花びらで、落ちていく瞬間を誰かに見てほしいんだなと、ある時ふと思ったんですよね。でも、花びらが舞っている時というのはもう遅くて、見てくれる人はいない、というメッセージのある曲なんです。この歌詞って、今の僕たちの状況とすごく重なるんですよね。順位発表が終わって、自分はなんとか残れた。だから今、みなさんに見ていただいているんですけど。落ちてしまった練習生は、もちろんそれぞれがんばっているとは思うんですけど、国民プロデューサーの皆さまが番組の中で見る機会はなくなってしまったわけですよね。それって相当悔しいことだと思うし…。自分もみんなの気持ち、全員分の気持ちを全部背負うぐらいの覚悟を持とう、というのを順位発表の時に強く感じました。--現在、少しでも上を目指すためにやっていることは何ですか?この「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」に参加してから強く感じて、意識していることなのですが…。僕はもともとダンスをやっていたけど、今までは歌詞の意味を理解して踊るというよりは、音に対してのアプローチというか、音で踊ってたんですよね。でも今回、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」に出て、テーマ曲おn「Let Me Fly~その未来へ~」を踊った時、歌詞にいろんな感情が詰まっていて、それを自分なりにダンスで表現できたらいいなと思って、歌詞を深く読んで、自分に重なる部分を分析する、ということを意識しはじめました。今回、「舞い落ちる花びら」をやらせてもらって思ったのは、すごく儚い曲なんですけど、歌詞を分析すると、どこかに力強さがある曲だなと思ったんですよね。仲宗根梨乃さんのレッスンでそのことを伝えたら、「昔、悔しかったことを思い出せ」と言われて、思い出すうちにチーム全員が泣いてしまって…。そんな状態で踊ったパフォーマンスを見て、周りのスタッフさんたちが本当に泣いてくださったんです。そんな風に、人の心を動かせるような表現ができたらいいなと思っているので、最近は歌詞の意味を理解したり、考えたりすることをがんばっています。−−夢が叶った後、どんな自分でいたいですか?僕はもともと中学1年生の頃に地元のダンススクールに入ったんですけど、高校生の時にダンスでお仕事をもらうようになりました。ライブのバックダンサーという形で東京ドームに立った時、オープニングから歓声がすごかったんですよ。耳が聞こえなくなるほどの大きな歓声を聞いたのはその時が初めてでした。自分がその歓声を浴びているわけではないんですが、その時、ステージの真ん中に登場したアーティストのみなさんを見て、僕も人が夢中になるぐらい魅力がある存在になりたいと思って、アーティストを目指すようになりました。今回「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」に参加させていただいて、グローバルなグループを目指すとはいえ言語の壁はまだあると思うので、言葉ではなく歓声で、自分を見て「キャーッ」と言ってもらえるような、人が熱狂できるような人間になりたいです。人の心を本当に動かせるようなアーティストになりたいです。−−雑誌『anan』はご存知ですか?今後、雑誌『anan』と『ananweb』でやってみたいことはありますか?小池すごくキラキラしてる雑誌というイメージです。でもあんまり雑誌というものに詳しくなくて、実際に買ったことはないんですけど、都会にバーンと広告が貼ってあって、どこにでも置いてある雑誌という印象があります。もし自分が何かやれるとしたら、僕は映像とか洋服のデザインとか写真が好きで、練習生1人ひとりをアピールできるような映像や写真、グッズを販売できる機会があったら面白いと思うので、もし機会があればぜひやってみたいです。文・尹 秀姫 写真・高橋良美(吉本興業)
2021年05月21日■前回のあらすじ離婚準備が進む中、大切なことに気づいたふゆ。Uの提案を断ることができたのでした。Uさんとは離婚後、少しゴタゴタしましたが、息子との面会はしています。面会のときに少し話しますが、細かいことは話さないのでどんな生活をしているかは分かりません。離婚直後は、「今まで我慢していたから」とUさんが散財している様子がSNSに投稿されていて…。SNSではUさんと共通の知り合いと繋がっていたので、どうしても目に入ってしまって…。それもあって、離婚後は一旦全部のアカウントを作り直してスッキリしました。Uさんと離婚してイライラやヒステリックになることも減って、子どもとの時間が楽しく穏やかに過ごせている今がとても平和で幸せです。もちろんいろいろトラブルは起こりますが、その都度子どもと向き合って、お互い反省と成長をしていけたらなと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました!3月28日(日)21時からは、わさびさんの新連載「耳がきこえないかもしれないと思っていた6ヶ月間」が始まります。お楽しみに!
2021年03月27日■前回のあらすじ触れられるだけで、聞くだけで、いるだけでUに嫌悪感を抱くようになったふゆ。その気持ちがつい表に出てしまいます。ここでは大人しく描いてますが、息子は抱っこしてても泣くし暴れるしで大騒ぎでした。それでも抱っこしてないよりはマシかな… というくらい。夫婦としての関係は、負の連鎖に入っていきます…。次回へ続く
2021年03月19日■前回のあらすじUの地元での初めての音楽フェスで一人行動を余儀なくされたふゆ。3日間の滞在を終え帰宅後、結婚準備はトントンと進んでいきました。私は一緒に暮らし始めて、Uさんの思考回路が「自分の生活スタイルは変えたくない。だから相手が自分に合わせて欲しい」ということだと気付き始めました。次回へ続く
2021年03月04日■前回のあらすじ結婚準備が進む中、地元への出張があるUは、結婚前にかつて片思いをしていた人に「好きだった」と告白したいと言い出して…。Uさんのお友だちもご両親も、温かく迎えてくれました。ただ私は、実家でのUさんの態度が少し気になっていたのでした。次回へ続く
2021年03月02日■前回のあらすじしばらく付き合ってみると、Uはこだわりが強く、自分の知らない世界を理解しようとしないようで…。ぼんやりとしていて、はっきりとしない求婚でした。価値観の違いもあり、Uさんと結婚したいのか正直わからなかったけど、このときは誰かと一緒にいないと、結婚できるうちにしないと…という、変な焦りがあったと思います。次回へ続く
2021年02月28日当時27歳のふゆさんがUさんと出会い、結婚し、出産し、離婚するまでのお話です。第一印象はあまりよくなかったものの、話題が豊富なUさんに徐々に魅かれていく私。また会いたいと思いメールをするも、なんと撃沈…!?次回へ続く
2021年02月23日■前回のあらすじ抗がん剤の副作用で髪がごそっと抜けたUさん。私が脱毛対策に用意していたアイテムを彼女に見せると…■Uさんとの会話について聞かれ…見ていたのはUさんの担当看護師さんでした。ガン治療といっても、癌の種類、できる場所、進行具合などによって様々です。繰り返し抗がん剤治療と放射線治療を受けることは、だいぶ心も身体もツライ…みんなが辛くても頑張っている姿は、とても切なくて涙が出そうになることもしばしばありました。■ただならぬ雰囲気でUさんと先生が話をしているのを目撃入院患者って一期一会の場合が多いので、Uさんがこの後どうなったのかはわかりません…。でも、ガン治療が大変っていうのは、抗がん剤による身体的な辛さだけではなく、心にも副作用が出るから大変なんだということが分かりました。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月23日U‐10年代におすすめの、子どもたちの運動能力を高めるメニューを教えて。という指導者からのご相談です。自分の身体を自由自在に動かせるようになるほうが競技のスキルも伸びるとされていますが、忙しくて色んなスポーツや運動経験をすることが少ない現代の子どもたちに、サッカーの時間を使って運動能力を高めるメニューが知りたいとのこと。これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、神経系、筋力系を刺激し瞬発力(アジリティ)や調整力を伸ばし、その年代に沿った体幹をつくるお勧めメニューをご紹介しますので参考にしてみてください。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<回数はそんなに重要か。リフティング信仰から目を覚まさせるアプローチを教えて<お父さんコーチからの質問>チームは小学生年代全般が所属しており、日にちや時間帯でそれぞれの学年を担当しています。今回はU‐10世代について相談です。過去にも「ボールを投げられない」など近い相談があったようですが、子どもたちの運動能力を高めるためにサッカーの練習時間の中で何かできることが何かあれば教えていただきたく思います。というのも、世間ではマルチスポーツが推奨されているのは知っていて、自分も賛成なのですが現代の子どもたちは、ほかのスポーツ、運動を体験する機会が少ないような気がするのです。私のチームも週2日は休みを設けていますが、少年スポーツも何だかんだ練習が多いですし、小学校から塾に行っている子も増えてきているのでスポーツの掛け持ちをすること自体が難しいというのも理解します。中にはサッカー上達のために専門のスクールに通う熱心な親子もいますが、とにかく複数のスポーツを並行してやっている子は多くないと思います。やっているとして水泳などです。また、今年は夏休み自体が少なかったですが、例年は合宿や遠征、大会参加などもありサッカー漬けになります。好きで楽しんでくれるのはありがたいですが、やはり小学生年代からの競技への専門特化によるデメリットも気になるのです。なので、サッカーの時間のなかで全身を使って運動能力を高められるメニューなどがあれば教えていただきたく思います。<池上さんのアドバイス>ご相談いただき、ありがとうございます。10歳以下は小学3~4年生の子どもたち。スポーツのスキル習得など、さまざまなことを吸収しやすいゴールデンエイジと呼ばれる年代の前半です。■様々な運動が複合的に組み合わさったサーキットトレーニングがお勧めこの年代は、全身をバランスよく動かすことが大切です。よって、さまざまな運動が複合的に組み合わさったサーキットトレーニングをお勧めします。例えば、ジグザグで進む。走る。ジャンプする。でんぐり返る。そのような動きが入ったものを、練習やゲームのウォーミングアップでやってみてください。日本サッカー協会も、トレーニングに鬼ごっこなどを取り入れることを推奨していますね。これらは、神経系、筋力系を刺激していくものです。瞬発力(アジリティ)や調整力を伸ばし、その年代に沿った体幹(※胴回りの強さ)をつくります。子ども自身が、こうしたいとイメージしたとおりにスムーズに動けるようにすることを助けるメニューが、サーキットトレーニング。個々の運動能力をアップさせるためのものです。ここで気をつけるべきは、サーキットトレーニングが「サッカーのドリルトレーニングとは違う」ということです。じゃあ、いつもやっているジグザグドリブルの時間を増やせばいい、というわけではありません。コーンを置いてのジグザグドリブルを何か月も続けてしまうと、そのタイミングでしか曲がれなくなります。同一距離で曲がっていくのですから、それが試合で使える技術ではないことはおわかりいただけると思います。サッカーはその都度、状況に応じて選択するプレーは変化します。それを素早く認知する能力が重要です。理論的にいうと週二回。何か月か続けると向上していきます。すぐに目に見えて効果が出てくるものではありませんが、3か月くらい続けていくと変わってきます。ただし、個々に変化の速度には差があることと、あくまでも楽しく取り組むことを忘れないでください。■現代の子どもたちが苦手な「跳ぶ」は、空間認知にもつながるメニューについては、ネットで検索するとたくさん出てきます。例えば「サッカー協会・キッズ・トレーニング」などと打ち込んでみてください。歩く・走る・スキップする。人間の動きにはいろいろありますね。跳ぶ・ボールを受ける(キャッチする)・投げる・蹴る。様々な運動動作が入っているものを取り入れてください。なかでも、今の子どもたちが一番弱いのは「投げる」動作でしょうか。サッカーばかりやっていると、特にそうなってしまいます。あとは、ジャンプ系。昔の子どもは木登りをしたり、高いところにつかまろうとしたり、跳びついてぶら下がる、といった動作を野外の遊びのなかでやっていました。ジャンプする動作は重要で、空間認知にもつながっていきます。成長するにつれ、ヘディングが出てきますし、コーナーキック時など空中での争いも増えます。ところが、外遊びをしなくなった子どもたちは、日常の動作で「跳び上がる」がほぼありません。特に都市部の子どもたちに言えることです。縄跳びも学校によっては技を競わせてやったりするところもありますが、日常からは減りつつあります。女子のゴム跳びも跳躍運動につながるのですが、今はほとんど見ません。加えて、ご相談者様が「世間ではマルチスポーツが推奨されているのは知っていて、自分も賛成」と書かれているように、小さいときから複数のスポーツに親しむことで身体はバランスよく鍛えられます。■ほかのスポーツの動作を応用するなど、考える力がつくもうひとつ効果があるとすれば、マルチスポーツを選択している子どもは自分で考える機会が多いことです。例えば、スローイングの動作など、野球のときはこうだったけど、これはサッカーで使えるかな?と考えられるかどうか。ここが鍵になります。自分たちでスポーツが上手くできるようになるために、自分で考えて答えを導き出す。野球のコーチがこう言ってたなあ、などと関連付けることができます。野球とサッカーで考えると、サッカーのコーチが野球を並行してやっている子に期待するのは空間認知です。今、自分は一塁を守っている。相手の打球がこう飛んだ、こうしたらいいかな?内野ゴロだとダブルプレーになるからこうしよう。そんなふうに予測して、ポジションをとる。そういった頭の訓練もできます。そういった予測する力を、サッカーにも転化して活かせるはずです。マルチスポーツを経験している子どもは、成長するにつれてやりたいものが増えていきます。やりたいことを新たに始めることを躊躇しません。他のスポーツの楽しさも知っているからです。それはとりもなおさず、その子の生活そのものが豊かになるということに違いありません。■バッタを追いかける動作にもトレーニングの要素が満載(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)そして、最後にお伝えしたいのでは、休む重要性です。フィンランドの教育ビデオを観たことがあるのですが、この国には宿題がありません。脳を休ませないといけないことを、大人たちはわかっているからです。同じように、身体を休めるのも非常に大事です。ドイツで育成年代の指導をしているライターの中野吉之助さんによると、ブンデスリーガの育成組織は、子どもたちを夏は最低2週間休ませるそうです。そうすると、身体が大きくなってピッチに帰ってくるといいます。どんなことも、余裕がないといけません。「例年は合宿や遠征、大会参加などもありサッカー漬けになります」とありましたが、サッカーができないのなら休めばいいのです。空いた時間は遊んだり、他のことをすればいい。遊んでいても、神経系、筋肉系はいくらでも鍛えられます。そこを指導者がどう認めるか。日本の場合は、そこが重要です。幼稚園の子どもは、練習中にバッタを見つけると練習しなくなります。バッタを追いかけて帰ってきません。でも、彼らをよく見ていると、汗びっしょりになって走り回っています。バッタを見つけたら、しゃがんだり。転がったり、飛び跳ねたり。機敏に動いています。サーキットトレーニングの要素が満載です。ところが、日本では「サッカーをしないなら帰れ」と子どもを叱る指導者は少なくありません。そういうとき、私は「バッタ取りに行こう!」と呼びかけます。サッカー教室にきてバッタを追いかけることも、大切だと思っています。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2020年09月25日中間的な立場で成長した真ん中男性は、その環境に慣れているので寂しがりやな性格になることが多いようです。真ん中男性を狙っているなら、良い距離感を維持して聞き上手に徹してみてはいかがでしょうか。空気を読みすぎて孤独になっている真ん中男性は空気を読むのに長けています。それが災いして本当に気を許せる相手が少ないのも特徴です。上と下に挟まれているので実家から抜け出したいけれど、実際に抜け出すと構ってくれる人が少なく孤独を感じやすいです。必要としてくれる人には優しいため、少しずつ愛情を育みましょう。普段はそっとしておくのがいい親からの干渉を受けずに成長している影響から、一人で物事を決めてしまう傾向が強いです。その言動が自由人だというイメージをつけています。真ん中男性は受身な恋愛になる場合が多く、引っ張ってくれるような女性に好意を持ちやすいですが、過剰な強要をすると冷めてしまうので気をつけましょう。愚痴は沢山聞いてあげて親からは自由に育てられ、兄弟からは板挟みになっているのが真ん中男性ですので、精神的に強く成長する男性もいます。姉がいると女性の扱いも上手ですが、愚痴も多くなる傾向があります。聞き手に徹して話を聞いてあげると信頼関係を築けます。褒められるのは好き板挟みになって子供時代を過ごしたおかげで、慎重で抜け目のない性格になる男性が多いです。その性格は仕事面で評価されやすく、会社では出世しやすいでしょう。彼が仕事で成果をあげたら多少大げさに褒めてあげましょう。実家では正当な評価を受けてこなかった反動から、褒めれば更に頑張ります。結婚後の生活面でも頼もしい存在になってくれます。気持ちを伝えるときはシンプルに真ん中男性は親から構ってもらえなかった影響を受けて注目されたい願望が強くなり、周囲からは変わり者扱いを受けることもありますが、人間観察に長けている一面もあります。恋愛の駆け引きも見抜かれやすいでしょう。下手に策を練るよりは感情をストレートに表現すると好感触です。相手を疲れさせないうちに想いを伝えてみましょう。気を遣わなくていい場所を提供しよう気を張って疲れてしまう環境にいることが長かったので、休める場所を求めています。気兼ねせず一緒にいられると思わせましょう。相手が空気を読む必要がない状況になれば長く付き合っていけるはずです。理解者になることが大事真ん中男性は来るものを拒まないので、交際まではスムーズにいきます。問題は交際がスタートしてからの距離感です。構いすぎはよくありませんが、寂しがりなので適度な距離を維持することが大切です。相手のペースを崩さないようにして程よく話を聞き、良い理解者になると交際が上手くいきますよ。
2020年09月12日監督がリフティングの規定回数を設けていて、達成できない子は試合に出さない。リフティング回数より試合経験を積む方が良いと提案しているが聞き入れてもらえない。保護者の中にも回数を重視している方も多く、「できてないのに試合に出すのか」という声も。どうして日本はこんなにリフティングの回数を重要視しているの?と悩むコーチからのご相談です。既定の回数を設けて評価することは、本来のリフティングの目的から外れるのでサッカーのスキル向上が望めないことや、子どもの自信喪失につながると池上正さんは言います。ではどんな改善を行えばいいのか。これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが送るアドバイスを参考にしてみてください。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<6歳までに脳の神経系発達は90%に!?サッカーの時間にできる未就学児におすすめの脳を発達させるメニューはある?<お父さんコーチからの質問>U‐8年代の指導をしているのですが、リフティングの回数についてのご相談です。監督がリフティングの規定回数を設けていて、できない子は試合に出しません。既定の回数ができていなくても試合経験を積ませる方が良いのでは、と提案しているのですが、改善してくれません。確かにボールコントロールを身につけるのに役立つ練習ではありますが、同じ場所で回数を重ねるリフティングがサッカーの上達に大きく影響するとは個人的にも思いませんし、実際にプロ選手や指導者の方も回数は重要ではないと言っていますよね。監督もですが、保護者の中にもリフティングの回数を重視している方も多く、「できてないのに試合に出すのか」という感じの事を言う方もいます。子どもたちもリフティング練習が好きで、一人でやれる手軽さもあって家でもやっているようですが、海外では日本のようなリフティング練習は無いとも聞きます。プロ選手でも何十回もできない選手もいるようですし。どうして日本はこんなにリフティングの回数を重要視しているのでしょうか。根深い問題だと感じています。リフティング信仰から目を覚まさせるアプローチや、おすすめの練習などはありますでしょうか。<池上さんのアドバイス>ご相談いただき、ありがとうございます。欧州や南米の子どもはリフティングをして遊びますが、回数を数えません。しかも、リフティングをするのは基本的に小学生くらいの年代、子どもの間だけです。有名な選手がやっていたリフティングの技を真似して遊びます。ロナウジーニョ(元ブラジル代表)やネルシーニョ(柏レイソル監督)などでしょうか。そして、それらを選手が試合で使っていることを知っているので、自分たちも実際に試合でやるために練習するのです。■規定回数での評価はスキル向上につながらないしたがって、回数を数えてリフティングをするのは日本だけです。コーチに「百回目指せ」とか「千回できた人から試合に出します」などと回数を定められ、その目標に向かって黙々とやります。規定回数があるため、失敗したくありません。失敗しないために、ずっと利き足だけでやる。もしくはずっと同じ蹴り方、例えば全部インステップでやるという状況になりがちです。ボールを扱うスキルを向上させるために始めたはずが、途中で「決められた回数をやる」という本来の目的とは違うものにすり替わっていきます。欧州や南米はそうならないのに、なぜ日本だけがこうなってしまうのか。それは教育が関係しているようです。学校教育の特徴として、テストであれば100点を取ることが求められます。何か数字的な目標があって、そこに向かって突き進む。よって、リフティングも回数が決められてしまうのだと考えられます。スポーツが「評価されるもの」というとらえ方を大人がするので、子どもにとってスポーツをする楽しさがどんどん半減していきます。しかしながら、そうなってしまうと、もとの目的からどんどん離れてしまう。もっと言えば、サッカーでなくなってしまうわけです。スキルの向上は望めないうえに、決められた回数に届かない子どもは「ぼくはダメだ」と自信を失います。回数というわかりやすい指標があるため、子ども同士で比べあってぎくしゃくすることもあります。■スキルを磨くのは試合で使うため例えば、少しボール扱いはスムーズでなくても、空間認知の能力が高くいいところでボールを奪えたり、危険察知能力があってポジショニングが上手な子など、目に見えづらい力を持っている子どもたちがいます。そういう子どもが意欲をなくしたり、悪くすればサッカーから離れるといったリスクも考えられます。先日、中学生が「ヒールリフトを練習したので、見てください」と言ってやってきました。実際、彼はとてもうまくなっていました。「せっかくうまくなったんだから試合で使ってごらんよ」私がそう言うと、彼は「え~っ?」と驚くのです。「いや、何のために練習したの。ヒールリフトってどうしても抜け出せないときに、使うと便利だよね。コーチも練習して使ったよ」彼の反応からは、使う気がないけれど練習したことが伝わってきました。そんな子どもをブラジルのコーチが見つけると、「君はサーカスに行くの?」と言います。練習はあくまでサッカーの試合に出てくる技術を磨くのが目的です。そうすると、リフティングをする場面はどのくらい出てくるでしょうか。百歩譲ったとしても、浮き球のコントロール程度です。それを何千回もできる必要があるでしょうか。フットサル指導者のミゲル・ロドリゴさんも「リフティングは試合で使わない」とおっしゃっていました。立ったまま動かずにボールを何度もリフティングするような場面は、試合にはありません。スキルを磨くのは試合で使うためです。日本の指導者や子どもたちはそこをもっと意識すべきです。■利き足だけでなく、身体のいろんな場所でのコントロールを心がけることよって、リフティング練習は基本、必要ないと思います。ただ、リフティングをさせるのなら、回数を目指すのではなく、試合で使うスキルを向上させることを念頭においてください。まずは、二人でボールを交換する練習をしましょう。パスを受けたらリフティングして返す。ダイレクトで返す。左右交互に使う。もも、肩、頭、胸など身体のいろいろな場所を使ってコントロールすることを心がける。二人でパス交換しながら移動してもいいし、ひとりでやるのなら壁に充てたボールをリフティングする。また、お母さんやお父さんに投げてもらったボールをコントロールして返す。それも可能なら移動してやる。このような練習は、ボールコントロールのスキルだけでなく、身体のバランスをよくするコーディネーションにもつながります。神経系を刺激して自分の思うように身体をスムーズに動かす力を養います。そのためにも右も左もバランスよく使うことが肝要です。私は大学時代、インステップを左右、アウトサイドで左右、インサイド左右からヘディング、そしてまたインステップに戻る練習をひとりでよくやりました。このようにさまざまな蹴り方、運び方を何周もするのは容易いことではありませんでした。ひとりでやるときは、そんな方法もあります。次ページ:指導者が制限をかけるとサッカーの楽しみが減ってしまう■指導者が制限をかけるとサッカーの楽しみが減ってしまう(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)もうひとつ、指導者の視点で言うと、ある意味自分が見てなくてもいいのがリフティング練習です。100回やるよと指示して、できない子にハッパをかける。言い方は悪いかもしれませんが、コーチが楽をできる練習です。そうやって指導者が子どもたちに制限をかけていくと、サッカーの楽しさが減ってしまうでしょう。指導の場面にそぐわないように思います。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2020年09月11日初めての男の子として生まれた長男は親から愛情をかけられて育てられます。長男は家族思いで面倒見が良いですが、実は甘えたがりな面も持ち合わせています。そんな長男の恋愛攻略法を紹介します。甘えさせてあげましょう長男は日頃から頼りにされています。普段から責任のあることに携わり、しっかりしているように見られます。そんな日々に疲れているからこそ誰かに甘えたくなるようです。彼が弱っている場合は優しさで包み込んであげましょう。女性らしさを感じさせると効果的です。信頼して接すると喜ぶ相手のことを頼りにしていると伝えることが大切です。悩みを打ち明けたりして信頼できる関係を築けば、守ってあげたいと思われるはずです。長男は親兄弟から頼られてきたので、多少の難題も引き受けてくれます。プライドが高いので弱音を吐かず我慢してしまうこともあります。あまりストレスを溜め込ませない程度に頼りましょう。褒める時は全力で褒められるのは誰だって嬉しいことですが、長男は幼少時から厳しく教育される人が多く、褒められずに成長しがちです。成人後は褒められたい気持ちを原動力にして行動する人もいます。そんな長男が頑張った時は高く評価して褒めてあげましょう。普段褒められることが少ない彼は気持ちが高まり、貴女に好意を持ちやすくなります。居心地の良い距離感を維持して親と兄弟の間に挟まれて、自分だけの時間を確保できないのが長男です。そのため交際が始まっても干渉を拒みます。長く交際を続けたい場合は、相手との距離感が重要です。彼にとって居心地の良い距離感を把握して安らぎを与える存在になりましょう。しっかりした女性が好み長男は面倒見の良い女性とも上手に交際できます。長男と同等の自立心を持っている女性なら良い関係を築けるはずです。面倒見の良い女性なら相手も気に入ってくれますが、接し方には注意が必要です。母性を求めているので、全ての要望を聞き入れていると母親のような存在になってしまいます。適度に甘えさせれば彼に活力を与えることができます。相手の顔を立ててあげましょう自信を持ち、リーダーシップを取って行動するので従順に付き合うのが無難です。デートの際も多少の予定変更はいいですが、大幅にプランが変わるようなことを嫌います。責任感の強い長男を信じて任せましょう。長男の傾向を把握して良好な関係を頼りがいのある性格をしている長男ですが、恋愛では少し不器用で甘え下手な部分もあります。堅実で慎重な交際を好み、優しさを持ち合わせているので、生涯一緒に過ごす相手としては最適です。適度に甘えさせ、彼がすることには口を挟まず自由にさせると良い関係が築けるはずです。
2020年09月01日新ビューティブランド「ヨユー(4U)」がデビュー。第1弾として「4U ヘアクレンズパック」を2020年6月20日(土)より発売する。新ブランド「ヨユー(4U)」誕生「ヨユー(4U)」は、フジコ(Fujiko)などを展開するかならぼがスタートさせる新ライフスタイルブランド。「心と時間に余裕をつくる」をコンセプトに、できるだけシンプルなケアでパワフルな効果を叶えるヘアケア・ボディケアを提案する。頭皮クレンズ・ヘア洗浄・トリートメントを1本でブランドデビューとともに登場するのは、1本で頭皮クレンズ・ヘア洗浄・トリートメントを叶える、ユニークなヘアケア「4U ヘアクレンズパック」だ。洗浄と保湿を同時に叶える新発想のヘアケアで、シャンプー・コンディショナー・トリートメントのステップケアを1ステップで実現。すずきわずか1回で、しなやかでコシのある美髪へと導いてくれる。テクスチャーは、頭皮をマッサージしたくなるようななめらかな質感。指どまりなくするすると広がるので、頭皮から髪全体へ伸ばし、マッサージするようになじませて洗い流せばOKだ。泡立たないのに繊細な濃密泡が、頭皮までパワフルに洗浄。天然泥と植物由来の洗浄成分が、頭皮の皮脂や毛髪の汚れをしっかり洗い流して、においの元もカット。同時に配合した保湿成分は、頭皮と髪をみずみずしく保湿してくれ、ふわっと立ち上がりのよい髪に仕上げてくれる。香りは、香水のようにトップ・ミドル・ラストとうつろいゆく心地よい仕上がり。洗いはじめは、オレンジやマンダリンのすっきりとした香りが広がり、ラベンダー、ローズ、ウッディノートが続いて、ポジティブな気持ちへと導いてくれる。【詳細】「4U ヘアクレンズパック」150g 3,800円+税発売日:2020年6月20日(土)【問い合わせ先】かならぼTEL:0120-91-3836(平日10:00~17:00 土日祝日休み)
2020年05月29日2013年のU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジの開幕戦、バルサカンテラ時代の久保建英選手(現・RCDマジョルカ所属)が出場したFCバルセロナU-12対東京ヴェルディジュニアのフルマッチ動画が、WOWOWのYouTubeチャンネルで公開中です!■開始1分、久保建英の左足から放たれた衝撃ゴール2013年8月27日(火)、会場となったヴェルディグラウンドには多くの観客や報道陣が集まりました。そして、なんと開始わずか1分。観客の視線を一身に浴びた久保建英選手(♯11)の左足が振り抜かれると、ボールはそのままゴールへ吸い込まれます。10歳で海を渡り、FCバルセロナの一員として凱旋した久保建英選手の衝撃のゴールで大会は幕を開けました。開幕戦の相手は育成の名門として知られる東京ヴェルディジュニア。伝統的にテクニックに秀でた選手が集まるこのチームですが、バルセロナはヴェルディを上回るボールコントロールとターンテクニックでボールを保持し、試合を支配します。「日本では感じることができない感覚でした。ああいう風にやられることはまずない。バルセロナの選手はサッカーを良く知っている」ヴェルディの松尾洋監督がこう振り返ったように、スコア以上に見ていた人に"衝撃"を与えました。■アンス・ファティなどスター選手も出場終始試合を支配したバルセロナは23分、33分、41分にも追加点を奪い4-0で勝利。その勢いのまま第1回大会となったU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2013の初代チャンピオンに輝きました。また、この大会に出場したFCバルセロナU-12には多くのタレントが所属していました。すでにFCバルセロナのトップチームでクラブ史上最年少ゴール、クラブ史上最年少CL出場選手、CL史上最年少得点など数々の記録を塗り替えているアンス・ファティ選手(♯10)、マンチェスター・シティFCに所属するエリック・ガルシア選手(♯3)、アドリアン・ベルナベ選手(♯20)などです。そういったトップ選手達の少年期のプレーが見られるのも非常に貴重な映像ではないでしょうか。(アンス・ファティ選手は大会得点王に、エリック・ガルシア選手は大会MVPに選ばれました)この映像の配信は、新型コロナウィルスの影響により、サッカーができない環境にある子どもたちに向けてU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジの事務局と、当時中継を担当したWOWOWが企画。さらに、この試合をはじめ、2013年、2014年シーズンのFCバルセロナカンテラのフルマッチ映像を今後も公開予定とのこと。ぜひチェックしてみてください!WOWOWofficialチャンネル>>【この記事もオススメ】・U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2020「街クラブ選抜」セレクション募集開始!>>・FCバルセロナの元コーチが教える「サッカー選手が13歳までに覚えておくこと」【PR】>>・久保建英が先発したバルサvs東京都U-12のフルマッチ動画>>・U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2013の特集記事>>※以下、WOWOWofficialチャンネルより引用≪FCバルセロナ出場選手≫監督:MARCEL SANS NAVARRO19 FW MIGUEL ANGEL RAMIREZ CARRASCO9 FW NILS MORTIMER MORENO7 DF ADRIA ALTIMIRA REYNALDOS18 MF MIGUEL VEGA MORENO22 FW KONRAD DE LA FUENTE21 MF NICOLAS GONZALEZ IGLESIAS16 MF GUILLERMO AMOR TORRES5 DF IVAN BRAVO CASTRO8 MF NIL FABREGÓ COLL10 FW ANSSUMANE FATI3 DF ERIC GARCIA MARTRET11 FW 久保 建英(TAKEFUSA KUBO)15 DF SERGI ROSANAS MORAGAS13 GK ARNAU TENAS URENA12 DF ARNAU VILAMITJANA CIURANA20 MF ADRIÀ BERNABÉ GARCIA4 MF MARCO VILLA CASARES6 MF SERGI ALTIMIRA CLAVELL2 DF JOSE DAVID ALVAREZ ADSUAR17 FW GUILLEM CABOT FOZ14 MF ALEX SALA HERRERO1 GK DAVID TROYA SALCEDO23 FW ROGER VEGAS MIRAS≪東京ヴェルディ ジュニア 出場選手≫監督:松尾 洋1 GK 丸山 虹樹2 DF 松井 陽斗3 DF 佐古 真礼4 MF 山本 理仁5 MF 遠藤 海斗6 MF 石浦 大雅7 FW 坂巻 日向8 MF 松橋 優安9 MF 天満 恭平10 FW 龍前 大翔11 MF 高嶋 祥人12 MF 植村 輝13 DF 山脇 光瑠14 DF 斉藤 大地15 FW 吉長 真優16 GK 成川 航希17 DF 中嶋 基至18 FW 権田 陽大19 MF 家坂 葉光20 DF 冨樫 輝21 MF 安藤 如登22 MF 平尾 春喜23 MF 渡辺 翔
2020年04月23日「N.O.U」の新サプリ資生堂が展開するサプリメントブランド「N.O.U(エヌオーユー)」より、忙しく日々を過ごす女性をサポートする新サプリ「N.O.U サプリ ウィルロッタ(健康補助食品)」が誕生。2020年4月21日(火)より発売される。忙しい日々をアクティブに仕事や家事、習い事など、多忙な日々を楽しみながら過ごす女性をサポートするため、“忙しい毎日を自分らしく輝く”がテーマのワークスタイルサプリメントが誕生した。「N.O.U サプリ ウィルロッタ」は脳と腸の相互関係に着目。“第二の脳”とも言われる腸の環境を健やかに整え、健康的な食生活から美を目指す。脳腸相関から考えた配合成分同サプリには、体内でエネルギーを生成するのに必要不可欠な高吸収型の「コエンザイムQ10」を配合。体内に取り込みやすい水溶タイプだ。また筋肉の働きを助ける「HMBカルシウム」や、ビフィズス菌との相互効果で腸内環境を健康にする「ラクチュロース」、ローヤルゼリー、ビタミン類などをバランス良く配合している。いずれも日々をエネルギッシュに過ごすのに欠かせない成分。1日3粒で自分らしくアクティブに動ける身体作りを始めてみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社資生堂のプレスリリース
2020年03月28日U2が本日12月4日から2日間、さいたまスーパーアリーナで「U2 THE JOSHUA TREE TOUR 2019」を開催する。アイルランド出身のロックバンドであるU2は1980年に活動開始し、数多くの名作と名演を残してきた。彼らは2010年代に最もツアーで興行収入を得たアーティストとしても知られ、その額は累計約1136億円超と言われている。U2の来日公演は「U2“VERTIGO//2006”TOUR」以来13年ぶり。今回は独自の音楽性とメッセージを有し、バンドにとって最も高いセールスを記録したアルバム『ヨシュア・トゥリー』を再現するものとなる。作品が30周年を迎えた2017年にスタートし、世界中をめぐってきたワールドツアーがいよいよ日本に上陸となった。日本のファンを特別に気にかけている、というメンバーにとっても今回の来日は待ちに待ったもののはずだ。特別な夜となることは間違いない。■公演情報「U2 THE JOSHUA TREE TOUR 2019」日時:12月4日(水)、5日(木)開場18:00/開演19:30会場:さいたまスーパーアリーナ
2019年12月04日中目黒のコンセプトストア「M.I.U.(エム アイ ユー)」が、2店舗目となる「M.I.U. Nº2(エム アイ ユー ナンバートゥー)」を、生まれ変わる商業施設「渋谷パルコ」の7階にオープンする。オープン日は2019年11月22日(金)。「M.I.U. Nº2」は、アートピースやエクスクルーシブアイテムを中心とした、ファッションや雑貨など豊富なジャンルのアイテムを取り扱うコンセプトストア。オープンにあたり、M.I.U.に所縁のあるブランドやクリエイターが手掛けた、特別なアイテムを多数発売する。注目は、soe(ソーイ)から登場する、2019年秋冬シーズンのルックから派生したデザインのアイテム。2019年秋冬シーズンでは、コラージュした写真を配したスカートなどが登場したが、今回はウールコートの背中や、ミニバッグに写真を大胆にプリントした。デザインに採用したのは、写真家 森健人の作品だ。しなやかなシルエットのコートに、グラフィックが遊び心を感じさせる。また、ファセッタズム(FACETASM)のデザイナー・落合宏理が手掛ける「F」からは、生地に上質なウールフランネルを使用し、カレッジロゴをデザインしたコーチジャケットとスラックスのセットアップが登場する。さらに、今回の為だけに制作したファセッタズムのライオンとフクロウをプリントしたL/S TEEも、ホワイトとブラックの2色で展開する。その他、ヴィンテージアイテムを全て手作業で解体し、再構築して新たな価値を見出すオペレーションズ アイビー(OPERATIONS IVY)のアーカイブコレクション、本やレコードなど、どこか独特な雰囲気を纏ったアイテムが揃う。【詳細】M.I.U. Nº2オープン日:2019年11月22日(金)場所:渋谷パルコ 7階住所:東京都渋谷区宇田川町15-1営業時間:11:00~21:00取扱ブランド:ソーイ、ハローズ エクストラファイン、F、ゼプテピ、オペレーションズ アイビー、magama、ファセッタズム、エコ パーク・ポッテリ―、アダルト オリエンテッド レコーズ、モンマルトル ニューヨーク、トゥエルブブックス、etc【問い合わせ先】TEL:03-6452-5973
2019年11月18日大切な人へプレゼントや自分へのご褒美にも資生堂は、ヘルシーライフをサポートするサプリメントブランド「N.O.U(エヌオーユー)」から、「N.O.U スペシャルギフト 2nd Ave(セカンドアヴェニュー)」を数量限定で2019年10月21日(月)より発売する。化粧品専門店などで購入可能だ。同ブランドから発売中のサプリメントにも配合されている成分「チャフロサイドB」「ラクチュロース」に「ルイボスエキス」をブレンドした限定ティーとオリジナルのスリーブ付きリユーザブルカップを詰め合わせたスペシャルギフトセットだ。美しくメリハリのある毎日をサポートしてくれる「N.O.U セルサイザーティー〈限定〉」に含まれる「チャフロサイドB」は、ポリフェノールの一種で、美しく健康な体をサポートしてくれる。また、「ラクチュロース」は、ビフィズス菌と相性がよく腸内の環境と健康に働きかけてくれる。保存料、香料、着色料は不使用。1日1包を目安に300ml程度のお湯や水に溶かして飲む。ホットでもアイスでもさっと溶ける粉末茶飲料で、アルミ個包装になっているので携帯しやすくオフィスや旅行先でも手軽に飲める。さらに、ホットでもアイスでも使用できる「オリジナルリユーザブルカップ&スリーブ」付き。カップは、洗って再利用できる。(画像はプレスリリースより)【参考】※資生堂ニュースリリース
2019年10月08日ビオレuから新シリーズが発売2019年8月24日(土)花王株式会社が「ビオレu ザ ボディ」シリーズを発売する。今回発売される「ビオレu ザ ボディ」は今年35周年となる「ビオレu」の新シリーズ。こすり洗いによる乾燥しがちな現代人の肌に向けた商品だ。「清潔感のあるピュアリーサボンの香り」「華やかなブリリアントブーケの香り」は泡タイプと液体タイプ両方で発売され、「清々しいヒーリングボタニカルの香り」は泡タイプのみの発売となっている。他に「泡タイプ専用 ボディミトン」や「液体タイプ専用 ボディタオル」なども合わせて発売される。ビオレu ザ ボディの商品特長汚れを落とす際の「高潤滑処方の泡」は洗いすぎないように優しい処方となっており、カサつきが気になる肌にも最適だ。また、こする事無く洗い上げるなめらかな泡が、汚れを吸い上げる仕組みとなっている。更に、健康的かつ潤った素肌に仕上げるだけでは無く、素肌のバリア機能を守るため、デリケートな肌にも最適だ。泡タイプのポンプには3層メッシュポンプが採用されている。泡タイプ、液体タイプとも従来品よりも泡立ちが更に良くなっており、洗い上がりに期待できそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※花王株式会社のニュースリリース
2019年07月18日「N.O.U」より新サプリメント誕生現代女性の多種多様なライフスタイルに合わせた、資生堂のサプリメントブランド「N.O.U(エヌオーユー)」より、新商品の「N.O.U サプリ セルサイザー」が誕生。2019年4月21日(日)に発売される。資生堂のサプリブランド「N.O.U」「N.O.U」は女性のアクティブライフをサポートする健康補助食品を取り扱うブランド。40代以上の女性をメインターゲットとしている。今回発売される「N.O.U サプリ セルサイザー」は、”脳腸相関(=脳と腸の相関関係)”に着目。健康・美容に直結する腸内環境を健やかに整え、メリハリのあるボディ作りをサポートしてくれる、ボディマネジメント発想のサプリメントだ。近年”腸活”や”腸内フローラ”という言葉が話題になっているように、美しさのためには正常な腸内環境が必須と言える。配合成分について同サプリメントに配合される主な成分は3つ。ポリフェノールの一種である「チャフロサイドB」、古来よりインド等で健康維持に活用されてきた「ギムネマ・シルベスタ」、そしてビフィズス菌と作用し腸内環境の正常化に役立つ「ラクチュロース」だ。これらの成分が大人の女性のヘルシーダイエットライフを後押ししてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※資生堂のプレスリリース
2019年03月21日コンバース(CONVERSE)の新ブランド「コンバース スターズ(CONVERSE STARS)」から限定「U.S. オリジネイター(U.S. ORIGINATOR)」シリーズが2019年3月より発売される。「U.S. オリジネイター」は、コンバースの原点とも言える古き良きアメリカのヴィンテージテイストを追及したコレクション。2013年、80年代のコンバースを意識したリプロダクトによって再び登場したシリーズだ。ウォッシュド加工のキャンバス生地のアッパーと、使い込んだような光沢をもつ生成り色のソール部分が、ほどよいユーズド感を醸し出す。また、シューレースは細めの設定。ヒールラベルには“U.S. ORIGINATOR”の印字を施すなど、細部までデトックスさながらの風貌となっている。カラータイプは、春らしいマスタードイエローとオフホワイトのローカット、そしてスタープリントを施したブラックのハイカットを揃える。【詳細】U.S. ORIGINATOR発売時期:2019年3月■価格ローカット 9,800円+税カラー:マスタード、オフホワイトハイカット 12,000円+税カラー:ブラック※サイズはメンズ・ウィメンズ共通22.5~27.5cm(0.5cm刻み)、28.0cm、29.0cm■取り扱い店舗・発売日詳細コンバース スターズ ルミネエスト新宿 3月1日(金)コンバース スターズ ルミネ大宮 3月7日(木)コンバース スターズ 名古屋 3月16日(土)コンバース スターズ オンラインストア 3月上旬予定
2019年03月08日