更年期障害の原因と症状。個人差がある更年期の不調への対策法は?
のぼせなどの症状がなぜ生じるのかはっきり分かっているわけではありませんが、エストロゲンを投与することで症状が改善することが分かっており、エストロゲンの急激な減少が更年期症状と深く関わっていることは明らかです。
更年期の不調原因その2.心理的因子
更年期障害は一種のストレス性疾患とも考えられています。
その人の性格や、仕事、家庭などにおける生活環境でのストレス。
例えば、几帳面、真面目、穏和、責任感が強い、内向的、自責的、犠牲的など。
その人の考えの特徴が症状に影響してきます。
更年期の不調原因その3.社会的因子
家族の問題(夫、子ども、母、嫁姑など)、親の介護、職場での立場、知人の病気など。
この時期に生じやすい対人関係や家族の問題なども、更年期の症状に影響しています。
更年期の症状を改善する方法
更年期の症状を改善する方法もたくさんあります。
多くの場合には、「生活習慣の改善」や「心理療法」を試み、それでも改善しない症状に対して「薬物療法」を行います。
【生活習慣の改善】
食事は、バランスのとれた食事を摂ることと、野菜・果物から必要な量のビタミン類をとることが大切です。また、女性ホルモン「エストロゲン」