ビューティ情報『【医師解説】不眠症対策の悩みを解消!病院の選び方から睡眠薬まで <日本睡眠学会認定医 佐藤幹先生>』

2017年4月14日 03:32

【医師解説】不眠症対策の悩みを解消!病院の選び方から睡眠薬まで <日本睡眠学会認定医 佐藤幹先生>

日本人は顎が小さいので、痩せてもあまりよくならない場合も多いと考えられます。また、慢性副鼻腔炎のある方は、その治療することによって無呼吸もよくなることがあります。

中高年になってから多くみられるのは、筋力が低下して脂肪が増えるためです。男性の場合、睡眠時無呼吸症を発症している方は20歳の頃と比較すると15〜20kgぐらい体重が増えていることが多いです。また、女性の場合は閉経後に女性ホルモンの減少によって気道の筋力が弱まるため、いびきや無呼吸が多くなります。気道の筋力は鍛えられないので、上気道周りの脂肪を落とすことが有効な方法となります。

睡眠時無呼吸症は、様々な疾患のリスク要因となります。(不整脈がある方は)止まっていた呼吸が再開するときに心臓の拍動が激しくなるため、そのときに不整脈が起こると血栓ができやすくなります。
その血栓が心臓の血管に詰まると心筋梗塞になりますし、脳の血管に詰まると脳梗塞になりますので、そのリスクが上がることになります。

また、血圧も上がりやすくなります。朝起きたときに血圧が高いというのは、無呼吸症の方に多くみられます。また、無呼吸症で起床時に頭が痛いのは、寝ている間に酸欠になっているからです。

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