「寝てるのに眠すぎる…」はヤバイ?【睡眠のプロに聞く】春の眠気を解消する4つの方法
鼻詰まりやくしゃみ、のどのイガイガ、目や肌のかゆさといった身体にかかるストレスにより眠りにくくなります。最近では眠くなりにくいアレルギー薬も出ていますが、副作用によって日中の強い眠気を感じる方もいるでしょう。
3.環境の変化
春は入学、入社、異動といった慣れない環境や、初めての人と関わることも多い季節。気が張り、緊張しやすい状況が続きます。環境の変化による疲れやストレスは心身に大きく影響を与え、リラックスしにくくなり眠りにくい状況に。
つまり、睡眠がきちんととれていないために眠くなるのが、春という季節の特徴なのです。
メンタル不調にも繋がる春の眠りにくさ
このように春の睡眠は浅くなる傾向がありますが、睡眠不足が与える影響にはメンタル不調もあります。
春になると日照時間が長くなり、日の出は4月上旬で5時15分頃、日の入りは18時頃になります。
体内時計は日光を浴びることでリセットしますが、日照時間が長くなることで、体内時計もずれやすい状態になります。体内時計と自律神経は相互関係があるため、体内時計のズレにより自律神経のバランスも乱れていきます。交感神経が優位になり、イライラしやすくなったり落ち込みやすくなるといった情緒の乱れ、喜怒哀楽が激しくなり、理性でコントロールできなくなり感情的になりやすくなるなどネガティブな気持ちになりやすくなります。