2023年6月25日 20:45
雨の日の“熱中症”に要注意!【女医監修】今から始める「女性の熱中症対策」
気温が高い日が増えてくると、気を付けていても熱中症になる人が増加します。本格的な暑さを迎える前に知っておきたい、熱中症や夏バテで体調を崩さないための対策について、女医の筆者がお伝えします。
雨の日は熱中症にならない?
熱中症と聞くと、晴れた日や暑い日になりやすいとイメージする方が多いかもしれません。しかし、雨の日でも熱中症になる可能性は十分あります。原因として考えられるのは、次の3つです。
1.湿度の高さ
雨の日は湿度が上昇します。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温調節が困難に。これが、熱中症を引き起こす原因になることがあるのです。
2.服装や行動が適切ではない
通気性の悪い雨具を着用すると、体温が上がりやすくなります。また、雨を避けるために換気の悪い場所に長時間いると、体温調節が難しくなることも。このような服装や行動は、熱中症を引き起こす可能性があります。
3.自己認識の誤り
「雨の日は涼しいから大丈夫」と、熱中症対策を怠る方は多いもの。そのような自己認識の誤りも、熱中症につながりかねません。雨の日であっても、体温調節に注意を払い、こまめに水分補給することが大切なのです。