出産体験談 第5話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。我慢できないレベルの痛みでつらく不安なとき、すぐに駆け付けてくれた助産師さん! 安心しますよねぇ~! その後、おなかの中で太鼓祭りが始まってしまったぽぽこさん。このあとどうなるのでしょうか? ぽぽこさんのマンガは、このほかにもTwitterで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ぽぽこ平成最後に息子を出産。妊娠・出産・育児のトライアスロン中。子育てしながら育児漫画描いたり、地道にイラストレーターの活動もしてます。家事は基本ズボラです。
2021年07月18日出産後、育児で思い悩み、毎日眠いのに眠れず、夫にもイライラしてしまい、自暴自棄になっていたみいのさん。出産後2週目に産院を受診すると「産後うつの傾向が強い」との診断が!母親に電話をすると、「多少適当でも育つんだから、自分が楽しくなるようにしなさいよ」と助言をもらいました。思い詰めて育児をしていましたが、気持ちがラクになり、「もうやめる!」と心に決め、ある思い切った行動にでました。 思い切って飲んでみたら… もう後に引けないよう、お酒を飲んで、生後1カ月で授乳をきっぱりやめることに! 授乳自体に嫌悪感が強かったみいのさんは、罪悪感もありつつ、でももう授乳しなくていいということが随分心をラクにしてくれたそう。 娘をかわいいと思えないほど思い詰めていましたが、授乳のストレスから解放されたあと初めて、娘をちゃんと見ることができたような気がしました。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2021年07月17日元気な赤ちゃんを無事に出産したのもつかの間、赤ちゃんとの時間を楽しめず、痛みや寝不足との闘いで落ち込んでしまったママ。出産直後に前向きになれるように実践したことをお伝えしています。 私が30歳のとき、第4子が元気な産声を上げて誕生しました。もちろんそのことはとてもうれしかったのですが、体の痛み、産後の疲れや寝不足のためか、少なからずネガティブな感情もありました。ネガティブな気持ちに対処するために、産後の入院中に私が取った行動をお伝えします。 心身ともにボロボロの産後無事に出産を終えることができたのはとてもありがたいことなのですが、産後の疲れを癒やす間もなく、授乳やおむつ替えが始まりました。後陣痛に加え、母乳が生成され始めると胸がパンパンに張り、痛みとの闘いでした。 鏡に映る自分は髪を振り乱して、やつれ、心身ともにボロボロ……。赤ちゃんはもちろんかわいいのですが、幸せいっぱいという気持ちには程遠いメンタル。自信がなくなり、自分を好きだと思えませんでした。 私は上の3人を出産した直後も気分が落ち込んだ経験があるため、今回は早めに対処しなければと思い、入院中はなるべくリフレッシュすることに! お笑い&ディズニーでリフレッシュ落ち込んだ気持ちのままではいけない。何とかしなければと思い、普段あまり観る暇のなかったお笑い番組と大好きなディズニーの映画を観ることに。授乳やおむつ替えをしながら、現実のつらさを忘れて純粋に笑ったり、感動に浸ったりすることができました。 すると、無事に出産を終えたからこそ、入院中にゆっくりとした時間を持つことができたのだと前向きになれました。おかげで、ますます落ち込んだ気持ちになってしまいそうな自分にブレーキをかけることができたのです。 マッサージを受けてリフレッシュ入院していた病院は課金なしで1時間のマッサージを提供してくれたので、もちろん利用しました。出産時にいきんだとき、授乳しているとき、知らず知らずのうちに筋肉に力が入り体がこわばっていたことを実感。 女性の整体師さんがやさしく声をかけてくださり、施術を受けながら和やかに談笑できました。マッサージ終了後、体も心もスッキリして元気が出ました。産後の体をケアすることで、同時に心も癒やされてよかったです。 私の場合、出産直後は落ち込んだ気持ちになりがちです。元気に赤ちゃんが生まれたのに落ち込んでしまうことで、さらに自分を責めてしまい、悪循環に陥っていました。しかし4人目の出産後はすぐに気持ちを切り替えリフレッシュすることで前向きな気持ちになれましたし、私の気持ちが安定することで上の子どもたちも安心して過ごせると思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:藤原ナオミ3男4女の母。ハワイ留学中に学生結婚。育児の合間を縫って英検1級・TOEIC970取得。ハワイ州にある観光施設のマーケティングを担当し、翻訳やPRに携わる。自身の体験をもとに、子育てに関する体験談を執筆中。
2021年07月17日■前回のあらすじ緊急入院を告げられ、一旦帰宅。急いで仕事と入院準備をし、不安な夜を過ごしました。■点滴で昔のトラウマを思い出す点滴のまま寝るのが今でも怖いです…。お風呂はまだ入れませんが、トイレや食事、院内の軽い移動などはしても良かったのでまだマシでした。■点滴でお腹は楽になるけれど、あるデメリットが…点滴と生活を共にするのは結構大変でしたが、お腹の張りはすごく楽になりました。副作用もあるようですが、私は特に感じませんでした。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月17日出産産後レポ第5話出産後の入院2日目、当たり前にできると思っていたことが、当たり前じゃないという事実に気づかされることに……。 飲むの下手な赤ちゃん × 飲ませるのが下手なママ × 出ない母乳授乳地獄の三重奏…… 今思えば、母乳育児の知識が足りなさすぎでした。授乳にコツがいるなんて知りませんでした。 赤ちゃんは当然のようにじょうずにおっぱいを飲んでくれるものと思っていました。 完全母乳の育児は入院中にできるようになるものだと思っていました。この勘違いたちが、入院中の私を悩ませつづけるのです……。 ※ちなみに私が完母になるまでには2カ月半かかりました。母乳育児がスルンと軌道にのる人、のらない人、さまざまです。このほかにも、産後の入院中はやること、覚えることが盛りだくさんでとっても大変です。 その大変さを、身をもって実感することに……?! 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター きのこの子
2021年07月17日第一子を出産したときの話です。私は里帰りせず自宅で過ごすことにしたのですが、車で30分程の距離に住んでいた義母がしばしば手伝いにきてくれました。出産前の義母との関係は良好でしたが、出産直後の私は義母の言動の細かいことが気になって仕方ありませんでした。私のためを思っての行動とわかっていても、イラっとしてしまう気持ちを消化できずに悶々とした体験談です。 娘を連れていかないで!無事に娘を出産し、退院後は自宅へ戻りました。出産後の私は、小さな命を守らなければととても神経質になっていました。それと同時に、目の前の娘がかわいくて、ひとときも離れたくないと思って過ごしていました。そんな気持ちを知らない義母は、「赤ちゃん見ておくから、寝ていていいよ」と、私の許可なく勝手にわが子をリビングに連れて行ってしまったのです。 寝室にひとり残された私は、なんとか寝る努力をしましたが、別室にいる娘と義母の様子が気になりまったく眠ることができず、むしろ心配で疲れてしまいました。頭では義母の気づかいを理解していても、心がついていかなかったのです。 お宮参りのプレッシャーお宮参りに関しても、産後1週間も経たないうちから「いつにする? 着物着せてあげる!」と何度も義母に言われました。季節が冬だったこともあり、私としては、産後の体調が落ち着いて暖かくなった春ごろにしたいと思っていました。 頻回に授乳をするので、着物も着たくありませんでしたが、初孫を目の前にとても張り切っている義母には、なかなか切り出せず……。結局のらりくらりと断り続け、春になってから夫と娘と3人だけでお宮参りを済ませました。 想像以上に弱った産後のメンタル産後は気分の浮き沈みが激しく、私は細かいことが気になって仕方がありませんでした。義母から、娘が誰に似ているか、授乳の具合はどうかなど聞かれると、ついイライラしてしまうことも。 振り返ればもっとじょうずに振る舞えたようにも思えますが、そのときは自分でもコントロールできないほど、体も心も疲れていたのだと思います。産後のメンタルの浮き沈みがこんなに激しいとは、出産前は知りませんでした。 逆にありがたかったサポートはそんな義母ですが、とても助かったサポートもありました。それは、おかずの差し入れです。義母が自宅で作ったおかずをタッパーに入れて、数日間困らないほどの量を持ってきてくれました。 このサポートは涙が出るほどうれしかったです。産褥期には、最低限の料理だけすれば良いように宅配弁当を取っていましたが、冷凍食品を使った物などが多く、健康的とは言えない内容でした。だからこそ、愛情のこもった手作りのおかずは体と心に染みました。 やってほしいこととやってほしくないことを具体的に言葉にできず、「察してほしい」と思ってしまった私のこの経験。振り返ってみると、できるだけはっきり言葉で伝えるべきだったと思います。その後は、疑問や意見はなるべく言葉にして義母に伝えるようになり、今では良好な関係を保っています。 イラストレーター/山口がたこ著者:石川まり自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年07月16日■前回のあらすじ検診時に「お腹の張りが気になる」と相談すると、念のためノンストレステスト(NST)をすることに。その結果、急遽入院するよう言われ…。■入院の期間は…?自宅でのんびり過ごすつもりが、出産まで入院するかもしれないというまさかの事態に…。仕事も出産準備も中途半端な状況に焦りが募ります。■帰宅後は慌ただしく…やらなければいけない仕事を終わらせ、入院の準備をしたものの、この状況を受け入れることができないまま夜は過ぎていきました…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月16日ぽぽこの出産体験談 第4話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ぽぽこさんのマンガは、このほかにもTwitterで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ぽぽこ平成最後に息子を出産。妊娠・出産・育児のトライアスロン中。子育てしながら育児漫画描いたり、地道にイラストレーターの活動もしてます。家事は基本ズボラです。
2021年07月16日■前回のあらすじ妊娠中、仕事が思うようにできず常に焦りを感じていました。そしてフリーランスの宿命か入院中でも仕事のことで頭がいっぱいになっていました。■妊娠中によく聞くワード「お腹の張り」嫌な予感がしました。当時、妊娠7ヶ月の終わり頃。この頃から、出産までこれに翻弄されっぱなしになります…。■お腹の張りが気になり、先生に相談してみると■ノンストレステストの結果は…まさかの急遽入院…!?※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月15日初めての出産よりも2人目の出産はスムーズで、出産予定日より早く生まれたり、お産の時間が短いと聞いたことがあり、2人目の出産はすぐに終わるだろうと甘くみていました。ところが、1人目の出産も2人目の出産も、私にとっては壮絶な体験でした。何回経験しても、出産というものは大変なものでした。 「2人目の出産はスムーズ」って本当?2人目を妊娠中に、2人目は出産がスムーズ、出産予定日より早く生まれる!など、産婦人科で一緒になったママさんやママ友に聞いたことがあり、実際に産婦人科の先生からも、前回の出産から2年以内のほうがよりスムーズに出産できる傾向があると聞きました。 私の場合、年子の出産だったため、2人目はラクだろうという感覚になってしまい、完全に安心しきっていました。ところが、実際の出産はとても大変なものでした。 陣痛はきているのに子宮口が開かない!陣痛がきたのは夜の9時ごろ。まだ我慢できる痛さだったので、ごはんを食べてお風呂に入り、横になりました。前駆陣痛だと思ったのですが、痛みは治まらず、間隔もどんどん短くなり、病院に行くと子宮口が4cm開いていました。 ところが、陣痛の間隔は1分間隔になっているのに、子宮口は4cmのまま。長い陣痛に体力を奪われ、意識を保つので精一杯でした。これ以上は母子ともに危険ということで、人工破膜の処置をしてもらいました。 何回経験しても出産は大変人工破膜してもらったものの、回旋異常で赤ちゃんがまったく降りてきませんでした。陣痛は7時間以上も続き、やっと分娩の体勢に入りましたが、すでに体力はなく、意識も遠のいていく私。酸素マスクをつけてもらい、わが子のために必死で力を振り絞って出産しました。 長男のときは不安もありましたが、スムーズな出産でした。ですが、次男は大変な出産だった記憶しかありません。私の場合、2人目の出産のほうがラクなんてことは決してありませんでした。何回経験しても、出産は大変なものだということを実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:木村えま二児の母。年子育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年07月15日出産後、育児で思い悩み、毎日眠いのに眠れず、夫にもイライラしてしまい、自暴自棄になっていたみいのさん。出産後2週目に産院を受診すると「産後うつの傾向が強い」との診断が……! 薬をもらったものの、常に悲しくて落ち込んだ状態は続きました。 誰かに話を聞いてほしくて、母親に電話をすることにしました。母親の驚きのアドバイスとは? 産後ヤバイ話 第15話 「全然寝られないし、キツイの……でも母乳あげたほうがいいのかなって」 母親に弱音を吐くと、 「え! 私、全然あげなかったよ! 出なかったし!」 と驚きの回答が! 「多少適当でも育つんだから、自分が楽しくなるようにしなさいよ」 というアドバイスを聞き、気もちがラクになった、みいのさん。 「授乳はもうやめる!」と心に決め、ある思い切った行動にでました。 ※うつぶせ寝は、乳幼児突然死症候群や窒息のリスクがあるため、厚生労働省では医学上の理由でうつぶせ寝をすすめられている場合以外は、1歳まではあおむけに寝かせるよう勧告しています。※タオルで哺乳瓶を固定し授乳すると窒息などのおそれがあります。授乳中は目を離さないようにしましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2021年07月14日■前回のあらすじ戌の日のお参りへ。早速腹帯を巻いてみるけれど、うまくできずその後は放置してしまいました。■妊娠しながらの仕事の進捗状態は…私は普通の会社員とは違い、しがないフリーランスなので産休・育休などもあるわけがなく…。無論、働けない間は稼げません!■仕事がなくなる恐怖から、無理をしてしまう自分が休んでいる中、他の作家さんがめざましい活躍をされているのを見て、焦って仕方ありませんでした。仕事はやりたかったのですが、いかんせん体がしんどい…。なので、この頃はよく、次の仕事を確約した状態で1年ほど休みたい!と思っていました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月14日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。1年前を振り返って編集後記つぶみさんの第2子・ねむちゃんが1歳の誕生日を迎えました。ままのて編集部も心からお祝い申し上げます!1年前を振り返るとちょうどコロナが流行し出した年…つぶみさんは緊迫した中での妊娠・出産を経験されました。家族の面会を控えなければいけない出産は、とても不安もあったことと思います。そして今まさに出産を迎えられる方もいることでしょう。そのような方々のためにも「一人での出産は寂しくてやだー」とつぶみさんが代弁してくださいました。早く皆が安心して妊娠・出産・育児ができる世の中になることを願いますね。ままのて編集部つぶみさん100話記念号コロナ禍での妊娠・出産・育児のマンガはこちらつぶみさんの二人目育児のマンガはこちらつぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2021年07月14日■前回のあらすじストレスと、食欲がないのに無理をして食べていたせいで、恐ろしいほどの胃痛に苦しみました。■戌の日のお参りへやはりスーツなどで行くべきだったのでしょうか…?両家母まで借り出したのに…。■腹帯を巻いてみるけれど…罰当たりです…。そのせいか分かりませんが、見事に分娩時にトラブルが発生することとなります…。神様が罰を与えたなど、そんな風には思いませんが、後悔しないためにもこういうものはきちんと飾ったり、大切に保管するべきだと反省しました…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月13日2020年ごろ、当時4歳と1歳の子どもを育てていた2児のママですが、新型コロナウイルスの影響で4月から保育園への登園を自粛する運びとなりました。私は自営業を営んでおり、平日は子どもを預けて仕事ができていたはずだったのに、まさかこんな事態になるとは予想できませんでした。また、私自身が下の子を産んだあとに抑うつ状態となり、今現在も精神薬などの服用も欠かせないといった経緯があり、日々イライラが募るばかりでした。そんなモヤモヤ・イライラを「新しいコミュニケーション方法」で解消しようと試みた体験談を紹介します。 登園自粛から3日目でイライラがピークに子どもの登園を自粛した3日目から、私のイライラはピークに達しそうでした。元から感情の起伏が激しくイライラしやすいということもあったのですが、ワーママということもあり、ママ友同士のつながりに乏しかった私。 「今、周りのお友だちや子どものクラスメイトたちはどこで何をしているのか?」といったことがまったくわからず、孤立を感じやすかったからだと分析しています。 リスクを下げるための行為にモヤモヤまた、人恋しくなって公園など限られた施設で子どもたちと遊んでいると、上の子や下の子と同年代の子どもたちもわりとたくさん遊んでいました。その姿には、なんとなくほっとした気持ちもあったのですが、上の子が知らない子どもに近付こうとすると、その子どもの親は「近付いちゃだめだよ」と子ども同士を引き離したのです。 もちろん新型コロナウイルスの影響で、感染リスクを下げるためにむやみに人には近付かないほうが良いという判断のうえだということはわかっていました。しかし、頭では理解していても、感情は孤立感でいっぱいで「人恋しいけど、誰も私たちに近付いてくれない、寂しい」といった気持ちがあったのも正直なところです。 新しいコミュニケーションを思い付きそんな心のよりどころを失いつつあった私が思い付いた孤立感の対処法は、「メンタルヘルスの電話カウンセリングを積極的に受けてみる」という方法でした。 具体的には、夫が加入している健康保険組合や家族が加入する生命保険の福利厚生として、心理士など心の専門家によるカウンセリングが電話で受けられるというものです。 自分が話したいときに気軽に話せる喜びメンタルヘルスの電話カウンセリングの通話はフリーダイヤルで、電話代も気にしなくていいですし、かつ新型コロナウイルスの感染リスクもまったく気にしなくても大丈夫です。 また、リアルの友人たちに連絡を取るとしても、電話をするということはお互い時間をすり合わせないといけないため、私にとってはハードルが高かったです。しかし、電話カウンセリングであれば、自分が誰かに話を聞いてほしいときに話すことができます。そのため、私自身の気持ちがラクになり、かなり助けられました。 この一件で私が感じたことは、「やはり人同士のコミュニケーションがなければ、ストレス過多になりやすい」ということ。自分の置かれている状況や、今の自分の気持ちを話すことの大切さを知りました。電話したあとは毎回、自身の気持ちが整理されて「今日は子どもに怒りすぎたな……」など自身の反省点も振り返りができました。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの 著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年07月13日初めての出産を控え、本場のフランスでソフロロジー式分娩を猛勉強した私。ソフロロジー式分娩とは、陣痛の痛みを受け入れ、ヨガのように心と体をリラックスした状態で分娩に臨むことで、痛みを和らげることができるとされる方法です。助産師さんに質問したり、本を読んだりしてイメージを抱きながらいざ出産! しかし、実際は理想とはかけ離れた分娩でした。そんな私のソフロロジー分娩体験を紹介します。 本場フランスのソフロロジー式分娩「どうしたら分娩中の痛みが薬なしで和らげられるのかな?」と妊娠期間中に調べていて出合ったのが、ソフロロジー式分娩。なんとフランスが本場! しかし実際は、フランスでは無痛分娩が80%で、今ではソフロロジー式分娩を選ぶ人はほとんどいないようです。 もともとヨガをしていた私は、ソフロロジー式分娩が一番私に合っていると思いました。出産前に助産師さんに教えてもらった息を長く吐く呼吸法を練習し、イメージトレーニングでは陣痛が来たらおなかをさすりながら赤ちゃんに声をかけて陣痛の痛みに集中しないようにする練習を重ねていきました。 万全の用意で陣痛開始! しかし…妊娠40週2日のこと。「あれ? これって陣痛が始まったのかな?」と就寝中に目が覚めて、違和感を覚えたのです。そこで、用意しておいたリラックスできる音楽をかけて、イメージトレーニングを始めました。 練習のときのように、痛みがきたらおなかの赤ちゃんに声をかけ、おなかをなでて一緒に痛みのつらさに耐えていきました。ところが、痛みが強烈になっていくと同時に余裕がなくなって、ソフロロジーどころではなくなったのです! 痛みでパニック! ソフロロジーはどこに?陣痛と陣痛の間は我に返り、「違う違う! こうしなきゃ」と焦りながらも、強烈な陣痛の痛みに「あ゛~!」と腰をなでることしかできなくなりました。ややパニック状態になり、音楽がイライラしてきて遮断。 意識できたのは呼吸法だけ。私のパニック状態に夫も焦り、夫婦2人で不安の中自宅で陣痛に耐えていました。しかし、病院に到着すると冷静な助産師さんの対応で落ち着くことができ、無事安全に出産を終えることができました。 ソフロロジー式分娩を勉強し、万全の状態で挑んだ分娩。しかし、実際は予想をはるかに超える痛みで、理想の分娩ではありませんでした。でも、私の通っていた病院では子宮口が5cm開くまでは自宅待機だったのですが、そのつらい時間はソフロロジーのおかげで痛みを和らげることができたと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと漫画家。6人家族で、双子を含む4姉妹のママです! 今は主にイラストを描いていますが、もとは紙面で漫画を描いていました。
2021年07月12日■前回のあらすじ羊水検査にはそれなりのリスクを伴います。今お腹の中にある命を第一に考え、羊水検査に進むのはやめることにしました。■胃痛に苦しむ…2週間ほど出生前診断について悩み、並行して仕事もしていたため、疲れが出たらしく…。18週のある日、胃をつねられるような激しい痛みに襲われました。つわりは終わっていたと思います。お腹の赤ちゃんに影響があったらどうしようかと、ずっとヒヤヒヤしていました。■夫に救急外来へ連れて行ってもらうことに一番近い救急外来へ行ったら、たまたま妊婦さんを診られる先生がいなかったらしく、遠くの病院へ。深夜からずっと吐き続けていました…。その日はエコー検査、血液検査、尿検査をしましたが、原因は見当たらず…。そのまま帰宅し、翌日に産科を受診…。すると…、ただでさえ辛いのに、さらに胃カメラを受けることに…。予想通り、とても辛かったです…。胃カメラに至るまでもいろいろありました。紹介状を書いてもらった病院へ行ったら、「妊婦を診られない」とのことで、結局一番最初に行った救急外来の病院で胃カメラを受けました…。■検査の結果は…実はずっと食欲もなく、体重も減り続けていました。このままではお腹の子に悪いと、無理をして食べたのがきっかけだったようです。休んでいたら、だんだんまともに食べられるようになりました。妊娠について仕事先の担当さんに話していたので、休むことも快諾いただけました。本当にありがたかったです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月12日YouTube「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師HISAKOさんのチャンネル。登録者数は42.4万人でママたちの間でも話題になっています。今回は、46歳で12人目を出産したHISAKOさんが、高齢出産のリスクについて語る動画をご紹介! 12人目がどうしても欲しかった! まずは、12人目の不妊治療について教えてくれました。HISAKOさんは前の旦那さんとのお子さんが10人います。再婚して、11人目となる今の旦那さんとのお子さんが1人生まれただけでも最初は十分と思っていたそうです。でも、どこかで11人目のお子さんと同じ遺伝子を引き継いでいる兄弟を作ってあげたいと思ったそう。 「上の兄弟たちに失礼かもしれないけど、自分の気持ちに嘘つかんとこ!」と明るく本音を話してくれるHISAKOさん。 できることは全部やって、それから諦めようと44歳で不妊治療をスタートしました。しかし、顕微受精を5回行っても妊娠できませんでした。やれることはやったからあきらめようと言いつつ、手帳には排卵の日にハートマークをつけていたそうです。45歳の1年間はそんなふうに過ごしていました。46歳になってそれももうやめようと決めて、普通に過ごし、でも避妊はしないでいたら、なんと自然妊娠が判明! 妊娠が継続するとは思っていなかった 助産師であるHISAKOさんは、46歳での自然妊娠率、流産率などを考えて、奇跡で妊娠はできたけれども、「きっと流産するな」と思ったそうです。ところが、流産せずにお腹の子は乗り切ってくれました。 46歳の妊娠の心配は流産だけではありません。例えば、染色体異常であるダウン症のリスクは、20代であれば1万分の1ですが、35歳になると300分の1に、46歳になると30分の1になるそう。実際にHISAKOさんも出生前診断について考えました。 でも、出生前診断でわかるのは一部の染色体異常のみ。それ以外にも生まれてこないと分からない異常もたくさんある。さらに、生まれたときは元気でも、そのあと病気や怪我をすることもある。そう思ったら、「そんだけわかって、だから何なん?」と思ったそう。 来るもの拒まず受け入れるしかない 結局は、受け入れるしかないというという結果になったHISAKOさん。でも、不安がないとか、すごい覚悟があるとかそういうことではないと言います。「不安ですよ、一緒やで私も」と。今は、障害があたったりしても受け入れると思っているけど(当時妊娠28週)、実際に生まれてきたらどうなるかわからないと話しています。最終的には、出生前診断は受けないことにしたそうです。 このあと9番目の子どもが生まれてすぐに耳の検査に引っかかったこと、7番目の子どもが発達障害であること、2人とも妊娠中は何も問題がなかったことも話してくれています。 「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、このほかにもママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪ 画像提供・協力/助産師HISAKO 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年07月11日出生前診断についての不安な心理描写も描かれておりますので、辛いと感じる方は閲覧をお控えください。また、出生前診断の是非を判断するための記事ではありません。■前回のあらすじクアトロ検査で陽性が出ました。カットオフギリギリの数値のため、羊水検査に進むかどうか悩みます。■羊水検査を躊躇する理由羊水検査となればお金も時間もさらにかかってきます。そして、それ以上に私は羊水検査が怖かったのです。なぜなら…、羊水検査はお腹の上から太めの針を刺して、20cc程度の羊水を取ります。まずこの時点で恐怖!そしてこの羊水を培養して検査結果とします。3~4週間かかるらしいです。針を刺すときに、赤ちゃんにも刺してしまったり、針を刺したところから羊水が漏れたり、感染症になったりするリスクもあるそうです。流産を引き起こす可能性は1/300とも言われています。最近は技術が発達して1/1000とも言われているそうですが、決して低い確率ではないと思います。検索してみると、クアトロテストの結果の分母の数が2桁台から羊水検査に進んでいる方が多いという印象でした。そして私はというと…またしても同じところをグルグルと悩みまくるのでした…。■身内に話してみると…おろす…?とっさにこう答えていました。こう思っていたはずでした。この検査も「障害を早めに知ることによって生まれてきた時焦らないように備える」という使い方をするつもりはありませんでした。でも、改めて言葉にされるとものすごくぐらついた自分がいました。そうか、私はこの子を場合によってはおろそうとしている…。その時すでに14~15週。それなりに長い時間を一緒に過ごしています。この子もかなり「人」になってきていて…。まだまだこんなに小さくて、エコーを通してしか存在を感じることはできないけれど、愛情はもちろんある。簡単におろすなんて言えようか…。そういえば、先生がちらっとこんなことを言っていた。そうなのかもしれないけれど…。今はそうじゃなくて…。もし、染色体異常の子が産まれてきたらどうする?■そして悩んで出した結論は…羊水検査には進まない。検査終了、妊娠継続! ということに決めました。こう書くと、障害を持って生まれてきても育てると覚悟を決めたように思われるかもしれませんが、全然そんなことはありません。羊水検査の結果が出たら、結果によってはおろすことも考えないといけないのですが、考えたくなかっただけなのです。先々のことよりも、今お腹の中にいる命が大事でした。しかし、先送りした問題は後々また姿を変えてやってくるのです…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月11日2019年1月生まれの男の子のママ、きのこの子さんの出産エピソードをご紹介! 出産レポ 第4話子宮口は全開大なのに、いきんでも、いきんでも、なかなか生まれない……。 自力で産んだというより、引きずり出された感の強い出産の瞬間でした。分娩台で人工破膜もしてもらったし、いきんでもなかなか出てこないし、そうしている間に陣痛は弱まってくるし……。本当はまだお産のタイミングじゃなかったのに、アメトーークで笑いすぎたせいで陣痛がくるのが早まっちゃったんじゃないの?!としか思えませんでした(汗)。 このあとは、壮絶な産後入院について語らせていただきたいと思います。辛すぎてかなり鬱々とした入院生活でした……。ご出産、おめでとうございます! 次は、心身ともに壮絶だった産後の入院生活続編です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO著者:イラストレーター きのこの子
2021年07月11日家が狭くて物が多かったわが家。妊娠8カ月のころ、このままでは赤ちゃんの生活スペースを確保できないと思い、断捨離を決意しました。断捨離をすることで収納スペースを空けることができ、赤ちゃんの洋服やおむつなどを入れるスペースを確保することができました。 赤ちゃんの寝る場所と収納場所の確保産後すぐに必要なスペースは、赤ちゃんの寝る場所と服やおむつなどの収納場所です。断捨離の前に赤ちゃんの寝る場所を決め、その場所に合わせて収納を考えました。 赤ちゃんの生活スペースがイメージできると、いらない棚やインテリアなど断捨離すべき物が見えてきました。また、赤ちゃんの生活スペースをイメージしたことで、より一層赤ちゃんの物が増える分の断捨離が必要だと感じました。 使う予定のない物は思い切って断捨離!家には使うかわからないけれどもったいないからと置いてある物が多くありました。赤ちゃんグッズが増える分、たくさん断捨離したかったため、“今使っている物”、“お気に入りの物”、“いつかは使うから置いている物”の3つに分けました。そして、お気に入りの物のなかでも“今後使う予定がない物”、“いつかは使うから置いている物”は断捨離することに。 今使っている物とお気に入りの物に絞ることで家がすっきりし、赤ちゃんの生活スペースを確保することができました。 赤ちゃんの成長につれて物が増えた赤ちゃんは夏生まれだったので産後すぐは服も少なく、収納スペースは少なくて済んだのですが、寒くなるにつれて服が増えました。成長につれておもちゃも増え、用意していた収納スペースはあっという間にいっぱいになりました。 断捨離で物を整理していなかったら赤ちゃんの物が収納できず、部屋が散らかってしまっていたと思います。物が少ないとどこに何が収納されているかもわかりやすいので、忙しい育児のなかで物を取り出しやすく助かっています。部屋が整っているので、育児中は時間を取りにくいなと感じていた掃除も、スムーズにおこなうことができました。 産後は初めての育児で、赤ちゃんの世話でいっぱいいっぱいになってしまいました。家に物が少ない状態で育児を始めることができたので、育児で忙しくても整理整頓がしやすく、部屋がきれいな状態でストレスが少なく過ごせました。出産前の断捨離は、産後に自分自身がラクになるためにもしておいてよかったです。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:中道麻智子一児の母。管理栄養士として給食を作っている。管理栄養士の知識を生かした記事や、初めての妊娠・出産・育児で学んだことを中心に記事を執筆している。
2021年07月11日天明麻衣子さんは東京大学文学部を卒業後、NHK仙台放送局契約キャスターとして活躍。スペインに1年弱移住しながら、一般企業勤務を経て2014年に結婚。帰国後はフリーアナウンサーとして幅広い活躍をおこなっています。また、2021年の4月からは東京大学の大学院に入学し、現在は第一子を妊娠中。7月にご出産を控えています。前回はコロナ禍の妊娠や、妊娠中に東大の大学院院を受験したときのお話などを聞かせていただきましたが、今回はコロナ禍の出産事情を中心に、お話しを聞かせてもらいました。今回は不妊治療の際、血液検査で判明したという「橋本病」についてもお答えいただきました。 不妊治療時の血液検査で判明した「橋本病」画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー2021年5月18日のInstagramで検査を受けたところ、「(※1)橋本病」が判明したとの投稿を拝見しました。妊娠中は早産や流産の原因にならないよう投薬が必要ということで、現在は甲状腺専門の病院にかかり、服薬しているそうですね。検査がキッカケで判明されたようですが、どのような検査だったのでしょうか? 天明さん:不妊治療のときにみんながやるような普通の血液検査でした。 ー甲状腺専門の病院には、どれくらいのペースで通院していますか? また、お薬はいつまで飲まなければいけないと言われていますか? 天明さん:大体月に1回ほどで定期的に通院しています。薬は出産まで飲むような形になっていて、医師からは「出産したらまた来てください」と言われています。 ー橋本病とわかってから、ご自身が現在大変だと思っていることは何かありますか? 天明さん:わりと私は症状がないほうなので、大変だなと思っていることは実はあまりないんです。毎朝起きて薬は飲んでいますが、それだけなので特に苦にはなっていないですね。 ーパパの反応はどのような感じでしたか? 天明さん:夫もあまりその辺りのことは詳しくないので「薬飲んで大丈夫ならいいんじゃない? 」という感じでしたが、普通の妊娠で通っている病院とはまた別の専門病院に通院しなくてはならないので、「ダブルで大変だね」というような感じで気遣ってくれています。 (※1)……自己免疫の異常により、甲状腺に慢性的な炎症が起こる病気です。主な症状としては、全身のむくみや無気力、だるさを感じやすい、寒がり、体重増加、便秘、かすれ声などが挙げられます。女性に多い病気で月経不順、不妊や流産の原因になることもあるため、症状がみられたら早めに病院に相談することが大切です。 産後の体の回復を考え、出産方法は無痛分娩を検討中画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー出産方法は何を考えていますか? 天明さん:私の通う病院では、実際出産するときに出産方法を選べる感じです。なので、無痛分娩でも可能なように予約はしている状況ですね。すでに、無痛分娩に関する講習を受けていて、病院の先生からは「必要になったら、いつでも対応します」という感じで言ってもらっています。 ー今の時点では、無痛分娩で出産したいと思っているのでしょうか? 天明さん:そうですね。できれば痛くない方法で出産できればありがたいかなと思っています。 ー無痛分娩で産みたいと思う理由は、出産時の痛みに対する不安だけでしょうか? 天明さん:友達が無痛分娩で何人か産んでいて、第一子、第二子で違ったという人もいたんですけど、「体の消耗具合などが全然違うし、おすすめするよ」と言われて、それを聞いていいなと思いました。やっぱり産んで終わりじゃないのと、初めての育児ということもあり、できるだけ体のコンディションが良い状態でお世話したいなと思いまして。 ーパパには無痛分娩を希望していることをお話ししましたか? 天明さん:はい。無痛にしたいというのは話しています。夫は「出産する本人に任せます」という感じで賛同してくれていますね。 ー今、コロナ禍で両親学級が中止になっているという話も聞きます。天明さんは参加しましたか? 天明さん:私は区と病院の両方で受けることができたんですが、区のほうは私だけ参加してオンラインで受けました。病院のほうは夫と2人で行ったのですが、そのときはマンツーマンで教えてくれましたね。 ー立ち会い出産などに制限をかける産院さんも多いようですが、その辺りはいかがでしょうか? 天明さん:私の通っているところは、1人だったら入れる感じです。今回初めての出産になるので、荷物どうしようとか、水飲みたいときに自分だけだとキツイかなというのもあり、サポート要員として夫に付き添ってもらう予定でいます。あとは急に帝王切開になったときなど、サインが必要だったりすることもあるかもしれないので、誰かしらいたほうがいいなぁと思っていて。 ーそうなのですね。パパは立ち合い出産を楽しみにされている感じでしょうか? 天明さん:「足手まといにならないかなぁ……」という心配そうな感じでしたね。ただ、私も出産が初めてなので、「そんな自発的にしなくていいから、頼まれたことをやってくれればいいから」という感じで伝えています(笑)。 ー里帰り出産は特に考えなかったですか? 天明さん:母が亡くなっていて、父は横浜にいるんですけど、父が戦力になるかは微妙なので……(苦笑)。あと、荷物とかいろいろ用意することを考えると、住み慣れた家のほうがいいかなぁと思いました。なので出産を終えたら、向こうが来るのか、こっちが行くのかは分かりませんが、子どもの顔を見せられたらと思っています。 みんなで子育てをして、余裕のあるママでいたいー子育てをするとき、どんなことにこだわりたいと思いますか? 天明さん:みんなで子育てをしたいな思っています。なので、私だけで子どもを独占するのではなく、子どもと夫だけの時間だったり、シッターさんとかにも来てもらって、私以外の人と過ごす時間というのを子どもに慣れて欲しいというのは若干ありますね。例えば、私もママだけど1人でカフェでお茶をしたり、本を読んで勉強するなど、自分の時間をある程度は確保したいなと思っています。 ーどんなママになりたいですか? 天明さん:なかなか難しそうですが、余裕のあるママになりたいです。使えるツールなどを使って精神的、時間的なゆとりを持ちつつ、イライラしないママになりたいです。余裕がないと子どもにも結構つらく当たっちゃう気がするので、なるべくイライラを減らしたいなと思っています。 ーこれからママになる方に、メッセージをお願いします! 天明さん:私もこれからママなる立場なので、全然偉そうなことは言えないんですけど……。不安になったり、つらくなったりすることもあると思うんですけど、ネットとかを見て救われることもあれば、逆に追い詰められてしまうこともあると思うんです。なので、最後は自分を信じることが大事だなと思います。適度に気分転換などをしながら、肩の力を抜いて一緒に頑張っていきましょう! この度は取材にご協力くださり、誠にありがとうございました! インタビューでは「余裕のあるママでいたい」と話していた天明さん。「イライラを減らしたい」と話すその表情は未来をしっかりと見据えていて、ママの顔になっているなと感じました。いよいよ、もうすぐ赤ちゃんに会えますね。産後はいろいろと忙しくなるかと思いますが、ときに肩の力を抜いて天明さんらしく頑張ってくださいね! PROFILE:天明麻衣子さん東京大学卒業後、NHK仙台放送局契約キャスター、大手外資系金融機関といった経歴を持つフリーアナウンサー。著書として「圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方」「東大・NHK・外資系金融で学んだ、ビジネスで成果を出し続ける本物の勉強法」「時短勉強術」などを出版。2021年4月から東京大学の大学院に入学。第一子を妊娠しながら大学院生活を送っている。 監修者:医師 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科副部長 池谷 美樹 先生岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科副部長。
2021年07月10日■前回のあらすじ悪阻でダメになったもの、手放せなくなったものがありました。■出生前診断について考える炊飯器の匂いと灰色の食卓に耐えながら、もうひとつ同時期に悩んでいたことがありました。それは…平たく言えば、お腹の赤ちゃんに障害があるか調べる検査です。大きく分けて3つあり…だいたい35歳くらいから染色体異常のリスクが増えると言われています。当時、35歳になったばかりでした。高齢出産ですね。病院では特に出生前診断のことを言われなかったので、先生に聞いてみました。助産師さんにも聞いてみると…。結果が陽性だった場合どうするのか…。エコーでは問題ないと言われている、でも確定診断ではない…。確定診断をするには僅かながら今いる命を危険にさらすことになる。なにより…、どんな子が産まれても受け止めると胸を張って言えるのならば検査なんかしない。なら陽性が出た場合…、この時期はずっと悩んでいました。■夫に相談してみることに綺麗事だけではやっていけない、この辺は夫と私は意見が近かったので良かったです。そして話し合いの結果…、「陽性だったらまた考える」って…決めきれてないじゃん!!はい、決めきれなかったんです。やはり、羊水検査が大きなハードルになっていたのと、エコーで見て異常はないと言われていたので、大丈夫だろう…という気持ちがありました。■クアトロ検査を受けてみることにこの病院には先生が数人いて、たまたまグイグイ引っ張ってくれる先生にあたったので、ストレートに聞いてくれて助かりました。私たちを責める風でもなく、その後も親身になってくれました。命の選別をしようとしてるのに、悪いように思われたくない…、私たちの覚悟が足りていませんでした。そして、覚悟が足りていない私は検査結果でまた悩むことになります…。■クアトロ検査の結果が出たけれど…かなり微妙な数値で陽性でした。この検査は、今妊娠している子に染色体異常があるかどうかの確率を出すテストです。「1/286」の意味はこの子が、286人いたら1人が染色体異常として生まれてくるという意味です。陽性、陰性の判断はカットオフ値を基準にして行います。1/295よりも確率が高ければ陽性、低ければ陰性、となります。あくまで確率のテストなので、偽陰性、もしくはその逆もよくあるテストらしいので、クアトロ検査をすっ飛ばして羊水検査をする方も多いそうです。そして私の場合、ギリギリ陽性といったところでしょうか…。そして羊水検査の結果が出るのに4週間程かかるので、検査に進むかどうかあまり悩んでいる時間がない…。また私は悩みの樹海に入り込みました。参考: おなかの赤ちゃんの検査(出生前検査)を考える前に知っておいてほしいこと (厚生労働科学研究:成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月10日第一子の長女は、7月中旬に生まれました。初めての赤ちゃんだったので、何を準備したらよいのか、逆に何が不要なのか、雑誌などを見ながら手探りで揃えました。今回は、実際準備してよかったもの・不要だったものをご紹介します。 新生児期のベビー服はほとんど着なかった…小さくてかわいいベビー服は見ているだけでも楽しく、自分でも何枚か購入したり、お祝いでいただいたりしました。 しかし、7月中旬はかなり暑く、短肌着の上にコンビ肌着を着せておしまい!ということがほとんどでした。 せっかく買ったりもらったりしたベビー服ですが、新生児期は結局ほとんど着ないまま……。その後着せようとしても小さくなっていたり、季節的に合わなくなっていたりして、もったいなかったなあ……と感じました。 ちなみに、靴下やレッグウォーマーもいただくことが多かったのですが、夏場はほとんど使いませんでした。 コンビ肌着が大活躍!ベビー服はほとんど着なかったのですが、その代わり肌着はたくさん使いました。特に綿100%のコンビ肌着は涼しく肌にもやさしいですし、足をバタバタ動かしてもはだけてしまうことがありません。 ただし、汗をかいたり吐き戻したりして着替えさせることが多いので、肌着の枚数はもっと多めに用意すればよかったな……と思いました。コンビ肌着は元々4枚ほど用意していたのですが、産後さらに3枚ほど買い足しました。 タオルやガーゼは多めに!タオルやガーゼは育児でよく使うものですが、特に夏生まれの場合は多めにあったほうがよかったです。 汗をかくので寝ているときの枕にタオルを巻き、そのタオルをこまめに取り替えました。また、寝ているときに掛けたり、布団の上に敷いたりするのに、大判のバスタオルやガーゼケットも洗い替えが何枚か必要でした。 また、授乳中に赤ちゃんの頭を腕で支えていると、自分の腕と赤ちゃんの頭が汗だくになっていました。そこで、腕にタオルを巻いてそこに赤ちゃんの頭を乗せ、授乳していました。さらに、赤ちゃんが沐浴中にとても気持ちよさそうにしているのを見て、汗を流すのにもちょうどよいと思い、1日2回沐浴させていました。そんなこともあり、タオルは何枚あっても無駄になりませんでした。 その後第2子は2月、第3子は9月に出産していますが、夏生まれは寒さや乾燥を気にせず過ごすことができて、他の季節より育児が割とラクだった気がします。かわいいベビー服を着せる機会があまりなかったのはちょっと残念でしたが、最近では肌着もかわいいものがたくさんありますし、逆に真っ白の肌着姿も赤ちゃんらしくてとてもかわいかったです。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2021年07月10日■前回のあらすじ初めての悪阻の症状に戸惑います。後日の検診で、人の形をした我が子のエコー写真を見て、ようやく妊娠したことを実感したのでした。■悪阻で私が不快に感じたもの炊飯器はご飯が炊けたときはなぜか耐えられました。しかし、空の炊飯器はダメでした。謎です…。■食べづわりもしんどかった…この頃は、ガムばかり噛んでいたような気がします。しかし、悪阻があったものの体重が減るほどではなかったので、まだ軽い方だったのかな、と思います。それでもあの頃はとてもしんどかったです。今となってはあの気持ち悪さが思い出せないのがとても不思議です…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月09日■前回のあらすじ赤ちゃんの心拍も確認でき、嬉しいはずなのに疑り深くなってしまい、母子手帳をもらっても未だに実感がわかず…。■悪阻の症状が出始めるムカムカする日々が始まりかけていました。流産した時は全くなかったので、初めての経験でした。いろいろ調べてみると、流産するときでも、つわりがある方もいるらしいです。■感動…!確実に妊娠の実感が沸いた瞬間妊娠を実感するタイミングは人それぞれだと思いますが、私の場合、この人の形をしたエコー写真を見たときでした。お腹の中に生き物を抱えているという感動でした。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月08日私は35歳で高齢出産をし、1児の子育て中です。年齢、体力、人生の残された時間のことを考え、子どもは1人と決めました。夫も私の体と思いを優先すると言ってくれています。子どもを産む、産まない、産めない……とてもプライベートなことであり、また時代もそれを尊重する風潮にあると感じていましたが、そんなに世間はやさしいものではありませんでした……。 カウンターパンチは義母から義母は地方都市に住む第1次ベビーブーム世代の専業主婦です。義母には何度となく「私は弟がいてよかった」「きょうだいはいたほうがいい」と言われました。でも、私がそれとなくもう子どもを産む気はないと伝え続けると、納得したようでした。 けれど子どもに向かって「この子が結婚したら子どもをいっぱいもてばいいわねぇ」と言われたのです。「子どもを1人しか産まない私は悪」「きょうだいのいない子どもはかわいそう」と言われているようで悲しくなりました。 次は児童館の職員に育休中は、近所の児童館によく行きました。午前中は利用者も少なく、職員の方とも近しく話をするようになりました。そこで1人の職員の方に「私は子どもが欲しくても授からなかった。あなたは大丈夫よ。頑張ってね」と言われたのです。 私に子どもが1人しかいないのは、私が頑張っていないからなのか? どんな事情があろうと、頑張ってもう何人か子どもを産まなければいけないのか? 福祉のプロに「今のままではだめだ」と言われたように感じ、その職員の方と距離を置くようになってしまいました。 ついには保育園の保育士にまで子どもが3歳になるまでは、事業所内保育所を利用していました。規模が小さく、子どものことを細かに見てくれ、保育者と保護者のコミュニケーションも多く感じました。 その中の1人の保育士と2人だけになったときに「私は共働きをしながら2人の子どもを育てた。あなたも、もう1人は産まなくちゃだめよ」という話をされたのです。 私は「保育者とは子どもと保護者に寄り添ってくれるであろう」と期待していただけに、批判を受けたように感じ、一時期保育園に対しても不信感を抱いてしまいました。 2人目のことを周りから言われたのも子どもが2歳くらいまでで、一過性のものでした。それでも、悲しい思いをしたという記憶がはっきり残っています。こんな思いをするママがいない世界になったらいいのにと思わずにはいられません。 監修/助産師REIKO著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2021年07月08日■前回のあらすじ夫に陽性を報告。まだ喜ぶには時期尚早だと自分に言い聞かせます。まずは夫と病院選びについて話し合いました。■いざ、病院へ!心拍も確認できたし、やっと喜べる…!とはいかず、ネットでいろいろ調べてしまったのもあり、ネガティブにばかり捉えてしまいました…。■未だ妊娠の実感がわかず…母子手帳をもらいに市役所へ行ったら、制度や助成について手厚く説明してもらえました。そして、初めてマタニティマークと母子手帳をもらったのですが、それでもまだ妊娠したと実感することができませんでした。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月07日■前回のあらすじ妊活を再開して数ヶ月後。妊娠検査薬をフライングで使ってみたら、なんと陽性反応が…!■あまり期待しすぎないように…喜ばないように自分に言い聞かせていました。心拍確認までいったら流産率がガクッと下がるらしいので、ひとまずそこまで平静を保ちたかったのです。いろいろ動揺すると自分がしんどいのもありますが、夫にメンタル面で迷惑をかけたくなかったというのもあります。浮き沈みの激しい私にしっかり向き合ってくれている夫に感謝!■産院について夫婦で意見が一致セカンドオピニオンで言った病院は雰囲気が良く、家からも近かったのでそこに行くことにしました。年齢のことを考えたら、総合病院の方がリスク管理という点では良かったのかもしれませんが、リスクがあれば対処してくれるだろうと思いました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月06日私の場合、出産から2カ月後に夫から誘われました。夫の気持ちもわかりましたが、「できればしたくない」という気持ちが私の本音。産後の夜の営みを嫌だと感じた理由や夫と話し合ったときのことなど、当時の私の体験をお話しします。 夜の営みの再開は産後1カ月ごろから産後1カ月健診で子宮の戻り具合や会陰切開の傷の様子、悪露の状態をチェックしてもらいました。特に異常は見つからず「性生活を再開しても大丈夫」とのこと。ただ、正直「夜の営みなんてできない」と思いました。 しばらく夫から誘われないことを願いながら過ごしていましたが、産後2カ月ごろにとうとうその日はやってきました。 したくない理由妊娠中は夜の営みを控えていたこともあり、夫の気持ちもわかります。だからこそ断ることができませんでした。しかし、会陰切開をした傷が気になって仕方がありません。気分は乗らず、痛みや違和感ばかりでした。 さらに赤ちゃんがいる身でと思うと、なぜか罪悪感さえ感じてしまいました。夫に申し訳ないけれど、「今は夜の営みをしたくない」というのが正直な気持ちだったのです。 夫に正直な気持ちを伝えてみた体の面は問題なくても、お互いの気持ちが一致しないと再開は難しいと感じました。 「しばらく夜の営みを控えたい……」。私は夫に今の正直な気持ちを伝えることにしました。男性には想像しにくいことかもしれない。だから話し合わないとと思ったのです。幸いなことに、夫は私の気持ちを受け止めてくれました。 体のことや自分の気持ちを夫に伝えてよかったと思っています。夫婦関係を見つめ直す良いきっかけにもなりました。 監修/助産師REIKO著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2021年07月05日育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です