現在妊娠中の妊婦です。先日産婦人科の妊婦健診で、「そろそろおっぱいマッサージはじめてね」と言われて、助産師さんにやり方を実践しながら説明してもらいました。ですが、とても痛いし、不快な気持ちにしかなりません……正直お産まで続けられる気がしません。何か手軽に行えるおっぱいケア方法はないのでしょうか?●A. まずは柔らかく、伸びのいい乳首に仕上げておくことを心がけましょう。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。妊娠中、産後のおっぱいマッサージケアは母乳育児をスムーズにするためとても大切なことです。とはいえ、おっぱいマッサージ自体痛みを伴う場合が多く妊娠中はおなかが張りやすくなるので、積極的に行えない場合も。まずは赤ちゃんが吸いやすいような柔らかい肌質の乳首にしておくことからスタートしましょう。今回は、毎日継続しやすい産前、産後のおっぱいケアについてご紹介します。●赤ちゃん・ママにとって理想的なおっぱいの条件3つ●(1)母乳が赤ちゃんの欲しいぶんだけ出る母乳は少なすぎても、分泌が多すぎても赤ちゃんがぐずる原因 となります。産後間もなく乳腺の発達が不十分のころは、母乳量不足が心配されることが多いですが、逆に分泌量が多すぎても、ママのおっぱいが張りすぎて痛くなったり、赤ちゃんがむせたり苦しくなったりしてしまいます。●(2)赤ちゃんが吸いやすい乳首の形赤ちゃんが吸いやすい乳首の形は、乳頭、乳首の長さが1、2cmくらいで口にスッポリとおさまるサイズ。●(3)赤ちゃんに多少引っ張られても切れない柔らかい乳首乳首が硬いと赤ちゃんが吸いづらく、切れやすくなってしまうためママもつらいです。柔らかく、伸びのいい質感 の乳首づくりが大切です。●妊娠中、産後におすすめのおっぱいケア方法4つ●(a)お風呂上がりにオイルを乳首に塗るまずは、オイルを乳首に塗ることから始めてみましょう。オイルは植物性のオイル(オリーブオイル、スイートアーモンドオイル、カランデュラオイルなど)または、ピアバーユ、ソンバーユなどがおすすめ。ネットでも簡単に手に入りますよ。オイルが浸透しやすいお風呂上がりに塗ると効果的 。●(b)乳首にオイルパックをする乳首にオイルパックして寝ます。(a)でご紹介したオイルをたっぷり乳首・乳輪に塗って、ラップをその上からかぶせます。あとはそのまま寝るだけで翌朝ふかふか・ふわふわ の乳首に仕上がっています。乳首に刺激は与えないので、切迫早産のママでも行えます。産後もこのケアを続けることで、切れた乳首の傷口の回復を促し、より赤ちゃんの含みやすい乳首づくりができます。●(c)自分の体調、気持ちが向いたときに乳頭・乳房のマッサージをしましょう妊娠中期ごろから産婦人科でおっぱいマッサージを指導される方もいらっしゃると思います。できるときには指導された方法でおっぱいマッサージを行いましょう。妊娠中から乳管を発達させて乳首をケアしておくことはとても重要で、妊娠中にしっかりできていれば産後のおっぱいも楽になります。ですが、妊娠中はおっぱいへの刺激でおなかが張りますし、自分でマッサージを正しく行うことはなかなか大変。産後も、パンパンに張ったおっぱいにゆっくりとおっぱいマッサージできる余裕はなかなかないと思います。産後、カチカチになってしまっている部分を優しくほぐすだけでも違います 。ご自身の体調、気分が向いたときにマッサージを行うようにしましょう。●(d)産後は赤ちゃん吸わせることが一番のおっぱいケア乳首にはいろいろな形があり扁平(へんぺい)や陥没乳頭の方は普通の形の方より少し吸わせるのにハンディがあります。ですが、どんな乳首の方でも赤ちゃんに根気よく吸ってもらうことで、赤ちゃんにとって吸いやすい乳首、形へ整っていくのです。とても吸啜(きゅうてつ)の力が強い赤ちゃんにたくさん吸ってもらっても耐えられる乳首にするためにも、妊娠中からのオイルパック、マッサージなどのケアは続けるようにしましょう 。●産後のスムーズな授乳は妊娠中からのケアのたまものいかがでしたか?妊娠中からできるおっぱいケアはたくさんあります。ぜひ、産後の赤ちゃんのおいしいご飯の下ごしらえと思って、トライしてみてくださいね。【参考リンク】・おっぱいが張ったらどうすればいい? | ムーニー ユニ・チャーム()●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年05月30日【ママからのご相談】現在妊娠9か月のプレママです。少しずつ予定日が近づき、お産への不安もありますが、同時にやっとわが子に会えるといううれしさにワクワクしています。先日『常位胎盤早期剥離』という言葉を耳にしました。 常位胎盤早期剥離になると母子ともに危険な状態に陥ると聞き、とても心配です。具体的にはどういった症状なのでしょうか?●A. 腹部の激痛や出血が主な症状。兆候があればすぐに救急車を!こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。常位胎盤早期剥離とは、赤ちゃんが産まれる前に胎盤がはがれてしまう病気です。赤ちゃんに酸素と栄養素を送っている胎盤がはがれるということは、赤ちゃんの命にかかわりますし、胎盤がはがれた部分から大出血するため母体も危険な状態になります 。症状としては、以下のようなものがあります。・腹部の激痛が絶え間なく続く・お腹がカチカチにかたくなる・出血が止まらない・胎動が減ったorなくなったこれらの症状がみられたら、すぐに救急車を呼びましょう。●常位胎盤早期剥離になりやすい危険因子常位胎盤早期剥離は、妊娠の全期間を通して起こる可能性がありますが、多くは34~35週以降に起こります。それ以外にも常位胎盤早期剥離になりやすい危険因子がありますので挙げておきます。●(1)妊娠高血圧症候群強い頭痛が続いたり、目がチカチカするような症状 がみられたら注意しましょう。休息を十分にとり、バランスのよい食事と減塩を心がけましょう。●(2)常位胎盤早期剥離の既往これまでの妊娠で常位胎盤早期剥離になったことがある場合、必ず主治医に伝えましょう。●(3)切迫早産切迫早産になると安静や薬の内服などの指示が出ますが、自己判断による内服 は常位胎盤早期剥離の症状が隠れるリスクもあります。そのためいつもと違う症状を感じたら、まずはかかりつけの産院に相談しましょう。●(4)腹部の外傷妊娠中に腹部の外傷を受けたときは経過観察が必要なこともあるため、かかりつけの産院に相談しましょう。●(5)喫煙妊娠中の喫煙は、常位胎盤早期剥離を誘発します。ママ自身の喫煙はもちろん、周囲の人もママのそばでの喫煙はやめましょう 。●確実な予防策はないため、兆候を見逃さないことが重要危険因子をなるべく取り除いたとしても、常位胎盤早期剥離に確実な予防策はないため、きちんと妊婦健診を受けることと、兆候を見逃さずおかしいなと感じたら一刻も早く受診することがとても大切です。主な症状は、突然起こる腹部の激痛と出血です。出血の大部分は子宮の中に溜まるため、痛みに比べて外に出る出血量が少ない のがこの病気の特徴です。お腹は痛みとともにカチカチにかたくなります。初産婦さんの場合、「陣痛かな?」と勘違いしてしまうこともあるようですが、見分け方としては陣痛が周期的に起こるのに対し、常位胎盤早期剥離の痛みは持続的に起こる ことが挙げられます。また、胎動が急に減ったりなくなったりするのも重大な兆候です。このような症状がみられたら、救急車を呼びすぐに受診しましょう。【参考文献】・『いちばんためになる はじめての妊娠・出産』小川隆吉・監修【参考リンク】・常位胎盤早期剥離ってなに? | 日本医療機能評価機構(PDF)()●ライター/aco(フリーライター)
2016年05月28日こんにちは、ママライターのみいゆです。一緒に遊べるように兄弟は年齢が近いほうがいい!と待望の第二子を妊娠したものの、デリケートな妊娠中に上の子のかまって攻撃に合うとないがしろにはできません。しかし、 相手をしてあげたくても「お腹の赤ちゃんも気になるし」とヤキモキしているプレママさんもいらっしゃるのではないでしょうか。今回はまだまだ甘えん坊の上の子がいるプレママさんが、うまく妊娠生活を乗り越えるためにやったほうがいいことをご紹介します。●上の子のママべったりはこう乗り切ろう!『妊娠初期のころはつわりもあってしんどかったけど、上の子がまだまだ抱っこの時期で大変だった。お腹が気になるけど抱っこしない訳にもいかないから、ヒヤヒヤしながら乗り越えた』(2歳女の子のママ)妊娠初期は流産の確率も高いので、重たいものを持つことはとても不安になりますね。でも上の子がまだ幼いと抱っこは避けて通れません。安静にしないといけない状態でなければ、少しの時間の抱っこは問題ありません 。もしどうしても気になるようであれば、座りながら抱っこすることをオススメします。そして疲れたら必ず休息をとるようにしましょう。『妊娠すると上の子の甘えっぷりがなぜか度を増しました。子どもなりに何かを察したのかもしれません。産まれてくればどうしても上の子に手をかける時間は減ってしまうと思ったのでたくさん甘えさせました』(3歳女の子のママ)筆者の子どもも、妊娠中に以前よりよく甘えてくるようになりました。今だけしか上の子を一番に構ってあげられる時間がないので、たくさん甘えさせてあげましょう。きっと上の子も不安な気持ちからママにべったりなっているのかもしれませんね。『お腹も大きくなっていよいよつらくなってきたときは、休日は夫や両親に上の子を預かってもらいました。やっぱり上の子とずっと一緒にいるよりも、たまにはリフレッシュしたりゆっくり休んだりすることで優しくなれました』(3歳男の子のママ)妊娠中はちょっとしたことでも不安になったり、イライラしたりするものです。そのおかげで上の子に冷たく当たってしまうこともあるかもしれません。そう感じたらママもリフレッシュが必要です。もうすぐ一人の時間も簡単に取れなくなります。上の子を夫や両親、一時保育に預けてゆっくりすることもとても大事なことです。妊娠中は体調が悪くても否応なく上の子のお世話に明け暮れなくてはいけません。上の子もお腹の赤ちゃんもどちらも大切です。無理したら休むということを意識して、上の子と妊娠生活を楽しく過ごしましょう。●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年05月21日結婚して時間がたつと、家族を作りたい!と願う人は多いのではないでしょうか。なかなか授からず妊活を始めたりと、悩んでいらっしゃる方も多くいます。そんな方に是非お薦めしたい普段からできること、気を付けたいことを紹介したいと思います。身体の冷えがホルモンに影響冷え性や低体温だと、血液のめぐりが悪くなっていきます。血液、身体のエネルギーの素となる栄養素や酵素、身体を整えるホルモンなどを運んでいるので、 これらがうまく身体の全体にいきわたらなければ、女性特有の病気へとつながる可能性が高くなり、卵巣機能、黄体機能などの生殖機能の低下を招きます。以上のような理由から、身体が冷えていると妊娠しにくくなり、身体を内側からも外側からも温めれば、不妊症を解消できる可能性があるといわれています。冷えと不妊症の関係・㈰排卵障害の可能性冷え性により血流が悪くなると、卵胞刺激ホルモンが分泌されにくくなり、排卵障害を引き起こす可能性があります。卵巣への血流が足りない場合、卵胞の発育が悪くなって排卵しなかったり、 体外受精の際に十分に発育した卵を得られないということにもなりかねません。・㈪着床、卵管障害の可能性冷え性によって臓器の働きがよくなくなるということは前にも説明しましたが、それは毎月1回くる女の子の日にも影響を与えるんです。生理は不要な血液や粘膜を対外に排出します。冷えによってその力が弱まると排泄されるべき不要なものが体の中に残ってしまうことになります。その血液が逆流し卵管障害になったり、子宮内膜症、子宮筋腫、卵管狭窄などの原因になる可能性もあります。身体が冷える原因そもそも身体が冷える原因はどこにあるんでしょうか。女性は男性よりも身体が冷えやすいといわれています。その理由は様々ですが、代表的なものを紹介したいと思います。・筋肉が少なく、脂肪が多い筋肉は熱エネルギーを発生させる役割があります。その熱によって、温められた血液が全身をめぐり、身体を温めてくれます。女性は皮下脂肪が多く、一度冷えるとなかなか温まりにくいといわれているので、冷え性の原因になるといわれています。・ダイエット偏った食事や減量をすると、栄養不足になるためにエネルギーが作られなくなります。それにより熱が生まれにくくなり、冷えてしまうといわれています。・薄着ファッション女性はおしゃれしたいですよね。肌見せコーデや短いスカートなど、流行りのコーディネートは挑戦したいもの。ただ、これも体を冷やす原因のひとつともいえるのではないでしょうか。冷えによって血行不良が起きると、臓器へ栄養や酸素が十分に行き渡らなくなったり、ホルモン分泌が上手く出来なくなり、様々な臓器の働きが悪くなります。子宮の働きが悪くなると、女性ホルモンが上手く分泌されず、卵巣や黄体機能が低下して、卵子の発育悪化や卵子の老化を引き起こすため、不妊の原因になるといわれています。冷え症を改善するためには・食事毎日の食事は大切です。その食事を見つめ直してみましょう。冷たいものばかり、スナック菓子やスイーツを食べすぎていると体温も下がってしまいます。また、季節のお野菜に注目することも大切です。冬の食材のさつまいもや大根には身体を温める作用があるといわれていますし、 反対に夏の食材のトマトやキュウリは身体を冷やす作用があるといわれているので、上手な食材選びも冷えを改善するうえでは大切なことです。・運動激しい運動やトレーニングではなく、適度な運動が効果的です。「散歩をする」「ストレッチをする」など、日常生活の中で簡単にできることがおすすめです。新陳代謝を高めることで、未然に冷えを防ぐことができます。インナービューティが効果を発揮!腸は第二の脳といわれています。身体の細胞や血液を作っているのは、毎日私たちが食べて腸で吸収したものでできています。身体の重要なホルモンも腸でできているので、腸を整えること=インナービューティが大切になります。インナービューティすることで、不妊症の改善も夢じゃありません。身体にとってできるだけ自然なもの、消化に負担がかからないものを毎日摂るようにすると、身体が変化していきます。毎月来る、女の子の日の肌荒れ、腰痛や腹痛など、あらゆる症状が改善していきますよ。もちろんアンチエイジングやダイエットにも効果ありで嬉しいことばかりです。最近では、バリバリ働く女性も多く、女性進出に伴って食習慣や生活スタイルが乱れがちな気がします。妊娠しやすい身体になるために身近にできることは意外とあるので、是非この機会に自身の食・生活スタイルを見直してみてはいかがでしょうか。
2016年05月18日【ママからのご相談】現在妊娠4か月です。先日受けた妊婦健診の採血結果で、随時血糖が高かったため、再度血糖の検査をしてきました。もしかしたら妊娠糖尿病の可能性があると言われましたが、妊娠糖尿病とは一体どのような病気なのでしょうか?●A. 妊娠が原因で起こる病気。血糖値のコントロールが重要!こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。妊娠糖尿病の可能性があると言われ、驚かれたことと思います。今は再検査の結果待ちかと思いますが、もし妊娠糖尿病と診断された場合、まずは食事制限や運動で血糖値をコントロールし治療していくことになります。とはいえ、妊娠糖尿病は、いわゆる糖尿病とは異なり妊娠が原因で起こるものなので、出産後たいていは治ります。妊婦健診をきちんと受け、主治医の指示をしっかり守れば赤ちゃんは元気に育ちますので、もし診断されたとしても心配し過ぎないようにしましょう。●胎盤で作られるホルモンが妊娠糖尿病の原因に妊娠すると、胎盤からは血糖を上げやすいホルモンが分泌されます。通常、妊娠中のママの膵臓はインスリンの分泌を増やし、血糖値が上がらないようコントロールしていますが、それが追いつかないと血糖値が上昇し、妊娠糖尿病になってしまいます。太りすぎていたり、家系に糖尿病の人がいたりするとかかりやすい と言われています。●診断方法妊娠糖尿病は次のような方法で診断します。まずは妊娠の早い時期に随時血糖をはかります。随時血糖の値が高いときにはブドウ糖負荷試験をして診断します。もし妊娠初期に陰性であっても、妊娠が進むにつれ血糖を下げるインスリンというホルモンが効きにくくなるため、妊娠中期(24〜28週)にもう一度スクリーニング検査を受ける必要があります 。●病気を放置してしまうと、母子ともに合併症のリスクがあるママが妊娠糖尿病になり、もし高血糖の状態を放置してしまうと、お腹の中の赤ちゃんも高血糖になり、さまざまな合併症が起こりやすくなります。ママは妊娠高血圧症候群や羊水過多症などの併発が心配されます。赤ちゃんは出産時に4,000g超の巨大児になる ことが多くなります。しかも、大きいにも関わらず、高血糖の影響で内臓や肺の機能が未熟になるリスクがあります。また出産後一気に低血糖になる心配もあります。●治療とケア妊娠糖尿病が早期発見できたら、まずは食事制限や運動で血糖値をコントロールしていきます。もし改善しない場合は、インスリンを投与して血糖値を下げることもあります。妊娠が進むにつれインスリンの量は増えますが、ほとんどの場合、産後には減量あるいは中止できます。妊娠糖尿病は、出産すればたいてい治ると言われています。しかし、妊娠糖尿病になった人は、そうでない人に比べ、将来的に約7倍糖尿病になりやすい といわれています。そのため今後も定期的な検診や生活習慣の見直しをすることが大切です。また産後に母乳を与えると、お母さんも赤ちゃんも将来、糖尿病になるリスクが減ることが知られていますので、母乳栄養を心がけるのもいいですね。【参考文献】・『最新決定版 妊娠全百科』北川道弘・監修【参考リンク】・妊娠糖尿病 | 日本産科婦人科学会()●ライター/aco(フリーライター)
2016年05月17日タレント・ベッキーさん(32)の芸能界復帰について、芸能リポーターの井上公造氏(59)は2016年5月16日、情報番組『ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演し、今週木曜日(5月19日)発売の『週刊文春』で新情報が掲載される可能性を指摘。 そして、『騒動は終わりじゃない。今後のタレント人生を左右する出来事が今週、起きると思う』と予告しました。ベッキーさんは、5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でテレビ復帰をしたばかり。一連の騒動の発端となった『週刊文春』は、さらなるネタを用意しているのでしょうか。●文春でさらなるベッキー続報!? ネットでは予想大会にこの井上氏の“続報予告”に対して、ネットでは『もしかしたらベッキー自身が妊娠してたりしてね。そしたら完全にベッキーのタレント生命終わると思う』『反省している時期に会ってた写真撮られたとか』『奥さんのインタビューや妊娠ぐらいじゃ芸能生命左右するほどじゃないよね?』『ベッキーも奥さんもダブル妊娠してたりして』『ホテルで仲よさそうにしてた写真を撮られてたじゃん?絶対やってる写真あると思うw』『もし、追い詰められた川谷が自己保身目的にベッキーの中絶同意書を文春に売ったとかなら、今度こそ川谷もベッキーも本当に終わるね』『色んな人にしたためたらしい嘘だらけの手紙が載るとか』『LINE、普通の人はもう怖くてやらないけど、あいつらだよ!懲りずにやってんでしょうよ』『実は不倫が2度目だったとか、、、』『二股不倫、もしくは謹慎中に他の芸能人と不倫、みたいな気がする』『不謹慎かもしれないけど…まさか奥さんの流産とか? 産まれてくる子のために父親が必要だから離婚も踏みとどまってたけどその必要がなくなったから離婚に応じたとか?』『ベッキーの文春への手紙をサンミュージックの社長直々に持って行ってるから、もうダメージ受けるような記事掲載しないように話してそう』『ベッキー上げ記事だったら、笑える』など、ベッキーさんについて何が報じられるのかを、これまでのウワサも混じえてさまざまに予想しています。ベッキーさんのテレビ復帰&再謝罪でいったん終息に向かうと思われたこの話題ですが、尽きることのなさそうな“文春砲”への関心が高まっています。【画像出典元】・Becky ベッキー(@becky_dayo)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年05月17日【ママからのご相談】現在、妊娠後期の初妊婦です。出産はおそらく6〜7月ごろの出産になると思うのですが、熱中症や脱水症状などの危険がある暑い夏に新生児を育てることに不安があります。 夏生まれの赤ちゃんの子育ては、やっぱり難しいのでしょうか?●A. 夏生まれベビーは初心者ママには助かることが多いです!ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。初めてのお産となると、産後のお世話のことでいろいろ不安になってしまいますよね。でも、6月~8月のお産は、産後しばらくあたたかい(暑い)気候が続くため、風邪の心配がなく意外とお世話がしやすいのが特徴です。しかし、もちろん夏出産ならではのデメリットも。今回は、先輩ママに聞いた夏出産のメリット、デメリットをご紹介します。●6月~8月出産ママの妊娠・出産・産後の流れ●(1)子作り・妊娠は秋ごろ9~11月の子作りで夏生まれの計算。排卵日のズレなども考慮して余裕を持って計画すると良いでしょう。●(2)妊娠発覚~妊娠初期つわりの時期の気候が良く、過ごしやすい のがポイント。7月、8月予定日のママは年末年始やクリスマスがつわりでツラい時期になることも。梨やスイカなど、つわりの時期に食べられそうな果物の季節が外れているのもちょっとツラいかも。●(3)妊娠中期安定期に寒い時期に差し掛かっているので引きこもりがちになりますが、妊娠経過が安定しているのなら、おなかをしっかり保温して積極的に出かけましょう。●(4)妊娠後期・出産暖かくなり出したころに妊娠後期となるので、積極的に散歩に出かけられます。7月、8月に臨月のママは出産まで少し暑すぎる思いをしなくてはなりませんが、涼しいショッピングセンターでウィンドウショッピングすると良い運動になりますよ。●(5)新生児期最も赤ちゃんの体温調整に気を遣う時期に夏場なので、体を冷やさないように、風邪を引かさないようにと冬場に比べればおおらかに新生児期を過ごすことができます 。●先輩ママの6月~8月出産体験談『7月に出産しました。産むまでは蒸し暑くて大変で、毎日早く産んでしまいたいなーなんて思っていましたが、産後の沐浴やお着替えなど手際が悪くても残暑が厳しかったおかげで風邪の心配はしなくて済みました 』(20代/女の子ママ)『6月出産です。5月に臨月で本当に良かったと思いました。たくさん散歩できたし、産後も自分も赤ちゃんも寒い思いしなくて済みました。夜中の授乳も頻回授乳してる時期は楽でしたよ。保育園もわたしの地域では0歳児が入れやすかったので夏生まれで助かりました。ただ、お宮参りがすごーく暑くて大変だった のをよくおぼえてます』(30代/男の子ママ)『1人目は8月、2人目は6月出産です。2人目は梅雨時期の出産で、生まれた日も退院した日も雨が降っていたような。二人とも外出するころには気候が良くて、良かったです。新生児期は部屋のなかで肌着1枚で転がしておけるので本当に楽でしたが、母体からの免疫が切れるころに真冬なので二人とも初めての冬は本当によく風邪もひいたし色んな病気も経験しました 。自分も育児疲れが出るころだったので良く一緒に風邪をひいてました』(30代/3児ママ)●どの季節に生んでも大変なことはつきまとういかがでしたか?夏生まれの赤ちゃんは妊娠中から産後直後までは比較的過ごしやすいことが多いです。しかし、一番体が重たい臨月に暑苦しい思いをしたり、育児に慣れたころに風邪を引きやすくなったりとデメリットもあります。この時期に産めば絶対楽!ということがないのがママのさだめなのですね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年05月16日こんにちは、ママライターのみいゆです。妊娠すると約8割の妊婦さんはつわりに悩まされます。このつわりは十人十色で、全くつわりを経験しない人や重度のつわりに悩まされて入院しなければいけない人もいます。 つわりの種類もさまざまで、出産することよりもつわりの方がつらいという人もいるくらいです。そんなつわりで現在苦しんでいるプレママさんに、この時期をなるべく楽に乗り越えられるようなヒントをご紹介します。●一度に全部のつわりを経験することもありますmoonyのサイトによれば、つわりについて、『はっきりとした原因が分かっていません』『妊娠初期(4週から15週)に見られます』と記載されています。一般的に“吐きづわり ”を経験する人が多いですが、ほかにも“食べづわり ”や“においつわり ”、胃痛、頭痛など風邪の症状に似たつわりを経験する人もいます。またこれらの症状を全て経験する人もいます。実際に筆者自身もそれぞれのつわりを経験し、点滴しなければいけない状況にもなったこともありました。特に吐きづわりのときは何も食べられない、飲めないということも珍しくないのでこういった場合は体調面でも心配です。できれば何か食べられるものを見つけて改善していきたいですね。●なるべくつわりを楽にするために実践したいこと3つ●(1)炭酸飲料やルイボスティーはおすすめ気分が悪いと絶食になったりしますが、本当にひどい状態になれば点滴してもらうことも考えた方が良いです。水分が摂取できずに脱水症状になることだけは避けたいので、飲めるものは何でもよく、ほんの一口でも飲むようにしましょう 。胃が空っぽの状態で吐いてしまうと喉が炎症を起こしてしまいます。特に飲みやすいのは炭酸飲料 です。こちらも人によってさまざまですが、この時期は水分補給が大事なので、多少砂糖が入っていても飲めるのであればおすすめです。もし糖分が気になるようでしたらルイボスティーもおすすめします。ハーブティーの一種でノンカフェインでもあり栄養も豊富に含まれています。一度試してみる価値はあります。●(2)休めるときはとことん休む普段お仕事しているプレママさんはこの時期はとても大変だと感じます。まだ安定期でもない、不安定な時期につわりの症状というダブルパンチ。職場に報告していない場合、無理して乗り越えようとする人もいるかと思いますが、あまりにもひどい場合は休暇を取ることも大切です。もしそうでなければ、帰宅後や休日はとことんダラダラしてしまいましょう!ダラダラするのも簡単ではないですよね。しかし、疲れていたりストレスを強く感じたりしていると、つわりはますます悪化してしまいます 。できれば横になったり、この時期だけはなるべく家事も手抜きで済ませた方が良いですよ。夫の理解を得ることは難しいかもしれませんが、きちんと言葉にして今どういう状態なのか伝えるようにしましょう。●(3)締め付ける下着はNGまだまだお腹が出てくる時期ではないので、今までと同じ下着や洋服を着ているかもしれません。しかし、締め付けることで血の流れが悪くなり、つわりの悪化 につながることがあることは事実です。これからどんどん週数が進むにつれて、今ままで着用していたものが着れなくなるので、今からゆったりとした下着などに変えていきましょう。----------いかがでしたでしょうか。つわりは妊娠すれば誰にでも起こりえます。軽い人もいますし、重い人もいます。どんな人がどういったつわりになるということは全く決まっていないので、つわりがやってきたときは「赤ちゃんが元気な証拠 」と受け入れて、ひたすら耐えるしかありません。ただし、このとき「これだけは食べられる、飲める」と思ったものはぜひ試してみてください。多くの人は安定期前にはつわりが治まっていきます。それまでなるべくストレスをためずに上手につわりと付き合っていきたいですね。【参考リンク】・ムーニー 妊娠 出産 育児 初めてレッスン初めてのつわり1 | ユニ・チャーム()●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年05月07日こんにちは!海外で1歳児の育児に奮闘するママライターなかやまあぽろです。ママ友と、よく妊娠中の症状や出産時についての話になることはありませんか?ひと口に“妊娠”と言っても、つわりが重かったり、逆に全くない人など十人十色ですね。妊婦さんに特に多いのは、眠気やだるさが続いたり、常に空腹でついつい何かを口にしてしまい、産科に行けば体重コントロールで注意の嵐……なんてことも。後期に入るとおなかで足元が見えないし、赤ちゃんに膀胱(ぼうこう)が圧迫されて思わず尿もれ。妊婦生活は、思った以上に大変!でも、そんな妊娠中にしか体験できないこともあるはず!今回は妊娠中のおもしろエピソードをママたちに聞いて、まとめてみました。現在妊娠中の読者様も、育児真っ最中の忙しいママたちも、しばしの間楽しんでいただけたら幸いです。●夫とのエピソード:イクメン誕生のきざしが見えるかも?『おなかがふくらんで靴下がうまく履けなくなったとき、旦那さんが手伝ってくれるようになりました。ありがとうと伝えると、「僕の老後の介護は頼むよ」 と一言。思わずクスリと笑っちゃいました』(3か月の男の子のママ)『妊娠がわかってから、フィルムカメラでおなかが大きくなる様子を撮っていって、子どもが産まれてから現像して記念にしようということになり、夫が撮影をしてくれることに。私はてっきり全身が写っていると思い込んでいましたが、いざ現像してみるとおなかの部分しか写っていなくてショック。「幸せそうな顔も写ってないと意味ないじゃん!」と夫に言ったら、「赤ちゃんのことしか考えてなかった……」 とのこと。その返事になんだか気が抜けて笑っちゃいました』(1歳の女の子のママ)旦那様との間では、ほっこりするようなエピソードが特徴でした。妊娠中の奥様への気づかいは、パパとして目覚める重要なキーとなり、出産後の子育てへの協力にも影響すると言われています。皆様、イクメンと呼ばれているのでは!?●家族とのエピソード:孫の誕生が待ちきれない両親の、おちゃめな一面『里帰り中のある日、父が畳み終わった洗濯物をキッチンにいるわたしに渡しながら「これ台拭き用のふきんだからしまっておいてね」と一言。何気なくふきんを見たら、なんとわたしの妊娠中に愛用していたデカパンツが…… 。「ちょっと、これわたしのパンツだよ!」と言ったものの、父はわたしがこんな大きなパンツをはいているとは想像もつかないという様子。他の家族は大笑いでした』(2か月の男の子のママ)『息子はおなかにいるうちから名前を決めていて、里帰り先では家族がみんな名前を呼びながらおなかに話しかけていました。特に母は初孫の誕生を待ちわびていて、毎日おなかの息子の名前を呼んではうれしそうにしていました。ある日、母が間違えて実家暮らしのわたしの兄をおなかの息子の名前で呼んだ ときには、家族全員大爆笑でした』(1歳の男の子のママ)孫の誕生を待ちわびるご家族の熱気は、本当に熱くありがたいものですね。出産後に知る両親のありがたみは計り知れないものです。これからお子さんと一緒におじいちゃんおばあちゃん孝行をしたいですね。●外出先でのエピソード:妊娠中は、意外と大胆になる?『妊娠中、わたしはおなかをなでてもらうとすごく幸せな気持ちになって、いろんな人によくなでてもらっていたのですが、他の妊婦さんもきっと同じ気持ちだろうな、と思っていました。ある日、外出先で母のパート仲間の女性に会い、おなかがふくらんでいたのでニコニコしながらなでたのですが、後から母が青ざめた顔で「あの子妊娠してないよ……」 と一言。どうやら元からふくよかな体型の方だったよう。あとから母を通じて謝りましたが、ご本人も爆笑だったみたいで救われました』(1歳の女の子のママ)『健診で産院に行くと、予約をしていなかったので1時間半待ちと言われました。わたしは妊娠中、常におなかがすくタイプだったので、待っている間も何かを食べたい衝動にかられていました。あまりにも待ち時間が長いので、ついに近くのコンビニでおにぎりを買い、待合室でむしゃむしゃ。顔見知りの助産師さんが近づいてきて、「ここでおにぎりを食べたのは、私が知る限りあなたが始めてよ」 と。急に恥ずかしくなり、思わず隅の席に移動しました』(2歳の男の子のママ)妊娠前の自分からすれば、思ってもみなかった行動をとってしまった……というおもしろいエピソードでした。子育てをしている現在では、さらに大胆になっているのでは!?----------妊婦生活は、目まぐるしく変化する自分の体に戸惑いつつも、毎日が赤ちゃんの誕生を待つ幸せな気持ちでいっぱいですね。普段子育てに忙しいママたちも、たまにはパパと妊娠中の出来事を思い出して語ってみては?●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年05月03日【ママからのご相談】臨月に入ったばかりの妊婦です。これが初めての妊娠ですが、毎日毎日あっという間に過ぎてしまい予定日もすぐ来るんだろうな……と思うと今から緊張してしまいます。陣痛なんて経験したことがないのできちんと気づくことができるのかも不安で……。どんなきっかけで陣痛が来ることが多いのでしょうか?●A. お産も陣痛のきっかけも妊婦さんの数だけパターンがあります!ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。臨月に入ると、今まではどこか人ごとのようだった出産を間近に控え、とても緊張してしまいますよね。出産につながる陣痛の兆候パターンはさまざまあり、タイミングも始まり方も妊婦さんによってエピソードはさまざまですが、大体の流れやパターンは把握しておくと、本番のときも慌てず冷静になることができます。今回は、先輩ママが体験した陣痛のきっかけエピソードをご紹介します。●陣痛のはじまり3パターン●(1)前駆陣痛から始まる前駆陣痛とは、本陣痛のための予行練習 のようなもの。36週を過ぎたころから出産の数日前から感じることがあります。“定期的なおなかの張り”が前駆陣痛の症状です。おなかが固くなってから柔らかくなるまでの秒数と、次の張りまでの間隔の時間をメモしておきましょう。●(2)おしるしから始まる出産が近づいてくると、おりもの程度~軽い生理のときのような出血があることがあります。これが俗に言う“おしるし”です。出産までおしるしを何度も繰り返すこともあり、緊急で病院に連絡する必要はありませんが、レバーのような血の塊 が出た場合、別の異常の可能性がありますので、直ちに病院に連絡をしましょう。●(3)破水から始まる陣痛がなくても、破水してしまったら即病院に連絡 しましょう。おなかで「パン!」という破裂の感覚があり(自覚がない場合もあります)、生暖かい水のようなものがチョロチョロと出てきます。羊水が外に流れ出てきているのです。外出先で破水する可能性もありますので、臨月に入った妊婦さんは夜用の生理ナプキンを持ち歩いておくと安心。破水をしたら入浴は控えましょう。●先輩ママの陣痛エピソード『出産前日にマタニティヨガに参加して、終わったあとにトイレへ行くとおしるし。それが2度目のおしるしで、前駆陣痛もある状態でしたがなかなか陣痛はきませんでした。翌日いつものように前駆陣痛 があり「また思わせぶりか~」と思っているとどんどん間隔が短くなり、間隔を測ってみると間隔が10分を切っていました。病院に電話するとすぐに来てくださいとのことで、そのまま入院。その日のうちに元気な女の子を出産しました』(20代/女の子ママ)『1人目も2人目も破水から始まりました 。それも同じ早朝でお弁当を作ろうと立ち上がろうとした瞬間です!1人目は破水してすぐ入院したたもののなかなか陣痛が起こらず、促進剤を使って出産しました』(30代/女の子2児ママ)『前駆陣痛 が続いて、間隔が詰まってきたので病院へ行きましたが、痛みが遠のいてしまいいったん帰宅……そのまま2日ほど、間隔が15分~20分程度の前駆陣痛と戦いながら自宅で過ごし、やっと予定日ちょうどの日に入院、そのまま出産しました』(20代/男の子ママ)『出産数日前はいつもと違うな、という感じがありました。まずお恥ずかしい話ですが腹痛があり激しい下痢をしました ……それからすごーく眠たくて、寝だめをするかのように日中も寝ていました』(30代/女の子ママ)●自信がないのは当たり前。必ず赤ちゃんを産むことはできます今回4人のママの陣痛エピソードをご紹介しましたが、話に聞いていた通りの流れになるとは限らない のがお産の神秘です。初めてのお産でも、何度目かのお産でも「陣痛に気づけるのか?」「ちゃんと産めるのか?」という不安は最後までつきまといます。とはいえ、絶対に何らかの形で陣痛に気づくことはできますし、絶対にあなたはきちんと赤ちゃんを産むことができます。陣痛待ちの妊婦さんは毎日がドキドキだと思いますが、その緊張感も人生のなかで数度経験できるかできないかの貴重な時間。もうすぐ会える赤ちゃんのことを思いながら、おいしいご飯を食べてゆっくりとお風呂につかり、たっぷりと睡眠をとってくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年05月02日【ママからのご相談】現在妊娠7か月のプレママです。先日健診のときに、主治医からお腹の赤ちゃんが“逆子”だと言われました。「妊娠後期になって赤ちゃんが大きくなれば自然に戻ることが多いから、今はそれほど心配しなくて大丈夫」と言われたものの、 もし戻らなければ帝王切開になるんですよね?このまま逆子の状態が続いた場合、治す方法はあるのでしょうか?●A. 妊娠後期に戻る場合がほとんど。もし治らなければ逆子体操を。こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。7か月というと妊娠中期ですね。実は妊娠中期までに、妊婦さんの3分の1が逆子の診断を受ける といわれています。でも、妊娠後期になりお腹の赤ちゃんの頭が大きくなると、重みで頭が下になることがほとんどだそうです。とはいえ「もし戻らなかったら……」と不安になるお気持ちもよくわかります。もし妊娠後期になっても逆子が戻らなかった場合、逆子体操という方法があります。必ず主治医の指示のもと、無理のない範囲で試してみてくださいね。●リラックスして行うのがポイント。逆子体操の方法それでは逆子体操の方法を紹介します。腹帯はあらかじめ外しておき、お腹をやわらかくしておきましょう。毎日昼と就寝前に1回ずつ行うのがおすすめですが、お腹が張ったりつらく感じたりするとき は無理に続ける必要はありません。また、必ず主治医の指示を受けてから行いましょう。●(1)基本姿勢まずうつ伏せになり、顔を横向きにし、肩と胸と膝から下を床につけます。これが基本姿勢で、“胸膝位”というポーズです。両膝のあいだは握りこぶしが1つ入る程度にあけましょう。またお尻を高く上げ、膝は直角に曲げ、太ももと床の角度を90度にします。この姿勢を10~15分キープ します。息苦しいときなどは短時間から始めましょう。無理せずリラックスして行うことが大切です。●(2)横向きの姿勢胸膝位のあとは、お腹の赤ちゃんの背中側が上になるように寝転がります。たとえばママの左側に赤ちゃんの背中がある場合、ママは右側を下にして横になりましょう。この状態で30分~1時間程休みます。すると赤ちゃんが動き始めるでしょう。この姿勢をとる際には、赤ちゃんの背中側の位置を正しく把握するため に、事前に主治医に確認しておきましょう。●注意したい“前期破水”最終的には戻ることが多い逆子ではありますが、“前期破水”には要注意です。逆子の場合、赤ちゃんのお尻や足が子宮の入り口の一部を圧迫するため、破水しやすいと言われています。通常、頭が下にある赤ちゃんの場合、仮に破水しても赤ちゃんの頭が栓の役割を果たし羊水が一度に流れるのを防いでくれます。しかし逆子の場合は栓ができず、羊水とともにへその緒が出てしまう ことも。もし「破水かも?」と思ったら、清潔なナプキンを当てすぐに病院を受診しましょう。----------いかがでしたか?逆子の状態が続くと、どうしてもママはそわそわした気持ちになってしまうと思います。でもママが心配したり落ち込んだりすることは、お腹の赤ちゃんにとっても良いことではありません。そんなときは溜めこまず、周りに不安な気持ちを吐き出しましょう。そして少しでも穏やかな気持ちで、赤ちゃんが自分から回ってくれるのを待てるといいですね。【参考文献】・『はじめての妊娠・安産百科』井尾裕子・監修●ライター/aco(フリーライター)
2016年04月24日【ママからのご相談】現在妊娠8か月のママです。仕事をしているせいか、8か月に入ると急におなかの張りが気になりだし、先日の妊婦検診で切迫早産と診断されてしまいました。仕事も早めにお休みをいただくことになり、出産準備も進めなくてはいけないのですが、安静を言い渡されているのにやることが多くてなかなかはかどらず、臨月までに間に合うか心配です。初産なのにいきなり切迫早産と言われ、健康な子をちゃんと産めるのかもとても不安です。やはり切迫早産のママは早めに赤ちゃんが産まれてしまったり、難産になる傾向があるのでしょうか?●A. 切迫早産のママでも出産予定日を超過することもあります。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。妊娠中の安静生活は、息抜きや出産準備もなかなかできず気持ちばかり焦ってしまいがち。産むまでに身辺や心の準備を整えておかなくてはならないのに、出産が早まるのでは?健康な子を産めるのか?という不安も拭えませんよね。今回は、切迫早産のママは出産はどんなお産になるのか、実際に切迫早産を乗り越えた先輩ママの体験談をご紹介します。●切迫早産とは妊娠中・後期に“切迫早産”と診断されることがあります。まだ正期産に入っていないにも関わらずお産の準備に入ってしまっていて、早産してしまうリスクがある ということです。大体は安静や休業を指示され、子宮収縮抑制剤(張り止め) が処方されます。強い子宮収縮が認められ、子宮口が開いている場合は、絶対安静と24時間“子宮収縮抑制剤”を点滴する必要があり、中期・後期から出産まで入院を余儀なくされるママも。早産は5%の確率で起こり 、早く・小さく産まれてしまった赤ちゃんほど後に重篤な症状が現れることがわかっています。早産を防ぐためには、無理をしない妊娠生活を送ることが最重要となります。とくに、・重いものを持たない(おなかに力を入れない)・体を冷やさない・長時間の立ち仕事は避けるの3点は守るべきです。●先輩ママの切迫早産体験記『27週ごろ、年末の検診で子宮頚管が短くなっていてため切迫早産と診断され、張り止めを服用。せっかくのお正月もトイレと食事、お風呂以外はお布団のなか で生活しました。絶対安静のおかげか次の検診で子宮頚管の長さが回復していたので、晴れて安静解除されました!そのまま無理をしないように過ごして順調に正期産に入り、結果39週5日で出産。陣痛開始から8時間ほどで出産に至りました』(20代/男の子ママ)『20週から34週まで入院生活をして、24時間張り止めの点滴を受けていました。入院していたので赤ちゃんの心配はしておらず、編み物やお裁縫をして過ごしたり、雑誌を読んだりしていました。退院したあとはいつ陣痛がくるかソワソワしていましたが、結局赤ちゃんは40週4日までおなかにいて、3,400gほどのビックベビー 。ちょっと分娩で時間はかかりましたが特別難産ということではありませんでした』(30代/男の子ママ)『1人目のとき切迫早産で自宅安静をしていましたが、35週での出産となり1,800gほどの小さな赤ちゃんを出産しました。出産自体はスムーズでしたが、しばらくは保育器生活で体も小さいのでたくさん心配をしました。ですが、3歳になった今ではアチコチ走り回って、他の子と体格も変わらず 。小さく産まれただけで他の子と何も変わらないんだな!と思っています』(30代/女の子ママ)●切迫早産になっても心は前向きにいかがでしたか?お医者様に「切迫早産」と告げられると、「自分が動き過ぎたのが悪かったのかな」「妊娠に向いていない体質なのかな」などと考えてしまって、安静生活のなか心もブルーになってしまいがち。ですが、切迫早産になるママは案外多く、そのほとんどが健康に赤ちゃんを産むことができています。ママがハッピーだと、赤ちゃんもハッピーな気持ちになることができます。もうすぐかわいい赤ちゃんに会えることをたくさん考えて、残り少ない妊娠生活を安らかに過ごしてくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年04月18日【ママからのご相談】1歳3か月の女の子のママです。私は母乳がたくさん出る体質なので、完全母乳で娘を育てました。現在も寝かしつけや食後におっぱいを飲ませています。授乳させることに苦痛は感じず、娘もおっぱいが大好きなのでこのまま母乳育児を続けていきたいと思っていたのですが、最近2人目の妊娠が発覚しました。まだ初期なので流産する可能性があるのですが、母に「妊娠中の授乳は胎児に悪いらしい」と言われ、授乳をすぐにやめるべきか悩んでいます。やはり断乳するべきですか?●A. すぐに断乳する必要はありません。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。授乳中に妊娠が発覚すると、まず頭をよぎるのが「上の子のおっぱいどうしよう?」ということですよね。妊娠中の授乳に関してはさまざまな意見が飛び交っていますが、「授乳の刺激が流産に直結する」という説に根拠はありませんので、すぐに断乳する必要はありませんよ。●妊娠初期の授乳による影響浜松の産科医が、妊娠中の授乳に関して論文を発表しており、こう述べられています。**********石井第一産科婦人科クリニック(浜松市)の石井広重院長は、96~00年に同院で第2子の妊娠が確認された20~34歳の女性のカルテをもとに分析。第1子が満期産(妊娠37週以上42週未満に出産)で流産の経験がない人で、授乳中だった110人と、授乳していなかった774人を比較。授乳群で流産は全体の7・3%に対し、授乳しない群は8・4%で、有意な差はなかった。石井院長は「母乳育児は母子双方にメリットがあり、禁止はすべきでない」と話す。**********流産を防ぎたいと思う気持ちは誰しもが持っていますが、初期流産の大半はどんな高度医療を持ってしても防ぐことはできません。だからこそ、お医者様は考えうる流産予防の方法をすべて提案して少しでもリスクを軽減しようとします。そのため、一部では「妊娠したら即断乳」をすすめる産婦人科があり、世間的にも「妊娠したら授乳はやめるべき」と慎重に考える風潮が強くあります。しかし、この論文では具体的なデータを用いて授乳と流産の関係性がないことを証明しているので、授乳中に妊娠が分かっても緊急で授乳する必要はない と言えます。とはいえ、安定期まではつわりなどでママの体調が優れず授乳どころではなくなる可能性もありますし、ホルモンの影響で胸が敏感になり、授乳が苦痛になってしまうこともあります。そのリスクを考えると、妊娠が分かった段階で授乳回数を減らしたり、断乳に取り掛かったりしておくのも良い方法です。●妊娠中期以降の授乳妊娠中期以降も、妊娠経過に問題が無ければ授乳は続けても問題はありません。妊娠中に上の子に授乳を続けることには、以下のメリットがあります。・ママが妊娠したことによる上の子の心のゆらぎを和らげることができる(赤ちゃん返りを緩和できる )・授乳タイムでママ自身もリラックスする時間を作ることができる(妊娠中・育児中のイライラをリセットできる)・ママの産後へのおっぱいケアが簡略化できるこの3点はママ、上の子、おなかの赤ちゃんにとってとても大きな意味をなすメリットです。ですが、『妊娠中期以降は授乳による刺激に影響が出ることがある』とつづった産婦人科医のブログもあります。切迫流産・早産ぎみのママは慎重に上の子の授乳を検討しましょう。●産後の授乳は赤ちゃん優先が大前提産後まで上の子の授乳を続けていたり、断乳していても上の子が母乳を欲しがるようになったりした場合は、ママの抵抗がなければ兄弟で母乳を分け合う『タンデム授乳』 という選択肢があります。特別推奨されていることでもないのですが、・下の子がうまくおっぱいを吸えなくても上の子が吸ってくれるため母乳がよく出る・妊娠中同様、上の子の赤ちゃん返りが和らぐというメリットがあります。しかし、母乳を飲む順番は赤ちゃんが先 が鉄則。上の子が下の子よりも先に母乳を欲しがったら、きちんと順番を守ってもらうように言い聞かせましょう。あくまで母乳は赤ちゃんの成長のためにあり、優先順位は下の子です。下の子にミルクをあげてまで上の子に母乳を飲ませる……ということはNG。また、妊娠中は上の子に授乳を続けて、赤ちゃんが産まれた時点でおっぱいとサヨナラするよう言い聞かせることもしつけのひとつ。ママの考え方、子どもの性格に合わせてさまざまな授乳ライフの選択肢があります。ぜひ、赤ちゃんとママが一番円満にいく方法を模索してみてくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年04月11日【ママからのご相談】もうすぐ妊娠5か月になろうとしているプレママです。だんだんとお腹が目立つようになってきました。そのせいかお腹の皮膚にむず痒さを感じるときがあります。今まで特に妊娠線予防の対策をしてこなかったのですが、 そろそろ何かケアをした方がいいでしょうか?具体的にはどんな方法がおすすめですか?●A. ぜひとも今から対策を始めて。一番は急激な体重増加を防ぐこと。こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。妊娠線は一度できてしまうと完全に消えることはありません。出産後、徐々に薄くなり目立たなくはなるものの、できれば予防したいですよね。通常、妊娠線は妊娠8か月ごろから現れることが多い のですが、お腹が目立つようになる妊娠中期にできる人もいます。ぜひこのタイミングからケアを開始しましょう。一番の予防方法は急激な体重増加を避けることですが、それ以外に保湿やマッサージも効果的です。●こんな人は妊娠線ができやすいぽっちゃり体型の人は一般的に妊娠線が現れやすいと言われています。皮下脂肪が厚いと皮下組織が伸びにくくなり 、皮膚に亀裂が入りやすくなることが原因のようです。その他に小柄な人やお腹の赤ちゃんが大きめの人、双子を妊娠している人なども、皮膚が大きく伸びるため妊娠線ができやすいでしょう。●具体的な予防方法●(1)急激に体重を増やさない妊娠線を防ぐ最も効果的な方法は、急激に体重を増やさないようにすることです。妊娠中期に入るとつわりがおさまることもあり、食欲が増え、知らず知らずのうちに太ってしまった という人も多いです。バランスのよい食事と適度な運動で乗り切りましょう。●(2)脂肪がつきやすい部分はこまめに保湿をクリームやオイルで保湿することも大切です。妊娠中はホルモンの変化によりどうしても皮膚が乾燥しがちです。しっかり保湿をして伸びやすい皮膚 を維持しましょう。『高価なクリームを少しずつ使うよりも、お手頃価格のものをこまめにたっぷりと塗りこんだ方が十分に保湿できた』(30代ママ)『お腹ばかり保湿していたら、お尻と胸に妊娠線ができていた』(30代ママ)というママ友の意見もありました。お腹だけでなくお尻や太もも、胸など、脂肪がつきやすい部分をこまめに保湿することがポイントですね。●(3)保湿と同時にマッサージも保湿の際にはマッサージも同時に行いましょう。お腹の両わきを、恥骨からおへそに向かって下から上にマッサージします。胸やお尻も持ち上げるように下から上へ。円を描くようにマッサージするのもいいでしょう。新陳代謝がアップし、伸びやすい皮膚になります。●もし妊娠線ができてしまっても諦めないで残念ながら、気をつけていても妊娠線ができてしまうことはあります。その場合、入浴後に皮膚の繊維にそって縦方向にクリームなどでマッサージしたり、蒸しタオルを使って温湿布をしたりましょう。完全に消すことはできませんが、だんだんと目立たなくなります。また、産後に体が回復したら、腹筋を鍛えるのも効果的 です。お腹のたるみが引き締まり、妊娠線を短くとどめることができます。----------いかがでしたか?妊娠線予防のケアは早いに越したことはないですが、妊娠中期になってもまだ対策ができていないという人は、ぜひスタートしてみてくださいね。【参考文献】・『はじめての妊娠・安産百科』井尾裕子・監修●ライター/aco(フリーライター)
2016年04月11日【ママからのご相談】妊娠3か月のプレママです。最近つわりがひどくて、きちんと歯磨きができていません。虫歯以外にも、きちんと歯を磨かないと何かトラブルが起きますか?●A. 虫歯以外にも口臭や口内炎、歯周病のリスクも高まりますし、早産の危険性もあります。ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。つわりでつらい時期は食べたくても食べられませんし、歯ブラシを口に入れただけでも吐き気がしてしまう場合もありますからおつらいですよね。しかし、妊娠中でつわりのつらい時期とはいえ、やはりきちんと歯を磨かないとさまざまなトラブルが起こります。特に妊婦さんは、お腹の赤ちゃんに影響する場合もある のです。そこで今回は、妊娠中に起こる口腔内のトラブルについてご紹介します。●どんなものがある? 妊娠中に起こる口腔トラブルとは?妊娠中に起こる代表的な口腔トラブルには次のようなものがあります。・歯周病・虫歯・ドライマウス・口臭・歯肉炎・口内炎●なぜ? 妊娠中に口腔トラブルが増える理由妊婦さんは出産までに一度は歯科検診を受けるように推奨されており、各自治体から妊婦歯科検診が無料で受けられる受診券が配布されます。これは、妊娠中には口腔トラブルが起こりやすいと言われているためです。では、妊娠中に口腔トラブルが起こりやすいのはどうしてなのでしょうか。日本口腔保健協会によると、妊娠により増加する女性ホルモンにより、女性ホルモンを好む歯周病菌が繁殖しやすい状態 になるためとのことです。また、つわりで何度も吐くと、歯磨きをするタイミングを逃してしまいますし、食事が思うように取れないと唾液の分泌が低下し虫歯や口臭などの口腔トラブルが増えてしまうのです。ご紹介した虫歯や口臭といったトラブルは、妊婦さんでなくても歯磨きをきちんとしていない方にはよく起こるトラブルですが、特に妊婦さんが注意したいのが歯周病です。妊娠中に歯周病にかかっていると、早産や低出生体重児を出産する可能性が高くなる ことがすでに明らかにされています。日本の疫学調査では、歯周病でない妊婦と比べると約5倍も早産のリスクが高かったというデータもあります。●妊娠中の口腔トラブルを予防するには?妊娠中の口腔トラブルを予防するためのポイントは次の通りです。●(1)一日一回でもいいので時間をかけて丁寧に歯磨きをするつわりがひどく毎食後に歯磨きができない場合には、一日一回でいいので、体調のいいときにゆっくり丁寧に歯磨きしましょう。大きなヘッドの歯ブラシは避け、なるべく小さめのものを選ぶと吐き気を防ぐことができます 。●(2)一日三回歯磨きできないときは洗口液を利用する一日一回は歯ブラシでの歯磨きをしたら、他の二回は洗口液(マウスウォッシュ)を使ってうがいをするだけでも口の中の汚れを落としたり、細菌の繁殖をある程度抑えたりすることができます。●(3)妊娠中に一度は妊婦歯科検診を受ける歯科医師や歯科衛生士が、虫歯や歯の磨き残しのチェック・アドバイスをしてくれますので、つわりがつらい場合は、少し落ち着いた妊娠中期ごろ に妊婦歯科検診を受診ましょう。----------いかがでしたか。今回は、妊娠中に起こるさまざまな口腔トラブルについてご紹介しました。ママに虫歯があるとお子さんも虫歯になる確率が高くなるというデータもありますので、妊娠中も出産後も適切な口腔ケアを毎日行うことが大切です。【参考リンク】・女性のお口の健康 | 一般財団法人日本口腔保健協会()●ライター/MAKI(健康・美容ライター)
2016年04月08日こんにちは、ママライターのacoです。多くの妊婦さんが妊娠初期に経験する“つわり”。妊娠6週ごろから始まり、10週をピークに16週前後におさまることが多いと言われています。「妊娠がわかった途端、喜びに浸る間もなくつわりが始まっていた」 という人もいらっしゃるのでは?心の準備ができぬまま症状に悩まされるのはつらいですよね。しかも一口につわりと言っても、「全く食べ物を受けつけない」「においがダメ」「食べていないと気持ち悪い」など症状はさまざまです。そこで今回は、それぞれの症状に合わせた食事対策 をご紹介したいと思います。●つわりの症状と食事対策つわりの主な症状と言えば吐き気ですが、食べ物を見ただけで気持ち悪くなる吐きづわり、空腹になるとムカムカする食べづわりなど、人によりさまざまな症状があります。また、「妊娠するたびに違う症状が出る 」という人もいます。上田玲子氏監修の『安産&つわり撃退! 毎日の食事』では、症状を以下の4つに分類しています。●(1)とにかく何も食べられない食べ物を見ただけで気持ち悪くなるケース。何を食べても結局吐いてしまい、水しか飲めなかったという人も。【食事対策】無理に食べる必要はありませんが、体重が急激に減ったり水分もとれなかったりするようであれば病院を受診しましょう。ジュースやスープ、市販のゼリー飲料など、固形物以外のものを試してもよいでしょう 。●(2)特定のものしか食べられないムカムカしたり吐いたりはするものの、特定のものなら食べられるというケース。フルーツなど食べやすいものが多いですが、中にはジャンクフードが食べたくなるという人も。【食事対策】栄養バランスを気遣うのはつわりが終わってからでも大丈夫 。今は食べられるものを食べましょう。とはいえジャンクフードの食べ過ぎは体重増加につながるため、少量をゆっくり食べるのがおすすめ。●(3)食べていないと気持ち悪い何か口にしていないと、ムカムカしたり食欲が増したりするケース。起床時がつらい という人が多いようです。間食が増えるので、体重増加に注意が必要です。【食事対策】スナック菓子など高カロリーのものはなるべく控え、カロリーの低いおやつを中心にとるようにしましょう。●(4)においがダメにおいで気持ち悪くなるケース。調理のにおいだけでなく、スーパーへの買い物すらつらいことも。食べ物以外に整髪料や洗剤のにおいがダメになる人もいます。【食事対策】電子レンジを活用してなるべく簡単な調理にするか、この時期だけは市販の惣菜で済ませてしまうのもありでしょう。買い物が困難な場合は、家族に頼んだり宅配を利用したりする方法も。●ホルモンバランスの影響もつわりは体内のホルモンバランスが崩れることで起きるという説もあります。ビタミンBにはホルモンバランスを整える働きがあるため積極的に取り入れましょう。ビタミンBは鮭や鯖などの魚介類、豚肉、大豆製品、緑黄色野菜 に多く含まれますが、なかなか食事から摂取できないという方は、サプリメントを活用するのもひとつの方法です。妊娠初期に必要な葉酸もビタミンB群のひとつです。妊婦さん用の葉酸サプリメントには、葉酸以外のビタミンB群が含まれているものも多いので、ぜひ試してみましょう。----------いかがでしたか?つわりの時期はどうしても偏食になりがちなので、お腹の赤ちゃんに栄養が足りているのか不安に感じる人もいると思います。でもこのつらい症状は一時的なもの。栄養バランスはつわりが終わってから考えればいいと割り切って、なるべく負担のない方法で乗り切ってくださいね。【参考文献】・『安産&つわり撃退! 毎日の食事』上田玲子・監修●ライター/aco(フリーライター)
2016年04月05日【ママからのご相談】妊娠9か月に入った妊婦です。おなかがどんどん大きくなって、出産が間近であることをひしひしと感じています。今回これが初めての妊娠なのですが、当然出産も初めてで不安だらけです。少しでも安産で産みたいと考えているのですが、 何か安産のコツみたいなものはあるのでしょうか?●A. お産が始まる前までに体力づくりをし、心身の状態を整えておきましょう。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。妊婦さんにとって出産は得体の知れない大仕事。本当に不安でいっぱいになりますよね。しかし、心配することはありません。いざ陣痛が始まってしまえば必ず赤ちゃんは産まれます。その痛みに立ち向かうための準備や心構えがあれば、少しでもお産を楽にすることができます。●安産のために妊娠中からできること●(1)体重を増やしすぎない妊娠中に太りすぎて産道に脂肪が付くと、難産の原因 となります。また、体重増加により体を動かすことが困難となり、お産のための体力が備えられなくなってしまうので、適切な体重増加を心がけましょう。●(2)体を冷やさない温かい飲み物を飲んだり、体を冷やさない格好をしたりして、妊娠中から体を温めるようにしましょう。体を温めることにより、赤ちゃんにも質の良い血液が循環されます。特に足や腰、お尻 は冷やさないようにしましょう。●(3)安産体操をする分娩の際に使う筋肉を妊娠中からほぐし鍛えておくことで、お産をスムーズにすることができます。●(4)お産に耐えるための体力づくりウォーキングやマタニティスイミングなどで積極的に体を動かし、お産直前まで体をスムーズに動かせるようにしておきましょう。●(5)お産の流れのイメージトレーニング母親教室などでお産の流れ を把握しておき、分娩までのいきみ逃し・痛み逃しの呼吸法、分娩の際のいきみ方の練習や予習をしておきましょう。●陣痛が始まってからお産を進めるためにできること●(1)リラックスできる環境を整えるお産は、リラックスしている状態が進みやすく、体に力が入っていると必要以上に痛みを感じてしまいます。陣痛がきたら、まずは入院するまでのあいだ自宅でできるだけリラックスすること、入院した後もリラックスできるアイテムや環境を整えることをおすすめします。事前に、入院する際に用意しておくものをリストアップ しておき、入院が決まったら家族に準備してもらうのもOK。●(2)なるべく体を動かす赤ちゃんが骨盤の中を回旋するのを助けるために、つらいですが陣痛がきたらなるべく歩く、階段を下る、骨盤を左右に動かすなどして体を動かしましょう。横にはならず、あぐらをかいて座って陣痛に耐える方が赤ちゃんは回旋しやすくなります。●(3)体を温める体が冷えているとお産がすすまないので、体を温めましょう。破水していなければ、入院前に半身浴したり足湯をしたりするのもおすすめです。産後はしばらく湯船につかれませんし、自宅のお風呂につかることでリラックス効果 も望めます。●(4)なるべく食事をとるお産が長くなってくると体力の消耗も激しくなり、痛みが強くなると吐き気を伴います。痛みが軽いうちに少しでも食べられるものを食べておくといいです。簡単に栄養をとることができるドリンクやゼリーを準備しておくのもいいでしょう。●(5)呼吸は深く痛みと戦うあいだ、大切なのは呼吸です。ママが呼吸をきちんとしていないと、赤ちゃんも苦しい状態になってしまいます。痛みが激しくなってきたら、「ハッハッ」と短い呼吸にならないようにだけ気をつけて、痛みに合わせて息を長く吐くこと だけを考えましょう。長く吐けば、必ず深く吸う動作を無意識にすることができます。●お産はリラックスをすることが肝心。あとは、とにかく体力勝負いかがでしたか?産婦人科の助産師さんは、『お産は体力勝負です。初めから体力の予備力が少ない人はお産の進みも悪く、ダラダラと経過してしまいます。お産直前の時期は1日3時間平気で歩けるくらいの体力があれば、どんなお産でも乗り越えられる』と言っています。臨月に入ってから急に体力づくりをすることは難しいので、妊娠中期くらい から妊娠経過が順調なら体力を落とさないことを意識しましょう。そのためには適切な体重管理が大きなポイントとなります。また、いざ陣痛がくると痛みに抗おうと心まで乱されてしまいがちですが、冷静にリラックスすることがお産を進ませる鍵となります。筆者も初産で、3,000gの長女を入院から4時間ほどで産むスピード出産を経験しました。その要因として、妊娠中、入院前の過ごし方、分娩までの過ごし方として、上記でご紹介したことを実践していた通りにできたことが大きく影響しているだろうなと考えています。赤ちゃんが元気に産まれてきてくれれば、みな“安産”であることは間違いないのですが、なるべくママの苦しみは軽い方がベターなので、ぜひとも今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。【参考リンク】・助産師からの一言アドバイス | 鈴木産婦人科()●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年04月04日【ママからのご相談】今2人目を妊娠中で、もうすぐ8か月になります。上の子は3歳です。出産のときは、上の子を私の実家に預ける予定になっていますが、夜に私と離れて過ごすのは子どもにとって初めての経験です。なんとか早く産んで上の子のもとに戻ってあげたいと思うのですが、1人目を産んだときは難産で、出産までにも数日かかったくらいでした。安産になるためにできることって何があるのでしょうか。●A. 動いたり、気持ちを落ち着かせたり。無理のない範囲で試してください。ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。「まずは生まれてくる赤ちゃんのことだけを考えて」と言われることも多いと思います。しかし、どうしても寂しい気持ちになっているであろう上の子のことを考えてしまいますよね。では安産のために、今からできることって何があるのでしょうか。●安産になるために私が実践していたこと3つそもそも、安産の定義は人によってさまざまです。“早く生まれること”に重きを置く人がいれば、“痛みが少ない”ことを重視する人も。もちろん陣痛から出産までの時間がそれほどかからず痛みが少なかったとしても、母子ともに健康でなければ安産とは言えない ですよね。上の子のためにと考えるのであれば、母子ともに健康で母体の回復が早く、なおかつ陣痛が始まってから早く生まれてくるというのが、安産の条件になるかと思います。妊娠後期の今からでも安産のためにできることをまとめてみました。●(1)会陰を伸ばす運動をする私が第一子を産んだときは会陰切開をしましたが、第二子出産のときは切らずにそのまま生まれてきました。切ってしまうと、産後の回復が遅くなってしまいますよね。トイレに行くたびに痛いし、立ったり座ったりするのも一苦労。上の子はすぐに抱っこをせがみますし、そのたびに会陰が痛む……。会陰を伸ばすために有効なのは、蹲踞(そんきょ)のポーズ。おすもうさんが土俵でシコを踏む前にしているあの体勢 です。お腹が大きくなっているので倒れそうになる場合はそのままお尻を床につけて、あぐらに似た形で左右の足の裏を合わせるのも有効です。●(2)骨盤体操を行う枚方市の鍼灸接骨院で“お産時間をできる限り少なくする方法”として紹介されているのが骨盤体操。方法は、以下の2通り。【足首回し】足を前に伸ばして座り、大きく円を描くように足首を動かします。ポイントは、足首だけではなく股関節から動いていると意識すること 。5周回したら次は反対に5周。【おしりふりふり体操】四つん這いの姿勢になり、息を吐きながらおしりを左右にふります。右にふっているときは右のおしりをのぞきこむように。左にふっているときは左のおしりをのぞきこむように。ゆっくりと左右5回ずつ行います。●(3)陣痛が来て病院に着いたらとにかく歩く第一子出産時は、陣痛から出産まで数十時間。でも第二子出産時は、陣痛から出産まで2時間。私の2回の出産経験で違ったのは、陣痛が来てから行った病院での運動量 です。2人目の出産のときは、陣痛の合間にベッドの周りをぐるぐる。陣痛が来て立っていられなくなったらベッドに寝込む。遠のいたらまたベッドの周りを歩く。我慢できなくなるまで続けていたら、すぐにお産でした。「陣痛の合間に動くと赤ちゃんが下に降りてくる」ということを聞くことがあると思いますが、これはかなり効果があったと実感しています。●みんなは安産のために何をしてる? ママたちが実践した安産のコツ上記は私が試していた方法ですが、他のママたちはどんな安産のための方法を試しているのでしょうか。ミキハウス子育て総研の調査によると、・塩分を控える、カロリーを控えるなどの食事制限・ウォーキング、エクササイズなどの運動・出産時のイメージトレーニングなどをはじめとして、・呼吸法の練習・クラシックやソフロロジーなどの気分が落ち着く音楽を聞く・拭き掃除などの家事をがんばった・草むしりやトイレ掃除などを行ったなど、気持ちを落ち着かせたり、いつもよりも家事の行動量を増やしたりといったことをしているようです。●2人目の出産は上の子の試練の時! 成長した顔が見られる一度経験していても、出産前はやっぱり怖いですよね。上の子のことも心配だし、今から生まれてくる赤ちゃんが元気に生まれてくるかどうかも心配。ママは気になることでいっぱいです。2人目の出産は、上の子にとっては初めての試練 です。きっとさみしいし戸惑うし、不安にもなるけど、それでも少したくましくなった姿を見ることができます。あまり無理はせず、できることからはじめてみてください。【参考リンク】・出産準備 | レディース鍼灸リブレ()●ライター/マフィー(ママライター)
2016年04月04日妊娠初期の胸の張りってなに?生理時に、人によっては胸の張りを感じることがありますが、妊娠初期にも同じように胸が張ることがあります。生理が予定日通り来ておらず、胸の張りが続いているようであれば、妊娠初期にみられる胸の張りである可能性があります。・胸全体が張った感じがする・胸にチリチリ、ムズムズといった感覚がある・乳首の周りに違和感を感じる・乳首が衣服などに触れると痛みを感じる・乳首や乳房にかゆみを感じる妊娠時の胸の張りは生理時に感じられるものより強い傾向がありますが、(削除)ほとんど感じられない場合もあります。また、1人目の妊娠と2人目の妊娠とで症状の度合いが異なることもあり、症状のあらわれ方にはかなり個人差があります。妊娠初期に胸の張りを感じる時期とは胸の張りは、早い人であれば着床後すぐの妊娠0週目(生理予定日の1週間前)頃から感じることもあるようです。症状は妊娠初期の間しばらく続き、つわりが軽くなると同時に症状が落ち着く人が多いと言われています。妊娠後期でも出産に向けて再び胸の張りが感じられるようになりますが、妊娠期間中ずっと胸の張りが続くという人もいます。妊娠初期に胸が張る原因妊娠初期の胸の張りには、さまざまなホルモンの活動が影響しています。妊娠初期には子宮の発達を促すために卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌されます。この卵胞ホルモンには乳腺組織や乳管を活性化させる作用があり、これが胸の張りを生じさせます。加えて、基礎体温を高め子宮内膜を維持するために黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されますが、黄体ホルモンにも乳腺組織を活性化させる作用があり、この時卵胞ホルモンのほうが相対的に黄体ホルモンより過剰に分泌された際に、張りや痛みを感じる原因になるといわれています。妊娠初期に胸が張ったら注意すること妊娠初期に起こる胸の痛みは、妊娠のために必要な身体の変化の一環として生じるものであり、その症状が続くことで別の疾患や病気を引き起こす心配はありません。ただし、胸の張り以外にしこりを発見したり、乳首から出血がみられたりするような場合は、乳腺症や乳腺線維腺腫、乳ガンなど別の要因が考えられます。速やかに産婦人科を受診しましょう。妊娠初期に胸の張りを感じた時の、予防と対策妊娠初期の胸の張りを予防する方法は特にありませんが、症状がストレスになってママとお腹の赤ちゃんにストレスがかかる可能性も考慮し、不快な症状を緩和させられるように対策をしましょう。・アンダーウェア、下着胸や肌への刺激が少ないものを選びましょう。なるべく締め付け感が少ないもの、ワイヤー素材のないものやマタニティ専用ブラジャーなどがおすすめです。・胸の保湿ケア胸周りの肌の乾燥が、かゆみや痛みなどとなって症状を悪化させてしまう可能性があります。肌の状態に合わせ、お風呂上がりにボディ用の保湿クリームを塗るとよいでしょう。・入浴時の洗い方乳房や乳頭部分はデリケートであり、刺激を与えると胸の痛みをさらに強くしてしまう可能性もあります。お風呂で胸を洗う際には、柔らかめのタオルか手で軽く洗うようにしましょう。・胸を温めすぎない妊娠中の身体は温めることをおすすめしますが、胸の張りがつらいときは入浴時のお風呂の温度をぬるめにし、胸を温めすぎないようにしましょう。痛みが強すぎる場合は冷たいタオルなどで胸全体をアイシングすると痛みが和らぎますが、必要以上に冷やすことは血流を滞らせる原因となるため、状態をみながら行いましょう。
2016年04月04日妊娠を心待ちにしている女性ほど、毎月の体調の些細な変化には敏感になるものです。いつもよりも生理が遅れることで妊娠に気づく傾向がありますが、より早い段階で妊娠の兆候に気づく人もいます。精子と卵子が受精し受精卵となり着床すると、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンの分泌がはじまります。これは妊娠すると初めて分泌されるホルモンで、その後妊娠を維持していくためにとても重要なものです。妊娠黄体を刺激して、エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)などの女性ホルモンの分泌を促進します。このホルモン分泌が起こることで、妊娠超初期でも妊娠の兆候に気づくことがあります。たとえば、熱っぽい、体がだるい、異様な眠気を感じるなどが症状のひとつと言われています。ただし妊娠超初期の兆候にはあくまでも個人差があり、一般的に生理開始前の症状や風邪の初期症状と似ているものが多く、非常に気づきにくいとされています。その時は気づかなくても、後日になって「あれがそうだったのかも?」と思い返す人がほとんどのようです。(※1)妊娠超初期はいつからいつまでを指すの? そもそも妊娠週数は、最終月経が開始した日を妊娠0週0日目と数えますが、この段階では妊娠はしていません。ここから2週目、生理予定日の14日前あたりに排卵が起こり、この頃に受精すると受精卵が誕生します。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら、4~5日かけて卵管を通り、子宮に向かっていきます。子宮に到着した受精卵が着床に成功し、無事に妊娠が成立した時点で妊娠3週目で、本来ならば生理予定日にあたるのが妊娠4週目です。妊娠検査薬で妊娠判定が明らかになるのは生理予定日から一週間後です。妊娠している場合は妊娠5週目以降となりますが、生理予定日当日から使用できる早期妊娠検査薬もあります。妊娠0~4週目までの時期は妊娠超初期にあたります。妊娠検査薬が使える時期より前に感じる小さな体の変化については、妊娠超初期症状に相当します。(※2)(※3)妊娠超初期各兆候が現れる時期とは実際には妊娠0~2週目まではまだ受精卵が出現していないため、妊娠超初期症状が現れるのは、卵子が着床するとhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分泌がはじまる3週目から4週目あたりとなります。妊娠すると、女性の体の中では、受精卵を育てていくためにホルモンの分泌が急激に増加します。その体内のホルモンバランスが変化することにより、妊娠超初期でもいつもと違った体調の変化を感じることがあると言われています。超初期各兆候について妊娠超初期の兆候には個人差がありますが、体調の変化として自覚できる人の場合、次のような症状がみられます。・微熱、熱っぽさ(基礎体温が高いままである)・体のだるさ・ぼーっとするなどのだるさ・倦怠感・強い眠気・乳房の張りや痛み・出血(着床出血)・下腹部のチクチクした痛み・腰痛・頭痛・ニオイに敏感になる・吐き気・便秘・下痢・イライラしたり、涙もろくなったりなど情緒不安定になる・トイレが近くなる(頻尿)・喉の渇きこれらは、いずれも女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)が、妊娠を継続するために急激に増加しているために起こると考えられています。また妊娠判定については、妊娠検査薬や早期妊娠検査薬が使える生理予定日~1週間後以降であり、妊娠週数でいうと5週目以降が正確であると覚えておきましょう。(※1)
2016年04月04日体のだるさや眠気などの倦怠感、頭痛や腹痛、微熱、鼻水などは風邪に似た症状は、妊娠している場合は妊娠の兆候として表れます。症状の現れ方や症状の強さなどは個人差がありますが、妊娠の可能性があるタイミングで風邪のような症状を感じたら、妊娠検査薬でのセルフチェックや、産婦人科への受診を検討しましょう。ただし妊娠検査薬で妊娠判定が明らかになるのは生理予定日から一週間後です。妊娠している場合は妊娠5週目以降となりますが、生理予定日当日から使用できる早期妊娠検査薬もあるため、併せて検討しましょう。妊娠超初期の兆候が、風邪のような症状と似ている?妊娠超初期に風邪のような症状が出るのには、妊娠にともなうホルモンバランスの変化や自律神経の乱れが関係しているからと言われています。とくに妊娠超初期にはプロゲステロン(黄体ホルモン)の増加により高温期が続く状態になり、これが熱っぽさを感じる原因になります。また、ホルモンバランスの変化が免疫力の低下をもたらし、鼻水や鼻づまりが引き起こされることもあります。生理前にイライラしたり、頭痛や眠気を感じるPMS(月経前症候群)がありますが、このPMSも妊娠超初期の症状と同様に増加したプロゲステロンが作用して諸症状を引き起こしています。PMSの症状を経験したことがある人はそのイメージを想像してみると分かりやすいでしょう。妊娠初期症状と風邪を見分けるときのポイント妊娠初期症状と風邪の症状には、さまざまな違いがあります。・妊娠初期症状と風邪に共通してみられる主な症状→微熱、熱っぽさ(基礎体温が高いままである)→体のだるさ→ぼーっとするなどのだるさ→倦怠感→強い眠気→頭痛→腰痛→寒気→鼻水、鼻づまり→喉の渇き→下痢・妊娠初期症状のみにみられる主な症状→乳房の張りや痛み→出血(着床出血)→下腹部のチクチクした痛み→ニオイに敏感になる→便秘→下痢→イライラしたり、涙もろくなったりなど情緒不安定になる→トイレが近くなる(頻尿)・風邪のみにみられる主な症状→発熱→喉の痛みや咳風邪はウイルスが原因で発症するので、ウイルスのはたらきを抑制したり体内の免疫機能が働いたりするために発熱したり、喉の炎症による痛みや咳が現れたりしますが、これらは妊娠初期症状では発症しません。もうひとつの見分け方として、基礎体温を付けている人であれば体温の変化を見てみるのもよいでしょう。低体温期に入っているはずなのに微熱状態が続くようであれば、妊娠の可能性が考えられます。 妊娠超初期に風邪薬を飲んでもいいの?ママとお腹の赤ちゃんをつなぐ胎盤がまだない妊娠超初期から妊娠初期にかけては、赤ちゃんの体を流れる血液はママの血液と同じです。ママが薬を飲んだ際に血液中にある薬の成分も赤ちゃんの体内をめぐることになりますが、一般的に市販されている市販薬を用法・用量どおりに短期間服用した程度であれば、お腹の赤ちゃんの成長へ影響を及ぼすことはありません。期間に関しては、薬の説明書に記載されている「その薬を服用して症状が治まらなければ病院へ」と書かれている期間を目安にしてください(通常は3日程度)。また過去の様々なデータから、薬の成分の影響によって赤ちゃんが奇形になったり、妊娠に影響が出たりする例は極めてまれだと考えられています。とくに、妊娠4週未満の時期はまだ細胞分裂が始まったばかりで胎児の器官形成が行われていないので、妊娠初期に薬を飲んだことで懸念されるような奇形への影響はほぼないと考えられます。ただし、ぜんそく治療薬やニキビ治療薬などの一部には残留性のある成分が含まれている薬があります。持病を持つ人の場合、医師から処方されている薬を服薬している場合は注意が必要ですので、妊娠の前に必ず主治医に相談しましょう。妊娠4週〜7週目の時期はお腹の赤ちゃんの器官が形成され始める時期で、ママが摂取する栄養や薬が赤ちゃんにもっとも影響しやすい頃でもあります。妊娠4週目は、妊娠していなければちょうど生理予定日前後となりますが、生理が来ないまま風邪のような症状が続いているようであれば、風邪薬を飲む前に妊娠の可能性を考えて産婦人科を受診するほうがよいでしょう。妊娠超初期に風邪を引いたら?妊娠期間中、とくに妊娠4週未満も含め妊娠初期は免疫力も低下するため風邪をひきやすくなります。実際に風邪をひいてしまったことに気づいたら、身体を温めて十分な休養をとりましょう。平常時であっても、風邪を早く治すにはしっかり睡眠を取ることが大切ですが、これは妊娠期間中も同じことです。風邪の症状があまりに強い場合は、肺炎や気管支炎といった合併症を起こしたり、体力の低下にともないインフルエンザなどのほかの感染症を患う恐れもあり、お腹の赤ちゃんへの影響も懸念されます。その場合は病院の受診が必要になりますが、まずはかかりつけの産婦人科に相談し、そのまま産婦人科にかかるか内科(症状によっては耳鼻咽喉科など)に行くべきかの判断を仰ぎましょう。産婦人科以外の科にかかる場合には、妊娠中でも診察してもらえるかどうかを事前に確認しておきましょう。おすすめアプリ情報「eggs LAB」(PR)「eggs LAB」は専門医師が妊活/生理・排卵管理を教えてくれるアプリです。専門医師のロジックで、予測が難しい生理不順の人も排卵日・生理日を%で表示!より高確率なあなたの「排卵日(妊娠しやすい日)」「次回生理日」がわかります。カラダの変化から妊活まで、女性の毎日の生活をやさしくサポートしてくれます。ぜひインストールしてみてください。 「eggs LAB」をインストール
2016年04月04日妊娠超初期症状って何が起きるの?女性の体は、毎月の生理など、1ヶ月の間でも様々な体調の変化が起こります。しかし、妊娠超初期症状は自覚はなく、妊娠2ヶ月、3ヶ月と年月を重ね、妊娠超初期をすぎると、お腹の中で赤ちゃんを育てる環境を作り、赤ちゃんを成長させていくために、ママの体内は劇的に変化していきます。妊娠が確認できるのは、妊娠検査薬が使える生理予定日から1週間後以降が目安です。それ以前に感じる体の変化や兆候は、妊娠超初期を示す症状です。受精卵が着床すると、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンの分泌がはじまり、プロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンの分泌が急激に増加します。この体内のホルモン分泌の変化によって、妊娠超初期でも妊娠の兆候に気づくことがあります。ただし、あくまでも個人差があり、その症状の多くは生理前や風邪の初期症状に似ているため、実際にはなかなか気づきにくいものとされています。妊娠超初期症状がないっておかしいこと? 妊娠を示す超初期の症状については、自覚として感じられないことが多くあります。ママ自身が妊娠の可能性に気づきにくい時期であることや、風邪や生理痛などの症状に似ており見逃しやすいことなどが原因です。また、妊娠初期に多くのママに現れるつわりでも、およそ5人に1人は症状を感じずに妊娠中期に入ることもあり、妊娠超初期症状がなくても、つわりなどの症状の現れ方に個人差があっても、お腹の赤ちゃんの発育に問題があるわけではありません。とは言え、妊娠した全てのママに必ず起きる妊娠兆候は月経(生理)の停止です。これがなかった場合は、そもそも妊娠していない可能性があります。妊娠超初期の各症状について妊娠超初期の症状には個人差がありますが、多くは次のような症状がみられます。・微熱っぽい女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)が、妊娠を継続させるために体温を上昇させます。基礎体温が高いままの状態が3週間ほど続いた場合、妊娠の可能性が高いと考えられます。・体のだるさ、倦怠感プロゲステロンの分泌によって普段よりも体温が高いため、体が熱っぽかったり、だるさを感じることがあります。・ひどい眠気体内のホルモンバランスの変化によって心体が疲れやすくなり、強い眠気を感じることがあります。・乳房の張りや痛みプロゲステロンの影響で、乳房に張りを感じたり、乳首が敏感になり痛みを感じたりすることがあります。・生理とは違う少量の出血受精卵が子宮に着床するとき、母体側の子宮内膜に接触し子宮内膜側を溶かして深く侵入していくことで、月経とは違った少量の出血があることがあります。・下腹部のチクチクした痛み・足の付根・恥骨あたりの痛み赤ちゃんが成長しやすいように、子宮はどんどん大きくなっていきます。そのため子宮への血流が増し、その違和感が下腹部痛として現れることがあります。また、産道を広げる準備として骨盤周辺のじん帯が緩み、足の付け根や恥骨が圧迫されて痛みを感じるケースもあります。その他、おりものの増加、肌荒れ、腰痛、ニオイに敏感になる、便秘や下痢、頭痛、情緒不安定、頻尿、喉の渇きなどの症状も見られることがあります。これらは、いずれも女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)が、妊娠を継続するために急激に増加しているために起こるとされています。生理前との違いと、見分け方妊娠初期症状の多くを引き起こしているプロゲステロン(黄体ホルモン)は、通常の生理周期中においても、排卵以降の黄体期から月経期にかけて約2週間の間に増加します。そのため、生理前の症状と、妊娠超初期症状はとても似ていて見分けにくいとされています。いつもよりもそれらの症状が重く感じられる場合や、症状が3週間以上続いている場合は妊娠超初期症状と考えられます。気になる症状が長く続く場合は、産婦人科を受診すると安心でしょう。 妊娠検査薬と、結果の見分け方妊娠の可能性を感じたら、自分で確認する方法として妊娠検査薬があります。妊娠検査薬は、妊娠すると分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが尿内にどのくらい含まれているかで判定できるキットで、一般の薬局やドラッグストアで購入することが可能です。妊娠検査薬は種類の違いにより検査できる時期が異なります。・一般的な妊娠検査薬一般の薬局やドラッグストアで手に入る妊娠検査薬で、日本国内で主に販売されているものです。す。尿に含まれるhCGの濃度が50mIU/mL以上になると陽性反応が出る仕組みで、生理予定日の一週間後から検査することができます。正しく使用すれば99%以上という高い精度を保っていますが、生理予定日を間違えていたり、正しい手順で検査しなかった場合、また尿がひどくにごっていたり異物や血液が混じっている場合は、正確に判定できないこともあります。・早期妊娠検査薬海外から輸入されたり、インターネットで購入したりできることが多いもので、一般的な妊娠検査薬よりも早い時期に使うことができます。hCGの検出基準値は25mIU/mLの物が多く、生理予定日の当日から検査可能です。通常の検査薬同様、生理予定日を間違えていたり、正しい手順で検査しなかった場合、また尿がひどくにごっていたり異物や血液が混じっている場合は、正確に判定できないこともあります。いずれの妊娠検査薬も、紙コップに尿をとって検査薬を浸すか、数秒間直接尿をかけて検査します。その後、水平な場所に検査薬を置き、1~3分待ちます。詳しい使い方はメーカーや商品によって異なるので、付属の説明書を参照しましょう。陽性のラインが出たら「妊娠」、陰性反応が出た場合は「この時点では妊娠していない」という意味です。早すぎる段階での使用では、妊娠していても陽性反応が出ないことがあるので注意しましょう。また陽性反応が出ても、受精卵が着床したばかりで不安定な時期であることに変わりはありません。着床が継続できずに流産する可能性や、子宮外妊娠(異所性妊娠)など異常妊娠の可能性もあります。陽性反応が出た場合は早めに産婦人科を受診しましょう。
2016年04月04日生理(月経)は一定間隔をもって周期的に訪れる現象ですが、妊娠すると、妊娠を維持するために、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが妊娠初期の、受精直後から分泌され、妊娠黄体を刺激し、エストロゲン、プロゲステロンを作らせ、妊娠が継続するため、予定日に生理はおこりません。hCGの分泌は15週に胎盤が完成すると、プロゲステロンを作る場所が胎盤に移行し、妊娠黄体を刺激する必要がなくなるため、徐々に減少していきます。妊娠は、最後に生理があった期間の初日を妊娠0週0日(0w0d)と数えます。なので、妊娠1日目(0w1d)は生理の2日目という事になります。その後、7日で1週、そして4週を1カ月としてカウントします。hCGによって妊娠を継続できている場合、4週に予定されていた生理は来ません。生理が1週間遅れたというタイミングは既に妊娠5週(5w0d)になります。妊娠の初期には、胎児にとって特に大切な中枢神経系や心臓の形成が開始されます。大切な妊娠初期を見逃さないためにも、普段から自分の生理周期を把握しておくことが大切です。みんなどうだった? 妊娠初期の「生理」の体験談・妊娠しているのを知らなくて4歳の上の子を毎日抱いていた。出血があり、生理も遅れていたので受診したら切迫流産だった。妊娠してるかもと思ったら早目に受診したほうが良い。無理をしないのも大切だと思う。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日貧血とは、血液の成分のうち、赤血球に含まれているヘモグロビンが不足する症状。妊娠すると、母体の体重が増加し、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まった状態になり、貧血のように見えるわけです。血液が薄まるのは妊婦の生理的現象ですが、妊娠中期になると、身体はさらに血液量を増加させるため、鉄欠乏性貧血を発症する方も多いです。鉄欠乏性貧血になると、疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛といった症状があらわれます。発症した場合、鉄剤が処方されます。この時は、鉄分の吸収を阻害するタンニンの含まれる紅茶などの摂りすぎにも注意しましょう。みんなどうだった? 妊娠中期の「貧血」の予防法、体験談・貧血気味だったので、鉄分の入ったウエハースを食べていました。(28歳)・鉄分が足りなくて貧血を起こし、倒れたことかあるので、あさりや小魚をよく食べるように気をつけました。(32歳)・ごまや魚類、乳製品を貧血防止とカルシウムを摂るために食べていました。(39歳)・貧血に良いと言われたので、しじみとひじきを食べるように心がけました。(36歳)・貧血なので、チーズ、ほうれんそうなどを気をつけて食べていました。(39歳)・貧血予防のためにナッツ類をよく食べました。(32歳)・貧血検査で引っ掛かった為、のり類を食べるようにしました。(25歳)・バナナ、プルーンを便秘予防と貧血予防のために妊娠中は積極的にとるようにしていました。(40歳)・バランスと健康を意識して野菜を食べるようにしていたのと、貧血気味だったので鉄分の多いものも意識して食べました。(28歳)・妊娠中期から軽い貧血になったため、ひじき、ほうれん草、あさり、小松菜、赤身の牛肉など鉄分の多い食品をとるよう心がけました。(28歳)・血液検査の結果、貧血気味でした。レバーは食べられなかったので、ひじきとホウレン草を沢山食べました。(24歳)・鉄分が不足して貧血気味だったので、ひじきを食べるようにしました。摂りすぎはいけないとのことだったので、ほどほどの量を心がけました。(27歳)・レバーが苦手なので、貧血対策にプルーンを食べました。(32歳)・貧血気味だったので、プルーン、ひじきで鉄分を意識して摂るようにしていました。(30歳)・妊娠する前から貧血気味で数値も良くなかったので、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草などを意識して食べるように気をつけました。(27歳)・貧血になってしまったのですが、レバーを食べると吐くので、ほうれん草、小松菜、貝類といった他の食品で鉄分を摂取しようと積極的に食べました。(36歳)・貧血防止のために、鉄分たっぷりの鶏レバーをよく食べるようにしていました。(29歳)・貧血気味だったので、手軽に栄養バランスを補える雑穀米に切り替えました。(30歳)・貧血気味だったので、ほうれん草より鉄分が多いと言われる小松菜を食べていました。(30歳)・病院で貧血と言われ、マタニティー雑誌に鉄分が多く含まれると書いてあった小松菜を食べるようしました。(30歳)・貧血がひどく、鉄分を取るように言われて鉄分入りのチーズを食べるようにしました。(29歳)・貧血気味で、鉄分補給に納豆がいいと聞いたので妊娠中はよく食べるよう意識しました。(34歳)・貧血予防に良いと聞いて、納豆を気をつけて食べるようにしました。おかげで、出産まで貧血になりませんでした。(26歳)・貧血予防に、大量に作って冷凍できるひじきを食べました。(32歳)・いい病院ではありましたが、貧血気味という診断で「鉄剤を出しましょう」とか、じんましんがひどかった時「塗り薬を出しましょう」と言ったのに、お会計時に出なかったりということが結構あり、困りました。・妊婦にはカフェインと貧血がよくないと思い、紅茶を控えました。(29歳)・サプリで葉酸と鉄を摂りました。葉酸は赤ちゃんを作るのに必要だから。鉄は貧血防止のために摂っていました。(32歳)・たんぱく質と鉄分が含まれている食べ物を心がけました。栄養をバランスよくとらなきゃと思っていました。鉄分は貧血なので摂るようにしていました。(28歳)・妊婦健診で貧血と診察され、鉄分が多いひじきやほうれん草を意識して食べました。(30歳)・ほうれん草は妊婦に必要な葉酸が含まれているため、ひじきは貧血防止のため、頑張って食べていました。(23歳)・貧血気味だったので、プルーン、ひじきで鉄分を意識して摂るようにしていました。(30歳)・貧血があったので、鉄分摂取の為と便秘改善の為にプルーンとヨーグルトを食べるようにしていました。(29歳)・仕事が大変だったので一日分の鉄分が入ったヨーグルト飲料を貧血で倒れないように摂っていました。(22歳)・妊婦になる前は海藻類は食べなかったのですが、貧血があったので、海藻類とほうれん草など鉄分豊富な食品をとるようにしていました。(27歳)・病院で勧められた根菜類、貧血気味の為にレバーやほうれん草等の鉄分の多いもの、冷え性解消の為に生姜茶を妊娠中は気をつけて食べたり飲んだりしていました。(40歳)・カルシウムを補うために煮干を、貧血だったので鉄分を補うために豚レバーを食べました。(32歳)・貧血からくる、動悸や息切れの症状はかなりつらいので、鉄分をマメにとったほうがいいと思います。・妊娠中、貧血があり、鉄剤を処方されていましたが、仕事の朝礼中は、めまいがし立っている事がつらく休憩室で休む事が多くありました。鉄剤だけでは症状が良くなる事はないので、食事で摂るように心がけていました。・2人目妊娠時、自覚症状はなかったものの酷い貧血で、鉄剤を処方されました。飲み薬が全く合わず、注射にしてもらいました。ちょっとでも気になったことがあれば、どんどん先生に尋ねると良いと思います。 ・2人とも妊娠中は貧血で鉄剤が処方された。もっと鉄分の多い食材を摂ってればよかった。・妊娠中はかなりの貧血に悩みました。でも産院で処方される薬はドラックストアで買うより格安で安心でした。とりあえず症状を自覚したら、かかりつけの医師に、体調に合わせて欲しい薬をお願いすると、大概の症状に合った薬を処方してもらえました。・サプリメントが嫌いで栄養には気を使っていたのですが、健診でよく貧血だと言われました。妊婦だとサプリメントを上手に利用した方がいいかもしれません。・軽い貧血があったのですが、病院から貰った貧血用の薬を飲み、水分はなるべくタンニンを含まないモノをとり、牛乳を鉄分・葉酸入りのものに変えました。直ぐに治りました。・つわりがひどかったので、胃薬や貧血の薬を処方してもらいちゃんと飲んだら結構良くなったので、先生や看護士さんにしっかり相談するといいと思う。・妊婦の時、特にサプリメントは摂りませんでしたが、貧血予防のために鉄分の多いものを意識して食べていました。(31歳)・仕事をしていたので、身体にいいおやつ、例えばひじきせんべいや小魚などをいつもそばにおいて、こまめに食べながら貧血予防していました。・貧血予防にサプリメントはかかせなかった。・肌のキレイな子が産まれると聞いて、「りんご」か「プルーン」を毎日食べました。おかげで鉄分も取れ、貧血予防にもなりました。(30歳)・妊娠6ヶ月頃から、貧血予防にひじき、便秘予防にプルーンを食べていました。(34歳)・妊娠初期の2ヶ月から3ヶ月頃は疲れやすいので毎晩黒酢を飲んでいました。現在、7ヶ月ですが、便秘と貧血予防にきなこ牛乳やヨーグルトを摂取しています。(33歳)・妊婦の時、赤ちゃんの体に悪いとされるものは、ほぼ我慢し、飲み物も麦茶を中心に温かくして飲み、根菜類や小松菜、ほうれん草などを貧血予防に食べた。お菓子類は、お餅類などを食べた。(28歳)・安定期を過ぎてから貧血予防の為に極力レバニラ炒めやもずくなどを食べていました。葉酸のタブレットは妊娠前から毎日飲んでました。(27歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日こんにちは、ママライターのfurahaです。妊娠中は控えたほうが良いとされている、タバコ、アルコール、カフェイン。タバコやアルコールは、低出生体重児や胎児アルコール症候群を招く危険性があり、明らかに胎児に害があることがわかっています。その一方で、カフェインが胎児に及ぼす影響に関してはまだ研究中で諸説あり、どのような影響があるのかよく知らない妊婦さんも多いのではないでしょうか?また、タバコやアルコールのように完全にやめないといけないというわけではなく、カフェインは少量であれば問題ないという考え方もあります。そんな妊婦さんが知っておくべきカフェイン情報、そして妊婦さんに人気のハーブティーについて紹介します。●妊娠中にカフェインを控えないといけない理由なぜ妊婦さんがカフェイン摂取量に気を付けないといけないかというと、カフェインは胎盤を簡単に通過してママから胎児へ送られてしまうから 。胎児は代謝能力が低いため、カフェインをうまく分解して排出することができず、体の中にどんどんカフェインが蓄積されて血中濃度が高くなってしまいます。また、カフェインには血管を収縮させ胎盤への血流を減らしてしまう作用があるため、胎児へ酸素や栄養が十分に送られなくなる危険性も。さらに、利尿作用もあるので、妊娠期間に必要とされているカルシウムや鉄分を尿として排出し吸収を妨げる働きもあります。これらは既に研究でも証明されていることで、妊娠期のカフェイン摂取に関しては世界中で研究が行われています。アメリカの産科学と婦人科学の専門誌『American Journal of Obstetrics and Gynecology』では、『流産の危険性は毎日のカフェイン摂取量に比例すること。1日に200mg以上のカフェインを摂取する女性は、全くカフェインを取らない女性に比べ、流産の確率が2倍になる』と発表されています。また、イギリスのレスター大学が行った研究でも、カフェイン摂取量が1日100mg以下の妊婦さんと比較し、低出生体重児の子どもが生まれるリスクが、100mg~199mg摂取の人で20%、200mg~299mg摂取の人で40%、300mg以上摂取で50%高くなる、という結果が出ています。研究によってどれくらいの摂取量をよしとするかに多少の違いはあるようですが、少なくとも、カフェインは胎児の発達障害や低体重を招き、害があることは確か !妊婦さんはできるだけとらない方がいいということがわかります。●妊娠中も少量のカフェインであればOK!とはいうものの、カフェインを含むコーヒーや紅茶が好きでリフレッシュするために飲んでいる、という女性は多いと思います。妊娠を機にそれらを完全に断つというのは、ストレスの原因にもなりかねないので、コーヒーや紅茶がどうしても飲みたいという妊婦さんは摂取量に気を付けましょう 。妊婦さんの1日のカフェイン摂取量は、WHOでは300mgまで 、ヨーロッパやアメリカでは200mgまで にしたほうがいいとされています。1日200mgまでの場合、目安としてはコーヒー1〜2杯程度。日本では明確な基準はありませんが、コーヒーであれば1日1杯、多くても2杯程度にとどめるように推める産科医が多いようです。また、コーヒー・紅茶に比べて含有量は少ないですが、緑茶・ウーロン茶にもカフェインは含まれています。水分補給をする際も、緑茶・ウーロン茶ではなく麦茶を飲むほうがいいでしょう。カフェインを気にせずコーヒーや紅茶を飲みたいという方には、デカフェ やノンカフェイン のものがおすすめです。●妊娠中・授乳中はハーブティーにも注意が必要!カフェインを気にせずお茶を飲めるということで、ハーブティーを妊娠中に好んで飲む方も多いと思います。香りもよくリラックスできるハーブティーですが、実はハーブティーにも妊婦さんに向かないものがある ので、種類を選んで飲むようにしましょう。●妊娠中は飲まないほうがいいハーブ・セントジョーンズワート・セージ・ハイビスカス・フェンネル・レモングラス・サフラン・アロエ・ハトムギ・ジャスミン・カモミール・ラベンダー他にも妊娠中に避けるべきハーブはたくさんありますが、なじみのあるハーブで注意したいものをピックアップしました。上記ハーブの多くは子宮を収縮させたり子宮を刺激する作用があるため、妊娠中は飲まないようにしましょう。また、ラベンダーのように神経系に作用を及ぼすハーブも妊娠中は避けたほうがいいと言われています。上記全てではありませんが、ほとんどのものは授乳中も避けたほうがいいとされているハーブなので、妊娠中だけでなく出産後もハーブティーを飲む際は気を付けたいところです。●妊娠中に飲み過ぎないほうがいいハーブ●ローズヒップビタミンCを多く含み、疲労回復や美肌作用で知られているローズヒップですが、多量に摂取すると下痢症状 を起こすことがあります。●ペパーミント消化不良や吐き気を解消してくれるので、つわり症状を和らげてくれる反面、子宮の筋肉を収縮させる 作用もあるため、妊娠中の過剰摂取は避けましょう。●ショウガつわりを解消したり、代謝をよくしてくれるショウガ。しかし、ドライジンジャーを摂取し過ぎると消化器官へ悪影響を及ぼしたり、低血糖になる可能性 があります。●妊娠中でも飲めるハーブ●ルイボスティー妊娠中に不足しがちなミネラルが豊富に含まれており、血行促進、便秘解消、美肌作用などがあります。妊娠中から授乳中まで飲むことができるハーブです 。ただし、飲み過ぎると下痢症状がでる場合もあるので、注意をしましょう。●ダンディライオンルート利尿作用によるむくみ予防、便秘解消、さらに母乳の出もよくしてくれるので、妊娠中だけでなく授乳中にもおすすめのハーブ 。タンポポコーヒーとしても知られています。●ラズベリーリーフ(飲んでいいのは妊娠後期から)陣痛を和らげ子宮の動きを滑らかにしてくれるため、臨月の妊婦さんにおすすめのハーブ。母乳分泌を良くし、母体回復にも良いとされているので、産後にもおすすめのハーブです。ただし、子宮をけいれんさせる作用もあるため、妊娠初期や胎児が安定していない時期には飲まないほうがいいとされています。飲む時期に注意しましょう 。----------こうみると、なじみのあるハーブでも実は妊娠中は適さないものが意外に多いことがわかります。アメリカやイギリスでは、必要がない限り妊娠中のハーブ摂取は推奨されていないくらい、ハーブは種類や摂取量によっては胎児や母体の健康に悪影響になりかねないことも覚えておきましょう。【参考リンク】・Maternal caffeine intake during pregnancy and risk of fetal growth restriction: a large prospective observational study()●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)
2016年04月03日こんにちは、ママライターのみいゆです。妊娠は病気ではないと言われますが、人によってはつわりがひどかったり体調が思わしくなかったりと、さまざまな症状が表れます。特に仕事をしている方にとって、妊娠が分かった場合、 「職場にはいつ言おう」「つわりがひどいときはどうしよう」などいろいろと心配事があるのではないでしょうか。今回は女性が妊娠が分かってからの職場での振る舞い方や行動についてご紹介していきましょう。●プレママが仕事をするうえでの心構え4つ●(1)できれば早く妊娠の報告をする妊娠初期は流産するかもしれないというのが一番気がかりですね。そのため職場への報告は安定期を迎えてから、という方もいらっしゃいます。妊娠前とさほど体調の変化も少なく普通に仕事ができる方もいれば、妊娠が分かったくらいからつわりがひどく、以前のように仕事をスムーズにできなくなる方もいます。自分ではコントロールできないため、つわりがピークを迎える妊娠3か月くらいまでには、上司にだけ報告する などしてアピールしておくのも大切なことです。●(2)やれる仕事をきちんとこなす国が定めた労働基準法第六五条に『妊娠中の軽易業務への転換』という法律があります。もし妊娠中の女性が請求した場合においては、他の軽易な業務に転換させなければならないという決まりです。特に普段は力仕事をしている場合ですと体に負担がかかりますので、座ってできるような軽作業に変更を申し出ることができますね。しかし、妊娠してるからといっていつでも優遇されていては周りの目も気になるところ。今までやっていた仕事にできないものが出てきたら、代わりにできる仕事を率先して探してやりましょう 。そうすれば、具合が悪くて早退やお休みしてしまったときでも、周りの人から不満が出ることはまずないでしょう。●(3)適度に動くことを心がけるいつも座っている仕事やいつも立っている仕事をしていませんか。以前は気にならなかった体勢でも、妊娠してお腹がふくらみはじめると体のあらゆる場所に負担がかかってきます。ここは意識して一時間ごとに座ったり立ったりするなど、適度に体を動かしましょう 。筆者は妊娠中デスクワークをしていて、忙しいのをいいことに長時間座って仕事をしていました。やっと終わったと思って急に立ち上がるとめまいとフラつきで倒れそうに。冬の寒い時期もあって足元はかなり冷えていました。今考えると危険ですので、必ず時間を決めて動くことををオススメします。●(4)効率よく仕事をするクセをつけよう妊娠前は残業をして終わらせたかった仕事も妊娠するとそうもいきません。妊娠しながらのフルタイムの仕事は、自分では気にしていなくても体をとても酷使しているのです。きっと、以前よりも帰宅してからどっと疲れがあふれ出ることがあるでしょう。これが毎日続くと体が悲鳴をあげますし、お腹の赤ちゃんにもあまり良い影響を与えかねません。できれば残業をしないような仕事のやり方 を考えましょう。明日に持ち越せるものは今日は潔く諦める、常に時間を気にしながら、「これをやったら次はあれに取り掛かろう!」など計画を立てながらやると良いですね。効率よくやることにデメリットはありませんし、むしろメリハリがつくことによって、仕事に対する姿勢も良いものに変わっていきます。----------いかがでしょうか。妊娠すると思わぬアクシデントもあるかもしれません。経験していないと妊娠中の女性の体にどんな症状があるかはあまり理解されないものです。そんなときでも気持ちよく仕事をするには、周りの上司や同僚との兼ね合い が大切です。体調の良いときはできることを見つける、体調不良のときは潔く休養を取ること。育児休暇を取る場合、復帰後のことを考えるとなおさらですね。まずは元気な赤ちゃんを産めるように、仕事でムダなストレスをためないよう妊娠期間を乗り越えましょう。●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年03月25日こんにちは!ママライターのなかやまあぽろです。先日娘の1歳の誕生日を無事に迎え、そのせいか最近はよく妊娠中のことを思い出します。わたしはいわゆる“食べづわり”でした。なにか食べていないと気持ち悪いという症状が妊娠初期にあり、 朝から晩まで食べもののことで頭がいっぱいで、仕事中はこっそりグミなどを食べてしのいだ思い出があります。妊娠中期になれば治まるのかなと思っていましたが、それ以上続き、体重が2週間で4kgも増加 してしまい、産科医に注意された苦い思い出も。そうかといって食事の量を減らしても、赤ちゃんに影響が出るのでは……と、悩む日々が続きました。同じような経験をされている方も多いのではないでしょうか。今回は厚生労働省のデータを参考に、妊娠中のヘルシーな栄養のとり方をご紹介したいと思います。●ポイントは、主食・主菜・副菜が整った食事をとること!厚生労働省の日本人の食事摂取基準によると、非妊娠時の1日に必要なエネルギーは約2,000kcalであるとされています。妊娠初期はそれにプラス50kcal、中期は250kcal、後期に入るとなんと450kcalも余分に摂取するのが望ましいそうです。だからといって、あれこれ好きなものだけ食べる、というのはNGです。食べたものは血液と一緒に赤ちゃんに送られる ので、あまりにも高カロリー、高タンパクであるものは考えものです。ヘルシーかつ必要な栄養をとるポイントは、主食・主菜・副菜というベースがきちんと整った食事をとること。これに気を付けていれば、自然とバランスよく妊娠中に必要な栄養がとれるとされています。●ヘルシーで栄養をバランスよくとるためのポイント7つ●(1)主菜でしっかりタンパク質を!赤ちゃんの血液や筋肉の発達に必要なのがタンパク質です。主菜としてオススメなのが、タンパク質が多く含まれている肉や魚 です。特に牛肉や豚肉はヒレ、鶏肉はささみ、魚は白身のほうが脂肪分が少ないので、より安心ですね。●(2)エネルギー源の主食はしっかりとる体を動かすエネルギー源として必要なのが炭水化物です。パンや麺類に比べ、ごはんは塩分が少ないのでごはんを基本とした献立を立てるとよいでしょう。●(3)塩分・脂肪分・糖分のとり過ぎには注意!甘いものや脂っこいもの、しょっぱいものがどうしても欲しくなるころ。でも肥満やトラブルになる原因なので、とり過ぎには十分注意を!特に塩分のとり過ぎは、塩分を代謝する腎臓の働きに影響し妊娠高血圧症候群のリスクが高まる ので、一日の塩分量を意識することがポイントです。●(4)葉酸は妊婦さんの心強い味方“葉酸”と聞くと、赤ちゃんの障害のリスクを下げることができるという認識をしている方が多いのではないでしょうか。実はそれ以外にも、ママの貧血や動脈硬化の予防になる という働きも報告されています。ほうれん草やブロッコリー、納豆にも豊富に含まれているので、サラダや副菜としてもとり入れやすいですね。●(5)カルシウムや鉄をたっぷり含んだ食材を選んで年輩の方から、「出産すると歯が1本抜ける」という言葉を一度は聞いたことがありませんか?妊娠中にママが摂取した栄養の中で、特に赤ちゃん優先に使われるのがカルシウムや鉄です。乳製品や牛肉の赤身、レバーや青菜を積極的にとり、ママ自身もしっかり補うようにしましょう!●(6)ビタミン・ミネラル・食物繊維も忘れないで妊娠中はホルモンの影響や赤ちゃんの成長に合わせて子宮がどんどん大きくなり、腸の働きが低下し便秘になってしまう ことも。根菜や昆布などの海藻類は食物繊維がたっぷりなのでオススメ。また、野菜や果物もバランスよくとり入れて、ビタミンとミネラルも補いましょう。●(7)水分補給を心がけてへその緒を通じて赤ちゃんへ栄養や酸素を送るのは、ママの血液。水分を意識してとらないと、血流がスムーズにいかないこともあるそう。こまめにしっかりとって、血液の循環をよくすることを心がけましょう。目安は1日1~1.5Lとされています。----------妊娠中のママの体は絶えず変化し、さまざまな症状やリスクと向き合わなければいけません。現代のわたしたちの生活では、一食で全てをバランスよくとはなかなか難しいのかもしれませんが、一日三食のバランスを考えることは難しくありません。健康な妊婦生活が送れるように、ヘルシーかつ必要な栄養がしっかりとれるような食事を心がけてくださいね!【参考文献】・『妊娠生活2013ー2014 初めての妊娠、出産、産後まで。この1冊があれば安心!』おはよう奥さん編集部・編集●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年03月23日【ママからのご相談】現在妊娠3か月です。待望の妊娠がわかって大喜びしているのですが、まだ体に大きな変化はなく、少しでも妊婦さんらしいことをしたいなーと考えています。そこでスーパーのマタニティコーナーに行ってみたところ、いろいろな種類のマタニティグッズがあったのですが、どれを買えばいいのか、何が必要なのかわからず何も購入できていません。マタニティ用の下着や腹帯、マタニティウェアなどはどんなものを選べばいいのでしょうか。●A. 長いようで短い妊婦生活。マタニティグッズは、なるべく産後も使えるものを選ぶようにしましょう。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。まだまだ見た目ではわからない妊娠初期でも、マタニティグッズを買ったり身に着けたりしていると「妊婦さんになれたんだ」と晴れやかな気持ちになることができますね。しかし、妊娠期間は長いようでとても短い一時的なもの。せっかくなら、産後も長く使えるものを選んで、良い買い物をしたいですね。また、モノを増やしたくない妊婦さんは家の中にあるものでマタニティグッズを代用することをおすすめします。●マタニティグッズってどんなものがあるの?●マタニティインナーマタニティ用のブラジャーやショーツ、肌着など。ブラジャー、ショーツともに妊娠するとサイズが変わるので購入する妊婦さんも多い です。ブラジャーは、ノンワイヤーで締め付けないタイプのものや授乳ができるものもあります。ショーツは、大きくなったおなかを包むタイプのもので、ヒップのサイズも妊婦さん仕様になっています。ブラジャーとショーツがセット売りになっているものもあります。●腹帯おなかを保温したり、おなかを支えたりしてくれます。おなかを下から支えて腰に巻き付けるベルトタイプや腹巻タイプもあります。保温目的として妊娠初期から着用する妊婦さんもいますが、妊娠5か月で戌の日の祝いのタイミングから着用することも多いようです。ベルトタイプのものは、骨盤の動きを制限することで腰痛や尿漏れへの対策もすることができます。産後の骨盤ダイエットと兼用できるタイプのものもあります 。●マタニティウェア妊婦さん用のアパレル用品。ゆったりとしたデザインで授乳ができるタイプのものも多く売られています。●先輩ママのマタニティグッズ体験談3つ●マタニティグッズを多くそろえた結果、タンスの肥やしに『マタニティグッズは結構そろえていました。マタニティ用のブラジャーは妊娠がわかってすぐから使用しました。妊娠中ずっとおっぱいが張って痛かったので妊娠前のブラジャーはつけられませんでした。ショーツもおなかを包んでくれるタイプのものを買いましたが、臨月のころには破れてしまっていました。マタニティウェアはズボンを中心に買っていました。妊婦さん用なだけあって履き心地はよく、産まれる直前までボトムスには困りませんでしたが、産後は使っていません 。次の妊娠の予定もなくタンスの肥やしになっているので誰かにあげようかな、と考えています』(30代/男の子ママ)●ほとんど買わなかった『わたしはマタニティ関連のグッズはほとんど買っていません。妊娠生活に使っていたマタニティグッズは産婦人科に入院準備として用意するよう言われていたマタニティ用のパジャマとサイズに合わせたブラトップだけ。パジャマは妊娠中も楽な格好で寝られて、産後も授乳できるパジャマは大活躍でした。ブラジャーは産後も授乳で使えそうなブラトップを数枚買って、それをしばらく着用しています。お洋服も長めのワンピースやトップスで十分だったので妊婦用は買いませんでした。ボトムスは総ゴムのものを履いたりヘアゴムを通して自分でウェストを延長させたりして、なんとか乗り切りました 。腹帯関係は買わず、手持ちの毛糸のパンツをはいていました』(30代/女の子ママ)●必要に応じて購入『マタニティインナーはブラジャーのみ購入。産後も使おうと授乳できるタイプのものをしてましたが、産後はまたサイズが変わってしまい、結局買いなおしました。腹帯は腹巻タイプのものとベルトタイプのもの両方持っています。1人目のときは腹巻タイプのものしか買わなかったのですが、2人目妊娠時腰痛がひどかったのでベルトタイプのものを購入。マタニティウェアは高価なので買わないつもりでしたが、1人目の時妊娠前の服をムリして着ていたらおなかの部分が伸びてしまって結局産後着られなくなってしまったので、妊娠期間中用の安い洋服を何着か買って、それをローテーションで着ていました 』(20代/男の子2人のママ)●マタニティグッズの必要性はママによって異なるいかがでしたか?マタニティグッズは、ママの体型や体調の変化、価値観によって必要・不必要なものが決まります。ぜひご自身の生活にプラスになるものを選んで、快適なマタニティライフをお過ごしくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年03月21日【ママからのご相談】妊婦健診で妊娠糖尿病の診断が出てしまいました!妊娠がわかってからは、普段以上に栄養面や体重管理に気を付けていただけにとてもショックです。これからどんなことに注意して過ごせばいいのでしょうか?●A. 基本は今の生活のままでOK! 食事制限はかえってNG!齋藤惠です。ご相談ありがとうございます。相談者さまは妊娠糖尿病とのことですが、ご相談を伺う限りでは特別に不規則な生活をしているわけではないようですね。そうであれば、今の生活スタイルを無理して見直す必要はないと思います。一般の糖尿病と妊娠糖尿病は別物 ですので、自己判断で食事制限などをしてしまうのはかえって赤ちゃんにとって良くないですよ。●妊娠糖尿病とは?日本産科婦人科学会のホームページによると、妊娠糖尿病とは**********『妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合や、妊娠中に“明らかな糖尿病”と診断された場合は妊娠糖尿病には含めませんが、これらは妊娠糖尿病より重度の状態ですので、血糖をより厳密に管理する必要があります。また妊娠前に糖尿病と診断されている場合は、血糖を十分管理した上で計画的に妊娠することが、健康な赤ちゃんを産むために非常に大切です』**********と記してあります。この文章からも、やはり妊娠糖尿病は一般の糖尿病とは違う状態だということがわかります。必要以上に重く捉えないようにしましょう。●妊娠糖尿病のリスクは?念のため、上記ホームページで挙げられている、妊娠糖尿病と診断された場合に想定される合併症のリスク を紹介しておきます。**********お母さん:妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症、腎症など赤ちゃん:流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、胎児死亡など**********繰り返しになりますが、これらの合併症は妊娠糖尿病と診断された場合、その症状がきわめて重大であれば起こり得るものです。妊娠糖尿病と診断されたからといって、「流産や胎児死亡の可能性が高くなってしまった!」などと心配しストレス抱えてはいけません。上記のリスクを防ぐために定期的に健診を受けているのです。主治医の指示に従って、治療や正しい生活改善を行うことが大切です。●どんな治療法があるの?まずは食事療法を行うのが一般的です。妊娠するとつわりからくる偏食などが原因で食生活が普段以上に乱れていることが懸念されます。その際には病院から栄養に関する指導を受ける必要があります。特に妊娠後期になってくると、へその緒を通じてママから赤ちゃんへ直接栄養を届けなければいけませんので、バランスの良い食事を摂ることが重要になってきます。しかし、食生活に問題がない場合や見直しても改善が見られない場合には、インスリン注射を行います。この注射は皮下注射なので赤ちゃんに影響を及ぼすものではありません 。インスリンが効きすぎて低血糖になってしまわないように注意しながら、毎日決められた量を投与していきます。●間違った情報に振り回されないで!妊娠糖尿病と診断されたら、第一に病院や主治医からのアドバイスを最優先に受けてください。巷にあふれる情報の中には、「炭水化物を抜くと血糖値が下がる」など間違ったものが数多くみられます。大切な赤ちゃんを守るため、ママが率先して情報を集めたくなる気持ちは当然ですが、それらが誤った情報であっても誰も責任をとってくれません。「どうにかしなきゃ!」と精神的にストレスを抱えてしまっては赤ちゃんにも負担になります ので、ゆったり構えて必要な治療を淡々と行うようにしましょう。【参考リンク】・妊娠糖尿病 | 日本産科婦人科学会()●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)
2016年03月21日【女性からのご相談】現在妊娠しており、もうすぐ妊娠5か月になります。つわりはおさまり、体調はだいぶ安定してきました。私が住んでいる市では、妊婦の歯科検診が公費で受けられるようなのですが、やはり受けておくべきでしょうか?妊娠中ではありますが、 フルタイムで仕事をしているためなかなか時間がとれず、どうしても優先順位が下がってしまいます。●A. 妊娠中の歯茎トラブルは早産につながることも。ぜひ歯科検診へ!こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。このたびは妊娠おめでとうございます。フルタイムでお仕事をしていらっしゃるためスケジュールの調整が難しいかもしれませんが、ぜひとも歯科検診を受けていただきたいと思います。なぜなら、妊娠と歯茎トラブルは一見何の関係もないように思えますが、実は早産や低出生体重児を産むリスクにつながることもある からです。●妊娠中に起こる口腔環境の変化4つ妊婦さんの口の中の環境は、妊娠をしていないときと比べ大きく変わっています。助産師であるSOLANINさんの著書『最強母乳外来 ママをたすける実践編!』では、次のような変化があると記されています。●(1)歯周病菌が増える妊娠すると増える女性ホルモンは、歯周病菌の好物でもあるため、妊婦さんの口の中には歯周病菌が増えます 。それにより歯茎がはれたり出血しやすくなったりします。●(2)だ液の分泌量が減るだ液の量が減り、口の中が乾きやすくなります。●(3)だ液の酸を中和する力が落ちる妊娠中は口の中が酸性のままの状態になりやすいです。さらにつわりで歯磨きが十分にできなかったり、食事回数が増えたりすることもあるため、虫歯のリスクが上がります 。●(4)歯肉の免疫力が低下する体だけでなく歯肉も免疫力が低下するため、歯周病菌や虫歯菌に攻撃されやすくなります。----------思った以上に口の中のトラブルに見舞われやすいことがわかりますよね。実は私も第一子妊娠中に歯科検診を受けたところ、生まれて初めての虫歯が見つかり、がっかりした経験があります。●重い歯周病は、早産や低出生体重児が産まれる原因に妊婦さんが歯周病を重症化させてしまうと、そうでない妊婦さんよりも早産や低出生体重児を産むリスクが何と5.9倍も高くなる といわれています。口の中に歯周病菌が増えると免疫のバランスが崩れ、血液中に『サイトカイン 』という物質が放出されるようになります。このサイトカインが増えるにつれ、子宮が収縮しやすくなり、早産などの原因となるわけです。----------いかがでしたか?妊娠中の歯科検診、お腹の赤ちゃんのためにも大切だということがわかっていただけたのではないでしょうか。受診のタイミングとしては、つわりがおさまった妊娠4か月ごろがおすすめです。妊娠後期になるとお腹が大きくなるので、診察の際あおむけになると苦しくなったり気分が悪くなったりする可能性があります。もし治療が必要であればそれまでに完了できるといいですね。【参考文献】・『最強母乳外来 ママをたすける実践編!』SOLANIN・著●ライター/aco(フリーライター)
2016年03月19日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々