なので、適当なホテルを見つけたらホテルのフロントで直談判。「カードは使えないけど、(正規料金は高すぎるから)WEB料金で泊まらせてくれ!先に全額キャッシュで払うから!お願いします!」といった具合に(笑)。
そして、そんな私を受け入れてくれたのが「Mantra City Central(マントラ・シティ・セントラル)」だったんです。神!
それはそれは素晴らしいホテルでした♡
「マントラ・シティ・セントラル」は私たちにとってパーフェクトなホテルでした。インテリアはクリーン。メルボルンのど真ん中に位置していて、買い物もしやすいし、駅も近いし、どこにでも行きやすい、至極便利。結果オーライ♡(笑)
部屋のカギを開けるとまず階段になっていて、そんな冒険感が子どもたちは楽しかったみたい。荷物を持って上がるのはまあまあ大変だったけど(笑)。
安心したのも束の間、長男に魔の手が……
翌日の目的地はブライトンビーチ。子どもたちとも「絶対に行こうね」って話していた場所です。
朝早く起きてカフェに2軒寄り、日本から持参したスケボーを持って、サングラスもかけて、イケイケだったはずの長男……の体調が、電車の中で急変!
パッと見たら、もう様子がおかしい!口は不自然に開いていて、顔は土気色、体は硬直、白目。触るとびっくりするくらい熱くて、いわゆる熱性痙攣という症状でした。私は軽くパニック。慌てて彼を抱きかかえて電車を降りました。
動揺する私を助けてくれたのは、たまたま近くにいた地元のおばさま。すぐに救急センターに電話してくれて、体温、脈、呼吸の状態まで的確に報告、3分後には駅のホームまで病院の担架が迎えに来てくれました。医療関係者だったのかな。ありがたすぎました……。
そう、オーストラリアの人は、本当に優しい。
「メルボルン ロイヤル・チルドレン・ホスピタル」へ
救急車での移動中、長男の意識は少しずつはっきりし始めました。よかった……。生きた心地がしないとは、まさにこのこと。なんなんだこの旅は……とハプニング体質である自分を恨みつつ、到着したのは「The Royal Children’s Hospital(メルボルン ロイヤル・チルドレン・ホスピタル)」。最初はICUのようなところに入れられました。
ここは子ども専門の大きな大きな病院で、通院&入院する子どもたちを楽しませる仕掛けだらけ。