子育て情報『脳性麻痺とは?どんな症状なの?いつ分かるの?治療方法はあるの?など徹底解説します!』

2017年1月31日 08:30

脳性麻痺とは?どんな症状なの?いつ分かるの?治療方法はあるの?など徹底解説します!

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参考書籍:Alfred L. Scherzer/原著編著、今川忠男/監訳『脳性まひ児の早期治療第2版[原著第3版]』(株式会社医学書院、2004年)52ページ


脳性麻痺の治療・療育にはどんなものがあるの?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10154000944

脳性麻痺は、すでに生じてしまった脳の損傷が原因でさまざまな症状があらわれます。残念ながら現時点の医療技術では脳の損傷そのものを治すことを望めません。そこで、あらわれている症状を緩和もしくは改善することや、運動機能を獲得するための治療が行われます。具体的な治療方法をみていきましょう。

脳性麻痺の治療としては、リハビリテーションセンター病院や、リハビリ科のある病院で治療が行われることが多いです。ご紹介するサイトでは、リハビリ科の専門医やリハビリ科医師のいる施設を探せるようですので参考にしてください。

http://www.jarm.or.jp/civic/
参考リンク:公益社団法人日本リハビリテーション医学会

ここでは、脳性麻痺に実施される代表的なリハビリテーションをいくつかご紹介します。ご紹介しているように、脳性麻痺の症状や程度は個人で大きく異なりますので、治療も一人ひとりに合わせて進めていきます。


〇理学療法:理学療法は運動療法と物理療法をあわせて行います。運動療法では、運動や姿勢の障害を改善させるために、さまざまな種類の運動をします。物理療法では、電気刺激やマッサージ、温めたりすることで痛みを軽くします。

〇作業療法:理学療法で改善されてすでに獲得しているスキルを、日常活動や仕事で生かせるように作業活動を通じて訓練します。たとえば、理学療法で肩関節の可動域を改善させたとします。作業療法では、獲得した可動域を最大限に有効に使えるように、実際の作業を通じて実用性を高めるようにします。

〇言語聴覚療法:脳性麻痺で話すことが難しかったり、聞くことに障害があったり、ものをうまく飲み込めないなどの場合に、発声訓練や、飲み込む訓練などが行われます。具体的な方法などは関連記事を参考にしてください。


〇装具療法:関節を固定させて保持することで、歩くことを手助けすることや、運動機能を向上させるために行われる療法です。

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