2017年7月25日 14:00
我が家は自閉率100%!同じ障害を持っているからこその家庭円満
機械を扱うことが好きな彼は、全日制の工業高校を卒業し、一般就職で技術職として就職して今年で3年目。高校時代から現在に至るまで無遅刻無欠席で通っています。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272000902
一方、長男とは対照的にいつもニコニコ笑顔が絶えず、転がしておけばいつの間にか寝ているような「手のかからないイイ子」だった次男くん。
彼は、泣くことはほとんどなく、どんなに刺激を与えても反応がほとんどない子どもでした。
寝返りもはいはいもせず、1歳までで猫ママが目撃した寝返りは2回だけ。
かわいいものが大好きで、大きなぬいぐるみや女の子のおもちゃを欲しがるような子供で、穏やかでのんびり屋さんな印象でした。
しかしその反面、3歳から始めた習い事で逸脱した能力を発揮し、現在はその特技を生かして進学した高校で1年生時からチームを引っ張って活躍中。
高学年になっても前転も駆け足とびもできず、今でもサッカーボールから逃げることしか頭にない彼が「スポーツ」の分野で全国区での活躍を見せていることに関しては、担当医を含めた療育者全員の長年の謎になっています。
明るく朗らかで、クラスのムードメーカーでもある次男。ニックネームを呼ばれては女子に手を振り、級長や委員長を歴任しながら、校内放送で自身のコーナーを持ってお悩み相談なんかを開いてしまう社交的で穏やかな印象ですが、統合失調症を併せ持つ彼の世界観は独特です。芸術面での評価も高く、かわいらしいお花畑で大きな目玉が牙を剥くような独創的な絵を描きます。
私立高校に進学したため、障害に対するサポートは珍しくない環境で過ごしており、ルールにこだわる彼らしく、決められたことはこだわりで切り抜けてくれています。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021000833
そして、6年生になった三男くんは、いかにも末っ子の天真爛漫な男の子。
言葉の発達が遅く、3歳時の発達検査での能力が境界線を下回り、1年生まで言語療法に通いました。
感覚過敏が強く、水などの日常生活で発生する匂いでさえ吐いてしまう…。音にも敏感で、炒め物をするときの「ジャー!!」という音でパニックを起こしてしまい、人ごみに出ると耳を塞ぎました。