2017年6月15日 20:10
低身長とは?子どもの身長が伸びる仕組みって? 低身長の基準、原因、治療方法を詳しく解説します!
などと不安に感じる親御さんもいるかもしれません。成長ホルモン治療に使われる注射はペン型で操作しやすいものですし、針も非常に短くて細いものを使用します。注射をする箇所は臀部や太腿などです。
病院でも医師や看護師が使い方を丁寧に教えてくれるので、過度に心配になる必要はありません。
成長ホルモン治療は、取り入れてすぐに効果が出るようなものではありません。治療開始時にどのくらい骨が成熟しているかにもよりますが、基本的には数年を見越した長期的な治療となります。
骨端線が閉じて骨が完全に大人の骨になると、いくら成長ホルモンを補っても骨の伸びにはつながりません。定期的な病院での検査で、大人の骨になったという結果が出ると、成長ホルモン治療は終了となります。
成長ホルモン治療は長期間の治療であることに加え、毎回注射でホルモン剤を打つということは子どもにとってストレスになる可能性があります。そのため、治療の継続には周りの大人のサポートが必要不可欠になってきます。
注射を打つ必要性を理解するには難しいような低年齢の子どもには眠った後に注射をしてみる、低身長への自覚・治療の理解ができる年頃の子どもには、注射が寝る前の習慣になるように声をかけてみるなど、さまざまな工夫で子どもをサポートしている親御さんもいるようです。治療を計画通りに進めることはもちろん大切ですが、子どもに無理をさせたり、ひどく不安を与えたりしないように寄り添いながら治療と向き合っていきましょう。
成長ホルモン治療を考えている、または治療が決まった親御さんの中には治療による副作用が心配な方もいるかもしれません。
成長ホルモン治療で使うホルモン剤は、もともと人間の体内で分泌される成長ホルモンと同じものを人工合成してつくっています。そのため副作用はほとんどないと言われています。
まれに、治療を開始した初めごろに頭痛を訴えたり、骨や関節に軽い痛みを感じたりするケースもありますが、多くが一時的なものであると言われているので特に心配する必要はないと言われています。
成長ホルモン治療は在宅治療が中心となりますが、定期的な検査の受診は必須です。定期的に専門家に診てもらうことで、万が一副作用かも?と思った時も的確なアドバイスを得ることができます。
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とびた整形外科・内科クリニック
低身長の治療費用・保険適用についてご紹介!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038019662
低身長を治療していくにあたり、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。