子育て情報『社会福祉士になるには?資格の取り方、就職先、仕事内容などを紹介します!』

2018年7月7日 10:00

社会福祉士になるには?資格の取り方、就職先、仕事内容などを紹介します!


社会福祉士の資格取得試験

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10387001036

社会福祉士の資格・試験について詳しく見ていきましょう。

まず、社会福祉士の資格は名称独占の国家資格ですので、国家試験に合格する必要があります。名称独占というのは、資格を得た人のみが肩書きとして名乗れるタイプの資格です。つまり社会福祉士の資格を取った人だけが、社会福祉士を名乗れるということです。

社会福祉士国家資格試験は筆記形式で年1回(例年1月の下旬)実施され、出願は9月ころから始まります。出題範囲は相談援助や制度についてなど合計19科目になります。

試験の合格率の推移や、受験者の属性を見てみましょう。平成30年に実施された第30回社会福祉士国家試験を受験した4万3,937人のうち、合格者数は1万3,288人でした。
合格率は約25%〜30%程度で、受験者の3分の1程度が男性、3分の2程度が女性となっており、20代の受験生とそれ以外の世代の受験生で約半数ずつとなっています。

今では、20万人以上の方が、試験を合格し社会福祉士の資格を持っています。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000196349.html
出典:厚生労働省「第30回社会福祉士国家試験合格発表」


社会福祉士国家試験の受験資格

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社会福祉士国家試験を受けるためには、法律に定められた受験資格を満たす必要があります。

受験資格取得のルートは、学ぶ場所や履修科目、実務経験など以下の4項目の組み合わせによって12種類あります。

・福祉系大学・福祉系専門学校履修科目
・一般大学履修科目
・実務経験
・社会福祉主事養成機関

福祉系大学などで4年間学び、18の指定科目を履修した場合、そのまま受験資格を得られます。その他どんな教育機関で学んだか、指定科目・基礎科目の履修状況、実務経験の長さなどによって、養成施設に通う必要の有無や学ぶ期間が決まります。養成施設は短期: 6ヶ月以上、一般: 1年以上に分かれ、通信課程のところも多いようです。

実務経験のみで教育機関での指定科目・基礎科目の履修がない場合も、更生相談所などの指定機関での実務経験が4年以上あれば、一般養成施設を経て受験資格を得ることが可能です。

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