子育て情報『1歳半健診で発達の遅れが気になったら?経過観察と言われたらどうする?発達障害の可能性も?相談できる専門機関や発達支援を紹介』

2021年3月5日 10:00

1歳半健診で発達の遅れが気になったら?経過観察と言われたらどうする?発達障害の可能性も?相談できる専門機関や発達支援を紹介

具体的には、アイコンタクト、呼名反応、模倣(大人の動作を真似るなど)、注意喚起(親の注意を自分にひきつける)、共同注意(親の視線を目で追ったり、自分の興味あるものを指さしで親に伝えるなど)、見立て遊びが増えるなどの順を追って、社会性やことばを獲得していく時期です。もちろん個人差はありますが、1歳半健診は、コミュニケーションの取り方や遊びの性質、対人関係、ことばの状態など、子どもの発達を確認するのにふさわしいタイミングといえます。

そして、ことばの遅れやコミュニケーション困難などの子どもの特性や、子どもを取り巻く環境などにも注目しながら、早期の発見、支援および健康な生活習慣の獲得につなげていくことも1歳半健診の大きな意義であり、目的なのです。
健診後のフォローアップがきちんとなされているか、その現状や評価を行っている自治体も増えてきています。1歳半健診が、支援が必要な子どもを把握する場としてだけでなく、適切かつ継続性のある支援を行うために活用されていくといいですね。

https://www.ncchd.go.jp/center/activity/kokoro_jigyo/guide.pdf
参考:乳幼児健康診査事業実践ガイド | 国立研究開発法人国立成育医療研究センター(平成30年3月)

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